JP2000036920A - 撮影装置及び撮影画像出力処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

撮影装置及び撮影画像出力処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2000036920A
JP2000036920A JP10205211A JP20521198A JP2000036920A JP 2000036920 A JP2000036920 A JP 2000036920A JP 10205211 A JP10205211 A JP 10205211A JP 20521198 A JP20521198 A JP 20521198A JP 2000036920 A JP2000036920 A JP 2000036920A
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image
photographed
magnification
image data
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JP10205211A
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Takaharu Makino
宇晴 牧野
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数枚の画像を撮影して出力するデジタルカメ
ラ等の撮影装置にあって、撮影された複数枚の画像デー
タそれぞれの撮影倍率が異なる場合でも、各被写体の大
きさの比率を実物の比率に合わせて再生すること。 【解決手段】複数の撮影画像データをそれぞれその撮影
時のズーム値(撮影倍率)に対応付けて撮影画像データ
メモリに記憶させ、この撮影画像データメモリに撮影さ
れて保存された任意の複数の撮影画像データを、サムネ
イル・ウインドウG1aにて指定して読み出し、組み合
わせ画像ウインドウG7上にて組み合わせて編集する際
には、個々の撮影画像データに対応付けて記憶された前
記各画像撮影時のズーム値(撮影倍率)に基づき、予め
ユーザ指定された編集用の指定倍率に拡大又は縮小され
て統一されるので、撮影時の撮影倍率が様々に異なって
いても、各撮影画像間での大きさの比を実物比と同じく
して編集できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を撮影して出
力するためのデジタルカメラ等の撮影装置及び撮影画像
出力処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体となる画像を固体撮像素子
(CCD)に映し込み、この固定撮像素子に撮像された
画像を、デジタルデータとして出力して半導体メモリや
磁気ディスクに記録し、これを表示や印刷等によって再
生するようにしたデジタルカメラが実用化されている。
【0003】このようなデジタルカメラでは、従来から
あるフィルムを使用したカメラと同様に、被写体の撮影
を行なうときには、ズーム,フォーカス,絞り(アイリ
ス)の調整を行なうもので、シャッタの駆動によってレ
ンズを通過した光学画像が固体撮像素子(CCD)に映
し込まれるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして、前記従来のデ
ジタルカメラでは、複数枚記録した撮影画像データを、
1つの画面上で任意のレイアウトで並べて同時表示ある
いは印刷して再生することができるが、例えば定位置に
順次交換して置かれる複数の異なる種類の被写体を撮影
して、その複数の撮影画像を一覧表示する場合に、それ
ぞれの被写体の撮影時におけるズームの調整値が異なる
と、一覧表示された各被写体同士の間の大きさの比率
が、実際の大きさの比率と異なり、特に、商品カタログ
等を作成する場合に実物とイメージが異なってしまう問
題がある。
【0005】本発明は、前記のような問題に鑑み成され
たもので、撮影された複数枚の画像データそれぞれの撮
影倍率が異なる場合でも、各被写体の大きさの比率を実
物の比率に合わせて再生することが可能になる撮影装置
及び撮影画像出力処理プログラムを記録した記録媒体を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る撮影装置は、撮影された被写体の撮影画像を、当該撮
影画像の撮影倍率と対応付けて記憶する画像記憶手段
と、倍率を指定する倍率指定手段と、前記画像記憶手段
に記憶されている撮影画像を、前記倍率指定手段により
指定された倍率の撮影画像にして出力する画像出力手段
とを具備したことを特徴とする。
【0007】このように、本発明に係わる撮影装置によ
れば、撮影倍率が対応付けられて画像記憶手段に記憶さ
れた撮影画像の読み出しに際しては、倍率指定手段によ
り指定された倍率の撮影画像に、例えば拡大又は縮小さ
れて出力されるので、異なる撮影倍率で撮影されて記憶
された複数の撮影画像を読み出した場合でも、それぞれ
の撮影画像は前記指定された倍率に統一されて出力され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
撮影制御装置の全体の構成を示す図である。この撮影制
御装置は、被写体としての商品等を撮影するための撮影
ボックス11と、この撮影ボックス11内に配置された
商品を撮影して商品画像を得るデジタルカメラ12と、
撮影ボックス11及びデジタルカメラ12における各部
の動作を制御し、且つ、該撮影ボックス11及びデジタ
ルカメラ12から得られる各種のデータを処理するため
のパーソナルコンピュータ(PC)13とを備えて構成
される。
【0009】撮影ボックス11は、長方形をしたボック
ス本体14と、このボックス本体14の前面側に取り付
けられた撮影フード15と、この撮影フード15の先端
に取り付けられたカメラ台座16とを組み合わせて構成
される。
【0010】図2は前記撮影制御装置の撮影ボックス1
1における各可動機構を示す図であり、同図(A)は撮
影ボックス11を縦の断面にして示す図、同図(B)は
カメラ台座16を背面から見て示す図である。
【0011】前記撮影ボックス11に組み合わされる撮
影フード15は、ボックス本体14の側面に設けられた
フード駆動機構17により、フード軸18を中心にして
矢印a1 ,a2 で示す上下方向に回動可能に取り付けら
れ、また、カメラ台座16は、撮影フード15の先端に
設けられたカメラ台座駆動機構19に対し、台座軸20
を中心にして矢印b1 ,b2 で示す上下方向に回動可能
に取り付けられる。
【0012】また、ボックス本体14の水平天面14a
には、該ボックス本体14の内部を均一に照明するため
の照明ユニット21がヒンジ21aを中心にして矢印c
で示す方向に開閉可能に取り付けられ、この照明ユニッ
ト21のボックス内側面には、照明電球22a,22b
が備えられる。
【0013】また、ボックス本体14の傾斜天面14b
には、デジタルカメラ12からの撮影経路を光学的に反
射させて撮影対象商品Jの上面撮影を行なうための反射
ユニット23がヒンジ23aを中心にして矢印dで示す
方向に開閉可能に取り付けられ、この反射ユニット23
のボックス内側面には、反射鏡24が備えられる。
