JP2015003460A - 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷装置に記憶された情報を更新している場合でも、シート処理を受け付けて実行するできる仕組みを提供する。【解決手段】印刷処理を行う印刷手段と、シート処理を行うシート処理手段と、更新すべき情報を取得する取得手段と、取得した情報に基づいて、記憶された情報を更新する更新手段と、更新すべき情報に前記シート処理手段に関わる情報が含まれているかどうかを判断する判断手段と、更新すべき情報に前記シート処理手段に関わる情報が含まれていないと判断した場合、前記更新手段による前記情報の更新中、前記シート処理手段によるシート処理を受け付ける受付手段と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、ステイプル等の後処理を行う後処理装置を備える印刷装置は、印刷装置自身が画像を印刷したシートを後処理装置へ1枚ずつ搬送し、後処理装置上のトレイに積載してから後処理を実行する形態が一般的である。
また、特許文献1には、ユーザによってフィニッシャの処理トレイに挿入されたシートに対して、ステイプルを行う印刷装置が記載されている。このような機能をマニュアルステイプル機能という。
一方、複合機のように複数のデバイスが連携して動作するような機器においては、次のように制御するものがある。ソフトウェアアップデートの際に、一度システムをシャットダウンさせ、同システムのソフトウェアウェアアップデートのための起動モードで起動し、同システムや複数デバイスのソフトウェアアップデートを行うものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、大規模なソフトウェアにおいては、プログラムを一つ以上のまとまりに分割して管理することで、差分によるソフトウェアアップデートの実現が可能になっている(例えば、特許文献3参照)。これにより、更新データの転送時間を削減することができ、ソフトウェアアップデート処理時間を短くすることができる。
特開2005−206298号公報 特開2008−282090号公報 特開2006−178881号公報
印刷装置のような、複数のデバイスが連携して動作するシステムの場合、本体を構成するメインシステムと他のデバイスのソフトウェアアップデートを一括して実施するケースがある。その際、メインシステムが他デバイスと通信できなくなってしまうことから、ソフトウェアアップデート中は印刷装置の機能を停止させる必要があった。その場合、フィニッシャがマニュアルステイプルのような機能を有していた場合も、そのような機能が使えなくなる時間、すなわちダウンタイムが発生する。このダウンタイムが長くなってしまうことは、利用者の利便性を失うこととなる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、印刷装置に記憶された情報を更新している場合でも、シート処理を受け付けて実行できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の印刷装置は以下に示す構成を備える。
印刷処理を行う印刷手段と、シート処理を行うシート処理手段と、更新すべき情報を取得する取得手段と、取得した情報に基づいて、記憶された情報を更新する更新手段と、更新すべき情報に前記シート処理手段に関わる情報が含まれているかどうかを判断する判断手段と、更新すべき情報に前記シート処理手段に関わる情報が含まれていないと判断した場合、前記更新手段による前記情報の更新中、前記シート処理手段によるシート処理を受け付ける受付手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置に記憶された情報を更新している場合でも、シート処理を受け付けて実行できる。
印刷装置の構成をするブロック図である。 図1に示した印刷装置の構成を説明する断面図である。 図1に示したフィニッシャ部の外観を示す斜視図である。 制御部のCPUが実行するソフトウェアの構成を説明するブロック図である。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す印刷装置の構成をするブロック図である。本例は、プリント機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を備える複合機(MFP(Multi Function Printer))を例とするが、SFPとしての印刷装置にも適用可能である。本実施形態では、印刷装置が印刷処理を行うプリンタ部と、シート処理を行うフィニッシャ部と、原稿を読み取るスキャナ部と、ファクシミリ通信を行うFAX受信プリント部とを備える印刷装置を例とする。
図1において、制御部110は、印刷装置100全体を制御するための構成である。制御部110は、印刷装置100を制御するための構成として、以下に示すものを含む。
CPU111は、ROM112に記憶された制御部110用のプログラムをRAM113に読出して実行する。また、ROM112には、ライセンスや機器構成情報、ソフトウェアバージョンといった、機器情報も記憶されている。
ハードディスクドライブ(HDD)114は、ネットワークI/F120を介してPC182から受信した印刷データを記憶する。なお、CPU111により実行されるプログラムには、プリント用アプリケーションプログラムが含まれる。そして、このプリント用アプリケーションプログラムにより、HDD114に記憶された印刷データがプリンタ部140によるプリントが可能な画像データに変換される。
