JP2000069256A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000069256A
JP2000069256A JP10234373A JP23437398A JP2000069256A JP 2000069256 A JP2000069256 A JP 2000069256A JP 10234373 A JP10234373 A JP 10234373A JP 23437398 A JP23437398 A JP 23437398A JP 2000069256 A JP2000069256 A JP 2000069256A
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Hajime Yamazaki
一 山▲崎▼
Yasuhiro Hattori
康広 服部
Michio Doke
教夫 道家
Junji Ukegawa
順治 受川
Osamu Kizaki
修 木崎
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のメモリ共有資源を複数のアプリケーシ
ョンで同時に使用する場合に、効率的にメモリ管理を行
い、記憶装置の運用効率を向上させる。 【解決手段】 画像入力手段から入力された1以上の画
像信号を記憶する1次記憶部705a,705b、及び
この1次記憶部705a,705bに入力された画像信
号を保存する2次記憶部706a,706bを含む記憶
装置700a,700bを2組以上有する画像メモリ
と、前記画像入力手段から入力された画像信号、もしく
は前記画像メモリに保存された画像信号に基づいて作像
手段を介して記録面上に顕像を出力させるメモリコント
ローラ、CPU、及びメインコントローラとを設け、メ
モリコントローラは、前記2次記憶部706a,706
bを複数の記憶領域に分割し、アプリケーション毎にあ
らかじめ設定した記憶領域を割り当てておき、画像入力
要求発生時、画像入力要求を行ったアプリケーションに
対して割り当てておいた記憶領域に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される複数の
画像信号を記憶し、記憶した画像信号から所望の画像信
号を選択して出力する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、コピー機能、プリンタ機能、スキ
ャン画像データの蓄積および印刷機能、ファクシミリ機
能などを複合的に備えた所謂デジタル複写器とも称され
る画像形成装置が普及してきている。この種の装置で
は、入力された画像情報を一旦メモリに格納し、読み出
し要求に応じて読み出して所定もしくは所望の画像形成
を行うようになっている。
【0003】このようにメモリに画像情報を一旦格納
し、読み出して使用することから、共有資源たるメモリ
を複数のアプリケーションで同時に使用することもあ
る。このような場合のメモリ管理方法として例えば特開
平10−74163号公報、特開平7−175916号
公報、あるいは特開平7−273957号公報などに開
示された技術が公知である。
【0004】このうち、特開平10−74163号公報
には、コピーアプリケーションに加え、プリンタアプリ
ケーションやFAXアプリケーションなどの複数のアプ
リケーションと、複写機を構成する各部を機能単位で共
有資源として管理し、1つの共有資源を複数のアプリケ
ーションで同時に使用する際の調停を行うシステムコン
トローラ部とを有するデジタル複写機において、共有資
源の1つとして配置されたメモリユニットとメモリユニ
ットに対する入出力制御を行うメモリコントローラを備
え、システムコントローラが複数のアプリケーションで
メモリコントローラ及びメモリユニットを同時に使用す
るときに調停を行うように構成されている。これによ
り、メモリユニットを共有資源として扱えるようにし
て、装置のコスト低減及びメモリの有効利用を図ること
ができるという効果を得ている。
【0005】また、特開平7−175916号公報に
は、該当する機能が必要とするメモリ容量と現在のメモ
リの空き容量とを比較し、前者の方が大きい場合、未使
用機能のファイルを一時的に外部記憶装置に退避させる
ことによって機能実行のためにメモリ容量を大幅に増や
すことなく各機能を並行して処理できるようにした技術
が開示されている。
【0006】さらに、特開平7−273957号公報に
は、FAX送受信機能、LAN送受信機能、電子ソート
複写機能、画像登録及び画像検索機能毎にページメモリ
部の記憶容量を配分した記憶エリアを設定し、各機能毎
の記憶エリアの使用情況を記憶して、使用情況に応じて
各機能毎の記憶容量の配分内容を変更するようにした技
術が開示されている。この技術によれば、種々の機能に
対してページメモリ部を共有して使用する場合、各機能
の利用情況に応じてページメモリの利用領域を変更する
ことが可能となりページメモリの有効利用が図られると
いう効果を得ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術はいずれ
もコピー機能、プリンタ機能、スキャン画像データの蓄
積および印刷機能、ファクシミリ機能などを複合的に備
えた画像形成装置において、共有資源としてのメモリを
複数のアプリケーションで同時に使用する場合の管理方
法に関するものであるが、これらの公知技術では、メモ
リは単数であり、共有するメモリが複数個存在する場合
のメモリ管理方法もしくはメモリ管理方式については全
く言及されていない。
【0008】本発明は、このような背景に鑑みてなされ
たもので、その目的は、複数のメモリ共有資源を複数の
