JP2008099089A - カラー画像処理方法、カラー画像処理装置及びカラー画像処理プログラム - Google Patents

カラー画像処理方法、カラー画像処理装置及びカラー画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カラー色材の使用量を低減すること。
【解決手段】Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データの、無彩色成分α全部、及び無彩色成分以外の成分βの少なくとも一部をBlackの色成分に置き換えることにより、Yellow、Magenta、Cyanのうち一或いは二の色成分と、Blackの色成分とから構成されるカラー画像データを生成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、色成分を置き換えてカラー画像データを生成するカラー画像処理方法、カラー画像処理装置及びカラー画像処理プログラムに関するものである。
トナーやインク等の色材を用いてシート上にカラー画像を形成する画像形成装置では、R(Red)、G(Green)、B(Blue)で表現されるカラー画像を、Y(Yellow)、M(Magenta)、C(Cyan)のカラー色材とBk(Black)の色材を用いてシート上に形成している。
このようにカラー画像をシート上に形成する場合、カラー画像データをR・G・BデータからY・M・C・Bkデータに変換する必要がある。R・G・BデータからY・M・C・Bkデータに変換するに当たり、まずR・G・BデータからY・M・Cデータへの3次元色変換を行う。そしてY・M・Cデータのうち無彩色成分(グレー成分)についてはその一部或いは全部を黒成分に置き換える下色除去(UCR:Under Color Removal)処理がよく行われる(特許文献1参照)。
UCR処理を行うことにより、カラー色材の使用量を低減することが出来る。また、一般にY色材、M色材、C色材の混色によりグレーを再現するよりもBk色材で再現する方が画質が向上することから、UCR処理を行うことにより画質の向上も図ることができる。
特開平5−207276号公報
しかし、一般的なUCR処理においてカラー色材の使用量をどれだけ低減されるかはカラー画像の種類によって異なるため、カラー色材の使用量を十分に低減させたいユーザーにとって一般的なUCR処理は必ずしも十分なものではなかった。
従って、本発明の目的は、カラー色材の使用量をより低減出来るカラー画像処理方法、カラー画像処理装置、及びカラー画像処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明に係るカラー画像処理方法は、
Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データの、無彩色成分の全部、及び無彩色成分以外の成分の少なくとも一部をBlackの色成分に置き換えることにより、Yellow、Magenta、Cyanのうち一或いは二の色成分と、Blackの色成分とから構成されるカラー画像データを生成することを特徴とするものである。
また、本発明に係るカラー画像処理方法は、
Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データの無彩色成分をBlackの色成分に置き換える第1ステップと、
Yellow、Magenta、Cyanのうち、前記無彩色成分がBlackの色成分に置き換えられた後に残存する一或いは二の色成分について、少なくとも一部の成分をBlackの色成分に置き換える第2ステップと、
を有することを特徴とするものである。
また、本発明に係るカラー画像処理装置は、
Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データの無彩色成分をBlackの色成分に置き換える第一の画像データ変換部と、
Yellow、Magenta、Cyanのうち、前記無彩色成分がBlackの色成分に置き換えられた後に残存する一或いは二の色成分について、少なくとも一部の成分をBlackの色成分に置き換える第二の画像データ変換部と、
を有することを特徴とするものである。
また、本発明に係るカラー画像処理プログラムは、
カラー画像処理装置にカラー画像データの処理を実行させるカラー画像処理プログラムであって、
Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データの無彩色成分をBlackの色成分に置き換える第1ステップと、
Yellow、Magenta、Cyanのうち、前記無彩色成分がBlackの色成分に置き換えられた後に残存する一或いは二の色成分について、少なくとも一部の成分をBlackの色成分に置き換える第2ステップと、
を前記カラー画像処理装置に実行させることを特徴とするものである。
本発明に係るカラー画像形成方法、カラー画像処理装置、カラー画像処理プログラムによれば、カラー色材の使用量を従来のUCR処理に比べてより低減することが出来る。
