JP2008096107A - 半導体試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの大幅な上昇及び実装規模の大型化を招かずに被試験デバイスの試験に要する時間を短縮することができる半導体試験装置を提供する。
【解決手段】半導体試験装置1は、パターン発生部11で発生した試験パターンP1を用いて複数の被試験デバイス20a〜20dの試験を並行して行うものである。この半導体試験装置1は、パターン発生部11で発生した試験パターンP1を一時的に記憶し、被試験デバイス20a〜20dの個別の試験状況に応じて、記憶した試験パターンを読み出して被試験デバイス20a〜20dの試験に用いる試験パターンとして出力する補助パターン発生部12a〜12dを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被試験デバイスに対して試験信号を印加して得られる信号に基づいて被試験デバイスの試験を行う半導体試験装置に関する。
従来から、メモリテスタやロジックテスタ等の半導体試験装置を用いて被試験デバイス(以下、DUT(Device Under Test)という)の初期不良が試験されている。この半導体試験装置は、一般的にDUTに対して試験パターンを与え、DUTから出力される信号と予め定められた期待値とを比較してパス/フェイルを示すフェイルデータを求め、このフェイルデータのパス/フェイルに基づいてDUTの出力のパス、フェイルを試験するものである。
図4は、従来の半導体試験装置の構成を示すブロック図である。図4に示す通り、従来の半導体試験装置100は、パターン発生部101、フォーマット制御部102、ピンエレクトロニクス部105a〜105d、及び制御部106を備えており、DUT200a〜200dの試験を並行して行う。尚、ここでは、説明の簡単のために、半導体試験装置100が4つのDUT200a〜200dの並列試験が可能なものであるとする。
パターン発生部101は、シーケンス制御部101aとパターン演算部101bとを備えている。シーケンス制御部101aは、ユーザにより作成された試験プログラムに記述されたシーケンス制御命令に従って、レート信号及びプログラムカウンタ信号等の制御信号をパターン演算部101bに出力する。パターン演算部101bは、シーケンス制御部101aからの制御信号に基づいてDUT200a〜200dの試験に用いる試験パターンP10及び期待値E10を生成する。
フォーマット制御部102は、複数のフォーマッタ103a〜103d及び複数の判定部104a〜104dを備えている。フォーマッタ103a〜103dはパターン演算部101bから出力される試験パターンP10を入力としており、タイミング信号発生部(不図示)から出力されるタイミングエッジ信号と、入力される試験パターンP10とからDUT200a〜200dの試験に用いる試験信号をそれぞれ生成する。判定部104a〜104dは、ピンエレクトロニクス部105a〜105dからそれぞれ出力される信号を、不図示のタイミング信号発生部から出力されるストローブ信号のタイミングでそれぞれ保持し、保持した信号と期待値E10とを比較してパル/フェイルを示すフェイルデータf11〜f14をそれぞれ出力する。
ピンエレクトロニクス部105a〜105dは、フォーマット制御部102とDUT200a〜200dとの間のインターフェイスであり、ドライバ、コンパレータ等を備えている。制御部106は、フォーマット制御部102から出力されるフェイルデータf11〜f14に応じて、パターン発生部101のシーケンス制御部101aの動作を制御するための制御信号X10を出力する。
上記構成において、DUT200a〜200dの試験が開始されると、パターン発生部101のシーケンス制御部101aは、試験プログラムに記述されたシーケンス制御命令に従ってレート信号及びプログラムカウンタ信号等の制御信号をパターン演算部101bに出力する。パターン演算部101bは、シーケンス制御部101aからの制御信号に基づいてDUT200a〜200dの試験に用いる試験パターンP10及び期待値E10を生成する。
パターン発生部101のパターン演算部101bから出力された試験パターンP10は4分岐されてフォーマット制御部102のフォーマッタ103a〜103dにそれぞれ入力される。フォーマッタ103a〜103dは、入力される試験パターンP10と不図示のタイミング信号発生部から出力されるタイミングエッジ信号とからDUT200a〜200dの試験に用いる試験信号をそれぞれ生成する。フォーマッタ103a〜103dで生成された試験信号は、ピンエレクトロニクス部105a〜105dを介してDUT200a〜200dにそれぞれ同じタイミングで印加される。
