JP5821392B2 - ストレージ装置、およびストレージ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記憶領域を資源に分割して管理するストレージ装置、およびストレージ管理方法に関する。
RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)装置などのストレージ装置は、ホストコンピュータに接続される。そして、ホストコンピュータを介して、多くのユーザがストレージ装置を利用することができる。例えば、1台のストレージ装置を複数の組織(例えば部門や業務グループ)で共用することも可能である。このような場合、ストレージ装置を使用する複数の組織それぞれの管理者が、ストレージ装置を管理することとなる。組織ごとの複数の管理者が共通のストレージ装置を管理すると、通常のユーザ権限管理では、特定組織の管理者が他の組織のボリュームを削除したり、データを上書きしたりといった行為を防ぐことができない。他の組織のボリュームの削除やデータの上書きは、例えば、管理者が誤って実行する場合が考えられる。そのため、各組織の管理者は、通常の管理作業においても他組織への影響が発生しないよう、細心の注意を持って慎重に作業を行う。ただし、管理者が管理するリソース(ボリューム等)の量に比例して、ストレージ装置の管理がより困難になる。そのため、管理者個人の注意力だけに頼っていたのでは、過誤によるボリューム削除といった事態を適切に抑止することができない。
そこで、管理者の負担を軽減するために、リソースドメインと呼ばれるストレージ装置の管理手法がある。リソースドメインでは、ストレージ装置のリソースをドメインと呼ぶ管理単位に分割する。そして、各ドメインを仮想的なストレージとして管理する。このとき、組織の管理者は、その組織に割り当てられたドメイン内のリソースに対してのみ、管理作業を実施することができる。これにより、ドメインごとの管理者の作業負荷の軽減が可能となるとともに、ドメイン単位でのセキュリティの確保が可能となる。
各ドメインに割り当てられるリソースの1つにRLU(RAID論理ユニット)がある。RLUは、RAIDグループの論理記憶領域である。例えば、全体管理者が、ストレージ装置に対してRLUの作成操作を行い、各ドメインに割り当てる。ここで全体管理者は、特定のドメインに限定されず、すべてのリソースを操作可能な管理者である。各ドメインは、ドメイン管理者によって管理される。ドメイン管理者は、管理を担当するドメインが指定されており、管理を担当するドメインに割り当てられたRLUに対してのみ操作可能である。例えば、ドメイン管理者は、管理対象のドメインに割り当てられたRLUを所定の記憶領域に分割して、細かな論理ボリュームを作成することができる。以下、RLUを分割して生成された論理ボリュームを、OLU(ホスト論理ユニット)と呼ぶこととする。
なお、ストレージ装置の記憶領域における論理ボリュームの作成は、作業者の負担となる。そこで、例えば、最低限の情報のみを入力してもらい、その情報を含んだLU設定コマンドを受け付けたら、そのLU設定コマンドに応答して、LUと物理記憶装置に関する構成管理情報を用いて内部的に処理を完了するストレージシステムが考えられている。
特開2010−86393号公報
リソースドメイン運用中には、ドメインを新規に追加した場合や、あるドメインが当初の想定以上のデータ格納領域を必要とした場合など、そのドメインに新たなRLUの割り当てが必要となるケースがある。この場合、最も容易なのは、ディスクを増設してRLUを作成し、増設したディスクを用いて作成したRLUを、追加のRLUを必要とするドメインに割り当てることである。ただし、既に存在するリソース内に未使用のリソースが十分にある場合にまでディスクの増設を行ったのでは、リソースの利用効率が低下してしまう。例えば、RLUの追加対象のドメイン以外のドメインにおいて、未使用のRLUが存在する場合、そのRLUを追加対象のドメインに割り当て直すことができれば、リソースの効率的な利用が可能となる。
しかし、既にドメインに割り当てられているRLUは、ドメインごとの管理者によって管理されており、ストレージ装置全体の管理者が各RLUの使用状況を即座に判断するのは困難である。そのため、他のドメインに再割り当て可能なRLUをストレージ装置の管理者が見つけ出すのは、非常に手間がかかる。この問題は、ストレージ装置の規模が大きくなるほど顕著となる。またこの問題は、ドメインへのRLUの割り当てに限らず、資源を管理するためのグループへの資源の割り当てを行うストレージ装置一般の問題でもある。
1つの側面では、本発明は、資源の有効利用を図る資源割り当てを行うことができるストレージ装置、およびストレージ管理方法を提供することを目的とする。
1つの案では、記憶領域を資源に分割して管理するストレージ装置において、以下のような検出手段と設定手段とを有するストレージ装置が提供される。
検出手段は、割り当て先のグループを指定した資源の割り当て要求に応じて、記憶手段に格納された、複数のグループそれぞれに割り当てられた資源の使用の有無を示す情報を参照し、割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられている未使用の資源を検出する。設定手段は、検出された未使用の割り当て済み資源の割り当てを解除し、該資源を割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、記憶手段に対して行う。
資源の有効利用を図る資源割り当てが可能となる。
第1の実施の形態に係る装置の機能構成例を示す図である。 第1の実施の形態の資源割り当て処理手順の一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による資源割り当て処理の一例を示す図である。 第2の実施の形態のシステム構成の一例を示す図である。 第2の実施の形態に用いるストレージ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 RLUの管理状況を示す図である。 メモリに記憶されている情報の一例を示す図である。 ドメイン情報記憶領域内のデータ構造の一例を示す図である。 RLU情報記憶領域内のデータ構造の一例を示す図である。 OLU情報記憶領域内のデータ構造の一例を示す図である。 RLU割り当て処理の手順の一例を示す第1のフローチャートである。 RLU割り当て処理の手順の一例を示す第2のフローチャートである。 RLU割り当て処理の手順の一例を示す第3のフローチャートである。 RLU割り当て処理の手順の一例を示す第4のフローチャートである。 ドメイン情報の一例を示す図である。 RLU情報の一例を示す図である。 RLUの割り当て状況を示す図である。 1つ目の割り当て候補のRLUの選択例を示す図である。 1つ目の割り当て候補選択後のRLU情報の例を示す図である。 2つ目の割り当て候補のRLUの選択例を示す図である。 2つ目の割り当て候補選択後のRLU情報の例を示す図である。 3つ目の割り当て候補のRLUの選択例を示す図である。 3つ目の割り当て候補選択後のRLU情報の例を示す図である。 RLU番号「0」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て例を示す図である。 RLU番号「0」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のドメイン情報の例を示す図である。 RLU番号「0」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のRLU情報の例を示す図である。 RLU番号「3」のRLU内のOLUの移行例を示す図である。 RLU番号「3」のRLU内のOLUの移行後のRLU情報の例を示す図である。 RLU番号「3」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て例を示す図である。 RLU番号「3」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のドメイン情報の例を示す図である。 RLU番号「3」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のRLU情報の例を示す図である。 RLU番号「4」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て例を示す図である。 RLU番号「4」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のドメイン情報の例を示す図である。 RLU番号「4」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のRLU情報の例を示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。なお各実施の形態は、矛盾のない範囲で複数の実施の形態を組み合わせて実施することができる。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る装置の機能構成例を示す図である。ストレージ装置Aは、記憶手段1、検出手段2、および設定手段3を有する。
