JP4455153B2 - 記憶装置管理方法およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、記憶装置の管理技術に関し、特に記憶装置を使用するユーザごとに記憶領域を設定する技術に関する。
企業内データの電子化に伴って情報量が増大し、企業内でのデータ管理コストが年々増加しつつある。すなわち、企業では、予測不可能なデータ増加に対するコスト増、多岐に渡るデータ管理ツールの複雑化、設置スペースの不足などの問題を抱えている。これにより、企業内の情報リソースを、SSP(Storage Service Provider)等に委託する運用形態が広まっている。SSPでは、複数の企業が記憶装置を共有して利用するサービスを提供している。
このような記憶装置の共有利用に関して、たとえば、特許文献1では、システムの全体管理者が、各ユーザ(個別管理者)に記憶装置の記憶領域を割り当て、割り当てた記憶領域各々に各ユーザのアクセス権限を設定する方法が開示されている。これにより、各ユーザは、アクセス権限のある記憶領域内において、当該ユーザが使用する各計算機に対し記憶領域の割り当てや解除などの構成定義の変更操作を行うことができる。また、特許文献2では、記憶装置上でのストレージプール管理を実現し、記憶領域の割り当て要求に応じて記憶領域をプールから作成し、各計算機に割り当てる方法が開示されている。
また、記憶装置製造ベンダに依存することなく、ユーザが所定の容量の記憶領域を計算機に割り当てるための管理インタフェースがある。たとえば、非特許文献1に示すように、SNIA(Storage Networking Industry Association)では、DMTF(Distributed Management Task Force)が定めたCIM(Common Information Model)とWBEM(Web-Based Enterprise Management)を用いた記憶装置の管理インタフェースの仕様策定を進めている。この仕様は、SMI−S(Storage Management Initiative Specification)に開示されている。
特開2003−330622号公報 特開2002−222061号公報 SNIA Storage Mangement Initiative Specification version1.0.1(P178〜220,P233〜270),2003年9月12日,Storage Networking Industry Association,<URL>http://www.snia.org/smi/tech_activities/smi_spec_pr/spec/SMIS_v101.pdf ,2004年1月9日検索
システムの全体管理者が、各ユーザ(個別管理者)に記憶装置の記憶領域を割り当てる場合、各ユーザが使用する記憶領域の容量をあらかじめ予想するのは困難である。そのため、ユーザに割り当てた記憶領域が不足する場合や、あるいは、割り当てた記憶領域が過剰となる場合が生じる。これにより、記憶装置全体の記憶領域の利用率が低下し、記憶装置にかかるTCO(Total Cost of Ownership:トータルでの管理運用コスト)が増大する。また、全体管理者は、各ユーザに割り当てた記憶領域の使用状態を監視し、記憶領域に過不足が生じた場合、一旦割り当てた各ユーザの記憶領域間で割り当て容量の調整または再分配を行なう必要がある。そのため、全体管理者の作業負荷は大きい。しかしながら、特許文献1では、これらについて考慮されていない。
また、複数のユーザが、それぞれ任意の計算機に記憶装置の記憶領域を割り当てた場合、各ユーザは、自分が割り当てた記憶領域のみを、参照または構成定義の変更ができればよい。すなわち、各ユーザは、自分が割り当てた記憶領域を参照する際に、全ユーザが割り当てた記憶領域が全て表示されると煩雑である。また、各ユーザが、自分以外の他のユーザが割り当てた記憶領域の構成を変更できると、セキュリティ上の問題がある。しかしながら、引用文献2では、これらについて考慮されていない。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、各ユーザが必要な記憶領域を割り当てることにより、記憶装置の記憶領域を有効に活用する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、すべてのユーザから参照可能な未割り当て領域を記憶装置に作成し、ユーザが新たに記憶領域を割り当てる際、前記未割り当て記憶領域から必要な記憶領域を割り当てられるようにする。そして、ユーザが割り当てた記憶領域は、当該ユーザの管理権限を設定する。
例えば、管理装置が、記憶装置の記憶領域を管理する記憶装置管理方法であって、前記管理装置は、前記記憶領域の管理者毎に、各管理者が管理権限を有する記憶領域である管理領域を特定するユーザ管理領域情報を記憶し、前記管理者を識別するためのユーザ情報と、割り当て対象の計算機と、を含む記憶領域割り当て要求を、外部システムから受け付ける受付ステップと、前記記憶領域割り当て要求を、前記記憶装置に送信する送信ステップと、を実行し、前記記憶装置は、割り当て済の記憶領域を特定する割り当て済記憶領域管理情報、および、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域を特定する未割り当て記憶領域管理情報、を記憶し、前記管理装置から受信した記憶領域割り当て要求に基づいて、前記未割り当て記憶領域から、前記割り当て対象の計算機に、記憶領域を割り当てる割り当てステップと、前記割り当てに応じて、前記割り当て済記憶領域管理情報および前記未割り当て記憶領域管理情報を更新する更新ステップと、前記割り当てが完了したことを示す情報を、前記管理装置に送信する送信ステップと、を実行し、前記管理装置は、前記割り当てが完了したことを示す情報を受信すると、前記割り当てた記憶領域を、前記ユーザ情報から識別される管理者のユーザ管理領域情報に、該管理者の管理領域として登録する登録ステップを、さらに実行することを特徴とする。
本発明によれば、各ユーザが必要な記憶領域を割り当てることにより、記憶装置の記憶領域を有効に活用することができる。また、システムの全体管理者の作業負荷を軽減することができる。また、各ユーザは、自分が割り当てた記憶領域のみを参照・変更することができ、他のユーザが割り当てた記憶領域については参照・変更できない。
以下に、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態においては、CIMとWBEMを用いた記憶装置の管理インタフェースを使用して、記憶領域の割り当ておよび割り当て解除を行うものとする。CIMは、DMTFが定めたハードウェアやベンダの実装方式に依存しない計算機システムの管理モデルである。CIMでは、管理対象の実体を各管理対象の属性と機能の情報を持つインスタンスとして表現する。そして、記憶領域の割り当ておよび割り当て解除に必要なインスタンスは、NameSpaceと呼ばれる名前空間で管理される。すなわち、記憶領域の割り当て要求の発行はNameSpaceを指定して行われる。また、WBEMは、DMTFが定めた、CIMを使ったシステム管理を実現するための実現方法である。すなわち、WBEMは、CIMに従ったインスタンスの情報をXML言語で記述し、HTTP上で伝送させるための仕組みである。そして、CIMおよびWBEMの技術を基礎としたストレージ管理インタフェースの標準仕様は、SMI−Sに開示されている。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態が適用された計算機システムの概略図である。図示するように本実施形態の計算機システムは、複数の計算機A301、B302と、記憶装置101と、複数の管理計算機400と、管理サーバ500と、を有する。そして、計算機A301、B302と、記憶装置101とは、ファイバチャネルスイッチ200を介して接続されている。また、計算機A301、B302および記憶装置101は、ファイバチャネル10を用いてファイバチャネルスイッチ200と接続されている。また、管理計算機400と管理サーバ500、および、管理サーバ500と記憶装置101は、それぞれファイバチャネル10とは異なる専用の通信回線20、30によって接続されている。なお、この専用の通信回線20、30は、インターネットなどのネットワークであってもよい。
計算機A301、B302は、記憶装置101に記憶されたデータを用いて、所定の業務を行うための装置である。そして、計算機A301、B302は、プログラムおよびプログラムを実行するために必要な情報を格納するメモリ320と、メモリ320上のプログラムを実行するCPU310と、記憶装置101との通信を行うためのファイバチャネルインタフェース330とを有する。そして、CPU310は、ファイバチャネルインタフェース330を介して、計算機A301、B302各々に割り当てられた記憶装置101の記憶領域に、プログラム、プログラムを実行するために必要な情報、および、プログラムを実行して生成されたデータなどを、格納または取得する。また、計算機A301、B302は、図示しない、キーボードやマウスなどの入力装置と、ディスプレイなどの出力装置と、をさらに備えるものであってもよい。
記憶装置101は、計算機A301、B302が使用するデータおよびプログラムを格納する装置である。そして、記憶装置101は、2つのファイバチャネルインタフェース130と、管理計算機400と通信を行うためのネットワークインタフェース150と、プログラムおよびプログラムを実行するために必要な情報を格納するメモリ120と、メモリ120が保持するプログラムを実行するCPU110と、物理的な記憶媒体であるハードディスクドライブ112と、少なくとも1つのハードディスクドライブ112を制御するコントローラ115と、を有する。コントローラ115は、たとえば、少なくとも1つのハードディスクドライブ112を冗長性のあるRAID(Redundancy Array of Inexpensive Disks)として制御し、RAIDの一部または全部を論理的な記憶領域として制御する。
また、メモリ120には、記憶領域の割り当て要求に対し未割り当ての記憶領域から記憶領域を割り当て、ファイバチャネルインタフェース130と接続するための記憶領域割り当てプログラム134が記憶されている。また、メモリ120には、後述する割り当て済み記憶領域管理情報180と、未割り当て記憶領域管理情報185とが記憶されている。これらのプログラムおよび情報は、たとえばハードディスクドライブ112のような記録媒体に格納されている。そして、記憶装置101の起動時に、CPU110が、記憶媒体からメモリ120にロードされたこれらのプログラムを実行することにより、後述する各種の機能が実現される。
管理サーバ500は、記憶装置101を管理するための装置である。そして、管理サーバ500は、記憶装置101と通信を行うためのネットワークインタフェース550と、管理計算機400と通信を行うためのネットワークインタフェース555と、プログラムおよびプログラムを実行するために必要となる情報を格納するメモリ520と、メモリ520が保持するプログラムを実行するためのCPU510と、本計算機システムを管理する全体管理者が使用する要求指示画面やプログラムの実行状態を表示するためのディスプレイなどの出力装置590と、全体管理者の要求指示を入力するための入力装置580と、を備える。
