JP5145997B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents

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この発明は、例えば硬貨カセットに硬貨を装填し、この硬貨カセットを装置本体にセットして硬貨の補給を行うような硬貨処理装置に関する。
従来、自動券売機において、硬貨を補給できる着脱式カセットを備えた自動取引機が提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1には、硬貨を補給するための補給カセットを、装置本体に対して着脱自在に取り付けることが記載されている。そして、予め定められた硬貨が入った補給カセットを自動取引機にセットすれば、硬貨処理部内へ硬貨の補給を行うことが記載されている。
しかし、この自動取引機には、誤った金種の硬貨を補給カセットに入れてしまうと、自動券売機の硬貨処理部に誤った金種の硬貨がそのまま補給されてしまう問題がある。
特開2002−329235号公報
この発明は、上述の問題に鑑み、誤った金種が補給されてしまうことを防止できる硬貨処理装置を提供することを目的とする。
この発明は、補給用の硬貨が装填された硬貨カセットが装置本体にセットされて、該硬貨カセット内の硬貨を該装置本体に送り出して補給する硬貨処理装置であって、前記硬貨カセットに、装填された硬貨を視認可能にする硬貨可視部を備え、前記装置本体に、セットされた前記硬貨カセットの前記硬貨可視部を通じて該硬貨カセット内の硬貨を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像した画像に基づいて、前記硬貨カセット内の硬貨の金種を判別する判別手段と、前記判別手段が判別した金種と予め設定された金種とを比較して、該比較結果に基づく出力を行う出力手段とを備えた硬貨処理装置であることを特徴とする。
前記出力手段は、金種が間違いであることの警告出力を行う警告出力手段、硬貨カセットから装置本体へ硬貨送り出ししないようにロックするロック機構の解除を行うロック解除手段、またはこの両方など、適宜の出力を行う手段で構成することができる。
前記比較結果に基づく出力は、比較結果が一致した場合と一致しなかった場合のいずれか一方で出力する、あるいは両方の場合で出力する構成とすることができる。
この発明により、誤った金種が補給されてしまうことを防止できる硬貨処理装置を提供することができる。
この発明の態様として、前記判別手段は、撮像した画像における色情報に基づいて金種を判別する構成とすることができる。
前記色情報に基づく金種の判別は、色相、明度、彩度のいずれか1つ以上を用いた判別とすることができる。
これにより、硬貨カセット内に装填されている複数の硬貨がどの方向を向いている状態であっても、間違いなく金種を判別することができる。
またこの発明の態様として、前記硬貨可視部を前記硬貨カセットに形成された孔で構成することができる。
前記孔は、装填された硬貨が抜け出さない大きさに形成することができ、1または複数形成することができる。
この態様により、製造コストの増加を抑制して簡素な構成で硬貨可視部を形成することができる。
またこの発明の態様として、前記硬貨可視部を、透明樹脂材で構成することができる。
前記透明樹脂材は、硬貨可視部にのみ使用する、あるいは、硬貨カセット全体に使用するなど、硬貨可視部を含めた部位に使用することができる。
この態様により、硬貨カセットに孔を設けずに硬貨を視認可能にすることができる。
またこの発明の態様として、前記硬貨カセットは、前記撮像手段で撮像可能な部位にカセット種別を示す色を表示する色表示部が設けられ、前記判別手段は、前記金種の判別に加えて、前記色表示部に基づくカセット種別の判別も実行する構成とし、前記出力手段は、前記判別手段が判別したカセット種別と予め設定されたカセット種別とを比較し、該比較結果と前記金種の比較結果に基づく出力を行う構成とすることができる。
前記色表示部は、硬貨カセットの表面の一部または全部を、適宜の色で塗装して構成するまたは適宜の色のついた部材で構成することができる。
この態様により、硬貨カセットが正しくセットされているか否かと、硬貨カセットの内部の硬貨が正しく対応しているか否かを容易に判別することができる。
またこの発明の態様として、前記硬貨カセットに、閉状態で硬貨漏れを防止して開状態で硬貨放出を許容する開閉可能なシャッタを備え、前記出力手段は、前記装置本体にセットされた硬貨カセットの前記シャッタをロックして該シャッタが開状態に開けられることを防止し、前記比較結果が一致であった場合に該ロックを解除するロック手段で構成することができる。
