JP2008088525A - タービンロータおよび蒸気タービン - Google Patents

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Abstract

【課題】タービンロータ高温部とタービンロータ低温部との接合部における熱延び差を小さくすることができ、650℃級以上の高温蒸気で作動することが可能なタービンロータおよび蒸気タービンを提供することを目的とする。
【解決手段】タービンロータ10は、650℃以上の高温蒸気が導入される蒸気タービンに備えられ、前部シャフト20、前部低温パッキン部21、前部高温パッキン部22、前部高温動翼部23、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26の分割された部分をそれぞれ溶着して連結することで構成される。また、前部シャフト20、前部低温パッキン部21、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26はCrMoV鋼で形成され、前部高温パッキン部22および前部高温動翼部23はNi基合金で形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、分割されたタービンロータの構成部分を溶着して構成されるタービンロータに係り、特に各構成部分が好適な耐熱合金、耐熱鋼で形成されたタービンロータおよびそのタービンロータを備える蒸気タービンに関する。
蒸気タービンを含む火力発電プラントに関しては、オイルショック以来、省エネルギ化が強力に推進されており、更に近年は、地球環境保護の観点からCOの排出量を抑制する技術が注目されている。この一環としてプラントの高効率化へのニーズが高まっている。
蒸気タービンの発電効率を上げるためには、蒸気温度の高温化が非常に有効であり、近年の蒸気タービン火力発電プラントにおいてその蒸気温度は600℃以上にまで上昇している。将来的には、タービンの蒸気温度が650℃、さらには700℃へと上昇する傾向が世界中でみられる。
この高温の蒸気を受け回転する動翼を支持するタービンロータにおいて、タービンロータの周囲にも高温の蒸気が回流するため、タービンロータの温度は高温になる。さらに、タービンロータには、タービンロータの回転により高い応力が発生する。そのため、タービンロータは、高温、高応力に耐える必要がある。そのようなタービンロータにおいて、特に高い温度になる部位を高温でも高い強度を有するNi基合金で構成することがある。このようにNi基合金を用いた場合、製造可能なサイズに上限があることおよびNi基合金の価格が高いことから、Ni基合金で構成することが必須な部位にのみNi基合金を用い、それ以外の部位は鉄鋼材料で構成されることが好ましい。
このようなことから、最近では、Ni基合金と鉄鋼材料とを組み合わせてタービンロータを形成する技術も開示されている。ここで、Ni基合金と鉄鋼材料とを溶接などにより連結してタービンロータを形成する場合、一般的に、Ni基合金を用いる部位の大きさを極力小さくするために、連結される鉄鋼材料も高温に耐える種類が選択される。具体的には、675℃から700℃の高温の蒸気が流入する蒸気タービンのタービンロータを、Ni基合金と12Cr鋼とを連結して構成する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、蒸気タービンのタービンロータを、12Cr鋼とCrMoV鋼とを連結して構成する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−36469号公報 特開2000−64805号公報
上記したように、高い発電効率を得るために、主蒸気および再熱蒸気の温度は、益々上昇する傾向にある。また、蒸気温度が650℃を超える蒸気タービンを実現するには、タービン各部位に従来と同じ材料を使用しては蒸気タービンが高温蒸気に耐えることができない。そこで、耐熱性の高いNi基合金を蒸気タービンの高温となる部位に使用することは有効である。
しかしながら、上記した従来の、Ni基合金と12Cr鋼とを組み合わせてタービンロータを形成する方法では、Ni基合金の線膨張係数と12Cr鋼の線膨張係数とには大きな差があるため、接合部分に大きな熱応力が発生するという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、タービンロータ高温部とタービンロータ低温部との接合部における熱延び差を小さくすることができ、650℃級以上の高温蒸気で作動することが可能なタービンロータおよび蒸気タービンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、650℃以上の高温蒸気が導入される蒸気タービンに備えられるタービンロータであって、前記タービンロータが、蒸気温度に応じてNi基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分に分割された部位をそれぞれ溶着により連結して構成され、前記Ni基合金からなる部分と前記CrMoV鋼からなる部分との連結部および前記CrMoV鋼からなる部分の蒸気温度が580℃以下に維持されることを特徴とするタービンロータが提供される。
