JP2008093066A - ジョイント装置及びこのジョイント装置を有する収納装置 - Google Patents

ジョイント装置及びこのジョイント装置を有する収納装置 Download PDF

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Abstract

【課題】棚板の架設施工時などにジョイントキャップがジョイント本体から脱落しない構造にしてこの種の施工時に際しての利便性をよくし、また、ジョイントキャップのジョイント本体への組み付け構造として強度が確保されたものとする。
【解決手段】ジョイントキャップ5をジョイント本体4の中央部に設けられたスライド溝に係合させてジョイント本体4にキャップ5を組み付けた状態で棚板の嵌装穴に嵌装させ、キャップ5を仮取り付け位置に係止させておく。そして、予め側板に突設された棚受けピン6の頭部6bに、ジョイント本体4の平面視略エ字状溝9を嵌め込んで図9(A)の状態にした後、キャップ5を同図中の矢印P方向に摺動させ、キャップ5がジョイント本体4の内側壁に当接したところで、キャップ5が本取り付け位置で係止されて図9(B)の状態になり、キャップ5のジョイント本体4への本取り付けが完了する。
【選択図】図9

Description

本発明は、書棚などの収納棚(収納装置)に配設される棚板を当該収納棚の側板間に架設するときに用いられるジョイント装置及びこのジョイント装置を有する収納装置に関するものである。
収納棚の側板間に棚板を架設するときに用いられるジョイント装置は、従来から存在する(特許文献1)。
このようなジョイント装置100は、図14(A),(B)に示すように、棚板101の下面に設けられた凹溝101aに嵌入される受け部材102と、この受け部材102に取り付けられる係止部材103とから構成されており、この受け部材102の凹溝部102aが、棚板101の側板104の取付金具105に係着された棚受け具106のナット107に嵌合される一方、この受け部材102の摺動溝102dに係止部材103の摺動突起103aが嵌合され、係止部材103を受け部材102に対し摺動させ当該係止部材103の取り付けを完了させると、係止部材103の嵌合部103bが棚受け具106のナット107の外周部に嵌合される。このときの嵌合状態は、図14(C)に示すようなものになる。即ち、上述のように受け部材102の上記摺動溝102dに上記摺動突起103aが摺動可能に嵌合される一方、棚受け具106のナット107の外側縁上面が凹溝部102aの天井面に当接され、棚受け具106のナット107の外側縁下面が係止部材103の断面円弧状の嵌合部103bに密接した状態で嵌合され、棚受け具106のナット107の外側縁の前後面が凹溝部102aと摺動溝102d間の上部突出部102bの端面に当接される状態になる。
しかしながら、従来のジョイント装置100において、係止部材103は受け部材102に対し摺動するようになっているが、当該受け部材102に対し係止するようにはなっていないため、例えば棚板101の架設施工のとき、当該棚板101に取り付けられた受け部材102から係止部材103が脱落してしまうと、架設作業を短時間で済ませることができないとか、また、脱落して紛失してしまうと、新たに係止部材103を取り寄せなければならなくなるとか、と言った問題があり、かかる施工に際して利便性に欠けるところがある。
また、組み付け後に無理な力が加わって当該下部突出部102eが破損したりして、最悪の場合係止部材103が脱落する、と言った問題が生じ易く、係止部材103の受け部材102への組み付け構造としては強度に欠けるところがある。
特開2006−130179(第4〜6頁、図2,3,5)
解決しようとする課題は、棚板の架設施工時などにジョイントキャップがジョイント本体から脱落しない構造にして、この種の施工時に際しての利便性をよくすることであり、また、ジョイントキャップがジョイント本体に組み付けられた構造としての強度が確保されたものとすることである。