また、メモリ520には、管理計算機400からの要求を受け付けるための要求受付プログラム138と、要求受付プログラム138が受け付けた要求を解析し要求を発行したユーザを識別して処理を実行するためのユーザ識別制御プログラム132と、割り当てた記憶領域を要求したユーザの管理領域に登録するユーザ管理領域登録プログラム136と、後述するユーザ管理領域情報160と、が記憶されている。これらのプログラムは、図示しないハードディスクドライブなどの記録媒体に格納され、CPU510が、記憶媒体からメモリ520にロードされたこれらのプログラムを実行することにより、後述する各種の機能が実現される。
なお、本実施形態では、管理サーバ500のCPU510が、要求受付プログラム138、ユーザ識別制御プログラム132、および、ユーザ管理領域登録プログラム136を実行する。しかしながら、本発明はこれに限定されない。たとえば、本計算機システムは、管理サーバ500を設けず、記憶装置101が管理サーバ500の機能を有することとしてもよい。すなわち、記憶装置101のメモリ120が、図示する管理サーバ500のプログラム138、132、136およびユーザ管理情報160をさらに有し、記憶装置101のCPU110が、これらのプログラムを実行することとしてもよい。
管理計算機400は、ユーザが記憶装置101の記憶領域の割り当て、または割り当て解除を行うための装置である。なお、ユーザは、管理計算機400を操作し、記憶装置101を管理する。そして、管理計算機400は、管理サーバ500と通信を行うためのネットワークインタフェース450と、プログラムやプログラムを実行するために必要となる情報を格納するメモリ420と、メモリ420が保持するプログラムを実行するためのCPU410と、要求指示画面やプログラムの実行状態を表示するためのディスプレイなどの出力装置490と、ユーザの要求指示を入力するための入力装置480と、を備える。また、メモリ420には、割り当て要求または解除要求を作成するための要求発行プログラム423が記憶される。CPU410は、メモリ420に記憶された要求発行プログラム423を実行することにより、記憶装置101への要求発行機能を実現する。
なお、本実施形態では、SSPが複数のユーザ(企業)にサービスを提供する場合を考慮し、複数の管理計算機400を有している。すなわち、各ユーザがユーザ固有の管理計算機400を使用する形態としている。しかしながら、本発明はこれに限定されることなく、複数ユーザが一台の管理計算機400を使用するものであってもよい。
また、本実施形態では、管理計算機400のCPU410が、要求発行プログラム423を実行する。しかしながら、本発明はこれに限定されない。たとえば、本計算機システムは、管理計算機400を設けず、管理サーバ500が管理計算機400の機能を有することとしてもよい。すなわち、管理サーバ500のメモリ520が、管理計算機400の要求発行プログラム423をさらに有し、管理サーバ500のCPU510が、このプログラムを実行することとしてもよい。
次に、記憶装置101の記憶領域について説明する。
記憶装置101の記憶領域は、データおよびプログラムを記憶するための領域であって、ハードディスクドライブ112上に設定されるものである。そして、この記憶領域は、割り当て済の記憶領域と、未割り当ての記憶領域との2つに大別される。割り当て済記憶領域とは、コントローラ115によって、ファイバチャネルインタフェース130と接続されて計算機A301または計算機B302からのアクセスが可能となっている記憶領域のことである。一方、未割り当ての記憶領域は、計算機A301および計算機B302からアクセスできない記憶領域のことである。
記憶領域割り当てプログラム134を実行することにより、割り当て済記憶領域は、割り当て済記憶領域管理情報180に、未割り当て記憶領域は未割り当て記憶領域管理情報185に設定され、それぞれ管理される。
図2は、割り当て済記憶領域管理情報180、および、未割り当て記憶領域管理情報185の例を示したものである。図2(A)に示す割り当て済記憶領域管理情報180は、記憶領域番号181と、記憶領域の容量182と、割り当て計算機183とを有する。記憶領域番号181には、ハードディスクドライブ112上に設定される記憶領域を識別するための番号が設定される。記憶領域の容量182には、対応する記憶領域番号181の記憶領域の容量が設定される。割り当て計算機183には、対応する記憶領域を割り当てた計算機を識別するための識別情報が設定される。本実施形態では、便宜上、割り当て計算機183には「計算機A」または「計算機B」を設定するものとする。なお、この割り当て計算機183に、WWN(World Wide Name)と呼ばれる識別子を設定することとしてもよい。WWNは、記憶装置101のファイバチャネルインタフェース130が、どの計算機のファイバチャネルインタフェース330からアクセスがあるかを判断するために用いられる識別子である。
また、図2(B)に示す未割り当て記憶領域管理情報185は、記憶領域番号186と、記憶領域の容量187とを有する。記憶領域番号186には、ハードディスクドライブ112上に設定される未割り当ての記憶領域を識別するための番号が設定される。また、記憶領域の容量187には、対応する未割り当ての記憶領域番号186の記憶領域の容量が設定される。
なお、割り当て済記憶領域管理情報180の記憶領域容量182を合計した容量と、未割り当て記憶領域管理情報185の記憶領域容量187と、を合計した容量が、記憶装置101が保持する全記憶領域の容量となる。また、未割り当て記憶領域管理情報185に、図示しない閾値欄を設け、所定の容量を閾値として設定することとしてもよい。これにより、未割り当て記憶領域容量187が閾値欄に設定された所定の容量を下回った場合、記憶装置101は、未割り当て記憶領域容量187が閾値を下回ったことを管理計算機400または管理サーバ500の出力装置490、590に出力することにより、ユーザまたは全体管理者に通知することができる。
次に、ユーザごとの管理領域を定めたユーザ管理領域情報160について説明する。なお、ユーザ管理領域情報160は、管理サーバ500のメモリ520に格納されている。
図3(A)は、ユーザ管理領域情報160の例を示す図である。ユーザ管理領域情報160は、記憶装置101の記憶領域を管理するユーザごとに、ユーザ識別子161と、パスワード162と、ユーザが管理する領域を示すネームスペース163と、使用できる未割り当て記憶領域番号164と、割り当て済記憶領域番号165と、割り当て済記憶領域の容量166と、割り当て計算機167と、割り当て可能な記憶領域の最大容量である制限容量情報168と、を有する。
ネームスペース163は、たとえば、CIMで規定されたNameSpaceである。本実施形態ではユーザごとに異なるネームスペースを設定するものとする。たとえば、ユーザ識別子161が「A」のユーザは「N−A」、ユーザ識別子161が「B」のユーザは「N−B」、のネームスペースの名前を用いることとする。また、未割り当て記憶領域番号欄164および割り当て済記憶領域番号欄165には、記憶装置101の割り当て済記憶領域管理情報180、および、未割り当て記憶領域管理情報185に記憶された記憶領域番号が登録(設定)される。すなわち、割り当て済記憶領域番号欄165には、割り当て済記憶領域管理情報180の記憶領域番号181が登録されている。これは、対象のユーザが、未割り当て記憶領域番号欄164に設定された未割り当ての記憶領域から、対象ユーザの計算機へ記憶領域を割り当てたことを示している。割り当て済記憶領域番号欄165に記憶領域番号が設定されることにより、当該記憶領域は対象ユーザの管理権限が設定され、他のユーザから構成を変更することも、参照することもできなくなる。
具体的には、図3(A)に示す例では、ユーザ識別子161が「A」のユーザ(以下、「ユーザA」)と、ユーザ識別子161が「B」のユーザ(以下、「ユーザB」)は、それぞれ未割り当ての記憶領域番号164が「80」の記憶領域を使用できることを示している。また、ユーザAは割り当て済の記憶領域番号165が「91」の記憶領域を、ユーザBは割り当て済の記憶領域番号165が「93」の記憶領域を、それぞれ管理していることを示している。
なお、制限容量情報168は、ユーザ管理領域情報160に必須の情報ではない。しかしながら、制限容量情報168にユーザが使用可能な容易をあらかじめ設定することにより、特定のユーザによる未割り当て記憶領域の独占を防止することができる。
次に、管理サーバ500の出力装置590に表示される、全体管理者がユーザ管理領域情報160を設定するためのユーザ管理領域情報設定画面について説明する。
図4は、ユーザ管理領域情報設定画面610の例を示す図である。本設定画面610は、図示するように、記憶領域を管理するユーザ識別子を入力するためのユーザ識別子フィールド611と、パスワードを入力するためのパスワードフィールド613と、ネームスペースを入力するためのネームスペースフィールド615と、ユーザが使用可能な未割り当て記憶領域番号を入力するための未割り当て記憶領域フィールド617と、ユーザが割り当て可能な最大容量を入力するための最大割り当て制限容量フィールド619と、これらのフィールドに入力された情報に基づいてユーザ管理領域情報160を更新するための指示を受け付ける設定ボタン612と、を有する。たとえば、ユーザCを新規にユーザ管理領域情報160(図3(A)参照)に追加する場合、全体管理者は入力装置580を用いて、図4に示すような情報を入力し、設定ボタン612を押す。設定ボタン612が押されると、CPU510は、ユーザ識別制御プログラム132を実行することにより、各フィールドに入力された値を受け付け、ユーザ管理領域情報160を更新する。
図3(B)は、更新されたユーザ管理領域情報160の例を示す図である。図示するように、図4の設定画面610で入力されたユーザCに関する情報が追加されている。すなわち、追加されたユーザCは、記憶装置101の未割り当て記憶領域「80」を使用して記憶領域割り当てを行うことができ、その割り当て可能な最大容量は100GBであることを示している。
本計算機システムの全体管理者は、あらかじめ、このユーザ管理領域情報設定画面610を用いて、ユーザごとに使用可能な未割り当て記憶領域および割り当て可能な最大容量を設定する。これにより各ユーザは、設定された未割り当て記憶容量から必要な容量を割り当てて使用することができる。したがって、記憶装置101全体の記憶領域を有効に活用することができる。
次に、管理計算機400から管理サーバ500への指示に用いられる各種画面について説明する。
