JP4885575B2 - 記憶領域の割当ての最適化方法及びそれを実現するための管理計算機 - Google Patents

記憶領域の割当ての最適化方法及びそれを実現するための管理計算機 Download PDF

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Description

本発明は、ホスト計算機に提供される論理ボリュームに対して記憶領域を割当てる技術に関する。
一般に、コンピュータシステムは、特定の業務を行うためのホスト計算機と、ホスト計算機からの指示によりデータを読み書きするストレージシステムとを備える。ストレージシステムは、複数の物理的な記憶装置(例えばハードディスクドライブ、以下、便宜上「物理ディスク」と言う)を持つ。ストレージシステムでは、物理ディスクを複数の記憶領域に分割して管理することができる。また、ストレージシステムは、ホスト計算機に対し、論理ボリューム(以下、ボリューム)と呼ばれる論理的な記憶装置を提供することができる。ボリュームは、複数のセグメントから構成され、それぞれのセグメントに対して、物理ディスク上の記憶領域を割り当てることで、計算機の指示によるデータの読み書きを可能とする。ボリュームの容量は、必要に応じて随時拡張することができる。
例えば、特開2003−15915号公報には、ボリューム容量の自動拡張方法が開示されている。具体的には、ホスト計算機からの書き込みによってボリューム容量が不足した場合、ストレージシステムが、物理ディスクの未使用の記憶領域を動的にボリュームのセグメントに追加するという方法が開示されている。
一方、例えば、特開2005−38071号公報には、ストレージの容量を最適化するための管理方法が開示されている。具体的には、ホスト計算機に割り当てられた記憶デバイスの使用容量を取得し、その取得容量から今後の使用容量を予測し、その予測使用容量から適切な割当て容量を算出し、算出された割当て容量が上限容量より大きい場合に、割当て済みの記憶デバイスをストレージプールに回収し、上限容量以下で下限容量以上の他の記憶デバイスをホスト計算機に割り当てる管理方法が開示されている。
特開2003−15915号公報 特開2005−38071号公報
ホスト計算機に実際に使用される記憶容量(つまり使用容量)は、時間が経過すれば、増えたり減ったり変化し得る。そのため、増えることを見越して、多めの記憶容量を割り当てておくことが望ましいように思える。しかし、使用されることの無い記憶容量をいつまでも割り当て続けておくことは、記憶資源の無駄となる。
また、例えば、ストレージシステムには、必要に応じて物理ディスクを増設する場合がある。物理ディスクが増設されれば、当然、ストレージシステム全体の記憶容量が増大する。このような物理ディスクの増設を考慮した記載は、上記のいずれの公報にも開示されていない。物理ディスクの増設を考慮して記憶容量の割当てを行うようにすれば、記憶資源をより適切に割り当てられると考えられる。
従って、本発明の目的は、ホスト計算機へのボリュームに割り当てる記憶領域の無駄をなるべく抑えられるように記憶領域の割当てを最適化することにある。好ましくは、その最適化を物理ディスクの増設を考慮して行えるようにすることにある。
本発明の他の目的は、後述の説明から明らかになるであろう。
自分に提供された論理ボリュームに対するIOコマンドを送信する一又は複数のホスト計算機がある。また、前記一又は複数のホスト計算機に提供する複数の論理ボリュームと、複数の物理的な記憶装置と、前記複数の物理的な記憶装置に基づく多数の記憶領域で構成されたプールと、該プール内の記憶領域を論理ボリュームに対して割り当てたりその割当てを解除したり、前記ホスト計算機から指定された論理ボリュームに対するIOコマンドに従うデータを、その論理ボリュームに割り当てた記憶領域に書込む、又はその記憶領域から読み出して前記ホスト計算機に送信するコントローラとを備えるストレージシステムとがある。
管理計算機は、一又は複数のホスト計算機及びストレージシステムに通信可能に接続されており、各論理ボリューム毎に、論理ボリュームに割り当てられている一以上の記憶領域による記憶容量である割当容量のうち前記ホスト計算機が実際に使用している記憶容量である使用容量を、異なる複数の時点で、前記ホスト計算機及び前記ストレージシステムのうちの少なくとも一方から受信する使用容量受信部と、前記プールが有する多数の記憶領域のうち前記論理ボリュームに割り当てられていない一以上の記憶領域の記憶容量であるプール残容量を前記ストレージシステムから受信する残容量受信部と、論理ボリュームを追加することのイベントが生じた場合に、前記複数の時点でそれぞれ受信した複数の使用容量を基に、将来の或る時点での前記論理ボリュームの使用容量を、少なくとも一つの論理ボリュームについて予測する予測部と、前記論理ボリュームの割当容量から、予測された使用容量である必要容量を減じることにより、前記或る時点での不必要な記憶容量である不必要容量を、少なくとも一つの論理ボリュームについて算出する不必要容量算出部と、受信したプール残容量と前記算出された不必要容量とに基づいて、追加対象の論理ボリュームに要求される記憶容量である要求容量を満たすか否かを判断する判断部と、肯定的な判断結果が得られた場合に、前記算出された不必要容量分の記憶領域の割当てを解除し、割当てが解除される記憶領域を含む、前記要求容量分の記憶領域を、前記追加対象の論理ボリュームに割り当てることを前記ストレージシステムに指示する指示部とを備える。
第一の実施態様では、前記或る時刻とは、前記物理的な記憶装置を増設することになっている時刻とすることができる。
第二の実施態様では、管理計算機は、否定的な判断結果が得られた場合に、前記要求容量を満たすことになる将来の別の時刻を、前記物理的な記憶装置を増設すべき時刻である増設時刻として算出する増設時刻算出部と、前記算出された増設時刻を管理者に報知する増設時刻報知部とを更に備えることができる。
第三の実施態様では、管理計算機は、予測された必要容量の精度が所定精度以上か否かを判断する別の判断部を更に備えることができる。この場合、前記不必要容量算出部は、精度が所定精度未満の必要容量を不必要容量の計算に使用せず、精度が所定精度以上の必要容量を不必要容量の計算に使用することができる。
第四の実施態様では、前記ストレージシステムには、複数のプールが備えられ、前記指示部は、同じプール内の不必要容量分の記憶領域の割当てを優先的に解除して前記追加対象の論理ボリュームに割り当てさせることができる。
第五の実施態様では、前記指示部は、最も不必要容量の大きい論理ボリュームから優先的に該不必要容量分の記憶領域の割当てを解除して前記追加対象の論理ボリュームに割り当てさせることができる。
第六の実施態様では、前記ストレージシステムには、複数のプールが備えられ、前記指示部は、同じプール内の記憶領域であって、最も不必要容量の大きい論理ボリュームに割り当てられている記憶領域から、優先的に、該不必要容量分の割当てを解除して前記追加対象の論理ボリュームに割り当てさせることができる。
第七の実施態様では、前記ストレージシステムには、複数のプールが備えられ、前記指示部は、前記複数のプールのうちの二以上のプール内の不必要容量分の記憶領域の割当てを解除して前記追加対象の論理ボリュームに割り当てさせる際、前記二以上のプールは同じ信頼性属性を有するプールとすることができる。
第八の実施態様では、前記ストレージシステムには、第一と第二のプールが備えられ、前記指示部は、前記第一のプールの不必要容量分の記憶領域を優先的に解除して前記追加対象の論理ボリュームに割当てさせ、それでも前記要求容量を満たさず不足容量が生じる場合には、前記第二のプールのプール残容量のうち少なくとも前記不足容量分の記憶領域を前記第二のプールから減らして前記第一のプールに追加させ、前記追加させた記憶領域を前記追加対象の論理ボリュームに割当てさせることができる。
第九の実施態様では、第八の実施態様において、前記指示部は、前記第二のプールの全てのプール残容量分の記憶領域を前記第二のプールから減らして前記第一のプールに追加させても、前記要求容量を満たさず不足容量が生じる場合には、前記第二のプールにおける、少なくとも該不足容量分の記憶領域の割当てを解除し、解除した記憶領域を前記第二のプールから減らして前記第一のプールに追加させ、前記追加させた記憶領域を前記追加対象の論理ボリュームに割当てさせることができる。
第十の実施態様では、前記第一の実施態様において、前記増設時刻算出部は、前記複数の論理ボリュームについて、時間経過に伴う使用容量の推移を予測し、前記複数の論理ボリュームについてそれぞれ予測された複数の推移を基に、前記増設時刻を算出することができる。
