JP2008097502A - 容量監視方法及び計算機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ストレージプールを適切に運用及び管理する。
【解決手段】一つ以上の業務計算機と、一つ以上のストレージ装置と、管理計算機と、を備える計算機システムにおける容量監視方法であって、前記ストレージ装置は、物理ディスクと、ディスクコントローラと、を備え、前記容量監視方法では、前記物理ディスクの記憶領域は、ストレージプールに属し、前記ストレージ装置は、ボリュームを提供し、前記管理計算機は、ストレージプールの使用容量を監視し、前記監視されるストレージプールの使用容量の増加速度に基づいて、前記業務計算機が所定の期間稼動するために必要な記憶容量が、前記ストレージプールに存在するか否かを判定し、前記所定の期間の稼動に必要な記憶容量が前記ストレージプールに存在しない場合には、所定の処理を行うことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ストレージ装置を備える計算機システムに関し、特に、容量を監視する技術に関する。
ストレージ装置は、物理ディスクの記憶領域を静的に割り当てることによって、論理ボリューム(LU)を業務サーバに提供する。しかし、LUには、以下の問題点が存在する。
例えば、業務サーバに割り当てられる物理ディスクの記憶容量が、業務サーバに実際に使用される記憶容量より多くなってしまう(過割当:Over Provisioning)という問題があった。なぜなら、業務サーバ上のアプリケーションプログラムによって使用される記憶容量が正確に把握できないからである。他には、LUの容量を変更するための運用コストが高いという問題があった。
これらの問題を解決する技術として、シン・プロビジョニング(Thin Provisioning)が知られている。ストレージ装置は、シン・プロビジョニングによって実現されたボリューム(シン・プロビジョニング・ボリューム)を業務サーバ上のアプリケーションプログラムに提供する。
これによって、ストレージ装置は、実際に割り当てられた物理ディスクの記憶容量よりも大きい記憶容量を持つボリュームとして認識されるシン・プロビジョニング・ボリュームを提供できる。なお、ストレージ装置は、業務サーバ上のアプリケーションプログラムからシン・プロビジョニング・ボリュームへの書き込み要求を受けると、当該書き込みを要求されたシン・プロビジョニング・ボリュームに、ストレージプールの未使用記憶領域を動的に割り当てる。
一方、企業間コラボレーションアプリケーションにおいて、プロジェクトごとに、ストレージ装置の使用記憶容量を管理するデータ管理システムが、特許文献1に開示されている。
特開2004−110321号公報
シン・プロビジョニングでは、ストレージプールが、複数のアプリケーションによって共用される。よって、ストレージプールの未使用記憶領域が枯渇すると、当該ストレージプールを共用しているすべてのアプリケーションが影響を受けてしまう。
一方、シン・プロビジョニングでは過割当を防止するため、ストレージプールの未使用記憶領域は、少ないほうが好ましい。そのため、シン・プロビジョニングでは、ストレージプールの適切な運用及び管理が重要となる。
本発明は前述した問題点に鑑みてなされたものであり、ストレージプールを適切に運用及び管理する計算機システムを提供することを目的とする。
本発明の代表的な形態は、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える一つ以上の業務計算機と、前記業務計算機に接続される一つ以上のストレージ装置と、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備え、前記業務計算機及び前記ストレージ装置にアクセス可能な管理計算機と、を備える計算機システムにおける容量監視方法であって、前記ストレージ装置は、前記業務計算機に書き込み要求されるデータを記憶する物理ディスクと、前記物理ディスクへのデータの入出力を制御するディスクコントローラと、を備え、前記容量監視方法では、前記業務計算機が、前記ボリュームに対してデータの読み書きを要求する一つ以上のアプリケーションを実行し、前記物理ディスクの記憶領域は、ストレージプールに属し、前記ストレージ装置は、前記業務計算機からデータの書き込みを要求されるボリュームを、前記業務計算機に提供し、前記管理計算機又は前記ストレージ装置のいずれかが、前記ストレージプールに属する記憶領域を、前記ボリュームに割り当て、前記管理計算機は、前記ストレージプールに属する記憶領域のうち、前記ボリュームに割り当てられている記憶領域の容量であるストレージプールの使用容量を監視し、前記監視されるストレージプールの使用容量の増加速度に基づいて、前記業務計算機が所定の期間稼動するために必要な記憶容量が、前記ストレージプールに存在するか否かを判定し、前記所定の期間の稼動に必要な記憶容量が前記ストレージプールに存在しない場合には、所定の処理を行うことを特徴とする。
本発明の代表的な形態によると、ストレージプールを適切に運用及び管理できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の計算機システムの構成のブロック図である。
計算機システムは、業務サーバ1、ストレージ装置2、管理サーバ3、管理データベース4、管理LAN(Local Area Network)5及びSAN(Storage Area Network)6を備える。業務サーバ1及びストレージ装置2は、それぞれ一台ずつが図示されているが、計算機システムに複数備わっていてもよい。
SAN6は、業務サーバ1とストレージ装置2とを接続するネットワークである。管理LAN5は、業務サーバ1、ストレージ装置2及び管理サーバ3を相互に接続するネットワークである。
ストレージ装置2は、ストレージコントローラ20及び物理ディスクを備える。
ストレージコントローラ20は、物理ディスクに対してデータを読み書きする。また、ストレージコントローラ20は、物理ディスクの記憶領域を、一つ以上の論理ボリューム(LU)25として設定する。
また、ストレージコントローラ20は、プロセッサ21、メモリ22、LANポート23及びFCポート24を備える。
プロセッサ21は、メモリ22に記憶されるプログラムを実行することによって、各種処理を行う。メモリ22は、プロセッサ21に実行されるプログラム及びプロセッサ21に必要とされる情報等を記憶する。LANポート23は、管理LAN5を介して管理サーバ3に接続されるインタフェースである。FCポート24は、SAN6を介して業務サーバ1に接続されるインタフェースである。
業務サーバ1は、データの読み書きをストレージ装置2に要求する。また、業務サーバ1は、プロセッサ11、メモリ12、LANポート13及びHBAポート14を備える。
プロセッサ11は、メモリ12に記憶されるプログラムを実行することによって、各種処理を行う。メモリ12は、プロセッサ11に実行されるプログラム及びプロセッサ11に必要とされる情報等を記憶する。LANポート13は、管理LAN5を介して管理サーバ3に接続されるインタフェースである。HBAポート14は、SAN6を介してストレージ装置2に接続されるインタフェースである。
管理サーバ3は、管理データベース34に接続される。そして、管理サーバ3は、管理データベース34に記憶される情報を参照して、業務サーバ1及びストレージ装置2を管理する。また、管理サーバ3は、プロセッサ31、メモリ32及びLANポート33を備える。
プロセッサ31は、メモリ32に記憶されるプログラムを実行することによって、各種処理を行う。メモリ32は、プロセッサ31に実行されるプログラム及びプロセッサ31に必要とされる情報等を記憶する。LANポート33は、管理LAN5を介して業務サーバ1及びストレージ装置2に接続されるインタフェースである。なお、管理サーバ3については、図3で詳細を説明する。
管理データベース4は、管理サーバ3によって参照される情報を記憶する。なお、管理データベース4については、図4で詳細を説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態の計算機システムの機能構成のブロック図である。
ストレージ装置2に備わるストレージコントローラ20は、一つ以上のLU25を含むストレージプール28を管理する。つまり、ストレージコントローラ20は、LU25の記憶領域を、ストレージプール28として設定する。なお、ストレージコントローラ20は、複数のストレージプール28を管理してもよい。
また、ストレージコントローラ20は、一つ以上のシン・プロビジョニング・ボリューム29を、業務サーバ1に提供する。シン・プロビジョニング・ボリューム29は、実際に割り当てられている記憶領域(使用記憶領域)の容量よりも大きい仮想的な容量(仮想容量)を持つボリュームとして、業務サーバ1上のアプリケーションプログラム122から認識される。
ストレージコントローラ20は、シン・プロビジョニング・ボリューム29への書き込み要求を受けると、当該書き込みを要求されたシン・プロビジョニング・ボリューム29に、ストレージプール28の未使用記憶領域を割り当てる。なお、ストレージプール28の未使用記憶領域は、ストレージプール28に含まれるすべての記憶領域(ストレージプール28の全体記憶領域)のうち、シン・プロビジョニング・ボリューム29のいずれにも割り当てられていない記憶領域である。
また、ストレージコントローラ20は、アドレス変換テーブル26及び容量データ27を記憶する。アドレス変換テーブル26は、シン・プロビジョニング・ボリューム29における記憶領域のアドレスとLU25における記憶領域のアドレスとの対応を示す。
よって、ストレージコントローラ20は、シン・プロビジョニング・ボリューム29に対するデータの読み書きが要求されると、アドレス変換テーブル26を参照して、LU25に対してデータを読み書きする。
なお、ストレージコントローラ20は、物理ディスクの記憶領域を、LU25として設定しなくてもよい。この場合、アドレス変換テーブル26は、シン・プロビジョニング・ボリューム29における記憶領域のアドレスと物理ディスクにおける記憶領域のアドレスとの対応を示す。そして、ストレージコントローラ20は、シン・プロビジョニング・ボリューム29に対するデータの読み書きが要求されると、アドレス変換テーブル26を参照して、物理ディスクに対してデータを読み書きする。
また、ストレージコントローラ20は、容量データ27を記憶する。容量データ27は、ストレージプール28の全体容量、使用容量及び未使用容量を含む。
ストレージプール28の全体容量は、ストレージプール28に含まれるすべての記憶領域(ストレージプール28の全体記憶領域)の容量である。また、ストレージプール28の使用容量は、ストレージプール28の全体記憶領域のうち、シン・プロビジョニング・ボリューム29のいずれかに割り当てられている記憶領域(ストレージプール28の使用記憶領域)の容量である。また、ストレージプール28の未使用容量は、ストレージプール28の全体記憶領域のうち、シン・プロビジョニング・ボリューム29のいずれにも割り当てられていない記憶領域(ストレージプール28の未使用記憶領域)の容量である。
更に、容量データ27は、シン・プロビジョニング・ボリューム29の仮想容量及び使用容量を含む。シン・プロビジョニング・ボリューム29の仮想容量は、業務サーバ1上のアプリケーションプログラム122がシン・プロビジョニング・ボリューム29の容量として認識する仮想的な容量である。シン・プロビジョニング・ボリューム29の使用容量は、ストレージプール28の使用記憶領域のうち、当該シン・プロビジョニング・ボリューム29に割り当てられている記憶領域の容量である。
業務サーバ1のメモリ12は、OS121、アプリケーションプログラム122及びアプリケーション管理エージェント123を記憶する。
OS121は、業務サーバ1の処理の全体を制御する。アプリケーションプログラム122は、各種処理を実行する。例えば、アプリケーションプログラム122は、シン・プロビジョニング・ボリューム29に対するデータの読み書きを、ストレージ装置2に要求する。
アプリケーション管理エージェント123は、アプリケーションの稼動状態を制御する。例えば、アプリケーション管理エージェント123は、アプリケーションプログラム122の稼動停止の指示を管理サーバ3から受けると、当該アプリケーションプログラム122へ稼動停止を指示する。
管理サーバ3のメモリ32は、ストレージ管理ソフトウェア320を記憶する。
