JP4956597B2 - 半導体試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冗長構成を持つ被試験メモリ(DUT)の救済解析を、より高速に行うことが可能な半導体試験装置に関する。特に、試験結果を格納するアドレス・フェイル・メモリ(AFM)のフェイル内容を読み出してチェックするSCAN動作を高速に行うことが可能な半導体試験装置に関する。
図1に従来のメモリ試験装置の概念構成図を示す。要部構成は、タイミング発生器TGと、パターン発生器PGと、波形整形器FCと、ピンエレクトロニクスと、論理比較器DCと、フェイルメモリFMと、救済解析装置100とにより実現される。フェイルメモリFM内の本願に係る要素としては不良解析メモリAFMがある。尚、半導体試験装置は公知であり技術的に良く知られている為、本願に係る要部を除く、その他の信号や構成要素、及びその詳細説明については省略する。
タイミング発生器TGで発生する基準クロックに基づいてパターン発生器PGは、DUTに与えるアドレス信号、試験データ信号、制御信号を出力するパターンデータを波形整形器FCに与え、ここで試験に必要な波形とタイミングに整形された後、ピンエレクトロニクスに備えるドライバを介して所定の振幅でDUTへ印加される。
DUTは、CE、OE、WE、CAS、RAS等の制御信号によって、試験データの書き込み、読み出しの制御が行われる。DUTのデータ出力ピンから読み出された応答信号はピンエレクトロニクスのコンパレータを介して論理比較器DCに与えられ、ここでパターン発生器PGから出力される期待値データEXPにより所定に一致比較が行われて良否判定が行われ、結果が不良のときにフェイル情報FAILとしてフェイルメモリFMへ供給される。尚、DUTの個数は図1では1個の例であるが、多数個例えば32個、64個の複数DUTを同時測定する構成を備える半導体試験装置が一般的である。
フェイルメモリFM内の不良解析メモリAFMは、少なくともDUTのデータ幅、アドレス空間と同一メモリ構成で、且つDUTのアクセス速度と同等以上の高速の記憶装置を、同時測定するDUT個数に対応して備えている。例えばDUTが256Mビットで同測個数64個の場合は、256Mビット×64個分の大容量の記憶装置を備えている。
そしてフェイルの格納動作は、DUTの読出しアドレスに対応するアドレス信号をパターン発生器PGから受けて、AFMの対応するアドレス位置へ、論理比較器DCからのフェイル情報FAILを累積格納する。
DRAMを代表とする半導体メモリは、図2に示すような構成をしておりDRAMのデータ記憶用のメインセルと、その周りにスペアロウSR、スペアカラムSCと呼ばれるライン状の予備セルで構成され、この1ブロックを救済ブロックと呼んだとき、半導体メモリチップはこの救済ブロックが複数個配列されて構成している。
次に1つの救済ブロックにおける救済方法の概念を図3に示して説明する。この図で、図3(a)に示す位置に不良セル「×」が存在する場合と仮定すると、図3(b)に示すように、1本のスペアカラムSCを用いて1ラインごと置き換え救済することで、図3(c)に示すように、良品チップとなり、大幅に歩留まりを向上できる。実際の置き換え処理は不良セルの1ラインのアドレスデコード回路に備えるフューズをレーザーで切り、スペアカラムSCを置き換えすべきアドレスデコード回路が有効となるようにフューズを切ることで行われる。
救済解析装置100は、少数本のスペアロウSRと、少数本のスペアカラムSCとによりリペア可能となるように救済解析を行う。即ち、やがて、上記所定の試験項目の終了後の試験停止状態において、取得された不良解析メモリAFMの内容を順次読み出して解析処理する。この為には、読出しすべき全アドレスを順次発生してAFMへ供給し、AFMの当該アドレスから読み出されるフェイルデータを受けて、当該フェイルが存在するロウアドレス線毎、カラムアドレス線毎にフェイル発生回数を計数し、これに基づいて置換救済すべきロウ線、カラム線を解析して特定し、特定したリペア情報をリペア処理工程への情報として取得等する。
次に、少数本のスペアロウSR、スペアカラムSCでリペア可能とする、従来の救済解析装置100の救済原理を図4〜図7を参照して説明する。ここで、ロウアドレス毎にフェイル発生回数を計数するメモリをロウ・フェイル・カウント・メモリRFCM(Row Fail Count Memory)と呼び、カラムアドレス毎にフェイル発生回数を計数するメモリをカラム・フェイル・カウント・メモリCFCM(Column Fail Count Memory)と呼び、トータルのフェイル発生回数を計数するメモリをトータル・フェイル・カウント・メモリTFCM(Total Fail Count Memory)と呼ぶ。前記多数チャンネルの計数要素を救済解析装置100は備えている。また、図2に示す各救済ブロック単位にフェイルを計数する動作をSCAN動作と呼び、SCAN動作後にRFCM、CFCMに対してどのロウまたはカラムのアドレスラインにラインフェイルがあるかを調べる動作をSEARCH動作と呼ぶ。更に、RFCMまたはCFCMのフェイル回数が反対側のスペアラインの本数より多い場合は反対側のスペアラインで救済できないため、当該ラインをラインフェイルと呼ぶ。
図4の例では、「×」印の位置でフェイルが発生しているものと仮定し、更に、救済するスペアロウSRの本数を2本とし、スペアカラムSCの本数を2本と仮定して説明する。
図4は、SCAN動作後の結果を示している。即ち、CFCM側は2カ所で計数値"3"と"1"が得られた状態を示し、RFCM側は4カ所で計数値"1"が得られた状態を示し、TFCMは計数値"4"が得られた状態を示す。
次に、図5に示すように、CFCM側の1カ所で計数値"3"が存在し、反対側のスペアロウSRの本数、2本では救済できないため、当該ラインがラインフェイルとして検出され、このラインは救済対象であるからして、そのライン情報をフェイル・アドレス・メモリFAMへ格納する。
次に、図6に示すように、救済確定した当該ライン上のフェイル発生「×」印はリペアされるからして、救済アドレス上の不良セルを消すためにRFCM,CFCM,TFCMからライン上の救済されたフェイルの引き算処理を行う。この動作をDSCAN動作という。この結果、図6の計数値となる。もしも、上記ラインフェイルが複数箇所有れば、同様の処理を繰り返す。
次に、ラインフェイルが無くなると、図7に示すように、今度は残ったフェイルのアドレス値(ロウアドレス、カラムアドレス)を受けて、救済可能な組み合わせをCPU等の演算処理によって解析して求めていく。図7(a)の例では6カ所でフェイルが発生した場合で、ラインフェイルが無かった場合の一例である。図7(b)の解析結果では、1個のフェイル(図7A参照)が2本のスペアロウSRと2本のスペアカラムSCでは救済できない例であり、図7(c)と(d)は共にフェイル救済ができる例である。
