JP2008095522A - 吸入弁機構 - Google Patents

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喜伸 市川
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Abstract

【課題】吸入行程の初期における吸入弁の開弁動作の遅延を防止し、低騒音、高効率で、しかも耐久性に優れた吸入弁機構を提供する。
【解決手段】吸入孔が設けられる弁板と、前記吸入孔を開閉するリード弁からなる吸入弁とを有する吸入弁機構において、前記吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部を設け、前記第1の凹状溝部の外側に、吸入弁が当接されるシール面を設けるとともに、前記第1の凹状溝部内に、前記シール面よりも高さの低い弁座を設けたことを特徴とする吸入弁機構。
【選択図】図2

Description

本発明は、たとえば車両用空調装置等に使用される圧縮機の吸入孔の吸入弁機構に関する。
従来の車両用空調装置の圧縮機として、多気筒往復動式可変容量型圧縮機が知られている。この圧縮機のシリンダヘッドの内部には、中央部に吐出室、外周部にほぼ円還空洞形状の吸入室が区画され設置されている。吐出室は、シリンダヘッド吐出ポート、吸入室はシリンダヘッド吸入ポートにそれぞれ連通されている。圧縮機が駆動されると,エバポレータに接続された回路配管から、シリンダヘッド吸入ポートを通って円還空洞形状の吸入室に導かれた冷媒ガスは、シリンダ内のピストンが吸入行程にある時、吸入弁(リード弁)を押し開け、弁板の各吸入孔を通って順次吸入行程のシリンダボアに吸入される。さらにピストンが圧縮行程にある時、吸入弁は閉じられ、吐出弁は押し開けられ、弁板吐出孔から順次吐出室に吐出され、最終的に吐出室内のガスは、シリンダヘッド吐出ポートを通過してコンデンサに接続されたエアコンシステム回路へ吐出される。
リード弁からなる吸入弁は、圧縮行程では、シリンダ内のガスが吸入室へ逆流するのを防ぐため、弁板の吸入孔を閉じ、吸入行程では、シリンダ内の圧力が吸入圧力より低下することにより、吸入弁が開き、吸入ガスをシリンダ内に取り込む働きをする。
また、リード弁からなる吸入弁は、ピストンが上死点側から下死点側に移動し、シリンダ内の圧力が吸入圧力より低下してもなお、弁の剛性および弁と弁板の張付き力により、弁は閉じたままの状態がしばらく続き、この間にシリンダ内の圧力と吸入圧力の差圧が増大してしまう。この差圧が吸入弁の剛性と、該吸入弁と弁板の張付き力より勝り、ついに吸入弁が開いた時、今度は、吸入弁に加えられた力が大きいために、弁振動の増幅、吸入弁用のリセスへの衝撃力増幅(耐久性悪化)、等を招くおそれがある。吸入弁の開き遅れは、コンプレッサの体積効率低下を招くおそれがある。また、吸入弁の振動は、吸入ガス脈動発生の原因となり、発生したガス脈動がエアコンシステムに伝播し、騒音を発生させる場合もある。
このような問題を解決するため、たとえば図11に示す吸入弁機構100においては、吸入孔101を開閉する吸入弁102と弁板103とのシール面104の外側に溝105を設け、吸入弁102と弁板103との接触面積を低減し、吸入弁102の弁板103への張り付き力を低減させるような対策が講じられている。しかし、この吸入弁機構100においても、吸入弁102と弁板103の張付き力低減効果は、不十分である。このため図12、図13に示すような吸入弁機構も提案されている。
図12、図13に示す吸入弁機構112は、圧縮機の吸入室106から流体が圧縮されるシリンダボア107内に流体を吸入する吸入孔108を開閉する吸入弁109の吸入弁機構に構成されている。吸入弁109は、弁板110に設けられた吸入孔108を開閉する頭部109aと、該頭部109aを支えるリード部109bとからなるが、該吸入弁機構112ではリード部109bに対向する弁板110の弁板面にリード部109bより細幅の凹状溝部111を設け、吸入弁109と弁板110の接触面積を低減した構造にしてある。このような吸入弁機構112においては、吸入弁109と弁板110との接触面積をより小さくすることができ、吸入弁109と弁板110の張付き力低減効果がより期待できる(たとえば、特許文献1)。