ストレージ管理ソフトウェア320は、管理データベース4に記憶される情報を参照して、業務サーバ1及びストレージ装置2を管理する。また、ストレージ管理ソフトウェア320は、ストレージコントローラ20から容量データ27を取得する。そして、ストレージ管理ソフトウェア320は、取得した容量データ27に基づいて、管理データベース4を更新する。
図3は、本発明の第1の実施の形態の管理サーバ3の構成のブロック図である。
管理サーバ3は、プロセッサ31、メモリ32及びLANポート33を備える。メモリ32は、ストレージ管理ソフトウェア320を記憶する。ストレージ管理ソフトウェア320は、ストレージプール監視部321、ストレージ管理データ取得部322、ストレージ装置制御部323、アプリケーションプログラム制御部324及び容量消費予測部325を含む。
ストレージ管理データ取得部322は、ストレージ装置2から容量データ27を定期的に取得する。
ストレージプール監視部321は、通常時では、ストレージプール28全体を単位として、ストレージプール28の容量を監視する。例えば、ストレージプール監視部321は、ストレージプール28の未使用容量が十分な量であるか否かを判定する。ストレージプール28の未使用容量が十分な量でない場合、ストレージプール監視部321は、通常時の運用から閾値割れ時の運用へ切り替える。
閾値割れ時には、ストレージプール監視部321は、業務サーバ1上のアプリケーションプログラム122を単位として、ストレージプール28の容量を監視する。例えば、ストレージプール監視部321は、業務サーバ1上のアプリケーションプログラム122の使用容量を監視する。なお、アプリケーションプログラム122の使用容量は、ストレージプール28の使用記憶領域のうち、当該アプリケーションプログラム122に使用されるシン・プロビジョニング・ボリューム29に割り当てられた記憶領域の容量である。そして、ストレージプール監視部321は、監視結果に基づいて、アプリケーションプログラム122の稼動を制御する必要があるか否かを判定する。
ストレージ装置制御部323は、ストレージ装置2を制御する。例えば、ストレージ装置制御部323は、シン・プロビジョニング・ボリューム29への書き込みI/O制限等をストレージ装置2へ指示する。
アプリケーションプログラム制御部324は、業務サーバ1上のアプリケーションプログラム122を制御する。例えば、アプリケーションプログラム制御部324は、アプリケーションプログラム122の稼動停止を、業務サーバ1上のアプリケーション管理エージェント123に指示する。
容量消費予測部325は、管理データベース4に記憶される情報に基づいて、容量消費速度の予測値を算出する。なお、容量消費予測部325は、アプリケーションプログラム122、シン・プロビジョニング・ボリューム29及びストレージプール28ごとに、容量消費速度の予測値を算出する。更に、容量消費予測部325は、アプリケーションプログラム122が異常な稼動をしていないかどうかを判定する。
なお、ストレージ管理ソフトウェア320は、業務サーバ1又はストレージ装置2のいずれかで実行されてもよい。この場合、管理サーバ3は不要となる。
図4は、本発明の第1の実施の形態の管理データベース4の構成のブロック図である。
管理データベース4は、アプリケーション管理データテーブル41、ストレージ管理データテーブル42、ボリューム容量履歴データテーブル43、アプリケーション容量履歴データテーブル44、ストレージプール容量履歴データテーブル45、ストレージプール監視定義データテーブル46及びアプリケーション監視定義データテーブル47を記憶する。
アプリケーション管理データテーブル41は、業務サーバ1上のアプリケーションプログラム122を管理するための情報である。なお、アプリケーション管理データテーブル41については、図5で詳細を説明する。
ストレージ管理データテーブル42は、ストレージ装置2を管理するための情報である。なお、ストレージ管理データテーブル42については、図6で詳細を説明する。
ボリューム容量履歴データテーブル43は、シン・プロビジョニング・ボリューム29の使用容量等に関する履歴を示す。なお、ボリューム容量履歴データテーブル43については、図7で詳細を説明する。
アプリケーション容量履歴データテーブル44は、アプリケーションプログラム122の使用容量等に関する履歴を示す。なお、アプリケーション容量履歴データテーブル44については、図8で詳細を説明する。
ストレージプール容量履歴データテーブル45は、ストレージプール28の使用容量等に関する履歴を示す。なお、ストレージプール容量履歴データテーブル45については、図9で詳細を説明する。
ストレージプール監視定義データテーブル46は、ストレージプール28の記憶領域の容量を監視する際に使用される条件を示す。なお、ストレージプール監視定義データテーブル46については、図10で詳細を説明する。
アプリケーション監視定義データテーブル47は、業務サーバ1上のアプリケーションプログラム122によって使用される記憶領域の容量を監視する際に使用される条件を示す。なお、アプリケーション監視定義データテーブル47については、図11で詳細を説明する。
図5は、本発明の第1の実施の形態の管理データベース4に記憶されるアプリケーション管理データテーブル41の構成図である。
アプリケーション管理データテーブル41は、アプリケーション名411、業務サーバアドレス412、使用ボリューム番号413、稼動状態414、稼動目標期限415、稼動可能予測期限416及び未使用割当容量417を含む。
アプリケーション名411は、業務サーバ1によって実行されるアプリケーションプログラム122の一意な識別子である。業務サーバアドレス412は、当該レコードのアプリケーション名411によって識別されるアプリケーションプログラム122を実行する業務サーバ1のIPアドレスである。
使用ボリューム番号413は、当該レコードのアプリケーション名411によって識別されるアプリケーションプログラム122が使用可能なシン・プロビジョニング・ボリューム29の一意な識別子である。
稼動状態414は、当該レコードのアプリケーション名411によって識別されるアプリケーションプログラム122が、稼動中、I/O制限中又は停止中のいずれであるかを示す。なお、稼動状態414がI/O制限中を示す場合、当該アプリケーションプログラム122からストレージ装置2のシン・プロビジョニング・ボリューム29への書き込みI/Oが、制限されている。
稼動目標期限415は、当該レコードのアプリケーション名411によって識別されるアプリケーションプログラム122の稼動を継続すべき目標となる日時である。なお、通常時の運用では、稼動目標期限415に値が格納されない。そして、閾値割れ時の運用になると、稼動目標期限415に値が格納される。
稼動可能予測期限416は、当該レコードのアプリケーション名411によって識別されるアプリケーションプログラム122の稼動の停止が予測される日時である。稼動可能予測期限416は、アプリケーションプログラム122の容量消費速度の予測値に基づいて算出される。なお、通常時の運用は、稼動可能予測期限416に値が格納されない。そして、閾値割れ時の運用になると、稼動可能予測期限416に値が格納される。但し、閾値割れ時の運用であっても、当該アプリケーションプログラム122の稼動が停止している時には、稼動可能予測期限416に値が格納されない。
未使用割当容量417は、ストレージプール28の未使用記憶領域のうち、当該レコードのアプリケーション名411によって識別されるアプリケーションプログラム122に割り当てられた記憶領域の容量である。アプリケーションプログラム122に割り当てられた容量が割り当てられた場合、実際には、当該アプリケーションプログラム122が使用可能なシン・プロビジョニング・ボリューム29に記憶領域が割り当てられる。
なお、通常時の運用では、未使用割当容量417に値が格納されない。当該アプリケーションプログラム122にストレージプール28の未使用記憶領域が割り当てられると、未使用割当容量417に値が格納される。
図6は、本発明の第1の実施の形態の管理データベース4に記憶されるストレージ管理データテーブル42の構成図である。
ストレージ管理データテーブル42は、ストレージ装置名421及びストレージ装置アドレス422を含む。
ストレージ装置名421は、管理サーバ3に接続されているストレージ装置2の一意な識別子である。ストレージ装置アドレス422は、当該レコードのストレージ装置名421によって識別されるストレージ装置2に割り当られたIPアドレスである。
図7は、本発明の第1の実施の形態の管理データベース4に記憶されるボリューム容量履歴データテーブル43の構成図である。
ボリューム容量履歴データテーブル43は、ボリューム番号431、仮想容量432、日時433、使用容量434及び消費速度予測値435を含む。
ボリューム番号431は、ストレージ装置2によって提供されるシン・プロビジョニング・ボリューム29の一意な識別子である。仮想容量432は、当該レコードのボリューム番号431によって識別されるシン・プロビジョニング・ボリューム29の仮想的な容量である。つまり、業務サーバ1上のアプリケーションプログラム122は、シン・プロビジョニング・ボリューム29の容量を、仮想容量432として認識する。
日時433は、当該レコードのボリューム番号431によって識別されるシン・プロビジョニング・ボリューム29の使用容量が測定された日時である。使用容量434は、当該レコードの日時433における、当該レコードのボリューム番号431によって識別されるシン・プロビジョニング・ボリューム29の使用容量である。
消費速度予測値435は、当該レコードのボリューム番号431によって識別されるシン・プロビジョニング・ボリューム29の使用容量が増加する速度の予測値である。なお、消費速度予測値435は、当該レコードの使用容量434に基づいて算出された値である。例えば、容量消費予測部325は、過去数日分又は過去数時間分の使用容量434に基づいて、消費速度予測値435を算出する。
図8は、本発明の第1の実施の形態の管理データベース4に記憶されるアプリケーション容量履歴データテーブル44の構成図である。
アプリケーション容量履歴データテーブル44は、アプリケーション名441、日時442、使用容量443及び消費速度予測値444を含む。
アプリケーション名441は、業務サーバ1によって実行されるアプリケーションプログラム122の一意な識別子である。日時442は、当該レコードのアプリケーション名441によって識別されるアプリケーションプログラム122の使用容量が測定された日時である。
使用容量443は、当該レコードの日時442における、当該レコードのアプリケーション名441によって識別されるアプリケーションプログラム122の使用容量である。
消費速度予測値444は、当該レコードのアプリケーション名441によって識別されるアプリケーションプログラム122の使用容量が増加する速度の予測値である。なお、消費速度予測値444は、当該レコードの使用容量443に基づいて算出された値である。例えば、容量消費予測部325は、過去数日分又は過去数時間分の使用容量443に基づいて、消費速度予測値444を算出する。
図9は、本発明の第1の実施の形態の管理データベース4に記憶されるストレージプール容量履歴データテーブル45の構成図である。
ストレージプール容量履歴データテーブル45は、プール容量451、日時452、使用容量453、未使用容量454及び消費速度予測値455を含む。
プール容量451は、ストレージ装置2に備わるストレージプール28の全体記憶領域の容量である。日時452は、ストレージ装置2に備わるストレージプール28の使用容量が測定された日時である。
使用容量453は、当該レコードの日時452における、ストレージ装置2に備わるストレージプール28の使用記憶領域の容量である。未使用容量454は、当該レコードの日時452における、ストレージ装置2に備わるストレージプール28の未使用記憶領域の容量である。
消費速度予測値455は、ストレージ装置2に備わるストレージプール28の使用容量が増加する速度の予測値である。言い換えると、消費速度予測値455は、ストレージ装置2に備わるストレージプール28の未使用容量が減少する速度の予測値である。
なお、消費速度予測値455は、当該レコードの使用容量453又は未使用容量454に基づいて算出された値である。例えば、容量消費予測部325は、過去数日分又は過去数時間分の使用容量453に基づいて、消費速度予測値455を算出する。
なお、ストレージ装置2が複数のストレージプール28を備える場合、管理データベース4は、ストレージプール28ごとにストレージプール容量履歴データテーブル45を記憶する。