【0014】そして、ボックス本体14の後方における
前記反射ユニット23の下方の位置には、撮影対象商品
Jを配置するための商品台座25が設けられる。この商
品台座25は、商品台座駆動モータ26による矢印e1
,e2 で示す方向の回転駆動に伴ない、ステージ25
aをパンタグラフ式に矢印f1 で示す方向に上昇又は矢
印f2 で示す方向に下降させるもので、この商品台座2
5のステージ25aにおける後端には、L字状に立ち上
げられる背面フレーム27が設けられる。
【0015】この背面フレーム27は、前記商品台座2
5におけるステージ25aの上下降に伴ない、その先端
がボックス本体14の最後部における天面開口14cよ
り出入りするもので、この背面フレーム27の先端に
は、背景紙28を当該背景フレーム27からステージ1
5a上に沿わせて垂れ下げて配置するための背景紙クリ
ップ29a,29bが設けられる。
【0016】さらに、ボックス本体14の後端面14d
の上部にも、前記商品台座25を利用しないで撮影対象
商品Jをボックス本体14の底面上に直置きして撮影す
る際に、前記背景紙28を垂れ下げて配置するための背
景紙クリップ30が設けられる。
【0017】そして、前記ボックス本体14の右側面1
4eにおける前記商品台座25に対応する場所には、撮
影対象商品Jの配置,取り出し操作等を行なうための操
作扉31が開閉可能に設けられる。
【0018】一方、前記カメラ台座16には、左右の何
れか一端が半固定され、その他端側が下方から当接され
る調整ねじ32により左右方向の水平状態が設定される
配置台32が設けられ、この配置台33の上面には、撮
影方向に直交する方向で水平、つまり、前記台座軸20
に水平な支持軸を受けるための軸受け台34が設けられ
る。
【0019】また、デジタルカメラ12の横置き状態に
おける下側面と右側面(縦置き状態での下側面)には、
前記撮影方向に直交する方向でそれぞれの面に平行なカ
メラ支持軸35a,35bが設けられ、前記配置台33
の軸受け台34に対し、デジタルカメラ12を横置きし
ている場合には支持軸35aが軸受けされ、また、デジ
タルカメラ12を縦置きしている場合には支持軸35b
が軸受けされる。
【0020】このカメラ台座16の配置台33に対する
デジタルカメラ12の軸受け機構には、当該デジタルカ
メラ12の横置き状態と縦置き状態とを検出するための
マイクロスイッチ等からなるカメラ向き検出スイッチ3
4aが設けられる。
【0021】そして、撮影ボックス11におけるフード
駆動機構17による撮影フード15の回動制御系、カメ
ラ台座駆動機構19によるカメラ台座16の回動制御
系、商品台座駆動モータ26による商品台座25の昇降
制御系、照明ユニット21による点灯,消灯,照度等の
制御系は、パーソナルコンピュータ(PC)13の本体
装置36に対し、撮影側データ・制御バス37を介して
接続され、また、デジタルカメラ12におけるズーム,
フォーカス,アイリス(絞り)の制御系は、カメラ側デ
ータ・制御バス38を介して同パーソナルコンピュータ
(PC)13の本体装置36に接続される。なお、前記
撮影ボックス11の右側面におけるフード駆動機構17
の下には、インターフェイスユニット39が設けられ、
このインターフェイスユニット39内に、撮影ボックス
11における各駆動機構等とパーソナルコンピュータ
(PC)13との入出力制御を図るための撮影側インタ
ーフェイス回路(IF)40、及びデジタルカメラ12
における制御部とパーソナルコンピュータ(PC)13
との入出力制御を図るためのカメラ側インターフェイス
回路(IF)41が備えられる。
【0022】一方、パーソナルコンピュータ(PC)1
3は、外観上、PC本体36、キーボードからなる入力
装置42、バーコードを読み取るハンドスキャナ43、
CRTからなる表示装置44、プリンタからなる印刷装
置45の組み合わせにより構成されるもので、前記撮影
ボックス11及びデジタルカメラ12とその周辺におけ
る制御系は、全てこのパーソナルコンピュータ(PC)
13からの指令により前記インターフェイスユニット3
9を介して制御され、また、前記撮影ボックス11及び
デジタルカメラ12とその周辺における制御系にて得ら
れた各種のデータは、全て前記インターフェイスユニッ
ト39を介しこのパーソナルコンピュータ(PC)13
に転送されて取り込まれる。
【0023】さらに、前記撮影ボックス11の右側面に
設けられたフード駆動機構17の上部には、撮影ボック
ス11側における各種の駆動制御機構を全停止させるた
めの停止スイッチ11Sが備えられる。
【0024】図3は前記撮影制御装置の撮影ボックス1
1における異なる商品Jの各撮影状態を比較して示す側
断面図であり、同図(A)は小型商品J1 の前面撮影状
態を示す図、同図(B)は商品J2 の上面撮影状態を示
す図、同図(C)は大型商品J3 の俯瞰撮影状態を示す
図である。
【0025】図3(A)に示すように、小型商品J1 の
前面撮影を行なう場合には、当該小型商品J1 が載せら
れた商品台座25のステージ25aが商品台座駆動モー
タ26の駆動により矢印f1 で示す方向に上昇移動され
ると共に、撮影フード15がフード駆動機構17に内蔵
されたフード駆動モータ17aの駆動により矢印a2で
示す方向に下降され、商品J1 の正面にデジタルカメラ
12が位置するよう自動調整される。そして、デジタル
カメラ12のカメラ台座16がカメラ台座駆動機構19
に内蔵されたカメラ台座駆動モータ19aの駆動により
矢印b1 で示す方向に回動され、当該デジタルカメラ1
2の焦点経路xが水平にされて小型商品J1 の前面に向
けて設定され、商品J1 の前面画像が撮影される。
【0026】図3(B)に示すように、通常サイズの商
品J2 の上面撮影を行なう場合には、当該商品J2 が載
せられた商品台座25のステージ25aが商品台座駆動
モータ26の駆動により基準位置に移動されると共に、
撮影フード15がフード駆動機構17に内蔵されたフー
ド駆動モータ17aの駆動により基準位置に移動され、
商品J2 の正面にデジタルカメラ12が位置するよう自
動調整される。そして、デジタルカメラ12のカメラ台
座16がカメラ台座駆動機構19に内蔵されたカメラ台
座駆動モータ19aの駆動により矢印b2 で示す方向に
回動され、当該デジタルカメラ12の焦点経路yが反射
ユニット23へ向けて上方傾斜されると共に、反射鏡2
4に反射されて商品J2 の上面に向けて設定され、商品
J2 の上面画像が撮影される。
【0027】図3(C)に示すように、大型商品J3 の
俯瞰撮影を行なう場合には、当該大型商品J3 が載せら
れた商品台座25のステージ25aが商品台座駆動モー
タ26の駆動により矢印f2 で示す方向に下降移動され
ると共に、撮影フード15がフード駆動機構17に内蔵
されたフード駆動モータ17aの駆動により矢印a1で
示す方向に上昇され、商品J3 よりも上方にデジタルカ
メラ12が位置するよう自動調整される。そして、デジ
タルカメラ12のカメラ台座16がカメラ台座駆動機構
19に内蔵されたカメラ台座駆動モータ19aの駆動に
より矢印b2 で示す方向に回動され、当該デジタルカメ
ラ12の焦点経路zが下方傾斜されて商品J3 の肩の方
向に設定され、商品J3 の俯瞰画像が撮影される。
【0028】図4は前記撮影制御装置のパーソナルコン
ピュータ(PC)13を中心とする電子回路の構成を示
