JP5289879B2 - 顕微鏡システム、顕微鏡システムにおけるフォーカスドリフトの補正方法及びプログラム。 - Google Patents

顕微鏡システム、顕微鏡システムにおけるフォーカスドリフトの補正方法及びプログラム。 Download PDF

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本発明は、フォーカスドリフトを補正する機能を有する顕微鏡システムに関する。
一般に顕微鏡の視野より大きな観察体を顕微鏡で撮影を行うときは、特許文献1に示すように、ステージを対物レンズと観察体とを結ぶ光軸に対して水平な方向(以下XY方向という)に移動させながら撮影を行ってゆき、これらの画像をつなぎ合わせて画像を得ている。
現在、顕微鏡観察においては、観察方法の多様化から、長時間に渡って観察体の観察を行う要求が存在する。特に経時的に多点を観察するような状況下においては、観察体又は、基準物に対して光を照射し、その反射光から合焦座標を特定するアクティブフォーカス方式を応用したフォーカスドリフト補正装置が一般的である。
しかしながら、アクティブフォーカス方式を応用したフォーカスドリフト補正装置は、専用の光学系を含む専用装置の導入が必須であるため、コスト面で大きく不利となる。
そこで、特許文献2に示すように、近年向上したビデオフォーカス技術により、あらかじめ観察体上の任意のポイントにおける合焦座標をサンプリングし、そのサンプリング結果を基として所望観察部位の撮像や合焦座標の予測を行ういわゆるフォーカスマップ方式が用いられている。
このようなフォーカスマップ方式ではあらかじめ作成した複数の位置情報(フォーカスマップ)に従って、ステージ・照準部を移動させて順次撮像を行うため、多点観察を高速に行うことが可能である。
特に特許文献1や特許文献3に示す様な、いわゆるバーチャルスライド機能を有する顕微鏡装置にあっては、観察を所望する領域の区画全てに対してピント合わせを行うと、多大な時間を要するため、フォーカスマップを作成し合焦座標の予測を行うことでタイル画像取得の時間を短縮し、合成画像作成の高速化を図ることが可能である。
一方でこのようなフォーカスマップ方式では、フォーカスマップを作成し、そのフォーカスマップの合焦座標に従って順次タイル画像の取得を行うため、フォーカスマップサンプリング時と撮像時において、対物レンズと観察体との距離が同一でなければピントのずれた画像が撮像されてしまう。
特に顕微鏡装置では内蔵する光源等から発せられる熱により、電源投入時から経時的に顕微鏡筐体が歪んでいく。この歪みにより、フォーカスマップ方式において重要とされる対物レンズと観察体との距離が経時的に変化させられる(フォーカスドリフトする)ため、この様な条件下で取得されたタイル画像を合成してもピントのぼけた画像が作成されてしまう。
このフォーカスドリフトに対処した顕微鏡としては、特許文献4や特許文献5のものがある。
特許文献4の顕微鏡では、所定の時間毎に観察対象物の像を撮像することによってフォーカスドリフトに対処している。
また特許文献5の顕微鏡では、フォーカス検出光路と観察光路のフォーカスドリフトを同じになるように構成している。
特開平10−333056号公報 特開2004−317970号公報 特表2002−514319号公報 特開2007−148221号公報 特開2005−107302号公報
しかしながら現在ある顕微鏡には、特許文献1や特許文献3のようにバーチャルスライドを行う顕微鏡で、熱によるフォーカスドリフトに対処しているものが無かった。
本発明では、このような事情に鑑みてなされたもので、熱的な要因により顕微鏡装置に歪みが生じても、フォーカスドリフトを補正して明瞭な画像を取得することができ、且つコストを抑え、高速な合成画像の取得を可能とした顕微鏡装置を提供することを課題とする。