第十一の実施態様では、前記イベントは、管理者からの論理ボリューム追加要求であり、前記論理ボリューム追加要求に、要求容量が含まれていてもよい。
第十二の実施態様では、管理計算機が、前記複数の論理ボリュームのうちの少なくとも一つについて、前記割当容量に対する前記使用容量の割合である使用率を算出する使用率算出部を更に備えてもよい。前記イベントは、前記算出された使用率が所定の使用率を越えたことであってもよい。前記判断部は、前記要求容量を、前記予測された必要容量と前記割当容量との差分とすることができる。
第十三の実施態様では、管理計算機は、予測された必要容量の精度が所定精度以上か否かを判断する別の判断部と、否定的な判断結果が得られた場合に、前記要求容量を満たすことになる将来の別の時刻を、前記物理的な記憶装置を増設すべき時刻である増設時刻として算出する増設時刻算出部と、前記算出された増設時刻を管理者に報知する増設時刻報知部とを更に備えることができる。前記或る時刻とは、前記物理的な記憶装置を増設することになっている時刻であってもよい。前記不必要容量算出部は、精度が所定精度未満の必要容量を不必要容量の計算に使用せず、精度が所定精度以上の必要容量を不必要容量の計算に使用することができる。前記増設時刻算出部は、前記複数の論理ボリュームについて、時間経過に伴う使用容量の推移を予測し、前記複数の論理ボリュームについてそれぞれ予測された複数の推移を基に、前記増設時刻を算出することができる。
上述した各部は、各手段と言い換えてもよい。各部は、ハードウェア(例えば回路)、コンピュータプログラム、或いはそれらの組み合わせ(例えば、コンピュータプログラムを読み込んで実行する一又は複数のCPU)によって実現することもできる。各コンピュータプログラムは、コンピュータマシンに備えられる記憶資源(例えばメモリ)から読み込むことができる。その記憶資源には、CD−ROMやDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体を介してインストールすることもできるし、インターネットやLAN等の通信ネットワークを介してダウンロードすることもできる。
本発明により、ホスト計算機へのボリュームに割り当てる記憶領域の無駄をなるべく抑えられるように記憶領域の割当てを最適化することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るストレージ管理システムの構成例の概略図である。
管理用ネットワーク1040に、ストレージ管理サーバ1010と、レポート端末1060と、複数のホスト計算機1030と、複数のストレージシステム1020とが接続されている(ホスト計算機1030及びストレージシステム1020のうちの少なくとも一方は、一つであっても良い)。また、ストレージエリアネットワーク(SAN)1050に、複数のホスト計算機1030及び複数のストレージシステム1020が接続されている。管理用ネットワーク1040として、種々のネットワーク(例えばLAN(Local Area Network))を採用することができる。ストレージエリアネットワーク1050に代えて、他種のネットワークであってもよい。また、管理用ネットワーク1040とストレージエリアネットワーク1050は、一つの通信ネットワークであっても良い。
ホスト計算機1030は、例えば、CPUと、メモリと、管理用データの通信に用いる管理用ポートと、ストレージシステム1020との通信に用いるI/Oポートとを備える。メモリには、使用中のボリュームの使用容量を管理するための電子的な表である使用容量管理表が記憶される。使用容量管理表には、例えば、各ボリューム毎に、そのボリュームを識別するLUNと、そのボリュームの使用容量を示すボリューム使用容量とが記録される。ホスト計算機1030は、使用容量情報要求を受信すると、ホスト計算機内に保持する使用容量管理表に含まれる情報を、使用容量情報として、使用容量情報要求の送信元に対して送信することができる。また、ホスト計算機1030は、ストレージシステム1020から提供されるボリュームに対してI/Oコマンド(ライトコマンド或いはリードコマンド)を発行し、それにより、ボリュームにデータを書込んだり、ボリュームからデータを読出したりすることができる。
ストレージシステム1020は、例えば、配列された複数の物理的な記憶装置(以下、物理ディスク)を備えるディスクアレイ装置とすることができる。複数の物理ディスクのうちの二以上の物理ディスクにより、RAID(Redundant Array of Independent (or Inexpensive) Disks)グループ(パリティグループと呼ばれることもある)を構成することができる。ストレージシステム1020は、ホスト計算機1030にボリュームを提供し、そのボリュームに対して、物理ディスクにより提供される記憶領域を割り当てたり、その記憶領域の割当てを解除したり、割当て解除された記憶領域を別のボリュームに割当てたりすることを、動的に(換言すれば、ホスト計算機1030との間でオンラインの状態で)、行うことができる。ストレージシステム1020は、割り当てた記憶領域に、ホスト計算機1003からのデータを記憶させることができる。
ストレージ管理サーバ1010は、各ボリューム毎の使用容量情報を各ホスト計算機1030から収集することができる。ストレージ管理サーバ1010は、ボリューム追加イベントが発生した場合、各ボリューム毎の収集された使用容量を基に、各ボリューム毎に、将来の或る時刻(例えば、物理ディスクの増設時刻として予め設定された時刻)に必要となるであろう(つまり使用されるであろう)ボリューム容量を予測することができる。ストレージ管理サーバ1010は、各ボリューム毎に、予測されたボリューム容量(以下、必要容量)と、現在割り当てられているボリューム容量(以下、割当容量)とから、将来の上記或る時刻での不必要容量を算出し、算出された一以上の不必要容量に基づいて、追加する予定の新規ボリュームに要求される記憶容量(以下、要求容量)を満たすだけの記憶領域があるか否かを判断することができる。ストレージ管理サーバ1010は、肯定的な判断結果が得られた場合、不必要容量を新規ボリュームに割り当てることができる。一方、否定的な判断結果が得られた場合、ストレージ管理サーバ1010は、新規ボリュームの要求容量を満たす物理ディスク増設時刻を計算し、算出された物理ディスク増設時刻を提示することができる。
収集された使用容量情報や、算出された物理ディスク増設時刻は、ストレージ管理サーバ1010が、それに備えられている図示しない表示装置に表示しても良いし、管理用ネットワーク1040を介してレポート端末1060に管理者に対して表示させても良い。レポート端末1060は、ストレージ管理サーバ1010と一体であっても良い。
図2は、ストレージ管理サーバ1010の構成例を示した図である。
ストレージ管理サーバ1010は、一種の計算機である。具体的には、ストレージ管理サーバ1010は、CPU1020と、メモリ2020と、記憶装置(例えばハードディスクドライブ)2030と、入力装置(例えばキーボードやマウス)2040と、出力装置(例えば表示装置)2050と、通信ポート2060とを備える。通信ポート2060を介して、ストレージシステム1020やホスト計算機1030と管理用データを通信することができる。
記憶装置2030には、CPU2010に所定の処理を実行させるための複数のコンピュータプログラムが記憶される。複数のコンピュータプログラムには、例えば、ホスト計算機1030から使用容量情報を収集しストレージシステム1020から割当てホスト情報を収集することを実行させるための情報収集プログラム2110と、ボリュームの管理を実行させるためのボリューム管理プログラム2120とが含まれる。また、例えば、新規ボリュームを追加可能であるか否かの判断を実行させるためのボリューム追加判断プログラム2130と、増設時刻の計算を実行させるための増設時刻計算プログラム2140と、ボリューム情報の更新を実行させるためのボリューム情報更新プログラム2150とも含まれる。
