JP2008088501A - 転炉設備の落下物収集方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】転炉の操業に支障をきたす虞がなく、転炉の操業に合わせてスムーズに落下物の収集を行うことができるようにする。
【解決手段】転炉2と、台車64とを備えた転炉設備で、転炉21,22,23の操業中に当該転炉21,22,23下に落下した落下物Lを収集する転炉設備の落下物収集方法において、空の取鍋8を搭載した台車64を装入側から出湯側に後進させる際に、台車64の後部に設けられた第2スクレーパ82によって落下物Lを出湯側に寄せ集め、出湯側に位置させた空の取鍋8に溶湯を出湯した後、当該台車64を出湯側から装入側に前進させる際に、台車64の前部に設けられた第1スクレーパ81によって落下物Lを装入側に寄せ集める。
【選択図】図7

Description

本発明は、転炉設備の落下物収集方法に関するものである。
近年、溶銑の精錬においては、複数の転炉の内の1基を脱りん炉とすると共に他の1基を脱炭炉とし、脱りん炉に溶銑を装入して脱りん処理を行い、脱りん処理を終えた溶銑を脱炭炉に装入して吹練を行う精錬方法も採られている。
この種の精錬方法を採用する転炉設備において、溶湯を受ける取鍋は、高炉設備から搬送されてくる溶湯を受ける払出場と脱りん炉や脱炭炉との間を移動するクレーンや脱りん炉下や脱炭炉下を往復する台車によって搬送される。
ところで、転炉内での溶湯の反応により、炉内のスラグ、地金、ダスト等が落下物となって炉口から炉下やその周囲に向けて落下する場合がある。特に脱りん炉内での溶銑の反応は激しく、該反応によって多量のフォーミングスラグが炉口から噴き出す(スピッティング)等するため、脱りん炉の炉下及びその周囲には多量の落下物が堆積する。また、上記地金等は炉口にも付着し、溶湯の装入や出湯のために脱りん炉を傾けることによって該炉口に付着した地金等が自重によって炉下に落下する場合もある。この様な落下物は台車の移動の妨げとなる虞があるため、操業の合間を見計らってショベル等の重機により除去する必要があるが、これによって操業が停滞してしまう場合もあって効率が悪い。
かかる問題を解決すべく、特許文献1においては、転炉下から滓受け位置まで移動する台車の前部にスクレーパを配備し、台車の移動経路に落下している落下物を台車の移動に伴ってスクレーパにより寄せ集めて処理する落下物処理装置が開示されている。
特許第2922022号
しかしながら、特許文献1に示すように、単に台車にスクレーパを設け、台車を移動させることで落下物を収集するだけでは、上述したように、ショベル等の重機により落下物を除去するのと同じであって、転炉の操業に支障をきたす虞がある。
そこで、本発明の目的は、転炉の操業に支障をきたす虞がなく、転炉の操業に合わせてスムーズに落下物の収集を行うことができる転炉設備の落下物収集方法を提供するようにしたものである。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、転炉と、取鍋を搭載可能で且つ前記転炉下で出湯側から装入側へ前進すると共に、出湯側から装入側へ後進する台車とを備えた転炉設備で、転炉の操業中に当該転炉下に落下した落下物を収集する転炉設備の落下物収集方法において、前記空の取鍋を搭載した台車を装入側から出湯側に後進させる際に、台車の後部に設けられたスクレーパによって前記落下物を出湯側に寄せ集め、前記出湯側に位置させた空の取鍋に溶湯を出湯した後、当該台車を出湯側から装入側に前進させる際に、台車の前部に設けられたスクレーパによって前記落下物を装入側に寄せ集める点にある。
これによれば、転炉の操業において、転炉で処理した溶湯を当該転炉から出湯させるために空の取鍋を台車に搭載して装入側から出湯側に搬送する必要があるが、転炉の操業に伴った台車の移動(後進)によって転炉下の落下物を寄せ集めて収集することができる。 また、転炉の操業において、出湯後は空の取鍋に出湯した溶湯を装入側に搬送する必要があるが、転炉の操業に伴った台車の移動(前進)に伴って転炉下の落下物を寄せ集めて収集することができる。
したがって、転炉の操業に合わせてスムーズに落下物を収集することができ、落下物の収集によって転炉の操業に支障をきたす虞はない。
前記台車の後進は吹錬中から出湯前までの期間に行い、前記台車の前進は出湯後に行うことが好ましい。