次に、救済解析装置100の構成について、図8の概念構成と、図9の内部構成とを示して説明する。
救済解析装置100は、図8に示すように、DUTの同時測定個数に対応するチャンネル数の救済解析装置を備えている。更に、各DUT毎の救済解析装置の内部には、CPU部110と、DUTのメモリ構成に対応する複数チャンネルのカウンターブロック部(Counter Block部)120とを備えている。尚、CPU部110としては専用のコントローラで処理するものや、プログラム方式のCPUやDSPで行うものがある。
1チャンネルのカウンターブロック部120の内部原理構成を図9に示して更に説明する。要部構成は、アドレス発生部60と、アドレスフォーマット部80と、ロウ・フェイル・カウント・メモリRFCM、カラム・フェイル・カウント・メモリCFCM、トータル・フェイル・カウント・メモリTFCMと、シーケンス制御部40と、フェイル計数部350と、大小比較器90と、フェイル・アドレス・メモリFAMと、FAM-APと、その他とで実現される。
アドレス発生部60は、ロウアドレスRAと、カラムアドレスCAを発生してアドレスフォーマット部80へ供給して、図1に示す不良解析メモリAFMをアクセスするための解析アドレスAFMAをアドレスフォーマット部80から発生させるものであって、内部にロウアドレスRAを発生するRAP(Row Address Pointer)と、カラムアドレスCAを発生するCAP(Column Address Pointer)の2つのカウンタを備えている。
アドレスフォーマット部80は、上記ロウアドレスRAと、カラムアドレスCAとを受けて、解析アドレスAFMAを生成して出力し、更に、RFCM、CFCM、TFCMへ供給するアドレスRFA、CFA、TFAを生成して出力する。即ち、各救済ブロック単位にフェイルを計数できるようにアドレスの並べ替えを行う。尚、RFCM,CFCM,TFCMは上術で説明した各フェイル・カウント・メモリである。
シーケンス制御部40は、フェイルの計数制御信号SCANMD、DSCANMDやアドレス発生部60へのカウント制御INCや、RFCM,CFCM,TFCMへのリード・ライトのコントロール信号*FCMWE,*FCMOE,*FDOEを発生して供給する。
フェイル計数部350は、シーケンスコントロールから制御信号SCANMD、DSCANMDを受けて、第1に、SCAN動作時は不良解析メモリからのフェイル信号FAILで加算動作を行い、第2に、DSCAN動作時はフェイル信号FAILで減算動作を行う。
大小比較器90はラインフェイルの検出であって、RFCM,CFCMからのフェイル数RFD、CFDとを受けて、予め設定しておいてスペアロウ、スペアカラムの本数である数値とで大小比較を行い、フェイル数がスペアライン数より大きい場合はラインフェイルとして検出し、FAMにアドレス格納信号*FAMWEを供給し、FAM-APにアドレスインクリメント信号FAMINCを供給する。
フェイル・アドレス・メモリFAMは、ラインフェイルを検出したラインフェイルアドレスLFAを格納するものであって、ラインフェイル発生時におけるRFA、又はCFAをマルチプレクサMUXのRCSEL信号で切り替えて選択されたラインフェイルアドレスLFAを格納する。FAMの格納アドレスはFAM-APが発生し、FAMがラインフェイルアドレスを格納する度にインクリメントする。
図8に戻り、CPU部110は、上記FAMの内容を読み出すことで、ラインフェイルしたラインの情報を取得し、更に、RFCM、CFCM、TFCMの内容を読み出して、所定のリペア解析処理を行う。
ところで、DUTの容量は年々大容量化している。このためメモリセル数の増加に比例して救済解析の処理時間が長くなっている。しかも、図1に示すAFMを救済解析装置100からアクセスする必要から、この期間はDUTの試験実施が停止状態となる。即ち、図10に示すように、救済解析中はメモリ試験の実施ができず、待機中(図10B参照)となってしまう。この待機中の期間が長くなることは、トータルのテストサイクル時間が長くなってしまい、結果として、テストコストを引き上げる要因となってしまう。
救済解析の中で一番時間がかかるのがSCAN動作とSEARCH動作である。これはDUTの全メモリセルのフェイルの有無内容を不良解析メモリAFMから読み出しながら、フェイルを計数するためである。
次に、従来のSCAN動作のタイミングチャートを図11に示して、図9の内部原理構成と共に説明する。
内部構成ではクロックCLKに同期して動作しているものとすると、図11に示すSCAN動作の1周期は5クロックサイクルを要している。即ち、まず、サイクル(CYCLE)0では、アドレスフォーマット部80から各FCM(RFCM,CFCM,TFCM)にアドレスを供給し、*FCMOEをリードモードにして各FCM(RFCM,CFCM,TFCM)からフェイル計数値FAIL(RFD、CFD)を読み出す。
サイクル1ではフェイル計数部がAFMから読み出したFAILを内部へラッチ保持する。サイクル2ではFAILの有無に基づいて+1加算を行う。サイクル3では*FCMWE信号を書込みモードにして加算した結果のフェイル計数値を、各FCM(RFCM,CFCM,TFCM)の読出し時と同じアドレス位置へ書き込む。サイクル4では次の各FCM(RFCM,CFCM,TFCM)のアドレス供給する為のセットアップ時間である。
上記のように、一連の動作(以下リードモディファイライト)をFCMの全アドレス空間を対象として読み出しを行う。このリードモディファイライトによって1周期が長くなるためSCAN動作には時間がかかるという難点がある。ところで、全アドレス空間の中で、実際にFAILが存在して+1加算される個数はわずかであり、殆どの場合はFAILが存在しない為に、読出しデータがそのまま書き込み更新されることとなる。つまり、FAILが存在しないときの書込み動作は無用な消費時間となっている。
また、全ラインのSCAN動作の完了後、次に、ラインフェイルを検出する為のSEARCH動作が行われる。前記SEARCH動作によって検出されたラインフェイルは、無条件に救済対象ラインであるからして、DSCAN動作を行って、当該ラインフェイル上でフェイルが存在するアドレス位置に対応するCFCM、RFCMは減算処理を行う必要がある。このDSCAN動作を行う処理期間もAFMをアクセスする必要がある為に、DUTの試験実施が停止状態で行う必要がある為、トータルのテストサイクル時間が長くなってしまう難点がある。
上述説明したように、第1に、従来技術におけるSCAN動作は、図11に示すように、FAILの有無に関わらず、常にリードモディファイライトによる書込み動作を行っている結果、SCAN動作の処理時間が長くなる為、トータルのテストサイクル時間が長くなってしまう難点がある。
