JP5134915B2 - 記憶領域の構成最適化方法、計算機システム及び管理計算機 - Google Patents

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Description

本発明は、記憶装置の構成管理に関するものであり、特に記憶装置の構成最適化方法に関するものである。
近年、企業や個人の利用するデータの量は急激に増加している。そこで、ストレージサブシステムやホスト計算機をスイッチやハブで接続し、柔軟なデータ管理を可能にするSAN(Storage Area Network)や、NAS(Network Attached Storage)といった技術を利用したストレージシステムが広く利用されている。
さらに最近では記憶装置(以下、ストレージサブシステムとも表記する)の大規模化、高性能化に伴い、ストレージサブシステムの消費電力がますます増加しており、ストレージサブシステムの省電力化の重要性が高まっている。また、ストレージサブシステムの管理コストが増加していることから、ストレージサブシステムの管理コストの低減の重要性も高まっている。
ストレージサブシステムの省電力化を実現する技術として、ストレージサブシステムの記憶領域(以下「ボリューム」と呼ぶ)を利用するホスト計算機からボリュームへのアクセスが一定時間無かった場合に、ボリュームを構成する物理ディスクの電源をオフまたは省電力状態(以下、両者を併せて「スリープ状態」と呼ぶ)に設定し、ボリュームへのアクセスが生じた際に物理ディスクのスリープ状態を解除して通常の電力状態に回復することで、ストレージサブシステムの消費電力を抑える技術がある。
例えば、ストレージサブシステムに接続された計算機からの指示に基づいて、ストレージサブシステムが提供するボリュームを構成する物理ディスクの電源のON/OFFの制御を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、ストレージサブシステムの管理コストを低減する技術として、ホスト計算機に対して仮想的なボリューム(以下「仮想ボリューム」と呼ぶ)を割り当て、ホスト計算機から仮想ボリュームへのI/Oに応じて実際の記憶領域を割り当てる技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
当該技術を利用する場合、ストレージサブシステムの管理者は予め、1つ以上のボリュームをプールと呼ばれる論理的なグループに登録しておく(以下、プールに登録されたボリュームを「プールボリューム」と呼ぶ)。その際、管理者はプールの容量の枯渇を警告するための閾値を設定する。そして、管理者は仮想ボリュームを生成し、プールボリュームおよびホスト計算機に関連付ける。
ホスト計算機から仮想ボリュームに書き込みが行われると、書き込まれたデータは実際にはプールボリュームに格納される。仮想ボリュームへの書き込みの結果、プールボリュームの実使用容量が閾値に近づくと、管理計算機が管理者に対して警告を通知する。管理者は警告に基づいてストレージサブシステムに物理ディスクを追加するなどの処理を行う。
特開2005−157710号公報 特開2003−15915号公報
上記従来例においては、ホスト計算機から仮想ボリュームへのI/Oは、当該仮想ボリュームに関連付けられたプールのプールボリュームに分散される。そのため、一度プールにプールボリュームを登録すると、そのプールボリュームへのアクセスが頻発することから、特許文献2の技術を利用する場合に特許文献1の方法を適用しても、省電力化の効果を得られないという課題がある。すなわち、プールに登録されたプールボリュームには、並列的にアクセスが行われるため、登録されたプールボリュームをスリープ状態にするのは難しいという課題がある。さらに、仮に上記特許文献1の技術をこのプールボリュームへ適用したとしても、スリープ状態の期間が短いため、プールボリュームのスピンアップが多発することが想定され、スピンアップの多発により消費電力の低減効果は薄れ、さらには、スピンアップの多発によってプールのレスポンスが低下する、という課題が生じる。
本課題は特許文献2の技術を利用する場合だけでなく、あるグループ化された記憶領域に対して並列的にアクセスが発生する技術を利用する場合には常に発生する課題である。
さらに本課題は、省電力化という基準以外に、記憶領域のレスポンス性能やコストやアクセスの並列性など、他の基準で記憶領域をグループ化する際にも同様に発生する課題である。
本発明は、上記課題を解決するため、プールを用いる記憶装置の構成を最適化する際に、省電力性能またはレスポンス性能等の管理者が設定するポリシーを確保しながら最適な構成を提供することを目的とする。
本発明では、計算機システムの管理者が記憶領域プールへの記憶領域(ボリューム)の登録を行う際に、管理計算機に対してプールの容量と、プール容量の枯渇を警告するための閾値と、設定ポリシ(基準)とを設定する。設定ポリシには、プールに求められる条件(消費電力が少ないことやレスポンス性能が速いことなどの基準)の情報が含まれている。
管理計算機はポリシに従って記憶装置(ストレージサブシステム)が持つボリュームに優先度(優先順位)を設定し、優先度の高い順にプールの容量を満たす分のボリュームを予約する。予約したボリュームの中から、優先度の高い順に一部のボリュームのみをプールに登録する。プールに登録するボリュームの数を決定する方法には、プールの閾値を満たす最少の数を登録するボリュームの数とする方法などがあるが、特に限定はしない。
このとき、予約したボリュームの内、プールに登録されなかったボリュームに対してはホスト計算機からアクセスがないことが保証できるため、該ボリュームを構成する物理ディスク(ドライブ)や物理ディスクを制御するコントローラをスリープ状態に設定する。
管理者が仮想ボリューム(ホスト計算機に割り当てる記憶領域)をプールおよびホスト計算機に関連付け、ホスト計算機が仮想ボリュームの利用を開始する。ホスト計算機が仮想ボリュームに書き込みを行うにつれてプールの実使用容量が閾値以上になると、記憶装置が警告を通知し、管理計算機は警告に応じて予約したボリュームの中から優先度の高いボリュームをプールに追加する。予約しているボリュームがない場合は、管理計算機は管理者に警告を通知する。
さらに、管理計算機はストレージサブシステムの構成の変化を監視しておき、構成に変化があった場合には、プールボリュームや予約されているボリュームとQoS (Quality of Service)が等価なボリュームを探す。該当するボリュームが見つかった場合には、該ボリュームの優先度を算出する。該ボリュームの優先度よりも優先度の低いボリュームがプールボリュームとして使用されている場合や、予約されている場合には、管理計算機は該ボリュームとの入れ替えを行う。なお、ボリュームの入れ替えとは2つ以上のボリュームの間で一方のボリュームに格納されているデータやボリュームに関する情報を、他方のボリュームに移行し、元のボリュームのデータやボリュームに関する情報を消去することを指す。
したがって、本発明は、設定した基準にしたがって管理計算機が記憶領域を予約し、または記憶領域の入れ替えを行うことが可能となって、設定した基準を確保しながらストレージサブシステムの構成を最適化することができる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<A.第1実施形態>
A1.システムの構成
図1は、本発明の第1の実施形態としてデータ処理システムの構成を示す説明図である。このデータ処理システム900は1つ以上のホスト計算機100と、管理計算機200と、ストレージサブシステム300と、を有している。
ホスト計算機100と管理計算機200は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network)LAN510で接続されている。ホスト計算機100とストレージサブシステム300はストレージエリアネットワーク(Storage Area Network)SAN530で接続されている。管理計算機200とストレージサブシステム300は管理用ネットワークMN520で接続されている。
ホスト計算機100は中央演算処理装置CPU(またはプロセッサ)110と、メモリ120と、LAN510との接続のためのネットワークインタフェースI/F(A)190と、SAN530との接続のためのネットワークインタフェースI/F(B)191と、を有している。これらの構成要素はバス180を通じて接続されている。
ホスト計算機100の機能はCPU110がメモリ120にロードされたプログラムを実行することにより実現される。メモリ120はCPU110が用いるプログラムとデータとを記憶する。メモリ120は、ストレージサブシステム300から提供されるボリューム330にアクセスを行うプログラムを有している。なお、該プログラムはどのようなプログラムであっても構わないため、図示はしない。また、ストレージサブシステム300は、後述するように、物理ディスク340から構成されたボリューム330と、ボリューム330を論理的なグループとしたプール360と、プール360を構成するボリューム(プールボリューム)330を対応付けた仮想ボリューム370を提供する。
ホスト計算機100は上記の他に、ホスト計算機100のユーザがデータを入力するための入力装置や、ホスト計算機100のユーザに情報を提示する出力装置を有しているが、図示を省略する。
