JP2007276401A - 画像形成システム - Google Patents

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Satoyuki Miyake
聡行 三宅
Manabu Yamauchi
学 山内
Naoto Watanabe
直人 渡辺
Takayuki Fujii
隆行 藤井
Shunsuke Nishimura
俊輔 西村
Takeshi Oka
雄志 岡
Takashi Yokoya
貴司 横谷
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Abstract

【課題】複数の用紙処理装置に対する動作制御用プログラムのダウンロードの所要時間を短縮することができる画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成装置本体10のCPU回路部150と、フィニッシャ装置400及びスタッカ装置500のCPU回路部700とがネットワークで接続されている。また、インサータ800及びパンチ装置900のCPU回路部750が、CPU回路部700のオプション制御部705と接続されている。画像形成装置本体10は、フィニッシャ装置400がインサータ800に動作制御用プログラムをダウンロードしている間に、これと並行してスタッカ装置500に動作制御用プログラムをダウンロードする。
【選択図】図6

Description

本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置と、画像形成装置に接続され、用紙を読み取り部に搬送し、あるいは仕分けやステイプルなどの後処理を行う用紙処理装置とを備える画像形成システムに関する。
上記画像形成システムでは、通常、複数の用紙処理装置ごとに制御プログラム(動作制御用プログラム)情報を記憶する記憶装置(ROM)を持ち、それぞれ用紙処理装置のROMに記憶された制御プログラム情報により、画像形成システムの制御を行っている。
従来、複数の用紙処理装置のROMに対して制御プログラムの更新を行う場合、更新を行う用紙処理装置の制御プログラムをハードディスク装置等に一括して保存し、接続された用紙処理装置の更新を順次行うものがある(特許文献1参照)。
ここで、用紙処理装置に、さらにオプション装置、例えば後述するインサータやパンチ装置が接続されている場合がある。このようなオプション装置を有する用紙処理装置の制御プログラムを更新する場合、まず、画像形成装置から用紙処理装置に制御プログラムを転送し、それが終わったら、オプション装置に制御プログラムを転送する。
特開2003−345599号公報
従って、用紙処理装置がオプション装置を有する場合、オプション装置のダウンロードが完了するまでに時間がかかり、他の用紙処理装置のダウンロードは開始できない。そのため、全ての用紙処理装置のダウンロードに要する時間が直列に加算され、画像形成システム全体のダウンロードが完了するまでに費やす時間が大きくなるという問題があった。
本発明の目的は、複数の用紙処理装置に対する動作制御用プログラムのダウンロードの所要時間を短縮することができる画像形成システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成システムは、画像形成装置本体と複数の用紙処理装置とがネットワークを介して接続され、かつ、任意の前記用紙処理装置はオプション装置を備える画像形成システムにおいて、前記画像形成装置本体は、前記用紙処理装置を制御する本体側制御手段と、前記用紙処理装置用及び前記オプション装置用の動作制御用プログラムを記憶する本体側記憶手段とを備え、前記用紙処理装置は、前記ネットワークを通じて前記本体側制御手段と接続される処理装置側制御手段と、自身の前記動作制御用プログラム及び備えられている前記オプション装置用の前記動作制御用プログラムを記憶する処理装置側記憶手段とを備え、前記本体側制御手段は、前記オプション装置を備える前記用紙処理装置に、両者の前記動作制御用プログラムをダウンロードする機能を有し、前記処理装置側制御手段は、備えられている前記オプション装置用の前記動作制御用プログラムを前記オプション装置にダウンロードする機能を有し、前記本体側制御手段は、前記処理装置側制御手段が前記動作制御用プログラムを前記オプション装置にダウンロードするのと並列に、他の前記用紙処理装置に前記動作制御用プログラムをダウンロードする機能を有することを特徴とする。
本発明の画像形成システムによれば、本体側制御手段は、処理装置側制御手段が動作制御用プログラムをオプション装置にダウンロードするのと並列に他の用紙処理装置に動作制御用プログラムをダウンロードする機能を有する。即ち、本体側制御手段と1つの処理装置側制御手段がホストとなって並列にダウンロードを実行する。その結果、複数の用紙処理装置に対する動作制御用プログラムのダウンロードの所要時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を概略的に示す図である。
