JP2006127143A - 仮想ストレージ管理プログラム、方法及び装置 - Google Patents

仮想ストレージ管理プログラム、方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】一部未割当ての実ディスクを含めてユーザ指定容量の仮想ディスクに対し最適な実ディスクを割当てる。
【解決手段】 容量指定部28は、ディスクプール24に設けた仮想ディスクのユーザが希望する容量を指定する。第1選出部32は、実ディスクを登録したディスクプールから実ディスク数を最小とするように指定容量を満たす1又は複数の実ディスクを選出して仮想ディスクに割り当てる。第2選出部34は、第1選出部32で選出できなかった場合、実ディスク内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように指定容量を満たす1又は複数の実ディスクを選出して割り当てる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プールで管理される物理ボリュームをユーザが指定した容量の仮想ボリュームに割り当てる仮想ストレージ管理プログラム、方法及び装置に関し、特に、信頼性、保守性及び性能を満たすように論理ボリュームを選出して仮想ボリュームに割り当てる仮想ストレージ管理プログラム、方法及び装置に関する。
従来、複数のディスクストレージを仮想化して一括管理し、サーバに仮想ボリュームを割り当てる仮想ストレージシステムが知られている。このような仮想ストレージシステムにあっては、仮想化されたディスクストレージがサーバと物理ディスクとの間に配置され、サーバからは仮想化されて管理されている仮想ディスクにアクセスする。これにより物理的なストレージの運用管理をサーバから完全に切り離すことができ、ハードウェアに依存しないオープンなストレージエリアネットワーク(SAN)環境が構築できる。
仮想ストレージシステムは、サーバと物理ストレージの間に配置された仮想ストレージ管理プログラムを実行する制御装置により実現される。この制御装置は、物理ディスクを登録したストレージプールと仮想化スイッチで構成される仮想ストレージ環境をサーバに対し構築し、仮想ディスクに対しサーバのアプリケーションに対応したユーザが希望する容量の物理ディスクをストレージブールから割り当てている。
従来の仮想ディスクを構成する物理ディスクの割当は、システム構成設計においてユーザ指定容量に対し適切なサイジングを行って物理ディスクを割当てている。
また論理ボリュームとして、磁気ディスク装置、光ディスク装置、半導体メモリ装置といった複数種類のデバイスが混在する場合には、装置の種類毎にグループ分けし、グループ単位に仮想ディスクに物理デバイスを割り当てるシステムも知られているが、仮想ディスクに対する物理デバイスの割当は、同様にシステム構成設計において適切なサイジングを行って物理デバイスを割当てている。
特開平7−84840号公報 特開平6−10312号公報 特許第2924167号公報
しかしながら、このような従来のシステム構成設計において適切なサイジングを行って仮想ディスクに物理ディスクを割り当てる方法にあっては、物理ディスクを仮想ディスクを割り当てる際に、物理ディスクが未割当が否か判別し、未割当の物理ディスクを選択して割り当てており、ユーザの指定容量が物理ディスクの容量の整数倍に制約され、ユーザ指定容量が必要な容量より多めとなり、その分、無駄な割当てとなっている。
またユーザ指定容量に見合った物理ディスクの割当をするためには、未割当て物理ディスクの一部の領域を割り当てる必要があり、このため割当対象となるディスクは、未割当ディスクと一部未割当ディスクが混在することになる。その結果、未割当のディスクのみならず、一部未割当のディスクも考慮した仮想ディスクに対する割当てが必要となるが、一部未割当のディスクについて、どのような割当て方法を構築すべきか課題として残されている。
更に、物理ディスクを構成するRAID装置やそのコントローラの構成や性能といった仕様から、ユーザアプリケーションに最適な仮想ディスクを構成できる物理ディスクの割当てをどのようにするかも、大きな課題として残されている。
本発明は、一部未割当ての物理ディスクを含めて仮想ディスクを構成する最適な物理ディクスを割り当てる仮想ストレージ管理プログラム、方法及び装置を提供することを目的とする。
図1は本発明の原理説明図である。本発明は、RAID装置等の物理ボリューム群とサーバ等の上位装置との間に配置された装置のコンピュータにより実行される仮想ストレージ管理プログラムを提供する。なお、仮想ボリュームは仮想ディスクの上位概念であり、また物理ボリュームは実ディスク或いは物理ディスクの上位概念である。
本発明の仮想ストレージ管理プログラムは、コンピュータに、
仮想ボリュームの容量を指定する容量指定ステップと、
物理ボリュームを登録したストレージプールから物理ボリューム数を最小とするように指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して仮想ボリュームに割り当てる第1選出ステップと、
第1選出ステップで選出できなかった場合、物理ボリューム内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して割り当てる第2選出ステップと、
を実行させることを特徴とする。
ここで第1選出ステップは、
空き容量が指定容量以上で且つ最小容量のエクステントを選択する第1優先選出ステップと、
第1優先選出ステップで選出できなかった場合、空き容量が指定容量以上で且つ最小容量の物理ボリュームを選択する第2優先選出ステップと、
第2優先選出ステップで選出できなかった場合、空き容量が指定容量未満で且つ最大容量の物理ボリュームを選択する第3優先選出ステップと、
を備える。
この第1優先選出ステップは、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第2に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第3に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出し、
また第2又は第3優先選出ステップは、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、エクステント数の少ない順番に選出し、
第2に、エクステント数で選出できない場合は、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第3に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第4に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出する、
ことを特徴とする。
第2選出ステップは、
空き容量が指定容量未満で且つ最大容量のエクステントを選択する第4優先選出ステップと、
第4優先選出ステップで選出できなかった場合、空きエクステント容量が指定容量以上で且つ最小容量のエクステントを選択する第5優先選出ステップと、
を備えたことを特徴とする。
この第4及び第5優先選出ステップは、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第2に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第3に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出する、
ことを特徴とする。
本発明の仮想ストレージ管理プログラムは、更に、第1選出ステップ及び第2選出ステップに先立って、物理ボリューム群をグループ分けし、各グループを順番に選択して第1及び第2選択ステップを実行させる対象グループ選出ステップを備える。
この対象グループ選出ステップは、
仮想化スイッチ機能を備えたコントローラに接続する接続パス単位に複数の実ディスク群をグループ化し、各グループを順番に選択して第1及び第2選択ステップを実行させる第1対象グループ選出ステップと、
第1対象グループ選出ステップで選出できなかった場合に、複数のコントローラと接続しているRAID装置単位の複数の物理ボリューム群をグループ化し、各グループを順番に選択して第1及び第2選択ステップを実行させる第2対象グループ選出ステップと、
第2対象グループ選出ステップで選出できなかった場合に、コントローラと接続している全てのRAID装置を1グループとして物理ボリューム群を選択して第1及び第2選出ステップを実行させる第3対象グループ選出ステップと、
を備えたことを特徴とする。
ここで、記第1対象グループ選出ステップは、複数の物理ボリューム群との接続パスを、物理ボリューム群のコントローラを意識しない第1接続パスとコントローラを意識してプライマリ接続した第2接続パスに分類し、第1接続パス毎の物理ボリューム群と第2接続パス毎の物理ボリューム群とにグループ化して順番に選出することを特徴とする。