また、上述説明したように、第2に、従来技術における、ラインフェイルを検出するSEARCH動作と、ラインフェイルが検出されたラインはDSCAN動作を行って対応するCFCM、RFCMを減算する処理と、が必要があり、このSEARCH動作とDSCAN動作期間もDUTの試験実施が停止状態で行うことになる為、トータルのテストサイクル時間が長くなってしまう難点がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、DUTの救済解析を行うSCAN動作、SEARCH動作あるいはDSCAN動作に係る処理時間を実質的に短縮することが可能な半導体試験装置を提供することである。
第1に、上記課題を解決するために、被試験デバイスは少なくともメモリと当該メモリの不良セルを救済置換する予備セル(スペアライン)を内部に備え、半導体試験装置が上記DUTのメモリのメモリセルの良否を試験実施して得たフェイル情報をメモリセル毎に格納可能な不良解析メモリ(AFM)を備える半導体試験装置において、
ロウアドレスライン毎に不良セルの発生回数をリードモディファイライト動作によって格納更新するロウ用の計数用メモり(例えばRFCM)を具備し、
カラムアドレスライン毎に不良セルの発生回数をリードモディファイライト動作によって格納更新するカラム用の計数用メモり(例えばCFCM)を具備し、
SCAN動作において、AFMから読み出されたフェイル情報がフェイル無しを検出したときは上記計数用メモりのリードモディファイライト動作は行わずに、リード動作のみを行って次のアドレスの読出しに進むように制御する手段(例えばシーケンス制御部40b)を具備し、
以上を具備して救済解析動作におけるSCAN動作の計数処理を高速化可能とすることを特徴とする半導体試験装置である。
上記発明によれば、FAILが存在したときのみリードモディファイライト動作を行うようにSCAN動作を改善して、救済解析動作におけるSCAN動作の時間短縮を計ることが可能な半導体試験装置が実現できる。
第12図と第13図は、本発明に係る解決手段を示している。
第2に、上記課題を解決するために、被試験デバイスは少なくともメモリと当該メモリの不良セルを救済置換する予備セル(スペアライン)を内部に備えるメモリデバイス、あるいはシステムLSI等であり、半導体試験装置が上記DUTのメモリのメモリセルの良否を試験実施して得たフェイル情報をメモリセル毎に格納可能な不良解析メモリ(AFM)を備える半導体試験装置において、
DUTの試験実施が一時停止した状態で行なわれる救済解析動作において、AFMに格納されたフェイル情報を読み出して、DUTのメモリ構成におけるロウアドレスライン毎に不良セルの発生回数を計数し、且つカラムアドレスライン毎に不良セルの発生回数を計数する計数動作をSCAN動作と呼称したとき、
ロウアドレスライン毎に不良セルの発生回数をリードモディファイライト動作によって格納更新するロウ用の計数用メモり(例えばRFCM)を具備し、
カラムアドレスライン毎に不良セルの発生回数をリードモディファイライト動作によって格納更新するカラム用の計数用メモり(例えばCFCM)を具備し、
上記各計数用メモりから読み出された計数データを受け、対応するAFMから読み出されたフェイル情報の有無に基づいて+1加算若しくは計数データのままとした更新データを各々出力するロウ用とカラム用の計数手段(例えばフェイル計数部)を具備し、
SCAN動作において、第1に、AFMから読み出されたフェイル情報が"0"(即ち、PASS)を検出したときは上記計数用メモりへの格納更新をするリードモディファイライト動作を行わずに、リード動作のみを行い、第2に、AFMから読み出されたフェイル情報が"1"(即ち、FAIL)を検出したときは計数手段により+1加算された更新データを上記計数用メモりへ書込み更新をするリードモディファイライト動作を行うシーケンス制御部40bを具備し、
以上を具備して救済解析動作におけるSCAN動作の計数処理を高速化可能とすることを特徴とする半導体試験装置がある。
第3に、上記課題を解決するために、被試験デバイスは少なくともメモリと当該メモリの不良セルを救済置換する予備セル(スペアライン)を内部に備えるメモリデバイス、あるいはシステムLSI等であり、半導体試験装置が上記DUTのメモリのメモリセルの良否を試験実施して得たフェイル情報をメモリセル毎に格納可能な不良解析メモリ(AFM)を備える半導体試験装置において、
アドレスライン毎に不良セルの発生回数を格納するロウ用とカラム用の計数用メモり(例えばRFCM、CFCM)はデュアルポートメモリを適用し、
救済解析動作における不良セルを計数するSCAN動作のライト動作とリード動作とを上記デュアルポートメモリにより分離してアクセスする手段を備えて、救済解析動作におけるSCAN動作を高速化可能とすることを特徴とする半導体試験装置がある。
また、ライト動作とリード動作が同一アドレスとなる場合にはフェイル計数した更新データをデュアルポートメモリには格納せず一旦保持しておき、ライト動作とリード動作が異なるアドレスとなったときに一旦保持しておいた更新データをデュアルポートメモリに書き込む手段を、更に備えることを特徴とする上述半導体試験装置がある。
第18図と第19図と第20図は、本発明に係る解決手段を示している。
第4に、上記課題を解決するために、被試験デバイスは少なくともメモリと当該メモリの不良セルを救済置換する予備セル(スペアライン)を内部に備えるメモリデバイス、あるいはシステムLSI等であり、半導体試験装置が上記DUTのメモリのメモリセルの良否を試験実施して得たフェイル情報をメモリセル毎に格納可能な不良解析メモリ(AFM)を備える半導体試験装置において、
DUTの試験実施が一時停止した状態で行なわれる救済解析動作において、AFMに格納されたフェイル情報を読み出して、DUTのメモリ構成におけるロウアドレスライン毎に不良セルの発生回数を計数し、且つカラムアドレスライン毎に不良セルの発生回数を計数する計数動作をSCAN動作と呼称したとき、
ロウアドレスライン毎に不良セルの発生回数を格納するロウ用の計数用メモり(例えばRFCM)を具備し、
カラムアドレスライン毎に不良セルの発生回数を格納するカラム用の計数用メモり(例えばCFCM)を具備し、
上記各計数用メモりから読み出された計数データを受け、対応するAFMから読み出されたフェイル情報の有無に基づいて+1加算若しくは計数データのままとした更新データを各々出力するロウ用とカラム用の計数手段(例えばフェイル計数部)を具備し、
計数用メモりとしてデュアルポートメモリを適用し、
上記デュアルポートメモリの一方のアクセスポートを計数データの読み出し専用ポートとして適用して、連続的に解析アドレスAFMAを発生してAFMから連続的にフェイル情報を読み出し、これに対応して読出し専用ポートへ連続的に読出しアドレスを発生して計数データを連続的に読み出し、上記計数手段は連続する上記フェイル情報と対応する計数データとに基づいてフェイル計数値を更新した更新データを出力し、
