JP5030619B2 - イーゼル - Google Patents
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Description
このようなイーゼルは、特許文献1などに記載されている。
本発明の第1の実施形態におけるイーゼル1は、図1〜図4に示されるように、架台10、保持部11、上側ガススプリング15及び下側ガススプリング16を有している。そして、イーゼル1は、図5に示されるように、保持対象であるキャンバス90を、保持部11の下側押さえ部20に載せ、キャンバス90の上側を上側押さえ部21で押さえて使用されるものである。
基礎部31は長尺状の板を接合して形成されるものであり、基礎部31の下側には、4ヵ所の車輪30が設けられている。そして、イーゼル1は、車輪30が床などに接触した状態で使用されるものであり、イーゼル1を移動させる場合には、車輪30を回転させることにより、軽い力で移動させることができる。なお、本実施例の車輪30には、図示しないストッパーが設けられており、使用時などの移動させない場合に移動を阻止することができる。
上側接続軸35は、上側ガススプリング15と接続されており、後述する保持部11の上側接続軸55との間に上側ガススプリング15が配置している。また、下側接続軸36は、下側ガススプリング16と接続されており、後述する保持部11の下側接続軸56との間に下側ガススプリング16が配置している。
上側接続軸35の上側ガススプリング15との接続位置は中央付近であり、また、下側接続軸36の下側ガススプリング16との接続位置は中央付近である。
また、保持部回転軸部33は、ボックス部32の前側に固定されており、具体的には、ボルト33aによって固定されている。
なお、後述するように、軸穴部51aの位置が回転軸Cの位置となり、下側接続穴51bの位置が接続軸A1の位置となり、上側接続穴51cの位置が接続軸B1の位置となり、また、軸穴部51aと下側接続穴51bとの間が距離L1に対応し、軸穴部51aと上側接続穴51cとの間が距離L2に対応する。
中間部材49は、つまみ49aによって着脱及び固定が可能になっている。
下側押さえ部20は横長の棒状であり、下側押さえ部20の上側に配置されるキャンバス90を保持するものである。そして、下側押さえ部20の長さは、側板51同士の距離よりも長く、横幅の長いキャンバス90の保持も可能となっている。また、図1や図4に示されるように、下側押さえ部20の手前側が上向きにやや突出しており、キャンバス90の保持をより確実にすることができる。
上側押さえ部21は横長の棒状であり、下側押さえ部20の長さとほぼ同じである。そして、上側押さえ部21は、側板51同士の距離よりも長く、横幅の長いキャンバス90の保持も可能となっている。また、上側押さえ部21の手前側が下向きにやや突出しており、キャンバス90の保持をより確実にすることができる。
また、このようなガススプリングは、同じストロークの位置でも、ガススプリング自体の摩擦抵抗などの抵抗により、縮み方向の時の力は、伸び方向の時の力よりも大きくなる。
本実施形態では、上側ガススプリング15と下側ガススプリング16とは、同じものが用いられているが、異なるものを用いても良い。
上側ガススプリング15のロッド側端部73は、架台10のボックス部32の上側接続軸35に固定されている。また、上側ガススプリング15のチューブ側端部72は、保持部11の上側接続軸55に固定されている。
そして、図4に示されるように、下側ガススプリング16のロッド側端部83は、架台10のボックス部32の下側接続軸36に固定されている。また、下側ガススプリング16のチューブ側端部82は、保持部11の下側接続軸56に固定されている。
そして、上側ガススプリング15の保持部11側の接続軸A1となる上側接続軸55と、保持部11の回転軸Cとなる保持部回転軸部33との間の距離L1は、下側ガススプリング16の保持部11側の接続軸B1となる下側接続軸56と、保持部11の回転軸Cとなる保持部回転軸部33との間の距離L2とを比較すると、距離L2よりも距離L1が長くなっている。
一方、下側ガススプリング16は、垂直状態で、保持部11側の接続軸B1の位置が、架台10側の接続軸B2となるボックス部32の下側接続軸36よりも上側であって、手前側に位置している。
したがって、垂直状態では、上側ガススプリング15と下側ガススプリング16は、同じ方向に傾斜している。そして、その傾斜角は上側ガススプリングの方が、下側ガススプリングの傾斜角よりも小さくなっている。