図1はカラー画像形成装置の内部構成を示す中央断面図である。
カラー画像処理装置として機能するカラー画像形成装置1は、中間転写ベルト50を有するタンデム形式のカラー画像形成装置である。
両面原稿自動送り装置10の原稿給紙台aにセットされた原稿は、各種ローラによって画像読取部30に向けて搬送される。
カラー画像形成装置1は、下部に複数の記録材収納部20を有する。記録材収納部20の上方には画像形成部40と中間転写ベルト50が設置されており、装置本体の上部には画像読取部30が設置されている。
記録材収納部20は、装置前面側(図1における紙面手前側)に引き出し可能となっている。複数の記録材収納部20には記録材として白紙等の標準紙がサイズによって分けられて収納されている。手差部21にはOHPシート等の特殊紙がセットされる。
画像形成部40は、Y、M、C、Kの各色のトナー像を形成するための4組の画像形成エンジン400Y、400M、400C及び400Kを有している。画像形成エンジン400Y、400M、400C、400Kは、この順で上から下方向に直線状に配列されており、各々同じ構成となっている。イエロー色用の画像形成エンジン400Yを例にとって構成を説明すると、画像形成エンジン400Yは反時計方向に回転する感光体410、スコロトロン帯電器420、露光装置430および現像器440を有する。
クリーニング部450は、感光体410の最下部に対向した領域を含んで配置されている。
装置本体の中央部に位置する中間転写ベルト50は無端状であり、所定の体積抵抗率を有する。一次転写電極510は、中間転写ベルト50を挟んで感光体410と対向する位置に設置されている。
次にカラー画像を形成するカラー画像形成方法を説明する。
感光体410は、メインモータ(図示せず)により回転駆動され、スコロトロン帯電器420の放電により負極性に帯電される(例えば−800V)。次に、露光装置430により感光体410上に画像情報に応じた光書込がなされて静電潜像が形成される。形成された静電潜像が現像器440を通過すると、現像器内で負極性に帯電されたトナーが負極性現像バイアスの印加により潜像画像の部分に付着し、感光体410上にトナー像が形成される。形成されたトナー像は、感光体410に圧着する中間転写ベルト50へ転写される。転写後に感光体410上に残留したトナーはクリーニング部450により清掃される。画像形成エンジン400Y、400M、400C及び400K各々で形成されたトナー像が中間転写ベルト50に重畳して転写されることにより、中間転写ベルト50上にカラー画像が形成される。記録材Pは記録材収納部20により1枚ずつ排出され、レジストローラ60の位置まで搬送される。レジストローラ60により記録材Pの先端が整列された後、記録材Pは中間転写ベルト50上のトナー像と画像位置が一致するタイミングでレジストローラ60より給送される。レジストローラ60により給送された記録材Pは、ガイド板より案内され、中間転写ベルト50及び転写部70により形成された転写ニップ部へ送り込まれる。ローラにより構成される転写部70は記録材Pを中間転写ベルト50側へ押圧している。トナーと逆極性のバイアス(例えば+500V)が転写部70に印加されることにより、静電気力の作用で、中間転写ベルト50上のトナー像が記録材Pへ転写される。記録材Pは、除電針からなる分離装置(図示せず)により除電されて中間転写ベルト50から分離され、加熱ローラ、加圧ローラのローラ対からなる定着部80へ送られる。その結果、トナー像が記録材Pへ定着され、画像形成された記録材Pが装置外へ排出される。
なお、図1で示すカラー画像形成装置は電子写真方式となっているが、電子写真方式以外のどのような画像形成方式(例えばインクジェット式等)であっても構わない。
図2はカラー画像形成装置1の制御系のブロック図である。
算出部、制御部として機能するCPU(Central Processing Unit)101はカラー画像形成装置1全体の動作を制御するものであり、システムバス109を介して、ROM(Read Only Memory)102やRAM(Random Access Memory)103等に接続されている。このCPU101は、ROM102に格納されている各種制御プログラムを読み出してRAM103に展開し、各部の動作を制御する。また、CPU101は、RAM103に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM103に格納するとともに操作表示部105に表示させる。そして、RAM103に格納した処理結果を所定の保存先に保存させる。
ROM102は、プログラムやデータ等を予め記憶しており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。本発明に係るカラー画像処理プログラムはROM102に記憶されており、当該カラー画像処理プログラムによりカラー画像形成装置1が画像形成動作を実行する。