図10は、本発明の第1の実施の形態の管理データベース4に記憶されるストレージプール監視定義データテーブル46の構成図である。
ストレージプール監視定義データテーブル46は、残稼動時間閾値461及び異常稼動閾値462を含む。
残稼動時間閾値461は、デフォルトに設定されているアプリケーションプログラム122の稼動を保証すべき時間である。残稼動時間閾値461は、通常時の運用から閾値割れ時の運用への切り替えの判定に使用される。例えば、ストレージプール監視部321は、残稼動時間閾値461を参照して、ストレージプール28の未使用容量が十分な量であるか否かを判定する。ストレージプール28の未使用容量が十分な量でないと、ストレージプール監視部321は、通常時の運用から閾値割れ時の運用へ切り替える。
異常稼動閾値462は、デフォルトに設定されているアプリケーションプログラム122が異常な稼動をしているか否かの判定に使用される。容量消費予測部325は、異常稼動閾値462を参照して、アプリケーションプログラム122が異常な稼動をしているか否かを判定する。
例えば、アプリケーションプログラム122の容量消費速度予測値が異常稼動閾値462より大きい場合、容量消費予測部325は、当該アプリケーションプログラム122が異常稼動していると判定する。
また、アプリケーションプログラム122の容量消費速度の長期予測値に対するアプリケーションプログラム122の容量消費速度の短期予測値の割り合いが異常稼動閾値462より大きい場合にも、容量消費予測部325は、当該アプリケーションプログラム122が異常稼動していると判定する。なお、アプリケーションプログラム122の容量消費速度の長期予測値は、アプリケーション容量履歴データテーブル44の過去数日分(長期間)の使用容量443に基づいて算出されたものである。また、アプリケーションプログラム122の容量消費速度の短期予測値は、アプリケーション容量履歴データテーブル44の過去数時間分(短期間)の使用容量443に基づいて算出されたものである。
図11は、本発明の第1の実施の形態の管理データベース4に記憶されるアプリケーション監視定義データテーブル47の構成図である。
アプリケーション監視定義データテーブル47は、アプリケーション名471、優先度472、書き込みI/O制限473、残稼動時間閾値474及び異常稼動閾値475を含む。
アプリケーション名471は、業務サーバ1によって実行されるアプリケーションプログラム122の一意な識別子である。優先度472は、当該レコードのアプリケーション名471によって識別されるアプリケーションプログラム122に設定されている優先度である。アプリケーションプログラム122に設定されている優先度が高いほど、アプリケーションプログラム122には、残稼動時間閾値474の稼動が保証される。
書き込みI/O制限473は、当該レコードのアプリケーション名471によって識別されるアプリケーションプログラム122からの書き込みI/Oを制限可能であるか否かを示す。書き込みI/Oの制限が可能である場合、書き込みI/O制限473は、書き込みI/Oを制限する割合をも示す。
残稼動時間閾値474は、当該レコードのアプリケーション名471によって識別されるアプリケーションプログラム122の稼動を保証すべき時間である。なお、残稼動時間閾値474が「デフォルト」を示す場合、残稼動時間閾値474の代わりに、ストレージプール監視定義データテーブル46の残稼動時間閾値461が使用される。
異常稼動閾値475は、当該レコードのアプリケーション名471によって識別されるアプリケーションプログラム122が異常な稼動をしているか否かの判定に使用される。なお、異常稼動閾値475が「デフォルト」を示す場合、異常稼動閾値475の代わりに、ストレージプール監視定義データテーブル46の異常稼動閾値462が使用される。
図12は、本発明の第1の実施の形態の管理サーバ3の通常時の運用の処理のフローチャートである。
通常時において、管理サーバ3は、所定の間隔(例えば、一時間ごと)で、通常時の運用の処理を実行する。
まず、管理サーバ3は、現在の容量データ27をストレージ装置2から取得する(S101)。なお、容量データ27は、ストレージプール28の全体容量、ストレージプール28の使用容量、ストレージプール28の未使用容量、シン・プロビジョニング・ボリューム29の仮想容量及びシン・プロビジョニング・ボリューム29の使用容量を含む。
次に、管理サーバ3は、取得した容量データ27を、ボリューム容量履歴データテーブル43及びストレージプール容量履歴データテーブル45に格納する。
具体的には、管理サーバ3は、ボリューム容量履歴データテーブル43に、新たなレコードを作成する。次に、管理サーバ3は、作成した新たなレコードの日時433に、容量データ27を取得した日時を格納する。次に、管理サーバ3は、作成した新たなレコードの使用容量434に、取得した容量データ27に含まれるシン・プロビジョニング・ボリューム29の使用容量を格納する。
次に、管理サーバ3は、ストレージプール容量履歴データテーブル45に、新たなレコードを作成する。次に、管理サーバ3は、作成した新たなレコードの日時452に、容量データ27を取得した日時を格納する。次に、管理サーバ3は、作成した新たなレコードの使用容量453に、取得した容量データ27に含まれるストレージプール28の使用容量を格納する。次に、管理サーバ3は、作成した新たなレコードの未使用容量454に、取得した容量データ27に含まれるストレージプール28の未使用容量を格納する。
次に、管理サーバ3は、取得した容量データ27及びアプリケーション管理データテーブル41に基づいて、アプリケーションプログラム122の使用容量を算出する(S102)。
具体的には、管理サーバ3は、すべてのアプリケーションプログラム122を順番に選択する。ここでは、管理サーバ3は、アプリケーション管理データテーブル41のレコードを、上から順番に選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、使用ボリューム番号413を抽出する。次に、管理サーバ3は、取得した容量データから、抽出した使用ボリューム番号413によって識別されるシン・プロビジョニング・ボリューム29の使用容量を抽出する。次に、管理サーバ3は、抽出したシン・プロビジョニング・ボリューム29の使用容量を合計することによって、アプリケーションプログラム122の使用容量を算出する。
次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の使用容量を、アプリケーション容量履歴データテーブル44に格納する。
具体的には、管理サーバ3は、アプリケーション容量履歴データテーブル44に、新たなレコードを作成する。次に、管理サーバ3は、作成した新たなレコードの日時442に、容量データ27を取得した日時を格納する。次に、管理サーバ3は、作成した新たなレコードの使用容量443に、算出したアプリケーションプログラム122の使用容量を格納する。
次に、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122、シン・プロビジョニング・ボリューム29及びストレージプール28ごとに、容量消費速度の予測値を算出する(S103)。次に、管理サーバ3は、算出した容量消費速度の予測値を、ボリューム容量履歴データテーブル43、アプリケーション容量履歴データテーブル44及びストレージプール容量履歴データテーブル45に格納する。これによって、管理サーバ3は、ボリューム容量履歴データテーブル43、アプリケーション容量履歴データテーブル44、ストレージプール容量履歴データテーブル45を更新する(S104)。
具体的には、管理サーバ3は、ボリューム容量履歴データテーブル43の使用容量434に基づいて、シン・プロビジョニング・ボリューム29の容量消費速度の予測値を算出する。次に、管理サーバ3は、算出した予測値を、ボリューム容量履歴データテーブル43に新たに作成されたレコードの消費速度予測値435に格納する。
次に、管理サーバ3は、アプリケーション容量履歴データテーブル44の使用容量443に基づいて、アプリケーションプログラム122の容量消費速度の予測値を算出する。次に、管理サーバ3は、算出した予測値を、アプリケーション容量履歴データテーブル44の消費速度予測値444に格納する。
次に、管理サーバ3は、ストレージプール容量履歴データテーブル45の使用容量453又は未使用容量454に基づいて、ストレージプール28の容量消費速度の予測値を算出する。次に、管理サーバ3は、算出した予測値を、ストレージプール容量履歴データテーブル45の消費速度予測値455に格納する。
次に、管理サーバ3は、それぞれのアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量を算出する。アプリケーションプログラム122の必要未使用容量は、当該アプリケーションプログラム122が、アプリケーション監視定義データテーブル47の残稼動時間閾値474以上稼動するために必要と予測される記憶容量である。
具体的には、管理サーバ3は、すべてのアプリケーションプログラム122を順番に選択する。次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名441とが一致するレコードを、アプリケーション容量履歴データテーブル44から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、消費速度予測値444を抽出する。
次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名471とが一致するレコードを、アプリケーション監視定義データテーブル47から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、残稼動時間閾値474を抽出する。
次に、管理サーバ3は、抽出した消費速度予測値444に、抽出した残稼動時間閾値474を乗じることによって、アプリケーションプログラム122の必要未使用容量を算出する。但し、残稼動時間閾値474がデフォルトを示す場合、管理サーバ3は、抽出した消費速度予測値444に、ストレージプール監視定義データテーブル46の残稼動時間閾値461を乗じることによって、アプリケーションプログラム122の必要未使用容量を算出する。
管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122を順番にすべて選択することによって、それぞれのアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量を算出する。
次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量のすべてを合計することによって、ストレージプール28の必要未使用容量を算出する(S105)。ストレージプール28の必要未使用容量は、すべてのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション監視定義データテーブル47の残稼動時間閾値474以上稼動するために必要と予測される記憶容量である。
次に、管理サーバ3は、日時452が最新であるレコードを、ストレージプール容量履歴データテーブル45から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、未使用容量454を抽出する。次に、管理サーバ3は、抽出した未使用容量454が、算出したストレージプール28の必要未使用容量以上であるか否かを判定する(S106)。
未使用容量454が、ストレージプール28の必要未使用容量以上であると、すべてのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション監視定義データテーブル47の残稼動時間閾値474以上稼動できる。そこで、管理サーバ3は、そのまま通常時の運用の処理を終了する。
一方、未使用容量454が、ストレージプール28の必要未使用容量未満であると、少なくとも一つのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション監視定義データテーブル47の残稼動時間閾値474未満しか稼動できない。
そこで、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122ごとに稼動目標期限を算出する。