また、記憶装置2030には、ホスト計算機1030やストレージシステム1020を管理するために必要な種々の情報が記憶される。具体的には、例えば、複数の電子的な表が記憶されている。複数の電子的な表には、例えば、ストレージシステム1020を使用するホスト計算機1030に関する情報が記録されるホスト計算機管理表2210と、使用容量収集対象のボリュームに関する情報が記録されるボリューム管理表2220とが含まれる。また、例えば、ホスト計算機1030から収集した使用容量情報が記録される使用容量管理表2230と、ボリューム使用量の近似式に関する情報が記録される使用容量近似表2240と、ストレージプールに関する情報が記録されるプール管理表2250とも含まれる。さらに、例えば、ボリューム割当に関する情報が記録されるボリューム割当管理表2260と、ストレージプールの変更に関する情報が記録されるプール変更表2270と、ボリューム割当の変更に関する情報が記録されるボリューム割当変更表2280とも含まれる。
図3は、ストレージシステム1020の構成例を示した図である。
ストレージシステム1020は、ホスト計算機1030との通信に利用するインタフェースであるI/Oポート3040と、管理用データの通信に利用するインタフェースである管理用ポート3050と、複数の物理ディスク3030と、ストレージシステム1020の制御を行うコントローラ(例えばCPU)3010と、メモリ3020とを備える。コントローラ3010は、ホスト計算機1030からライトコマンドを受けた場合、そのライトコマンドに従うデータをメモリ3020に一旦記憶させ、メモリ3020に記憶させたデータを、ボリューム3220(正確には、ボリューム3220に割り当てられた記憶領域)に書くことができる。一方、コントローラ3010は、ホスト計算機1030からリードコマンドを受けた場合、そのリードコマンドに従うデータをボリューム3220から読み出し、読み出したデータを一旦メモリ3020に記憶させ、メモリ3020に記憶させたデータを、ホスト計算機1030に送信することができる。
ストレージシステム1020には、複数(又は一つ)のストレージプール3210が備えられる。ストレージプール3210は、複数の物理ディスクにより提供される多数の記憶領域の集合である。具体的には、例えば、図4に例示するように、複数の物理ディスクにより提供された一以上の物理リソース(例えば論理的な記憶デバイス(LDEV))1121があり、それら一以上の物理リソース1121が有する多数の記憶領域により、ストレージプールを構成することができる。コントローラ3010は、各物理リソース1121の記憶領域を、ボリューム3220に割り当てたり、その記憶領域の割当てを解除してストレージプール3210に戻したりすることができる。
メモリ3020は、コントローラ3010によって実行されるコンピュータプログラムや、コントローラ3010が参照する制御情報などを記憶することができる。制御情報としては、例えば、複数の電子的な表があり、具体的には、例えば、ボリュームに関する情報が記録されるボリューム管理表3120と、ストレージプール3210に関する情報が記録されるプール管理表3110と、記憶領域に関する情報が記録される記憶領域管理表3111とがある。
以上が、本実施形態に係るストレージ管理システムについての概要である。なお、本実施形態では、ストレージ管理サーバ1010とストレージシステム1020は異なる装置となっているが、ストレージシステム1020の記憶資源(例えばメモリ3020或いは物理ディスク3030)に、ストレージ管理サーバ1010で実行するプログラムが記憶されても良い。
以下、上述した構成要素について詳細に説明する。
ストレージ管理サーバ1010は、ボリューム追加イベントとして、例えば図5に例示するようなボリューム追加要求10000を受けた場合に、ボリューム追加判断プログラム2130を実行させることができる。ボリューム追加要求10000には、例えば、追加される新規ボリュームを使用するホスト計算機1030の計算機名である計算機名10010と、そのホスト計算機1030が新規ボリュームを識別するためのIDであるLUN(論理ユニット番号)10020とが含まれる。また、例えば、ストレージシステム1020が新規ボリュームを識別するためのIDであるボリュームID10030と、新規ボリュームに要求される記憶容量を表す要求容量10040と、新規ボリュームを割り当てるストレージプールを識別するためのIDである要求プールID10050とも含まれる。
図6は、ストレージ管理サーバ1010が保持する計算機管理表2210の構成例を示す。
計算機管理表2210には、各ホスト計算機1030毎に、そのホスト計算機の名称を表すホスト計算機名11010と、そのホスト計算機のIPアドレスを示すIPアドレス11020とが記録される。
図7は、ストレージ管理サーバ1010が保持するボリューム管理表2220の構成例を示す。
ボリューム管理表2220には、各ホスト計算機毎に、ホスト計算機名12010と、そのホスト計算機でボリュームを識別するために使用されるLUN12020と、そのボリュームのIDであるボリュームID12030とが記録される。換言すれば、ボリューム管理表2220では、どのホスト計算機に対してどのボリュームが割り当てられているかが記録されており、どのボリュームであるかを識別するためのIDとして、ホスト計算機1030で使用されるIDであるLUNと、ストレージシステム1020で使用されるIDであるボリュームIDとが記録される。
ホスト計算機1030は、LUNを含んだI/Oコマンドを発行し、ストレージシステム1020は、そのLUNに対応するボリュームIDを特定し、I/Oコマンドに従うデータの書込み又は読出しを、特定されたボリュームIDに対応するボリュームに割り当てられた記憶領域に対して行うことができる。
図8は、ストレージ管理サーバ1010が保持する使用容量管理表2230の構成例を示す。
使用容量管理表2230は、ボリューム3210毎に生成される表である。使用容量管理表2230には、例えば、その使用容量管理表2230の管理対象となる論理ボリュームのボリュームID13010が記録され、且つ、使用容量の収集が行われた都度に、その収集した時刻を表す時刻13020と、収集された使用容量を表す情報である使用容量13030とのセットが記録される。
図9は、ストレージ管理サーバ1010が保持する使用容量近似表2240の構成例を示す。
使用容量近似表2240には、各ボリューム3220毎に、ボリュームID14010と、そのボリュームの使用容量の伸びを線形近似した近似式の傾きを保持する傾き14020と、そのボリューム使用容量の伸びを線形近似した近似式の切片を保持する切片14030と、そのボリューム使用容量の伸びを線形近似した近似式の分散を保持する分散14040とが記録される。
図10は、ストレージ管理サーバ1010が保持するプール管理表2250の構成例を示す。
プール管理表2250には、各ストレージプール3210毎に、そのストレージプール3210を識別するためのプールID15010と、そのストレージプール3210の容量を示すプール容量15020と、そのストレージプール3210に属するボリューム3220を識別するためのボリュームID15030と、そのストレージプール3210の未使用の記憶容量を示す残容量15040と、そのストレージプール3210の属性を表す情報である属性15050とが記録される。ボリュームID15030は、ストレージプール3210に属するボリューム3220が複数存在する場合には、カンマ区切りで入力することができる。ストレージプール3210の属性は、具体的には、信頼性に関する属性であり、より具体的には、例えば、それを構成する物理ディスクの属性がある。その属性としては、物理ディスクの種別(例えば、ファイバチャネル(FC)或いはシリアルATA(SATA)等)や、その物理ディスクを構成要素とするRAIDグループのRAIDレベル等を採用することができる。
図11は、ストレージ管理サーバ1010が保持するボリューム割当管理表2260の構成例を示す。
ボリューム割当管理表2260には、各ボリューム3220毎に、ボリュームID16010と、そのボリュームに割り当てた容量を示す割当容量16020と、そのボリュームが将来の或る時点に必要とする容量を示す必要容量16030とが記録される。
図12は、ストレージ管理サーバ1010が保持するボリューム割当変更表2280の構成例を示す。
ボリューム割当変更表2280には、各ボリューム3220毎に、ボリュームID17010と、そのボリュームが提供されるホスト計算機のホスト計算機名17020と、そのホスト計算機でそのボリュームを識別するためのLUN17030と、そのボリュームへの割当容量17040と、変更種別17050とが記録される。変更種別17050として記録される種別には、例えば、この表2280のレコードの少なくとも一部(例えば、ボリュームID、計算機名、LUN及び割当て容量のうちの少なくとも一つ)が変更されたことを表す「変更」や、新たにレコードが追加されたことを表す「追加」や、レコードを削除することを表す「削除」がある。
