JP2008092774A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケース本体とロアカバーとの嵌合構造を工夫することで、電気接続箱の防水性を確保しながら、ケース本体のロアカバーの組み付け作業性を向上させる。
【解決手段】ケース本体及び該ケース本体にロック結合するロアカバーが下方傾斜している電気接続箱であって、前記ケース本体およびロアカバーの両側壁の下端辺に、正面側から背面側にかけて下向きの傾斜部を備え、前記ケース本体の該傾斜部を含む下端辺に沿って外周壁と内周壁を備えた二重壁を設け、前記内周壁の先端を外周壁の先端より突出させると共に、該突出部に外周壁側へと突出したガイドリブを設けている一方、前記ケース本体の両側壁の下端辺と対応した前記ロアカバーの両側壁の上端辺に、前記外周壁の下端と当接する嵌合リブを設け、該嵌合リブより前記ケース本体の外周壁と内周壁の隙間に挿入する突片を突出させ、該突片を前記ガイドリブで案内して前記外周壁と内周壁の隙間に挿入させる。
【選択図】図1

Description

本発明は電気接続箱に関し、ケース本体にロアカバーをロック結合して取り付けている車載用の電気接続箱において、ケース本体とロアカバーの組付作業性を向上させるものである。
自動車のエンジンルームに搭載される電気接続箱は、通常、ワイヤハーネス挿通口を設けているケース本体に、ロアカバーをロック結合している。このような電気接続箱では、防水性を確保するために、ケース本体の側壁の内方に内壁を設けて2重壁構造とし、ロアカバーの周壁を該2重壁の隙間に挿入してケース本体とロアカバーを嵌合している場合が多い。
このような防水構造を備える電気接続箱において、ロアカバーの周壁およびケース本体の2重壁の一部が傾斜している場合には、傾斜部分の両端に注意を払いながら、ロアカバーとケース本体との組み付け作業を行わなければならい。さらに、ロアカバーとケース本体とに他の嵌合部分が存在すると、該嵌合部分も併せて注意しながらケース本体にロアカバーを組み付ける必要があるため、組み付け作業が困難となり、作業者に負担となっていた。このため、ケース本体とカバーの嵌合構造を工夫し、防水性を確保しながらケースとカバーとの組み付け作業性を向上させることが望まれている。
従来より、電気接続箱内部への水の浸入を防ぐケース本体とカバーの嵌合構造が提供されている。例えば、特開2005−204356号公報の電気接続箱は、図9に示すように、メインカバー1の一側壁1aに設けられている係合突起1bと、該係合突起1bと対向する位置に設けられているアッパーカバー2の係止枠部2aとを係止し、アッパーカバー2をメインカバー1に対して回動自在に取り付けて組み付けている。メインカバー1の一側壁には端子用の開口1cが設けられていると共に、アッパーカバー2には該開口1cを塞ぐ覆い壁2bが突設している。
メインカバー1の係合突起1bとアッパーカバー2の係止枠部2aとを係止してアッパーカバー2をメインカバー1に被せると、アッパーカバー2の覆い壁2bがメインカバー1の開口1cを覆うと共に、覆い壁2bの先端がメインカバー1のガイド係合部1dに挿入する。ガイド係合部1dが覆い壁2bを内方に押さえるため、メインカバー1の側壁1aとアッパーカバー2の覆い壁2bの間からの水の浸入を防止している。
しかしながら、高圧洗浄水の場合、メインカバー1の側壁1aや覆い壁2bに撓みがあると、メインカバー1の側壁1aとアッパーカバー2の覆い壁2bとは当接しているだけであるので、該覆い壁2bの両側から開口1cに向けて水が浸入する恐れがあり、防水性を十分に確保できていない。
また、アッパーカバー2をメインカバー1に被せていく際には、メインカバー1の係合突起1bとアッパーカバー2の係止枠部2aとの係合が外れてしまう可能性があると共に、係合突起1bと係止枠部2aとの係合に注意しながら、覆い壁2bの先端をガイド係合部1dに挿入させる必要があるため、作業が困難となり、作業性が悪い。
特開2005−204356号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、ケース本体とロアカバーとの嵌合構造を工夫することで、電気接続箱の防水性を確保しながら、ケース本体のロアカバーの組み付け作業性を向上させることを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、下方に配置される他の搭載品との干渉回避のために、ケース本体及び該ケース本体にロック結合するロアカバーが、正面側から背面側にかけて下方傾斜している電気接続箱であって、
