JP2008096054A - ショーケース - Google Patents

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Abstract

【課題】卓上タイプのショーケースを提供する。
【解決手段】透光性の前壁11と、前方が透光性の左右の側壁と、ベース部20と、ルーフ部30と、陳列室5に後方からアクセスするための開閉可能なドア15とを有するショーケース10を提供する。ベース部20は、機械室29を含み、機械室29には、液冷媒方式のペルチェユニットと、液冷媒を循環するためのポンプと、放熱側の熱交換器23と、換気ファン24aおよび24bとを含み、ペルチェユニットと、ポンプ21および22、換気ファン24aおよび24bとは、平面的に配置されている。放熱側の熱交換器23は、機械室29のベース部20の前面20aおよび側面に沿うようにL型に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、店舗のカウンタの上などに配置される卓上タイプのショーケースに関するものである。
特許文献1には、店舗のカウンタ上に据え付けるのに好適なオープンショーケースが開示されている。このオープンショーケースは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗のレジカウンタなどの卓上に設置し、陳列室内において商品を冷却しながら陳列するためのものである。陳列室の下方には冷却装置の圧縮機などを設置するための機械室が構成されており、機械室の高さを前部が低く後部が高くなるように構成し、圧縮機などの寸法の嵩む機器を機械室内後部に据え付けるようにしている。また、後面の開口を開閉自在に閉塞する扉を備えており、この扉の断熱材と内面板との間に上下に渡る後部ダクトが形成されている。そして、扉を閉じると、下側の連通孔が底板の連通孔に合致し、上側の連通孔が天板の天部ダクトの連通孔に合致する。このため、機械室の冷却器と熱交換して冷却された冷気は、扉の後部ダクトを上昇し、天部ダクトに入って前方へ移動し、陳列室の前面開口から吐出される。
特許文献2には、卓上型冷却ショーケースであって、客に対して収納商品を透視できる前面と、前面の横に位置し店員に対して収納商品を透視できるサービス面と、前面とサービス面との裏側に沿って連続して形成された商品陳列室と、商品陳列室の後方に形成された空間に収納され商品陳列室内を冷却するための機械を収納した機械室とを有するショーケースが記載されている。このショーケースでは、商品陳列室は、天板及び底板を除けば、ショーケースのほぼ全高に渡って形成されている。一方、機械室は、商品陳列室の後方で、前面とサービス面とで囲まれた投影領域に配置され、冷凍ユニット機械が収納されている。冷凍ユニット機械は主として冷媒圧縮機、凝縮器及び送風機である。機械室の底面及び背面には機械室への空気の吸い込み口が形成され、機械室の上面には空気の吐出口が形成されている。
特開2001−128809号公報 特開2000−253965号公報
卓上型のショーケースは、カウンタの上に設置されるようになっているので、顧客の目の高さに近く、陳列室はショーケースの全高にわたって形成されていることが望ましい。さらに、陳列室は、顧客の側から、すなわち、前方および側方から見易いことが望ましい。
また、店員はカウンタ内に通常は居るので、ショーケースの後方、すなわち、陳列室の後方から陳列室内の商品を取ったり、陳列室に商品を並べたりできることが望ましい。したがって、陳列室内の全体にわたり、後方から容易にアクセスできることが望ましい。特に、陳列室に食料品を展示する場合は、陳列室内を定期的に清掃することが望ましく、その際、カウンタの内側から陳列室内を容易に清掃できることが望ましい。
特許文献1に記載のオープンショーケースは、後方に扉が設けられているので、一見、陳列室に後方からアクセスしやすい。しかしながら、前方が低く、後方が高くなるように構成された機械室が、陳列室の後方からのアクセスの邪魔になる。したがって、後方の扉を開けても、機械室の前方、特に、陳列室の前方下部には容易にアクセスできない。さらに、扉に冷風を供給するためのダクトが収納されており、扉を開けると、後方下部から後方へ冷気が吹き出し、陳列室へ冷気が供給されなくなる。商品を陳列したり、取り出すために陳列室の後方の扉を開けたときは、外気が侵入するために冷却の負荷が増加するときである。したがって、扉を開けたときに冷気が陳列室に供給されないために、陳列室の温度が変動し易い。