記憶手段1は、複数のグループそれぞれに割り当てられた資源と、資源の使用の有無とを示す情報が格納されている。資源は、例えばRAIDグループのような仮想的なディスクボリュームである。図1の例では、記憶手段1に、複数のグループそれぞれに割り当てられた資源を示す第1の情報1aと、資源の使用の有無とを示す第2の情報1bとが格納されている。例えば第1の情報1aには、資源番号「0」の資源が第1のグループに割り当てられ、資源番号「1」、「2」の資源が第2のグループに割り当てられていることが示されている。また第2の情報1bには、資源番号「0」の資源と資源番号「2」の資源とは使用中であり、資源番号「1」の資源は未使用であることが示されている。例えば、資源を使用するための領域確保が管理者によって行われた場合、その資源は使用中と設定される。
検出手段2は、割り当て先のグループを指定した資源の割り当て要求に応じて、記憶手段1を参照し、割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられている未使用の資源を検出する。例えば割り当て先のグループとして第1のグループが指定された場合、検出手段2は、第2のグループに割り当てられた未使用の資源として、資源番号「1」の資源を検出する。
設定手段3は、割り当て先のグループ以外のグループへの、検出された未使用の資源の割り当てを解除し、該未使用の資源を割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、記憶手段1に対して行う。
なお、検出手段2と設定手段3とは、ストレージ装置Aが有するCPU(Central Processing Unit)により実現することができる。また、記憶手段1は、ストレージ装置Aが有するRAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などにより実現することができる。
また、図1に示した各要素間を接続する線は通信経路の一部を示すものであり、図示した通信経路以外の通信経路も設定可能である。
図2は、第1の実施の形態の資源割り当て処理手順の一例を示すフローチャートである。以下、図2に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS1]検出手段2は、割り当て先のグループを指定した資源の割り当て要求を取得する。例えばストレージ装置Aに接続された端末装置などのMMI(Man-Machine Interface)から、ストレージ装置Aに割り当て要求が入力される。
[ステップS2]検出手段2は、記憶手段1を参照し、割り当て先に指定されたグループとは別のグループの未使用の資源を検出する。
[ステップS3]設定手段3は、検出手段2により、割り当て先に指定されたグループとは別のグループの未使用の資源が、少なくとも1つ検出されたか否かを判断する。未使用の資源が検出された場合、設定手段3は、処理をステップS4に進める。また、未使用の資源が検出されなかった場合、設定手段3は、処理を終了する。
[ステップS4]設定手段3は、他のグループの未使用の資源の他のグループへの割り当てを解除し、割り当て先に指定されたグループに割り当てる。
このようにして、他のグループに既に割り当てられている資源の中から未使用の資源を検出し、割り当て先のグループに割り当てることができる。
図3は、第1の実施の形態による資源割り当て処理の一例を示す図である。図3の例では、第1のグループ4に資源番号「0」の資源6aが割り当てられ、第2のグループ5に資源番号「1」、「2」の資源6b,6cが割り当てられている。図3では、各資源6a,6b,6cのうち、使用されている領域を網掛けで示している。
このような状況において、第1のグループ4においてさらに資源を使用する予定ができると、ストレージ装置Aに対して、第1のグループ4を割り当て先に指定した資源の割り当て要求が入力される。その場合、ストレージ装置Aでは、第2のグループ5に割り当てられ、且つ未使用の資源6bが検出される。そしてストレージ装置Aにおいて、検出された資源6bの第2のグループ5への割り当てが解除され、資源6bは、新たに第1のグループ4に割り当てられる。
このような割り当て処理がストレージ装置A内で自動実行されることで、管理者は、未使用の資源を探す手間が省け、あるグループにおける未使用の資源の他のグループへの再割り当てが容易となる。すなわち資源の有効利用を図る資源割り当てを、容易に行うことが可能となる。
〔第2の実施の形態〕
次に第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、リソースドメインシステムにおいて、RLUのドメインへの割り当てを、容易に行うことができるようにしたものである。なお、リソースドメインシステムにおけるドメインは、リソースを管理するグループの一例である。またドメインに割り当てられるRLUは、ストレージ装置の記憶領域を分割して得られる資源の一例である。
図4は、第2の実施の形態のシステム構成の一例を示す図である。ストレージ装置100は、RAID技術を用いたディスクアレイ装置である。ストレージ装置100には、全体管理者30が使用する端末装置20が接続されている。全体管理者30は、端末装置20を用いて、ストレージ装置100全体を管理する。例えば全体管理者30は、ドメインに割り当てるリソースの拡張の要求を、端末装置20を用いてストレージ装置100に入力することができる。
またストレージ装置100にはホストコンピュータ10が接続されている。ホストコンピュータ10には、ネットワーク11を介して複数の端末装置21〜23に接続されている。複数の端末装置21〜23は、それぞれドメイン管理者31〜33が使用する端末装置である。複数のドメイン管理者31〜33は、端末装置21〜23を用いて、それぞれ個別のドメインを管理する。
図5は、第2の実施の形態に用いるストレージ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。ストレージ装置100は、複数のコントローラ制御部(CM:Controller Module)110,120を有している。CM110,120は、ストレージ装置100内の物理ディスクなどの資源管理を行う。例えばCM110には、ハードディスク装置(HDD)131,132,・・・が接続されている。CM110は、接続されたHDD131,132,・・・で提供されるリソース(記憶機能)の管理を担当する。またCM120には、HDD141,142,・・・が接続されている。CM120は、接続されたHDD141,142,・・・で提供されるリソース(記憶機能)の管理を担当する。CM110,120は、担当する複数のHDDを組み合わせてRAIDグループを生成し、生成したRAIDグループをRLUとすることができる。なお、HDD131,132,・・・,141,142,・・・は、SSDに置き換えることも可能である。
CM110は、CPU111、メモリ112、キャッシュメモリ113、CA(Channel Adapter)114、複数のDA(Device Adapter)115a,115b,・・・、MMI接続インタフェース(I/F)116、およびCM間通信I/F117を有する。CM110内の各構成要素は、CM110の内部バス118によって互いに接続されている。
CPU111は、CM110全体を制御する。例えばCPU111は、メモリ112に格納されたプログラムやデータに基づいて、ドメインへのRLUの割り当て処理を実行する。
メモリ112は、CM110の制御に用いられる各種情報を記憶する。またメモリ112は、CPU111に実行させる処理が記述されたプログラムも記憶する。例えば、図11〜図14に示す処理をCPU111に実行させるプログラムが、メモリ112に格納される。メモリ112としては、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリを使用することができる。キャッシュメモリ113は、HDD131,132,・・・に入出力するデータを一時的に保存するメモリである。
CA114は、ファイバーチャネルで通信を行うインタフェースである。DA115a,115b,・・・は、それぞれHDD131,132,・・・に接続され、接続されたHDDへのデータの入出力を行う。MMI接続インタフェース116は、全体管理者30が使用する端末装置20を接続するインタフェースである。CM間通信I/F117は、ストレージ装置100内の別のCM120と通信するインタフェースである。CM間通信I/F117は、例えばPCI Expressで通信を行う。なおCM110,120間の通信は、FER(Front-end Router)と呼ばれる中継回路を介して行うこともできる。
CM120は、CPU121、メモリ122、キャッシュメモリ123、CA124、複数のDA125a,125b,・・・、MMI接続I/F126、およびCM間通信I/F127を有する。CM120内の各構成要素は、CM120の内部バス128によって互いに接続されている。CM120内の各構成要素は、CM110内の同名の構成要素と同じ機能を有している。