管理計算機200は、CPU(またはプロセッサ)210と、メモリ220と、LAN510との接続のためのI/F(A)290と、MN520との接続のためのI/F(C)291と、を有している。これらの構成要素はバス280を通じて接続されている。
管理計算機200の機能はCPU210がメモリ220にロードしたプログラムを実行することにより実現される。メモリ220はCPU210が用いるプログラムとデータを記憶する。特に、メモリ220はストレージ管理プログラム221と、予約管理プログラム222と、電源制御指示プログラム223と、ボリューム管理テーブル224と、予約基準テーブル225と、スコアテーブル226と、予約管理テーブル227と、を有している。
ストレージ管理プログラム221はCPU210によって実行されるプログラムであり、ストレージサブシステム300を管理する処理を行うプログラムである。
予約管理プログラム222はCPU210によって実行されるプログラムであり、ストレージサブシステム300が有するボリューム330を予約する処理を行うプログラムである。
電源制御指示プログラム223はCPU210によって実行されるプログラムであり、ストレージサブシステム300がメモリ320上に持つ電源制御プログラム321に対して、ボリューム330の電源状態をスリープ状態に設定することと、スリープ状態を解除することと、を指示するプログラムである。ここで、スリープ状態は、前記したようにストレージサブシステム300を構成する物理ディスクの電源をオフまたは省電力状態にすることを指す。
ボリューム管理テーブル224は、図2に示すように、ボリューム330を提供するストレージサブシステム300を識別するための装置ID2240と、ストレージサブシステム300が提供するボリューム330の識別番号であるロジカルユニット番号(Logical Unit Number)LUN2241と、ボリューム330を制御する制御装置を識別するための制御装置ID2242と、ボリューム330を構成する1つ以上の物理ディスク340を識別するためのディスクID2243と、ボリューム330の電源状態2244と、ボリューム330の容量2245と、ボリューム330を構成する物理ディスクのインターフェースの種別2246と、ボリューム330の使用状態を示す使用状態2247とを有する。ただし、装置ID2240と、LUN2241と、制御装置ID2242と、ディスクID2243は、ストレージサブシステム300と、ボリューム330と、制御装置305と、物理ディスク340と、をそれぞれ一意に識別できる情報であれば、図中の表現に限らず、どのような形態でもよい。同様に、電源状態2244、容量2245、ディスク種別2246も図中の表現に限定しない。さらに、ボリューム330と、ボリューム330を構成する物理ディスク340との対応関係も、図2に示した形態に限らず、1つ以上対1つ以上の関係であればよい。また、使用状態2247で「未使用」の場合は、未使用かつ未予約のボリューム330であることを示し、ボリューム330の状態として、
・使用も予約もされていないボリューム
・予約されているボリューム
・プールで使用(登録)されているボリューム
の3つの状態の何れかを示す。
以上のように、ボリューム管理テーブル224は、ストレージサブシステム毎に、ボリューム(LU)単位でディスクの構成情報と電源状態及び予約状態を管理する。なお、ストレージサブシステム300には、複数の制御装置を設けることができ、多数のボリュームを異なる制御装置で管理することができる。
予約基準テーブル225は、図3に示すように、ストレージサブシステム300を識別するための装置ID2250と、予約基準の設定対象リソースを識別するためのリソースID2251と、予約基準の設定対象リソースとして設定されたプール360の容量2252と、プール容量の枯渇を警告するための閾値2253と、予約基準2254と、を有する。ただし、装置ID2250はストレージサブシステム300を一意に識別できる情報であれば、図中の表現に限らず、どのような形態でもよい。リソースID2251は本実施形態ではプール360を識別する情報としているが、プール360に限らず、ボリューム330をグループ化したリソースを識別する情報であればよい。容量2252および閾値2253も図中の表現に限定しない。予約基準2254は、本実施形態では省電力と、レスポンス性能と、低コストと、プールボリュームのアクセス分散度と、を予約基準とした合計10の数値としているが、予約基準の項目は前記4つに限らない。また合計10の数値で表現することに限定しない。以上の予約基準テーブル225により、後述するプールに加えるボリューム(プールボリューム)を管理する。なお、予約基準2254の項目として示した省電力の項目は、例えば、この項目に設定される数値が大きいほどスリープ状態にしたときの消費電力の削減が大きいことを示し、レスポンス性能はこの項目に設定される数値が大きいほど応答速度が高い(待ち時間が少ない)ことを示し、低コストの項目はこの項目に設定される数値が大きいほど調達コストが低いことを示し、アクセス分散度はこの項目に設定される数値が大きいほどアクセスの並列度が高いことを示す。各項目には、0〜10の数値が設定可能であり、4つの項目の数値の合計は10に制限される。これらの数値は、ストレージサブシステム300内の相対値で表すことができる。
スコアテーブル226は、図4に示すように、ストレージサブシステム300を識別するための装置ID2260と、ボリューム330の識別番号であるロジカルユニット番号(Logical Unit Number)LUN2261と、ボリューム330のスコア2262と、を有する。ただし、装置ID2240と、LUN2241は、ストレージサブシステム300と、ボリューム330と、をそれぞれ一意に識別できる情報であれば、図中の表現に限らず、どのような形態でもよい。また、スコア2262は本実施形態では、図3に示した予約基準テーブル225の予約基準2254の項目に対応する省電力と、レスポンス性能と、低コストと、プールボリュームのアクセス分散度と、についてそれぞれ数値(スコア)を保持しているが、この形態に限定しない。このスコアは、予約基準テーブル225の予約基準2254の各項目について、ストレージサブシステム300が持つ各ボリューム(LU)330が、適している度合いを示す値である。
予約管理テーブル227は、図5に示すように予約先リソースを識別するためのリソースID2270と、ボリューム330の優先順位2271と、ストレージサブシステム300を識別するための装置ID2272と、ボリューム330の識別番号であるロジカルユニット番号(Logical Unit Number)LUN2273と、を有する。ただし、リソースID2270は本実施形態ではプール360を識別する情報としているが、プール350に限らず、ボリューム330をグループ化したリソースを識別する情報であればよい。装置ID2240と、LUN2241は、ストレージサブシステム300と、ボリューム330と、をそれぞれ一意に識別できる情報であれば、図中の表現に限らず、どのような形態でもよい。なお、図5においては、装置ID=USP_V.0のLUN=0〜3のボリュームが予約されているが、この場合、図2のボリューム管理テーブル224のLUN=0〜3の使用状態2247は「YES」になる。以上のように予約管理テーブル227は、リソースIDが示すプールのボリューム毎に予約の優先順位(優先度)を管理する。
管理計算機200は上記の他に、管理計算機200のユーザがデータを入力するための入力装置や、管理計算機200のユーザに情報を提示するための出力装置を有しているが、図示は省略する。
ストレージサブシステム300は、制御装置305と、ボリューム330と、物理ディスク340と、電源装置350と、プール360と、仮想ボリューム370と、SAN530との接続のためのI/F(B)390と、MN520との接続のためのI/F(C)391と、を有している。ここで、ボリューム330とは、1つ以上の物理ディスク340によって提供される物理リソースから構成される論理的な記憶領域のことを表している。図中では、ボリューム330が4つ(ボリューム331、332、333、334)、物理ディスク340が6つ(物理ディスク341、342、343、344、345、346)存在している例を示しているがこの限りではなく、1つ以上存在すればよい。また図中では、ボリューム331が物理ディスク341、342から構成され、ボリューム332が物理ディスク343、344から構成され、ボリューム333が物理ディスク345から構成され、ボリューム334が物理ディスク346から構成されている例を示しているが、この限りではなく、ボリュームと物理ディスクとの関係は1対1以上の関係であれば良い。
プール360とは、1つ以上のボリューム330からなる論理的なグループのことを表している。図中では、プール360が2つ(プール361、プール362)存在しているがこの限りではなく、1つ以上存在すればよい。また図中ではプール361がボリューム331、332から構成され、プール362がボリューム333、334から構成されているがこの限りではなく、プールとボリュームとの関係は1対1以上の関係であれば良い。
