JP2008091163A - 回路基板相互接続用コネクタ装置 - Google Patents

回路基板相互接続用コネクタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 回路基板側の電極間ピッチに導電路間ピッチを容易に合わせることができる回路基板相互接続用コネクタ装置を得る。
【解決手段】 直方体状の絶縁基体上に絶縁間隔を隔てて複数の導電路17を設けた直方体状接続子9と、直方体状接続子9を収容した状態で第1の回路基板1に取り付けるコネクタハウジング11とを具備する。コネクタハウジング11は、直方体状接続子9の導電路17の部分を、第1の回路基板1に設けた第1の接続用電極に電気的に接続する。第2の回路基板5の第2の接続用電極を設けた基板部分をコネクタハウジング11の基板部分導入口19から挿入し、直方体状接続子9の導電路の部分と第2の回路基板5の第2の接続用電極を接触させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、表面に電極間ピッチを持って並設された複数の第1の接続用電極を有する第1の回路基板の複数の第1の接続用電極と、表面に電極間ピッチを持って並設された複数の第2の接続用電極が並設された第2の回路基板の複数の第2の接続用電極とを電気的に接続するために用いられる回路基板相互接続用コネクタ装置に関するものである。
従来のこの種の回路基板相互接続用コネクタ装置の導電路間ピッチは、最小でも0.2mmピッチであり、しかも0.4mmピッチのものを互い違いに千鳥配置にして実現できる構造であった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−265599号公報 図6
しかしながら、このような構造の回路基板相互接続用コネクタ装置では、回路基板の電極間ピッチが例えば0.06mmが可能であるにも拘わらず、コネクタ装置の導電路間ピッチが0.2mm以下に対応できていない現状では、回路基板の電極間ピッチはコネクタ装置の導電路間ピッチによって制限を受ける問題点があった。また、0.2mmの導電路間ピッチのコネクタ装置は、千鳥配置で実現しているため、千鳥配置をするための一方の群の導電路の各接触部と他方の群の導電路の各接触部との間に間隔があき、実装面積が大きくなる問題点があった。
本発明の目的は、回路基板側の電極間ピッチに導電路間ピッチを容易に合わせることができる回路基板相互接続用コネクタ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、回路基板側の電極間ピッチに導電路間ピッチを容易に合わせることができ、しかも接続すべき双方の回路基板の電極間ピッチが異なっていても両者の接続を行わせることができる回路基板相互接続用コネクタ装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、回路基板側の電極間ピッチに導電路間ピッチを容易に合わせることができ、しかも相互に嵌め合わせて接続できる回路基板相互接続用コネクタ装置を提供することにある。
本発明の回路基板相互接続用コネクタ装置は、基本的に、第1の回路基板の複数の第1の接続用電極と第2の回路基板の複数の第2の接続用電極とを電気的に接続するために用いられるものである。
本発明の回路基板相互接続用コネクタ装置では、第1の回路基板はその表面に所定の電極間ピッチを持って形成された複数の第1の接続用電極が並設されている。第2の回路基板はその表面に所定の電極間ピッチを持って形成された複数の第2の接続用電極が並設されている。
特に本発明の回路基板相互接続用コネクタ装置は、直方体状接続子とコネクタハウジングとを具備する。直方体状接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する三面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の導電路とを備えている。複数の導電路間の導電路間ピッチは、回路基板の電極間ピッチと実質的に等しくなるように設けられている。コネクタハウジングは、直方体状接続子を収容した状態で第1の回路基板に取り付けられる。このコネクタハウジングは、直方体状接続子の連続する三面のうちの対向する二面の一方の面上に設けられた複数の導電路の部分が、第1の回路基板に設けられた複数の第1の接続用電極に電気的に接続されることを許容するようになっている。また、第2の回路基板の複数の第2の接続用電極が設けられた基板部分を受け入れて、直方体状接続子の連続する三面のうちの対向する二面の他方の面上に設けられた複数の導電路の部分と複数の第2の接続用電極とが対向する位置で基板部分を保持するようになっている。さらに、他方の面上に設けられた複数の導電路の部分に、第2の回路基板に設けられた複数の第2の接続用電極を接触させる構造を有している。
このような構造の回路基板相互接続用コネクタ装置は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する三面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の導電路とを備えた直方体状接続子を用いるので、この直方体状の絶縁基体に設ける複数の導電路間の導電路間ピッチを、回路基板の電極間ピッチと実質的に等しくなるように容易に設けることができる。このため、回路基板側の電極間ピッチに絶縁基体の表面の導電路間ピッチを容易に合わせることができる。また、絶縁基体の表面の導電路間ピッチは、千鳥配置ではないので間隔が狭くなり、導電路の配列方向に省スペース化が図れて、実装面積を小さくすることができる。それゆえ本発明によれば、小型のコネクタ装置を容易に実現することができる。さらに、このコネクタ装置では、直方体状接続子を収容した状態で第1の回路基板に取り付けられるコネクタハウジングを用い、このコネクタハウジングは、直方体状接続子の連続する三面のうちの対向する二面の一方の面上に設けられた複数の導電路の部分が、第1の回路基板に設けられた複数の第1の接続用電極に電気的に接続されることを許容するようになっており、また、第2の回路基板の複数の第2の接続用電極が設けられた基板部分を受け入れて、直方体状接続子の連続する三面のうちの対向する二面の他方の面上に設けられた複数の導電路の部分と複数の第2の接続用電極とが対向する位置で基板部分を保持するようになっているので、このコネクタハウジングによる位置決め作用で第1の回路基板の複数の第1の接続用電極と第2の回路基板の複数の第2の接続用電極とを容易に電気的に接続することができる。かつまた、直方体状接続子の連続する三面のうちの対向する二面の他方の面上に設けられた複数の導電路の部分に、第2の回路基板の複数の第2の接続用電極を確実に接触させることができる。このタイプの回路基板相互接続用コネクタ装置によれば、第1の回路基板と第2の回路基板とを相互に平行する向きで、これら第1の回路基板と第2の回路基板とを電気的に接続することができる。
また本発明の直方体状接続子とコネクタハウジングとを具備するタイプの回路基板相互接続用コネクタ装置では、次のような構成にすることもできる。
直方体状接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の導電路とを備え、複数の導電路間の導電路間ピッチが電極間ピッチと実質的に等しくなるように設けられている。コネクタハウジングは、直方体状接続子を収容した状態で第1の回路基板に取り付けられている。このコネクタハウジングは、直方体状接続子の連続する二面のうちの一方の面上に設けられた複数の導電路の部分が、第1の回路基板に設けられた複数の第1の接続用電極に電気的に接続されることを許容する。第2の回路基板の複数の第2の接続用電極が設けられた基板部分を受け入れて、直方体状接続子の連続する二面のうちの他方の面上に設けられた複数の導電路の部分と複数の第2の接続用電極とが対向する位置で基板部分を保持する。さらに他方の面上に設けられた複数の導電路の部分に、複数の第2の接続用電極を接触させる構造を有している。
このような構造の回路基板相互接続用コネクタ装置にすると、第1の回路基板と第2の回路基板とを相互に直交する向きで、これら第1の回路基板と第2の回路基板とを電気的に接続することができる。その他の効果は、前述した第1の回路基板と第2の回路基板とを相互に平行する向きで接続するタイプのものとほぼ同様である。なお、構成の用語の違い部分は読み替えるものとする。
また本発明の他の回路基板相互接続用コネクタ装置では、第1の回路基板はその表面に所定の第1の電極間ピッチを持って形成された複数の第1の接続用電極が並設されている。第2の回路基板はその表面に第1の電極間ピッチとは異なる第2の電極間ピッチを持って形成された複数の第2の接続用電極が並設されている。
特に本発明の回路基板相互接続用コネクタ装置も、直方体状接続子とコネクタハウジングとを具備する。直方体状接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する三面上に、対向する二面が並ぶ方向にそれぞれ絶縁間隔を隔てて並設された複数の導電路とを備えている。複数の導電路は、連続する三面上の対向する二面の一方の面上に第1の電極間ピッチに相当する第1の導電路間ピッチを持って形成された複数の第1の導電路部分を有し、また複数の導電路は連続する三面上の対向する二面の他方の面上に第2の電極間ピッチに相当する第2の導電路間ピッチを持って形成された複数の第2の導電路部分を有し、さらに複数の導電路は連続する三面上の残りの一面上には、複数の第1の導電路部分と複数の第2の導電路部分とをそれぞれ結ぶピッチ変換用の複数の第3の導電路部分を有するように形成されている。その他の構成は、前述した電極間ピッチが実質的に等しい第1の回路基板と第2の回路基板とを接続する回路基板相互接続用コネクタ装置と同様になっている。