しかし、吸入弁機構112において、吸入弁109と弁板110の接触面積を低減することは、圧縮行程中に吸入弁109を支える面積が小さくなることを意味する。したがって、圧縮行程においては、吸入弁109は弁板側へ大きく歪む。とくに液冷媒を圧縮する場合、シリンダ内の圧力が増大し、吸入弁109にも多大な力が加わり、吸入弁109が塑性変形してしまうおそれがある。吸入弁109の塑性変形は、即、コンプレッサの不具合を招くおそれがある。
実開平5−89876号公報
そこで本発明の課題は、吸入行程の初期における吸入弁の開弁動作の遅延を防止し、低騒音、高効率で、しかも耐久性に優れた吸入弁機構を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る吸入弁機構は、吸入孔が設けられる弁板と、前記吸入孔を開閉するリード弁からなる吸入弁とを有する吸入弁機構において、前記吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部を設け、前記第1の凹状溝部の外側に、吸入弁が当接されるシール面を設けるとともに、前記第1の凹状溝部内に、前記シール面よりも高さの低い弁座を設けたことを特徴とするものからなる。このような構成においては、吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部が設けられ、吸入弁と弁板面との接触面積が低減され吸入弁の弁板への張付き力が低減されるので、吸入行程の初期における吸入弁の迅速な開弁動作が確保される。また、弁座の高さはシール面の高さよりも低く設定され、吸入弁が吸入孔を閉じた状態においても吸入孔と弁座の反吸入孔側の第1の凹状溝部との連通状態が確保されるので、吸入行程の初期において、吸入弁が開く際には、吸入弁と弁座との隙間を介して第1の凹状溝部内に吸入流体が取り込まれ、該第1の凹状溝部内に取り込まれた吸入流体により吸入弁の開弁が促される。したがって、一層迅速な開弁動作が確保される。また、シール面よりも内側に位置する第1の凹状溝部内に前記シール面よりも高さの低い弁座が設けられるので、圧縮行程時において吸入弁が弁板側に変形した場合には、弁座に吸入弁が接触し歪が抑制され、吸入弁の塑性変形が防止される。また、弁座とシール面との高さの差に応じて吸入弁に僅かな歪みが発生するが、吸入行程の初期においては、発生した僅かな歪みを解消しようとする復元力が弁板側から吸入弁を離反させる力として作用するので、吸入弁の円滑な開弁動作が確保される。したがって、過度の吸入圧損が防止され体積効率が向上される。また、開弁後の弁振動が抑制されるので、弁振動に起因する脈動が大幅に低減される。さらに、吸入弁がリセスに接触する際の衝撃力が低減され、吸入弁機構ひいては吸入弁機構を備えた装置自身の耐久性が向上される。
上記課題を解決するために、本発明に係る別の吸入弁機構は、吸入孔が設けられる弁板と、前記吸入孔を開閉するリード弁からなる吸入弁とを有する吸入弁機構において、前記吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部を設け、前記第1の凹状溝部の外側に、吸入弁が当接されるシール面を設け、前記シール面の外側に第2の凹状溝部を設けるとともに、前記第1の凹状溝部内に、前記シール面よりも高さの低い弁座を設けたことを特徴とするものからなる。このような構成においては、吸入弁のリード部に対向する弁板面に第1の凹状溝部が設けられ、吸入弁と弁板面との接触面積が低減され吸入弁の弁板への張付き力が低減されるので、吸入行程の初期における吸入弁の迅速な開弁動作が確保される。また、このような構成においては、第2の凹状溝部が設けられ、閉弁時において吸入弁のリード部の端縁と弁板との間に隙間が形成されるので、吸入弁のリード部の端縁と弁板と非接触状態にすることができる。この場合、吸入弁の弁板への接触面積を一層低減できるので、より迅速な開弁を期待できる。