以上のようなハードウェア構成によって、第1の実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施の形態に示したストレージ装置も、図5に示したストレージ装置100と同様のハードウェアにより実現することができる。その場合、図1に示した検出手段2と設定手段3との機能は、図5に示すCM110,120のCPU111,121によって実現される。また図1に示した記憶手段1の機能は、図5に示すCM110,120のメモリ112,122によって実現される。また、図5に示した各要素間を接続する線は通信経路の一部を示すものであり、図示した通信経路以外の通信経路も設定可能である。
次に、ストレージ装置100において生成されたRLUの、ドメインごとの管理状況について説明する。
図6は、RLUの管理状況を示す図である。図6の例では、ストレージ装置100内に6つのRLU151〜156が生成されている。ストレージ装置100の全体管理者30は、ドメインへのRLUの割り当てを行う。例えば全体管理者30からの指示に応じて、ストレージ装置100が内部でRLUのドメインへの割り当てを設定する。図6の例では、RLU番号「1」のRLU152がドメイン名「A」のドメイン41に割り当てられている。RLU番号「2」と「3」とのRLU153,154がドメイン名「B」のドメイン42に割り当てられている。RLU番号「4」と「5」のRLU155,156がドメイン名「C」のドメイン43に割り当てられている。
各ドメイン41〜43には、個別のドメイン管理者31〜33が存在する。例えばドメイン管理者31は、ドメイン名「A」のドメイン41を管理することはできるが、他のドメイン42,43を管理することはできない。ドメイン管理者32は、ドメイン名「B」のドメイン42を管理することはできるが、他のドメイン41,43を管理することはできない。ドメイン管理者33は、ドメイン名「C」のドメイン43を管理することはできるが、他のドメイン41,42を管理することはできない。
このように、RLUをドメインに割り当てることで、RLUの管理作業を、全体管理者30に代わってドメイン管理者31〜33が行うことができる。例えば、企業内の部門ごとにドメインを設け、各部門内のドメイン管理者に、その部門で使用するRLUの管理を行わせることができる。しかも、1つのドメインに関するドメイン管理者は、他のドメインに対する設定などの操作を行うことができないため、誤って他の部署のドメインを操作してしまうことが抑止されている。
RLUにデータを格納する場合、例えば、そのRLUが割り当てられたドメインを管理するドメイン管理者からの指示に基づいて、RLU内に論理ボリューム(OLU)が作成される。そしてホストコンピュータ10を介して、OLUを指定したデータの入出力が行われる。
なお担当CM(Centralized Module)には、担当するRLUが定義されている。RLUへのデータアクセスには、そのRLUの担当CM上のキャッシュメモリが用いられる。そのため、リソースドメイン環境では、ドメインごとに、割り当てるRLUの担当CMが異なるようにシステムを構築することで、他ドメインにおけるデータアクセスの影響を受けにくくすることができる。そこで、第2の実施の形態では、ドメインにRLUを割り当てる際には、既にそのドメインに割り当てられているRLUと同じ担当CMを有する他のRLUを、優先的にそのドメインに割り当てるようにする。
ストレージ装置100におけるドメインへのRLUの割り当て、およびRLU内へのOLUの作成状況などの管理情報は、各CM110,120それぞれのメモリ112,122で保持される。
図7は、メモリに記憶されている情報の一例を示す図である。図7の例では、メモリ112には、ドメイン情報記憶領域112a、RLU情報記憶領域112b、およびOLU情報記憶領域112cが設けられている。ドメイン情報記憶領域112aには、ドメインに関する情報が格納される。RLU情報記憶領域112bには、RLUに関する情報が格納される。OLU情報記憶領域112cには、OLUに関する情報が格納される。
図8は、ドメイン情報記憶領域内のデータ構造の一例を示す図である。ドメイン情報記憶領域112aには、ドメインごとのドメイン情報51〜53が格納されている。
ドメイン情報51〜53には、ドメイン名、当該ドメインに割り当てられているRLU数、およびRLU番号のフィールドが設けられている。ドメイン名のフィールドには、ストレージ装置100に生成されたドメインの名称が設定される。RLU数のフィールドには、ドメイン名で示されるドメインに割り当てられているRLUの数が設定される。RLU番号のフィールドには、ドメイン名で示されるドメインに割り当てられているRLUの識別番号(RLU番号)が設定される。例えばRLU数がN個(Nは、0以上の整数)の場合、RLU番号のフィールドには、N個分のRLU番号が設定される。
図9は、RLU情報記憶領域内のデータ構造の一例を示す図である。RLU情報記憶領域112bには、RLUごとのRLU情報61,62,63,・・・が格納されている。
RLU情報61,62,63,・・・には、RLU番号、RAID Level、ステータス(Status)、担当CM、容量、OLU数、およびOLU番号のフィールドが設けられている。
RLU番号のフィールドには、ストレージ装置100内に生成されたRLUの識別番号(RLU番号)が設定される。RAID Levelのフィールドには、RLU番号で示されるRLUのRAIDレベルが設定される。
ステータスのフィールドには、RLU番号で示されるRLUの状態が設定される。ステータスには、「Free」、「Not Reserved」、「Reserved」、「Protect」の4種類がある。ステータス「Free」は、どのドメインにも割り当てられていない状態である。ステータス「Not Reserved」は、あるドメインに割り当てられている状態である。ステータス「Reserved」は、ドメイン自動割り当ての候補となっている状態である。ステータス「Protect」は、ドメイン自動割り当て禁止となっている状態である。
担当CMのフィールドには、RLU番号で示されるRLUの制御を担当するCMの識別番号が設定される。容量のフィールドには、RLU番号で示されるRLUの記憶容量が設定される。OLU数のフィールドには、RLU番号で示されるRLU内に作成されたOLUの数が設定される。OLU番号のフィールドには、RLU番号で示されるRLU内に作成されたOLUの識別番号(OLU番号)が設定される。例えばOLU数がn個(nは、0以上の整数)の場合、OLU番号のフィールドには、n個分のOLU番号が設定される。
図10は、OLU情報記憶領域内のデータ構造の一例を示す図である。OLU情報記憶領域112cには、OLUごとのOLU情報71,72,73,・・・が格納されている。
OLU情報71,72,73,・・・には、OLU番号と記憶容量とのフィールドが設けられている。OLU番号のフィールドには、OLUの識別番号が設定される。記憶容量のフィールドには、OLU番号で示されるOLUの記憶容量が設定される。
以上のような構成のストレージ装置100により、あるドメインの拡張要求に応じて、そのドメインに追加に割り当てるRLUを自動で選択し、選択したRLUをそのドメインに割り当てることができる。
図7〜図10には、CM110のメモリ112の内部構造について説明しが、他のCM120のメモリ122の内部構造も、CM110のメモリ112と同様である。また各CM110,120は、定期的にメモリ112,122内の情報の同期処理を行い、最新の情報で統一する。例えばCM110のメモリ112内の情報が更新されると、同期処理によって、更新内容がCM120のメモリ122に反映される。
なおドメイン管理者はあらかじめ、自身が管理するドメインに割り当てられているRLUごとに、他ドメインへの再割り当て対象としてよいか否かを、ユーザーインタフェースを介して設定しておくことができる。例えば、ドメイン管理者から再割り当て可と指定されたRLUについては、対応するRLU情報のStatusが“Not Reserved”に設定される。またドメイン管理者から再割り当て不可と指定されたRLUについては、対応するRLU情報のStatusが“Protect”に設定される。
以下、RLUの割り当て処理について詳細に説明する。以下の例では、CM110がRLUの割り当て処理を実行し、割り当て結果を他のCM120に適用するものとする。
図11は、RLU割り当て処理の手順の一例を示す第1のフローチャートである。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS101]CM110は、例えば全体管理者30が端末装置20から、ドメインへのRLUの割り当て要求の入力を受け付ける。割り当て要求には、割り当て先となるドメインのドメイン名、割り当てるRLU数、および割り当てる1以上のRLUの条件(割り当て条件)が含まれる。割り当て条件では、例えばRLUに適用されているRAIDレベルおよびRLUの記憶容量が指定される。
[ステップS102]CM110は、割り当て条件を満たす未割り当てのRLUの有無を抽出する。この際、CM110は、ドメインの自動割り当てが禁止されているRLUについては、抽出対象から除外する。ドメインの自動割り当てが禁止されているRLUとは、RLU情報において、ステータスが「Protected」となっているRLUである。
例えばCM110のCPU111は、メモリ112内のRLU情報記憶領域112bを参照し、割り当て要求に示されるRAIDレベルと記憶容量との条件を共に満たし、且つステータスが「Free」と設定されているRLU情報を検索する。そしてCPU111は、検索で見つけ出したRLU情報に設定されているRLU番号を抽出する。