まず、WBEMにもとづく管理計算機400と管理サーバ500間の通信は、HTTP(Hyper Transfer Protocol)を用いて、XML(eXtensible Markup Language)によって記述されたメッセージを交換することによって行われる。このとき、管理計算機400と管理サーバ500間の通信のセキュリティを確保するために、HTTP Basic認証を行う。すなわち、管理計算機400が要求を発行するたびに、管理サーバ500はユーザ識別子とパスワードによるHTTP Basic認証を行う。なお、HTTP MD5認証、HTTPS(Hyper Transfer Protocol Security)による認証などの認証方式を用いてもよい。本実施形態では、管理計算機400は、ユーザが記憶領域の割り当て、割り当て解除などの操作を行う際、まず、ログイン画面からユーザ識別子とパスワードなどの必要な項目を入力する。
図5(A)は、管理装置400の出力装置490に表示されるログイン画面640の例を示したものである。ログイン画面640は、各種要求を発行する対象の装置を入力する要求発行先フィールド641と、当該ユーザに設定されたネームスペースを入力するネームスペースフィールド643と、当該ユーザの識別子を入力するユーザ識別子フィールド645と、パスワードを入力するパスワードフィールド647と、記憶領域の割り当てを実施するための割り当て画面を表示するためのボタン642と、割り当て解除を実施するための画面を表示するためのボタン644と、を有する。
なお、図示する例では、要求発行先フィールド641には、装置名である「管理サーバ500」が入力されている。しかしながら、管理サーバ500のネットワークインタフェース555に割り当てられたIPアドレスを入力することとしてもよい。また、本実施形態では記憶装置101を管理する管理サーバ500を設けているため、要求発行先フィールド641には管理サーバ500が入力される。しかしながら、管理サーバ500が有する機能を記憶装置101が備える場合、要求発行先フィールド641には、「記憶装置101」または記憶装置101のネットワークインタフェース150に割り当てられたIPアドレスの情報が入力される。
なお、このログイン画面640は、管理計算機400のメモリに記憶された要求発行プログラム423をCPU410が実行することにより、出力装置490に表示される。また、CPU410は、入力装置480を用いてユーザがログイン画面640の各入力フィールドに入力された情報(指示を含む)を受け付け、受け付けた情報をもとに、要求メッセージを作成する。そして、CPU410は、ネットワークインタフェース450を介して、要求発行先フィールド641に入力された管理サーバ500に、要求メッセージを送信する。なお、CPU410は、ログイン画面640により入力されたユーザ識別子、パスワード、および、ネームスペースをメモリ420に保持する。そして、CPU410は、後述する記憶領域割り当て画面または割り当て解除画面で受け付けた情報をもとに要求メッセージを送信する際に、メモリ420に記憶されたユーザ識別子、パスワード、および、ネームスペースを併せて送信する。
次に、記憶領域割り当て画面について説明する。ログイン画面640の割り当て画面表示ボタン642が押されると、CPU410は、前述の要求メッセージを、管理サーバ500に送信する。そして、管理サーバ500によるユーザ認証が完了すると、CPU410は、図5(B)に示すような記憶領域割り当て画面620を出力装置490に表示する。
図5(B)に示す記憶領域割り当て画面620は、図示するように、記憶領域を割り当てる計算機を入力するためのフィールド621と、割り当てる容量を入力するためのフィールド623と、割り当てを指示するための割り当てボタン622と、を有する。
次に、記憶領域割り当て解除画面について説明する。ログイン画面640の割り当て解除画面表示ボタン644が押されると、CPU410は、前述の要求メッセージを、指定された管理サーバ500に送信する。そして、管理サーバ500によるユーザ認証が完了すると、CPU410は、図5(C)に示すような記憶領域割り当て解除画面630を出力装置490に表示する。なお、この記憶領域割り当て解除画面は、各ユーザに割り当てられた記憶領域の一覧を表示するための画面としても用いられる。
図5(C)に示す記憶領域割り当て解除画面630は、ログイン画面640のユーザ識別子645に入力されたユーザ(図示する例ではユーザA)が管理する記憶領域を表示する割り当て済み記憶領域一覧情報631と、割り当てを解除する記憶領域を選択するための選択フィールド633と、割り当て解除を指示する割り当て解除ボタン632とを有する。そして、一覧情報631は、記憶領域番号636と、記憶領域容量637と、割り当て計算機638と、を有する。また、一覧情報631には、ユーザ管理領域情報160(図3参照)のうち、ログイン画面640のネームスペース643に入力されたネームスペース(図示する例では「N−A」)の割り当て済記憶領域の情報のみが表示される。なお、ユーザBの場合は、一覧情報631には、ネームスペース「N−B」の割り当て済記憶領域の情報が表示される。
また、本解除画面630は、さらに補助的な情報として、当該ユーザの制限容量のうち、すでに割り当てている記憶領域の容量の割合を表示する表示部分635を有することとしてもよい。この表示部分635は、記憶領域容量637の合計をユーザ管理領域情報160の制限容量情報190の容量で割ることにより表示することができる。
次に、ユーザAが計算機A301に対して記憶領域の割り当てを行ったときの処理概要について説明する。
図6は、図1に記載された計算機システムを模式的に示した図である。なお、管理サーバ500のメモリ520には、図3(A)に示すユーザ管理領域情報160が記憶され、記憶装置101のメモリ120には、図2(A)に示す割り当て済記憶領域管理情報180、および、図2(B)に示す未割り当て記憶領域管理情報185が記憶されているものとする。すなわち、割り当て済記憶領域91は、ファイバチャネルインタフェース130を介して計算機A301に割り当てられ、また、割り当て済記憶領域93は、ファイバチャネルインタフェース130を介して計算機B302に割り当てられている。そして、図6で示した管理領域162は、ユーザAの管理権限が設定された割り当て済記憶領域91と、未割り当て記憶領域80とが属するネームスペース「N−A」を模式的に示している。また、管理領域164は、ユーザBの管理権限が設定された割り当て済記憶領域93と、未割り当て記憶領域80とが属するネームスペース「N−B」を模式的に示している。
この状態で、ユーザAが計算機A301に新たに記憶領域を割り当てる場合を例に、以下説明する。管理計算機400は、図5(B)に示す記憶領域割り当て画面620を介して、ユーザAが入力した情報を受け付けて、管理サーバ500へ計算機Aへの割り当て要求を送信する(S601)。そして、管理サーバ500は、メモリ520に記憶されたユーザ管理領域情報160を読み出し、ユーザAの未割り当て記憶領域80から、指示された容量の記憶領域の割り当てを、記憶装置101に要求する(S602)。そして、記憶装置101は、未割り当て記憶領域80から記憶領域95を割り当て、管理サーバ500に通知する(S603)。そして、管理サーバ500は、記憶領域95をユーザAの管理領域162に登録する(S604)。すなわち、管理サーバ500は、メモリ520に記憶されたユーザ管理領域情報160を更新する。これにより、記憶領域95にはユーザAの管理権限が設定され、他のユーザから構成を変更することも、参照することもできなくなる。そして、管理サーバ500は、管理計算機400から図5(C)に示すような割り当て解除画面の表示要求に際し、ユーザAの管理領域162内の記憶領域91、95のみを送信する(S605)。
これにより、ユーザAは、管理計算機400の出力装置490に出力された割り当て解除画面630(図5(C))において、自分が管理する記憶領域のみを確認することができる。なお、新たに割り当てられた記憶領域95は、ユーザBからも共通に使用できる未割り当て記憶領域80から割り当てられたが、ユーザAの管理領域162内に登録されたことにより、ユーザBの割り当て解除画面630からは参照することができない。
次に、記憶領域の割り当て処理を詳細に説明する。
図7は、記憶領域の割り当て処理フロー図である。図3(A)に示すユーザ管理領域情報160、図2(A)に示す割り当て済記憶領域管理情報180、および、図2(B)に示す未割り当て記憶領域管理情報185の状態において、ユーザAが管理計算機400を使って、計算機A301に新たに100GBの記憶領域を割り当てる場合を例に以下説明する。なお、ステップ1100からステップ1115の処理は、管理計算機400のCPU410が、要求発行プログラム423を実行することにより実現される。また、ステップ1120とステップ1125の処理は、管理サーバ500のCPU510が、要求受付プログラム138を実行することにより実現される。また、ステップ1130からステップ1155の処理は、管理サーバ500のCPU510が、ユーザ識別制御プログラム132を実行することにより実現される。また、ステップ1160からステップ1165の処理は、記憶装置101のCPU110が、記憶領域割り当てプログラム134を実行することにより実現される。また、ステップ1170の処理は、管理サーバ500のCPU510が、ユーザ管理領域登録プログラム136を実行することにより実現される。
まず、ユーザAは、管理計算機400の出力装置490に表示される記憶領域割り当て画面620(図5(B)参照)から、記憶領域割り当てを指示する。そして、管理計算機400のCPU410は、記憶領域割り当て画面620に入力された割り当て指示を受け付ける(ステップ1100)。そして、CPU410は、ユーザAが入力装置480を用いて入力した、割り当てる計算機および容量を取得する(ステップ1105)。この場合、CPU410は、「計算機A」301と、「100GB」の情報を取得するものとする。そして、CPU410は、SMI−Sにもとづく記憶領域割り当て要求を作成する(ステップ1110)。そして、CPU410は、ネットワークインタフェース450を介して、記憶領域割り当て要求を管理サーバ500に送信する(ステップ1115)。なお、CPU410は、記憶領域割り当て要求には、ログイン画面640(図5(A)参照)において入力されたユーザ識別子「A」、パスワード、および、ネームスペース「N−A」も含まれる。
そして、管理サーバ500のCPU510は、ネットワークインタフェース555を介して、管理装置400からの記憶領域割り当て要求を受信し(ステップ1120)、受信した要求をユーザ識別制御プログラム132に渡す(ステップ1125)。
そして、CPU510は、記憶領域割り当て要求から、ユーザ識別子と、パスワードと、ネームスペースとを取得する(ステップ1130)。そして、CPU510は、メモリ520に記憶されたユーザ管理領域情報160を用いて、ユーザAのユーザ認証を行う(ステップ1135)。すなわち、CPU510は、取得したユーザ識別子と、パスワードと、ネームスペースとがユーザ管理領域情報160に記憶されているか否かを判別する。認証に成功すると(ステップ1135:YES)、CPU510は、要求の内容を解析して、当該要求が記憶領域割り当て要求であるか否かを判別する(ステップ1140)。この要求は、記憶領域割り当て画面620からの指示を受け付けて作成された要求であるため、CPU510は、当該要求が記憶領域割り当て要求であると判別する(ステップ1140:YES)。そして、CPU510は、当該要求から割り当てる計算機と容量とを取得する(ステップ1145)。この場合、CPU510は、計算機A301と100GBとを取得する。