上記デュアルポートメモリの他方のアクセスポートを上記計数手段から出力される連続する更新データの書込み専用ポートとして適用し、上記読出し専用ポート側の読出しアドレスとは所定回数遅らせたアドレスとする書込みアドレスを連続的に発生して、上記更新データを連続的に書込み更新を行い、
上記書込み専用ポートの書込み更新動作と読出し専用ポートの読出し動作において、両ポートがアクセスするアドレスが同一アドレスのときには、一方の読出し動作側を有効にして読み出される計数データを上記計数手段の入力データとして受けて上記計数手段から出力される更新データを一時的な保存データとして保持し、他方の書込み動作側は書込み動作を禁止し、
その後にアクセスされる両ポートが同一アドレスのときは上記保存データを上記計数手段の入力データとして供給し、上記計数手段でAFMから読み出されたフェイル情報の有無に基づいて所定に計数更新した更新データを、再び一時的な保存データとして保持し、
やがてその後にアクセスされる読出しアドレスが書込みアドレスと異なるときに、上記保存データを所定に計数更新した更新データを書込み専用ポートへ書込みをして格納更新し、
以上を具備して救済解析動作におけるSCAN動作の計数処理を高速化可能とすることを特徴とする半導体試験装置がある。
第5に、上記課題を解決するために、被試験デバイスは少なくともメモリと当該メモリの不良セルを救済置換する予備セル(スペアライン)を内部に備えるメモリデバイス、あるいはシステムLSI等であり、半導体試験装置が上記DUTのメモリのメモリセルの良否を試験実施して得たフェイル情報をメモリセル毎に格納可能な不良解析メモリ(AFM)を備える半導体試験装置において、
SCAN動作とSEARCH動作とを同時に実行し、前記SEARCH動作の結果で当該アドレスラインがラインフェイルとして検出された場合は、ラインフェイルとは反対側のロウまたはカラムの次のアドレスラインにおいてSCAN動作とDSCAN動作とを同時に実行し、
以上を具備して救済解析動作を高速化可能とすることを特徴とする半導体試験装置がある。
第14図と第15図と第16図と第17図は、本発明に係る解決手段を示している。
第6に、上記課題を解決するために、被試験デバイスは少なくともメモリと当該メモリの不良セルを救済置換する予備セル(スペアライン)を内部に備えるメモリデバイス、あるいはシステムLSI等であり、半導体試験装置が上記DUTのメモリのメモリセルの良否を試験実施して得たフェイル情報をメモリセル毎に格納可能な不良解析メモリ(AFM)を備える半導体試験装置において、
DUTの試験実施が一時停止した状態で行なわれる救済解析動作において、AFMに格納されたフェイル情報を読み出して、DUTのメモリ構成におけるロウアドレスライン毎に不良セルの発生回数を計数し、且つカラムアドレスライン毎に不良セルの発生回数を計数する計数動作をSCAN動作と呼称し、ロウまたはカラムのアドレスライン毎のフェイル計数値が反対側のスペアラインの本数よりも多い計数値の場合には反対側のスペアラインで救済できないためラインフェイルと呼称し、ロウまたはカラムのアドレスラインにラインフェイルがあるかを調べる動作をSEARCH動作と呼称し、ラインフェイルとして検出されたロウまたはカラムの当該アドレスライン上の不良セルに該当するロウまたはカラムの計数用メモりの計数データを対象として引き算処理を行う動作をDSCAN動作と呼称したとき、
ロウアドレスライン毎に不良セルの発生回数を格納するロウ用の計数用メモり(例えばRFCM)を具備し、
カラムアドレスライン毎に不良セルの発生回数を格納するカラム用の計数用メモり(例えばCFCM)を具備し、
上記各計数用メモりから読み出された計数データを受け、対応するAFMから読み出されたフェイル情報の有無に基づいて+1加算若しくは計数データのままとした更新データを各々出力するロウ用とカラム用の計数手段(例えばフェイル計数部)を具備し、
ロウまたはカラムの一方に対してラインフェイルがあるかを検出するSEARCH動作を、SCAN動作と同時平行して実施し、且つ、SCAN動作中のアドレスライン上の各アドレス位置におけるフェイル情報を次のアドレスラインのSCAN動作中に参照できるように直前フェイルフラグ(例えばプリフェイルフラグ(Pre Fail flag))として保持する手段を具備し、
ロウまたはカラムの直前のアドレスラインでラインフェイルが検出されたとき、当該ラインフェイルが検出された計数データはゼロにクリアし、当該ラインフェイルが検出された反対側のロウまたはカラムの直後のアドレスライン上の各アドレス位置におけるフェイル計数動作は、SCAN動作とDSCAN動作を同時並行して実行して所定に更新した更新データを対応する計数用メモりへ格納する同時並行実行手段を具備し、
以上を具備して救済解析動作におけるSCAN動作とSEARCH動作とDSCAN動作を同時並行して実行して救済解析動作を高速化可能とすることを特徴とする半導体試験装置がある。
第16図は、本発明に係る解決手段を示している。
上述SCAN動作とDSCAN動作を同時並行して実行する同時並行実行手段の一態様としては、
例えばフェイル計数部400とラインフェイルレジスタ70と1アドレスライン分のロウ側とカラム側のプリフェイルフラグRFLFLG、CFLFLGと、対応するシーケンス制御部40とアドレス発生部60と大小比較器90とを備えて、計数用メモりから読み出された計数データと、AFMから読み出されるフェイル情報と、対応する上記直前フェイルフラグとのデータに基づいて更新データの計数を行い、
第1に、直前フェイルフラグが無いときは通常のSCAN動作に基づく計数であって、上記フェイル情報が有るときは計数データ+1した更新データを出力し、上記フェイル情報が無いときは計数データをそのまま更新データとして出力し、
第2に、直前フェイルフラグが有るときはSCAN動作とDSCAN動作を同時並行する計数実行であって、上記フェイル情報が有るときは計数データをそのまま更新データとして出力し、上記フェイル情報が無いときは計数データ−1の減算した更新データを出力し、
以上を具備することを特徴とする上述半導体試験装置がある。
本発明は、上述の説明内容からして、下記に記載される効果を奏する。
上述説明したように本発明によれば、AFMをアクセスして救済解析処理をするSCAN動作、あるいはSCAN動作とSEARCH動作とDSCAN動作に係る処理時間を大幅に短縮可能な構成を具備したことにより、DUTの試験実施の停止期間が大幅に短縮できる大きな利点が得られる。これに伴い、実質的に半導体試験装置のスループットが向上できる大きな利点が得られることとなる。従って本発明の技術的効果は大であり、産業上の経済効果も大である。