また、弁座の高さはシール面の高さよりも低く設定され、吸入弁が吸入孔を閉じた状態においても吸入孔と弁座の反吸入孔側の第1の凹状溝部との連通状態が確保されるので、吸入行程の初期において、吸入弁が開く際には、吸入弁と弁座との隙間を介して第1の凹状溝部内に吸入流体が取り込まれ、該第1の凹状溝部内に取り込まれた吸入流体により吸入弁の開弁が促される。したがって、一層迅速な開弁動作が確保される。また、シール面よりも内側に位置する第1の凹状溝部内に前記シール面よりも高さの低い弁座が設けられるので、圧縮行程時において吸入弁が弁板側に変形した場合には、弁座に吸入弁が接触し歪が抑制され、吸入弁の塑性変形が防止される。また、弁座とシール面との高さの差に応じて吸入弁に僅かな歪みが発生するが、吸入行程の初期においては、発生した僅かな歪みを解消しようとする復元力が弁板側から吸入弁を離反させる力として作用するので、吸入弁の円滑な開弁動作が確保される。したがって、過度の吸入圧損が防止され体積効率が向上される。また、開弁後の弁振動が抑制されるので、弁振動に起因する脈動が大幅に低減される。さらに、吸入弁がリセスに接触する際の衝撃力が低減され、吸入弁機構ひいては吸入弁機構を備えた装置自身の耐久性が向上される。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るもう一つ別の吸入弁機構は、吸入孔が設けられる弁板と、前記吸入孔を開閉するリード弁からなる吸入弁とを有する吸入弁機構において、前記吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部を設け、前記第1の凹状溝部の外側に、吸入弁が当接されるシール面を設けるとともに、前記第1の凹状溝部内に弁座を設け、かつ、前記吸入孔と弁座の反吸入孔側に位置する第1の凹状溝部とを連通するガス通路を設けたことを特徴とするものからなる。このような構成においては、吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部が設けられているので、吸入弁と弁板面との接触面積が低減され吸入弁の弁板への張付き力が低減され、吸入行程の初期における吸入弁の迅速な開弁動作が確保される。また、吸入孔と弁座の反吸入孔側に位置する第1の凹状溝部とを連通するガス通路が設けられているので、吸入弁が吸入孔を閉じた状態においても吸入孔と第1の凹状溝部との連通状態が確保される。したがって、吸入行程の初期において、吸入弁が開く際には、ガス通路を介して第1の凹状溝部内に吸入流体が取り込まれ、該第1の凹状溝部内に取り込まれた吸入流体により吸入弁の開弁動作が促されるので、一層迅速な開弁動作が確保される。また、圧縮行程時において吸入弁が弁板側に押し付けられる場合には、弁座に吸入弁が接触し歪が抑制されるので、吸入弁の塑性変形が防止される。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るもう一つ別の吸入弁機構は、吸入孔が設けられる弁板と、前記吸入孔を開閉するリード弁からなる吸入弁とを有する吸入弁機構において、前記吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部を設け、前記第1の凹状溝部の外側に、吸入弁が当接されるシール面を設け、前記シール面の外側に第2の凹状溝部を設けるとともに、前記第1の凹状溝部内に弁座を設け、かつ、前記吸入孔と弁座の反吸入孔側に位置する第1の凹状溝部とを連通するガス通路を設けたことを特徴とするものからなる。このような構成においては、吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部が設けられているので、吸入弁と弁板面との接触面積が低減され吸入弁の弁板への張付き力が低減され、吸入行程の初期における吸入弁の迅速な開弁動作が確保される。また、このような構成においては、第2の凹状溝部が設けられるので、閉弁時において吸入弁のリード部の端縁と弁板との間に隙間が形成されるので、吸入弁のリード部の端縁と弁板と非接触状態にすることが可能である。この場合、吸入弁の弁板への接触面積を一層低減できるので、より迅速な開弁を期待できる。また、吸入孔と弁座の反吸入孔側に位置する第1の凹状溝部とを連通するガス通路が設けられているので、吸入弁が吸入孔を閉じた状態においても吸入孔と第1の凹状溝部との連通状態が確保される。したがって、吸入行程の初期において、吸入弁が開く際には、ガス通路を介して第1の凹状溝部内に吸入流体が取り込まれ、該第1の凹状溝部内に取り込まれた吸入流体により吸入弁の開弁動作が促されるので、一層迅速な開弁動作が確保される。また、圧縮行程時において吸入弁が弁板側に押し付けられる場合には、弁座に吸入弁が接触し歪が抑制されるので、吸入弁の塑性変形が防止される。
