JP4720303B2 - ストレージシステムを含む計算機システムの構成管理方法 - Google Patents

ストレージシステムを含む計算機システムの構成管理方法 Download PDF

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Description

以下明細書で開示される技術は、計算機システムの構成管理を行う方法または、その管理システムに関し、特に、ストレージシステムのボリューム構成を管理する方法、及び、ボリューム構成を管理する管理計算機に関する。
近年、計算機システムの保持するデータ量は飛躍的に増大している。増大するデータを格納する計算機システムに、多数のホスト計算機と大規模なストレージシステムがスイッチを介して接続されるネットワーク構成、SAN(Storage Area Network)が適用されてきている。
計算機システムを運用するためのストレージ管理の重要な要素の一つが、ストレージシステムの資源を管理するストレージ構成管理である。ストレージ構成管理は、ホスト計算機に提供する記憶領域(以下ボリューム)の作成削除やボリュームのフォーマット等を行う物理的な構成管理と、作成済ボリュームに対して、ホスト計算機からデータアクセスさせるためのアドレス(SCSI(Small Computer System Interface)パス)の設定やホスト計算機のアクセス制御の設定を行う論理的な構成管理に大別できる。このようなストレージ構成管理は、データ量の増大に伴い管理対象であるボリューム数も増大することから、管理負担が大きくなるという課題がある。
上記課題に対して、特許文献1や特許文献2のような、ストレージ構成管理の負担を軽減する技術が開示されている。
特許文献1は、物理的な構成管理、特にボリューム作成操作を簡素化する技術である。具体的には、ストレージシステム内で、ホスト計算機に未割当の記憶領域を「プール」として管理し、ストレージ管理者の要求に応じて、プールからボリュームを作成する。本技術により、ストレージ管理者は、ストレージシステム内でのボリュームの配置等の詳細な構成を意識する必要がなくなる。
特許文献2は、計算機システムを統括管理する管理者(以下特権ストレージ管理者)が、その他の管理者(以下一般ストレージ管理者)に論理的な構成管理を分担するとき、管理権限をボリューム毎に定めることができる。
米国特許出願公開2004/215879A1 米国特許出願公開2003/172069 英国特許出願公開第2351375号
解決しようとする課題について、図24に模式的に示す。図24は、2台のホスト計算機と3台のストレージシステムから構成される計算機システムで、特権ストレージ管理者ADMSが、2名の一般ストレージ管理者であるユーザーADM1,ADM2によって分担して管理させることを示す図である。ここで一般ストレージ管理者ADM1はホスト計算機H1へ割り当てるボリュームの管理、一般ストレージ管理者ADM2はホスト計算機H2へ割り当てるボリュームの管理を行う。
本計算機システムに、前記特許文献1および特許文献2の技術を適用されるとした場合、一般ストレージ管理者ADM1,ADM2はストレージシステムST2,ST3,ST4に対して、自分が必要とするボリュームを作成した後、各ボリュームの論理的な構成管理の権限を自分に付与することができる。
しかし、前記特許文献1と特許文献2のどちらも、ボリューム作成等の物理的な構成管理に対する管理権限の付与を実現することはできない。その結果、一つの例として、計算機システム上のコンポーネント、デバイス、リソースを扱うユーザーの一人である一般ストレージ管理者ADM1は、ストレージシステムST4のボリュームのフォーマットや削除といった操作により、他のユーザーである一般ストレージ管理者ADM2が定義した構成を変更してしまう場合や、他の一般ストレージ管理者ADM2により定義された構成が失われる場合がある。
また、通常、計算機システムのメンテナンス等の理由で一般ストレージ管理者が計画的に装置を停止することが行われる。そこで、もう一つの例として、ユーザーの一人である一般ストレージ管理者ADM1が利用するホスト計算機H1とストレージシステムST2,ST3を計画停止しようとした場合、ストレージシステムST2,ST3には一般ストレージ管理者ADM2が利用するボリュームも存在するため、一般ストレージ管理者ADM2の利用するホスト計算機H2の業務に影響が出る。結果として、計算機システム全体の可用性を低下させてしまう。
上記課題の少なくとも一つを解決するために、本発明の一実施形態として、ホスト計算機によりネットワークを介して利用されるデータが格納される記憶領域が構成されるディスク装置を備えるストレージシステムと、一以上のストレージシステムとネットワークを介して接続される管理計算機と、を有する計算機システムで、管理計算機は、ユーザーに対する記憶領域の割当要求を受け、複数のストレージシステムがそれぞれ提供する記憶領域からいずれのユーザーに割り当てられていない記憶領域を抽出する。次に、管理計算機は、抽出された記憶領域を提供するストレージシステムに対するアクセス権の有無を判別し、前記判別結果、アクセス権が設定されていない場合、ストレージシステムに対するアクセス権をユーザーに設定し、記憶領域の割り当て指示をストレージシステムに送信する。そして、ストレージシステムは、管理計算機から割り当て指示をネットワークを介して受け、抽出された記憶領域をユーザーに対して割り当てる構成とする。
上記課題の少なくとも一つを解決するための他の態様は、本明細書全体で明らかにされる。
上記態様によれば、計算機システムの一部の構成を管理する各ユーザーは他のユーザーの構成変更操作に影響を受けることはない。よって、ストレージ管理者はストレージ構成管理を安全に実施できる。さらに、ユーザーが利用するストレージシステムが異なり、ストレージシステムの計画保守等による停止が他業務に影響を与えない。よって、計算機システム全体の可用性が向上する。
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。なお、以降の説明において、特権ストレージ管理者を特権管理者、一般ストレージ管理者をストレージ管理者と表記する。また、特権管理者と一般管理者を区別する必要のない場合は、管理者と表記する。
(1)実施例1の計算機システム計算機システム構成
実施例1における計算機システムの構成について説明する。図1から図5は計算機システムの構成および計算機システムに接続される装置の構成を示し、図6と図7は各装置に具備される管理情報を示す。
図1に計算機システムの構成を示す。1台以上のホスト計算機10000と、1台以上のストレージシステム20000が、ストレージネットワーク50000で互いに接続される。また、各ストレージシステム20000は、管理用ネットワーク60000を介して、管理計算機40000と管理端末70000に接続される。ここで、管理端末70000は、管理者80000が、後述する管理計算機60000に格納されたプログラムを遠隔の計算機から実行するために用いる端末である。なお、管理者80000は、管理端末70000を用いて管理計算機60000に格納されたプログラムを実行してもよいし、管理計算機を直接操作してプログラムを実行してもよい。さらに、ホスト計算機とストレージシステムの間、および、ストレージシステムとストレージシステムの間のストレージネットワーク50000は、スイッチ30000を介さず、装置間で直接接続されていてもよい。
以降の説明の都合上、実施例1では、ホスト計算機H1とH2がストレージネットワークを介してストレージシステムST2,ST3,ST4に接続されるものとする。また、ストレージネットワーク40000はFC(Fibre Channel)プロトコルを用いたネットワーク、管理用ネットワーク50000はIPプロトコルを用いたネットワークであるとする。また、本計算機システムにおける特権管理者80000の管理者名をADMS、2名の一般管理者80000をADM1,ADM2とする。
図2にホスト計算機10000の詳細な構成例を示す。ホスト計算機10000は、プロセッサ11000と、メモリ12000と、ストレージネットワーク50000に接続するための一つ以上のI/Oポート13000と、管理ネットワーク60000に接続するための管理ポート14000と、処理結果を出力するためのディスプレイ装置等の出力部15000と、キーボードやマウス等の入力部16000とを有し、これらは内部バス17000で互いに接続される。図示していないが、メモリ12000には、OS(オペレーティングシステム)と、LUへのデータアクセスを伴う処理を行うアプリケーションプログラムとがハードディスク等の記憶媒体(図示せず)からロードされ、プロセッサ11000がこれらのプログラムを実行することにより、LUのデータを読み書きするものとする。
図3にストレージシステム20000の詳細な構成例を示す。ストレージシステム20000は、ストレージシステム内の制御を行うコントローラ21000と、ストレージネットワーク50000に接続するための一つ以上のI/Oポート23000と、管理用ネットワーク60000に接続するための管理ポート24000と、ホスト計算機に割当済のLUとなる一つ以上のボリューム(論理ボリュームまたは論理記憶領域ともいう。以下VOLと略記)25000と、ホスト計算機に割り当てられていない記憶領域(論理ボリュームまたは論理記憶領域ともいう)である未割当VOLプール26000を有し、これらはコントローラ21000を介して互いに接続される。プログラムメモリ22000には、ストレージシステム内の制御を行う制御プログラム(図示せず)と、ストレージシステム内のVOL25000を管理する割当済VOLテーブル22100と、ストレージシステム内の未割当VOLプール26000を管理する未割当VOLプールテーブル22200と、ストレージシステムの構成管理可能な管理者情報を保持する管理者テーブル22300と、管理計算機40000から発行されたストレージシステムのボリューム作成と作成解除の要求を実行するボリューム作成プログラム22400とが格納されている。これらのテーブルおよびプログラムは、ストレージシステム起動時に、ハードディスク等の記憶媒体(図示せず)からロードされ、コントローラにより処理されるものである。
なお、本発明においては、I/Oポート23000の個数と、ボリューム26000の個数や容量は問わない。また、ボリューム26000は、複数台のハードディスクによるRAID構成となってもよいし、1台のハードディスクから構成されてもよい。
図4に管理計算機40000の詳細な構成を示す。管理計算機40000は、プロセッサ41000と、メモリ42000と、管理ネットワーク60000に接続するための管理ポート44000と、処理結果を出力するためのディスプレイ装置等の出力部45000と、キーボードやマウス等の入力部46000とを有し、これらは内部バス47000で互いに接続される。メモリ42000には、後述する管理者作成プログラム42100と、VOL割当プログラム42200と、VOL割当解除プログラム42300と、アクセス制御変更プログラム42400と、管理者削除プログラム42500と、構成情報収集プログラム42600と、入出力プログラム42700と、管理計算機40000が管理対象であるストレージシステム20000を特定するための装置テーブル43100と、ストレージシステムの構成管理可能な管理者情報を保持する管理者テーブル43200と、ホスト計算機に割当済のVOLを具備せず、どの一般管理者にも物理的な構成管理権限を付与していないストレージシステムを管理する、未割当ストレージシステムテーブル43300と、ホスト計算機に割当済VOLを具備し、ある一般管理者に物理的な構成管理の権限を付与済のストレージシステムを管理する、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400と、ホスト計算機に割当済のVOLを管理する、未割当VOLプールテーブル43500と、ホスト計算機に割当済のVOLを管理する、割当済VOLアクセス制御テーブル43600が格納されている。これらプログラムおよびテーブルは、プロセッサ41000がハードディスク等の記憶媒体(図示せず)からメモリ42000にロードして実行することにより実現される。また、図示していないが、メモリ42000には、OS(オペレーティングシステム)が記憶媒体からロードされ、プロセッサ11000がこれらのプログラムを実行している。