このタービンロータによれば、蒸気温度に応じてNi基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分に分割して構成し、それぞれを溶着により連結することで、接合部における熱応力の発生を抑制する。
また、本発明の一態様によれば、650℃以上の高温蒸気が導入される蒸気タービンに備えられるタービンロータであって、前記タービンロータが、金属温度に応じてNi基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分に分割された部位をそれぞれ溶着により連結して構成され、前記Ni基合金からなる部分と前記CrMoV鋼からなる部分との連結部および前記CrMoV鋼からなる部分に冷却手段を設け、580℃より高い温度の蒸気に晒される前記連結部および前記CrMoV鋼からなる部分の金属温度が580℃以下に維持されることを特徴とするタービンロータが提供される。
このタービンロータによれば、冷却手段を設けることで、580℃より高い温度の蒸気に晒される領域に配置された、Ni基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分との連結部およびCrMoV鋼からなる部分の金属温度を580℃以下に維持することができる。
また、上記したタービンロータを蒸気タービンに具備して、650℃以上の高温蒸気を導入可能な蒸気タービンを構成してもよい。
本発明のタービンロータおよび蒸気タービンによれば、タービンロータ高温部とタービンロータ低温部との接合部における熱延び差を小さくすることができ、650℃級以上の高温蒸気で作動することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るタービンロータ10の構成を模式的に示した平面図である。
図1に示すように、タービンロータ10は、前部シャフト20、前部低温パッキン部21、前部高温パッキン部22、前部高温動翼部23、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26から構成される。
前部シャフト20および前部低温パッキン部21は、一体的に構成されている。また、前部高温パッキン部22および動翼が植設される前部高温動翼部23は、一体的に構成されている。さらに、後部シャフト26、後部低温パッキン部25および動翼が植設される後部低温動翼部24は、一体的に構成されている。また、前部低温パッキン部21は、前部高温パッキン部22と溶接により連結され接合部30を形成し、前部高温動翼部23は、後部低温動翼部24と溶接により連結され接合部31を形成し、全体として一本のタービンロータ10を構成している。なお、前部シャフト20、後部シャフト26は、それぞれ図示しない軸受けに支持され、タービンロータ10が水平に支持される。
また、接合部30および接合部31は、580℃以下の温度の蒸気に晒される位置に設定され、接合部30および接合部31の金属温度が580℃以下に維持されている。また、前部低温パッキン部21、後部低温動翼部24および後部低温パッキン部25も、580℃以下の温度の蒸気に晒される位置に設定され、前部低温パッキン部21、後部低温動翼部24および後部低温パッキン部25、さらに前部シャフト20および後部シャフト26の金属温度が580℃以下に維持されている。ここで、接合部30、接合部31、前部シャフト20、前部低温パッキン部21、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26の金属温度を580℃以下に維持するのは、これらの部位を構成する材料の安定して使用可能な高温限界温度がほぼ580℃だからである。
次に、タービンロータ10を構成する、前部シャフト20、前部低温パッキン部21、前部高温パッキン部22、前部高温動翼部23、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26の構成材料について説明する。
(1)前部シャフト20、前部低温パッキン部21、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26の構成材料
