JP2008092882A - 自動培養装置 - Google Patents

自動培養装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008092882A
JP2008092882A JP2006279476A JP2006279476A JP2008092882A JP 2008092882 A JP2008092882 A JP 2008092882A JP 2006279476 A JP2006279476 A JP 2006279476A JP 2006279476 A JP2006279476 A JP 2006279476A JP 2008092882 A JP2008092882 A JP 2008092882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
camera
display
automatic
photographing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006279476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5039355B2 (ja
Inventor
Tsutomu Suzuki
力 鈴木
Daisuke Ieshima
大輔 家島
Hideaki Kagami
秀明 各務
Ryuji Kato
竜司 加藤
Minoru Ueda
実 上田
Kunihiko Okada
邦彦 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagoya University NUC
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Nagoya University NUC
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagoya University NUC, Hitachi Medical Corp filed Critical Nagoya University NUC
Priority to JP2006279476A priority Critical patent/JP5039355B2/ja
Publication of JP2008092882A publication Critical patent/JP2008092882A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5039355B2 publication Critical patent/JP5039355B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/30Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration
    • C12M41/36Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration of biomass, e.g. colony counters or by turbidity measurements

Abstract

【課題】培養器内の培養細胞の増殖状況を観察でき、且つリアルタイムで培養器内の任意の部位の細胞の形態を局所的に観察可能にする。
【解決手段】シャーレ2内の細胞を撮影するカメラ6の位置を撮影面に沿って移動する移動手段7,8と、カメラで撮影された画像を記憶するメモリ21と、メモリに記憶された画像を表示するディスプレイ13と、自動撮影モードとマニュアル撮影モードとを切り替え可能に形成された制御部20とを備え、自動撮影モードは、予め定められたカメラの視野に対応させて撮影面を分割した複数の小区画の位置にカメラを走査し、小区画単位で撮影してメモリに格納された局所画像を読み出して撮影面の全体画像を合成してディスプレイに表示させ、マニュアル撮影モードは、入力される操作指令に基づいて移動手段を制御してカメラにより任意の位置の局所画像を撮影してディスプレイに表示させる機能を有して構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動培養装置に係り、具体的には、培養細胞の増殖状況及び細胞の形態を確認するのに好適な観察装置を備えた自動培養装置に関する。
細胞培養は、一般にインキュベータと呼ばれる適切なガス濃度と温度をコントロールしたチャンバー内に、培養細胞を入れたシャーレなどの培養器を設置して行われる。そして、適宜のタイミングでインキュベータから培養器を取り出し、培養細胞の状況を顕微鏡で観察することが行われている。しかし、培養細胞の観察のために培養器を頻繁に出し入れする操作は、培養細胞の環境条件が変化するので好ましくない。また、培養細胞の観察の度に培養器を取り出して顕微鏡で観察する操作自体も煩雑である。
そこで、従来、特許文献1に記載されているように、インキュベータ内に顕微鏡を設置して培養器内の細胞の増殖状況を観察可能にするとともに、自動で培養器内の培地交換及び細胞の継代処理を行える自動培養装置が提案されている。また、観察に用いる顕微鏡としては、位相差光学系を備えた顕微鏡や、蛍光標識した細胞の観察に好適な光学系を備えた顕微鏡などが広く利用されている。
一方、動物細胞などの細胞は、一般に、細胞の形態が重要な情報を持つことが知られており、再生医療などの分野では培養した細胞自体を治療に利用するため、非破壊的に細胞の性情を把握する必要がある。したがって、細胞の形態は重要な情報源となり、個々の細胞の形態だけでなく、培養器内の広範囲を観察して、細胞の増殖状況を確認する必要がある。例えば、コンフルエント近くなると細胞の性情が変化する場合があり、そのような場合にはタイミングを見計らって培養を止めるか、もしくは継代するか、等の培養操作の切り替え判断をしなければならない。しかし、細胞はコロニーを形成して増殖することが多く、高倍率の対物レンズを用いる局所的な観察では広範囲を観察できないから、培養操作の切り替え判断のタイミングを逸する可能性がある。そこで、高倍率の局所観察と低倍率の広範囲観察を適宜切り替えて観察する必要があり、一般に、顕微鏡に倍率の異なる複数の対物レンズを設け、その対物レンズを切り替えることが行われている。
また、特許文献2には、インキュベータ内の培養器の下方にCCDカメラを配置し、そのCCDカメラを3次元方向に移動可能に設けて、培養器の全底面の投影画像を撮影して、培養器の底面に接着する接着細胞の接着率データを得る技術が記載されている。