アプリケーションで同時に使用する場合に、効率的にメ
モリ管理を行い、記憶装置の運用効率を向上させること
ができる画像形成装置を提供することにある。他の目的
は、記憶装置に格納された画像データファイルを読み出
すアプリケーションと、他のアプリケーションを同時に
動作させるときに効率用にメモリを運用できるメモリの
割り付け方を提案することにある。さらに他の目的は、
あるジョブと他のジョブで蓄積された画像データをマー
ジして印刷することが可能なメモリの割り付け方を提案
することにある。さらに他の目的は、メモリの使用容量
が最大になり記憶できなくなることを未然に防止できる
画像形成装置を提供することにある。さらに他の目的
は、2つの蓄積型アプリケーションを同時に動作させた
とき、使用するメモリが競合することのないように、メ
モリのアプリケーション毎に割り当てる容量を最適化す
ることができる画像形成装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、入力され
た画像信号に基づいて作像手段により画像を形成する画
像形成装置において、1以上の画像入力手段と、この画
像入力手段から入力された1以上の画像信号を記憶する
1次記憶部、及びこの1次記憶部に入力された画像信号
を保存する2次記憶部を含む画像記憶部を2組以上有す
る記憶手段と、前記画像入力手段から入力された画像信
号、もしくは前記記憶手段に保存された画像信号に基づ
いて前記作像手段を介して記録面上に顕像を出力させる
制御手段とを設け、前記制御手段は、前記2次記憶部を
複数の記憶領域に分割してアプリケーション毎にあらか
じめ設定した記憶領域を割り当てる分割領域管理手段
と、画像入力要求発生時、画像入力要求を行ったアプリ
ケーションに対して使用する前記記憶領域の割り当てを
行う割り当て手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】第2の手段は、第1の手段において、前記
割り当て手段は、アプリケーションからの画像入力要求
が発生したとき、画像入力要求のあったアプリケーショ
ンの画像データを前記記憶手段のうち特定の記憶手段に
偏らせて割り当てることを特徴とする。
【0011】第3の手段は、第2の手段において、前記
割り当て手段によって特定の記憶手段に割り当てられる
アプリケーションの画像データの属性が、2次記憶部に
アプリケーション実行終了後もデータが保持されるマー
ジ可能な蓄積型画像データ属性であることを特徴とす
る。
【0012】第4の手段は、第1の手段において、前記
分割領域管理手段は、前記割り当てられた記憶領域の容
量を前記記憶手段毎に異ならせ、画像入力要求のあった
アプリケーションに対して前記割り当て手段が割り当て
る記憶手段として割り当て容量が最大の記憶手段を選択
することを特徴とする。
【0013】第5の手段は、第4の手段において、前記
分割領域管理手段は、1つの記憶手段においてアプリケ
ーション毎に分割した前記2次記憶部の領域が、2つ以
上のアプリケーションで最大容量とならないように配分
することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。 1.画像形成装置の概略構成 1.2 機械的構成 図1はこの実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成
図である。同図に示すように自動原稿送り装置(以下、
「ADF」と称する。)1の原稿台2に原稿の画像面を
下にして置かれた原稿束は、操作部30(図2)上のス
タートキー34が押下されると、最下位の原稿から給送
ローラ3および給送ベルト4によってコンタクトガラス
6上の所定の読み取り位置に給送される。読み取りユニ
ット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像デ
ータを読み取った後、読み取りが終了した原稿は給送ベ
ルト4および排送ローラ5によって排出される。さら
に、原稿セット検知センサ7によって原稿台2に次の原
稿があることを検知した場合、次原稿は前原稿と同様に
コンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給
送ベルト4および排送ローラ5は図4に示すように搬送
モータ26によって駆動される。
【0015】第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ
10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第
2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、
縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置
まで搬送される。読み取りユニット50によって読み取
られた画像データは、書き込みユニット57からのレー
ザ光によって感光体に書き込まれ、現像ユニット27を
通過することによってトナー像が形成される。転写紙は
感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送
されながら感光体15上のトナーが転写される。その
後、定着ユニット17によって転写紙に画像を定着さ
せ、排紙ユニット18によって後処理装置の排紙トレイ
19に排出される。
【0016】転写紙の両面に画像を形成する場合には、
各給紙トレイ8〜10から給紙され、作像された転写紙
を排紙トレイ19側に導かないで、経路切り換えのため
の分岐爪112を上側にセットすることによって一旦両
