JP2008097260A - 硬貨処理機 - Google Patents
硬貨処理機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008097260A JP2008097260A JP2006277495A JP2006277495A JP2008097260A JP 2008097260 A JP2008097260 A JP 2008097260A JP 2006277495 A JP2006277495 A JP 2006277495A JP 2006277495 A JP2006277495 A JP 2006277495A JP 2008097260 A JP2008097260 A JP 2008097260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- coin
- coins
- image
- photographing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】受け皿7を撮影するカメラ8と、受け皿7が空の状態のときのマスタ画像を予め記憶したメモリ10と、カメラ8の撮影制御を行うとともに、カメラ8によって撮影された画像およびメモリ10に記憶されたマスタ画像を受信可能な制御部9とを備え、制御部9は、メモリ10に記憶されたマスタ画像と、カメラ8で撮影された画像とを比較する比較部11を備え、比較部11の比較結果に基づいて受け皿7における硬貨又は異物の残留の有無を判定することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
このような硬貨処理機では、例えば、払出口での硬貨の取り忘れや搬送路周辺での異常によって、通常硬貨が留まるべきではない箇所に硬貨が残留してしまうことがある。そのため、このような硬貨処理機では、硬貨残留の発生が想定される箇所、例えば硬貨の払出口に、硬貨の残留を検出するための光学センサや磁気センサを設けたものがある(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
具体的には、光学センサを用いる場合には、検出対象となる硬貨が光学センサを構成する投光器および受光器の間の光軸を切る位置に配置されなければならない。また、磁気センサを用いる場合には、磁気センサの検出範囲が非常に狭いため、検出したい範囲の近傍に磁気センサを配置しなければならない。
すなわち、光学センサや磁気センサでは規定の搬送ルートを通過する硬貨の残留検知には適しているが、ある程度広い範囲の検出領域における硬貨の残留検出に用いようとすると、広範囲をカバーするために多数のセンサを配置する必要が生じるため、部品点数が増加して装置の大型化やコストアップを招いてしまう。また、とりわけ光学センサを用いる場合には、投光器や受光器の光軸を切る位置に検出対象の硬貨が位置する必要があるため、実質的に検出したい範囲の全てをカバーすることができないという課題がある。
図1において、1は貨幣処理機を示している。この貨幣処理機1は主に銀行などの金融機関の店舗などで、例えば、使用者であるテラーなどのデスク下に設置されて使用されるものである。この貨幣処理機1は、紙幣を受け入れるとともにこの紙幣を必要に応じて繰り出す紙幣処理機3と、この紙幣処理機3の上に配置され、硬貨を受け入れるとともにこの硬貨を必要に応じて払い出す硬貨入出金機(硬貨処理機)2とで構成されている。
図2に示すように、カメラ8は硬貨入出金機2の機体内部に設けられた制御部9からの制御指令に従って受け皿7の静止画像を撮影するようになっており、このカメラ8で撮影された静止画像は制御部9に向けて出力されるようになっている。このカメラ8は、その被写界が硬貨出金/リジェクト口6の受け皿7の内側全ての領域(図2中、装置正面から見た場合におけるこの領域の奥行きをAで示す。)となるように受け皿7の上方に配置されている。なお、カメラ8の配置は図2に示す位置に限られるものではなく、受け皿7の内側全体が撮影可能な位置であればよい。
また、制御部9には、スピーカや表示灯などのアラーム装置13が接続されており、制御部9は比較部11の比較結果に基づいて硬貨や異物の残留があると判定された場合にアラーム装置13に向けてアラーム出力を行うようになっている。ここで、アラーム装置13はこのアラーム出力を受けて、例えば、警告音を発したり表示灯を点灯させたりするものである。なお、アラーム装置13はスピーカや表示灯に限られるものではなく使用者に報知することが可能なものであればよい。
まず、ステップS01では、使用者が表示部5に表示された操作ボタンを操作して硬貨入出金機2に出金要求が入力されると、金種別収納部に収容された硬貨の中から出金要求がなされた金額分の硬貨を繰り出し、当該硬貨を搬送路によって硬貨出金/リジェクト口6に搬送して、受け皿7内に放出する。ここで、受け皿7に放出された硬貨は、通常、使用者によってすぐに回収されることとなる。
ステップS03では、画像データとマスタデータとが等しいか否かを判定する。ステップS03の判定結果が「YES」(画像データとマスタデータとが等しい)である場合はこの処理を終了し、判定結果が「NO」(画像データとマスタデータとが異なる)である場合はステップS04に進む。
また、受け皿7の中にある物体が顕在化するように、撮影した画像データとマスタデータとの両者に対して二値化処理などの画像処理を行って硬貨や異物などの物体の有無を判定してもよい。
さらに制御部9は、アラーム出力を行っているときに前述した比較部11での比較を継続して行い、再び画像データとマスタデータとが一致すると判定された場合、つまり硬貨や異物が取り出された場合には前記アラーム出力を禁止するように設定されている。なお、アラーム出力の停止は、使用者による停止操作によって行うように構成してもよい。
ステップS12では、画像データとマスタデータとが等しいか否かを判定する。ステップS12の判定結果が「YES」(画像データとマスタデータとが等しい)である場合はこの処理を終了し、判定結果が「NO」(画像データとマスタデータとが異なる)である場合はステップS13に進む。