RAM103は、CPU101によって実行される各種制御プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
HDD104は、画像読取部106で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする機能を有する。磁性体を塗布または蒸着した金属のディスクを一定の間隔で何枚も重ね合わせた構造になっており、これをモーターで高速に回転させて磁気ヘッドを近づけてデータを読み書きする。
操作表示部105は各種の設定を可能にするものである。操作表示部105は例えばタッチパネル形式となっており、ユーザーが操作表示部105を通じて入力することによりカラー印刷やモノクロ印刷に関する条件が設定される。また、ネットワーク設定の情報等、各種の情報が操作表示部105に表示される。
画像読取部106は、原稿画像を光学的に読み取って電気信号に変換する。カラー原稿を読み取る場合は一画素当りRGB各10ビットの輝度情報をもつ画像データを生成する。
画像読取部106によって生成された画像データや、カラー画像形成装置1に接続されたPCから送信される画像データは第一の画像データ変換部及び第二の画像データ変換部として機能する画像処理部107によって画像処理される。カラー画像形成装置1でカラー印刷を実行する場合は、画像読取部106等によって生成されたR(Red)・G(Green)・B(Blue)の画像データを画像処理部107における色変換LUTに入力し、R・G・BデータをY(Yellow)・M(Magenta)・C(Cyan)・Bk(Black)の画像データに色変換する。そして、色変換した画像データに対して、階調再現特性の補正を行ったり、濃度補正LUTを参照して網点などのスクリーン処理を行なったり、細線を強調するためのエッジ処理を行ったりする。
画像形成部108は、画像処理部107によって画像処理された画像データを受け取り、シート上に画像を形成する。
図3はプリンタドライバにおける設定画面を示す説明図である。
図3に示す設定画面はカラー画像形成装置1に接続されたPC画面上に表示される。カラー画像形成装置1にプリント動作を実行させる場合、この設定画面を通じて各種の印刷条件が設定可能である。設定画面はタブ形式となっており、「画像品質」のタブを選択すると図3に示すようにカラー選択、カラー設定、解像度等の設定が可能となる。
カラー選択において第1の画像処理モードである「カラー」、第2の画像処理モードである「ドラフトカラー」、第3の画像処理モードである「モノクロ」の3種類の画像処理動作が選択可能である。何れかの画像処理動作が選択されると、選択した信号がCPU101に通知され、CPU101がどのモードにするか切り替える。各モードの画像形成スピード、現像バイアス等はCPU101によって設定される。「カラー」における画像形成スピードは185mm/S(シート搬送速度に関する数値)であり、「ドラフトカラー」における画像形成スピードはが216mm/S(シート搬送速度に関する数値)であり、「モノクロ」における画像形成スピードは230mm/S(シート搬送速度に関する数値)である。「カラー」のモードより「ドラフトカラー」のモードの方が画像形成スピードが速く、「ドラフトカラー」のモードより「モノクロ」のモードの方が画像形成スピードが速い。
「カラー」を選択すると通常のカラー印刷を実行する。「ドラフトカラー」を選択すると色変換において調整がなされ、高濃度の画像を再現する際に通常のカラー印刷よりもトナー使用量が少ないカラー印刷を実行する。つまりカラー画像形成装置1では2つのモードのカラー印刷が選択可能であり、「ドラフトカラー」のカラー印刷では「カラー」のカラー印刷よりトナー使用量が少なく、画像形成スピードが速い。「モノクロ」を選択するとブラックによるモノクロ印刷を実行する。なお、図3のような設定画面をカラー画像形成装置1の操作表示部に表示させてもよい。そのようにすればカラー原稿を複写する場合も同様に「カラー」「ドラフトカラー」等の設定が可能となる。
図3に示す設定画面で、カラー選択における「カラー」を選択した場合に実行されるカラー画像処理方法を図4及び図5を用いて説明する。
図4は「カラー」を選択した場合の色変換動作を説明するフローチャート図であり、図5は画像データに基づくトナー使用量の一例を示す説明図である。
図3に示す設定画面のカラー選択で「カラー」を選択すると、図4に示すフローチャート図のように画像処理部107において色変換が実行される。図4に示すフローチャートに従った動作は、CPU101がROM102に格納されたカラー画像処理プログラムをRAM103に読み出して実行することにより実現されるものである。ここで、最大濃度の黒画像をカラー印刷することを想定した場合、最大でYトナーが100%、Mトナーが100%、Cトナーが100%の合計300%分のトナーを使用することとなる。しかし、本実施形態におけるカラー印刷の最大トナー使用量は、1色の最大トナー使用量の2倍、つまり200%に設定されている。これはカラー画像形成装置1の定着部においてトナー剥離等を起こさず安定してトナーをシート上に定着させるためである。最大トナー使用量を200%に制限するために、以下に詳述するように、本実施形態においては画像処理部107において下色除去(UCR:Under Color Removal)処理を行っている。