本発明の顕微鏡システムは、観察体の観察を行う顕微鏡装置と、当該顕微鏡装置を制御する情報処理装置を有する顕微鏡システムにおいて、前記観察体の任意の位置での合焦位置を取得する合焦座標取得部と、前記任意の位置及び前記合焦座標を、基準座標として記憶する記憶部と、前記基準座標を用いて予測を行い、前記観察体を観察する観察領域に分布する合焦座標を示すフォーカスマップを作成するフォーカスマップ作成部と、予め定められた条件を満たしたとき前記フォーカスマップを更新するフォーカスマップ補正部と、前記フォーカスマップを用いて前記観察領域を複数の分割領域に分割して撮像を行う撮像部と、前記撮像部が撮像した画像を前記観察領域における位置を示す情報と関連づけて格納する画像記憶部と、前記フォーカスマップ補正部が前記フォーカスマップを更新するとき、前記更新したフォーカスマップの合焦点座標の、前記顕微鏡装置の対物レンズと前記観察体とを結ぶ光軸方向であるZ軸方向のズレが前記対物レンズの焦点深度を超えたかどうかを検出し、前記焦点深度を超えたとき、前記撮像部に前記検出を行う直前に撮像した分割領域を再び撮像させる焦点深度補正部と、を備えることを特徴とする。
また本発明のフォーカスドリフトの補正方法は、観察体の観察を行う顕微鏡システムにおけるフォーカスドリフトの補正方法であって、前記観察体の任意の位置での合焦位置を取得し、前記任意の位置及び前記合焦座標を、基準座標として記憶し、前記基準座標を用いて予測を行い、前記観察体を観察する観察領域に分布する合焦座標を示すフォーカスマップを作成し、予め定められた条件を満たしたとき前記フォーカスマップを更新し、前記フォーカスマップを用いて前記観察領域を複数の分割領域に分割して撮像を行い、前記撮像した画像を前記観察領域における位置を示す情報と関連づけて格納し、前記フォーカスマップを更新するとき、前記更新したフォーカスマップの合焦点座標の、前記顕微鏡システムの対物レンズと前記観察体とを結ぶ光軸方向であるZ軸方向のズレが前記対物レンズの焦点深度を超えたかどうかを検出し、前記焦点深度を超えたとき、前記検出を行う直前に撮像した分割領域を再び撮像させる、ことを特徴とする。
本発明によるプログラムは、観察体の観察を行う顕微鏡装置に接続された情報処理装置で実行されるプログラムであって、前記観察体の任意の位置での合焦位置を取得し、前記任意の位置及び前記合焦座標を、基準座標として記憶し、前記基準座標を用いて予測を行い、前記観察体を観察する観察領域に分布する合焦座標を示すフォーカスマップを作成し、予め定められた条件を満たしたとき前記フォーカスマップを更新し、前記フォーカスマップを用いて前記観察領域を複数の分割領域に分割して撮像を行い、前記撮像した画像を前記観察領域における位置を示す情報と関連づけて格納し、前記フォーカスマップを更新するとき、前記更新したフォーカスマップの合焦点座標の、前記顕微鏡装置の対物レンズと前記観察体とを結ぶ光軸方向であるZ軸方向のズレが前記対物レンズの焦点深度を超えたかどうかを検出し、前記焦点深度を超えたとき、前記検出を行う直前に撮像した分割領域を再び撮像させる、ことを前記情報処理装置に実行させる。
本発明によれば、熱的な要因によるフォーカスドリフトが生じても、その影響をほとんど受けずに観察体の多点観察を、高速且つ明瞭に行うことが出来、また安価に実現することが出来る。
また撮像される画像は、ズレが焦点深度内のピントがあった画像を得ることが出来る。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は本実施形態に係る顕微鏡システムの構成の一例を示した概念図である。
本実施形態の顕微鏡システム1は顕微鏡10に、ビデオ信号入力ボード40、TVコントローラ50、及び顕微鏡コントロール部60を介して、熱ドリフト補正装置30が共にモニター21が接続されているホストシステム20が接続される構成となっている。
顕微鏡装置10は、観察用光学系11、対物レンズ12、観察用光学系を通じて観察体の撮像を行うビデオカメラ13、観察体70を載置し対物レンズと観察体とを結ぶ光軸に対して水平・垂直方向に駆動可能な電動ステージ14、この電動ステージ14を光軸に水平な方向(XY方向)へ駆動制御を行うステージX−Y駆動制御部15、光軸に水平な方向(Z方向)へ駆動制御を行うステージZ駆動制御部16、落射光源17及び透過光源18を有している。
