JP2011085029A - 圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】吸入弁とバルブプレートが張り付くことなく、所望の冷媒量をシリンダボア内に供給し、かつ、製造が容易な圧縮機を提供することを目的としている。
【解決手段】内部にクランク室を備えるフロントハウジングと、フロントハウジングと結合され内部にシリンダボアを備えるシリンダブロックと、シリンダブロックと結合し内部に低圧室と高圧室とを備えるリヤハウジングと、シリンダブロックとリヤハウジングとの間に配置されるバルブプレートと、バルブプレートの内径側に設けられ低圧室と連通する吸入孔を開閉する吸入弁を備える吸入弁体とを有する圧縮機であって、吸入弁体とバルブプレートの吸入孔の開口周縁部との間に所定寸法の隙間を設け、隙間は、吸入弁体の厚さに対して13〜50%の間で形成されている。
【選択図】図5
【解決手段】内部にクランク室を備えるフロントハウジングと、フロントハウジングと結合され内部にシリンダボアを備えるシリンダブロックと、シリンダブロックと結合し内部に低圧室と高圧室とを備えるリヤハウジングと、シリンダブロックとリヤハウジングとの間に配置されるバルブプレートと、バルブプレートの内径側に設けられ低圧室と連通する吸入孔を開閉する吸入弁を備える吸入弁体とを有する圧縮機であって、吸入弁体とバルブプレートの吸入孔の開口周縁部との間に所定寸法の隙間を設け、隙間は、吸入弁体の厚さに対して13〜50%の間で形成されている。
【選択図】図5
Description
本発明は、圧縮機に関し、特に、バルブプレートの吸入孔を開閉する吸入弁を有する圧縮機に関するものである。
特許文献1に、斜板式可変容量圧縮機が提案されている。この斜板式可変容量圧縮機では、複数のシリンダボアが形成されたシリンダブロックと高圧室、低圧室が形成されたリヤハウジングとの間にバルブプレートが設けられている。バルブプレートには、シリンダボアと低圧室とを連通する吸入孔が形成されている。この吸入孔のシリンダボア側には、吸入孔を開閉する吸入弁が設けられている。また、バルブプレートには、シリンダボアと高圧室とを連通する吐出孔が形成されている。この吐出孔の高圧室側には、吐出孔を開閉する吐出弁が設けられている。
そして、ピストンの吸気動作によって吸入弁がシリンダボア側へ撓み変形することで吸入孔が開放され低圧室からシリンダボア内に冷媒が吸入され、ピストンの圧縮動作によって吐出弁が高圧室側へ撓み変形することで吐出孔が開放されシリンダボア内の高圧冷媒が高圧室側へ吐出される。
また、斜板の傾斜角度によってピストンのストロークが変化し圧縮される冷媒の容量が変化し、斜板の回転によってシリンダボア内への冷媒の吸入と、シリンダボア内での冷媒の圧縮が連続して行われ、高圧の冷媒が高圧室内に吐出される。
しかし、従来の可変容量圧縮機では、圧縮機の内部の潤滑性を保つために冷媒中に潤滑油を混入させており、バルブプレートの吸入孔の開口縁と吸入弁との間に潤滑油が入り込むことにより、吸入弁がバルブプレートに張り付き、吸気時にシリンダボア内に所望の冷媒量を吸入することができないという問題があった。また、バルブプレートに貼りついていた吸入弁が突然バルブプレートから離れることにより、異音が発生するという問題があった。
この問題を解決するべく、特許文献2に開示されているように、吸入弁とバルブプレートとの間に所定の隙間を設けて吸入弁がバルブプレートに貼りつかないようにすることが開示されている。
しかしながら、特許文献2に開示された圧縮機では、吸入弁とバルブプレートとの間に所定の隙間を設けるために、他の部材を用いたり、複雑な加工が必要となるため、製造するためのコストが高くなるという課題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、吸入弁とバルブプレートが張り付くことなく所望の冷媒量をシリンダボア内に供給し、かつ、製造が容易な圧縮機を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1記載の発明では、内部にクランク室6を備えるフロントハウジング2と、フロントハウジング2と結合され内部にシリンダボア7を備えるシリンダブロック3と、シリンダブロック3と結合し内部に低圧室8と高圧室9とを備えるリヤハウジング4と、シリンダブロック3とリヤハウジング4との間に配置されるバルブプレート5と、バルブプレート5の内径側に設けられ低圧室8と連通する吸入孔10を開閉する吸入弁11を備える吸入弁体12とを有する圧縮機100であって、