前記ケース本体の両側壁の下端辺に、正面側から背面側にかけて下向きの傾斜部を備え、該傾斜部を含む下端辺に沿って外周壁と内周壁を備えた二重壁を設け、前記内周壁の先端を外周壁の先端より突出させると共に、該突出部に外周壁側へと突出したガイドリブを設けている一方、
前記ケース本体の両側壁の下端辺と対応した前記ロアカバーの両側壁の上端辺に、前記外周壁の下端と当接する嵌合リブを設け、かつ、該嵌合リブより前記ケース本体の外周壁と内周壁の隙間に挿入する突片を突出させ、該突片を前記ガイドリブで案内して前記外周壁と内周壁の隙間に挿入させる構成としている車載用の電気接続箱を提供している。
本発明では、ケース本体両側部の傾斜部にガイドリブを設けることにより、ロアカバーの傾斜部の突片がケース本体の内周壁から突設しているガイドリブに当接すると、ロアカバーの突片はケース本体の内周壁と外周壁との隙間にガイドリブによってガイドされ、内周壁と外周壁との隙間にスムーズに挿入することができる。
よって、ケース本体とロアカバーとの組み付け時に、前記ロアカバーの突片を前記ケース本体の内周壁と外周壁の隙間に挿入する作業を、ケース本体とロアカバーの傾斜部に細心の注意を払いながら行わなくても、容易に前記隙間に挿入して嵌合接続することができる。従って、作業者はケース本体とロアカバーとの組み付けを簡単にでき、組み付け作業性を向上させることができる。
また、内周壁に外周壁側へと突出したガイドリブを設けていることで、ガイドリブでロアカバーの突片をケース本体の外周壁に押し当てることができるため、内周壁と外周壁との隙間でロアカバーの突片がガタつくことがなく、異音の発生を防止することができる。
さらに、ケース本体の周壁の下端辺に内周壁と外周壁の2重壁を設けているため、万が一、ケース本体の外周壁とロアカバーの突片の間に水が浸入してきたとしても、内壁が該水の浸入を防ぐことができるため、前記した作業性を向上させながら、防水性を確保することができる。
前記ケース本体の傾斜部に沿った前記内周壁の傾斜角度は、前記外周壁の傾斜角度と相違させ、前記外周壁からの突出量を下方に向けて増大させているのが好ましい。
前記ケース本体の外周壁の下端は前記ロアカバーの嵌合リブと同一の傾斜角度であり、該嵌合リブと嵌合することができるが、外周壁と傾斜角度を相違させている内周壁と嵌合リブは傾斜角度が異なるため、内周壁と嵌合リブが互いに干渉して嵌合することができない。
そのため、間違えてケース本体の内周壁がロアカバーの突片を超えた状態でケース本体とロアカバーが嵌合しようとしても、内周壁と嵌合リブは嵌合せず、ケース本体とロアカバーは嵌合状態とはならない。従って、内周壁と外周壁との傾斜角度を相違させることで、ケース本体とロアカバーとの誤嵌合を防止することができる。
本発明の電気接続箱は、エンジンルール内のタイヤハウスの上面に沿って配置される場合に好適に用いられる。具体的には、電気接続箱のケース本体の正面側の内部には上下高さの小さいリレーブロックを収容していると共に、前記ケース本体内の下方へ突出した背面側に上下高さの大の放熱部を備えた電気ブロックを収容している。それにより、本発明の電気接続箱は、ケース本体の正面側(前面側)より背面側(後方側)が下方傾斜している特殊な形状となる。
前記した電気接続箱では、タイヤハウス側となるケース本体の正面側に高さの小さいリレーブロックを収容することで、タイヤハウスの上部の狭い空間に電気接続箱を効率よく配置することができ、エンジンルーム内のスペースを有効利用することができる。
前述したように、本発明によれば、ケース本体の傾斜部にガイドリブを設けることで、ケース本体とロアカバーとの組み付け時に、作業者がロアカバーの左右両側の2カ所の傾斜部をケース本体の内周壁と外周壁との隙間に細心の注意を払いながら挿入しなくとも、精度良く嵌合接続することができる。従って、作業者はケース本体とロアカバーとの組み付けを簡単にでき、組み付け作業性を向上させることができる。