なお電動ステージ14は不図示の原点センサによる原点検出機能を用いて、載置した観察体の各部に対して任意の座標を設定することができる。これら電動ステージ14の制御部であるステージX−Y駆動制御部61及びステージZ駆動制御部62は、顕微鏡コントロール部60に接続され、顕微鏡コントロール部60からの制御信号により動作して電動ステージ14を動かす。
顕微鏡装置10に設置されているビデオカメラ13は、対物レンズ12と観察光学系11を通して観察体70の撮像を行う。ビデオカメラ13はホストシステム20によって、TVコントローラ50を経由して操作される。
ホストシステム20は、顕微鏡システム1全体を制御する機能を有するものである。
図2にホストシステム20の構成例を示す。
同図においてホストシステム20は、CPU(中央演算装置)81、RAM等の主記憶装置82、ハードディスク等の補助記憶装置83、ディスプレイインタフェース、キーボード、ポインティングデバイス等の入出力装置(I/O)84、通信インタフェースやモデム等のネットワーク接続装置85、及びディスク、磁気テープなどの可搬記憶媒体87から記憶内容を読み出す媒体読み取り装置86を有し、これらが互いにバス88により接続される構成を備えている。そして各構成要素は、バス88を介して互いにデータのやり取りを行う。また、ビデオカメラ13により撮像された画像データを取り込むための不図示のビデオ信号入力ボード、ビデオカメラを操作するTVコントローラ50、画像を表示するモニター21、顕微鏡コントロール部60、及び熱ドリフト補正装置30内のフォーカスマップ作成部31及びフォーカスマップ補正部32に接続されており、各種データの入出力と演算を行っている。
CPU81は、補助記憶装置83上のプログラムやネットワーク接続装置85を介してインストールしたプログラムを、主記憶装置82をワークメモリとして実行することにより、後述する図6や図7に示した処理を実現する。
ビデオカメラ13によって撮像された観察体70の顕微鏡画像は、TVコントローラ40を介してホストシステム20に取り込まれる。ホストシステム20は、ビデオカメラ13に対して、自動ゲイン制御のON/OFF、ゲイン設定、自動露出制御のON/OFF、及び露光時間の設定を、TVコントローラ40を介して行うことができる。また、ホストシステム20は、ビデオカメラ13から送られてきた顕微鏡画像を、画像データファイルとして補助記憶装置に保存することができる。補助記憶装置に記録された画像データはホストシステム20によって読み出され、モニター21に表示させることができる。
熱ドリフト補正装置30は、本実施形態における顕微鏡システム1における熱的な要因によるフォーカスドリフトに対する補正処理を司るものでフォーカスマップ作成部31及びフォーカスマップ補正部32を備えている。
フォーカスマップ作成部31は、ビデオカメラ13によって撮像された画像のコントラストに基づいて合焦動作を行う、いわゆるビデオAF機能も提供し、ビデオAF機能によって得られた合焦位置の座標の記録を行ない、ステージの座標と合焦座標から合焦座標の分布を示すフォーカスマップを作成する。フォーカスマップ補正部32は、時間や温度等による特定条件が成立するとフォーカスマップを更新する。
顕微鏡コントロール部60は、ホストシステム20からの指示に基づいて顕微鏡10の制御を行うものである。
なお、ホストシステム20は、上述した制御プログラムを実行することによって顕微鏡システム全体の動作制御を司るCPU81、このCPU81が必要に応じてワークメモリとして使用する主記憶装置82の他に、ポインティングデバイスやキーボードなどといったユーザからの各種の指示を取得するための入出力装置84、この顕微鏡システム1の各構成要素との間で各種データの授受を管理するインタフェースユニット、及び各種のプログラムやデータを記憶しておく例えばハードディスク装置などの補助記憶装置83を有している、ごく標準的な構成のコンピュータである。
よって、TVコントローラ40、ビデオ信号入力ボード50、顕微鏡コントロール部60、及び熱ドリフト補正装置30は、それぞれ独立した装置として実現するのではなく、ホストシステム20の一部分として実現しても良い。例えばホストシステム20に挿入される拡張ボードとして、あるいはホストシステム20のCPU81が主記憶装置82や補助記憶装置83上の制御プログラムを実行することによって実現される機能の1つとして、ソフトウエア的手法やハードウエア的手法により実現しても良い。