仮想ボリューム370とは、仮想的な記憶領域のことを表している。仮想ボリューム370はホスト計算機100に割り当てられ、ホスト計算機100からデータの書き込みや読み込みのアクセスを受ける。ただし仮想ボリューム370は実際の記憶領域を有しておらず、ホスト計算機100から仮想ボリューム370への書き込みアクセスは、仮想ボリューム370と関連付けられたプール360を通じて、プール360を構成するボリューム330に伝播され、ホスト計算機100が書き込んだデータはボリューム330に格納される。同様にホスト計算機100から仮想ボリューム370への読み込みアクセスも、仮想ボリューム370と関連付けられたプール360を通じて、プール360を構成するボリューム330に伝播され、ホスト計算機100が読み込むデータはボリューム330から読み出される。図中では仮想ボリュームが3つ(仮想ボリューム371、372、373)存在している例を示すがこの限りではなく、1つ以上存在すれば良い。また図中では仮想ボリューム371、372がプール361に関連付けられ、仮想ボリューム373がプール362に関連付けられているが、この限りではなく、仮想ボリュームとプールとの関係は1以上対1であれば良い。
制御装置305は、CPU310と、メモリ320と、を有している。これらの構成要素はバス380を通じて接続されている。メモリ320はCPU310が用いるプログラムとデータを記憶する。特に、メモリ320は電源制御プログラム321と、警告通知プログラム322とを有している。
電源制御プログラム321はCPU310によって実行されるプログラムであり、電源装置350と、物理ディスク340と、制御装置305と、を制御することによって物理ディスク340や制御装置305への電力供給量を制御するプログラムである。ただし、電源制御プログラム321が電力供給量を制御する対象は物理ディスク340と制御装置305とに限らない。
警告通知プログラム322はCPU310によって実行されるプログラムであり、プール360の実使用容量が、プール360の閾値2253に近づいた(あるいは閾値以上になった)際に管理計算機200に警告を通知するプログラムである。プール360の実使用容量がプール360の閾値にどれだけ近づいた際に警告を通知するかを決定する方法には、予め固定値で設定しておく方法や、管理計算機200がストレージサブシステム300上にプール360を生成する際に設定する方法があるが、特に限定はしない。また、本実施形態では閾値2253を、プール360の実使用容量と比較する値としたが、プール360の未使用容量と比較する値を用いても良く、この場合、図6のステップS104(後述)の比較の大小関係を変更すればよい。なお、制御装置305は、管理計算機200から閾値2253を所定のタイミングで取得して、ストレージサブシステム300のボリューム330の容量を監視する。
ストレージサブシステム300は上記の他に、ストレージサブシステム300のユーザがデータを入力するための入力装置や、ストレージサブシステム300のユーザに情報を提示するための出力装置を有していても良いが、図示は省略する。
A2.データ処理手順の説明
図6に管理計算機200で行われる処理の概要を示す。図6ではまず、ステップS101にて、管理計算機200上のストレージ管理プログラム221が、ストレージサブシステム300の構成情報を取得し、ボリューム330に関する情報を図2に示したボリューム管理テーブル224に格納する。
ステップS102にて、ストレージ管理者が管理計算機200上の予約管理プログラム222からプール360の容量と、プール容量の枯渇を警告するための閾値2253と、プールの設定ポリシー(予約基準2254)と、を入力し、管理計算機200はそれらの値を予約基準テーブル225に格納する。本実施形態では、プールの容量はGB単位の値で入力するものとし、閾値は%単位の値で入力するものとし、プールの設定ポリシーは省電力と、レスポンス性能と、低コストと、アクセス分散度の4つの観点(項目)を重視する度合いを合計10の値で入力するものとするが、限定はしない。
ステップS103にて、管理計算機200上の予約管理プログラム222がボリューム管理テーブル224と、予約基準テーブル225と、を参照し、予約管理テーブル227を作成する。予約管理テーブル227を作成する処理シーケンスを図7、図8、図9、図10、図11に示す。これらの処理シーケンスの詳細については後述する。
ステップS104にて、管理計算機200上の予約管理プログラム222が予約基準テーブル225と、予約管理テーブル227と、を参照し、予約管理テーブル227に含まれるボリュームの総容量が、次式で求めた値を上回っているかどうかを判定する。
(容量2252)×{100−(閾値2253)}/100
ここで、管理計算機200は、プール360を生成する際やストレージサブシステム300から容量枯渇の警告を受け取った際に、必要な容量に足りるだけのボリュームが予約されているかどうかを判定する。
例えば、100GBのプール360に閾値2253=70%が設定されている場合、プール360の実使用量が70GBを超えた際にストレージサブシステム300から管理計算機200に容量枯渇の警告が発せられる。
このとき管理計算機200は、
100GB−(100−70)/100 = 30GB
を満たすだけのボリューム330を当該プール360に自動的に追加することを試みる。このために、管理計算機200が予約しているボリューム330(予約管理テーブル225に登録されているボリューム)が30GB を満たすに十分な量があるかどうかをステップS104にて判定することになる。なお、上記の例では不足分の30GBを一度に追加する例を示したが、一度に追加することに限定せず、複数回に分けてボリューム330を追加するようにしても良い。
また、予約管理テーブル227に含まれるボリュームの総容量については、ストレージ管理者が管理計算機200に入力した値であり、管理計算機200からストレージサブシステム300にプール360やボリューム330を生成する命令を通知する際に、同時に通知される。
プール360またはボリューム330の実使用量は、例えば、次のように算出すればよい。
・ボリュームの実使用量:ボリューム330を構成する物理ディスク340に書き込まれたデータ量およびパリティデータ量の合計値。なお、物理ディスク340に書き込まれたデータの容量は、公知の方法で算出すればよい。
・プールの実使用量:プールを構成するボリュームの実使用量の合計
以上によりストレージサブシステム300が、プール360またはボリューム330の実使用量を取得して管理計算機200へ通知する。
ステップS104にて、ストレージサブシステム300の警告通知プログラム322は、予約管理テーブル227に含まれるボリューム330の総容量が、(容量2252)×{100−(閾値2253)}/100で算出した値を下回っていた場合、ステップS105にて、管理計算機200上の予約管理プログラム222は、ストレージ管理者に警告を通知する。管理者はディスプレイ等の出力装置で警告を受けると、ストレージサブシステム300に物理ディスク340を新規に追加する操作を行い、プール360の記憶領域の枯渇を防ぐことができる。
ステップS104にて、各プール360について、ボリューム330の総容量が、(容量2252)×{100−(閾値2253)}/100で算出した値を下回っていなかった場合、ステップS106にて、管理計算機200上の予約管理プログラム222が予約管理テーブル227の優先順位2271を参照し、優先順位が高い順にボリューム330をプール360に登録する。プール360に登録するボリュームの数を決定する方法には、プール360の閾値2253を満たす最少の数を登録するボリュームの数とする方法などがあるが、特に限定はしない。なお、本実施形態ではプール360の実使用量が閾値2253以上になると、警告通知プログラム322が管理計算機200へ警告を通知する構成となっているため、プール360へ登録(割り当て)するボリューム330の容量は、閾値2253よりも所定量だけ大きく設定する。例えば、閾値2253に10%を加えた値(第2の閾値)を、プール360の生成時に登録するボリューム330の容量とする。
また、予約管理テーブル227に含まれるボリューム330の総使用量は、管理計算機200がストレージサブシステム300に各ボリューム330の実際の使用量を問い合わせることで取得する。例えば、管理計算機200のストレージ管理プログラム221が所定の周期でストレージサブシステム300の各ボリューム330の容量を監視することでプール360の使用量を把握することができる。
さらに、管理計算機200上の電源制御指示プログラム223が、ストレージサブシステム300上の電源制御プログラム321に対して、プール360に登録されなかったボリューム330をスリープ状態に設定するように指示する。電源制御プログラム321は、電源制御指示プログラム223に指定されたボリューム330を構成する物理ディスク340や、ボリューム330を制御する制御装置305の電力状態をスリープ状態に設定する。さらに、ステップS106では、ステップS107とステップS110のスレッド(またはタスク)を起動して、以降の処理を並列的に実行する。
ステップS107にて、管理計算機200上のストレージ管理プログラム221がストレージサブシステム300の構成の変化を監視する。なお、構成の変化とは、例えば、物理ディスク340の交換や追加、または、使用中だったボリュームが未使用状態になることなどである。
ステップS108にて、管理計算機200上のストレージ管理プログラム221がストレージサブシステム300の構成に変化があったかどうかを判定し、変化があった場合にはステップS109の処理へ進む。変化がなかった場合にはステップS107の処理へ進む。