半導体試験装置の概念構成図。 半導体メモリチップと、救済ブロックと予備セルを説明する図。 不良チップを予備セルで救済する原理説明図。 不良のメモリセルの配置と、これを計数する概念説明図。 ラインフェイルの検出を説明する概念説明図。 DSCAN動作を説明する概念説明図。 DSCAN動作後に、救済解析を行う概念説明図。 救済解析装置の概念構成図。 従来の、救済解析装置の1チャンネルのカウンターブロック部の内部原理構成図。 半導体試験装置におけるトータルのテストサイクル時間を説明する図。 従来のSCAN動作のリードモディファイライト動作を示すタイミングチャート。 本発明の、シーケンス制御部の内部構成例。 本発明の、FAILが無いときには、リードモディファイライト動作を行わないパスサイクルを示すタイミングチャート。 本発明の、SCAN動作と、DSCAN動作とを同時に行う動作原理図。 本発明の、RFCM、CFCMのデータ格納フォーマットの説明図と、最後のライン上でラインフェイルが検出された場合のSCAN動作を説明する図。 本発明の、救済解析装置の1チャンネルのカウンターブロック部の内部原理構成図。 本発明の、フェイル計数部の内部構成例。 図19の構成によるタイミングチャートの一例。 本発明の、救済解析装置の1チャンネルのカウンターブロック部の、他の内部原理構成図。 本発明の、フェイル計数部の、他の内部構成例。
以下に本発明を適用した実施の形態の一例を図面を参照しながら説明する。また、以下の実施の形態の説明内容によって特許録請求の範囲を限定するものではないし、更に、実施の形態で説明されている要素や接続関係が解決手段に必須であるとは限らない。
本発明の第1の実施例はFAILが存在したときのみリードモディファイライト動作を行うようにSCAN動作を改善して、実質的にSCAN動作に係る処理時間を低減するものである。これについて、図12と図13とを参照して以下に説明する。尚、従来構成に対応する要素は同一符号を付し、また重複する部位の説明は省略する。
第1の実施例における、シーケンス制御部40bの内部構成例を図12に示す。
シーケンス制御部40bの要部構成は、マルチプレクサMUX10、MUX16と、カウンタ12と、デコーダ14と、フリップ・フロップFF21〜FF24と、NANDゲートNAND26とで実現される。
カウンタ12は、2進又は5進カウンタとして動作する。即ち、FAIL信号をMUX10の選択制御端Sへ与えて、カウンタ12のロード端子LDへ供給する信号を切り替える結果、FAILが有るときは5進カウンタとして動作し、FAILが無いときは2進カウンタとして動作する。
デコーダ14は、カウンタ12からの出力信号をデコードした信号をMUX10、MUX16とフリップ・フロップFF21、22、23へ供給する。
フリップ・フロップFF21は、デコーダ14からのQ0出力信号を同期用のクロックCLKでリタイミングした結果の反転信号を*FCMOE信号として出力する。
フリップ・フロップFF22は、デコーダ14からのQ2出力信号を同期用のクロックCLKでリタイミングした結果の反転信号を*FDOE信号として出力する。
フリップ・フロップFF23は、デコーダ14からのQ2出力信号を同期用のクロックCLKでリタイミングした結果の信号をNANDゲートNAND26に供給し、CLKでパルス化した結果の反転信号を*FCMWE信号として出力する。
MUX16は、FAIL信号を選択制御端Sで受けて、FAILが有るときはデコーダ14からのQ4信号を出力し、FAILが無いときはデコーダ14からのQ1信号を出力する。
フリップ・フロップFF24は、前記MUX16からの出力信号を受けて同期用のクロックCLKでリタイミングした結果のINC信号を出力する。
従って、上述説明した図12に示す構成のシーケンス制御部40bによれば、FAILが有るときは、5進カウンタとして動作して、図13のフェイルサイクルに示すように、従来の図11と同様にリードモディファイライト動作を5クロック期間で行い、図9に示すフェイル計数部で+1加算された結果がRFCM、CFCM、TFCMへ格納更新される。
一方、もしもFAILが無いときは、図13のパスサイクルに示すように、2クロック期間で読み出しが行われて終了する。この結果、処理時間が2/5に短縮できることとなる。通常のデバイス試験においては、FAILの発生するメモリセルの発生頻度は極めて少ないからして、殆どのものが2クロック期間での読出し動作といえる。この結果、本願のSCAN動作の処理能力は、実質的に従来比で2.5倍の高速にできる大きな利点が得られることとなる。
本発明の第2の実施例は、RFCM、CFCM、TFCMとしてデュアルポートメモリを使用する。これにより、リードとライトの動作を分離してSCAN動作の動作サイクルを短縮して高速化を計る。これについて、図18〜図20を参照して以下に説明する。尚、従来構成に対応する要素は同一符号を付し、また重複する部位の説明は省略する。
第2の実施例における、1チャンネルのカウンターブロック部120の内部原理構成例を図19に示す。
要部構成は、図9の従来構成要素に対して、RFCM、CFCM、TFCMをデュアルポートメモリに変更し、フェイル計数部300の内部構成を変更し、更に、アドレス一致検出部50と、フリップ・フロップFF1〜FF5と、ORゲートOR18とを追加して備える構成で実現される。
この図19の構成によるタイミングチャートの一例を図18に示す。このタイミングチャートは、図4に示すように、カラムアドレス側を例として4セルのライン構成とした具体例である。つまり、アドレスフォーマット部80から出力されるアドレスPRADにおいて、同一アドレス値が4サイクル分継続して発生する場合である。
図19に示すフリップ・フロップFF1、FF2、FF3は、アドレスフォーマット部80から出力されるアドレスPRADをクロックCLKに同期して3クロックサイクル遅延した書込み用アドレスWAD(図18E参照)をデュアルポートメモリの各ライトアドレスのポート(WAn)に供給する。
フリップ・フロップFF4は、アドレスフォーマット部80から出力されるアドレスPRADをクロックCLKに同期して1クロックサイクル遅延した読出し用アドレスRAD(図18B参照)をデュアルポートメモリの各リードアドレスのポート(RAn)に供給する。
これによりデュアルポートメモリのライト動作とリード動作のタイミングを2クロックサイクルずらすことができる。この結果、リード動作が先に行なわれて、デュアルポートメモリのリードデータポート(RDn)から読出した計数値RRFD,RCFD,RTFD(図18C参照)をフェイル計数部300へ入力する。
フェイル計数部300の内部構成例を図20に示す。
フェイル計数部300は、読み出された計数値をFF6で同期を取った後、マルチプレクサMUX1を通じて加算器ADD1の一方の入力端へ供給し、他方の入力端にはFAIL信号をフリップ・フロップFF8,FF9,FF10で3クロックサイクル遅延したFAIL信号が供給され、両者が加算されて出力する。
加算結果の出力データは、フリップ・フロップFF11で同期をとった後、デュアルポートメモリのライトデータポート(WDn)へWRFD,WCFD,WTFD信号(図18F参照)として供給され、これが、デュアルポートメモリのWE端子へ与える書込み用の*MWE信号(図18J参照)によって書き込み更新される。