これによれば、吹錬中に転炉下に落下した落下物を台車の後進に伴って収集することができると共に、吹錬中から出湯後までに転炉下に落下した落下物を台車の前進に伴って収集することができる。
前記装入側に寄せ集められた落下物を装入側に設けた装入側ピットに収容すると共に、出湯側に寄せ集められた落下物を出湯側に設けた出湯側ピットに収容することが好ましい。
これによれば、装入側に寄せ集めた落下物及び出湯側に寄せ集めた落下物を効率よく収集することができる。
本発明によれば、転炉の操業に支障をきたす虞がなく、転炉の操業に合わせてスムーズに落下物の収集を行うことができる。
以下、本発明を実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明していく。
図1〜図6は、本発明の転炉設備の落下物収集方法が採用される転炉設備を示している。まず、転炉設備について説明する。
図1〜図6に示すように、転炉設備1は、複数基(本実施形態においては3基)の転炉21、22、23と、高炉設備(図示省略)から転炉設備1に搬送されてくる溶銑に予備処理を施す予備処理設備3と、転炉21、22、23に溶銑と共に挿入するスクラップを貯めておくスクラップヤード4と、各設備間を移動して溶銑やスクラップを搬送するクレーン装置5と、台車装置6とを備えている。
3基の転炉21、22、23は横並びに設けられており、最も予備処理設備3側(上流側)に設けられている第1の転炉21は脱りん処理を行う転炉であり、脱りん処理を行う転炉21に隣り合って設けられている第2の転炉22は脱りん処理又は脱炭炉を行う兼用炉であり、この兼用炉22に隣り合って設けられている第3の転炉23は脱炭処理を行う転炉である。
これら3基の転炉21、22、23は、通常は第1の転炉21で脱りん処理を行い、第2の転炉22で脱炭処理を行うこととしている。第1の転炉21を補修等する場合には、第2の転炉22で脱りん処理を行い、第3の転炉23で脱炭処理を行う。また、第2の転炉22を補修等する場合には、第1の転炉21で脱りん処理を行い、第3の転炉23で脱炭処理を行う。
なお、以下では、説明の便宜上、第1の転炉21で脱りん処理を行い、第2の転炉22で脱炭処理を行うものとして説明を進めるものとし、第1の転炉21を脱りん処理を行う脱りん炉Pと称し、第2の転炉2を脱炭処理を行う脱炭炉Cと称することとする。第3の転炉23は炉修中であるものとし、予備の転炉Yと称することとする。
また、脱りん炉Pにおける脱りん処理は、溶銑に対しある程度のフォーミングスラグを形成する必要があり、該フォーミングスラグの一部が炉内の極めて激しい反応により炉口から炉外に噴き出すことが少なくない。また、該スラグと共に地金やダスト等も炉口から噴き出し、これらスラグ、地金、ダスト等が炉下及びその周囲に多量に落下して堆積する。また、地金等は炉口にも付着し、該地金等は脱りん炉Pを傾けることにより該地金等も自重により炉下及びその周囲に落下する。以下、この様に脱りん炉Pでの脱りん処理によって脱りん炉Pから炉下及びその周囲に落下するものを落下物と総称する。
また、これら3基の転炉21、22、23は傾動自在に枢支されており、一方に傾動して溶湯が装入され、他方に傾動して処理後の溶湯を出湯する。以下、これら転炉これら3基の転炉21、22、23に対し溶湯を装入する側を装入側とし、出湯する側を出湯側と称する。
クレーン装置5は、転炉21、22、23に溶湯を装入する装入側に設けられており、3基の転炉21、22、23に沿って直線上に延びるクレーンライン51と、3基のクレーン52、53、54とを備えている。
また、クレーンライン51の一方の端部に予備処理設備3が設けられ、クレーンライン51の他方の端部にスクラップヤード4が設けられている。
3基のクレーンの内、予備処理設備3側から第1溶銑搬送クレーン52、第2溶銑搬送クレーン53、スクラップ搬送クレーン54であって、溶銑搬送クレーン52、53は、溶銑や溶鋼等の溶湯を収容する取鍋8を搬送し、スクラップ搬送クレーン54は、スクラップを積込み可能なスクラップシュート9を搬送する。
また、予備処理設備3と高炉設備との間には溶銑搬送レール10が敷設されている。該溶銑搬送レール10上には、混銑車11が高炉設備と転炉設備1との間を往復自在に配備されており、該混銑車11により、高炉設備から転炉設備1に溶銑が搬送される。