特許文献2に記載のショーケースは、陳列室がショーケースの全高にわたって形成されており、その点では卓上用に適している。しかしながら、陳列室の後方は機械室となっており、陳列室に対して後方からアクセスすることができない。したがって、商品の取出し、特に、前面に配置された商品をカウンタの中から取出すことはほとんど不可能である。また、陳列室をカウンタの中から清掃することも非常に難しい。
本発明の一態様は、透光性の前壁と、少なくとも前方が透光性の左右の側壁と、これら前壁および側壁を支持するベース部と、前壁および側壁の上に設けられたルーフ部と、前壁、側壁、ベース部およびルーフ部に囲われた陳列室に後方からアクセスするための開閉可能なドアとを有するショーケースである。ベース部は、機械室を含む。ベース部は、さらに、液冷媒方式のペルチェユニットと、ペルチェユニットの放熱側の液冷媒を循環するための第1のポンプと、ペルチェユニットの吸熱側の液冷媒を循環するための第2のポンプと、放熱側の熱交換器と、機械室を換気するための換気ファンとを含む。ペルチェユニットと、第1のポンプと、第2のポンプと、換気ファンとは、機械室に平面的に、上下に重ならないように配置されている。また、放熱側の熱交換器は、機械室に当該ベース部の周面の少なくとも一部および/または底面の少なくとも一部に沿うように配置されている。ルーフ部は、天井面の少なくとも一部に沿うように配置された吸熱側の熱交換器を含む。
このショーケースにおいては、液冷媒方式のペルチェユニットを採用している。液冷媒の典型的なものは、水またはブライン(不凍液)である。このショーケースに採用されている液冷媒方式のペルチェユニットは、ペルチェ素子を含み、第1のポンプにより循環される放熱側の液冷媒とペルチェ素子の放熱側のヒートシンクとが熱交換し、第2のポンプにより循環される吸熱側の液冷媒と吸熱側のヒートシンクとがそれぞれ熱交換する。熱容量の大きな液冷媒と熱交換することにより、放熱側および吸熱側のヒートシンクは小さくなり、液冷媒方式のペルチェユニットは、コンパクトで冷却能力が高い。したがって、ペルチェユニットと、第1のポンプと、第2のポンプと、換気ファンとは、機械室に平面的に、上下に重ならないように配置することにより、機械室の高さを縮め、ベース部を薄くできる。
さらに、液冷媒方式のペルチェユニットは、放熱側および吸熱側の熱交換器を分離できるので、それらの配置の自由度が高まる。放熱側の熱交換器は、ベース部の周面の少なくとも一部、例えば、ベース部の前方および側方の一方あるいは両方に沿って配置できる。このため、ベース部を高くしなくても十分な伝熱面積を確保でき、ベース部を薄くできる。また、放熱側の熱交換器をベース部の底面の少なくとも一部に沿うように、平面的に配置することも可能である。熱交換器がベース部の前面あるいは側面に現れないようにしたり、現れる面積を小さくすることにより、ショーケースのデザインの自由度を向上できる。
吸熱側の熱交換器は、ルーフ部の、天井面の少なくとも一部に沿うように配置できる。陳列室内を冷却するための吸熱側を天井面に設けることにより、陳列室内の冷気の循環を促進できる。さらに、吸熱側の熱交換器を天井面に沿うように平面的に配置することにより、吸熱側の熱交換器を設置するための高さを抑制できる。このため、ルーフ部を薄くでき、ショーケースの全高の中で陳列室が占める部分を大きくできる。
さらに、ルーフ部に配置された吸熱側の熱交換器と機械室のペルチェユニットおよび第2のポンプとを接続するのは、液冷媒を循環するための配管となり、冷気を循環するためのダクトを省略できる。配管を配置するためのスペースは、ダクトを配置するためのスペースよりも小さい。したがって、この点でもショーケースのデザインの自由度が向上する。ルーフ部には、さらに、冷気を循環させるためのファンを設けることが可能である。