そして、HDD114には、プリンタ部140によるプリントが可能な画像データも記憶される。また、CPU111により実行されるプログラムには、スキャン用アプリケーションプログラムが含まれる。そして、このスキャン用アプリケーションプログラムにより、スキャナ部150により画像データが読み取られるとともに、読み取られた画像データがHDD114に転送される。そして、HDD114には、読み取られた画像データが記憶される。
イメージ解析ボード115は、スキャナ部150で読み取られた画像データを解析し、
複写禁止情報等を読み取ることで、プリンタ部140への出力の可否等の指示をCPU111に伝達するためのハードウェアである。
操作部I/F116は、操作部130を介して印刷装置100の使用者により入力される指示をCPU111に伝達するためのI/Fである。また、操作部I/F116は、操作部130に表示される内容を切替えるための処理内容をCPU111から受信して操作部130に伝達する。なお、操作部130は、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボードなどが備えられ、使用者の指示を受け付ける。
プリンタI/F117は、制御部110とプリンタ部140を接続するためのインターフェースである。ここで、プリンタ部140は、プリンタI/F117を介してHDD114から転送される画像データに基づいて記録媒体上にプリントを行う。
また、フィニッシャ部170は、プリンタ部140によりプリントが行われた記録媒体に対して各種のフィニッシング処理(後処理、シート処理ともいう。)を行うものである。フィニッシング処理とは、例えば、シートに対するステイプル処理、シートへのパンチ処理(穿孔処理)、中綴じ製本処理、等である。
スキャナI/F118は、制御部110とスキャナ部150を接続するためのインターフェースである。ここで、スキャナ部150(画像データを入力する入力手段)は、原稿上の画像をCCD(ChargeCoupledDevice)等により構成されるラインセンサを用いて画像データとして読み取るものである。そして、スキャナ部150は、読み取った画像データをスキャナI/F118を介してHDD114へ転送する。HDD114へ転送され、記憶された画像データは、前述したプリンタ部140によりプリントすることが可能であり、スキャナ部150により読み取った画像データをプリンタ部140によりプリントすることにより、複写(コピー)処理が可能となる。
USB−HostI/F119は、制御部110とUSB−FAX部160を接続するためのインターフェースである。ここで、USB−FAX部160は、USB−HostI/F118を介してHDD114から転送される画像データに基づいてFAX回線185を介したFAX送信を行う。また、USB−FAX部160は、FAX回線185を介して受信するデータに基づいて画像データを生成し、USB−HostI/F119を介してHDD114に画像データを転送する。なお、HDD114に記憶された画像データは、前述したようにプリンタ部140により記憶媒体へプリントされる。なお、USB−HostI/F119は、外部USBデバイス184とも接続可能である。外部USBデバイス184は、USBメモリやUSBキーボードなどが例として挙げられる。
ネットワークI/F120は、制御部110をLAN181に接続し、LAN上のPC182との通信を行う。PC182は印刷装置100とLAN181で接続され、印刷装置100に対して、印刷データの送信、WEBブラウザ経由での機器の操作等が可能である。
プリンタ部140、スキャナ部150、USB−FAX部160、フィニッシャ部170はそれぞれCPU141、151、161、171、ROM142、152、162、172を持っている。これらはCPU111やROM112ほど規模は大きくはないが、それぞれのCPUがROMに格納されたプログラムを読み込んで、デバイスの制御や、他デバイスとの通信を行う。ソフトウェアバージョンアップ時には、これらのROM142、152、162、172に記憶されたプログラムもバージョンアップ対象となり得る。
図2は、図1に示した印刷装置100の構成を説明する断面図である。
図2に示すスキャナ部150において、原稿給紙ユニット(フィーダ)250は、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出トレイ219に排出するものである。
原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214,215,216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られる。
CCD218から出力される画像データは、所定の処理が施された後、制御部110へ転送される。以下、プリンタ部140について説明する。
図2に示すプリンタ部140において、321はレーザドライバで、レーザ発光部322を駆動するものであり、制御部110から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部322に発光させる。このレーザ光は感光ドラム323に照射され、感光ドラム323にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム323の潜像の部分には現像器324によって現像剤が付着される。
また、プリンタ部140は給紙ユニットとして、それぞれ引き出し状の形状をしたカセット311,カセット312,カセット313,カセット314を有している。それぞれ給紙カセットを引き出し、そのカセットに用紙を補給し、カセットを閉めることによって、用紙補給を行っている。