また、上記ガス通路を有する態様においては、弁座とシール面とを面一に形成することも可能である。このような構成においては、圧縮行程時における吸入弁の歪みが最小限に抑制されるので、吸入弁の塑性変形のおそれが解消される。
上記弁座は第1の凹状溝内に複数設けることも可能である。このような構成においては、圧縮行程時に吸入弁が弁板側に変形された際には、各弁座に吸入弁が接触し複数個所で吸入弁が支持されることになるので、吸入弁の歪が効果的に抑制され吸入弁の塑性変形が確実に防止される。
本発明に係る吸入弁機構は、様々な産業分野において利用可能であるが、圧縮機の吸入孔の吸入弁機構、とくに吸入室とシリンダボアとが連通される圧縮機の吸入孔の吸入弁機構として好適なものであり、なかでもとくに、車両用空調装置等に利用される圧縮機の吸入室とシリンダボアとを連通する吸入孔の吸入弁機構として好適なものである。
このような本発明に係る吸入弁機構によれば、吸入弁と弁板面との接触面積を低減し吸入弁の弁板への張付き力を低減でき、吸入行程の初期における吸入弁の迅速な開弁動作を確保できる。また、吸入弁が吸入孔を閉じた状態においても吸入孔と弁座の反吸入孔側の第1の凹状溝部との連通状態を確保できるので、一層迅速な開弁動作を確保できる。また、圧縮行程時において吸入弁が弁板側に変形した場合には、弁座に吸入弁が接触し歪が抑制されるので、吸入弁の塑性変形を防止できる。したがって、過度の吸入圧損を防止でき体積効率を向上できる。また、開弁後の弁振動を抑制できるので、弁振動に起因する脈動を大幅に低減できる。さらに、吸入弁がリセスに接触する際の衝撃力を低減でき、吸入弁機構ひいては吸入弁機構を備えた装置自身の耐久性を向上できる。
また、第1の凹状溝部内に複数の弁座を設ければ、吸入弁の塑性変形を一層効果的に防止できる。
以下に、本発明に係る吸入弁機構の望ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施態様に係る吸入弁機構を示しており、本実施態様においては、とくに車両用空調装置に使用される圧縮機の吸入孔に吸入弁機構に適用した場合を示している。図1は圧縮機全体を示しており、図1において1は圧縮機を示している。圧縮機1は、フロントハウジング2とシリンダヘッド3とシリンダボア5が形成されるシリンダブロック4とを有している。シリンダブロック4には、周方向に複数のシリンダボア5が形成されており、シリンダブロック5内にはピストン6が往復動自在に挿入されている。
フロントハウジング2内に形成されるクランク室7内には、駆動軸8が設けられており、該駆動軸8の回転がロータ9、ヒンジ機構10を介して、傾斜角可変可能に設けられた斜板11に伝達されるようになっている。そして、斜板11の回転運動がピストン6のクランク室7側の端部6aに保持された、斜板11に摺接する一対のシュー12を介してピストン6の往復運動に変換されるようになっている。
ピストン6の往復運動によって、吸入ポート13から吸入室14内に吸入された冷媒は、弁板15に形成された吸入孔16を介してシリンダボア5内に吸入される。シリンダボア5内に吸入された冷媒は、該シリンダボア5内で圧縮され弁板15に形成された吐出孔17を介して吐出室18内に吐出される。吐出室18内に吐出された冷媒は、吐出ポート19を介して外部へ送られるようになっている。吐出孔17はリード弁からなる吐出弁25により開閉されるようになっており、吸入弁25の開度は吐出室18内に設けられたリテーナ26により規制されるようになっている。