前部シャフト20、前部低温パッキン部21、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26は、580℃程度の温度まで安定して使用可能なCrMoV鋼で形成されている。これらの前部シャフト20、前部低温パッキン部21、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26を形成するCrMoV鋼の線膨張係数は、580℃において、13.3×10−6〜15.3×10−6/℃であるのが好ましい。この範囲の線膨張係数を有するCrMoV鋼を用いるのが好ましいのは、このCrMoV鋼の線膨張係数と、後述する、前部高温パッキン部22および前部高温動翼部23の構成材料の線膨張係数との差を小さくし、線膨張係数の差による接合部30、31での熱応力の発生を抑制するためである。
このCrMoV鋼の具体的な例として、次の(M1)や(M2)の化学組成範囲の材料が挙げられる。なお、CrMoV鋼は、これらの化学組成範囲の材料に限定されるものではなく、580℃程度の温度まで安定して使用可能であり、かつ上記した線膨張係数の範囲のCrMoV鋼であればよい。
(M1)重量%で、C:0.24〜0.34、Si:0.15〜0.35、Mn:0.7〜1、Cr:0.85〜2.5、V:0.2〜0.3、Mo:1〜1.5を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、不可避的不純物のうちNi:0.5以下、P:0.035以下、S:0.035以下である鉄鋼材料。
(M2)特開2005−60826号公報に記載された、重量%で、C:0.05〜0.15、Si:0.3以下(0を含まず)、Mn:0.1〜1.5、Ni:1.0以下(0を含まず)、Cr:9.0以上10未満、V:0.1〜0.3、Mo:0.6〜1.0、W:1.5〜2.0、Co:1.0〜4.0、Nb:0.02〜0.08、B:0.001〜0.008、N:0.005〜0.1、Ti:0.001〜0.03を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物で構成され、焼戻し熱処理によって、M23型炭化物を主として結晶粒界およびマルテンサイトラス境界に析出させ、該マルテンサイトラス内部にはMX型炭窒化物およびMX型炭窒化物を析出させ、M2X型炭窒化物の構成元素中のVとMoに間にV>Moの関係を有し、該M23型炭化物、MX型炭窒化物およびMX型炭窒化物の析出物合計が2.0〜4.0重量%である合金鋼。
また、前部シャフト20、前部低温パッキン部21、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26の構成材料として、例えば1%CrMoV鋳鋼などのより安価な低合金鋳鋼を用いてもよい。
なお、上記した(M1)および(M2)における不可避的不純物は、可能な限りその残存含有率を0%に近づけることが好ましい。
(2)前部高温パッキン部22および前部高温動翼部23の構成材料
前部高温パッキン部22および前部高温動翼部23は、650℃以上、具体的には700℃程度の温度まで安定して使用可能なNi基合金で形成されている。これらの前部高温パッキン部22および前部高温動翼部23を形成するNi基合金の線膨張係数は、580℃において、11.5×10−6〜17×10−6/℃であるのが好ましい。この範囲の線膨張係数を有するNi基合金を用いるのが好ましいのは、このNi基合金の線膨張係数と、前述した、前部シャフト20、前部低温パッキン部21、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26を構成するCrMoV鋼の線膨張係数との差を小さくし、線膨張係数の差による接合部30、31での熱応力の発生を抑制するためである。
このNi基合金の具体的な例として、次の(M3)〜(M7)の化学組成範囲の材料が挙げられる。なお、Ni基合金は、これらの化学組成範囲の材料に限定されるものではなく、650℃以上、具体的には700℃程度の温度まで安定して使用可能であり、かつ上記した線膨張係数の範囲のNi基合金であればよい。
(M3)重量%で、C:0.05〜0.15、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Cr:20〜24、Mo:8〜10、Co:10〜15、B:0.0001〜0.006、Al:0.8〜1.5、Ti:0.1〜0.6を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなり、不可避的不純物のうちFe:3以下、Cu:0.5以下、S:0.015以下であるNi基合金。
(M4)重量%で、C:0.001〜0.06、Si:0.01〜0.4、Cr:14〜18、B:0.0001〜0.006、Al:0.1〜3、Ti:0.1〜2、Ni:39〜44を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、不可避的不純物のうちMn:0.4以下、Co:1以下、Cu:0.3以下、S:0.015以下であるNi基合金。