第1対象範囲選出ステップは、仮想ボリュームを構成する物理ボリュームの属する接続パスが偏らないように、全容量に対する全未割当容量の割合となる仮想未割当率の大きい物理ボリューム群の順番に各グループを選出する。
第2対象グループ選出ステップは、仮想ボリュームを構成する実ボリュームの属するRAID装置が偏らないように、全容量に対する全未割当容量の割合となる仮想未割当率の大きいRAID装置の順番に各グループを選出する。
本発明は、仮想ストレージ管理方法を提供する。本発明の仮想ストレージ管理方法は、
仮想ストレージプールに設けた仮想ボリュームの容量を指定する容量指定ステップと、
物理ボリュームを登録したプールから物理ボリューム数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して仮想ボリュームに割り当てる第1選出ステップと、
第1ステップで選出できなかった場合、物理ボリューム内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して割り当てる第2選出ステップと、
を備えたことを特徴とする。
本発明は、仮想ストレージ管理装置を提供する。本発明の仮想ストレージ管理装置は、
仮想ストレージプールに設けた仮想ボリュームの容量を指定する容量指定部と、
物理ボリュームを登録したプールから物理ボリューム数を最小とするように指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して仮想ボリュームに割り当てる第1選出部と、
第1選出部で選出できなかった場合、物理ボリューム内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して割り当てる第2選出部と、
を備えたことを特徴とする。
なお、本発明の仮想ストレージ管理方法及び装置の詳細は、本発明の仮想ストレージ管理プログラムの場合と基本的に同じになる。
本発明によれば、サーバとRAID装置の間に配置された装置の仮想モジュール管理プログラムに対しユーザの希望する仮想ボリュームの容量を指定するだけで、まず物理ボリューム数が最小となるようにストレージプール内の物理ボリュームが選出されて仮想ボリュームに割り当てられ、仮想ボリュームに割り当てられた物理ボリュームの数は最小であることから、故障発生要因となる箇所が最小となり、信頼性と保守性を高めることができる。
また物理ボリューム数を最小とする選出ができなかった場合には、物理ボリューム内の一部未使用領域であるエクステントの数が最小となるようにストレージプール内の物理ボリュームが選出されて仮想ボリュームに割り当てられ、フラグメンテーション(断片化)を最小限に抑えることで、アクセス性能の低下を防ぐことができる。
一方、仮想ボリュームに物理ボリュームを割り当てる際に、ストレージプール内の物理ボリューム群を、パス単位、物理ボリュームのRAID装置単位、全てのRAID装置というように性能順のグループに分類し、各グループを性能順に選出して仮想ボリュームを構成する物理ボリュームを割当てることで、性能を考慮した最適な物理ボリュームの割当てができる。
図2は本発明の仮想ストレージ管理処理が適用されるシステム構成のブロック図である。
なお、以下の実施形態の説明において、仮想ボリュームを仮想ディスクとし、物理ボリュームを実ディスクとした場合を例に取っている。
図2において、サーバ18−1、18−2とRAID装置12−1、12−2との間には、本発明の仮想ストレージ管理処理を実行するコントローラ10−1、10−2が配置されている。
コントローラ10−1、10−2を遠隔管理する管理サーバ15には本発明による仮想ストレージ管理プログラムがインストールされており、仮想ストレージ管理プログラムの実行により、RAID装置12−1、12−2としての物理モジュール群を登録したディスクプール(ストレージプール)を作成し、サーバ18−1、18−2からのアクセスに対し、物理的なRAID装置12−1、12−2の種別、配置、容量を隠蔽し、サーバ18−1、18−2で必要とする容量の仮想ディスクを割り当てた仮想ストレージ環境を実現している。
RAID装置12−1、12−2には、それぞれ論理ボリュームとして実ディスク装置14−1〜14−4、16−1〜16−4が設けられている。
RAID装置12−1、12−2は、コントローラ10−1、10−2に対しチャンネルアダプタCAを介して接続され、実ディスク装置14−1〜14−4、16−1〜16−4に対してはデバイスアダプタDAを介して接続され、チャンネルアダプタCAとデバイスアダプタDAの間にコントローラCMを設けており、それぞれのRAID装置12−1、12−2が上位装置に対し外部記憶のサブシステムを構成している。
図3は図2のシステムにつき、仮想ストレージ環境の機能構成のブロック図である。図3において、サーバ18−1、18−2のそれぞれにはユーザのアプリケーション20−1、20−2が設けられており、このサーバ18−1、18−2はクラスタ構成をとっていることから、アプリケーション20−1、20−2は同じものであり、例えばサーバ18−1をメインとして運用しており、サーバ18−1がダウンした場合にはサーバ18−2に切替え(テイクオーバー)が行われる。
サーバ18−1、18−2に対し仮想ストレージ環境を提供するコントローラ10−1、10−2も二重化されており、それぞれRAID装置12−1、12−2の実ディスク装置14−1〜14−4、16−1〜16−4の割当てにより、仮想ストレージ環境に設けている仮想ディスクを構成している。
このためコントローラ10−1と10−2には、いずれか一方の運用状態にあっても常に同じ内容を持った仮想ストレージ環境が実現されており、例えばサーバ18−1がダウンしてサーバ18−2に切り替えた際に、仮想ストレージ環境の切替えを必要とすることなく、切替先のサーバ18−2による同じ仮想ストレージ環境を利用した運用が実現できる。
コントローラ10−1、10−2には、仮想化スイッチ22−1、22−2、ディスクプール24−1、24−2が設けられている。ディスクプール24にはRAID装置12−1、12−2側に設けている実ディスク装置14−1〜14−4、16−1〜16−4が登録されている。
コントローラ10−1、10−2に対しては管理サーバ15が接続され、管理サーバ16に仮想ストレージ管理部26を設けている。仮想ストレージ管理部26は、仮想ディスク装置に対し希望する容量指定を行うと、指定容量を満たすようにRAID装置12−1、12−2側に設けている実ディスク装置14−1〜14−4、16−1〜16−4の選出を行い、指定容量を満たす仮想ディスクを構成する実ディスク装置の割当てを行う。
仮想化スイッチ22−1、22−2は、仮想ディスク群23−1,23−2に設けた仮想ディスクとディスクプール24−1、24−2から割り当てた実ディスク装置との接続関係を構築する。
仮想ストレージ管理部26は、コントローラ10−1、10−2を遠隔管理する管理サーバ15上のCPUで本発明の仮想ストレージ管理プログラムを実行することにより実現される機能であり、容量指定部28、対象グループ選出部30、第1選出部32、第2選出部34の機能を備えている。
容量指定部28は、サーバ18−1、18−2のアプリケーション20−1、20−2の運用に必要なユーザが希望する容量の指定を受けて、仮想ディスクに対し実ディスク装置を割り当てるための容量を指定する。
対象グループ選出部30は、ユーザによる容量指定を受けた仮想ディスクに対し実ディスク装置をディスクプール24−1,24−2から選出して割り当てる際に、選出対象グループとする実ディスク群をグループ化し、予め定めた優先順位に従って各グループを選出して実ディスク装置の割当を行う。本発明にあっては、後の説明で明らかにするように、実ディスク群の対象グループ選出は
(1)コントローラ10−1、10−2に接続している接続パス単位
(2)コントローラ10−1、10−2に接続しているRAID装置単位
(3)コントローラ10−1、10−2に接続している全てのRAID装置
にグループ分けして行う。
第1選出部32は、対象グループ選出部30で選出されたグループの実ディスク群を対象に、実ディスク数を最小とするように、指定容量を満たす1または複数の実ディスクを選出して仮想ディスクに割り当てる。
第2選出部34は、第1選出部32で選出できなかった場合に、実ディスク装置内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように、指定容量を満たす1又は複数の実ディスクを選出して、仮想ディスクに割り当てる。このようなコントローラ10−1の機能構成は、コントローラ10−2についても同じである。
図4は図3のシステムにおける物理ストレージ環境と仮想ストレージ環境の説明図である。
クラスタ18を構成するサーバ18−1、18−2には、ホスト論理ユニットアドレスHLとして#000、#001持つ論理ディスク(論理ボリューム)38−1、38−2が設けられ、アプリケーション20−1、20−2に対しマルチパスドライブmphdを介して接続される。
