JP5047764B2 - 顕微鏡用撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡技術に関し、特に、顕微鏡により得られる標本の拡大像を撮影して標本像を取得する技術に関する。
近年、高性能のデジタルカメラの普及に伴い、顕微鏡にデジタルカメラを直接接続して標本の拡大像を撮影することが行われている。この場合、デジタルカメラはパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称する)等の外部制御手段と接続されて、デジタルカメラの操作や撮影の制御が行われることが多い。
例えば特許文献1には、PCなどといった外部制御手段の制御の下で、顕微鏡に直接接続されたデジタルカメラで標本の拡大像の撮影を行う技術が開示されている。このデジタルカメラは、撮影手段としてカメラヘッドを有しており、更にカメラの制御手段を備えており、PCなどの操作部とケーブルで接続されている、更に、このデジタルカメラは、ディスプレイなどの画像表示装置とケーブルで接続することにより、撮影画像を表示させることができる。また、このデジタルカメラで取得された撮像画像は、PC内のハードディスクや、メモリカード等の操作部に接続された記録媒体に記録しておくことができる。
特開2002−350741号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、カメラヘッドの制御手段が操作部にのみ備えられているため、標本の拡大像を撮影して標本像を記録するには、顕微鏡とデジタルカメラとの両方を観察者は操作しなくてはならない。このため、例えば連続して標本像を取得する場合には作業効率が低い。
また、一般に、顕微鏡画像撮影を行う場合には、観察者は、まず標本の中の観察箇所を探し出し、その観察箇所においてフォーカス等の調整を行った後、デジタルカメラを操作して撮影を行う。つまり、顕微鏡画像撮影を行うには、顕微鏡とデジタルカメラとの両方を操作しなくてはならない。特に、連続して観察と撮影とを行う場合には、観察者は顕微鏡とデジタルカメラとを交互に操作しなくてはならないため、手間や時間的なロスが生じる。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、顕微鏡画像撮影において、操作性を向上させて撮影をより簡便に行えるようにすることであれる。
本発明の態様のひとつである顕微鏡用撮影装置は、顕微鏡により得られる標本の拡大像を撮影して標本像を取得する撮影手段と、前記標本像を記録する記録手段と、前記顕微鏡での前記標本における観察箇所への照準の完了を検出する照準完了検出手段と、前記顕微鏡での前記観察箇所への合焦の完了を検出する合焦完了検出手段と、前記照準の完了と前記合焦の完了とが共に検出されたときに、前記撮影手段が取得していた標本像を前記記録手段に記録させる制御手段と、を有し、前記照準完了検出手段は、前記撮影手段が取得した標本像に基づいて前記照準の完了を検出するものであって、前記撮影手段が前記撮影を順次行って取得した時系列の前記標本像における所定の照準完了検出領域内の画像の変化量が所定範囲内に所定時間留まり続けていることを検出することで、前記照準の完了を検出するというものである。
なお、このとき、前記照準完了検出手段は、前記所定の照準完了検出領域内の画像を構成している画素についての光の三原色成分のうちの少なくともいずれかの変化量が所定範囲内に所定時間留まり続けていることを検出することで、前記照準の完了を検出するように構成することができる。
本発明の別の態様のひとつである顕微鏡用撮影装置は、顕微鏡により得られる標本の拡大像を撮影して標本像を取得する撮影手段と、前記標本像を記録する記録手段と、前記顕微鏡での前記標本における観察箇所への照準の完了を検出する照準完了検出手段と、前記顕微鏡での前記観察箇所への合焦の完了を検出する合焦完了検出手段と、前記照準の完了と前記合焦の完了とが共に検出されたときに、前記撮影手段が取得していた標本像を前記記録手段に記録させる制御手段と、を有し、前記照準完了検出手段は、前記撮影手段が取得した標本像に基づいて前記照準の完了を検出するものであって、前記撮影手段が前記撮影を順次行って取得した時系列の前記標本像の輪郭の変化が所定範囲内に所定時間留まり続けていることを検出することで、前記照準の完了を検出するというものである
また、本発明の別の態様のひとつである顕微鏡用撮影装置は、顕微鏡により得られる標本の拡大像を撮影して標本像を取得する撮影手段と、前記顕微鏡での前記標本における観察箇所への照準の完了を検出する照準完了検出手段と、前記顕微鏡での前記標本に対する焦点位置の移動操作の完了を検出する焦点位置移動操作完了検出手段と、前記照準の完了が検出されたときに、前記撮影手段に前記撮影を順次行わせて時系列の前記標本像を順次取得させる制御手段と、前記焦点位置の移動操作の完了が検出されるまでに前記撮影手段により取得された前記時系列の標本像間における同一の位置の画素のうち、コントラストが最高であるものを抽出し、抽出された画素を該位置に配置して1枚の合成画像を形成する合成画像形成手段と、を有するといものである。
なお、上述した顕微鏡用撮影装置において、前記焦点位置移動操作完了検出手段は、前記撮影手段による前記時系列の標本像の順次取得に並行して行われる前記抽出において、コントラストが最高である画素の新たな抽出が所定時間行われなかったことを検出することで、前記焦点位置の移動操作の完了を検出するように構成することができる。
本発明によれば、以上のようにすることにより、顕微鏡画像撮影においての操作性が向上するので、撮影をより簡便に行えるようになるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず図1について説明する。同図は、本発明の第一の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムの構成を示している。
本実施形態に係る顕微鏡画像撮影システム1は、顕微鏡本体2と、カメラヘッド3と、制御部4と、表示部19とで構成されている。ここで、カメラヘッド3と制御部4とで本発明を実施する顕微鏡用撮影装置を構成している。
顕微鏡本体2では、光源5からの光がステージ6上の標本7に入射する。すると、標本7の像が、対物レンズ8により所望の倍率に拡大される。その後、標本7の拡大像が、2つの光路に分割されて、その一方は接眼レンズ9に導かれ、他方は、結像レンズ10を介してカメラヘッド3へと導入される。なお、ステージ6は、標本7が載置されている状態の下で、顕微鏡本体2の光軸に垂直な平面上で互いに直交するX方向及びY方向に移動させることができる。また、顕微鏡本体2は、標本7がステージ6に載置されている状態の下で、当該光軸方向であるZ方向におけるステージ6と対物レンズ8との相対距離を変化させることができる。