(M5)重量%で、C:0.01〜0.1、Cr:8〜15、Mo:16〜20、Al:0.8〜1.5、Ti:0.1〜1.5を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなるNi基合金。
(M6)重量%で、C:0.01〜0.2、Cr:15〜25、Mo:8〜12、Co:5〜15、Al:0.8〜1.5、Ti:0.1〜2を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなるNi基合金。
(M7)重量%で、C:0.01〜0.2、Cr:10〜20、Mo:8〜12、Al:4〜8、Ti:0.1〜2、Nb:0.1〜3を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなるNi基合金。
なお、上記した(M3)〜(M7)における不可避的不純物は、可能な限りその残存含有率を0%に近づけることが好ましい。
ここで、上記した化学組成範囲のNi基合金における線膨張係数は、580℃において、(M3)が13×10−6〜15×10−6/℃、(M4)が15×10−6〜17×10−6/℃、(M5)が11.5×10−6〜13.5×10−6/℃、(M6)が12.6×10−6〜14.6×10−6/℃、(M7)が11.6×10−6〜13.6×10−6/℃である。また、M3の化学組成範囲のNi基合金として、具体的にはIN617(Inco社製)などが挙げられ、(M7)の化学組成範囲のNi基合金として、具体的にはIN713C(Inco社製)などが挙げられる。
また、Ni基合金の線膨張係数とCrMoV鋼の線膨張係数との差を、580℃(蒸気タービン運転時)において、2×10−6/℃以下とすることが好ましい。このように、Ni基合金の線膨張係数とCrMoV鋼の線膨張係数との差を2×10−6/℃以下とすることが好ましいのは、線膨張係数の差による接合部30、31での熱応力の発生を抑制するためである。
前述したように、本発明に係るタービンロータ10において、接合部30および接合部31において溶接接合されるNi基合金およびCrMoV鋼の線膨張係数は、それぞれ、11.5×10−6〜17×10−6/℃(Ni基合金)と、13.3×10−6〜15.3×10−6/℃(CrMoV鋼)である。すなわち、上記した線膨張係数のNi基合金とCrMoV鋼との組み合わせにより、それぞれの線膨張係数の差を、580℃(蒸気タービン運転時)において、2×10−6/℃以下とすることができる。
一方、従来のタービンロータに用いられている一般的な12Cr鋼をNi基合金と接合した場合、それぞれの線膨張係数の差が、上記したNi基合金とCrMoV鋼における線膨張係数の差よりも大きくなり、大きな熱応力を発生するので好ましくない。
上記したように、第1の実施の形態に係るタービンロータ10によれば、タービンロータ10を、蒸気温度や金属温度に応じてNi基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分に分割して構成し、線膨張係数の差の小さいそれぞれを溶着により連結することで、接合部における熱応力の発生を抑制することができる。また、Ni基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分との接合部やCrMoV鋼からなる部分の金属温度を580℃以下に維持することで、650℃以上の高温蒸気が導入される蒸気タービンに備えられるタービンロータとして使用することができる。
次に、上記した第1の実施の形態に係るタービンロータ10を備える超高圧タービン100について、図2を参照して説明する。なお、ここではタービンロータ10を超高圧タービン100に備えた一例を示すが、タービンロータ10を高圧タービンや中圧タービンなどに備えても同様の作用効果が得られる。
図2は、タービンロータ10を備えた超高圧タービン100の上半ケーシング部における断面図が示されている。
図2に示すように、超高圧タービン100は、内部ケーシング110とその外側に設けられた外部ケーシング111とから構成される二重構造のケーシングを備えている。また、内部ケーシング110内にタービンロータ10が貫設されている。また、内部ケーシング110の内側面には、例えば7段落のノズル113が配設され、タービンロータ10には、動翼114が植設されている。さらに、超高圧タービン100には、主蒸気管112が、外部ケーシング111および内部ケーシング110を貫通して設けられ、さらに主蒸気管112の端部が、動翼114側に向けて蒸気を導出するノズルボックス115に連通して接続されている。
また、この超高圧タービン100には、膨張仕事を行った後の蒸気の一部を、冷却蒸気116として、内部ケーシング110と外部ケーシング111との間に導入して外部ケーシング111を冷却する外部ケーシング冷却手段が設けられている。