この態様により、金種を誤った状態で硬貨カセットがセットされ、装置本体に誤った硬貨が送り出されることを確実に防止することができる。
この発明により、誤った金種が補給されてしまうことを防止できる硬貨処理装置を提供する。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、券売機1の全体構成を示す斜視図であり、図2は、券売機1の内部を右側面から見た構成図であり、図3は、券売機1の内部を背面から見た構成図であり、図4は、硬貨カセット30を取り外した状態の券売機1の内部を背面から見た構成図である。
券売機1は、図1に示すように案内表示器3が正面上部に設けられ、その下に硬貨投入口5、釣銭硬貨放出口6、および釣銭硬貨受皿7がこの順に配置されている。
図2に示すように、券売機1の内部には、硬貨投入口5(図1参照)に連通し、該硬貨投入口5に投入された硬貨を一枚ずつ搬入する搬入シュート11が設けられ、その後段に検銭部12が設けられている。
検銭部12の後段には、取り込み通路13が設けられ、この取り込み通路13から金種別の一時保留部14を介して各金種の釣銭部15に硬貨が搬送される。
券売機1の後方上部には、金種別の硬貨カセット30が着脱可能に設けられている。この硬貨カセット30は、図3に示すように、100円硬貨用の100円硬貨カセット30aと、10円硬貨用の10円硬貨カセット30bとが左右に並設されている。この100円硬貨カセット30aと10円硬貨カセット30bは、それぞれ独立して着脱可能に構成されている。
各硬貨カセット30の底部には、図2に示すように、開閉シャッタ33が設けられている。この開閉シャッタ33は、セット前に閉状態としておき、硬貨カセット30を券売機1にセットした後に開状態に手動で変化させるものである。セット後に開閉シャッタ33を開状態とすることにより、硬貨カセット30に装填された硬貨を、下方の補給部37へ一括して送り出すことができる。
硬貨カセット30の下方には、補給部37が設けられている。この補給部37の上部には、開閉シャッタ35が設けられ、さらにこの開閉シャッタ35の開閉をロックするロック部36が設けられている。このロック部36は例えばソレノイドで構成されており、ロック部36がロック解除すると補給部37の開閉シャッタ35が開閉可能となる。また、この開閉シャッタ35は、硬貨カセット30の開閉シャッタ33が開動作されると、この開閉シャッタ33に係合して連れ動きし、開動作する。従って、ロック部36により開閉シャッタ35がロックされると、開閉シャッタ33も開動できなくなりロックされることになる。
補給部37の後段には、対応する金種の釣銭部15が設けられている。つまり、100円硬貨カセット30aに対応する補給部37の後段には100円釣銭部15aが設けられ、10円硬貨カセット30bに対応する補給部37の後段には10円釣銭部15bが設けられている。
貨幣の流れについてまとめると、ユーザによって硬貨投入口5から投入された硬貨は、搬入シュート11、検銭部12、取り込み通路13、および一時保留部14を介して各金種の釣銭部15(50円、500円、100円、10円)に振り分けて搬送される。
係員によって100円硬貨カセット30aから補給された硬貨は、補給部37を介して100円釣銭部15aに搬送される。係員によって10円硬貨カセット30bから補給された硬貨は、補給部37を介して10円釣銭部15bに搬送される。従って、50円と500円の釣銭部15には、硬貨投入口5から投入された硬貨のみが搬送され、100円と10円の釣銭部15(15a,15b)には、硬貨投入口5から投入された硬貨と硬貨カセット30から投入された硬貨の両方が搬送される。これにより、使用頻度の高い100円と10円を硬貨カセット30から一括補給できるようにしている。
券売機1の上部には、図2に示すように硬貨カセット30に対向させて照明手段としてのLED21と撮像手段としてのカメラ22が配置されている。図4に示すように、このLED21は、100円用LED21aと10円用LED21bが並設されている。また、カメラ22は、100円用カメラ22aと、10円用カメラ22bとが並設されている。
図5は、硬貨カセット30の一部を説明する斜視説明図である。
硬貨カセット30は、図5(A)の斜視図に示すように、セットされるとカメラ22と対向するカメラ対向面31に円形の孔32が設けられている。この孔32は、硬貨カセット30が券売機1にセットされた際にカメラ22と対向する位置に設けられ、内部に装填される硬貨よりも小さいサイズに形成されている。