カメラヘッド3は、顕微鏡本体2により得られる標本7の拡大像を撮影して、その顕微鏡画像(標本像)を取得すると共に、顕微鏡本体2での標本7における観察箇所への照準の完了を検出するためのデータの取得と、顕微鏡本体2での当該観察箇所への合焦の完了を検出するためのデータの取得とを行う。
カメラヘッド3は、光電変換素子11、A/D変換器12、画像処理部13、R.G.Bデータ値検出部14、及びフォーカス値検出部15を備えており、通信ケーブルを介して制御部4に接続されている。
光電変換素子11は、顕微鏡本体2からにより得られる標本7の拡大像を光電変換して、その顕微鏡画像(標本像)を表現している電気信号を出力するものであり、例えばCCD(電荷結合素子)である。A/D(アナログ−デジタル)変換器12は、光電変換素子11から出力された、アナログ信号である電気信号をデジタルデータへと変換する。画像処理部13は、A/D変換器12から出力されたデジタルデータで表現されている顕微鏡画像に対し、各種の画像処理を施す。
R.G.Bデータ値検出部14は、顕微鏡画像を構成している各画素についてのR.G.Bデータ値を検出する。なお、R.G.Bデータ値とは、光の三原色成分(R:赤色、G:緑色、B:青色)の大きさを示す値である。
フォーカス値検出部15は、顕微鏡画像のフォーカス値を検出する。フォーカス値とは、顕微鏡画像の合焦状態の程度を示す値である。本実施形態においては、フォーカス値は、顕微鏡画像のコントラストの高さを示す値としており、顕微鏡画像における所定領域内に含まれる画素の最大輝度と最小輝度との差の値としている。ここで、この差の値が最大のとき、すなわち、コントラストが最高のとき、この顕微鏡画像は合焦状態にあると評価される。
制御部4は、顕微鏡画像撮影システム1全体の動作制御を行う。すなわち、制御部4は、例えば、カメラヘッド3で取得したデータに基づいて、顕微鏡本体2での標本7における観察箇所への照準の完了の検出と、顕微鏡本体2での当該観察箇所への合焦の完了の検出とを行うと共に、この照準の完了と合焦の完了とが共に検出されたときにカメラヘッド3に撮影を行わせる制御と、この撮影により取得された標本像を記録する制御とを行う。
制御部4は、CPU16、表示用RAM17、及びメモリ装置18を備えている。
CPU(中央演算部)16は、各種の制御処理を行うMPU(メインプロセッサユニット)と、当該制御処理を行えるようになるために当該MPUが実行する制御プログラムが予め格納されているROMと、当該制御プログラムを当該MPUが実行する際に作業用記憶装置として利用するRAMとを備えており、顕微鏡画像撮影システム1全体の動作制御を行う。表示用RAM17は、各種の画像や情報を表示部19で表示させる際に、これらの画像や情報を表しているデータが書き込まれるメモリである。メモリ装置18は、メモリカード等の記録媒体(不図示)に対する、各種の画像や情報の記録処理や読み出し処理を行う。
観察者による種々の操作は、CPU16で解析されて処理される。例えば、撮影に関する制御を行う場合には、CPU16は、カメラヘッド3に露出時間などの制御指示を出力する一方で、メモリ装置18を制御してカメラヘッド3の画像処理部13から送られてくる画像データを記録媒体へ書き込ませる。なお、顕微鏡画像撮影システム1は、カメラヘッド3及び制御部4を操作することなく顕微鏡画像を撮影できる動作モードである自動撮影モードを備えている。この自動撮影モードでは、表示部19に標本像を動画表示(ライブ表示)させる。観察者は、このライブ表示を参照することで、顕微鏡本体2での標本7における観察箇所への照準の完了と、顕微鏡本体2での当該観察箇所への合焦の完了とを認識することができる。
なお、本実施形態では、制御部4として、標準的な構成のPC、すなわち、制御プログラムの実行によって顕微鏡画像撮影システム1全体の動作制御を司るMPU、このMPUが必要に応じてワークメモリとして使用するメインメモリ、マウスやキーボードなどといったユーザからの各種の指示を取得するための入力部、顕微鏡画像撮影システム1の各構成要素との間で各種データの授受を管理するインタフェースユニット、及び、各種のプログラムやデータを記憶しておく例えばハードディスク装置なとの補助記憶装置を有しているPC、を利用する。
表示部19は、液晶ディスプレイ等の表示装置である。
次に、このように構成された本実施形態に係る顕微鏡画像撮影システム1の動作について説明する。
顕微鏡本体2のステージ6上の標本7の拡大像が、結像レンズ10を介してカメラヘッド3に入射し、光電変換素子11の受光面上に結像すると、光電変換素子11はこの標本像を電気信号に変換する。その後、この電気信号はA/D変換器12で逐次デジタル化された後に画像処理部13に入力されて画像処理が施される。これにより、表示部19で表示可能な、標本像のデジタル画像データが生成され、通信ケーブルを介して制御部4に送られる。CPU16が、このデジタル画像データを表示用RAM17に記憶すると、表示部19は、このデジタル画像データ信号を読み出して、標本像のライブ表示を行う。
ここで、顕微鏡画像を撮影する場合には、観察者が制御部4を操作してCPU16に所定の指示を与える。CPU16は、この指示を受け取ると、画像処理部13から出力されたデジタル画像データをメモリ装置18に送ると共に、メモリ装置18を制御してデジタル画像データを記録媒体に保存させる。
次に、本実施形態に係る顕微鏡画像撮影システム1における自動撮影時の動作について説明する。
ここで図2について説明する。図2は、図1に示した顕微鏡画像撮影システム1における制御部4のCPU16により行われる自動撮影モード処理の処理内容をフローチャートで示したものである。但し、図2におけるS102のみは、観察者が行う操作を示している。
CPU16は、自身の有するROMに格納されている制御プログラムを読み出して実行することにより、この処理が行えるようになる。
この図2に示した処理は、観察者が制御部4を操作して、自動撮影モードを動作モードとして選択する指示をCPU16が取得すると開始される。
まず、図2のS101において、ライブ表示された顕微鏡画像、すなわち、顕微鏡本体2により得られる標本7の拡大像の撮影をカメラヘッド3が順次行って取得した時系列の標本像のR.G.Bデータ値及びフォーカス値をモニタリング(監視)する処理が行われる。
前述したように、R.G.Bデータ値は、R.G.Bデータ値検出部14により検出される。R.G.Bデータ値の検出は、顕微鏡画像に対し観察者が予め設定した所定の領域内の画像を構成している画素を対象として行われる。ここで、この領域の大きさは、画素単位から顕微鏡画像全体まで設定することができる。CPU16は、得られた画素毎のR.G.Bデータ値を設定された領域全体に亘り色別に合計したものを、顕微鏡画像のR.G.Bデータ値とする。