サーバ18−1、18−2の論理ディスク38−1、38−2は、図3のコントローラ10−1、10−2の機能を統合して実現される仮想ストレージ環境10に設けた仮想筐体36の仮想論理ユニットアドレスVTLUNとして#0001、#0001を持つ仮想筐体36−1、36−2に対応する。なお、アドレス仮想ホスト論理ユニットVHLのアドレスとして#000、#001を持つ部分は、サーバ18−1、18−2と接続するポート(port)に対する経路情報パス42−1、42−2である。
一方、図3のRAID装置12−1、12−2により、これを統合して物理モジュール群としてのRAIDシステム12が構築されている。RAIDシステム12には、論理ユニットアドレスLUNとして#0000〜#0003をもつ4台の磁気ディスク装置45−0〜45−3を備えたRAID装置12−1と、#0004〜#0007をもつ4台の磁気ディスク装置45−4〜45−7を備えたRAID装置12−2が設けられてる。なお、チャネルアダプタCA側に示す2系統のアドレスHL#0000〜#0007を持つユニットは、仮想ストレージ環境10側のポートportに対する経路情報である。
仮想ストレージ環境10のディスクプール24には、RAIDシステム12の磁気ディスク装置45−0〜45−7に対応してホスト論理ユニットアドレスHLとして#000〜#003をもつ実ディスク群40−1、40−2が登録されている。
仮想ストレージ環境10の仮想スイッチ22−1、22−2は、仮想筐体36の仮想ディスク36−1、36−2に対しディスクプール24の実ディスク群40−1、40−2の中の指定容量を満たすように割当られた実ディスクとの間の接続パスを構築する。
なおRAIDシステム12は、チャンネルアダプタCAの配下にRAID装置12−1、12−2を構成する磁気ディスク装置45−0〜45−7を示しているが、実際にはチャンネルアダプタCAに続いてコントローラCMが設けられ、このコントローラCMの配下に設けたデバイスアダプタDAを介して磁気ディスク装置45−0〜45−7が接続されている。
図5は本発明の仮想ストレージ管理処理を実行する担当コントローラが、コントローラCMを意識する必要のないRAID装置と、意識する必要のあるRAID装置とを実ディスク群として接続して、仮想ストレージ環境を構築したシステム構成のブロック図である。
図5におけるRAID装置12−11は、コントローラ10−11、10−12を遠隔管理する管理サーバ15の仮想ストレージ管理プログラム(仮想ストレージ制御マネージャ)が担当コントローラCMを意識する必要のない装置であり、例えば富士通株式会社製のETERNUS6000、GR740、GR820、GR840等の機種が対応する。
これに対しRAID装置12−12は、コントローラ10−11、10−12を遠隔管理する管理サーバ15の仮想ストレージ管理プログラム(仮想ストレージ制御マネージャ)が担当コントローラCMを意識する必要のある装置であり、例えば富士通株式会社製のETERNUS3000、GR710、GR720、GR730といった機種が、これに該当する。
コントローラ10−11、10−12から見て担当コントローラCMを意識する必要のないRAID装置12−11については、コントローラ10−11、10−12の仮想化スイッチに対し接続パス50−1、50−2による接続が行われる。
これに対しコントローラ10−11、10−12から見て担当コントローラCMを意識する必要のあるRAID装置12−12にあっては、プライマリ接続パス52−1、52−2と点線で示すセカンダリ接続パス54−1〜54−3による接続が行われている。
そこで図5のようなRAID装置12−11、12−12を実ディスク群とした場合に仮想モジュールを構成する実ディスク装置を選択するための選出対象グループのグループ化として、図6に示す優先順位に従って選出対象グループをグループ化する。
図6において、優先順位1位の選出対象グループは、コントローラの仮想化スイッチと接続しているパス単位の実ディスク群を順番に選択する。図5の場合における仮想化スイッチと接続しているパス単位の実ディスク群の選択は、例えば担当コントローラCMを意識する必要のないRAID装置12−11の接続パス50−1、50−2と、例えば担当コントローラCMを意識する必要のあるRAID装置12−12でプライマリ接続しているプライマリ接続パス52−1、52−2の2つの接続パスに限定する。
このようなパス単位の実ディスク群のグループは、次の順番で選択する。
(1)接続パス50−1の実ディスク装置14−11
(2)接続パス50−2の実ディスク装置14−11
(3)接続パス52−1の実ディスク装置16−11、16−12、16−13
(4)接続パス52−2の実ディスク装置16−14
更に図6の選出対象グループの右側に示すように、選出対象となったディスク群の中に複数の実ディスク装置が存在する場合には、仮想ディスクを構成する実ディスク装置の属する接続パスが偏らないように、仮想未割当率が大きい実ディスク群の順番に実ディスク装置を選出する。ここで仮想未割当率は次式で定義される。
仮想未割当率=全未割当実ディスク容量÷全実ディスク容量 (1)
なお全未割当実ディスク容量は、一部割当済みの実ディスク装置における空き容量及び未割当ての実ディスク装置の空き容量の合計である。
このようにして図6の優先順位が第1の選出対象としてコントローラの仮想化スイッチと接続しているパス単位の実ディスク群の選出を行ったならば、選出された実ディスク群を対象に、図3の仮想ストレージ管理部26に示した第1選出部32により実ディスク数を最小とするように、指定容量を満たす実ディスク装置の選出を行って、仮想ディスクに割り当てる。
また第1選出部32による割当てが失敗した場合には、第2選出部34により実ディスク装置内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように、指定容量を満たす実ディスク装置を選出して、仮想ディスクに割り当てることになる。
図7は図5のシステム構成を対象とした仮想ストレージ管理処理の手順を示しており、選出対象グループとして接続パス単位の実ディスク群の選出A1を行った後に、実ディスク選出として実ディスク数を最小とする選出B1を行い、これに失敗した場合には、次のエクステント数を最小とする選出B2を行うことになる。
更に、接続パス単位の選出A1についてエクステント数を最小とする選出B2に失敗した場合には、次に選出対象グループとしてRAID装置単位の選出A2を行った後、同様に実ディスク数を最小とする選出B1を行い、失敗した場合には、エクステント数を最小とする選出B2を行う。
更に、RAID装置単位A2を対象グループとしてエクステント数を最小とする選出B2に失敗した場合には、対象グループ選出として全RAID装置を対象グループA3として選出し、この場合には実ディスク装置を最小とする選出B1のみを行う。
図7における第2位の対象グループA2及び第3位の対象グループA3については、図6の表の優先順位の2位、3位に示している。優先順位2位の選出対象グループは、コントローラの仮想化スイッチと接続しているRAID装置単位の実ディスク群を対象グループとして選出する。
図5のシステム構成について、これを具体的に見ると、RAID装置12−11、RAID装置12−12の順番に実ディスク群を選出する。このRAID装置12−11、12−12を選択する順番は、仮想ディスクを構成する実ディスク装置の属するRAID装置が偏らないように、(1)式で与えられる仮想未割当率の大きいRAID装置の順番に実ディスク群を選出する。
更に図6の優先順位3位となる選出対象グループは、コントローラの仮想化スイッチと接続している全てのRAID装置を対象とする。例えば図5のシステム構成の場合には、コントローラ10−11、10−12に接続しているRAID装置12−11、12−12を1つの実ディスク群として選択する。
次に図6により対象グループとする実ディスク群を選出された後の仮想ディスクに指定容量の実ディスク装置を割り当てる選出処理を説明する。
本発明の仮想ディスクを構成する実ディスク装置の選出は、図7の実ディスク選出の手順に示したように、まず実ディスク数を最小とする選出B1を実行し、これで選出ができなかった場合には、エクステント数を最小とする選出B2を実行するようにしている。
実ディスク数を最小とする選出は、故障発生要因箇所が最小となるように実ディスク装置を仮想ディスクに割り当てることから、仮想ストレージの信頼性と保守性が向上する。
本発明の実施形態にあっては、仮想ディスクを構成する実ディスク数を最小とするように選出しているが、これは障害発生要因を最小にすることから、他の選出基準として
(1)パス数を最小とするように選出する。
(2)RAID装置数を最小とするように選出する。
といった選出条件を適用することもできる。
一方、エクステント数を最小とする選出は、1つの実ディスク装置における割当領域のフラグメンテーション(断片化)を最小とすることを意味し、これによって、仮想ストレージ環境における仮想モジュールに対するアクセス性能を向上することができる。