すブロック図である。パーソナルコンピュータ(PC)
13は、コンピュータ等からなる制御部(CPU)46
を備えている。
【0029】制御部(CPU)46は、キーボードから
なる入力装置42やハンドスキャナ43及び撮影側,カ
メラ側の各データ・制御バス37,38を介して入力さ
れる各種の入力データに応じて、記憶装置47内のRO
Mに予め記憶されているシステムプログラムを起動さ
せ、あるいは外部記録媒体(記憶媒体)48に予め記憶
されている撮影制御処理プログラムや通信回線49を介
して受信される各種制御用プログラムを記憶装置47内
のRAMに読み込んで起動させ、RAM50をワークメ
モリとして回路各部の動作制御を行なうものである。
【0030】この制御部(CPU)46には、前記入力
装置42、ハンドスキャナ43、記憶装置47、通信回
線49、RAM50の他、表示装置44、印刷装置4
5、そして、撮影ボックス11及びデジタルカメラ12
の各制御系とアクセスを図るための撮影側インターフェ
イス回路40及びカメラ側インターフェイス回路41が
接続される。
【0031】撮影ボックス11のインターフェイス回路
40には、撮影フード15を回動させてそのフード角度
βを変化させるためのフード駆動機構17に内蔵される
フード駆動モータ17a、商品台座25のステージ25
aを昇降させてその高さHを変化させるための商品台座
駆動モータ26、カメラ台座16を回動させてその台座
角度αを変化させるためのカメラ台座駆動機構19に内
蔵されたカメラ台座駆動モータ19a、そして、照明ユ
ニット21、カメラ向き検出スイッチ34a、停止スイ
ッチ11Sが接続される。
【0032】この場合、前記撮影フード角度β,商品台
座高さH,カメラ台座角度α,撮影照度Lは、全てパー
ソナルコンピュータ(PC)13に対しフィードバック
制御される。
【0033】デジタルカメラ12のインターフェイス回
路41には、CPUからなるカメラ制御部51を介して
画像メモリ52が接続されると共に、ズーム(撮影倍
率)Zを変化させるためのズーム調整モータ53、フォ
ーカスFを変化させるためのフォーカス調整モータ5
4、絞りSを変化させるための絞り調整モータ55が接
続される。
【0034】この場合、前記ズーム(撮影倍率)Z,フ
ォーカスF,絞りSは、全てパーソナルコンピュータ
(PC)13に対しフィードバック制御される。入力装
置42のキーボードには、例えば汎用されるパーソナル
コンピュータと同種のキーボードが使用されるもので、
テンキーや文字キー,実行キー,カーソルキー、各種フ
ァンクションキー等が備えられる。
【0035】記憶装置47は、半導体メモリからなるR
OMを備えると共に、フロッピディスクドライバ等の外
部記録媒体(記憶媒体)48の読み込み装置、ハードデ
ィスク装置等のRAMを備えている。
【0036】図5は前記パーソナルコンピュータ(P
C)13の記憶装置47におけるROM及びRAMに備
えられるデータメモリを示す図である。例えば前記記憶
装置47内のROMには、プログラムメモリ47aが備
えられ、このプログラムメモリ47aには、本撮影制御
装置における全体の処理を司るシステムプログラムデー
タが予め記憶されると共に、図9に示す商品撮影処理、
図10に示す撮影画像保存処理、図17に示す画像デー
タ組み合わせ処理等、各種の動作モードの処理を司るサ
ブプログラムデータである制御プログラムデータも予め
記憶される。
【0037】また、記憶装置47内のRAMには、撮影
条件テーブルメモリ47b(図6参照)、撮影画像デー
タメモリ47c(図7参照)、サムネイル画像データメ
モリ47d(図8参照)、組み合わせ画像データメモリ
47e等が備えられる。
【0038】図6は前記パーソナルコンピュータ(P
C)13の記憶装置47内のRAMに備えられる撮影条
件テーブルメモリ47bのデータ内容を示す図である。
この撮影条件テーブルメモリ47bは、様々な商品の品
目を個々の撮影条件名(箱菓子/缶詰/…)とし、この
各撮影条件名毎に3つの撮影方向(前面/上面/俯瞰)
それぞれの撮影を行なう場合の基準となるカメラ制御値
(ズーム(撮影倍率)Z,フォーカスF,絞りS)、カ
メラ台座角度α、商品台座高さH、撮影フード角度β、
撮影照度Lが予めプロカメラマンや熟練者による実際の
撮影に応じて設定記憶されるもので、商品撮影を自動で
行なうモードにあって、撮影対象商品に相当する撮影条
件名とその撮影方向が指定されることにより、これに対
応するカメラ制御値(ズーム(撮影倍率)Z,フォーカ
スF,絞りS)、カメラ台座角度α、商品台座高さH、
撮影フード角度β、撮影照度Lが撮影条件として読み出
され、デジタルカメラ12におけるズーム(撮影倍率)
Z,フォーカスF,絞りS、及び撮影ボックス11にお
けるカメラ台座16の回動角度α、商品台座25の高さ
H、撮影フード15の回動角度β、照明ユニット21に
よる照度Lが最適な状態に自動調整される。
【0039】ここで、前記撮影条件テーブルメモリ47
bにて予め記憶されるデジタルカメラ12や撮影ボック
ス11に対する各撮影条件値は、プロのカメラマンある
いは商品撮影の熟練者により実際に各商品の撮影を行な
った際に得られた前面撮影時、上面撮影時、俯瞰撮影時
それぞれにおけるデジタルカメラ12のズーム調整モー
タ53,フォーカス調整モータ54,絞り調整モータ5
5の各回転位置(Z,F,S)、カメラ台座駆動モータ
19aによるカメラ台座16の設定角度(α)、商品台
座駆動モータ26による商品台座25の設定高さ
(H)、フード駆動モータ17aによる撮影フード15
の設定角度(β)、照明ユニット21による照明電球2
2a,22bの設定照度(L)が記憶される。
【0040】図7は前記パーソナルコンピュータ(P
C)13の記憶装置47内のRAMに備えられる撮影画
像データメモリ47cのデータ内容を示す図である。こ
の撮影画像データメモリ47cは、商品撮影後の画像デ
ータがそれぞれそのファイル名称,撮影条件値,商品デ
ータ,縦/横フラグに対応付けられて記憶されるもの
で、前記ファイル名称は、当該商品撮影の日時に基づき
生成されたコードデータ及び任意入力された補助名称か
らなり、また、前記撮影条件値は、当該商品撮影時にお
けるカメラ制御値(ズーム(撮影倍率)Z,フォーカス
F,絞りS)、カメラ台座角度α、商品台座高さH、撮
影フード角度β、撮影照度Lからなり、また、前記商品
データは、任意入力される商品名,サイズ,重量等の商
品情報からなり、また、前記縦/横フラグは、前記デジ
タルカメラ12の配置台33に対する軸受け機構に備え
られたカメラ向き検出スイッチ34aによる検出結果に
応じて横置き検出状態では“0”に、縦置き検出状態で
は“1”に設定される。
【0041】図8は前記パーソナルコンピュータ(P
C)13の記憶装置47内のRAMに備えられるサムネ
イル画像データメモリ47dのデータ内容を示す図であ
る。このサムネイル画像データメモリ47dは、前記撮
影画像データメモリ47cに撮影されて記憶される各商
品の画像データが、縮小された撮影画像データの一覧と
して記憶されるもので、このサムネイル画像データメモ
リ47dに記憶される各縮小された撮影画像データに
は、そのそれぞれに対し撮影日時,ファイル名称,撮影
解像度が対応付けされて記憶される。
【0042】また、組み合わせ画像データメモリ47e
は、図17における画像データ組み合わせ処理に従っ