ショーケースは、左右の側壁の少なくとも一方の後方に埋設された配管であって、機械室と吸熱側の熱交換器との間で吸熱側の液冷媒を循環するための配管を有することが好ましい。配管を配置するためのスペースは小さいので、左右の側壁の透光性をほとんど犠牲にすることなく、配管を配置できる。さらに、陳列室の後方のドアと配管とが干渉するのを防止でき、さらに、ベース部も薄くなるので、ドアを開けると、陳列室の後方が全開になるショーケースを提供できる。したがって、ドアを開けることにより、後方から陳列室内へのアクセスが容易となり、商品の出し入れ、陳列室の清掃が容易になる。
ショーケースは、陳列室の床面の全域をカバーし、ドレンを保持可能な皿状の部材を備えていることが望ましい。この皿状の部材は、ドアを開けて、陳列室の後方から出し入れ可能であることが望ましい。陳列室の床面の全域をカバーすることにより、陳列室内で発生したゴミなどを皿状の部材に回収でき、また、この皿状の部材に陳列室内で発生したドレンを集合させることができる。そして、ドアを開けると、陳列室の後方が全開になるショーケースにおいては、そのような皿状の部材を後方から容易に出し入れできる。このため、陳列室内の清掃がさらに容易になる。また、皿状の部材に溜まったドレンが再蒸発することにより、陳列室内に適度な湿度を保持することも可能となる。
ルーフ部の、吸熱側の熱交換器の下側の天井パネルは、天井面の少なくとも一部を構成するとともに、吸熱側の熱交換器のドレンパンを兼ねており、さらに、天井パネルからドレンを排出するためのドレン管であって、左右の側壁の少なくとも一方の後方に埋設されているドレン管を有することが好ましい。ドレン管の出口を皿状の部材に導くことにより、天井の吸熱側(冷却側)の熱交換器のドレンも含めて、陳列室の床面に配置された皿状の部材により回収できる。
ペルチェユニットは、断熱材に囲われており、断熱材は、機械室の構造部材を兼ねていることが望ましい。ペルチェユニットは、基本的には振動しないので、構造部材を兼ねた断熱材の内部に配置できる。したがって、ベース部の機械室内にペルチェユニットの占めるスペースを小さくでき、ベース部をコンパクトにすることができる。
図1は、本発明の一実施形態のショーケースを前方から見た斜視図である。図2は、ショーケースを後方から見た斜視図である。さらに、図3は、ショーケースの内部の概略構成を示す断面図である。このショーケース10は、全体として、上下に長く、上方が若干細くなった直方体である。ショーケース10は、透光性の前壁11と、前方10aが透光性の右側壁12および左側壁13とを備えている。前壁11は、上方が後方10bに傾斜した2重ガラス製の壁である。右側壁12および左側壁13は前方10aが上方に狭くなるように傾斜した片台形であり、右側壁12の前側12aおよび左側壁13の前側13aは、2重ガラス製である。右側壁12の後側12bおよび左側壁13の後側13bは非透光性のフレームである。
ショーケース10は、さらに、前壁11および左右の側壁12および13を支持するベース部20と、前壁11および左右の側壁12および13の上に設けられたルーフ部30と、前壁11、左右の側壁12および13、ベース部20およびルーフ部30に囲われた陳列室5に後方からアクセスするための開閉可能なドア15とを有する。陳列室5には、上下に陳列棚6aおよび6bが配置されている。
ベース部20は、平断面がほぼ四角形の機械室29を含む。この機械室29は、陳列室5の下方に位置し、陳列室5とは断熱性の床壁7により隔てられている。図4に、機械室29の内部の平面的な配置を示している。機械室29には、液冷媒方式のペルチェユニット40と、ペルチェユニット40の放熱側の液冷媒を循環するための第1のポンプ21と、ペルチェユニット40の吸熱側の液冷媒を循環するための第2のポンプ22と、放熱側の熱交換器23と、機械室を換気するための換気ファン24aおよび24bと、電源基板25aおよび25bと、制御基板26とが配置されている。