図5に、管理端末70000の詳細な構成を示す。管理端末70000は、プロセッサ71000と、メモリ72000と、管理ネットワーク60000に接続するための管理ポート74000と、処理結果を出力するためのディスプレイ装置等の出力部75000と、キーボードやマウス等の入力部76000とを有し、これらは内部バス17000で互いに接続される。メモリ72000には、管理計算機60000上のプログラムを遠隔地から実行するための入出力を制御する入出力プログラム42700を格納する。本プログラムは、プロセッサ41000がハードディスク等の記憶媒体(図示せず)からメモリ72000にロードして実行することにより実現される。また、図示していないが、メモリ72000には、OS(オペレーティングシステム)がハードディスク等の記憶媒体(図示せず)からロードされ、プロセッサ71000がこれらのプログラムを実行している。
図6A、図6B、図6Cに、ストレージシステム20000の具備するテーブルの一例を示す。
図6Aは、ストレージシステム20000内のVOL25000を管理する割当済VOLテーブル22100の一例である。割当済VOL管理テーブル22100は、ストレージシステム内でVOLの一意の識別子となるVOLIDを登録するフィールド22110と、VOLの容量を登録するフィールド22120と、当該VOLが割り当てられたホスト計算機を登録するフィールド22125より構成される。
図6Bは、ストレージシステム20000内の未割当VOLプール26000を管理する未割当VOLプールテーブル22200の一例である。未割当VOLプールテーブル22200は、未割当記憶領域の総容量を登録するフィールドのみを持つ。
図6Cは、ストレージシステム20000の構成管理可能な管理者情報を保持する管理者テーブル22300の一例である。管理者テーブル22300は、後述するプログラム(ボリューム作成プログラム)にログインする際に用いる管理者名を登録するフィールド22310と、当該管理者がログインする際の認証情報を登録するフィールド22320より構成される。
図7A、図7B、図7C、図7D、図7E、図7Fに、管理計算機40000を具備するテーブルの一例を示す。
図7Aは、管理計算機40000が管理対象であるストレージシステム20000を特定するための装置テーブル43100の一例である。装置テーブル43100は、検出対象装置を管理計算機40000内で一意に識別するための識別子である装置IDを登録するフィールド43110と、検出対象装置の種別を登録するフィールド43120と、検出対象装置のベンダ名・モデル名・シリアル番号など、一般に装置を一意に特定するための装置情報を登録するフィールド43130と、検出対象装置の管理ポートに接続するための管理ポートのIPアドレスを登録するフィールド43140から構成されている。なお、これらの情報は、特権管理者によって管理計算機40000または管理端末70000から予め登録してもよい。また、ストレージネットワークや管理用ネットワーク上のネームサービスなどを用いて自動的に作成してもよい。
図7Bは、ストレージシステム20000を構成管理可能な管理者情報を保持する管理者テーブル43200の一例である。管理者テーブル43200は、後述するプログラムにログインする際に用いる管理者名を登録するフィールド43210と、当該管理者がログインする際の認証情報を登録するフィールド43220より構成される。
図7Cは、ホスト計算機10000に割当済のVOL25000を具備せず、どの一般管理者80000にも物理的な構成管理権限を付与していないストレージシステムを管理する、未割当ストレージシステムテーブル43300の一例で、未割当のVOLの属性を保持する。未割当ストレージシステムテーブル43300は、未割当装置を登録するフィールドのみを持つ。
図7Dは、ホスト計算機10000に割当済のVOL25000を具備し、ある一般管理者80000に物理的な構成管理の権限を付与済のストレージシステム20000を管理する、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の一例である。割当済みストレージシステムアクセス制御テーブル43400は、構成管理権限を付与された管理者の管理者名を登録するフィールド43410と、当該管理者が構成管理の権限を持つストレージシステム20000(アクセス許可ストレージシステム)の装置IDを登録するフィールド43420より構成される。
図7Eは、ホスト計算機10000に割当済のVOL25000を管理する、未割当VOLプールテーブル43500の一例である。未割当VOLプールテーブル43500は、未割当VOLプール26000を持つストレージシステム20000の装置IDを登録するフィールド43510と、当該ストレージシステム20000の総未割当容量を登録するフィールド43520より構成される。
図7Fは、ホスト計算機10000に割当済のVOL25000を管理する、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一例で、VOLの属性が保持される。割当済VOLアクセス制御テーブル43600は、構成管理権限を付与された管理者の管理者名を登録するフィールド43610と、当該管理者が構成管理の権限を持つVOL25000(アクセス許可VOL)を登録するフィールド43620より構成される。前記アクセス許可VOLフィールド43620は、当該VOLを提供するストレージシステム20000の装置IDを登録するフィールド43625と、当該VOLのVOLIDを登録するフィールド43630と、当該VOLの容量を登録するフィールド43635と、当該VOLが割り当てられたホスト計算機を登録するフィールド43640より構成される。
(2)実施例1のプログラムフローチャートの詳細説明
次に実施例1における管理計算機40000が実行するプログラムのフローについて、図8から図12のフローチャートと、図14の出力画面例を用いて説明する。まず、詳細フローを図示しない、構成情報収集プログラム42600と、入出力プログラム42700について述べる。
構成情報収集プログラム452600は、管理対象のストレージシステム20000から構成情報を収集するため、管理計算機40000が定期的に実行する、または、管理者80000からの指示により管理計算機40000が実行するプログラムである。具体的には、装置テーブル43100に登録された複数のストレージシステム20000に対して、当該ストレージシステム20000のIPアドレスフィールド43140のIPアドレスを用いて構成情報取得命令を発行し、ストレージシステム20000が具備する割当済VOLテーブル22100と未割当VOLプールテーブル22200の値を取得する。管理計算機40000は、取得した割当済VOLテーブル22100の値を管理計算機40000内の割当済VOLアクセス制御テーブル43600の対応するフィールドにコピーする。一方、管理計算機40000は、未割当VOLプールテーブル22200の値を管理計算機40000内の未割当VOLプールテーブル43500の対応するフィールドにコピーする。本プログラムにより、管理計算機40000は、管理計算機40000が保持するストレージシステム20000の構成情報の値を最新のものとすることができる。
入出力プログラム42700は、後述する管理者作成プログラム42100、VOL割当プログラム42200、VOL割当解除プログラム42300、アクセス制御変更プログラム42400、管理者削除プログラム42500に対する入力要求を管理計算機40000または管理端末70000の出力部に出力し、管理者80000が当該プログラムに対する実行指示を受け取り、当該プログラムを開始させるプログラムである。本発明の実施例では、入力要求を後述する図13のように画面表示するものとして記載するが、入力要求はこれに限らず、設定ファイルの記入によるバッチ処理やコマンド入力による処理であってもよい。
次に、前記プログラム(2a)から(2e)の順に詳細フローを説明する。
(2a)管理者作成プログラム42100
管理者作成プログラム42100のフローチャートを図8に示す。管理者作成プログラム42100は、特権管理者80000が計算機システムの構成管理を実施する一般管理者を作成するために利用し、管理計算機40000により実行される。
図8のフロー実行の前に、入出力プログラム42700は、図14Dに示すようなログイン画面93000を出力して、特権管理者80000の認証情報を取得するとともに、図14Aに示すような管理者作成画面90000を出力する。特権管理者80000は、これから作成する一般管理者80000が管理計算機40000にログインするときの管理者名90010と、前記一般管理者80000のログイン時の認証情報90020を入力する。特権管理者80000が管理者作成ボタン90030を押下することにより、管理者作成プログラム42100が開始する。
まず管理計算機40000は、入出力プログラム42700から、管理者作成要求を受け取る(ステップS1000)。具体的には、ログイン画面93000から取得した、管理者作成プログラム42700の実行を指示した特権管理者の情報と、管理者作成画面90000から取得した、新たに作成する一般管理者の情報である。
作成要求を受け取った後、管理計算機40000は、当該作成要求を実行してよいかどうか、前記特権管理者情報を用いて認証判断を行う(ステップS1005)。具体的には、前記特権管理者情報が、管理者テーブル43200内の特権管理者80000の管理者名と認証情報に一致するかどうか調べる。もし一致しない場合は、管理者作成失敗を出力し(ステップS1030)、管理者作成プログラム42100を終了する。
ステップS1005で認証に成功した場合、管理計算機40000は、一般管理者を追加するため管理者テーブルを更新する(ステップS1010)。具体的には、管理者テーブルに新しいエントリを追加し、前記新たに作成する一般管理者の情報を登録する。
次に、管理計算機40000は、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400に一般管理者を追加するため当該テーブルを更新する(ステップS1015)。具体的には、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400に新しいエントリを追加し、管理者名フィールド43410に新たに作成された一般管理者の管理者名を登録し、アクセス許可ストレージシステムリストフィールド43420には、まだ管理権限を付与されたストレージシステムが無いことを示すN/A(Not Applicable)を登録する。
次に、管理計算機40000は、割当済VOLアクセス制御テーブル43600に一般管理者を追加するため当該テーブルを更新する(ステップS1020)。具体的には、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43600に新しいエントリを追加し、管理者名フィールド43610に新たに作成された一般管理者の管理者名を登録し、アクセス許可ストレージシステムリストフィールド43620には、まだ管理権限を付与されたストレージシステムが無いことを示すN/A(Not Applicable)を登録する。