続いて、超高圧タービン100における蒸気の動作について説明する。
主蒸気管112を経て、超高圧タービン100内のノズルボックス115内に流入した温度が650℃以上、例えば700℃程度の高温の蒸気は、内部ケーシング110に固定されたノズル113とタービンロータ10に植設された動翼114(前部高温動翼部23および後部低温動翼部24)との間の蒸気通路を通り、タービンロータ10を回転させる。タービンロータ10には、回転による強大な遠心力の影響で各部に大きな力がかかる。
ここで、タービンロータ10における蒸気の動作について詳しく説明する。
前部高温動翼部23の前側(図1において前部高温動翼部23の左側の部分)には、ノズルボックス115から導出された700℃程度の高温の蒸気が流入する。このとき前部高温動翼部23の前側の金属温度は700℃程度の温度になる。この高温の蒸気は、前部高温動翼部23において膨張仕事をし、前部高温動翼部23の最終段落においては、蒸気の温度が580℃以下となる。そのため、前部高温動翼部23の最終段落より下流側の金属温度は580℃以下に維持される。すなわち、前部高温動翼部23と後部低温動翼部24との接合部31、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26の金属温度が580℃以下に維持される。接合部31や前述した化学組成のCrMoV鋼(M1、M2など)で形成された、後部低温動翼部24、後部低温パッキン部25および後部シャフト26は、この580℃以下の温度域において十分な強度を確保することができる。また、前部高温動翼部23を形成するNi基合金と後部低温動翼部24を形成するCrMoV鋼の580℃の温度における線膨張係数の差は小さく同程度なので、接合部31に発生する熱応力を十分に小さくすることができる。
一方、前部高温パッキン部22には、ノズルボックス115から導出された700℃程度の高温の蒸気が流入し、この蒸気は前部低温パッキン部21に向けて流れる。この高温の蒸気が前部低温パッキン部21に流入する直前に、低温のシール蒸気がこの700℃程度の高温の蒸気に混入し、蒸気の温度は580℃以下になる。そして、前部低温パッキン部21と前部高温パッキン部22との接合部30および前部低温パッキン部21には、温度が580℃以下の蒸気が流入する。そのため、接合部30、前部低温パッキン部21および前部シャフト20の金属温度は580℃以下に維持される。接合部30や前述した化学組成のCrMoV鋼(M1、M2など)で形成された、前部低温パッキン部21および前部シャフト20は、この温度域において十分な強度を確保することができる。また、前部高温パッキン部22を形成するNi基合金と前部低温パッキン部21を形成するCrMoV鋼の580℃の温度における線膨張係数の差は小さく同程度なので、接合部30に発生する熱応力を十分に小さくすることができる。
また、前部高温動翼部23および後部低温動翼部24において膨張仕事をした蒸気の大部分は、排気され、図示しない低温再熱管を通りボイラに流入し加熱される。一方、膨張仕事をした蒸気の一部は、冷却蒸気116として内部ケーシング110と外部ケーシング111との間に導かれ、外部ケーシング111を冷却する。この冷却蒸気116は、前部低温パッキン部21または膨張仕事をした蒸気の大部分が排気される排気経路から排気される。
上記したように、第1の実施の形態に係るタービンロータ10を備える蒸気タービンによれば、タービンロータ10を、蒸気温度や金属温度に応じてNi基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分に分割して構成し、線膨張係数の差の小さいそれぞれを溶着により連結することで、接合部における熱応力の発生を抑制することができる。また、Ni基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分との接合部やCrMoV鋼からなる部分の金属温度を580℃以下に維持することで、650℃以上の高温蒸気を導入することが可能となり、熱効率の向上を図ることができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るタービンロータ50の構成を模式的に示した平面図である。なお、第1の実施の形態に係るタービンロータ10の構成と同一の構成部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略または簡略する。
ここで、第2の実施の形態に係るタービンロータ50の構成は、第1の実施の形態に係るタービンロータ10における、前部高温動翼部23と後部低温動翼部24の構成を変更し、冷却手段を設けたこと以外は第1の実施の形態に係るタービンロータ10における構成と同じである。図3に示すように、タービンロータ50は、前部シャフト20、前部低温パッキン部21、前部高温パッキン部22、前部高温動翼部60、後部低温動翼部61、後部低温パッキン部25、後部シャフト26、図示しない冷却手段から構成される。