図8は本発明の実ディスク選出処理で使用する選出条件を示している。図8(A)は実ディスク装置の選出条件の優先順位に従った一覧であり、選出優先順位1位から3位が図7のB1に示した実ディスク数を最小とする選出、即ち図3の第1選出部32による選出処理である。
これに対し選出優先順位4位、5位は、図7のエクステント数を最小とする選出B2を実現する選出条件であり、図3の第2選出部34による選出処理となる。
図8(A)の実ディスク数を最小とするための選出条件は次のようになる。まず選出優先順位第1位にあっては「空きエクステント容量が指定容量以上」の実ディスクを選出する。この条件で選出した実ディスクが複数存在した場合には、その右側に示すように「最小容量のエクステントを持つ実ディスクを選出」となる。
選出優先順位第2位の容量選出条件は、「空き実ディスク容量が指定容量以上」の実ディスクを選出する。この条件により選出された実ディスクが複数存在する場合には、その右側に示すように「最小容量の実ディスクを選出」となる。
選出優先順位第3位にあっては「空き実ディスク容量が指定容量より小さい」となる実ディスクを選出する。この条件で選出された実ディスクが複数存在する場合には、その右側に示すように「最大容量の実ディスクを選出」となる。
次に選出優先順位第4位及び5位のエクステント数を最小とする実ディスクの選出を説明する。
選出優先順位第4位の容量選出条件は「空きエクステント容量が指定容量より小さい」となる実ディスクを選出する。この条件で選出されたエクステントが複数存在する場合には、最大容量のエクステントを選出する。
選出優先順位第5位については、容量選出条件として「空きエクステント容量が指定容量以上」となるエクステントを選出する。この選出条件を満足するエクステントが複数存在する場合には、その右側に示すように「最小容量のエクステントを選出」となる。
図8(B)は、図8(A)の選出条件により、選出優先条件1位〜5位のそれぞれで複数の実ディスク装置のエクステントが選出された場合の選出優先条件を示している。
図8(B)において、選出優先順位として図8(A)の1位、4位、5位について同じ条件が設定され、選出優先順位2位、3位について、別の同じ選出条件が設定されている。選出優先順位1位、4位、5位について、複数実ディスクのエクステントが選出された場合の選出優先順位は、
(1)RAIDレベルの順番
(2)実ディスクのIDの順番
(3)実ディスクの論理ブロックアドレスLBAの順番
となる。このうちRAIDレベルの順番は、右側の選出優先順位の内容に示すように、RAIDレベル(0+1)、レベル1、レベル5、レベル0の順番とする。
ここでRAIDレベル(0+1)は、図8(C)のように、RAIDレベル0をミラー化してRAIDレベル1としたものである。また実ディスクのIDの順番は、RAIDレベルで複数実ディスクがあった場合である。更に、実ディスクのLBAの順番は、実ディスク内に複数のエクステントがあった場合である。
図8(B)の選出優先順位2位、3位については、複数、実ディスクのエクステントが選出された場合の選出優先順位として、次のものが設定される。
(1)エクステント数の少ない順番
(2)RAIDレベルの順番
(3)実ディスクのIDの順番
となる。
この図8(A)(B)に示す選出条件により、指定容量を満たす仮想ディスクを構成する実ディスク装置の構成エクステントが決まったならば、構成エクステントを実ディスク装置の内部保持のIDの順番、及び実ディスク装置内のLBAの順番に並び替えるソート処理を行って、選出処理を終了する。
図9及び図10は本発明による仮想ストレージ管理処理のフローチャートであり、このフローチャートの手順が、本発明により提供される仮想ストレージ管理プログラムの内容となる。
図9の仮想ストレージ管理処理にあっては、ステップS1でサーバ側のアプリケーションに対応したユーザが希望する仮想ディスクの指定容量を取り込み、ステップS2で仮想スイッチを備えたコントローラと接続しているパス単位の実ディスク群にグループ化した後、ステップS3で仮想未割当率の大きい順番に実ディスク群を選出し、ステップS4で、選出した実ディスク群を対象に実ディスク群を最小とするように第1実ディスク選出処理を実行する。
ステップS4で選出処理に成功すれば、選出された仮想ディスクを構成するエクステントを、実ディスク装置のIDと実ディスク装置内のLBAをキーに並び替えるソート処理を行って、処理を終了する。
ステップS5で選出できなかった場合には、ステップS6に進み、エクステント数を最小とするように第2実ディスク選出処理を実行する。この選出処理につき、ステップS7で選出成功が判別されると、仮想ディスクの構成エクステントのソート処理を行って、一連の処理を終了する。
ステップS7で選出できなかった場合には、ステップS8に進み、仮想化スイッチを備えたコントローラと接続しているRAID装置単位の実ディスク群に分類し、ステップS9で仮想未割当率の大きい順番にRAID装置を選出し、ステップS10で、まず実ディスク装置を最小とするように第1実ディスク選出処理を実行する。
続いて図10のステップS11で選出成功を判別すると、構成エクステント数をソートして、処理を終了する。選出できなかった場合にはステップS12に進み、エクステント数を最小とするように第2実ディスク選出処理を実行する。ステップS13で選出に成功すると、構成エクステント数のソート処理を行って、一連の処理を終了する。
ステップS13で選出できなかった場合にはステップS14に進み、仮想化スイッチを備えたコントローラに接続している全てのRAID装置を選出し、ステップS15で実ディスク装置を最小とするように第1実ディスク選出処理を実行する。ステップS16で選出に成功すれば、構成エクステントをソートして、処理を終了する。
選出できなかった場合にはステップS17に進み、エクステント数を最小とするように第2実ディスク選出処理を実行する。ステップS18で選出に成功すると、構成エクステント数のソート処理を行って、一連の処理を終了する。
選出できなかった場合にはステップS19に進み、プール容量不足エラーまたはエクステント数オーバーエラーを通知して、処理を終了する。
このエラー通知による終了の際には、再度、仮想ディスクの容量指定をやり直すことで、例えば指定容量を減らすことで、再度、選出処理を行えばよい。なおステップS19におけるエクステント数オーバーエラーは、後の説明で明らかにするように、本発明にあっては、1つの実ディスク装置から選出するエクステント数を例えば16未満に制限しており、このエクステント数の制限値を超えた場合には、選出できなかったものとしており、選出できない原因がエクステント数オーバーである場合に、これを示すエラー通知を行うことになる。
図11及び図12は図9及び図10のステップS4、S10、S15で実行する第1実ディスク選出処理のフローチャートであり、これは図3における第1選出部32の処理機能となる。
図11において、第1実ディスク選出処理はステップS1〜S7で図8(A)の選出優先順位第1位の選出条件に従った選出処理を実行する。まずステップS1で未選出の実ディスクの有無をチェックし、未選出の実ディスクがあればステップS2に進み、空きエクステントの容量が指定容量以上で且つ最小容量のエクステントを選出する。
ステップS3で選出に成功すると、ステップS5に進み、複数の実ディスクのエクステントを選出したか否かをチェックする。もし複数の実ディスクのエクステントを選出していた場合にはステップS6に進み、図8(B)の選出優先順位第1位、4位、5位の項目に示した優先順位で実ディスクを選出する。
ステップS5で単一の実ディスクのエクステントの選出であった場合にはステップS6の処理はスキップする。ステップS7で選出した実ディスクのエクステント数が所定の閾値、例えば16以上か否かチェックし、16を超えていなければ正常な選出処理が行なわれたものとして図9及び図10のメインルーチンにリターンする。
もしステップS1で未選出の実ディスクがなかった場合にはステップS4で選出不可としてメインルーチンにリターンする。一方、ステップS7で選出された実ディスクのエクステント数が閾値である例えば16以上であった場合には、選出不成功としてステップS14に進む。
図11のステップS8〜S13は図8(A)の選出優先順位第2位の選出条件に従った実ディスク選出処理である。ステップS8にあっては空き容量が指定容量以上で且つ最小容量の実ディスクを選択する。ステップS9で実ディスクの選択に成功するとステップS10に進み、複数の実ディスクのエクステントを選出したか否かチェックする。
複数の実ディスクのエクステントを選出した場合にはステップS11に進み、図8(B)の選出優先順位第2位、3位の欄に示す優先順位の順番でひとつの実ディスクのエクステントの選出に絞り込む。尚、ステップS11の(1)「エクステント数の少ない順番」に実ディスクを選出し、この場合、2つの実ディスクが選択された場合には、空きエクステントの容量の大きい実ディスクを選出する。