図1において、画像形成システムは、画像形成装置本体10と、複数の用紙処理装置、具体的にはフィニッシャ装置400、スタッカ装置500とから構成されている。また、フィニッシャ装置400は、オプション装置としてインサータ800を有し、スタッカ装置500は、オプション装置としてパンチ装置900を有している。
ここで、パンチ装置900は独立した用紙処理装置としても扱うことができるが、本実施の形態ではオプション装置として扱う。
画像形成装置本体10は、上部に原稿給装装置100と操作表示装置600を搭載している。操作表示装置600は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有する。
画像形成装置本体10は、原稿から画像を読み取るイメージリーダ200及び読み取った画像を用紙上に形成するプリンタ350を備えている。フィニッシャ装置400は、画像形成装置本体10において画像が形成された用紙に挿入するための表紙、合紙などの特殊用紙を給送するインサータ800を備えている。また、スタッカ装置500の前段には、画像形成装置本体10から搬送される用紙に対して穿孔処理を行うパンチ装置900を備えている。
各部の構成を詳述すると、画像形成装置本体10のイメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を、先頭頁から順に1枚ずつ図1左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から流し読み取り位置を経て右へ搬送する。そして、その後、この原稿を外部の排紙トレイ112に向けて排出する。
この原稿がプラテンガラス102上の流し読み取り位置を左から右へ向けて通過するときに、原稿画像が、流し読み取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読み取られる。この読み取り方式は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方式である。
具体的には、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、原稿の読取面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように、流し読み取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読み取り走査が行われる。
即ち、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りを行う。
光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、プリンタ350の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
尚、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読み取り方式は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方式である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置し、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。即ち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ350の露光制御部110は、イメージリーダ200から入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力する。該レーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
ここで、露光制御部110は、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。
一方、プリンタ350内に装備されている上カセット114あるいは下カセット115からピックアップローラ127、128により給紙された用紙は、給紙ローラ129、130によりレジストローラ126まで搬送される。
用紙の先端がレジストローラ126まで達したところで、レジストローラ126を任意のタイミングで駆動し、且つ、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、用紙を感光ドラム111と転写部116との間に搬送する。感光ドラム111に形成された現像剤像は、給紙された用紙上に転写部116により転写される。
現像剤像が転写された用紙は、定着部117に搬送され、定着部117は、用紙を加熱及び加圧することによって現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通過した用紙は、フラッパ121及び排出ローラ118を経てプリンタ350から画像形成装置本体外部のパンチ装置900に向けて排出される。