本発明の請求項1に係るジョイント装置は、棚板に設けられた嵌装穴に嵌装されるジョイント本体と、このジョイント本体のスリット溝に摺動可能に配設されるジョイントキャップとを備えたジョイント装置であって、前記ジョイント本体は、前記スリット溝が前記嵌装穴に設けられた切欠き部を通して外部に開口されるように嵌装され、前記ジョイントキャップは、前記スリット溝の、前記外部に通ずる開口端部を含む内側壁に当接して当該ジョイントキャップの摺動が阻止されるように配設されるようにしたもので、これにより、棚板の架設施工時などにジョイントキャップがジョイント本体の開口端部から脱落しない構造となるので、この種の施工時に際しての利便性をよくすることができる。
本発明の請求項2に係るジョイント装置は、前記ジョイント本体の中央部に設けられた前記スリット溝には当該スリット溝の溝底方向に拡開するテーパ孔状のスライド溝が形成され、このスライド溝に沿って摺動する前記ジョイントキャップが前記ジョイント本体とテーパ係合するようにしたもので、これにより、組み付けに際し、或いは組み付け後に無理な力が加わってジョイント本体が破損しジョイントキャップが脱落する、と言った問題が生じる余地はなく、ジョイントキャップがジョイント本体に組み付けられた構造としての強度が確保されたものとすることができる。
本発明の請求項3に係るジョイント装置では、前記ジョイントキャップは、前記ジョイント本体に対し開成する方向及び閉成する方向に摺動し、これら全開成位置及び全閉成位置での係止が確認されるようにしたもので、これにより、ジョイントキャップが全開成位置或いは全閉成位置に達したことの確認が容易になり、この種の施工時に際しての利便性をよくすることができる。
ここで、全開成位置とは、ジョイントキャップの仮取り付け位置であり、また、全閉成位置とは、ジョイントキャップの本取り付け位置である。
ところで、これら全開成位置及び全閉成位置での係止を確認する手段は、後述の実施の形態にあるような種々のやり方がある。
本発明の請求項4に係る収納装置は、棚板に嵌装穴を設け、この嵌装穴に請求項1〜3のいずれかに記載のジョイント装置のジョイント本体が嵌装された前記棚板を有する構造をなすもので、これにより、収納装置の施工作業に際しての利便性が富み、強度が確保された装置構造とすることができる。
本発明のジョイント装置及びこのジョイント装置を有する収納装置は、棚板の架設施工時などにジョイントキャップがジョイント本体から脱落しない構造にしてこの種の施工時に際しての利便性をよくすることができ、また、ジョイントキャップがジョイント本体に組み付けられた構造としての強度が確保されたものとすることができる点で優れている。
本発明の第1の実施の形態に係る収納棚のジョイント装置を図1〜5を参照して説明する。
本ジョイント装置1は、図1,2に示すように、書棚などの収納棚(収納装置)Aの側板2間に、木製又は金属製の棚板3を架設可能にするために用いられるもので、棚板3の下面3a側で側板2に面する箇所には適宜な間隔を空けて、中空をなす円筒の一部が当該円筒の軸芯を含む平面に平行をなす平面で切り欠かれた切欠き部を有する嵌装穴(図1,2では、棚板3の、適宜な間隔を空けて設けられた一部の嵌装穴のみが描かれている。)3bに嵌装されるジョイント本体4と、このジョイント本体4の、後述するスライド溝10に沿って摺動し、且つ、当該ジョイント本体4に対し開成・閉成するジョイントキャップ5とを備えてなるものであり、上記側板2の内面2a側に突設された棚受けピン6に、ジョイント本体4に設けられた、後述の断面視略エ字状溝(凹溝)9を図1のように嵌め込み(このとき、ジョイントキャップ5は全開成位置、即ち、仮取り付け位置で係止されている。)、しかる後、ジョイントキャップ5を全閉成位置、即ち、本取り付け位置に摺動させて(図2)、棚板3を架設可能にするものである。
ところで、本実施の形態では、上記棚受けピン6は、細長い円筒形状の脚部6aと、この脚部6aの一方端に連設される頭部6bとで構成され、この頭部6bは、上述した断面視略エ字状溝9への嵌め込みを可能にすべく、脚部6aより大径で短尺の大円筒部材と、脚部6aより小径で短尺の小円筒部材と、大円筒部材と略同径の半球部材とをこの順で結合して一連の部材を形成するようにしたものであり、この頭部6bに上記ジョイント本体4の平面視略エ字状溝9(図4(C))が図1,2のように嵌め込まれる。このとき、棚受けピン6の脚部6aは、側板2の内面2a側に設けられた所定孔に挿入されている。