ステップS109にて、管理計算機200上のストレージ管理プログラム221が、変化後のストレージサブシステム300の構成情報を取得し、ボリューム管理テーブル224を更新する。また、予約管理プログラム222が、更新後のボリューム管理テーブル224と、予約基準テーブル225と、に基づいて予約管理テーブル227を更新する。ステップS109の処理が終わると、再びステップS107の処理に戻り、上記の処理を繰り返す。
ステップS107〜S109から独立して実行されるステップS110では、管理計算機200上のストレージ管理プログラム221が、ストレージサブシステム300上の警告通知プログラム322からの警告通知を監視する。警告通知プログラム322が警告を通知する契機としては例えば、ホスト計算機100が仮想ボリューム370にデータの書き込みを行い、それに伴ってプール360を構成するボリューム330の記憶領域が仮想ボリューム370にマッピングされた結果、プール360の実使用容量がプール360の閾値2253を越えた場合などがあるが、特に限定はしない。
すなわち、管理計算機200が、ストレージサブシステム300からプール容量枯渇の警告通知を監視し、ストレージサブシステム300がプールの実使用量と閾値を比較し、実使用量が閾値を上回っていた場合には、管理計算機200に当該警告を通知する。
最後にステップS111にて、管理計算機200上のストレージ管理プログラム221が、ストレージサブシステム300上の警告通知プログラム322からの警告通知があったかどうかを判定し、警告通知があった場合にはステップS104の処理に進む。警告通知がなかった場合にはステップS110の処理に戻り、上記の処理を繰り返す。
以上の処理によりプール360の総使用量が所定の閾値2253以上になるとストレージサブシステム300は管理計算機200に警告を送信する。また、予約されたボリュームのうち、プール360に登録されなかったボリューム330をスリープ状態に設定して、ストレージサブシステム300の消費電力を抑制することができる。
図7、図8、図9、図10、図11は、上記図6のステップS103にて管理計算機200上の予約管理プログラム222が、ボリューム管理テーブル224と予約基準テーブル225から予約管理テーブル227を作成する際の処理シーケンスを示している。
管理計算機200上の予約管理プログラム222はまず、ボリューム管理テーブル224を参照し、図7、図8、図9、図10の処理シーケンスによってスコアテーブル226を作成する。なお、図7、図8、図9、図10に示す処理は、管理計算機200が順次または並列的に実行することができる。
図7、図8、図9、図10の処理シーケンスでは、ストレージ管理者が予約管理プログラム222に入力した予約基準2254の各観点(項目)について、ストレージサブシステム300が持つ各ボリューム330が、適している度合い(スコア)を計算する。
図7はボリュームの省電力の観点での評価を行う処理シーケンスである。図7では省電力に適していないボリューム330ほどスコアが高くなるように計算を行う。これは、省電力の観点で適しているボリューム330(例えば、既にスリープ状態になっているボリューム)を、できるだけプールボリュームとして使用しないようにするためである。
図7ではまず、ステップS201にて、予約管理プログラム222がボリューム管理テーブル224の電源状態2244を参照し、各ボリューム330についてボリューム330の電源状態がonか否かを判定する。ボリューム330の電源状態がonであった場合には、ステップS202にて該ボリューム330のスコアに1を加える。なお、ここでは各ボリューム330のスコアは0を初期値とする。ボリューム330の電源状態がonでなかった場合には、ステップS206の処理に進む。
次にステップS203にて、予約管理プログラム222がボリューム管理テーブル224の制御装置ID2242と、電源状態2244と、を参照し、各ボリューム330について、該ボリューム330の電源状態をスリープ状態に設定した場合に、該ボリューム330を制御している制御装置305の電源状態をスリープ状態に設定することが可能か否かを判定する。なお、ここでは、ひとつの制御装置305によって制御される全てのボリューム330の電源状態がスリープ状態に設定されている場合に、該制御装置305の電源状態をスリープ状態に設定できるものとする。制御装置305の電源状態をスリープ状態に設定可能な場合はステップS206の処理に進む。制御装置305の電源状態をスリープ状態に設定不可能な場合は、ステップS205にて該ボリューム330のスコアに1を加える。
最後にステップS206にて、予約管理プログラム222が各ボリューム330の上記スコアを正規化し、スコアテーブル226のスコア2262の省電力の項目に格納する。
以上の処理によって、スリープ状態のボリューム330のスコアは加算されず、電源がONとなっているボリューム330のスコアを加算することで、スリープ状態のボリューム330をプールへ加えず、スリープ状態のままにする。さらに、制御装置305に接続されている全てのボリューム330がスリープ状態であれば、制御装置305自体もスリープ状態とすることができるので、ストレージサブシステム300の消費電力を更に低減できる。
図8はボリュームのレスポンス性能の観点での評価を行う処理シーケンスである。図8ではレスポンス性能の観点で優れたボリュームほどスコアが高くなるように計算を行う。これは、レスポンス性能の観点で適しているボリューム330を、できるだけプールボリュームとして使用するようにするためである。
図8ではまず、ステップS301にて、予約管理プログラム222がボリューム管理テーブル224の電源状態2244を参照し、各ボリューム330についてボリューム330の電源状態がONか否かを判定する。ボリューム330の電源状態がONであった場合には、ステップS302にて該ボリュームのスコアに1を加える。なお、ここでは各ボリューム330のスコアは0を初期値とする。ボリューム330の電源状態がonでなかった場合には、ステップS303の処理に進む。
次にステップS303にて、予約管理プログラム222がボリューム管理テーブル224のディスク種別2246を参照し、各ボリューム330について、ディスク種別がFC(Fibre Channel)ディスクか否かを判定する。なお、ここでは、ディスク種別にはFCディスクやSATA(Serial Advanced Technology Attachment)ディスクがあるものとするが、限定はしない。ディスク種別がFCディスクの場合は、ステップS304にて該ボリュームのスコアに1を加える。ディスク種別がFCディスクでない場合は、ステップS305の処理に進む。
最後にステップS305にて、予約管理プログラム222が各ボリューム330のスコアを正規化し、スコアテーブル226のスコア2262のレスポンス性能の項目に格納する。
以上の処理により、物理ディスク340のインターフェースにFCを採用したボリューム330の方が、SATAに比して応答速度及び転送速度が高いので、スコアを高く設定してプールボリュームへ積極的に加えるようにすることができる、
図9はボリュームのコストの観点での評価を行う処理シーケンスである。図9ではコストの低いボリュームほどスコアが高くなるように計算を行う。これは、コストの低いボリュームを、できるだけプールボリュームとして使用するようにするためである。
図9ではまず、ステップS401にて、予約管理プログラム222がボリューム管理テーブル224のディスク種別2246を参照し、各ボリューム330について、ディスク種別がSATAディスクか否かを判定する。なお、ここでは、ディスク種別にはFCディスクやSATAディスクがあるものとするが、限定はしない。ディスク種別がSATAディスクの場合は、ステップS402にて該ボリュームのスコアに1を加える。ディスク種別がSATAディスクでない場合は、ステップS403の処理に進む。
最後にステップS403にて、予約管理プログラム222が各ボリューム330のスコアを正規化し、スコアテーブル226のスコア2262の低コストの項目に格納する。
以上の処理により、物理ディスク340のインターフェースにSATAを採用したボリューム330の方が、FCに比して低コストであるため、コストを抑制する観点ではスコアを高く設定してプールボリュームへ積極的に加えるようにすることができる、
図10はプールボリュームのアクセス分散度の観点での評価を行う処理シーケンスである。図10では容量の小さいボリュームほどスコアが高くなるように計算を行う。これは、容量の小さいボリュームを、できるだけ多くプールボリュームとして使用するためである。これによりプールへのアクセスは複数のボリューム330を用いることでアクセスの分散度(並列度)を高めて、アクセスの高速化を図ることができる。
図10ではまず、ステップS501にて、予約管理プログラム222がボリューム管理テーブル224のディスクID2243を参照し、各ボリューム330について、ボリュームを構成する物理ディスク340が、他のボリュームを構成する物理ディスク340として使われているかどうかを判断する。ボリューム330を構成する物理ディスク340が、他のボリュームを構成する物理ディスク340として使われている場合はステップS502にて、物理ディスク340が共通のボリューム330の数を算出する。ボリューム330を構成する物理ディスク340が、他のボリュームを構成する物理ディスク340として使われていない場合はステップS503の処理に進む。
