JPH0822700A - Eep−romの同時テスト方法 - Google Patents
Eep−romの同時テスト方法Info
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- JPH0822700A JPH0822700A JP6174728A JP17472894A JPH0822700A JP H0822700 A JPH0822700 A JP H0822700A JP 6174728 A JP6174728 A JP 6174728A JP 17472894 A JP17472894 A JP 17472894A JP H0822700 A JPH0822700 A JP H0822700A
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- Japan
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- rom
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同時テストする複数n個のEEP−ROM5
の、記憶性能の劣化を可及的に回避するとともに、検査
スループットを向上する。 【構成】 繰り返しテスト回数[S]に達する以前に、
各判定部33により良品と判定されたEEP−ROMがあ
るとき、良品と判定された時点で、当該判定部33より波
形生成部31に対して停止信号[ST] を送出して、良品
のEEP−ROMに対するテストデータ[Di]の書込み
を停止し、良品と判定されない残りの各EEP−ROM
に対して、繰り返し回数[S]を限度としてテストし
て、それぞれの良否を判定する。
の、記憶性能の劣化を可及的に回避するとともに、検査
スループットを向上する。 【構成】 繰り返しテスト回数[S]に達する以前に、
各判定部33により良品と判定されたEEP−ROMがあ
るとき、良品と判定された時点で、当該判定部33より波
形生成部31に対して停止信号[ST] を送出して、良品
のEEP−ROMに対するテストデータ[Di]の書込み
を停止し、良品と判定されない残りの各EEP−ROM
に対して、繰り返し回数[S]を限度としてテストし
て、それぞれの良否を判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メモリテスターにお
ける、EEP−ROMの同時テスト方法に関する。
ける、EEP−ROMの同時テスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】EEP−ROMは電気的に消去・再書込
みが可能な読出し専用メモリであるが、その記憶性能
は、製作後、データの書込みをなん回か繰り返して行う
ことにより、漸次に安定する特性がある。このため製作
後、繰り返し書込みの回数を適当に規定し、メモリテス
ターによりテストデータの書込みを規定回数行い、記憶
性能を安定化して良否が検査される。ただしこの規定回
数は単純でなく、被検査のEEP−ROMに対して、ま
ずテストデータを複数[N]回、例えば20回連続して
書込んだ後、その良否を判定し、この判定結果の良否に
かかわらず、さらにこの連続した書込みと良否の判定と
を、複数[S]回、例えば10回まで繰り返す、強いて
いえば2重構造のテスト方法である。一方、最近におけ
るEEP−ROMの生産量の増加に対応して検査を効率
化するために、メモリテスターでは複数個を並列して同
時にテストされている。
みが可能な読出し専用メモリであるが、その記憶性能
は、製作後、データの書込みをなん回か繰り返して行う
ことにより、漸次に安定する特性がある。このため製作
後、繰り返し書込みの回数を適当に規定し、メモリテス
ターによりテストデータの書込みを規定回数行い、記憶
性能を安定化して良否が検査される。ただしこの規定回
数は単純でなく、被検査のEEP−ROMに対して、ま
ずテストデータを複数[N]回、例えば20回連続して
書込んだ後、その良否を判定し、この判定結果の良否に
かかわらず、さらにこの連続した書込みと良否の判定と
を、複数[S]回、例えば10回まで繰り返す、強いて
いえば2重構造のテスト方法である。一方、最近におけ
るEEP−ROMの生産量の増加に対応して検査を効率
化するために、メモリテスターでは複数個を並列して同
時にテストされている。
【0003】図3は、上記の2重構造のテスト方法によ
り、複数n個のEEP−ROMを同時テストするメモリ
テスター10の要部の概略構成を示す。メモリテスター
10は、コンピュータ(CPU)1、パターン発生器
2、複数n組のテスト回路3-1 〜3-n、およびROM
コントロール部(EEPROMCONT部)4を具備す
る。各テスト回路3-1〜3-nは同一の構成で、それぞれ