吸入孔16はリード弁からなる吸入弁20を有する吸入弁機構30により開閉されるようになっている。吸入弁20は、図2に示すように吸入孔16を開閉する頭部20aと、吐出孔17に連通する連通孔21が形成されたリード部20bとを有している。吸入弁20のリード部20bに対向する弁板15の弁板面15aには、リード部20bよりも細幅の第1の凹状溝部22aが設けられている。第1の凹状溝部22aの外側には、吸入弁20の頭部20aが当接されるシール面23が設けられている。また、シール面23よも内側の第1の凹状溝部22a内には、前記シール面23よりも高さの低い弁座24が設けられている。
本実施態様においては、弁座24は、第1の凹状溝部22aの幅方向(図2の左右方向)に延設されており、弁座24の両側には吸入孔16から吸入された冷媒を弁座24の反吸入孔側の第1の凹状溝部22a内へ送るガス通路24a、24bが設けられている。吸入弁16は、圧縮行程では、シリンダボア5内の冷媒が吸入室14へ逆流するのを防ぐため、弁板面15aのシール面23に当接し吸入孔16を閉じる。また、吸入行程では、シリンダボア5内の圧力が吸入圧力より低下することにより、反弁板側に離反し、吸入冷媒をシリンダボア5内に取り込む働きをする。
上記のような圧縮機1においては、ピストン6が上死点側から下死点側に移動し、シリンダボア5内の圧力が吸入圧力より低下してもなお、リード弁からなる吸入弁20の剛性および吸入弁20と弁板面15aの張付き力により、吸入弁20は閉じたままの状態がしばらく続き、吸入弁20の開弁動作が遅延するおそれがある。吸入弁の開き遅れは、圧縮機1の体積効率低下を招くおそれがある。また、吸入弁振動は、吸入冷媒脈動発生の原因となり、発生したガス脈動がエアコンシステムに伝播し、騒音を発生させる場合もある。
しかし、本実施態様においては、吸入弁20のリード部20bに対向する弁板面15aにリード部20bよりも細幅の第1の凹状溝部22aが設けられているので、吸入弁20と弁板面15aとの接触面積が低減され吸入弁20の弁板15aへの張付き力が低減され、吸入行程の初期における吸入弁20の迅速な開弁動作が確保される。また、弁座24の高さはシール面23の高さよりも低く設定されており、かつ、弁座24の両側にはガス通路24a、24bが設けられているので、吸入弁20がシール面23に当接し吸入孔16を閉じた状態においても吸入孔16と弁座24の反吸入孔側の第1の凹状溝部22aとの連通状態が確保される。したがって、吸入行程の初期において、吸入弁20が開く際には、吸入弁20と弁座24との隙間およびガス通路24a、24bを介して第1の凹状溝部22a内に吸入冷媒が取り込まれ、該第1の凹状溝部22a内に取り込まれた吸入冷媒により吸入弁20の開弁が促されるので、一層迅速な開弁動作が確保される。また、シール面23よりも内側に位置する第1の凹状溝部22a内にシール面23よりも高さの低い弁座24が設けられるので、図3に示すように、圧縮行程時においてシリンダボア5内の圧力が上昇し、吸入弁16が弁板15側に変形した場合には、弁座24に吸入弁20が接触し歪が抑制され、吸入弁20の塑性変形が防止される。また、弁座24とシール面23との高さの差に応じて吸入弁20に僅かな歪みが発生するが、吸入行程の初期においては発生した僅かな歪みを解消しようとする復元力が弁板15側から吸入弁20を離反させる力として作用するので、吸入弁20の円滑な開弁動作が確保される。したがって、過度の吸入圧損が防止され体積効率が向上される。また、開弁後の弁振動が抑制されるので、弁振動に起因する脈動が大幅に低減される。さらに、吸入弁がリセス(図示略)に接触する際の衝撃力が低減され、吸入弁機構30ひいては吸入弁機構30を備えた圧縮機1の耐久性が向上される。
図4、図5は、本発明の第2実施態様に係る吸入弁機構31を示している。なお、上記第1実施態様と同一の部材には同一の番号を付しその説明を省略することとする。