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過した用紙をフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導く。そして、その用紙の後端がフラッパ121を通過した後に、用紙をスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ350から排出する。
この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成するときまたはコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように、先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
また、手差給紙部125からOHP用紙などの硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成するときには、用紙を反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
更に、用紙の両面に画像形成を行う両面記録モードが設定されている場合には、用紙を、フラッパ121の切換動作により反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送する。そして、両面搬送パス124へ導かれた用紙を上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御が行われる。画像形成装置本体10のプリンタ350から排出された用紙は、パンチ装置900に送られる。
図2は、図1における用紙処理装置の詳細構成を示す図である。
図2において、パンチ装置900は、画像形成装置本体10から排出された用紙を受け取る。そして、用紙に対してパンチ処理の指定があれば、搬送ローラ901乃至903により用紙を所定の穿孔位置まで搬送後に停止し、穿孔ユニット910により、用紙の後端に穿孔処理を行う。
穿孔処理後、搬送ローラ902、903により用紙の搬送を再開し、スタッカ装置500へ送る。パンチ処理の指定がなければ、用紙を搬送ローラ901乃至903によりスタッカ装置500へ搬送する。
スタッカ装置500は、パンチ装置900から排出された用紙を受け取る。そして、用紙の排出先が自身の装置であれば、図示しないフラッパの切換動作により搬送ローラ501で搬送される用紙をスタックパス522に導き、排紙ローラ505で排紙トレイ550上へ用紙を排出する。排紙トレイ550は昇降動作を行い、排紙ローラ505に対して排紙トレイ550上に積載された用紙上面の高さが一定になるように制御される。
パンチ装置900から排出された用紙の排出先が自身の装置でなく、フィニッシャ装置400の場合は、図示しないフラッパの切換動作により搬送ローラ501で搬送される用紙を搬送パス521に導く。そして、用紙を、搬送ローラ502、503、504で搬送しフィニッシャ装置400へ送る。
フィニッシャ装置400は、スタッカ装置500から排出された用紙を受け取り、搬送ローラ401、402で処理トレイ430上へ排出する。一枚毎に受け取った用紙を順次処理トレイ430へ積載した後、図示しない整合手段により用紙の搬送方向と搬送方向と垂直する方向に用紙を揃えて用紙束を一括して積載トレイ450上へ排出する。
用紙束は、束排紙ローラ405a、405bで挟持され、束排紙ローラ405a、405bの回転駆動がされることで、処理トレイ430から積載トレイ450へ排出される。束排紙ローラ405aは、束排出時下降し、束排出時以外は上昇するように制御される。
処理トレイ430には、ステイプラ431が設けられており、後処理(用紙処理)に綴じモードが設定されていた場合には、ステイプラ431により綴じ処理を行った後、用紙束を処理トレイ430から積載トレイ450へ排出する。
積載トレイ450は昇降動作を行い、処理トレイ430の排紙口と積載トレイ450上に積載された用紙上面の高さが一定になるように制御される。
また、フィニッシャ装置400に接続されたインサータ800のトレイ801は、画像形成装置本体10からフィニッシャ装置400に搬送される用紙束に挿入するための表紙、合紙などの特殊用紙を積載する。
特殊用紙は、トレイ801から搬送ローラ802により給紙され、搬送ローラ803によりフィニッシャ装置400へ給送される。フィニッシャ装置400に搬送された用紙は搬送ローラ411、412により処理トレイ430へ搬送され、画像形成装置本体10で画像形成された用紙束に挿入される。
図3は、図1における画像形成装置本体の制御を司るコントローラのブロック構成を概略的に示す図である。
図3において、コントローラはCPU回路部150を有し、CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152、ハードディスク(HDD)153を内蔵する。
そして、CPU回路部150は、ROM151に格納されている制御プログラムにより各ブロック101,201,202,209,304,501,601を総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。HDD153は、画像データなど各種大容量のデータを格納することができる。
原稿給送装置制御部101は、原稿給送装置100をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部201は、スキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
画像信号制御部202は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部304に出力する。この画像信号制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制御部304は、入力されたビデオ信号に基づき露光制御部110を駆動する。
用紙処理装置制御部(後処理装置制御部)501は、操作表示装置600で設定された後処理に関する各種設定に応じたCPU回路部150からの信号に基づきネットワークを介して通信を行い、フィニッシャ装置400やスタッカ装置500の制御を総括的に行う。
操作表示装置制御部601は、操作表示装置600とCPU回路部150との間で情報のやり取りを行う。操作表示装置600は、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
CPU回路部150は、外部インターフェース209を介して外部のコンピュータ210からの、例えば印刷指示命令などが入力される。
図4は、図1における用紙処理装置のうちフィニッシャ装置とスタッカ装置の制御を司るコントローラのブロック構成を概略的に示す図である。
図4において、コントローラはCPU回路部700を有し、CPU回路部700は、CPU(図示せず)、ROM(1)701、ROM(2)702、RAM703及びオプション制御部705を内蔵している。
ROM(1)701には後述するダウンロード制御用プログラムが格納され、ROM(2)702に格納されている動作制御用プログラムにより、モータ、センサなどの各種負荷704を総括的に制御する。
RAM703は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。通常、ダウンロードを行っていない時は、ROM(2)702のみで動作を行っている。
上述したように、用紙処理装置は、ネットワークを介して画像形成装置本体10の用紙処理装置制御部501と接続されており、受信した通信データに応じて制御を行う。図4に示すように、画像形成装置本体10と、フィニッシャ装置400及びスタッカ装置500とは並列に接続されており、各装置は他の全ての装置と通信できる構成となっている。
フィニッシャ装置400とスタッカ装置500とで、モータ、センサなどの各種負荷704は異なるが、CPU回路部700のROM(1)701、ROM(2)702、RAM703、用紙処理装置制御部501との通信部は同一の構成となっている。
図5は、図1におけるインサータとパンチ装置の制御を司るコントローラのブロック構成を概略的に示す図である。
図5において、コントローラはCPU回路部750を有し、CPU回路部750は、CPU(図示せず)、ROM(1)751、ROM(2)752、RAM753を内蔵している。
ROM(1)751には後述するダウンロード制御用プログラムが格納され、ROM(2)752に格納されている動作制御用プログラムによりモータ、センサなどの各種負荷754を総括的に制御する。
RAM753は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。通常、ダウンロードを行っていない時は、ROM(2)752のみで動作を行っている。
インサータ800及びパンチ装置900は、用紙処理装置制御部501と接続されておらず、それぞれフィニッシャ装置400及びスタッカ装置500のオプション制御部705と接続されており、それぞれ接続された装置と通信可能となっている。
インサータ800とパンチ装置900でモータ、センサなどの各種負荷754は異なるが、CPU回路部750のROM(1)751、ROM(2)752、RAM753、CPU回路部700のオプション制御部705との通信部は同一の構成となっている。
図6は、図1の画像形成装置のネットワーク接続状態を概略的に示す図である。
図6において、画像形成装置本体10のCPU回路部150と、フィニッシャ装置400及びスタッカ装置500のCPU回路部700とがネットワークで接続されている。また、インサータ800及びパンチ装置900のCPU回路部750が、CPU回路部700のオプション制御部705と接続されている。