面給紙ユニット111に送り、当該ユニット111にス
トックする。その後、両面給紙ユニット111にストッ
クされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画
像を転写するために両面給紙ユニット111から縦搬送
ユニット14に送られて再給紙され、転写紙の裏面に画
像を形成した後、反転爪112を下側にセットし、排紙
トレイ19に導く。このように転写紙の両面に画像を形
成する場合に、両面給紙ユニット111は使用される。
【0017】感光体15、搬送ベルト16、定着ユニッ
ト17、排紙ユニット18および現像ユニット27はメ
インモータ25(図4)によって駆動され、各給紙ユニ
ット11〜13はメインモータ25の駆動力を各々給紙
クラッチ22,23,24によって伝達制御される。縦
搬送ユニット14はメインモータ25の駆動力を中間ク
ラッチ21によって伝達制御される。
【0018】1.2 操作部 図2は操作部30を示す図である。同図において、操作
部30には、液晶タッチパネル(ディスプレイ)31、
テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキ
ー34、モードクリアキー35および初期設定キー38
が設けられており、液晶タッチパネル31にはモード設
定用機能キー37、部数および画像形成装置の状態を示
すメッセージなどが表示される。
【0019】図3は操作部30の液晶タッチパネル31
の表示の一例を示す図である。同図からわかるようにオ
ペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタ
ッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転
する。また、例えば変倍を行うときの変倍値などのよう
に機能の詳細を指定しなければならない場合は、キーに
タッチすることで詳細機能の設定画面が表示される。こ
のように液晶タッチパネルは、ドット表示装置を使用し
ているため、そのときの最適な表示をグラフィカルに行
うことが可能になっている。
【0020】1.3 制御構成 図4はメインコントローラを中心に制御装置を示したも
のである。同図においてメインコントローラ20は画像
形成装置全体を制御するもので、メインコントローラ2
0には、オペレータに対する表示、オペレータからの機
能設定入力制御を行うための操作部30、スキャナの制
御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、および画像
メモリからの作像を行う制御などを行う画像処理ユニッ
ト(IPU)49、原稿自動送り装置(ADF)1など
の分散制御装置が接続されている。各分散制御装置とメ
インコントローラ20とは、必要に応じて機械の状態、
動作指令のやり取りを行っている。また、紙搬送等に必
要なメインモータ25および搬送モータ26、並びに各
種クラッチ21〜24も接続されている。
【0021】2. 動作 以下、大略前述のように構成された画像形成装置におけ
る画像を読み取って感光体の記録面上に潜像を形成する
までの動作について説明する。なお、ここでいう潜像と
は、感光体面上に画像を光情報に変換して照射すること
によって生じる電位分布のことである。
【0022】読み取りユニット50は、原稿を載置する
コンタクトガラス6と光学走査系で構成され、光学走査
系は露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、C
CDイメージセンサ54、第2ミラー55および第3ミ
ラー56などからなっている。露光ランプ51および第
1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定さ
れ、第2ミラー55および第3ミラー56は図示しない
第2キャリッジ上に固定されている。原稿を読み取る際
には、光路長が変化しないように第1キャリッジと第2
キャリッジとは2対1の相対速度で機械的に走査され
る。この光学走査系は図示しないスキャナ駆動モータに
よって駆動される。
【0023】原稿画像はCCDイメージセンサ54によ
って読み取られ、光信号から電気信号に変換されて処理
される。レンズ53およびCCDイメージセンサ54を
図2において左右方向に移動させると画像倍率を変化さ
せることができる。すなわち、指定された倍率に対応し
てレンズ53およびCCDイメージセンサ54の図にお
いて左右方向の位置が設定される。
【0024】書き込みユニット57はレーザ出力ユニッ
ト58、結像レンズ59およびミラー60で構成され、
レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源である
レーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転
するポリゴンミラーが設けられている。
【0025】レーザ出力ユニット58から照射されるレ
ーザ光は、前記定速回転するポリゴンミラーによって偏
向され、結像レンズ59を通ってミラー60で折り返さ
れ、感光体面上に集光されて結像する。偏向されたレー
ザ光は感光体15が回転する方向と直交する所謂主走査
方向に露光走査され、後述する画像処理部のセレクタ6
4によって出力された画像信号のライン単位の記録を行
う。そして、感光体の回転速度と記録密度に対応した所
定の周期で主走査を繰り返すことによって感光体面上に
画像、すなわち静電潜像が形成される。
【0026】このように書き込みユニット57から出力
されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射され