予備処理設備3は、溶銑に予備処理を施す第1処理ステーション31と第2処理ステーション32とが互いに並列して配備されている。
第1処理ステーション31は、混銑車11内の溶銑を取鍋8に払い出す払出しピット33と、取鍋8に払い出された溶銑に脱硫処理を施す脱硫設備34と、該溶銑のスラグを除去する除滓設備35とを備えている。
払出しピット33は、溶銑搬送レール10よりも低位となる位置に設けられている。また、該払出しピット33には、取鍋8を載置可能な搬送台車36が溶銑搬送レール10の下方からクレーンライン51の下方までの間を往復移動自在に配備されている。
脱硫設備34は、払出しピット33の側上方に配備され、取鍋8を載置可能な搬送台37を備えている。除滓設備35は、取鍋8内の溶銑上面に浮かんでいるスラグを掻き出すノロカキ(スラグドラッガー)38を搬送台37の側方に備えている。なお、本実施の形態においては、第2処理ステーション32は第1処理ステーション31と同じ構造を有するので、ここでは説明を省略する。
スクラップヤード4は、スクラップシュート9を載置するためのシュート載置場41をクレーンライン51下に備えると共に、クレーンライン51よりも外方となる位置にスクラップを一時的に収容しておくスクラップピット42を備えている。また、該シュート載置場41とスクラップピット42との間には、スクラップシュート9を載置して搬送する搬送台車43がシュート載置場41とスクラップピット42の間を移動自在に配備されている。
また、スクラップピット42には、該スクラップヤード42に搬送されたスクラップシュート9にスクラップを積み込むためのリフティングマグネット44が移動自在に配備されている。
クレーンライン51には、予備処理設備3と複数の転炉2との間にクレーンを待避させる待避スペースが設けられている。第2溶銑搬送クレーン53を待避スペースに待避させることにより、スクラップ搬送クレーン54を脱りん炉Pに対向させることが可能となる。
台車装置6は、脱りん炉Pの装入側から該脱りん炉Pの下方を通過して出湯側に延びる第1台車搬送線61と、脱炭炉Cの装入側から該脱炭炉Cの下方を通過して出湯側に延びる第2台車搬送線62と、予備の転炉Yの下方から出湯側に延びる第3台車搬送線63と、それぞれの台車搬送線61、62、63を移動可能な台車64とを有している。
また、図5及び図6に示す如く、第1台車搬送線61は、一対の走行レール66と、該一対の走行レール66の間に凹設されたパス67と、該パス67に敷設された一対のレール68とを備えている。一対の走行レール66は、装入側に一端を有して脱りん炉Pの下方を通過して出湯側に延び、二次精錬設備(図示省略)等に延びる走行レールに連結されている。
また、第2の転炉22は上述の如く兼用炉であるので、第2台車搬送線62は第1台車搬送線61と同様の構成を備えている。第3台車搬送線63は、第3の転炉2の下方から出湯側に延びる一対の走行レール66と、該一対の走行レール66の間に凹設されたパス67とを備えている。
図3〜図5に示す如く、台車64は、取鍋8を載置する載置座71を備えた車体72と、該車体72に支持されて走行レール66上を転動する車輪73とを備えている。
なお、台車64は出湯側と装入側の間を往復するものであるが、ここでは出湯側から装入側に向かうことを「前進する」とすると共に、装入側から出湯側に向かうことを「後進する」とし、前進するときに先頭となる端部を前端部、後進するときに先頭となる端部を後端部と呼ぶこととする。
第1台車搬送線61上に配備された台車64には、脱りん炉Pからの落下物を寄せ集めるスクレーパ装置80が配備されている。
該スクレーパ装置80は、脱りん炉Pから車線上に落下している落下物を台車64の前進に伴って寄せ集めるスクレーパ81(以降、第1スクレーパということがある)と、脱りん炉Pから車線上に落下している落下物を台車64の後進に伴って寄せ集めるスクレーパ82(以降、第2スクレーパということがある)とを備えている。
第1スクレーパ81は、台車64の車体72の前端部に配備されており、該前端部の一側から中央に亘って配備される一対の本体83と、該本体83の外側部に取り付けられて台車64の外方に突出する一対のウイング84とを備えている。また、図5に示す如く、本体83の下端部は、一対の走行レール66及び一対のレール68と対向する位置に切欠き部83aを備えると共に、複数の排障板85が取り付けられている。該排障板85は、一対のウイング84の下端部にも配備されている。