最後に、管理計算機40000は、管理者作成が成功したことを示す結果を出力し(ステップS1025)、プログラムが終了する。
以上が、管理者作成プログラム42100のフローである。
(2b) VOL割当プログラム42200
VOL割当プログラム42200のフローチャートを図9Aと図9Bに示す。VOL割当プログラム42200は、一般管理者80000が、ホスト計算機に対してVOLを割り当てるために利用し、管理計算機40000により実行される。そして、本プログラム中にて、管理計算機40000は、割り当てるVOL25000に対する論理的な構成管理権限と、そのVOLを具備するストレージシステム20000に対する物理的な構成管理権限を、前記割当指示した一般管理者80000に付与する。
図9Aと図9Bのフロー実行の前に、入出力プログラム42700は、図14Dに示すようなログイン画面を出力して、割当要求一般管理者80000の認証情報を取得するとともに、図14Fに示すようなVOL割当画面95000を出力する。一般管理者80000は、割当VOL容量95020と、割当先ホスト計算機95030を入力する。一般管理者80000がボリューム割当ボタン95040を押下することにより、VOL割当プログラム42200が開始する。
なお、本実施例では一般管理者80000が指示するパラメータはVOL容量と割当先ホスト計算機であるが、ストレージシステムが提供する構成情報に応じて、作成するボリュームのRAIDレベルやI/Oポートの帯域など、VOLの性能に関係するパラメータを指定できるようにしてもよいし、割当VOLを作成するストレージシステムを選択できるようにしてもよい。
まず、管理計算機40000のプロセッサ41000は、入出力プログラム42700から、VOL割当要求を受け取る(ステップS1200)。具体的には、VOL割当要求は、ログイン画面93000から取得した、VOL割当プログラム42200の実行を指示した一般管理者の情報と、VOL割当画面95000から取得した、新たに作成する一般管理者の情報と、である。
VOL割当要求を受け取った後、プロセッサ41000は、当該VOL作成要求を実行してよいかどうか、前記一般管理者情報を用いて認証判断を行う(ステップS1205)。具体的には、前記一般管理者情報が、管理者テーブル43200内の一般管理者80000の管理者名と認証情報に一致するかどうか調べる。もし一致しない場合は、VOL割当失敗を出力し(ステップS1210)、VOL割当プログラム42200を終了する。
ステップS1205において認証に成功した場合、プロセッサ41000は、前記一般管理者に構成管理権限が付与されている(「アクセス可能な」と呼ぶ)のストレージシステム一覧を取得する(ステップS1215)。具体的には、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400のエントリから、前記一般管理者の管理者名と一致するエントリを検索し、一致するエントリのアクセス許可ストレージシステムフィールド43420を、アクセス制御対象のストレージシステムとすればよい。
次に、プロセッサ41000は、ステップS1215で取得されたアクセス可能なストレージシステム20000において、VOL作成候補を抽出する(ステップS1220)。具体的には、ステップS1215で取得されたアクセス可能なストレージシステム20000の装置ID全てについて、未割当VOLプールテーブル43500と一致するエントリを検索し、一致するエントリの総未割当容量フィールド43520の値が、割当VOL容量95020の値以上か否かを調べ、割当VOL容量95020の値以上であれば、割当可能と判断して、VOL作成候補として抽出する。なお、本候補は、複数のストレージシステムであってもよい。
次に、プロセッサ41000は、未割当ストレージシステムからVOL作成候補を抽出する(ステップS1225)。具体的には、未割当ストレージシステムテーブル43300に記載される全てのストレージシステム20000に対して、装置IDから未割当VOLプールテーブル43500と一致するエントリを検索し、一致するエントリの総未割当容量フィールド43520の値が、割当VOL容量95020の値以上か否かを調べ、割当VOL容量95020の値以上であれば、割当可能と判断して、VOL作成候補として抽出する。なお、本候補は、複数のストレージシステムであってもよい。
次に、プロセッサ41000は、前記ステップS1220とS1225によってVOL作成候補が抽出できたかどうか判断する(ステップS1230)。もし作成候補のストレージシステムが1台も存在しない場合は、VOL割当失敗を出力し(ステップS1235)、VOL割当プログラム42200を終了する。
ステップS1230においてVOL作成候補のストレージシステムが存在する場合は、VOL作成先ストレージシステム20000を決定する(ステップS1240)。ここでストレージシステムの決定は、VOL割当プログラム42200が、アクセス可能なストレージシステム20000を優先して任意に選択してもよいし、アクセス可能なストレージシステムと未割当ストレージシステムを含む全候補から任意に選択してもよいし、入出力プログラム42700を用いて一般管理者80000にストレージシステム20000を選択させてもよい。
ステップS1240においてVOL作成先ストレージシステム20000が決定した後、プロセッサ41000は、当該VOL作成先ストレージシステム20000にVOL作成を指示する(ステップS1245)。具体的には、プロセッサ41000は、VOL割当プログラム42200の実行を指示した一般管理者情報と、割当VOL容量95020と割当先ホスト計算機95030をパラメータとして、VOL作成先ストレージシステム20000に対して、VOL作成命令を管理ネットワーク60000を介して発行する。受け取ったVOL作成先ストレージシステム20000は、VOL作成プログラム22400を実行することにより、VOL25000を作成し、割当済みVOLテーブル22100を更新し、未割当VOLプールテーブル22200を更新し、管理計算機40000に対して、VOL作成成功を示す、作成したVOLの割当済VOLテーブル22100のエントリを返す。プロセッサ41000は、作成したVOLの割当済VOLテーブル22100のエントリ情報を受け取り、本ステップS1245が終了する。
なお、本ステップS1245において、未割当ストレージシステムからVOL作成をする場合は、VOL作成命令を発行する前に、特権管理者80000の管理者情報を用いて、当該ストレージシステム内の管理者テーブル22300に、VOL割当プログラム42200の実行を指示した一般管理者のエントリを追加する命令を発行し、管理者エントリが追加できた後、VOL割当プログラム42200の実行を指示した一般管理者情報を用いて、VOL作成命令を発行してもよい。あるいは、VOL作成命令と一般管理者のエントリを追加する命令とをあわせて管理計算機40000が未割当ストレージシステムに発行してもよい。
前記ステップS1245でストレージシステムにVOL作成が終了すると、プロセッサ41000は、未割当VOLプールテーブル43500を更新する(ステップS1250)。具体的には、未割当VOLプールテーブル43500のVOL作成先ストレージシステム20000のエントリを検索し、総未割当容量フィールド43520の値を、割当VOL容量95020を減算して更新する。
次に、プロセッサ41000は、新たに割り当てたVOLに対する論理的な構成管理の権限を、割当要求した一般管理者に付与するため、割当済VOLアクセス制御テーブル43600を更新する(ステップS1255)。具体的には、プロセッサ41000は、ステップS1200で取得した一般管理者の認証情報から、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の当該一般管理者のエントリを検索し、そのアクセス許可VOLリストフィールド43600に、VOL作成先ストレージシステムの装置IDと、前記ステップS1245で取得した、作成したVOLの割当済VOLテーブル22100のエントリ情報を登録する。
次に、プロセッサ41000は、VOL作成先のストレージシステム20000が、未割当装置であったかどうか判断する(ステップS1260)。具体的には、プロセッサ41000は、VOL作成先のストレージシステム20000の装置IDが、未割当ストレージシステムテーブル43300に存在するかどうか調べる。存在する場合は、未割当ストレージシステムであったと判断され、ステップS1265にジャンプする。存在しない場合は、アクセス可能なストレージシステムであったと判断され、ステップS1270にジャンプする。
ステップS1260で未割当ストレージシステムであったと判断されたとき、プロセッサ41000は、未割当ストレージシステムに対する物理的な構成管理の権限を、割当要求した一般管理者に付与するため、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400と、未割当ストレージシステムテーブル43300を更新する(ステップS1265)。具体的には、プロセッサ41000は、未割当ストレージシステムテーブル43300から、VOL作成先のストレージシステムのエントリを削除する。また、ステップS1200で取得した一般管理者の認証情報から、プロセッサ41000は、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の当該一般管理者のエントリを検索し、そのアクセス許可ストレージシステムリストフィールド43420に、VOL作成先ストレージシステムの装置IDを追加する。
最後に、管理計算機40000のプロセッサ41000は、出力部45000にVOL割当の成功の結果を出力し(ステップS1270)、プログラムを終了する。
出力結果の一例としては、図14Eに示すような、リソース一覧表示画面94010がある。例えば、VOL一覧表示エリア94010は、一般管理者80000に論理的な構成管理の権限が付与されたVOLの一覧を表示する。このVOL一覧表示エリア94010は、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一般管理者80000のエントリの情報を出力すればよい。割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一般管理者80000のエントリの情報を出力して、論理的な構成管理の選択対象にすることにより、他の一般管理者と同じVOLに対する論理的な構成管理の操作が競合せず、論理的な構成管理を提供することができる。
また、ストレージシステム一覧表示エリア94050は、一般管理者80000に物理的な構成管理の権限が付与されたストレージシステム20000の一覧を表示する。このストレージシステム一覧表示エリア94050は、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の一般管理者80000のエントリの情報を出力すればよい。割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の一般管理者80000のエントリの情報を出力して、論理的な構成管理の選択対象にすることにより、他の一般管理者と同じストレージシステムに対する物理的な構成管理の操作が競合せず、物理的な構成管理を行うことができる。