るが、図示しない感光体15の一端近傍のレーザ光の照
射位置に主走査同期信号を発生するビームセンサが配さ
れている。このビームセンサから出力される主走査同期
信号に基づいて主走査方向の画像記録タイミングの制
御、および後述する画像信号の入出力用の制御信号の生
成が行われる。
【0027】3.画像処理ユニット 画像処理ユニット(IPU)49の構成について図5を
参照して説明する。露光ランプ51から照射された照明
光は原稿面に照射されて原稿面で反射する。その反射光
は図示しない結像レンズによって結像され、CCDイメ
ージセンサ54の受光面に入射して光電変換され、A/
Dコンバータ61によってディジタル信号に変換され
る。ディジタル信号に変換された画像信号はシェーディ
ング補正部62でシェーディング補正がなされた後、画
像処理部63においてMTF補正、γ補正などが行われ
る。変倍部72を経由した画像信号は、変倍率に合わせ
て拡大縮小され、セレクタ64に送られる。セレクタ6
4では、書き込みγ補正部71または画像メモリコント
ローラ65のいずれかに画像信号の送り先が選択され
る。書き込みγ補正部71を経由した画像信号は、作像
条件に合わせて書き込みγが補正され、書き込みユニッ
ト57に送られる。
【0028】画像メモリコントローラ65とセレクタ6
4間は双方向に画像信号を入出力可能な構成となってい
る。図5には明示していないが、画像処理ユニット49
には、読み取り部50から入力される画像データ以外に
も外部から供給される画像データも処理できるように複
数のデータの入出力の選択を行う機能も設けられてい
る。なお、前記外部から供給される画像データとは、例
えばパーソナルコンピュータなどのデータ処理装置出力
されるデータである。したがって、入力信号としてはス
キャナで読み取ったものの他に、外部機器からの入力信
号も含まれる。また、画像処理ユニット49は画像メモ
リコントローラ65などへの設定や、読み取り部50お
よび書き込み部57の制御を行うCPU68や、CPU
68のプログラムやデータを格納するROM69および
RAM70を備えている。なお、CPU68は画像メモ
リコントローラ65を介して画像メモリ66のデータの
書き込みおよび読み出しを行うことができる。また、こ
れらの各部はI/Oポート67を介して外部との通信を
行うようになっており、画像データ73の入出力はI/
Oポート67を介して行われる。
【0029】4.記憶装置 4.1 構成 図6は図5におけるメモリコントローラ65と画像メモ
リ66の内部構成を詳細に示すブロック図であり、本発
明における記憶手段の個々の記憶部(記憶装置)の詳細
を示している。同図において、メモリコントローラ65
のデータ入出力制御部650は、入力データセレクタ6
51、画像合成部652、1次圧縮/伸張部653、出
力データセクタ654、及び2次圧縮/伸張部655を
備えている。これらの各部への制御データの設定はCP
U68によって行われる。図5におけるアドレス及びデ
ータは画像データに対するものを示しており、CPU6
8に接続されるデータ及びアドレスは図示していない。
【0030】画像メモリ66は1次及び2次記憶装置6
61,662からなる。1次記憶装置661はメモリの
指定した領域へのデータ書き込みまたは画像出力時のメ
モリの指定した領域からのデータ読み出しが画像データ
の入力/出力次に要求されるデータ転送速度に略同期し
て行えるようにDRAM等の高速アクセスが可能なメモ
リを使用する。また、1次記憶装置661は処理を行う
画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像
データの入出力を同時に実行可能なメモリコントローラ
とのインターフェイス部を備えている。
【0031】2次記憶装置662は大容量の不揮発メモ
リであり、入力された画像の合成やソーティング、及び
データ蓄積に用いられる。1次記憶装置661が画像デ
ータの処理を行うために十分な容量を有し、かつ、不揮
発性のものであれば2次記憶装置662へのデータの入
出力は行う必要がない。また、2次記憶装置662が画
像入出力時に要求されるデータ転送速度に略同期してデ
ータの書き込み/読み出しが可能であれば、2次記憶装
置662への直接のデータの書き込み/読み出しは可能
である。このような場合には、1次、2次の区別なくデ
ータの処理を行うことが可能となる。
【0032】2次記憶装置662が画像入出力時に要求
されるデータ転送速度に略同期してデータの書き込み/
読み出しが可能でない場合、例えば2次記憶装置662
にハードディスクや光磁気ディスク等の記憶媒体を使用
した場合でも、2次記憶装置662へのデータの入出力
については1次記憶装置661を介在させることによっ
て2次記憶装置662のデータ転送能力に応じて処理す
ることが可能になる。
【0033】4.2 アプリケーションに対応した記憶
装置の使用例各アプリケーションにおける1次記憶装置
661と2次記憶装置662の具体的な使用例として
は、例えば次のようになる。
【0034】(1)コピーアプリケーションにおける1
部コピー 1部コピーの場合は、まず、読取ユニット(スキャナ)
50から画像データは1次記憶装置661に入力され
る。そして、ほぼ同タイミングで書き込みユニット57
(作像装置)に出力するが、同時に2次記憶装置662
に読み取った画像データは保存される。正常に作像が終
了すれば、2次記憶装置662に保存されたデータは使
用されずに消去されるが、ジャム発生などの場合は、2
次記憶装置662から画像データを読み取ることによ
り、ジャム発生後の読取ユニット50からの画像読取は
不要となる。
【0035】(2)コピーアプリケーションにおけるソ