フィニッシャ装置400及びスタッカ装置500のROM(2)702に格納されている動作制御用プログラム、インサータ800及びパンチ装置900のROM(2)752に格納されている動作制御用プログラムを書き換える方法について説明する。
まず、フィニッシャ装置400のみの動作制御用プログラムを書き換える場合について、図7に基づいて説明する。
外部インターフェース209を介して、コンピュータ210からフィニッシャ装置400の動作制御用プログラム(以下、ファームウエア)を画像形成装置本体10へ転送する。転送されたファームウエアは、外部インターフェース209を介してCPU回路部150のHDD153に一旦格納される。HDD153にファームウエアの格納が終了すると、用紙処理装置制御部501とフィニッシャ装置400のCPU回路部700とでネットワークを介して通信を開始する。
最初にファームウエアのダウンロードを開始することをフィニッシャ装置400へ通知する(1000)。この時、フィニッシャ装置400は、ROM(2)702のファームウエアで通信を含めた動作を行っており、ROM(2)702を書き換える準備を行う。処理としては、ROM(2)702での制御を停止し、ROM(1)701に格納されたプログラムでの制御に切り換える。
ROM(1)701に格納されたプログラムでは、まずROM(2)702のデータの消去を行い、全データの消去が終了すると、ROM(2)702への書き込み準備が終了し、画像形成装置本体10へダウンロード開始応答を通知する(1001)。
次に、画像形成装置本体10は、HDD153に格納されたフィニッシャ装置400のファームウエアの送信を開始する(1010)。この時、データは所定サイズ毎に分割されたブロックで送信される。
フィニッシャ装置400は、データを受信すると受信データをROM(2)702へ書き込み、書き込みが終了した時点で画像形成装置本体10へ書き込み終了を通知する(1011)。
ROM(2)702へ書き込むファームウエアは、複数回に分割されてフィニッシャ装置400へ送信される。このことから、上記データ送信と終了通知を必要回数繰り返し行い(1012、1013)、最後のデータ送信(1014)が行われた後、書き込み終了の通知が行われる(1015)とダウンロード終了通知(1100)が通知される。
フィニッシャ装置400は、ダウンロード終了通知(1100)に基づき、ROM(1)701での制御を終了し、書き込み終了したROM(2)702のファームウエアでの制御に切り換え、ダウンロード終了応答を画像形成装置本体10へ通知する(1101)。
次に、フィニッシャ装置400、スタッカ装置500、インサータ800及びパンチ装置900のファームウエアを書き換える場合について、図8に基づいて説明する。
上述したフィニッシャ装置400のみの場合と同様に、コンピュータ210から外部インターフェース209を介して、フィニッシャ装置400とスタッカ装置500、インサータ800及びパンチ装置900のファームウエアが画像形成装置本体10へ転送される。
転送された各ファームウエアはHDD153に格納される。各ファームウエアの格納が終了すると、画像形成装置本体10は接続順序で画像形成装置本体10から最も遠い位置に接続されている用紙処理装置からファームウエアの書き換えを行う。
本実施の形態では、画像形成装置本体10は、フィニッシャ装置400及びインサータ800のファームウエアの書き換えから開始する。画像形成装置本体10とフィニッシャ装置400との間の処理は、上述したフィニッシャ装置400のみの場合と同様に、まず、ダウンロードを開始することをフィニッシャ装置400へ通知する(2000)。
次いで、フィニッシャ装置400がROM(2)702での制御を停止し、ROM(1)701のプログラムに制御を切り換えた後、ROM(2)702の全データの消去が終了すると、画像形成装置本体10へダウンロード開始応答が通知される(2001)。
インサータ800は、画像形成装置本体10とはフィニッシャ装置400を介して接続しているため、直接通信することはできない。インサータ800のダウンロードはフィニッシャ装置400を介して行う。
画像形成装置本体10は、HDD153に格納されたフィニッシャ装置400及びインサータ800のファームウエアの送信を開始する(2010)。フィニッシャ装置400は受信データをROM(2)702へ書き込み、書き込みが終了すると画像形成装置本体10へ書き込み終了が通知される(2011)。ここでは、インサータ800のファームウエアもフィニッシャ装置400のROM(2)702へ書き込んだが、インサータ800のファームウエアデータはRAM703に書き込んでもよい。
上記データ送信が必要回数繰り返し行われ、最後のデータ送信(2012)が行われた後、書き込み終了の通知が行われる(2013)と、ダウンロード終了要求(2100)が通知される。
フィニッシャ装置400は、ダウンロード終了通知(2100)に基づき、ROM(1)701での制御から書き込み終了したROM(2)702のファームウエアでの制御に切り換わり、ダウンロード終了応答が画像形成装置本体10へ通知される(2101)。
画像形成装置本体10は、ダウンロード終了応答受信後、フィニッシャ装置400に対して、ダウンロード実行要求を送信(2110)し、フィニッシャ装置400に対してインサータ800のダウンロードを開始させる。そして同時に、スタッカ装置500とパンチ装置900に対するダウンロードも開始する。スタッカ装置500とパンチ装置900に対するダウンロード処理についてはインサータ800のダウンロードの後に述べる。
フィニッシャ装置400は、ダウンロード実行要求を受信すると、インサータ800のファームウエアの書き換えを開始する。インサータ800に対してダウンロード開始要求を通知し(2200)、インサータ800がROM(2)752での制御を停止し、ROM(1)751のプログラムに制御を切り換える。
ROM(2)752の全データの消去が終了すると、フィニッシャ装置400へダウンロード開始応答が通知される(2201)。フィニッシャ装置400のROM(2)702に格納されたインサータ800のファームウエアデータの送信を開始し(2210)、インサータ800は受信データをROM(2)752へ書き込む。書き込みが終了するとフィニッシャ装置400へ書き込み終了が通知される(2211)。
上記データ送信が必要回数繰り返し行われ、最後のデータ送信(2212)が行われた後、書き込み終了の通知が行われる(2213)とダウンロード終了要求(2300)が通知される。インサータ800は、ダウンロード終了要求(2300)に基づき、ROM(1)751での制御から、書き込み終了したROM(2)752のファームウエアでの制御に切り換わり、ダウンロード終了応答がフィニッシャ装置400へ通知される(2301)。
フィニッシャ装置400は、インサータ800からダウンロード終了応答を受け取ると(2301)、画像形成装置本体10に対してダウンロード実行応答を返す(2111)。
画像形成装置本体10は、フィニッシャ装置400がインサータ800に対してダウンロード処理を行っている間、スタッカ装置500とパンチ装置900に対するダウンロード処理を開始する。
画像形成装置本体10とスタッカ装置500との間の処理は、上述した画像形成装置本体10とフィニッシャ装置400との間の処理と同様であり、まず、ダウンロードを開始することをスタッカ装置500へ通知する(2400)。
スタッカ装置500は、ROM(2)702での制御を停止し、ROM(1)701のプログラムに制御を切り換えた後、ROM(2)702の全データの消去が終了すると、画像形成装置本体10へダウンロード開始応答が通知される(2401)。
更に、画像形成装置本体10は、HDD153に格納されたスタッカ装置500及びパンチ装置900のファームウエアの送信を開始し(2410)、スタッカ装置500は、受信データをROM(2)702へ書き込む。
書き込みが終了すると画像形成装置本体10へ書き込み終了が通知される(2411)。ここでは、パンチ装置900のファームウエアもスタッカ装置500のROM(2)702へ書き込んだが、パンチ装置900のファームウエアデータはRAM703に書き込んでもよい。
上記データ送信が必要回数繰り返し行われ、最後のデータ送信(2412)が行われた後、書き込み終了の通知が行われる(2413)と、ダウンロード終了要求(2500)が通知される。スタッカ装置500は、ダウンロード終了要求通知(2500)に基づき、ROM(1)701での制御から、書き込み終了したROM(2)702のファームウエアでの制御に切り換わり、ダウンロード終了応答が画像形成装置本体10へ通知される(2501)。
画像形成装置本体10は、ダウンロード終了応答受信後、スタッカ装置500に対して、ダウンロード実行要求を通知(2112)し、スタッカ装置500に対してパンチ装置900のダウンロードを開始させる。
スタッカ装置500は、ダウンロード実行要求を受信すると、パンチ装置900のファームウエアの書き換えを開始する。パンチ装置900に対してダウンロード開始要求を通知し(2600)、パンチ装置900がROM(2)752での制御を停止し、ROM(1)751のプログラムに制御を切り換える。
ROM(2)752の全データの消去が終了すると、スタッカ装置500へダウンロード開始応答が通知される(2601)。スタッカ装置500のROM(2)752に格納されたパンチ装置900のファームウエアデータの送信を開始し(2610)、パンチ装置900は受信データをROM(2)752へ書き込む。書き込みが終了するとスタッカ装置500へ書き込み終了が通知される(2611)。
上記データ送信が必要回数繰り返し行われ、最後のデータ送信(2612)が行われた後、書き込み終了の通知が行われる(2613)と、ダウンロード終了要求(2700)が通知される。パンチ装置900は、ダウンロード終了要求(2700)に基づき、ROM(1)751での制御から、書き込み終了したROM(2)752のファームウエアでの制御に切り換わり、ダウンロード終了応答がスタッカ装置500へ通知される(2701)。
スタッカ装置500は、パンチ装置900からダウンロード終了応答を受け取ると(2701)、画像形成装置本体10に対してダウンロード実行応答を返す(2113)。
画像形成装置本体10は、フィニッシャ装置400からのダウンロード終了応答及びダウンロード実行応答と、スタッカ装置500から通知されるダウンロード終了応答及びダウンロード実行応答を受ける。この時点で、全ての用紙処理装置に対するダウンロードが終了したと判断する。
図8の処理によれば、画像形成装置本体10は、フィニッシャ装置400がインサータ800に動作制御用プログラムをダウンロードしている間に、これと並行してスタッカ装置500に動作制御用プログラムをダウンロードすることができる。従ってダウンロード時間の短縮を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を概略的に示す図である。 図1における用紙処理装置の詳細構成を示す図である。 図1における画像形成装置本体の制御を司るコントローラのブロック構成を概略的に示す図である。 図1における用紙処理装置のうちフィニッシャ装置とスタッカ装置の制御を司るコントローラのブロック構成を概略的に示す図である。 図1におけるインサータと、用紙処理装置のうちパンチ装置の制御を司るコントローラのブロック構成を概略的に示す図である。 図1の画像形成装置のネットワーク接続状態を概略的に示す図である。 図6におけるフィニッシャ装置のダウンロード動作を説明する図である。 図6の画像形成システム全体のダウンロード動作を説明する図である。
符号の説明
10 画像形成装置本体
110 原稿給送装置
150 CPU回路部
151 ROM
152 RAM
153 ハードディスク(本体側記憶手段)
210 コンピュータ(ホスト装置)
350 プリンタ
400 フィニッシャ装置(用紙処理装置)
500 スタッカ装置(用紙処理装置)
150 CPU回路部(本体側制御手段)
700 CPU回路部(処理装置側制御手段)
702 ROM(2)(処理装置側記憶手段)
705 オプション制御部
750 CPU回路部
752 ROM(2)
800 インサータ(オプション装置)
900 パンチ装置(オプション装置)

Claims (3)

  1. 画像形成装置本体と複数の用紙処理装置とがネットワークを介して接続され、かつ、任意の前記用紙処理装置はオプション装置を備える画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置本体は、前記用紙処理装置を制御する本体側制御手段と、前記用紙処理装置用及び前記オプション装置用の動作制御用プログラムを記憶する本体側記憶手段とを備え、
    前記用紙処理装置は、前記ネットワークを通じて前記本体側制御手段と接続される処理装置側制御手段と、自身の前記動作制御用プログラム及び備えられている前記オプション装置用の前記動作制御用プログラムを記憶する処理装置側記憶手段とを備え、
    前記本体側制御手段は、前記オプション装置を備える前記用紙処理装置に、両者の前記動作制御用プログラムをダウンロードする機能を有し、
    前記処理装置側制御手段は、備えられている前記オプション装置用の前記動作制御用プログラムを前記オプション装置にダウンロードする機能を有し、
    前記本体側制御手段は、前記処理装置側制御手段が前記動作制御用プログラムを前記オプション装置にダウンロードするのと並列に、他の前記用紙処理装置に前記動作制御用プログラムをダウンロードする機能を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記用紙処理装置は、フィニッシャ装置とスタッカ装置であり、前記オプション装置は、インサータとパンチ装置であることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記本体側記憶手段に記憶される前記用紙処理装置用及び前記オプション装置用の動作制御用プログラムは、外部のホスト装置からダウンロードされることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
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JP2012194556A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Toshiba Corp 画像形成装置及びファームウェア変更方法
JP2015003460A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム

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