また、内周壁の突出部に外周壁側へと突出したガイドリブを設けていることで、ガイドリブでロアカバーの突片をケース本体の外周壁に押し当てることができるため、内周壁と外周壁との隙間でロアカバーの突片がガタつくことがなく、異音の発生を防止することができる。
さらに、ケース本体の周壁には内周壁を設けているため、万が一、ケース本体の外周壁とロアカバーの突片の間に水が浸入してきたとしても、内壁が該水の浸入を防ぐことができるため、前記のように作業性を向上させると共に、防水性を確保することができる。
さらにまた、内周壁と外周壁との傾斜角度を相違させることで、内周壁と嵌合リブが互いに干渉して嵌合することができず、ケース本体とロアカバーとの誤嵌合を防止することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図8は本発明の実施形態を示す。
本発明の電気接続箱10は、図1に示すように、内部回路材Cを収容する樹脂成形品のケース本体11を備え、該ケース本体11に収容する内部回路材Cと電気接続するワイヤハーネスWを取り付けた状態で、ロアカバー13に上方から被せて組み付けるものである。
電気接続箱10はタイヤハウスの上面に沿って配置しており、図2に示すように、下方に配置しているタイヤハウス(図示せず)との干渉回避のために、ケース本体11および該ケース本体11にロック結合するロアカバー13が、正面側から背面側にかけて下方傾斜している。
ケース本体11の正面側の内部には、図4(A)に示すように、上下高さの小さいリレーブロックC1を収容していると共に、ケース本体11下方へ突出した背面側に上下高さの大の放熱部を備えた電気ブロックC2を収容している。
該電気接続箱は、ロアカバー13をロック結合したケース本体11の上方からアッパーカバー12を被せて完成し、車両搭載時には車体に突設した金属製の車体ブラケット20を介して車体に固定している。
前記ケース本体11は、図5および図6に示すように、四角枠状の周壁11aを備え、該ケース本体11の周壁11aに囲まれた内部には内部回路材Cを収容している。
ケース本体11の両側壁11a−3の下端辺には、図5(A)(B)に示すように、正面側から背面側にかけて下向きに傾斜している傾斜部11cを備えている。
前記周壁11aには下端辺に沿って両側壁11a−3と背面側の周壁11a−1に亘り外周壁11dを突出させていると共に、該外周壁11dの内方側には内周壁11eを突設させており、ケース本体11の周壁下端辺を内周壁11eと外周壁11dの2重壁構造としている。
ケース本体11の傾斜部11cの下端側(図中右)から正面側にかけて延在する内周壁11eの先端は、外周壁11dの先端より突出させて突出部11bとし、該傾斜部11cに沿った内周壁11eの傾斜角度を傾斜部11cの外周壁11dの傾斜角度と相違させ、傾斜部11cの突出部11bの突出量を下方に向けて増大させている。ケース本体11の傾斜部11cから正面側にかけて延在する内周壁11e以外の内周壁11eは外周壁11dと平行して同じ長さとしており、突出部11bを設けていない。
前記内周壁11eの突出部11bには、所定間隔をあけて、外周壁側へと突出するガイドリブ11fを上下方向に延在させて設けている。図6(B)(C)に示すように、該ガイドリブ11fは先端をテーパ部11nとすると共に、側面視で三角形状としており、後述するロアカバー13の突片13dがガイドリブ11fに当接すると、ガイドリブ11fが突設している内周壁11eと外周壁11dとの隙間Sに案内され挿入する。該ガイドリブ11fは、外周壁11dとの間の隙間Sで、後述するロアカバー13の突片13dを嵌合している。
ケース本体11周壁下端にはロアカバー13とロック結合する爪部11hを所定間隔をあけて設けている。
前記ケース本体11の正面側周壁11a−2の中央には、周壁11a−2の下端からベラ状のカバー部11iが下方に突出しており、該カバー部11iは後述するロアカバー13のガイド凹部13iに嵌合することで、ワイヤハーネスWをカバーしている。
前記ケース本体11の正面側の周壁11a−2の上部からは、車体ブラケット20と係止する一対の車体ブラケット受部11j、11jを突設していると共に、アッパーカバー12にロック結合する一対の被ロック部11k、11kを設け、車体ブラケット受部11jと被ロック部11kとを連結させている。前記ケース本体11の背面側の周壁11a−1には、前記車体取付部11mを水平方向に突設し、車体側の取付部にボルト締め固定するようにしている。