このような構成の顕微鏡システム1を用いて観察体70の観察を行う際の、事前処理として行われるフォーカスマップの作成について説明する。
図3は、フォーカスマップ作成部31によって行われるフォーカスマップの作成を説明する図である。
図3(a)に示すように、まず観察体70を観察するに当たって観察画像を撮像する領域を決める。図3(a)では、太線で示した範囲91が選択された領域を示している。この太線91に示す範囲は、顕微鏡装置10の視野よりも広いものとする。
次に図3(b)に示すように、図3(a)の撮像範囲91を格子状に複数の領域に分割する。この1つの領域は顕微鏡装置10の視野と同じかそれより狭く設定する。したがって対物レンズ12が交換されると、それに基づいてこの分割の仕方も変更される。この分割された領域92から撮影を行う枚数mを算出する。
次に図3(c)に示すように、撮像範囲91内の複数の任意の点を基準座標Pstn (xstn ,ystn ,zstn )として選択し、この座標群の値をフォーカスマップとしてメモリに記憶する。
そして次にフォーカスマップから、基準座標と基準座標の間にある各領域92の合焦予測位置を算出する。
図4は、この算出を説明する図である。
同図(a)は、メモリに記憶されているフォーカスマップを示す図である。
同図(a)のフォーカスマップでは、Pstn1(xstn1,ystn1,zstn1)、Pstn2(xstn2,ystn2,zstn2)、Pstn3(xstn3,ystn3,zstn3)、Pstn4(xstn4,ystn4,zstn4),及びPstn5(xstn5,ystn5,zstn5)の5つの基準座標が記憶されている。
このフォーカスマップの基準座標を用いて、フォーカスマップ作成部31は基準座標が無い領域92に対して合焦位置を予測する。同図(a)では点線93が交わる位置が、合焦位置を予測する位置(合焦予測位置)を表している。
図4(b)は、この合焦予測位置を示す図である。
同図では、合焦予測位置の座標である合焦予測位置座標はP1 (x1 ,y1 ,z1 )、P2 (x2,y2 ,z2 )、・・・、Pn (xn ,yn,zn )で表されている。この合焦予測位置座標は、近傍の2つ以上の基準座標から予測して求め、値をフォーカスマップとしてメモリ(主記憶装置82若しくは補助記憶装置83)に記憶する。
本実施形態の顕微鏡システム1では、このようにして求めたフォーカスマップを用いて合焦位置を予測して、観察体70を観察してゆく。しかしその観察に時間がかかる場合には、熱的な要因によるフォーカスドリフトによってフォーカスマップ内の座標値と実際の観察体70の合焦位置とがずれてくる。このずれを表したのが図4(c)である。
同図(c)では、フォーカスマップ内の基準座標Pstn1(xstn1,ystn1,zstn1)、・・・、Pstn5(xstn5,ystn5,zstn5)に対して、観察体70の実際の座標値P’stn1(xstn1,ystn1,z’stn1)、・・・、P’stn5(xstn5,ystn5,z’stn5)は熱的な要因によるフォーカスドリフトの影響でz座標がずれてきているのを示している。
この熱的な要因によるフォーカスドリフトによる座標のずれに対処するため、本実施形態の顕微鏡システム1では、特定の条件を満たしたとき、例えば特定時間が経過したときや特定の温度変化が生じたときに基準座標の座標値を再収得し、新しい基準座標から再度合焦予測位置を算出してフォーカスマップを更新する。そして観察体70の観察は、この新規フォーカスマップを用いて行われる。
これにより、本実施形態の顕微鏡システム1では、観察体70の観察に時間を要して、熱的な要因によるフォーカスドリフトが生じても、そのずれを補正した合焦位置を求め、観察を続けることが出来る。
図5は、フォーカスマップの基準座標の設定の仕方を示す図である。
同図(a)では、基準座標は撮像範囲91全域を対象として複数箇所(図5(a)では5箇所)決定し、この基準座標を元にフォーカスマップを算出している。