波形生成部31と、ドライブアンプ32、および、コンパレ
ータ331 とレジスタ332 (RG)とを有する判定部33よ
りなる。各ドライブアンプ32は、複数n個のEEP−R
OM51 〜5-n(#1〜#nDUT)の、対応するDU
Tのデータ入力端子Di と書込みイネーブル端子WE
に、各コンパレータ331 はデータ出力端子DO にそれぞ
れ接続される。また、パターン発生部2より、各判定部
33のコンパレータ331 に対して判定に必要な期待データ
[DK]が与えられる。以下、各テスト部3と各DUT5
は同一であるので、#1のDUT(以下単に#1とす
る)に対するテスト部3-1についてテスト手順を説明す
る。CPU1のテストプログラムの実行により、パター
ン発生部2は制御信号[CONT]と、複数[N]回連
続したパターンデータ[PT]とを発生し、これらが入
力した波形生成部31は、制御信号による書込みイネーブ
ル信号[WE]と、各パターンデータ[PT]に対応し
た、テストに適する波形のテストデータ[Di]とを生成
し、それぞれはドライブアンプ32により#1のイネーブ
ル端子WEと入力データ端子Di とに印加され、テスト
データ[Di]はオーバレイして書込みされる。ここでテ
ストデータ[Di]の波形について付言すると、この波形
は通常の書込みデータの波形に比較してかなり狭い幅の
パルスとされている。上記により、テストデータ[Di]
の[N]回連続した書込みが終了すると、これが読出さ
れ、読出しデータ[DR]はデータ出力端子DO より出力
されてコンパレータ331 の一方の端子に入力し、他方の
端子に入力する上記の期待データ[DK]と比較され、両
者が一致すると#1は良品と判定される。以上におい
て、#1〜#nの各DUTは、特性のバラツキによる記
憶性能の安定化に遅速があるので、各DUTのうちに途
中段階で良品と判定されるものがあるが、その良否にか
かわらず、すべてのDUTに対して[N]回の連続書込
みと、繰り返しごとの良否の判定が[S]回まで繰り返
される。[S]回目のテストのみ不良結果[DF]は判定
部のレジスタ332 (RG)に記憶され、その後、EEP
ROMCONT部4から停止信号[ST]が波形生成部31
に送出される。そして、[S]回のテストが終了すると
CPU1に対して送出され、各DUTの評価データが出
力される。
り、複数n個のEEP−ROMを同時テストするメモリ
テスター10の要部の概略構成を示す。メモリテスター
10は、コンピュータ(CPU)1、パターン発生器
2、複数n組のテスト回路3-1 〜3-n、およびROM
コントロール部(EEPROMCONT部)4を具備す
る。各テスト回路3-1〜3-nは同一の構成で、それぞれ
波形生成部31と、ドライブアンプ32、および、コンパレ
ータ331 とレジスタ332 (RG)とを有する判定部33よ
りなる。各ドライブアンプ32は、複数n個のEEP−R
OM51 〜5-n(#1〜#nDUT)の、対応するDU
Tのデータ入力端子Di と書込みイネーブル端子WE
に、各コンパレータ331 はデータ出力端子DO にそれぞ
れ接続される。また、パターン発生部2より、各判定部
33のコンパレータ331 に対して判定に必要な期待データ
[DK]が与えられる。以下、各テスト部3と各DUT5
は同一であるので、#1のDUT(以下単に#1とす
る)に対するテスト部3-1についてテスト手順を説明す
る。CPU1のテストプログラムの実行により、パター
ン発生部2は制御信号[CONT]と、複数[N]回連
続したパターンデータ[PT]とを発生し、これらが入
力した波形生成部31は、制御信号による書込みイネーブ
ル信号[WE]と、各パターンデータ[PT]に対応し
た、テストに適する波形のテストデータ[Di]とを生成
し、それぞれはドライブアンプ32により#1のイネーブ
ル端子WEと入力データ端子Di とに印加され、テスト
データ[Di]はオーバレイして書込みされる。ここでテ
ストデータ[Di]の波形について付言すると、この波形
は通常の書込みデータの波形に比較してかなり狭い幅の
パルスとされている。上記により、テストデータ[Di]
の[N]回連続した書込みが終了すると、これが読出さ
れ、読出しデータ[DR]はデータ出力端子DO より出力
されてコンパレータ331 の一方の端子に入力し、他方の
端子に入力する上記の期待データ[DK]と比較され、両
者が一致すると#1は良品と判定される。以上におい
て、#1〜#nの各DUTは、特性のバラツキによる記
憶性能の安定化に遅速があるので、各DUTのうちに途
中段階で良品と判定されるものがあるが、その良否にか
かわらず、すべてのDUTに対して[N]回の連続書込
みと、繰り返しごとの良否の判定が[S]回まで繰り返
される。[S]回目のテストのみ不良結果[DF]は判定