図13は、ストレージ管理サーバ1010が保持するプール変更表2270の構成例を示す。
プール変更表2270には、各ストレージプール3210毎に、プールID18010と、プール容量18020と、属性18021と、ボリュームID18030と、変更種別18040とが記録される。変更種別18040として記録される種別には、例えば、この表2270のレコードの少なくとも一部(例えば、プールID、プール容量、属性及びボリュームIDのうちの少なくとも一つ)が変更されたことを表す「変更」や、新たにレコードが追加されたことを表す「追加」や、レコードが削除されることを意味する「削除」がある。
図14は、ストレージシステム1020が保持するボリューム管理表3120の構成例を示す。
ボリューム管理表3120には、各ボリューム3220毎に、ボリュームID19010と、そのボリュームの提供先のホスト計算機を表すホスト計算機名19020と、そのホスト計算機でそのボリュームを識別するための使用されるLUN19030と、そのボリュームへの割当容量19040とが記録される。
ストレージシステム1020は、管理用ポート3050を通じてボリューム情報要求を受信すると、メモリ3020内に保持するボリューム管理表3120に含まれる情報を、ボリューム情報として、ボリューム情報要求の送信元に対して送信する。
また、ストレージシステム1020は、管理用ポート3050を通じて、プール情報設定通知を受信する。プール情報設定通知には、プールIDと、プール容量と、ボリュームIDと、変更種別とが含まれる。変更種別は、例えば、追加、変更及び削除のうちのいずれかの値をとる。ストレージシステム1020は、管理用ポート3050を通じてプール情報設定通知を受信すると、変更種別の値に応じて以下の処理を行うことができる。例えば、変更種別が追加の場合には、ストレージシステム1020は、プール情報設定通知に含まれる情報を新しいレコードとしてプール管理表3110に追加する。変更種別が変更の場合には、ストレージシステム1020は、プール管理表3110に含まれる情報のうち、プールID20010がプール情報設定通知に含まれるプールIDと同一のレコードを、プール情報設定通知に含まれる情報で上書きする。変更種別が削除の場合には、ストレージシステム1020は、プール管理表3110に含まれる情報のうち、プールID20010がプール情報設定通知に含まれるプールIDと同一のレコードを削除する。
また、ストレージシステム1020は、管理用ポート3050を通じて、ボリューム情報設定通知を受信する。ボリューム情報設定通知には、例えば、ボリュームIDと、ホスト計算機名と、LUNと、割当容量と、変更種別とが含まれる。変更種別は、例えば、追加、変更及び削除のうちのいずれかの値をとる。ストレージシステム1020は、管理用ポート3050を通じてボリューム情報設定通知を受信すると、変更種別の値に応じて以下の処理を行うことができる。例えば、変更種別が追加の場合には、ストレージシステム1020は、ボリューム情報設定通知に含まれる情報を新しいレコードとしてボリューム管理表3120に追加する。変更種別が変更の場合には、ストレージシステム1020は、ボリューム管理表3120に含まれる情報のうち、ボリュームID19010がボリューム情報設定通知に含まれるボリュームIDと同一のレコードを、ボリューム情報設定通知に含まれる情報で上書きする。変更種別が削除の場合には、ストレージシステム1020は、ボリューム管理表3120に含まれる情報のうち、ボリュームID19010がボリューム情報設定通知に含まれるボリュームIDと同一のレコードを削除する。
図15は、ストレージシステム1020が保持するプール管理表3110の構成例を示す。
プール管理表3110には、各ストレージプール3210毎に、プールID20010と、そのストレージプールを構成する全ての記憶領域を表す構成記憶領域ID20011と、それらの記憶領域のうちボリュームに割当済みの記憶領域を表す使用記憶領域ID20012と、プール容量20020と、そのストレージプールに属するボリュームのボリュームID20030と、残容量20040と、属性20050とが記録される。
ストレージシステム1020は、管理用ポート3050を通じてプール情報要求を受信すると、メモリ3020内に保持するプール管理表3110に含まれる情報を、プール情報として、プール情報要求の送信元に対して送信する。
また、ストレージシステム1020は、管理用ポート3050を通じて、プール情報設定通知を受信する。プール情報設定通知には、プールIDと、プール容量と、ボリュームIDと、変更種別とが含まれる。変更種別は、例えば、追加、変更及び削除のうちのいずれかの値をとる。ストレージシステム1020は、管理用ポート3050を通じてプール情報設定通知を受信すると、変更種別の値に応じて以下の処理を行うことができる。例えば、変更種別が追加の場合には、ストレージシステム1020は、プール情報設定通知に含まれる情報を新しいレコードとしてプール管理表3110に追加する。変更種別が変更の場合には、ストレージシステム1020は、プール管理表3110に含まれる情報のうち、プールID20010がプール情報設定通知に含まれるプールIDと同一のレコードを、プール情報設定通知に含まれる情報で上書きする。変更種別が削除の場合には、ストレージシステム1020は、プール管理表3110に含まれる情報のうち、プールID20010がプール情報設定通知に含まれるプールIDと同一のレコードを削除する。
図16は、ストレージシステム1020が保持する記憶領域管理表3111の構成例を示す。
記憶領域管理表3111には、各記憶領域毎に、その記憶領域を識別するための記憶領域ID20012と、その記憶領域を有する物理ディスクを識別するための物理ディスクIDと、その物理ディスクの属性20021と、物理リソースにおけるその記憶領域の開始アドレス20031と、その物理リソースにおけるその記憶領域の終了アドレス20041とが記録される。
ストレージシステム1020において、ストレージプール3210は、それの属性と同じ属性を有する物理ディスクの記憶領域で構成することができる。コントローラ3010は、ボリューム3220に記憶領域を割り当てる場合、そのボリューム3220の属するストレージプール3210の中の未使用の記憶領域を割り当ることができる。その際、コントローラ3010は、そのストレージプール3210に対応する使用記憶領域ID20012の欄に、その割り当てた記憶領域のIDを追記したり、残容量20040の欄に記録される残容量を、割り当てた記憶領域の容量分減らしたりすることができる。また、コントローラ3010は、ボリューム3220への記憶領域の割当てを解除した場合、その記憶領域のIDを使用記憶領域ID20012の欄から削除したり、残容量20040の欄に記録される残容量を、割当てを解除した記憶領域の容量分増やしたりすることができる。
以下、本実施形態で行われる処理の流れを説明する。
まず、ストレージ管理サーバ1010が行う情報収集の概要を説明する。
図17は、ストレージ管理サーバ1010における情報収集プログラム2110の処理概要を示したフローチャートである。
最初に、情報収集プログラム2110は、ストレージシステム1020に対して、ボリューム情報要求を送信し、その応答として、ボリューム情報を受信し、受信したボリューム情報に基づいて、ホスト計算機管理表2210、ボリューム管理表2220及び使用容量管理表2230を更新する(ステップ4010)。具体的には、例えば、情報収集プログラム2110は、受信したボリューム情報に含まれるホスト計算機名をホスト計算機管理表2210のホスト計算機名11010に、IPアドレスをホスト計算機管理表2210のIPアドレス11020にそれぞれ保存する。さらに、ボリューム情報に含まれるホスト計算機名をボリューム管理表2220のホスト計算機名12010に、ボリューム情報に含まれるLUNをボリューム管理表2220のLUN12020に、ボリューム情報に含まれるボリュームIDをボリューム管理表2220のボリュームID12030にそれぞれ保存する。さらに、ボリューム情報に含まれるボリュームID毎に、使用容量管理表2230を作成する。
次に、情報収集プログラム2110は、ホスト計算機管理表2210に存在するホスト計算機に対して、使用容量情報要求を送信し、その応答として使用容量情報を受信する。情報収集プログラム2110は、ホスト計算機1030から受け取った使用容量情報に含まれるボリュームIDに対応する使用容量管理表2230の時刻13020の項目に収集時刻を、使用容量13030の項目に使用容量をそれぞれ保存する(ステップ4020)。