また別の方法としては、同図(b)に示すように撮像範囲91を複数の中領域(図5(b)ではA〜Fの6領域)に分け、それぞれの中領域A〜F単位で基準座標を取得し、各中領域A〜Fにおいてそれぞれの基準座標を用いて合焦点予測位置を求めてフォーカスマップを算出している。
このように図5(a)のように撮像範囲91全体に対する基準座標を求めてからフォーカスマップを算出しても、撮像範囲91複数の中領域に分けて基準座標を求めてからフォーカスマップを算出しても、或いは他の方法でフォーカスマップを求めても良い。
図6は、本実施形態の顕微鏡システム1による観察体70の撮影時の処理を示すフローチャートである。
同図の処理が開始されると、まずステップS1において、顕微鏡システム1では撮像範囲91をユーザに選択させる。この選択はユーザが、ホストシステム20が備えている入出力装置84を操作して行なわれる。
次にステップS2として、ホストシステム20はステップS1でユーザが選択した撮像範囲91を、対物レンズ12の倍率等で決定される分割領域92に分割し、また分割領域92の数mを算出する。そしてこのmの値をホストシステム20のメモリに格納する。
次に顕微鏡システム1は、ステップS3として、フォーカスマップ作成部31によって、ステップS1でユーザが選択した撮像範囲91内の任意のx,y座標を選択し、その位置においてオートフォーカス(AF)を行う。このAFで得られた合焦点位置をz座標とし、x,y座標と共に基準座標Pstn (xstn ,ystn ,zstn )としてホストシステム20のメモリに記憶する。なおここで用いられるAFの方式は何でも良い。
次にフォーカスマップ作成部31は、ステップS4において、ステップS3でメモリに記憶したフォーカスマップを用いて各分割領域92の合焦予測位置を算出する。そして求めた合焦予測位置をホストシステム20のメモリに格納する。この合焦予測位置の算出は、例えば求める位置の近傍の基準座標間の差分を求め、この差分を用いて直線的に補間を行うことによって行われる。
そして次にホストシステム20は、ステップS5として、基準座標更新時間の値を補助記憶装置83から読出し、主記憶装置82に基準座標更新時間tstd として格納する。
そして事前処理の最後として、撮像枚数のカウンタ値nを1に初期化する(ステップS6)。
以上の事前処理が終了すると、ホストシステム20は、分割領域92の撮像を開始する。またこのときの時刻を撮像スタート時刻として時刻変数tに格納する。この時刻変数tはメモリに記憶される。なお撮像スタート時刻は、顕微鏡システム1の電源投入時でも良い。
次にホストシステム20は、ステップS8として、現在時刻ttmp を取得し、この現在時刻ttmp から撮影スタート時刻tを引いた値、すなわち撮像が行われている時間、が基準座標更新時間tstdに達したかどうかを判定する。その結果基準座標更新時間tstd に達していなければ(ステップS9、No)、ステップS10として、ステージX−Y駆動制御部61及びステージZ駆動制御部62によってステージ14と照準を駆動してPn(xn ,yn ,zn )に焦点を合わせ、ステップS11としてビデオカメラ13を制御して観察体70を撮像する。
n (xn,yn ,zn )での撮像が終了したならば、撮像枚数のカウンタ値nをインクリメントし(ステップS12)、カウンタ値n=m+1となり、これまでに撮像した枚数が撮像枚数mに達したならば(ステップS13、Yes)、処理を終了し、撮像枚数mに達していなければ(ステップS13、No)、処理をステップS8に戻す。
このステップS8乃至S13に示した撮像処理中に時間が経過し、その結果ステップS9において、これまで撮像に費やされた時間が基準座標更新時間tstd に達しておりttmp −t>tstdならば(ステップS9、Yes)、ステップS14としてフォーカスマップ補正部32は、ntmp =nを行い、基準座標更新時間に達する直前の撮像枚数を変数ntmpに退避させる。