本実施態様においては、吸入弁20のリード部20bに対向する弁板面15aにリード部20bよりも細幅の第1の凹状溝部22aが設けられているので、吸入弁20と弁板面15aとの接触面積が低減され吸入弁20の弁板15aへの張付き力が低減され、吸入行程の初期における吸入弁20の迅速な開弁動作が確保される。さらに、本実施態様においては、図4(a)に示すように、シール面23の外側には第2の凹状溝部22bが形成されており、第2の凹状溝部22bはリード部20bの外側まで延びており、吸入弁20と弁板面15aとの間に隙間が形成され、吸入弁20と弁板面15aとの接触面積がさらに低減されているので、吸入弁20のより迅速な開弁動作が確保される。また、弁座24の高さはシール面23の高さよりも低く設定されており、かつ、弁座24の両側にはガス通路24a、24bが設けられているので、吸入弁20がシール面23に当接し吸入孔16を閉じた状態においても吸入孔16と弁座24の反吸入孔側の第1の凹状溝部22aとの連通状態が確保される。したがって、吸入行程の初期において、吸入弁20が開く際には、吸入弁20と弁座24との隙間およびガス通路24a、24bを介して第1の凹状溝部22a内に吸入冷媒が取り込まれ、該第1の凹状溝部22a内に取り込まれた吸入冷媒により吸入弁20の開弁が促されるので、一層迅速な開弁動作が確保される。また、シール面23よりも内側に位置する第1の凹状溝部22a内にシール面23よりも高さの低い弁座24が設けられるので、図5に示すように、圧縮行程時においてシリンダボア5内の圧力が上昇し、吸入弁16が弁板15側に変形した場合には、弁座24に吸入弁20が接触し歪が抑制され、吸入弁20の塑性変形が防止される。また、弁座24とシール面23との高さの差に応じて吸入弁20に僅かな歪みが発生するが、吸入行程の初期においては発生した僅かな歪みを解消しようとする復元力が弁板15側から吸入弁20を離反させる力として作用するので、吸入弁20の円滑な開弁動作が確保される。したがって、過度の吸入圧損が防止され体積効率が向上される。また、開弁後の弁振動が抑制されるので、弁振動に起因する脈動が大幅に低減される。さらに、吸入弁がリセス(図示略)に接触する際の衝撃力が低減され、吸入弁機構31ひいては吸入弁機構31を備えた圧縮機1の耐久性が向上される。
なお、本実施態様においては、弁座24の高さはシール面よりも低く形成されており、吸入弁20がシール面23に当接し吸入孔16が閉じられても弁座24と吸入弁20との間には隙間が形成される。したがって、図6に示ようにガス通路24a、24bを省略する構成を採用することも可能である。
図7は、本発明の第3実施態様に係る吸入弁機構32を示している。なお、上記第1実施態様と同一の部材には同一の番号を付しその説明を省略することとする。
本実施態様においては、図7に示したように弁座27とシール面23とは略面一に構成されている。また、弁座27の両側には吸入孔16から吸入された冷媒を弁座27の反吸入孔側の第1の凹状溝部22a内へ送るガス通路27a、27bが設けられている。なお、本実施態様においては、弁座27の両側にガス通路27a、27bが設けられているが、いずれか片側にのみガス通路を設ける構成を採用することも可能である。
本実施態様においては、吸入20のリード部20bに対向する弁板面15aにリード部20bよりも細幅の第1の凹状溝部22a、が設けられているので、吸入弁20と弁板面15aとの接触面積が低減され吸入弁20の弁板面15aへの張付き力が低減され、吸入行程の初期における吸入弁20の迅速な開弁動作が確保される。また、ガス通路27a、27bが設けられているので、吸入弁20が吸入孔16を閉じた状態においても吸入孔20と第1の凹状溝部22aとの連通状態が確保される。したがって、吸入行程の初期において吸入弁20が開く際には、ガス通路27a、27bを介して第1の凹状溝部22a内に吸入冷媒が取り込まれ、該第1の凹状溝部22a内に取り込まれた吸入冷媒により吸入弁20の開弁動作が促されるので、一層迅速な開弁動作が確保される。また、圧縮行程時において吸入弁20が弁板側に押し付けられても、吸入弁20はシール面23および該シール面23と略面一の弁座27に当接されるので、吸入弁20の歪みが最小限に抑制され塑性変形のおそれが解消される。
図8は、本発明の第4実施態様に係る吸入弁機構33を示している。なお、本実施態様においても、上記第1実施態様と同一の部材には同一の番号を付しその説明を省略することとする。
