JP2008086952A - 液体材料塗布ユニットおよび微細パターン欠陥修正装置 - Google Patents

液体材料塗布ユニットおよび微細パターン欠陥修正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】塗布針やインク容器の交換作業性のよい液体材料塗布ユニットを提供する。
【解決手段】基板2上に形成された微細パターンの欠陥部に液体材料を塗布する液体材料塗布ユニット10は、欠陥部を修正するための液体材料が注入された容器11と、欠陥部に液体材料を塗布するための塗布針12とを備える。また、塗布針12を基板2に対して相対的に移動可能とする駆動機構13〜16を備える。また、回転機構を備える。回転機構は、容器11、塗布針12および駆動機構13〜16を含む塗布機構を、基板2の表面と垂直な回転軸回りに回転可能とする。回転機構が塗布機構を回転させることによって、塗布機構はメンテナンス位置へ移動可能である。メンテナンス位置においては、作業者が容器11および塗布針12に容易にアクセスすることができ、交換作業が容易に可能であるため、交換作業性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、液体状の材料を塗布するための液体材料塗布ユニットと、液体状の材料を基板上の微細領域に塗布して欠陥を修正する微細パターン欠陥修正装置に関する。
液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)のカラーフィルタの製造工程においては、着色層に欠陥が発生する場合がある。図8は、欠陥が発生したカラーフィルタを示す平面図である。図8に示すように、たとえば、着色層としてのR(赤色)画素101、G(緑色)画素102およびB(青色)画素103を含むカラーフィルタ100において、着色層の一部が色抜けした白欠陥104、隣の画素と混色した黒欠陥105、異物が付着した異物欠陥106などが存在する。白欠陥104は、色が抜けた部分に同色のインクを塗布することで修正を行なう。黒欠陥105や異物欠陥106は、欠陥部分をレーザによって除去し、除去した部分に同色のインクを塗布することで修正を行なう。
近年、LCDの大型化、高精細化に伴い画素数が増大し、着色層の欠陥の発生確率も増加しており、無欠陥で製造することは困難となっている。また、LCDの大型化に伴い画素サイズが大型化し、そのため修正される欠陥のサイズも大きくなっている。このような状況下において、歩留まり向上のために欠陥を修正する装置が生産ラインに不可欠となっている。
従来、カラーフィルタの修正で必要となるR(赤色)、G(緑色)、B(青色)、Bk(黒色)の4色のインクタンクを備え、白欠陥が存在する着色層の色抜けした色と同色のインクを塗布針の先端に付着させ、次いで塗布針の先端を欠陥に接触させてインクを欠陥に付着させることで、欠陥の修正を行なう、欠陥修正装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1において提案された欠陥修正装置は、塗布針を1本しか搭載しておらず、そのため4色のインクの色を変えるたびに塗布針に付着したインクを洗浄する必要があり、この洗浄時間が長く、修正タクトも長くなることが課題となっていた。そこで、色変え時の塗布針洗浄工程を省くために、塗布針とインク容器とが一体に支持された構成を複数個搭載した、インク塗布機構を用いることができる。このインク塗布機構では、複数個の塗布針を、欠陥を観察するための観察光学系の対物レンズ下に挿入することにより、観察位置にインクを塗布することが可能となる。
特開平09−236933号公報
上記のインク塗布機構では、前述のように塗布するインクの色を変える時に塗布針を洗浄する必要はないが、インク容器に収納されたインクの劣化によりインクを交換する場合は、インク容器を取り外し、塗布針も取り外して洗浄する必要がある。しかし、上記のインク塗布機構では、塗布針を観察光学系の対物レンズ下に挿入し観察位置に塗布を行なうため、塗布針が観察光学系側を向いた形になっている。よって、インク容器と塗布針を外す時に、塗布針部分が装置側面から遠い位置にあるため、作業者からは見え辛く、また交換作業がし辛いという課題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、塗布針やインク容器の交換作業性のよい液体材料塗布ユニット、および、当該液体材料塗布ユニットを備えることにより、カラーフィルタの欠陥の修正作業効率を向上させることが可能な、微細パターン欠陥修正装置を提供することである。
この発明に係る液体材料塗布ユニットは、基板上に形成された微細パターンの欠陥部に液体材料を塗布する液体材料塗布ユニットであって、欠陥部を修正するための液体材料が注入された容器を備える。また、欠陥部に液体材料を塗布するための塗布針を備える。また、塗布針を基板に対して相対的に移動可能とする駆動機構を備える。また、回転機構を備える。回転機構は、容器、塗布針および駆動機構を含む塗布機構を、基板の表面と垂直な回転軸回りに回転可能とする。また、正規位置保持部材を備える。正規位置保持部材は、回転機構が塗布機構を回転移動させることにより、塗布機構を正規位置としたときに、塗布機構の位置を固定する。ここで正規位置とは、塗布機構が塗布針によって欠陥部に液体材料を塗布可能である、塗布機構の位置である。