さらに、出力結果のもう一つの例として、管理計算機が、ホスト計算機に対してVOL割当が成功したことを通知してもよい。この通知を受けてホスト計算機がOSのVOLの再認識コマンドを発行することで、管理者のホスト計算機へのVOL増設手順を簡素化することができる。
以上がVOL割当プログラム42200のフローチャートである。
(2c) VOL割当解除プログラム42300
VOL割当解除プログラム42300のフローチャートを図10に示す。VOL割当解除プログラム42300は、一般管理者80000が、ホスト計算機に対して割当済のVOL25000を割当解除して未割当VOLプール26000に戻すために利用し、管理計算機40000により実行される。そして、本プログラム中にて、管理計算機40000は、前記割当解除を指示した一般管理者80000に付与していた、割当解除するVOL25000に対する論理的な構成管理権限を削除し、また、必要に応じて、そのVOLを具備するストレージ装置20000に対する物理的な構成管理権限も削除する。
図10のフロー実行の前に、入出力プログラム42700は、図14Dに示すようなログイン画面を出力して、割当解除を要求する一般管理者80000の認証情報を取得するとともに、図14Eに示すリソース一覧表示画面94000から、割当解除対象のVOL25000を選択してもらう。例えば、VOL一覧表示フィールド94010の各VOLに対応するチェックボックス94020を準備し、当該チェックボックス94020にチェックをした上で、VOL割当解除ボタン94040を押下することにより、チェックボックス94020にチェックをされたVOL25000を割当解除対象のVOLとして、VOL割当解除プログラム42300を開始することができる。
まず、管理計算機40000は、入出力プログラム42700から、VOL割当解除要求を受け取る(ステップS1300)。具体的には、ログイン画面93000から取得した、VOL割当解除プログラム42300の実行を指示した一般管理者の情報と、リソース一覧表示画面94000から取得した、割当解除対象のVOL25000の情報である。
VOL割当解除要求を受け取った後、管理計算機40000は、当該VOL作成解除要求を実行してよいかどうか、前記一般管理者情報を用いて認証判断を行う(ステップS1305)。具体的には、前記一般管理者情報が、管理者テーブル43200内の一般管理者80000の管理者名と認証情報に一致するかどうか調べる。もし一致しない場合は、プロセッサ41000は、出力部45000にVOL割当解除失敗を出力し(ステップS1330)、VOL割当解除プログラム42300を終了する。
次に、プロセッサ41000は、割当解除対象のVOL25000を具備するストレージシステム20000に対して、割当解除対象のVOL25000を未割当VOLプール26000に戻すよう、VOL削除を指示する(ステップS1310)。具体的には、ステップS1300で取得した、割当解除対象のVOLの情報、つまり、割当解除対象のVOLのVOLIDと当該VOLを具備するストレージシステムの情報をもとに、割当解除対象のVOLを具備するストレージシステム20000に対して、プロセッサ41000は、管理ポート44000を介して、VOL割当解除プログラム42300の実行を指示した一般管理者情報と、割当解除対象VOLのVOL IDをパラメータとする、VOL削除命令を発行する。受け取ったストレージシステム20000は、VOL作成プログラム22400を実行することにより、割当済VOLテーブル22100から割当解除対象のVOLのエントリを削除し、未割当VOLプールテーブル22200の総未割当容量に割当解除対象のVOLの容量を加算して更新し、管理計算機40000に対して、VOL削除成功のメッセージを返す。管理計算機40000のプロセッサ41000は、前記メッセージを受け取り、本ステップS1310が終了する。
次に、プロセッサ41000は、割当解除VOLがストレージシステム20000内で削除されたことを受けて、割当済VOLアクセス制御テーブル43600と、未割当VOLプールテーブル43500を更新する(ステップS1315)。具体的には、プロセッサ41000は、ステップS1300で取得した一般管理者の認証情報から、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の当該一般管理者のエントリを検索し、そのアクセス許可VOLリストフィールド43600から、割当解除VOLのエントリを削除する。また、プロセッサ41000は、未割当VOLプールテーブル43500の割当解除VOLを具備するストレージシステム20000のエントリを検索し、総未割当容量フィールド43520の値を、割当解除対象のVOLの容量を加算して更新する。
次に、プロセッサ41000は、前記ステップS1310でVOL削除を要求したストレージシステム20000に、他に割当済VOL25000があるかどうか判断する(ステップS1320)。具体的には、プロセッサ41000は、割当済VOLテーブル22100に、当該ストレージシステム20000の装置IDを持つエントリが存在するかどうか調べればよい。割当済VOLがある場合は、ステップS1335にジャンプする。割当済VOLが無い場合は、ステップS1325にジャンプする。
ステップS1320において、ストレージシステム20000に割当済VOLが無いと判断された場合、プロセッサ41000は、当該ストレージシステム20000を、未割当ストレージシステムに変更する(ステップS1325)。具体的には、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の当該一般管理者のエントリを検索し、そのアクセス許可ストレージシステムリストフィールド43420から、ストレージシステムのエントリを削除する。また、未割当ストレージシステムテーブル43300に、ストレージシステムのエントリを追加する。さらに、特権管理者80000の管理者情報を用いて、当該ストレージシステムが保持する管理者テーブル22300から、VOL割当解除プログラム42200の実行を指示した一般管理者のエントリを削除する命令を発行し、エントリを削除する。
最後に、プロセッサ41000は、出力部45000にVOL割当解除の成功の結果を出力し(ステップS1335)、プログラムを終了する。
出力結果の一例としては、図14Eに示すような、リソース一覧表示画面94010において、VOL一覧表示エリア94010から、割当解除を指示されたVOLのエントリが削除されていればよい。また、もし割当解除を指示されたVOLを具備するストレージシステムに割当済VOLが存在しない場合は、ストレージシステム一覧表示エリア94050から、当該ストレージシステムのエントリを削除すればよい。なお、これらの表示は、ステップS1310により更新された割当済VOLアクセス制御テーブル43600の情報と、ステップS1320により更新された、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の情報を出力すればよい。
以上がVOL割当プログラム42200のフローチャートである。
なお、図10のフロー実行の前に、リソース一覧表示画面94000から、割当解除対象のVOL25000が複数個選択された場合も、全ての選択されたVOLに対して、順にVOL割当プログラム42200すればよい。
(2d) アクセス権変更プログラム42400
アクセス権変更プログラム42400のフローチャートを図11に示す。アクセス権変更プログラム42400は、特権管理者80000が、ある一般管理者が持つ構成管理の権限を、他の一般管理者に変更するために利用し、管理計算機40000により実行される。そして、本プログラム中にて、管理計算機40000のプロセッサ41000は、指示された変更前の一般管理者80000に付与していた、全てのVOL、全ての装置に対する権限を削除した上で、同じVOL、同じ装置に対する権限を変更後の一般管理者80000に付与する。
図11のフロー実行の前に、入出力プログラム42700は、図14Dに示すようなログイン画面93000を出力して、特権管理者80000の認証情報を取得するとともに、図14Cに示すアクセス権変更画面92000を出力し、変更前管理者名92010と、変更後管理者名92020を入力してもらう。前記変更前管理者名92010と、前記変更後管理者名92020を入力した上で、特権管理者80000が変更ボタン92030を押下することにより、アクセス権プログラム42400を開始することができる。
まず、管理計算機40000のプロセッサ41000は、入出力プログラム42700から、アクセス権変更要求を受け取る(ステップS1400)。具体的には、プロセッサ41000が、受け取るアクセス権変更要求は、ログイン画面93000から取得した、アクセス権変更プログラム42400の実行を指示した特権管理者の情報と、アクセス権変更画面92000から取得した、変更前管理者名92010と、変更後管理者名92020の情報を含む。
アクセス権変更要求を受け取った後、プロセッサ41000は、当該アクセス権変更要求を実行してよいかどうか、前記特権管理者情報を用いて認証判断を行う(ステップS1405)。具体的には、プロセッサ41000は、前記特権管理者情報が、管理者テーブル43200内の一般管理者80000の管理者名と認証情報に一致するかどうか調べる。もし一致しない場合は、プロセッサ41000は、アクセス権変更失敗を出力し(ステップS1425)、アクセス権変更プログラム42400を終了する。
次に、プロセッサ41000は、ストレージシステム20000に対する物理的な構成管理権限を変更するため、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400を更新する(ステップS1410)。具体的には、プロセッサ41000は、ステップS1400で取得した変更前の一般管理者名から、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の当該一般管理者のエントリを検索し、そのエントリの管理者名を変更後の一般管理者名に変更すればよい。さらに、特権管理者80000の管理者情報を用いて、ストレージシステムが保持する管理者テーブル22300の一般管理者エントリも変更する。
次に、プロセッサ41000は、割当済VOL25000に対する論理的な構成管理権限を変更するため、割当済VOLアクセス制御テーブル43600を更新する(ステップS1415)。具体的には、プロセッサ41000は、ステップS1400で取得した変更前の一般管理者名から、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の当該一般管理者のエントリを検索し、そのエントリの管理者名を変更後の一般管理者名に変更すればよい。
最後に、プロセッサ41000は、アクセス権変更結果を出力し(ステップS1420)、アクセス権変更プログラム42400を終了する。
以上が、アクセス権変更プログラム42400のフローチャートである。
(2e) 一般管理者を削除するために実行される管理者削除プログラム42500
管理者削除プログラム42500のフローチャートを図12に示す。管理者削除プログラム42500は、特権管理者80000が、ある一般管理者を削除するために利用し、管理計算機40000により実行される。そして、本プログラム中にて、管理計算機40000は、指示された削除対象の一般管理者80000に付与していた、全てのVOL、全ての装置に対する権限を削除または変更する。