また、特許文献3には、細胞診、組織診等の病理診断に用いる標本を観察する顕微鏡ディジタル画像撮影システムが記載されている。このシステムによれば、標本全体の観察範囲を複数の小区画に分割してCCDカメラ等により小区画毎に高倍率画像を撮影してメモリに格納し、メモリ内の高倍率画像を貼り合わせて合成し、標本全体の広範囲画像を表示器に表示させるようにしている。
特開2004−016194号公報 特開2003−21628号公報 特開平11−95125号公報
ところで、最近、欠損した組織などを修復する再生医療が注目されている。再生医療には、対象組織などによってプロトコールが異なるが、多くの場合、再生対象の細胞を体外で培養する工程を必要とする。したがって、培養工程において再生用細胞の対象の取り違いを防止するため、自動培養装置は各ドナーの細胞ごとに専用とすべきである。しかし、細胞を目的の量まで培養するのに要する期間は、例えば1ヶ月等のように長い培養期間がかかるので、自動培養装置のスループットが低い。そこで、自動培養装置をコンパクト化して、スペース効率を高めることが要望されている。
しかし、特許文献1、2に記載されている自動培養装置に用いる顕微鏡のように、倍率が異なる複数の対物レンズを機械的に切り替える方式によれば、複雑な機構が必要となるだけでなく、切り替えるのに時間がかかり、使い勝手が悪いという問題がある。例えば、培養細胞の形態を観察するために、広範囲の画像を観察して詳しく観察したい局所を定め、その局所位置に顕微鏡を移動して、リボルバーで高倍率の対物レンズに切り替えて対応することになる。したがって、詳しく観察したい局所が複数の場合は、その操作を繰り返して行わなければならないから、操作が煩雑で、時間がかかるという問題がある。さらに、広範囲を観察する低倍率の対物レンズは、培養器の大きさに応じて長い焦点距離が必要となるから、装置のコンパクト化の障害となる。
この点、特許文献3に記載の顕微鏡ディジタル画像撮影システムによれば、標本全体を観察できるとともに、局所を高倍率で観察できる。つまり、メモリに格納した1つの高倍率画像をそのまま拡大表示したり、高倍率の小区画の画像を全部読み出して張り合わせて全体画像を表示することにより、局所と広範囲の観察を迅速に切り替えることができる。したがって、対物レンズの切替機構が不要で、かつ高倍率の対物レンズだけで広範囲画像を生成できるからコンパクト化できる。
しかしながら、細胞の形態を観察する局所的な視野は、細胞種、細胞形態の何を見るかにより若干サイズは異なるが、例えば約1mm×1mmのサイズである。一方、最近の細胞の自動培養においては、多くの細胞を増殖する必要から大きな培養器を用いることが要請され、例えば直径100mm以上のシャーレが一般に用いられる。例えば、直径100mmのシャーレの培養床の面積は約7,850mm2であるから、全面を撮影するためには1mm×1mmの小区画の画像を7,850枚撮影する必要がある。ここで、顕微鏡カメラの位置合わせしながら小区画の撮影を行う撮影時間を2秒/枚(小区画)とすると、全面を撮影するために15,700秒(約4.4時間)必要となる。しかも、シャーレの培養床は、製作上の理由から少なからず歪みがあり、観察位置を変えるたびに焦点合わせをする場合には、撮影時間がさらに増大することになる。
したがって、全体画像を観察して関心を持った部位があったとしても、その部位の小区画の画像は最大数時間前の画像の場合があるから、現在の細胞形態とは異なり、リアルタイム性に問題がある。
この点、特許文献3に記載の技術は、細胞診断における標本観察であり、小区画の分割数が高々16×16=256で、1枚あたりの撮影時間を上記例と同じとすれば、256秒(約4.3分)で全体を撮影することができるから、培養細胞の増殖状況の観察の場合のような問題は生じない。
本発明が解決しようとする課題は、培養器内の培養細胞の増殖状況を観察でき、且つリアルタイムで培養器内の任意の部位の細胞の形態を局所的に観察可能にすることにある。
上記の課題を解決するため、本発明の自動培養装置は、細胞の培養器と、該培養器内の細胞を撮影するカメラと、該カメラの位置を前記培養器の撮影面に沿って前記培養器に対して相対的に移動する移動手段と、前記カメラで撮影された画像を記憶するメモリと、該メモリに記憶された画像を表示するディスプレイと、自動撮影モードとマニュアル撮影モードとを切り替え可能に形成された制御手段とを備え、前記自動撮影モードは、前記移動手段を制御して予め定められた前記カメラの視野に対応させて前記撮影面を分割した複数の小区画の位置に前記カメラを走査し、前記カメラを制御して前記小区画単位で前記撮影面を撮影して撮影画像を前記メモリに格納し、前記メモリ内に格納された画像を読み出して前記撮影面の全体画像を前記ディスプレイに表示させる機能を有し、前記マニュアル撮影モードは、入力手段から入力される操作指令に基づいて前記移動手段を制御して前記カメラにより任意の位置の前記撮影面の局所画像を撮影するとともに、撮影された局所画像を前記ディスプレイに表示させる機能を有して構成することを特徴とする。
このように、小区画単位で撮影面を走査して撮影した高倍率の局所画像をメモリに記憶し、メモリ内の局所画像を読み出して撮影面の全体画像を合成してディスプレイに表示する。このように表示される全体画像により、培養器内の培養細胞の増殖状況を観察できる。また、全体画像で詳しく観察したい関心部位がある場合は、マニュアル撮影モードに切り替え、移動手段をマニュアル操作して撮影位置を任意に変更することにより、任意の位置の関心部位の局所画像をリアルタイムでディスプレイに表示することができる。これにより、広い視野の観察、局所的な観察、並びに視野の迅速な切り替えが可能となる。また、対物レンズの切替機構が不要で、かつ高倍率の対物レンズだけで広範囲画像を生成できるからコンパクト化できる。
また、本発明は、ディスプレイを2つ設けて、あるいは1つのディスプレイの表示領域を2つに分けて、全体画像と局所画像をそれぞれ表示することができる。この場合、局所画像に対応する位置を全体画像に識別可能に表示することが好ましい。例えば、局所画像に対応する位置を線で囲って表示したり、矢印等のマークで指示するなどの識別表示をする。これにより、マニュアル操作により移動したカメラの位置が全体画像における関心部位を撮影しているか否かを容易に判断でき、マニュアル操作を支援することができる。
また、本発明は、上記のマニュアル撮影モードに代えて、入力手段によりディスプレイ上で指定される位置に基づいて、移動手段によりカメラの相対位置を自動的に移動して局所画像を撮影し、撮影された局所画像をディスプレイに表示させるようにすることが好ましい。すなわち、高倍率の局所画像を見ながらマニュアルで関心部位にカメラの位置を合わせる操作は、微妙な操作となり煩雑である。そこで、関心部位をディスプレイに表示された全体画像上で指定することにより、指定された部位に対応する撮影位置にカメラの位置を自動で移動させることにより、容易に関心部位の局所画像を撮影して、細胞の形態を詳細に観察することができる。