本実施態様においては、吸入20のリード部20bに対向する弁板面15aにリード部20bよりも細幅の第1の凹状溝部22aが設けられているので、吸入弁20と弁板面15aとの接触面積が低減され吸入弁20の弁板面15aへの張付き力が低減され、吸入行程の初期における吸入弁20の迅速な開弁動作が確保される。また、ガス通路27a、27bが設けられているので、吸入弁20が吸入孔16を閉じた状態においても吸入孔20と第1の凹状溝部22aとの連通状態が確保される。したがって、吸入行程の初期において吸入弁20が開く際には、ガス通路27a、27bを介して第1の凹状溝部22a内に吸入冷媒が取り込まれ、該第1の凹状溝部22a内に取り込まれた吸入冷媒により吸入弁20の開弁動作が促されるので、一層迅速な開弁動作が確保される。また、圧縮行程時において吸入弁20が弁板側に押し付けられても、吸入弁20はシール面23および該シール面23と略面一の弁座27に当接されるので、吸入弁20の歪みが最小限に抑制され塑性変形のおそれが解消される。
さらに、本実施態様においては、図8(a)に示すように、第2の凹状溝部22bは、リード部20bの外側にまで延びており、入弁20と弁板面15aとの接触面積がさらに低減されているので、吸入弁20のより迅速な開弁動作が確保される。
図9は、本発明の第5実施態様に係る吸入弁機構34を示している。なお、本実施態様においても、上記第1実施態様と同一の部材には同一の番号を付しその説明を省略することとする。
本実施態様においては、吸入弁20のリード部20bよりも細幅の第1の凹状溝部22aが設けられ、該第1の凹状溝部22a内には複数の弁座28が設けられ、各弁座28とシール面23とは略面一に構成されている。また、弁座28の両側には吸入孔16から吸入された冷媒を弁座28の反吸入孔側の第1の凹状溝部22a内へ送るガス通路28a、28bが設けられている。なお、本実施態様においては、弁座28の両側にガス通路28a、28bが設けられているが、いずれか片側にのみガス通路を形成する構成を採用することも可能である。さらに、本実施態様においては、各弁座28とシール面23とは略面一に構成されているが、各弁座28の高さをシール面23の高さよりも低く形成してもよい。
本実施態様においても上記実施態様の作用に準じて、吸入行程の初期における吸入弁20の開弁動作の遅延を防止し、低騒音、高効率で、しかも耐久性に優れた吸入弁機構を実現することができる。
図10は、本発明の第6実施態様に係る吸入弁機構35を示している。なお、本実施態様においても、上記第1実施態様と同一の部材には同一の番号を付しその説明を省略することとする。
本実施態様においては、リード部20bよりも細幅の第1の凹状溝部22a内には複数の弁座28が設けられ、各弁座28とシール面23とは略面一に構成されている。また、弁座28の両側には吸入孔16から吸入された冷媒を弁座28の反吸入孔側の第1の凹状溝部22a内へ送るガス通路28a、28bが設けられている。なお、本実施態様においては、弁座28の両側にガス通路28a、28bが設けられているが、いずれか片側にのみガス通路を形成する構成を採用することも可能である。さらに、本実施態様においては、各弁座28とシール面23とは略面一に構成されているが、各弁座28の高さをシール面23の高さよりも低く形成してもよい。
さらに、本実施態様においては、図10(a)に示すように、第2の凹状溝部22bはリード部20bの外側まで延びており、入弁20と弁板面15aとの接触面積がさらに低減されているので、吸入弁20のより迅速な開弁動作が確保される。
本発明は、吸入孔の吸入弁機構に広く適用可能であるが、圧縮機、とくに車両用空調装置の圧縮機の吸入孔の吸入弁機構として好適である。