次に、ストレージ管理サーバ1010が行う新規ボリュームの追加の概要を説明する。
図18は、ストレージ管理サーバ1010におけるボリューム管理プログラム2120の処理概要を示したフローチャートである。
まず、ストレージ管理サーバ1010のボリューム管理プログラム2120は、ボリューム追加イベントが発生したならば(ステップ5010)、ストレージシステム1020からボリューム情報と、プール情報を収集する(ステップ5020)。ステップ5010では、例えば、ボリューム管理プログラム2120は、入力装置2040を通じて、図5に例示したボリューム追加要求10000と、次回の物理ディスク増設時刻である増設時刻情報とを受信する。ステップ5020では、ボリューム管理プログラム2120は、例えば以下の処理を行う。
まず、ボリューム管理プログラム2120は、ストレージシステム1020に対して、ボリューム情報要求を送信し、その応答としてボリューム情報を受信する。ボリューム管理プログラム2120は、ボリューム割当管理表2260のボリュームID16010にボリューム情報のボリュームIDを、ボリューム割当管理表2260の割当容量16020にボリューム情報の割当容量をそれぞれ保存する。
次に、ボリューム管理プログラム2120は、ストレージシステム1020に対して、プール情報要求を送信し、その応答としてプール情報を受信する。ボリューム管理プログラム2120は、プール管理表2250のプールID15010に、プール情報のプールIDを、プール管理表2250のプール容量15020に。プール情報のプール容量を、プール管理表2250のボリュームID15030に、プール情報のボリュームIDを、プール管理表2250の残容量15040にプール情報の残容量を、それぞれ保存する。
以上の処理により、ステップ5020が完結する。
次に、ボリューム管理プログラム2120は、ボリューム追加判断プログラム2130を用いて、要求されたボリュームが追加可能であるか判断する。(5030)
図19は、ストレージ管理サーバ1010におけるボリューム追加判断プログラム2130の処理概要を示したフローチャートである。
まず、ボリューム追加判断プログラム2130は、使用容量管理表2230に保存された使用容量情報を用いて、それぞれのボリュームの使用容量の伸びを近似計算し、使用容量近似表2240に保存する(ステップ6010)。本実施形態では、ボリューム使用容量の伸びを、例えば、最小2乗法による線形近似で近似するとしているが、他の近似方法を用いてもよい。
次に、ボリューム追加判断プログラム2130は、ボリューム使用容量近似式を用いて、管理者から受けた物理ディスク増設時刻における必要容量を計算し(すなわち、物理ディスク増設時刻の時点で必要とされるであろうボリューム容量を予測し)、算出された必要容量を、ボリューム割当管理表2260の必要容量16030の項目に保存する。(ステップ6020)。
次に、ボリューム追加判断プログラム2130は、ボリュームの使用容量の伸びを表した近似式の精度を確認する(6030)。具体的には、例えば、ボリューム追加判断プログラム2130は、使用容量管理表2230の分散14040の値が、あらかじめ設定した分散のしきい値より大きいボリュームは、そのボリュームの近似式の精度は低いと判断し、ボリューム割当管理表2260から削除することができる。すなわち、近似式の精度の低い(換言すれば、必要容量の精度の低い)ボリュームの必要容量を、以後の処理において、要求容量との比較対象にしないようにすることができる。
次に、ボリューム追加判断プログラム2130は、要求容量を満たすか否かを判断する(6040)。
図20は、ボリューム追加判断プログラム2130が、要求容量を満たすか判断する処理の処理概要を示したフローチャートである。
まず、ボリューム追加判断プログラム2130は、プール管理表2250に含まれるプールの残容量15040の値の合計値が、新規ボリュームの要求容量以上であるか否かを判断する(ステップ7010)。
プールの残容量15040の合計値が新規ボリュームの要求容量以上であると判断した場合(7020)には、ボリューム追加判断プログラム2130は、要求容量を満たすと判断する(ステップ7030)。
一方、プールの残容量15040の合計値が新規ボリュームの要求容量より少ないと判断した場合(7040)には、ボリューム追加判断プログラム2130は、各ボリューム毎に、ボリューム割当管理表2260の割当容量16020と必要容量16030の差分を計算し、全てのボリュームの差分の合計値を計算する(ステップ7050)。
次に、ボリューム追加判断プログラム2130は、差分の合計値とプール残容量の合計値との和が、新規ボリュームの要求容量以上であるか否かを判断する(ステップ7060)。
差分の合計値とプール残容量の合計値との和が、新規ボリュームの要求容量以上であると判断した場合(7070)には、ボリューム追加判断プログラム2130は、要求容量を満たすと判断する(ステップ7030)。
一方、差分の合計値とプール残容量の合計値との和が、新規ボリュームの要求容量より少ないと判断した場合(7080)には、ボリューム追加判断プログラム2130は、要求容量を満たさないと判断する(ステップ7090)。
再び図19を参照する。ボリューム追加判断プログラム2130は、要求容量を満たす場合(6050)には、新規ボリュームを追加可能と判断し(ステップ6060)、要求容量を満たさない場合(6070)には、新規ボリュームを追加できないと判断する(ステップ6080)。
以上が、ストレージ管理サーバ1010におけるボリューム追加判断プログラム2130の処理概要の説明である。
再び図18を参照する。新規ボリュームのボリューム追加が可能である場合(5040)には、ボリューム管理プログラム2120は、ボリューム情報更新プログラム2150を用いて、ボリューム情報を更新する(ステップ5050)。
図21は、ボリューム情報更新プログラム2150がボリューム情報を更新する処理の概要を示したフローチャートである。
まず、ボリューム情報更新プログラム2150は、ボリューム追加要求10000で指定されたストレージプール内で新規ボリュームを割り当て可能か否かを判断する(ステップ8010)。
ボリューム追加要求10000で指定されたストレージプールの残容量が、要求容量以上であると判断した場合(8020)には、ボリューム情報更新プログラム2150は、ボリューム割当変更表を作成(或いは更新)する(ステップ8030)。具体的には、例えば、ボリューム情報更新プログラム2150は、プール変更表2270のプールID18010に、ボリューム追加要求10000で指定された要求プールID10050を、プール変更表2270のプール容量18020に、プール管理表2250のプール容量15020を、プール変更表2270のボリュームID18030に、プール管理表2250のボリュームID15030の値にボリューム追加要求10000で指定されたボリュームID10030をカンマ区切りで加えた値を、プール変更表2270の変更種別18040に、変更という値を、それぞれ入力して保存する。さらに、ボリューム情報更新プログラム2150は、ボリューム割当変更表2280のボリュームID17010に、ボリューム追加要求10000で指定されたボリュームID10030を、ボリューム割当変更表2280のホスト計算機名17020に、ボリューム追加要求10000で指定されたホスト計算機名10010を、ボリューム割当変更表2280のLUN17030に、ボリューム追加要求10000で指定されたLUN10020を、ボリューム割当変更表2280の割当容量17040に、ボリューム追加要求10000で指定された要求容量10040を、ボリューム割当変更表2280の変更種別17050に、追加という値を、それぞれ入力して保存する。
一方、ボリューム追加要求10000で指定されたストレージプールの残容量が、要求容量より少ないと判断した場合(8040)には、ボリューム情報更新プログラム2150は、指定されたプールに属する全てのボリュームが、割当容量16020と必要容量16030とが等しいか否かを判断する(ステップ8050)。