本ジョイント装置1のジョイント本体4を図3〜5を用いて説明する。但し、これらの図において、ジョイント本体4は、棚板3に嵌装される状態とは上下反対にして描かれている。尚、ここでは、ジョイント本体4の正面側及び平面側とは、それぞれ図3に示す矢印方向から対象物を見たときのものとしている。
ジョイント本体4は、図3〜5に示すように、棚板3の上記切欠き部を有する嵌装穴3bに嵌装されるべく切欠き部7aが形成された円筒部材7に対し、その中心軸を含む平面を溝芯とする正面視略U字状スリット溝7bが当該円筒部材7の中央部に設けられ、このスリット溝7bの平面側に開口する開口口7cの開口辺縁の両側に当該円筒部材7の外周より突出する態様で一対のフランジ8が設けられる概略形態をなしている。尚、上述のような棚板3の嵌装穴3bへの円筒部材7の嵌装方法によれば、棚板3が架設された状態にあるときにはとりわけ、位置ズレなどが生じにくく強固な嵌装状態を維持できる。
詳細には、ジョイント本体4のスリット溝7bの溝底側(開口口7cとは反対側)で、当該スリット溝7bの切欠き部7aの正面開口端部(開口端部)7aからこのジョイント本体4の中央部に至るところに、上記平面視略エ字状溝9が設けられている(図4(C)参照)。一方、ジョイント本体4のスリット溝7bの開口口7cに連通する態様で、当該スリット溝7bの切欠き部7aの正面開口端部7aより所要の長さLに相当する寸度だけ内に入ったところから背面開口端部に至るところに、本実施の形態では、図5に示すようなスリット溝7bの溝底方向に拡開するテーパ孔状のスライド溝10が設けられ、このスライド溝10の溝底は上記エ字状溝9に連通している(図5(C)参照)。ところで、スリット溝7bにスライド溝10を設けたことにより、切欠き部7aの正面開口端部7aより長さLをもって形成されるところの内側壁7dは、スライド溝10の溝壁面より突出した態様となり、かかる内側壁7dは、ジョイントキャップ5の摺動を阻止するストッパとしての役目を果たし、ジョイントキャップ5の下記三角柱状部材20が当接されるところとなる。また、内側壁7dの長さLは、ジョイントキャップ5が全閉成位置、即ち、本取り付け位置で係止されるときにジョイントキャップ5の三角柱状部材20がジョイント本体4の内側壁7dに当接する状態になるように設定されるが、ストッパとしての役目を果すべく十分な強度を持つ寸度に設定する必要がある。
また、ジョイント本体4のフランジ8は、図3や図4(A)に示すように、略矩形状をなし(但し、このジョイント本体4の背面側では当該ジョイント本体4の円筒部材に倣う態様でR形状となっている。)、このフランジ8の略中央部には、スリット溝7bの溝方向に平行に所定の長さで所定断面形状をなす、下記小突起18を案内する確認溝11が設けられ、この確認溝11の両端部には当該確認溝11の溝幅より大径の係止凹部としての丸孔11a,11bがそれぞれ設けられており、これら丸孔11a,11bに小突起18が嵌め込まれる態様を採ることにより、これら丸孔11a,11b位置でジョイントキャップ5の係止を確認し易くしている。これら丸孔11a,11bのうちの丸孔11aの位置は、ジョイントキャップ5の全開成位置、即ち、仮取り付け位置であり、また、丸孔11bの位置は、ジョイントキャップ5の全閉成位置、即ち、本取り付け位置である。
ところで、ジョイント本体4を構成する円筒部材の、フランジ8が設けられた側とは反対側の周端縁から当該円筒部材の中心軸に沿って略中央付近までの外周面に、ひだ状の突起12が適宜に設けられており、これにより、ジョイント本体4が、棚板3の上記嵌装穴3bにねじ等による手段を用いることなく棚板3の所定位置に強固に嵌装されるようにしている。