ここで、R.G.Bデータ値の検出対象とする顕微鏡画像上の領域の設定を、観察者が任意に行えるようにしてもよい。なお、このようにする場合には、例えば図3に示すように、観察者が設定した領域を、R.G.B検出エリア(照準完了検出領域)20として、ライブ画像上に表示するようにすると便利である。
また、前述したように、フォーカス値は、フォーカス値検出部15により検出される。ここで、フォーカス値(本実施形態においては、前述したように、コントラスト値)の検出対象とする顕微鏡画像上の領域の設定を、観察者が任意に行えるようにしてもよい。なお、このようにする場合には、例えば図3に示すように、観察者が設定した領域を、フォーカスエリア(合焦完了検出領域)21として、ライブ画像上に表示するようにすると便利である。
このS101のモニタリング処理による、R.G.Bデータ値及びフォーカス値のモニタリング結果例を、図4に示す。なお、図4では、例としてR.G.Bデータ値の内、R成分のみが表示されているが、実際にはG成分、B成分も同様にモニタリングされているものとする。
図4の例には、標本7が載置されているステージ6の操作に伴い、R.G.Bデータ値とフォーカス値とが大きく変動していることが表れている。
ここで、顕微鏡本体2での標本7における観察箇所への照準を行うためのステージ6の操作が完了する(図4においてはステージ操作開始から63秒後)と、顕微鏡画像の視野がその観察箇所に固定されるので、その後はR.G.Bデータ値の変化は殆どなくなる。そこで、本実施形態では、R.G.B検出エリア20内の画像の変化量(すなわち、R.G.B検出エリア20内のR.G.Bデータ値のうちの少なくともいずれかの変化量)が所定範囲内(本実施形態においてはこの範囲をゼロとする)に所定時間留まり続けていることを検出することで、当該観察箇所への照準の完了の検出を行うようにする。
次に、当該観察箇所への照準が完了した後には、顕微鏡本体2に対するフォーカスの調整操作(対物レンズ8の焦点位置に当該観察箇所を合焦させるための調整操作)が開始される。すると、このフォーカスの調整操作に伴い、フォーカス値が大きく変動する。
ここで、このフォーカスの調整操作が完了すると、フォーカス値の変化(すなわちコントラスト値の変化)が殆どなくなる。そこで、本実施形態では、照準の完了が検出された後において、このフォーカス値(すなわちコントラスト値)が、最大の値(すなわち最高のコントラスト値)から所定範囲内(本実施形態においてはこの範囲をゼロとする)に所定時間留まり続けていることを検出することで、当該観察箇所への合焦の完了の検出を行うようにする。このために、CPU16は、S101のモニタリング処理において、フォーカス値の最大値を記憶しておく処理を行う。
なお、CPU16は、このS101のモニタリング処理を、自動撮影モード処理が終了するまで、新たな標本像を画像処理部13から取得する度に逐次実行する。
なお、図4の例において、ステージ6の操作時にフォーカス値が変動しているのは、フォーカスエリア21に表示される画像に応じてコントラストが変化するためであり、また、フォーカスの調整操作時にR.G.Bデータ値が変動しているのは、フォーカス調整操作によって顕微鏡画像の輝度が変化するためである。
図2の説明へ戻る。S102において、標本7における観察箇所への照準を行うために、顕微鏡本体2のステージ6の移動操作を観察者が行う。
ここで、S103において、時系列の標本像におけるR.G.Bデータ値の所定時間内での変化が所定範囲内であるか否か(本実施形態においては変化していないか否か)を判定する処理が行われる。ここで、当該変化が所定範囲内である(本実施形態においては変化していない)と判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS104に処理を進める。一方、当該変化が所定範囲を超えている(本実施形態においては変化がある)と判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、観察箇所への照準のための操作が完了していないとみなし、この判定結果がYesとなるまで、この処理を繰り返す。
なお、S103の判定処理は、R.G.Bデータ値の、単位時間当たり変化量に基づいて行われる。
ここで図5について説明する。図5は、顕微鏡本体2に対する操作より生じるR.G.Bデータ値の変化量の例を示している。
図5に示したグラフにおいて、縦軸はR.G.Bデータ値の変化量の大きさを表しており、横軸は経過時間(t)を表わす。なお、同図には、R.G.Bデータ値のうちのR成分についての変化量を表している。
図5に示したR.G.Bデータ値の変化量は、時刻t=nにおけるR.G.Bデータ値と、時刻t=(n−1)におけるR.G.Bデータ値との差の絶対値である。この値がゼロのまま所定時間(図5における撮影箇所判定時間)留まり続けていた場合には、CPU16は、R.G.Bデータ値が所定時間変化していないと判定する。なお、本実施形態では、CPU16は、R.G.Bデータ値におけるR成分、G成分、B成分の全ての成分において変化量が0であった場合にのみ、変化なしと判定することとする。ここで、処理の簡単化のため、R.G.Bデータ値におけるR成分、G成分、B成分のいずれかの成分において変化量が0であった場合には、変化なしと判定することもできる。但し、この場合には、照準の完了を誤検出する可能性が高まる点に留意する必要がある。
なお、本実施形態においては、R.G.Bデータ値の所定時間内での変化が所定範囲内であるか否かを判定するときの当該所定時間の設定(図5における撮影箇所判定時間の設定)を、観察者が任意に設定できるようにしておく。このようにしておくことで、観察者の操作方法や好みに合わせて、この時間設定を調整することで、観察者の作業効率を上げることができる。
また、本実施形態においては、R.G.Bデータ値の所定時間内での変化が所定範囲内であるか否かを判定するときの当該所定範囲をゼロとしていたが、この値をゼロよりも大きい値(図5における判定閾値)とすることにより、顕微鏡画像がノイズを含んだこと等によってR.G.Bデータ値が変動している場合でも、観察者による観察箇所への照準の完了の検出を適切に行うことができる。
図2の説明へ戻る。S104では、S103の判定結果に基づき、観察者による観察箇所への照準のための操作が完了したとみなし、これより開始される照準の完了検出のための処理に先立ち、この時点でCPU16が記憶していたフォーカス値の最大値を一旦リセットしておく処理が行われる。
前述したように、本実施形態においては、フォーカス値はフォーカスエリア21内のコントラストの強さであるので、フォーカスエリア21内の画像が異なればその値も異なったものとなる。そのため、S104の処理で撮影箇所への照準の完了が検出された時点で、フォーカス値の最大値をリセットすることで、撮影箇所への合焦の完了の検出がより適切に行えるようにする。