このような構造の回路基板相互接続用コネクタ装置は、直方体状接続子の複数の導電路が、直方体状接続子の連続する三面上の対向する二面の一方の面上に第1の電極間ピッチに相当する第1の導電路間ピッチを持って形成された複数の第1の導電路部分を有し、また複数の導電路は連続する三面上の対向する二面の他方の面上に第2の電極間ピッチに相当する第2の導電路間ピッチを持って形成された複数の第2の導電路部分を有し、さらに複数の導電路は連続する三面上の残りの一面上には、複数の第1の導電路部分と複数の第2の導電路部分とをそれぞれ結ぶピッチ変換用の複数の第3の導電路部分を有するように形成されているので、第1の回路基板と第2の回路基板の電極間ピッチが違っていても、この直方体状接続子の導電路間ピッチの異なる複数の第1の導電路部分と複数の第2の導電路部分で電気的接続を容易に行うことができる。その他の効果は、前述した電極間ピッチが実質的に等しい第1の回路基板と第2の回路基板とを接続する回路基板相互接続用コネクタ装置と同様になっている。
また本発明の更に他の回路基板相互接続用コネクタ装置では、直方体状接続子の変わりに円柱状接続子を用いている。この円柱状接続子は、円柱状をなしていて円筒状周面と対向する二面を有する絶縁基体と、この絶縁基体の円筒状周面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された環状の複数の導電路とを備え、これら複数の導電路間の導電路間ピッチが電極間ピッチと実質的に等しくなるように設けられている。その他の構成は、前述した電極間ピッチが実質的に等しい第1の回路基板と第2の回路基板とを接続する回路基板相互接続用コネクタ装置とほぼ同様になっている。
このような構造の回路基板相互接続用コネクタ装置は、直方体状接続子の変わりに円柱状接続子を用いることにより、前述した電極間ピッチが実質的に等しい第1の回路基板と第2の回路基板とを接続する回路基板相互接続用コネクタ装置と同様な効果を得ることができる。
コネクタハウジングが、接続子の一方の面を露出させた状態でこの接続子を収容する第1の収容室と、第1の収容室と連通するように形成されて基板部分を収容する第2の収容室と、外部から第2の収容室に基板部分を導入する基板部分導入口とを有するハウジング本体と、第2の収納室内に収納されて、基板部分を接続子に向かって押し付ける押圧手段とを備えていると、このコネクタハウジングによって接続子の第1の回路基板に対する位置決めと、この接続子に対する第2の回路基板の位置決めと、基板部分を接続子に向かって押し付ける押圧手段の位置決めとを容易に行うことができる。
押圧手段が、バネ力または弾性力により基板部分を直方体状接続子に向かって押し付けるように構成されていると、基板部分を直方体状接続子に向かって押し付ける力を容易に得ることができる。
また本発明の別のタイプの回路基板相互接続用コネクタ装置では、雄型コネクタ部材と雌型コネクタ部材とを有する。雄型コネクタ部材は、回路基板の電極間ピッチと実質的に等しい導電路間ピッチを持って形成されて複数の第1の接続用電極と接続される複数の第1の導電路を有する第1の接続子を備えている。雌型コネクタ部材は、回路基板の電極間ピッチと実質的に等しい導電路間ピッチを持って形成されて複数の第2の接続用電極と接続される複数の第2の導電路を有する第2の接続子を備えている。雄型コネクタ部材と雌型コネクタ部材とは、雄型コネクタ部材が雌型コネクタ部材に嵌合されたときに、第1の接続子の複数の第1の導電路の一部と第2の接続子の複数の第2の導電路の一部とがそれぞれ接触するように構成されている。第1の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の第1の導電路とを備えた構造を有している。少なくとも連続する二面のうちの一面に形成された複数の第1の導電路の一部が、第1の接続用電極に接続されている。雄型コネクタ部材は、第1の接続子の絶縁基体の連続する二面のうちの残りの一面上に形成された複数の第1の導電路の一部が、雌型コネクタ部材の複数の第2の導電路と接触する複数の第1の接触部分を形成するように構成されている。第2の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の第2の導電路とを備えた構造を有している。連続する二面のうちの一面に形成された複数の第2の導電路の一部が、複数の第2の接続用電極に接続されている。雌型コネクタ部材は、第2の接続子の絶縁基体の連続する二面のうちの残りの一面上に形成された複数の第2の導電路の一部が、雄型コネクタ部材の複数の第1の接触部分と接触する複数の第2の接触部分を形成するように構成されている。雄型コネクタ部材が雌型コネクタ部材に嵌合された状態で、複数の第1の接触部分と複数の第2の接触部分とが接触状態になっている。
このような構造の回路基板相互接続用コネクタ装置では、雄型コネクタ部材と雌型コネクタ部材とを嵌め合わせて接続するので、雄型コネクタ部材が持つ第1の接続子の複数の第1の導電路の一部と雌型コネクタ部材が持つ第2の接続子の複数の第2の導電路の一部とを相互に位置決めしてそれぞれ接触させることができる。雄型コネクタ部材の第1の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の第1の導電路とを備えた構造を有し、雌型コネクタ部材第2の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の第2の導電路とを備えた構造を有しているので、これらの直方体状の絶縁基体に設ける複数の導電路間の導電路間ピッチを、回路基板の電極間ピッチと実質的に等しくなるように容易に設けることができる。このため、回路基板側の電極間ピッチに絶縁基体の表面の導電路間ピッチを容易に合わせることができる。また、絶縁基体の表面の導電路間ピッチは、千鳥配置ではないので間隔が狭くなり、導電路の配列方向に省スペース化が図れて、実装面積を小さくすることができる。それゆえ本発明によれば、小型のコネクタ装置を容易に実現することができる。
また、雄型コネクタ部材と雌型コネクタ部材とを有する回路基板相互接続用コネクタ装置では、雌型コネクタ部材を、電極間ピッチと実質的に等しい導電路間ピッチを持って形成されて複数の第2の接続用電極と接続される複数の第2の導電路を有する第2の接続子と、電極間ピッチと実質的に等しい導電路間ピッチを持って形成されて複数の第2の接続用電極と接続される複数の第3の導電路を有する第3の接続子とを備えた構造にすることができる。この場合、雄型コネクタ部材と雌型コネクタ部材とは、雄型コネクタ部材が雌型コネクタ部材に嵌合されたときに、第1の接続子の複数の第1の導電路の一部と第2の接続子の複数の第2の導電路の一部及び第3の接続子の複数の第3の導電路の一部がそれぞれ接触するように構成されている。雄型コネクタ部材の第1の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する三面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の第1の導電路とを備えた構造を有しており、少なくとも連続する三面のうちの中間に位置する一面に形成された複数の第1の導電路の一部が第1の回路基板の第1の接続用電極に接続されている。雄型コネクタ部材は、第1の接続子の絶縁基体の連続する三面のうちの残りの二面にそれぞれ形成された複数の第1の導電路の一部が、雌型コネクタ部材の複数の第2の導電路と接触する複数の第1及び第2の接触部分を形成するように構成されている。第2の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の第2の導電路とを備えた構造を有している。連続する二面のうちの一面に形成された複数の第2の導電路の一部が第2の回路基板の複数の第2の接続用電極の一部に接続されている。第3の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の第3の導電路とを備えた構造を有している。連続する二面のうちの一面に形成された複数の第3の導電路の一部が第2の回路基板の複数の第2の接続用電極の一部に接続されている。雌型コネクタ部材は、第2の接続子の絶縁基体の連続する二面のうちの残りの一面上に形成された複数の第2の導電路の一部及び第3の接続子の絶縁基体の連続する二面のうちの残りの一面上に形成された複数の第3の導電路の一部が、雄型コネクタ部材の第1及び第2の接触部分と接触する複数の第3及び第4の接触部分を形成するように構成されている。雄型コネクタ部材が雌型コネクタ部材に嵌合された状態で、複数の第1及び第2の接触部分と複数の第3及び第4の接触部分とが接触状態になっている。