[ステップS103]CM110は、割り当て条件を満たす未割り当てのRLUが少なくとも1つ存在するか否かを判断する。例えば、ステップS102において少なくとも1つのRLU番号が抽出された場合、割り当て条件を満たす未割り当てのRLUが少なくとも1つ存在する。CM110は、該当するRLUが存在する場合、処理をステップS104に進める。またCM110は、該当するRLUが存在しない場合、処理をステップS111(図12参照)に進める。
[ステップS104]CM110は、割り当て条件を満たす未割り当てのRLUのうち、割り当て先のドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが同じRLUが存在するか否かを判断するする。
例えばCM110のCPU111は、ドメイン情報記憶領域112a内の、割り当て先のドメインのドメイン名が設定されたドメイン情報を参照し、RLU番号を取得する。CPU111は、RLU情報記憶領域112b内の、ドメイン情報から取得したRLU番号に対応するRLU情報から担当CMのCM番号を取得し、割り当て先ドメインの担当CM番号とする。さらにCPU111は、ステップS102で抽出したRLU番号に対応するRLU情報を検索対象として、割り当て先ドメインの担当CM番号と同じCM番号が設定されているRLU情報を検索する。CPU111は、検索により該当するRLU情報があれば、割り当て先のドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが同じ、未割り当てのRLUが存在するものと判断する。
なお、割り当て先のドメインに未だRLUが割り当てられていない場合、該当するRLUは存在しないと判断される。該当するRLUが存在する場合、CM110は処理をステップS105に進める。また該当するRLUが存在しない場合、CM110は処理をステップS106に進める。
[ステップS105]CM110は、割り当て条件を満たす未割り当てのRLUのうち、割り当て先に指定されたドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが同じRLUの1つを、割り当て候補として選択する。その後、CM110は処理をステップS131(図14参照)に進める。
[ステップS106]CM110は、割り当て条件を満たす未割り当てのRLUのうち、任意の1つのRLUを割り当て候補として選択する。その後、CM110は処理をステップS131(図14参照)に進める。
図11に示したステップS103〜S106の処理により、割り当て条件を満たすRLUのうち、未割り当てのRLUがあれば、そのRLUが最優先で、割り当て候補として選択される。また割り当て条件を満たす未割り当てのRLUが複数ある場合には、それらのRLUの中から、割り当て先のドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが共通のRLUが、優先的に割り当て候補として選択される。
図12は、RLU割り当て処理の手順の一例を示す第2のフローチャートである。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS111]CM110は、割り当て条件を満たす未割り当てのRLUが存在しない場合、割り当て先のドメイン以外のドメインに割り当てられているRLUのうち、割り当て条件を満たす未使用のRLUを抽出する。この際、CM110は、既に割り当て候補として選択されているRLUと、ドメインの自動割り当てが禁止されているRLUとについては、抽出対象から除外する。
例えばCM110のCPU111は、ドメイン情報記憶領域112aの割り当て先のドメインに対応するドメイン情報を参照し、そのドメインに割り当てられたRLUのRLU番号を抽出する。次にCPUは、RLU情報記憶領域112b内の、抽出したRLU番号以外のRLU番号が設定されたRLU情報を参照し、割り当て条件を満たし、且つステータスが「Not Reserved」と設定されている未使用のRLUを検索する。RLUが未使用か否かは、例えばOLUの生成の有無によって判断できる。すなわちCPU111は、RLU内にOLUが生成されていなければ、そのRLUが未使用であると判断する。RLU内にOLUが生成されているか否かは、RLU情報のOLU数のフィールドの値で判断できる。RLU情報のOLU数が「0」の場合、そのRLU情報に対応するRLU内にはOLUが生成されていない。
[ステップS112]CM110は、割り当て条件を満たす未使用のRLUが少なくとも1つ存在するか否かを判断する。例えば、ステップS111において少なくとも1つのRLUが抽出された場合、割り当て条件を満たす未使用のRLUが少なくとも1つ存在する。CM110は、該当するRLUが存在する場合、処理をステップS113に進める。またCM110は、該当するRLUが存在しない場合、処理をステップS121(図13参照)に進める。
[ステップS113]CM110は、割り当て条件を満たす未使用のRLUのうち、割り当て先のドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが同じRLUが存在するか否かを判断する。
例えばCM110のCPU111は、ドメイン情報記憶領域112a内の、割り当て先のドメインのドメイン名が設定されたドメイン情報を参照し、RLU番号を取得する。CPU111は、RLU情報記憶領域112b内の、ドメイン情報から取得したRLU番号に対応するRLU情報から担当CMのCM番号を取得し、割り当て先ドメインの担当CM番号とする。さらにCPU111は、ステップS111で抽出したRLU番号に対応するRLU情報を検索対象として、割り当て先ドメインの担当CM番号と同じCM番号が設定されているRLU情報を検索する。CPU111は、検索により該当するRLU情報があれば、割り当て先のドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが同じ、未使用のRLUが存在するものと判断する。
なお、割り当て先のドメインに未だRLUが割り当てられていない場合、該当するRLUは存在しないと判断される。該当するRLUが存在する場合、CM110は処理をステップS114に進める。また該当するRLUが存在しない場合、CM110は処理をステップS115に進める。
[ステップS114]CM110は、割り当て条件を満たす未使用のRLUのうち、割り当て先に指定されたドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが同じRLUの1つを、割り当て候補として選択する。その後、CM110は処理をステップS131(図14参照)に進める。
[ステップS115]CM110は、割り当て条件を満たす未使用のRLUのうち、未使用RLUが最も多く存在するドメインに割り当てられたRLUの1つを、割り当て候補として選択する。その後、CM110は処理をステップS131(図14参照)に進める。
図12に示したステップS111〜S115の処理により、割り当て条件を満たす未割り当てのRLUがない場合、次に、割り当て条件を満たす未使用のRLUが、優先的に割り当て候補として選択される。また割り当て条件を満たす未使用のRLUが複数ある場合には、それらのRLUの中から、割り当て先のドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが共通のRLUが、優先的に割り当て候補として選択される。
図13は、RLU割り当て処理の手順の一例を示す第3のフローチャートである。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS121]CM110は、割り当て先のドメイン以外のドメインに割り当てられているRLUのうち、割り当て条件を満たし、未使用状態に変更可能なRLUを抽出する。この際、CM110は、既に割り当て候補として選択されているRLUと、ドメインの自動割り当てが禁止されているRLUとについては、抽出対象から除外する。
例えばCM110のCPU111は、割り当て先のドメイン以外のそれぞれドメインについて、そのドメインに割り当てられたRLUのRLU情報を参照する。そしてCPU111は、ドメインごとに、Statusが「Not Reserved」で且つ割り当て条件を満たし、さらに以下の容量以下の式(1)で得られる容量をもつRLUが存在するか検索する。なお割り当て条件は、例えばRAIDレベルと容量に関する条件である。
[ドメインに割り当てられているRLUの総容量]−[ドメインがもつOLUの総容量]
・・・・(1)
式(1)は、ドメインに割り当てられたRLUすべてにおける未使用領域の総量を示している。すなわち、式(1)で得られた容量以下の容量のRLUであれば、そのRLU内に設けられているOLUを別のRLUに移動させることで、そのRLUを未使用状態に移行できる。
