JP5214502B2 - ストレージ装置を管理する計算機及び方法 - Google Patents
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Description
以下の(A)乃至(D)の処理、
(A)プールについてのプール使用状況を基に余剰の記憶容量を算出する;
(B)上記プール管理情報を基に、そのプールについてのプール用途と、そのプール用途についての条件とを特定する;
(C)算出された余剰の記憶容量以下の記憶領域をプールから削除しても上記特定された条件を満たすか否かを判定する;
(D)上記(C)での判定の結果が肯定的の場合に、余剰の記憶容量以下の容量を未使用容量と定義する;
を実行する。
データネットワーク1300に接続され、ホスト1100からI/O要求を受け付けるインターフェイス装置(入出力I/F)1010;
管理ネットワーク1400に接続され、管理計算機1200から種々の要求を受け付けるインターフェイス装置(管理I/F)1011;
ストレージ1000の動作を制御するコントローラ(例えば、マイクロプロセッサ、又は、マイクロプロセッサを備えた回路基板)1020;
コントローラ1020に接続されており、ストレージ1000の性能向上のために利用される(例えば、論理ボリュームに読み書きされるデータを一時的に記憶する)キャッシュメモリ(以下、キャッシュ)1030;
コントローラ1020に接続されているメモリ1040;
コントローラ1020に接続されている複数(又は一つ)のRAIDグループ1080;
を備える。
実ボリューム1050、仮想ボリューム1051、プールボリューム1052及びプール1060を作成する機能;
仮想ボリューム1051にプール1060内の物理領域を割り当てる機能;
実ボリューム1050や仮想ボリューム1051を入出力I/F1010経由でホスト1100に提供する機能;
実ボリューム1050や仮想ボリューム1051間でのデータ移行を行なう機能;
などを有する。
図4に示すRAIDグループテーブル4000;
図5に示すプール容量テーブル5000;
図6に示す仮想ボリュームテーブル6000;
図7に示すプール割当テーブル7000;
図8に示すプールボリュームテーブル8000;
図9に示す仮想ボリューム割当テーブル9000;
図10に示すストレージ識別テーブル10000;
を有する。以下、これらのテーブルについて説明する。なお、以下の説明では、特に記載が無い限り、記憶容量の単位は「バイト」である。例えば、テーブルに或る記憶容量として「10G」と記載されていれば、その記憶容量は10Gバイト(ギガバイト)である。
RAIDグループの識別子であるRAIDグループID4010;
RAIDグループの記憶容量(以下、「全体容量」と言う)を示す全体容量4020;
RAIDグループの全体容量のうちの使用容量を示す使用容量4030;
RAIDグループの全体容量のうちの未使用容量を示す未使用容量4040;
RAIDグループを構成するハードディスク1070の種別を示すディスク種別4050;
RAID構成のタイプ(RAIDレベル)を示すRAIDタイプ4060;
RAIDグループを構成するハードディスク1070の数を示すディスク数4070;
を有する。
プール1060の識別子であるプールID5010;
プール1060の記憶容量(全体容量)を示す全体容量5020;
プール1060から仮想ボリューム1051に割り当てられた物理領域の総記憶容量を示す割当容量5030;
割当容量の閾値を示す閾値5040;
を有する。
仮想ボリューム1051の識別子である仮想ボリュームID6010;
仮想ボリューム1051に対応付けられたプール(仮想ボリューム1051に割り当てられる物理領域の提供元のプール)1060の識別子を示すプールID6020;
仮想ボリューム1051の記憶容量(仮想容量)であってホスト1100に認識される記憶容量を示す仮想容量6030;
仮想ボリューム1051に割当て済みの物理領域の総記憶容量を示す実割当容量6040;
を有する。
プール1060の識別子を示すプールID7010;