部のレジスタ332 (RG)に記憶され、その後、EEP
ROMCONT部4から停止信号[ST]が波形生成部31
に送出される。そして、[S]回のテストが終了すると
CPU1に対して送出され、各DUTの評価データが出
力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、EEP−ROM
は、例えば1万回までは書換えが可能であるが、書換え
回数が増加するに従って記憶性能が漸次に劣化する性質
がある。このために、テストデータ[Di]の波形は前記
のように幅の狭いパルスとされているが、上記の[N]
回連続した書込みと、[S]回の繰り返しテストが必ず
なされるため、その分記憶性能の劣化は避けられない。
一方、実績によると遅速はあるが[S]回より以前に、
全DUTが良品と判定される場合が殆どである。そこで
テスト方法を改善して、DUTに生ずる記憶性能の劣化
を可及的に回避するとともに、検査のスループット時間
を短縮することが必要とされている。この発明は上記の
考えのもとになされたもので、EEP−ROMの記憶性
能の劣化を回避するとともに、検査スループットを向上
する同時テスト方法を提供することを目的とする。
は、例えば1万回までは書換えが可能であるが、書換え
回数が増加するに従って記憶性能が漸次に劣化する性質
がある。このために、テストデータ[Di]の波形は前記
のように幅の狭いパルスとされているが、上記の[N]
回連続した書込みと、[S]回の繰り返しテストが必ず
なされるため、その分記憶性能の劣化は避けられない。
一方、実績によると遅速はあるが[S]回より以前に、
全DUTが良品と判定される場合が殆どである。そこで
テスト方法を改善して、DUTに生ずる記憶性能の劣化
を可及的に回避するとともに、検査のスループット時間
を短縮することが必要とされている。この発明は上記の
考えのもとになされたもので、EEP−ROMの記憶性
能の劣化を回避するとともに、検査スループットを向上
する同時テスト方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成したEEP−ROMの同時テスト方法であって、前
記のメモリテスターにおいて、上記の繰り返し回数
[S]に達する以前に、各判定部により良品と判定され
たEEP−ROMがあるとき、それぞれが良品と判定さ
れた時点で、当該判定部より当該波形生成部に対して停
止信号を送出して、良品と判定された各EEP−ROM
に対するテストデータ[Di]の書込みを停止する。ま
た、この間に良品と判定されない各EEP−ROMに対
して、[S]回を限度としてテストを繰り返して、それ
ぞれの良否を判定するものである。
達成したEEP−ROMの同時テスト方法であって、前
記のメモリテスターにおいて、上記の繰り返し回数
[S]に達する以前に、各判定部により良品と判定され
たEEP−ROMがあるとき、それぞれが良品と判定さ
れた時点で、当該判定部より当該波形生成部に対して停
止信号を送出して、良品と判定された各EEP−ROM
に対するテストデータ[Di]の書込みを停止する。ま
た、この間に良品と判定されない各EEP−ROMに対
して、[S]回を限度としてテストを繰り返して、それ
ぞれの良否を判定するものである。
【0006】
【作用】上記の同時テスト方法においては、テストが複
数の繰り返し回数[S]に達する以前に、各判定部によ
り良品と判定されたEEP−ROMは、良品と判定され
た時点で、当該判定部より波形生成部に対して停止信号
が送出されて、テストデータ[Di]の書込みが停止され
るので、これ以後は記憶性能が劣化しない。一方、良品
と判定されずに残った各EEP−ROMは、それぞれ繰
り返し回数[S]を限度としてテストが繰り返されて、
それぞれの良否が判定される。ただし前記したように、
各EEP−ROMは、回数[S]に達する以前にすべて
良品と判定される場合が殆どであり、すべてが良品と判
定された時点で同時テストを停止することにより、その
分スループット時間が短縮される。
数の繰り返し回数[S]に達する以前に、各判定部によ
り良品と判定されたEEP−ROMは、良品と判定され
た時点で、当該判定部より波形生成部に対して停止信号
が送出されて、テストデータ[Di]の書込みが停止され
るので、これ以後は記憶性能が劣化しない。一方、良品
と判定されずに残った各EEP−ROMは、それぞれ繰
り返し回数[S]を限度としてテストが繰り返されて、
それぞれの良否が判定される。ただし前記したように、
各EEP−ROMは、回数[S]に達する以前にすべて
良品と判定される場合が殆どであり、すべてが良品と判
定された時点で同時テストを停止することにより、その
分スループット時間が短縮される。
【0007】
【実施例】図1は、この発明を適用したメモリテスター