プリンタ部140は、カセット311、312,313,314のいずれかから記録紙を給紙し、転写部325へ搬送路331によって搬送する。転写部325では感光ドラム323に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は搬送ベルト326によって、定着部327に搬送され、定着部327の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着される。その後、定着部327を通過した記録紙は搬送路335、搬送路334を通り、排出される。あるいは、印字面を反転して排出する場合には、搬送路336、搬送路338まで導かれ、そこから記録紙を逆方向に搬送し、搬送路337、搬送路334を通る。
また、両面記録が設定されている場合は、定着部327を通過したあと、搬送路336からフラッパ329によって、搬送路333に記録紙は導かれ、その後記録紙を逆方向に搬送し、フラッパ329によって、搬送路338、再給紙搬送路332へ導かれる。再給紙搬送路332へ導かれた記録紙は上述したタイミングで搬送路331を通り、転写部325へ給紙される。片面、両面記録にかかわらず、搬送路334より排出された記録紙はフィニッシャ部170へ搬送される。
搬送された記録紙は、まずバッファユニット501へ送られる。ここでは、場合に応じて搬送されてきた記録紙をバッファローラに巻きつけてバッファリングする。例えば、この下流で行われるステイプル等処理に時間がかかる場合は、このバッファユニットを利用することによって本体から搬送されてくる記録紙の搬送速度を一定に保つことができ、スループットの向上に役立たせることが可能である。そして、記録紙はこの後上流排出ローラ対502、下流排出ローラ対503で排出口510を経由し排出トレイ507に排出される。また、ステイプルモードの場合は、上流排出ローラ対502で搬送され記録紙後端がこれを抜けた直後、ローレットベルト504によって引き戻され、スタックトレイ505に排出される。
そして、所定の枚数分記録紙が積載されたあと、ステイプルユニット506によってステイプル処理が行われた後に、下流排出ローラ対503により排出トレイ507に排出される。また、シフトソート時にはスタックトレイに積まれた用紙を左右にずらし、排出トレイ507に排出することによって、部の切れ目を表現する。
通常のステイプルは搬送路334より排出された記録紙をスタックトレイ505に積載した後ステイプルする。それとは別にユーザが紙束をスタックトレイ505に挿入し、紙束検知センサ526が紙束を検知すると、スタックトレイ505の紙束に対してステイプルユニット506でステイプルするマニュアルステイプルモードがある。このマニュアルステイプルモードは、印刷装置100が通常動作モードの状態の時に、マニュアルステイプルボタン520が押されたことに従って移行する。マニュアルステイプルモードは、印刷装置100による印刷を行わずに、フィニッシャ部170にセットされたシートに対してフィニッシャ部170がステイプルを実行するためのモードである。
図3は、図1に示したフィニッシャ部170の外観を示す斜視図である。以下、マニュアルステイプルを行う手順について説明する。
まず、ユーザはステイプルをしたい紙束を持ってフィニッシャ部170の前に立つ。次に、ユーザはフィニッシャ部170のマニュアルステイプルボタン520を押下する。もし印刷装置がプリント中の場合にはマニュアルステイプルボタン520が押下は無視される。これはプリント中の場合には、フィニッシャ部の排紙口510からプリントされた紙が出力され、マニュアルステイプルの紙束とぶつかってジャムが発生するおそれがあるためである。
プリント中でない場合には、マニュアルステイプルモードに遷移し、ユーザはマニュアルステイプルのためにフィニッシャ部170を占有できる。マニュアルステイプルモードに遷移したフィニッシャ部170にユーザはステイプルしたい紙束を排紙口510からスタックトレイ505へ挿入する。
フィニッシャ部170内部には、スタックトレイ505上に紙束が挿入されたことを検知する紙束検知センサ526が存在する。その紙束検知センサ526が紙束を検知すると、スタックトレイ505上の紙束に対してステイプルユニット506でステイプルをする。本実施形態ではフィニッシャ部170が本体横に装着される例を用いて説明したが、フィニッシャ部はスキャナ部150、プリンタ部140の間の胴内に装着されるケースもある。スタックトレイ505に関しても、図3のように排出トレイ507上に配置される場合の他に、フィニッシャ部170の手前側に配置される場合もある。
図4は、図1に示した制御部110のCPU111により実行されるソフトウェアの構成を説明するブロック図である。なお、後述するプログラム(モジュール)は、図1のROM112に記憶されているものとする。
図4において、メインシステム600は本実施例における印刷装置100の各種機能を実現するためのプログラムが配置される。 操作部制御部601は、操作部I/F116を介して、操作部130の制御を行うためのプログラムである。
同様に、プリンタ制御部602はプリンタI/F117を介したプリンタ部140の制御を、スキャナ制御部603はスキャナI/F118を介したスキャナ部150の制御を行うためのプログラムである。同様に、USB制御部604もUSB−HostI/F119を介して、その先のUSBデバイスの制御を行うためのプログラムである。
アプリケーション制御部605は、直接外部機器の制御は行わないが、印刷装置100のさまざまな機能を実現するためのプログラム群を示す。アプリケーション制御部605には、httpd(HyperTextTransferProtocolDeamon)、 lpd(LinePrinterDeamon)、 Wedブラウザ機能、 機器情報配信機能等が含まれる。