但し、デュアルポートメモリを使用しているため、ライトアドレスとリードアドレスが同一で、リード動作とライト動作とが同時に行うとライト動作により、リードデータが壊されるため、リードデータが正しく読めなくなる。そこで、これを回避するためにアドレス一致検出部50を備えている。
即ち、アドレス一致検出部50は、アドレスフォーマット部80から出力されるアドレスPRAD(図18A参照)とフリップ・フロップFF2の途中出力アドレス信号PWAD(図18D参照)との一致比較をして検出する。もしも、一致するとき、即ち、リードアドレスとライトアドレスとが一致している場合は、同一アドレスでのリード動作とライト動作が行われるのを防止する為に、フリップ・フロップFF5を通じてWINH信号(図18K、L参照)を出力する。これにより、ORゲートOR18でデュアルポートメモリへ供給する*MWEは禁止(図18M、N参照)される結果、ライト動作は行われない。従って、リードデータの読み出し保護については正常に行われる。
しかし上記読出し保護に伴い書込み更新ができなくなる、そこで、フェイル計数部300では上記ライト動作が行われなかった計数値は、WINH信号によってFF12へ一旦保存する。次に、FF12に格納された計数値と同じアドレスのフェイルがフェイル計数部300に入力されると、WINH信号がFF7で同期を取ってMUX1の選択入力端(S)に供給される結果、FF6の出力データではなくて一旦保存しておいたFF12の出力データが選択出力されて、ADD1で加算される。そして、正しく加算された計数値がWRFD,WCFD,WTFD信号としてデュアルポートメモリに供給されて、*MWE(図18P、Q参照)も出力されて正常なデータが書込み格納されることとなる。
尚、フリップ・フロップFF1,FF2,FF3のセット入力端(S)はSCAN動作が開始したときにシーケンス制御部40から出力されるCLR信号(図示なし)によってオール"1"にセットされる。これにより、SCAN動作開始時に最初のアドレス("0")をアドレスが一致したと誤動作してライト動作が禁止されることがなくなる。
また、シーケンス制御部40はアドレス発生部60がRA、CA共にMAXまで行ってから"0"に戻ったところで終了するように発生する。これにより、最後のアドレスでアドレス一致信号をWINHを論理値"0"にして書き込み動作ができる。
従って、上述説明した図19に示す構成によれば、SCAN動作のリード動作とライト動作が分離することができ、且つ、リード動作とライト動作とが連続的に行える結果、SCANの動作サイクルを1セル当たり1クロック期間で実現可能となる。この結果、従来では図11に示すように、5クロック期間であるからして、本SCAN動作の処理能力は、従来比で5倍と大幅に高速化できる大きな利点が得られることとなる。
本発明の第3の実施例は、SCAN動作時にロウあるはカラム側の片方のSEARCH動作と、DSCAN動作とを同時に行うことで救済解析時間を短縮するものである。これについて、図14〜図17を参照して以下に説明する。尚、従来構成に対応する要素は同一符号を付し、また重複する部位の説明は省略する。
図14は、SCAN動作と、SEARCH動作と、DSCAN動作とを同時に行う救済解析動作の動作原理を示している。この図で、不良セルが存在する位置は、ロウアドレスR1、R2、R3でカラムアドレスC1の交点の3カ所(図14A参照)とし、他方、救済用のスペアラインの本数は2本備える場合と仮定する。
先ず、ロウアドレス方向へスキャンするSCAN動作で不良セルを計数する場合とする。このとき、最初にC1ラインがスキャンされる結果、RFCMへはR1ラインと、R2ラインと、R3ラインとはそれぞれ"1"がフェイル数として格納される。C1ライン上にある3個の不良セル数"3"(図14B参照)は、CFCMのC1ラインへ格納され、同時に、救済可能なスペアロウ本数の2本よりも多いからしてラインフェイルとして検出する。このSEARCH動作を同時に行う。また、TFCMへもトータルのフェイル発生回数値として"3"が格納される。
上記C1ラインでラインフェイルが検出されたので、DSCAN動作の−1減算処理を行う必要があるが、DSCAN動作は次のC2ラインのスキャン動作と同時平行して実行させる。即ち、第1に、次のカラムアドレスC2に移るときにスペアカラムC1のCFCMの不良セル格納値"3"(図14B参照)を0にクリア(図14C参照)し、同時に、C1ラインでラインフェイルが有ったことを示すラインフェイルフラグをFAMへセット(図14D参照)して救済対象ラインの情報を格納しておく。
ここで、本発明のRFCM、CFCMのデータ格納フォーマットについて、図15に示して説明する。従来ではRFCM、CFCMは不良セルの発生回数値を格納していたが、本発明では不良セルの発生回数値の格納と共に、直前の1アドレスライン分(この場合だと図14に示すC1ラインに相当する)において不良セルの有無を示すプリフェイルフラグ(Pre Fail flag)も格納する1ビット幅の格納領域を新たに備える。図16では、1アドレスライン分のロウ側のプリフェイルフラグ格納用がRFLFLGであり、カラム側のプリフェイルフラグ格納用がCFLFLGである。
このプリフェイルフラグは、あるアドレス(例えば図14のC2ライン,R1ライン)がSCANされるまで直前のラインの各アドレス毎にフェイルの有無を格納している。このプリフェイルフラグによって、次のC2ラインのSCAN動作のときに、直前のC1ライン上における各セル毎に不良であったか否かが判る。この結果、もしもラインフェイルが検出された場合には、次のC2ラインをSCAN中に各セル毎のプリフェイルフラグを見てプリフェイルフラグが有ればフェイル数の引き算を行うことができる。
更にこの時に、AFMから読み出したフェイル信号FAILが"0"だったら引き算を行うが、もしも"1"だったら何もしないようにすることで、DSCAN動作とSCAN動作の両方を同時に行うことができる。但し、このプリフェイルフラグはSCANを始めるライン側にのみ適用できる。例えば図14の例ではロウアドレス側からSCANを始めるためRFCMに格納されているプリフェイルフラグのみが適用対象である。逆に、もしもカラムアドレス側からSCANを始める時はCFCMのプリフェイルフラグのみが適用対象であり、RFCM側のプリフェイルフラグは意味を持たない。
上記の救済解析動作ではSCAN中にロウ方向またはカラム方向の片方のSEARCH動作およびDSCAN動作が同時並行して実行できる利点が得られる結果、SEARCH動作、DSCAN動作に係る処理時間を短縮できる利点が得られる。但し、図15(b)に示すように、最後のライン上でラインフェイルが検出された場合には、次のラインがないためもう一度同じそのラインをSCANするように制御するが、このときはAFMからのフェイル信号は無視するように処理する。
次に、上記動作原理を実現するための一構成例として、1チャンネルのカウンターブロック部120の内部原理構成例を図16に示して説明する。