ステップS10で単一の実ディスクのエクステントの選出であった場合には、ステップS11の処理はスキップする。次にステップS12でエクステント数が閾値以上か否かチェックし、閾値以上であった場合にはステップS13に進み、ステップS11に示している優先順位のうちの次の優先順位に従った実ディスクを選択したステップS12でエクステント数が閾値以上か否かチェックし、エクステント数が閾値未満となるまでステップS13の次の優先順位の実ディスクの選出を繰り返し、エクステント数が閾値未満となった場合には選出成功として図9及び図10のメインルーチンにリターンする。
ステップS13でステップS11における全ての優先順位において実ディスクの選出を行なっても、エクステント数が閾値以上であった場合にはステップS14に進んで選出は不成功となる。
ステップS9で選出できなかった場合には、図12のステップS16〜S20により図8(A)の選出優先順位第3位の選出条件に従った実ディスクの選出処理を行なう。即ち、ステップS16で空き容量が指定容量より小さい最大容量の実ディスクを選出し、ステップS17で選出した成功すれば図9及び図10のメインルーチンにリターンする。
選出できなかった場合にはステップS18に進み、複数の実ディスクのエクステントを選出しているか否かチェックし、選出されている場合にはステップS19で図8(B)の選出優先順位第1位、4位、5位に示した複数の実ディスクのエクステントが選出された場合の選出優先順位に従って実ディスクを選択する。
ステップS18で単一の実ディスクのエクステントの選出であった場合にはステップS19はスキップする。次のステップS20で指定容量の更新を行なう。即ち、現在の指定容量から選出した実ディスクの容量を差し引いて新たな指定容量を算出し、図11のステップS1に戻り、残りの指定容量を対象にステップS2以降から同様の処理を繰り返す。
一方、図11のステップS7またはステップS12、S13の処理で選出した実ディスクのエクステント数が閾値以上であった場合には実ディスク数を最小とする選出処理が不成功となったことから、ステップS14で
(1)選出された実ディスクを破棄
(2)要求容量を初期値に戻す
という初期化処理を行なった後、ステップS15に進み、図12に示す第2実ディスク選出処理に移行する。
尚、図9及び図10のメインルーチンに示すように、ステップS14で選出対象グループを、仮想化スイッチを備えたコントローラに接続している全てのID装置とした場合については、ステップS15のように第1実ディスク選出処理のみの実行となることから、この場合には図13の第2実ディスク選出処理には移行しない。
図13は図9及び図10のステップS6、S12、S17で実行する第2実ディスク選出処理のフローチャートであり、この処理は図3の第2選出部34の処理機能に対応する。図13において、第2実ディスク選出処理は、ステップS1〜S5で図8(A)の選出優先順位4位の選出条件に従った選出処理を実行する。
まずステップS1で空きエクステント容量が指定容量より小さい最大容量のエクステントを選出する。ステップS2で選出に成功すればステップS3に進み、複数の実ディスクのエクステントを選択したか否かチェックし、選択していた場合にはステップS4で図8(B)の選出条件優先順位第1位、4位、5位に示した複数実ディスクのエクステントが選択された場合の優先順位に従った実ディスクの選出を行なう。
単一のエクステントの選択であった場合にはステップS4はスキップする。次にステップS5で指定容量の更新を行なう。即ち、現在の指定容量から選出した実ディスク容量を差し引いて残りの指定容量を新たな指定容量とする。尚、ステップS2で選出できなかった場合にはステップS11に進んで選出不可として図9及び図10のメインルーチンにリターンする。
次のステップS6〜S10は図8(A)の選出優先順位5位の選出条件による実ディスクの選出処理を実行する。まずステップS6で空きエクステント容量が指定容量以上で且つ最小容量のエクステントを選出する。ステップS7で選出できなかった場合にはステップS1に戻り、空きエクステント容量が指定容量より小さい最大容量のエクステントの選出処理を繰り返す。
ステップS7で選出に成功した場合にはステップS8で複数の実ディスクのエクステントを選出したか否かチェックし、選択した場合にはステップS9で図8(B)の選出優先順位1位、4位、5位の欄に示した選出優先順位に従って実ディスクを選出する。ステップS8で単一の実ディスクのエクステントの選出であった場合にはステップS9はスキップする。
続いてステップS10で選出した実ディスクのエクステント数が閾値以上か否かチェックし、閾値未満であれば選択に成功したものとして図9及び図10のメインルーチンにリターンする。エクステント数が閾値以上であった場合にはステップS11で選出不可として図9及び図10のメインルーチンにリターンする。
次に図14及び図15を参照して本発明による指定容量に対応する仮想ディスクを構成する実ディスク選出の具体例を説明する。
図14(A)は実ディスク60、62、64を対象に図14(B)に示すように指定容量を1〜110MBの範囲で変化させた場合の選出結果とソート結果を示している。図14(A)において実ディスク60は未割当の実ディスクであり、エクステントaは30MBである。尚、以下の説明にあっては容量はMBは省略して数字のみで示す。実ディスク62は一部未割当の実ディスクであり、エクステントbは20、エクステントcは30である。
ここで図14(A)の実ディスク群を対象として図14(B)で指定容量を10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110とした場合のエクステント選出を説明すると次のようになる。尚、括弧内は適用する図8の選出条件であり、図8(A)は「A−1〜A−5」で示し、図8(B)は「B−1−1〜B−5−3」で示す。
まず指定容量=10の場合は次の手順となる。
(1)指定容量10以上の空き容量をもつエクステントb、c、d、e、fを選出する(A−1)。
(2)最小容量10のエクステントd、e、fを選出する(A−1)。
(3)LBAの順番からエクステントdを選出する(B−1−3)。
指定容量=20の場合は次の手順となる。
(1)指定容量20以上の空き容量をもつエクステントb、cを選出する(A−1)。
(2)最小容量20のエクステントbを選出する(A−4)。
指定容量=30の場合は次の手順となる。
(1)指定容量30以上の空き容量をもつ実ディスク60のエクステントaを選出する(A−2)。
指定容量=40の場合は次の手順となる。
(1)指定容量40以上の空き容量をもつエクステントが存在しない。
(2)最大容量40以上の実ディスク62を選出する(A−2)。
(3)実ディスク62内で最大エクステントcを選出する(A−4)。
(4)選出後の指定容量=40−30=10とする。
(5)実ディスク62内で指定容量10以上の空き容量をもつ最小容量のエクステントbを選出する(A−5)。
(6)選出したエクステントc、bをソートしてb、cとする。
指定容量=50の場合は指定容量=40の場合と同じである。
指定容量=60の場合は次の手順となる。
(1)指定容量60以上の空き容量をもつエクステントが存在しない。
(2)指定容量60以上の空き容量をもつ実ディスクが存在しない。
(3)最大容量60以下の空き容量をもつ最大容量の実ディスク62を選出(エクステントc、bの選出)する(A−3)。
(4)選出後の指定容量=60−50=10とする。
(5)指定容量10以上の空き容量をもつ最小容量のエクステントd、e、fを選出する(A−1)。
(6)LBAの順番からエクステントdを選出する。
(7)選出したエクステントc、b、dをソートしてb、c、dとする。
指定容量=70の場合は次の手順となる。
(1)指定容量70以上の空き容量をもつエクステントが存在しない。
(2)指定容量70以上の空き容量をもつ実ディスクが存在しない。
(3)最大容量70以下の空き容量をもつ最大容量の実ディスク62を選出(エクステントc、bの選出)する(A−3)。
(4)選出後の指定容量=70−50=20とする。
(5)指定容量20以上の空き容量をもつ最小容量のエクステントaを選出する(A−1)。
(6)LBAの順番からエクステントdを選出する。
(7)選出したエクステントc、b、aをソートしてa、b、cとする。
更に指定容量80では指定容量70と同じであり、指定容量90では指定容量80のエクステントa、b、cにエクステントdが追加され、指定容量100では指定容量90のエクステントa、b、c、dにエクステントeが追加され、指定容量110では指定容量100のエクステントa、b、c、d、eにエクステントfが追加されることになる。
図15は選出したエクステント数が制限値となる閾値16を超えて最初からエクステントの選出をやり直す場合の具体例である。図15(A)において、実ディスクが66はエクステントa〜jの10個を未割当領域としてもっており、それぞれ容量は10である。実ディスク68はエクステントk、lの未割当領域を持っている。実ディスク70はエクステントma〜vの10個の未割当領域を持っている。それぞれ容量は10である。さらに実ディスク72はエクステントw、xを未割当領域として持っている。
ここで図15(B)のように指定容量が200あったとすると、次の処理手順により選出が行なわれる。
(1)指定容量200に対し空き容量が100と一番大きな実ディスク66のエクステントa〜jを選択し、この場合、残りの指定容量は100となる。