なお[ドメインに割り当てられているRLUの総容量]は、ドメイン情報とRLU情報とに基づいて計算できる。例えばCPU111は、ドメイン情報記憶領域112a内のドメイン情報を1つずつ順に選択する。次にCPU111は、選択したドメイン情報に設定されているRLU番号のうち、割り当て候補として既に選択されているRLU以外のRLU番号を取得する。CPU111は、RLU情報記憶領域112b内の、取得したRLU番号に対応するRLU情報を参照し、参照したRLU情報に設定されている容量を合計する。合計された値が、ドメイン情報に対応するドメインの[ドメインに割り当てられているRLUの総容量]となる。
また[ドメインがもつOLUの総容量]は、ドメイン情報、RLU情報、およびOLU情報に基づいて計算できる。例えばCPU111は、ドメイン情報記憶領域112a内のドメイン情報を1つずつ順に選択する。次にCPU111は、選択したドメイン情報に設定されているRLU番号を取得する。CPU111は、RLU情報記憶領域112b内の、取得したRLU番号に対応するRLU情報を参照し、参照したRLU情報に設定されているOLU番号を取得する。CPU111は、OLU情報記憶領域112c内の、取得したOLU番号に対応するOLU情報を参照し、参照したOLU情報に設定されている記憶容量を合計する。合計された値が、[ドメインがもつOLUの総容量]となる。
割り当て条件を満たし、式(1)で得られる容量以下の記憶容量をもつRLUは、式(1)の検索結果、ドメイン情報、およびRLU情報に基づいて得られる。例えばCPU111は、ドメイン情報記憶領域112a内の、式(1)の計算対象となったドメインのドメイン情報から、RLU番号を取得する。次にCPU111は、RLU情報記憶領域112b内の、取得したRLU番号に対応するRLU情報を検索対象とし、式(1)で得られた容量以下の容量が設定されているRLU情報を検索する。そしてCPU111は、検索により該当したRLU情報に設定されているRLU番号を、検索結果として取得する。CPU111は、割り当て条件を満たし、式(1)の容量以下の容量のRLUを検出すると、検出したRLUを未使用状態に変更可能なRLUとする。
またCM110は、ドメインごとに、未使用状態に変更可能なRLU数を計算する。例えばCM110のCPU111は、あるドメインについて、未使用状態に変更可能なRLUが得られた場合、未使用状態に変更可能なRLUの1つを除外して、式(1)による容量を再計算する。除外されたRLUは、再計算の際に、該当ドメインに割り当てられていないものとして扱われる。すなわち、再計算の際には、除外したRLU以外のRLUの容量の合計が[ドメインに割り当てられているRLUの総容量]となる。なお[ドメインがもつOLUの総容量]については、再計算の際も、初回の計算と同じ値である。
CPU111は、再計算した容量に基づいて、さらに割り当て条件を満たし、式(1)の容量以下の容量のRLUを検索する。該当するRLUが検出された場合、CPU111は、検出したRLUの1つをさらに除外し、式(1)の再計算と割り当て条件を満たし、式(1)の容量以下の容量のRLUの検索を行う。CPU111は、このような検索を、該当するRLUが検出されなくなるまで繰り返す。そしてCPU111は、該当するRLUが検出されなくなるまでに除外したRLU数を、そのドメインにおいて未使用状態に変更可能なRLU数とする。
ステップS121の処理の結果、ドメインごとに、そのドメインにおいて未使用状態に変更可能なRLUのリストと、未使用状態に変更可能なRLU数が求められる。
[ステップS122]CM110は、未使用状態に変更可能なRLUが、いずれかのドメインに少なくとも1つ存在したか否かを判断する。該当するRLUが存在する場合、CM110は処理をステップS124に進める。該当するRLUが存在しない場合、処理をステップS123に進める。
[ステップS123]CM110は、割り当て要求で指定された数のRLUを割り当てることができないと判断し、割り当て候補として選択していたRLUの選択を解除する。そして、CM110は割り当て要求に対してエラーを応答する。例えばCM110のCPU111は、RLU情報記憶領域112b内の各RLU情報のステータスを確認し、ステータスが「Reserved」の場合、「Not Reserved」に変更する。これにより、該当するRLUの割り当て候補としての選択が解除される。そしてCPU111は、エラーメッセージを、例えば全体管理者30が使用している端末装置20に対して出力する。その後、処理が終了する。
[ステップS124]CM110は、未使用状態に変更可能なRLUが存在する場合、割り当て先のドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが同じである、未使用状態に変更可能なRLUが存在するか否かを判断する。例えばCM110のCPU111は、ドメイン情報記憶領域112a内の、割り当て先のドメインのドメイン名が設定されたドメイン情報を参照し、RLU番号を取得する。CPU111は、RLU情報記憶領域112b内の、ドメイン情報から取得したRLU番号に対応するRLU情報から担当CMのCM番号を取得し、割り当て先ドメインの担当CM番号とする。さらにCPU111は、ステップS121で抽出したRLU番号に対応するRLU情報を検索対象として、割り当て先ドメインの担当CM番号と同じCM番号が設定されているRLU情報を検索する。CPU111は、検索により該当するRLU情報があれば、割り当て先のドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが同じ、未使用状態に変更可能なRLUが存在するものと判断する。
なお、割り当て先のドメインに未だRLUが割り当てられていない場合、該当するRLUは存在しないと判断される。該当するRLUが存在する場合、CM110は処理をステップS125に進める。また該当するRLUが存在しない場合、CM110は処理をステップS126に進める。
[ステップS125]CM110は、割り当て条件を満たす、未使用状態に変更可能なRLUのうち、割り当て先に指定されたドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが同じRLUの1つを、割り当て候補として選択する。その後、CM110は処理をステップS131(図14参照)に進める。
[ステップS126]CM110は、割り当て条件を満たす、未使用状態に変更可能なRLUのうち、未使用状態に変更した場合にドメインへの影響を最も少なく抑えることができるRLUを、割り当て候補として選択する。例えばCM110のCPU111は、ステップS121でドメインごとに求められた未使用状態に変更可能なRLUの数を、ドメイン間で比較し、該当RLUが最も多いドメインを特定する。そしてCM110は、特定されたドメインに対してステップS121で抽出されたRLUのうち、生成されたOLUの総容量が最も少ないRLUを、割り当て候補として選択する。
なお、RLUに生成されたOLUの総容量は、RLU情報とOLU情報とに基づいて判断できる。例えばCPU111は、ステップS121で抽出されたRLUの1つを選択する。次にCPU111は、選択したRLUに対応するRLU情報からOLU番号を取得する。そしてCPU111は、OLU情報記憶領域112c内の、取得したOLU番号に対応するOLU情報を参照し、参照したOLU情報それぞれの記憶容量を合計する。合計された値が、RLUに生成されたOLUの総容量である。
その後、CM110は処理をステップS131(図14参照)に進める。
図13には、割り当て条件を満たす未割り当てのRLUと割り当て条件を満たす未割り当てのRLUとがない場合の処理が示されている。この場合、未使用状態に変更可能なRLUが調査され、そのRLUが割り当て候補として選択される。また未使用状態に変更可能なRLUが複数ある場合には、それらのRLUの中から、割り当て先のドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが共通のRLUが、優先的に割り当て候補として選択される。割り当て先のドメインに既に割り当てられているRLUと担当CMが共通のRLUがなければ、許容量の大きいドメインに割り当てられているRLUのうちの、データコピーが最も少なくてすむRLUが、割り当て候補として選択される。
図14は、RLU割り当て処理の手順の一例を示す第4のフローチャートである。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS131]CM110は、割り当ての候補として選択したRLUのステータスを、「Reserved」に変更する。例えばCM110のCPU111は、ステップS105,S106,S114,S115,S125,S126のいずれかで割り当て候補に選択されたRLUに対応するRLU情報を、RLU情報記憶領域112bから特定する。そしてCPU111は、特定したRLU情報のステータスを「Reserved」に変更する。
[ステップS132]CM110は、割り当て要求で指定された数のRLUが「Reserved」に変更されたか否かを判断する。ステータスが「Reserved」に変更されたRLUが要求数に達した場合、CM110は処理をステップS133に進める。ステータスが「Reserved」に変更されたRLUが要求数に達していなければ、CM110は処理をステップS103(図11参照)に進める。
[ステップS133]CM110は、ステータスが「Reserved」となっているRLUのうち、ステップS134〜S140の処理が未処理のRLUを1つ選択する。例えばCM110のCPU111は、RLU情報記憶領域112b内のRLU情報から、ステータスが「Reserved」のRLU情報を、RLU番号が小さい順に選択する。