図12のフロー実行の前に、入出力プログラム42700は、図14Dに示すようなログイン画面93000を出力して、特権管理者80000の認証情報を取得するとともに、図14Bに示す管理者削除画面91000を出力し、削除する管理者名91010と、管理者を削除したときのアクセス権の取り扱い方法91020を入力してもらう。ここで、削除したときのアクセス権の取り扱い方法91020とは、管理者の削除により、全ての構成管理権限を他の一般管理者に変更する方法と、割当済VOLを全て割当解除する方法の二つである。前者の場合は、変更後の一般管理者名91030を入力してもらう。特権管理者80000が二つの方法を選択して、管理者削除ボタン91040を押下することにより、管理者削除プログラム42500を開始することができる。
まず、管理計算機40000のプロセッサ41000は、入出力プログラム42700から、管理者削除要求を受け取る(ステップS1100)。具体的には、プロセッサ41000が受け取る管理者削除要求は、ログイン画面93000から取得した、管理者削除プログラム42500の実行を指示した特権管理者の情報と、管理者削除画面91000から取得した、削除する管理者名91010と、管理者削除後のアクセス権の取り扱い方法91020の情報を含む。
管理者削除要求を受け取った後、プロセッサ41000は、当該管理者削除要求を実行してよいかどうか、前記特権管理者情報を用いて認証判断を行う(ステップS1105)。具体的には、プロセッサ41000は、前記特権管理者情報が、管理者テーブル43200内の一般管理者80000の管理者名と認証情報に一致するかどうか調べる。もし一致しない場合は、プロセッサ41000は、管理者削除失敗を出力し(ステップS1135)、管理者削除プログラム42500を終了する。
ステップS1105で認証に成功した場合、プロセッサ41000は、アクセス権の取り扱い方法について判断する(ステップS1110)。具体的には、プロセッサ41000は、ステップS1105で取得した、管理者削除後のアクセス権の取り扱い方法91020を用いて判断すればよい。もし、アクセス権を他の管理者に変更する場合は、ステップS1130にジャンプする。もし割当済VOLを全て割当解除する場合は、ステップS1115にジャンプする。
ステップS1110でアクセス権を他の管理者に変更する場合は、プロセッサ41000は、削除する管理者名91010と、管理者削除後のアクセス権の取り扱い方法91020に存在する変更後の管理者名の情報を用いて、アクセス権変更プログラム42400を実行する(ステップS1130)。アクセス権変更プログラム42400の詳細説明は先に述べたため省略する。その後、ステップS1120にジャンプする。
ステップS1115で割当済VOLを全て割当解除する場合は、プロセッサ41000は、削除対象の一般管理者がアクセス権を持つ全ての割当済VOLに対して、VOL割当解除プログラム42300を実行する(ステップS1115)。VOL割当解除プログラム42300の詳細説明は先に述べたため省略する。その後、ステップS1120にジャンプする。
その後、プロセッサ41000は、削除対象の一般管理者を削除する(ステップS1120)。具体的には、ステップS1100で取得した削除する管理者名91010を用いて、管理者テーブル43200から削除対象の一般管理者のエントリを削除すればよい。
最後に、プロセッサ4100040000は、管理者削除結果を出力し(ステップS1125)、管理者削除プログラム42500を終了する。
以上が管理者削除プログラム42500のフローチャートである。
(3)実施例1の具体的なボリューム割当実行過程の説明
次に、実施例1で説明したプログラムを実行することによる、具体的なボリューム割当の実行過程を図13A,図13B、図13C、図13D、図13Eを用いて順に説明する。実行過程は以下のとおりとする。
(3a) 一般管理者ADM1,ADM2の作成し、(3b) 一般管理者ADM1がホスト計算機H1に100GBのVOLを割当て、(3c) 一般管理者ADM2がホスト計算機H2に400GBのVOLを割当て、(3d) 一般管理者ADM2がホスト計算機H2に200GBのVOLを割当て、(3e) 一般管理者ADM2がホスト計算機H2に割当済の400GBのVOLを割当解除する。
以下、(3a)ないし(3e)についてそれぞれ詳細に説明する。
(3a) 一般管理者ADM1,ADM2の作成
図13Aは、管理計算機40000のメモリ42000に格納される未割当ストレージ装置テーブル43300、割当済ストレージ装置アクセス制御テーブル43400、未割当VOLプールテーブル43500、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一例で、管理者作成プログラム42100が実行された結果である。
特権管理者80000が管理者作成画面90000に対する入力により管理計算機40000が、管理者作成プログラム42100を実行し、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400と、割当済VOLアクセス制御テーブル43600に、一般管理者ADM1とADM2のエントリが新規作成する。その結果が図13Aである。
(3b) 一般管理者ADM1がホスト計算機H1に100GBのVOLを割当
図13Bは、管理計算機40000のメモリ42000に格納される未割当ストレージ装置テーブル43300、割当済ストレージ装置アクセス制御テーブル43400、未割当VOLプールテーブル43500、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一例であって、VOL割当プログラム42200が実行された結果である。
具体的には、まず、図13Aの状態で、一般管理者ADM1がVOL割当画面95000に対する入力により、ホスト計算機H1に対して100GBのVOL割当が入力され、管理計算機40000は、VOL割当プログラム42200が実行する。
ステップS1215で、管理計算機40000は、まだ割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400のADM1のエントリにはアクセス可能なストレージシステムが存在しないことを判別する。
ステップS1225により、管理計算機40000は、未割当ストレージシステムテーブル43300のエントリである、ストレージシステムST2,ST3,ST4をVOL作成候補として抽出する。
さらに、ステップS1240で、ストレージシステムST2が選択された場合を説明する。
ステップS1245で、管理計算機40000は、ストレージシステムST2に対してVOL作成要求を発行する。
ステップS1250で、管理計算機40000は、未割当VOLテーブル43500のストレージシステムST2の総未割当容量を100GB減ずる。ステップS1255で、管理計算機40000は、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一般管理者ADM1のエントリに、ST2のVOL v1を登録する。ステップS1265において、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の一般管理者ADM1のエントリにストレージシステムST2を追加し、未割当ストレージシステムテーブル43300からST2のエントリを削除する。
その結果が図13Bである。
(3c) 一般管理者ADM2がホスト計算機H2に400GBのVOLを割当。
図13Cは、管理計算機40000のメモリ42000に格納される未割当ストレージ装置テーブル43300、割当済ストレージ装置アクセス制御テーブル43400、未割当VOLプールテーブル43500、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一例であって、図13Bの割当状況からVOL割当プログラム42200が実行された結果である。
図13Bの状態で、一般管理者ADM2がVOL割当画面95000に対する入力により、ホスト計算機H2に対して400GBのVOL割当を入力され、管理計算機40000は、VOL割当プログラム42200を実行する。
具体的には、まず、管理計算機40000は、ステップS1215で、まだ割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400のADM2のエントリにはアクセス可能なストレージシステムが存在しないことを判別する。管理計算機40000は、ステップS1225により、未割当ストレージシステムテーブル43300のエントリである、ストレージシステムST3,ST4をVOL作成候補として抽出する。ここで、ストレージシステムST2は、前記(3b)において既に一般管理者ADM1に管理権限が付与されており、未割当ストレージシステムテーブル43300にエントリが存在しないため、作成候補とはならない。
ここで、ステップS1240で、ストレージシステムST3が選択されたとする。管理計算機40000は、ステップS1245でストレージシステムST3に対してVOL作成要求を発行する。次に、管理計算機40000は、ステップS1250で未割当VOLテーブル43500のストレージシステムST3の総未割当容量を400GB減ずる。そして、管理計算機40000は、ステップS1255で割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一般管理者ADM2のエントリに、ST3のVOL v2を登録する。
最後に、ステップS1265において、管理計算機40000は、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の一般管理者ADM2のエントリにストレージシステムST3を追加し、未割当ストレージシステムテーブル43300からST3のエントリを削除する。
その結果が図13Cである。
(3d) 一般管理者ADM2がホスト計算機H2に200GBのVOLを割当。
図13Dは、管理計算機40000のメモリ42000に格納される未割当ストレージ装置テーブル43300、割当済ストレージ装置アクセス制御テーブル43400、未割当VOLプールテーブル43500、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一例であって、図13Cに示す割当状況からVOL割当プログラム42200が実行された結果である。
図13Cの状態で、一般管理者ADM2がVOL割当画面95000に対する入力により、ホスト計算機H2に対して200GBのVOL割当が入力され、管理計算機40000は、VOL割当プログラム42200を実行する。
ステップS1215で、取得されるアクセス可能なストレージ装置一覧には、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400のADM2のエントリにはストレージシステムST3が存在する。
しかし、ステップS1220において、管理計算機40000は、未割当VOLテーブル43500のストレージシステムST3のエントリには、未割当容量が100GBであり、ST3から200GBのVOLを割り当てることができないと判断し、VOL作成候補が抽出されない。
そして、管理計算機40000は、ステップS1225で、未割当ストレージシステムテーブル43300のエントリである、ストレージシステムST4をVOL作成候補として抽出する。