(2)指定容量100に対し、空き容量が100と等しい実ディスク70のエクステントma〜vを選出する。
(3)エクステント数が20で制限値16を越えているため最初からエクステントの選出をやり直す。
(4)指定容量200に対し、一番大きなエクステントkを選出する。残りの指定容量は170となる。
(5)指定容量170に対し、一番大きなエクステントwを選出する。残り指定容量は140となる。
(6)以下同様に指定容量に対する一番大きなエクステントの選出を繰り返し、エクステントl、x、a〜jを選出する。
(7)エクステント数が14で制限値以内であることからエクステントの選出を成功とする。
(8)実ディスクのIDを第1キー、論理ブロックアドレスを第2キーとして選出したエクステントをソートする。
本発明は仮想ストレージ管理プログラムを提供するものであり、この仮想ストレージ管理プログラムは、図3に示したようにントローラ10−1、10−2に対し設けている管理サーバ15を構成するコンピュータにより実行される。
このコンピュータはCPU、RM、ROM、ハードディスクドライブなどを備え、ハードディスクドライブに本発明の仮想ストレージ管理プログラムをローディングしており、コンピュータの起動時にハードディスクドライムから必要なプログラムを読み出して、ROM上に展開し、CPUにより実行する。
尚、上記の実施形態は物理ボリュームとして磁気ディスク装置を使用したRAID装置を例にとっているが、物理ボリュームとしては磁気ディスク装置以外に光ディスク装置や磁気テープ装置など適宜の記憶装置を含む。
また本発明はその目的と利点を損なわない適宜の変形を含み、さらに上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで本発明の特徴を列挙すると次の付記のようになる。
(付記)
(付記1)
コンピュータに、
仮想ボリュームの容量を指定する容量指定ステップと、
物理ボリュームを登録したプールから物理ボリューム数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して前記仮想ボリュームに割り当てる第1選出ステップと、
前記第1選出ステップで選出できなかった場合、物理ボリューム内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して割り当てる第2選出ステップと、
を実行させることを特徴とする仮想ストレージ管理プログラム。(1)
(付記2)
付記1記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、前記第1選出ステップは、
空き容量が前記指定容量以上で且つ最小容量のエクステントを選択する第1優先選出ステップと、
前記第1優先選出ステップで選出できなかった場合、空き容量が前記指定容量以上で且つ最小容量の物理ボリュームを選択する第2優先選出ステップと、
前記第2優先選出ステップで選出できなかった場合、空き容量が前記指定容量未満で且つ最大容量の物理ボリュームを選択する第3優先選出ステップと、
を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理プログラム。
(付記3)
付記2記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、
前記第1優先選出ステップは、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第2に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第3に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出し、
前記第2又は第3優先選出ステップは、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、エクステント数の少ない順番に選出し、
第2に、エクステント数で選出できない場合は、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第3に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第4に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出する、
ことを特徴とする仮想ストレージ管理プログラム。
(付記4)
付記1記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、前記第2選出ステップは、
空き容量が前記指定容量未満で且つ最大容量のエクステントを選択する第4優先選出ステップと、
前記第4優先選出ステップで選出できなかった場合、空きエクステント容量が前記指定容量以上で且つ最小容量のエクステントを選択する第5優先選出ステップと、
を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理プログラム。
(付記5)
付記4記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、
前記第4及び第5優先選出ステップは、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第2に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第3に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出する、
ことを特徴とする仮想ストレージ管理プログラム。
(付記6)
付記1記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、更に、前記第1及び第2選出ステップに先立って、物理ボリューム群をグループ分けし、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる対象グループ選出ステップを備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理プログラム。(2)
(付記7)
付記1記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、前記対象グループ選出ステップは、
仮想化スイッチ機能を備えたコントローラに接続する接続パス単位に複数の実ディスク群をグループ化し、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる第1対象グループ選出ステップと、
前記第1対象グループ選出ステップで選出できなかった場合に、前記複数のコントローラと接続しているRAID装置単位の複数の物理ボリューム群をグループ化し、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる第2対象グループ選出ステップと、
前記第2対象グループ選出ステップで選出できなかった場合に、前記コントローラと接続している全てのRAID装置を1グループとして物理ボリューム群を選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる第3対象グループ選出ステップと、
を備えたことを特徴とする仮想ボリューム管理プログラム。(3)
(付記8)
付記7記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、前記第1対象グループ選出ステップは、前記複数の物理ボリューム群との接続パスを、前記物理ボリューム群のコントローラを意識しない第1接続パスと前記コントローラを意識してプライマリ接続した第2接続パスに分類し、前記第1接続パス毎の物理ボリューム群と前記第2接続パス毎の物理ボリューム群とにグループ化して順番に選出することを特徴とする仮想ボリューム管理プログラム。
(付記9)
付記7記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、前記第1対象グループ選出ステップは、仮想ボリュームを構成する物理ボリュームの属する接続パスが偏らないように、全容量に対する全未割当容量の割合となる仮想未割当率の大きい物理ボリューム群の順番に各グループを選出することを特徴とする仮想ボリューム管理プログラム。
(付記10)
付記7記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、前記第2対象グループ選出ステップは、仮想ボリュームを構成する実ボリュームの属するRAID装置が偏らないように、全容量に対する全未割当容量の割合となる仮想未割当率の大きいRAID装置の順番に各グループを選出することを特徴とする仮想ボリューム管理プログラム。
(付記11)
仮想ストレージプールに設けた仮想ボリュームの容量を指定する容量指定ステップと、