具体的には、管理サーバ3は、すべてのアプリケーションプログラム122を順番に選択する。次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名471とか一致するレコードを、アプリケーション監視定義データテーブル47から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、残稼動時間閾値474を抽出する。次に、管理サーバ3は、抽出した残稼動時間閾値474に、現在の日時を加算することによって、選択したアプリケーションプログラム122の稼動目標期限を算出する。
但し、残稼動時間閾値474がデフォルトを示す場合、ストレージプール監視定義データテーブル46の残稼動時間閾値461に現在の日時を加算することによって、選択したアプリケーションプログラム122の稼動目標期限を算出する(S107)。
次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名411とが一致するレコードを、アプリケーション管理データテーブル41から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードの稼動目標期限415に、算出したアプリケーションプログラム122の稼動目標期限を格納する。
そして、管理サーバ3は、通常時の運用から、閾値割れ時の運用に切り替える。
図13は、本発明の第1の実施の形態の管理サーバ3の閾値割れ時の運用の処理のフローチャートである。
閾値割れ時において、管理サーバ3は、所定の間隔(例えば、一時間ごと)で、閾値割れ時の運用の処理を実行する。
まず、管理サーバ3は、通常時の運用におけるステップS101からS104までと同一の処理を実行する。
次に、管理サーバ3は、それぞれのアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量を算出する。
具体的には、管理サーバ3は、すべてのアプリケーションプログラム122を順番に選択する。次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名441とが一致するレコードを、アプリケーション容量履歴データテーブル44から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、消費速度予測値444を抽出する。
次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名411とが一致するレコードを、アプリケーション管理データテーブル41から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、稼動目標期限415を抽出する。
次に、管理サーバ3は、抽出した稼動目標期限415から、現在の日時を減算することによって、稼動目標時間を算出する。次に、管理サーバ3は、抽出した消費速度予測値444に、算出した稼動目標時間を乗じることによって、アプリケーションプログラム122の必要未使用容量を算出する。
管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122を順番にすべて選択することによって、それぞれのアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量を算出する。
次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量のすべてを合計することによって、ストレージプール28の必要未使用容量を算出する(S111)。
次に、管理サーバ3は、日時452が最新の日時を示すレコードを、ストレージプール容量履歴データテーブル45から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、未使用容量454を抽出する。次に、管理サーバ3は、抽出した未使用容量454が、ステップS111で算出したストレージプール28の必要未使用容量以上であるか否かを判定する(S112)。
未使用容量454が、ストレージプール28の必要未使用容量以上であると、すべてのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション管理データテーブル41の稼動目標期限415まで稼動できる。そこで、管理サーバ3は、そのまま閾値割れ時の運用の処理を終了する。
一方、未使用容量454が、ストレージプール28の必要未使用容量未満であると、少なくとも一つのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション管理データテーブル41の稼動目標期限415まで稼動できない。
そこで、管理サーバ3は、ストレージプール監視定義データテーブル46の異常稼動閾値462を参照して、すべてのアプリケーションプログラム122の中から、異常稼動しているアプリケーションプログラム122を特定する。
具体的には、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122を順番に選択する。次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名471とが一致するレコードを、アプリケーション監視定義データテーブル47から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、異常稼動閾値475を抽出する。なお、抽出された異常稼動閾値475がデフォルトを示す場合、異常稼動閾値475の代わりに、ストレージプール監視定義データテーブル46の異常稼動閾値462が使用される。
次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名441とが一致するレコードを、アプリケーション容量履歴データテーブル44から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、使用容量443及び消費速度予測値444を抽出する。
管理サーバ3は、抽出した消費速度予測値444が異常稼動閾値475より大きいか否かを判定する。抽出した消費速度予測値444が異常稼動閾値475より大きい場合、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122が異常稼動していると判定する。
更に、管理サーバ3は、使用容量443に基づいて、アプリケーションプログラム122の容量消費速度の長期予測値及び短期予測値を算出する。次に、管理サーバ3は、算出した長期予測値に対する算出した短期予測値の割り合いが異常稼動閾値475より大きいか否かを判定する。長期予測値に対する短期予測値の割り合いが異常稼動閾値475より大きい場合にも、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122が異常稼動していると判定する。
管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122を順番に選択することによって、すべてのアプリケーションプログラム122の中から、異常稼動しているアプリケーションプログラム122を特定する。
次に、管理サーバ3は、異常稼動しているアプリケーションプログラム122の稼動停止を決定する。次に、管理サーバ3は、異常稼動しているアプリケーションプログラム122の稼動を停止した場合におけるストレージプール28の必要未使用容量を算出する(S113)。
具体的には、管理サーバ3は、稼動停止が決定されたアプリケーションプログラム122を除くアプリケーションプログラム122の必要未使用容量を合計することによって、ストレージプール28の必要未使用容量を算出する。
次に、管理サーバ3は、ステップS112で抽出した未使用容量454が、ステップS113で算出したストレージプール28の必要未使用容量以上であるか否かを判定する(S114)。
未使用容量454がストレージプール28の必要未使用容量以上であると、異常稼動していないすべてのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション管理データテーブル41の稼動目標期限415まで稼動できる。そこで、管理サーバ3は、ステップS124に進む。
一方、未使用容量454がストレージプール28の必要未使用容量未満であると、異常稼動していない少なくとも一つのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション管理データテーブル41の稼動目標期限415まで稼動できない。
そこで、管理サーバ3は、書き込みI/Oを制限可能なアプリケーションプログラム122を、優先度が低いものから順に選択する。
具体的には、管理サーバ3は、書き込みI/Oを制限可能なアプリケーションプログラム122の中から、前回のステップS115で選択したアプリケーションプログラム122に設定されている優先度よりも一つ高い優先度に設定されているアプリケーションプログラム122を選択する。なお、管理サーバ3は、ステップS115を初めて実行する場合、書き込みI/Oを制限可能なアプリケーションプログラム122の中から、最も低い優先度に設定されているアプリケーションプログラム122を選択する。
次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122に対する、書き込みI/O制限の実施を決定する。
次に、管理サーバ3は、書き込みI/O制限を実施した場合におけるアプリケーションプログラム122の必要未使用容量を算出する。
例えば、書き込みI/Oの20パーセントが制限された場合を説明する。この場合、管理サーバ3は、アプリケーション容量履歴データテーブル44の消費速度予測値444に、「0.8(=1−0.2)」を乗じる。次に、管理サーバ3は、求まった値に、ステップS111で算出した稼動目標時間を乗じることによって、書き込みI/O制限を実施した場合におけるアプリケーションプログラム122の必要未使用容量を算出する。
次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の必要未使用容量に基づいて、書き込みI/O制限を実施した場合におけるストレージプール28の必要未使用容量を算出する(S115)。
次に、管理サーバ3は、ステップS112で抽出した未使用容量454が、ステップS115で算出したストレージプール28の必要未使用容量以上であるか否かを判定する(S116)。
未使用容量454がストレージプール28の必要未使用容量以上であると、異常稼動していないすべてのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション管理データテーブル41の稼動目標期限415まで稼動できる。そこで、管理サーバ3は、ステップS123に進む。
一方、未使用容量454が、ストレージプール28の必要未使用容量未満であると、異常稼動していない少なくとも一つのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション管理データテーブル41の稼動目標期限415まで稼動できない。
そこで、管理サーバ3は、ステップS115において、書き込みI/Oを制限可能なアプリケーションプログラム122のすべてを選択したか否かを判定する(S117)。
書き込みI/Oを制限可能なアプリケーションプログラム122のいずれか一つでも選択されていない場合、管理サーバ3は、ステップS115に戻る。
一方、書き込みI/Oを制限可能なアプリケーションプログラム122のすべてが選択された場合、書き込みI/Oが制限されても、少なくとも一つのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション管理データテーブル41の稼動目標期限415まで稼動できない。
そこで、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122を、優先度が低いものから順に選択する。
具体的には、管理サーバ3は、前回のステップS118で選択したアプリケーションプログラム122に設定されている優先度よりも一つ高い優先度に設定されているアプリケーションプログラム122を選択する。なお、管理サーバ3は、ステップS118を初めて実行する場合、最も低い優先度に設定されているアプリケーションプログラム122を選択する。
次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の稼動停止を決定する(S118)。次に、管理サーバ3は、稼動停止が決定されたアプリケーションプログラム122の稼動を停止した場合におけるストレージプール28の必要未使用容量を算出する(S119)。