その結果、割当容量16020と必要容量16030が等しくないボリュームが存在する場合(8060)には、ボリューム情報更新プログラム2150は、ステップ8070を実行する。具体的には、例えば、ボリューム情報更新プログラム2150は、プール管理表2250の残容量15040の値に、割当容量16020と必要容量16030の差分を加えた値で上書きする。さらに、ボリューム情報更新プログラム2150は、ボリューム割当管理表2260で、最も差分が多いボリュームの割当容量を必要容量の値で上書きする。さらに、ボリューム情報更新プログラム2150は、ボリューム割当変更表2280のボリュームID17010に、上書きしたボリュームのボリュームIDを、ボリューム割当変更表2280の割当容量17040に、上書きした容量を、ボリューム割当変更表2280の変更種別17050に、変更という値を、それぞれ入力して保存し、ステップ8010へ戻る。
ステップ8050において、指定されたプール内の全てのボリュームが割当容量16020と必要容量16030が等しい場合(8080)には、ボリューム情報更新プログラム2150は、別のストレージプールの残容量が、ボリューム追加要求10000で指定された要求容量から指定されたプールの残容量を引いた不足容量以上であるか否かを判断する(ステップ8090)。
別プールの残容量が不足容量以上である場合(8100)には、ボリューム情報更新プログラム2150は、ステップ8110を実行する。具体的には、例えば、ボリューム情報更新プログラム2150は、プール管理表2250の別プールの残容量15040の値を、不足容量だけ引いた値で上書きし、別プールのプール容量を不足容量だけ引いた値で上書きする。さらに、ボリューム情報更新プログラム2150は、指定されたプールの残容量15040を、不足容量だけ加えた値で上書きし、指定されたプールのプール容量を、不足容量だけ加えた値で上書きする。さらに、ボリューム情報更新プログラム2150は、プール変更表2270のプールID18010に、別プールのプールIDを、プール変更表2270のプール容量18020に、別プールのプール容量を、プール変更表2270のボリュームID18030に、プール管理表2250のプールID15010の値を、プール変更表2270の変更種別18040に、変更という値を、それぞれ入力して保存し、ステップ8010へ戻る。
ステップ8090において、別プールの残容量が不足容量より少ないと判断した場合(8120)には、ボリューム情報更新プログラム2150は、ステップ8130を実行する。具体的には、例えば、ボリューム情報更新プログラム2150は、プール管理表2250の別プールの残容量15040の値に、割当容量16020と必要容量16030の差分を加えた値で上書きする。さらに、ボリューム情報更新プログラム2150は、ボリューム割当管理表2260で、最も差分が多いボリュームの割当容量を必要容量の値で上書きする。さらに、ボリューム情報更新プログラム2150は、ボリューム割当変更表2280のボリュームID17010に、上書きしたボリュームのボリュームIDを、ボリューム割当変更表2280の割当容量17040に、上書きした容量を、ボリューム割当変更表2280の変更種別17050に、変更という値をそれぞれ入力して保存し、ステップ8090へ戻る。
以上が、ボリューム情報更新プログラム2150がボリューム情報を更新する処理の説明である。
再び図18を参照する。ボリューム管理プログラム2120は、ストレージシステム1020へ、プール変更通知として、プール変更表2270に含まれる情報を送信し、さらにボリューム変更通知としてボリューム割当変更表2280に含まれる情報を送信する(ステップ5060)。ストレージシステム1020は、例えば、ボリューム変更通知を基に、プール管理表3110において、別プールの容量を減らし、それに伴って、構成記憶領域IDを減らしたり、減らした分を指定プールの容量や構成記憶領域IDに追加したりすることができる。
次に、ボリューム管理プログラム2120は、出力装置2050を介して、管理者へ完了通知を出力する(ステップ5070)。
ステップ5030において、新規ボリュームのボリューム追加が可能でない場合(5080)には、ボリューム管理プログラム2120は、増設時刻計算プログラム2140を用いて、ボリューム追加可能である増設時刻を計算する(ステップ5090)。
図22は、増設時刻計算プログラム2140がボリューム追加可能である増設時刻の計算を行う処理の概要を示したフローチャートである。
まず、増設時刻計算プログラム2140は、使用容量近似表2240に含まれる近似式情報を全て足し合わせた式、例えば、(必要容量合計)=(傾き14020の合計)×(増設時刻)+(切片14030の合計)、を作成する(ステップ9010)。
次に、増設時刻計算プログラム2140は、プール管理表2250に含まれるレコードの残容量15040を合計し、プール残容量合計を計算する(ステップ9020)。
次に、増設時期計算プログラム2140は、ボリューム割当管理表2260に含まれるレコードの割当容量16020を合計し、割当容量合計を計算する(ステップ9030)。
次に、増設時刻計算プログラム2140は、要求容量を満たす増設時刻を計算する(ステップ9040)。要求容量を満たす増設時刻は、例えば、次の式、
要求容量=(プール残容量合計)+(割当容量合計)−(必要容量合計)
を満たす時刻である。この式を変形すると、以下の式、
増設時刻={(プール残容量合計)+(割当容量の合計)−(要求容量)−(切片14030の合計)}÷(傾き14020の合計)
となる。
以上が、増設時刻計算プログラム2140で行う処理の説明である。
この処理を終えると、図18に示すように、ボリューム管理プログラム2120は、出力装置2050を介して、管理者に対して、算出された増設時刻を出力する(ステップ5100)。
以上が、ストレージ管理サーバ1010におけるボリューム管理プログラム2120が行う処理の説明である。
以上、上述した実施形態によれば、ストレージ管理サーバ1010は、ボリューム追加イベントが発生した場合、各ボリューム毎の収集された使用容量を基に、各ボリューム毎に、将来の或る時刻に必要となるであろうボリューム容量(つまり必要容量)を予測し、予測された必要容量と割当容量とから不必要容量を算出し、算出された一以上の不必要容量に基づいて、新規ボリュームの要求容量を満たすだけの記憶領域があるか否かを判断し、肯定的な判断結果が得られた場合、不必要容量分の記憶領域を新規ボリュームに割り当てることができる。これにより、ホスト計算機へのボリュームに割り当てる記憶領域の無駄をなるべく抑えられるように記憶領域の割当てを最適化することができる。
また、上述した実施形態によれば、将来の或る時刻を、物理ディスク増設時刻としている。物理ディスクが増設されれば、その分、ボリュームに割当て可能な記憶領域の数を増やすことができる。従って、その時点での予測値(必要容量)を基に、記憶領域の割当てを行うのが、記憶領域の無駄な割当てを抑止するのに適していると考えられる。具体的には、例えば、物理ディスク増設時刻よりも遠い時刻での予測値を基に、記憶領域の割当てを行うと、遠い時刻の方が必要容量が大きい場合に、その時刻よりも前に物理ディスクが増設されて記憶領域が増えるにも関わらず、増設時刻での予測値を基に割当てを行う場合よりもたくさんの記憶領域を割り当ててしまうことになる。そうすると、新規ボリュームに割り当てられる記憶領域の数がその分少なくなってしまうので、非効率となる。本実施形態によれば、このようなことが生じてしまうことを防ぐことができる。
また、上述した実施形態によれば、指定された物理ディスク増設時刻に、要求容量を満たす新規ボリュームを追加できない場合には、指定された物理ディスク増設時刻よりも現在に近い時刻であって、要求容量を満たす時刻が算出され、その算出された時刻が増設時刻として提示される。これにより、指定された物理ディスク増設時刻で要求容量を満たさなくても、その要求容量を満たす新規ボリュームの追加が即時に可能となるとともに、新規ボリュームを追加したことにより生じ得る記憶領域の枯渇を未然に防ぐための新たな増設時刻を管理者に提示することができる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
例えば、図18のステップ5010でのボリューム追加イベントは、ボリュームの使用率が閾値を超えた、というイベントであっても良い。具体的には、例えば、ストレージ管理サーバ1010が、ホスト計算機1030から収集された使用容量の割当容量に対する割合(使用率)が閾値(例えば90%)を超えたと判断した場合に、ステップ5020以降を行っても良い。また、物理ディスク増設時刻は予め設定されていてもよく、その場合、図23に例示するように、ストレージ管理サーバ1010は、その物理ディスク増設時刻での必要容量Cpと、現在の割当容量Cuとの差分を、ボリュームの要求容量としてもよい。この要求容量は、ホスト計算機1030に提供されているボリュームの割当容量に加算するための容量とすることができる。