物理ボリュームを登録したプールから物理ボリューム数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して前記仮想ボリュームに割り当てる第1選出ステップと、
前記第1選出ステップで選出できなかった場合、物理ボリューム内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して割り当てる第2選出ステップと、
を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理方法。(4)
(付記12)
付記11記載の仮想ストレージ管理方法に於いて、前記第1選出ステップは、
空き容量が前記指定容量以上で且つ最小容量のエクステントを選択する第1優先選出ステップと、
前記第1優先選出ステップで選出できなかった場合、空き容量が前記指定容量以上で且つ最小容量の物理ボリュームを選択する第2優先選出ステップと、
前記第2優先選出ステップで選出できなかった場合、空き容量が前記指定容量未満で且つ最大容量の物理ボリュームを選択する第3優先選出ステップと、
を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理方法。
(付記13)
付記12記載の仮想ストレージ管理方法に於いて、
前記第1優先選出ステップは、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第2に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第3に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出し、
前記第2又は第3優先選出ステップは、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、エクステント数の少ない順番に選出し、
第2に、エクステント数で選出できない場合は、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第3に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第4に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出する、
ことを特徴とする仮想ストレージ管理方法。
(付記14)
付記11記載の仮想ストレージ管理方法に於いて、前記第2選出ステップは、
空き容量が前記指定容量未満で且つ最大容量のエクステントを選択する第4優先選出ステップと、
前記第4優先選出ステップで選出できなかった場合、空きエクステント容量が前記指定容量以上で且つ最小容量のエクステントを選択する第5優先選出ステップと、
を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理方法。
(付記15)
付記14記載の仮想ストレージ管理方法に於いて、
前記第4及び第5優先選出ステップは、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第2に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第3に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出する、
ことを特徴とする仮想ストレージ管理方法。
(付記16)
付記11記載の仮想ストレージ管理方法に於いて、更に、前記第1及び第2選出ステップに先立って、物理ボリューム群をグループ分けし、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる対象グループ選出ステップを備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理方法。
(付記17)
付記11記載の仮想ストレージ管理方法に於いて、前記対象グループ選出ステップは、
仮想化スイッチ機能を備えたコントローラに接続する接続パス単位に複数の実ディスク群をグループ化し、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選択ステップを実行させる第1対象グループ選出ステップと、
前記第1対象グループ選出ステップで選出できなかった場合に、前記複数のコントローラと接続しているRAID装置単位の複数の物理ボリューム群をグループ化し、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選択ステップを実行させる第2対象グループ選出ステップと、
前記第2対象グループ選出ステップで選出できなかった場合に、前記コントローラと接続している全てのRAID装置を1グループとして物理ボリューム群を選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる第3対象グループ選出ステップと、
を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理方法。
(付記18)
付記17記載の仮想ストレージ管理方法に於いて、前記第1対象グループ選出ステップは、前記複数の物理ボリューム群との接続パスを、前記物理ボリューム群のコントローラを意識しない第1接続パスと前記コントローラを意識してプライマリ接続した第2接続パスに分類し、前記第1接続パス毎の物理ボリューム群と前記第2接続パス毎の物理ボリューム群とにグループ化して順番に選出することを特徴とする仮想ストレージ管理方法。
(付記19)
付記17記載の仮想ストレージ管理方法に於いて、前記第1対象グループ選出ステップは、仮想ボリュームを構成する物理ボリュームの属する接続パスが偏らないように、全容量に対する全未割当容量の割合となる仮想未割当率の大きい物理ボリューム群の順番に各グループを選出することを特徴とする仮想ストレージ管理方法。
(付記20)
付記17記載の仮想ストレージ管理方法に於いて、前記第2対象グループ選出ステップは、仮想ボリュームを構成する実ボリュームの属するRAID装置が偏らないように、全容量に対する全未割当容量の割合となる仮想未割当率の大きいRAID装置の順番に各グループを選出することを特徴とする仮想ストレージ管理方法。
(付記21)
仮想ストレージプールに設けた仮想ボリュームの容量を指定する容量指定部と、
物理ボリュームを登録したプールから物理ボリューム数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して前記仮想ボリュームに割り当てる第1選出部と、
前記第1選出部で選出できなかった場合、物理ボリューム内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して割り当てる第2選出部と、
を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理装置。(5)
(付記22)
付記21記載の仮想ストレージ管理装置に於いて、前記第1選出部は、
空き容量が前記指定容量以上で且つ最小容量のエクステントを選択する第1優先選出部と、
前記第1優先選出部で選出できなかった場合、空き容量が前記指定容量以上で且つ最小容量の物理ボリュームを選択する第2優先選出部と、
前記第2優先選出部で選出できなかった場合、空き容量が前記指定容量未満で且つ最大容量の物理ボリュームを選択する第3優先選出部と、
を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理装置。
(付記23)
付記22記載の仮想ストレージ管理装置に於いて、
前記第1優先選出部は、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第2に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第3に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出し、
前記第2又は第3優先選出部は、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、エクステント数の少ない順番に選出し、
第2に、エクステント数で選出できない場合は、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第3に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第4に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出する、
ことを特徴とする仮想ストレージ管理装置。
(付記24)
付記21記載の仮想ストレージ管理装置に於いて、前記第2選出部は、
空き容量が前記指定容量未満で且つ最大容量のエクステントを選択する第4優先選出部と、
前記第4優先選出部で選出できなかった場合、空きエクステント容量が前記指定容量以上で且つ最小容量のエクステントを選択する第5優先選出部と、