このような構造の回路基板相互接続用コネクタ装置は、雄型コネクタ部材の第1の接続子を雌型コネクタ部材の第2の接続子と第3の接続子の間に嵌め合わせることにより、第1の接続子の複数の第1の導電路の一部と第2の接続子の複数の第2の導電路の一部及び第3の接続子の複数の第3の導電路の一部がそれぞれ接触するようになる。このため第1の接続子を第2の接続子と第3の接続子の間に嵌め合わせることにより、第1の接続子につながる第1の回路基板上の複数の第1の接続用電極と第2の接続子及び第3の接続子につながる第2の回路基板上の複数の第2の接続用電極を電気的に接続することができる。この場合、第1の接続子の複数の第1の導電路を、絶縁基体の連続する四面上に設け、この連続する四面上の複数の第1の導電路を、連続する四面上で対向する二面の箇所でそれぞれ2分割し、雄型コネクタ部材に接続する第1の回路基板上の複数の第1の接続用電極を、独立させて対向状態で並設し、且つ雌型コネクタ部材に接続する第2の回路基板上の複数の第2の接続用電極を、独立させて対向状態で並設することにより、第1の回路基板上の並設された複数の第1の接続用電極と第2の回路基板上の並設された複数の第2の接続用電極とを相互に電気的に接続することができる。その他の効果は、前述した第1の接続子を有する雄型コネクタ部材と第2の接続子を有する雌型コネクタ部材とを備えた回路基板相互接続用コネクタ装置と同様である。
本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する三面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の導電路とを備えた直方体状接続子を用いるので、この直方体状の絶縁基体に設ける複数の導電路間の導電路間ピッチを、回路基板の電極間ピッチと実質的に等しくなるように容易に設けることができる。このため、回路基板側の電極間ピッチに絶縁基体の表面の導電路間ピッチを容易に合わせることができる。また、絶縁基体の表面の導電路間ピッチは、千鳥配置ではないので間隔が狭くなり、導電路の配列方向に省スペース化が図れて、実装面積を小さくすることができる。それゆえ本発明によれば、小型のコネクタ装置を容易に実現することができる。さらに、このコネクタ装置では、直方体状接続子を収容した状態で第1の回路基板に取り付けられるコネクタハウジングを用い、このコネクタハウジングは、直方体状接続子の連続する三面のうちの対向する二面の一方の面上に設けられた複数の導電路の部分が、第1の回路基板に設けられた複数の第1の接続用電極に電気的に接続されることを許容するようになっており、また、第2の回路基板の複数の第2の接続用電極が設けられた基板部分を受け入れて、直方体状接続子の連続する三面のうちの対向する二面の他方の面上に設けられた複数の導電路の部分と複数の第2の接続用電極とが対向する位置で基板部分を保持するようになっているので、このコネクタハウジングによる位置決め作用で第1の回路基板の複数の第1の接続用電極と第2の回路基板の複数の第2の接続用電極とを容易に電気的に接続することができる。かつまた、直方体状接続子の連続する三面のうちの対向する二面の他方の面上に設けられた複数の導電路の部分に、第2の回路基板の複数の第2の接続用電極を確実に接触させることができる。
また本発明の別のタイプの回路基板相互接続用コネクタ装置では、雄型コネクタ部材と雌型コネクタ部材とを嵌め合わせて接続するので、雄型コネクタ部材が持つ第1の接続子の複数の第1の導電路の一部と雌型コネクタ部材が持つ第2の接続子の複数の第2の導電路の一部とを相互に位置決めしてそれぞれ接触させることができる。雄型コネクタ部材の第1の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の第1の導電路とを備えた構造を有し、雌型コネクタ部材第2の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、この絶縁基体の連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の第2の導電路とを備えた構造を有しているので、これらの直方体状の絶縁基体に設ける複数の導電路間の導電路間ピッチを、回路基板の電極間ピッチと実質的に等しくなるように容易に設けることができる。このため、回路基板側の電極間ピッチに絶縁基体の表面の導電路間ピッチを容易に合わせることができる。また、絶縁基体の表面の導電路間ピッチは、千鳥配置ではないので間隔が狭くなり、導電路の配列方向に省スペース化が図れて、実装面積を小さくすることができる。それゆえ本発明によれば、小型のコネクタ装置を容易に実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に示した各実施例により詳細に説明する。
図1乃至図5は本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第1実施例を示したものである。ここで、図1は本例の回路基板相互接続用コネクタ装置で接続の対象とする第1の回路基板と第2の回路基板の部分正面図、図2は本例の回路基板相互接続用コネクタ装置の斜視図、図3(A)及び(B)は本例で用いる直方体状接続子の斜視図及び複数の導電路を加工する前の直方体状接続子の斜視図、図4(A)及び(B)は本例で用いるコネクタハウジング内に直方体状接続子を収容した状態の斜視図及びコネクタハウジングの開口部に嵌められる押圧部材の斜視図、図5は内部に直方体状接続子を収容したコネクタハウジングの縦断面図である。
本例の回路基板相互接続用コネクタ装置は、図1に示すように、第1の回路基板1の複数の第1の接続用電極3・・・と、第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・とを電気的に接続するために用いられるものである。第1の回路基板1は、その表面に0.2mm以下の電極間ピッチpを持って並設された複数の第1の接続用電極3・・・を有する。また、第2の回路基板5は、その表面に0.2mm以下の電極間ピッチpを持って並設された複数の第2の接続用電極7・・・を有する。本例の第1の回路基板1上に並設された第1の接続用電極3・・・の電極間ピッチpと、第2の回路基板5上に並設された第2の接続用電極7・・・の電極間ピッチpは等しくなっている。第2の回路基板5は、本例では幅が狭いフレキシブルの回路基板となっている。なお本発明を適用するのに好ましい電極間ピッチpは、例えば0.2mm以下の電極間ピッチであるが、電極間ピッチが0.2mmより大きくなる場合においても、技術的に本発明を提供することは可能である。
本例の回路基板相互接続用コネクタ装置は、図3(A)に示す直方体状接続子9と、図2及び図4(A)に示すコネクタハウジング11とを用いる。
直方体状接続子9は、図3(A)に示すように、直方体状をしたセラミック製の絶縁基体13を有る。絶縁基体13は、連続する四面13a〜13dと対向する二面13e及び13fを有する。この絶縁基体13の連続する四面13a〜13d中の少なくとも連続する三面13a〜13c上に、対向する二面13e及び13fが並ぶ方向に所定の絶縁間隔15・・・を隔てて並設された複数の導電路17・・・とを備えている。本例では、連続する四面13a〜13d上に、対向する二面13e及び13fが並ぶ方向に所定の絶縁間隔15・・・を隔てて並設された複数の導電路17・・・とを備えている。複数の導電路17・・・間の導電路間ピッチPは、回路基板1及び5の電極間ピッチpと実質的に等しくなるように設けられている。
このような直方体状接続子9は、図3(B)に示すように、絶縁基体13の連続する四面13a〜13dの全面に、印刷、メッキ、スパッタリング等の手段で、例えば金、銀、銅、銅・ニッケル合金、金・銀合金等の高導電率材料からなる導電部17mを面状に形成し、この導電部17mを、対向する二面13e及び13fが並ぶ方向に所定の絶縁間隔15・・・が形成されるように、周方向にレーザー等で取り除くことにより複数の導電路17・・・を形成する。例えば、レーザー等で絶縁間隔15・・・の幅を20μm、導電路17・・・の幅を80μmにして、これを0.1mmのピッチで繰り返すことで、図3(A)に示す直方体状接続子9を形成する。導電路17・・・の幅を80μmより小さくすることで、0.1mmのピッチ以下のピッチも可能になる。
コネクタハウジング11は、液晶ポリマー製であって、図5に示すように、直方体状接続子9の一方の面13aを露出させた状態でこの直方体状接続子9を収容する第1の収容室11aと、この第1の収容室11aと連通するように形成されて第2の回路基板5の基板部分5aを収容する第2の収容室11bと、外部から第2の収容室11bに基板部分5aを導入する基板部分導入口19とを有する。
このコネクタハウジング11は、図2及び図4(A)に示すように、直方体状接続子9を第1の収容室11aに位置決めして収容した状態で第1の回路基板1に取り付けられる。コネクタハウジング11の第1の回路基板1に対する取り付けは、コネクタハウジング11の四隅の底面を第1の回路基板1に接着して固定するか、コネクタハウジング11の四隅にフックを突設して、これらフックを第1の回路基板1の4つの貫通孔に通して裏面に係止させること等により行う。コネクタハウジング11を第1の回路基板1に取り付けるに際しては、コネクタハウジング11内に収容した直方体状接続子9の複数の導電路17・・・を第1の回路基板1の複数の第1の接続用電極3・・・に合致させて加圧接触させるか、直方体状接続子9の複数の導電路17・・・を導電性接着剤を介して第1の回路基板1の複数の第1の接続用電極3・・・に合致させて重ねて接着する。