機械室29に配置されたこれらの機器は上下に重ならないように、平面的に配置されている。具体的には、前方10aから見て、機械室29の後方右側にペルチェユニット40が配置され、前方右側に第1のポンプ21が配置され、中央右側に第2のポンプ22が配置され、前方左側に2つの電源基板25aおよび25bが左右に並んで配置され、それらの後方に制御基板26が配置されている。さらに、ベース部20の後方の壁20bに沿って2つの換気ファン24aおよび24bが左右に並んで配置されている。これらの換気ファン24aおよび24bは排気ファンであり、ベース部20の後壁20bには、換気ファン24aおよび24bに対応した位置に、排気用の開口28が設けられている。また、後壁20bには、電源用のプラグの差込口、制御スイッチなどが配置されたパネル20pが配置されている。
放熱側の熱交換器23は、液冷媒、本例では水が通過するチューブを備えたラジエータタイプの熱交換器であり、ベース部20の周面を構成する壁の一部である前側の壁(前面)20aおよび右側の壁(右側面)20cに沿ってL字型に配置されている。ベース部20の前壁20aおよび右側壁20cのうち、熱交換器23に面する部分には、グリル状の開口27が形成されている。したがって、換気ファン24aおよび24bが動くと、外気が機械室29の前方および右側から機械室29の内部に吸込まれ、熱交換器23を流れる水を冷却する。さらに、機械室29に吸い込まれた外気は、機械室29の内部を換気し、機械室29の後方から排出される。
機械室29においては、内部に配置された機器を上下に重ならないように、平面的に配置することにより、機器の配置に要するスペースを薄くしている。このため、機械室29の高さを低くできる。したがって、ベース部20の高さを低くでき、ベース部20の外観を薄くできる。電源基板25aおよび25b、制御基板26などの基板類は全体が薄いので、条件が許せばこれらを重ねて配置してもベース部20の高さ(厚さ)にそれほどの影響を与えない。一方、機械室29に含まれる、ペルチェユニット40、換気ファン24aおよび24b、第1のポンプ21および第2のポンプ22は、配置するためにほぼ同じ程度の高さ(厚み)のスペースを要する。したがって、これらを重ねないように配置することにより、ベース部20を薄くできる。
この機械室29に構成された冷却サイクルは、液冷媒方式のペルチェユニットを用いたサイクルである。したがって、コンプレッサーにより気化した冷媒を循環する冷却サイクルとは異なり、コンプレッサーを機械室29に配置する必要はない。コンプレッサーを含む冷却サイクルでは、ポンプは不用であるが、特許文献1および2に示すように、コンプレッサーを縦または横にして収納するだけで機械室の高さが陳列室と同程度になったり、陳列室へアクセスする際の障害となっている。これに対し、このショーケース10においては、コンプレッサーに対して、コンパクトな液冷媒方式のペルチェユニット40を採用し、液冷媒を循環するためのポンプ21および22などと重ならないように、平面的に配置することにより、機械室29を低くしている。
液冷媒の典型的なものは、水またはブライン(不凍液)であり、このショーケース10においては水を液冷媒として採用している。液冷媒方式のペルチェユニット40は、ペルチェ素子45を含み、第1のポンプ21により循環される放熱側の液冷媒とペルチェ素子の放熱側のヒートシンク41とが熱交換する。また、第2のポンプ22により循環される吸熱側の液冷媒と吸熱側のヒートシンク42とが熱交換する。熱容量の大きな液冷媒と熱交換することにより、放熱側および吸熱側のヒートシンクは小さくなり、液冷媒方式のペルチェユニット40は、コンパクトで冷却能力が高い。
また、ペルチェユニット40に機械的に駆動される部分はなく、基本的には振動を発生しない。したがって、ペルチェユニット40を断熱材、典型的には発泡スチロール49で囲い、その発泡スチロール49を、機械室29を支持するための強度部材の一部として兼用している。このため、機械室に必要なスペースを減らすことができ、ベース部20がコンパクトになる。
さらに、液冷媒方式のペルチェユニット40は、放熱側および吸熱側の熱交換器を分離できるので、それらの配置の自由度が高まる。本例のショーケース10においては、放熱側の熱交換器23を機械室29に配置し、吸熱側の熱交換器33をルーフ部30に配置している。熱交換器23および33を、機械室29とルーフ部30に分けて配置することにより、機械室29として必要なスペースを減らすことができ、ベース部20がさらにコンパクトになる。
