JP2008093013A - 昇降式指揮者台 - Google Patents

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Yasuhiro Shimizu
康裕 清水
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Abstract

【課題】きめ細かな高さ調整が可能で、揺れにくい構造の昇降式指揮者台を提供する。
【解決手段】指揮者が載る台板1を、対向するアームリンク機構2により床置部材3に対して昇降自在に支持し、各アームリンク機構2として、台板1及び床置部材3にそれぞれ一端が連結される上下の取付アーム4と上下の補助アーム5とを組み合わせたパンタグラフ式のものを用い、対向するアームリンク機構2間に渡したねじ軸7の回転に伴い、アームリンク機構2の上下の取付アーム4が拡開又は縮閉して、台板1が昇降するようにし、上下の取付アーム4が一定以下の角度に縮閉したとき、台板1及び床置部材3の一方から延びるロックシャフト10が他方から延びるロック受具11に挿入され、ロック受具11に設けたサポートロック12に抱持されるようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、オーケストラの指揮者が載って指揮をする指揮者台であって、高さを変えられるようにしたものに関する。
一般に、劇場のオーケストラピットに設置される指揮者台は、指揮者の身長や好みに応じて、高さを調整する必要がある。このため、劇場には、指揮者台の下方に敷く台枠を用意しておき、指揮者台を使用する際には、床に台枠を置いて、その上に指揮者台を積み重ねる等の方法により、高さを調整する場合が多い。
しかしながら、上記のような台枠による高さの調整では、きめ細かな高さの調整ができず、また、繊細な感性をもつ指揮者が演奏に集中できるようにするためには、揺れを極力排除する必要があり、簡易な交叉アーム式の昇降構造を採用することもできない。
そこで、この発明は、きめ細かな高さ調整が可能で、揺れにくい構造の昇降式指揮者台を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、指揮者が載る台板を、対向するアームリンク機構により床置部材に対して昇降自在に支持し、各アームリンク機構として、台板及び床置部材にそれぞれ一端が連結される上下の取付アームと上下の補助アームとを組み合わせたパンタグラフ式のものを用い、対向するアームリンク機構間に渡したねじ軸の回転に伴い、アームリンク機構の上下の取付アームが拡開又は縮閉して、台板が昇降するようにし、上下の取付アームが一定以下の角度に縮閉したとき、台板及び床置部材の一方から延びるロックシャフトが他方から延びるロック受具に挿入され、ロック受具に設けたサポートロックに抱持されるようにしたのである。
この昇降式指揮者台では、ねじ軸を回転させることにより、対向するアームリンク機構の上下の取付アームを拡開又は縮閉させて、台板の高さをきめ細かに調整でき、上下の取付アームが一定角度を越えて拡開していると、取付アームが撓みにくく、上下の取付アームが一定以下の角度に縮閉すると、ロック受具に挿入されたロックシャフトがサポートロックにより抱持されるので、台板がいずれの高さに位置しても、荷重の変動に伴う台板の揺れが防止され、指揮者が演奏に集中することができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1乃至図4に示すように、この発明に係る指揮者台Sは、指揮者が載る台板1を、その前後左右に位置するアームリンク機構2により床置部材3に対して昇降自在に支持したものとされ、図6に示すように、劇場のオーケストラピットPに設置される。
各アームリンク機構2は、台板1及び床置部材3にそれぞれ一端が連結される上下の取付アーム4と上下の補助アーム5とを組み合わせたパンタグラフ式のものとされ、左右のアームリンク機構2は、取付アーム4同士の連結部を内側として対称に配置されている。
前後のアームリンク機構2の上下の取付アーム4の中間部には、梁材が渡されて接合され、取付アーム4同士の連結部間には、保持部材6が軸支されている。
左右の対向するアームリンク機構2の保持部材6間には、その間隔を保持しつつ回転するねじ軸7がベルトで連動するように2本平行に渡されている。ねじ軸7には、左右端から中央部へ向けて互いに逆方向となるねじが形成されている。
ねじ軸7には、前後のアームリンク機構2の取付アーム4同士の連結部間に渡されたスライダ8が螺合し、スライダ8は、対向するアームリンク機構2の保持部材6間に渡されたリニアガイド9に沿って左右方向に移動可能となっている。