このコネクタハウジング11は、内蔵する直方体状接続子9の連続する三面13a〜13cのうちの対向する二面13a及び13cの一方の面13a上に設けられた複数の導電路17・・・の部分が、第1の回路基板1に設けられた複数の第1の接続用電極3・・・に電気的に接続されることを許容するようになっている。また、コネクタハウジング11は、第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・が設けられた基板部分5aを、コネクタハウジング11の基板部分導入口19から受け入れて、直方体状接続子9の連続する三面13a〜13cのうちの対向する二面13a及び13cの他方の面13c上に設けられた複数の導電路17・・・の部分と第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・とが対向する位置で基板部分5aを保持するようになっている。基板部分導入口19の長さは第2の回路基板5の幅と等しくなっていて、コネクタハウジング11内で第2の回路基板5の位置決めを行うようになっている。さらに、対向する二面13a及び13cの他方の面13c上に設けられた複数の導電路17・・・の部分に、第2の回路基板5に設けられた複数の第2の接続用電極7・・・を接触させる構造21を有している。この接触させる構造21は、コネクタハウジング11の上面の開口部23に被せられて固定される蓋部材25と、この蓋部材25の裏面に接着等で固定されてコネクタハウジング11の開口部23内に挿入されている第2の回路基板5の基板部分5aを弾性的に押圧するゴム板等の弾性押圧部材27とを有する。蓋部材25は、その裏面の長手方向の両端のフック29を、コネクタハウジング11の上面の長手方向の両端のフック孔31に弾性的に嵌めて固定するようになっている。
このような回路基板相互接続用コネクタ装置は、直方体状接続子9を収容したコネクタハウジング11を、直方体状接続子9の複数の導電路17・・・を第1の回路基板1の複数の第1の接続用電極3・・・に前述したように接続して、第1の回路基板1に固定する。かかる状態で、開口部23を開いたコネクタハウジング11の基板部分導入口19に第2の回路基板5の基板部分5aを、その複数の第2の接続用電極7・・・が下向きにして挿入する。この挿入で、直方体状接続子9はコネクタハウジング11に位置決めされ、第2の回路基板5の基板部分5aはコネクタハウジング11に基板部分導入口19に位置決めされているので、直方体状接続子9の複数の導電路17・・・に第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・が合致して個々に重なる。しかる後に、コネクタハウジング11の開口部23に接触させる構造21の蓋部材25を被せて固定し、この蓋部材25の裏面のゴム板等の弾性押圧部材27で第2の回路基板5の基板部分5aを加圧して直方体状接続子9に密着させ、第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・の直方体状接続子9の複数の導電路17・・・に対する電気的接続を安定化させる。
図6は本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第2実施例を示した概略横断面である。なお、第1実施例と対応する部分には同一符号を付けて示している。
本例の回路基板相互接続用コネクタ装置では、直方体状接続子9は、直方体状をしたセラミック製の絶縁基体13を有し、この絶縁基体13は、連続する四面13a〜13dの内の連続する二面13b及び13cに前述したと同様に絶縁間隔を隔てて複数の導電路17・・・が設けられている。絶縁基体13の面13cに設けられた複数の導電路17・・・に、第1の回路基板1の複数の第1の接続用電極3・・・が前述した同様に導電性接着剤で接着固定されている。直方体状接続子9は、前述したと同様にコネクタハウジング11内に収容されている。直方体状接続子9の絶縁基体13の面13bに設けられたの複数の導電路17・・・に平行に、コネクタハウジング11に回路基板挿入口19が設けられている。この回路基板挿入口19に第2の回路基板5の基板部分5aが挿入され、直方体状接続子9複数の導電路17・・・と第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・とが合致して重ねられ、前述したと同様の構造の接触させる構造21で加圧して電気的に接続されている。
このように第1の回路基板1と第2の回路基板5とが交差するタイプの回路基板相互接続用コネクタ装置でも、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
図7は本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第3実施例で用いる円柱状接続子を示した斜視図である。
この円柱状接続子9Eは、セラミック製の円柱状の絶縁基体13Eの外周に、この絶縁基体13Eの対向する二面13Ee及び13Efが並ぶ方向に所定の絶縁間隔15E・・・を隔てて複数の導電路17E・・・が並設されている。
このような円柱状接続子9Eは、図2や図4(A)及び(B)に示すタイプの回路基板相互接続用コネクタ装置で、そのコネクタハウジング11内の直方体状接続子9の代わりに円柱状接続子9Eを用いることができる。
またこのような円柱状接続子9Eは、図6に示すタイプの回路基板相互接続用コネクタ装置で、そのコネクタハウジング11内の直方体状接続子9の代わりに円柱状接続子9Eを用いることができる。
図8乃至図10は本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第4実施例を示したものである。ここで、図8は本例の回路基板相互接続用コネクタ装置で接続の対象とする第1の回路基板と第2の回路基板の部分正面図、図9は本例の回路基板相互接続用コネクタ装置で用いる直方体状接続子の斜視図、図10(A)乃至(C)は本例の直方体状接続子が持つ連続した三面の導電路の各部分の各面図である。この第4実施例の回路基板相互接続用コネクタ装置の他の部分は、第1例と同様になっている。
本例の回路基板相互接続用コネクタ装置では、第1の回路基板1にはその表面に0.2mm以下の第1の電極間ピッチp´を持って形成された複数の第1の接続用電極3・・・が並設されている。また、第2の回路基板5にはその表面に0.2mm以下で第1の電極間ピッチp´とは異なる第2の電極間ピッチpを持って形成された複数の第2の接続用電極7・・・が並設されている。本例では、第1の回路基板1の複数の第1の接続用電極3・・・の第1の電極間ピッチp´は、第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・の第1の電極間ピッチpより大きく形成されている。ここで、第1の電極間ピッチp´は0.4mmとなっており、異なる第2の電極間ピッチpは0.2mmとなっている。なお、第1の電極間ピッチp´と第2の電極間ピッチpは、これに限定されるものではなく、例えば第1の電極間ピッチp´を0.35mmとし、第2の電極間ピッチpを0.15mmとしてもよい。
本例の回路基板相互接続用コネクタ装置は、直方体状接続子9´と前述した第1例と同様な構造のコネクタハウジング11(図示せず)とを具備する。
直方体状接続子9´は、連続する四面13a〜13dと対向する二面13e及び13fを有する直方体状をしたセラミック製の絶縁基体13と、この絶縁基体13の連続する四面13a〜13d中の少なくとも連続する三面13a〜13c上に、対向する二面13e及び13fが並ぶ方向にそれぞれ絶縁間隔15・・・を隔てて並設された複数の導電路17・・・とを備えている。複数の導電路17・・・は、連続する三面13a〜13c上の対向する二面13a及び13cの一方の面13a上に第1の電極間ピッチp´に相当する第1の導電路間ピッチp´を持って形成された複数の第1の導電路部分17a・・・を有し、また複数の導電路17・・・は連続する三面13a〜13c上の対向する二面13a及び13cの他方の面13c上に第2の電極間ピッチpに相当する第2の導電路間ピッチpを持って形成された複数の第2の導電路部分17b・・・を有し、さらに複数の導電路17・・・は連続する三面13a〜13c上の残りの一面13b上には、複数の第1の導電路部分17a・・・と複数の第2の導電路部分17b・・・とをそれぞれ結ぶピッチ変換用の複数の第3の導電路部分17c・・・を有するように形成されている。その他の構成は、前述した電極間ピッチが実質的に等しい第1の回路基板1と第2の回路基板5とを接続する回路基板相互接続用コネクタ装置と同様になっている。