最後にステップS503にて、予約管理プログラム222が各ボリューム330について、制御装置305が管理する全ボリューム数からステップS502で求めた値を除算した値を算出する。すなわち、ひとつのボリューム330
さらに予約管理プログラム222が当該値を正規化し、スコアテーブル226のスコア2262の分散度の項目に格納する。
以上の処理により、共通の物理ディスク340を使用するボリューム330の数が多いほど、分散度のスコアは大きな値に設定される。
図11は、予約管理プログラム222が、予約基準テーブル225と、スコアテーブル226と、を参照して予約管理テーブル227を作成する処理シーケンスを示している。
図11ではまず、ステップS601にて予約管理プログラム222が予約基準テーブル225と、スコアテーブル226と、を参照し、予約基準2254の各観点について、予約基準2254とスコア2262の値を乗算した値の和を算出する。
最後にステップS602にて、予約管理プログラム222が、ステップS601で算出した値が大きい順にボリューム330の装置IDとLUNをソートし、予約管理テーブル227に格納する。
例えば、予約基準テーブル225のプール1の予約基準2254と、スコアテーブル226を乗算した場合、
LUN0=省電力8×1/2+レスポンス性能0×1+低コスト2×0+分散度0×1/20=4
LUN1=省電力8×0+レスポンス性能0×1/2+低コスト2×0+分散度0×2/20=0
LUN2=省電力8×1/2+レスポンス性能0×1/2+低コスト2×1+分散度0×4/20=6
LUN3=省電力8×1/2+レスポンス性能0×1/2+低コスト2×1+分散度0×4/20=6
となり、求めた値で降順にソートしさらにLUN2261の番号の昇順でソートすればLUN2,3,0,1の順となる。
なお、上記演算はプール360毎に行われ、プール2では、
LUN0=省電力0×1/2+レスポンス性能6×1+低コスト0×0+分散度4×1/20=31/5
LUN1=省電力0×0+レスポンス性能6×1/2+低コスト0×0+分散度4×2/20=17/5
LUN2=省電力0×1/2+レスポンス性能6×1/2+低コスト0×1+分散度4×4/20=19/5
LUN3=省電力0×1/2+レスポンス性能6×1/2+低コスト0×1+分散度4×4/20=19/5
となる。
予約管理プログラム222はこの順で予約管理テーブル227の優先順位2271を割り当てて、予約管理テーブル227へリソースID2270毎に格納する。なお、上記ステップS601で求めた各ボリューム330の乗算値の和が等しい場合には、優先順位2271に同一の値を割り当てる。
そして、管理計算機200は、プール360に予約されたボリューム330のうち、予約基準テーブル225の閾値2253を満足する容量のボリューム330を、予約管理テーブル227の優先順位の昇順で選択し、プール360へ登録する。予約されたボリューム330のうちプール360に登録されなかったボリューム330については、スリープ状態となるよう管理計算機200はストレージサブシステム300に指令する。
例えば、図20で示すように、プール361に対して2つのボリューム331、332があった場合について説明する。管理計算機200の予約管理プログラム222は、予約基準テーブル225の予約基準2254に基づいてボリューム331、332の優先順位2271を設定し、ボリューム331の方が優先順位2271が高いとする。次に、管理計算機200の予約管理プログラム222は、予約基準テーブル225の閾値2253を満足するボリュームを予約管理テーブル227の優先順位の順に選択して、プール361に登録する。上述したように、本実施形態では警告通知プログラム322は、プール361の実使用量が閾値2253以上になると警告を通知するので、プール361へボリュームの容量は、閾値2253に所定値(例えば、10%)を加算した値、すなわち80%以上となるよう予約管理テーブル227からボリュームを選択する。ここでは、ボリューム331が、プール361の容量2252の閾値2253に所定値を加算した値を満たすので、ボリューム331をプール361へ登録して使用を開始する。一方、予約管理テーブル227に格納されてプール361に登録されなかったボリューム332は、スリープ状態に設定されて消費電力を抑制することになる。
次に、図21で示すように、プール361の使用を継続して実使用量が閾値2253以上になると、ストレージサブシステム300の警告通知プログラム322が管理計算機200へ警告を通知し、予約されていたボリューム332をプール361へ登録して使用を開始する。このとき、ボリューム332は、スリープ状態となっていたので、管理計算機200の電源制御指示プログラム223がストレージサブシステム300の電源制御プログラム321にボリューム332のスリープ状態を解除するように指令する。管理計算機200はボリューム332のスリープ状態が解除された後に、このボリューム332をプール361に登録し、使用を開始する。
以上のように管理者が予約基準テーブル225にプール360毎のポリシー(予約基準2254)を設定することで、管理計算機200が自動的にボリューム330を予約し、優先度順にプールに登録することによって、プール360毎の設定ポリシー(予約基準)に適したボリューム330をプールボリュームとして使うようにプール360の構成を最適化することができる。特に省電力の観点では、省電力に適していないボリューム330を積極的にプール360へ登録してプールボリュームとして利用し、省電力に適したボリュームの電源状態をスリープ状態に設定することによって、ストレージサブシステム300の消費電力を抑制することができる。
また、プール360の実使用量が閾値2253以上となって、ストレージサブシステム300の警告通知プログラム322が管理計算機200に警告を通知した際に、管理計算機200の予約管理プログラム222が予約しているボリューム330の容量が不足していた場合には、予約管理プログラム222が管理者に予約されているボリューム330の容量の不足を示す第2の警告を通知する第2の警告通知部として機能する。
<B.第2実施形態>
B1.システムの構成
図12は、第2実施形態におけるデータ処理システム900bの構成を示す説明図である。このデータ処理システム900bは、1つ以上のホスト計算機100と、管理計算機200bと、ストレージサブシステム300bと、ストレージサブシステム400と、を有している。本第2実施形態の構成の大部分は前記第1実施形態の構成と同等であるため、以降は差分のみを説明する。
前記第1実施形態の図1に示すデータ処理システム900と第2実施形態のデータ処理システム900bの差異は、ストレージサブシステム300bがメモリ320上に外部接続プログラム323を有している点と、データ処理システム900bがストレージサブシステム400を有している点と、管理計算機200bがメモリ220上に外部接続情報を持つボリューム管理テーブル224bを有している点である。
外部接続プログラム323は、CPU310によって実行されるプログラムであり、SAN530によってストレージサブシステム300bと接続された他のストレージサブシステム400が持つボリューム430を、ストレージサブシステム300bが持つボリュームとしてマッピングするプログラムである。これを実現する方法には特開2004−5370の方法や、特開2005−250925の方法などがあるが、特に限定はしない。
ストレージサブシステム400と、ストレージサブシステム300bとの違いは、ストレージサブシステム400が仮想ボリューム370と、プール360と、警告通知プログラム322と、外部接続プログラム323と、を有していない点だけである。ただし、これらの構成要素をストレージサブシステム400が有していても良い。また、ストレージサブシステム400は、必ずしも電源制御プログラム421を有していなくても良い。
本第2実施形態では外部接続プログラム323が、ストレージサブシステム400の持つボリューム431および432を、ストレージサブシステム300bが持つボリューム332および334としてマッピングしているものとする。ただし、外部接続プログラム323がマッピングするボリュームは必ずしも1対1でなくても良い。また、ストレージサブシステム300bと、ストレージサブシステム400との関係は1対1に限らず、1対1以上の関係であれば良い。
外部接続情報を持つボリューム管理テーブル224bは、図13に示すように、大部分はボリューム管理テーブル224と同等である。両者の違いは、外部接続情報を持つボリューム管理テーブル224bが、外部接続先装置ID2243bと、省電力機能有無2245bと、を持つ点である。外部接続先装置ID2243bは、外部接続されたボリュームが存在する場合に、外部接続先のストレージサブシステムを一意に識別するための情報である。省電力機能有無2245bは、ストレージサブシステムが、ボリュームをスリープ状態に設定したり、元の電源状態に戻したりすることによって省電力を実現する機能を有しているかどうかを示す情報である。ただし、外部接続先装置ID2243bは、図中の表現に限らず、外部接続先のストレージサブシステムを一意に特定できる情報であれば良い。また、省電力機能有無2245bも図中の表現に限らない。
B2.データ処理手順の説明