[ステップS134]CM110は、選択したRLU内にOLUが作成されているか否かを判断する。例えばCM110のCPU111は、選択されたRLUに対応するRLU情報のOLU数を取得する。取得したOLU数が「0」であれば、CPU111は、選択されたRLU内にOLUが作成されていないと判断する。また取得したOLU数が1以上であれば、CPU111は、選択されたRLU内にOLUが作成されていると判断する。
CPU111は、OLUが作成されていれば、処理をステップS135に進める。またCPU111は、OLUが作成されていなければ、処理をステップS139に進める。
[ステップS135]CM110は、選択したRLUと同じドメインに割り当てられた、十分な空き容量を有する他のRLUを、OLU移転先候補として抽出する。例えばCM110のCPU111は、ドメイン情報記憶領域112a内のドメイン情報から、選択したRLUのRLU番号が設定されているドメイン情報を特定する。CPU111は特定したドメイン情報に設定されているRLU番号のうち、選択したRLU以外のRLUのRLU番号を取得する。次にCPU111は、RLU情報記憶領域112b内の、取得したRLU番号に対応するRLU情報を参照し、そのRLU情報に示されるRLUの空き容量を計算する。空き容量は、RLUの容量から、そのRLUに設定されているOLUの総容量を減算した値である。例えばCPU111は、選択したRLU内のOLUの容量よりも多い空き容量を有するすべてのRLUを、OLU移転先候補として抽出する。
[ステップS136]CM110は、OLU移転先候補のRLUのうち、選択したRLUと担当CMが同じRLUがあるか否かを判断する。CM110は、該当するRLUがあれば、処理をステップS137に進める。またCM110は、該当するRLUがなければ、処理をステップS138に進める。
[ステップS137]CM110は、OLU移転先候補のRLUのうち、選択したRLUと担当CMが同じRLUに、選択したRLUのデータを移行する。例えば、CM110のCPU111は、選択したRLU内のOLUと同じ要領のOLUを、移転先とするRLU内に生成する。次にCPU111は、選択したRLU内のOLU内のデータを、移転先とするRLU内に生成したOLUにコピーする。そしてCPU111は、選択したRLUからOLUを削除する。その後、CM110は、処理をステップS139に進める。
[ステップS138]CM110は、OLU移転先候補のRLUのうちの任意の1つに、選択したRLUのデータを移行する。データ移行の処理の具体例は、ステップS137と同様である。
[ステップS139]CM110は、選択したRLUの所属ドメインを、割り当て要求における割り当て先のドメインに変更し、そのRLUの状態を、割り当て候補から割り当て済みに変更する。例えばCM110のCPU111は、選択したRLUが属していたドメインのドメイン情報から、選択したRLUのRLU番号を削除する。またCPU111は、割り当て先のドメインのドメイン情報に、選択したRLUのRLU番号を追加する。さらにCPU111は、選択したRLUのRLU情報のステータスを「Not Reserved」に変更する。
[ステップS140]CM110は、ステータスが「Reserved」となっている未選択のRLUがあるか否かを判断する。例えばCM110のCPU111は、ステップS133において、ステータスが「Reserved」のRLU情報をRLU番号が小さい順に選択している場合、最後に選択したRLUよりRLU番号が大きいステータスが「Reserved」のRLUの有無を判断する。該当するRLUがあれば、CPU111は、ステータスが「Reserved」となっている未選択のRLUがあると判断する。未選択のRLUがある場合、CM110は、処理をステップS133に進める。未選択のRLUがなければ、CM110は処理を終了する。
図14のステップS133〜S140の処理により、割り当て要求に指定された台数分のRLUが、割り当て先のドメインに割り当てられる。このとき、OLUが既に作成されているRLUについては、そのOLU内のデータが、同じドメインに割り当てられているRLUに移行された後、移行先のドメインに割り当てられる。データの移行先となるRLUについては、移行元RLUと同じ担当CMをもつRLUを優先的に選出される。
以上、図11〜図14の処理がストレージ装置100内部で自動的で行われることにより、ドメインへのRLUの追加を容易に行うことができ、全体管理者の作業項数の削減が可能となる。
次に、RLU割り当ての具体例について説明する。図15と図16に、RLU割り当て処理開始前のドメイン情報とRLU情報との例を示す。
図15は、ドメイン情報の一例を示す図である。図15の例では、ドメイン情報記憶領域112aに、3つのドメイン情報51〜53が格納されている。ドメイン名「A」のドメインには、RLU番号「1」の1つのRLUが割り当てられている。ドメイン名「B」のドメインには、RLU番号「2」、「3」の2つのRLUが割り当てられている。ドメイン名「C」のドメインには、RLU番号「4」、「5」の2つのRLUが割り当てられている。
図16は、RLU情報の一例を示す図である。図16の例では、RLU情報記憶領域112bに、6つのRLU情報61〜66が格納されている。なお図16では、各RLU情報61〜66の「RAID Level」と「容量」との各フィールドは省略されている。同様に、図19、図21、図23、図26、図28、図31、図34においても、「RAID Level」と「容量」との各フィールドは省略されている。
RLU番号「0」のRLUは、ステータスが「Free」であり、担当CMのCM番号は「0」である。RLU番号「1」のRLUは、ステータスが「Not Reserved」であり、担当CMのCM番号は「0」であり、OLU番号「0」、「1」の2つのOLUを有している。RLU番号「2」のRLUは、ステータスが「Not Reserved」であり、担当CMのCM番号は「1」であり、OLU番号「2」の1つのOLUを有している。RLU番号「3」のRLUは、ステータスが「Not Reserved」であり、担当CMのCM番号は「0」であり、OLU番号「3」の1つのOLUを有している。RLU番号「4」のRLUは、ステータスが「Not Reserved」であり、担当CMのCM番号は「0」であり、OLUは有していない。RLU番号「5」のRLUは、ステータスが「Not Reserved」であり、担当CMのCM番号は「1」であり、OLU番号「4」の1つのOLUを有している。
図17は、RLUの割り当て状況を示す図である。図17に示すように、3つのドメイン41〜43にRLUが割り当てられている。ここで、ドメイン41に割り当てられたRLU152の記憶容量は、すべてOLUに使用されている。そのため、このままの状態では、ドメイン41を使用している組織は、新たなOLUを生成することができない。そこで、ドメイン41を使用している組織において、取り扱う情報がさらに増加することが見込まれる場合、ドメイン41の記憶容量を拡張することとなる。以下の例では、ドメイン41に対して新たに3つのRLUを追加するものとする。その場合、例えば全体管理者30は、端末装置20を用い、ストレージ装置100に対してドメイン41を割り当て先に指定した3つのRLUの割り当て要求を入力する。このとき、全体管理者30は、割り当て条件として、RAIDレベルや記憶容量を指定することができる。この例では、図17に示すすべてのRLU151〜156が、割り当て条件を満たしているものとする。
割り当て要求を受け取ったストレージ装置100では、割り当て候補とするRLUが選択される。
図18は、1つ目の割り当て候補のRLUの選択例を示す図である。割り当て候補の優先順位が最も高いのは、未割り当てのRLUである。そのため、1台目の割り当て候補として、図18に示すようにRLU151が選択される。割り当て候補のRLU151が選択されると、選択されたRLU151のRLU情報が更新される。
図19は、1つ目の割り当て候補選択後のRLU情報の例を示す図である。図19の例では、RLU番号「0」のRLU151が割り当て候補として選択されたことで、対応するRLU情報61のステータスが「Reserved」に変更されている。
図20は、2つ目の割り当て候補のRLUの選択例を示す図である。図20に示すように、未割り当てのRLUは1つしかない。そこで、2つ目の割り当て候補としては、他のドメインに割り当てられているものの、未使用のRLUが優先的に選択される。図20の例では、ドメイン43に割り当てられているRLU155が未使用である。そこでRLU155が、2つ目の割り当て候補として選択される。
図21は、2つ目の割り当て候補選択後のRLU情報の例を示す図である。図21の例では、RLU番号「4」のRLU155が割り当て候補として選択されたことで、対応するRLU情報65のステータスが「Reserved」に変更されている。
図22は、3つ目の割り当て候補のRLUの選択例を示す図である。図22に示すように、割り当て候補として選択されたRLU151,155以外には、未割り当てのRLUや未使用のRLUは存在しない。そこで、既にいずれかのドメインに割り当てられているRLUの中から、未使用状態に変更可能なRLUが求められる。