て、前記撮影画像データメモリ47cに記憶されている
任意の複数の撮影画像データが指定されて読み出された
際に、当該読み出された複数の撮影画像データがそれぞ
れ同一の画面上で任意の位置に移動されて組み合わされ
て記憶されるもので、この場合、撮影画像データメモリ
47cから読み出される個々の撮影画像データは、当該
撮影画像データに対応付けられた撮影条件値内のカメラ
制御値であるズーム(撮影倍率)Zに基づき、予めユー
ザにより任意に指定された倍率に拡大又は縮小され、各
撮影画像データがそれぞれの大きさの比率を実際の被写
体間における大きさの比率と同一となる倍率に統一され
て記憶される。
【0043】次に、前記構成による撮影制御装置の動作
について説明する。図9は前記撮影制御装置における商
品撮影処理を示すフローチャートである。図10は前記
撮影制御装置における商品撮影処理に伴なう撮影画像保
存処理を示すフローチャートである。
【0044】図11は前記撮影制御装置における商品撮
影処理に伴ない初期表示される撮影モジュールウインド
ウG1の表示状態を示す図である。まず、パーソナルコ
ンピュータ(PC)13の表示装置44に表示されてい
る商品撮影アイコンが、入力装置42の操作により選択
されることで、記憶装置47のROMにおけるプログラ
ムメモリ47aに記憶されている撮影処理プログラムが
起動されると、図11に示すように、表示装置44に対
して撮影モジュールウインドウG1が表示されると共
に、記憶装置47のRAMにおけるサムネイル画像デー
タメモリ47d(図8参照)に記憶されている過去の商
品撮影画像のうちの直前に撮影保存された9枚分の商品
画像データが読み込まれ、撮影モジュールウインドウG
1の下端に沿って確保されたサムネイル・ウインドウG
1aに対し各画像毎の撮影年月日とファイル名及び撮影
解像度が付されて縮小一覧表示される。
【0045】前記撮影モジュールウインドウG1におけ
るコマンドバーG1bには、例えばシャッタ操作を行な
うための撮影ボタンQ1、自動による撮影,保存を指示
するための自動保存撮影ボタンQ2、デジタルカメラ1
2による取り込み画像のモニタ表示を指示するためのモ
ニタモードボタンQ3、撮影画像の保存を指示するため
の自動保存ボタンQ4、画像の編集を行なう際に必要に
応じて選択操作される縮小ボタンQ5、拡大ボタンQ
6、切抜きボタンQ7、撮影ボックス11とデジタルカ
メラ12における各種の制御系をマニュアルで調整する
際に操作される詳細調整ボタンQ8等が用意されると共
に、自動制御による撮影モードを設定するための自動ボ
タンQ9、マニュアル制御による撮影モードを設定する
ための手動ボタンQ10が用意される。
【0046】撮影ボックス11の操作扉31を開き、商
品台座25のステージ25a上に撮影対象となる商品J
を載せた状態で、前記撮影モジュールウインドウG1の
コマンドバーG1bにおけるモニタモードボタンQ3が
操作されると、パーソナルコンピュータ(PC)13か
らカメラ側データ・制御バス38及びカメラ側インター
フェイス回路(IF)41を介して、デジタルカメラ1
2のカメラ制御部51に対してモニタ要求信号が送信さ
れ、モニタ表示処理に移行される。
【0047】図12は前記撮影制御装置における商品撮
影処理に伴ない表示される横置きモニタウインドウG2
hと自動撮影制御ウインドウG3の撮影調整前表示状態
を示す図である。
【0048】モニタ表示処理が起動されると、デジタル
カメラ12により現在撮像されて画像メモリ52に対し
リアルタイムに取り込まれている商品台座25の周辺の
画像データが、カメラ制御部51からパーソナルコンピ
ュータ13に転送されて制御部(CPU)46にて受信
され、RAM50内のモニタ画像メモリに書き込まれ
る。すると、デジタルカメラ12の配置台33に対する
軸受け機構に設けられたカメラ向き検出スイッチ34a
から当該カメラ12が縦置き状態にあることを検出する
縦置き検出信号“1”が出力されているか否かがパーソ
ナルコンピュータ13の制御部(CPU)46において
判断され、縦置き検出信号“1”が出力されてない、つ
まり、前記デジタルカメラ12は横置きによる撮影状態
にあると判断されると、図12に示すように、表示装置
44に表示されている撮影モジュールウインドウG1上
に、横置きモニタウインドウG2hが表示され、当該横
置きモニタウインドウG2hに対し、前記RAM50内
のモニタ画像メモリに書き込まれている前記デジタルカ
メラ12によるモニタ画像が読み出されて表示される。
【0049】この場合、撮影ボックス11におけるフー
ド駆動モータ17a、商品台座駆動モータ26、カメラ
台座駆動モータ19a、照明ユニット21等の各ボック
ス制御系は未調整の状態であり、また、デジタルカメラ
12におけるズーム調整モータ53、フォーカス調整モ
ータ54、絞り調整モータ55等の各カメラ制御系も未
調整の状態であるため、商品台座25に載せられた撮影
対象商品Jに対するデジタルカメラ12の撮影方向や焦
点は調整されてなく、前記横置きモニタウインドウG2
hには撮影調整前現状のモニタ画像が表示される。
【0050】こうして、前記図12で示したように、デ
ジタルカメラ12による商品台座25の周辺のモニタ画
像が、横置きモニタウインドウG2hに表示された状態
で、自動制御による撮影モードを設定するために、コマ
ンドバーG1bに表示されている自動ボタンQ9が操作
されると、前記横置きモニタウインドウG2hに並べて
自動撮影制御ウインドウG3が表示される(ステップS
1→S2→S3)。
【0051】この自動撮影制御ウインドウG3には、撮
影条件名の入力エリアG3a、商品サイズの入力エリア
G3b、撮影方向の入力エリアG3cが設けられると共
に、撮影ボックス11及びデジタルカメラ12における
各制御系調整動作の開始を指示する移動ボタンQ11、
各種制御系をマニュアルで微調整する際に操作される詳
細ボタンQ12、及び撮影の終了を指示する終了ボタン
Q13が設けられる。
【0052】前記横置きモニタウインドウG2hに並べ
て自動撮影制御ウインドウG3が表示されると、記憶装
置47におけるRAM内の撮影条件テーブルメモリ47
b(図6参照)に記憶されている各種商品の品目に対応
させた撮影条件名が全て読み込まれ、今回撮影を行なう
商品Jを特定するための撮影条件名の候補として、前記
自動撮影制御ウインドウG3上の撮影条件名入力エリア
G3aに対応させてリスト表示される。
【0053】図13は前記撮影制御装置における商品撮
影処理に伴ない表示される横置きモニタウインドウG2
hと自動撮影制御ウインドウG3の撮影調整後表示状態
を示す図である。
【0054】前記自動撮影制御ウインドウG3上にリス
ト表示された撮影条件名の候補の中から、今回撮影を行
なう商品Jを特定するための撮影条件名として、例えば
「箱菓子」が選択指定され、図13に示すように、撮影
条件名入力エリアG3aに入力表示されると共に、撮影
面(方向)として、例えば「前面」が選択指定され、撮
影方向入力エリアG3cに入力表示された後、移動ボタ
ンQ11が操作されると、前記自動撮影制御ウインドウ
G3上で選択入力された撮影条件名「箱菓子」及び撮影
方向「前面」に対応させた、撮影ボックス11及びデジ
タルカメラ12の各制御系に対する各撮影条件値が、前
記撮影条件テーブルメモリ47b(図6参照)から、ズ
ーム(撮影倍率)Z1,フォーカスF1,絞りS1,カ