起動制御部606はメインシステム600の起動及び停止の制御を行うためのプログラムであり、印刷装置100に電源投入後最初に動作して、メインシステム600全体の起動処理の制御を行う。プログラム更新処理部607は、操作部130を介してユーザからソフトウェアバージョンアップの実行指示を受けると、メインシステム600内の各処理部を含む、ROM112、142、152、162、172などに記憶されたプログラムの更新処理を行う。ソフトウェアバージョンアップの指示があったとき以外にも、事前にバージョンアップ時刻を予約しておき、その予約された時刻になった際に、プログラムの更新処理が行われてもよい。
バージョンアップ対象判定部608は、ソフトウェアバージョンアップ処理時にそれぞれのROM112、142、152、162、172がバージョンアップ対象になるかどうかを判断するプログラムである。バージョンアップ対象になるかどうかの判断は主に、現在のソフトウェアのバージョンと、更新対象のソフトウェアのバージョンに差異があるかどうかによって行われる。
フィニッシャ機能判定部609は印刷装置100がフィニッシャ部170のみで動作することのできる機能を有しているかどうかの判断を行う。図3で説明したように、印刷装置100に装着されるフィニッシャは複数の種類が想定されるので、マニュアルステイプル機能のような、フィニッシャ単体で動作可能な機能が等刺されているかどうかを判定する。
通信処理部611は、ネットワークI/F120を介して、PC182やサーバ装置183との通信を行い、ソフトウェアバージョンアップに必要な更新ファイル及びバージョンアップ実施条件の転送処理を行う。
図5は、本実施形態を示す印刷装置100の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ソフトウェアバージョンアップ処理中におけるフィニッシャ処理を実行するための処理例である。なお、各ステップは、CPU111がROM112に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図4に示したモジュールを制御主体として各ステップを説明する。
まず、S501で、印刷装置100は、外部記憶装置から更新ファイルや、バージョン情報等のバージョンアップに必要なソフトウェアを受信する。ここでの外部記憶装置は、図4に示した通信処理部611によって通信されるサーバ装置183でもよいし、外部USBデバイス184でもよい。
次に、S502では、バージョンアップ対象判定部608が、S501で受信したソフトウェアとROM112、142、152、162、172のそれぞれに記憶されたソフトウェアのバージョンとを比較し、更新すべきソフトウェアを特定する。
次にS503に進み、プログラム更新処理部607がS502で判定された更新すべきソフトウェアに、ROM172に記憶されるフィニッシャソフトが含まれるかどうかを判断する。ここでフィニッシャソフトが更新すべきであるとプログラム更新処理部607が判断した場合はS506に進み、プログラム更新処理部607が、ROM112、142、152、162、172に記憶されるソフトウェアの更新処理を行い、処理を終了する。
S503でフィニッシャソフトが更新対象に含まれていないとプログラム更新処理部607が判断した場合は、S504に進む。S504では、フィニッシャ機能判定部609が、フィニッシャ部170が単体で動作できる機能を有するかどうかを判定する。具体的にはマニュアルステイプル機能の有無を意味するが、形態によっては、それ以外のフィニッシング処理も該当する。
S504で、フィニッシャ部170が単体動作できる機能を有しているとフィニッシャ機能判定部609が判断した場合は、S505において、動作モード切替部610が、印刷装置100をフィニッシャ単体動作モードに移行させる。通常動作モードは、制御部110とその他のプリンタ部140、スキャナ部150、フィニッシャ部170が通信して動作するモードを意味する。それに対して、フィニッシャ単体動作モードは、フィニッシャ部170のCPU171がROM172に記憶されたプログラムを読み込んで、単体で動作するモードを意味する。
次にS507において、プログラム更新処理部607が、ROM112、142、152,162に記憶されるソフトウェアの更新処理を行う。この間フィニッシャ部170は単体で動作可能なので、更新処理中もマニュアルステイプル等の機能が使用可能となる。
ソフトウェアの更新処理が終了すると、S508に進み、フィニッシャ単体動作モードになっているかどうかを判断し、フィニッシャ単体動作モードになっている場合は、S509に進み通常動作モードに移行する。S505のステップでフィニッシャ単体動作モードに移行していなかった場合は、モードを変更する必要はなので、そのまま処理を終了する。
図6は、本実施形態を示す印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ソフトウェアバージョンアップ処理中におけるマニュアルステイプル機能使用時のフィニッシャ部170の処理例である。なお、各ステップは、CPU111がROM112に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図4に示したモジュールを制御主体として各ステップを説明する。なお、各ステップは、ROM172に格納され、CPU171により実行されることで実現される。また、本実施形態では、更新すべき情報として、メインシステムに対応するソフトウエア(プログラム)、当該ソフトウエアが使用するデータファイルを含むものとする。以下、上記情報の更新中(バージョンアップ中)に、シート処理を受け付けて実行する制御例を説明する。