タービンロータ50における、前部高温動翼部60と後部低温動翼部61との接合部70は、580℃よりも高い温度の蒸気に晒される位置に形成されている。なお、前部高温動翼部60と後部低温動翼部61との接合部70は、第1の実施の形態と同様に、溶接により接合されている。また、580℃よりも高い温度の蒸気に晒される、接合部70および後部低温動翼部61には、図示しない冷却手段が設けられ、接合部70および後部低温動翼部61の金属温度が580℃以下に維持される。
冷却手段の構成は、特に限定されるものではないが、例えば、580℃よりも高い温度の蒸気に晒される、接合部70および後部低温動翼部61の表面に、580℃よりも温度の低い冷却蒸気を吹き付け、580℃よりも高い温度の蒸気に、接合部70および後部低温動翼部61が晒されるのを防止してもよい。また、後部低温動翼部61においては、後部低温動翼部61内部に冷却蒸気を流して、後部低温動翼部61を冷却してもよい。さらに、後部低温動翼部61内部から表面に沿うように冷却蒸気を噴出し、この冷却蒸気によって後部低温動翼部61の表面に形成された冷却蒸気膜により、580℃よりも高い温度の蒸気に、後部低温動翼部61が晒されるのを防止してもよい。
なお、前部高温動翼部60は、第1の実施の形態における前部高温動翼部23と同じ材料で構成され、後部低温動翼部61は、第1の実施の形態における後部低温動翼部24と同じ材料で構成される。
上記したように、第2の実施の形態に係るタービンロータ50によれば、冷却手段を設けることで、580℃よりも高い温度の蒸気に晒される領域に、接合部70および後部低温動翼部61を設定することができる。これによって、高価なNi基合金を使用する部位を少なくすることができるので、タービンロータの製作コストを削減することができる。また、タービンロータ50を、Ni基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分に分割して構成し、線膨張係数の差の小さいそれぞれを溶着により連結することで、接合部における熱応力の発生を抑制することができる。また、Ni基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分との接合部やCrMoV鋼からなる部分の金属温度を580℃以下に維持することで、650℃以上の高温蒸気が導入される蒸気タービンに備えられるタービンロータとして使用することができる。
次に、上記した第2の実施の形態に係るタービンロータ50を備える超高圧タービン100について説明する。なお、タービンロータ50を備える超高圧タービン100の構成は、図2に示した第1の実施の形態に係るタービンロータ10を備える超高圧タービン100と同じなので、図2および図3を参照して、超高圧タービン100における蒸気の動作について説明する。また、ここではタービンロータ50を超高圧タービン100に備えた一例を示すが、タービンロータ50を高圧タービンや中圧タービンなどに備えても同様の作用効果が得られる。
主蒸気管112を経て、超高圧タービン100内のノズルボックス115内に流入した温度が650℃以上、例えば700℃程度の高温の蒸気は、内部ケーシング110に固定されたノズル113とタービンロータ50に植設された動翼114(前部高温動翼部60および後部低温動翼部61)との間の蒸気通路を通り、タービンロータ50を回転させる。タービンロータ50には、回転による強大な遠心力の影響で各部に大きな力がかかる。
ここで、タービンロータ50における蒸気の動作について詳しく説明する。
前部高温動翼部60の前側(図3において前部高温動翼部60の左側の部分)には、ノズルボックス115から導出された700℃程度の高温の蒸気が流入する。このとき前部高温動翼部60の前側の金属温度は700℃程度の温度になる。この高温の蒸気は、前部高温動翼部60において膨張仕事をするが、前部高温動翼部60における段落が少ないため、前部高温動翼部60の最終段落においても、蒸気の温度は580℃以上となる。また、580℃よりも高い温度の蒸気に晒される、接合部70および後部低温動翼部61の表面には、冷却手段により580℃よりも温度の低い冷却蒸気が流されているので、接合部70および後部低温動翼部61は、580℃以上の蒸気に晒されることはない。そのため、接合部70および後部低温動翼部61の金属温度は、580℃以下に維持される。接合部70や、前述した化学組成のCrMoV鋼(M1、M2など)で形成された、後部低温動翼部61、後部低温パッキン部25および後部シャフト26は、この温度域において十分な強度を確保することができる。また、前部高温動翼部60を形成するNi基合金と後部低温動翼部61を形成するCrMoV鋼の580℃の温度における線膨張係数の差は小さく同程度なので、接合部70に発生する熱応力を十分に小さくすることができる。