本実施形態の動作の大部分は第1実施形態の動作と同じであるため、以降は差分のみを説明する。第1実施形態の処理シーケンスと本実施形態の処理シーケンスでは、予約管理プログラム222がスコアテーブル226を作成する際の、省電力観点での評価フローと、レスポンス性能観点での評価フローが異なる。
図14および図15に、省電力観点での評価フローと、レスポンス性能観点での評価フローを示す。
図14ではまず、ステップS201bにおいて、予約管理プログラム222が外部接続情報を持つボリューム管理テーブル224bを参照し、該ボリュームを持つストレージサブシステムが省電力機能を有しているか否かを判定する。ストレージサブシステムが省電力機能を有している場合には、ステップS202bでスコアに1を加える。省電力機能を有していない場合にはステップS203bに進む。
ステップS203b、S204b、S205b、S206b、S207bは、図7のステップS201、S202、S203、S204、S205、S206と同様であるため説明は省略する。
以上の処理により、前記第1の実施形態の省電力に関するスコア設定に加えて、省電力機能が無いストレージサブシステムのスコアを加算することで、省電力機能が無いストレージサブシステムをプールに加える一方、省電力機能を有するストレージサブシステムをプールに加えるのを抑制して、可能な限りボリュームや制御装置、またはストレージサブシステム全体を省電力状態に設定することでシステム全体の消費電力を低減する。
図15ではまず、ステップS301bにおいて、予約管理プログラム222が外部接続情報を持つボリューム管理テーブル224bを参照し、該ボリュームが外部接続されたボリュームか否かを判定する。該ボリュームが外部接続されたボリュームである場合には、ステップS303bに進む。該ボリュームが外部接続されたボリュームでない場合には、ステップS302bにてスコアに1を加える。
ステップS303b、S304b、S305b、S306b、S307bは、図8のステップS301、S302、S303、S304、S305と同様であるため説明は省略する。
以上の処理により、前記第1の実施形態のレスポンス性能に関するスコア設定に加えて、制御装置305と同一のストレージサブシステム300内のボリューム(ローカルボリューム)を優先してプール360へ加えることにより、ローカルボリュームに比してレスポンス性能が低下する外部のストレージサブシステム400のボリュームをプール360に加えるのを抑制し、システム全体のレスポンス性能を確保することができる。
<C.第3実施形態>
C1.システムの構成
図16は、第3実施形態におけるデータ処理システム900cの構成を示す説明図である。このデータ処理システム900cは、1つ以上のホスト計算機100と、管理計算機200cと、ストレージサブシステム300と、を有している。本第3実施形態の構成の大部分は前記第1実施形態の構成と同等であるため、以降は差分のみを説明する。
図1に示すデータ処理システム900と本第3実施形態のデータ処理システム900bの差異は、管理計算機200cがメモリ220上に、ボリューム状態テーブル228と、ボリューム入れ替えプログラム229と、を有している点である。
ボリューム状態テーブル228は、図17に示すように、ストレージサブシステム300を識別するための装置ID2280と、ボリューム330の識別番号であるロジカルユニット番号(Logical Unit Number)LUN2281と、ボリューム330の容量2282と、ボリューム330を構成する物理ディスクの種別2283と、ボリューム330の登録先リソースを識別するための登録先リソースID2284と、ボリューム330が予約されているか否かを示す使用状態2285と、ボリューム330の電源状態2286と、ボリューム330がホスト計算機100に割り当てられているか否か(すなわち、パスが存在するか否か)を示すパスフラグ2287と、ボリューム330がフォーマットされた状態であるか否かを示すフォーマットフラグ2288と、を有する。ただし、装置ID2280、LUN2281は図中の表現に限らず、ストレージサブシステム300と、ボリューム330と、をそれぞれ一意に識別できる情報であれば良い。また、容量2282、ディスク種別2283、登録先リソースID2284、使用状態2285、電源状態2286、パスフラグ2287、フォーマットフラグ2288も、図中の表現に限定しない。さらに図17では登録先リソースID2284の一例として、プール360を識別するための情報を記載しているが、登録先リソースはプール360に限定しない。
ボリューム入れ替えプログラム229は、CPU210によって実行されるプログラムで、ボリューム330のうち、予約管理テーブル227に予約されておらず、プールボリュームとしても利用されていないボリューム(以下、未使用ボリュームと呼ぶ)と、予約されているボリュームを入れ替えたり、未使用ボリュームとプールボリュームを入れ替えたりするプログラムである。これを実現する方法には特開2000−293317号や米国特許第6108748号または特開2003−345522号などに開示される技術があるが、特に限定しない。
C2.データ処理手順の説明
本第3実施形態の動作の大部分は第1実施形態の動作と同じであるため、以降は差分のみを説明する。図18に本第3実施形態の管理計算機200cで行われる処理シーケンスの概要を示す。
図18の処理シーケンスと、前記第1実施形態に示した図6の処理シーケンスとの違いは、図6のステップS107の処理とステップ108の処理が、図18ではステップS107bの処理に置き換わっている点だけである。
図6ではステップS107にて管理計算機200上のストレージ管理プログラム221がストレージサブシステム300の構成の変化を監視し、ステップS108にて構成に変化があったかどうかを判定し、判定結果に応じてステップS109またはステップS107に進んでいるのに対して、図18ではステップ107bにてボリュームの入れ替えシーケンスに進む。
図19にボリュームの入れ替えシーケンスを示す。図19ではまず、ステップS701にて管理計算機200上のストレージ管理プログラム221がストレージサブシステム300の構成の変化を監視する。
ステップS702にて、ストレージ管理プログラム221がストレージサブシステム300の構成の変化があったか否かを判定し、構成の変化があった場合はステップS703に進む。構成の変化がなかった場合にはステップS701に進む。
ステップS703にて、ストレージ管理プログラム221がストレージサブシステム300からボリューム330の状態に関する情報を取得し、ボリューム状態テーブル228を更新する。
ステップS704にて、ストレージ管理プログラム221がボリューム状態テーブル228を参照し、フォーマットされ、かつパスがないボリューム(未使用ボリューム)があるか否かを判定する。該ボリュームが存在する場合にはステップS705に進む。該ボリュームが存在しない場合には、ステップS701に進む。
ステップS705にて、ストレージ管理プログラム221がボリューム状態テーブル228を参照し、ステップS704にて条件に該当したボリュームの容量と、既にプール360に登録されているボリュームの容量を比較する。
ステップS706にて、ストレージ管理プログラム221が、ステップS705で比較したボリュームが入れ替え可能か否かを判定する。なお、ボリュームが入れ替え可能か否かを判定する方法には、元のボリュームの容量より入れ替え候補のボリュームの容量の方が大きい場合に入れ替え可能とする方法や、ボリュームの冗長性やレスポンス性能といったQoS(Quality of Service)を比較し、元のボリュームのQoSより入れ替え候補のボリュームのQoSの方が優れている場合に入れ替え可能とする方法があるが、特に限定しない。
ボリュームが入れ替え可能な場合は、ステップS707にて、ボリューム入れ替えプログラム229がボリュームの入れ替えを実行する。
ボリュームが入れ替え可能でない場合は、ステップS708にて予約管理プログラム222が、ステップS704にて条件に該当したボリュームについてスコアを算出する。スコアを算出する処理については第1実施形態の場合と同様である。
最後にステップS709にて、ボリューム入れ替えプログラム229が予約管理テーブル227を参照し、ステップS704にて条件に該当したボリュームよりもスコアが低いボリュームがある場合には、該ボリュームと入れ替えを行う。
以上のように、管理計算機200がストレージサブシステム300の構成の変化を監視し、構成の変化があった場合に、予約するボリュームやプールボリュームとして利用するボリュームを未使用ボリュームと入れ替えることにより、ストレージサブシステム300の構成の変化に応じて最適なボリュームをプールボリュームとして利用できる。特に省電力の観点では、省電力に適していないボリュームを積極的にプールボリュームとして利用し、省電力に適したボリュームの電源状態をスリープ状態に設定することによって、ストレージサブシステム300の消費電力を抑制することができる。
なお、上記各実施形態において、物理ディスク(物理ドライブ)340としてはハードディスクドライブの他に、SSD(Solid State Drive )を採用することができる。
<補足>
1つ以上の物理ドライブと、前記物理ドライブから構成される記憶領域と、前記記憶領域から構成される記憶領域プールと、前記記憶領域プールの使用容量が予め設定した閾値以上になると管理計算機に警告を通知する警告通知部と、を備えた記憶装置を管理する管理部と、前記記憶領域を前記記憶領域プールに予約する予約管理部と、を有する管理計算機で実行されるプログラムであって、