図4に示すフローチャート図を説明すると、まず画像処理部107がR・G・Bの色成分から構成されるカラー画像データを取得する(ステップS1)。画像処理部107はR・G・Bの色成分から構成されるカラー画像データを画像読取部106から取得したり、カラー画像形成装置1に接続されたPCから取得したりする。
次に画像形成部108においてカラー印刷を実行するために、一画素毎にR・G・Bの色成分から構成されるカラー画像データからY・M・Cの色成分から構成されるカラー画像データを生成する(第3ステップ)。カラー印刷であるためBkの画像データを0とし、他のY・M・Cの画像データを各々Y=1−B、M=1−G、C=1−Rという式により算出する(ステップS2)。ここで、ある画素について算出したY・M・Cの画像データに基づくトナー使用量が例えば図5(a)に示すような値であるとする。
次に算出したY・M・Cの画像データを加算し、加算した値が2(トナー使用量200%に相当する値)を越えているかどうか判断する(ステップS3)。加算した値が2以下であれば問題なくカラー印刷が実行できるため画像処理部107における色変換動作を終了する。
一方、加算した値が2を越えている場合はトナー使用量が上限を越えているため、Y・M・Cの画像データをBkの画像データに置き換える調整(UCR処理)を行う。図5(a)に示すα(Y、M、Cのうち最も少ない画像データに相当する部分)はカラー画像データの無彩色成分に相当し、図5(a)に示すβはカラー画像データの無彩色成分以外の成分に相当する。UCR処理ではαで示されるカラー画像データの無彩色成分をBkの画像データに置き換える。
まず、Bkの画像データをY、M、Cのうち最も少ない画像データに合わせる(ステップS4)。図5(b)で説明するとY、M、Cのうち最も少ない画像データはCであるため、Bkの画像データをCの画像データに合わせる。
次にもとの各色(Bk以外)の画像データからBkの画像データを引いた値を新たな各色(Bk以外)の画像データとする(ステップS5)。もとの各色の画像データを各々Y、M、Cとし、新たな各色の画像データを各々Y’、M’、C’とすると、新たな各色の画像データをY’=Y−Bk、M’=M−Bk、C’=C−Bkという式により算出する。図5(c)で説明すると、新たなCのトナー使用量は0となり、新たなYとMのトナー使用量はBkのトナー使用量との差分量となる。引かれた各色の画像データを合算するとBk成分になる。従って、これをBkの画像データとしBkのトナーにより再現するようにすれば色再現性に支障は生じない。また、全体としてのトナー使用量を低減させることができ、安定してトナーをシート上に定着させることが出来る。このような処理が画像全体について一画素毎に実行され、「カラー」モードにおけるカラー印刷時に画像全体として見ても総トナー使用量はモノクロ画像形成時におけるトナー使用量の200%以下に低減させることができる。従って、185mm/Sの画像形成スピードで画像形成を行っても定着不良を起こすことなく良好なカラー画像を形成することが出来る。
図4、図5で示したように、α(図5(a)参照)で示されるカラー画像データの無彩色成分をBkの画像データに置き換えるUCR処理によってトナー使用量(カラー色材)の低減させることができるが、更にトナー使用量(カラー色材)の使用量を低減させたい場合もある。そこで「ドラフトカラー」を選択して、カラー画像データにおける無彩色成分以外の成分βもBkの画像データに置き換える調整を行う。この点を以下に説明する。
図3に示す設定画面で、カラー選択における「ドラフトカラー」を選択した場合に実行されるカラー画像処理方法を図6及び図7を用いて説明する。
図6は「ドラフトカラー」を選択した場合の色変換動作を説明するフローチャート図であり、図7は画像データに基づくトナー使用量の一例を示す説明図である。
図3に示す設定画面のカラー選択で「ドラフトカラー」を選択すると、図6に示すフローチャート図のように画像処理部107において色変換が実行される。図6に示すフローチャートに従った動作は、CPU101がROM102に格納されたカラー画像処理プログラムをRAM103に読み出して実行することにより実現されるものである。「ドラフトカラー」におけるカラー印刷の最大トナー使用量は、1色の最大トナー使用量と同量、つまり100%に設定されている。
図6におけるステップS11〜S15は図4におけるステップS1〜S5と同様であり、図7(a)〜(c)は図5(a)〜(c)と同様である。つまり、図6におけるステップS11〜S15では、UCR処理によりαで示されるカラー画像データの無彩色成分をBkの画像データに置き換えられ(第1ステップ)、1画素における最大トナー使用量を1画素における1色の最大トナー使用量の2倍分、つまり200%以下になるように色変換がなされる。