10’の一実施例における構成を示し、図2は図1対す
るテスト手順を示す概略のフローチャートである。図1
に示すメモリテスター10’は、前記した図3のメモリ
テスター10と同一の構成とする。ただし各判定部33の
レジスタ332 には、DUT5が良品と判定されて不良デ
ータ[DF]が記憶されないとき、対応する波形生成部31
に対して停止信号[ST]を送出する機能が設けられる。
10’の一実施例における構成を示し、図2は図1対す
るテスト手順を示す概略のフローチャートである。図1
に示すメモリテスター10’は、前記した図3のメモリ
テスター10と同一の構成とする。ただし各判定部33の
レジスタ332 には、DUT5が良品と判定されて不良デ
ータ[DF]が記憶されないとき、対応する波形生成部31
に対して停止信号[ST]を送出する機能が設けられる。
【0008】以下図1に図2を併用して、上記のメモリ
テスター10’におけるテスト信号の書込み手順を説明
する。テスト・スタート(ステップ)により、CPU
1がテストプログラムを実行すると、パターン発生器
2は制御信号[CONT]と、[N]回連続するパター
ンデータ[PT]と発生し、これらが入力した各波形
生成部31は、制御信号[CONT]による書込みイネー
ブル信号[WE]と、各パターンデータ[PT]に対応
したテストデータ[Di]とをそれぞれ生成し、これらは
ドライブアンプ32により各DUT5のイネーブル端子W
Eと入力データ端子Di に印加され、テストデータ[D
i]はオーバレイして書込みされる。ついで、それぞれ
の読出しデータ[DR]は各コンパレータ(COMP)33
1 に入力して期待データ[DK]と比較され、[DR]=
[DK](ステップのYES)となるDUTは良品と判
定される。ここまでは従来と同様である。良品と判定さ
れた時点で、判定部33のRG332 より波形生成部31に対
して停止信号[ST]が出力されて、あるいは全DUTに
ついて結果が出たときにはEEPROMCONT部4か
ら停止信号[ST]が波形生成部31に送出され、当該DU
Tに対するテストデータ[Di]の書込みが停止される
。ここで、繰り返し回数が[S]に達したが否かがチ
ェックされ、達していないときは、ルーチンはステッ
プに戻ってステップまでが繰り返され、良品のDU
Tに対する書込みの停止がなされ、[S]回に達すると
ステップでYESとなり、S回目のみRG332 にPA
SS/FAILが取りこまれる。そして、RG332 に記
憶された各不良データ[DF]がCPU1に対して送出さ
れ、全DUTの同時テストが終了する(10)。ただし全
DUTが[S]回に達する以前に良品と判定されたとき
は、ルーチンはステップから直接ステップに移行
し、それ以後の[S]回までのテストが省略されてスル
ープットが短縮されるわけである。ところで、前記の場
合、ベリファイ時には、[DF]をRG332 に記憶しな
い。従ってRGは通過のままとなる。その替わりに、リ
アルタイムPASS/FAIL信号をEEPROMCO
NT部41に送る。EEPROMCONT部4は、各D
UTからのリアルタイムPASS/FAIL信号を受
け、全DUT−PASS/FAIL信号をパターン発生
器に、停止信号[ST]を波形生成部31にそれぞれ送出す
る。そこで、例えば、全DUTが規定回数以前にPAS
Sした場合、ALL−PASS信号を受けたパターン発
生器は、ALL−PASS信号をパターンストップとし
て受け入れ、強制的に終了する。したがって、本動作時
には、フェイルメモリは不要である。
テスター10’におけるテスト信号の書込み手順を説明
する。テスト・スタート(ステップ)により、CPU
1がテストプログラムを実行すると、パターン発生器
2は制御信号[CONT]と、[N]回連続するパター
ンデータ[PT]と発生し、これらが入力した各波形
生成部31は、制御信号[CONT]による書込みイネー
ブル信号[WE]と、各パターンデータ[PT]に対応
したテストデータ[Di]とをそれぞれ生成し、これらは
ドライブアンプ32により各DUT5のイネーブル端子W
Eと入力データ端子Di に印加され、テストデータ[D
i]はオーバレイして書込みされる。ついで、それぞれ
の読出しデータ[DR]は各コンパレータ(COMP)33
1 に入力して期待データ[DK]と比較され、[DR]=
[DK](ステップのYES)となるDUTは良品と判
定される。ここまでは従来と同様である。良品と判定さ
れた時点で、判定部33のRG332 より波形生成部31に対
して停止信号[ST]が出力されて、あるいは全DUTに
ついて結果が出たときにはEEPROMCONT部4か
ら停止信号[ST]が波形生成部31に送出され、当該DU
Tに対するテストデータ[Di]の書込みが停止される
。ここで、繰り返し回数が[S]に達したが否かがチ