次に、本ジョイント装置1のジョイントキャップ5を図6〜8を用いて説明する。但し、これらの図において、ジョイントキャップ5は、ジョイント本体に組み付けられる状態とは上下反対にして描かれている。尚、ここでは、ジョイントキャップ5の正面側及び平面側とは、それぞれ図3に示す矢印方向から対象物を見たときのものとしている。
ジョイントキャップ5は、図6〜8に示すように、略半円形状薄板と略矩形状薄板とで構成される略長円形状薄板の蓋体15に対し当該蓋体15の一方面側で、且つ、当該蓋体15の略矩形状薄板側に、当該蓋体15の長軸方向にボス16が突設される概略形態をなす合成樹脂製部材である。尚、蓋体15の、図6の正面側が、ジョイントキャップ5をジョイント本体4に取り付ける際の当該ジョイント本体4の背面側と対向する側である。
詳細には、蓋体15については、ボス16が突設された側とは反対側の面で、且つ、当該蓋体15の略矩形状薄板側の方の略中央部には、断面視略皿状の切欠き溝17が設けられており(図7(A),図8(A)参照)、この切欠き溝17は、ジョイントキャップ5を摺動させるための操作具が挿入される操作溝として用いられる。一方、ボス16が突設された側には、当該ボス16の両側から等距離の位置で、且つ、ジョイント本体4の上記丸孔11bに対応する位置のところに(かかる位置は、ジョイントキャップ5の全閉成位置、即ち、本取り付け位置である。)、表面が球状で、適宜な立体角を有する上述した係止突部としての小突起18が突設されており(図7(B),(C)参照)、この小突起18がジョイント本体4の確認溝11に案内される一方、確認溝11の丸孔11a,11bに係止される。この係止に際して小突起18が丸孔11a,11bに嵌め込まれる態様を採ることにより、係止の確認をし易くしている。また、蓋体15については、ボス16が突設された側で、且つ、当該蓋体15の外周縁の背面側には当該外周縁に沿って小円弧状のフランジ15a(図8(B)参照)が突設されており、かかるフランジ15aは、ジョイント本体4が棚板3の嵌装穴3bに嵌装されたときに、ジョイント本体4のスリット溝7bの背面開口端部位を閉塞して見栄えをよくするために設けられている。
また、ボス16については、蓋体15の正面側から当該蓋体15の長軸に沿って当該蓋体15の略中央部に至る長さ(図7(C),図8(B)参照)の、正面側が開口する中空有底の角柱状部材19と、この角柱状部材19の、正面側より上述したジョイント本体4の内側壁7dの長さLに略相当する長さだけ後退したところから(図7(C)参照)上記長軸に沿う両側面に、当該ボス16の突設方向に漸増して末広がりを形成する正面視略直角三角形状の三角柱状部材20とで構成されており、このボス16の三角柱状部材20のところが、上記ジョイント本体4のスライド溝10に係合するようになっており、これにより、ジョイントキャップ5はジョイント本体4に対し摺動するようになっている。
次に、本ジョイント装置1の組み付け方を図9を参照して説明する。尚、図9は、本ジョイント装置1の組み付け状態とは上下反対にして描かれている。
まず、図9(A)の状態にするためには、棚板3の嵌装穴3b(同図では図示されていない。)にジョイント本体4の円筒部材7を、その切欠き部7aが棚板3の嵌装穴3bの切欠き部のところに合うようにして嵌装させる(したがって、フランジ8は嵌装穴3bから出て当該嵌装穴3bの周りに配設される状態になる。)。このような嵌装によれば、棚板3が架設された状態にあるときには、ジョイント本体4の位置ズレなどが生じにくく強固な嵌装状態を維持でき、また、ジョイント本体4の円筒部材にひだ状の突起12により、ジョイント本体4が棚板3の所定位置に強固に嵌装されることは、上述の通りである。ところで、このジョイント本体4の嵌装に際しては、予めジョイントキャップ5の三角柱状部材20をジョイント本体4のスライド溝10に係合させてジョイント本体4にジョイントキャップ5を取り付けておく必要があり、この状態にしてジョイント本体4を嵌装する。このため、収納棚Aの施工に際して棚板3を傾けたりなどしてもジョイントキャップ5がジョイント本体4から脱落することはない。これは、ジョイント本体4の切欠き部7aの正面開口端7a側では、ジョイントキャップ5の三角柱状部材20がジョイント本体4の内側壁7dに当接する状態となる一方、切欠き部7aの正面開口端7aとは反対側の背面開口端側は棚板3の嵌装穴3bの内側壁によって囲まれる状態となっているからであり、また、ジョイントキャップ5とジョイント本体4とのテーパ係合が上述した形態の係合状態になるから、ジョイントキャップ5が、ジョイント本体4の開口口7c側から脱落するようなこともない。