前記管理部が、前記記憶装置の記憶領域プールを生成する際に、前記管理計算機の予約管理部が予め設定した1つ以上の基準に基づいて前記記憶装置の記憶領域に優先順位を付与する手順と、
前記予約管理部が前記優先順位に従って、前記記憶領域プールの容量を満たす分の前記記憶領域を予約する手順と、
前記管理部が、前記予約された記憶領域から前記記憶領域プールを生成する手順と、
前記管理部が、前記記憶装置の記憶領域プールの使用量を監視する手順と、
前記管理部が、前記記憶装置の記憶領域プールの使用量と予め設定した閾値を比較して、前記使用量が閾値以上になったか否かを判定する手順と、
前記使用量が閾値以上になったと判定されたときには警告を発生する手順と、
を管理計算機に機能させることを特徴とするプログラム。
第1の実施形態におけるシステム構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるボリューム管理テーブルの一例を示す説明図である。 第1の実施形態における予約基準テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態におけるスコアテーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態における予約管理テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態における管理計算機で行われる処理の概要を示すフローチャートである。 第1の実施形態において予約管理プログラムがスコアテーブルを作成する際に実行する省電力の観点での評価の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態において予約管理プログラムがスコアテーブルを作成する際に実行するレスポンス性能の観点での評価の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態において予約管理プログラムがスコアテーブルを作成する際に実行するコストの観点での評価の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態において予約管理プログラムがスコアテーブルを作成する際に実行するアクセスの分散度の観点での評価の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態において予約管理プログラムが予約管理テーブルを作成する際の処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるシステム構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における外部接続情報を持つボリューム管理テーブルの一例を示す説明図である。 第2の実施形態において外部接続がある場合に、予約管理プログラムがスコアテーブルを作成する際に実行する省電力の観点での評価の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態において外部接続がある場合に、予約管理プログラムがスコアテーブルを作成する際に実行するレスポンス性能の観点での評価の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるシステム構成を示すブロック図である。 第3の実施形態におけるボリューム状態テーブルの一例を示す説明図である。 第3の実施形態における管理計算機が実行する処理の概要を示すフローチャートである。 第3の実施形態においてボリューム入れ替えプログラムがボリュームの入れ替えを行う際の処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態においてボリュームの予約と登録の関係を示す説明図である。 第1の実施形態において予約されていたボリュームを登録した場合を示す説明図である。
符号の説明
100 ホスト計算機
110 ホスト計算機のCPU
120 ホスト計算機のメモリ
180 ホスト計算機のバス
190、191 ホスト計算機のインタフェース
200、200b、200c 管理計算機
210 管理計算機のCPU
220 管理計算機のメモリ
221 ストレージ管理プログラム
222 予約管理プログラム
223 電源制御指示プログラム
224 ボリューム管理テーブル
224b 外部接続情報を持つボリューム管理テーブル
225 予約基準テーブル
226 スコアテーブル
227 予約管理テーブル
228 ボリューム状態テーブル
229 ボリューム入れ替えプログラム
280 管理計算機のバス
290、291 管理計算機のインタフェース
300、400 ストレージサブシステム
300b 外部接続機能を有するストレージサブシステム
305、405 ストレージサブシステムの制御装置
310、410 ストレージサブシステムのCPU
320、420 ストレージサブシステムのメモリ
321、421 電源制御プログラム
322 警告通知プログラム
323 外部接続プログラム
330、331、332、333、334、430、431、432 ストレージサブシステムのボリューム
340、341、342、343、344、345、346、440、441、442 ストレージサブシステムの物理ディスク
350、450 ストレージサブシステムの電源装置
360、361、362 ストレージサブシステムのプール
370、371、372、373 ストレージサブシステムの仮想ボリューム
380、480 ストレージサブシステムのバス
390、391、490、491 ストレージサブシステムのインタフェース
510 ローカルエリアネットワーク(LAN)
520 管理用ネットワーク(MN)
530 ストレージエリアネットワーク(SAN)
900、900b、900c データ処理システム

Claims (17)

  1. 1つ以上の物理ドライブと、前記物理ドライブから構成される記憶領域と、前記記憶領域から構成される記憶領域プールと、前記記憶領域プールの使用容量が予め設定した閾値以上になると管理計算機に警告を通知する警告通知部と、を有する記憶装置と、前記記憶装置から割り当てられた記憶領域を有するホスト計算機と、
    前記記憶装置を管理する管理部と、前記記憶領域を前記記憶領域プールに予約する予約管理部と、を有する管理計算機と、を備えた計算機システムにおける記憶領域の構成最適化方法であって、
    前記記憶装置は、前記物理ドライブへ供給する電力を制御する電源制御部を、さらに有し、
    前記管理計算機の管理部が、前記記憶装置の記憶領域プールを生成する際に、前記管理計算機の予約管理部が予め設定した1つ以上の基準に基づいて前記記憶装置の記憶領域に優先順位を付与するステップと、
    前記予約管理部が前記優先順位に従って、前記記憶領域プールの容量を満たす分の前記記憶領域を予約するステップと、
    前記管理部が、前記予約された記憶領域から前記記憶領域プールを生成するステップと、
    前記警告通知部が、前記記憶装置の記憶領域プールの使用量を監視するステップと、
    前記警告通知部が、前記記憶装置の記憶領域プールの使用量と予め設定した閾値を比較して、前記使用量が閾値以上になったか否かを判定するステップと、
    前記使用量が閾値以上になったと判定されたときには、前記警告通知部が管理計算機に警告を通知するステップと、
    前記管理計算機の管理部は、前記記憶装置の警告通知部から前記警告を受信すると、前記予約した記憶領域のうち、前記閾値を満たす分の記憶領域を前記記憶領域プールに追加するステップと、を含み、
    前記管理部が、前記予約された記憶領域から前記記憶領域プールを生成するステップは、
    前記予約された記憶領域のうち、前記記憶領域プールに含まれない記憶領域について、当該記憶領域を構成する物理ドライブがスリープ状態となるように前記記憶装置の電源制御部へ指令するステップと、
    前記指令を受信した記憶装置の電源制御部が、前記記憶領域プールに含まれない記憶領域を構成する物理ドライブをスリープ状態にするステップと、
    さらに含むことを特徴とする記憶領域の構成最適化方法。
  2. 請求項1に記載の記憶領域の構成最適化方法であって、
    前記管理計算機の管理部が前記記憶装置の記憶領域に優先順位を付与する際の基準が、前記記憶装置の消費電力であることを特徴とする記憶領域の構成最適化方法。
  3. 請求項1に記載の記憶領域の構成最適化方法であって、
    前記管理計算機の管理部が前記記憶装置の記憶領域に優先順位を付与する際の基準が、前記記憶領域へのアクセスのレスポンス性能であることを特徴とする記憶領域の構成最適化方法。
  4. 請求項1に記載の記憶領域の構成最適化方法であって、
    前記管理計算機の管理部が前記記憶装置の記憶領域に優先順位を付与する際の基準が、前記記憶領域のコストであることを特徴とする記憶領域の構成最適化方法。
  5. 請求項1に記載の記憶領域の構成最適化方法であって、
    前記管理計算機の管理部が前記記憶装置の記憶領域に優先順位を付与する際の基準が、前記記憶領域のアクセスの分散度であることを特徴とする記憶領域の構成最適化方法。