吸入弁体12とバルブプレート5の吸入孔10の開口縁部23との間に所定寸法の隙間14を設け、該隙間14の寸法Sは、吸入弁体12の厚さtに対して13〜50%の間に設定されていることを特徴とする。
吸入弁体12とバルブプレート5の吸入孔10の開口縁部23との間に所定寸法の隙間14を設け、該隙間14の寸法Sは、吸入弁体12の厚さtに対して13〜50%の間に設定されていることを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1記載の圧縮機100であって、前記隙間14が、0.065〜0.175mmであることを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項1または2記載の圧縮機100であって、前記開口縁部23の外周側に溝13が設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧縮機100であって、前記隙間14は、プレス加工によって形成されることを特徴とする。
本発明によれば、吸入孔の開口縁部と吸入弁との間に隙間を設け、この隙間を0.065〜0.175mmの範囲にすることで、吸入弁のバルブプレートへの貼りつきを抑制することができ、これによって音振性能を向上して異音の発生を防止することができる。また、吸入弁のバルブプレートへの貼りつきを抑制できるので、所望の冷媒量をシリンダボア内に供給することができる。さらに、吸入弁と吸入孔の開口縁部との間に設ける隙間をプレス加工によって形成することで、他の部材を用いることなく、製造を容易にすることができるため、製造コストの低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1に示すように、圧縮機100は、ハウジング1と、ハウジング1に組み付けられるバルブプレート5と、前記バルブプレート5の内径側に設けられ、低圧室8と連通する吸入孔10を開閉する吸入弁11を備える吸入弁体12と、を備えている。
ハウジング1は、クランク室6が形成されるフロントハウジング2と、前記フロントハウジング2と結合され複数のシリンダボア7が配置されるシリンダブロック3と、前記シリンダブロック3に結合され冷媒を吸入する低圧室8と圧縮した冷媒を吐出する高圧室9とを備えるリヤハウジング4とから構成されている。
シリンダブロック3には、周方向に沿って6個のシリンダボア7が形成されている。複数のシリンダボア7は、駆動軸30を中心とする円周上に等間隔に形成されている。各シリンダボア7には、それぞれピストン31が摺動自在に配置されている。このピストン31は、後述するクランク室6で回転する斜板32に連結されている。
リヤハウジング4には、冷媒ガスの低圧室8と高圧室9とが形成されている。低圧室8は、図示しない冷凍サイクルのエバポレータの出口側に接続されている。高圧室9は、図示しない冷凍サイクルの凝縮器の入口側に接続されている。また、シリンダボア7とリヤハウジング4との間にはバルブプレート5が設けられている。
バルブプレート5には、6個のシリンダボア7に対応して内径側に吸入孔10が、外径側に吐出孔16が設けられている。これらの吸入孔10と吐出孔16は、吸入弁11と吐出弁17によってそれぞれ開閉される。
シリンダブロック3と結合しないフロントハウジング2の一端側には、駆動機構33が回転自在に支持され、図示しないエンジンからの駆動力をプーリ34に伝達し、ベアリング支持部35を介して駆動軸30が支持されている。
圧縮機構36は、クランク室6を貫通するように駆動軸30が配置され、駆動軸30は、一端側がフロントハウジング2より駆動力を受けて回転するように構成されている。
駆動軸30が回転することにより、クランク室6内に設けられ、駆動軸30に一体に固定されたラグプレート37がリンク機構38を介して、ジャーナル39に駆動力を伝達する。このジャーナル39に固定された斜板32の端部にはピストン31が係合され、駆動軸30の回転によってピストン31が往復動することにより、冷媒が圧縮される。
次に、バルブプレート5と吸入弁体12について図2〜6を用いて詳しく説明する。
バルブプレート5は、肉厚の円板状で、外周側に周方向に等間隔で6個の吐出孔16が形成され、これらの吐出孔16は、シリンダブロック3側の開口が、シリンダブロック3の6個のシリンダボア7にそれぞれ連通し、リヤハウジング4側の開口がリヤハウジング4の高圧室9に連通している。また、吐出孔16の内周側には、周方向に等間隔で6個の吸入孔10が形成されている。これらの吸入孔10のシリンダブロック3側の開口は6個のシリンダボア7にそれぞれ連通し、リヤハウジング4側の開口はリヤハウジング4の低圧室8に連通している。