次に、S105では、観察者による顕微鏡本体2に対するフォーカス調整操作が開始されたか否かを判定する処理が行われる。ここで、当該フォーカス調整操作が開始されたと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS106に処理を進める。一方、当該フォーカス調整操作が開始されていないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、この判定結果がYesとなるまで、この処理を繰り返す。
なお、このS105の判定は、S103の処理により照準の完了が検出された後において、フォーカス値に所定範囲以上の増減変化(本実施形態においてはゼロよりも大きな増減変化)が検出されたか否かを以って行う。
次に、S106において、[1]時系列の標本像におけるフォーカス値の所定時間内での変化が所定範囲内であり(本実施形態においては変化しておらず)、且つ、[2]このフォーカス値の現在値がS101のモニタリング処理により記憶しているフォーカス値の最大値から所定範囲内であるか否か(本実施形態においては当該最大値に一致しているか否か)を判定する処理が行われる。ここで、上記[1]及び[2]の条件を共に満足していると判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、S107に処理を進める。一方、上記[1]及び[2]の条件のうちの少なくとも一方を満足していないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、この判定結果がYesとなるまでS106の処理を繰り返す。
なお、S103の判定処理のうち、上記[1]の条件についての判定は、フォーカス値の、単位時間当たり変化量に基づいて行われる。
ここで図6について説明する。図6は、顕微鏡本体2に対する操作により生じるフォーカス値の変化量の例を示している。
図6に示したグラフにおいて、縦軸はフォーカス値の変化量の大きさを表しており、横軸は経過時間(t)を表わす。
図6に示したフォーカス値の変化量は、時刻t=nにおけるフォーカス値と、時刻t=(n−1)におけるフォーカス値との差の絶対値である。照準の完了が検出された後において、この値がゼロのまま所定時間(図6におけるフォーカス判定時間)留まり続けていた場合には、CPU16は、フォーカス値が所定時間変化していないと判定する。
なお、本実施形態においては、フォーカス値の所定時間内での変化が所定範囲内であるか否かを判定するときの当該所定時間の設定(図6におけるフォーカス判定時間の設定)を、観察者が任意に設定できるようにしておく。このようにしておくことで、観察者の操作方法や好みに合わせて、この時間設定を調整することで、観察者の作業効率を上げることができる。
また、本実施形態においては、フォーカス値の所定時間内での変化が所定範囲内であるか否かを判定するときの当該所定範囲をゼロとしていたが、この範囲をゼロよりも大きい範囲(図6における判定閾値)としてもよい。こうすることにより、顕微鏡画像がノイズを含んだこと等によってフォーカス値が変動している場合でも、観察者による観察箇所への合焦の完了の検出を適切に行うことができる。
更に、本実施形態においては、フォーカス値の現在値がフォーカス値の最大値から所定範囲内であるか否かを判定するときの当該所定範囲をゼロとしていたが、この範囲をゼロよりも大きい範囲とする、例えば、当該最大値の80パーセントから100パーセントの範囲を、この所定範囲としてもよい。こうすることにより、顕微鏡画像がノイズを含んだこと等によって最大フォーカス値の記憶内容が過大となっている場合でも、観察者による観察箇所への合焦の完了の検出を適切に行うことができる。
図2の説明へ戻る。S107では、S106の判定結果に基づき、観察者による観察箇所への合焦のための操作が完了したとみなし、以降の撮影処理が開始される。すなわち、S108において、メモリ装置18を制御して、表示用RAM17に一時的に保存されていたデジタル画像データ、すなわち、カメラヘッド3が撮影して取得した標本像を表現しているデジタル画像データを記録媒体に記録させる処理が行われる。
なお、S108では、カメラヘッド3を制御して、顕微鏡本体2により得られる標本7の拡大像を撮影させて標本像を取得させると共に、メモリ装置18を制御して、この取得した標本像のデジタル画像データを画像処理部13からメモリ装置18に転送して記録媒体に記録させる処理を行うようにしてもよい。
次に、S109では、観察者が制御部4を操作して行う指示である、自動撮影を終了する指示を顕微鏡画像撮影システム1が受け取っていたか否かを判定する処理が行われる。ここで、当該指示を受け取っていたと判定したとき(判定結果がYesのとき)には、この自動撮影モード処理を終了する。一方、該指示を受け取っていないと判定したとき(判定結果がNoのとき)には、S101へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
以上までの処理が自動撮影モード処理であり、この処理が行われることにより、観察者が顕微鏡本体2のみを操作するだけで、カメラヘッド3及び制御部4を操作することなしに、標本7における観察箇所への照準及び合焦が完了した標本像を記録媒体に記録しておくことができるようになる。
以上のように、本実施形態によれば、顕微鏡画像の撮影におけるカメラヘッド3及び制御部4への操作量が削減されるので、顕微鏡画像撮影システム1の操作性が向上する。また、撮影が簡便に行えるようになるので、撮影動作のために要する作業時間が短縮され、より快適な顕微鏡観察を観察者に提供することができるようになる。
なお、本実施形態においては、顕微鏡本体2での標本7における観察箇所への照準の完了の検出を、カメラヘッド3が取得した顕微鏡画像の変化量に基づいて行うようにしていた。この代わりに、顕微鏡本体2において標本7が載置されているステージ6の移動の有無を検出するセンサを設け、ステージ6が移動していないことをこのセンサが検出することで、当該照準の完了を検出するように構成することもできる。
ここで図7について説明する。図7は、図1に示した本発明の第一の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムの構成の第一の変形例を示している。
図7に示した構成は、ステージ用加速度センサ22と加速度センサ制御部23とが追加されている点においてのみ、図1の構成と異なっている。ここでは、この異なる点についてのみ説明する。
ステージ用加速度センサ22は、ステージ6を移動させたときの加速度を検出するセンサであり、ステージ6が移動したときの加速度を検出してこれを電圧値等に変換して出力する。なお、ステージ用加速度センサ22は、この加速度の検出は、前述したX方向とY方向とで独立して行うことができる。