前記ロアカバー13は、図7(A)〜(C)に示すように、底壁13aの外周より周壁13bが上方に突出しており、両側壁13b−1の上端辺には正面側から背面側にかけて、ケース本体11の下端辺に沿った傾斜部13cを設けている。
前記周壁13bの上端辺に前記ケース本体11の外周壁11dの下端と当接する嵌合リブ13kを周壁13b外面から突出させており、該嵌合リブ13kからはケース本体11に向けて突片13dを突設させている。
図4(B)に示すように、該突片13dはケース本体11の内周壁11eのガイドリブ11fと外周壁11dとの隙間Sに挿入すると共に、ケース本体の外周壁11dの先端が嵌合リブ13kに当接する。この状態でロアカバー13の周壁13bの外面とケース本体11の周壁11aの外面とは連続している。
前記ロアカバー13の下部には、周壁13bから底壁13aにかけて内方に凹ませた凹部13eを設けており、該凹部13eにはワイヤハーネスWが挿通する位置にワイヤハーネス挿通部13fを設けている。
該ワイヤハーネス挿通部13fは正面側に開口13gを設けていると共に、ワイヤハーネス引出用の開口13hを上下方向に貫通させて設けており、前記正面側開口13gはケース本体11のカバー部11iを被せて閉鎖する。
該正面側開口13gの上下方向の両端縁に沿って、ケース本体11のカバー部11iの両側縁を嵌合するガイド凹部13iを設けている。ロアカバー13の周壁13bの上端にはケース本体11の爪部11hと係止する枠部13jを突出させている。
次に、ケース本体11とロアカバー13の組み付け工程について説明する。
図1に示すように、ケース本体11には予め内部回路部材Cおよび該内部回路部材Cと接続しているワイヤハーネスWを組みつけており、ワイヤハーネスWが下方に突出している状態でケース本体11をロアカバー13に組み付ける
まず、ケース本体11のカバー部11iをロアカバー13のガイド凹部13iに嵌合させながら挿入し、カバー部11iをガイド凹部13iに1cm程度差し込むと、図8(A)に示すように、ケース本体11の傾斜部11cの内周壁11eから突設しているガイドリブ11fのテーパ部11nとロアカバー13の突片13dとが当接する。
該突片13dをガイドリブ11fのテーパ部11nに当接させ、更に、ケース本体11にロアカバー13を嵌合させていくと、突片13dが図8(A)の矢印方向に移動し、テーパ部11nに乗り上げる。そして、図8(B)(C)に示すように、ガイドリブ11fが突片13dをガイドし、突片13dをガイドリブ11fと外周壁11dとの隙間Sに挿入させていく。
ケース本体11とロアカバーの位置決めは、ケース本体11のカバー部11iとロアカバー13のガイド凹部13iとの嵌合、ケース本体11両側の傾斜部11cとロアカバー13の突片13dとの嵌合の3箇所で行う。
このように、ケース本体11のカバー部11iをロアカバー13のガイド凹部13iに挿入しながら、傾斜部11cの内周壁11eと外周壁11dとの隙間Sに挿入していき、図8の(C)および図4(B)に示すように、ケース本体11の外周壁11dの先端をロアカバー13の嵌合リブ13kに当接させる。
その後、ケース本体11の爪部11hとロアカバー13の枠部13jとでロック結合して、ケース本体11をロアカバー13に組み付ける。
本発明では、ケース本体11のカバー部11iをロアカバー13のガイド凹部13iに挿入すると、ロアカバー13の傾斜部11cの突片13dがケース本体11の傾斜部11cのガイドリブ11fに当接し、ロアカバー13の突片をガイドリブ11fで内周壁11eと外周壁11dとの間の隙間Sに案内することができる。
よって、ケース本体11のカバー部11iをロアカバー13のガイド凹部13iに挿入すれば、ロアカバー13の突片13dをケース本体11の内周壁11eと外周壁11dとの隙間Sにガイドすることができる。そのため、ケース本体11をロアカバー13に組み付ける際に、ケース本体11のカバー部11iとロアカバー13のガイド凹部13iの嵌合部分と、ロアカバー13の傾斜部11cの嵌合部分の計3箇所に注意ながら、ケース本体11の内周壁11eと外周壁11dとの隙間Sに挿入していく必要がない。従って、作業者がケース本体11の両側壁11a−3の傾斜部11cを観察しながらケース本体11をロアカバー13に嵌め込んでいく手間が省け、作業性を向上させることができる。