次に、CPU510は、ユーザ管理領域情報160(図3(A)参照)のユーザAの割り当て済記憶領域容量166の合計容量を算出する。そして、CPU510は、ユーザ管理領域情報160の制限容量情報168から算出した合計容量を減算して、その値が今回要求された容量(100GB)以上であるか否かを判別する(ステップ1150)。図3(A)に示すユーザ管理領域情報160では、制限容量168が200GBで、割り当て済記憶領域の合計容量は100GBである。したがって、CPU510は、ユーザAに対し残り100GBの割り当て可能な容量があるため、100GBの記憶領域割り当て要求が可能であると判別する(ステップ1150:YES)。そして、CPU510は、ネットワークインタフェース550を介して、計算機A301に対する100GBの記憶領域の割り当て要求を、記憶装置101に送信する(ステップ1155)。一方、記憶領域割り当て要求が可能でないと判別した場合(ステップ1150:NO)、CPU510は、管理計算機400に、記憶領域の割り当てができない旨のエラー情報を送信する。これにより、ユーザは、記憶領域の割り当てに失敗したことを知ることができる。
そして、記憶装置101のCPU110は、メモリ120に記憶された未割り当て記憶領域管理情報185(図2(B)参照)を読み出し、未割り当て記憶領域80に100GBの容量があるか否かを判別する(ステップ1160)。図2(B)に示す未割り当て記憶領域管理情報185では、300GBの未割り当ての記憶領域が存在するため、CPU110は割り当てが可能であると判別する(ステップ1160:YES)。そして、CPU110は、計算機A301に未割り当て記憶領域80から100GBの記憶領域95を割り当てる。そして、CPU110は、割り当て済記憶領域管理情報180と未割り当て記憶領域管理情報185を更新する(ステップ1165)。すなわち、CPU110は、図8(B)に示すように、割り当て済記憶領域管理情報180に新たに割り当てた記憶領域の情報180aを追加する。また、CPU110は、図8(C)に示すように、未割り当て記憶領域管理情報185の未割り当て記憶領域容量187を200GBに更新する。そして、CPU110は、ネットワークインタフェース150を介して、管理サーバ500のユーザ識別制御プログラム132に、記憶領域95の割り当て完了通知を送信する。
なお、割り当てが可能でないと判別した場合(ステップ1160:NO)。CPU110は、未割り当ての記憶領域が容量不足である旨のエラー情報を、管理サーバ500に送信する。そして、管理サーバ500のCPU510は、当該エラー情報を管理計算機400に送信する。これにより、ユーザは、記憶領域の割り当てに失敗したことを知ることができる。
次に、管理サーバ500のCPU510は、記憶装置101から割り当て完了通知を受信し、ユーザ管理領域登録プログラム136を実行することにより、ユーザ管理領域情報160を更新する(ステップ1170)。すなわち、CPU510は、図8(A)に示すように、割り当て済み記憶領域番号165、記憶領域容量166、および割り当て計算機167に、新たに割り当てた記憶領域95、100GBおよび計算機Aを設定する。そして、CPU510は、要求受付プログラム138を実行することにより、ネットワークインタフェース555を介して管理計算機400に、割り当て要求の完了通知を送信する。
このような記憶領域の割り当て処理により、記憶領域95がユーザAの管理領域としてネームスペース「N−A」に新たに割り当てられる。これにより、記憶領域95にはユーザAの管理権限が設定され、ユーザBからは参照することができず、ユーザAのみが排他的に管理および使用することができる。
次に、割り当て解除画面630(図5(C)参照)を管理計算機400の出力装置490に表示する処理について説明する。
図9は、割り当て解除画面630の表示処理フロー図である。なお、前述の図8(A)に示したユーザ管理領域情報160、図8(B)に示した割り当て済記憶領域管理情報180、および、図8(C)に示したと未割り当て記憶領域管理情報185の状態において、割り当て解除画面630を表示する場合を例に説明する。また、ステップ1400からステップ1420およびステップ1465の処理は、管理計算機400のCPU410が、要求発行プログラム423を実行することにより実現される。また、ステップ1425とステップ1430の処理は、管理サーバ500のCPU510が、要求受付プログラム138を実行することにより実現される。また、ステップ1435からステップ1460の処理は、管理サーバ500のCPU510が、ユーザ識別制御プログラム132を実行することにより実現される。
まず、管理計算機400のCPU410は、出力装置490に出力されたログイン画面640から、割り当て解除画面630の表示指示を受け付ける(ステップ1400)。そして、CPU410は、ユーザAが入力装置480を用いて、ログイン画面640の入力フィールドに入力した値を取得し(ステップ1405)、割り当て解除画面表示ボタン644が押されたことを判別する(ステップ1410)。そして、CPU410は、SMI−Sにもとづいて、ログイン画面640のユーザ識別子645に入力されたユーザが管理する記憶領域情報の取得要求を作成する(ステップ1415)。そして、CPU410は、作成された記憶領域情報取得要求を、ネットワークインタフェース450を介して、管理サーバ500に送信する(ステップ1420)。なお、記憶領域情報取得要求には、ログイン画面640で入力されたユーザ識別子、パスワード、およびネームスペースの情報も含まれている。
次に、管理サーバ500のCPU510は、ネットワークインタフェース555を介して、管理計算機400からの要求を受信する(ステップ1425)。そして、CPU510は、受信した要求をユーザ識別制御プログラム132に渡す(ステップ1430)。
そして、CPU510は、受信した要求から、ユーザ識別子と、パスワードと、ネームスペースとを取得する(ステップ1435)。そして、CPU510は、メモリ520に記憶されたユーザ管理領域情報160を用いて、図7のステップ1135と同様のユーザAのユーザ認証を行う(ステップ1140)。認証に成功すると(ステップ1440:YES)、CPU510は、要求の内容を解析して、当該要求がユーザAの管理する記憶領域情報の取得要求であるか否かを判別する(ステップ1445)。この要求は、ログイン画面640の割り当て解除画面表示ボタン644が押されたことによる指示を受け付けて作成された要求であるため、CPU510は、当該要求が記憶領域情報の取得要求であると判別する(ステップ1445:YES)。
そして、CPU510は、ユーザ管理領域情報160から、ユーザAが管理するネームスペース「N−A」で管理される記憶領域の記憶領域番号91と95を取得する(ステップ1450)。そして、CPU510は、取得した記憶番号各々の容量および割り当て計算機を、ユーザ管理領域情報160から取得する(ステップ1455)。そして、CPU510は、取得した記憶領域の情報を、ネットワークインタフェース555を介して、管理計算機400に送信する(ステップ1460)。
次に、管理計算機400のCPU410は、管理サーバ500からユーザAが管理する記憶領域の情報を取得し、図5(C)に示すような割り当て解除画面630の割り当て済記憶領域一覧情報631を作成し、出力装置490に表示する(ステップ1465)。
このような処理により、ユーザ各々の割り当て解除を行う画面630には,当該ユーザが管理する記憶領域(ネームスペース)の情報のみが表示される。
次に、記憶領域割り当て解除の処理について説明する。
図10は、記憶領域割り当て解除の処理フローである。なお、ユーザAが割り当て解除画面630を用いて、計算機A301に割り当てた記憶領域91の割り当てを解除する処理を例に説明する。また、ステップ1200からステップ1215の処理は、管理計算機400のCPU410が、要求発行プログラム423を実行することにより実現される。また、ステップ1220とステップ1225の処理は、管理サーバ500のCPU510が、要求受付プログラム138を実行することにより実現される。また、ステップ1230からステップ1250の処理は、管理サーバ500のCPU510が、ユーザ識別制御プログラム132を実行することにより実現される。また、ステップ1255の処理は、記憶装置101のCPU110が、記憶領域割り当てプログラム134を実行することにより実現される。また、ステップ1260の処理は、管理サーバ500のCPU510が、ユーザ管理領域登録プログラム136を実行することにより実現される。
まず、管理計算機400のCPU410は、出力装置490に出力された割り当て解除画面630から割り当て解除指示を受け付ける(ステップ1200)。そして、CPU410は、ユーザAが入力装置480を用いて、割り当て解除画面630の入力フィールドに入力した値を取得する(ステップ1205)。そして、CPU410は、SMI−Sにもとづいて、入力された記憶領域の割り当て解除要求を作成する(ステップ1210)。そして、CPU410は、作成された割り当て解除要求を、ネットワークインタフェース450を介して、管理サーバ500に送信する(ステップ1215)。なお、割り当て解除要求には、ログイン画面640で入力されたユーザ識別子、パスワード、およびネームスペースの情報も含まれている。
次に、管理サーバ500のCPU510は、ネットワークインタフェース555を介して、管理計算機400からの要求を受信する(ステップ1220)。そして、CPU510は、受信した要求をユーザ識別制御プログラム132に渡す(ステップ1225)。
そして、CPU510は、受信した要求から、ユーザ識別子と、パスワードと、ネームスペースとを取得する(ステップ1230)。そして、CPU510は、メモリ520に記憶されたユーザ管理領域情報160を用いて、図7のステップ1135と同様のユーザAのユーザ認証を行う(ステップ1235)。認証に成功すると(ステップ1235:YES)、CPU510は、要求の内容を解析して、当該要求がユーザAの管理する記憶領域の割り当て解除要求であるか否かを判別する(ステップ1240)。この要求は、割り当て解除画面630から指示を受け付けて作成された要求であるため、CPU510は、当該要求が割り当て解除要求であると判別する(ステップ1240:YES)。そして、CPU510は、当該要求から割り当てを解除したい記憶領域番号91を取得する(ステップ1245)。そして、CPU510は、ネットワークインタフェース550を介して、記憶装置101に記憶領域91の割り当て解除と、解除された記憶領域を未割り当て記憶領域80として設定することを要求する(ステップ1250)。