図4に示す如く、第1スクレーパ81の幅は一対の走行レール66の間隔よりも大きく、これによって、一対の走行レール66の間だけではなく該一対の走行レール66の外側に堆積している落下物も第1スクレーパ81によって処理することができる。
また、該第1スクレーパ81は、姿勢変更手段86を介して台車64に取り付けられている。
図3に示す如く、姿勢変更手段86は、本体83を枢支するヒンジ機構87と、本体83をヒンジ機構87の枢軸を回転軸として揺動させる揺動機構88とを備えている。該揺動機構88は、油圧シリンダや該油圧シリンダと本体83とを連結するリンク機構等を備え、該油圧シリンダを制御することにより本体83が揺動する。これにより、第1スクレーパ81は、排障板85の下端部を走行レール66の上面よりも下方に位置させて落下物を寄せ集める寄集め姿勢と、該排障板85の下端部を走行レール66の上面よりも上方に位置させた上昇姿勢との間で姿勢を第1スクレーパ81の姿勢を変更させることが可能である。
第2スクレーパ82は、車体72の後端部に配備されている以外は第1スクレーパ81と同じ構成を有しているので、第1スクレーパ81と同じ符号を付して説明を省略する。
スクレーパ81、82を寄集め姿勢に設定することにより、排障板85により落下物を押動して落下物を寄せ集めることができる。また、台車64を通常よりも高速で移動させる必要が生じた場合等、スクレーパ装置80による落下物処理作業を伴うことなく台車64を移動させたい場合は、スクレーパ81、82を上昇姿勢に設定することにより、排障板85を落下物に接触させることなく台車64を移動させることができる。
なお、第2台車搬送線62及び第3台車搬送線63上に配備される台車64も同様の構成を有している。
また、図2又は図6に示す如く、第1台車搬送線61は、スクレーパ装置80によって寄せ集められた落下物を収容するピット90とを備えている。
ピット90は、出湯側に設けられた出湯側ピット91と、装入側に設けられた装入側ピット92とを備えている。
出湯側ピット91は、脱りん炉Pから払い出される出湯を受ける位置に台車64を移動させた状態で該台車64の後方となる位置にて一対の走行レール66の間に凹設されている。また、出湯側ピット91は、平面状のピット底部91aと、該ピット底部91aから転炉2から離間するにつれて上方に移行する斜路91bとを備えている。これによって、ピット底部91aに収容された落下物を取り出すショベル等の重機Mを脱りん炉Pの下方を通過させることなく搬入することができる。また、出湯側ピット91は、不測の事態により取鍋8から溶湯が漏れだした場合にも、該溶湯を全て収容可能な容量を有している。かかる点に鑑みれば、脱りん炉Pから出湯側ピット91に向けてパス67が僅かに下り勾配となっていることが好ましい。
装入側ピット92は、台車64上の取鍋8を溶銑搬送クレーンによって吊り上げ可能な位置に台車64を移動させた状態で該台車64の前方となる位置に設けられている。また、該装入側ピット92は、各走行レール66の一端を基点として走行レール66から離間する方向に向けて凹設されると共に、脱りん炉Pから離間するにつれてピットの底部から上方に延びる斜路92bを備えている。なお、装入側ピット91は、上記出湯側ピット91と同じようにピット底部を平面状に形成し、該ピット底部に斜路92bを連結した構成とすることも可能である。
また、一対のレール68は、転炉21,22,23から排出されたスラグを運搬する台車のためのもので、装入側ピット92から出湯側ピット91の間に配設されている。なお、第2台車搬送線62も第1台車搬送線61と同様のピット90を備えている。
以下、説明の便宜上、クレーンライン51を8つの区間(0区〜7区)とスクラップヤード4のシュート載置場41を備えた区間(S区)に区分けし、図1を用いて各設備の配置を説明する。
第1溶銑搬送クレーン52は、クレーンライン51上を0区から6区まで移動可能であり、第2溶銑搬送クレーン53は、クレーンライン51上を1区から7区まで移動可能である。また、スクラップ搬送クレーン54は、クレーンライン51上を4区からS区まで移動可能である。