試験信号が印加されると、DUT200a〜200dからは信号が出力される。DUT200a〜200dから出力された信号は、ピンエレクトロニクス部105a〜105dを介してフォーマット制御部102の判定部104a〜104dにそれぞれ入力される。判定部104a〜104dは、入力された信号を不図示のタイミング信号発生部から出力されるストローブ信号のタイミングでそれぞれ保持し、保持した信号と期待値E10とを比較してパル/フェイルを示すフェイルデータf11〜f14をそれぞれ出力する。
制御部106は、フォーマット制御部102から出力されるフェイルデータf11〜f14に応じて制御信号X10を出力する。この制御信号X10は、フェイルデータf11〜f14の全てがパスの場合にのみパスとなり、フェイルデータf11〜f14の少なくとも1つがフェイルの場合にはフェイルとなる信号である。ここで、DUT200a〜200dが位相同期ループ回路(PLL(Phase Locked Loop)回路)若しくはタイマを備え、又はフラッシュメモリ等である場合には、その内部状態を示す信号に応じてパターン発生部101から発生される試験パターンを変更する必要がある。制御部106から出力される制御信号X10は、このような場合にシーケンス制御部101aの動作を制御するために用いられる。
いま、DUT200a〜200dがフラッシュメモリであり、試験プログラムに試験パターンP10の発生を一時的に停止するポーズ(Pause)命令が含まれる場合を考える。つまり、DUT200a〜200dの試験結果の全てがパスになるまで次の試験パターンP10の発生を停止する場合を考える。図5は、ポーズ命令が記述された試験プログラムの一例を示す図である。シーケンス制御部101aは、試験プログラムの実行アドレスの順で記述されたシーケンス制御命令(ニーモニック)を実行する。図5に示す例では、実行アドレスN−2,N−1,N+1,N+2にNOP(No Operation)命令が記述されており、実行アドレスNにおいてポーズ命令が記述されている。尚、ポーズ命令に続く記述[ALL DUT]は、DUT200a〜200dの全てがパスになるまで次の試験パターンP10の発生の停止を意味する。
図6は、従来の半導体試験装置におけるポーズ命令実行時の試験状況を示すタイミングチャートである。図5に示す試験プログラムの実行アドレスN−1に記述されたNOP命令の実行が終了すると、試験プログラムの実行アドレスNに記述されたポーズ命令が実行される(時刻t100)。このとき、図6に示す通り、DUT200a〜200dの各々に同じ試験信号が印加されて試験が行われる訳であるが、DUT200a〜200dの試験結果の少なくとも1つがフェイルである場合には、制御部106から出力される制御信号X10がフェイルであるため、DUT200a〜200dの各々に同じ試験信号が印加され続けられる。
ここで、時刻t101でDUT200aの試験結果がパスになったとすると、フェイルデータf11はパスになるが、他のフェイルデータf12〜f14がフェイルであるため制御部106から出力される制御信号X10がフェイルとなり、ポーズ命令の実行が継続されてDUT200aは待ち状態になる。図6に示す通り、時刻t102でDUT200dの試験結果がパスとなり、時刻t103でDUT200bの試験結果がパスとなり、時刻t103でDUT200cの試験結果がパスとなると、フェイルデータf11〜f14の全てがパスになって制御部106から出力される制御信号X10がパスになるため、ポーズ命令の実行が終了する(時刻t200)。そして、試験プログラムの実行アドレスN+1に記述されたNOP命令が実行される。尚、従来の半導体試験装置の詳細については、例えば以下の特許文献1を参照されたい。
特開平11−83951号公報
ところで、従来の半導体試験装置100は、上述した通り1つのパターン発生部101から発生される試験パターンP10を分岐してDUT200a〜200dの各々に印加してDUT200a〜200dを並列に試験している。このため、DUT200a〜200dの試験を行って得られるフェイルデータの全てがパスにならないと次の試験を行うことができず、試験効率が悪いという問題があった。つまり、図6に示す通り、DUT200aについては時刻t101でフェイルデータがパスになっているにも拘わらず、残りのDUT200b〜200dのフェイルデータの全てがパスになる時刻t104(時刻t200)まで試験を行うことができない。