次に、記憶装置101のCPU110は、計算機A301に割り当てられている記憶領域91の割り当てを解除し、割り当て済記憶領域管理情報180と未割り当て記憶領域管理情報185を更新する(ステップ1255)。すなわち、CPU110は、メモリ120に記憶された割り当て済み記憶領域管理情報180(図8(B)参照)を読み出し、記憶領域91の行を削除する。また、CPU110は、未割り当て記憶領域管理情報185の容量を300GBに更新する。そして、CPU110は、ネットワークインタフェース150を介して、管理サーバ500のユーザ識別制御プログラム132に、記憶領域91の割り当て解除完了通知を送信する。
次に、管理サーバ500のCPU510は、記憶装置101から割り当て解除完了通知を受信し、ユーザ管理領域登録プログラム136を実行することにより、ユーザ管理領域情報160を更新する(ステップ1260)。すなわち、CPU510は、図8(A)に示すユーザ管理領域情報160からユーザAに割り当てられていた記憶領域91を削除する。そして、CPU510は、要求受付プログラム138を実行することにより、ネットワークインタフェース555を介して管理計算機400に、割り当て要求の解除完了通知を送信する。これにより、管理計算機400のCPU410は、出力装置490に記憶領域91が削除された割り当て解除画面630を出力する。
このような記憶領域の割り当て解除処理により、各ユーザは、自分の管理領域として割り当てた記憶領域であっても、必要に応じて、割り当てを解除することができる。これより、各ユーザは不要な記憶領域を保持することがなくなり、記憶装置全体の記憶領域を有効活用できる。
<第2の実施形態>
以下に、第2の実施形態について説明する。
図11は、本発明の第2の実施形態が適用された計算機システムの概略図である。図11に示す計算機システムは、第1の実施形態で説明した図1と以下の点において異なる。まず、本実施形態の計算機システムは、記憶装置A101および記憶装置B102の複数の記憶装置を備える点において、第1の実施形態と異なる。なお、これらの記憶装置101、102は、図1で説明した記憶装置101と同様の構成である。
また、本実施形態の管理サーバ500は、複数の記憶装置101、102の記憶領域の割り当て、および、割り当て解除を制御する。そのため、管理サーバ500は、複数の記憶装置101、102の記憶領域の情報を取得し、一元管理する必要がある。したがって、本実施形態の管理サーバ500は、割り当て済み記憶領域統合管理情報180A、および、未割り当て記憶領域統合管理情報185Aを、メモリ120に有する点において、第1の実施形態と異なる。
図12(A)は、割り当て済み記憶領域統合管理情報180Aの例を示したものである。図示するように、割り当て済み記憶領域統合管理情報180Aは、記憶領域番号181と、記憶装置184と、記憶領域容量182と、割り当て計算機183と、を有する。記憶装置184には、各記憶装置101、102を識別するための識別情報が設定される。本実施形態では、「記憶装置A」または「記憶装置B」が設定される。
図12(B)は、未割り当て記憶領域統合管理情報185Aの例を示したものである。図示するように、未割り当て記憶領域統合管理情報185Aは、記憶領域番号186と、記憶装置188と、未割り当て記憶領域容量187と、を有する。記憶装置188は、各記憶装置101、102を識別するための識別情報が設定される。また、未割り当て記憶領域容量187には、記憶装置ごとの未割り当て記憶領域の容量が設定される。
なお、本実施形態では、記憶装置A101および記憶装置B102の未割り当て記憶領域に対し、共通の記憶領域番号「80」186を設定して管理している。すなわち、記憶装置A101および記憶装置B102の各々の未割り当て記憶領域を統合した記憶領域に対して、記憶領域番号「80」を設定している。しかしながら、記憶装置A101と記憶装置B102の未割り当て記憶領域各々に、異なる記憶領域番号を設定し、管理することとしてもよい。また、本実施形態では、ユーザの要求により記憶領域を割り当てる際、容量が不足しない限り、記憶装置A101と記憶装置B102の未割り当て記憶領域を、記憶装A101から順に交互に使用するものとする。
また、本実施形態では、記憶領域の割り当てを解除した後、当該記憶領域は未割り当て記憶領域管理情報185に設定される。しかしながら、記憶領域の割り当てを解除した後であっても、当該記憶領域は未割り当て記憶領域管理情報185に設定せず、当該記憶領域を割り当ておよび解除したユーザ(管理計算機)のみが、参照または構成変更できることとしてもよい。
次に、図13に、本実施形態におけるユーザ管理領域情報160の例を示す。図示するように、本ユーザ管理領域情報160は、記憶領域容量166、割り当て計算機167および容量制限情報168を有しない点において、図3(A)(B)に示す第1の実施形態のユーザ管理領域情報160と異なる。容量制限情報168を有しないことにより、各ユーザは未割り当ての記憶領域を自由に利用できるものとする。また、本実施形態では、ネームスペースをユーザごとに設定せず、共通のネームスペース「N」で、ユーザ各々に割り当てられた記憶領域をそれぞれ管理するものとする。
次に、本実施形態における記憶領域割り当て処理について説明する。
図14は、記憶領域割り当て処理フローである。なお、図13に示すユーザ管理領域情報160、図12(A)に示す割り当て済記憶領域統合管理情報180A、および、図12(B)に示す未割り当て記憶領域統合管理情報185Aの状態において、ユーザAが管理計算機400を用いて、計算機A301に新たに100GBの記憶領域を割り当てることを例に以下説明する。また、ステップ1300からステップ1310、ステップ1330、およびステップ1355は、管理サーバ500のCPU510が、ユーザ識別制御プログラム132を実行することにより実現される。また、ステップ1315からステップ1325、ステップ1350、およびステップ1360は、記憶装置101、102のCPU110が記憶領域割り当てプログラム134を実行することにより実現される。また、ステップ1335は、管理サーバ500のCPU510が、ユーザ管理領域登録プログラム136を実行することにより実現される。
まず、管理計算機400および管理サーバ500は、図示しないが、図7に示す記憶領域割り当て処理フローのステップ1100からステップ1135までの処理を行う。そして、ユーザ認証に成功すると、管理サーバ500のCPU510は、管理計算機400から送信された要求の内容を解析し、記憶領域割り当て要求であると判別する(ステップ1300)。そして、CPU510は、この要求から割り当て計算機と容量を取得する(ステップ1305)。この場合、CPU510は、「計算機A」と「100GB」を取得する。そして、CPU510は、ネットワークインタフェース550を介して、記憶装置A101に、記憶領域割り当て要求を送信する(ステップ1310)。なお、本実施形態では、記憶装置A101の未割り当て記憶領域と、記憶装置B102の未割り当て記憶領域とを交互に使用して記憶領域を割り当てる。この場合、次に使用する未割り当て記憶領域は、記憶装置A101の未割り当て記憶領域とする。
次に、記憶装置A101のCPU110は、メモリ120に記憶された未割り当て記憶領域管理情報185(図2(B)参照)を読み出し、未割り当て記憶領域容量187より要求された割り当て容量(100GB)が大きいか否かを判別する(ステップ1315)。この場合、図2(B)に示すように未割り当て記憶領域容量187には、300GBが設定されているものとする。したがって、CPU110は、割り当てが可能であると判断し(S1315:YES)、計算機A301に100GBの記憶領域95を割り当て、割り当て済記憶領域管理情報180、および、未割り当て記憶領域管理情報185を更新する(ステップ1320)。そして、CPU110は、管理サーバ500のユーザ識別制御プログラム132に、更新した割り当て済記憶領域管理情報180、および、未割り当て記憶領域管理情報185を送信する(ステップ1325)。
次に、管理サーバ500のCPU510は、更新した割り当て済記憶領域管理情報180、および、未割り当て記憶領域管理情報185を受信する。そして、CPU510は、これらの情報に基づいて、図15(B)および図15(C)に示すように割り当て済記憶領域統合管理情報180Aと未割り当て記憶領域統合管理情報185Aとを更新する(ステップ1330)。そして、CPU510は、ユーザ管理領域登録プログラム136を実行することにより、ユーザ管理領域情報160を更新する(ステップ1335)。すなわち、CPU510は、図15(A)に示すようにユーザAの割り当て済記憶領域番号165に95を追加する。そして、CPU510は、要求受付プログラム138を実行することにより、ネットワークインタフェース555を介して管理計算機400に、割り当て要求の完了通知を送信する。
一方、未割り当て記憶領域容量187が要求された容量より小さい場合(ステップ1315:NO)、CPU110は、管理サーバ500のユーザ識別制御プログラム132に割り当て不可を通知する(ステップ1350)。そして、管理サーバ500のCPU510は、割り当て不可の通知を受信し、次に使用する未割り当て記憶領域の記憶装置B102に、割り当て要求を送信する(ステップ1355)。そして、記憶装置B102のCPU110は、前述のステップ1315と同様の処理をする。
このような記憶領域の割り当て処理により、ユーザAは、記憶装置A101または記憶装置B102のいずれかの未割り当て記憶領域から、ユーザAが管理する記憶領域95を割り当てることができる。これにより、記憶領域95には、ユーザAの管理権限が設定され、ユーザBからは参照することができず、ユーザAのみが排他的に管理および使用することができる。
次に、本実施形態における、割り当て解除画面630(図5(C)参照)を管理計算機400の出力装置490に表示する処理について説明する。
図16は、割り当て解除画面630の表示処理フロー図である。なお、前述の図15(A)に示したユーザ管理領域情報160、図15(B)に示した割り当て済記憶領域統合管理情報180A、および、図15(C)に示したと未割り当て記憶領域統合管理情報185Aの状態において、ユーザAの割り当て解除画面630を表示する場合を例に説明する。また、ステップ1500およびステップ1505は、管理サーバ500のCPU510が、要求受付プログラム138を実行することにより実現される。また、ステップ1510からステップ1535は、管理サーバ500のCPU510が、ユーザ識別制御プログラム132を実行することにより実現される。
まず、管理サーバ500のCPU510は、ネットワークインタフェース555を介して、図9に示す表示処理のステップ1400からステップ1420と同様の処理により、管理計算機400から要求を取得する(ステップ1500)。そして、CPU510は、受信した要求をユーザ識別制御プログラム132に渡す(ステップ1505)。