台板1の四隅部分には、ロックシャフト10が垂直下方へ向けて設けられ、床置部材3の四隅部分には、ロックシャフト10に対向して、筒状のロック受具11が垂直上方へ向けて設けられている。ロック受具11の上部には、サポートロック12が設けられている。
サポートロック12は、皿ばね油圧シリンダであり、ロック受具11に挿入されたロックシャフト10を皿ばねの付勢力で抱持してロックし、油圧ホース13を介して接続された油圧ポンプ14から供給される油圧により、ロックが解除されるようになっている。
また、アームリンク機構2等の昇降機構は、台板1の昇降に応じて伸縮する蛇腹カバー15に覆われて外部から見えないようになっており、台板1の後部には、使用時の安全確保のため、着脱式の手摺16が設けられている。
上記のような指揮者台Sでは、図2に示すように、ソケットレンチを保持部材6から突出したねじ軸7の端部に係合させ、ねじ軸7を回転させることにより、図2乃至図4に示すように、対向するアームリンク機構2の上下の取付アーム4を拡開又は縮閉させ、指揮者の身長や好みに応じて、台板1の高さをきめ細かに調整できる。また、この調整は手動で行うので、電源も不要である。
ここで、図2に示すように、台板1が上限位置に達すると、一方のアームリンク機構2の保持部材6とスライダ8のストッパ6a,8aが当接し、図4に示すように、台板1が下限位置に達すると、対向するアームリンク機構2のスライダ8のストッパ8b同士が当接することにより、調整範囲が制限される。
また、図2に示すように、台板1が高い位置にあり、上下の取付アーム4が一定角度を越えて拡開した状態では、ロックシャフト10はロック受具11から抜けているが、このとき、取付アーム4は、主として軸方向に荷重を受け止めるので、撓みが生じにくく、指揮者の動作に伴い荷重が変動しても、台板1はほとんど揺れることがない。
一方、図3及び図4に示すように、台板1が中間の所定高さより低い位置にあり、上下の取付アーム4が一定以下の角度に縮閉した状態では、ロックシャフト10がロック受具11に挿入され、サポートロック12により抱持されるので、取付アーム4の撓みが防止され、指揮者の動作に伴い荷重が変動しても、台板1はほとんど揺れることがない。
このように、台板1がいずれの高さに位置しても、荷重の変動に伴う台板1の揺れが防止されるので、指揮者が演奏に集中することができる。
なお、ロックシャフト10がロック受具11に挿入される範囲に及んで台板1を昇降させる場合には、図2に示すように、指揮者台Sと油圧ポンプ14の油圧ホース13のカプラ同士を接続して、油圧ポンプ14を作動させ、サポートロック12のロックが解除された状態としておく必要がある。
また、この指揮者台Sを移動させる際には、図5(a)に示すように、ハンドパレットトラック17のフォークを床置部材3の下方に差し込み、図5(b)に示すように、フォークを上昇させ、指揮者台Sを持ち上げて簡単に移動させることができる。
この発明の実施形態に係る指揮者台の概略を示す斜視図 同上の台板が上昇位置にある状態を示す正面図 同上の台板が中間位置にある状態を示す正面図 同上の台板が下降位置にある状態を示す正面図 同上の指揮者台の移動過程を示す概略側面図 指揮者台の設置態様を示す概略側面図
符号の説明
1 台板
2 アームリンク機構
3 床置部材
4 取付アーム
5 補助アーム
6 保持部材
7 ねじ軸
8 スライダ
9 リニアガイド
10 ロックシャフト
11 ロック受具
12 サポートロック
13 油圧ホース
14 油圧ポンプ
15 蛇腹カバー
16 手摺
17 ハンドパレットトラック

Claims (1)

  1. 指揮者が載る台板(1)を、対向するアームリンク機構(2)により床置部材(3)に対して昇降自在に支持し、各アームリンク機構(2)として、台板(1)及び床置部材(3)にそれぞれ一端が連結される上下の取付アーム(4)と上下の補助アーム(5)とを組み合わせたパンタグラフ式のものを用い、対向するアームリンク機構(2)間に渡したねじ軸(7)の回転に伴い、アームリンク機構(2)の上下の取付アーム(4)が拡開又は縮閉して、台板(1)が昇降するようにし、上下の取付アーム(4)が一定以下の角度に縮閉したとき、台板(1)及び床置部材(3)の一方から延びるロックシャフト(10)が他方から延びるロック受具(11)に挿入され、ロック受具(11)に設けたサポートロック(12)に抱持されるようにした昇降式指揮者台。
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