また、熱交換器23をベース部20の周面に沿ってL字型に配置することにより、伝熱面積を横方向に広げて熱交換器23を薄く、狭いスペースに配置できるようにしている。熱交換器23をC字型にして、ベース部20の前面20a、右側面20cおよび左側面20dの一部に沿うように配置しても良い。ポンプ21および22など機械室29に配置される他の機器により、機械室29の高さが決まり、前面20aまたは側面20cまたは20dのいずれかの面にのみ配置することにより、熱交換器23として十分な伝熱面積を確保できる場合は、熱交換器23はそれらの面に沿った平板状であっても良く、L字状またはC字状に曲げて配置しなくても良い。
また、熱交換器23の全部あるいは一部をベース部20の床面、すなわち、機械室29の底面29fに沿うように配置しても良い。熱交換器23の伝熱面積を確保するために機械室29の高さが決まる場合には、機械室29をさらに低くできる。また、熱交換器23の全部を底面29fに沿うように配置することにより、ベース部20の前面20aおよび/または側面20cまたは20dに開口が現れることを防止でき、ショーケース10のデザインのフレキシビリティが増す。また、顧客のいたずらを未然に防止できる。
図5に、ルーフ部30の内部の平面的な配置を示している。図3に示すように、ルーフ部30は、陳列室5に面した天井パネル(天井面)31と、屋根を構成する断熱素材を含む上壁32と、天井パネル31および上壁32との間の空間に、天井パネル31の一部に沿うように配置された吸熱側の熱交換器33とを含む。さらに、熱交換器33の後方には、冷気を循環させるためのクロスフロータイプの循環ファン34が配置されている。陳列室5の内部の空気は、循環ファン34によって熱交換器33の後方から吸い込まれ、熱交換器33に供給されて冷却され、冷気39が陳列室5の前方の吹出し口38から下側に向かって吹き出されるようになっている。
吸熱側の熱交換器33も、液冷媒、本例では水が通過するチューブを備えたラジエータタイプの熱交換器であり、熱交換器33を天井面(天井パネル)31に沿うように平面的に配置することにより、設置スペースを薄くできる。したがって、ルーフ部30を薄くでき、ショーケース10の全高の中で陳列室5が占める部分を大きくできる。
ルーフ部30の前方には、ガラスまたはプラスチック製の透光性の2重構造の窓35を介して陳列室5に面した照明51と、この照明51を冷却するためのクロスフロータイプの冷却ファン52が配置されている。このショーケース10においては、照明には市販されている蛍光灯が採用されている。図2に示すように、ルーフ部30の蛍光灯51の上面に当たる部分は、冷却用の空気を吸入するための開口(グリル)53になっている。冷却ファン52は、蛍光灯51の前方に配置されており、開口53から外気を吸い込んで蛍光灯51を冷却し、ルーフ部30の前方で、前壁11の前側上方に設けられた排気口54から前壁11の前面に沿って排気する。ルーフ部30の前方の排気口54の上方は、C字状に左右の側壁12および13の上方に延びたチェンバーまたはダクト55になっており、左右の側壁12および13の上方外側に設けられた排気口56に接続されている。したがって、冷却ファン52に吸い込まれた外気は、さらに、左右の側壁12および13の上方からそれぞれの側壁12および13の表面に沿って出力される。
照明の光源である蛍光灯51は、発熱源でもある。したがって、陳列室5の内部を冷却する冷蔵用ショーケース10においては、蛍光灯51と陳列室5とは熱的に遮断することが望ましい。しかしながら、遮光性の断熱材を蛍光灯51と陳列室5との間に設置することはできない。このため、このショーケース10においては、蛍光灯51を外気により強制的に冷却する。さらに、蛍光灯51の下方を2重構造の窓35として断熱し、また、陳列室5の前方に配置される窓35の下方に向かって冷気39を吹き出すことにより、蛍光灯51からの熱により陳列室5に収納された商品(被冷蔵物)の品温が上昇するのを防止している。また、2重構造の窓35の下側の部材35aは、下に凸に湾曲した形状とし、蛍光灯51の光と熱とが、陳列室5の内部に分散して放出されるようにしている。