ーティング(複数部コピー) 2部以上のコピーの場合は、まず、読取ユニット(スキ
ャナ)50から画像データは1次記憶装置661に入力
される。1部目のコピーは前記(1)の場合と同様に1
次記憶装置661から書き込みユニット(作像装置)5
7に出力されるが、同時に2次記憶装置662にも読み
取ったデータは保存される。2部目以降の画像データは
2次記憶装置662から1次記憶装置661に転送さ
れ、1次記憶装置661から作像装置側に出力する。こ
れによって2部目以降のコピーについてはスキャナによ
る読み取りが不要となる。必要部数のコピーが終了する
と、その時点で2次記憶装置662に保存されていた画
像データは消去される。
【0036】(3)スキャナ(読み取りユニット)から
の画像蓄積 スキャナ(読み取りユニット)50からの画像データは
1次記憶装置661を介して2次記憶装置662に保存
される。この場合は、意図的な消去を行わない限り、画
像データは保存されたままとなる。
【0037】(4)外部入力装置からの印刷 外部入力装置、例えばパーソナルコンピュータから画像
(印刷)データが入力され、入力された画像データを印
刷する場合は、前記(1)及び(2)におけるスキャナ
からの読み取りデータが外部入力装置からの転送データ
になるだけで同様の処理となる。
【0038】(5)外部入力装置からの画像蓄積 この場合は、入力元がスキャナかパーソナルコンピュー
タなどの外部入力装置であり画像データが読み取りデー
タか外部入力装置からの転送データかの違いだけで、前
記(3)と同様である。
【0039】(6)蓄積画像の印刷 前記(3)及び(5)で蓄積された画像を印刷する場合
には、2次記憶装置662から1次記憶装置661に画
像データを転送し、1次記憶装置661から作像装置側
に画像データを出力することによって画像形成が実行さ
れる。
【0040】4.4 メモリコントローラの動作 メモリコントローラ65の動作としては、例えば以下の
ようになる。なお、ここでは、2次記憶装置662が画
像入出力時に要求されるデータ転送速度に略同期してデ
ータの書き込み/読み出しができない場合の例である。
【0041】(1)画像入力(画像メモリへの保存) 入力データセレクタ651は複数のデータのうちから、
画像メモリ66(1次記憶装置661)への書き込みを
行う画像データの選択を行う。入力データセレクタ65
1によって選択された画像データは画像合成部652に
供給され、必要に応じて画像合成が行われる。画像合成
部652で処理された画像データは、1次圧縮/伸張部
653でデータ圧縮され、圧縮後のデータが1次記憶装
置661に書き込まれる。1次記憶装置661に書き込
まれたデータは必要に応じて2次圧縮/伸張部655で
さらに圧縮された後、2次記憶装置662に保存され
る。
【0042】(2)画像出力(画像メモリからの読み出
し) 画像出力時は、1次記憶装置661に記憶されている画
像データの読み出しを行う。出力対象となる画像が1次
記憶装置661に格納されている場合には、1次圧縮/
伸張部653で1次記憶装置661からの画像データの
伸張を行い、伸張後のデータ、もしくは伸張後のデータ
と入力データとの画像合成を画像合成部652で行い、
画像合成後のデータを出力データセレクタ654で選択
して出力する。出力対象となる画像が2次記憶装置66
2に格納されている場合には、2次記憶装置662に格
納されている出力対象となる画像データを2次圧縮/伸
張部655で伸張し、伸張後のデータを1次記憶装置6
61に書き込んでから、書き込んだ画像データを1次記
憶装置661から画像データを読み出し、前述の動作を
行って出力データセレクタ654から画像データを出力
する。
【0043】5.複数の記憶装置を使用する場合の記憶
装置の割り付け 図7は複数の記憶装置を使用して画像データを取り扱う
ときの一例を示すブロック図である。図では記憶装置
1、記憶装置2で示す第1及び第2の記憶装置700
a,700bの各々の内部構成は図6で示した記憶装置
600である。なお、図6の記憶装置では、入力データ
セレクタ651は複数の画像データのうちから選択され
る画像データを1つの記憶装置66に接続すればよいの
でデータ入出力制御部に包括されているが、図7に示し
た例では、2個の記憶装置700a,700bが設けら
れているので、どちらかの記憶装置に接続するための割
り付け機能が付加され、データ入出力制御部から独立し
た構成として示している。
【0044】すなわち、この例では、記憶装置700は
第1及び第2の記憶装置700a,700bと、入力デ
ータセレクタ701と、出力データセレクタ702と、
第1及び第2の未使用領域検出部703a,703bと
から基本的に構成されている。第1の記憶装置700a
は図ではデータ入出力制御部1、1次記憶部:1、2次
記憶部:1でそれぞれ示すで第1のデータ入出力制御部
704a、第1の1次記憶部705a、第2の1次記憶
部706aからなり、同様に第2の記憶装置700b
は、図では図ではデータ入出力制御部2、1次記憶部:
2、2次記憶部:2でそれぞれ示す第2のデータ入出力
制御部704b、第1の2次記憶部705b、第2の2
次記憶部706bからなる。
【0045】第1のデータ入出力制御部704aと第1
の1次及び2次記憶部705a,706aはそれぞれデ
ータバスとアドレスバスによって接続され、第2のデー
タ入力制御部704bと第2の1次及び2次記憶部70
5b,706bもそれぞれデータバスとアドレスバスに
よって接続されている。前記第1の未使用領域検出部7
03aは第1のデータ入出力制御部704aに接続さ
れ、第1の1次及び2次記憶部705a,706aの使