本発明の第1実施態様に係る吸入弁機構が適用されて圧縮機の縦断面図である。 図1の吸入弁機構の正面図(a)と、(a)のA−A線に沿う断面図である(b)。 図2の吸入弁機構の吸入弁の圧縮行程における歪み状態を示す縦断面図である。 本発明の第2実施態様に係る吸入弁機構の正面図(a)と、(a)のA−A線に沿う断面図である(b)。 図4の吸入弁機構の吸入弁の圧縮行程における歪み状態を示す縦断面図である。 図4とは別の態様の吸入弁機構の正面図(a)と、(a)のA−A線に沿う断面図である(b)。 本発明の第3実施態様に係る吸入弁機構の正面図(a)と、(a)のA−A線に沿う断面図である(b)。 本発明の第4実施態様に係る吸入弁機構の正面図(a)と、(a)のA−A線に沿う断面図である(b)。 本発明の第5実施態様に係る吸入弁機構の正面図(a)と、(a)のA−A線に沿う断面図である(b)。 本発明の第6実施態様に係る吸入弁機構の正面図(a)と、(a)のA−A線に沿う断面図である(b)。 従来の吸入弁機構の正面図(a)と、(a)のA−A線に沿う断面図である(b)。 図11とは別の従来の吸入弁機構が適用された圧縮機の部分縦断面図である。 図12の吸入弁機構のXIII矢視図である。
符号の説明
1 圧縮機
2 フロントハウジング
3 シリンダヘッド
4 シリンダブロック
5 シリンダボア
6 ピストン
6a ピストンのクランク室側の端部
7 クランク室
8 駆動軸
9 ロータ
10 ヒンジ機構
11 斜板
12 シュー
13 吸入ポート
14 吸入室
15 弁板
15a 弁板面
16 吸入孔
17 吐出孔
18 吐出室
19 吐出ポート
20 吸入弁
20a 頭部
20b リード部
21 連通孔
22a 第1の凹状溝部
22b 第2の凹状溝部
23 シール面
24、27、28 弁座
24a、24b、27a、27b、28a、28b ガス通路
25 吐出弁
26 リテーナ
30、31、32、33、34、35 吸入弁機構

Claims (7)

  1. 吸入孔が設けられる弁板と、前記吸入孔を開閉するリード弁からなる吸入弁とを有する吸入弁機構において、前記吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部を設け、前記第1の凹状溝部の外側に、吸入弁が当接されるシール面を設けるとともに、前記第1の凹状溝部内に、前記シール面よりも高さの低い弁座を設けたことを特徴とする吸入弁機構。
  2. 吸入孔が設けられる弁板と、前記吸入孔を開閉するリード弁からなる吸入弁とを有する吸入弁機構において、前記吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部を設け、前記第1の凹状溝部の外側に、吸入弁が当接されるシール面を設け、前記シール面の外側に第2の凹状溝部を設けるとともに、前記第1の凹状溝部内に、前記シール面よりも高さの低い弁座を設けたことを特徴とする吸入弁機構。
  3. 吸入孔が設けられる弁板と、前記吸入孔を開閉するリード弁からなる吸入弁とを有する吸入弁機構において、前記吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部を設け、前記第1の凹状溝部の外側に、吸入弁が当接されるシール面を設けるとともに、前記第1の凹状溝部内に弁座を設け、かつ、前記吸入孔と弁座の反吸入孔側に位置する第1の凹状溝部とを連通するガス通路を設けたことを特徴とする吸入弁機構。
  4. 吸入孔が設けられる弁板と、前記吸入孔を開閉するリード弁からなる吸入弁とを有する吸入弁機構において、前記吸入弁のリード部に対向する弁板面に前記リード部よりも細幅の第1の凹状溝部を設け、前記第1の凹状溝部の外側に、吸入弁が当接されるシール面を設け、前記シール面の外側に第2の凹状溝部を設けるとともに、前記第1の凹状溝部内に弁座を設け、かつ、前記吸入孔と弁座の反吸入孔側に位置する第1の凹状溝部とを連通するガス通路を設けたことを特徴とする吸入弁機構。
  5. 前記弁座がシール面と略面一に形成されていることを特徴とする、請求項3または4に記載の吸入弁機構。
  6. 前記弁座が第1の凹状溝部内に複数設けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の吸入弁機構。
  7. 前記吸入弁機構が圧縮機のシリンダボアと吸入室とを連通する吸入孔の吸入弁機構であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の吸入弁機構。
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