加速度センサ制御部23はステージ用加速度センサ22を制御するものであり、ステージ用加速度センサ22から出力される信号で示されている当該加速度の情報をCPU16に伝達する。CPU16は、この加速度をモニタリングする。
次に図8について説明する。図8は、図7に示した顕微鏡画像撮影システム1における制御部4のCPU16により行われる自動撮影モード処理の処理内容をフローチャートで示したものである。但し、図8におけるS202のみは、観察者が行う操作を示している。
CPU16は、自身の有するROMに格納されている制御プログラムを読み出して実行することにより、この処理が行えるようになる。
この図8に示した処理は、観察者が制御部4を操作して、自動撮影モードを動作モードとして選択する指示をCPU16が取得すると開始される。
まず、図8のS201において、ステージ用加速度センサ22が検出したステージ6のX方向及びY方向の加速度と、ライブ表示された顕微鏡画像、すなわち、顕微鏡本体2により得られる標本7の拡大像の撮影をカメラヘッド3が順次行って取得した時系列の標本像のフォーカス値とをモニタリング(監視)する処理が行われる。なお、ステージ6のX方向及びY方向の加速度のモニタリングは前述したようにして行われ、フォーカス値のモニタリングについては、前述した図2のS101のモニタリング処理と同様にして行われる。
次に、S202において、標本7における観察箇所への照準を行うために、顕微鏡本体2のステージ6の移動操作を観察者が行う。このとき、ステージ用加速度センサ22は、、ステージ6の動きに応じて加速度を検出する。従って、ステージ6が移動・停止を繰り返す度に加速度が断続的に検出される。
ここで、S203において、モニタリングされている加速度の所定時間内での変化がゼロであるか否かを判定する処理が行われる。ここで、当該変化がゼロであると判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、ステージ6が移動していないとみなし、S204に処理を進める。一方、当該変化がゼロではないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、観察箇所への照準のための操作が完了していないとみなし、この判定結果がYesとなるまで、この処理を繰り返す。
なお、ここで、加速度の所定時間内での変化が所定範囲内であるか否かを判定するときの当該所定時間の設定を、観察者が任意に設定できるようにしておく。このようにしておくことで、観察者の操作方法や好みに合わせて、この時間設定を調整することで、観察者の作業効率を上げることができる。
以降のS204からS209にかけての処理は、図2に示したS104からS109にかけての処理と同一であるので詳細な説明は省略する。これらの処理が行われることにより、標本7における観察箇所への照準の完了が検出された後において、モニタリングされているフォーカス値に基づく、当該観察箇所への合焦の完了が検出されて、当該観察箇所への照準及び合焦が完了した標本像を記録媒体に記録しておくことができるようになる。
以上のように、顕微鏡本体2において標本7が載置されているステージ6の移動の有無を検出するセンサを設け、ステージ6が移動していないことをこのセンサが検出することで、当該照準の完了を検出するように構成することで、前述した第一実施形態の効果に加えて、例えば、同一色が多くコントラストの低い画像など、R.G.Bデータ値では照準の完了の検出が難しい標本7であっても、その検出を適切に行うことができるので、顕微鏡画像撮影の効率が向上する。
なお、前述した本発明の第一の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムにおいて、標本7の観察箇所への照準の完了と合焦の完了とが共に検出されたときに、それまでカメラヘッド3が行っていた標本7の拡大像の撮影における撮影条件の設定を変化させながら、カメラヘッド3に順次撮影を行わせるオートブラケット撮影を、行えるように構成することもできる。
ここで図9について説明する。図9は、図1に示した本発明の第一の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムの構成の第二の変形例を示している。
図9に示した構成は、オートブラケット制御部24が追加されている点においてのみ、図1の構成と異なっている。ここでは、この異なる点についてのみ説明する。
オートブラケット制御部24は、画像処理部13とCPU16とに接続されている。オートブラケット制御部24は、CPU16による制御の下で、標本7の観察箇所への照準の完了と前記合焦の完了とが共に検出されたときに、それまでカメラヘッド3が行っていた標本7の拡大像の撮影における撮影条件の設定を変化させながら、カメラヘッド3に順次撮影を行わせるオートブラケット撮影制御を行うものである。
次に図10について説明する。図10は、図9に示した顕微鏡画像撮影システム1における制御部4のCPU16により行われる自動撮影モード処理の処理内容をフローチャートで示したものである。但し、図10におけるS302のみは、観察者が行う操作を示している。
CPU16は、自身の有するROMに格納されている制御プログラムを読み出して実行することにより、この処理が行えるようになる。
この図10に示した処理は、観察者が制御部4を操作して、自動撮影モードを動作モードとして選択する指示をCPU16が取得すると開始される。
図10におけるS301からS308にかけての処理は、図2に示したS101からS108にかけての処理と同一であるので詳細な説明は省略する。
S308に続くS309では、時系列の標本像におけるR.G.Bデータ値及びフォーカス値が、S308の撮影・記録処理後の所定時間内において変化していないか否かを判定する処理が行われる。ここで、R.G.Bデータ値及びフォーカス値が共に変化していないと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS310に処理を進める。一方、R.G.Bデータ値及びフォーカス値の少なくともどちらかが変化していると判定されたとき(判定結果がNoのとき)にはS311に処理を進める。
S310では、オートブラケット制御部24に指示を与えてオートブラケット撮影制御を行わせると共に、メモリ装置18を制御して、カメラヘッド3によるオートブラケット撮影により取得された標本像のデジタル画像データを画像処理部13からメモリ装置18に転送して記録媒体に記録させる処理が行われる。