そしてフォーカスマップ補正部32は、ステップS15として再度基準座標全てにAFを行い、各基準座標のz座標を更新する。そして、ステップS16としてフォーカスマップ補正部32は、ステップS15で更新されたフォーカスマップを用いて分割領域92の合焦予測位置を再度算出し、得られた結果をホストシステム20のメモリに格納する。この処理は、Pn (xn ,yn ,zn)=Pn ’(xn ,yn ,z’n )(n=1、・・・、m)と表せる。
次にフォーカスマップ補正部32は、ステップS17として、変数ntmp の値から基準座標更新直前の撮像枚数を読出し、n=ntmp として退避していたnの値を戻す。そして次にフォーカスマップ補正部32は、ステップS18において、時刻変数tの値をt=ttmpと更新した後、処理をステップS8に戻し、撮像処理を再スタートする。
この図6の処理フローによって撮像された画像は、ホストシステム20の補助記憶装置83にその座標情報と関連づけてデータベース化して保存される。そしてユーザは、観察体70の撮像後に、あたかも現在観察体70を撮影しているようにモニター21上に撮像画像を表示させることが出来る。またその画像は、全て観察体70に対してピントが合っている。またユーザが、表示画像のXY座標を変更すると、複数の撮像画像があたかも1枚の画像のようにシームレスに表示される。
このように、本実施形態の顕微鏡システム1では、観察体70に対する撮像を行っている最中に撮像時間が規定時間に達するとフォーカスマップを更新する。これにより、熱的な要因によるフォーカスドリフトが生じても、その影響をほとんど受けずに観察体の多点観察を高速且つ明瞭に行うことができる。
次に本実施形態の顕微鏡システム1における第2の処理例を示す。
この第2の処理例では、熱ドリフトによって対物レンズの焦点深度を超えてズレが生じてしまい、ピントが合わなくなってしまうに対処したものである。
図6に示した処理によっても、基準座標更新時間tstd の値を小さくすることによって上記問題点は解決されるが、基準座標更新時間tstd を小さくするとフォーカスマップの更新を頻繁に行うこととなり、撮像時間がかかる。
それに対して第2の処理例では、焦点深度を超えてズレが生じているのを検出し、像がボケ始めたところから撮像をやり直す。これにより上記問題点を解決すると共に、高速な撮像を行うことが出来る。
図7は、この第2の処理例における顕微鏡システム1の動作処理を示すフローチャートである。
同図中、ステップS21乃至ステップS33までの処理は、図6のステップS1乃至ステップS13の処理と基本的に同じ内容なので説明は省略する。
ステップS28乃至ステップS33に示した撮像処理中に時間が経過し、その結果ステップS29において、これまで撮像に費やされた時間が基準座標更新時間tstd に達しておりttmp −t>tstdならば(ステップS29、Yes)、ステップS34としてフォーカスマップ補正部32は、ntmp =nを行い、基準座標更新時間に達する直前の撮像枚数を変数ntmpに退避させる。
そしてフォーカスマップ補正部32は、ステップS35として再度基準座標全てに対してAFを行い、各基準座標のz座標を更新し、得られた結果をPstn ’(xstn ,ystn,z’stn )としてホストシステム20のメモリに格納する。
またフォーカスマップ補正部32は、ステップS36として、ステップS35で更新されたフォーカスマップを用いて分割領域92の合焦予測位置を再度算出し、得られた結果をPn ’(xn ,yn ,z’n)(n=1、・・・、m)としてホストシステム20のメモリに格納する。
次にフォーカスマップ補正部32は、ステップS37として退避した撮像枚数のカウンタ値ntmp をメモリから読出し、ntmp までの合焦予測座標Pntmp、とP’ntmpのz座標のズレが焦点深度を超えているかどうかを判断する。この判定は、焦点深度をfdとすると、|Pntmp−P’ntmp|>fdとなったときz座標のズレが焦点深度を超えたものと判定する。そしてz座標のズレが焦点深度を超えていた場合には、すでに撮像した画像がボケている可能性がある。
したがって、ステップS37において、z座標のズレが焦点深度を超えたものと判定したとき(ステップS37、Yes)、ステップS38として、フォーカスマップ補正部32は、z座標のズレが焦点深度を超えた際の撮影カウント数をnoverとしてホストシステム20のメモリに格納する。