また、1区に予備処理設備3の第1処理ステーション31が配置されると共に、2区に第2処理ステーション32が配置されている。これら第1及び第2処理ステーション31、32は、クレーンライン51下に払出しピット33を配置していると共に、該払出しピット33にオーバラップしない位置に搬送台37を配置している。
また、4区、5区、6区に対応する位置には、転炉21〜23がそれぞれ横並びに配置されている。また、3区は第2処理ステーション32と脱りん炉Pの間に設けられた待避スペースである。
以上、本発明の転炉設備1によれば、まず、当該転炉設備1に高炉から混銑車11が到着すると、混銑車11内の溶銑が払出しピット33内の取鍋8に払い出される。取鍋8に払い出された溶銑は、脱硫装置10によって脱硫処理された後、除滓装置11によってスラグが除去される。
図7(a)に示す如く、スラグが除去された溶銑を収容している取鍋8は、第1溶銑搬送クレーン52又は第2溶銑搬送クレーン53によって脱りん炉Pの前、即ち、装入側まで搬送される。その後、脱りん炉Pが装入側に傾動され、その脱りん炉Pに取鍋8内の溶銑が装入されて、溶銑が脱りん処理される。脱りん炉Pを装入側に傾動した際、炉口に付着している地金等が脱りん炉P周辺に落下する。
図7(b)に示す如く、脱りん処理中(例えば、脱りん吹錬中)に空の取鍋8を搭載した台車64が装入側から出湯側へ向けて後進する。台車64が装入側から出湯側へ向けて後進する際、台車64の後部に設けられた第2スクレーパ82によって脱りん炉Pの下方にある落下物Lを出湯側に寄せ集める。
図7(c)に示す如く、空の取鍋8を搭載した台車64は出湯位置で停止し、このとき、出湯側に寄せ集められた落下物Lは、第2スクレーパ82により出湯側に設けられた出湯側ピット91に落とされる。なお、台車64が出湯位置で停止した際は、第2スクレーパ82の先端は出湯側ピット91に達している。
また、台車64が出湯位置で停止した後、空の取鍋8に脱りん処理が終了した溶銑が出湯される。溶銑の出湯が終了後、台車64は脱りん処理が終了した溶銑を脱炭炉2Bに搬送するために、出湯側に位置する台車64を装入側、即ち、第1溶銑搬送クレーン52又は第2溶銑搬送クレーン53が移動するクレーンライン51側へと移動する。
図7(d)に示す如く、出湯側に位置させた空の取鍋8に溶湯を出湯した後、当該台車64を出湯側から装入側に前進させる際に、台車64の前部に設けられた第1スクレーパ81によって脱りん炉Pの下方にある落下物Lを装入側に寄せ集める。
装入側に向けて移動している台車64は、クレーンライン51の下方で停止し、このときに、装入側に寄せ集められた落下物Lは、第1スクレーパ81によって装入側に設けられた装入側ピット92に落とされる。なお、台車64が出湯位置で停止した際は、第1スクレーパ81の先端は装入側ピット92に達している。
したがって、転炉設備1の落下物収集方法によれば、転炉の操業に合わせて落下物Lをスムーズに収集することができる。
本実施形態の転炉設備1の操業方法について、図8(a)に示すガントチャートに沿って説明する。
図8(a)のガントチャートは、脱りん炉P、脱炭炉C、及びスクラップヤード4で展開される工程(処理)を1分ごとの時系列で示しており、各工程に要する時間がバーで示されている。
また、折線L1が第1溶銑搬送クレーン52の動きを示し、折線L2が第2溶銑搬送クレーン53の動きを示し、折線L3がスクラップ搬送クレーン54の動きを示し、折線L4が脱りん炉P下を通過する台車64の動きを示している。
また、転炉設備1に溶銑が搬送され、該溶銑とスクラップの混合物に脱りん処理及び脱炭処理を施して溶鋼を形成し、該溶銑を転炉設備1から搬送するまでの工程を1工程とし、本実施の形態のN回目の工程を現工程、該現工程の前の工程を前工程とする。
上記転炉設備1の操業を時点Aから追いかけていく。時点Aにおいては、前工程での排滓処理を終えて空となった脱りん炉Pにスクラップを装入すべく、第2溶銑搬送クレーン53を3区に待避させると共にスクラップ搬送クレーン54を4区に移動させ、該スクラップ搬送クレーン54によって脱りん炉Pにスクラップを装入する。このころ、前工程の溶銑を収容した取鍋8を載せた台車64が出湯側から装入側、即ち4区に移動(前進)してきている。
そして、時点Bに移行するまでにスクラップ搬送クレーン54をS区に戻すと共に、第2溶銑搬送クレーン53を脱炭炉C前となる5区に移動させ、空きとなった4区に予備処理を終えた溶銑を収容した取鍋8を第1溶銑搬送クレーン52によって脱りん炉Pに搬送し、該脱りん炉Pに溶銑を装入する。