具体的には、管理サーバ3は、稼動停止が決定されたアプリケーションプログラム122を除いたアプリケーションプログラム122の必要未使用容量を合計することによって、ストレージプール28の必要未使用容量を算出する。
次に、管理サーバ3は、ステップS112で抽出した未使用容量454が、ステップS118で算出したストレージプール28の必要未使用容量以上であるか否かを判定する(S120)。
未使用容量454がストレージプール28の必要未使用容量以上であると、稼動停止が決定されていないすべてのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション管理データテーブル41の稼動目標期限415まで稼動できる。そこで、管理サーバ3は、ステップS123に進む。
一方、未使用容量454がストレージプール28の必要未使用容量未満であると、稼動停止が決定されていない少なくとも一つのアプリケーションプログラム122が、アプリケーション管理データテーブル41の稼動目標期限415まで稼動できない。
そこで、管理サーバ3は、ステップS118において、最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122を除くすべてのアプリケーションプログラム122を選択したか否かを判定する(S121)。
最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122を除くアプリケーションプログラム122のいずれか一つでも選択されていない場合、管理サーバ3は、ステップS118に戻る。
一方、最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122を除くすべてのアプリケーションプログラム122が選択された場合、最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122でさえも、アプリケーション管理データテーブル41の稼動目標期限415まで稼動できない。
そこで、管理サーバ3は、最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122に、ストレージプール28の未使用容量を配分する(S122)。
まず、管理サーバ3は、最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量を算出する。
具体的には、管理サーバ3は、最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122を順番に選択する。次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名441とが一致するレコードを、アプリケーション容量履歴データテーブル44から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、消費速度予測値444を抽出する。
次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名411とが一致するレコードを、アプリケーション管理データテーブル41から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、稼動目標期限415を抽出する。
次に、管理サーバ3は、抽出した稼動目標期限415から、現在の日時を減算することによって、稼動目標時間を算出する。次に、管理サーバ3は、抽出した消費速度予測値444に、算出した稼動目標時間を乗じることによって、最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122の必要未使用容量を算出する。
管理サーバ3は、最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122を順番にすべて選択することによって、最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量を算出する。
次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量に基づいて、ステップS112で抽出した未使用容量454をアプリケーションプログラム122に配分する。例えば、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量の比に応じて、ステップS112で抽出した未使用容量454をアプリケーションプログラム122に配分する。
これによって、管理サーバ3は、最も高い優先度に設定されたアプリケーションプログラム122ごとに、未使用割当容量を算出する。アプリケーションプログラム122の未使用割当容量は、ストレージプール28の未使用容量のうち、当該アプリケーションプログラム122に配分された容量である。
次に、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122ごとの稼動可能予測期限を算出する。
具体的には、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の未使用割当容量を、抽出した消費速度予測値444で割ることによって、アプリケーションプログラム122の稼動可能予測時間を算出する。なお、稼動可能予測時間は、アプリケーションプログラム122の稼動が可能と予測される期間である。次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の稼動可能予測時間に現在の日時を加算することによって、アプリケーションプログラム122の稼動可能予測期限を算出する。
そして、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の未使用割当容量及びアプリケーションプログラム122の稼動可能予測期限を、アプリケーション管理データテーブル41に格納する。
具体的には、管理サーバ3は、未使用割当容量及び稼動可能予測期限が算出されたアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名411とが一致するレコードを、アプリケーション管理データテーブル41から選択する。次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の未使用割当容量を、選択したレコードの未使用割当容量417に格納する。次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の稼動可能予測期限を、選択したレコードの稼動可能予測期限416に格納する。
次に、管理サーバ3は、ステップS115で書き込みI/O制限の実施を決定されたアプリケーションプログラム122が使用するシン・プロビジョニング・ボリューム29を特定する。次に、管理サーバ3は、特定したシン・プロビジョニング・ボリューム29に対する書き込みI/O制限の実施を、ストレージ装置2に指示する(S123)。
具体的には、管理サーバ3は、書き込みI/O制限の実施を決定されたアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名411とが一致するレコードを、アプリケーション管理データテーブル41から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードの稼動状態414に、「I/O制限中」を格納する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、使用ボリューム番号413を抽出する。次に、管理サーバ3は、抽出した使用ボリューム番号413によって識別されるシン・プロビジョニング・ボリューム29に対する書き込みI/O制限の実施を、ストレージ装置2に指示する。
すると、ストレージ装置2は、管理サーバ3からの指示に従って、シン・プロビジョニング・ボリューム29に対する書き込みI/O制限を実施する。
一方、管理サーバ3は、ステップS113及びステップS118で稼動停止を決定されたアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名411とが一致するレコードを、アプリケーション管理データテーブル41から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードの稼動状態414に、「停止中」を格納する。更に、管理サーバ3は、ステップS113及びステップS118で稼動停止を決定されたアプリケーションプログラム122の稼動停止を、業務サーバ1に備わるアプリケーション管理エージェント123に指示する(S124)。
そして、管理サーバ3は、閾値割れ時の運用の処理を終了する。
すると、業務サーバ1に備わるアプリケーション管理エージェント123は、管理サーバ3からの指示に従って、アプリケーションプログラム122の稼動を停止する。
なお、ストレージプール28にLU25などの記憶資源が追加されると、管理サーバ3は、閾値割れ時の運用から、通常時の運用に切り替える。
以上のように、管理サーバ3は、通常時において、ストレージプール28全体を単位として、ストレージプール28の容量を監視する。そして、管理サーバ3は、ストレージプール28の容量が十分な量であるか否かを判定する。ストレージプール28の未使用容量が十分な量でない場合、管理サーバ3は、通常時の運用から閾値割れ時の運用へ切り替える。
閾値割れ時には、管理サーバ3は、業務サーバ1上のアプリケーションプログラム122を単位として、ストレージプール28の容量を監視する。ストレージプール28の容量が十分な量でない場合、管理サーバ3は、異常稼動しているアプリケーションプログラム122の稼動停止、書き込みI/O制限及び低い優先度に設定されているアプリケーションプログラム122の稼動停止のうち少なくとも一つを実行する。これによって、高い優先度に設定されているアプリケーションプログラム122が稼動目標期限まで稼動できる。
また、これらが実行されても高い優先度に設定されているアプリケーションプログラム122が稼動目標期限まで稼動できない場合には、管理サーバ3は、最も高い優先度に設定されているアプリケーションプログラム122に、ストレージプール28の未使用容量を配分する。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態では、管理サーバ3は、ストレージプール28の消費速度予測値に基づいて、ストレージプールの必要未使用容量を算出する。
第2の実施の形態の計算機システムの構成は、第1の実施の形態の計算機システムの構成(図1)と同一なので、説明を省略する。また、第2の実施の形態の計算機システムの閾値割れ時の運用は、第1の実施の形態の計算機システムの閾値割れ時の運用(図13)と同一なので、説明を省略する。
図14は、本発明の第2の実施の形態の管理サーバ3の通常時の運用の処理のフローチャートである。
本発明の第2の実施の形態の管理サーバ3の通常時の運用の処理は、ステップS105の代わりに、ステップS205を含む。それ以外のステップは、第1の実施の形態の管理サーバ3の通常時の運用の処理(図12)に含まれるものと同一なので説明を省略する。
管理サーバ3は、ステップS104を終了すると、日時452が最新であるレコードを、ストレージプール容量履歴データテーブル45から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、消費速度予測値455を抽出する。
次に、管理サーバ3は、ストレージプール監視定義データテーブル46から、残稼動時間閾値461を抽出する。次に、管理サーバ3は、抽出した消費速度予測値455に、抽出した残稼動時間閾値461を乗じることによって、ストレージプール28の必要未使用容量を算出する(S205)。そして、管理サーバ3は、ステップS106に進む。
以上のように、第2の実施の形態によれば、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量を算出せずに、ストレージプール28の必要未使用容量を算出できる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態では、ストレージプール28の容量が十分な量でなくなると、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122に、ストレージプール28の未使用容量を配分する。