ェックされ、達していないときは、ルーチンはステッ
プに戻ってステップまでが繰り返され、良品のDU
Tに対する書込みの停止がなされ、[S]回に達すると
ステップでYESとなり、S回目のみRG332 にPA
SS/FAILが取りこまれる。そして、RG332 に記
憶された各不良データ[DF]がCPU1に対して送出さ
れ、全DUTの同時テストが終了する(10)。ただし全
DUTが[S]回に達する以前に良品と判定されたとき
は、ルーチンはステップから直接ステップに移行
し、それ以後の[S]回までのテストが省略されてスル
ープットが短縮されるわけである。ところで、前記の場
合、ベリファイ時には、[DF]をRG332 に記憶しな
い。従ってRGは通過のままとなる。その替わりに、リ
アルタイムPASS/FAIL信号をEEPROMCO
NT部41に送る。EEPROMCONT部4は、各D
UTからのリアルタイムPASS/FAIL信号を受
け、全DUT−PASS/FAIL信号をパターン発生
器に、停止信号[ST]を波形生成部31にそれぞれ送出す
る。そこで、例えば、全DUTが規定回数以前にPAS
Sした場合、ALL−PASS信号を受けたパターン発
生器は、ALL−PASS信号をパターンストップとし
て受け入れ、強制的に終了する。したがって、本動作時
には、フェイルメモリは不要である。
【0009】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による同
時テスト方法においては、同時テストされる複数個のE
EP−ROMのうちの、繰り返し回数[S]に達する以
前に良品と判定されたものは、判定以後のテストデータ
[Di]の書込みが停止されて、その記憶性能の劣化が回
避され、また、各EEP−ROMは繰り返し回数[S]
以前にすべて良品と判定される場合が殆どであるので、
その分スループット時間が短縮されるもので、EEP−
ROMの品質の保証と、複数個の同時テストの効率向上
に寄与する効果には、大きいものがある。
時テスト方法においては、同時テストされる複数個のE
EP−ROMのうちの、繰り返し回数[S]に達する以
前に良品と判定されたものは、判定以後のテストデータ
[Di]の書込みが停止されて、その記憶性能の劣化が回
避され、また、各EEP−ROMは繰り返し回数[S]
以前にすべて良品と判定される場合が殆どであるので、
その分スループット時間が短縮されるもので、EEP−
ROMの品質の保証と、複数個の同時テストの効率向上
に寄与する効果には、大きいものがある。
【図1】図1は、この発明を適用したメモリテスター1
0’の一実施例における構成図である。
0’の一実施例における構成図である。
【図2】図2は、図1に対するテスト手順を示す概略の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】図3は、メモリテスター10の要部の概略構成
図である。
図である。
【符号の説明】 1…コンピュータ(CPU)、2…パターン発生部、3
-1〜3-n…テスト回路、31…波形生成部、32…ドライブ
アンプ、33…判定部、331 …コンパレータ、332 …レジ
スタ(RG)、4…EEPROMCONT、5…EEP
−ROM、10…従来のメモリテスター、10’…この
発明を適用したメモリテスター、#1〜#n…同時テス
トされるEEP−ROM(DUT)の番号、[PT]…
テスト用のパターンデータ、[CONT]…制御信号、
[Di] テストデータ、[WE]…書込みイネーブル信
号、[DR]…読出しデータ、[N]…連続回数、[S]
…繰り返しテスト回数、[DK] …期待データ、[DF]
…不良データ、[ST] …停止信号、〜(10)…フロー
チャートのステップ番号。
-1〜3-n…テスト回路、31…波形生成部、32…ドライブ
アンプ、33…判定部、331 …コンパレータ、332 …レジ
スタ(RG)、4…EEPROMCONT、5…EEP
−ROM、10…従来のメモリテスター、10’…この
発明を適用したメモリテスター、#1〜#n…同時テス
トされるEEP−ROM(DUT)の番号、[PT]…
テスト用のパターンデータ、[CONT]…制御信号、
[Di] テストデータ、[WE]…書込みイネーブル信
号、[DR]…読出しデータ、[N]…連続回数、[S]
…繰り返しテスト回数、[DK] …期待データ、[DF]
…不良データ、[ST] …停止信号、〜(10)…フロー
チャートのステップ番号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 H01L 29/78
Claims (1)
- 【請求項1】複数個のEEP−ROMを同時テストの対
象とし、該各EEP−ROMに対して、テストデータ
[Di]を複数[N]回連続して書込み、かつ、該[N]