プール1060が有するプールボリューム1052の識別子を示すプールボリュームID7020;
物理領域であるチャンクの識別子を示すチャンクID7030;
そのチャンクが占めるLBA(Logical Block Address)の範囲を表す割当LBA7040;
そのチャンクが割り当てられているか否かの状況を示す割当状態7050;
を有する。
プールボリュームの1052識別子を示すプールボリュームID8010;
プールボリューム1052の基になっているRAIDグループ1080の識別子を示すRAIDグループID8020;
プールボリューム1052の容量を示す容量8030;
プールボリューム1052から仮想ボリュームに割当て済みのチャンクの総記憶容量を示す割当容量8040;
を有する。
仮想ボリューム1051の識別子を示す仮想ボリュームID9010;
仮想ボリューム1051に対応付けられているプール1060の識別子を示すプールID9020;
割当てられているチャンクの識別子を示すチャンクID9030;
仮想ボリューム1051が有する複数のアドレス範囲のうちチャンクが割り当てられているアドレス範囲を示す割当LBA9040;
を有する。
図11に示すプール設定テーブル11000;
図12に示すプール容量増加判定テーブル12000;
図13に示すプール用途テーブル13000;
を有する。以下、これらのテーブルについて説明する。
プールの用途を示すプール用途11010;
プール用途に関する条件を示す詳細11020;
1つのプールボリュームのサイズを示す一ボリュームサイズ11030;
プールの全体容量に対する使用容量の割合の閾値を示す閾値11040;
を有する。
(1)プール用途「性能重視」に対応したプールは、複数のプールボリュームが別々のRAIDグループに基づいていて、全てのプールボリュームがFC(Fibre Channel)プールボリュームであり、各FCプールボリュームが50Gバイトであること;
(2)プール用途「コスト重視」に対応したプールは、複数のプールボリュームが単一のRAIDグループに基づいていて、全てのプールボリュームがSATA(Serial ATA(Advanced Technology Attachment))プールボリュームであり、各SATAプールボリュームが50Gバイトであること;
(3)プール用途「階層構成重視」に対応したプールは、FCプールボリュームとSATAプールボリュームとが混在していること;
が設定されている。ここで、「FCプールボリューム」とは、FCのハードディスクで構成されたRAIDグループに基づく論理ボリュームである。「SATAプールボリューム」とは、SATAのハードディスクで構成されたRAIDグループに基づく論理ボリュームである。なお、ハードディスクの種類は、FCやSATA等のインターフェイスの違いで異なっていることに代えて又は加えて、メーカ、ストレージ媒体などの他種の観点から異なっていても良い。
プールの使用容量の増加傾向(以下、容量増加傾向)が低いかどうかの判定(以下、容量増加判定)の方法を示す容量増加判定12010;
プールの余剰の記憶容量を算出する方法を示すプール削減可能容量12020;
容量増加判定の対象となるための条件(具体的には、作成されてからどれだけの期間を経過したプールが容量増加判定の対象となるか)を示す対象期日12030;
を有する。
プールを有するストレージ1000の識別子であるストレージID13010;
プールの識別子であるプールID13020;
プールの用途を示すプール用途13030;
プールの作成日時を示す作成日時13040;
を有する。
ストレージの識別子であるストレージID16110;
ストレージの全体容量を示す全体容量16120;
ストレージで既に論理ボリュームとして定義されている容量を示す使用容量16130;
ストレージで次に使用容量として使用可能な容量を示す未使用容量16140;
を有する。
ストレージの識別子であるストレージID16210;
RAIDグループの識別子を表示するRAIDグループID16220;
RAIDグループの全体容量を示す全体容量16230;
RAIDグループですでに論理ボリュームとして定義されている容量を示す使用容量16240;