図22の例では、ドメイン42では、RLU153,154内のOLUを、どちらか一方のRLUに纏めることが可能である。すると2つのRLU153,154のどちらも未使用状態に変更可能なRLUである。またドメイン42からは1つのRLUのみを未使用状態に変更可能であるため、ドメイン42に関する未使用状態に変更可能なRLU数は「1」である。
ドメイン43では、RLU155が既に割り当て候補として選択されている。そのため、RLU156を未使用状態に変更することはできない。従って、ドメイン43には未使用状態に変更可能なRLUは存在せず、ドメイン42に関する未使用状態に変更可能なRLU数は「0」である。
以上より、未使用状態に変更可能なRLUは、ドメイン42内のRLU153,154であることが分かる。ここで、割り当て先のドメイン41に既に割り当てられているRLU152の担当CMのCM番号は「0」である。また未使用状態に変更可能なRLUのうち、RLU153の担当CMのCM番号は「1」であり、RLU154の担当CMのCM番号は「0」である。そこで、割り当て先のドメイン41に既に割り当てられているRLU152と担当CMが共通のRLU154が、割り当て候補として選択される。
図23は、3つ目の割り当て候補選択後のRLU情報の例を示す図である。図23の例では、RLU番号「3」のRLU154が割り当て候補として選択されたことで、対応するRLU情報64のステータスが「Reserved」に変更されている。
以上のようにして、割り当て要求で指定された数のRLU151,154,155が、割り当て候補として選択される。割り当て候補のRLU151,154,155は、順番に選択され、割り当て先のドメイン41に割り当てられる。以下の例では、RLU番号の小さい順に、割り当て候補のRLU151,154,155が選択され、ドメイン41に割り当てられるものとする。
最初にRLU番号「0」のRLU151が、割り当て先のドメイン41に割り当てられる。
図24は、RLU番号「0」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て例を示す図である。RLU番号「0」のRLU151は未割り当て状態から、ドメイン名「A」のドメイン41に割り当てられた状態に変更されている。このような割り当て状態の変更は、ドメイン情報とRLU情報を更新することで実現される。
図25は、RLU番号「0」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のドメイン情報の例を示す図である。図25の例では、ドメイン名「A」のドメイン情報51について、RLU数が「1」から「2」に変更され、RLU番号が「1」から「0,1」に変更されている。これにより、RLU番号「0」のRLU151が、新たにドメイン名「A」のドメイン41に割り当てられる。
図26は、RLU番号「0」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のRLU情報の例を示す図である。図26の例では、RLU番号「0」のRLU情報61について、ステータスが「Reserved」から「Not Reserved」に変更されている。
次に、RLU番号「3」のRLU154が、割り当て先のドメイン41に割り当てられる。なおRLU154はOLUが有しているため、そのOLUを別のRLUに移行した後に、RLU154のドメイン41への割り当てが行われる。
図27は、RLU番号「3」のRLU内のOLUの移行例を示す図である。RLU番号「3」のRLU154内に設けられていたOLU(OLU番号「3」)は、RLU154と同じドメイン42に割り当てられた別のRLU153に移行される。
図28は、RLU番号「3」のRLU内のOLUの移行後のRLU情報の例を示す図である。図28の例では、RLU番号「2」のRLU情報63について、OLU数が「1」から「2」に変更され、OLU番号が「2」から「2,3」に変更されている。またRLU番号「3」のRLU情報64について、OLU数が「1」から「0」に変更され、OLU番号が「3」から「−」に変更されている。
OLUの移行が完了すると、移行元のRLU154は未使用の状態となる。そこでRLU154がドメイン41に割り当てられる。
図29は、RLU番号「3」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て例を示す図である。RLU番号「3」のRLU154は、割り当て先がドメイン名「B」のドメイン42からドメイン名「A」のドメイン41が変更されている。このような割り当て状態の変更は、ドメイン情報とRLU情報を更新することで実現される。
図30は、RLU番号「3」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のドメイン情報の例を示す図である。図30の例では、ドメイン名「A」のドメイン情報51について、RLU数が「2」から「3」に変更され、RLU番号が「0,1」から「0,1,3」に変更されている。ドメイン名「B」のドメイン情報52について、RLU数が「2」から「1」に変更され、RLU番号が「2,3」から「2」に変更されている。これにより、RLU番号「3」のRLU154のドメイン名「B」のドメイン42への割り当てが解除され、RLU番号「3」のRLU154が、新たにドメイン名「A」のドメイン41に割り当てられる。
図31は、RLU番号「3」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のRLU情報の例を示す図である。図31の例では、RLU番号「2」のRLU情報63について、ステータスが「Reserved」から「Not Reserved」に変更されている。
次に、RLU番号「4」のRLU155が、割り当て先のドメイン41に割り当てられる。
図32は、RLU番号「4」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て例を示す図である。RLU番号「4」のRLU155は、ドメイン名「C」のドメイン43からドメイン名「A」のドメイン41に、割り当て先が変更されている。このような割り当て状態の変更は、ドメイン情報とRLU情報を更新することで実現される。
図33は、RLU番号「4」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のドメイン情報の例を示す図である。図33の例では、ドメイン名「A」のドメイン情報51について、RLU数が「3」から「4」に変更され、RLU番号が「0,1」から「0,1,3,4」に変更されている。これにより、RLU番号「4」のRLU155のドメイン名「C」のドメイン43への割り当てが解除され、RLU番号「4」のRLU155が、新たにドメイン名「A」のドメイン41に割り当てられる。
図34は、RLU番号「4」のRLUの割り当て先のドメインへの割り当て後のRLU情報の例を示す図である。図34の例では、RLU番号「4」のRLU情報65について、ステータスが「Reserved」から「Not Reserved」に変更されている。
このようにして、ドメインに対する自動割り当てが可能となる。その結果、全体管理者30の作業工数が削減される。
また第2の実施の形態では、既にドメインに割り当てられているRLUの中から未使用のRLUを検出し、割り当て要求で指定されたドメインに割り当て先を変更することができる。これにより、未割り当てのRLUが不足している場合であっても、HDDの拡張を行わずに、ドメインへのRLUの割り当てを行うことができる。その結果、資源の有効活用が可能となる。
さらに第2の実施の形態では、未使用のRLUが検出できない場合、使用中のRLUを未使用状態に変更し、割り当て先のドメインに割り当てることができる。これにより、資源の有効活用の効果からさらに向上する。
また、割り当てるRLUを選択するときに、同一ドメイン内でRLUの担当CMが同じになるようにRLUが選択されることにより、ドメインごとに割り当てるRLUの担当CMが異なるようなシステムとなる。その結果、あるドメインでのI/Oアクセス負荷が他ドメインへのI/Oアクセス性能に影響を与えるのを防ぐことができる。このRLU選択も装置側で自動的に行うことにより、全体管理者30によるシステム再設計時のミスを防止して最適な条件のRLUを選択することができる。
なお、ドメインに割り当てたRLUは、例えば全体管理者30からの指示に応じて割り当てを解除することができる。例えば、RLUをドメインから割り当て対象外とする場合は、全体管理者30が端末装置20などのユーザーインタフェースよりRLU番号を指定した割り当て解除要求をストレージ装置100に入力する。すると、例えばストレージ装置100のCM110により、そのRLUが割り当てられているドメインのドメイン情報から、当該RLU番号が削除される。
またCM110によりメモリ112内の情報が更新されると、CM110とCM120との同期処理により、更新内容がCM120内のメモリ122に反映される。その結果、メモリ112内の情報とメモリ122内の情報との同一性が保たれる。
なお各ドメイン管理者31〜33は、自己の管理するドメインに対応するドメイン情報において割り当てられているRLUに対してのみ、OLUの作成などの操作を行うことができる。従って、図33に示すようなドメイン情報51〜53に変更された後は、例えばドメイン名「A」のドメイン41のドメイン管理者31は、RLU番号「0,1,3,4」のRLU151,152,154,155を操作可能である。