なお、孔32は、円形に限らず、図5(B)に示すような長円形とする、あるいは図5(C)に示すような透明樹脂板34とすることも可能である。
図6は、カメラ22で硬貨カセット30を撮像した撮像画像の説明図である。
図6(A)に示すように、図5(A)の硬貨カセット30を撮像すると、硬貨カセット30のカメラ対向面31と円形の孔32が写る。この孔32の領域には、硬貨カセット30の内部に装填されている硬貨Cが写る。
図6(B)に示すように、図5(B)の硬貨カセット30を撮像した場合、硬貨カセット30のカメラ対向面31と長円形の孔32が写る。この孔32の領域には、硬貨カセット30の内部に装填されている硬貨Cが写る。
図6(c)に示すように、図5(C)の硬貨カセット30を撮像した場合、硬貨カセット30のカメラ対向面31に設けられた透明樹脂板34が写る。この透明樹脂板34の領域には、硬貨カセット30の内部に装填されている硬貨Cが写る。
図7は、券売機1の構成を説明するブロック図である。
券売機1には、検銭部12、カメラ22、硬貨検知センサ41、硬貨カセットセット検知センサ42、ROM43、CPU44、RAM45、警報部46、搬送モータ47、およびソレノイド48が設けられている。
検銭部12は、ユーザに硬貨投入口5から投入された硬貨の金種判別と真偽判別を行い、判別結果をCPU44に送信する。
カメラ22は、CPU44の撮像信号に従って硬貨カセット30を撮像し、撮像した撮像画像をCPU44に送信する。
硬貨検知センサ41は、各通路に配置された硬貨の通過状態を検知し、検知結果をCPU44に送信する。
硬貨カセットセット検知センサ42は、硬貨カセット30がセットされたときにセット信号をCPU44に送信する。
CPU44は、ROM43に記憶されているプログラムに従って、RAM45を一時記憶領域として各種制御動作を実行する。
警報部46は、CPU44から受け取った警報信号に従って警報を行う。この警報部46は、音声により警報する、画像表示により警報する、あるいはこの両方で警報するなど、適宜の構成とすることができる。
搬送モータ47は、硬貨を搬送するモータであり、CPU44の制御信号に従って駆動する。
ソレノイド48は、CPU44から受信する制御信号に従って、ユーザに硬貨投入口5から投入された硬貨の振り分けや、ロック部36のロックおよびロック解除を実行する。
図8は、券売機1のCPU44が実行する硬貨補充処理の動作を示すフローチャートである。
CPU44は、硬貨補充処理を実行し、硬貨カセット30がセットされるまで待機する(ステップS1:No)。
硬貨カセット30(100円硬貨カセット30aと10円硬貨カセット30bのどちらか一方)がセットされたことを硬貨カセットセット検知センサ42で検知すると(ステップS1:Yes)、CPU44は、セットされた硬貨カセット30に対応する開閉シャッタ33が開かないようにロック部36でロックする(ステップS2)。
CPU44は、カメラ22(100円用カメラ22aと10円用カメラ22bのどちらか対応する方)による撮像を実行する(ステップS3)。この撮像のとき、CPU44は、同時にLED21も発光させ、この瞬間照明光で照明された硬貨カセット30の撮像を実行する。
この撮像により、図6(A)に示した撮像画像Pが得られる。この撮像画像Pには、硬貨カセット30のカメラ対向面31側が写っており、孔32と、該孔32から見える硬貨Cが写っている。
CPU44は、撮像した撮像画像Pにより金種判別を実行する(ステップS4)。このとき、100円用カメラ22aで撮像したのであれば、撮像した撮像画像Pのうち、孔32が写っている領域(予め定められた領域)の画像の色が、銀色系統の色であれば金種が100円であり正しいと判別し、そうでなければ金種が10円であり誤っていると判別する。この銀色系統の色か否かは、明度、彩度、色相のどれか1つあるいは複数が、予め定められた閾値以上か以下かによって金種を判別するとよい。
また、10円用カメラ22bで撮像したのであれば、撮像した撮像画像Pのうち、孔32が写っている領域(予め定められた領域)の画像の色が、銅色系統の色であれば10円の金種であり正しいと判別し、そうでなければ100円の金種であり誤っていると判別する。この銅色系統の色か否かは、明度、彩度、色相のどれか1つあるいは複数が、予め定められた閾値以上か以下かによって金種を判別するとよい。
CPU44は、金種判別の結果が予め設定された金種であれば(ステップS5:Yes)、ロック部36のロックを解除して開閉シャッタ33を開動可能にし(ステップS6)、硬貨補充処理を終了する。