一方、前部高温パッキン部22には、ノズルボックス115から導出された700℃程度の高温の蒸気が流入し、この蒸気は前部低温パッキン部21に向けて流れる。この高温の蒸気が前部低温パッキン部21に流入する直前に、低温のシール蒸気がこの700℃程度の高温の蒸気に混入し、蒸気の温度は580℃以下になる。そして、前部低温パッキン部21と前部高温パッキン部22との接合部30および前部低温パッキン部21には、温度が580℃以下の蒸気が流入する。そのため、接合部30、前部低温パッキン部21および前部シャフト20の金属温度は580℃以下に維持される。接合部30や前述した化学組成のCrMoV鋼(M1、M2など)で形成された、前部低温パッキン部21および前部シャフト20は、この温度域において十分な強度を確保することができる。また、前部高温パッキン部22を形成するNi基合金と前部低温パッキン部21を形成するCrMoV鋼の580℃の温度における線膨張係数の差は小さく同程度なので、接合部30に発生する熱応力を十分に小さくすることができる。
また、前部高温動翼部60および後部低温動翼部61において膨張仕事をした蒸気の大部分は、排気され、図示しない低温再熱管を通りボイラに流入し加熱される。一方、膨張仕事をした蒸気の一部は、冷却蒸気116として内部ケーシング110と外部ケーシング111との間に導かれ、外部ケーシング111を冷却する。この冷却蒸気116は、前部低温パッキン部21または膨張仕事をした蒸気の大部分が排気される排気経路から排気される。
上記したように、第2の実施の形態に係るタービンロータ50を備える蒸気タービンによれば、冷却手段を設けることで、580℃よりも高い温度の蒸気に晒される領域に、接合部70および後部低温動翼部61を設定することができる。これによって、高価なNi基合金を使用する部位を少なくすることができるので、蒸気タービンの製作コストを削減することができる。また、タービンロータ50を、Ni基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分に分割して構成し、線膨張係数の差の小さいそれぞれを溶着により連結することで、接合部における熱応力の発生を抑制することができる。また、Ni基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分との接合部やCrMoV鋼からなる部分の金属温度を580℃以下に維持することで、650℃以上の高温蒸気を導入することが可能となり、熱効率の向上を図ることができる。
(実施例1および比較例1)
ここでは、上記した本発明に係るタービンロータに使用するNi基合金とCrMoV鋼とを用い、このNi基合金とCrMoV鋼とを溶着して構成されたことを想定した試算試料1(実施例1)、および従来の異材溶接型のタービンロータに使用されているNi基合金と12Cr鋼とを用い、このNi基合金と12Cr鋼とを溶着して構成されたことを想定した試算試料2(比較例1)における接合部に発生する熱応力を試算した。
試算試料1は、直径が800mm、長さが1000mmのNi基合金の柱体と、直径が800mm、長さが1000mmのCrMoV鋼の柱体をそれそれの断面で溶接したものである。また、Ni基合金としてIN617(Inco社製)を用いた。また、使用したNi基合金とCrMoV鋼における、580℃における線膨張係数の差は0.3×10−6/℃であった。
試算試料2は、直径が800mm、長さが1000mmのNi基合金の柱体と、直径が800mm、長さが1000mmの12Cr鋼の柱体をそれそれの断面で溶接したものである。また、Ni基合金としてIN617(Inco社製)を、12Cr鋼として新12Cr鋼を用いた。また、使用したNi基合金と12Cr鋼における、580℃における線膨張係数の差は2.8×10−6/℃であった。
熱応力試算の結果、試算試料1における熱応力は28.8MPaであり、試算試料2における熱応力は269MPaであった。この結果から、試算試料1の接合部における熱応力は、試算試料2の接合部における熱応力よりも小さいことが明らかとなった。
以上、本発明を実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれらの実施の形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るタービンロータの構成を模式的に示した平面図。 本発明の第1の実施の形態に係るタービンロータを備えた超高圧タービンの上半ケーシング部における断面図。 本発明の第2の実施の形態に係るタービンロータの構成を模式的に示した平面図。
符号の説明