そして、予め棚受けピン6を側板2(同図では図示されていない。)に突設しておき、この棚受けピン6の頭部6bに、棚板3に嵌装されたジョイント本体4の平面視略エ字状溝9を嵌め込んで図9(A)の状態にする。この嵌め込み作業に際して、ジョイント本体4の丸孔11aにジョイントキャップ5の小突起18を嵌め込んでジョイントキャップ5を仮取り付け位置に係止させる(ジョイントキャップ5は全開成状態になる。)ようにして行うと、当該作業がし易くなる。
しかる後、ジョイントキャップ5を、当該ジョイントキャップ5の切欠き溝17にドライバー等の操作具を差し込んで図9(A)中のP方向に押圧して行く。すると、ジョイントキャップ5の三角柱状部材20がジョイント本体4のスライド溝10に沿って同方向に摺動し当該ジョイント本体4の内側壁7dに当接して静止する。このとき、ジョイントキャップ5がジョイント本体4とテーパ係合して一体化するので、従来装置のように組み付けに際し、或いは組み付け後に無理な力が加わってジョイント本体が破損してジョイントキャップが脱落する、と言った問題が生じないことはもとより、ジョイントキャップがジョイント本体に組み付けられた構造としての強度が確保されたものとすることができる。
そして、静止したところで、ジョイントキャップ5の小突起18がジョイント本体4の丸孔11bに嵌め込まれて図9(B)の状態になるとともに、ジョイントキャップ5のジョイント本体4への本取り付けが完了する(ジョイントキャップ5は全閉成状態になる。)。ジョイントキャップ5の本取り付け位置での係止に際しては、小突起18が丸孔11bに嵌め込まれる態様となるので、この係止の確認が容易に行える。
したがって、本ジョイント装置1のようなものを用いて棚板3が架設されて組み立てられた収納棚Aについては、棚板の架設施工時などにジョイントキャップ5がジョイント本体4から脱落しない構造とし、また、強度が確保された、ジョイントキャップ5のジョイント本体4への組み付け構造とすることができることは言うまでもない。
ところで、上述した実施の形態では、棚受けピン6を脚部6aと頭部6bとで構成し、この頭部6bにジョイント本体4に設けられた断面視略エ字状溝9のところを嵌め込む形態のものについて説明したが、これに限ることなく、例えば図10に示すように、棚受けピン6の代わりに単なる短小な円筒状の棚受けピン50とし、また、ジョイント本体4の代わりに断面視略エ字状溝9を取り除いたジョイント本体51としたものであってもよい。この方が、棚受けピン6の頭部6bにジョイント本体4の断面視略エ字状溝9を嵌め込むタイプのものより、嵌め込みに際しての位置合わせの配慮を要しないので作業性がよくなる。尚、図10において、図1〜9中の構成部材と同一の部材については同一番号を付し、その説明は割愛する。
また、上述した実施の形態では、ジョイントキャップ5の三角柱状部材20をジョイント本体4のスライド溝10に係合させてジョイントキャップ5をジョイント本体4に対し摺動させるタイプのものについて説明したが、これに限ることなく、例えば図11に示すように、ジョイントキャップ5の三角柱状部材20を正面視略L字状部材61に置き換えたジョイントキャップ60と、このL字状部材61に係合させるべくジョイント本体4において設けられていたスライド溝10に代えて、L字状部材61に適合するスライド溝を設けたジョイント本体(図示せず)としたものであってもよい。このような係合状態をなすタイプの場合においても、ジョイントキャップ60が、ジョイント本体の開口口7c側等から脱落するようなことがないことは言うまでもない。尚、図11において、図1〜9中の構成部材と同一の部材については同一番号を付し、その説明は割愛する。