次にY・M・Cの画像データを加算し、加算(合算)した値が所定値である1(トナー使用量100%に相当する値)を越えているかどうか判断する(ステップS16)。Y・M・Cの画像データの加算はCPU101が行う。
加算した値が1以下であれば速い画像形成スピードでカラー印刷が実行できるため画像処理部107における色変換動作を終了する。
一方、加算した値が1を越えている場合はトナー使用量が上限を越えているため更にトナー使用量を低減されるためにY・M・Cの画像データをBkの画像データに置き換える調整を行う。図6におけるステップS11〜S15ではUCR処理によりαで示されるカラー画像データの無彩色成分をBkの画像データに置き換える処理を行ったが、更にβで示される無彩色成分以外の成分もBkの画像データに置き換える調整を行う(ステップS17〜S19である第2ステップ)。
まず、Y、M、Cのうち画像データが0の色がある場合、画像データが0の色とは別の色の画像データのうち小さい方の画像データに合わせる(ステップS17)。例えば、Yの画像データが0である場合、Yの画像データをMとCのうち画像データが小さい方の画像データに合わせる。図7で説明すると、図7(d)に示すようにCの画像データが0であるため、Cの画像データをMの画像データに合わせる。
次にもとのBkの画像データに、Y、M、Cのうち最も小さい画像データを加算した値を新たなBkの画像データとする(ステップS18)。この状態を図7(e)に示す。
そして、もとの各色(Bk以外)の画像データからY、M、Cのうち最も小さい画像データを引いた値を新たな各色(Bk以外)の画像データとする(ステップS19)。もとの各色の画像データを各々Y、M、Cとし、新たな各色の画像データを各々Y’、M’、C’とすると、新たな各色の画像データをY’=Y−min(Y,M,C)、M’=M−min(Y,M,C)、C’=C−min(Y,M,C)という式により算出する。図7(f)で説明すると、新たなCとMのトナー使用量は0となり、新たなYのトナー使用量はCやMのトナー使用量との差分量となる。引かれた画像データ(min(Y,M,C))はBk成分になる。
つまり「ドラフトカラー」を選択すると図7(a)、図7(f)で示されるように、Y、M、Cから構成されるカラー画像データの、無彩色成分α及び無彩色成分以外の成分βがBkの画像データに置き換えられ、Yの色成分とBkの色成分とから構成されるカラー画像データが生成される。このような置き換えを行うことによりトナー使用量(カラー色材)を更に低減でき、安定してトナーをシート上に定着させることが出来る。
また、図8で示すように、図8(c)で示す無彩色成分以外の成分βにおけるMの画像データの1/2だけBkの画像データに置き換えるようにしても良い。つまり図8ではY、M、Cから構成されるカラー画像データの、無彩色成分α及び無彩色成分以外の成分βがBkの画像データに置き換えられ、YとMの二つの色成分とBkの色成分とから構成されるカラー画像データが生成されている。
以上図6〜図8で説明したような方法が画像全体に一画素毎に亘り施されることにより、画像全体の最大トナー使用量を1色の最大トナー使用量と同量、つまり100%以下に抑えたカラー印刷が可能となる。
「カラー」のモードと「ドラフトカラー」のモードを比較すると、両モードともカラー印刷が可能であるが、「ドラフトカラー」のモードを選択することによりトナー使用量(カラー色材)を更に低減できる。またカラーの印刷速度を速めることができ、色再現性に関して著しい支障をきたすことはない。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、本発明は当該実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
カラー画像形成装置の内部構成を示す中央断面図である。 カラー画像形成装置1の制御系のブロック図である。 プリンタドライバにおける設定画面を示す説明図である。 「カラー」を選択した場合の色変換動作を説明するフローチャート図である。 画像データに基づくトナー使用量の一例を示す説明図である。 「ドラフトカラー」を選択した場合の色変換動作を説明するフローチャート図である。 画像データに基づくトナー使用量の一例を示す説明図である。 画像データに基づくトナー使用量の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 カラー画像形成装置
40 画像形成部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
105 操作表示部
106 画像読取部
107 画像処理部
108 画像形成部

Claims (13)

  1. Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データの、無彩色成分の全部、及び無彩色成分以外の成分の少なくとも一部をBlackの色成分に置き換えることにより、Yellow、Magenta、Cyanのうち一或いは二の色成分と、Blackの色成分とから構成されるカラー画像データを生成することを特徴とするカラー画像処理方法。