そして、上述した実施の形態と同様に、ステップS01〜ステップS04の処理を行いこの処理を終了する。
さらに、硬貨処理機として硬貨入出金機を用いた場合について説明したが、硬貨入金機や硬貨出金機に適用してもよい。
4 硬貨入金口(投入口)
6 硬貨出金/リジェクト口(出金口)
7 受け皿(硬貨の残留が想定される所定の領域)
8 カメラ(撮影手段)
9 制御部(制御手段)
10 メモリ(記憶手段)
Claims (7)
- 硬貨又は異物の残留が想定される所定の領域を撮影する撮影手段と、
前記所定の領域が空の状態のマスタ画像を予め記憶した記憶手段と、
前記撮影手段の撮影制御を行うとともに、前記撮影手段によって撮影された画像および前記記憶手段に記憶されたマスタ画像を受信可能な制御手段とを備え、
該制御手段は、前記記憶手段に記憶されたマスタ画像と、前記撮影手段で撮影された画像とを比較する比較手段を備え、該比較手段の比較結果に基づいて前記所定の領域における硬貨又は異物の残留の有無を判定することを特徴とする硬貨処理機。 - 前記制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記記憶手段に記憶されたマスタ画像と前記撮影手段で撮影された画像とが異なり、硬貨又は異物があると判定された場合にアラーム信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理機。
- 前記制御手段は、所定時間毎に撮影を行うように前記撮影手段の撮影制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の硬貨処理機。
- 前記制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて前記撮影手段で撮影された画像と前記記憶手段に記憶されたマスタ画像とが一致すると判定された場合に、前記アラーム信号の出力を禁止することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の硬貨処理機。
- 前記制御手段は、少なくとも、前記所定の領域への硬貨の放出開始時点より、前記比較手段の比較結果に基づいて前記撮影手段で撮影された画像と前記記憶手段に記憶されたマスタ画像とが一致すると判定された時点までの間、所定時間毎に撮影を行うように前記撮影手段の撮影制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の硬貨処理機。
- 前記制御手段は、さらに、前記所定の領域への硬貨の放出開始前に、撮影を行うように前記撮影手段の撮影制御を行うとともに、前記比較手段の比較結果に基づいて前記撮影手段で撮影された画像と前記記憶手段に記憶されたマスタ画像とが一致すると判定された場合に、前記所定の領域への硬貨の放出を開始することを特徴とする請求項5に記載の硬貨処理機。
- 前記制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて前記撮影手段で撮影された画像と前記記憶手段に記憶されたマスタ画像とが一致すると判定された場合に、前記撮影手段で撮影された画像を、新たなマスタ画像として更新記憶することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の硬貨処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006277495A JP2008097260A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 硬貨処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006277495A JP2008097260A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 硬貨処理機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008097260A true JP2008097260A (ja) | 2008-04-24 |
Family
ID=39380050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006277495A Pending JP2008097260A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 硬貨処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008097260A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011170788A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 料金自動収受機およびその処理方法 |
WO2012070326A1 (ja) * | 2010-11-25 | 2012-05-31 | 沖電気工業株式会社 | 現金自動預け払い機 |
CN103035060A (zh) * | 2011-10-04 | 2013-04-10 | 日立欧姆龙金融系统有限公司 | 介质处理装置及介质处理方法 |
JP2013156940A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Toshiba Tec Corp | 情報処理装置、店舗システム及びプログラム |
JP2014052731A (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-20 | Toshiba Tec Corp | 貨幣入出金装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000149117A (ja) * | 1998-11-16 | 2000-05-30 | Sanden Corp | 自動販売機 |