RAIDグループで次に使用容量として使用可能な容量を示す未使用容量16250;
を有する。
容量増加傾向を把握し;
或る期間(例えば6ヵ月後)の増加量を予測し;
その増加量以外を余剰の記憶容量とする;
方法が採用されても良い。例えば、プールの容量が1T、レポート時点の割当容量が200G、容量増加傾向は1ヶ月当り20Gとなっている場合、1年後には、240Gの増加が予測される。このため、1年後には、200+240=440Gの割当容量と予測される。よって、この時点の未使用容量560G(1T−440G)が、余剰の記憶容量とされても良い。実際には、プール設定テーブル11000の一ボリュームサイズ11030が50Gであることから、50の倍数である550Gが削減できる容量とされる。
RAIDグループRG1を基に22Gのボリューム(V1000)を作成し、RAIDグループRG2に基づいて22Gのボリューム(V2000)を作成し、それらを一旦プールP1に設定する;
プールP1を構成していたボリュームV100、V101を削除する;
削除するボリュームV100及びV101内の割当て済みチャンクに記憶されているデータを、ボリュームV1000及びV2000にコピーする;
を行う。それにより、プールの用途を満たしつつ、プールP1のプールボリュームを再構成することで、容量削減可能であることを判定する。この場合には、ステップ18040で、RAIDグループRG1に28Gの未使用容量、RAIDグループRG2に28Gの未使用容量ができるものと判定され、ステップ18050で、容量レポート表示がされることになる。
Claims (12)
- 外部装置からアクセスされるストレージ装置に接続された管理計算機であって、
前記ストレージ装置は、RAID(Redundant Array of Independent (or Inexpensive) Disks)グループに基づく実ボリュームを1つ以上有するプールを管理しており、
前記管理計算機が、
記憶資源と、
前記記憶資源に接続されているプロセッサと
を備え、
前記記憶資源は、プール管理情報を記憶し、
前記プール管理情報は、前記プールについてのプール用途を表すプール用途情報と、プール用途についての構成条件を表す構成条件情報と、プール用途についての容量条件の情報を表す容量条件情報とを含み、
前記プロセッサは、以下の(A)及び(B)の処理、
(A)前記プール管理情報を基に、前記プールについてのプール用途を特定し、前記プールから記憶領域を削減しても前記特定したプール用途についての構成条件を満たすか否かと、且つ、前記プールについてのプール使用状況を基に余剰の記憶容量を算出し、前記算出された余剰の記憶容量以下の容量の記憶領域を前記プールから削除しても前記特定したプール用途についての容量条件を満たすか否かとを判定する;
(B)前記(A)での判定の結果が肯定的の場合に、前記余剰の記憶容量以下の記憶領域の容量を未使用容量と定義する;
を実行する、
管理計算機。 - 複数のストレージ装置があり、
各ストレージ装置が、少なくとも一つのRAID(Redundant Array of Independent (or Inexpensive) Disks)グループと、少なくとも一つのプールとを管理しており、
各実ボリュームは、複数のストレージ媒体で構成されているRAIDグループに基づく論理ボリュームであり、
各ストレージ装置が、ストレージ構成情報を管理し、
前記ストレージ構成情報は、前記RAIDグループに関するRAID情報と、前記プールに関するプール情報とを含み、
前記RAID情報は、どのRAIDグループがどの種のストレージ媒体で構成されているかを表すRAID構成情報を含み、
前記プール情報は、どのプールに含まれているどの実ボリュームがどのRAIDグループに基づいているかを表すプール構成情報と、前記プールの使用状況を表すプール使用状況情報とを含み、
前記ストレージ装置が、適時に前記プール使用状況情報を更新し、
前記プール用途情報が、どのストレージ装置で管理されているどのプールがいつ作成されたかを表す情報を含み、
前記プロセッサが、
ユーザから記憶容量レポートの要求を受けて、以下の(F)及び(G)の処理、