次に、上述したジョイントキャップ5の、全開成位置及び全閉成位置での係止を確認する手段とは異なる確認手段を用いたジョイント装置30,40について、図12,13を参照してそれぞれ説明する。尚、図12,13中において、ジョイント装置1を構成する部材と同一部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。また、図12,13において、ジョイント装置30,40は棚板3に嵌装される状態とは上下反対にして描かれている。
まず、図12のジョイント装置30は、ジョイント本体31とジョイントキャップ32とで構成され、このうちのジョイント本体31のフランジ8には、ジョイント装置1の場合の丸孔11a,11b付き確認溝11に代えて、スリット溝7bの開口辺縁の両側に当該フランジ8面より突出する態様で、ジョイントキャップ32の下記フック部35を案内する案内鍔33がそれぞれ立設されるとともに、当該フランジ8の、上記丸孔11aが設けられていた位置に相当するところにスリット溝7bを直角に横切る態様で、但し、案内鍔33のところを避ける態様で、断面略V字状の係止溝34aが設けられ、また、ジョイントキャップ32の下記フック部35の突設位置及び当該フック部35の係止面の傾斜角に対応させて案内鍔33を含むフランジ8の、当該スリット溝7bの正面側に位置するところに傾斜面34bが設けられている。一方、ジョイントキャップ32の蓋体15には、ジョイント装置1の場合の小突起18に代えて、当該蓋体15の正面側に位置するところで、且つ、正面側から見て両端部に上記フック部35がそれぞれ突設され、これらフック部35の係止面は、上記係止溝34aや傾斜面34bに係止可能になるような傾斜角で形成されている。
このようなジョイント装置30においては、図12(A)に示すように、ジョイント本体31の係止溝34aにジョイントキャップ32のフック部35を嵌め込んだ状態でジョイントキャップ32が仮取り付け位置に係止される(ジョイントキャップ32は全開成状態になる。)。そして、ジョイントキャップ32をジョイント本体31に対して摺動して行くと、図12(B)に示すように、ジョイントキャップ32のフック部35がジョイント本体31の傾斜面34bに係止する状態になるとともに、ジョイントキャップ32のジョイント本体31への本取り付けが完了する(ジョイントキャップ32は全閉成状態になる。)。かかる係止に際してはフック部35が傾斜面34bに嵌め込まれる態様となるので、この係止の確認が容易に行える。
次に、図13のジョイント装置40は、ジョイント本体41とジョイントキャップ42とで構成され、このうちのジョイント本体41のフランジ8には、ジョイント装置1の場合の丸孔11a,11b付き確認溝11に代えて、当該フランジ8の、スリット溝7bの溝方向に沿う両端面に円弧状の係止溝43a,43bが設けられており、このうちの係止溝43aは、当該フランジ8の、上記丸孔11aが設けられていた位置に相当するところの端面に、また、係止溝43bは、当該フランジ8の、正面側寄りのところの端面にそれぞれ設けられている。一方、ジョイントキャップ42の蓋体15には、ジョイント装置1の場合の小突起18に代えて、当該蓋体15の長軸に沿う両端部で、且つ、当該蓋体15の正面側から略中央部に至るところに細長い略矩形状の枠部材44が突設され、この枠部材44には、当該枠部材44の略両端寄りの、ジョイントキャップ42をジョイント本体41に組み付けたとき(図13(B))に上記係止溝43a,43bに対向する面側に、且つ、これら係止溝43a,43bに対応させて円弧状の突条44a,44bがそれぞれ形成されている。
このようなジョイント装置40においては、図13(A)に示すように、ジョイント本体41の係止溝43aにジョイントキャップ42の突条44bを嵌め込んだ状態でジョイントキャップ42が仮取り付け位置に係止される(ジョイントキャップ42は全開成状態になる。)。そして、ジョイントキャップ42をジョイント本体41に対して摺動して行くと、図13(B)に示すように、ジョイントキャップ42の突条44bがジョイント本体41の係止溝43bに、同時に突条44aが係止溝43に係止する状態になるとともに、ジョイントキャップ42のジョイント本体41への本取り付けが完了する(ジョイントキャップ42は全閉成状態になる。)。かかる係止に際しても嵌め込まれる態様となるので、この係止の確認が容易に行える。