そして、CPU510は、受信した要求から、ユーザ識別子と、パスワードと、ネームスペースとを取得する(ステップ1510)。そして、CPU510は、メモリ520に記憶されたユーザ管理領域情報160を用いて、図7のステップ1135と同様のユーザ認証を行う(ステップ1515)。認証に成功すると(ステップ1515:YES)、CPU510は、要求の内容を解析して、当該要求がユーザAの管理する記憶領域情報の取得要求であるか否かを判別する(ステップ1520)。この要求は、ログイン画面640の割り当て解除画面表示ボタン644が押されたことによる指示を受け付けて作成された要求であるため、CPU510は、当該要求が記憶領域情報の取得要求であると判別する(ステップ1520:YES)。
そして、CPU510は、ユーザ管理領域情報160から、ネームスペース「N」で管理される全ての記憶領域の情報を取得する(ステップ1525)。この場合、CPU510は、記憶領域番号91,93,95の記憶領域情報を取得する。そして、CPU510は、ステップ1510において取得したユーザ識別子およびパスワードを有する記憶領域番号91、95を特定(抽出)する(ステップ1530)。そして、CPU510は、ステップ1525で取得したネームスペース「N」内のすべての記憶領域の情報から、記憶領域番号91と95の情報のみを、ネットワークインタフェース555を介して、管理計算機400に送信する(ステップ1535)。
そして、管理計算機400のCPU410は、管理サーバ500からユーザAが管理する記憶領域の情報を取得し、図5(C)に示すような割り当て解除画面630の割り当て済記憶領域一覧情報631を作成し、出力装置490に表示する。このような処理により、ユーザ各々の割り当て解除を行う画面630には、当該ユーザが管理する記憶領域の情報のみが表示される。
以上、本発明の第1の実施形態および第2の実施形態について説明した。
第1および第2の実施形態では、複数のユーザが参照可能(割り当て可能)な共通の未割り当て領域を記憶装置に作成する。そして、ユーザが新たに記憶領域を割り当てる際に、共通の未割り当て記憶領域から必要な記憶領域を割り当て、割り当てた記憶領域は当該ユーザの管理権限が設定された管理領域として自動的に登録する。これにより、各ユーザは必要な記憶領域の割り当てを行うことができ、記憶装置の利用率向上を図ることができる。また、記憶装置を有効に活用することができる。
また、ユーザ各々が、記憶領域割り当て画面620および記憶領域割り当て解除画面630を用いて、自ら記憶領域の割り当て/解除を行うことにより、計算機システムの全体管理者の作業負荷が軽減される。すなわち、全体管理者は、各ユーザが管理する管理領域の未割り当て記憶領域を監視し、過不足が生じた場合に各ユーザの管理領域の再分配を行う必要がない。また、ユーザに割り当てられた記憶領域は、ユーザ管理領域情報160に登録されることにより、当該ユーザの管理権限が自動的に設定されるため、全体管理者は割り当てられた記憶領域に当該ユーザの管理権限を設定する作業を行う必要がない。
また、ユーザは、自分が割り当てた記憶領域のみを参照・変更することができ、他のユーザが割り当てた記憶領域については参照・変更できない。これにより、例えば、1つのストレージシステム(記憶装置101)を複数の企業が利用する場合、ある企業のシステム管理者(ユーザ)が割り当てた記憶領域の割り当て状況(ボリューム管理情報)は、他の企業の管理者(ユーザ)からは参照することができない。すなわち、セキュリティを確保することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
たとえば、第1の実施形態では、ユーザ管理領域情報160に制限容量情報190を設けることで、特定のユーザによる未割り当て記憶領域の独占を抑制している。しかしながら、本発明はこれに限定されず、たとえば、各ユーザの管理領域内の割り当て済記憶領域の合計容量を算出し、割り当てた合計容量に応じて課金することにより、特定のユーザによる未割り当て記憶領域の独占を抑制してもよい。具体的には、1GB割り当てることにより、1ヶ月、所定の金額(たとえば、1万円)の使用量をユーザは支払うこととすることが考えられる。
また、第1の実施形態では、1台の記憶装置101を有し、ユーザごとにネームスペースを設定している。一方、第2の実施形態では、複数の記憶装置101、102を有し、全てのユーザに対し共通のネームスペースを設定している。しかしながら、本発明はこれに限定されず、たとえば、1台の記憶装置101を有し、全てのユーザに対し共通のネームスペースを設定してもよい。また、複数の記憶装置101、102を有し、ユーザごとにネームスペースを設定してもよい。
また、第1および第2の実施形態では、CIMとWBEMを用いた記憶装置の管理インタフェースを使用して、記憶領域の割り当ておよび割り当て解除を行う。しかしながら、本発明はこれに限定されず、他の記憶装置の管理インタフェースを使用してもよい。
図1は、本発明の第1の実施形態が適用された計算機システムの概略図である。 図2は、割り当て済記憶領域管理情報、および、未割り当て記憶領域管理情報の構成を説明するための図である。 図3は、ユーザ管理領域情報の構成を説明するための図である。 図4は、ユーザ管理領域情報設定画面の一例を示す図である。 図5は、管理計算機に出力される各種画面の一例を示す図である。 図6は、記憶領域割り当て処理を模式的に示した図である。 図7は、記憶領域割り当て処理を示すフローチャート図である。 図8は、ユーザ管理領域情報、割り当て済記憶領域管理情報、および、未割り当て記憶領域管理情報の一例を示す図である。 図9は、記憶領域割り当て解除画面の表示処理を示すフローチャート図である。 図10は、記憶領域割り当て解除処理を示すフローチャート図である。 図11は、本発明の第2の実施形態が適用された計算機システムの概略図である。 図12は、割り当て済記憶領域統合管理情報、および、未割り当て記憶領域統合管理情報の構成を説明するための図である。 図13は、ユーザ管理領域情報の構成を説明するための図である。 図14は、記憶領域割り当て処理を示すフローチャート図である。 図15は、ユーザ管理領域情報、割り当て済記憶領域統合管理情報、および、未割り当て記憶領域統合管理情報の一例を示す図である。 図16は、記憶領域割り当て解除画面の表示処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
10:ファイバチャネル、 20:通信回路、 101、102:記憶装置、 110:CPU、 112:ハードディスクドライブ、 115:コントローラ、 120:メモリ、 130:ファイバチャネルインタフェース、 138:要求受付プログラム、 132:ユーザ識別制御プログラム、 136:ユーザ管理領域登録プログラム、 150:ネットワークインタフェース、 160:ユーザ管理領域情報、 180:割り当て済記憶領域管理情報、 185:未割り当て記憶領域管理情報、 200:ファイバチャネルスイッチ、301、302:計算機、 310:CPU、 320:メモリ、 330:ファイバチャネルインタフェース、 400:管理計算機、 410:CPU、 420:メモリ、 423:要求発行プログラム、 450:ネットワークインタフェース、 480:入力装置、 490:出力装置、 500:管理サーバ、 510:CPU、 520:メモリ、 550、555:ネットワークインタフェース

Claims (21)

  1. 管理装置が、記憶装置の記憶領域を管理する記憶装置管理方法であって、
    前記管理装置は、
    前記記憶領域の管理者毎に、各管理者が管理権限を有する記憶領域である管理領域を特定するユーザ管理領域情報を記憶し、
    前記管理者を識別するためのユーザ情報と、割り当て対象の計算機と、を含む記憶領域割り当て要求を、外部システムから受け付ける受付ステップと、
    前記記憶領域割り当て要求を、前記記憶装置に送信する送信ステップと、を実行し、
    前記記憶装置は、
    割り当て済の記憶領域を特定する割り当て済記憶領域管理情報、および、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域を特定する未割り当て記憶領域管理情報、を記憶し、
    前記管理装置から受信した記憶領域割り当て要求に基づいて、前記未割り当て記憶領域から、前記割り当て対象の計算機に、記憶領域を割り当てる割り当てステップと、
    前記割り当てに応じて、前記割り当て済記憶領域管理情報および前記未割り当て記憶領域管理情報を更新する更新ステップと、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を、前記管理装置に送信する送信ステップと、を実行し、
    前記管理装置は、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を受信すると、前記割り当てた記憶領域を、前記ユーザ情報から識別される管理者のユーザ管理領域情報に、該管理者の管理領域として登録する登録ステップを、さらに実行すること
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  2. 管理装置が、記憶装置の記憶領域を管理する記憶装置管理方法であって、
    前記管理装置は、
    前記記憶領域の管理者毎に、各管理者が管理権限を有する記憶領域である管理領域を特定するユーザ管理領域情報を記憶し、
    前記管理者を識別するためのユーザ情報と、割り当て対象の計算機と、を含む記憶領域割り当て要求、および、前記管理者を識別するためのユーザ情報と、割り当て解除対象の記憶領域と、を含む記憶領域割り当て解除要求、の何れかを外部システムから受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた、記憶領域割り当て要求、または、記憶領域割り当て要求を、前記記憶装置に送信する送信ステップと、を実行し、
    前記記憶装置は、
    割り当て済の記憶領域を特定する割り当て済記憶領域管理情報、および、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域を特定する未割り当て記憶領域管理情報、を記憶し、
    前記管理装置から記憶領域割り当て要求を受信した場合には、前記未割り当て記憶領域から、前記割り当て対象の計算機に、記憶領域を割り当てる割り当てステップと、
    前記割り当てに応じて、前記割り当て済記憶領域管理情報および前記未割り当て記憶領域管理情報を更新する更新ステップと、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を、前記管理装置に送信する送信ステップと、を実行し、
    前記管理装置から記憶領域割り当て解除要求を受信した場合には、解除対象の記憶領域の割り当てを解除して、解除した記憶領域を前記未割り当て記憶領域とする割り当て解除ステップと、
    前記割り当て解除に応じて、前記割り当て済記憶領域管理情報および前記未割り当て記憶領域管理情報を更新する更新ステップと、
    前記割り当て解除が完了したことを示す情報を、前記管理装置に送信する送信ステップと、を実行し、