を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理装置。
(付記25)
付記24記載の仮想ストレージ管理装置に於いて、
前記第4及び第5優先選出部は、複数の物理ボリュームについてエクステントが選出された場合、
第1に、RAIDレベルでレベル(0+1)、レベル1、レベル5及びレベル0の順番に選出し、
第2に、RAIDレベルで選出できない場合は、物理ボリュームのIDの順番に選出し、
第3に、前記IDで選出できない場合は、物理ボリュームの論理ブロックアドレスLBAの順番に選出する、
ことを特徴とする仮想ストレージ管理装置。
(付記26)
付記21記載の仮想ストレージ管理装置に於いて、更に、前記第1選出部及び第2選出部の処理に先立って、物理ボリューム群をグループ分けし、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選択ステップを実行させる対象グループ選出部を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理装置。
(付記27)
付記21記載の仮想ストレージ管理装置に於いて、前記対象グループ選出部は、
仮想化スイッチ機能を備えたコントローラに接続する接続パス単位に複数の実ディスク群をグループ化し、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選択ステップを実行させる第1対象グループ選出部と、
前記第1対象グループ選出部で選出できなかった場合に、前記複数のコントローラと接続しているRAID装置単位の複数の物理ボリューム群をグループ化し、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる第2対象グループ選出部と、
前記第2対象グループ選出部で選出できなかった場合に、前記コントローラと接続している全てのRAID装置を1グループとして物理ボリューム群を選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる第3対象グループ選出部と、
を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理装置。
(付記28)
付記27記載の仮想ストレージ管理装置に於いて、前記第1対象グループ選出部は、前記複数の物理ボリューム群との接続パスを、前記物理ボリューム群のコントローラを意識しない第1接続パスと前記コントローラを意識してプライマリ接続した第2接続パスに分類し、前記第1接続パス毎の物理ボリューム群と前記第2接続パス毎の物理ボリューム群とにグループ化して順番に選出することを特徴とする仮想ストレージ管理装置。
(付記29)
付記27記載の仮想ストレージ管理装置に於いて、前記第1対象グループ選出部は、仮想ボリュームを構成する物理ボリュームの属する接続パスが偏らないように、全容量に対する全未割当容量の割合となる仮想未割当率の大きい物理ボリューム群の順番に各グループを選出することを特徴とする仮想ストレージ管理装置。
(付記30)
付記27記載の仮想ストレージ管理装置に於いて、前記第2対象グループ選出部は、仮想ボリュームを構成する実ボリュームの属するRAID装置が偏らないように、全容量に対する全未割当容量の割合となる仮想未割当率の大きいRAID装置の順番に各グループを選出することを特徴とする仮想ストレージ管理装置。
本発明の原理説明図 本発明の仮想ストレージ管理処理が適用されるシステム構成のブロック図 図2のシステムにつきコントローラに設けた仮想ストレージ環境の機能構成のブロック図 図2のシステムにおける物理ストレージ環境と仮想ストレージ環境の説明図 RAID装置のコントローラCMを意識しないコントローラと意識するコントローラを使用して仮想ストレージ環境を構築したシステム構成のブロック図 本発明の仮想ストレージ管理で使用する実ディスク装置の選出手順の説明図 本発明の仮想ストレージ管理で使用する対象グループ選出の説明図 本発明の実ディスク選出で使用する優先選択モードの説明図 本発明による仮想ストレージ管理処理のフローチャート 図9に続くフローチャート 図9及び図10のステップS4、S10、S15で実行する第1実ディスク選出処理のフローチャート 図11に続くフローチャート 図9及び図10のステップS6、S12で実行する第2実ディスク選出処理のフローチャート 本発明による実ディスク選出の具体例の説明図 本発明による実ディスク選出の他の具体例の説明図
符号の説明
10:仮想ストレージ環境
10−1、10−2、10−11、10−12:コントローラ
12:RAIDシステム
12−1、12−2、12−11、12−12:RAID装置
14−1〜14−4、16−1〜16−4:実ディスク装置
15:管理サーバ
18:クラスタ
18−1、18−2:サーバ
20−1、20−2:アプリケーション
22−1、22−2:仮想化スイッチ
23−1、23−2:仮想ディスク群
24、24−1、24−2:ディスクプール
26:仮想ストレージ管理部
28:容量指定部
30:対象グループ選出部
32:第1選出部
34:第2選出部
36:仮想筐体
50−1、50−2:接続パス
52−1、52−2:プライマリ接続パス
54−1〜54−3:セカンダリ接続パス

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    仮想ボリュームの容量を指定する容量指定ステップと、
    物理ボリュームを登録したプールから物理ボリューム数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して前記仮想ボリュームに割り当てる第1選出ステップと、
    前記第1選出ステップで選出できなかった場合、物理ボリューム内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して割り当てる第2選出ステップと、
    を実行させることを特徴とする仮想ストレージ管理プログラム。
  2. 請求項1記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、更に、前記第1及び第2選出ステップに先立って、物理ボリューム群をグループ分けし、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる対象グループ選出ステップを備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理プログラム。
  3. 請求項1記載の仮想ストレージ管理プログラムに於いて、前記対象グループ選出ステップは、
    仮想化スイッチ機能を備えたコントローラに接続する接続パス単位に複数の実ディスク群をグループ化し、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる第1対象グループ選出ステップと、
    前記第1対象グループ選出ステップで選出できなかった場合に、前記複数のコントローラと接続しているRAID装置単位の複数の物理ボリューム群をグループ化し、各グループを順番に選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる第2対象グループ選出ステップと、
    前記第2対象グループ選出ステップで選出できなかった場合に、前記コントローラと接続している全てのRAID装置を1グループとして物理ボリューム群を選択して前記第1及び第2選出ステップを実行させる第3対象グループ選出ステップと、
    を備えたことを特徴とする仮想ボリューム管理プログラム。
  4. 仮想ストレージプールに設けた仮想ボリュームの容量を指定する容量指定ステップと、
    物理ボリュームを登録したプールから物理ボリューム数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して前記仮想ボリュームに割り当てる第1選出ステップと、
    前記第1選出ステップで選出できなかった場合、物理ボリューム内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して割り当てる第2選出ステップと、
    を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理方法。
  5. 仮想ストレージプールに設けた仮想ボリュームの容量を指定する容量指定部と、
    物理ボリュームを登録したプールから物理ボリューム数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して前記仮想ボリュームに割り当てる第1選出部と、
    前記第1選出部で選出できなかった場合、物理ボリューム内に分散する未割当領域の数であるエクステント数を最小とするように前記指定容量を満たす1又は複数の物理ボリュームを選出して割り当てる第2選出部と、
    を備えたことを特徴とする仮想ストレージ管理装置。
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