(F)前記プール用途情報を基に、作成されてから一定期間が経過したプールがあるか否かを判定する;
(G)前記(F)での判定の結果が肯定的の場合、前記プール用途情報を基に、作成されてから一定期間が経過した各プールについて余剰があるか否かを判定する;
を実行し、
プールが作成されてから使用容量が所定のペースよりも低いペースで増加している場合に、そのプールについて、前記(G)での判定の結果が肯定的となり、
前記処理(G)での判定の結果が肯定的の場合に、前記(A)及び(B)を実行し、前記(A)では、各プールについて、そのプールについての未使用容量を基に、余剰の記憶容量を算出し、
前記(B)を終えた後に、以下の(H)の処理、
(H)各ストレージ装置についての未使用容量を表す情報を含んだ記憶容量レポートを出力する;
を実行し、
前記記憶容量レポートに表されている、各ストレージ装置についての未使用容量は、RAIDグループについての未使用容量と、前記(B)において未使用容量とみなされた余剰の記憶容量以下の実ボリュームの容量との合計に基づく容量である、
請求項1記載の管理計算機。 - 前記RAID情報は、各RAIDグループの使用状況を表すRAID使用状況情報を含み、
前記RAID使用状況情報は、各RAIDグループについての記憶容量とそのうちの未使用容量とを表す情報を含み、
前記プール使用状況情報が、各実ボリュームについての記憶容量とそのうちの未使用容量とを表す情報を含み、
前記ストレージ装置が、前記RAID使用状況情報及び前記プール使用状況情報を適時に更新し、
前記プロセッサが、前記(H)において、各RAIDグループについての未使用容量を表す情報も含んだ前記記憶容量レポートを出力し、
前記記憶容量レポートに表されている、各RAIDグループについての未使用容量は、前記RAID使用状況情報を基に特定される未使用容量と、前記(B)において未使用容量とみなされた余剰の記憶容量以下の実ボリュームの容量との合計である、
請求項2記載の管理計算機。 - 複数のストレージ装置があり、
各ストレージ装置が、少なくとも一つのRAID(Redundant Array of Independent (or Inexpensive) Disks)グループと、少なくとも一つのプールとを管理しており、
各実ボリュームは、複数のストレージ媒体で構成されているRAIDグループに基づく論理ボリュームであり、
各ストレージ装置が、ストレージ構成情報を管理し、
前記ストレージ構成情報は、前記RAIDグループに関するRAID情報と、前記プールに関するプール情報とを含み、
前記RAID情報は、どのRAIDグループがどの種のストレージ媒体で構成されているかを表すRAID構成情報と、各RAIDグループの使用状況を表すRAID使用状況情報とを含み、
前記RAID使用状況情報は、各RAIDグループについての記憶容量とそのうちの未使用容量とを表す情報を含み、
前記プール情報は、どのプールに含まれているどの実ボリュームがどのRAIDグループに基づいているかを表すプール構成情報と、前記プールの使用状況を表すプール使用状況情報とを含み、
前記プール使用状況情報が、各実ボリュームについての記憶容量とそのうちの未使用容量とを表す情報を含み、
前記ストレージ装置が、前記RAID使用状況情報及び前記プール使用状況情報を適時に更新し、
前記プール用途情報が、どのストレージ装置で管理されているどのプールがいつ作成されたかを表す情報を含み、
前記プロセッサが、
ユーザから記憶容量レポートの要求を受けて、以下の(F)及び(G)の処理、
(F)前記プール用途情報を基に、作成されてから一定期間が経過したプールがあるか否かを判定する;
(G)前記(F)での判定の結果が肯定的の場合、前記プール用途情報を基に、作成されてから一定期間が経過した各プールについて余剰があるか否かを判定する;
を実行し、
プールが作成されてから使用容量が所定のペースよりも低いペースで増加している場合に、そのプールについて、前記(G)での判定の結果が肯定的となり、
前記処理(G)での判定の結果が肯定的の場合に、前記(A)及び(B)を実行し、前記(A)では、各プールについて、そのプールについての未使用容量を基に、余剰の記憶容量を算出し、