メラ台座角度α1,商品台座高さH1,撮影フード角度
β1,撮影照度L1として読み込まれる(ステップS
3,S4)。
【0055】すると、このそれぞれの撮影条件値Z1,
F1,S1,α1,H1,β1,L1に従って、パーソ
ナルコンピュータ(PC)13からデジタルカメラ12
及び撮影ボックス11に対して制御信号が送信され、デ
ジタルカメラ12のズーム調整モータ53,フォーカス
調整モータ54,絞り調整モータ55が駆動されて、そ
れぞれズーム(撮影倍率)Z1,フォーカスF1,絞り
S1に調整され、撮影ボックス11のカメラ台座駆動モ
ータ19a,商品台座駆動モータ26,フード駆動モー
タ17aが駆動されて、それぞれカメラ台座16の角度
α1,商品台座25の高さH1,撮影フード15の角度
β1,照明ユニット21による撮影照度L1に調整され
る(ステップS5)。
【0056】これにより、商品台座25に載せられた撮
影対象商品Jに対するデジタルカメラ12の撮影方向や
焦点は、前記撮影条件テーブルメモリ47bに予めプロ
カメラマンや熟練者による実際の撮影操作に応じて設定
記憶された「箱菓子」の「前面」撮影用の各撮影条件値
に従って、例えば図3(A)で示すようにして自動調整
され、モニタ表示処理を経て、前記横置きモニタウイン
ドウG2hには商品(箱菓子)Jの前面画像が見栄え良
く撮像された撮影調整後のモニタ画像が表示される(ス
テップS2〜S5)。
【0057】このように、撮影ボックス11内の商品台
座25に載せた商品(箱菓子)Jの前面画像が見栄え良
く撮像された撮影調整後のモニタ画像として、表示装置
44における横置きモニタウインドウG2hに表示され
た状態で、コマンドバーG1bに用意されている自動保
存撮影ボタンQ2又は撮影ボタンQ1が操作されると、
パーソナルコンピュータ(PC)13からデジタルカメ
ラ12のカメラ制御部51に対してシャッタ動作の指令
信号が送信される。すると、前記デジタルカメラ12に
対するシャッタ動作の指令のタイミングでその画像メモ
リ52に撮像されて取り込まれた商品(箱菓子)Jの前
面の撮影画像データが、パーソナルコンピュータ(P
C)13に転送されて受信され、この撮影画像データ
が、図14に示すように、前記横置きモニタウインドウ
G2hにさらに重ねた画像ウインドウG4に表示される
(ステップS6)。
【0058】図14は前記撮影制御装置における商品撮
影処理に伴ない表示される横置きモニタウインドウG2
h及び画像ウインドウG4と自動撮影制御ウインドウG
3の同時表示状態を示す図である。
【0059】ここで、前記コマンドバーG1bに用意さ
れた自動保存撮影ボタンQ2が操作された自動モードに
あると判断されると、図10における撮影画像保存処理
に移行される(ステップSA1)。
【0060】この撮影画像保存処理が起動されると、R
AM50内のワークメモリにおける計時レジスタにて管
理される現在の日付,時刻データに基づき、予め定めら
れたアルゴリズムに従ったファイル名称が生成される
(ステップA1)。
【0061】そして、サムネイル・ウインドウG1aの
上端に沿って設けられている自動保存時の補助名称入力
エリアG1cにおいて、撮影された商品Jの画像データ
に対する補助名称が入力されて有るか否か判断される
(ステップA2)。
【0062】ここで、前記自動保存時の補助名称入力エ
リアG1cにおいて、撮影画像データに対する補助名称
が入力されて無いと判断された場合には、前記ステップ
A1にて撮影の日付,時刻に基づき生成されたファイル
名称がそのままファイル名称として設定される(ステッ
プA2→A3)。
【0063】また、前記自動保存時の補助名称入力エリ
アG1cにおいて、撮影画像データに対する補助名称が
入力されて有ると判断された場合には、前記ステップA
1にて撮影の日付,時刻に基づき生成されたファイル名
称と前記補助名称入力エリアG1cにて入力された補助
名称とが合わせてファイル名称として設定される(ステ
ップA2→A4)。
【0064】すなわち、前記「箱菓子」の「前面」の撮
影画像データに対し、例えばその撮影日時に基づき生成
されたファイル名称は[EU8BO67]となり、補助
名称入力エリアG1cにて補助名称[箱菓子A・000
1]が入力されて有る場合には、当該撮影画像データの
ファイル名称は[EU8BO67・箱菓子A・000
1]として設定される。
【0065】そして、前記自動撮影制御ウインドウG3
に重ねて商品データ入力ウインドウが表示され、この商
品データ入力ウインドウにおいて、前記撮影された商品
Jに関する品名,サイズ,重量等の商品情報が入力され
ると、前記ステップA1〜A4において生成・設定され
たファイル名称[EU8BO67・箱菓子A・000
1]に対して、前記ステップS6において画像ウインド
ウG4に撮影表示された商品(箱菓子)Jの前面の撮影
画像データ、前記撮影ボックス11及びデジタルカメラ
12における各制御系の撮影条件値(Z1,F1,S
1,α1,…)、前記入力された商品データ(品名,サ
イズ,重量,…)、及び前記モニタ表示処理に伴ない検
出記憶されたデジタルカメラ12の撮影方向を示す縦/
横フラグ“0”が、それぞれ対応付けられて、記憶装置
47のRAM内の撮影画像データメモリ47c(図7参
照)へ記憶されて保存される(ステップA5,A6,A
7)。
【0066】こうして、前記ステップSA1における撮
影画像保存処理に応じて、前記撮影条件名「箱菓子」及
び撮影方向「前面」が選択されて自動撮影された商品
(箱菓子)Jの前面の撮影画像データが、前記撮影画像
データメモリ47cに対し、ファイル名称[EU8BO
67・箱菓子A・0001]、撮影条件値(Z1,F
1,S1,α1,…)、商品データ(品名,サイズ,重
量,…)、縦/横フラグ“0”と共に記憶されて保存さ
れると、図15に示すように、当該撮影画像データが、
撮影日、ファイル名、撮影解像度を付加して、サムネイ
ル・ウインドウG1aに対し追加されて表示される。
【0067】図15は前記撮影制御装置における商品撮
影処理に伴ない表示されるサムネイル・ウインドウG1
aに対する前面撮影画像データの追加表示状態を示す図
である。
【0068】こうして、前記自動撮影制御ウインドウG
3における撮影条件名「箱菓子」及び撮影方向「前面」
の選択指定に応じて撮影条件テーブルメモリ47bより
読み込まれた各撮影条件値に従って、撮影ボックス11
及びデジタルカメラ12の各制御系が自動調整されるこ
とで、デジタルカメラ12により見栄え良く撮像された
商品(箱菓子)Jの前面画像が撮影されて撮影画像デー
タメモリ47cに記憶され保存され、図15で示したよ
うに、サムネイル・ウインドウG1aに追加表示された
状態で、さらに、同商品Jの上面撮影や俯瞰撮影を前記
自動撮影で行なう場合には、前記自動撮影制御ウインド
ウG3上で次に撮影すべき撮影面(方向)の選択指定が
行なわれる(ステップS7→S4)。
【0069】一方、この商品撮影処理の初期段階におい
て、撮影ボックス11及びデジタルカメラ12の各制御
系が未調整にあり、デジタルカメラ12による商品台座
25の周辺のモニタ画像が、横置きモニタウインドウG
2hに表示されている状態で、マニュアル制御による撮
影モードを設定するために、コマンドバーG1bに表示
されている手動ボタンQ10が操作されると、表示装置
44の表示画面上には、図16に示すように、撮影ボッ