オートブラケット撮影では、オートブラケット撮影前の撮影におけるカメラヘッド3に対する撮影条件の設定を、オートブラケット制御部24が自動的に変化させながらカメラヘッド3に標本7の拡大像を順次撮影させる。ここで、設定を変化させる撮影条件としては、本実施形態においては、露出、露光時間、及びホワイトバランスのうちのいずれか1つのみ若しくは2つ以上とするが、この他の撮影条件の設定を変化させるようにしてもよい。なお、設定を変化させる撮影条件の選択、及び、選択された撮影条件を変化させるときの変化幅については、観察者が予め設定することができるように構成する。
以降のS311の処理は、図2に示したS109の処理と同一であるので詳細な説明は省略する。
これらの処理が行われることにより、標本7の観察箇所への照準の完了と合焦の完了とが共に検出されたときに、それまでカメラヘッド3が行っていた標本7の拡大像の撮影における撮影条件の設定を変化させながら、カメラヘッド3に順次撮影を行わせるオートブラケット撮影が、行えるようになる。この結果、前述した第一実施形態の効果に加えて、各種の撮影条件が異なる幾つもの画像を自動的に取得できるようになるので、観察者による撮影条件の設定ミスによる撮影の失敗が補われて、顕微鏡画像撮影の操作性が向上する。
次に、本発明の第二の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムについて説明する。本実施形態では、カメラヘッド3が標本7の拡大像の撮影を順次行って取得した時系列の標本像の輪郭の変化が、所定範囲内に所定時間留まり続けていることを検出することで、標本7における観察箇所への照準の完了を検出するというものである。
図11について説明する。図11は、本発明の第二の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムの構成を示している。
本実施形態に係る顕微鏡画像撮影システム1は、顕微鏡本体2と、カメラヘッド3と、制御部4と、表示部19とで構成されている。ここで、カメラヘッド3と制御部4とで本発明を実施する顕微鏡用撮影装置を構成している。
図11に示した構成は、制御部4に画像一時保存メモリ25を備えた点においてのみ、図1に示した第一の実施形態に係る構成と異なっている。ここでは、この異なる点についてのみ説明する。
画像一時保存メモリ25は、CPU16と接続されており、画像処理部13で生成されたデジタル画像データを保存することができ、保存しておいたデジタル画像データを読み出すことができる。また、保存しておいたデジタル画像データをメモリ装置18に送って記録媒体へ保存させることも可能である。
次に図12について説明する。図12は、図11に示した顕微鏡画像撮影システム1における制御部4のCPU16により行われる自動撮影モード処理の処理内容をフローチャートで示したものである。但し、図12におけるS403のみは、観察者が行う操作を示している。
CPU16は、自身の有するROMに格納されている制御プログラムを読み出して実行することにより、この処理が行えるようになる。
この図12に示した処理は、観察者が制御部4を操作して、自動撮影モードを動作モードとして選択する指示をCPU16が取得すると開始される。
まず、図12のS401において、ライブ表示された顕微鏡画像、すなわち、顕微鏡本体2により得られる標本7の拡大像の撮影をカメラヘッド3が順次行って取得した時系列の標本像のフォーカス値をモニタリング(監視)する処理が行われる。このフォーカス値のモニタリングについては、前述した図2のS101のモニタリング処理と同様にして行われる。
次に、S402において、所定時間毎にカメラヘッド3を制御して、顕微鏡本体2により得られる標本7の拡大像を順次撮影させて標本像を取得させると共に、この取得した時系列の標本像のデジタル画像データを画像処理部13から画像一時保存メモリ25に転送して一時的に保存しておく処理が行われる。
次に、S403において、標本7における観察箇所への照準を行うために、顕微鏡本体2のステージ6の移動操作を観察者が行う。
ここで、S404において、S402の処理により画像一時保存メモリ25に一時保存されているデジタル画像データで表現されている標本像のうち、カメラヘッド3により連続して取得された標本像が同一の画像になっているか否かを判定する処理が行われる。ここで、連続して取得された標本像が同一の画像になっていたと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS405に処理を進める。一方、連続して取得された標本像が同一の画像になっていないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、観察箇所への照準のための操作が完了していないとみなし、この判定結果がYesとなるまで、この処理を繰り返す。
なお、このS404の判定処理は、より具体的には、次のようにして行われる。すなわち、まず、画像一時保存メモリ25より、直近に保存された標本像(n枚目の標本像とする)と、その直前に保存された標本像(n−1枚目の標本像)とが読み出される。次に、この両標本像の輪郭情報を抽出して重ね合わせ、両標本像の輪郭が一致するか否かを判定する。ここで、重ね合わせた輪郭の位置、大きさ、及び形が一致した場合に、輪郭が一致するとみなすこととし、従って、連続して取得された標本像が同一の画像になっていたと判定する。これにより、n−1枚目が撮影されてからn枚目が撮影されるまでの間、ステージ6は停止していたこととなるので、従って、観察箇所への照準のための操作が完了したとみなすこととする。
なお、S402の処理においてカメラヘッド3に行わせる撮影動作の時間間隔の設定を、観察者が任意に設定できるようにしておく。このようにしておくことで、観察者の操作方法や好みに合わせて、この時間設定を調整することで、観察者の作業効率を上げることができる。また、S404の処理における2枚の標本像の輪郭の一致の判定を、位置、大きさ、及び形の完全一致のみとするのではなく、時系列の標本像の輪郭の変化が所定範囲内に留まっていれば、2枚の標本像は一致していると判定するようにしてもよい。
以降のS405からS408にかけての処理は、図2に示したS104からS107にかけての処理と同一であるので詳細な説明は省略する。
次に、S409では、メモリ装置18を制御して、画像一時保存メモリ25に一時的に保存されていたデジタル画像データ、すなわち、カメラヘッド3が撮影して取得した標本像を表現しているデジタル画像データを記録媒体に記録させる処理が行われる。なお、S409では、カメラヘッド3を制御して、顕微鏡本体2により得られる標本7の拡大像を撮影させて標本像を取得させると共に、メモリ装置18を制御して、この取得した標本像のデジタル画像データを画像処理部13からメモリ装置18に転送して記録媒体に記録させる処理を行うようにしてもよい。