最初に、S601で、CPU171はユーザによって、マニュアルステイプルボタン520が押されたかどうかを判断する。マニュアルステイプルボタン520が押されたとCPU171が判断した場合は、S602に進む。そして、S602で、CPU171はフィニッシャ単体動作モードになっているかどうかを判断する。フィニッシャ単体動作モードであるとCPU171が判断した場合、メインシステムはソフトウェアバージョンアップ中であり、メインシステムとの通信は行わないため、S604に進む。
一方、S602で、フィニッシャ単体動作モードでないとCPU171が判断した場合は、S603に進み、CPU171はメインシステム600に対して、その他のジョブを受け付けないように通知して、S604へ進む。これにより、マニュアルステイプルボタン520が押下された場合、CPU171は、印刷装置を制御する制御部と通信しない状態に遷移する。
S604では、CPU171は、マニュアルステイプルボタンが押下されてから、もしくはステイプル処理が実行されてからの時間を計測し、一定時間が経過しているとCPU171が判断した場合は、S607に進む。
一方、S604で、一定時間が経過していないとCPU171が判断した場合は、S605に進み、CPU171は、ユーザによってスタックトレイ505上に紙束がセットされた場合に、紙束検知センサ526が紙束を検知しているかどうかを判断する。S605で紙束がセットされているとCPU171が判断した場合、S606で、フィニッシャ部170が紙束に対してステイプル処理を実行し、S604に戻る。なお、連続してマニュアルステイプル処理を実施する場合は、S604〜S606を繰り返すこととする。
一方、S604で一定時間が経過していると判断した場合、S607で、フィニッシャ部170のCPU171がフィニッシャ単体動作モードであるかどうかを判断する。フィニッシャ単体動作モードでないとCPU171が判断した場合は、S608で、フィニッシャ部170のCPU171がメインシステム600に対して、他のジョブの受付を開始するように通知し、S601に戻る。
一方、S607で、フィニッシャ単体動作モードであるとCPU171が判断した場合は、メインシステムとの通信は行わないので、何もせずにS601に戻る。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
100 印刷装置
140 プリンタ部
170 フィニッシャ部

Claims (10)

  1. 印刷処理を行う印刷手段と、
    シート処理を行うシート処理手段と、
    更新すべき情報を取得する取得手段と、
    取得した情報に基づいて、記憶された情報を更新する更新手段と、
    更新すべき情報に前記シート処理手段に関わる情報が含まれているかどうかを判断する判断手段と、
    更新すべき情報に前記シート処理手段に関わる情報が含まれていないと判断した場合、前記更新手段による前記情報の更新中、前記シート処理手段によるシート処理を受け付ける受付手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 原稿を読み取るスキャナ手段を備えることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記シート処理手段は、前記印刷手段から搬送されるシート、ユーザにより挿入されるシートに所定の後処理を行うことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 前記所定の後処理は、ステイプル処理であることを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
  5. 前記情報は、前記印刷手段を制御するプログラム、当該プログラムが使用するデータファイルを含むことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  6. 前記情報は、前記スキャナ手段を制御するプログラム、当該プログラムが使用するデータファイルを含むことを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  7. 前記シート処理手段は、ユーザよりシート処理を受け付ける指示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  8. 前記シート処理手段は、前記指示手段からシート処理を受け付けた場合、前記印刷手段と通信しない状態に遷移させることを特徴とする請求項7記載の印刷装置。
  9. 印刷処理を行う印刷手段と、シート処理を行うシート処理手段とを備える印刷装置の制御方法であって、
    更新すべき情報を取得する取得工程と、
    取得した情報に基づいて、記憶された情報を更新する更新工程と、
    更新すべき情報に前記シート処理手段に関わる情報が含まれているかどうかを判断する判断工程と、
    更新すべき情報に前記シート処理手段に関わる情報が含まれていないと判断した場合、前記更新工程による前記情報の更新中、前記シート処理手段によるシート処理を受け付ける受付工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の印刷装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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