    前記管理装置は、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を受信した場合には、前記割り当てた記憶領域を、前記ユーザ情報から識別される管理者のユーザ管理領域情報に、該管理者の管理領域として登録する登録ステップを、実行し、
    前記割り当て解除が完了したことを示す情報を受信した場合には、前記管理者のユーザ管理領域情報から、前記割り当て解除した記憶領域の管理領域としての登録を、削除する削除ステップと、を実行すること
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  3. 請求項1または2に記載の記憶装置管理方法であって、
    前記記憶領域割り当て要求は、割り当て要求容量を、さらに含み、
    前記ユーザ管理領域情報は、管理者毎に、該管理者が割り当て可能な管理領域の最大容量を、さらに有し、
    前記管理装置は、
    前記受付ステップにおいて、記憶領域割り当て要求を受け付けると、
    前記ユーザ管理領域情報に基づいて算出した前記ユーザ情報から識別される管理者の管理領域の容量と、前記割り当て要求容量とを加算し、当該加算した値が前記管理領域の最大容量より少ないか否かを判別する判別ステップを、さらに実行し、
    前記加算した値が前記最大容量より少ない場合、前記記憶領域割り当て要求を記憶装置に送信する前記送信ステップを実行し、
    前記加算した値が前記最大容量より多い場合、前記送信ステップを実行しないこと
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  4. 請求項3記載の記憶装置管理方法であって、
    前記管理装置は、
    前記判別ステップにおいて、前記加算した値が前記最大容量より多い場合、前記外部システムにエラー情報を出力すること
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  5. 請求項3または4に記載の記憶装置管理方法であって、
    前記記憶装置は、
    前記管理装置から記憶領域割り当て要求を受信すると、前記割り当て要求容量が、記憶装置の未割り当て記憶領域の容量より少ないか否かを判断する判断ステップを、さらに実行し、
    前記割り当て要求容量が前記未割り当て記憶領域の容量より多い場合、前記外部システムにエラー情報を出力して、前記割り当てステップを実行しないこと
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の記憶装置管理方法であって、
    前記管理装置は、
    ユーザ情報と、該ユーザ情報から識別される管理者の管理領域に関する情報の取得要求を、外部システムから受け付けると取得要求に基づいて、前記ユーザ管理領域情報から、前記ユーザ情報から識別される管理者管理領域を特定する情報を、前記外部システムに送信すること
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  7. 請求項6記載の記憶装置管理方法であって、
    前記管理装置は、
    外部システムへの送信を、Common Information ModelおよびWeb−Based Enterprise Managementにより規定される管理インタフェースを用いて実行すること
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  8. 管理装置が、複数の記憶装置の記憶領域を管理する記憶装置管理方法であって、
    前記管理装置は、
    前記記憶領域の管理者毎に、各管理者が管理権限を有する記憶領域である管理領域を特定するユーザ管理領域情報と、
    前記記憶装置毎に、計算機に割り当て済の記憶領域の容量と、割り当て対象の計算機と、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域の容量と、を特定する情報を記憶し、
    前記管理者を識別するためのユーザ情報と、割り当て対象の計算機と、割り当て要求容量と、を含む記憶領域割り当て要求を、外部システムから受け付ける受付ステップと、
    前記割り当て要求容量を、複数の記憶装置のうち、所定の記憶装置の未割り当て記憶領域から割り当てることが可能か否かを判別する判別ステップと、
    前記所定の記憶装置の未割り当て記憶領域から割り当てることが可能な場合、前記記憶領域割り当て要求を、前記所定の記憶装置に送信し、
    前記所定の記憶装置の未割り当て記憶領域から割り当てることができない場合、前記記憶領域割り当て要求を、前記所定の記憶装置以外の他の記憶装置に送信する送信ステップと、を実行し、
    前記記憶装置は、
    割り当て済の記憶領域を特定する割り当て済記憶領域管理情報、および、未割り当て記憶領域を特定する未割り当て済記憶領域管理情報、を記憶し、
    前記管理装置から受信した記憶領域割り当て要求に基づいて、前記未割り当て記憶領域から、前記割り当て対象の計算機に、記憶領域を割り当てる割り当てステップと、
    前記割り当てに応じて、前記割り当て済記憶領域管理情報および前記未割り当て記憶領域管理情報を更新する更新ステップと、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を、前記管理装置に送信する送信ステップと、を実行し、
    前記管理装置は、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を受信すると、前記割り当てた記憶領域を、前記ユーザ情報から識別される管理者のユーザ管理領域情報に、該管理者の管理領域として登録する登録ステップを、さらに実行すること
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  9. データを格納する記憶領域を保持する記憶装置と、前記記憶装置の記憶領域を管理する管理装置と、を有する計算機システムであって、
    前記管理装置は、
    前記記憶領域の管理者毎に、各管理者が管理権限を有する記憶領域である管理領域を特定するユーザ管理領域情報を記憶する記憶手段と、
    前記管理者を識別するためのユーザ情報と、割り当て対象の計算機と、を含む記憶領域割り当て要求を、外部システムから受け付ける受付手段と、
    前記記憶領域割り当て要求を、前記記憶装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記記憶装置は、
    割り当て済の記憶領域を特定する割り当て済記憶領域管理情報、および、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域を特定する未割り当て記憶領域管理情報、を記憶する記憶手段と、
    前記管理装置から受信した記憶領域割り当て要求に基づいて、前記未割り当て記憶領域から、前記割り当て対象の計算機に、記憶領域を割り当てる割り当て手段と、
    前記割り当てに応じて、前記割り当て済記憶領域管理情報および前記未割り当て記憶領域管理情報を更新する更新手段と、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を、前記管理装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記管理装置は、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を受信すると、前記割り当てた記憶領域を、前記ユーザ情報から識別される管理者のユーザ管理領域情報に、該管理者の管理領域として登録する登録手段と、をさらに有すること
    を特徴とする計算機システム。
  10. データを格納する記憶領域を保持する記憶装置と、前記記憶装置の記憶領域を管理する管理装置と、を有する計算機システムであって、
    前記管理装置は、
    前記記憶領域の管理者毎に、各管理者が管理権限を有する記憶領域である管理領域を特定するユーザ管理領域情報を記憶する記憶手段と、
    前記管理者を識別するためのユーザ情報と、割り当て対象の計算機と、を含む記憶領域割り当て要求、および、前記ユーザ情報と、割り当て解除対象の記憶領域と、を含む記憶領域割り当て解除要求、の何れかを外部システムから受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で受け付けた、記憶領域割り当て要求、または、記憶領域割り当て要求を、前記記憶装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記記憶装置は、
    割り当て済の記憶領域を特定する割り当て済記憶領域管理情報、および、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域を特定する未割り当て記憶領域管理情報、を記憶する記憶手段と、
    前記管理装置から記憶領域割り当て要求を受信した場合には、前記未割り当て記憶領域から、前記割り当て対象の計算機に、記憶領域を割り当てる割り当て手段と、
    前記管理装置から記憶領域割り当て解除要求を受信した場合には、解除対象の記憶領域の割り当てを解除して、解除した記憶領域を前記未割り当て記憶領域とする割り当て解除手段と、
    前記割り当て、および、割り当て解除に応じて、前記割り当て済記憶領域管理情報および前記未割り当て記憶領域管理情報を更新する更新手段と、
    前記割り当てが完了したことを示す情報、または、割り当て解除が完了したことを示す情報を、前記管理装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記管理装置は、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を受信した場合には、前記割り当てた記憶領域を、前記ユーザ情報から識別される管理者のユーザ管理領域情報に、該管理者の管理領域として登録する登録手段と、
    前記割り当て解除が完了したことを示す情報を受信した場合には、前記管理者のユーザ管理領域情報から、前記割り当て解除した記憶領域の管理領域としての登録を、削除する削除手段と、を有すること
    を特徴とする計算機システム。
  11. 請求項9または10に記載の計算機システムであって、
    前記記憶領域割り当て要求は、割り当て要求容量を、さらに含み、
    前記ユーザ管理領域情報は、管理者毎に、該管理者が割り当て可能な管理領域の最大容量を、さらに有し、
    前記管理装置は、
    前記受付手段が記憶領域割り当て要求を受け付けると、前記ユーザ管理領域情報に基づいて算出した前記ユーザ情報から識別される管理者の管理領域の容量と、前記割り当て要求容量とを加算し、当該加算した値が前記管理領域の最大容量より少ないか否かを判別する判別手段と、をさらに有し、
    前記送信手段は、
    前記加算した値が前記最大容量より少ない場合、前記記憶領域割り当て要求を、前記記憶装置に送信し、
    前記加算した値が前記最大容量より多い場合、前記記憶領域割り当て要求を、前記記憶装置に送信しないこと
    を特徴とする計算機システム。