本実施形態によれば、以上のようにすることにより、取得した標本像の輪郭の変化に基づいて標本7における観察箇所への照準の完了を検出するので、前述した第一実施形態の効果に加えて、例えば標本7に薄い同系色が均一に存在する場合など、R.G.Bデータ値による判定が難しい標本7も判定することができる。これにより、顕微鏡画像の撮影における撮影装置の操作時間が短縮されるので、撮影作業の時間短縮が実現できる。
次に、本発明の第三の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムについて説明する。本実施形態では、観察者が顕微鏡本体2のみを操作するだけで、カメラヘッド3及び制御部4を操作することなしに、標本7のエクステンドフォーカス画像(Extend Focus Image、以下、「EFI」と略すこととする)を取得するというものである。
なお、EFIとは、標本7に対する対物レンズ8の焦点位置を変化させながら標本7の拡大像を順次撮影して、標本像である標本7のスライス画像を複数取得し、この取得された複数の画像を合成することで得られる画像である。但し、この合成においては、図13に示すように、各スライス画像から合焦している部分の画像を抽出し、抽出された部分の画像の合成を行ってEFIを取得する。従って、通常の撮影では、取得される標本像の一部にボケ(合焦不良)が生じてしまうような、厚みのある標本7であっても、EFIであれば、標本7の全体に亘ってボケのない標本像を提供することができる。
ここで図14について説明する。図14は、本発明の第三の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムの構成を示している。
本実施形態に係る顕微鏡画像撮影システム1は、顕微鏡本体2と、カメラヘッド3と、制御部4と、表示部19とで構成されている。ここで、カメラヘッド3と制御部4とで本発明を実施する顕微鏡用撮影装置を構成している。
図14に示した構成は、カメラヘッド3にEFI制御部26を備えた点においてのみ、図1に示した第一の実施形態に係る構成と異なっている。ここでは、この異なる点についてのみ説明する。
EFI制御部26は、画像処理部13及びCPU16に接続されており、カメラヘッド3による顕微鏡画像撮影においてEFIを取得する撮影のための制御を行う。
次に図15について説明する。図15は、図14に示した顕微鏡画像撮影システム1における制御部4のCPU16により行われる自動撮影モード処理の処理内容をフローチャートで示したものである。但し、図15におけるS502及びS508は、観察者が行う操作を示している。
まず、図15のS501において、ライブ表示された顕微鏡画像、すなわち、顕微鏡本体2により得られる標本7の拡大像の撮影をカメラヘッド3が順次行って取得した時系列の標本像のR.G.Bデータ値をモニタリング(監視)する処理が行われる。このR.G.Bデータ値のモニタリングについては、前述した図2のS101のモニタリング処理と同様にして行われる。
以降のS502からS504にかけての処理は、図2に示したS102からS104にかけての処理と同一であるので詳細な説明は省略する。但し、S504においては、CPU16が記憶していたフォーカス値の最大値を一旦リセットしておく処理の実行は不要である。ここまでの処理により、標本7の所定箇所への照準の完了が検出される。
次に、S505において、EFI取得のための処理が開始され、まず、S506において、カメラヘッド3を制御して、顕微鏡本体2により得られる標本7の拡大像を順次撮影させて標本像を取得させる処理が行われる。なお、このS506の撮影処理は、507からS513にかけての処理に並行して実行される。
次に、S507において、S506の制御処理によりカメラヘッド3が標本像を取得する度に、当該標本像の各部のコントラスト値をモニタリング(監視)する処理が行われる。このモニタリングでは、標本像を構成する全ての画素について、輝度値の微分値(隣接画素との輝度値の差)をコントラスト値として監視する。なお、このとき、CPU16は、コントラスト値の最大値を、顕微鏡画像における同一位置の画素毎に記憶しておく処理を行う。
この一方で、S508において、顕微鏡本体2の光軸方向に厚みのある標本7に対する光軸方向全体に亘る対物レンズ8の焦点位置の移動を行うために、顕微鏡本体2におけるステージ6と対物レンズ8との相対距離を変化させるフォーカス調整操作を観察者が行う。
ここで、S509において、S508のフォーカス調整操作によって、CPU16が記憶していた画素毎のコントラスト値の最大値を更新する画素があったか否かを判定する処理が行われる。ここで、コントラスト値の最大値を更新する画素があったと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS510に処理を進める。一方、コントラスト値の最大値を更新する画素がなかったと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS511に処理を進める。
S510では、コントラスト値の最大値を更新した画素のR.G.Bデータ値を、EFIにおける同一位置の画素のR.G.Bデータ値として、表示用RAM17の所定の格納領域に上書きする処理が行われ、その後はS509へと処理を戻して上述した処理を再度行う。
このS509とS510の処理とにより、時系列の標本像間における同一の位置の画素のうち、コントラストが最高であるものを抽出して、抽出された画素を該位置に配置して1枚の合成画像を形成する処理が行われる。
次に、S511では、S510によるEFIのR.G.Bデータ値の上書きが、所定時間行われていないか否かを判定する処理が行われる。ここで、EFIのR.G.Bデータ値の上書きが所定時間行われていないと判定されたとき(判定結果がYesのとき)は、コントラストが最高である画素の新たな抽出が所定時間行われなかったとみなし、S512に処理を進める。一方、EFIのR.G.Bデータ値の上書きが所定時間内には行われていたと判定されたとき(判定結果がNoのとき)は、S509へと処理を戻して上述した処理を再度行う。
なお、EFIのR.G.Bデータ値の上書きが所定時間行われていないか否かを判定するS511の処理における当該所定時間の設定は、観察者が任意に設定できるようにしておく。このようにしておくことで、観察者の操作方法や好みに合わせて、この時間設定を調整することで、観察者の作業効率を上げることができる。
S512では、観察者による焦点位置の移動操作が完了したとみなし、続くS513において、メモリ装置18を制御して、表示用RAM17に保存されていたEFIのR.G.Bデータ値を記録媒体に記録させる処理が行われる。
次に、S513では、観察者が制御部4を操作して行う指示である、自動撮影を終了する指示を顕微鏡画像撮影システム1が受け取っていたか否かを判定する処理が行われる。ここで、当該指示を受け取っていたと判定したとき(判定結果がYesのとき)には、この自動撮影モード処理を終了する。一方、該指示を受け取っていないと判定したとき(判定結果がNoのとき)には、S501へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