この場合、小区画のアドレスと、カメラのアドレス(位置情報)とを対応付けたアドレステーブルを記憶しておき、全体画像上で指定された関心部位に対応する小区画のアドレスにカメラのアドレス(位置情報)を自動的に移動させることで実現できる。また、指定された関心部位を線で囲って表示したり、矢印等のマークで指示するなどの識別表示をすることが好ましい。この場合も、ディスプレイを2つ設けて、あるいは1つのディスプレイの表示領域を2つに分けて、全体画像と局所画像をそれぞれ表示することができる。
また、本発明の自動撮影モードは、カメラの走査方向に隣り合う小区画を飛び飛びで撮影面を撮影して画像をメモリに格納させるようにすることができる。これによれば、撮影面の全体画像を撮影する周期を短縮できるから、シャーレ全体の細胞の増殖状況を観察する全体画像のリアルタイム性を向上できる。また、メモリの容量を節減できる。
また、本発明の自動撮影モードは、カメラで撮影された画像を小区画単位で2値化してメモリに格納するようにすることができる。これによれば、メモリの要領を少なくすることができ、あるいは、一般に数日間にわたる細胞培養の状況の画像を少ない記録媒体で記録に残すことができる。
本発明によれば、培養器内の培養細胞の増殖状況を観察でき、且つリアルタイムで培養器内の任意の部位の細胞の形態を局所的に観察できる。
以下、本発明を適用してなる自動培養装置の実施形態について図を参照して説明する。
(実施形態1)
図1に、本発明の実施形態1の自動培養装置の特徴部に係る観察装置のブロック構成図を示す。図2に、本発明の実施形態1の自動培養装置の主要部のハードウエアの構成図を示す。
図2の斜視図に示すように、本実施形態の自動培養装置は、インキュベータ1内に細胞の培養器である円形のシャーレ2を設置して構成され、インキュベータ1内は周知のとおり温度、COなどのガス濃度が調整されている。シャーレ2は、スタンド3に支持された台板4上に設置され、台板4にはシャーレ2の底面を下方から観察するのに支障がない程度の開口5が設けられている。台板4の開口5の下方にシャーレ2内の細胞を撮影するCCDカメラ6が設けられている。CCDカメラ6は、細胞を観察可能な高倍率の対物レンズを備えている。なお、CCDカメラ6に代えてCMOSカメラを用いることができる。CCDカメラ6は、図示矢印のY方向に移動させるY軸アクチュエータ7に搭載されている。Y軸アクチュエータ7は、図示矢印のX方向に移動させるX軸アクチュエータ8に搭載されている。また、シャーレ2を挟んでCCDカメラ6に対向する位置に光源9が配置され、光源9はCCDカメラ6に固定され支持アーム10の先端に取り付けられている。Y軸アクチュエータ7とX軸アクチュエータ8により、CCDカメラ6と光源9の位置を、シャーレ2の底面に沿って任意の位置に相対的に移動する移動手段が構成されている。CCDカメラ6、Y軸アクチュエータ7、X軸アクチュエータ8及び光源9は、パーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータ11により制御されるようになっており、これらによって本発明の特徴部に係る観察装置が構成されている。
コンピュータ11は、コンピュータ本体12と、ディスプレイ13と、入力手段であるキーボード14及びマウス15等を接続して構成されている。コンピュータ本体12は、CPU、メモリ、I/O等を備えて構成され、汎用コンピュータに必要なI/Oを備えて構成されている。
本発明の特徴部に係る観察装置は、図1に示すように、コンピュータ本体12により構成される制御部20を備え、制御部20はインキュベータ1、CCDカメラ6、Y軸アクチュエータ7、X軸アクチュエータ8、ディスプレイ13、キーボード14、マウス15に接続されている。キーボード14には、割り込みスイッチ14a、マニュアルスイッチ(X軸)14b、マニュアルスイッチ(Y軸)14cが設けられている。また、制御部20には、CCDカメラ6で撮影された画像を記憶する画像メモリ21と、撮影位置データメモリ22が接続されている。また、制御部20には、画像メモリ21に記憶された画像を読み出してディスプレイ13に表示する図示していない読出し手段と、CCDカメラ6による撮影を自動撮影モードとマニュアル撮影モードとに切り替えて制御する制御手段が備えられている。
次に、本発明の自動培養装置の詳細構成について、観察装置の処理及び動作を中心に実施例に分けて説明する。
(実施例1)
図3に、実施例1の自動培養装置のフローチャートを示す。自動培養の全体の動作は、培養開始S1と培養S2と培養終了S3のステップから構成される。培養S2には、インキュベータ1内のCO濃度及び温度の制御を実施する動作の他、本発明の特徴である観察装置の動作を包含する。以下、観察装置の詳細動作を説明する。
<ステップS21>
まず、ステップS21で、割り込みスイッチ14aの状態を検出する。割り込みスイッチ14aは、自動撮影モードとマニュアル撮影モードを切り替える指令を入力するキーであり、割り込みスイッチ14aの押下状態に応じて、ONであればマニュアル撮影モードのステップS31に分岐し、OFFであれば自動撮影モードの撮影位置読み取りのステップS22以降に進む。
<ステップS22>
ステップS22では、撮影位置データメモリ22から、シャーレ2の撮影面に設定された小区画のアドレス(X、Y)を撮影位置として読み取る。ここで、i=1〜n,j=1〜mの整数である。なお、小区画の分割例については、図4に示す。
<ステップS23>
X軸アクチュエータ8とY軸アクチュエータ7を自動により制御して、読み出したアドレスの小区画(X、Y)に対応する位置にCCDカメラ6を移動する。
<ステップS24>
小区画(X、Y)の位置にCCDカメラ6が移動されると、CCDカメラ6に指令を出してシャーレ2内で培養されている細胞を撮影する。このとき、必要に応じて自動焦点調整も実行される。
<ステップS25>
CCDカメラ6から出力される小区画の画像データを画像メモリ21に格納する前に、ステップS25において小区画ごとの画像データの二値化処理を行う。二値化処理の閾値は、コロニーの面積及び細胞の密集具合を考慮して設定する。この二値化処理は、細胞部分を白色(もしくは黒色)、細胞以外の部分を黒色(もしくは白色)とする処理である。これにより、画像メモリ21のメモリ容量を大幅に節減できる。なお、この二値化処理は、CCDカメラ6から出力される画像データを画像メモリ21に一旦格納した後に行って、画像メモリ21の内容を書き換えるようにしてもよい。