第3の実施の形態の計算機システムの構成は、第1の実施の形態の計算機システムの構成(図1)と同一なので、説明を省略する。
図15は、本発明の第3の実施の形態の管理サーバ3の通常時の運用の処理のフローチャートである。
本発明の第3の実施の形態の管理サーバ3の通常時の運用の処理は、ステップS308を含む。それ以外のステップは、第1の実施の形態の管理サーバ3の通常時の運用の処理(図12)に含まれるものと同一なので説明を省略する。
管理サーバ3は、ステップS107を終了すると、アプリケーションプログラム122に、ストレージプール28の未使用容量を配分する(S308)。
まず、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量を算出する。
具体的には、管理サーバ3は、すべてのアプリケーションプログラム122を順番に選択する。次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名441とが一致するレコードを、アプリケーション容量履歴データテーブル44から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、消費速度予測値444を抽出する。
次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名411とが一致するレコードを、アプリケーション管理データテーブル41から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、稼動目標期限415を抽出する。
次に、管理サーバ3は、抽出した稼動目標期限415から、現在の日時を減算することによって、稼動目標時間を算出する。次に、管理サーバ3は、抽出した消費速度予測値444に、算出した稼動目標時間を乗じることによって、選択したアプリケーションプログラム122の必要未使用容量を算出する。
管理サーバ3は、すべてのアプリケーションプログラム122を順番に選択することによって、アプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量を算出する。
次に、管理サーバ3は、日時452が最新の日時を示すレコードを、ストレージプール容量履歴データテーブル45から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、未使用容量454を抽出する。
次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量に基づいて、抽出した未使用容量454をアプリケーションプログラム122に配分する。例えば、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122ごとの必要未使用容量の比に応じて、抽出した未使用容量454をアプリケーションプログラム122に配分する。
そして、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の未使用割当容量を、アプリケーション管理データテーブル41に格納する。
具体的には、管理サーバ3は、未使用割当容量を算出したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名411とが一致するレコードを、アプリケーション管理データテーブル41から選択する。次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の未使用割当容量を、選択したレコードの未使用割当容量417に格納する。
そして、管理サーバ3は、通常時の運用から、閾値割れ時の運用に切り替える。
図16は、本発明の第3の実施の形態の管理サーバ3の閾値割れ時の運用の処理のフローチャートである。
閾値割れ時には、管理サーバ3は、所定の間隔(例えば、一時間ごと)で、閾値割れ時の運用の処理を実行する。
まず、管理サーバ3は、通常時の運用におけるステップS101からS104までと同一の処理を実行する。
次に、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122ごとに、現在の未使用割当用量を算出する。
具体的には、管理サーバ3は、すべてのアプリケーションプログラム122を順番に選択する。次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の使用容量の増加分を算出する。なお、アプリケーションプログラム122の使用容量の増加分とは、アプリケーションプログラム122の使用容量のうち、前回の閾値割れ時の運用の処理が行われた時(前回時)から現在までの間に増加した容量である。
よって、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122の現在の使用容量から、アプリケーションプログラム122の前回時の使用容量を減算することによって、アプリケーションプログラム122の使用容量の増加分を算出する。
次に、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の識別子とアプリケーション名411とが一致するレコードを、アプリケーション管理データテーブル41から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードの未使用割当容量417から、算出した使用容量の増加分を減算する(S311)。これによって、管理サーバ3は、選択したアプリケーションプログラム122の現在の未使用割当用量を算出する。
管理サーバ3は、すべてのアプリケーションプログラム122を順番に選択することによって、アプリケーションプログラム122ごとに、現在の未使用割当容量を算出する。
次に、管理サーバ3は、未使用割当容量が枯渇したアプリケーションプログラム122が存在するか否かを判定する。
未使用割当容量が枯渇したアプリケーションプログラム122が存在する場合、管理サーバ3は、未使用割当容量が枯渇したアプリケーションプログラム122の稼動停止を、業務サーバ1に備わるアプリケーション管理エージェント123に指示する(S312)。
具体的には、管理サーバ3は、未使用割当容量417に「0」以下の値が格納されているレコードを、アプリケーション管理データテーブル41から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードの稼動状態414に、「停止中」を格納する。更に、管理サーバ3は、選択したレコードから、アプリケーション名411を抽出する。次に、管理サーバ3は、抽出したアプリケーション名411によって識別されるアプリケーションプログラム122の稼動停止を、業務サーバ1に備わるアプリケーション管理エージェント123に指示する。
すると、業務サーバ1に備わるアプリケーション管理エージェント123は、管理サーバ3からの指示に従って、アプリケーションプログラム122の稼動を停止する。
一方、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122ごとの稼動可能予測期限を算出する(S313)。
具体的には、管理サーバ3は、アプリケーション管理データテーブル41のレコードを上から順番に選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、アプリケーション名411及び未使用割当容量417を抽出する。
次に、管理サーバ3は、抽出したアプリケーション名411とアプリケーション名441とが一致するレコードを、アプリケーション容量履歴データテーブル44から選択する。次に、管理サーバ3は、日時442が最新であるレコードを、選択したレコードの中から選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、消費速度予測値444を抽出する。
次に、管理サーバ3は、抽出した未使用割当容量417を、抽出した消費速度予測値444で割ることによって、アプリケーションプログラム122の稼動可能予測時間を算出する。次に、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の稼動可能予測時間に現在の日時を加算することによって、アプリケーションプログラム122の稼動可能予測期限を算出する。
そして、管理サーバ3は、算出したアプリケーションプログラム122の稼動可能予測期限を、アプリケーション管理データテーブル41から選択したレコードの稼動可能予測期限416に格納する。
管理サーバ3は、アプリケーション管理データテーブル41のレコードをすべて選択するまで、この処理を繰り返す。これによって、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122ごとの稼動可能予測期限を算出する。
次に、管理サーバ3は、稼動可能予測期限が稼動目標期限より前となったアプリケーションが存在するか否かを判定する。稼動可能予測期限が稼動目標期限より前となったアプリケーションが存在する場合、管理サーバ3は、書き込みI/O制限の実施を、ストレージ装置2に指示する(S314)。
具体的には、管理サーバ3は、アプリケーション管理データテーブル41のレコードを上から順番に選択する。次に、管理サーバ3は、選択したレコードから、使用ボリューム番号413、稼動目標期限415及び稼動可能予測期限416を抽出する。
次に、管理サーバ3は、抽出した稼動可能予測期限416が、抽出した稼動目標期限415より前であるか否かを判定する。稼動可能予測期限416が稼動目標期限415より前である場合、管理サーバ3は、抽出した使用ボリューム番号413によって識別されるシン・プロビジョニング・ボリューム29に対する書き込みI/O制限の実施を、ストレージ装置2に指示する。更に、管理サーバ3は、選択したレコードの稼動状態414に、「I/O制限中」を格納する。
すると、ストレージ装置2は、管理サーバ3からの指示に従って、シン・プロビジョニング・ボリューム29に対する書き込みI/O制限を実施する。
一方、管理サーバ3は、書き込みI/O制限が実施された後における、アプリケーションプログラム122の稼動可能予測期限を算出する(S315)。
例えば、書き込みI/Oの20パーセントが制限された場合を説明する。この場合、管理サーバ3は、アプリケーション容量履歴データテーブル44の消費速度予測値444に、「0.8(=1−0.2)」を乗じる。これによって、管理サーバ3は、書き込みI/O制限が実施された後における消費速度予測値を算出する。次に、管理サーバ3は、アプリケーション管理データテーブル41の未使用割当容量417を、書き込みI/O制限が実施された後における消費速度予測値で割る。これによって、管理サーバ3は、書き込みI/O制限が実施された後における稼動可能予測時間を算出する。次に、管理サーバ3は、算出した書き込みI/O制限が実施された後における稼動可能予測時間に現在の日時を加算する。これによって、管理サーバ3は、書き込みI/O制限が実施された後における稼動可能予測期限を算出する。
次に、管理サーバ3は、算出した書き込みI/O制限が実施された後における稼動可能予測期限を、アプリケーション管理データテーブル41の稼動可能予測期限416に格納する。
そして、管理サーバ3は、閾値割れ時の運用の処理を終了する。
なお、ストレージプール28にLU25などの記憶資源が追加されると、管理サーバ3は、閾値割れ時の運用から、通常時の運用に切り替える。
以上のように、第3の実施の形態によれば、ストレージプール28の容量が十分な量でなくなると、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム122に、ストレージプール28の未使用容量を配分する。このため、あるアプリケーションプログラム122が異常稼動しても、他のアプリケーションプログラム122には影響が及ばない。
また、第3の実施の形態では、管理サーバ3は、稼動目標期限まで稼動できないと予測されるアプリケーションプログラム122に対する書き込みI/O制限を実施する。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態では、ストレージ装置2は、シン・プロビジョニング・ボリューム29でなく、論理ボリューム(LU)25を、業務サーバ1に提供する。
図17は、本発明の第4の実施の形態の計算機システムの機能構成のブロック図である。
計算機システムは、二つの業務サーバ1、二つのストレージ装置2、管理サーバ3、管理データベース4、管理LAN5及びSAN6を備える。
業務サーバ1は、第1の実施の形態の計算機システム(図1)に備わるものと同一であるので、説明を省略する。