このような構造の回路基板相互接続用コネクタ装置も、前記した第1実施例の回路基板相互接続用コネクタ装置と同様にして、第1の回路基板1の複数の第1の接続用電極3・・・と、第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・とを電気的に接続する。この場合、この第4実施例では、第1の回路基板1の複数の第1の接続用電極3・・・と、第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・との電極間ピッチが違っていても、直方体状接続子9´の連続する三面13a〜13c上の対向する二面13a及び13cの一方の面13a上に第1の電極間ピッチp´に相当する第1の導電路間ピッチp´を持って形成された複数の第1の導電路部分17a・・・を有し、また複数の導電路17・・・は連続する三面13a〜13c上の対向する二面13a及び13cの他方の面13c上に第2の電極間ピッチpに相当する第2の導電路間ピッチpを持って形成された複数の第2の導電路部分17b・・・を有し、さらに複数の導電路17・・・は連続する三面13a〜13c上の残りの一面13b上には、複数の第1の導電路部分17a・・・と複数の第2の導電路部分17b・・・とをそれぞれ結ぶピッチ変換用の複数の第3の導電路部分17c・・・を有するように形成されているで、電極間ピッチの異なる第1の回路基板1と第2の回路基板5とを接続することができる。その他の効果は、前述した第1実施例と同様である。
図11(A)及び(B)と図12(A)及び(B)は本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第5実施例を示したものである。ここで、図11(A)及び(B)は本例で用いる雄型コネクタ部材の斜視図及びその横断端面図、図12(A)及び(B)は本例で用いる雌型コネクタ部材の斜視図及びそのX−X線端面図である。
本例の回路基板相互接続用コネクタ装置は、前述した第1実施例で用いた、第1の回路基板1の0.2mm以下の電極間ピッチpの複数の第1の接続用電極3・・・と、第2の回路基板5の0.2mm以下の電極間ピッチpの複数の第2の接続用電極7・・・とを電気的に接続するために用いる他の構造を示したものである。
この回路基板相互接続用コネクタ装置は、図11(A)及び(B)に示すように、電極間ピッチpと実質的に等しい導電路間ピッチpを持って形成されて複数の第1の接続用電極3・・・と接続される複数の第1の導電路33・・・を有する第1の接続子35を備えた雄型コネクタ部材37と、図12(A)及び(B)に示すように、電極間ピッチpと実質的に等しい導電路間ピッチpを持って形成されて複数の第2の接続用電極7・・・と接続される複数の第2の導電路39・・・を有する第2の接続子41を備えた雌型コネクタ部材43とを有する。
雄型コネクタ部材37と雌型コネクタ部材43とは、雄型コネクタ部材37が雌型コネクタ部材43に嵌合されたときに、第1の接続子35の複数の第1の導電路33・・・の一部と第2の接続子41の複数の第2の導電路39・・・の一部とがそれぞれ接触するように構成されている。
第1の接続子35は、連続する四面45a〜45dと対向する二面45e及び45fを有するセラミック製の直方体状の絶縁基体45と、この絶縁基体45の連続する四面45a〜45d中の少なくとも連続する二面45a及び45b上に、対向する二面45e及び45fが並ぶ方向に所定の絶縁間隔47を隔てて並設された複数の第1の導電路33・・・とを備えた構造を有しており、しかも絶縁基体45の対向する二面45e及び45fの端部には位置決め用フランジ部49がそれぞれ一体に設けられている。
このような第1の接続子35は、少なくとも連続する二面45a及び45bのうちの一面45aに形成された複数の第1の導電路33・・・の一部が第1の回路基板1の第1の接続用電極3・・・に導電性接着剤をそれぞれ介して接着されて接続されている。
雄型コネクタ部材37は、第1の接続子35の絶縁基体45の連続する二面45a及び45bのうちの残りの一面45b上に形成された複数の第1の導電路33・・・の一部が、雌型コネクタ部材43の複数の第2の導電路39・・・と接触する複数の第1の接触部分33a・・・を形成するように構成されている。
第2の接続子41は、連続する四面51a〜51dと対向する二面51e及び51fを有する直方体状の絶縁基体51と、この絶縁基体51の連続する四面51a〜51d中の少なくとも連続する三面51b〜51d上に、対向する二面51e及び51fが並ぶ方向に所定の絶縁間隔53を隔てて並設された複数の第2の導電路39・・・とを備えた構造を有している。なお、この例では複数の第2の導電路39・・・は、少なくとも絶縁基体51の連続する二面51c及び51dに存在すればよい。
雌型コネクタ部材43は、第2の接続子41を周壁の一部として、雄型コネクタ部材37を嵌め込むコネクタハウジング55が、第2の接続子41と一体に形成されている。コネクタハウジング55内には、第2の接続子41の側面に第1の接続子35を嵌め込む第1の接続子嵌め込み室57が貫通して設けられている。この第1の接続子嵌め込み室57は、雄型コネクタ部材37の位置決め用フランジ部49も一緒に嵌め込める形状となっている。即ち、第1の接続子嵌め込み室57は、位置決め用フランジ部嵌め込み部57aをそれぞれ有していて、これら位置決め用フランジ部嵌め込み部57aで雄型コネクタ部材37の位置決めを行うようになっている。
このような雌型コネクタ部材43は、その第1の接続子嵌め込み室57に第1の接続子35を嵌め込んだ際に、第2の接続子41の連続する二面51c及び51dのうちの一面51cに形成された複数の第2の導電路39・・・の一部が第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・に接続されるようになっている。このため雌型コネクタ部材43は、第2の接続子41の絶縁基体51の連続する二面51c及び51dのうちの残りの一面51d上に形成された複数の第2の導電路39・・・の一部が、雄型コネクタ部材37の複数の第1の接触部分33a・・・と接触する複数の第2の接触部分39a・・・を形成するように構成されている。
雄型コネクタ部材37が雌型コネクタ部材43に嵌合された状態で、複数の第1の接触部分33a・・・と複数の第2の接触部分39a・・・とが接触状態になっている。
雌型コネクタ部材43は、第2の接続子41の絶縁基体51の連続する二面51c及び51dのうちの一面51cの複数の第2の導電路39・・・の一部が第2の回路基板5の第2の接続用電極7・・・に導電性接着剤をそれぞれ介して接着されて接続されている。
このような複数の第1の接触部分33a・・・と複数の第2の接触部分39a・・・とが接触状態を得るためには、第1の接続子35の絶縁基体45と共にコネクタハウジング55をセラミックで形成して、第1の接続子嵌め込み室57を正確に形成してもよく、或いは第1の接続子35の絶縁基体45に接続してコネクタハウジング55を形成する部材55aをゴム弾性の素材で形成し、第1の接続子嵌め込み室57を第1の接続子35より小さめに形成し、この第1の接続子嵌め込み室57に第1の接続子35を圧入してもよい。
かかる回路基板相互接続用コネクタ装置は、雄型コネクタ部材37の複数の第1の導電路33・・・を前述したように第1の回路基板1の複数の第1の接続用電極3・・・に接続して固定し、また雌型コネクタ部材43の第2の接続子41の複数の第2の導電路39・・・を前述したように第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・に接続して固定し、しかる後に雄型コネクタ部材37を雌型コネクタ部材43の第1の接続子嵌め込み室57に嵌め込む。この操作で、第1の回路基板1の複数の第1の接続用電極3・・・と第2の回路基板5の複数の第2の接続用電極7・・・とが、雄型コネクタ部材37の複数の第1の導電路33・・・と雌型コネクタ部材43の複数の第2の導電路39・・・を介して電気的に接続される。その他の効果は、前述した第1実施例と同様である。
図13乃至図16は本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第6実施例を示したものである。ここで、図13は本例の回路基板相互接続用コネクタ装置で接続の対象とする第1の回路基板と第2の回路基板の部分正面図、図14(A)及び(B)は本例の回路基板相互接続用コネクタ装置で用いる雄型コネクタ部材の斜視図及び横断端面図、図15(A)及び(B)は本例の回路基板相互接続用コネクタ装置で用いる雌型コネクタ部材の斜視図及び(A)のY−Y線端面図、図16は雄型コネクタ部材を取り付けた第1の回路基板と雄型コネクタ部材を取り付けた第2の回路基板とを接続する過程を示す部分破断の斜視図である。なお、前述した第5実施例と対応する部分には、第5実施例で用いた符号に100を加えた符号を用いて示している。
本例の回路基板相互接続用コネクタ装置は、図13に示すように、表面に0.2mm以下の電極間ピッチpを持って並設された複数の第1の接続用電極103・・・及び103´・・・を有する第1の回路基板101と、表面に0.2mm以下の電極間ピッチpを持って並設された複数の第2の接続用電極107・・・及び107´・・・を有する第2の回路基板105とを電気的に接続するためのものである。複数の第1の接続用電極103・・・及び103´・・・は図示しない2組の回路や電子機器等に接続され、複数の第2の接続用電極107・・・及び107´・・・図示しない別の2組の回路や電子機器等に接続されている。複数の第1の接続用電極103・・・及び103´・・・と、複数の第2の接続用電極107・・・及び107´・・・とは、それぞれの端面間に隙間159及び161をそれぞれ開けて並設されている。