また、画像メモリ21の容量が十分にある場合は、二値化処理のステップS25を省略することができ、この場合は精度の高い小区画ごとの画像データを画像メモリ21に格納でき、これに応じて表示画像の精度を高くできる。
<ステップS26>
二値化した小区画(X、Y)の画像データをアドレス(X、Y)を付して画像メモリ21に転送して格納する。
くステップS27>
全ての小区画(X1〜n、Y1〜m)について撮影処理が終了したか否かを判断し、終了していなければ割り込みスイッチの状態検出のステップS21に戻って、自動撮影を繰り返す。全ての小区画(X1〜n、Y1〜m)について撮影が終了していれば、自動による走査撮影を終了する。
くステップS28>
ステップS21の判断で、割り込みスイッチ14aの状態がONであれば、マニュアル撮影モードのステップS28に切り替える。このステップS28ではユーザがマニュアルスイッチ(X軸)14b、マニュアルスイッチ(Y軸)14cを操作し、CCDカメラ6を任意の位置に移動させて、シャーレ2の局所画像を撮影する。これにより、ユーザはディスプレイ13に表示された所望の位置の局所画像を観察できる。なお、マニュアルスイッチ(X軸)14bとマニュアルスイッチ(Y軸)14cは、それぞれ押し下げている間、対応するアクチュエータ7,8が駆動されるようになっている。なお、マニュアル撮影モードの場合は、設定された小区画にかかわらず、任意の位置の撮影面を撮影することができる。
<ステップS29>
ユーザは、ディスプレイ13に表示された所望の位置の局所画像の観察が終了したとき、割り込みスイッチ14aをOFFする。これにより、ステップS22に移行して、自動撮影モードによる撮影が再び実行される。この割り込みスイッチ14aは、任意のタイミングでONすることができ、割り込みスイッチ14aがONされたタイミングにおける小区画の自動撮影を終了した後に、ステップS21からステップS28のマニュアル撮影モードに移行する。
なお、割り込みスイッチ14aをOFFすることに代えて、例えば、マニュアルスイッチ(X軸)14b、マニュアルスイッチ(Y軸)14cが設定時間以上操作されないときに、自動的にマニュアル撮影モード終了と判断して、割り込みスイッチ14aをOFFするようにしてもよい。また、割り込みスイッチ14aがOFFされたときは、マニュアル撮影モードに切り替えたときに自動撮影モードで最後に撮影した小区画の次の小区画の位置から自動撮影モードを再開することが好ましい。これによれば、全体の走査時間を短くすることができる。しかし、これに限定せず、最初の位置から走査撮影しなおしてもよい。
ここで、小区画のアドレス(X、Y)について、図4を参照して説明する。図4(a)は、シャーレ2の円形の底面を撮影面とし、その撮影面を方眼状の小区画に予め分割する。そして、小区画のアドレス(X、Y)は、例えば、各小区画の中心位置(又は、いずれかの角)のX,Y座標とする。この小区画の大きさは、CCDカメラ6の視野サイズと同等に設定する。これにより、小区画の画像を合成して広範囲の全体画像を作成する際に、抜けのない画像となる。
自動撮影モードによる走査は、図示矢印G1、G2、G3、G4、G22、G23、G24に示したように、X軸に沿って一方向に走査し、走査端でY軸方向に1ラインずらして、X軸に沿って逆方向に走査するように、全体の小区画をジグザグに走査する。なお、ジグザグに走査するのに代えて、X軸の一方向にのみ繰り返して走査するようにしてもよい。これによれば、X軸アクチュエータ8、Y軸アクチュエータ7等の移動手段を構成する駆動部のガタの影響が少なくなり、走査撮影の位置精度が向上する。
図4(a)では、シャーレ2の撮影面全体を走査する例であるが、必要に応じて、図4(b)に示すように、シャーレ2の撮影面の1/2を走査して全体の1/2の画像をディスプレイ13に表示するようにしてもよい。また、撮影面の1/4を走査して全体の1/4の画像をディスプレイ13に表示するようにしてもよい。さらに、全体画像の場合は、全体の増殖状況を観察するものであるから、隣り合わせた小区画を全て撮影する必要がない。例えば、図4(c)に示すように、X軸方向に1つおきに、且つY軸方向にずらして、モザイク状の小区画を非連続で撮影するようにすることができる。また、小区画を飛び飛びで撮影することにより、あるいは、CCDカメラ6の視野よりも小区画を大きく設定することにより、図4(b)、(c)と同様に、走査撮影時間を短縮してリアルタイム性を向上できるとともに、撮影枚数を減らせるので、画像メモリ21の記憶容量を節減できる。
すなわち、全体画像は、培養細胞の増殖状況を観察するのが主な狙いであり、細胞培養に要する時間は一般に数日〜数週間かかるから、全体の増殖状況の変化は速くない。しかも、本実施例によれば、所望の部位の局所画像を任意のタイミングで高倍率により観察できるから、全体画像はおおよその増殖状況の変化が分かればよいので、必ずしも撮影面の全体を連続して撮影する必要がない。したがって、図4(b)、(c)等のように、飛び飛びの小区画の画像を非連続で撮影しても、おおよその増殖状況を観察できる。なお、図4(b)のように、1/2又は1/4の撮影面を撮影する場合は、自動走査による繰返し周期のたびに、残りの1/2又は1/4の撮影面を撮影するようにすることができる。
以上説明したように、本実施例の自動撮影モードは、移動手段であるX軸アクチュエータ8とY軸アクチュエータ7を制御して、予定められたCCDカメラ6の視野に対応させて撮影面を分割してなる複数の小区画(X、Y)の位置にCCDカメラ6を走査し、小区画単位で撮影面を撮影した画像を画像メモリ21に格納し、画像メモリ21内に格納された小区画の画像を読み出して合成して、撮影面の全体画像をディスプレイ13に表示しているから、CCDカメラ6の対物レンズを切り替えることなく、培養細胞の全体の増殖状況を観察することができる。
さらに、本実施例のマニュアル撮影モードによれば、入力手段であるキーボード14の割り込みスイッチ14aからマニュアルモード指令を入力すると、X軸アクチュエータ8とY軸アクチュエータ7をマニュアル操作できるから、これによりCCDカメラ6を任意の位置に移動して、その部位の画像を撮影してディスプレイ13に表示させることができる。これにより、リアルタイムで、関心部位の細胞の形態を観察することができる。
(実施例2)
実施例1のステップS28におけるマニュアル撮影モードでは、ユーザがX軸アクチュエータ8とY軸アクチュエータ7をマニュアル操作して、所望とする部位にCCDカメラ6を移動して、関心部位の高倍率の観察画像をディスプレイ13に表示させる例を説明した。