〔その他の実施の形態〕
第2の実施の形態では、ドメインにRLUを割り当てる例を示したが、RLUのような論理的なボリュームに限らず、HDDやSSDなどの物理ボリュームを割り当てることも可能である。
上記の各実施の形態に示した処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、ストレージ装置100内のCM110,120が有する機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory) /RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現することもできる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。さらに、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
以上の実施の形態に開示された技術には、以下の付記に示す技術が含まれる。
(付記1) 記憶領域を資源に分割して管理するストレージ装置において、
割り当て先のグループを指定した資源の割り当て要求に応じて、記憶手段に格納された、複数のグループそれぞれに割り当てられた資源の使用の有無を示す情報を参照し、前記割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられている未使用の資源を検出する検出手段と、
検出された未使用の割り当て済み資源の割り当てを解除し、該資源を前記割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、前記記憶手段に対して行う設定手段と、
を有することを特徴とするストレージ装置。
(付記2) 前記設定手段は、未使用の割り当て済み資源が複数検出された場合、検出された未使用の割り当て済み資源のうち、前記割り当て先のグループに割り当てられている資源と共通の制御部で制御されている資源を優先的に選択し、選択した資源の割り当てを解除し、該選択した資源を前記割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、前記記憶手段に対して行う、
ことを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
(付記3) 前記設定手段は、異なるグループそれぞれに割り当てられた複数の未使用の割り当て済み資源が検出された場合、検出された未使用の割り当て済み資源数が多い方のグループに割り当てられている資源を優先的に選択し、選択した資源の割り当てを解除し、該選択した資源を前記割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、前記記憶手段に対して行う、
ことを特徴とする付記1または2のいずれかに記載のストレージ装置。
(付記4) 前記設定手段は、未使用の割り当て済み資源が検出されない場合、前記割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられた第1の資源内のデータを、該第1の資源と同じグループに割り当てられた第2の資源に移動し、該第1の資源の割り当てを解除し、該第1の資源を前記割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、前記記憶手段に対して行う、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載のストレージ装置。
(付記5) 前記設定手段は、前記割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられた複数の資源のうち、使用されている記憶容量が最も少ない資源を前記第1の資源とすることを特徴とする付記4記載のストレージ装置。
(付記6) 前記割り当て要求には、割り当てる資源の条件が指定されており、
前記検出手段は、前記割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられている未使用の割り当て済み資源のうち、前記条件に適合した資源を検出することを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載のストレージ装置。
(付記7) 前記記憶手段には、割り当ての変更を禁止する資源を示す情報が記憶されており、
前記検出手段は、割り当ての変更が禁止された資源を、検出対象から除外する、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載のストレージ装置。
(付記8) 記憶領域を資源に分割して管理するストレージ管理方法において、
ストレージ装置が、
割り当て先のグループを指定した資源の割り当て要求に応じて、記憶手段に格納された、複数のグループそれぞれに割り当てられた資源の使用の有無を示す情報を参照し、前記割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられている未使用の資源を検出し、
検出された未使用の割り当て済み資源の割り当てを解除し、該資源を前記割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、前記記憶手段に対して行う、
ことを特徴とするストレージ管理方法。
1 記憶手段
1a 第1の情報
1b 第2の情報
2 検出手段
3 設定手段
A ストレージ装置

Claims (5)

  1. 複数の制御部と、前記複数の制御部それぞれに接続された記憶装置とを有し、前記複数の制御部それぞれが、接続された記憶装置内の記憶領域を資源に分割して管理するストレージ装置において、
    割り当て先のグループを指定した資源の割り当て要求に応じて、記憶手段に格納された、複数のグループそれぞれに割り当てられた資源の使用の有無を示す情報を参照し、前記割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられている未使用の資源を検出する検出手段と、
    未使用の割り当て済み資源が複数検出された場合、検出された未使用の割り当て済み資源のうち、前記割り当て先のグループに割り当てられている資源と共通の制御部で制御されている資源を優先的に選択し、選択した資源の割り当てを解除し、該資源を前記割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、前記記憶手段に対して行う設定手段と、
    を有することを特徴とするストレージ装置。
  2. 前記設定手段は、異なるグループそれぞれに割り当てられた複数の未使用の割り当て済み資源が検出された場合、検出された未使用の割り当て済み資源数が多い方のグループに割り当てられている資源を優先的に選択し、選択した資源の割り当てを解除し、該選択した資源を前記割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、前記記憶手段に対して行う、
    ことを特徴とする請求項1記載のストレージ装置。
  3. 前記設定手段は、未使用の割り当て済み資源が検出されない場合、前記割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられた第1の資源内のデータを、該第1の資源と同じグループに割り当てられた第2の資源に移動し、該第1の資源の割り当てを解除し、該第1の資源を前記割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、前記記憶手段に対して行う、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のストレージ装置。
  4. 前記設定手段は、前記割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられた複数の資源のうち、使用されている記憶容量が最も少ない資源を前記第1の資源とすることを特徴とする請求項記載のストレージ装置。
  5. 複数の制御部と、前記複数の制御部それぞれに接続された記憶装置とを有し、前記複数の制御部それぞれが、接続された記憶装置内の記憶領域を資源に分割して管理するストレージ管理方法において、
    ストレージ装置が、
    割り当て先のグループを指定した資源の割り当て要求に応じて、記憶手段に格納された、複数のグループそれぞれに割り当てられた資源の使用の有無を示す情報を参照し、前記割り当て先のグループ以外のグループに割り当てられている未使用の資源を検出し、
    未使用の割り当て済み資源が複数検出された場合、検出された未使用の割り当て済み資源のうち、前記割り当て先のグループに割り当てられている資源と共通の制御部で制御されている資源を優先的に選択し、選択した資源の割り当てを解除し、該資源を前記割り当て先のグループに再度割り当てる設定を、前記記憶手段に対して行う、
    ことを特徴とするストレージ管理方法。

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