以上の問題は、1つのパターン発生部101を用いて複数のDUT200a〜200dを並行して試験しているのが原因である。このため、DUT200a〜200d毎にパターン発生部を設ける構成とすれば、DUT200a〜200dを個別に試験することができ、試験時間の短縮を図ることができると考えられる。しかしながら、パターン発生部を複数設けると、半導体試験装置のコストの大幅な上昇を招くとともに、実装規模が大きくなるという問題が生じてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、コストの大幅な上昇及び実装規模の大型化を招かずに被試験デバイスの試験に要する時間を短縮することができる半導体試験装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の半導体試験装置は、試験パターン(P1)を発生するパターン発生部(11)を備え、当該パターン発生部で発生した試験パターンを用いて複数の被試験デバイス(20a〜20d)の試験を並行して行う半導体試験装置(1)において、前記パターン発生部で発生した前記試験パターンを一時的に記憶し、前記被試験デバイスの個別の試験状況に応じて、記憶した前記試験パターンを読み出して前記被試験デバイスの試験に用いる試験パターンとして出力する補助パターン発生部(12a〜12d)を備えることを特徴としている。
この発明によると、パターン発生部で発生した試験パターンは補助パターン発生部に一時的に記憶され、被試験デバイスの個別の試験状況に応じて、記憶された試験パターンが読み出されて被試験デバイスの試験に用いる試験パターンとして出力される。
また、本発明の半導体試験装置は、前記補助パターン発生部が、前記被試験デバイス毎に設けられていることを特徴としている。
また、本発明の半導体試験装置は、前記試験パターンを用いて前記被試験デバイスから出力される信号(D11〜D14)と予め設定された期待値(E1〜E14)とを比較して前記被試験デバイスの出力のパス、フェイルを示すフェイルデータ(F11〜F14)を求める判定部(15a〜15d)を備えており、前記補助パターン発生部は、前記判定部で求められた前記フェイルデータの内容に応じて、一時的に記憶した前記試験パターンの読み出しを行うことを特徴としている。
また、本発明の半導体試験装置は、前記補助パターン発生部が、前記試験パターンに加えて前記期待値を一時的に記憶し、前記試験パターンの読み出しに合わせて前記期待値を読み出すことを特徴としている。
また、本発明の半導体試験装置は、前記補助パターン発生部が、前記パターン発生部で発生した前記試験パターン及び前記期待値を一時的に記憶する記憶部(31)と、前記判定部で求められた前記フェイルデータに基づいて前記記憶部に記憶された前記試験パターン及び前記期待値の読み出し制御を行う読出制御部(32)とを備えることを特徴としている。
更に、本発明の半導体試験装置は、前記複数の被試験デバイスに関する前記フェイルデータの少なくとも1つがパスを示すものになるまで、前記パターン発生部による次の試験パターンの発生を停止させる制御を行う制御部(17)を備えることを特徴としている。
本発明によれば、パターン発生部で発生した試験パターンを補助パターン発生部に一時的に記憶し、被試験デバイスの個別の試験状況に応じて、記憶した試験パターンを読み出して被試験デバイスの試験に用いる試験パターンとして出力しているため、コストの大幅な上昇及び実装規模の大型化を招かずに被試験デバイスの試験に要する時間を短縮することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による半導体試験装置について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による半導体試験装置の要部構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施形態の半導体試験装置1は、パターン発生部11、補助パターン発生部12a〜12d、フォーマット制御部13、ピンエレクトロニクス部16a〜16d、及び制御部17を備えており、DUT20a〜20dの試験を並行して行う。尚、本実施形態では、説明の簡単のために、半導体試験装置1が4つのDUT20a〜20dの並列試験が可能なものであるとする。
また、本実施形態では、DUT20a〜20dがフラッシュメモリであるとする。このフラッシュメモリは、その構造上、例えば“1”のビットを“0”に書き換えることはできるが、“0”のビットを“1”に書き換えることはできないという書き込み動作の非対称性を有する。このため、データの電気的な書き換えは1回の書き換え動作では成功せず、複数回の書き換え動作が必要となる。従って、フラッシュメモリの試験では、与えられたデータの書き込みが終了した時点、又は、予め定められた規定回数だけ書き換え動作を終えた時点において書き込みが成功したか否かを判定することにより行う。