この要部構成は、図9の従来構成要素に対して、RFCM、CFCM、TFCMに対して上記プリフェイルフラグを格納できるメモリに変更し、フェイル計数部400の内部構成を変更し、ラインフェイルレジスタ70を追加し、大小比較器90からの出力信号を追加し、シーケンス制御部40からの出力信号を追加し、アドレス発生部60からの出力信号を追加した構成で実現される。
大小比較器90で追加出力する信号は、ロウまたはカラム側のラインにラインフェイルが検出されたことを示すLFAIL信号であり、これをラインフェイルレジスタ70とフェイル計数部400へ供給する。
アドレス発生部60で追加出力する信号は、ロウまたはカラムアドレスの次のアドレスラインに移るときに出力されるCRY信号であり、これをラインフェイルレジスタ70とフェイル計数部400へ供給する。
ラインフェイルレジスタ70は、大小比較器90からのLFAIL信号をD入力端に受け、アドレス発生部60からのCRY信号をイネーブル入力端ENに受けて、CRY信号があるときに、大小比較器90からのLFAIL信号をラッチする。このラッチした出力であるラインフェイルフラグLFLFLGはフェイル計数部400とアドレス発生部60とシーケンス制御部40へ供給する。これによれば、ラインフェイルフラグLFLFLGは直前のラインでラインフェイルがあったことを示すフラグ信号となる。この信号を用いてラインフェイルがあったラインと反対側のアドレスライン(例えばロウアドレスにラインフェイルがあった場合はカラム側のアドレスライン)の不良セル数の1カウント減算を、次のラインのSCAN中に行うことができる。但し、次のSCAN中のフェイル信号が"0"のときのみ1カウント減算を行い、もしも、フェイル信号が"1"のときは1カウント減算は行なわず、そのままとする。これにより、SCAN動作とDSCAN動作を同時に実行できる利点が得られる。
アドレス発生部60は、最後のラインのアドレスのSCAN中に、上記ラインフェイルレジスタ70からのラインフェイルフラグLFLFLGを受けたときには、もう一度その同一ラインのアドレスを発生させる。更に、このときに、図15(b)に示すように、アドレス発生部60からRAMAX,CAMAXのどちらかをシーケンス発生部へ供給する。シーケンス制御部40はこれを受けて、フェイル計数部400へフェイル信号によるフェイル計数動作を禁止する*CNTINH信号を供給することで、二重のフェイル計数を抑止する。
上記動作を行うフェイル計数部400の内部構成の一例を図17に示す。構成要素はANDゲートAND1、AND2、AND3と、NANDゲートNAND1とORゲートOR1と、フェイル減算制御レジスタR1と、減算器SUB1と、加算器ADD31と、フリップ・フロップFF31、FF32と、双方向ドライバIO1、IO2とで実現される。
従来のフェイル計数部では、ロウ側、カラム側、トータル側の3つの計数部を有し、対応するRFCM,CFCM,TFCMからフェイル数を読み出してAFMのフェイル発生回数を加算して、再びRFCM,CFCM,TFCMに格納更新するという単純な動作を行っていた。これに対して、本発明ではロウ側とカラム側とトータル側のフェイル計数部で異なる動作を行う。これはフェイル減算制御レジスタR1の設定条件によって変化し、フェイル計数の制御が異なってくる。
図14に示す救済解析動作を行う場合は、図17に示すロウ側とトータル側のフェイル計数部400のフェイル減算制御レジスタR1には、*EN1が論理"1"に、EN2が論理"1"になるように制御CPUから設定しておく。これによりカラムアドレスラインにラインフェイルがあった場合、双方向ドライバIO2からプリフェイルフラグが"1"の時にAND1を介して減算器SUB1によってフェイルの減算が行われ、FAILが"1"の時"0"、FAILが"0"の時"-1"が加算器ADD31に供給される。
この時最後のラインで、図15(b)に示すような3個のFAILが有る場合には、*CNTINHが論理"0"となり、AND2でFAIL信号が禁止される。ADD31では双方向ドライバIO1を介して入力されたフェイル計数値とSUB1の出力を加算する。加算された加算値はAND3を介して双方向ドライバIO1の入出力の切り替えが終わるまでFF31で一旦保持され、その後に各FCM(RFCM,CFCM)に出力される。双方向ドライバIO1、IO2の入出力切り替えはシーケンス制御部40から出力される*FDOE信号で行われる。
他方、カラム側のフェイル計数部400のフェイル減算制御レジスタには、図17に示す*EN1が論理"0"に、EN2が論理"0"になるように制御CPUから設定しておく。これにより上記同様にして、カラムアドレスラインにラインフェイルがあった場合、LFAILとCRY信号によってNAND1出力が"0"になり、OR1を介してAND3を禁止してフェイル数を"0"にする。この時、上記のように*EN1は"0"になっている。また、FAIL信号は、FF32と双方向ドライバIO2を介してプリフェイルフラグとして各RFCM,CFCMに出力される。
上記説明からして、図16に示す構成では、救済解析動作の1つのSCAN動作中に片側アドレス(ロウ、またはカラムアドレス)のSEARCH動作とDSCAN動作とを同時に行える利点が得られることとなり、結果として、SEARCH動作とDSCAN動作に係る処理時間が実質的に短縮できる利点が得られる。
尚、本発明の技術的思想は、上述実施の形態の具体構成例に限定されるものではない。更に、所望により、上述実施の形態を変形して応用してもよい。
ADD1,ADD31 加算器
AND1,AND2,AND3 ANDゲート
FF1〜FF12,FF21〜FF24,FF31,FF32 フリップ・フ
ロップ
IO1,IO2 双方向ドライバ
MUX1,MUX10,MUX16 マルチプレクサ
NAND1,NAND26 NANDゲート
OR1,OR18 ORゲート
R1 フェイル減算制御レジスタ
SUB1 減算器
12 カウンタ
14 デコーダ
40 シーケンス制御部
50 アドレス一致検出部
60 アドレス発生部
70 ラインフェイルレジスタ
80 アドレスフォーマット部
90 大小比較器
100 救済解析装置
110 CPU部
120 カウンターブロック部(Counter Block部)
300,350,400 フェイル計数部
DC 論理比較器
DUT 被試験デバイス
FAM フェイル・アドレス・メモリ
FC 波形整形器
FM フェイルメモリ
PG パターン発生器
TG タイミング発生器
RFLFLG ロウ側のプリフェイルフラグ格納用
CFLFLG カラム側のプリフェイルフラグ格納用

Claims (5)

  1. 被試験デバイス(DUT)は少なくともメモリと当該メモリの不良セルを救済置換する予備セル(スペアライン)を内部に備え、半導体試験装置が該DUTのメモリのメモリセルの良否を試験実施して得たフェイル情報をメモリセル毎に格納可能な不良解析メモリ(AFM)を備える半導体試験装置において、