また、ケース本体11の外周壁11dの下端はロアカバー13の嵌合リブ13kと同一の傾斜角度となっているため嵌合することができるが、外周壁11dと傾斜角度を相違させている内周壁11eと嵌合リブ13kは傾斜角度が異なるため、突片13dが内周壁11eの更に内側に挿入された場合は、内周壁11eと嵌合リブ13kが互いに干渉して外周壁11dと内周壁11eとの間の隙間Sへ突片13dを挿入できない。よって、ケース本体11とロアカバー13の傾斜部11c、13cがずれてしまい、内周壁11eが突片13dを超えてケース本体11とロアカバー13が嵌合しようとしても、ケース本体11とロアカバー13は嵌合状態とはならない。従って、ケース本体11の内周壁11eと外周壁11dとの傾斜角度を相違させることで、ケース本体11とロアカバー13との誤嵌合を防止することができる。
また、ケース本体周壁11aに内周壁11eを設けているため、万が一、ケース本体11の外周壁11dとロアカバー13の周壁13bの間に水が浸入してきたとしても、内周壁11eが該水の浸入を防ぐことができるため、前記のように作業性を向上させると共に、防水性を確保することができる。
本発明の電気接続箱を示し、ケース本体をロアカバーに組み付けを示す斜視図である。 本発明の電気接続箱を車体に取り付ける状態を示す斜視図である。 本発明の電気接続箱を示す正面図である。 本発明の電気接続箱を示す図であり、(A)は右側面図であり、(B)は(A)の要部を拡大したA−A線断面図である。 ケース本体を示す図であり、(A)は正面図であり、(B)は右側面図である。 ケース本体を示す図であり、(A)は平面図であり、(B)は(A)の要部を拡大したB−B線断面図である。(C)は(A)の要部を拡大した右側面である。 ロアカバーを示す図であり、(A)は正面図であり、(B)は平面図であり、(C)右側面図である。 ケース本体およびロアカバーの傾斜部の嵌合を示す図であり、(A)は嵌合前の状態の図であり、(B)は嵌合の途中の状態の図であり、(C)は嵌合が完了した状態の図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 電気接続箱
11 ケース本体
11a 周壁
11b 突出部
11c 傾斜部
11d 外周壁
11e 内周壁
11f ガイドリブ
13 ロアカバー
13b 周壁
13c 傾斜部
13d 突片
13h ワイヤハーネス引出用の開口
13i ガイド凹部
W ワイヤハーネス
C 内部回路材
C1 リレーブロック
C2 電気ブロック
S 隙間

Claims (3)

  1. 下方に配置される他の搭載品との干渉回避のために、ケース本体及び該ケース本体にロック結合するロアカバーが、正面側から背面側にかけて下方傾斜している電気接続箱であって、
    前記ケース本体の両側壁の下端辺に、正面側から背面側にかけて下向きの傾斜部を備え、該傾斜部を含む下端辺に沿って外周壁と内周壁を備えた二重壁を設け、前記内周壁の先端を外周壁の先端より突出させると共に、該突出部に外周壁側へと突出したガイドリブを設けている一方、
    前記ケース本体の両側壁の下端辺と対応した前記ロアカバーの両側壁の上端辺に、前記外周壁の下端と当接する嵌合リブを設け、かつ、該嵌合リブより前記ケース本体の外周壁と内周壁の隙間に挿入する突片を突出させ、該突片を前記ガイドリブで案内して前記外周壁と内周壁の隙間に挿入させる構成としている車載用の電気接続箱。
  2. 前記ケース本体の傾斜部に沿った前記内周壁の傾斜角度は、前記外周壁の傾斜角度と相違させ、前記外周壁からの突出量を下方に向けて増大させている請求項1に記載の電気接続箱。
  3. タイヤハウスの上面に沿って配置される前記ケース本体の正面側の内部には上下高さの小さいリレーブロックを収容していると共に、前記ケース本体内の下方へ突出した背面側に上下高さの大の放熱部を備えた電気ブロックを収容している請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
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