また、例えば、ボリューム情報更新プログラム2150は、図21のステップ8090で、別プールを、指定されたプールと同じ属性を有するプールとすることができる。これにより、別プールの記憶領域を指定プールに移動しても(ステップ8110)、指定プールの中に、属性の異なる記憶領域が混じってしまうことを防ぐことができる。
また、例えば、ホスト計算機1030やストレージシステム1020は、ストレージ管理サーバ1010からの要求を受けることなく、能動的に、ストレージ管理サーバ1010が必要とする情報を送信してもよい。また、ストレージ管理サーバ1010は、使用容量情報を、ホスト計算機1030に代えてストレージシステム1020から受信してもよい。
また、使用容量、割当容量、不必要容量及び要求容量などの種々の記憶容量は、個々の記憶領域のサイズが一定であれば、記憶領域の数で表してもよい。
また、例えば、ストレージシステム1020の構成として、図3の例に代えて他の構成を採用することもできる。例えば、外部の装置(例えばホスト計算機或いは他のストレージシステム)との通信を制御するための複数の第一の制御部(例えば制御回路基板)と、物理ディスク3030との通信を制御するための複数の第二の制御部(例えば制御回路基板)と、外部の装置と物理ディスクとの間で授受されるデータを記憶することができるキャッシュメモリと、ストレージシステム1020を制御するためのデータを記憶することができる制御メモリと、各第一の制御部、各第二の制御部、キャッシュメモリ及び制御メモリを接続する接続部(例えば、クロスバスイッチなどのスイッチ)とを備えることができる。この場合、第一の制御部と第二の制御部の一方が、又は双方が協働して、コントローラ3010としての処理を行うことができる。制御メモリは無くても良く、その場合、キャッシュメモリに、制御メモリが記憶する情報を記憶する領域が設けられても良い。
図1は、本発明の一実施形態に係るストレージ管理システムの構成例の概略図である。 図2は、ストレージ管理サーバ1010の構成例を示した図である。 図3は、ストレージシステム1020の構成例を示した図である。 図4は、ボリューム3220とストレージプール3210との関係の説明図である。 図5は、ボリューム追加要求10000の構成例を示す。 図6は、ストレージ管理サーバ1010が保持する計算機管理表2210の構成例を示す。 図7は、ストレージ管理サーバ1010が保持するボリューム管理表2220の構成例を示す。 図8は、ストレージ管理サーバ1010が保持する使用容量管理表2230の構成例を示す。 図9は、ストレージ管理サーバ1010が保持する使用容量近似表2240の構成例を示す。 図10は、ストレージ管理サーバ1010が保持するプール管理表2250の構成例を示す。 図11は、ストレージ管理サーバ1010が保持するボリューム割当管理表2260の構成例を示す。 図12は、ストレージ管理サーバ1010が保持するボリューム割当変更表2280の構成例を示す。 図13は、ストレージ管理サーバ1010が保持するプール変更表2270の構成例を示す。 図14は、ストレージシステム1020が保持するボリューム管理表3120の構成例を示す。 図15は、ストレージシステム1020が保持するプール管理表3110の構成例を示す。 図16は、ストレージシステム1020が保持する記憶領域管理表3111の構成例を示す。 図17は、ストレージ管理サーバ1010における情報収集プログラム2110の処理概要を示したフローチャートである。 図18は、ストレージ管理サーバ1010におけるボリューム管理プログラム2120の処理概要を示したフローチャートである。 図19は、ストレージ管理サーバ1010におけるボリューム追加判断プログラム2130の処理概要を示したフローチャートである。 図20は、ボリューム追加判断プログラム2130が、要求容量を満たすか判断する処理の処理概要を示したフローチャートである。 図21は、ボリューム情報更新プログラム2150がボリューム情報を更新する処理の概要を示したフローチャートである。 図22は、増設時刻計算プログラム2140がボリューム追加可能である増設時刻の計算を行う処理の概要を示したフローチャートである。 図23は、要求容量を自動で決定する方法の説明図である。
符号の説明
1010…ボリューム管理サーバ 1020…ストレージシステム 1030…ホスト計算機 1040…管理用ネットワーク 1050…ストレージエリアネットワーク 1060…レポート端末 2010…CPU 2020…メモリ 2030…ハードディスク 2040…入力装置 2050…出力装置 2060…通信ポート 2110…情報収集プログラム 2120…ボリューム管理プログラム 2130…ボリューム追加判断プログラム 2140…増設時刻計算プログラム 2150…ボリューム情報更新プログラム 2210…計算機管理表 2220…ボリューム管理表 2230…使用容量管理表 2240…使用容量近似表 2250…プール管理表 2260…ボリューム割当管理表 2270…プール変更表 2280…ボリューム割当変更表 3010…コントローラ 3020…メモリ 3030…物理ディスク 3040…I/Oポート 3050…管理用ポート 3110…プール管理表 3120…ボリューム管理表

Claims (3)

  1. 一又は複数のホスト計算機と、
    前記一又は複数のホスト計算機に提供する複数の論理ボリュームと、複数の物理的な記憶装置と、前記複数の物理的な記憶装置に基づく多数の記憶領域で構成された複数のプールと、該プール内の記憶領域を論理ボリュームに対して割り当てたりその割当てを解除したり、前記ホスト計算機から指定された論理ボリュームに対するIOコマンドに従うデータを、その論理ボリュームに割り当てた記憶領域に書込む、又はその記憶領域から読み出して前記ホスト計算機に送信するコントローラとを備えるストレージシステムと
    に通信可能に接続される管理計算機であって、
    (A)論理ボリューム毎に、論理ボリュームに割り当てられている一以上の記憶領域による記憶容量である割当容量のうち前記ホスト計算機が実際に使用している記憶容量である使用容量を、異なる複数の時点で、前記ホスト計算機及び前記ストレージシステムのうちの少なくとも一方から受信する使用容量受信部と、
    (B)論理ボリュームの使用容量の伸びを線形近似した近似式の傾きを保持する傾きと、論理ボリュームの使用容量の伸びを線形近似した近似式の切片を保持する切片と、論理ボリュームの使用容量の伸びを線形近似した近似式の分散とを論理ボリューム毎に表す使用容量近似表を記憶する近似表記憶部と、
    (C)前記プールが有する多数の記憶領域のうち前記論理ボリュームに割り当てられていない一以上の記憶領域の記憶容量であるプール残容量を前記ストレージシステムから受信する残容量受信部と、
    (D)論理ボリュームを追加することの要求であり要求容量と論理ボリューム追加先プールである要求プールのIDとを含んだ論理ボリューム追加要求を管理者から受けた場合に、前記複数の時点でそれぞれ受信した複数の使用容量を基に、論理ボリューム毎に、使用容量の伸びを近似計算して前記使用容量近似表を更新し、更新後の使用容量近似表を基に、前記物理的な記憶装置を増設する時刻である増設時刻において論理ボリュームが使用するであろう使用容量を論理ボリューム毎に予測する予測部と、
    (E)前記更新後の使用容量近似表において分散の値が所定の分散閾値より大きい論理ボリュームについては、予測された使用容量である必要容量の精度が所定精度より低いと判断する精度判断部と、
    (F)前記論理ボリュームの割当容量から、精度が所定精度以上である予測された必要容量を減じることにより、前記増設時刻での不必要な記憶容量である不必要容量を、必要容量の精度が所定精度以上であると予測された必要容量を有する各論理ボリュームについて算出する不必要容量算出部と、
    (G)受信したプール残容量と前記算出された不必要容量との合計容量が、追加対象の論理ボリュームに要求される記憶容量である要求容量を満たすか否かを判断する容量判断部と、
    (H)前記容量判断部によって肯定的な判断結果が得られた場合に、前記要求プール内の記憶領域であって最も不必要容量の大きい論理ボリュームから優先的に前記算出された不必要容量分の記憶領域の割当てを解除し、割当てが解除される記憶領域を含む、前記要求容量分の記憶領域を、前記追加対象の論理ボリュームに割り当てることを前記ストレージシステムに指示する指示部と、