そして、脱りん炉Pに溶銑を装入した後、第1溶銑搬送クレーン52を速やかに4区から3区(0区〜3区の何れでも構わない)に移動させて4区を空けさせると共に、該4区に第2溶銑搬送クレーン53を移動させる。
このとき、4区には、上述の如く前工程の溶銑を収容した取鍋8を載せた台車64を待機させており、該取鍋8を第2溶銑搬送クレーン53によって吊り上げる。そして、第2溶銑搬送クレーン53を4区から5区に移動させ、該取鍋8内の溶銑を脱炭炉Cに装入する。
取鍋8を第2溶銑搬送クレーン53によって吊り上げている頃、現工程の脱りん処理を開始する。脱りん処理は8分程度の時間を要し、その間に多量の落下物Lが脱りん炉Pの下方及びその周囲に落下する。この様に、台車64が装入側の4区に待機している間に、脱りん炉Pからの落下物Lが第1台車搬送線61上に堆積することとなる。
そして、脱りん炉Pにて脱りん処理を行っている間に第2溶銑搬送クレーン53を移動させ、脱炭炉Cに溶銑を装入して空となった取鍋8を再び4区に待機している台車64の載置座71に載置する(時点C)。
取鍋8を台車64の載置座71に載置している頃、脱りん炉Pは脱りん処理から調質処理に移行しており、その後、出銑工程に移る。該出銑工程に移行する前に空の取鍋8を脱りん炉Pの出湯側に移行させるべく、台車64を装入側から出湯側に向けて後進させる(時点D)。
台車64を装入側に待機させている間に第1台車搬送線61上には多量の落下物Lが堆積しているが、これら落下物Lは台車64の後進に伴って第2スクレーパ82によって寄せ集められ、出湯側に押動される。そして、台車64を脱りん炉Pからの溶銑を受ける位置まで移動させると、これら落下物Lは出湯側ピット91に収容されることとなる。
この様に、第1台車搬送線61上に堆積していた落下物Lは、台車64の後端部に取り付けられた第2スクレーパ82により台車64の後進に伴って浚われるため、該落下物Lによって台車64の移動が妨げられることはなく、台車64を予定した時間内に装入側から出湯側に移動させることが可能となる。
また、台車64を装入側から出湯側に後進している最中又はその直後まで脱りん処理及び調質処理を行うため、脱りん炉Pからは継続して落下物Lが落下しており、台車64の通過した後には再び炉下及びその周囲に落下物Lが堆積していく。
取鍋8を載せた台車64を出湯側に移動させた後、該取鍋8に向けて溶銑処理を終えた現工程の溶銑を払い出す出銑工程を行う。該出銑工程は、脱りん炉Pを取鍋8に向けて90度程度傾けて行うが、脱りん炉Pを傾けることにより炉口に付着した地金等が自重により第1台車搬送線61上に落下する場合がある。この様に、台車64を出湯側に待機させている間にも、第1台車搬送線61上には落下物Lが堆積することとなる。
そして、台車64上の取鍋8に向けて溶銑の払出しを完了させた後、該溶銑を収容した取鍋8を装入側に移動させるべく台車64を前進させる(時点E)。かかる台車64の前進に伴って、脱りん処理、調質処理、出銑工程によって第1台車搬送線上に落下した落下物Lは第1スクレーパ81によって寄せ集められ、出湯側に押動される。そして、台車64を4区の下方まで移動させると、これら落下物Lは装入側ピット92に収容されることとなるのである。
この様に、台車64を出湯側に移動させて待機させている間に堆積した落下物Lは、台車64の前端部に取り付けられた第1スクレーパ81により台車64の前進に伴って浚われるため、該落下物Lによって台車64の移動が妨げられることはなく、台車64を予定した時間内に出湯側から装入側に移動させることが可能となる。
本実施の形態によれば、スクレーパ装置80により台車64の往復動に伴って第1台車搬送線61上の落下物Lは効率良く処理される。このため、台車64が装入側と出湯側の何れか一方で待機している場合にも、該一方から他方に移動するに際し、第1台車搬送線61上に台車64の移動が困難となる程に落下物Lが堆積する虞はない。これにより、台車64を定刻通りに稼働させることができ、該台車64の遅れに起因した操業の遅れが防止されるばかりでなく、台車を待つことにより操業時間が延長されてしまうことも防止される。