回連続した書込みを、複数[S]回繰り返して行う複数
の波形生成部と、該繰り返しごとに、該各EEP−RO
Mの読出しデータ[DR]を期待データ[DK]に比較し
て、該各EEP−ROMの良否をそれぞれ判定する複数
の判定部とを具備するメモリテスターにおいて、 前記繰り返し回数[S]に達する以前に、前記各判定部
により良品と判定されたEEP−ROMがあるとき、そ
れぞれが良品と判定された時点で、当該判定部より当該
波形生成部に対して停止信号を送出して、該良品と判定
された各EEP−ROMに対する該テストデータ[Di]
の書込みを停止し、かつ、この間に良品と判定されない
各EEP−ROMに対して、前記[S]回を限度として
テストを繰り返して、それぞれの良否を判定することを
特徴とする、EEP−ROMの同時テスト方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17472894A JP3254633B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | Eep−romの同時テスト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17472894A JP3254633B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | Eep−romの同時テスト方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0822700A true JPH0822700A (ja) | 1996-01-23 |
JP3254633B2 JP3254633B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=15983624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17472894A Expired - Fee Related JP3254633B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | Eep−romの同時テスト方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3254633B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002367394A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-20 | Advantest Corp | 半導体メモリ試験装置 |
JP2007317276A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Fujitsu Ltd | 不揮発性半導体記憶装置、不揮発性半導体記憶装置の消去方法および不揮発性半導体記憶装置の試験方法 |
JP2008096107A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-24 | Yokogawa Electric Corp | 半導体試験装置 |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP17472894A patent/JP3254633B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002367394A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-20 | Advantest Corp | 半導体メモリ試験装置 |
JP2007317276A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Fujitsu Ltd | 不揮発性半導体記憶装置、不揮発性半導体記憶装置の消去方法および不揮発性半導体記憶装置の試験方法 |
JP2008096107A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-24 | Yokogawa Electric Corp | 半導体試験装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3254633B2 (ja) | 2002-02-12 |
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Legal Events
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