用されていない記憶領域を検出し、前記第2の未使用領
域検出部703bは第2のデータ入出力制御部704b
に接続され、第2の1次及び2次記憶部705b,70
6bの使用されていない記憶領域を検出する。入力デー
タセレクタ701は入力された複数のデータのうちの1
つを選択して第1及び第2のデータ入出力制御部704
a,704bにそれぞれ独立に出力する。出力データセ
レクタ702は第1または第2のデータ入出力制御部7
04a,704bから独立にデータを受け取り、それぞ
れ出力する。
【0046】また、前記第1及び第2の2次記憶部70
6a,706bはメモリコントローラ65が実行する分
割領域管理によって各アプリケーション毎の領域に分け
られている。この分割の一例を図8に示す。この例で
は、それぞれの2次記憶部706a,706bの記憶領
域を第1ないし第3の3つの記憶領域711a,711
b、712a,712b、713a,713bに分割
し、第1の記憶領域711a,711bは第1のアプリ
ケーションの記憶領域に、第2の記憶領域712a71
2bはコピー機能(第2のアプリケーション)を実施す
るための記憶領域に、第3の記憶領域713a,713
bはローカルストレージ(第3のアプリケーション)の
記憶領域にそれぞれ割り当てている。
【0047】図9は、上記のように領域を分割するとき
のメモリコントローラ65の制御手順を示すフローチャ
ートである。この制御手順では、分割処理が開始される
と、まず、画像メモリ66へのデータ入力要求があるか
いなかをチェックする(ステップ901)。データ入力
がなければ、そのまま終了し、データ入力があれば、要
求されたパラメータを分析し、画像メモリ66の制御方
法を決定する(ステップ902)。制御方法はパラメー
タの中のデータサイズ、モード、保存の必要性などから
画像メモリ66内のリソースをどのように使用すればよ
いかを決定する。
【0048】ステップ902で画像メモリ66の制御方
法が決定されたら、ステップ903で決定された結果に
基づいて画像メモリ66の第1及び第2の記憶装置70
0a,700bの使用状況を調べる。第1及び第2の記
憶装置700a,700bのうち少なくとも1つの記憶
装置が使用状態であれば、そのまま終了する(ステップ
904)。第1及び第2の記憶装置700a,700b
の両者共に使用されていなければ、第1及び第2の2次
記憶部706a,706bの要求アプリケーションの蓄
積データ容量を調べ、両記憶部706a,706bの割
り付け先を決定する(ステップ905)。
【0049】ステップ905で要求アプリケーション蓄
積データ容量が判明したら、その結果に基づいて使用量
の多い2次記憶部の方に記憶する。図10は第1及び第
2の2次記憶部706a,706bの割り付け先を決定
する制御手順を示すフローチャートである。割り付けで
は、まず、2次記憶部706a,706bの各々の要求
アプリケーションに対する蓄積データ容量M1,M2を
求める(ステップ1001,1002)。次いで、両者
を比較し(ステップ1003)、M1の方が大きければ
第1の2次記憶部706aに割り付け(ステップ100
4)、M2の方が大きければあるいはM2とM1とが等
しければ第2の2次記憶部706bに割り付ける(ステ
ップ1005)。この操作を行うことによりアプリケー
ション毎にデータ蓄積先を偏らせることができる。な
お、この制御手順を示すフローチャートでは、M1=M
2の場合については特に記載されていないが、2次判定
基準を設けてもよい。なお、2次判定基準とは、例え
ば、第1及び第2の記憶部706a,706bにデータ
のアクセス速度に優越がある場合には、アクセス速度の
速い方を優先するようにする設定することである。
【0050】ステップ905で割り付ける記憶部が判明
したら、割り付けられた記憶部を取得する(ステップ9
06)。取得することによって割り付けられた記憶部の
状態は使用中となる。ステップ906で割り付けられた
記憶部を取得したら、記憶部にデータを格納するための
前処理として、取得した記憶部にパラメータを設定する
(ステップ907)。そして、全ての準備が完了したら
データ入力実行準備完了通知処理を実行する(ステップ
908)。データ入力実行準備完了通知を行った後は、
要求元からのデータ入力実行要求を待つ(ステップ90
9)。そして、データ入力実行要求があった時点でデー
タ入力を行う(ステップ910)。
【0051】データ入力が実行されると、データ入力実
行状態を監視し(ステップ911)、データ入力実行が
終了したら、後処理として取得した記憶部を解放する
(ステップ912)。最後にデータ入力完了通知処理を
行って(ステップ913)、この処理を終了する。な
お、図11は2次記憶部706a,706bの未使用記
憶容量と蓄積データ容量の関係を示す。
【0052】ところで、ステップ1005で偏らせた画
像データの属性は、アプリケーション実行後も引き続き
データが保持される蓄積型画像データであり、データマ
ージ可能なものであるとより効果的である。例えば、図
12に示すように第3の記憶領域713a,713bに
それぞれ第1のファイル(ファイル1)714aと第2
のファイル(とファイル2)714bとが分散されて格
納されている場合、これらのデータをマージ中にコピー
アプリケーションが割り込んできたときには、第1の記
憶装置700aと第2の記憶装置700bは使用中なの
で、コピーアプリケーションはいずれかの記憶装置が解
放されるまで待たなければならない。しかし、図13の
ように第1及び第2のファイル714a,714bが同
じ記憶部、ここでは、第2の2次記憶部706bの両者
が格納されていると、言い換えれば第1及び第2のファ
イルが同じ記憶部(第2の2次記憶部706b)に偏っ