この場合は、回転機構が塗布機構を回転させることによって、塗布機構は正規位置からメンテナンス位置へ移動可能である。ここでメンテナンス位置とは、作業者が容器および塗布針に容易にアクセスすることができ、容器および塗布針の交換作業が容易に可能である、塗布機構の位置であって、たとえば少なくとも容器および塗布針が基板上方の領域以外の任意の領域に配置された状態、より具体的には、塗布機構を回転軸回りに正規位置からたとえば80°以上120°以下回転させた位置である。メンテナンス位置において容器および塗布針の交換作業を行なうことによって、容器および塗布針の交換作業性を向上させることができる。すなわち、容器および塗布針の交換作業が容易に可能であるため、交換作業時間が短縮されるとともに、交換作業時に容器や塗布針を誤って落下させる可能性を低減することができる。
また、容器および塗布針を交換後には、塗布針の位置と基板の表面を観察する観察光学系の観察中心位置との相対的な位置関係を登録し、液体材料の塗布時に目標位置に塗布が行なわれるように、ソフト的に補正を行なう必要がある。この登録は、実際に液体材料の塗布を行ない、液体材料が実際に塗布された位置である実塗布位置と観察光学系中心の位置のずれをソフト的に補正する方法で行なう。この時、塗布針交換後の位置精度が悪いと、実塗布位置が観察モニタ画面に入らず、実塗布位置を探すのに時間が掛かり、作業効率を低下させる。この発明の液体材料塗布ユニットは、正規位置において塗布機構を固定可能であるため、塗布機構をメンテナンス位置から正規位置へ戻したときの、塗布機構の位置の再現性がよく、高い精度での塗布機構の位置決めを実現することができる。したがって、メンテナンス後の塗布針の位置登録時に実塗布位置が観察モニタ画面から外れることがないため、容器および塗布針の交換作業効率を向上させることができる。
好ましくは、回転軸は、当該液体材料塗布ユニットが設置される装置に対して軸受によって支持されている。この場合は、軸受に予圧を与えることによって、回転精度を向上させることができる。すなわち、軸受のアキシアル方向に荷重を加えて、軸受の内輪と外輪とをアキシアル方向に相対的に変位させることによって、軸受は、転動体と軌道面との接触点において常に弾性圧縮力を受ける。その結果、軸振れが抑えられ、軸受の回転精度および位置決め精度を向上させることができる。
また好ましくは、液体材料塗布ユニットは、メンテナンス位置保持部材をさらに備える。メンテナンス位置保持部材は、回転機構が塗布機構を回転移動させることにより、塗布機構をメンテナンス位置としたときに、塗布機構の位置を固定する。この場合は、容器および塗布針の交換作業中に、塗布機構の位置が固定される。すなわち、容器および塗布針の交換作業中に塗布機構が動くことを抑止することができ、容器および塗布針の交換作業効率をさらに向上させることができる。
また好ましくは、液体材料塗布ユニットは、塗布機構が正規位置にあることを検出するための検出機構をさらに備える。この場合は、検出機構によって塗布機構が正規位置にあることを確認した上で、液体材料の塗布動作を開始することができる。そのため、塗布機構がメンテナンス位置などの正規位置以外の位置にあるときに、誤って塗布動作を実施して塗布機構を破損させる不具合の発生を防止することができる。
この発明に係る微細パターン欠陥修正装置は、上記のいずれかの液体材料塗布ユニットを備える。この場合は、上記の液体材料塗布ユニットを備えることにより、容器および塗布針の交換作業効率を向上させることができるので、カラーフィルタの欠陥の修正作業効率を向上させることができる。
以上のように、この材料液体塗布ユニットによると、容器および塗布針の交換作業効率を向上させることができる。そして、当該液体材料塗布ユニットを備える微細パターン欠陥修正装置によると、カラーフィルタの欠陥の修正作業効率を向上させることができる。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
図1は、この発明の微細パターン欠陥修正装置の全体を示す模式図である。図1に示すように、この微細パターン欠陥修正装置1は、カラーフィルタ基板などの基板2に形成された微細パターンの欠陥部にインクなどの液体材料を塗布して欠陥部を修正するための、液体材料塗布ユニット10を備える。また、微細パターン欠陥修正装置1は、基板2の表面を観察する対物レンズ3と、複数の対物レンズ3が取付けられた筒状の成形体である光学鏡筒4と、観察された基板2の表面の画像を映し出すモニタ6と、欠陥部を認識する画像処理部7と、装置全体を制御するホストコンピュータ8と、液体材料塗布ユニット10の動作を制御する制御用コンピュータ9とを備える。さらに、微細パターン欠陥修正装置1は、基板2にレーザ光を照射し不要部をカットするカット用レーザ部、欠陥部に塗布された液体材料を加熱して乾燥させる基板加熱部などを備えていてもよい。なお、基板2における対物レンズ3によって観察される側の面であって、微細パターンの欠陥部に液体材料が塗布される対象となる側の面を、基板2の表面とする。