前記(B)を終えた後に、以下の(H)の処理、
(H)各RAIDグループについての未使用容量を表す情報を含んだ記憶容量レポートを出力する;
を実行し、
前記記憶容量レポートに表されている、各RAIDグループについての未使用容量は、RAIDグループについての未使用容量と、前記(B)において未使用容量とみなされた余剰の記憶容量以下の実ボリュームの容量との合計である、
請求項1記載の管理計算機。 - 複数のストレージ装置があり、
各ストレージ装置が、少なくとも一つのRAID(Redundant Array of Independent (or Inexpensive) Disks)グループと、少なくとも一つのプールとを管理しており、
各実ボリュームは、複数のストレージ媒体で構成されているRAIDグループに基づく論理ボリュームであり、
各ストレージ装置が、ストレージ構成情報を管理し、
前記ストレージ構成情報は、前記RAIDグループに関するRAID情報と、前記プールに関するプール情報とを含み、
前記RAID情報は、どのRAIDグループがどの種のストレージ媒体で構成されているかを表すRAID構成情報と、各RAIDグループの使用状況を表すRAID使用状況情報とを含み、
前記RAID使用状況情報は、各RAIDグループについての記憶容量とそのうちの未使用容量とを表す情報を含み、
前記プール情報は、どのプールに含まれているどの実ボリュームがどのRAIDグループに基づいているかを表すプール構成情報と、前記プールの使用状況を表すプール使用状況情報とを含み、
前記プール使用状況情報が、各実ボリュームについての記憶容量とそのうちの未使用容量とを表す情報を含み、
前記ストレージ装置が、前記RAID使用状況情報及び前記プール使用状況情報を適時に更新し、
前記プール用途情報が、どのストレージ装置で管理されているどのプールがいつ作成されたかを表す情報を含み、
前記プロセッサが、
ユーザから記憶容量レポートの要求を受けて、以下の(F)及び(G)の処理、
(F)前記プール用途情報を基に、作成されてから一定期間が経過したプールがあるか否かを判定する;
(G)前記(F)での判定の結果が肯定的の場合、前記プール用途情報を基に、作成されてから一定期間が経過した各プールについて余剰があるか否かを判定する;
を実行し、
プールが作成されてから使用容量が所定のペースよりも低いペースで増加している場合に、そのプールについて、前記(G)での判定の結果が肯定的となり、
前記処理(G)での判定の結果が肯定的の場合に、前記(A)及び(B)を実行し、前記(A)では、各プールについて、そのプールについての未使用容量を基に、余剰の記憶容量を算出し、前記算出された余剰の記憶容量分の記憶領域を前記プールから削除しても前記特定された条件を満たすか否かを判定し、
前記(B)を終えた後に、以下の(H)の処理、
(H)各RAIDグループについての未使用容量を表す情報を含んだ記憶容量レポートを出力する;
を実行し、
前記プロセッサは、以下の処理、
RAIDグループの未使用容量を基に実ボリュームを作成する;
作成した実ボリュームに既存の実ボリューム内のデータをコピーする、又は、作成した実ボリュームを有するプールと既存のプールとの間のデータコピーを行う;
コピー元の実ボリューム又はプールを削除する;
を行うことで、構成変更を行い、
前記記憶容量レポートに表されている、各RAIDグループについての未使用容量は、RAIDグループについての未使用容量と、前記(B)において未使用容量とみなされた余剰の記憶容量との合計である、
請求項1記載の管理計算機。 - 前記プロセッサが、所定のストレージ単位についての未使用容量を表す情報を含んだ記憶容量レポートを出力し、
前記記憶容量レポートに表されている、各ストレージ単位についての未使用容量は、RAIDグループの未使用容量と、前記(B)において未使用容量とみなされた余剰の記憶容量以下の容量との合計、或いはその合計に基づく容量である、
請求項1記載の管理計算機。 - 前記ストレージ単位は、ストレージ装置又はRAIDグループである、