しかし、高倍率の局所画像を見ながらマニュアルで関心部位にカメラの位置を合わせるのは微妙な操作となり煩雑である。そこで、本実施例2では、関心を持った部位をディスプレイ上で指定することにより、指定された部位に対応する撮影位置にカメラの位置を自動で移動させることにより、容易に関心部位の局所画像を撮影して、細胞の形態を詳細に観察するようにする。
本実施例2により撮影される観察画像の例を図5を参照して説明する。図5(a)は画像メモリ21に格納された二値化処理済みの小区画の画像を貼り合わせ、撮影面の全体画像をディスプレイ13に表示したものである。この観察画像は実施例1の場合も同じである。本実施例2では、ユーザが割り込みスイッチ14aを押し下げてマニュアル撮影モードにし、図5(a)の全体画像で詳細を観察したい関心領域ROI・Aをマウス15で指定する。これに応答して、制御部20は、関心領域ROI・Aの位置の座標を検出し、その座標に合わせてX軸アクチュエータ8とY軸アクチュエータ7を自動的に制御して、CCDカメラ6を関心領域ROI・Aの位置に移動して撮影する。これにより、図5(b)に示すように、関心領域ROI・Aに対応する局所の高倍率の観察画像がディスプレイ13に表示される。また、図5(b)の小区画の画像上でマウス15により関心領域ROI・Bを指示すると、図5(c)に示すように、関心領域ROI・Bの拡大画像がディスプレイ13に表示される。
(実施例3)
実施例1、2では、全体画像と関心部位の局所画像を切り替えて表示する例を説明したが、本実施例3では全体画像と関心部位の局所画像をディスプレイ13の表示画面に並べて表示するものである。つまり、図5(a)の全体画像と、図5(b)又は(c)の関心部位の画像を同一の画面に並べて、あるいは不要な部分を重ねて表示するようにすることができる。この場合、図5(b)又は(c)の関心部位に対応する部位を、図5(a)の全体画像に識別可能に表示する。例えば、関心部位に対応する部位を線で囲って表示したり、矢印等のマークで指示するなどの識別表示をする。これにより、図3のステップ28のマニュアル操作によりCCDカメラ6の位置を移動する際、CCDカメラ6が全体画像のどの部位を撮影しているかを容易に判断でき、マニュアル操作を支援することができる。
また、ディスプレイ13の表示画面に並べて表示することに代えて、ディスプレイ13を2つ設けて、全体画像と関心部位の局所画像を別々に表示するようにしてもよい。
なお、実施例1〜3に共通であるが、細胞自身は透明であり、その多くは数十μmと小さいので、図5(a)のように広画角の全体画像を表示する場合、前述のように二値化処理することにより、コロニーの所在が明確になる効果がある。
また、細胞の増殖は、細胞種にもよるものの、細胞の数が2倍になる倍化時間が数日になるため、広範囲の全体画像はリアルタイムに更新する必要がない。例えば、半日に1回の走査撮影でも充分に実用に供することができる。また、走査撮影中にユーザが局所的な観察をしたい場合でも、走査撮影を一時中断して観察することができるので、操作感に煩わしさはない。
(実施形態2)
図6に、本発明の実施形態2の自動培養装置の特徴部に係る観察装置のブロック構成図を示す。本実施形態2が実施形態1と異なる点は、制御部20にスケジュール管理手段23を接続して設けたことにあり、その他の点は、実施形態1と同一であることから、同一の符号を付して説明を省略する。
スケジュール管理メモリ23には、ユーザが培養開始前に予め設定した自動撮影モードとマニュアル撮影モードによる撮影時間帯を計画した撮影スケジュールが格納されている。撮影スケジュールは、例えば図7に示すように、夜間の時間帯に自動撮影モードにより走査撮影を実行し、昼間の時間帯はユーザがマニュアル撮影モードにより局所観察(マニュアル観察)可能にするために、自動撮影モードによる走査撮影を実行しないように計画されている。この実施形態によれば、自動撮影モードによる走査撮影を中断することなく、マニュアル撮影モードによる局所観察を自由に行うことができる。
なお、実施形態1、2では、シャーレ2を固定し、CCDカメラ6を移動する例を説明したが、これとは逆に、CCDカメラ6を固定してシャーレ2を移動するようにしてもよい。また、それら両方が移動するようにしてもよい。
また、実施形態1、2の自動培養装置の制御部20にそれぞれ培養予測演算部を接続して設け、画像メモリ21に記憶された複数の画像データから培養状況を予測するように構成することができる。この場合、培養予測演算部は、例えば、5日前に撮影した画像データの培養細胞数と、現在取得した画像データの培養細胞数とから、1日あたりの増殖培養数を計算し、3日後の培養細胞数を予測したい場合、1日あたりの増殖培養数に3を掛けた細胞数を現在の培養細胞数に加えて予測値を求めることができる。
さらに、制御部20を通信装置を介してインターネットなどの通信回線に接続し、細胞の状況を外部の装置に送信するように構成することができる。これにより、自動培養装置から離れた場所において、培養状況を把握することができる。
本発明の実施形態1の自動培養装置の特徴部に係る観察装置のブロック構成図である。 本発明の実施形態1の自動培養装置の主要部のハードウエアの構成図を示す斜視図である。 実施形態1の自動培養装置及び観察装置の処理及び動作の実施例1のフローチャートである。 撮影面を方眼状の小区画に分割する例、及び走査撮影の例を説明する図である。 実施形態1の観察装置の実施例2により表示される全体画像と局所観察画像の一例を説明する図である。 本発明の実施形態2の自動培養装置の特徴部に係る観察装置のブロック構成図である。 実施形態2の撮影スケジュールの一例を示す図である。
符号の説明
1 インキュベータ
2 シャーレ
6 CCDカメラ
7 Y軸アクチュエータ
8 X軸アクチュエータ
11 コンピュータ
12 コンピュータ本体
13 ディスプレイ
14 キーボード
14a 割り込みスイッチ
14b マニュアルスイッチ(X軸)
14c マニュアルスイッチ(Y軸)
15 マウス
20 制御部
21 画像メモリ
22 撮像位置データメモリ

Claims (7)

  1. 細胞の培養器と、該培養器内の細胞を撮影するカメラと、該カメラの位置を前記培養器の撮影面に沿って前記培養器に対して相対的に移動する移動手段と、前記カメラで撮影された画像を記憶するメモリと、該メモリに記憶された画像を表示するディスプレイと、自動撮影モードとマニュアル撮影モードとを切り替え可能に形成された制御手段とを備え、
    前記自動撮影モードは、前記移動手段を制御して予め定められた前記カメラの視野に対応させて前記撮影面を分割した複数の小区画の位置に前記カメラを走査し、前記カメラを制御して前記小区画単位で前記撮影面を撮影して撮影画像を前記メモリに格納し、前記メモリ内に格納された画像を読み出して前記撮影面の全体画像を前記ディスプレイに表示させる機能を有し、