また、本実施形態のバルブプレート5には、バルブプレート5のシリンダブロック3側に吸入弁体12が配置され、リヤハウジング4側に吐出弁体22が配置されている。吸入弁体12は、シリンダボア7内への冷媒の吸入時に吸入孔10を開放し、シリンダボア7内での冷媒の圧縮時に吸入孔10を閉塞する。また、吐出弁体22はシリンダボア7内での冷媒圧縮時に吐出孔16を開放し、シリンダボア7内への吸入時には吐出孔16を閉塞する。
吸入弁体12は、薄肉円板状の弁本体15と、この弁本体15に周方向に沿って等間隔に設けられた吸入弁11と、バルブプレート5の吐出孔16に連通する連通孔19とで形成され、吸入弁11は、弁本体15に設けられたU字状のスリット20の内側肉部からなる弁部18と、連通孔19とスリット20との間であって弁本体15と弁部18とを連結する橋渡し部21とからなっている。
本実施形態において、図5に示すように、吸入弁体12と吸入孔10の開口縁部23との間に所定寸法の隙間14が設けられており、この隙間14の寸法Sは、吸入弁体12の厚さtに対して、13〜50%の間に設定されている。隙間14は、吸入孔10の開口縁部23が吸入弁体12の基部5aよりシリンダブロック3の内側に凹んで段差となることにより形成されている。また、隙間14は、所定寸法として0.065〜0.175mmの範囲に設定されている。
また、吸入孔10の周囲には、図2,4に示すように吸入孔10を囲むように溝13が形成されている。この溝13と吸入孔10との間が、開口縁部23となっている。
以下に、図6に示すグラフを用いて、隙間14の所定寸法0.065〜0.175mmの範囲について説明する。図6は、隙間14の寸法Sに対する音振性能と、隙間Sに対する圧縮機としての圧縮性能とを代表的な条件にて測定した結果を示し、横軸が隙間14の寸法Sを示し、紙面右側の縦軸が音振性能を脈動(ΔPs)で示し、紙面左側の縦軸が圧縮性能(Gr)を示す。同図において直線Aは音振基準を示し、直線Bは性能基準を示す。また、曲線Cは隙間14の寸法Sを0〜0.2mmまで変化させたときの吸入弁11の音振性能を示し、曲線Dは隙間14の寸法Sを0〜0.2mmまで変化させたときの圧縮性能を示す。
同図において、音振基準Aより上部側の曲線Cは音振基準Aを上回っているので基準を満たしておらず発生した音、振動が問題となることを示している。また、曲線Cの音振基準Aを下回る部分では、発生した音、振動が問題とならない範囲であることを示している。従って、音振性能を示す曲線Cが音振基準Aを下回るときの寸法、すなわち隙間寸法Sが0.065mm未満のときは、音振性能が問題となるが、隙間寸法Sが0.065mm以上のときは、音振性能が問題とならない。これにより、隙間14の寸法Sの最小値が設定され、吸入弁11と吸入孔10の開口縁部23との最小の隙間寸法Sが0.065mmとなる。
また、性能基準Bより上部側の曲線Dは性能基準Bを上回っているので曲線Dで示す圧縮性能は性能基準Bを満たしており、シリンダボア7内に所望の量の冷媒を供給することができる。また、曲線Dの性能基準Bを下回る部分では、圧縮性能が性能基準Bを下回ることを示しており、シリンダボア7内に所望の量の冷媒を供給することができない。従って、圧縮性能を示す曲線Dが性能基準Bを下回るときの寸法、すなわち隙間寸法Sが0.175mmを超えるときは圧縮性能が問題となるが、0.175mm以下のときには圧縮性能が性能基準Bを満たして圧縮性能に問題はない。
従って、隙間14の所定寸法Sを0.065〜0.175mmの範囲に設定することにより、音振性能、圧縮性能を満たしつつ吸入弁11のバルブプレート5への貼り付きを抑制することができる。
また、隙間14の所定寸法Sをバルブプレート5の厚さtに対する比率(本実施形態では、13%〜50%)で表す場合について説明する。
隙間14の所定寸法Sの範囲は上述の説明のとおり0.065〜0.175mmの範囲に設定される。バルブプレート5の厚みtの最小値、すなわちバルブプレート5として機能し得る厚みの最小値は一般的には0.3mmであり、バルブプレート5の厚みtの最大値、すなわち圧縮機に搭載することができる最大値は常識的に0.5mmである。ここで、0.5mmに対する所定寸法Sの最小値0.065mmの比率(S/t)は、約13%となる、また、0.3mmに対する所定寸法Sの最大値0.175mmの比率(S/t)は、約50%となる。
これにより、吸入弁体12とバルブプレート5の吸入孔10の開口縁部23との間の隙間14の寸法Sは、吸入弁体12の厚さtに対して13〜50%の間に設定されている。