なお、図1や図2や図8に示されるように、側板51には先端部63が形成されており、この先端部63が基礎部31に当接して、垂直状態を超えて逆向きに回転しないようになっている。また、下側スライド部52の中間部材固定板45が、ボックス部32の上にある衝撃吸収板40に当接して、水平状態を超えて回転しないようになっている。
さらに、実際の回転に必要な回転力の大きさは、上側ガススプリング15や下側ガススプリング16による力以外にも、保持部11の重力も影響する。
本実施形態のイーゼル1では、上側ガススプリング15の接続軸A1と回転軸Cとの間の距離が、下側ガススプリング16の接続軸B1の位置と回転軸Cとの間の距離に比べて長くなっている。そのため、垂直状態から回転を行う場合の、回転の最初においては、上側ガススプリング15による回転を阻害する力が大きくなり、勢いよく回転することを防止することができ、安全に操作することができる。
このような方向に保持部11を回転させると、徐々に、保持部11の傾斜角度が小さくなり、それに伴って、回転軸Cと上側ガススプリング15との距離Xが長くなって回転を助ける方向の回転力を大きくなる。一般的に、保持部11の傾斜角度が小さくなるほど、保持部11の位置が高くなるので持ち上げにくくなるが、本実施形態のイーゼル1では、それに伴って回転を助ける方向の力が大きくなって操作力を軽くすることができるので、操作性を向上させることができる。
したがって、保持部11が任意の傾斜角度の時に、いずれの方向に回転させても、上側ガススプリング15及び下側ガススプリング16のいずれかが縮むことになって、回転を阻害する方向に大きな力を作用させることができ、任意の傾斜角度で保持部11が停止した状態とすることを容易に行うことができるので操作性がよい。そして、この状態で、つまみ37aを用いて、この状態を保持することができる。
角度固定部材41は上側接続軸55と固定用軸37との距離を一定に維持するものであるが、傾斜状態によってこの距離が異なることになる。そのため、図4に示されるように、角度固定部材41には、スリット41aが設けられており、スリット41aに固定用軸37が挿入されて、上記距離を可変することが可能な構造になっている。
逆に、保持部11の傾斜角度を変えるときなど、保持部11を回転させるときは、このつまみ37aをゆるめておく。
そのため、大きなキャンバス90をイーゼル1に保持したり外したりする場合、作業しやすい角度にして行うことができる。
10 架台
11 保持部
15 上側ガススプリング
16 下側ガススプリング
20 下側押さえ部
21 上側押さえ部
33 保持部回転軸部
35 上側接続軸
36 下側接続軸
55 上側接続軸
56 下側接続軸
90 キャンバス
A1、A2、B1、B2 接続軸
C 回転軸
L1、L2 距離
Claims (4)
- 保持対象を保持することができる保持部と、前記保持部を回転可能に支えている架台とを有し、前記保持部は回転によってほぼ水平状態とすることができるイーゼルであって、
架台と保持部との間には複数のガススプリングが配置されており、保持部側の接続軸の位置が保持部の回転軸よりも上側に位置している上側ガススプリングと、保持部側の接続軸の位置が保持部の回転軸よりも下側に位置している下側ガススプリングとを有することを特徴とするイーゼル。 - 上側ガススプリングの保持部側の接続軸の位置と、保持部の回転軸との間の距離は、下側ガススプリングの保持部側の接続軸の位置と、保持部の回転軸との間の距離に比べて長いものであることを特徴とする請求項1に記載のイーゼル。
- 上側ガススプリング及び下側ガススプリングの保持部側の接続軸の位置は、それぞれの架台側の接続軸の位置よりも上側であって、前後方向の手前側に配置するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のイーゼル。
- 保持部には下側押さえ部と上側押さえ部とが設けられて、保持対象を下側押さえ部と上側押さえ部とで挟んで保持されるものであり、
下側押さえ部及び上側押さえ部は、垂直状態で上下方向に移動させることができることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のイーゼル。
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