    前記マニュアル撮影モードは、入力手段から入力される操作指令に基づいて前記移動手段を制御して前記カメラにより任意の位置の前記撮影面の局所画像を撮影するとともに、撮影された局所画像を前記ディスプレイに表示させる機能を有してなることを特徴とする自動培養装置。
  2. 細胞の培養器と、該培養器内の細胞を撮影するカメラと、該カメラの位置を前記培養器の撮影面に沿って前記培養器に対して相対的に移動する移動手段と、前記カメラで撮影された画像を記憶するメモリと、該メモリに記憶された画像を表示するディスプレイと、自動撮影モードとマニュアル撮影モードとを切り替え可能に形成された制御手段とを備え、
    前記自動撮影モードは、前記移動手段を制御して予め定められた前記カメラの視野に対応させて前記撮影面を分割した複数の小区画の位置に前記カメラを走査し、前記カメラを制御して前記小区画単位で前記撮影面を撮影して撮影画像を前記メモリに格納し、前記メモリ内に格納された画像を読み出して前記撮影面の全体画像を前記ディスプレイに表示させる機能を有し、
    前記マニュアル撮影モードは、入力手段により前記ディスプレイ上で指定された位置に基づいて、前記移動手段を制御して前記カメラの位置を移動して指定された位置の局所画像を撮影し、撮影された局所画像を前記ディスプレイに表示させる機能を有してなることを特徴とする自動培養装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ディスプレイは、2つのディスプレイ又は1つのディスプレイに設定された2つの表示領域を有し、
    前記制御手段は、前記自動撮影モードの全体画像と前記マニュアル撮影モードの局所画像をそれぞれ別に表示することを特徴とする自動培養装置。
  4. 請求項3において、
    前記制御手段は、前記マニュアル撮影モードの局所画像の位置を前記自動撮影モードの全体画像に識別可能に表示することを特徴とする自動培養装置。
  5. 請求項1又は2において、
    前記自動撮影モードは、前記カメラの走査方向に隣り合う前記小区画を飛び飛びで撮影して画像を前記メモリに格納させることを特徴とする自動培養装置。
  6. 請求項1又は2において、
    前記自動撮影モードは、前記カメラで撮影された画像を前記小区画単位で2値化して前記メモリに格納することを特徴とする自動培養装置。
  7. 請求項1又は2において、
    前記自動撮影モードは、前記撮影を予め設定したスケジュールにより実行するスケジュール管理手段を備えていることを特徴とする自動培養装置。
JP2006279476A 2006-10-13 2006-10-13 自動培養装置 Expired - Fee Related JP5039355B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006279476A JP5039355B2 (ja) 2006-10-13 2006-10-13 自動培養装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006279476A JP5039355B2 (ja) 2006-10-13 2006-10-13 自動培養装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008092882A true JP2008092882A (ja) 2008-04-24
JP5039355B2 JP5039355B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=39376411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006279476A Expired - Fee Related JP5039355B2 (ja) 2006-10-13 2006-10-13 自動培養装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5039355B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102762713A (zh) * 2010-01-20 2012-10-31 Emd密理博公司 细胞图像捕捉和远程监控系统
WO2015080047A1 (ja) 2013-11-27 2015-06-04 株式会社カネカ 細胞培養培地及びそれを用いた培養方法
WO2015107667A1 (ja) * 2014-01-17 2015-07-23 株式会社日立製作所 細胞培養装置
CN105339484A (zh) * 2013-07-05 2016-02-17 爱特医疗有限公司 一种用于监测生物材料发育的设备
JP2016116482A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 パナソニック株式会社 細胞数計測装置
WO2016158782A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 オリンパス株式会社 観察装置
US10281704B2 (en) 2015-03-31 2019-05-07 Olympus Corporation Observation apparatus and observation method to observe a sample with reflected light transmitted through the sample
US10877256B2 (en) 2015-12-18 2020-12-29 Olympus Corporation Observation device
USD907244S1 (en) 2019-06-14 2021-01-05 Emd Millipore Corporation Cell imager
US10914931B2 (en) 2015-12-11 2021-02-09 Olympus Corporation Observation device
US11137588B2 (en) 2016-09-30 2021-10-05 Olympus Corporation Observation apparatus which illuminates and observes a specimen from below