続いてフォーカスマップ補正部32は、ステップS39として、退避した撮像枚数のカウンタ値ntmp をnover−1に更新する。これにより、z座標のズレが焦点深度を超える直前の撮像から撮像処理をやり直すこととなる。
なおステップS37において、フォーカスマップ補正部32が、z座標のズレが焦点深度を超えていないものと判定したとき(ステップS37、No)、上述したステップS38、S39の処理はスキップする。
次にフォーカスマップ補正部32は、ステップS40としてステップS35でメモリに格納した基準座標Pstn ’(xstn ,ystn,z’stn )をPstn (xstn ,ystn ,zstn)として、基準座標を更新する。またステップS36でメモリに格納したPn ’(xn ,yn ,z’n)(n=1、・・・、m)をPn (xn ,yn ,zn )(n=1、・・・、m)として合焦予測座標もまた更新する。
そして次にフォーカスマップ補正部32は、ステップS41として基準座標更新直前の値であるntmp の値を読出し、これに+1した値をカウンタ値nにセットする。そしてステップS42としてフォーカスマップ補正部32は、時刻変数tの値をt=ttmpと更新した後、処理をステップS28に戻し、撮像処理を再スタートする。
このように図7に示した第2の動作例によれば、図6の動作例の効果に加え、z座標のズレが焦点深度を超えてしまった場合でも、ボケだ画像ではなく焦点のあった画像を取り直すことが出来る。
なお図6及び図7のフローでは、フォーカスマップの更新を経過時間を条件にして行っていたが、他の条件、例えば熱変化を条件にして、フォーカスマップの更新を行うようにしても良い。あるいは例えば10枚撮像する毎等、撮像した枚数を条件にしてフォーカスマップの更新を行うようにしても良い。更には観察体70とのz座標方向の距離を1乃至複数点で測る距離センサを設け、この距離センサの値が特定値以上変化した場合にフォーカスマップの更新を行うようにしても良い。
熱変化によってフォーカスマップを更新するようにするには、熱センサを顕微鏡装置10本体や電動ステージ14に設け、その出力をホストシステム20が検出できるように構成する。そして熱センサによる値が一定範囲を超えたならばフォーカスマップを更新するようにする。これにより、熱的な要因によるフォーカスドリフトが生じても、その影響をほとんど受けずに観察体の多点観察を高速且つ明瞭に行うことができる。
また図6及び図7のフローに示す処理では、フォーカスマップの更新は、常に一定時間毎に行われるが、本実施形態はこのような方法に限定されるものではなく、例えば最初はフォーカスマップの更新までの時間を短くし、時間が経つ毎に更新までの時間を長くするようにしても良い。
さらに基準座標更新時間tstd は、常に一定の値であったが顕微鏡装置10で用いられる対物レンズ12の種類によって変更するようにしても良い。
本実施形態に係る顕微鏡システムの構成の一例を示した概念図である。 ホストシステムの構成例を示す図である。 フォーカスマップ作成部によって行われるフォーカスマップの作成を説明する図である。 フォーカスマップから基準座標と基準座標の間にある各領域の合焦予測位置を説明する図である。 フォーカスマップの基準座標の設定の仕方を示す図である。 本実施形態の顕微鏡システムによる観察体の撮影時の処理を示すフローチャートである。 本実施形態の顕微鏡システムによる観察体の撮影時の第2の処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 顕微鏡システム
10 顕微鏡装置
11 観察用光学系
12 対物レンズ
13 ビデオカメラ
14 電動ステージ
15 ステージX−Y駆動制御部
16 ステージZ駆動制御部
17 落射光源
18 透過光源
20 ホストシステム
21 モニター
30 熱ドリフト補正装置
31 フォーカスマップ作成部
32 フォーカスマップ補正部
40 TVコントローラ
50 ビデオ信号入力ボード
60 顕微鏡コントロール部
70 観察体
81 CPU
82 主記憶装置