次ぎに、本実施形態の圧縮機の作用について説明する。
図1に示すように、シリンダブロック3のシリンダボア7内でピストン31が往復移動していない状態、すなわち圧縮動作をしていない状態では、バルブプレート5のシリンダブロック3側は、吸入孔10が吸入弁11によって閉塞されている。また、リヤハウジング4側は、吐出孔16が吐出弁17によって閉塞されている。この状態から、ピストン31がシリンダボア7内で冷媒の圧縮を開始するとバルブプレート5の吐出孔16から圧縮され高圧となった冷媒が吐出弁体22の吐出弁17を撓み変形させて吐出孔16を開放状態にして、冷媒がリヤハウジング4の高圧室9側に吐出される。冷媒の圧縮が終了すると、吐出弁体22の吐出弁17が元の形状に復帰して吐出孔16を閉塞する。次に、シリンダボア7内でピストン31が吸入動作に入ると、吸入弁11の橋渡し部21が撓み変形して吸入孔10が開放されリヤハウジング4の低圧室8内から冷媒が吸入される。
本実施形態によれば、吸入孔10の開口縁部23と吸入弁11との間に隙間14を設け、この隙間14を0.065〜0.175mmの範囲にすることで、吸入弁11のバルブプレート5への貼りつきを抑制することができ、これによって音振性能を向上して異音の発生を防止することができる。また、吸入弁11のバルブプレート5への貼りつきを抑制できるので、所望の冷媒量をシリンダボア7内に供給することができる。さらに、吸入弁11と吸入孔10の開口縁部23との間に設ける隙間14をプレス加工によって形成することで、他の部材を用いることなく、製造を容易にすることができるため、製造コストの低減を図ることができる。
なお、本実施形態においては、吸入弁11側のバルブプレート5に溝13を設け、吸入孔10と溝13の間に設けられた開口縁部23に隙間14を設ける構成としているが、吐出弁17側のバルブプレート5に開口縁部23を設けて隙間14を設ける構成としても良い。
また、本実施形態においては、シリンダブロック3に設けられたシリンダボア7は6個で形成されているが、6個以外でも良い。すなわち、シリンダブロック3に設けられるシリンダボア7は、5個であっても7個であっても良い。
本発明は、圧縮機に利用することができる。
2 フロントハウジング
3 シリンダブロック
4 リヤハウジング
5 バルブプレート
6 クランク室
7 シリンダボア
8 低圧室
9 高圧室
10 吸入孔
11 吸入弁
12 吸入弁体
13 溝
14 隙間
100 圧縮機
3 シリンダブロック
4 リヤハウジング
5 バルブプレート
6 クランク室
7 シリンダボア
8 低圧室
9 高圧室
10 吸入孔
11 吸入弁
12 吸入弁体
13 溝
14 隙間
100 圧縮機
Claims (4)
- 内部にクランク室(6)を備えるフロントハウジング(2)と、前記フロントハウジング(2)と結合され内部にシリンダボア(7)を備えるシリンダブロック(3)と、前記シリンダブロック(3)と結合し内部に低圧室(8)と高圧室(9)とを備えるリヤハウジング(4)と、前記シリンダブロック(3)と前記リヤハウジング(4)との間に配置されるバルブプレート(5)と、前記バルブプレート(5)の内径側に設けられ前記低圧室(8)と連通する吸入孔(10)を開閉する吸入弁(11)を備える吸入弁体(12)とを有する圧縮機(100)であって、
前記吸入弁体(12)と前記バルブプレート(5)の前記吸入孔(10)と開口縁部(23)との間に所定寸法の隙間(14)を設け、
前記隙間(14)は、前記吸入弁体(12)の厚さに対して13〜50%の間で設定されていることを特徴とする圧縮機(100)。 - 前記請求項1記載の圧縮機(100)であって、
前記隙間(14)が、0.065〜0.175mmであることを特徴とする圧縮機(100)。 - 前記請求項1または2記載の圧縮機(100)であって、
前記開口縁部(23)の外周側に溝(13)が設けられていることを特徴とする圧縮機(100)。 - 前記請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧縮機(100)であって、
前記隙間(14)は、プレス加工によって形成されることを特徴とする圧縮機(100)。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110831 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130409 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130806 |