US11226476B2 (en) 2016-09-30 2022-01-18 Olympus Corporation Specimen observation apparatus
US11460682B2 (en) 2017-05-29 2022-10-04 Evident Corporation Observation device

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822065A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Olympus Optical Co Ltd 写真撮影システムおよびこのシステムで使用するフィルム特性情報記録装置並びに写真撮影装置
JPH0954239A (ja) * 1995-08-18 1997-02-25 Canon Inc 視線検出機能付光学装置及びカメラ
JPH1195125A (ja) * 1997-09-22 1999-04-09 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡デジタル画像撮影システム及びその撮影方法
JP2000036920A (ja) * 1998-07-21 2000-02-02 Casio Comput Co Ltd 撮影装置及び撮影画像出力処理プログラムを記録した記録媒体
JP2001255468A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Sony Corp 顕微鏡自動認識機能付き撮像装置及びその制御方法
JP2002101330A (ja) * 2000-09-20 2002-04-05 Fuji Photo Film Co Ltd デジタル撮影装置
JP2003021628A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Japan Tissue Engineering:Kk 接着細胞選別装置、細胞増殖能評価装置、それらのプログラム及びそれらの方法
JP2004229619A (ja) * 2003-02-03 2004-08-19 Hitachi Ltd 培養装置
JP2005295818A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Hitachi Medical Corp 細胞培養装置
JP2005331887A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Keyence Corp 蛍光顕微鏡、蛍光顕微鏡装置を使用した表示方法、蛍光顕微鏡画像表示プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器
WO2006051813A1 (ja) * 2004-11-09 2006-05-18 Hitachi Medical Corporation 細胞培養装置、画像処理装置及び細胞検出システム
JP2006141326A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Hitachi Medical Corp 培養装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822065A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Olympus Optical Co Ltd 写真撮影システムおよびこのシステムで使用するフィルム特性情報記録装置並びに写真撮影装置
JPH0954239A (ja) * 1995-08-18 1997-02-25 Canon Inc 視線検出機能付光学装置及びカメラ
JPH1195125A (ja) * 1997-09-22 1999-04-09 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡デジタル画像撮影システム及びその撮影方法
JP2000036920A (ja) * 1998-07-21 2000-02-02 Casio Comput Co Ltd 撮影装置及び撮影画像出力処理プログラムを記録した記録媒体
JP2001255468A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Sony Corp 顕微鏡自動認識機能付き撮像装置及びその制御方法
JP2002101330A (ja) * 2000-09-20 2002-04-05 Fuji Photo Film Co Ltd デジタル撮影装置
JP2003021628A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Japan Tissue Engineering:Kk 接着細胞選別装置、細胞増殖能評価装置、それらのプログラム及びそれらの方法
JP2004229619A (ja) * 2003-02-03 2004-08-19 Hitachi Ltd 培養装置
JP2005295818A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Hitachi Medical Corp 細胞培養装置
JP2005331887A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Keyence Corp 蛍光顕微鏡、蛍光顕微鏡装置を使用した表示方法、蛍光顕微鏡画像表示プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器
WO2006051813A1 (ja) * 2004-11-09 2006-05-18 Hitachi Medical Corporation 細胞培養装置、画像処理装置及び細胞検出システム
JP2006141326A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Hitachi Medical Corp 培養装置

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105907634A (zh) * 2010-01-20 2016-08-31 Emd密理博公司 细胞图像捕捉和远程监控方法
CN102762713A (zh) * 2010-01-20 2012-10-31 Emd密理博公司 细胞图像捕捉和远程监控系统
CN105907634B (zh) * 2010-01-20 2018-09-07 Emd密理博公司 细胞图像捕捉和远程监控方法