クス11及びデジタルカメラ12における各制御系の実
機状態をグラフィカルに表示すると共に、そのそれぞれ
のパラメータ(撮影条件値)を被写体(商品J)のモニ
タ画像を見ながら全てスライダによりマニュアルで調整
するようにした制御パラメータのスライダ式調整ウイン
ドウG5が表示される(ステップS2→S8)。
【0070】図16は前記撮影制御装置における商品撮
影処理に伴ない表示される制御パラメータのスライダ式
調整ウインドウG5を示す図である。このスライダ式調
整ウインドウG5にあって、各制御パラメータの入力エ
リアにて、そのそれぞれのスライダをマウスポインタP
で操作し、商品台座25に載せられている商品Jの正面
のモニタ画像が見栄え良く見えるように、デジタルカメ
ラ12に対するズーム(撮影倍率)Z,フォーカスF,
絞り(アイリス)S及び撮影ボックス11に対する商品
台座高さ(テーブル)H,撮影フード角度(フード)
β,カメラ台座角度(ホルダー)αの各制御パラメータ
がマニュアル入力されると、このそれぞれの制御パラメ
ータ(撮影条件値)Z,F,S,α,H,β,Lに従っ
て、パーソナルコンピュータ(PC)13からデジタル
カメラ12及び撮影ボックス11に対して制御信号が送
信され、デジタルカメラ12のズーム調整モータ53,
フォーカス調整モータ54,絞り調整モータ55が駆動
されて、それぞれズーム(撮影倍率)Z,フォーカス
F,絞りSに調整され、撮影ボックス11のカメラ台座
駆動モータ19a,商品台座駆動モータ26,フード駆
動モータ17aが駆動されて、それぞれカメラ台座16
の角度α,商品台座25の高さH,撮影フード15の角
度βに調整される(ステップS8)。
【0071】この場合、商品台座25に載せられた撮影
対象商品Jに対するデジタルカメラ12の撮影方向や焦
点は、ユーザの好みでマニュアル調整され、表示装置4
4の横置きモニタウインドウG2hに対し、商品(箱菓
子)Jの任意の撮影面の画像がユーザの好みで見栄え良
く撮像された撮影調整後のモニタ画像が表示される。
【0072】そして、コマンドバーG1bに用意されて
いる自動保存撮影ボタンQ2又は撮影ボタンQ1が操作
されると、前記撮影ボックス11及びデジタルカメラ1
2の各制御系に対するマニュアル調整後の撮影画像が受
信されて画像ウインドウG4に表示され、前記自動保存
撮影ボタンQ2による自動モードにある場合には、図1
0における撮影画像保存処理に移行されて、前記画像ウ
インドウG4に撮影表示されたマニュアル調整後の撮影
画像データが、前記撮影画像データメモリ47cに対
し、ファイル名称[EU8BO67・箱菓子A・000
1]、撮影条件値(Z,F,S,α,…)、商品データ
(品名,サイズ,重量,…)、縦/横フラグ“0”と共
に記憶されて保存される(ステップS9,SA2)。
【0073】こうして、前記スライダ式調整ウインドウ
G5における各制御パラメータのマニュアル指定に応じ
て、撮影ボックス11及びデジタルカメラ12の各制御
系が手動調整されることで、デジタルカメラ12により
ユーザの好みで見栄え良く撮像された商品(箱菓子)J
の前面画像が撮影されて撮影画像データメモリ47cに
記憶され保存され、サムネイル・ウインドウG1aに追
加表示された状態で、さらに、同商品Jの他の撮影面
(方向)を前記手動撮影で行なう場合には、前記スライ
ダ式調整ウインドウG5上で次に撮影すべき撮影面(方
向)の選択指定及び各制御パラメータのマニュアル指定
が行なわれる(ステップS10→S8)。
【0074】一方、コマンドバーG1bに沿って表示さ
れている編集ボタンとして機能する「画像(I)」Q1
5が操作されると、編集処理に移行される(ステップS
1→S11)。
【0075】この編集処理では、サムネイル・ウインド
ウG1aに表示されている保存済みの撮影画像データを
読み出してウインドウ表示させた後、「切抜き」「背景
除去」「回転」「反転」「画像補正」等からなるメニュ
ーを表示させ選択して任意の編集作業が行なえるもの
で、この編集処理後の画像データは、例えば自動保存ボ
タンQ4を操作することにより、図10における撮影画
像保存処理を経て、記憶装置47内の撮影画像データメ
モリ47cに更新記憶されて保存され、サムネイル・ウ
インドウG1aにも更新表示される(ステップS1
1)。
【0076】次に、前記図9〜図16における商品撮影
処理に伴ない、記憶装置27内の撮影画像データメモリ
47cに順次撮影記憶されて保存された複数の商品Jの
撮影画像データのうちの、任意の複数の撮影画像データ
を組み合わせて編集する場合の動作について説明する。
【0077】図17は前記撮影制御装置における画像デ
ータ組み合わせ処理を示すフローチャートである。図1
8は前記撮影制御装置の画像データ組み合わせ処理に伴
ない表示される第1撮影画像読み出しの際の組み合わせ
制御ウインドウG6及び組み合わせ画像ウインドウG7
の表示状態を示す図である。
【0078】図19は前記撮影制御装置の画像データ組
み合わせ処理に伴ない表示される第2撮影画像読み出し
の際の組み合わせ制御ウインドウG6及び組み合わせ画
像ウインドウG7の表示状態を示す図である。
【0079】まず、画像データ組み合わせ処理の開始を
指示するボタン操作がなされると、図18に示すよう
に、表示装置44の表示画面に対して、組み合わせ制御
ウインドウG6が表示されると共に、記憶装置27内の
撮影画像データメモリ47cに記憶保存されている複数
の撮影画像データの一覧を示すためのサムネイル・ウイ
ンドウG1aが表示される。
【0080】前記組み合わせ制御ウインドウG6には、
組み合わせ対象として指定された撮影画像の撮影条件名
に対応付けて、当該撮影画像の撮影条件値として撮影画
像データメモリ47cに共に記憶されている撮影倍率
(ズーム値)、予めユーザによりこの組み合わせ画像の
統一倍率として指定される指定倍率、前記撮影倍率と指
定倍率とに基づく撮影画像データの拡大又は縮小率が表
示されると共に、任意の複数の撮影画像データを組み合
わせて、例えばカタログの作成を行なう場合に、組み合
わせ対象として指定されて読み出された撮影画像の表示
画面上での位置移動を行なう際に操作される位置ボタン
Q17、その移動位置を確定する際に操作される確定ボ
タンQ18、そして、この画像データ組み合わせ処理を
終了させる際に操作される終了ボタンQ13が用意され
る。
【0081】図18に示すように、表示装置44の表示
画面に表示されたサムネイル・ウインドウG1aにおい
て、例えば組み合わせ対象となる第1の撮影画像とし
て、顕微鏡が選択されて指定されると、この顕微鏡の撮
影画像データ及びこれに対応付けて記憶されている撮影
条件値のズーム値(撮影時倍率)Zが記憶装置47内の
撮影画像データメモリ47cから読み出され、当該ズー
ム値(撮影時倍率)Zは前記組み合わせ制御ウインドウ
G6に撮影倍率(例えば1.0)として表示される(ス
テップB1,B2)。
【0082】ここで、予めユーザにより指定されている
指定倍率が(例えば1.0)である場合には、前記顕微
鏡の撮影画像データに対する拡大/縮小の倍率は“10
0%”として設定表示される。
【0083】すると、前記ステップB1,B2において
指定されて撮影画像データメモリ47cから読み出され
た撮影時に1倍の撮影倍率である顕微鏡の撮影画像デー
タは、前記組み合わせ制御ウインドウG6内に設定表示