ストレージ装置2は、ストレージコントローラ20及び物理ディスク282を備える。
ストレージコントローラ20は、物理ディスク282に対してデータを読み書きする。また、ストレージコントローラ20は、一つ以上の物理ディスク282を、アレイグループ(RAIDグループ)283に設定する。これによって、ストレージコントローラ20は、物理ディスク282の記憶領域を、一つ以上の論理デバイス(LDEV)281として設定する。
管理サーバ3に備わるストレージ管理ソフトウェア320は、ストレージプール監視部321、ストレージ管理データ取得部322、ストレージ装置制御部323、アプリケーションプログラム制御部324、容量消費予測部325及びストレージプール管理部326を含む。ストレージプール監視部321、ストレージ管理データ取得部322、ストレージ装置制御部323、アプリケーションプログラム制御部324及び容量消費予測部325は、第1の実施の形態の管理サーバ3(図3)に記憶されるストレージ管理ソフトウェア320に含まれるものと同一なので説明を省略する。
ストレージプール管理部326は、一つ以上のLDEV281を含むストレージプール28を管理する。つまり、ストレージプール管理部326は、LDEV281の記憶領域を、ストレージプール28として設定する。なお、ストレージプール管理部326は、複数のストレージプール28を管理してもよい。また、ストレージプール管理部326は、異なるストレージ装置2のそれぞれに含まれるLDEV281を、一つのストレージプール28として設定してもよい。
また、ストレージプール管理部326は、ストレージプール28に含まれるLDEV281を、論理ボリューム(LU)25に割り当てることを、ストレージ装置2に備わるストレージコントローラ20に指示する。
ストレージ装置2に備わるストレージコントローラ20は、ストレージプール管理部326からの指示に従って、ストレージプール28に含まれるLDEV281を、LU25に割り当てる。そして、ストレージコントローラ20は、一つ以上のLDEV281が割り当てられたLU25を、業務サーバ1に提供する。
業務サーバ1に備わるOS121は、提供されたLU25を統合デバイスとして、アプリケーションプログラム122に提供する。そのため、業務サーバ1に備わるアプリケーションプログラム122は、提供された統合デバイスを使用して、ストレージ装置2のLU25にアクセスする。
このとき、業務サーバ1に備わるOS121は、LU25へのアクセスに使用されるパスを適宜切り替えてもよい。これによって、OS121は、アプリケーションプログラム122に意識させることなく、ロードバランス機能及びパス交代機能を実現できる。つまり、アプリケーションプログラム122は、統合デバイスに対してI/Oを発行するだけで、適切なパスを用いてLU25にアクセスできる。
管理データベース4は、アプリケーション管理データテーブル41、ストレージ管理データテーブル42、ボリューム容量履歴データテーブル43、アプリケーション容量履歴データテーブル44、ストレージプール容量履歴データテーブル45、ストレージプール監視定義データテーブル46、アプリケーション監視定義データテーブル47及びストレージプール構成情報テーブル48を記憶する。
アプリケーション管理データテーブル41、ストレージ管理データテーブル42、ボリューム容量履歴データテーブル43、アプリケーション容量履歴データテーブル44、ストレージプール容量履歴データテーブル45、ストレージプール監視定義データテーブル46及びアプリケーション監視定義データテーブル47は、第1の実施の形態の管理データベース4(図4)に記憶されるものと同一なので、説明を省略する。
ストレージプール構成情報テーブル48は、プール番号481、LDEV番号482、容量483及び割当484を含む。
プール番号481は、ストレージプール28の一意な識別子である。LDEV番号482は、当該レコードのプール番号481によって識別されるストレージプール28に含まれるLDEV281の一意な識別子である。容量483は、当該レコードのLDEV番号482によって識別されるLDEV281の記憶領域の容量である。
割当484は、当該レコードのLDEV番号482によって識別されるLDEV281がLU25に割り当てられているか否かを示す。例えば、当該レコードのLDEV番号482によって識別されるLDEV281がLU25に割り当てられている場合、割当484には「済」が格納される。一方、当該レコードのLDEV番号482によって識別されるLDEV281がLU25に割り当てられていない場合、割当484には「未」が格納される。
ストレージプール管理部326は、LU25の容量が不足すると、ストレージプール28に含まれるLDEV281のうち、いずれの論理ボリューム25にも割り当てられていないLDEV281を、当該容量が不足したLU25に割り当てる。これによって、ストレージコントローラ20は、容量が不足したLU25の容量を増加させる。
具体的には、ストレージプール管理部326は、LU25の容量が不足すると、割当484に「未」が格納されているレコードを、ストレージプール構成情報テーブル48から選択する。次に、ストレージプール管理部326は、選択したレコードから、LDEV番号482を抽出する。次に、ストレージプール管理部326は、抽出したLDEV番号482によって識別されるLDEV281を、容量が不足したLU25に割り当てる。
また、ストレージプール管理部326は、LU25の容量が不足すると、ストレージプール28に含まれるLDEV281のうち、いずれのLU25にも割り当てられていないLDEV281を、新たなLU25として業務サーバ1に提供してもよい。
第4の実施の形態の計算機システムは、第1〜3の実施の形態のいずれにも適用できる。なお、第4の実施の形態では、シン・プロビジョニング・ボリューム29の代わりに、LU25となる。また、LU25の使用容量は、当該LU25に割り当てられているLDEV281の容量の合計である。
また、第4の実施の形態では、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム221の稼動を停止する代わりに、アプリケーションプログラム221によって使用されるLU25にLDEV281を追加して割り当てることを禁止する。
第4の実施の形態の計算機システムのそれ以外の処理は、第1〜3の実施の形態と同様である。よって、詳細な説明は省略する。
以上のように、第4の実施の形態によると、ストレージ装置2が、シン・プロビジョニング・ボリューム29でなく、論理ボリューム(LU)25を提供する場合であっても、管理サーバ3は、ストレージプールを適切に運用及び管理できる。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態では、ストレージプール28の容量が十分な量でなくなると、LDEV281が、ストレージプール28にオンデマンドで追加される。
第5の実施の形態の計算機システムの構成は、第4の実施の形態の計算機システムの構成(図17)と同一なので、説明を省略する。
第5の実施の形態の計算機システムは、第1〜3の実施の形態のいずれにも適用できる。なお、第5の実施の形態では、シン・プロビジョニング・ボリューム29の代わりに、LU25となる。また、LU25の使用容量は、当該LU25に割り当てられているLDEV281の容量の合計である。
また、第5の実施の形態では、管理サーバ3は、アプリケーションプログラム221の稼動を停止する代わりに、アプリケーションプログラム221によって使用されるLU25にLDEV281を追加して割り当てることを禁止する。
第5の実施の形態の計算機システムの閾値割れ時の運用は、第1〜3の実施の形態と同様である。よって、詳細な説明は省略する。
図18は、本発明の第5の実施の形態の管理サーバ3の通常時の運用の処理のフローチャートである。
本発明の第5の実施の形態の管理サーバ3の通常時の運用の処理は、ステップS308を含む。それ以外のステップは、第1の実施の形態の管理サーバ3の通常時の運用の処理(図12)に含まれるものと同一なので説明を省略する。
管理サーバ3は、ステップS106を終了すると、ステップS105で算出したストレージプール28の必要未使用容量から、ステップS106で抽出した未使用容量454を減算することによって、ストレージプール28の不足容量を算出する。
次に、管理サーバ3は、算出した不足容量以上のLDEV281のライセンスキーを、ライセンスサーバ(図示省略)から取得する(S501)。次に、管理サーバ3は、取得したライセンスキーをストレージ装置2に設定する。これによって、不足容量以上のLDEV281が使用可能となる。
次に、管理サーバ3は、使用可能となったLDEV281を、ストレージプール28に追加する(S502)。
次に、管理サーバ3は、算出した不足容量以上のLDEV281を、ストレージプール28に追加できたか否かを判定する(S503)。
不足容量以上のLDEV281をストレージプール28に追加できなかった場合、管理サーバ3は、ステップS107に進む。
一方、不足容量以上のLDEV281を、ストレージプール28に追加できた場合、管理サーバ3は、通常時の運用の処理を終了する。
本発明の第1の実施の形態の計算機システムの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の計算機システムの機能構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の管理サーバの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の管理データベースの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の管理データベースに記憶されるアプリケーション管理データテーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の管理データベースに記憶されるストレージ管理データテーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の管理データベースに記憶されるボリューム容量履歴データテーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の管理データベースに記憶されるアプリケーション容量履歴データテーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の管理データベースに記憶されるストレージプール容量履歴データテーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の管理データベースに記憶されるストレージプール監視定義データテーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の管理データベースに記憶されるアプリケーション監視定義データテーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の管理サーバの通常時の運用の処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の管理サーバの閾値割れ時の運用の処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の管理サーバの通常時の運用の処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の管理サーバの通常時の運用の処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の管理サーバの閾値割れ時の運用の処理のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態の計算機システムの機能構成のブロック図である。 本発明の第5の実施の形態の管理サーバの通常時の運用の処理のフローチャートである。
符号の説明
1 業務サーバ
2 ストレージ装置
3 管理サーバ
4 管理データベース
11 プロセッサ
12 メモリ
13 LANポート
14 HBAポート
20 ストレージコントローラ
21 プロセッサ
22 メモリ
23 LANポート
24 FCポート
25 LU
31 プロセッサ
32 メモリ
33 LANポート
41 アプリケーション管理データテーブル
42 ストレージ管理データテーブル
43 ボリューム容量履歴データテーブル
44 アプリケーション容量履歴データテーブル