CN109337804A (zh) * 2013-07-05 2019-02-15 爱特医疗有限公司 一种用于监测生物材料发育的设备
CN105339484A (zh) * 2013-07-05 2016-02-17 爱特医疗有限公司 一种用于监测生物材料发育的设备
CN109337804B (zh) * 2013-07-05 2022-07-08 爱特医疗有限公司 一种用于监测生物材料发育的设备
CN105339484B (zh) * 2013-07-05 2021-11-09 爱特医疗有限公司 一种用于监测生物材料发育的设备
US10377984B2 (en) 2013-11-27 2019-08-13 Kaneka Corporation Cell culture medium and culture method using the same
WO2015080047A1 (ja) 2013-11-27 2015-06-04 株式会社カネカ 細胞培養培地及びそれを用いた培養方法
WO2015107667A1 (ja) * 2014-01-17 2015-07-23 株式会社日立製作所 細胞培養装置
JP2016116482A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 パナソニック株式会社 細胞数計測装置
JPWO2016158782A1 (ja) * 2015-03-31 2017-10-05 オリンパス株式会社 観察装置
US10281704B2 (en) 2015-03-31 2019-05-07 Olympus Corporation Observation apparatus and observation method to observe a sample with reflected light transmitted through the sample
CN107209361A (zh) * 2015-03-31 2017-09-26 奥林巴斯株式会社 观察装置
WO2016158782A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 オリンパス株式会社 観察装置
US10914931B2 (en) 2015-12-11 2021-02-09 Olympus Corporation Observation device
US10877256B2 (en) 2015-12-18 2020-12-29 Olympus Corporation Observation device
US11137588B2 (en) 2016-09-30 2021-10-05 Olympus Corporation Observation apparatus which illuminates and observes a specimen from below
US11226476B2 (en) 2016-09-30 2022-01-18 Olympus Corporation Specimen observation apparatus
US11460682B2 (en) 2017-05-29 2022-10-04 Evident Corporation Observation device
USD907244S1 (en) 2019-06-14 2021-01-05 Emd Millipore Corporation Cell imager

Also Published As

Publication number Publication date
JP5039355B2 (ja) 2012-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5039355B2 (ja) 自動培養装置
EP1691230B2 (en) Photo-micrographing device and its control method
JP4973162B2 (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム及び観察システム
JP4970869B2 (ja) 観察装置および観察方法
CN101548218B (zh) 显微镜设备
US20070058054A1 (en) Observation apparatus
JP2008139487A (ja) 顕微鏡装置
EP1860482B1 (en) Microscope system and method for synthesizing microscopic images
JP2007233098A (ja) 画像取得装置、画像取得方法、及び画像取得プログラム
JP2007233093A (ja) 画像取得装置、画像取得方法、及び画像取得プログラム
JP2007233094A (ja) 画像取得装置、画像取得方法、及び画像取得プログラム
JP6675279B2 (ja) 撮影装置および方法並びに撮影制御プログラム
JP2007114742A (ja) 観察装置
JP4878815B2 (ja) 顕微鏡装置
JP5466976B2 (ja) 顕微鏡システム、観察画像の表示方法、プログラム
JPH07253548A (ja) 標本像の自動追尾装置及び追尾方法
JP5192965B2 (ja) 顕微鏡システム、該制御プログラム、及び該制御方法
JP5289879B2 (ja) 顕微鏡システム、顕微鏡システムにおけるフォーカスドリフトの補正方法及びプログラム。
JP5347042B2 (ja) 顕微鏡写真装置および顕微鏡写真装置制御方法
JP2008139489A (ja) 顕微鏡装置
JP2005266718A (ja) 顕微鏡画像撮影システム
JP2004070140A (ja) 顕微鏡画像撮影装置、顕微鏡画像撮影方法、プログラムおよび記録媒体
JP2012194517A (ja) 画像表示装置、観察装置、表示プログラム、画像表示方法、および観察制御方法
JP2009237267A (ja) 顕微鏡システム、顕微鏡システムの制御方法、及びプログラム
JP2024054578A (ja) タイムラプス撮影機能付き培養装置および培養方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091006

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120709

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5039355

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees