JP2008087314A - 製本装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】糊塗布後のシートの積載状態で待機されても、加圧前に糊が乾燥する等の問題の発生を回避できるようにした製本装置を提供する。
【解決手段】角部糊付け製本機500では、糊付け装置520による糊付け処理、及びローラ対501〜504による成果物積載部540への積載処理の進行中に作動中断事象が発生した場合、糊付け処理及び積載処理を作動中断事象が解消されるまで一旦停止する。そして、糊付け処理及び積載処理が一旦停止された場合、成果物積載部540に積載された糊付け済み記録紙束Bに対する加圧装置530の加圧処理を実行させる。このため、待機中に加圧されないまま放置されて糊が乾燥することがなく、製本後の記録紙束の接着力の信頼性が向上する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置などに接続され、排出されたシートに対して糊付け処理して製本化する製本装置に関する。
従来、画像形成装置により画像が記録されたシート(記録紙)の所定位置に、製本装置により糊付け処理して製本化するシート後処理装置、例えば製本装置が案出されている(特許文献1参照)。
上記特許文献1には、複写機から搬送されてきた複数のシートに1枚ずつ糊付けしつつ積載部に順次積載して整合し、積載した各シートの糊付け部分を加圧してシート束を作成する製本装置が開示されている。
特公平2−42079号公報
特許文献1に記載の製本装置では、積載部に積載した複数のシートの糊付け部分を加圧バー組立体で加圧する際、最も上部に位置するシートをホルダで押さえつつ、加圧バーで加圧している。このような製本装置にあって、糊塗布後のシートが積載部に積載された状態で、例えばシート切れや糊切れ、紙詰まり等の作動中断すべき事象が発生した場合には、製本処理を一旦停止させる待機モードに移行させることが考えられる。
しかし、上記のように、紙詰まり等の作動中断事象の発生時に待機モードに移行させるようにすると、積載部に積載されているシートに塗布された糊が加圧前に乾燥してしまう。このため、その後加圧されても、シートの接着力が低下し、適正な製本化が損なわれる等の問題を生じるおそれがある。
本発明は、上述事情に鑑みてなされたもので、糊塗布後のシートの積載状態で待機される場合であっても、加圧前に糊が乾燥して加圧時にシートの接着力が低下する等の問題の発生を回避し得るように構成した製本装置を提供することを目的としている。
本発明は、製本対象である複数のシートを順次搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されたシートを順次積載する積載手段と、前記積載手段に搬送される各シートに糊付け処理する糊付け手段と、前記積載手段に積載されたシートを加圧して製本する加圧手段と、を備える製本装置において、前記糊付け手段による糊付け処理、及び前記搬送手段による前記積載手段への積載処理の進行中に作動中断事象が発生したと判定した場合、前記糊付け処理及び前記積載処理を前記作動中断事象が解消されるまで一旦停止すると共に、前記積載手段に積載された糊付け済みシートに対する前記加圧手段の加圧処理を実行させる制御手段を備えることを特徴としている。
なお、本発明における「糊」は、本来の糊に限らず、化学的に製造した糊や接着剤などをも含む広い概念である。
本発明によれば、糊塗布後のシートが積載手段に積載された状態で待機状態に移行した場合であっても、その都度加圧を行うので、待機中に加圧されないまま放置されて糊が乾燥することがない。このため、接着力が常に安定し、製本後のシート束の接着力の信頼性が向上する。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る製本装置である角部糊付け製本機500が接続された画像形成装置の主要部の縦断面構造を示す全体構成図である。この画像形成装置は、図1に示すように、画像形成装置本体10と、角部糊付け製本機500とを備えている。画像形成装置本体10は、原稿から画像を読み取るイメージリーダ200と、読み取った画像を記録紙(シート)上に形成するプリンタ300と、操作表示装置600とを備えている。
各部の構成を詳述すると、画像形成装置本体10に備えたイメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。この原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ図1左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から流し、読み取り位置を経て右へ搬送する。その後、外部の排紙トレイ112に向けて排出する。この原稿がプラテンガラス102上の流し読み取り位置を左から右へ向けて通過するときに、原稿画像が流し読み取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読み取られる。
この読み取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、原稿の読取面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように、流し読み取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読み取り走査が行われる。即ち、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りを行う。光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、プリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
なお、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読み取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。即ち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ300の露光制御部110は、イメージリーダ200から入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力する。このレーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。
一方、プリンタ300内に装備されている上カセット114或いは下カセット115からピックアップローラ127、128により給紙された記録紙は、給紙ローラ129、130によりレジストローラ126まで搬送される。記録紙の先端がレジストローラ126まで達したところで、レジストローラ126を任意のタイミングで駆動し、且つ、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、記録紙が感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。
感光ドラム111に形成された現像剤像は、給紙された記録紙上に転写部116により転写される。現像剤像が転写された記録紙は、定着部117に搬送され、定着部117は、記録紙を加熱及び加圧することによって現像剤像を記録紙上に定着させる。定着部117を通過した記録紙は、フラッパ121及び排出ローラ118を経てプリンタ300から画像形成装置本体外部(つまり、角部糊付け製本機500)に向けて排出される。
記録紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切替動作により記録紙を反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送する。そして、両面搬送パス124へ導かれた記録紙を、上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御が行われる。
そして、画像形成装置本体10のプリンタ300から排出された記録紙は、角部糊付け製本機500に送られる。
(全体システムブロック図)
次に、本画像形成システム全体の制御を司るコントローラの構成及び全体システムブロック図について図2を参照して説明する。図2は、図1の画像形成システム全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置本体10に備えられたコントローラは、CPU回路部150を有している。CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵しており、ROM151に格納されている制御プログラムにより符号101,201,202,209,304,601,517で示す各ブロックを総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
そして、CPU回路部150は、シート切れやトナー切れ等のような画像形成装置本体10側での作動中断事象の発生を、製本動作を中断する信号として角部糊付け製本機500のCPU回路部510に送信する。また、CPU回路部150は、作動中断事象の発生により画像形成プロセスを停止する旨の信号をCPU回路部510から受信した場合、画像形成プロセスに係る各部の作動を、作動中断を解除する信号を受信するまで中断する。
なお、上記作動中断事象は、画像形成装置本体10側でのシート切れやトナー切れ、画像調整、定着調温、或いは、角部糊付け製本機500側での糊切れ、これら装置本体10及び製本機500での紙詰まりなどの事象を意味している。
原稿給送装置制御部101は、原稿給送装置100をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部201は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
画像信号制御部202は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部304に出力する。また、画像信号制御部202は、コンピュータから外部I/F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部304に出力する。この画像信号制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制御部304は、入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110を駆動する。
製本装置制御部517は、CPU回路部150からの信号に基づき、後述する角部糊付け製本機500を構成する、糊付け手段である糊付け装置520、加圧手段である加圧装置530等の各部の制御を総括的に行う。
操作表示装置制御部601は、操作表示装置600とCPU回路部150との間で情報の授受を行う。操作表示装置600は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有している。更に、操作表示装置600は、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
(操作表示部の構成)
図3は、図1の画像形成装置における操作表示装置600を示す図である。図3に示すように、操作表示装置600には、以下の部材が配置されている。即ち、画像形成動作を開始するためのスタートキー602、画像形成動作を中断するためのストップキー603、置数設定等を行うテンキー604〜612および614、IDキー613、クリアキー615、リセットキー616などが配置される。また、上部にタッチパネルが形成された液晶表示部620が配置されており、画面上にソフトキーを作成可能となっている。
例えば、本実施系における本画像形成装置では、後処理モードとして、通常モード、製本モードなどの各処理モードを有する。このような処理モードを設定する場合は、操作表示装置600からの入力操作により行われる。
(角部糊付け製本機の制御)
次に、角部糊付け製本機500を駆動制御する製本装置制御部517の構成について図4を参照しながら説明する。図4は、図2の製本装置制御部517の構成を示すブロック図である。
製本装置制御部517は、図4に示すように、CPU511、ROM512、RAM513などで構成されるCPU回路部510を有する。CPU回路部510は、通信IC514を介して、画像形成装置本体10側に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行う。更にCPU回路部510は、CPU回路部150からの指示に基づき、ROM512に格納されている各種プログラムを実行して角部糊付け製本機500の駆動制御を行う。
製本装置制御部517のCPU回路部510は、画像形成装置本体10或いは角部糊付け製本機500において、作動中断事象の発生により待機モードに入ったか否かを判定する。そして、待機モードに入ったと判定した場合には、以下に示す制御を行う。
制御手段としてのCPU回路部510は、シート切れやトナー切れ等のような画像形成装置本体10側での作動中断事象の発生を、この装置本体10のCPU回路部150から送信される製本動作を中断する信号の受信によって判断する。またCPU回路部510は、糊切れ等のような角部糊付け製本機500側での作動中断事象の発生を、製本機各部に配置されたセンサ類の信号に基づいて判断する。CPU回路部510は、作動中断事象の発生と判定すると、画像形成プロセスを停止する旨の信号を画像形成装置本体10のCPU回路部150に送信し、作動中断事象が解消されたと判定すると、作動中断を解除する信号をCPU回路部150に送信する。
すなわち、CPU回路部510は、画像形成装置本体10での画像形成処理、糊付け装置520による糊付け処理、及びローラ対501〜504による成果物積載部540への積載処理の進行中に作動中断事象が発生したか否かを判定する。そして、CPU回路部510は、作動中断事象が発生した(即ち、待機モードに入った)と判定した際、画像形成処理(プロセス)、糊付け処理(プロセス)、及び積載処理(プロセス)を、作動中断事象が解消されるまで一旦停止する。またCPU回路部510は、糊付け処理及び積載処理を一旦停止した際、成果物積載部540に積載された糊付け済み記録紙に対する加圧装置530の加圧処理を実行する。
製本装置制御部517にて駆動制御を行う際には、CPU回路部510に各種センサからの検出信号が取り込まれる。この各種センサとしては、反転入口センサ527、製本入口センサ505、糊付け開始センサ506、糊付け停止センサ507、製本出口センサ508がある。
CPU回路部510にはドライバ509が接続され、ドライバ509はCPU回路部510からの信号に基づきモータおよびソレノイドを駆動する。また、CPU回路部510はクラッチを駆動する。
ここで、上記モータとしては、後述するローラ対501、502の駆動源である給紙搬送モータM1、ローラ対503、504の駆動源である排紙搬送モータM2、ローラ対525の駆動源である反転搬送モータM3がある。なお、ローラ対501、502およびローラ対503、504によって搬送手段が構成されている。
給紙搬送モータM1、排紙搬送モータM2および反転搬送モータM3は、何れもステッピングモータからなり、励磁パルスレートを制御することによって各モータにより駆動するローラ対を等速で回転させたりすることができる。
また、上記ソレノイドとしては、後述する加圧装置530の作動用のソレノイド531がある。
上記クラッチとしては、クラッチCL1、クラッチCL2、クラッチCL3がある。クラッチCL1は、給紙搬送モータM1の駆動をローラ対501,502に伝達するためのものである。クラッチCL2は、排紙搬送モータM2の駆動をローラ対503,504に伝達するためのものである。クラッチCL3は、反転搬送モータM3の駆動をローラ対525に伝達するためのものである。
(角部糊付け製本機の構成)
図5は、本実施形態における角部糊付け製本機500の内部構成を示した断面図である。図5に示すように、角部糊付け製本機500は、糊付け装置520と、成果物積載部540と、加圧装置530とから構成される。糊付け装置520は、製本機内部における記録紙搬送経路のほぼ中央部に配置されている。この糊付け装置520は、製本モードとして画像形成装置本体10から排出された記録紙A、即ちローラ対501〜504により搬送経路内で搬送される次行紙以降の記録紙の上面の糊付け部に、1枚ずつ糊付け処理するように配置される。
成果物積載部540は、記録紙搬送路から記録紙が排出される部位に配置され、糊付けされた記録紙Aを積載面に積載する積載手段を構成している。加圧装置530は、成果物積載部540の製本機本体側においてこの積載部540を臨むように上方に配置され、積載後に糊付け部を加圧して接着させる。反転入口センサ526およびローラ対525は、糊付け装置520のノズル先端やローラ対502、503が位置する搬送経路に対して上方に直交する反転経路523に配置されている。これら搬送経路と反転経路523との交差部に、反転切り替えフラッパ524が配置されている。
図6は、本実施形態における一連の製本動作の流れについて説明するフローチャート、図7(a)〜(c)は、糊付け装置520の糊付け動作の概要を示す図である。
まず、糊付け製本モードが開始され、前述した画像形成プロセス(S101)を経て画像形成装置本体10から排出された記録紙Aの紙先端を製本入口センサ505が検知すると(S102)、ローラ対501、502が回転する(S103)。これにより、記録紙Aは、糊付け装置520に向けて搬送される(図7(a)参照)。この際、記録紙Aは、搬送位置基準を糊付け側(手前)にして、搬送される。
この記録紙Aが1枚目である場合には(S104)、この記録紙Aは、糊付け装置520を単に通過して、糊付けされないまま成果物積載部540へ搬送される。
糊付け装置520は、糊突出ノズル521およびノズルアクチュエータ522から構成されており、ノズルアクチュエータ522の作動で糊突出ノズル521から糊が突出される。
2枚目以降は、糊付け開始センサ506が記録紙Aの先端を検知すると(S105)、糊突出ノズル521はノズルアクチュエータ522の作動で糊を突出させ、記録紙Aの角部に糊付けを行う(S106)。この記録紙Aは、そのままローラ対502によって搬送される(図7(b)参照)。そして、糊付け停止センサ507が記録紙Aの先端を検知すると(S107)、ノズルアクチュエータ522が作動を停止し、糊突出ノズル521からの糊突出が止まる(S108)(図7(c)参照)。
反転入口センサ526が記録紙Aの後端を検知すると(S109)、反転切り替えフラッパ524が図5の実線位置から時計回り方向に切り替えられて(S110)、ローラ対525が逆転作動する(S111)。これにより、記録紙Aは図5の下方へ搬送され、ローラ対504によって成果物積載部540へ向けて搬送される。成果物積載部540には、先に送られた記録紙束Bが積載されており、記録紙Aはこれらの最上部に積載される。このように、記録紙Aの糊付け面は、反転経路523で反転されることで、成果物積載部540に積載されている先頭紙に向く側(つまり、下側)となっている。
そして、製本出口センサ508が記録紙Aの後端を検知すると(S112)、反転切り替えフラッパ524が元の位置(実線位置)へ切り替えられる(S113)。そして、積載された記録紙Aは、不図示の糊付け部を加圧装置530によって加圧される(S114)。このように加圧することによって、糊付け部の接着が確実に行われる。ここで、加圧装置530は、成果物積載部540に記録紙Aが積載される毎に、或いは、複数枚が積載される度に一回加圧するように作動制御される。
以上の流れが製本モードにおける一連の製本動作であるが、本実施形態における角部糊付け製本機500は、製本モードの他に、製本を行わずに通常の排出モードを選択的に実行することも可能である。この通常の排出モード時には、画像形成装置本体10から排出された記録紙は、ローラ対501〜504によって単に搬送されて成果物積載部540上に排出される。
(積載部における加圧手段)
図8(a)、(b)は、加圧装置530の動作を説明する側面図である。成果物積載部540に積載された記録紙束Bは、製本装置制御部517により制御されるソレノイド531の作動で、成果物積載部540に記録紙が1枚積載されるごとに又は予め設定された回数(即ち、複数枚)ごとに加圧装置530によって加圧される。これは、糊付け後に直ちに加圧すれば、糊の乾燥前に極めて有効に接着できるからであり、また、始めの方に積載された記録紙と後の方で積載された記録紙とで、糊の乾き具合による接着力の差が生じる現象を防ぎ、接着性を安定させる効果もある。
図8に示すように、加圧装置530は、ソレノイド531、加圧バネ532および加圧部533から構成されている。成果物積載部540に記録紙(記録紙束B)が積載されると、ソレノイド531の作動で記録紙の角部の糊付け部に対して加圧部533が降下し、この糊付け部516が加圧バネ532によって加圧される(図8(a)参照)。この加圧が所定時間経過すると、ソレノイド531が逆方向に作動し、加圧部533が上昇して加圧が解除される(図8(b)参照)。
図9は製本モード時に、記録紙切れや糊切れ、紙詰まりなど、又はトナー切れ、画像調整、定着調温などの作動中断事象が発生して製本動作が中断される際の作動を示すフローチャートである。
まず、糊付け製本がスタートすると、ステップS201にて、画像形成装置本体10側で記録紙Aに対し画像を形成する画像形成プロセスを実行した後、この装置本体10から排出された記録紙Aに対して糊付けする糊付けプロセスを実行する(S202)。ついで、糊付けされた記録紙Aを、反転経路523で反転してから成果物積載部540に排出・積載する積載プロセスを実行する(S203)。
この後、製本装置制御部517のCPU回路部510は、画像形成装置本体10或いは角部糊付け製本機500において、作動中断事象の発生により待機モードに入ったか否かを判定する(S204)。その結果、待機モードに入っていなければ、成果物積載部540への積載が終了したか否かを判定し(S205)、終了していなければステップS203からの処理を繰り返す。そして、ステップS205において積載が終了したと判定した場合、加圧装置530を作動させて、成果物積載部540上の記録紙束Bに対する加圧プロセスを実行し(S206)、糊付け製本を終了する。
CPU回路部510は、待機モードに入っていると判定すると(S204)、画像形成装置本体10での画像形成プロセスを停止するように信号を出力し(S207)、製本機500での糊付けプロセス及び積載プロセスを停止する(S208、S209)。引き続き、CPU回路部510は、ステップS210において、成果物積載部540に積載された糊付け済み記録紙(記録紙束B)に対する加圧装置530の加圧処理を実行する。更に、CPU回路部510は、待機モードから復帰(即ち、作動中断事象が解消)したか否かを判定し(S211)、復帰しなければステップS207〜S210を繰り返し、復帰したと判定した時点で加圧プロセスを停止し(S212)、ステップS201に進む。
以上のように本実施形態では、成果物積載部540に記録紙束Bが積載されているが、まだ一冊分は積載されていない段階で作動中断事象が発生した際、CPU回路部510は、画像形成プロセス、糊付けプロセス及び積載プロセスという一連の動作を停止する。そしてCPU回路部510は、加圧装置530により記録紙束Bへの加圧処理を実行し、糊やシートが補給されるなどで通常状態に復帰したと判断すると、加圧装置530による加圧を解除する。その後、画像形成装置本体10、糊付け装置520、成果物積載部540による一連の作動が再開される。このように、糊塗布後の記録紙が成果物積載部540に積載された状態で待機状態に移行した場合であっても、その都度加圧を行うので、待機中に加圧されないまま放置されて糊が乾燥することがない。これにより、接着力を常に安定させ、製本後の記録紙束の接着力の信頼性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、糊突出ノズル521を用いて記録紙Aに糊を突出させる糊付け装置520を例に挙げたが、これに限定されることはない。つまり、糊付け装置として、糊収納桶に糊付けローラを設置し、回転する糊付けローラの外周に糊を付着させ、糊付けローラの外周を記録紙に接触させて接触転写する装置や、スタンプの要領で記録紙に糊を転写させる装置などを用いることもできる。
本発明の実施形態に係る角部糊付け製本機が接続された画像形成装置本体の主要部の縦断面構造を示す全体構成図。 図1の画像形成システム全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図。 図1の画像形成装置本体における操作表示部を示す図。 図2に示した製本装置制御部の構成を示すブロック図。 本実施形態における角部糊付け製本機の内部構成を示した断面図。 一連の製本動作の流れを示すフローチャート。 本実施形態における角部糊付け製本機による糊付け動作を段階的に説明するための断面図。 加圧装置の動作を説明する側面図。 作動中断事象の発生により糊付け製本を中断して加圧する際の一連の動作の流れを示すフローチャート。
符号の説明
10 画像形成装置本体
500 製本装置(角部糊付け製本機)
501,502,503,504 搬送手段(ローラ対)
510 制御手段(CPU回路部)
520 糊付け手段(糊付け装置)
530 加圧手段(加圧装置)
540 積載手段(成果物積載部)
A シート(記録紙)
B シート(記録紙束)

Claims (2)

  1. 製本対象である複数のシートを順次搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されたシートを順次積載する積載手段と、前記積載手段に搬送される各シートに糊付け処理する糊付け手段と、前記積載手段に積載されたシートを加圧して製本する加圧手段と、を備える製本装置において、
    前記糊付け手段による糊付け処理、及び前記搬送手段による前記積載手段への積載処理の進行中に作動中断事象が発生したと判定した場合、前記糊付け処理及び前記積載処理を前記作動中断事象が解消されるまで一旦停止すると共に、前記積載手段に積載された糊付け済みシートに対する前記加圧手段の加圧処理を実行させる制御手段を備える、
    ことを特徴とする製本装置。
  2. 画像形成装置に接続され、前記画像形成装置から排出されたシートを糊付け製本してなる、
    請求項1記載の製本装置。
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