された拡大/縮小倍率の“100%”に従って拡大又は
縮小処理(この場合は等倍)されて前記予め指定された
指定倍率(1.0)に合わされ、図18に示すように、
組み合わせ画像ウインドウG7に表示される(ステップ
B3,B4)。
【0084】ここで、位置ボタンQ17の操作により前
記組み合わせ画像ウインドウG7上での顕微鏡の撮影画
像データの位置変更要求が出されると共に、マウスポイ
ンタPにより当該撮影画像の任意の方向への移動操作を
行なうと、これに伴ない矢印i1で示すように、画像表
示位置の移動が行なわれる(ステップB5→B6)。
【0085】そして、前記組み合わせ画像ウインドウG
7上において、組み合わせ対象となる第1の撮影画像で
ある顕微鏡の撮影画像データを任意の右側の位置に移動
表示させた状態で、確定ボタンQ18が操作された後、
図19に示すように、前記サムネイル・ウインドウG1
aにおいて、例えば組み合わせ対象となる第2の撮影画
像として、ペンが選択されて指定されると(ステップB
7→B8→B1)、このペンの撮影画像データ及びこれ
に対応付けて記憶されている撮影条件値のズーム値(撮
影時倍率)Zが記憶装置47内の撮影画像データメモリ
47cから読み出され、当該ズーム値(撮影時倍率)Z
は前記組み合わせ制御ウインドウG6に撮影倍率(例え
ば2.0)として表示される(ステップB1,B2)。
【0086】ここで、予めユーザにより指定されている
指定倍率は“1.0であるので、前記ペンの撮影画像デ
ータに対する拡大/縮小の倍率は“50%”として設定
表示される。
【0087】すると、前記ステップB1,B2において
指定されて撮影画像データメモリ47cから読み出され
た撮影時に2倍の撮影倍率である顕微鏡の撮影画像デー
タは、前記組み合わせ制御ウインドウG6内に設定表示
された拡大/縮小倍率の“50%”に従って縮小処理さ
れて前記予め指定された指定倍率(1.0)に合わさ
れ、図19に示すように、組み合わせ画像ウインドウG
7に表示される(ステップB3,B4)。
【0088】ここで、位置ボタンQ17の操作により前
記組み合わせ画像ウインドウG7上でのペンの撮影画像
データの位置変更要求が出されると共に、マウスポイン
タPにより当該撮影画像の任意の方向への移動操作を行
なうと、これに伴ない矢印i2で示すように、画像表示
位置の移動が行なわれる(ステップB5→B6)。
【0089】図20は前記撮影制御装置の画像データ組
み合わせ処理に伴ない表示される第1及び第2撮影画像
読み出し確定の際の組み合わせ制御ウインドウG6及び
組み合わせ画像ウインドウG7の表示状態を示す図であ
る。
【0090】そして、前記組み合わせ画像ウインドウG
7上において、組み合わせ対象となる第2の撮影画像で
あるペンの撮影画像データを任意の左側の位置に移動表
示させた状態で、確定ボタンQ18が操作されると、図
20に示すように、前記指定倍率(1.0)に統一され
た第1の撮影画像データ(顕微鏡)と第2の撮影画像デ
ータ(ペン)とが、それぞれ組み合わせ画像ウインドウ
G7上での任意に位置に移動されて組み合わされたカタ
ログ画像として表示され、記憶装置47内の組み合わせ
画像データメモリ47eに記憶されて保存される(ステ
ップB7→B8→B9)。
【0091】したがって、前記構成の撮影制御装置によ
れば、複数の撮影画像データをそれぞれその撮影時のズ
ーム値(撮影倍率)Zに対応付けて記憶装置47内の撮
影画像データメモリ47cに記憶させ、この撮影画像デ
ータメモリ47cに撮影されて保存された任意の複数の
撮影画像データを指定して読み出し、同一の画面上にて
組み合わせて編集する際には、個々の撮影画像データに
対応付けて記憶された前記各画像撮影時のズーム値(撮
影倍率)Zに基づき、予めユーザ指定された編集用の指
定倍率に拡大又は縮小されて統一されるので、撮影時の
撮影倍率が様々に異なっていても、各撮影画像間での大
きさの比を実物比と同じくして編集し、表示やプリント
として出力することができる。
【0092】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち図9のフローチャートに示す商品撮影処
理、図10のフローチャートに示す撮影画像保存処理、
図17のフローチャートに示す画像データ組み合わせ処
理等の各手法は、コンピュータに実行させることができ
るプログラムとして、メモリカード(ROMカード、R
AMカード等)、磁気ディスク(フロッピーディスク、
ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DV
D等)、半導体メモリ等の外部記録媒体(記憶媒体)4
8に格納して配布することができる。そして、コンピュ
ータである制御部(CPU)46は、この外部記録媒体
(記憶媒体)48に記録されたプログラムを各媒体に応
じたデータ読み出し装置によって記憶装置47に読み込
み、この読み込んだプログラムによって動作が制御され
ることにより、前記実施形態において説明した商品撮影
機能や撮影画像の組み合わせ機能を実現し、前述した手
法による同様の処理を実行することができる。また、本
発明は、デジタルカメラ単体で編集するような場合も含
み、この場合、画像と倍率とをデジタルカメラ本体に記
憶して編集するようにすればよい。
【0093】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる撮影装置
によれば、撮影倍率が対応付けられて画像記憶手段に記
憶された撮影画像の読み出しに際しては、倍率指定手段
により指定された倍率の撮影画像に、例えば拡大又は縮
小されて出力されるので、異なる撮影倍率で撮影されて
記憶された複数の撮影画像を読み出した場合でも、それ
ぞれの撮影画像は前記指定された倍率に統一されて出力
されるようになる。よって、撮影された複数枚の画像デ
ータそれぞれの撮影倍率が異なる場合でも、各被写体の
大きさの比率を実物の比率に合わせて再生することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる撮影制御装置の全体
の構成を示す図。
【図2】前記撮影制御装置の撮影ボックスにおける各可
動機構を示す図であり、同図(A)は撮影ボックスを縦
の断面にして示す図、同図(B)はカメラ台座を背面か
ら見て示す図。
【図3】前記撮影制御装置の撮影ボックスにおける異な
る商品Jの各撮影状態を比較して示す側断面図であり、
同図(A)は小型商品J1 の前面撮影状態を示す図、同
図(B)は商品J2 の上面撮影状態を示す図、同図
(C)は大型商品J3 の俯瞰撮影状態を示す図。
【図4】前記撮影制御装置のパーソナルコンピュータ
(PC)を中心とする電子回路の構成を示すブロック
図。
【図5】前記パーソナルコンピュータ(PC)の記憶装
置におけるROM及びRAMに備えられるデータメモリ
を示す図。
【図6】前記パーソナルコンピュータ(PC)の記憶装
置内のRAMに備えられる撮影条件テーブルメモリのデ
ータ内容を示す図。
【図7】前記パーソナルコンピュータ(PC)の記憶装
置内のRAMに備えられる撮影画像データメモリのデー
タ内容を示す図。
【図8】前記パーソナルコンピュータ(PC)の記憶装
置内のRAMに備えられるサムネイル画像データメモリ
のデータ内容を示す図。
【図9】前記撮影制御装置における商品撮影処理を示す
フローチャート。