10…タービンロータ、20…前部シャフト、21…前部低温パッキン部、22…前部高温パッキン部、23…前部高温動翼部、24…後部低温動翼部、25…後部低温パッキン部、26…後部シャフト、30、31…接合部、100…超高圧タービン、110…内部ケーシング、111…外部ケーシング、112…主蒸気管、113…ノズル、114…動翼、115…ノズルボックス、116…冷却蒸気。

Claims (10)

  1. 650℃以上の高温蒸気が導入される蒸気タービンに備えられるタービンロータであって、
    前記タービンロータが、蒸気温度に応じてNi基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分に分割された部位をそれぞれ溶着により連結して構成され、
    前記Ni基合金からなる部分と前記CrMoV鋼からなる部分との連結部および前記CrMoV鋼からなる部分の蒸気温度が580℃以下に維持されることを特徴とするタービンロータ。
  2. 650℃以上の高温蒸気が導入される蒸気タービンに備えられるタービンロータであって、
    前記タービンロータが、金属温度に応じてNi基合金からなる部分とCrMoV鋼からなる部分に分割された部位をそれぞれ溶着により連結して構成され、
    前記Ni基合金からなる部分と前記CrMoV鋼からなる部分との連結部および前記CrMoV鋼からなる部分に冷却手段を設け、580℃より高い温度の蒸気に晒される前記連結部および前記CrMoV鋼からなる部分の金属温度が580℃以下に維持されることを特徴とするタービンロータ。
  3. 前記Ni基合金の線膨張係数と前記CrMoV鋼の線膨張係数との差が、使用時の溶着部の温度において2×10−6/℃以下であることを特徴とする請求項1または2記載のタービンロータ。
  4. 前記Ni基合金が、重量%で、C:0.05〜0.15、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Cr:20〜24、Mo:8〜10、Co:10〜15、B:0.0001〜0.006、Al:0.8〜1.5、Ti:0.1〜0.6を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなり、不可避的不純物のうちFe:3以下、Cu:0.5以下、S:0.015以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のタービンロータ。
  5. 前記Ni基合金が、重量%で、C:0.001〜0.06、Si:0.01〜0.4、Cr:14〜18、B:0.0001〜0.006、Al:0.1〜3、Ti:0.1〜2、Ni:39〜44を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、不可避的不純物のうちMn:0.4以下、Co:1以下、Cu:0.3以下、S:0.015以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のタービンロータ。
  6. 前記Ni基合金が、重量%で、C:0.01〜0.1、Cr:8〜15、Mo:16〜20、Al:0.8〜1.5、Ti:0.1〜1.5を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のタービンロータ。
  7. 前記Ni基合金が、重量%で、C:0.01〜0.2、Cr:15〜25、Mo:8〜12、Co:5〜15、Al:0.8〜1.5、Ti:0.1〜2を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のタービンロータ。
  8. 前記Ni基合金が、重量%で、C:0.01〜0.2、Cr:10〜20、Mo:8〜12、Al:4〜8、Ti:0.1〜2、Nb:0.1〜3を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のタービンロータ。
  9. 前記CrMoV鋼が、重量%で、C:0.24〜0.34、Si:0.15〜0.35、Mn:0.7〜1、Cr:0.85〜2.5、V:0.2〜0.3、Mo:1〜1.5を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、不可避的不純物のうちNi:0.5以下、P:0.035以下、S:0.035以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載のタービンロータ。
  10. 650℃以上の高温蒸気が導入される蒸気タービンであって、
    請求項1乃至9のいずれか1項記載のタービンロータを具備することを特徴とする蒸気タービン。
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