て格納されていると、ファイルマージ作業は第1の記憶
装置700aを使用していないので、割り込みコピー時
には、空いている第1の記憶装置700aを使用してコ
ピー作業を効率よく行うことができる。
【0053】ここで、「マージ」とは、例えばあるジョ
ブで蓄積された画像データ1のファイル1(例えば原稿
10ページの画像データ)と、別のジョブで蓄積された
画像データ2のファイル2(例えば原稿5ページの画像
データ)を複合することを意味する。ここで、マージす
ることにより原稿15ページに対する印刷を行うアプリ
ケーションを考える。この場合、ファイル1とファイル
2とが異なる記憶装置(例えばHDD装置)に蓄積され
ていれば、2つの記憶装置(HDD装置)をアクセスす
る必要がある。そこで、複数のアプリケーションで複数
のメモリ共有資源を同時に使用する場合、1つのアプリ
ケーションの実行時に2つ以上の記憶装置(HDD装
置)を占有してしまうと、他のアプリケーションを同時
に実行させるとき、記憶装置の使用ができなくなるとい
うことが発生しやすくなり、アプリケーション同時動作
という観点からは望ましいことではない。しかし、前述
のようにマージされる可能性のあるアプリケーションの
画像データファイルを同一の記憶装置に偏らせて蓄積さ
せるようにすれば、2つ以上の記憶装置の同時占有使用
が抑制されるので、アプリケーション毎に効率的に動作
させることが可能になる。
【0054】しかし、2つの蓄積型アプリケーションの
割り当て容量が最大となる記憶装置(HDD装置)が、
複数存在する記憶装置(HDD装置)の中である1つの
記憶装置(HDD装置)に集中した場合、前記のように
設定すると、2つのアプリケーションのデータファイル
は同一の記憶装置(HDD装置)に格納されることにな
る。このことは2つの蓄積型アプリケーションを同時に
使用する場合、記憶装置が競合してしまい、同時動作が
できなくなることを意味している。そこで、1つの記憶
装置内では、2つのアプリケーションが他の記憶装置の
記憶容量と比較したときに最大容量とならないように記
憶領域を配分するようにする必要がある。これにより、
さらに効率的に記憶装置を運用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、2次記憶部を複数の記憶領域に分割してアプリケ
ーション毎にあらかじめ設定した記憶領域を割り当てる
分割領域管理手段と、画像入力要求発生時、画像入力要
求を行ったアプリケーションに対して使用する記憶領域
の割り当てを行う割り当て手段とを備えているので、複
数のメモリ共有資源を複数のアプリケーションで同時に
使用するとき、記憶装置を効率的に運用することができ
る。
【0056】請求項2記載の発明によれば、割り当て手
段は、アプリケーションからの画像入力要求が発生した
とき、画像入力要求のあったアプリケーションの画像デ
ータを前記記憶手段のうち特定の記憶手段に偏らせて割
り当てるので、格納された画像データファイルと読み出
すアプリケーションと、他の異なるアプリケーションを
同時に動作させても画像データファイルが存在する記憶
装置がバッティングする可能性が少なくなる。さらに、
複数のアプリケーションで複数のメモリ共有資源を同時
に使用する場合、記憶装置の効率的な運用が可能にな
る。
【0057】請求項3記載の発明によれば、割り当て手
段によって特定の記憶手段に割り当てられるアプリケー
ションの画像データの属性が、2次記憶部にアプリケー
ション実行終了後もデータが保持され、マージ可能な蓄
積型画像データ属性なので、アプリケーション毎に効率
的な動作を行うことが可能になる。
【0058】請求項4記載の発明によれば、分割領域管
理手段は割り当てられた記憶領域の容量を前記記憶手段
毎に異ならせ、画像入力要求のあったアプリケーション
に対して割り当て手段が割り当てる記憶手段として割り
当て容量が最大の記憶手段を選択するので、使用する記
憶領域の容量が最大容量となるのを未然に防止すること
が可能となり、その結果、記憶容量を上回った分のデー
タが他の記憶領域や記憶装置に記憶に格納され、データ
が分散することを抑制することができる。
【0059】請求項5記載の発明によれば、分割領域管
理手段は、1つの記憶手段においてアプリケーション毎
に分割した前記2次記憶部の領域が、2つ以上のアプリ
ケーションで最大容量とならないように配分するので、
1つの記憶手段内では、1つのアプリケーションのみが
最大容量となるように記憶領域を配分し、1つの記憶手
段内で記憶容量の大きな2つ以上のアプリケーションが
存在しないようにし、1つの記憶装置内で2つ以上のア
プリケーションが競合する可能性を最小限に抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理装置を示す概
略構成図である。
【図2】図1の画像処理装置の操作部を示す図である。
【図3】図2の操作部の液晶タッチパネルの表示状態を
示す図である。
【図4】図1の画像処理装置の制御装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図5】図4の画像処理ユニットの詳細を示すブロック
図である。
【図6】図5におけるメモリコントローラと画像メモリ
の内部構成を詳細に示すブロック図である。
【図7】複数の記憶装置を使用する場合の画像メモリの
内部構造を示すブロック図である。
【図8】メモリコントローラによって2次記憶部を各ア
プリケーションに分割した記憶領域の一例を示す図であ
る。
【図9】図8に示すように領域を分割するときのメモリ
コントローラの制御手順を示すフローチャートである。
【図10】図9におけるステップ905の2次記憶部の
割り付け先を決定する制御手順を示すフローチャートで
ある。
【図11】2次記憶部における未使用記憶容量と蓄積デ
ータ容量の関係を示す図である。
【図12】異なる記憶装置の記憶領域に第1のファイル
と第2のファイルとが分散されて格納されている状態を
示す図である。
【図13】第1及び第2のファイルが同じ記憶部に偏っ
て格納されている状態を示す図である。
【図14】第1のアプリケーションで使用する第1の記
憶装置の2次記憶部の記憶容量と第1のアプリケーショ
ンで使用する第2の記憶装置の2次記憶部の記憶容量よ
りも大きくした状態を示す図である。
【図15】図14のように第1のアプリケーションで使
用する記憶容量を第1の記憶装置の第1の2次記憶部の
方が第2の記憶装置の第1の2次記憶部よりも大きくし
たときに、第2の記憶装置の第2の2次記憶部の方を第
1の記憶装置の第2の2次記憶部よりも大きくした状態
を示す図である。
【符号の説明】
20 メインコントローラ 30 操作部 49 画像処理ユニット(IPU) 63 画像処理部 65 メモリコントローラ 66 画像メモリ 68 CPU 69 ROM 70 RAM 600 650 データ入出力制御部 651,701 入力データセレクタ 652 画像合成部 653 1次圧縮/伸張部 654,702 出力データセレクタ 655 2次圧縮/伸張部 661 1次記憶装置 662 2次記憶装置 700a 第1の記憶装置 700b 第2の記憶装置 703a 第1の未使用領域検出部 703b 第2の未使用領域検出部 704a 第1のデータ入出力制御部 704b 第2のデータ入出力制御部 705a 第1の1次記憶部 705b 第2の1次記憶部 706a 第1の2次記憶部 706b 第2の2次記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道家 教夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 受川 順治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 木崎 修 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5C073 AA04 AA06 AB04 BA06 BB01 BC02 CE04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像信号に基づいて作像手段
    により画像を形成する画像形成装置において、 1以上の画像入力手段と、 この画像入力手段から入力された1以上の画像信号を記
    憶する1次記憶部、及びこの1次記憶部に入力された画
    像信号を保存する2次記憶部を含む画像記憶部を2組以
    上有する記憶手段と、 前記画像入力手段から入力された画像信号、もしくは前
    記記憶手段に保存された画像信号に基づいて前記作像手
    段を介して記録面上に顕像を出力させる制御手段と、を
    設け、 前記制御手段は、前記2次記憶部を複数の記憶領域に分
    割してアプリケーション毎にあらかじめ設定した記憶領
    域を割り当てる分割領域管理手段と、 画像入力要求発生時、画像入力要求を行ったアプリケー
    ションに対して使用する前記記憶領域の割り当てを行う
    割り当て手段と、を備えていることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記割り当て手段は、アプリケーション
    からの画像入力要求が発生したとき、画像入力要求のあ
    ったアプリケーションの画像データを前記記憶手段のう
    ち特定の記憶手段に偏らせて割り当てることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記割り当て手段によって特定の記憶手
    段に割り当てられるアプリケーションの画像データの属
    性が、2次記憶部にアプリケーション実行終了後もデー
    タが保持されるマージ可能な蓄積型画像データ属性であ
    ることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記分割領域管理手段は、前記割り当て
    られた記憶領域の容量を前記記憶手段毎に異ならせ、画
    像入力要求のあったアプリケーションに対して前記割り
    当て手段が割り当てる記憶手段として割り当て容量が最
    大の記憶手段を選択することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記分割領域管理手段は、1つの記憶手
    段においてアプリケーション毎に分割した前記2次記憶
    部の領域が、2つ以上のアプリケーションで最大容量と
    ならないように配分することを特徴とする請求項4記載
    の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097502A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Hitachi Ltd 容量監視方法及び計算機システム
US8040540B2 (en) 2007-09-18 2011-10-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Communication information processing system

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