尚、ジョイント装置40においては、ジョイント本体41のフランジ8の端面に沿ってジョイントキャップ42の枠部材44が案内される構造としているので、当該ジョイント装置40のジョイントキャップ42は、ジョイント装置1のそれに比較して上記枠部材44が突設されたところが幅広になっている。
本発明の収納棚のジョイント装置は、棚板の架設施工時などにジョイントキャップがジョイント本体から脱落しない構造にしてこの種の施工時に際しての利便性をよくすることができる点、また、ジョイントキャップがジョイント本体に組み付けられた構造としての強度が確保されたものすることができる点で広く一般的に利用されるものと言える。
本発明の第1の実施の形態に係るジョイント装置の仮取り付け状態を示す斜視分解図である。 本ジョイント装置の本取り付け状態を示す斜視分解図である。 本ジョイント装置のジョイント本体の斜視図である。 図3のジョイント本体を所要方向から視たときの正投影図の一部及び断面図である。 図3のジョイント本体を所要位置で切断したときの断面図である。 本ジョイント装置のジョイントキャップの斜視図である。 図6のジョイントキャップを所要方向から視たときの正投影図の一部である。 図6のジョイントキャップを所要位置で切断したときの断面図である。 本ジョイント装置の動作説明図である。 第1の実施の形態に係るジョイント装置のジョイント本体とは異なるジョイント本体の斜視構成図である。 第1の実施の形態に係るジョイント装置のジョイントキャップとは異なるジョイントキャップの斜視構成図である。 第1の実施の形態に係るジョイント装置の確認手段とは異なる確認手段の動作説明図である。 第1の実施の形態に係るジョイント装置の確認手段とは異なる確認手段の動作説明図である。 従来のジョイント装置の斜視図や組み付け状態を示す図である。
符号の説明
1,30,40 ジョイント装置
3 棚板
4,31,41 ジョイント本体
5,32,42 ジョイントキャップ
7a正面開口端部(開口端部)
7b スリット溝
7d 内側壁
10 スライド溝
11 確認溝
11a 丸孔(全開成位置)
11b 丸孔(全閉成位置)
18 小突起
34a 係止溝
34b 傾斜面
35 フック部
43a,43b 係止溝
44a,44b 突条
A 収納棚(収納装置)

Claims (4)

  1. 棚板に設けられた嵌装穴に嵌装されるジョイント本体と、このジョイント本体のスリット溝に摺動可能に配設されるジョイントキャップとを備えたジョイント装置であって、前記ジョイント本体は、前記スリット溝が前記嵌装穴に設けられた切欠き部を通して外部に開口されるように嵌装され、前記ジョイントキャップは、前記スリット溝の、前記外部に通ずる開口端部を含む内側壁に当接して当該ジョイントキャップの摺動が阻止されるように配設されることを特徴とするジョイント装置。
  2. 前記ジョイント本体の中央部に設けられた前記スリット溝には当該スリット溝の溝底方向に拡開するテーパ孔状のスライド溝が形成され、このスライド溝に沿って摺動する前記ジョイントキャップが前記ジョイント本体とテーパ係合してなることを特徴とする請求項1に記載のジョイント装置。
  3. 前記ジョイントキャップは、前記ジョイント本体に対し開成する方向及び閉成する方向に摺動し、これら全開成位置及び全閉成位置での係止が確認されるようにしてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のジョイント装置。
  4. 棚板に嵌装穴を設け、この嵌装穴に請求項1〜3のいずれかに記載のジョイント装置のジョイント本体が嵌装された前記棚板を有することを特徴とする収納装置。
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