この回路基板相互接続用コネクタ装置は、図14(A)及び(B)に示すように、第1の回路基板101の電極間ピッチpと実質的に等しい導電路間ピッチpを持って形成されて複数の第1の接続用電極103・・・及び103´・・・と接続される複数の第1の導電路133・・・及び133´・・・を有する第1の接続子135を備えた雄型コネクタ部材137を有する。複数の第1の導電路133・・・及び133´・・・は、それぞれの端部を対向させ両者間に隙間163を開けて並設されている。
また、図15(A)及び(B)に示すように、第2の回路基板105の電極間ピッチpと実質的に等しい導電路間ピッチpを持って形成されて複数の第2の接続用電極107・・・と接続される複数の第2の導電路139・・・を有する第2の接続子141と、第2の回路基板105の電極間ピッチpと実質的に等しい導電路間ピッチpを持って形成されて複数の第2の接続用電極107´・・・と接続される複数の第3の導電路139´・・・を有する第3の接続子141´とを備えた雌型コネクタ部材143を有する。
雄型コネクタ部材137と雌型コネクタ部材143とは、雄型コネクタ部材137が雌型コネクタ部材143に嵌合されたときに、第1の接続子135の複数の第1の導電路133・・・及び133´・・・の一部と第2の接続子141の複数の第2の導電路139・・・の一部及び第3の接続子141´の複数の第3の導電路139´・・・の一部がそれぞれ接触するように構成されている。
第1の接続子135は、連続する四面145a〜145dと対向する二面145e及び145fを有するセラミック製の直方体状の絶縁基体145と、この絶縁基体145の連続する四面145a〜145d中の少なくとも連続する三面145d、145a及び145b上に、対向する二面145e及び145fが並ぶ方向に所定の絶縁間隔147及び147´を隔てて並設された複数の第1の導電路133・・・及び133´・・・とを備えた構造を有しており、少なくとも連続する三面145d、145a及び145bのうちの中間に位置する一面145aに形成された複数の第1の導電路133・・・及び133´・・・の一部が第1の回路基板101に設けられた第1の接続用電極103・・・及び103´・・・に接続されている。
雄型コネクタ部材137は、第1の接続子135の絶縁基体145の連続する三面145d、145a及び145bのうちの残りの二面145d及び145bにそれぞれ形成された複数の第1の導電路133・・・及び133´・・・の一部が、雌型コネクタ部材143の複数の第2の導電路139・・・及び第3の導電路139´・・・と接触する複数の第1及び第2の接触部分133a・・・及び133a´・・・を形成するように構成されている。
第2の接続子141は、連続する四面151a〜151dと対向する二面151e及び151fを有するセラミック製の直方体状の絶縁基体151と、この絶縁基体151の連続する四面151a〜151d中の少なくとも連続する二面151c及び151d上、本例では連続する三面151c、151c及び151d上に、対向する二面151e及び151fが並ぶ方向に所定の絶縁間隔153・・・を隔てて並設された複数の第2の導電路139・・・とを備えた構造を有している。連続する二面151c及び151dのうちの一面151cに形成された複数の第2の導電路139・・・の一部が第2の回路基板105の複数の第2の接続用電極107・・・の一部に接続されている。
第3の接続子141´は、連続する四面151a´〜151d´と対向する二面151e´及び151f´を有するセラミック製の直方体状の絶縁基体151´と、この絶縁基体151´の連続する四面151a´〜151d´中の少なくとも連続する二面151c´及び151d´上に、本例では連続する三面151c´、151c´及び151d´上に、対向する二面151e´及び151f´が並ぶ方向に所定の絶縁間隔153´・・・を隔てて並設された複数の第3の導電路139´・・・とを備えた構造を有している。連続する二面151c´及び151d´のうちの一面151c´に形成された複数の第3の導電路139´・・・の一部が第2の回路基板105の複数の第2の接続用電極107´・・・の一部に接続されている。
雌型コネクタ部材143は、間隔をあけて対向配置される第2の接続子141と第3の接続子141´とを周壁の一部として、雄型コネクタ部材137を嵌め込むコネクタハウジング155が、第2の接続子141及び第3の接続子141´と一体に形成されている。本例では、第2の接続子141と第3の接続子141´とを相互間に間隔をあけて平行に配置し、対向するこれらの両端をそれぞれ部材155a及び155aで一体に連結してコネクタハウジング155が形成されている。このコネクタハウジング155内には、第2の接続子141と第3の接続子141´との対向する側面に第1の接続子135を嵌め込む第1の接続子嵌め込み室157が貫通して設けられている。この第1の接続子嵌め込み室157は、雄型コネクタ部材137の位置決め用フランジ部149及び149も一緒に嵌め込める形状となっている。即ち、第1の接続子嵌め込み室157は、位置決め用フランジ部嵌め込み部157a及び157aをそれぞれ有していて、これら位置決め用フランジ部嵌め込み部157a及び157aで雄型コネクタ部材137の位置決めを行うようになっている。
このような雌型コネクタ部材143は、その第1の接続子嵌め込み室157に第1の接続子135を嵌め込んだ際に、第2の接続子141の連続する二面151c及び151dのうちの一面151cに形成された複数の第2の導電路139・・・の一部が第2の回路基板105の複数の第2の接続用電極107・・・に接続されるようになっている。このため雌型コネクタ部材143は、第2の接続子141の絶縁基体151の連続する二面151c及び151dのうちの残りの一面151d上に形成された複数の第2の導電路139・・・の一部が、雄型コネクタ部材137の複数の第1の接触部分133a・・・と接触する複数の第2の接触部分139a・・・を形成するように構成されている。
また、雌型コネクタ部材143は、その第1の接続子嵌め込み室157に第1の接続子135を嵌め込んだ際に、第3の接続子141´の連続する二面151c´及び151d´のうちの一面151c´に形成された複数の第2の導電路139´・・・の一部が第2の回路基板105の複数の第2の接続用電極107´・・・に接続されるようになっている。このため雌型コネクタ部材143は、第3の接続子141´の絶縁基体151´の連続する二面151c´及び151d´のうちの残りの一面151d´上に形成された複数の第2の導電路139´・・・の一部が、雄型コネクタ部材137の複数の第1の接触部分133a・・・と接触する複数の第2の接触部分139a´・・・を形成するように構成されている。
雌型コネクタ部材143は、第2の接続子141の絶縁基体151の連続する二面151c及び151dのうちの残りの一面151d上に形成された複数の第2の導電路139・・・の一部及び第3の接続子141´の絶縁基体151´の連続する二面151c´及び151d´のうちの残りの一面151d´上に形成された複数の第3の導電路139´・・・の一部が、雄型コネクタ部材137の第1及び第2の接触部分133a・・・及び133a´・・・と接触する複数の第3及び第4の接触部分139a・・・及び139a´・・・を形成するように構成されている。
雄型コネクタ部材137が雌型コネクタ部材143に嵌合された状態で、複数の第1及び第2の接触部分133a・・・及び139a´・・・と複数の第3及び第4の接触部分139a・・・及び139a´・・・とが接触状態になっている。
このような複数の第1及び第2の接触部分133a・・・及び139a´・・・と複数の第3及び第4の接触部分139a・・・及び139a´・・・とが接触状態を得るためには、第2及び第3の接続子141及び141´の絶縁基体151及び151´と共にコネクタハウジング155の部材155a及び155aをセラミックで形成して、第1の接続子嵌め込み室157を正確に形成してもよく、或いは第2の接続子141及び第3の接続子141´の絶縁基体151及び151´に接続してコネクタハウジング155を形成する部材155a及び155aをゴム弾性の素材で形成し、第1の接続子嵌め込み室157を第1の接続子135より小さめに形成し、この第1の接続子嵌め込み室157に第1の接続子135を圧入してもよい。
この第6実施例においては、雄型コネクタ部材137の第1の接続子135に設けられている複数の第1の導電路133・・・及び133´・・・を、隙間163を設けずに一体として複数の第1の導電路133・・・のみとしてもよい。このような複数の第1の導電路133・・・のみの第1の接続子135を用いると、雌型コネクタ部材143では1組の回路に接続することも、2組の回路に接続することもできる。
なお、図12及び図15の実施例においては、雌型コネクタ部材143のコネクタハウジング155をセラミック等で最初から形成しておいて、後から第2の接続子141と第3の接続子141´との第2の導電路139・・・と第3の導電路139´・・・とを形成してもよい。