以上までの処理が自動撮影モード処理であり、この処理が行われることにより、観察者が顕微鏡本体2のみを操作するだけで、カメラヘッド3及び制御部4を操作することなしに、標本7のEFIを取得することができるようになる。
本実施形態によれば、以上のようにすることにより、厚みがある標本7を撮影する場合でも、全体に亘りフォーカスのずれていない鮮明な画像を簡便、且つ迅速に得ることができる。これにより、顕微鏡画像の撮影における撮影装置の操作時間が短縮されるので、撮影作業の時間短縮が実現できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した各実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
本発明の第一の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムの構成を示す図である。 自動撮影モード処理の第一の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 R.G.B検出エリアとフォーカスエリアとのライブ画像上での表示例を示す図である。 R.G.Bデータ値及びフォーカス値のモニタリング結果例を示す図である。 顕微鏡本体2に対する操作により生じるR.G.Bデータ値の変化量の例を示す図である。 顕微鏡本体2に対する操作により生じるフォーカス値の変化量の例を示す図である。 本発明の第一の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムの構成の第一の変形例を示す図である。 自動撮影モード処理の第二の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 本発明の第一の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムの構成の第二の変形例を示す図である。 自動撮影モード処理の第三の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 本発明の第二の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムの構成を示す図である。 自動撮影モード処理の第四の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 EFIの生成方法を説明する図である。 本発明の第三の実施形態に係る顕微鏡画像撮影システムの構成を示す図である。 自動撮影モード処理の第五の例の処理内容をフローチャートで示した図である。
符号の説明
1 顕微鏡画像撮影システム
2 顕微鏡本体
3 カメラヘッド
4 制御部
5 光源
6 ステージ
7 標本
8 対物レンズ
9 接眼レンズ
10 結像レンズ
11 光電変換素子
12 A/D変換器
13 画像処理部
14 R.G.Bデータ値検出部
15 フォーカス値検出部
16 CPU
17 表示用RAM
18 メモリ装置
19 表示部
20 R.G.B検出エリア
21 フォーカスエリア
22 ステージ用加速度センサ
23 加速度センサ制御部
24 オートブラケット制御部
25 画像一時保存メモリ
26 EFI制御部

Claims (5)

  1. 顕微鏡により得られる標本の拡大像を撮影して標本像を取得する撮影手段と、
    前記標本像を記録する記録手段と、
    前記顕微鏡での前記標本における観察箇所への照準の完了を検出する照準完了検出手段と、
    前記顕微鏡での前記観察箇所への合焦の完了を検出する合焦完了検出手段と、
    前記照準の完了と前記合焦の完了とが共に検出されたときに、前記撮影手段が取得していた標本像を前記記録手段に記録させる制御手段と、
    を有し、
    前記照準完了検出手段は、前記撮影手段が取得した標本像に基づいて前記照準の完了を検出するものであって、前記撮影手段が前記撮影を順次行って取得した時系列の前記標本像における所定の照準完了検出領域内の画像の変化量が所定範囲内に所定時間留まり続けていることを検出することで、前記照準の完了を検出することを特徴とす顕微鏡用撮影装置。
  2. 前記照準完了検出手段は、前記所定の照準完了検出領域内の画像を構成している画素についての光の三原色成分のうちの少なくともいずれかの変化量が所定範囲内に所定時間留まり続けていることを検出することで、前記照準の完了を検出することを特徴とする請求項に記載の顕微鏡用撮影装置。
  3. 顕微鏡により得られる標本の拡大像を撮影して標本像を取得する撮影手段と、
    前記標本像を記録する記録手段と、
    前記顕微鏡での前記標本における観察箇所への照準の完了を検出する照準完了検出手段と、
    前記顕微鏡での前記観察箇所への合焦の完了を検出する合焦完了検出手段と、
    前記照準の完了と前記合焦の完了とが共に検出されたときに、前記撮影手段が取得していた標本像を前記記録手段に記録させる制御手段と、
    を有し、
    前記照準完了検出手段は、前記撮影手段が取得した標本像に基づいて前記照準の完了を検出するものであって、前記撮影手段が前記撮影を順次行って取得した時系列の前記標本像の輪郭の変化が所定範囲内に所定時間留まり続けていることを検出することで、前記照準の完了を検出することを特徴とす顕微鏡用撮影装置。
  4. 顕微鏡により得られる標本の拡大像を撮影して標本像を取得する撮影手段と、
    前記顕微鏡での前記標本における観察箇所への照準の完了を検出する照準完了検出手段と、
    前記顕微鏡での前記標本に対する焦点位置の移動操作の完了を検出する焦点位置移動操作完了検出手段と、
    前記照準の完了が検出されたときに、前記撮影手段に前記撮影を順次行わせて時系列の前記標本像を順次取得させる制御手段と、
    前記焦点位置の移動操作の完了が検出されるまでに前記撮影手段により取得された前記時系列の標本像間における同一の位置の画素のうち、コントラストが最高であるものを抽出し、抽出された画素を該位置に配置して1枚の合成画像を形成する合成画像形成手段と、
    を有することを特徴とする顕微鏡用撮影装置。
  5. 前記焦点位置移動操作完了検出手段は、前記撮影手段による前記時系列の標本像の順次取得に並行して行われる前記抽出において、コントラストが最高である画素の新たな抽出が所定時間行われなかったことを検出することで、前記焦点位置の移動操作の完了を検出することを特徴とする請求項に記載の顕微鏡用撮影装置。
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