  6. 請求項1に記載の記憶領域の構成最適化方法であって、
    前記管理計算機は、前記警告通知部から警告を受信したときに、前記管理計算機の管理部が予約している記憶領域が予め設定した第2の閾値以下の場合には、第2の警告を通知することを特徴とする記憶領域の構成最適化方法。
  7. 請求項1に記載の記憶領域の構成最適化方法であって、
    前記管理計算機は、
    前記記憶装置の構成の変化を監視する監視部と、
    複数の記憶領域に対して記憶領域に格納されたデータおよび記憶領域に関する情報を入れ替える処理を行う入替え部と、をさらに有し、
    前記監視部が前記記憶装置の構成の変化を監視するステップと、
    前記記憶装置の構成が変化したときには、前記入れ替え部が予約中の記憶領域または前記記憶領域プールで使用中の記憶領域と、記憶装置内の未使用の記憶領域と、を入れ替えるステップと、
    をさらに含むことを特徴とする記憶領域の構成最適化方法。
  8. 請求項1に記載の記憶領域の構成最適化方法であって、
    前記使用量が閾値以上になったと判定されたときには、前記管理計算機の管理部が予約された記憶領域のうち、前記閾値を満たす分の記憶領域を前記記憶領域プールに追加するステップは、
    前記管理計算機の管理部が、前記記憶領域プールに追加する記憶領域を構成する物理ドライブがスリープ状態を解除する指令を前記記憶装置の電源制御部へ通知するステップと、
    前記通知を受信した記憶装置の電源制御部が、当該通知で指定された記憶領域を構成する物理ドライブのスリープ状態を解除するステップと、
    前記予約管理部が、前記物理ドライブのスリープ状態を解除した記憶領域を前記記憶領域プールへ追加するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする記憶領域の構成最適化方法。
  9. 請求項1に記載の記憶領域の構成最適化方法であって、
    前記記憶装置の外部接続部によって記憶領域をマッピングされる第2の記憶装置をさらに有し、
    前記優先順位を付与するステップは、
    前記管理計算機の予約管理部が予め設定した1つ以上の基準に基づいて前記記憶装置の記憶領域と前記第2の記憶領域に優先順位を付与し、
    前記記憶領域を予約するステップは、
    前記予約管理部が前記優先順位に従って、前記記憶領域プールの容量を満たす分の前記記憶装置の記憶領域と第2の記憶装置の記憶領域を予約し、
    前記記憶領域プールを生成するステップは、
    前記管理部が、前記予約された記憶装置の記憶領域と第2の記憶装置の記憶領域から記憶領域プールを生成し、
    前記記憶領域プールの使用量を監視するステップは、
    前記管理部が前記記憶装置と第2の記憶装置の記憶領域プールの使用量を監視し、
    前記使用量が閾値以上になったか否かを判定するステップは、
    前記管理部が前記記憶装置と第2の記憶装置の記憶領域プールの使用量と予め設定した閾値を比較して、前記使用量が閾値以上になったか否かを判定し、
    前記閾値を満たす分の記憶領域を前記記憶領域プールに追加するステップは、
    前記管理計算機の管理部が予約した記憶装置の記憶領域と第2の記憶装置の記憶領域のうち、前記閾値を満たす分の記憶領域を前記記憶領域プールに追加することを特徴とする記憶領域の構成最適化方法。
  10. 1つ以上の物理ドライブと、前記物理ドライブから構成される記憶領域と、前記記憶領域から構成される記憶領域プールと、前記記憶領域プールの使用容量が予め設定した閾値以上になると管理計算機に警告を通知する警告通知部と、を有する記憶装置と、
    前記記憶装置から割り当てられた記憶領域を有するホスト計算機と、
    前記記憶装置を管理する管理部と、前記記憶領域を前記記憶領域プールに予約する予約管理部と、を有する管理計算機と、を備えた計算機システムであって、
    前記記憶装置は、前記物理ドライブへ供給する電力を制御する電源制御部をさらに有し、
    前記管理計算機の管理部が、前記記憶装置の記憶領域プールを生成する際に、前記管理計算機の予約管理部が1つ以上の基準に基づいて前記記憶装置の記憶領域に優先順位を付与し、
    前記予約管理部が前記優先順位に従って、前記記憶領域プールの容量を満たす分の記憶領域を予約し、
    前記管理部が、1つ以上の予約された記憶領域から前記記憶領域プールを生成し、
    前記記憶装置の記憶領域プールの使用量が予め設定した閾値以上となったときに、前記警告通知部が管理計算機に警告を通知し、
    前記管理計算機の管理部は、前記警告を受信すると、前記予約中の記憶領域のうち、前記閾値の容量を満たす分の記憶領域を前記記憶領域プールに追加し、
    前記管理計算機は、
    前記予約された記憶領域のうち、前記記憶領域プールに含まれない記憶領域について、当該記憶領域を構成する物理ドライブがスリープ状態となるように前記記憶装置の電源制御部へ指令する電源制御指示部をさらに備え、
    前記記憶装置の電源制御部は、受信した前記指令に応じて前記記憶領域プールに含まれない記憶領域を構成する物理ドライブをスリープ状態にすることを特徴とする計算機システム。
  11. 請求項10に記載の計算機システムであって、
    前記管理計算機は、前記警告通知部から警告を受信したときに、前記管理計算機の管理部が予約している記憶領域が予め設定した第2の閾値以下の場合には、第2の警告を通知する第2の警告通知部を有することを特徴とする計算機システム。
  12. 請求項10に記載の計算機システムであって、
    前記管理計算機は、
    前記記憶装置の構成の変化を監視する監視部と、
    前記監視部が前記記憶装置の構成の変化を検知したときに、複数の記憶領域に対して記憶領域に格納されたデータおよび記憶領域に関する情報を入れ替える処理を行う入替え部と、をさらに有し、
    前記入れ替え部は、前記予約中の記憶領域または前記記憶領域プールで使用中の記憶領域と、記憶装置内の未使用の記憶領域と、を入れ替えることを特徴とする計算機システム。
  13. 請求項10に記載の計算機システムであって、
    前記管理計算機の管理部が予約中の記憶領域のうち、前記閾値の容量を満たす分の記憶領域を前記記憶領域プールに追加するときに、前記電源制御指示部は前記追加する記憶領域を構成する物理ドライブのスリープ状態を解除し、前記管理部はスリープ状態を解除した後に前記記憶領域を記憶領域プールに追加することを特徴とする計算機システム。
  14. 請求項10に記載の計算機システムであって、
    前記記憶装置の外部接続部によって記憶領域をマッピングされる第2の記憶装置をさらに有し、
    前記予約管理部は1つ以上の基準に基づいて前記記憶装置の記憶領域と前記第2の記憶装置の記憶領域に優先順位を付与し、前記優先順位に従って、前記記憶領域プールの容量を満たす分の記憶領域を前記記憶装置の記憶領域と第2の記憶装置の記憶領域から予約し、
    前記管理部は、1つ以上の予約された記憶領域から前記記憶領域プールを生成することを特徴とする計算機システム。
  15. 1つ以上の物理ドライブと、前記物理ドライブから構成される記憶領域と、前記記憶領域から構成される記憶領域プールと、前記記憶領域プールの使用容量が予め設定した閾値以上になると管理計算機に警告を通知する警告通知部と、を有する記憶装置を管理する管理部と、
    前記記憶領域を前記記憶領域プールに予約する予約管理部と、
    を有する管理計算機であって、
    前記管理部が、前記記憶装置の記憶領域プールを生成する際に、前記管理計算機の予約管理部が1つ以上の基準に基づいて前記記憶装置の記憶領域に優先順位を付与し、
    前記予約管理部が前記優先順位に従って、前記記憶領域プールの容量を満たす分の記憶領域を予約し、
    前記管理部が、1つ以上の予約された記憶領域から前記記憶領域プールを生成し、
    前記管理計算機の管理部が、前記記憶装置の記憶領域プールの使用量が予め設定した閾値以上となった警告を受信すると、前記予約中の記憶領域のうち、前記閾値の容量を満たす分の記憶領域を前記記憶領域プールに追加し、
    前記管理計算機は、
    前記予約された記憶領域のうち、前記記憶領域プールに含まれない記憶領域について、当該記憶領域を構成する物理ドライブがスリープ状態となるように前記記憶装置の電源制御部へ指令する電源制御指示部をさらに備えたことを特徴とする管理計算機。
  16. 請求項15に記載の管理計算機であって、
    前記管理計算機は、前記警告通知部から警告を受信したときに、前記管理計算機の管理部が予約している記憶領域が予め設定した第2の閾値以下の場合には、第2の警告を通知する第2の警告通知部を有することを特徴とする管理計算機。
  17. 請求項15に記載の管理計算機であって、
    前記管理計算機は、
    前記記憶装置の構成の変化を監視する監視部と、
    前記監視部が前記記憶装置の構成の変化を検知したときに、複数の記憶領域に対して記憶領域に格納されたデータおよび記憶領域に関する情報を入れ替える処理を行う入替え部と、をさらに有し、
    前記入れ替え部は、前記予約中の記憶領域または前記記憶領域プールで使用中の記憶領域と、記憶装置内の未使用の記憶領域と、を入れ替えることを特徴とする管理計算機。
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