パターン発生部11は、シーケンス制御部11aとパターン演算部11bとを備えている。シーケンス制御部11aは、ユーザにより作成された試験プログラムに記述されたシーケンス制御命令を記憶するインストラクションメモリを備え、このインストラクションメモリに記憶されたシーケンス制御命令に従って、レート信号及びプログラムカウンタ信号等の制御信号C1を出力する。また、シーケンス制御部11aは、実行するシーケンス制御命令がポーズ命令、ジャンプ命令等の分岐命令である場合には、その旨を示す制御信号C2を出力する。パターン演算部11bは、シーケンス制御部11aからの制御信号C1に基づいてDUT20a〜20dの試験に用いる試験パターンP1及び期待値E1を生成する。
補助パターン発生部12a〜12dは、パターン演算部11bから出力される試験パターンP1及び期待値E1を一時的に記憶し、DUT20a〜20dの試験状況に応じて記憶した試験パターンP1及び期待値E1を読み出してDUT20a〜20dの試験に用いる試験パターンとして出力するためのものである。これら補助パターン発生部12a〜12dはDUT20a〜20d毎に設けられている。つまり、補助パターン発生部12aはDUT20aに対応して設けられ、補助パターン発生部12bはDUT20bに対応して設けられ、補助パターン発生部12cはDUT20cに対応して設けられ、補助パターン発生部12dはDUT20dに対応して設けられている。
ここで、補助パターン発生部12a〜12dについて詳細に説明する。尚、補助パターン発生部12a〜12dは同様の構成であるため、ここでは補助パターン発生部12aについてのみ説明し、補助パターン発生部12b〜12dの説明は省略する。図2は、補助パターン発生部12aの内部構成を示すブロック図である。図2に示す通り、補助パターン発生部12aは、記憶部31と読み出し制御部32(読出制御部)とを備えている。記憶部31は、パターン演算部11bから出力される試験パターンP1及び期待値E1を一時的に記憶し、読み出し制御部32の制御の下で、記憶した試験パターンP1及び期待値E1を先に記憶したものから順に出力する。
読み出し制御部32は、シーケンス制御部11aから出力される制御信号C2と、フォーマット制御部13が備える判定部15aから出力されるフェイルデータF11とに基づいて、記憶部31に記憶された試験パターンP1及び期待値E1の読み出し制御を行う。例えば、制御信号C2が出力されてからフェイルデータF11が最初にパスとなるまでは記憶部31からの読み出しは行わず、これ以外は記憶部31に記憶された試験パターンP1及び期待値E1を古いものから順に読み出す読み出し制御を行う。尚、読み出し制御部32は、判定部15aから出力される上記のフェイルデータF11をフェイルデータF1として制御部17に出力する。
フォーマット制御部13は、複数のフォーマッタ14a〜14d及び複数の判定部15a〜15dを備えている。フォーマッタ14a〜14dは補助パターン発生部12a〜12dから出力される試験パターンP11〜P14をそれぞれ入力としており、タイミング信号発生部(不図示)から出力されるタイミングエッジ信号と、入力される試験パターンP11〜P14とからDUT20a〜20dに印加する試験信号S11〜S14をそれぞれ生成する。判定部15a〜15dは、ピンエレクトロニクス部16a〜16dからそれぞれ出力される信号を、不図示のタイミング信号発生部から出力されるストローブ信号のタイミングでそれぞれ保持し、保持した信号と補助パターン発生部12a〜12dから出力される期待値E11〜E14とをそれぞれ比較してパル/フェイルを示すフェイルデータF11〜F14をそれぞれ出力する。
ピンエレクトロニクス部16a〜16dは、フォーマット制御部13とDUT20a〜20dとの間のインターフェイスであり、ドライバ、コンパレータ等を備えている。このピンエレクトロニクス部16a〜16dは、フォーマット制御部13のフォーマッタ14a〜14dで生成された試験信号を試験信号S11〜S14としてDUT20a〜20dにそれぞれ印加する。また、試験信号S11〜S14を印加してDUT20a〜20dから出力される信号D11〜D12を、所定の電圧と比較してフォーマット制御部13の判定部15a〜15dにそれぞれ出力する。制御部17は、補助パターン発生部12a〜12dの各々から出力されるフェイルデータF1〜F4に応じて、パターン発生部11のシーケンス制御部11aの動作を制御するための制御信号X1を出力する。