請求項6記載の管理計算機。 - プール用途についての条件は、プールの基になっているRAIDグループが一つであるか複数であるか、及び/又は、実ボリュームの基になっているRAIDグループを構成するストレージ媒体の種類に基づいている、
請求項1記載の管理計算機。 - プール用途として、下記(a)乃至(c)、
(a)異なる複数のRAIDグループに基づく複数の実ボリュームを有することを条件とする第一のプール用途;
(b)単一のRAIDグループに基づく複数の実ボリュームを有することを条件とする第二のプール用途;
(c)異なる複数のRAIDグループに基づく複数の実ボリュームを有することを条件とする第三のプール用途;
のうちの少なくとも二つがあり、
前記(a)及び(b)のプール用途におけるそれぞれのRAIDグループは、所定種類のストレージ媒体で構成されているRAIDグループであり、
前記(c)のプール用途における複数のRAIDグループには、第一種のストレージ媒体で構成されている第一種のRAIDグループと、第二種のストレージ媒体で構成されている第二種のRAIDグループとが含まれている、
請求項8記載の管理計算機。 - 前記プロセッサは、以下の処理、
RAIDグループの未使用容量を基に実ボリュームを作成する;
作成した実ボリュームに既存の実ボリューム内のデータをコピーする、又は、作成した実ボリュームを有するプールと既存のプールとの間のデータコピーを行う;
コピー元の実ボリューム又はプールを削除する;
を行うことで、構成変更を行い、
前記プロセッサが、所定のストレージ単位についての未使用容量を表す情報を含んだ記憶容量レポートを出力し、
前記記憶容量レポートは、各未使用容量について、第一の削除可能容量及び第二の削除可能容量のうちの少なくとも一つを表す情報を含み、
前記第一及び第二の削除可能容量は、前記余剰の記憶容量と同じ容量である、
請求項1記載の管理計算機。 - 外部装置からアクセスされるストレージ装置と、
前記ストレージ装置に接続された管理計算機と
を備え、
前記ストレージ装置は、RAIDグループに基づく実ボリュームを1つ以上有するプールを管理しており、
前記管理計算機が、
記憶資源と、
前記記憶資源に接続されているプロセッサと
を備え、
前記記憶資源は、プール管理情報を記憶し、
前記プール管理情報は、前記プールについてのプール用途を表すプール用途情報と、プール用途についての構成条件を表す構成条件情報と、プール用途についての容量条件の情報を表す容量条件情報とを含み、
前記プロセッサは、以下の(A)及び(B)の処理、
(A)前記プール管理情報を基に、前記プールについてのプール用途を特定し、前記プールから記憶領域を削減しても前記特定したプール用途についての構成条件を満たすか否かと、且つ、前記プールについてのプール使用状況を基に余剰の記憶容量を算出し、前記算出された余剰の記憶容量以下の容量の記憶領域を前記プールから削除しても前記特定したプール用途についての容量条件を満たすか否かを判定する;
(B)前記(A)での判定の結果が肯定的の場合に、前記余剰の記憶容量以下の容量を未使用容量と定義する;
を実行する、
計算機システム。 - 外部装置からアクセスされるストレージ装置であって、RAIDグループに基づく実ボリュームを1つ以上有するプールを管理しているストレージ装置を管理する方法であって、
(A)前記プールについてのプール用途を表すプール用途情報と、プール用途についての構成条件を表す構成条件情報と、プール用途についての容量条件の情報を表す容量条件情報とを含んだプール管理情報を基に、前記プールについてのプール用途を特定し、前記プールから記憶領域を削減しても前記特定したプール用途についての構成条件を満たすか否かと、且つ、前記プールについてのプール使用状況を基に余剰の記憶容量を算出し、前記算出された余剰の記憶容量以下の容量の記憶領域を前記プールから削除しても前記特定したプール用途についての容量条件を満たすか否かを判定し;
(B)前記(A)での判定の結果が肯定的の場合に、前記余剰の記憶容量以下の容量を未使用容量と定義する;
管理方法。
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