45 ストレージプール容量履歴データテーブル
46 ストレージプール監視定義データテーブル
47 アプリケーション監視定義データテーブル
320 ストレージ管理ソフトウェア
321 ストレージプール監視部
322 ストレージ管理データ取得部
323 ストレージ装置制御部
324 アプリケーションプログラム制御部
325 容量消費予測部

Claims (19)

  1. プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える一つ以上の業務計算機と、前記業務計算機に接続される一つ以上のストレージ装置と、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備え、前記業務計算機及び前記ストレージ装置にアクセス可能な管理計算機と、を備える計算機システムにおける容量監視方法であって、
    前記ストレージ装置は、
    前記業務計算機に書き込み要求されるデータを記憶する物理ディスクと、前記物理ディスクへのデータの入出力を制御するディスクコントローラと、を備え、
    前記物理ディスクの記憶領域は、ストレージプールに属し、
    前記容量監視方法では、前記業務計算機は、前記ボリュームに対してデータの読み書きを要求する一つ以上のアプリケーションを実行し、
    前記ストレージ装置は、前記業務計算機からデータの書き込みを要求されるボリュームを、前記業務計算機に提供し、
    前記管理計算機又は前記ストレージ装置のいずれかが、前記ストレージプールに属する記憶領域を、前記ボリュームに割り当て、
    前記管理計算機は、
    前記ストレージプールに属する記憶領域のうち前記ボリュームに割り当てられている記憶領域の容量であるストレージプールの使用容量、及び前記ストレージプールに属する記憶領域のうち前記ボリュームに割り当てられていない記憶領域の容量であるストレージプールの未使用容量を監視し、
    前記監視されるストレージプールの使用容量の増加速度及び前記監視されるストレージプールの未使用容量に基づいて、前記業務計算機が所定の期間稼動するために必要な記憶容量が、前記ストレージプールに存在するか否かを判定し、
    前記所定の期間の稼動に必要な記憶容量が前記ストレージプールに存在しない場合には、所定の処理を行うことを特徴とする容量監視方法。
  2. 前記ボリュームは、前記業務計算機からの書き込み要求に応じて前記物理ディスクの記憶領域が割り当てられるシン・プロビジョニング・ボリュームであり、
    前記業務計算機は、前記提供されたシン・プロビジョニング・ボリュームを、当該シン・プロビジョニング・ボリュームに割り当てられている物理ディスクの記憶領域の容量以上の容量を持つボリュームとして認識することを特徴とする請求項1に記載の容量監視方法。
  3. 前記管理計算機は、
    前記アプリケーションによって書き込み要求される前記ボリュームに割り当てられている記憶領域の容量であるアプリケーションの使用容量を、前記アプリケーションごとに監視し、
    前記業務計算機で実行されるすべてのアプリケーションの使用容量を合計することによって、前記ストレージプールの使用容量を算出し、
    前記算出されたストレージプールの使用容量を監視することを特徴とする請求項1に記載の容量監視方法。
  4. 前記所定の処理は、前記管理計算機が、前記業務計算機で実行されるアプリケーションの中から、異常な稼動をしているアプリケーションを特定し、
    前記特定されたアプリケーションの稼動停止を、前記業務計算機に指示することを特徴とする請求項1に記載の容量監視方法。
  5. 前記アプリケーションには、優先度が設定され、
    前記所定の処理は、前記管理計算機が、低い優先度に設定されているアプリケーションからの書き込みの制限を、前記ストレージ装置又は前記業務計算機に指示することを特徴とする請求項1に記載の容量監視方法。
  6. 前記アプリケーションには、優先度が設定され、
    前記所定の処理は、前記管理計算機が、低い優先度に設定されているアプリケーションの稼動停止を、前記業務計算機に指示することを特徴とする請求項1に記載の容量監視方法。
  7. 前記アプリケーションには、優先度が設定され、
    前記所定の処理は、前記管理計算機が、低い優先度に設定されているアプリケーションによって書き込み要求される前記ボリュームに、前記ストレージプールに属する記憶領域を追加して割り当てることを禁止することを特徴とする請求項1に記載の容量監視方法。
  8. 前記アプリケーションには、優先度が設定され、
    前記所定の処理は、前記管理計算機が、前記ストレージプールに属する記憶領域のうち、前記ボリュームのいずれにも割り当てられていない記憶領域を、高い優先度に設定されているアプリケーションによって書き込み要求される前記ボリュームに優先的に割り当てることを特徴とする請求項1に記載の容量監視方法。
  9. 前記所定の処理は、前記ストレージ装置が、前記アプリケーションに書き込み要求される前記ボリュームに割り当てられている記憶領域の容量であるアプリケーションの使用容量を、前記アプリケーションごとに監視し、
    前記アプリケーションの使用容量の増加速度に基づいて、当該アプリケーションが所定の期間稼動するために必要な記憶容量を、前記アプリケーションごとに算出し、
    前記アプリケーションごとに算出された所定の期間稼動するために必要な記憶容量を参照して、前記ストレージプールに属する記憶領域のうち、前記ボリュームのいずれにも割り当てられていない記憶領域を、前記ボリュームのいずれかに割り当てることを特徴とする請求項1に記載の容量監視方法。
  10. プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える一つ以上の業務計算機と、前記業務計算機に接続される一つ以上のストレージ装置と、を備える計算機システムにおける容量監視方法であって、
    前記ストレージ装置は、
    前記業務計算機に書き込み要求されるデータを記憶する物理ディスクと、前記物理ディスクへのデータの入出力を制御するディスクコントローラと、を備え、
    前記物理ディスクの記憶領域は、ストレージプールに属し、
    前記容量監視方法では、前記業務計算機が、前記ボリュームに対してデータの読み書きを要求する一つ以上のアプリケーションを実行し、
    前記ストレージ装置は、
    前記業務計算機からデータの書き込みを要求されるボリュームを、前記業務計算機に提供し、
    前記ストレージプールに属する記憶領域を、前記ボリュームに割り当て、
    前記ストレージプールに属する記憶領域のうち前記ボリュームに割り当てられている記憶領域の容量であるストレージプールの使用容量、及び前記ストレージプールに属する記憶領域のうち前記ボリュームに割り当てられていない記憶領域の容量であるストレージプールの未使用容量を監視し、
    前記監視されるストレージプールの使用容量の増加速度及び前記監視されるストレージプールの未使用容量に基づいて、前記業務計算機が所定の期間稼動するために必要な記憶容量が、前記ストレージプールに存在するか否かを判定し、
    前記所定の期間の稼動に必要な記憶容量が前記ストレージプールに存在しない場合には、所定の処理を行うことを特徴とする容量監視方法。
  11. 前記ボリュームは、前記業務計算機からの書き込み要求に応じて前記物理ディスクの記憶領域が割り当てられるシン・プロビジョニング・ボリュームであり、
    前記業務計算機は、前記提供されたシン・プロビジョニング・ボリュームを、当該シン・プロビジョニング・ボリュームに割り当てられている物理ディスクの記憶領域の容量以上の容量を持つボリュームとして認識することを特徴とする請求項10に記載の容量監視方法。
  12. 前記ストレージ装置は、
    前記アプリケーションによって書き込み要求される前記ボリュームに割り当てられている記憶領域の容量であるアプリケーションの使用容量を、前記アプリケーションごとに監視し、
    前記業務計算機で実行されるすべてのアプリケーションの使用容量を合計することによって、前記ストレージプールの使用容量を算出し、
    前記算出されたストレージプールの使用容量を監視することを特徴とする請求項10に記載の容量監視方法。
  13. 前記所定の処理は、前記ストレージ装置が、前記業務計算機で実行されるアプリケーションの中から、異常な稼動をしているアプリケーションを特定し、
    前記特定されたアプリケーションの稼動停止を、前記業務計算機に指示することを特徴とする請求項10に記載の容量監視方法。
  14. 前記アプリケーションには、優先度が設定され、
    前記所定の処理は、前記ストレージ装置が、低い優先度に設定されているアプリケーションからの書き込みを制限することを特徴とする請求項10に記載の容量監視方法。
  15. 前記アプリケーションには、優先度が設定され、
    前記所定の処理は、前記ストレージ装置が、低い優先度に設定されているアプリケーションの稼動停止を、前記業務計算機に指示することを特徴とする請求項10に記載の容量監視方法。
  16. 前記アプリケーションには、優先度が設定され、
    前記所定の処理は、前記ストレージ装置が、低い優先度に設定されているアプリケーションによって書き込み要求される前記ボリュームに、前記ストレージプールに属する記憶領域を追加して割り当てないことを特徴とする請求項10に記載の容量監視方法。
  17. 前記アプリケーションには、優先度が設定され、
    前記所定の処理は、前記ストレージ装置が、前記ストレージプールに属する記憶領域のうち、前記ボリュームのいずれにも割り当てられていない記憶領域を、高い優先度に設定されているアプリケーションによって書き込み要求される前記ボリュームに優先的に割り当てることを特徴とする請求項10に記載の容量監視方法。
  18. 前記所定の処理は、前記ストレージ装置が、前記アプリケーションに書き込み要求される前記ボリュームに割り当てられている記憶領域の容量であるアプリケーションの使用容量を、前記アプリケーションごとに監視し、
    前記アプリケーションの使用容量の増加速度に基づいて、当該アプリケーションが所定の期間稼動するために必要な記憶容量を、前記アプリケーションごとに算出し、
    前記アプリケーションごとに算出された所定の期間稼動するために必要な記憶容量を参照して、前記ストレージプールに属する記憶領域のうち、前記ボリュームのいずれにも割り当てられていない記憶領域を、前記ボリュームのいずれかに割り当てることを特徴とする請求項10に記載の容量監視方法。
  19. プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える一つ以上の業務計算機と、前記業務計算機に接続される一つ以上のストレージ装置と、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備え、前記業務計算機及び前記ストレージ装置にアクセス可能な管理計算機と、を備える計算機システムであって、
    前記業務計算機は、前記ボリュームに対してデータの読み書きを要求する一つ以上のアプリケーションを実行し、
    前記ストレージ装置は、
    前記業務計算機に書き込み要求されるデータを記憶する物理ディスクと、前記物理ディスクへのデータの入出力を制御するディスクコントローラと、を備え、
    前記業務計算機からデータの書き込みを要求されるボリュームを、前記業務計算機に提供し、
    前記物理ディスクの記憶領域は、ストレージプールに属し、
    前記管理計算機又は前記ストレージ装置のいずれかが、前記ストレージプールに属する記憶領域を、前記ボリュームに割り当て、
    前記管理計算機は、
    前記ストレージプールに属する記憶領域のうち前記ボリュームに割り当てられている記憶領域の容量であるストレージプールの使用容量、及び前記ストレージプールに属する記憶領域のうち前記ボリュームに割り当てられていない記憶領域の容量であるストレージプールの未使用容量を監視し、
    前記監視されるストレージプールの使用容量の増加速度及び前記監視されるストレージプールの未使用容量に基づいて、前記業務計算機が所定の期間稼動するために必要な記憶容量が、前記ストレージプールに存在するか否かを判定し、
    前記所定の期間の稼動に必要な記憶容量が前記ストレージプールに存在しない場合には、所定の処理を行うことを特徴とする計算機システム。
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