この後、硬貨カセット30をセットした係員により開閉シャッタ33が開動されると、券売機1は、硬貨カセット30内の硬貨を補給部37へ一括して送り出し、硬貨の補給を実施する。
金種判別の結果が予め設定された金種でなければ(ステップS5:No)、CPU44は、ロックを解除せずに開閉シャッタ33が開かないようにしておき、警報部46により金種違いである旨を警報し(ステップS7)、硬貨補充処理を終了する。
以上の構成および効果により、券売機1内に誤った金種が補給されてしまうことを防止できる。つまり、誤った金種の硬貨カセット30がセットされることを防止できる。従って、釣銭を誤って払い出すといったことも防止できる。
また、券売機1内部に硬貨を送り出す前に金種違いの警告あるいはロックができるため、例えば誤った金種の硬貨を大量に補充してしまい、釣銭違い等で誤りに気づき、その後に大量に補充された金種違いの硬貨を取り除くといったわずらわしい作業の発生を防止できる。
また、誤った金種の硬貨が券売機1内部に送り出されることを防止できるため、釣銭部15内の硬貨を常に正しい金種に保つことができる。従って、別途のセンサを設けて釣銭を払いだす毎に金種判別するといった構成を削減でき、装置全体のコストダウンと釣銭間違いの防止を両立することができる。
また、100円硬貨用の硬貨カセット30と10円硬貨用の硬貨カセット30に区別のない同一のものを使用しても、中身の硬貨が正しい金種か否か判別できるため、100円の入った硬貨カセット30と10円の入った硬貨カセット30が逆にセットされた場合でも、誤った金種が補充されることを防止できる。
また、ロック部36により開閉シャッタ33をロックし、金種が正しい場合にのみロック解除するため、例えば警報部46の故障や係員の不注意により係員が警報に気づかずに開閉シャッタ33を開けてしまい、異なる金種の硬貨が補充されてしまうといったことを確実に防止できる。
また、金種を色情報により判別しているため、硬貨カセット30内で硬貨が様々な方向に向いていても、その向きに関係なく金種を判別することができる。
また、判別する金種を、銀色系統の1金種と銅色系統の1金種とで合わせて2金種のみとしたため、色情報で確実に金種判別することができる。
また、カメラ22による撮像画像から金種判別できるため、簡潔な構成で誤金種の補給を防止できる。
また、硬貨カセット30がセットされてカメラ22の撮影方向が暗くなっても、LED21で明るく照明して撮像することができる。これにより、孔32を通じて撮像される硬貨の色を明瞭にすることができ、金種判別に十分な精度を得ることができる。
図9は、実施例2の券売機1の動作を示すフローチャートである。
この実施例2では、図5(A)で説明した硬貨カセット30のカメラ対向面31を、装填される金種に応じた色に着色しておく。この色は、100円硬貨カセット30aと10円硬貨カセット30bとで異なる色にする。なお、着色に限らず、色の異なる素材によりカメラ対向面31を形成してもよい。その他の構成は、実施例1と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
券売機1のCPU44は、硬貨補充処理を開始すると、実施例1のステップS1〜S3と同一の処理を実行して、硬貨カセット30のセット確認(ステップS11)と、ロック部36によるロック(ステップS12)と、撮像を行う(ステップS13)。
CPU44は、撮像画像Pのカメラ対向面31が写っている領域の色情報(カセット色)から、カセット種別(100円硬貨カセット30aと10円硬貨カセット30bのどちらであるか)を判別する(ステップS14)。
CPU44は、実施例1のステップS4と同一の金種判別を実行する(ステップS15)。
CPU44は、カセット色から判別したカセット種別が正しい種別であり、かつ、硬貨Cが写っている領域の色から判別した装填されている金種が正しい金種であるか否か、すなわちカセット種別と金種が両方一致するか否かを判別する(ステップS16)。
判別結果が一致(両方一致)であれば(ステップS16:Yes)、CPU44は、ロック部36のロックを解除して開閉シャッタ33を開動可能にし(ステップS17)、硬貨補充処理を終了する。
この後、硬貨カセット30をセットした係員により開閉シャッタ33が開動されると、券売機1は、硬貨カセット30内の硬貨を補給部37へ一括して送り出し、硬貨の補給を実施する。
判別結果が不一致(カセット種別と金種のいずれか一方でも不一致)であれば(ステップS16:No)、CPU44は、ロックを解除せずに開閉シャッタ33が開かないようにしておき、警報部46により金種違いである旨を警報し(ステップS18)、硬貨補充処理を終了する。