83 補助記憶装置
84 入出力装置
85 ネットワーク接続装置
86 媒体読み取り装置
87 可搬記憶媒体
88 バス
91 撮像範囲
92 分割領域

Claims (4)

  1. 観察体の観察を行う顕微鏡装置と、当該顕微鏡装置を制御する情報処理装置を有する顕微鏡システムにおいて、
    前記観察体の任意の位置での合焦位置を取得する合焦座標取得部と、
    前記任意の位置及び前記合焦座標を、基準座標として記憶する記憶部と、
    前記基準座標を用いて予測を行い、前記観察体を観察する観察領域に分布する合焦座標を示すフォーカスマップを作成するフォーカスマップ作成部と、
    予め定められた条件を満たしたとき前記フォーカスマップを更新するフォーカスマップ補正部と、
    前記フォーカスマップを用いて前記観察領域を複数の分割領域に分割して撮像を行う撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像を前記観察領域における位置を示す情報と関連づけて格納する画像記憶部と、
    前記フォーカスマップ補正部が前記フォーカスマップを更新するとき、前記更新したフォーカスマップの合焦点座標の、前記顕微鏡装置の対物レンズと前記観察体とを結ぶ光軸方向であるZ軸方向のズレが前記対物レンズの焦点深度を超えたかどうかを検出し、前記焦点深度を超えたとき、前記撮像部に前記検出を行う直前に撮像した分割領域を再び撮像させる焦点深度補正部と、
    を備えることを特徴とする顕微鏡システム。
  2. 前記フォーカスマップを用いて前記観察領域を複数の分割領域に分割して撮像を行う撮像部を更に備え、
    前記フォーカスマップ補正部は、前記撮影部が特定枚数の画像を撮像するごとに前記フォーカスマップを更新することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
  3. 観察体の観察を行う顕微鏡システムにおけるフォーカスドリフトの補正方法であって、
    前記観察体の任意の位置での合焦位置を取得し、
    前記任意の位置及び前記合焦座標を、基準座標として記憶し、
    前記基準座標を用いて予測を行い、前記観察体を観察する観察領域に分布する合焦座標を示すフォーカスマップを作成し、
    予め定められた条件を満たしたとき前記フォーカスマップを更新し、
    前記フォーカスマップを用いて前記観察領域を複数の分割領域に分割して撮像を行い、
    前記撮像した画像を前記観察領域における位置を示す情報と関連づけて格納し、
    前記フォーカスマップを更新するとき、前記更新したフォーカスマップの合焦点座標の、前記顕微鏡システムの対物レンズと前記観察体とを結ぶ光軸方向であるZ軸方向のズレが前記対物レンズの焦点深度を超えたかどうかを検出し、前記焦点深度を超えたとき、前記検出を行う直前に撮像した分割領域を再び撮像させる
    ことを特徴とするフォーカスドリフトの補正方法。
  4. 観察体の観察を行う顕微鏡装置に接続された情報処理装置で実行されるプログラムであって、
    前記観察体の任意の位置での合焦位置を取得し、
    前記任意の位置及び前記合焦座標を、基準座標として記憶し、
    前記基準座標を用いて予測を行い、前記観察体を観察する観察領域に分布する合焦座標を示すフォーカスマップを作成し、
    予め定められた条件を満たしたとき前記フォーカスマップを更新し、
    前記フォーカスマップを用いて前記観察領域を複数の分割領域に分割して撮像を行い、
    前記撮像した画像を前記観察領域における位置を示す情報と関連づけて格納し、
    前記フォーカスマップを更新するとき、前記更新したフォーカスマップの合焦点座標の、前記顕微鏡装置の対物レンズと前記観察体とを結ぶ光軸方向であるZ軸方向のズレが前記対物レンズの焦点深度を超えたかどうかを検出し、前記焦点深度を超えたとき、前記検出を行う直前に撮像した分割領域を再び撮像させる
    ことを前記情報処理装置に実行させるプログラム。
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