また、蛍光灯51を冷却した外気は、前壁11の前面、側壁12および13の表面に向けて排出され、これらの面が結露することを防止する。陳列室5の内部は、10℃以下程度に冷却される。このため、前壁11、側壁12および13がガラスまたはプラスチック板の二重構造になっていても、前壁11の前面および側壁12および13の表面の温度が下がり、相対湿度が上がって結露し易い状態となる。蛍光灯51を冷却した外気は、蛍光灯51の熱により加熱されているので、相対湿度が低い。したがって、排気により、前壁11の前面および側壁12および13の表面に沿った気流を生成することにより相対湿度が上昇して結露する条件になるのを未然に防止できる。前壁11の前面は、陳列室5の内部に展示された商品を顧客に見せるために透明であることが望ましく、前壁11の前面に吹出される流量を十分に確保することが望ましい。
ルーフ部30に、吸熱側(冷却側)の熱交換器33を配置することにより、陳列室5の上部の空気を冷却でき、陳列室5の内部の自然対流により冷気が拡散することが期待できる。したがって、循環ファン34の風量は少なくて済む。また、熱交換器33に面した天井パネル31は、熱交換器33において発生するドレン(凝固水)を回収するためのドレンパンを兼ねており、冷気およびドレンにより天井パネル31が冷やされることにより、陳列室5の内部をさらに効率よく冷却できる。したがって、大量の冷風を陳列室5の内部に吹き出す必要はなく、冷風が当たると乾き易い商品や、その他の品質に影響がでやすい商品であっても陳列室5に陳列できる。
ルーフ部30の冷却用の熱交換器33を動作させるためには、機械室29から液冷媒(本例では水)をルーフ部30に供給する必要がある。液冷媒方式のペルチェユニット40を採用しているので、冷気を循環するためのダクトを省略できる。代わりに、冷却側の熱交換器33と機械室29のペルチェユニット40および第2のポンプ22とを接続するのは、液冷媒を循環するための配管となる。配管を通すためのスペースはダクトを配置するためのスペースより小さくなるので、陳列室5の容量を大きく確保できる。
図6に、機械室29とルーフ部30との間に配置された配管のレイアウトを示している。配管61および62は、冷却側の熱交換器33と機械室29のペルチェユニット40およびポンプ22との間で水を循環するための配管である。配管63は、天井パネル31から陳列室5の床面に配置されたトレイ8にドレンを排出するためのドレン配管である。これら3本の配管61〜63は、断熱材である発泡スチロール65に挟まれた状態で、右側壁12のフレーム12bに埋設されている。配管61〜63は、並列に配置することにより薄く狭いスペースに配置できる。したがって、側壁12の透光性の前側の部分12aの面積を広く確保できる。左右のフレーム12bおよび13bに、これらの配管61〜63を分散して配置することにより、配管のためのスペースをさらに狭くできる。したがって、フレーム12bおよび13bが、強度的に問題がなければ、これらのフレーム12bおよび13bはさらに細くできる。このため、側方にさらに開けた、側方から陳列室5の内部がさらに見やすいショーケース10を提供できる。このように、ダクトをなくし、液冷媒を循環するための配管に置き換えることにより、ショーケース10のデザインの自由度を向上できる。
これらの配管61〜63をショーケース10の前方に配置すると、断熱材を隠すために陳列室5の前方の透光性の面積が減少し、好ましくない。これらの配管61〜63は、ショーケース10の後方、すなわち、陳列室5の後側に配置しても良い。配管61〜63を並べて配置するための幅は狭くてよいので、これらの配管61〜63を陳列室5の後側に配置しても、陳列室5の後側には従来よりも大きな面積の開口を確保でき、ドアで開閉できる。このショーケース10においては、配管61〜63を側壁12のフレーム12bの内部に配置しているので、陳列室5の後方は完全に解放でき、さらに大きな面積の開口を確保できる。すなわち、後方のドア15を開けると、陳列室5の後方が全開になるショーケース10を提供できる。