上記構成において、DUT20a〜20dの試験が開始されると、パターン発生部11のシーケンス制御部11aは、試験プログラムに記述されたシーケンス制御命令に従ってレート信号及びプログラムカウンタ信号等の制御信号C1をパターン演算部11bに出力する。尚、ここでは、ポーズ命令、ジャンプ命令等の分岐命令が実行されておらず、シーケンス制御部11aからは制御信号C2が出力されていないとする。シーケンス制御部11aからの制御信号C1が入力されると、パターン演算部11bは、この制御信号C1に基づいてDUT20a〜20dの試験に用いる試験パターンP1及び期待値E1を生成する。
パターン発生部11のパターン演算部11bから出力された試験パターンP1及び期待値E1は、補助パターン発生部12a〜12dにそれぞれ入力される。補助パターン発生部12a〜12dは、入力される試験パターンP1及び期待値E1を記憶部31に一時的に記憶する。ここで、補助パターン発生部12a〜12dにはシーケンス制御部11aからの制御信号C2が入力されていないため、補助パターン発生部12a〜12dの各々に設けられた読み出し制御部32は、記憶部31に記憶された試験パターンP1及び期待値E1を直ちに読み出す。
補助パターン発生部12a〜12dの記憶部31から読み出された試験パターンP1は、それぞれ試験パターンP11〜P14としてフォーマット制御部13のフォーマッタ14a〜14dにそれぞれ入力される。また、補助パターン発生部12a〜12dの記憶部31から読み出された期待値E1は、それぞれ期待値E11〜E14としてフォーマット制御部13の判定部15a〜15dにそれぞれ入力される。
フォーマッタ14a〜14dは、入力される試験パターンP11〜P14と不図示のタイミング信号発生部から出力されるタイミングエッジ信号とからDUT20a〜20dの試験に用いる試験信号をそれぞれ生成する。フォーマッタ14a〜14dで生成された試験信号は、ピンエレクトロニクス部16a〜16dを介して試験信号S11〜S14としてDUT20a〜20dにそれぞれ印加される。
試験信号S11〜S14が印加されると、DUT20a〜20dからは信号D11〜D14がそれぞれ出力される。DUT20a〜20dから出力された信号D11〜D14は、ピンエレクトロニクス部16a〜16dを介してフォーマット制御部13の判定部15a〜15dにそれぞれ入力される。判定部15a〜15dは、入力された信号を不図示のタイミング信号発生部から出力されるストローブ信号のタイミングでそれぞれ保持し、保持した信号と補助パターン発生部12a〜12dから出力される期待値E11〜E14とをそれぞれ比較してパル/フェイルを示すフェイルデータF11〜F14をそれぞれ出力する。
フォーマット制御部13の判定部15a〜15dから出力されたフェイルデータF11〜F14は、補助パターン発生部12a〜12dにそれぞれ入力され、補助パターン発生部12a〜12dから制御部17にフェイルデータF1〜F4としてそれぞれ出力される。制御部17は、補助パターン発生部12a〜12dの各々から出力されるフェイルデータF1〜F4に応じて制御信号X1を出力する。この制御信号X1は、フェイルデータF11〜F14の全てがフェイルの場合にのみフェイルとなり、フェイルデータF11〜F14の少なくとも1つがパスの場合にはパスとなる信号である。以上の動作が繰り返されて、DUT20a〜20dの試験が行われる
次に、分岐命令としてのポーズ命令がシーケンス制御部11aで実行される場合の動作について説明する。このポーズ命令が実行されると、DUT20a〜20dの試験結果の全てがパスになるまで次の試験パターンP1の発生が停止される。尚、ここでは、説明の簡単のために、図5に示す試験プログラムと同じ試験プログラムがシーケンス制御部11aで実行されるとする。
図3は、本発明の一実施形態による半導体試験装置におけるポーズ命令実行時の試験状況を示すタイミングチャートである。図5に示す試験プログラムの実行アドレスN−1に記述されたNOP命令の実行が終了すると、試験プログラムの実行アドレスNに記述されたポーズ命令が実行される(時刻t10)。このポーズ命令が実行されると、シーケンス制御部11aから補助パターン発生部12a〜12dに制御信号C2が出力される。また、ポーズ命令が実行されるとパターン演算部11bからは同じ試験信号P1が出力され続けられ、これによりDUT20a〜20dの各々には同じ試験信号が印加され続けられる。