以上の構成および動作により、正しい硬貨カセット30がセットされ、かつ硬貨カセット30に正しい金種の硬貨Cが装填されたか否かを判別することができる。また、このカセット種別の判別と、装填されている硬貨Cの金種判別の両方を、カメラ22による撮像画像Pの色情報のみで行えるため、例えばカセット種別の判別用センサと装填された金種の判別用センサを両方設置するといった必要がなく、コストダウンを図ることができる。
また、実施例1と同一の効果も得られる。
なお、上述した各実施例では、セットされた金種が正しい場合にロックを解除し、誤っている場合に警報を発する構成としたが、ロックと警報のどちらか一方のみを実行する構成とすることも可能である。この場合も、誤った金種の補充を防止することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の装置本体および硬貨処理装置は、実施形態の券売機1に対応し、
以下同様に、
撮像手段は、カメラ22に対応し、
色表示部は、カメラ対向面31に対応し、
硬貨可視部は、孔32または透明樹脂板34に対応し、
シャッタは、開閉シャッタ33に対応し、
透明樹脂材は、透明樹脂板34に対応し、
ロック手段は、ロック部36に対応し、
出力手段は、ロック部36および警報部46に対応し、
判別手段は、CPU44に対応し、
撮像手段が撮像した画像は、撮像画像Pに対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
券売機の全体構成を示す斜視図。 券売機の内部を右側面から見た構成図。 券売機の内部を背面から見た構成図。 硬貨カセットを取り外した状態の券売機の内部を背面から見た構成図。 硬貨カセットの一部を説明する斜視説明図。 カメラで硬貨カセットを撮像した撮像画像の説明図。 券売機の構成を説明するブロック図。 券売機のCPUが実行する硬貨補充処理の動作を示すフローチャート。 実施例2の券売機の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1…券売機、22…カメラ、30…硬貨カセット、31…カメラ対向面、32…孔、33…開閉シャッタ、34…透明樹脂板、36…ロック部、44…CPU、46…警報部、C…硬貨、P…撮像画像

Claims (6)

  1. 補給用の硬貨が装填された硬貨カセットが装置本体にセットされて、該硬貨カセット内の硬貨を該装置本体に送り出して補給する硬貨処理装置であって、
    前記硬貨カセットに、装填された硬貨を視認可能にする硬貨可視部を備え、
    前記装置本体に、セットされた前記硬貨カセットの前記硬貨可視部を通じて該硬貨カセット内の硬貨を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した画像に基づいて、前記硬貨カセット内の硬貨の金種を判別する判別手段と、
    前記判別手段が判別した金種と予め設定された金種とを比較して、該比較結果に基づく出力を行う出力手段とを備えた
    硬貨処理装置。
  2. 前記判別手段は、撮像した画像における色情報に基づいて金種を判別する
    請求項1記載の硬貨処理装置。
  3. 前記硬貨可視部を前記硬貨カセットに形成された孔で構成した
    請求項1または2記載の硬貨処理装置。
  4. 前記硬貨可視部を、透明樹脂材で構成した
    請求項1、2または3記載の硬貨処理装置。
  5. 前記硬貨カセットは、前記撮像手段で撮像可能な部位にカセット種別を示す色を表示する色表示部が設けられ、
    前記判別手段は、前記金種の判別に加えて、前記色表示部に基づくカセット種別の判別も実行する構成とし、
    前記出力手段は、前記判別手段が判別したカセット種別と予め設定されたカセット種別とを比較し、該比較結果と前記金種の比較結果に基づく出力を行う構成とした
    請求項1から4のいずれか1つに記載の硬貨処理装置。
  6. 前記硬貨カセットに、閉状態で硬貨漏れを防止して開状態で硬貨放出を許容する開閉可能なシャッタを備え、
    前記出力手段は、前記装置本体にセットされた硬貨カセットの前記シャッタをロックして該シャッタが開状態に開けられることを防止し、前記比較結果が一致であった場合に該ロックを解除するロック手段で構成した
    請求項1から5のいずれか1つに記載の硬貨処理装置。
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