図7に、ショーケース10の後方のドア15を開けた状態を示している。このドア15は、図2および図3に示すように、上下2段の横に細長いスリット状の2重ガラスまたはアクリル製の窓16aおよび16bを除き、発泡スチロールなどの断熱材15aにより陳列室5を外界から遮断できる構造となっている。スリット状の窓16aおよび16bは、陳列室5の陳列棚6aおよび6bにそれぞれ対応した位置に設けられており、窓16aおよび16bを通して、陳列室5に並べられた商品の状況を見ることができる。このドア15は、スイング式であり、ハンドル15hを持って旋回することにより、陳列室5の後方を開放できる。
図7に示すように、ドア15を開けると、陳列室5の後方が、妨げられる部分なく、全開になる。したがって、陳列棚6aおよび6bは、後方に簡単に引き抜くことができる。また、床壁7の上に配置された皿状のトレイ8も後方に引き抜くことができる。そして、陳列室5の後方から、陳列室5の内部の隅々まで手が届くので、陳列室5の内部を簡単に掃除できる。したがって、陳列室5の内部を清潔な状態で保ち易い。
トレイ8は、陳列室5の床壁7の上に後方から抜き差し可能な状態で取り付けられており、トレイ8は、陳列室5の床面のほぼ全域を覆うサイズ(幅および長さ)である。陳列室5の内部で発生したゴミ、塵、結露によるドレンは、全てトレイ8に集まるようになっている。まず、陳列棚6aおよび6bは、複数のバーが平行またはクロスした格子状であり、冷気が陳列棚6aおよび6bを通って循環し易いと共に、それぞれの陳列棚6aおよび6bで発生したゴミなどは、床のトレイ8に回収される。前壁11の下方内側、側壁12および13の下方内側には、図6などに示すように、斜め下側に張り出したドレンガイド9が取り付けられており、トレイ8を床壁7の上に設置すると、トレイ8はドレンガイド9の下側になる。したがって、前壁11、側壁12および13の内面に結露した水分は、それらの面を伝わって下に流れ、ガイド9を介してトレイ8に回収される。また、ルーフ部30において、冷却側の熱交換器33で発生したドレンは、ドレンパンを兼ねた天井パネル31で回収され、ドレンパイプ63を介し、さらに、トレイ8に回収される。
陳列室5の内部で発生したこれら異物を回収したトレイ8は、ドア15を開けると、陳列室5の後側が全開になり、陳列室5の床面とほぼ同じ幅のトレイ8であっても後方に引き抜くことができる。したがって、トレイ8を引き抜いて、異物を捨て、トレイ8を洗浄することにより、陳列室5の内部を清潔に保ち易い。
さらに、陳列室5に収納された商品から水分が蒸発すると、それらは、ドレンとしてトレイ8に回収される。トレイ8は面積が大きいので、回収されたドレンは蒸発し易い。したがって、商品からドレン(結露水)としてトレイ8に回収された水分を、トレイ8において蒸発させてリサイクルすることにより、陳列室5の内部が乾燥しすぎた状態になることを防止できる。
このショーケース10は、陳列室5の内部を冷蔵状態にでき、内部を清潔な状態に保ち易い。また、陳列室内が極端に乾燥するのも防止できる。したがって、パン生地などのように、生の状態で冷蔵し、調理した後に販売するような商品を内部に陳列して販売するのに適している。さらに、機械室29を収納したベース部20を薄くでき、冷却用の熱交換器33を収納したルーフ部30も薄くできる。したがって、ショーケース10の高さ、および周囲の面積の内、透光性で、陳列室5の内部を顧客に見せることができる割合を大きくできる。さらに、陳列室5の後方をドア15によりフルにオープンできる。このため、陳列室5の後方、すなわち、レジカウンターの内側から、陳列室5の内部の隅々まで簡単にアクセスでき、商品の入れ替え、室内の清掃が容易となる。
また、このショーケース10は、液冷媒タイプのペルチェユニット40を採用している。このため、上記では、冷蔵を主とした構成になっているが、ペルチェユニット40に供給される電圧を逆にして、吸熱側と放熱側とを入れ替えることにより、陳列室内を温蔵に切り換えることも可能である。また、このショーケース10では、後方のドア15は、断熱性能を優先し、スリット状の窓16aおよび16bを設けて部分的に透光性にしている。これに対し、後方のドア15をガラスまたはアクリルの2重構造にして、ドア全面を透光性にしても良い。また、前壁11、左右の側壁12および13の前側12aおよび13aは、二重構造のガラス板で構成しており、頻繁に陳列室15の内部を清掃しても、傷が付きにくいようにしている。これらの壁は、アクリルなどのプラスチック製の板の二重構造であっても良い。