次に、ステップS1240で、ストレージシステムST4が選択される。その場合、管理計算機40000は、ステップS1245でストレージシステムST4に対してVOL作成要求を発行する。次に、管理計算機40000は、ステップS1250で未割当VOLテーブル43500のストレージシステムST4の総未割当容量を200GB減ずる。そして、管理計算機40000は、ステップS1255で割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一般管理者ADM2のエントリに、ST4のVOL v3を登録する。最後に、管理計算機40000は、ステップS1265において、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の一般管理者ADM2のエントリにストレージシステムST4を追加し、未割当ストレージシステムテーブル43300からST4のエントリを削除する。
その結果が図13Dである。
(3e) 一般管理者ADM2がホスト計算機H2に割り当てた400GBのVOLを割当解除。
図13Eは、管理計算機40000のメモリ42000に格納される未割当ストレージ装置テーブル43300、割当済ストレージ装置アクセス制御テーブル43400、未割当VOLプールテーブル43500、割当済VOLアクセス制御テーブル43600の一例であって、図13Dに示す割当状況からVOL割当解除プログラム42300が実行された結果である。
図13Dの状態で、一般管理者ADM2がリソース一覧表示画面94000に対する入力により、ホスト計算機H2に割当済の400GBのVOLの割当解除が入力され、管理計算機40000は、VOL割当解除プログラム42300を実行する。
ステップS1310で、管理計算機40000は、ストレージシステムST2に対して、VOL v2の削除命令を指示する。次に、ステップS1315において、管理計算機40000は、未割当VOLテーブル43500のストレージシステムST2のエントリに、VOL v2の容量400GBを加算する。また、管理計算機40000は、割当済VOLアクセス制御テーブル43600のADM2のエントリから、VOL v3のエントリを削除する。そして、ステップS1320により、管理計算機40000は、ストレージシステムST2には、他に割当済VOLが存在しないと判断する。
最後に、管理計算機40000は、ステップS1325により、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル43400の一般管理者ADM2のエントリからストレージシステムST2のエントリを削除し、さらに、未割当ストレージシステムテーブル43300にストレージシステムST2のエントリを追加する。
その結果が図13Eである。
以上の具体的なボリューム割当の実行過程が示すとおり、本発明によれば、各一般ストレージ管理者は他の一般ストレージ管理者の構成変更操作に影響を受けることはない。よって、ストレージ管理者はストレージ構成管理を安全に実施できる。さらに、各一般ストレージ管理者が利用するストレージシステムが異なり、ストレージシステムの計画保守等による停止が他業務に影響を与えない。よって、計算機システム全体の可用性が向上する。
実施例1では、複数のストレージシステムを用いた計算機システムにおいて、ボリューム割当と割当解除を契機にストレージシステムの物理的な構成管理権限を変更し、複数のストレージ管理者が計算機システムを管理する管理体制でストレージ構成管理を制御できる。
さらに、実施例2では、VOL仮想化環境を考慮したシステムでの構成管理について説明する。実施例2について説明する前に、VOL仮想化機能について説明する。VOL仮想化環境は、近年、VOL割当の管理者負担を軽減する技術で、たとえば、英国特許出願公開第2351375号明細書に開示される技術(特許文献3)である。特許文献3によれば、ストレージサーバと呼ばれる装置が以下の三つの機能を有することが開示されている。1)ストレージサーバが各ストレージシステムのVOLを検出し、ストレージサーバ自身の未割当VOLプールとして管理する機能。2)未割当VOLプール内の一つ以上のVOLをもとに、ストレージサーバ上に仮想的なVOL(以降、仮想VOLと呼ぶ)を生成し、ホスト計算機に仮想VOLを割当可能とする機能。3)ホスト計算機からの仮想VOLへのデータアクセスを、逐次仮想VOLを構成する実際のVOLのアドレスに変換して、データアクセスを中継することにより、ホスト計算機からのデータアクセスに応答する機能。このようなVOL仮想化機能を具備する装置を用いることで、ホスト計算機利用者や一般ストレージ管理者は、VOL仮想化機能を具備する装置のみを意識してVOL割当を実施すればよく、VOL割当に対する管理者負担が軽減される。
(1)実施例2の計算機システム構成
実施例2における計算機システムの構成について説明する。図15から図17は計算機システムの構成および計算機システムに接続される装置の構成を示し、図18と図19は各装置に具備される管理情報を示す。
図15に実施例2における計算機システムの構成を示す。ここでは、実施例1との違いのみ説明する。実施例2では、VOL仮想化機能を有するストレージシステム20001(装置ID ST1)が存在し、ホスト計算機H1,H2へのVOL割当は、ストレージシステムST1の仮想VOL割当として実施する。また、管理計算機40001はVOL割当プログラム42201を具備する。それ以外の構成は、実施例1に同じである。
図16に実施例2におけるVOL仮想化機能を有するストレージシステム20001の詳細な構成を示す。VOL仮想化機能を有するストレージシステム20001の構成がストレージシステム20000の構成が異なる点は、仮想VOL27000を持つこと、メモリ22000に格納される割当済VOLテーブル22101の形式が異なること、未割当VOLプールテーブル22201の形式が異なること、VOL仮想化プログラム22500を具備することである。
図17に実施例2における管理計算機40001の詳細な構成を示す。管理計算機40001の構成と実施例1の管理計算機40000の構成とが異なる点は、VOL割当プログラム42201が異なること、未割当VOLプールテーブル43501の形式が異なること、割当済VOLアクセス制御テーブル43601の形式が異なることである。
図18Aと図18Bに、実施例2におけるVOL仮想化機能を有するストレージシステム20001が具備するテーブルの一例を示す。
図18Aは、VOL仮想化機能を有するストレージシステム20001内の仮想VOL27000を管理する割当済VOLテーブル22101の一例である。割当済VOL管理テーブル22101は、実施例1の割当済VOL管理テーブル22100のVOL IDフィールド22110と、容量フィールド22120と、割当先フィールド22125に加えて、仮想VOLを構成するVOLの情報である、実ストレージ情報フィールド22130を持つ。
図18Bは、VOL仮想化機能を有するストレージシステム20001内の未割当VOLプール26000を管理する未割当VOLプールテーブル22201の一例である。未割当VOLプールテーブル22201は、実施例1の未割当VOLプールテーブル22200の総未割当容量フィールド22210に加え、総未割当容量の内訳を示すフィールド22220を持つ。総未割当容量の内訳を示すフィールド22220は、VOL仮想化機能を有するストレージシステム20001に記憶領域を提供しているストレージシステム20000を示す実ストレージフィールド22225と、当該ストレージシステム20000が提供した記憶領域の容量を示す容量フィールド22230とを持つ。
図19Aと図19Bに、実施例2における管理計算機40001が具備するテーブルの一例を示す。
図19Aは、管理計算機40001が未割当のVOLプール26000を管理する、未割当VOLプールテーブル43501の一例である。未割当VOLプールテーブル43501は、実施例1の未割当VOLプールテーブル43500の装置IDフィールド43510と総未割当容量フィールド43520に加え、総未割当容量の内訳を示すフィールド43530を持つ。総未割当容量の内訳を示すフィールド43530は、各装置IDのストレージシステムにホスト計算機が利用するデータを格納する記憶領域を提供しているストレージシステム20000を示す実ストレージフィールド43535と、当該ストレージシステム20000が提供した記憶領域の容量を示す容量フィールド43540とを持つ。VOL仮想化機能を有するストレージシステム20001の場合は、未割当VOLプールテーブル22201の各フィールドに相当する。それ以外のストレージシステム20000の場合は、内訳フィールド43530は全て当該ストレージシステム「内部」で構成されているものとする。
図19Bは、ホスト計算機10000に割当済の仮想VOL27000を管理する、割当済VOLアクセス制御テーブル43601の一例である。割当済VOLアクセス制御テーブル43601は、実施例1の割当済VOLアクセス制御テーブル43600の管理者名フィールド43610と、アクセス許可VOLリストフィールド43620とを持つ。アクセス許可VOLリストフィールド中に、仮想VOLを構成するVOLの情報である、実ストレージ情報フィールド43645が新たに追加される。仮想VOLは、ホスト計算機10000がマウント可能あるいは認識可能な記憶領域であって、実際にホスト計算機が利用するデータは、実ストレージ情報フィールドに示されるストレージシステムが有する実記憶領域に格納される。したがって、仮想VOLは、ホスト計算機10000に提供される仮想的な記憶領域である。また、一つの仮想VOLに対応する実記憶領域は、一つまたは複数の実記憶領域であってもよく、複数のストレージシステムがそれぞれ有する実記憶領域であってもよい。(2)実施例2のプログラムフローチャートの詳細説明
実施例1で述べたプログラムのうち、VOL割当プログラム42200以外のプログラムは実施例2でも利用されるが、説明を省略する。
VOL割当プログラム42201のフローチャートを図20Aと図20Bに示す。VOL割当プログラム42200は、一般管理者80000が、ホスト計算機に対して仮想VOL27000を割り当てるために利用し、管理計算機40000により実行される。そして、本プログラム中にて、管理計算機40000は、割り当てる仮想VOL27000に対する論理的な構成管理権限と、その仮想VOLを構成するVOLを具備するストレージシステム20000に対する物理的な構成管理権限を、前記割当指示した一般管理者80000に付与する。
図20Aと図20Bのフロー実行の前の入出力プログラム42700の画面表示は、実施例1のVOL割当プログラム42200と同じであり、説明を省略する。
さらに、VOL割当要求を受け取るステップS1200と、認証ステップS1205と、VOL割当要求失敗出力ステップS1210と、アクセス制御対象ストレージシステム一覧取得ステップS1215は、実施例1のVOL割当プログラム42200の当該ステップと同じのため、説明を省略する。
VOL作成候補を抽出するステップは実施例1と異なるため、以下に説明する。
管理計算機40000のプロセッサ41000は、ステップS1205において認証成功した場合、まず、ストレージシステムST1の未割当VOLプールから、仮想VOLが作成可能かどうか判断する(ステップS1221)。具体的には、プロセッサ41000は、未割当VOLプールテーブル43501のストレージシステムST1のエントリを抽出し、割当要求した一般管理者がアクセス可能なストレージシステムを実ストレージとする未割当容量が、割当VOL容量95020の値以上か否かを調べ、割当VOL容量95020の値以上であれば、割当可能と判断して、VOL作成候補として抽出する。なお、実施例1と違い、実施例2では、実ストレージとして複数のストレージシステム20000を選択し、それらを組み合わせて一つの仮想VOLを作成することができる。