【図10】前記撮影制御装置における商品撮影処理に伴
なう撮影画像保存処理を示すフローチャート。
【図11】前記撮影制御装置における商品撮影処理に伴
ない初期表示される撮影モジュールウインドウG1の表
示状態を示す図。
【図12】前記撮影制御装置における商品撮影処理に伴
ない表示される横置きモニタウインドウG2hと自動撮
影制御ウインドウG3の撮影調整前表示状態を示す図。
【図13】前記撮影制御装置における商品撮影処理に伴
ない表示される横置きモニタウインドウG2hと自動撮
影制御ウインドウG3の撮影調整後表示状態を示す図。
【図14】前記撮影制御装置における商品撮影処理に伴
ない表示される横置きモニタウインドウG2h及び画像
ウインドウG4と自動撮影制御ウインドウG3の同時表
示状態を示す図。
【図15】前記撮影制御装置における商品撮影処理に伴
ない表示されるサムネイル・ウインドウG1aに対する
前面撮影画像データの追加表示状態を示す図。
【図16】前記撮影制御装置における商品撮影処理に伴
ない表示される制御パラメータのスライダ式調整ウイン
ドウG5を示す図。
【図17】前記撮影制御装置における画像データ組み合
わせ処理を示すフローチャート。
【図18】前記撮影制御装置の画像データ組み合わせ処
理に伴ない表示される第1撮影画像読み出しの際の組み
合わせ制御ウインドウG6及び組み合わせ画像ウインド
ウG7の表示状態を示す図。
【図19】前記撮影制御装置の画像データ組み合わせ処
理に伴ない表示される第2撮影画像読み出しの際の組み
合わせ制御ウインドウG6及び組み合わせ画像ウインド
ウG7の表示状態を示す図。
【図20】前記撮影制御装置の画像データ組み合わせ処
理に伴ない表示される第1及び第2撮影画像読み出し確
定の際の組み合わせ制御ウインドウG6及び組み合わせ
画像ウインドウG7の表示状態を示す図。
【符号の説明】
11 …撮影ボックス、 11S…停止スイッチ、 12 …デジタルカメラ、 13 …パーソナルコンピュータ(PC)、 14 …ボックス本体、 15 …撮影フード、 16 …カメラ台座、 17 …フード駆動機構、 17a…フード駆動モータ、 18 …フード軸、 19 …カメラ台座駆動機構、 19a…カメラ台座駆動モータ、 20 …台座軸、 21 …照明ユニット、 22a,22b…照明電球、 23 …反射ユニット、 24 …反射鏡、 25 …商品台座、 25a…ステージ、 26 …商品台座駆動モータ、 27 …背面フレーム、 28 …背景紙、 29a,29b、30…背景紙クリップ、 31 …操作扉、 32 …調整ねじ、 33 …配置台、 34 …軸受け台、 34a…カメラ向き検出スイッチ 35a,35b…カメラ支持軸、 36 …PC本体装置、 37 …撮影側データ・制御バス、 38 …カメラ側データ・制御バス、 39 …インターフェイスユニット、 40 …撮影側インターフェイス回路(IF)、 41 …カメラ側インターフェイス回路(IF)、 42 …入力装置、 43 …ハンドスキャナ、 44 …表示装置、 45 …印刷装置、 46 …PC制御部(CPU)、 47 …記憶装置、 47a…プログラムメモリ、 47b…撮影条件テーブルメモリ、 47c…撮影画像データメモリ、 47d…サムネイル画像データメモリ、 47e…組み合わせ画像データメモリ、 48 …外部記録媒体(記憶媒体)、 49 …通信回線、 50 …RAM、 51 …カメラ制御部、 52 …画像メモリ、 53 …ズーム調整モータ、 54 …フォーカス調整モータ、 55 …絞り調整モータ、 J …撮影対象商品、 x,y,z…焦点経路、 G1 …撮影モジュールウインドウ、 G1a…サムネイル・ウインドウ、 G1b…コマンドバー、 G1c…補助名称入力エリア、 G2h…横置きモニタウインドウ、 G3 …自動撮影制御ウインドウ、 G3a…撮影条件名入力エリア、 G3b…商品サイズ入力エリア、 G3c…撮影方向の入力エリア、 G4 …画像ウインドウ、 G5 …スライダ式調整ウインドウ、 G6 …組み合わせ制御ウインドウ、 G7 …組み合わせ画像ウインドウ、 Q1 …撮影ボタン、 Q2 …自動保存撮影ボタン、 Q3 …モニタモードボタン、 Q4 …自動保存ボタン、 Q5 …縮小ボタン、 Q6 …拡大ボタン、 Q7 …切抜きボタン、 Q8 …詳細調整ボタン、 Q9 …自動ボタン、 Q10…手動ボタン、 Q11…移動ボタン、 Q12…詳細ボタン、 Q13…終了ボタン、 Q15…編集ボタン、 P …マウスポインタ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影された被写体の撮影画像を、当該撮
    影画像の撮影倍率と対応付けて記憶する画像記憶手段
    と、 倍率を指定する倍率指定手段と、 前記画像記憶手段に記憶されている撮影画像を、前記倍
    率指定手段により指定された倍率の撮影画像にして出力
    する画像出力手段と、を具備したことを特徴とする撮影
    装置。
  2. 【請求項2】 さらに、 撮影すべき被写体をその撮影倍率を設定して撮影する撮
    影手段を備え、 前記画像記憶手段は、前記撮影手段により撮影された被
    写体の撮影画像を、当該撮影画像の撮影倍率と対応付け
    て記憶する画像記憶手段である、ことを特徴とする請求
    項1に記載の撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記画像記憶手段は、撮影された複数の
    被写体の各撮影画像を、そのそれぞれの撮影画像の撮影
    倍率と対応付けて記憶する画像記憶手段であり、 前記画像出力手段は、前記画像記憶手段から読み出され
    た複数の撮影画像を、それぞれ前記倍率指定手段により
    指定された倍率の撮影画像にして出力する画像出力手段
    である、ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記画像出力手段は、前記画像記憶手段
    に記憶されている撮影画像を、当該撮影画像に対応付け
    られた撮影倍率に基づき、前記倍率指定手段により指定
    された倍率の撮影画像に拡大又は縮小して出力する画像
    出力手段である、ことを特徴とする請求項1に記載の撮
    影装置。
  5. 【請求項5】 前記撮影手段は、撮影すべき被写体をそ
    のズーム値を設定して撮影するデジタルカメラの撮影手
    段であり、 前記画像記憶手段は、前記撮影手段により撮影された被
    写体の撮影画像を、当該撮影画像の撮影ズーム値と対応
    付けて記憶する画像記憶手段である、ことを特徴とする
    請求項2に記載の撮影装置。
  6. 【請求項6】 撮影された被写体の撮影画像を出力して
    再生するためのコンピュータ読み込み可能な撮影画像出
    力処理プログラムを記録した記録媒体であって、 前記コンピュータを、 撮影された被写体の撮影画像を、当該撮影画像の撮影倍
    率と対応付けて記憶する画像記憶手段、 倍率を指定する倍率指定手段、 前記画像記憶手段に記憶されている撮影画像を、前記倍
    率指定手段により指定された倍率の撮影画像にして出力
    する画像出力手段、として機能させるための撮影画像出
    力処理プログラムを記録した記録媒体。
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