ここで、DUT20aに対する試験信号S1の書き込みが成功したとすると、その旨を示す信号D11がDUT20aから出力される(時刻t11)。すると、判定部15aから出力されるフェイルデータF11及び補助パターン発生部12aから出力されるフェイルデータF1がパスになり、これにより制御部17から出力される制御信号X1がパスとなってポーズ命令の実行が終了する。ポーズ命令の実行が終了すると、パターン発生部11のシーケンス制御部11aは、図5に示す試験プログラムの実行アドレスN+1に記述されたNOP命令を実行するとともに、制御信号C2の出力を停止する。
シーケンス制御部11aで試験プログラムの実行アドレスN+1に記述されたNOP命令が実行されることにより、図3に示す通り、パターン演算部11bからは次の試験信号P1及び期待値E1の出力が開始される。そして。パターン演算部11bから出力された試験信号P1及び期待値E1は、補助パターン発生部12a〜12bにそれぞれ入力されて、補助パターン発生部12a〜12bに設けられた記憶部31にそれぞれ記憶される。
ここで、補助パターン発生部12aの読み出し制御部32は、制御信号C2が入力された後でフェイルデータF11がパスとなっているため、記憶部31に記憶された試験パターンP1及び期待値E1を読み出す制御を行う。読み出された試験パターンP1及び期待値E1は、試験パターンP11及び期待値E11として、フォーマット制御部13のフォーマッタ14a及び判定部15aにそれぞれ出力され、DUT20aの試験に用いられる。
これに対し、補助パターン発生部12b〜12dの読み出し制御部32は、制御信号C2が入力された後でフェイルデータF12〜F14がパスとなっていないため、記憶部31に対する読み出し制御を行わない。このため、パターン演算部11bから出力されて補助パターン発生部12b〜12dに順次入力される試験パターンP1及び期待値E1は、補助パターン発生部12b〜12dに設けられた記憶部31に順次記憶される。
次に、DUT20dに対する試験信号S4の書き込みが成功したとすると、その旨を示す信号D14がDUT20dから出力される(時刻t12)。すると、判定部15dから出力されるフェイルデータF14及び補助パターン発生部12dから出力されるフェイルデータF4がパスになる。すると、補助パターン発生部12dの読み出し制御部32は、制御信号C2が入力された後でフェイルデータF14がパスとなっているため、記憶部31に記憶された試験パターンP1及び期待値E1を読み出す制御を行う。読み出された試験パターンP1及び期待値E1は、試験パターンP14及び期待値E14として、フォーマット制御部13のフォーマッタ14d及び判定部15dにそれぞれ出力され、DUT20dの試験に用いられる。
これに対し、補助パターン発生部12b,12cの読み出し制御部32は、制御信号C2が入力された後でフェイルデータF12,F13がパスとなっていないため、記憶部31に対する読み出し制御を行わない。このため、パターン演算部11bから出力されて補助パターン発生部12b,12cに順次入力される試験パターンP1及び期待値E1は、補助パターン発生部12b,12cに設けられた記憶部31に順次記憶される。
次いで、DUT20bに対する試験信号S2の書き込みが成功したとすると、その旨を示す信号D12がDUT20bから出力される(時刻t13)。すると、判定部15bから出力されるフェイルデータF12及び補助パターン発生部12bから出力されるフェイルデータF2がパスになる。すると、補助パターン発生部12bの読み出し制御部32は、制御信号C2が入力された後でフェイルデータF12がパスとなっているため、記憶部31に記憶された試験パターンP1及び期待値E1を読み出す制御を行う。読み出された試験パターンP1及び期待値E1は、試験パターンP12及び期待値E12として、フォーマット制御部13のフォーマッタ14b及び判定部15bにそれぞれ出力され、DUT20bの試験に用いられる。
同様に、DUT20cに対する試験信号S3の書き込みが成功したとすると、その旨を示す信号D13がDUT20cから出力される(時刻t14)。すると、判定部15cから出力されるフェイルデータF13及び補助パターン発生部12cから出力されるフェイルデータF3がパスになり、補助パターン発生部12cの読み出し制御部32は、制御信号C2が入力された後でフェイルデータF13がパスとなっているため、記憶部31に記憶された試験パターンP1及び期待値E1を読み出す制御を行う。読み出された試験パターンP1及び期待値E1は、試験パターンP13及び期待値E13として、フォーマット制御部13のフォーマッタ14c及び判定部15cにそれぞれ出力され、DUT20cの試験に用いられる。
以上説明した本実施形態の半導体試験装置1は、DUT20a〜20d毎に補助パターン部12a〜12dを設け、パターン発生部11で発生した試験パターンP1及び期待値E1を一時的に記憶し、DUT20a〜20dの個別の試験状況に応じて記憶した試験パターンP1及び期待値E1を読み出してDUT20a〜20dの試験に用いる試験パターンとして用いている。このため、DUT20a〜20dの試験を、互いの試験状況に影響を受けずに個別に並行して行うことができ、DUT20a〜20dの試験に要する時間を短縮することができる。また、DUT20a〜20d毎に設けられる補助パターン部12a〜12dは、図2に示す通り、記憶部31と読み出し制御部32とからなる小規模な構成であるため、コストの大幅な上昇及び実装規模の大型化を招くことはない。
以上、本発明の実施形態による半導体試験装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、補助パターン発生部12a〜12dに設けられた記憶部31が、試験パターンP1と期待値E1とを一時的に記憶するものであるとしたが、試験パターンP1を一時的に記憶する記憶部と期待値E1を一時的に記憶する記憶部とを別々に備える構成であっても良い。
本発明の一実施形態による半導体試験装置の要部構成を示すブロック図である。 補助パターン発生部12aの内部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による半導体試験装置におけるポーズ命令実行時の試験状況を示すタイミングチャートである。 従来の半導体試験装置の構成を示すブロック図である。 ポーズ命令が記述された試験プログラムの一例を示す図である。 従来の半導体試験装置におけるポーズ命令実行時の試験状況を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 半導体試験装置
11 パターン発生部
12a〜12d 補助パターン発生部
15a〜15d 判定部
17 制御部
20a〜20d DUT
31 記憶部
32 読み出し制御部
D11〜D14 信号
E11〜E14 期待値
F11〜F14 フェイルデータ
P1 試験パターン

Claims (6)

  1. 試験パターンを発生するパターン発生部を備え、当該パターン発生部で発生した試験パターンを用いて複数の被試験デバイスの試験を並行して行う半導体試験装置において、
    前記パターン発生部で発生した前記試験パターンを一時的に記憶し、前記被試験デバイスの個別の試験状況に応じて、記憶した前記試験パターンを読み出して前記被試験デバイスの試験に用いる試験パターンとして出力する補助パターン発生部を備えることを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記補助パターン発生部は、前記被試験デバイス毎に設けられていることを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 前記試験パターンを用いて前記被試験デバイスから出力される信号と予め設定された期待値とを比較して前記被試験デバイスの出力のパス、フェイルを示すフェイルデータを求める判定部を備えており、
    前記補助パターン発生部は、前記判定部で求められた前記フェイルデータの内容に応じて、一時的に記憶した前記試験パターンの読み出しを行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体試験装置。
  4. 前記補助パターン発生部は、前記試験パターンに加えて前記期待値を一時的に記憶し、前記試験パターンの読み出しに合わせて前記期待値を読み出すことを特徴とする請求項3記載の半導体試験装置
  5. 前記補助パターン発生部は、前記パターン発生部で発生した前記試験パターン及び前記期待値を一時的に記憶する記憶部と、
    前記判定部で求められた前記フェイルデータに基づいて前記記憶部に記憶された前記試験パターン及び前記期待値の読み出し制御を行う読出制御部と
    を備えることを特徴とする請求項4記載の半導体試験装置。
  6. 前記複数の被試験デバイスに関する前記フェイルデータの少なくとも1つがパスを示すものになるまで、前記パターン発生部による次の試験パターンの発生を停止させる制御を行う制御部を備えることを特徴とする請求項3から請求項5の何れか一項に記載の半導体試験装置。
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