また、台車64の前端部に第1スクレーパ81が配備されると共に装入側に装入側ピット92が配備されているため、台車64の前進によって落下物Lを処理することができ、台車64の後端部に第2スクレーパ82が配備されると共に出湯側に出湯側ピット91が配備されているため、台車64の後進に伴っても落下物Lを処理することができるのである。また、この様にスクレーパ装置80及びピット90が配備されるため、取鍋8を搬送するために必要とされる台車64の最小限の動きに伴って落下物Lが処理される。このため、落下物Lを処理することだけを目的として台車64を稼働させる必要がなく、台車64の稼働時間の短縮化が図られ、ひいては操業時間の短縮化が図られることとなる。
図8(b)及び(c)は、上述の効果を実証するための比較例1及び比較例2である。 図8(b)は、第1スクレーパ81を台車64の前端部に配備すると共に装入側ピット92を第1台車搬送線61に設けた転炉設備1であって、第2スクレーパ82及び出湯側ピット91を備えていない。また、該第1スクレーパ81は姿勢変更手段86を介して台車64に支持されている。
該転炉設備1においては、脱りん炉Pにて脱りん処理を終えた頃を見計らって台車64を移動させることにより、落下物Lを処理させることとしている。
図8(b)中のαで示す様に、脱りん炉Pにて脱りん処理が終わる頃、台車64は装入側(4区)にて空の取鍋8を載置座71に載せた状態で待機している。そして、第1スクレーパ81を上昇姿勢に設定した状態で台車64を装入側から出湯側に後進させることにより、台車64は落下物Lを押動することなく出湯側に移動する。そして、台車64を出湯側に移動させた状態で第2スクレーパ82を寄集め姿勢に設定した後、台車64を出湯側から装入側に向けて前進させるのである。これにより、落下物Lは第1スクレーパ81に寄せ集められ、装入側ピット92に収容される。
その後、再び第1スクレーパ81を上昇姿勢に設定し、台車64を再び装入側から出湯側に向けて移動させ、出湯側に位置することとなった空の取鍋8に脱りん処理を終えた溶銑を払い出すこととしている。
上述の如き操業方法によれば、落下物Lを処理するためだけに台車64を移動させる工程が通常の工程に組み込まれる。かかる工程は図から明らかなように3分程度を要し、脱りん炉Pは出銑可能な状態となっているにも拘わらず台車64が装入側に到達するまで3分程度待たされることとなり、これによって操業全体が3分程度延長されてしまう。
これに加え、落下物Lが大きい場合には、台車64の底面に落下物Lが接触して、台車64の移動に支障をきたす場合がある。これを回避するために、台車64を走行させる前に重機Mで落下物Lを取り除く必要がある。
また、図8(c)は、第2スクレーパ82を台車64の後端部に配備すると共に出湯側ピット91を第1台車搬送線61に設けた転炉設備1であって、第1スクレーパ81及び装入側ピット92を備えていない。また、該第2スクレーパ82は姿勢変更手段86を介して台車64に支持されている。
該転炉設備1においては、前工程の排滓処理を終えた脱りん炉Pにスクラップを装入し、その後に現工程の溶銑を脱りん炉Pに装入する間を見計らって台車64を移動させることにより、落下物Lを処理することとしている。
図8(c)中のβで示すように、脱りん炉Pにて排滓処理が終わる頃、台車64は出湯側に位置し、払い出された溶銑を収容した取鍋8を載置座71に載せた状態で待機している。このとき、前工程の脱りん処理により第1台車搬送線61上には落下物Lが堆積しているが、第2スクレーパ82を上昇姿勢に設定した状態で台車64を出湯側から装入側に後進させることにより、台車64は落下物Lを処理することなく装入側に移動する。そして、台車64を装入側に移動させた状態で第2スクレーパ82を寄集め姿勢に設定した後、台車64を装入側から出湯側に向けて後進させるのである。これにより、落下物Lは第2スクレーパ82に寄せ集められ、出湯側ピット91に収容される。
そして、再び第2スクレーパ82を上昇姿勢に設定し、その後、台車64を再び出湯側から装入側に向けて移動させる。そして、かかる台車64の移動により装入側に位置することとなった溶銑入りの取鍋8に第2溶銑搬送クレーン53により吊り上げ、脱炭炉Cに搬送することとしている。
上述の如き操業方法によっても、落下物Lを落下させるために台車64を移動させる工程が通常の工程に組み込まれる。かかる工程は図から明らかなように3分程度を要する。 これに加え、落下物Lが大きい場合には、台車64の底面に落下物Lが接触して、台車64の移動に支障をきたす場合がある。これを回避するために、台車64を走行させる前に重機Mで落下物Lを取り除く必要がある。