  2. Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データの無彩色成分をBlackの色成分に置き換える第1ステップと、
    Yellow、Magenta、Cyanのうち、前記無彩色成分がBlackの色成分に置き換えられた後に残存する一或いは二の色成分について、少なくとも一部の成分をBlackの色成分に置き換える第2ステップと、
    を有することを特徴とするカラー画像処理方法。
  3. Yellow、Magenta、Cyanのうち、前記無彩色成分がBlackの色成分に置き換えられた後に残存する一或いは二の色成分の合算値が所定値を超える場合に、前記第2ステップを実行することを特徴とする請求項2に記載のカラー画像処理方法。
  4. 前記第1ステップ及び前記第2ステップを前記カラー画像データの画素毎に実行することを特徴とする請求項2又は3に記載のカラー画像処理方法。
  5. 前記第1ステップに先立って、Red、Green、Blueの色成分から構成されるカラー画像データから、Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データを生成する第3ステップを有することを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載のカラー画像処理方法。
  6. Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データの無彩色成分をBlackの色成分に置き換える第一の画像データ変換部と、
    Yellow、Magenta、Cyanのうち、前記無彩色成分がBlackの色成分に置き換えられた後に残存する一或いは二の色成分について、少なくとも一部の成分をBlackの色成分に置き換える第二の画像データ変換部と、
    を有することを特徴とするカラー画像処理装置。
  7. Yellow、Magenta、Cyanのうち、前記無彩色成分がBlackの色成分に置き換えられた後に残存する一或いは二の色成分の合算値を算出する算出部と、
    当該算出部により算出された合算値が所定値を超える場合に、前記第二の画像データ変換部による色成分の置き換えを実行すべく前記第二の画像データ変換部を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載のカラー画像処理装置。
  8. 前記第一の画像データ変換部による色成分の置き換え、及び前記第二の画像データ変換部による色成分の置き換えは前記カラー画像データの画素毎に実行されることを特徴とする請求項6又は7に記載のカラー画像処理装置。
  9. Red、Green、Blueの色成分から構成されるカラー画像データから、Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データを生成し、生成したカラー画像データに対して前記第一の画像データ変換部が色成分の置き換えを実行することを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載のカラー画像処理装置。
  10. カラー画像処理装置にカラー画像データの処理を実行させるカラー画像処理プログラムであって、
    Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データの無彩色成分をBlackの色成分に置き換える第1ステップと、
    Yellow、Magenta、Cyanのうち、前記無彩色成分がBlackの色成分に置き換えられた後に残存する一或いは二の色成分について、少なくとも一部の成分をBlackの色成分に置き換える第2ステップと、
    を前記カラー画像処理装置に実行させることを特徴とするカラー画像処理プログラム。
  11. Yellow、Magenta、Cyanのうち、前記無彩色成分がBlackの色成分に置き換えられた後に残存する一或いは二の色成分の合算値が所定値を超える場合に、前記第2ステップを前記カラー画像処理装置に実行させることを特徴とする請求項10に記載のカラー画像処理プログラム。
  12. 前記第1ステップ及び前記第2ステップを前記カラー画像データの画素毎に実行することを特徴とする請求項10又は11に記載のカラー画像処理プログラム。
  13. 前記第1ステップに先立って、Red、Green、Blueの色成分から構成されるカラー画像データから、Yellow、Magenta、Cyanの色成分から構成されるカラー画像データを生成する第3ステップを前記カラー画像処理装置に実行させることを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項に記載のカラー画像処理プログラム。
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