次に、プロセッサ41000は、割当要求した一般管理者がアクセス可能なストレージシステムから、ストレージシステムST1の未割当VOLプールに容量追加し、仮想VOL作成可能な候補を抽出する(ステップS1222)。具体的には、プロセッサ41000は、未割当VOLプールテーブル43501から割当要求した一般管理者がアクセス可能なストレージシステムを抽出し、当該ストレージシステムの総未割当容量の総和が、割当VOL容量95020の値以上であれば、割当可能と判断して、VOL作成候補として抽出する。なお、実施例1と違い、実施例2では、複数のストレージシステム20000を選択し、それらを組み合わせて仮想VOL作成候補としてもよい。
次に、プロセッサ41000は、未割当ストレージシステムを用いて、ストレージシステムST1の仮想VOLを作成可能な候補抽出する(ステップS1223)。具体的には、プロセッサ41000は、未割当VOLプールテーブル43501からストレージシステムST1のエントリを抽出し、未割当ストレージシステムを実ストレージとする総未割当容量の総和が、割当VOL容量95020の値以上であれば、割当可能と判断して、VOL作成候補として抽出する。また、未割当ストレージシステムから、まだストレージシステムST1に記憶領域を提供していない容量、つまり、未割当VOLプールテーブル43501から未割当ストレージシステムのエントリを抽出し、総未割当容量の総和が、割当VOL容量95020の値以上であれば、これも割当可能と判断して、VOL作成候補として抽出する。なお、実施例1と違い、実施例2では、複数のストレージシステム20000を選択し、それらを組み合わせて仮想VOL作成候補としてもよい。
ステップS1223の後、VOL作成候補の有無を判断するステップS1230と、VOL割当要求失敗を出力するステップS1235と、VOL作成先ストレージシステムを決定するステップS1240は、実施例1のVOL割当プログラム42200の当該ステップと同じのため、説明を省略する。
ステップS1240の後、プロセッサ41000は、VOL作成先として選ばれたストレージシステムが、ストレージシステムST1に対して、VOLを提供する必要があるかどうか判断する(ステップS1241)。具体的には、プロセッサ41000は、VOL作成先として選ばれたストレージシステムが既にストレージシステムST1の未割当VOLプールとして管理されているものであれば、VOL提供は不要と判断し、ステップS1243にジャンプする。そうでなければ、VOL提供が必要と判断し、ステップS1242にジャンプする。
ステップS1241において、VOL提供が必要と判断された場合、プロセッサ41000は、VOL作成先として選ばれたストレージシステムのVOLをストレージシステムST1の未割当VOLプールに追加する(ステップS1242)。具体的には、まず、プロセッサ41000は、VOL作成先として選ばれたストレージシステムに対して、VOL作成を実施する。次に、ストレージシステムST1のVOL仮想化プログラム22500に対して、プロセッサ41000は、前記VOL作成先として選ばれたストレージシステムで作成したVOLを、未割当VOLプールに登録するように管理ポート44000を介してストレージシステムST1に指示する。本ステップにより、VOL作成先として選ばれたストレージシステムのVOLが、ストレージシステムST1から仮想VOLとして提供可能となる。
ステップS1241にて、VOL作成先として選ばれたストレージシステムが既にストレージシステムST1の未割当VOLプールとして管理されている場合、または、ステップS1242の後、プロセッサ41000は、ストレージシステムST1に仮想VOL作成を指示する(ステップS1243)。
ステップS1243以降の、未割当VOLプールテーブル更新ステップS1250、割当済VOLアクセス制御テーブル更新ステップS1255、ストレージシステムが未割当ストレージシステムかどうか判断するステップS1260、ストレージシステムが未割当ストレージシステムのとき、割当済ストレージシステムアクセス制御テーブルと未割当ストレージシステムテーブルを更新するステップS1265、割当成功結果を出力するステップS1270は、実施例1のVOL割当プログラム42200の当該ステップと同じのため、説明を省略する。
以上がVOL割当プログラム42201のフローチャートである。
以上のVOL割当プログラム42201により、VOL仮想化機能を有するストレージシステムを持つ計算機システムにおいても、各一般ストレージ管理者は他の一般ストレージ管理者の構成変更操作に影響を受けることはない。よって、ストレージ管理者はストレージ構成管理を安全に実施できる。さらに、各一般ストレージ管理者が利用するストレージシステムが異なり、ストレージシステムの計画保守等による停止が他業務に影響を与えない。よって、計算機システム全体の可用性が向上する。さらに、実施例1に加え、実施例2の構成では、VOL割当プログラム42201がVOL仮想化機能を利用することで、ストレージシステムの持つ記憶領域を有効活用したVOL割当を実施することができる。
本実施例が適用されるVOL仮想化環境における計算機システムは、VOL割当の管理者負担が軽減され、ボリューム作成等の物理的な構成管理に対する管理権限の付与を制御できる。
(3)実施例2の変形例
なお、VOL仮想化機能は、ストレージシステムに具備されるものとは限定されない。実施例2の変形例を図21に示す。図21が図15と異なる点は、VOL仮想化機能がストレージシステムST1に具備されるものではなく、ストレージネットワーク50000を構成するスイッチ30000に具備される点のみである。
VOL仮想化機能を有するスイッチ30000の詳細な構成例を図22に示す。スイッチ30000は、スイッチの制御を行うコントローラ31000と、メモリ32000と、ストレージネットワーク50000に接続するための一つ以上のI/Oポート33000と、管理ネットワーク60000に接続するための管理ポート34000とを有し、これらはコントローラ31000を介して互いに接続される。メモリ32000には、割当済VOLテーブル22101と、未割当VOLプールテーブル22201と、管理者テーブル22300と、VOL作成プログラム22400と、VOL仮想化プログラム22500を格納し、これらテーブルとプログラムは、ハードディスクなどの記憶媒体(図示せず)からメモリ32000にロードして実行することにより実現される。
また、図示していないが、メモリ32000には、スイッチの制御プログラムが記憶媒体からロードされ、コントローラ31000がこのプログラムを実行することにより、データ用ネットワークのデータの経路を制御するものとする。
この変形例においても、前記管理計算機40001によって、各一般ストレージ管理者は他の一般ストレージ管理者の構成変更操作に影響を受けることなく構成管理を実施することができる。
以上の種々の実施形態について説明したが、実施の態様の概要について図23を用いて説明する。
本態様では、管理計算機40000上のボリューム割当プログラム42200は、ストレージ管理者に対して、ボリューム作成を契機に、作成したボリュームを保持するストレージシステムの物理的な構成管理の権限を付与する。具体的には、管理計算機40000は、ボリューム割当プログラム42200を実行し、一般ストレージ管理者毎に当該管理者が利用可能なストレージシステムの情報を割当済ストレージシステムアクセス制御テーブル231に記憶し、ボリューム割当を要求した割当要求管理者の管理者情報とボリューム割当要求パラメータを含むボリューム割当要求を受ける。管理計算機40000は、ボリューム割当要求に基づいて、割当要求管理者がアクセス可能なストレージシステムからボリューム作成候補を抽出し、ボリューム割当要求に基づいて、どの管理者からもアクセス可能なストレージシステムからボリューム作成候補を抽出する。前記二つのボリューム作成候補の抽出処理により抽出されたボリューム作成候補の中から、ボリューム作成先のストレージシステムを決定する。管理計算機40000は、決定したストレージシステムに対して、ボリューム作成要求を出し、前記ボリューム作成を決定したストレージシステムがまだ割当要求管理者の割当済ストレージシステムでないとき、前記ボリューム作成を決定したストレージシステムを割当要求管理者の割当済ストレージシステムに追加する。
また、図23では、管理計算機40000上のボリューム割当解除プログラム42300を実行し、ストレージ管理者に対して、ボリューム割当解除を契機に、割当解除したボリュームを保持するストレージシステムに対する、当該ストレージ管理者の物理的な構成管理権限を解除するか否か判断し、権限解除する場合には解除する。
具体的には、管理計算機40000は、ボリューム割当解除を要求した割当要求管理者の管理者情報とボリューム割当解除要求パラメータを含むボリューム割当解除要求を受けた場合、前記ボリューム割当解除要求に基づいて、ストレージシステムに対して、ボリュームを削除する。そして、管理計算機40000は、前記ストレージシステム内に、前記割当解除要求管理者の割当済ボリュームが存在するか否か判断し、判断結果、割当済ボリュームが存在しない場合、前記ストレージシステムをどの管理者からもアクセス可能なストレージシステムとする。本態様では、これら二つのプログラムにより、ボリューム割当と割当解除を契機としてストレージシステムの物理的な構成管理の権限も付与または削除し、図23に示すとおり、各一般ストレージ管理者は他の一般ストレージ管理者とは排他的にストレージシステムの物理的構成管理と論理的構成管理を実施できる。 ゆえに、大規模なデータセンタにおける多数のボリュームの構成管理を容易に運用することができる。
実施例1における計算機システムの構成例を示す図である。 ホスト計算機10000の詳細な構成例を示す図である。 実施例1におけるストレージシステム20000の詳細な構成例を示す図である。 実施例1における管理計算機40000の詳細な構成例を示す図である。 管理端末70000の詳細な構成例を示す図である。 ストレージシステム20000が具備するテーブルの構成例を示す図である。 ストレージシステム20000が具備するテーブルの構成例を示す図である。 ストレージシステム20000が具備するテーブルの構成例を示す図である。 実施例1における管理計算機40000が具備するテーブルの構成例を示す図である。 実施例1における管理計算機40000が具備するテーブルの構成例を示す図である。 実施例1における管理計算機40000が具備するテーブルの構成例を示す図である。 実施例1における管理計算機40000が具備するテーブルの構成例を示す図である。 実施例1における管理計算機40000が具備するテーブルの構成例を示す図である。 実施例1における管理計算機40000が具備するテーブルの構成例を示す図である。 管理者作成プログラム42100の詳細なフローチャートである。 実施例1におけるVOL割当プログラム42200の詳細なフローチャートである。 実施例1におけるVOL割当プログラム42200の詳細なフローチャートである。 VOL割当解除プログラム42300の詳細なフローチャートである。 アクセス制御変更プログラム42400の詳細なフローチャートである。 管理者削除プログラム42500の詳細なフローチャートである。 実施例1におけるVOL割当プログラムやVOL割当解除プログラムの実行過程を表すテーブルを示す図である。 実施例1におけるVOL割当プログラムやVOL割当解除プログラムの実行過程を表すテーブルを示す図である。 実施例1におけるVOL割当プログラムやVOL割当解除プログラムの実行過程を表すテーブルを示す図である。 実施例1におけるVOL割当プログラムやVOL割当解除プログラムの実行過程を表すテーブルを示す図である。 実施例1におけるVOL割当プログラムやVOL割当解除プログラムの実行過程を表すテーブルを示す図である。 プログラムが提供する入出力画面の一例を示す図である。 プログラムが提供する入出力画面の一例を示す図である。 プログラムが提供する入出力画面の一例を示す図である。 プログラムが提供する入出力画面の一例を示す図である。 プログラムが提供する入出力画面の一例を示す図である。 プログラムが提供する入出力画面の一例を示す図である。 実施例2における計算機システムの構成例を示す図である。 実施例2におけるストレージシステム20001の詳細な構成例を示す図である。 実施例2における管理計算機40001の詳細な構成例を示す図である。 実施例2におけるストレージシステム20001が具備するテーブルの構成例を示す図である。 実施例2におけるストレージシステム20001が具備するテーブルの構成例を示す図である。 実施例2における管理計算機40001が具備するテーブルの構成例を示す図である。 実施例2における管理計算機40001が具備するテーブルの構成例を示す図である。 実施例2におけるVOL割当プログラム42201の詳細なフローチャートである。 実施例2におけるVOL割当プログラム42201の詳細なフローチャートである。 実施例2における計算機システムのもう一つの構成例を示す図である。 実施例2における計算機システムのもう一つの構成例が具備するスイッチ30000の詳細な構成例を示す図である。 実施形態の概要を模式的に示す図である 解決する課題を模式的に示す図である。