  12. 請求項11記載の計算機システムであって、
    前記管理装置の前記判別手段は、
    前記加算した値が前記最大容量より多い場合、前記外部システムにエラー情報を出力すること、
    を特徴とする計算機システム。
  13. 請求項11または12に記載の計算機システムであって、
    前記記憶装置は、
    前記管理装置から記憶領域割り当て要求を受信すると、前記割り当て要求容量が、記憶装置の未割り当て記憶領域の容量より少ないか否かをさらに判断する判断手段を、さらに有し
    前記割り当て要求容量が前記未割り当て記憶領域の容量より多い場合、前記外部システムにエラー情報を出力すること
    を特徴とする計算機システム。
  14. 請求項9から13の何れか一項に記載の計算機システムであって、
    前記管理装置は、
    ユーザ情報と、該ユーザ情報から識別される管理者の管理領域に関する情報の取得要求を、外部システムから受け付ける取得要求受付手段と、
    前記取得要求に基づいて、前記ユーザ管理領域情報から、前記ユーザ情報から識別される管理者管理領域を特定する情報を、前記外部システムに送信する送信手段と、をさらに有すること
    を特徴とする計算機システム。
  15. 請求項14記載の計算機システムであって、
    前記管理装置の前記送信手段は、Common Information ModelおよびWeb−Based Enterprise Managementにより規定される管理インタフェースを用いること
    を特徴とする計算機システム。
  16. データを格納する記憶領域を保持する記憶装置と、前記記憶装置の記憶領域を管理する管理装置と、を有する計算機システムであって、
    前記管理装置は、
    前記記憶領域の管理者毎に、各管理者が管理権限を有する記憶領域である管理領域を特定するユーザ管理領域情報と、
    前記記憶装置毎に、計算機に割り当て済の記憶領域の容量と、割り当て対象の計算機と、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域の容量と、を特定する情報を記憶する記憶手段と、
    前記管理者を識別するためのユーザ情報と、割り当て対象の計算機と、割り当て要求容量と、を含む記憶領域割り当て要求を、外部システムから受け付ける受付手段と、
    前記割り当て要求容量を、複数の記憶装置のうち、所定の記憶装置の未割り当て記憶領域から割り当てることが可能か否かを判別する判別手段と、
    前記所定の記憶装置の未割り当て記憶領域から割り当てることが可能な場合、前記記憶領域割り当て要求を、前記所定の記憶装置に送信し、
    前記所定の記憶装置の未割り当て記憶領域から割り当てることができない場合、前記記憶領域割り当て要求を、前記所定の記憶装置以外の他の記憶装置に送信する手段と、を有し、
    前記記憶装置は、
    割り当て済の記憶領域を特定する割り当て済記憶領域管理情報、および、未割り当て記憶領域を特定する未割り当て記憶領域管理情報、を記憶する記憶手段と、
    前記管理装置から受信した記憶領域割り当て要求に基づいて、前記未割り当て記憶領域から、前記割り当て対象の計算機に、記憶領域を割り当てる割り当て手段と、
    前記割り当てに応じて、前記割り当て済記憶領域管理情報および前記未割り当て記憶領域管理情報を更新する更新手段と、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を、前記管理装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記管理装置は、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を受信すると、前記割り当てた記憶領域を、前記ユーザ情報から識別される管理者のユーザ管理領域情報に、該管理者の管理領域として登録する登録手段を、さらに有すること
    を特徴とする計算機システム。
  17. 記憶領域を保持する記憶装置であって、
    前記記憶領域の管理者毎に、各管理者が管理権限を有する記憶領域である管理領域を特定するユーザ管理領域情報と、
    割り当て済の記憶領域を特定する割り当て済記憶領域管理情報、および、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域を特定する未割り当て記憶領域管理情報、を記憶する記憶手段と、
    前記管理者を識別するためのユーザ情報と、割り当て対象の計算機と、を含む記憶領域割り当て要求を、外部システムから受け付ける受付手段と、
    前記記憶領域割り当て要求に基づいて、記未割り当て記憶領域から、前記割り当て対象の計算機に、記憶領域を割り当てる割り当て手段と、
    前記割り当てに応じて、前記割り当て済記憶領域管理情報および前記未割り当て記憶領域管理情報を更新する更新手段と、
    前記割り当てた記憶領域を、前記ユーザ情報から識別される管理者のユーザ管理領域情報に、該管理者の管理領域として登録する登録手段と、を有すること
    を特徴とする記憶装置。
  18. 記憶領域を保持する記憶装置であって、
    前記記憶領域の管理者毎に、各管理者が管理権限を有する記憶領域である管理領域を特定するユーザ管理領域情報と、
    割り当て済の記憶領域を特定する割り当て済記憶領域管理情報、および、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域を特定する未割り当て記憶領域管理情報、を記憶する記憶手段と、
    前記管理者を識別するためのユーザ情報と、割り当て対象の計算機と、を含む記憶領域割り当て要求、および、前記ユーザ情報と、割り当て解除対象の記憶領域と、を含む記憶領域割り当て解除要求、の何れかを外部システムから受け付ける受付手段と、
    前記記憶領域割り当て要求を受信した場合には、前記未割り当て記憶領域から、前記割り当て対象の計算機に、記憶領域を割り当てる割り当て手段と、
    記憶領域割り当て解除要求を受信した場合には、解除対象の記憶領域の割り当てを解除して、解除した記憶領域を前記未割り当て記憶領域とする割り当て解除手段と、
    前記割り当てた記憶領域を、前記ユーザ情報から識別される管理者のユーザ管理領域情報に、該管理者の管理領域として登録する登録手段と、
    前記割り当て、および、割り当て解除に応じて、前記割り当て済記憶領域管理情報および前記未割り当て記憶領域管理情報を更新する更新手段と、
    前記管理者のユーザ管理領域情報から、前記割り当て解除した記憶領域の管理領域としての登録を、削除する削除手段と、を有すること
    を特徴とする記憶装置。
  19. 請求項17または18に記載の記憶装置であって、
    前記記憶領域割り当て要求は、割り当て要求容量を、さらに含み、
    前記ユーザ管理領域情報は、管理者毎に、該管理者が割り当て可能な管理領域の最大容量を、さらに有し、
    前記ユーザ管理領域情報に基づいて算出した前記ユーザ情報から識別される管理者の管理領域の容量と、前記割り当て要求容量とを加算し、当該加算した値が前記管理領域の最大容量より少ないか否かを判別する判別手段と、をさらに有し、
    前記割り当て手段は、
    前記加算した値が前記最大容量より少ない場合、前記記憶領域割り当て要求に基づいて、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域から、前記割り当て対象の計算機に記憶領域を割り当て、
    前記加算した値が前記最大容量より多い場合、前記割り当て対象の計算機に記憶領域を割り当てないこと
    を特徴とする記憶装置。
  20. 請求項19記載の記憶装置であって、
    前記判別手段は、
    前記加算した値が前記最大容量より多い場合、前記外部システムにエラー情報を出力すること、
    を特徴とする記憶装置。
  21. 計算機が使用するデータを格納する記憶領域を保持する記憶装置と、前記記憶装置の記憶領域を管理する管理装置と、前記記憶装置の記憶領域の設定操作を行う管理計算機と、を有する計算機システムにおいて、
    前記管理計算機は、
    前記管理装置に接続するためにネットワークインタフェースと、入力装置と、処理部と、を有し、
    前記処理部は、前記記憶領域のユーザを識別するためのユーザ情報と、記憶領域割り当て対象の計算機と、割り当て要求容量と、を含む記憶領域割り当て要求を前記入力装置から受け付け、前記ネットワークインタフェースを介して、前記記憶領域割り当て要求を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、
    前記管理計算機に接続するための第1のネットワークインタフェースと、前記記憶装置に接続するための第2のネットワークインタフェースと、前記計算機および当該計算機に割り当てた記憶領域を管理する管理者毎に、各管理者が管理権限を有する記憶領域である管理領域と、該管理者が割り当て可能な管理領域の最大容量と、を特定するユーザ管理領域情報を記憶する記憶手段と、処理部と、を有し、
    前記処理部は、
    前記記憶領域割り当て要求を、前記第1のネットワークインタフェースを介して、前記管理計算機から受信し、
    前記ユーザ管理領域情報に基づいて算出した前記ユーザ情報から識別される管理者の管理領域の容量と、前記割り当て要求容量と、を加算し、当該加算した値が前記ユーザの管理領域の最大容量より少ないか否かを判別し、
    前記加算した値が前記最大容量より少ない場合に、前記記憶領域割り当て要求を、前記第2のネットワークインタフェースを介して、前記記憶装置に送信し、
    前記記憶装置は、
    前記管理装置に接続するためのネットワークインタフェースと、割り当て済みの記憶領域を特定する割り当て済記憶領域管理情報、および、すべての管理者が割り当て可能な未割り当て記憶領域を特定する未割り当て記憶領域管理情報、が記憶された記憶手段と、処理部と、を有し、
    前記処理部は、前記ネットワークインタフェースを介して、前記管理装置から、前記記憶領域割り当て要求を受信し、
    前記記憶領域割り当て要求の割り当て要求容量が、前記未割り当て管理情報に含まれる未割り当て記憶領域の容量より少ないか否かを判別し、
    前記割り当て要求容量が前記未割り当て記憶領域の容量より少ない場合に、前記記憶領域割り当て要求に基づいて、前記未割り当て記憶領域から前記記憶領域割り当て対象の計算機に記憶領域を割り当て、当該割り当てた記憶領域を未割り当て記憶領域管理情報から削除して前記割り当て済記憶領域管理情報に追加し、前記割り当てが完了したことを示す情報を、前記ネットワークインタフェースを介して前記管理装置に送信し、
    前記管理装置の処理部は、
    前記割り当てが完了したことを示す情報を受信すると、前記割り当てた記憶領域を、前記ユーザ情報から識別される管理者のユーザ管理領域情報に、該管理者の管理領域として登録すること
    を特徴とする計算機システム。
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