JP2001086485A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-03-30 | C Maunto:Kk | 監視カメラ装置 |
JP2002245508A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-30 | Omron Corp | 紙幣処理装置、自動券売装置および制御システム |
JP2006058939A (ja) * | 2004-08-17 | 2006-03-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
-
2006
- 2006-10-11 JP JP2006277495A patent/JP2008097260A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000149117A (ja) * | 1998-11-16 | 2000-05-30 | Sanden Corp | 自動販売機 |
JP2001086485A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-03-30 | C Maunto:Kk | 監視カメラ装置 |
JP2002245508A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-30 | Omron Corp | 紙幣処理装置、自動券売装置および制御システム |
JP2006058939A (ja) * | 2004-08-17 | 2006-03-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011170788A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 料金自動収受機およびその処理方法 |
WO2012070326A1 (ja) * | 2010-11-25 | 2012-05-31 | 沖電気工業株式会社 | 現金自動預け払い機 |
JP2012113514A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-06-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | 現金自動預け払い機 |
CN103035060A (zh) * | 2011-10-04 | 2013-04-10 | 日立欧姆龙金融系统有限公司 | 介质处理装置及介质处理方法 |
JP2013156940A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Toshiba Tec Corp | 情報処理装置、店舗システム及びプログラム |
JP2014052731A (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-20 | Toshiba Tec Corp | 貨幣入出金装置 |
CN103679919A (zh) * | 2012-09-05 | 2014-03-26 | 东芝泰格有限公司 | 货币存取装置 |
CN107103686A (zh) * | 2012-09-05 | 2017-08-29 | 东芝泰格有限公司 | 货币存取装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5337524B2 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
JP5145997B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP2008097260A (ja) | 硬貨処理機 | |
JP2013164802A (ja) | 紙幣処理装置および紙幣処理方法 | |
JPWO2014195989A1 (ja) | 紙幣取扱装置 | |
JP2010033408A (ja) | 紙幣取扱装置 | |
JP5178229B2 (ja) | 貨幣処理機 | |
WO2016063562A1 (ja) | 紙幣取引装置 | |
JP6552989B2 (ja) | 施封装置及び施封方法 | |
JP2011107923A (ja) | 紙葉類取扱装置および紙葉類取扱方法 | |
JP6175950B2 (ja) | 現金処理装置 | |
WO2018038204A1 (ja) | 貨幣処理装置 | |
JP6823402B2 (ja) | 有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法 | |
JP6728712B2 (ja) | 取引装置 | |
JP2020034959A (ja) | 硬貨処理装置および硬貨処理システム | |
JP2019105902A (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP6199660B2 (ja) | 装置状態記憶システム | |
JP2007011843A (ja) | 紙葉類処理装置 | |
JP2020024501A (ja) | 取引装置 | |
JP6385019B2 (ja) | 装置状態記憶システム | |
JP4562470B2 (ja) | 売上金入金機 | |
JP6761326B2 (ja) | 貨幣処理機および貨幣処理方法 | |
JP2000090316A (ja) | 貨幣処理装置 | |
KR101538463B1 (ko) | 고객 클레임 대응기능이 구비된 금융자동화기기 및 이를 이용한 고객 클레임 대응 방법 | |
JP2021043799A (ja) | 金銭処理機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120306 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120626 |