    アドレスライン毎に不良セルの発生回数を格納するロウ用とカラム用の計数用メモリはデュアルポートメモリを適用し、
    救済解析動作における不良セルを計数するSCAN動作のライト動作とリード動作とを該デュアルポートメモリにより分離してアクセスする手段と、
    ライト動作とリード動作が同一アドレスとなる場合にはフェイル計数した更新データをデュアルポートメモリには格納せず一旦保持しておき、ライト動作とリード動作が異なるアドレスとなったときに一旦保持しておいた更新データをデュアルポートメモリに書き込む手段とを備えて、救済解析動作におけるSCAN動作をする半導体試験装置。
  2. 前記SCAN動作とSEARCH動作とを同時に実行し、前記SEARCH動作の結果で当該アドレスラインがラインフェイルとして検出された場合は、ラインフェイルとは反対側のロウまたはカラムの次のアドレスラインにおいて前記SCAN動作とDSCAN動作とを同時に実行し、以上を具備して救済解析動作をする請求項1に記載の半導体試験装置。
  3. 被試験デバイス(DUT)は少なくともメモリと当該メモリの不良セルを救済置換する予備セル(スペアライン)を内部に備え、半導体試験装置が該DUTのメモリのメモリセルの良否を試験実施して得たフェイル情報をメモリセル毎に格納可能な不良解析メモリ(AFM)を備える半導体試験装置において、
    DUTの試験実施が一時停止した状態で行なわれる救済解析動作において、AFMに格納されたフェイル情報を読み出して、DUTのメモリ構成におけるロウアドレスライン毎に不良セルの発生回数を計数し、且つカラムアドレスライン毎に不良セルの発生回数を計数する計数動作をSCAN動作としたとき、
    ロウアドレスライン毎に不良セルの発生回数を格納するロウ用の計数用メモリと、
    カラムアドレスライン毎に不良セルの発生回数を格納するカラム用の計数用メモリと、
    該各計数用メモリから読み出された計数データを受け、対応するAFMから読み出されたフェイル情報の有無に基づいて+1加算若しくは計数データのままとした更新データを各々出力するロウ用とカラム用の計数手段と、計数用メモリとしてデュアルポートメモリを適用し、
    該デュアルポートメモリの一方のアクセスポートを計数データの読み出し専用ポートとして適用して、連続的に解析アドレスを発生してAFMから連続的にフェイル情報を読み出し、これに対応して読出し専用ポートへ連続的に読出しアドレスを発生して計数データを連続的に読み出し、該計数手段は連続する該フェイル情報と対応する計数データとに基づいてフェイル計数値を更新した更新データを出力し、
    該デュアルポートメモリの他方のアクセスポートを該計数手段から出力される連続する更新データの書込み専用ポートとして適用し、該読出し専用ポート側の読出しアドレスとは所定回数遅らせたアドレスとする書込みアドレスを連続的に発生して、該更新データを連続的に書込み更新を行い、
    上記書込み専用ポートの書込み更新動作と読出し専用ポートの読出し動作において、両ポートがアクセスするアドレスが同一アドレスのときには、一方の読出し動作側を有効にして読み出される計数データを該計数手段の入力データとして受けて該計数手段から出力される更新データを一時的な保存データとして保持し、他方の書込み動作側は書込み動作を禁止し、
    その後にアクセスされる両ポートが同一アドレスのときは該保存データを該計数手段の入力データとして供給し、該計数手段でAFMから読み出されたフェイル情報の有無に基づいて所定に計数更新した更新データを、再び一時的な保存データとして保持し、
    やがてその後にアクセスされる読出しアドレスが書込みアドレスと異なるときに、該保存データを所定に計数更新した更新データを書込み専用ポートへ書込みをして格納更新し、
    以上を具備して救済解析動作におけるSCAN動作の計数処理をする半導体試験装置。
  4. DUTの試験実施が一時停止した状態で行なわれる救済解析動作において、ロウまたはカラムのアドレスライン毎のフェイル計数値が反対側のスペアラインの本数よりも多い計数値の場合をラインフェイルとし、ロウまたはカラムのアドレスラインにラインフェイルがあるかを調べる動作をSEARCH動作とし、ラインフェイルとして検出されたロウまたはカラムの当該アドレスライン上の不良セルに該当するロウまたはカラムの計数用メモリの計数データを対象として引き算処理を行う動作をDSCAN動作としたとき、
    ロウアドレスライン毎に不良セルの発生回数を格納するロウ用の計数用メモリと、
    カラムアドレスライン毎に不良セルの発生回数を格納するカラム用の計数用メモリと、
    該各計数用メモリから読み出された計数データを受け、対応するAFMから読み出されたフェイル情報の有無に基づいて+1加算若しくは計数データのままとした更新データを各々出力するロウ用とカラム用の計数手段と、
    ロウまたはカラムの一方に対してラインフェイルがあるかを検出するSEARCH動作を、前記SCAN動作と同時平行して実施し、且つ、前記SCAN動作中のアドレスライン上の各アドレス位置におけるフェイル情報を次のアドレスラインの前記SCAN動作中に参照できるように直前フェイルフラグとして保持する手段と、
    ロウまたはカラムの直前のアドレスラインでラインフェイルが検出されたとき、当該ラインフェイルが検出された計数データはゼロにクリアし、当該ラインフェイルが検出された反対側のロウまたはカラムの直後のアドレスライン上の各アドレス位置におけるフェイル計数動作は、前記SCAN動作と前記DSCAN動作を同時並行して実行して所定に更新した更新データを対応する計数用メモリへ格納する手段と、
    以上を具備して救済解析動作における前記SCAN動作とSEARCH動作と前記DSCAN動作を同時並行して実行して救済解析動作をする請求項3に記載の半導体試験装置。
  5. 前記SCAN動作と前記DSCAN動作を同時並行して実行する手段は、
    計数用メモリから読み出された計数データと、AFMから読み出されるフェイル情報と、対応する該直前フェイルフラグとのデータに基づいて更新データの計数を行い、
    第1に、直前フェイルフラグが無いときは通常の前記SCAN動作に基づく計数であって、該フェイル情報が有るときは計数データ+1した更新データを出力し、該フェイル情報が無いときは計数データをそのまま更新データとして出力し、
    第2に、直前フェイルフラグが有るときは前記SCAN動作と前記DSCAN動作を同時並行する計数実行であって、該フェイル情報が有るときは計数データをそのまま更新データとして出力し、該フェイル情報が無いときは計数データ−1の減算した更新データを出力し、
    以上を具備する請求項4に記載の半導体試験装置。
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