本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第1実施例で接続の対象とする第1の回路基板と第2の回路基板の部分正面図である。 第1実施例の回路基板相互接続用コネクタ装置の斜視図である。 (A)及び(B)は、第1実施例で用いる直方体状接続子の斜視図及び複数の導電路を加工する前の直方体状接続子の斜視図である。 (A)及び(B)は、第1実施例で用いるコネクタハウジング内に直方体状接続子を収容した状態の斜視図及びコネクタハウジングの開口部に嵌められる押圧部材の斜視図である。 第1実施例で内部に直方体状接続子を収容したコネクタハウジングの縦断面図である。 本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第2実施例を示した概略横断面である。 本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第3実施例で用いる円柱状接続子を示した斜視図である。 本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第4実施例で接続の対象とする第1の回路基板と第2の回路基板の部分正面図である。 第4実施例の回路基板相互接続用コネクタ装置で用いる直方体状接続子の斜視図である。 (A)乃至(C)は、第4実施例の直方体状接続子が持つ連続した三面の導電路の各部分の各面図である。 (A)及び(B)は、本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第5実施例で用いる雄型コネクタ部材の斜視図及びその横断端面図である。 (A)及び(B)は、第5実施例で用いる雌型コネクタ部材の斜視図及びそのX−X線端面図である。 本発明に係る回路基板相互接続用コネクタ装置の第6実施例で接続の対象とする第1の回路基板と第2の回路基板の部分正面図である。 (A)及び(B)は、第6実施例の回路基板相互接続用コネクタ装置で用いる雄型コネクタ部材の斜視図及び横断端面図である。 (A)及び(B)は、第6実施例の回路基板相互接続用コネクタ装置で用いる雌型コネクタ部材の斜視図及び(A)のY−Y線端面図である。 第6実施例で雄型コネクタ部材を取り付けた第1の回路基板と雄型コネクタ部材を取り付けた第2の回路基板とを接続する過程を示す部分破断の斜視図である。
符号の説明
1、101 第1の回路基板
3、103、103´ 第1の接続用電極
5、105 第2の回路基板
7、107、107´ 第2の接続用電極
9 直方体状接続子
9E 円柱状接続子
11 コネクタハウジング
11a 第1の収容室
11b 第2の収容室
13 絶縁基体
13a〜13d 連続する四面を構成する各面
13e及び13f 対向する二面を構成する面
15 絶縁間隔
17 導電路
17a 第1の導電路部分
17b 第2の導電路部分
17c 第3の導電路部分
19 基板部分導入口
21 接触させる構造
23 開口部
25 蓋部材
27 弾性押圧部材
29 フック
31 フック孔
33、133、133´ 第1の導電路
133a、133a´ 第1及び第2の接触部分
35、135 第1の接続子
37、137 雄型コネクタ部材
39、139 第2の導電路
139´ 第3の導電路
41、141 第2の接続子
141´ 第3の接続子
43、143 雌型コネクタ部材
45、145 絶縁基体
45a〜45d、145a〜145d 四面
47、147、147´ 絶縁間隔
49、149 位置決め用フランジ部
51、151、151´ 絶縁基体
51a〜51d、151a〜151d、151a´〜151d´ 四面
53、153、153´ 絶縁間隔
55、155 コネクタハウジング
155a 部材
57、157 第1の接続子嵌め込み室
57a、157a 位置決め用フランジ部嵌め込み部
159及び161 隙間
163 隙間

Claims (8)

  1. 表面に所定の電極間ピッチを持って形成された複数の第1の接続用電極が並設されている第1の回路基板の前記複数の第1の接続用電極と、表面に所定の電極間ピッチを持って形成された複数の第2の接続用電極が並設されている第2の回路基板の前記複数の第2の接続用電極とを電気的に接続するために用いられる回路基板相互接続用コネクタ装置であって、
    連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、前記絶縁基体の前記連続する四面中の少なくとも連続する三面上に、前記対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の導電路とを備え、前記複数の導電路間の導電路間ピッチが前記電極間ピッチと実質的に等しくなるように設けられている直方体状接続子と、
    前記直方体状接続子を収容した状態で前記第1の回路基板に取り付けられるコネクタハウジングとを具備し、
    前記コネクタハウジングは、
    前記直方体状接続子の前記連続する三面のうちの対向する二面の一方の面上に設けられた前記複数の導電路の部分が、前記第1の回路基板に設けられた前記複数の第1の接続用電極に電気的に接続されることを許容し、
    前記第2の回路基板の前記複数の第2の接続用電極が設けられた基板部分を受け入れて、前記直方体状接続子の前記連続する三面のうちの対向する前記二面の他方の面上に設けられた前記複数の導電路の部分と前記複数の第2の接続用電極とが対向する位置で前記基板部分を保持し、
    さらに前記他方の面上に設けられた前記複数の導電路の部分に前記複数の第2の接続用電極を接触させる構造を有していることを特徴とする回路基板相互接続用コネクタ装置。
  2. 表面に所定の電極間ピッチを持って形成された複数の第1の接続用電極が並設されている第1の回路基板の前記複数の第1の接続用電極と、表面に所定の電極間ピッチを持って形成された複数の第2の接続用電極が並設されている第2の回路基板の前記複数の第2の接続用電極とを電気的に接続するために用いられる回路基板相互接続用コネクタ装置であって、
    連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、前記絶縁基体の前記連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、前記対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された複数の導電路とを備え、前記複数の導電路間の導電路間ピッチが前記電極間ピッチと実質的に等しくなるように設けられている直方体状接続子と、
    前記直方体状接続子を収容した状態で前記第1の回路基板に取り付けられるコネクタハウジングとを具備し、
    前記コネクタハウジングは、
    前記直方体状接続子の前記連続する二面のうちの一方の面上に設けられた前記複数の導電路の部分が、前記第1の回路基板に設けられた前記複数の第1の接続用電極に電気的に接続されることを許容し、
    前記第2の回路基板の前記複数の第2の接続用電極が設けられた基板部分を受け入れて、前記直方体状接続子の前記連続する二面のうちの他方の面上に設けられた前記複数の導電路の部分と前記複数の第2の接続用電極とが対向する位置で前記基板部分を保持し、
    さらに前記他方の面上に設けられた前記複数の導電路の部分に前記複数の第2の接続用電極を接触させる構造を有していることを特徴とする回路基板相互接続用コネクタ装置。
  3. 表面に所定の第1の電極間ピッチを持って形成された複数の第1の接続用電極が並設されている第1の回路基板の前記複数の第1の接続用電極と、表面に0.2mm以下で前記第1の電極間ピッチとは異なる第2の電極間ピッチを持って形成された複数の第2の接続用電極が並設されている第2の回路基板の前記複数の第2の接続用電極とを電気的に接続するために用いられる回路基板相互接続用コネクタ装置であって、
    連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、前記絶縁基体の前記連続する四面中の少なくとも連続する三面上に、前記対向する二面が並ぶ方向にそれぞれ絶縁間隔を隔てて並設された複数の導電路とを備え、前記複数の導電路は前記連続する三面上の対向する二面の一方の面上に前記第1の電極間ピッチに相当する第1の導電路間ピッチを持って形成された複数の第1の導電路部分を有し、また前記複数の導電路は前記連続する三面上の対向する二面の他方の面上に前記第2の電極間ピッチに相当する第2の導電路間ピッチを持って形成された複数の第2の導電路部分を有し、さらに前記複数の導電路は前記連続する三面上の残りの一面上には、前記複数の第1の導電路部分と前記複数の第2の導電路部分とをそれぞれ結ぶピッチ変換用の複数の第3の導電路部分を有するように形成されている直方体状接続子と、
    前記直方体状接続子を収容した状態で前記第1の回路基板に取り付けられるコネクタハウジングとを具備し、
    前記コネクタハウジングは、
    前記直方体状接続子の前記連続する三面のうちの対向する二面の一方の面上に設けられた前記複数の導電路の部分が、前記第1の回路基板に設けられた前記複数の第1の接続用電極に電気的に接続されることを許容し、
    前記第2の回路基板の前記複数の第2の接続用電極が設けられた基板部分を受け入れて、前記直方体状接続子の前記連続する三面のうちの対向する前記二面の他方の面上に設けられた前記複数の導電路の部分と前記複数の第2の接続用電極とが対向する位置で前記基板部分を保持し、
    さらに前記他方の面上に設けられた前記複数の導電路の部分に前記複数の第2の接続用電極を接触させる構造を有していることを特徴とする回路基板相互接続用コネクタ装置。