また、ルーフ部30の前方から前壁11にわたる領域全体を透光性にして、ショーケース10が設置された室内の照明の光により陳列室5の内部を照明しても良い。蛍光灯51などの光源の熱の影響を防止できる。また、ショーケース10の全体の形状は直方体に限らず、円柱状、半円柱状であっても良い。ベース部20およびルーフ部30を薄く(高さを低く)構成できるので、ショーケース10の全体のサイズに対して商品を陳列できる陳列室の容積を大きく確保できる。したがって、多くの商品を、余裕を持って陳列することが可能であり、ショーケース10のデザインの自由度も高く、卓上式でレジカウンターの上の置き換えも簡単なので、商品の種類、季節などにより、様々な展示様式および/またはアレンジで商品を販売できる。
ショーケースを前方から見た斜視図である。 ショーケースを後方から見た斜視図である。 ショーケースの内部構造を示す断面図である。 ベース部の機械室の配置を示す断面図である。 ルーフ部の配置を示す断面図である。 フレームに沿って配置された配管を示す図である。 後方のドアを開けた状態を示す斜視図である。
符号の説明
5 陳列室、 8 トレイ、 10 ショーケース
11 前壁、 12 右側壁、 13 左側壁、 15 後方のドア
20 ベース部、 21、22 ポンプ、 23 排熱側の熱交換器、 29 機械室
30 ルーフ部、 31 天井プレート、 33 吸熱側(冷却側)の熱交換器
40 液冷媒方式のペルチェユニット

Claims (6)

  1. 透光性の前壁と、少なくとも前方が透光性の左右の側壁と、前記前壁および前記左右の側壁を支持するベース部と、前記前壁および前記左右の側壁の上に設けられたルーフ部と、前記前壁、前記左右の側壁、前記ベース部および前記ルーフ部に囲われた陳列室に後方からアクセスするための開閉可能なドアとを有するショーケースであって、
    前記ベース部は、機械室を含み、さらに、液冷媒方式のペルチェユニットと、前記ペルチェユニットの放熱側の液冷媒を循環するための第1のポンプと、前記ペルチェユニットの吸熱側の液冷媒を循環するための第2のポンプと、放熱側の熱交換器と、前記機械室を換気するための換気ファンとを含み、前記ペルチェユニットと、前記第1のポンプと、前記第2のポンプと、前記換気ファンとは、前記機械室に平面的に配置され、前記放熱側の熱交換器は、前記機械室に当該ベース部の周面の少なくとも一部および/または底面の少なくとも一部に沿うように配置されており、
    前記ルーフ部は、天井面の少なくとも一部に沿うように配置された吸熱側の熱交換器を含む、ショーケース。
  2. 請求項1において、さらに、
    前記左右の側壁の少なくとも一方の後方に埋設された配管であって、前記機械室と前記吸熱側の熱交換器との間で吸熱側の液冷媒を循環するための配管を有する、ショーケース。
  3. 請求項2において、前記ドアを開けると、前記陳列室の後方が全開になる、ショーケース。
  4. 請求項1において、前記陳列室の床面の全域をカバーし、ドレンを保持可能な皿状の部材であって、前記ドアを開けて、前記陳列室の後方から出し入れ可能な皿状の部材を、さらに有する、ショーケース。
  5. 請求項1において、前記ルーフ部の、前記吸熱側の熱交換器の下側の天井パネルは、前記天井面の少なくとも一部を構成するとともに、前記吸熱側の熱交換器のドレンパンを兼ねており、さらに、
    前記天井パネルからドレンを排出するためのドレン管であって、前記左右の側壁の少なくとも一方の後方に埋設されているドレン管を有する、ショーケース。
  6. 請求項1において、前記ペルチェユニットは、断熱材に囲われており、前記断熱材は、前記機械室の構造部材を兼ねている、ショーケース。
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