また、重機Mで落下物Lを取り除く際、落下物Lを除去するのに約10分ほどかかることがあり、転炉の操業から見れば、全体としてサイクルタイムが3分程度延長されてしまう虞がある。
以上により、本実施の形態が台車64の移動回数を必要最小限に抑えても落下物Lを十分に処理することができる点、台車64の移動回数を最小限に抑えることにより操業時間の延長を防止することができる点において比較例1及び比較例2よりも優れていることが実証された。
なお、出湯側ピット91及び装入側ピット92に収容された落下物Lは、図2に示すショベル等の重機Mによってピット外に排出される。このとき、重機は両ピット91、92の斜路91b、92bから搬入される。これにより、重機Mは、脱りん炉Pの下方を通過することなく又は脱りん炉P下に近づくことなく、出湯側ピット91にあってはピット底部91aに、装入側ピット92にあってはピットの底部に向けて安全に搬入されるのである。
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、第2の転炉22にて脱りん処理を行うと共に、第3の転炉2を脱炭炉Cにて脱炭処理を行うこととする場合にも、第1の転炉21にて脱りん処理を行うと共に、第3の転炉2を脱炭炉Cにて脱炭処理を行うこととする場合にも、本実施の形態と同様の効果を奏する。
また、一対の走行レール66の外側に落下する落下物Lを効果的に除去すべく、出湯側ピット91を一対の走行レール66の外側となる位置に設けることも好ましい。
また、例えば処理ステーション31、32は、払出しピット33のみを備えたものであっても良く、払出しピット33と脱硫設備34とを備えたものであっても、払出しピット33と除滓設備35とを備えたものであっても、除滓設備35と脱硫設備34とを備えたものであっても構わない。処理ステーション31、32での処理を省略された溶銑予備処理は、混銑車11にて搬送中に行う等、処理ステーション31、32に溶銑が搬送される以前に施されている。
本実施形態の転炉設備の配置図である。 第1台車搬送線の側面図である。 台車の一部破断側面図である。 台車の平面図である。 台車の正面図である。 台車装置の平面図である。 転炉設備の操業方法と転炉設備の落下物収集方法とを示す概略図である。 (a)は本実施形態の転炉設備の操業を示すガントチャートであり、(b)は比較例1の操業を示すガントチャートであり、(c)は比較例2の操業を示すガントチャートである。
符号の説明
1 転炉設備
3 予備処理設備
4 スクラップヤード
5 クレーン装置
6 台車装置
8 取鍋
9 スクラップシュート
21,22,23 転炉
51 クレーンライン
52 第1溶銑搬送クレーン
53 第2溶銑搬送クレーン
54 スクラップ搬送クレーン
61 第1台車搬送線
62 第2台車搬送線
63 第3台車搬送線
64 台車
66 走行レール
80 スクレーパ装置
81 第1スクレーパ
82 第2スクレーパ
86 姿勢変更手段
90 ピット
91 出湯側ピット
92 装入側ピット

Claims (3)

  1. 転炉と、取鍋を搭載可能で且つ前記転炉下で出湯側から装入側へ前進すると共に、出湯側から装入側へ後進する台車とを備えた転炉設備で、転炉の操業中に当該転炉下に落下した落下物を収集する転炉設備の落下物収集方法において、
    前記空の取鍋を搭載した台車を装入側から出湯側に後進させる際に、台車の後部に設けられたスクレーパによって前記落下物を出湯側に寄せ集め、
    前記出湯側に位置させた空の取鍋に溶湯を出湯した後、当該台車を出湯側から装入側に前進させる際に、台車の前部に設けられたスクレーパによって前記落下物を装入側に寄せ集めることを特徴とする転炉設備の落下物収集方法。
  2. 前記台車の後進は吹錬中から出湯前までの期間に行い、前記台車の前進は出湯後に行うことを特徴とする請求項1に記載の転炉設備の操業方法。
  3. 前記装入側に寄せ集められた落下物を装入側に設けた装入側ピットに収容すると共に、出湯側に寄せ集められた落下物を出湯側に設けた出湯側ピットに収容することを特徴とする請求項1又は2に記載の転炉設備の落下物収集方法。
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