  4. 表面に所定の電極間ピッチを持って形成された複数の第1の接続用電極が並設されている第1の回路基板の前記複数の第1の接続用電極と、表面に所定の電極間ピッチを持って形成された複数の第2の接続用電極が並設されている第2の回路基板の前記複数の第2の接続用電極とを電気的に接続するために用いられる回路基板相互接続用コネクタ装置であって、
    円柱状をなしていて円筒状周面と対向する二面を有する絶縁基体と、前記絶縁基体の円筒状周面上に、前記対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された環状の複数の導電路とを備え、前記複数の導電路間の導電路間ピッチが前記電極間ピッチと実質的に等しくなるように設けられている円柱状接続子と、
    前記円柱状接続子を収容した状態で前記第1の回路基板に取り付けられるコネクタハウジングとを具備し、
    前記コネクタハウジングは、
    前記円柱状接続子の前記円筒状周面上に設けられた前記複数の導電路の部分が、前記第1の回路基板に設けられた前記複数の第1の接続用電極に電気的に接続されることを許容し、
    前記第2の回路基板の前記複数の第2の接続用電極が設けられた基板部分を受け入れて、前記円柱状接続子の前記円筒状周面上に設けられた前記複数の導電路の部分と前記複数の第2の接続用電極とが対向する位置で前記基板部分を保持し、
    さらに前記複数の導電路の部分に前記複数の第2の接続用電極を接触させる構造を有していることを特徴とする回路基板相互接続用コネクタ装置。
  5. 前記コネクタハウジングは、前記接続子の前記一方の面を露出させた状態で前記接続子を収容する第1の収容室と、前記第1の収容室と連通するように形成されて前記基板部分を収容する第2の収容室と、外部から前記第2の収容室に前記基板部分を導入する基板部分導入口とを有するハウジング本体と、
    前記第2の収納室内に収納されて、前記基板部分を前記接続子に向かって押し付ける押圧手段とを備えている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の回路基板相互接続用コネクタ装置。
  6. 前記押圧手段は、バネ力または弾性力により前記基板部分を前記接続子に向かって押し付けるように構成されている請求項5に記載の回路基板相互接続用コネクタ装置。
  7. 表面に所定の電極間ピッチを持って並設された複数の第1の接続用電極を有する第1の回路基板の前記複数の第1の接続用電極と、表面に所定の電極間ピッチを持って並設された複数の第2の接続用電極を有する第2の回路基板の前記複数の第2の接続用電極とを電気的に接続するために用いられる回路基板相互接続用コネクタ装置であって、
    前記電極間ピッチと実質的に等しい導電路間ピッチを持って形成されて前記複数の第1の接続用電極と接続される複数の第1の導電路を有する第1の接続子を備えた雄型コネクタ部材と、
    前記電極間ピッチと実質的に等しい導電路間ピッチを持って形成されて前記複数の第2の接続用電極と接続される複数の第2の導電路を有する第2の接続子を備えた雌型コネクタ部材とを有し、
    前記雄型コネクタ部材と前記雌型コネクタ部材とは、前記雄型コネクタ部材が前記雌型コネクタ部材に嵌合されたときに、前記第1の接続子の前記複数の第1の導電路の一部と前記第2の接続子の前記複数の第2の導電路の一部とがそれぞれ接触するように構成されており、
    前記第1の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、前記絶縁基体の前記連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、前記対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された前記複数の第1の導電路とを備えた構造を有しており、前記少なくとも連続する二面のうちの一面に形成された前記複数の第1の導電路の一部が前記第1の接続用電極に接続されており、
    前記雄型コネクタ部材は、前記第1の接続子の前記絶縁基体の前記連続する二面のうちの残りの一面上に形成された前記複数の第1の導電路の一部が、前記雌型コネクタ部材の前記複数の第2の導電路と接触する複数の第1の接触部分を形成するように構成されており、
    前記第2の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、前記絶縁基体の前記連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、前記対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された前記複数の第2の導電路とを備えた構造を有しており、前記連続する二面のうちの一面に形成された前記複数の第2の導電路の一部が前記複数の第2の接続用電極に接続されており、
    前記雌型コネクタ部材は、前記第2の接続子の前記絶縁基体の前記連続する二面のうちの残りの一面上に形成された前記複数の第2の導電路の一部が、前記雄型コネクタ部材の前記複数の第1の接触部分と接触する複数の第2の接触部分を形成するように構成されており、
    前記雄型コネクタ部材が前記雌型コネクタ部材に嵌合された状態で、前記複数の第1の接触部分と前記複数の第2の接触部分とが接触状態になっていることを特徴とする回路基板相互接続用コネクタ装置。
  8. 表面に所定の電極間ピッチを持って並設された複数の第1の接続用電極を有する第1の回路基板の前記複数の第1の接続用電極と、表面に所定の電極間ピッチを持って並設された複数の第2の接続用電極を有する第2の回路基板の前記複数の第2の接続用電極とを電気的に接続するために用いられる回路基板相互接続用コネクタ装置であって、
    前記電極間ピッチと実質的に等しい導電路間ピッチを持って形成されて前記複数の第1の接続用電極と接続される複数の第1の導電路を有する第1の接続子を備えた雄型コネクタ部材と、
    前記電極間ピッチと実質的に等しい導電路間ピッチを持って形成されて前記複数の第2の接続用電極と接続される複数の第2の導電路を有する第2の接続子と、前記電極間ピッチと実質的に等しい導電路間ピッチを持って形成されて前記複数の第2の接続用電極と接続される複数の第3の導電路を有する第3の接続子とを備えた雌型コネクタ部材とを有し、
    前記雄型コネクタ部材と前記雌型コネクタ部材とは、前記雄型コネクタ部材が前記雌型コネクタ部材に嵌合されたときに、前記第1の接続子の前記複数の第1の導電路の一部と前記第2の接続子の前記複数の第2の導電路の一部及び前記第3の接続子の前記複数の第3の導電路の一部がそれぞれ接触するように構成されており、
    前記第1の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、前記絶縁基体の前記連続する四面中の少なくとも連続する三面上に、前記対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された前記複数の第1の導電路とを備えた構造を有しており、前記少なくとも連続する三面のうちの中間に位置する一面に形成された前記複数の第1の導電路の一部が前記第1の接続用電極に接続されており、
    前記雄型コネクタ部材は、前記第1の接続子の前記絶縁基体の前記連続する三面のうちの残りの二面にそれぞれ形成された前記複数の第1の導電路の一部が、前記雌型コネクタ部材の前記複数の第2の導電路と接触する複数の第1及び第2の接触部分を形成するように構成されており、
    前記第2の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、前記絶縁基体の前記連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、前記対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された前記複数の第2の導電路とを備えた構造を有しており、前記連続する二面のうちの一面に形成された前記複数の第2の導電路の一部が前記複数の第2の接続用電極の一部に接続されており、
    前記第3の接続子は、連続する四面と対向する二面を有する直方体状の絶縁基体と、前記絶縁基体の前記連続する四面中の少なくとも連続する二面上に、前記対向する二面が並ぶ方向に所定の絶縁間隔を隔てて並設された前記複数の第3の導電路とを備えた構造を有しており、前記連続する二面のうちの一面に形成された前記複数の第3の導電路の一部が前記複数の第2の接続用電極の一部に接続されており、
    前記雌型コネクタ部材は、前記第2の接続子の前記絶縁基体の前記連続する二面のうちの残りの一面上に形成された前記複数の第2の導電路の一部及び前記第3の接続子の前記絶縁基体の前記連続する二面のうちの残りの一面上に形成された前記複数の第3の導電路の一部が、前記雄型コネクタ部材の前記第1及び第2の接触部分と接触する複数の第3及び第4の接触部分を形成するように構成されており、
    前記雄型コネクタ部材が前記雌型コネクタ部材に嵌合された状態で、前記複数の第1及び第2の接触部分と前記複数の第3及び第4の接触部分とが接触状態になっていることを特徴とする回路基板相互接続用コネクタ装置。
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