    (I)前記容量判断部によって否定的な判断結果が得られた場合に、(プール残容量の合計+割当容量の合計−要求容量−切片の合計)÷(傾きの合計)を計算することにより、前記要求容量を満たすことになる将来の或る時刻を別の増設時刻として算出する増設時刻算出部と、
    (J)前記算出された増設時刻を管理者に報知する増設時刻報知部と
    を備え、
    (K)前記指示部は、前記要求プールの不必要容量分の記憶領域を優先的に解除して前記追加対象の論理ボリュームに割当てさせ、それでも前記要求容量を満たさず不足容量が生じる場合には、前記要求プールと同じ信頼性属性の別のプールのプール残容量のうち少なくとも前記不足容量分の記憶領域を前記別のプールから減らして前記要求プールに追加させ、前記追加させた記憶領域を前記追加対象の論理ボリュームに割当てさせる、
    管理計算機。
  2. 一又は複数のホスト計算機と、
    前記一又は複数のホスト計算機に提供する複数の論理ボリュームと、複数の物理的な記憶装置と、前記複数の物理的な記憶装置に基づく多数の記憶領域で構成された複数のプールと、該プール内の記憶領域を論理ボリュームに対して割り当てたりその割当てを解除したり、前記ホスト計算機から指定された論理ボリュームに対するIOコマンドに従うデータを、その論理ボリュームに割り当てた記憶領域に書込む、又はその記憶領域から読み出して前記ホスト計算機に送信するコントローラとを備えるストレージシステムと
    を備えたシステムで実現する方法であって、
    (a)各論理ボリューム毎に、論理ボリュームに割り当てられている一以上の記憶領域による記憶容量である割当容量のうち前記ホスト計算機が実際に使用している記憶容量である使用容量を、異なる複数の時点で、取得し、
    (b)前記プールが有する多数の記憶領域のうち前記論理ボリュームに割り当てられていない一以上の記憶領域の記憶容量であるプール残容量を取得し、
    (c)論理ボリュームを追加することの要求であり要求容量と論理ボリューム追加先プールである要求プールのIDとを含んだ論理ボリューム追加要求を管理者から受けた場合に、前記複数の時点でそれぞれ受信した複数の使用容量を基に、論理ボリューム毎に、使用容量の伸びを近似計算して使用容量近似表を更新し、更新後の使用容量近似表を基に、前記物理的な記憶装置を増設する時刻である増設時刻において前記論理ボリュームが使用するであろう使用容量を、論理ボリューム毎に予測し、前記使用容量近似表は、論理ボリュームの使用容量の伸びを線形近似した近似式の傾きを保持する傾きと、論理ボリュームの使用容量の伸びを線形近似した近似式の切片を保持する切片と、論理ボリュームの使用容量の伸びを線形近似した近似式の分散とを論理ボリューム毎に表す表であり、
    (d)前記更新後の使用容量近似表において分散の値が所定の分散閾値より大きい論理ボリュームについては、予測された使用容量である必要容量の精度が所定精度より低いと判断し、
    (e)前記論理ボリュームの割当容量から、精度が所定精度以上である予測された必要容量を減じることにより、前記増設時刻での不必要な記憶容量である不必要容量を、必要容量の精度が所定精度以上であると予測された必要容量を有する各論理ボリュームについて算出し、
    (f)受信したプール残容量と前記算出された不必要容量との合計容量が、追加対象の論理ボリュームに要求される記憶容量である要求容量を満たすか否かを判断し、
    (g)前記(f)の判断で肯定的な判断結果が得られた場合に、前記要求プール内の記憶領域であって最も不必要容量の大きい論理ボリュームから優先的に前記算出された不必要容量分の記憶領域の割当てを解除し、割当てが解除される記憶領域を含む、前記要求容量分の記憶領域を、前記追加対象の論理ボリュームに割り当て、
    (h)前記(f)の判断で否定的な判断結果が得られた場合に、(プール残容量の合計+割当容量の合計−要求容量−切片の合計)÷(傾きの合計)を計算することにより、前記要求容量を満たすことになる将来の或る時刻を別の増設時刻として算出し、
    (i)前記算出された増設時刻を管理者に報知し
    (j)前記(g)において、前記要求プールの不必要容量分の記憶領域を優先的に解除して前記追加対象の論理ボリュームに割当てさせ、それでも前記要求容量を満たさず不足容量が生じる場合には、前記要求プールと同じ信頼性属性の別のプールのプール残容量のうち少なくとも前記不足容量分の記憶領域を前記別のプールから減らして前記要求プールに追加させ、前記追加させた記憶領域を前記追加対象の論理ボリュームに割当てさせる、
    記憶領域の割当ての最適化方法。
  3. 自分に提供された論理ボリュームに対するIOコマンドを送信する一又は複数のホスト計算機と、
    前記一又は複数のホスト計算機に提供する複数の論理ボリュームと、複数の物理的な記憶装置と、前記複数の物理的な記憶装置に基づく多数の記憶領域で構成された複数のプールと、該プール内の記憶領域を論理ボリュームに対して割り当てたりその割当てを解除したり、前記ホスト計算機から指定された論理ボリュームに対するIOコマンドに従うデータを、その論理ボリュームに割り当てた記憶領域に書込む、又はその記憶領域から読み出して前記ホスト計算機に送信するコントローラとを備えるストレージシステムと
    に通信可能に接続されたコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    (a)各論理ボリューム毎に、論理ボリュームに割り当てられている一以上の記憶領域による記憶容量である割当容量のうち前記ホスト計算機が実際に使用している記憶容量である使用容量を、異なる複数の時点で、取得し、
    (b)前記プールが有する多数の記憶領域のうち前記論理ボリュームに割り当てられていない一以上の記憶領域の記憶容量であるプール残容量を取得し、
    (c)論理ボリュームを追加することの要求であり要求容量と論理ボリューム追加先プールである要求プールのIDとを含んだ論理ボリューム追加要求を管理者から受けた場合に、前記複数の時点でそれぞれ受信した複数の使用容量を基に、論理ボリューム毎に、使用容量の伸びを近似計算して使用容量近似表を更新し、更新後の使用容量近似表を基に、前記物理的な記憶装置を増設する時刻である増設時刻において前記論理ボリュームが使用するであろう使用容量を、論理ボリューム毎に予測し、前記使用容量近似表は、論理ボリュームの使用容量の伸びを線形近似した近似式の傾きを保持する傾きと、論理ボリュームの使用容量の伸びを線形近似した近似式の切片を保持する切片と、論理ボリュームの使用容量の伸びを線形近似した近似式の分散とを論理ボリューム毎に表す表であり、
    (d)前記更新後の使用容量近似表において分散の値が所定の分散閾値より大きい論理ボリュームについては、予測された使用容量である必要容量の精度が所定精度より低いと判断し、
    (e)前記論理ボリュームの割当容量から、精度が所定精度以上である予測された必要容量を減じることにより、前記増設時刻での不必要な記憶容量である不必要容量を、必要容量の精度が所定精度以上であると予測された必要容量を有する各論理ボリュームについて算出し、
    (f)受信したプール残容量と前記算出された不必要容量との合計容量が、追加対象の論理ボリュームに要求される記憶容量である要求容量を満たすか否かを判断し、
    (g)前記(f)の判断で肯定的な判断結果が得られた場合に、前記要求プール内の記憶領域であって最も不必要容量の大きい論理ボリュームから優先的に前記算出された不必要容量分の記憶領域の割当てを解除し、割当てが解除される記憶領域を含む、前記要求容量分の記憶領域を、前記追加対象の論理ボリュームに割り当て、
    (h)前記(f)の判断で否定的な判断結果が得られた場合に、(プール残容量の合計+割当容量の合計−要求容量−切片の合計)÷(傾きの合計)を計算することにより、前記要求容量を満たすことになる将来の或る時刻を別の増設時刻として算出し、
    (i)前記算出された増設時刻を管理者に報知し
    (j)前記(g)において、前記要求プールの不必要容量分の記憶領域を優先的に解除して前記追加対象の論理ボリュームに割当てさせ、それでも前記要求容量を満たさず不足容量が生じる場合には、前記要求プールと同じ信頼性属性の別のプールのプール残容量のうち少なくとも前記不足容量分の記憶領域を前記別のプールから減らして前記要求プールに追加させ、前記追加させた記憶領域を前記追加対象の論理ボリュームに割当てさせる、
    コンピュータプログラム。
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