符号の説明
10000:ホスト計算機、20000,20001:ストレージシステム、30000:スイッチ、40000:管理計算機、42100,42101:VOL割当プログラム、42200:VOL割当解除プログラム、50000:ストレージネットワーク、60000:管理ネットワーク、70000:管理端末、80000:管理者

Claims (16)

  1. 各々がディスク装置及び前記ディスク装置と接続されるコントローラーを備える、複数のストレージシステムと、前記複数のストレージシステムとネットワークを介して接続され、CPU及びメモリを備える管理計算機と、を有する計算機システムであって、
    前記管理計算機のメモリは、
    前記管理計算機を介して前記複数のストレージシステムを管理する複数の一般管理者を示す、ユーザテーブルと、
    前記一般管理者毎に、構成管理に対する権限を付与されたストレージシステムの識別子を示す、構成管理権限テーブルと、
    を格納し、
    前記管理計算機のCPUは、
    (A)所定の一般管理者及び容量を指定したボリュームの割当要求を受信し、
    (B)前記管理権限テーブルに基づいて、前記複数のストレージシステムから、前記所定の一般管理者が構成管理権限を有する又は前記ユーザテーブルに示されたいずれの一般管理者も構成管理権限を有さない1つ以上のストレージシステムの識別子を取得し、
    (C)前記取得した1つ以上のストレージシステムから、前記指定された容量以上の未割当て容量を備える所定のストレージシステムを抽出し、
    (D)前記所定のストレージシステムに対して、前記指定された容量を持つボリュームを作成する指示を送信し、
    前記所定のストレージシステムのコントローラーは、
    (a)前記管理計算機から前記作成指示をネットワークを介して受け、
    (b)前記ディスク装置を用いて、前記指定された容量のボリュームを作成し、
    前記所定のストレージシステムの構成管理権限を前記ユーザテーブルに示されたいずれの一般管理者も有さない場合は、前記管理計算機のCPUは、前記ボリュームの割当要求の割当成功結果を前記管理計算機の出力部に出力する前に、前記所定の一般管理者に前記所定のストレージシステムの構成管理権限を付与する、
    ことを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1記載の計算機システムであって、
    前記管理計算機のCPUは、前記所定のストレージシステムの識別子を、前記割当要求に応じて前記ボリュームを作成した先として前記出力部に表示させる、
    ことを特徴とする計算機システム。
  3. 請求項2記載の計算機システムであって、
    前記割当要求に応じて前記所定の一般管理者が前記所定のストレージシステムの構成管理権限を付与した場合、前記管理計算機のCPUは、前記所定のストレージシステムの識別子を、前記所定の一般管理者が構成管理権限を付与された対象として表示させる、
    ことを特徴とする計算機システム。
  4. 請求項1記載の計算機システムであって、
    前記管理計算機のCPUは、
    (E)前記所定の一般管理者及びボリュームを指定した割当解除要求を受信し、
    (F)前記割当解除要求にて指定されたボリュームを備える第1のストレージシステムに対して、前記指定したボリュームを削除する指示を送信し、
    前記第1のストレージシステムのコントローラーは、
    (c)前記管理計算機から前記削除する指示をネットワークを介して受け、
    (d)前記削除する指示が指定したボリュームを削除し、
    前記管理計算機のCPUは、前記第1のストレージシステムが前記割当要求に基づいて作成されたボリュームがすべて削除された場合、前記第1のストレージシステムの構成管理権限を前記所定の一般管理者から削除する、
    ことを特徴とする計算機システム。
  5. 請求項4記載の計算機システムであって、
    前記割当削除要求に応じて前記所定の一般管理者が前記第1のストレージシステムの構成管理権限を削除された場合、前記管理計算機のCPUは、前記第1のストレージシステムの識別子を、前記所定の一般管理者が構成管理権限が削除されたことを示す情報と共に前記出力部に表示させる、
    ことを特徴とする計算機システム。
  6. 請求項1記載の計算機システムであって、
    前記計算機システムはホスト計算機を備え、
    前記管理計算機のCPUは、前記作成したボリュームの識別子を前記所定の一般管理者が管理可能な前記ホスト計算機に通知する、
    ことを特徴とする計算機システム。
  7. 請求項1記載の計算機システムであって、
    前記管理者テーブルが示す一般管理者は特権管理者によって追加及び削除できる、
    ことを特徴とする計算機システム。
  8. 各々がボリュームディスク装置及び前記ディスク装置と接続されるコントローラーを備える、複数のストレージシステムを管理し、CPU及びメモリを備える管理計算機によって実行される管理プログラムであって、
    前記管理計算機のメモリは、
    前記管理計算機を介して前記複数のストレージシステムを管理する複数の一般管理者を示す、ユーザテーブルと、
    前記一般管理者毎に、構成管理に対する権限を付与されたストレージシステムの識別子を示す、構成管理権限テーブルと、
    を格納し、
    前記管理プログラムは、
    (A)所定の一般管理者及び容量を指定したボリュームの割当要求を受信し、
    (B)前記管理権限テーブルに基づいて、前記複数のストレージシステムから、前記所定の一般管理者が構成管理権限を有する又は前記ユーザテーブルに示されたいずれの一般管理者も構成管理権限を有さない1つ以上のストレージシステムの識別子を取得し、
    (C)前記取得した1つ以上のストレージシステムから、指定された容量以上の未割当て容量を備える所定のストレージシステムを抽出し、
    (D)前記所定のストレージシステムに対して、前記指定された容量を持つボリュームを作成する指示を送信し、
    前記所定のストレージシステムのコントローラーは、
    (a)前記管理計算機から前記作成指示をネットワークを介して受け、
    (b)前記ディスク装置を用いて、前記指定された容量のボリュームを作成し、
    前記所定のストレージシステムの構成管理権限を前記ユーザテーブルに示されたいずれの一般管理者も有さない場合は、前記管理プログラムは、前記ボリュームの割当要求の割当成功結果を前記管理計算機の出力部に出力する前に、前記所定の一般管理者に前記所定のストレージシステムの構成管理権限を付与する、
    ことを特徴とする管理プログラム。
  9. 請求項8記載の管理プログラムであって、
    前記管理プログラムは、前記所定のストレージシステムの識別子を、前記割当要求に応じて前記ボリュームを作成した先として前記出力部に表示させる、
    ことを特徴とする管理プログラム。
  10. 請求項9記載の管理プログラムであって、
    前記割当要求に応じて前記所定の一般管理者が前記所定のストレージシステムの構成管理権限を付与した場合、前記管理プログラムは、前記所定のストレージシステムの識別子を、前記所定の一般管理者が構成管理権限を付与された対象として前記出力部に表示させる、
    ことを特徴とする管理プログラム。
  11. 請求項8記載の管理プログラムであって、
    前記管理プログラムは、
    (E)前記所定の一般管理者及びボリュームを指定した割当解除要求を受信し、
    (F)前記割当解除要求にて指定されたボリュームを備える第1のストレージシステムに対して、前記指定したボリュームを削除する指示を送信し、
    前記第1のストレージシステムのコントローラーは、
    (c)前記管理計算機から前記削除する指示をネットワークを介して受け、
    (d)前記削除する指示が指定したボリュームを削除し、
    前記管理プログラムは、前記第1のストレージシステムが前記割当要求に基づいて作成されたボリュームがすべて削除された場合、前記第1のストレージシステムの構成管理権限を前記所定の一般管理者から削除する、
    ことを特徴とする管理プログラム。
  12. 請求項11記載の管理プログラムであって、
    前記割当削除要求に応じて前記所定の一般管理者が前記第1のストレージシステムの構成管理権限を削除された場合、前記管理プログラムは、前記第1のストレージシステムの識別子を、前記所定の一般管理者が構成管理権限が削除されたことを示す情報と共に前記出力部に表示する、
    ことを特徴とする管理プログラム。
  13. 請求項8記載の管理プログラムであって、
    前記計算機システムはホスト計算機を備え、
    前記管理プログラムは、前記作成したボリュームの識別子を前記所定の一般管理者が管理可能な前記ホスト計算機に通知する、
    ことを特徴とする管理プログラム。
  14. 請求項8記載の管理プログラムであって、
    前記管理者テーブルが示す一般管理者は特権管理者によって追加及び削除できる、
    ことを特徴とする管理プログラム。
  15. 請求項1記載の計算機システムであって、前記計算機システムはさらに、
    前記複数のストレージ装置に接続された仮想化装置と、
    前記仮想化装置に接続するホスト計算機と、
    を有し、
    前記仮想化装置は、
    (i)前期所定のストレージシステムに作成されたボリュームをストレージプールに追加し、
    (ii)前記ストレージプールに基づいて仮想ボリュームを作成し、前記ホスト計算機に提供する、
    ことを特徴とする計算機システム。
  16. 請求項8記載の管理プログラムであって、
    前記管理計算機はさらに、前記複数のストレージ装置とホスト計算機とに接続された仮想化装置と、を管理し、
    前記仮想化装置は、
    (i)前期所定のストレージシステムに作成されたボリュームをストレージプールに追加し、
    (ii)前記ストレージプールに基づいて仮想ボリュームを作成し、前記ホスト計算機に提供する、
    ことを特徴とする管理プログラム。
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