液体材料塗布ユニット10は、欠陥部を修正するための液体材料が注入された容器11と、欠陥部に液体材料を塗布するための塗布針12とを含む。また、塗布針12を基板2に対して相対的に移動可能とする駆動機構としての、X1テーブル13と、X2テーブル14と、Yテーブル15と、Zテーブル16とを含む。容器11および塗布針12は、駆動機構(すなわち、X1テーブル13、X2テーブル14、Yテーブル15およびZテーブル16)によって、3次元的に移動可能となっている。X1テーブル13およびX2テーブル14は、図1に示すX軸方向に沿って移動する。Yテーブル15は、図1に示すY軸方向に沿って移動する。Zテーブル16は、図1に示すZ軸方向に沿って移動する。
また、液体材料塗布ユニット10は、容器11と塗布針12とが一体に支持された構成をX1テーブル13に2組含み、X2テーブル14にも当該構成を2組含む。すなわち、液体材料塗布ユニット10は、X1テーブル13に塗布針12を2本、X2テーブル14に塗布針12を2本搭載した、計4本の塗布針12を含む構成となっている。4本の塗布針12は、基板2の表面を観察するための対物レンズ3下に挿入され、観察位置に液体材料を塗布することが可能となっている。基板2がカラーフィルタ基板の場合、4個の容器11は、それぞれR(赤色)、G(緑色)、B(青色)、Bk(黒色)のインクが注入されている、インクタンクである。
図2は、液体材料塗布ユニットの要部の構成を示す断面図である。図2に示すように、液体材料塗布ユニット10は、底部に第1の孔21が形成され、内部に液体材料としての修正液22が注入された容器11と、第2の孔24が貫通するように形成され、容器11の上側開口部を覆うように配置される蓋23と、第1の孔21の径および第2の孔24の径よりも小さい径を有する塗布針12とを含む。塗布針12の先端部は、第2の孔24を貫通して修正液22に浸漬されている。容器11は、たとえば、ポリプロピレン樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂などの樹脂成形品とすることができる。
塗布針12の基端部12aは塗布針固定板25に固定支持され、塗布針固定板25はアーム42の先端部42aに固定される。L字形状のアーム42の基端部42bは、直動案内部材26のスライド部に取付けられる。直動案内部材26は、たとえばレール部を有し、上記レール部とアーム42との間に転動体を介在させた構成を有し、上記レール部とアーム42とを微小な力で自在に直線運動することが可能なリニアガイドとすることができる。直動案内部材26の上下端には、支持台29に固定されたストッパ27、28が設けられ、アーム42の上下動はストッパ27、28により拘束される。なお、直動案内部材26にストッパ機能が内蔵されていれば、ストッパ27、28は無くてもよい。
アーム42の先端部42aの上面には磁石43が固定されており、塗布針固定板25の下面には磁石44が固定されている。互いに異なる極性を有する磁石43と磁石44とは、向かい合うように配置され、かつ図2に示すように、磁石43と磁石44との位置は完全に重ならないように、互いに少しずらされている。この構成によって、塗布針固定板25は、アーム42に対し容易に着脱可能となっている。
アーム42には、直動案内部材52を介在させて、水平方向に延びるL字形状のアーム51の基端部51cが結合されている。アーム51は、直動案内部材52により、アーム42に対して相対的に上下動可能に保持される。アーム42とアーム51との上下方向の相対移動量は、アーム42に固定支持されたピン53と、アーム51に形成された切り欠き孔51bにより制限される。すなわち、アーム42とアーム51との上下方向の相対移動範囲は、ピン53が切り欠き孔51bの中を移動可能な範囲となるため、直動案内部材52の抜け防止のためのストッパを設けなくてもよい。直動案内部材26の下側のストッパ28は、アーム51の動作範囲を制限するストッパを兼ねている。つまり、ストッパ28は、アーム51の基端部51cの下方にまで延びている。
アーム51の先端部51aの下面には磁石33が埋設固着される。修正液22を注入した容器11は、容器11から上方に突出するように固着された磁性体のピン32が磁石33に吸引されることで、アーム51に固定される。なお、容器11は射出成形により作製されてもよく、この場合ピン32は、射出成形時に一体成形することも可能である。
支持台29を介在させてアーム42と対向する位置には、出力軸30aを下向きにして、エアシリンダ30が配置される。エアシリンダ30の出力軸30aの先端には、先端にピン31aを固着した駆動板31が水平に固定され、出力軸30aと一体となって上下動する。ピン31aはアーム42の基端部42bに設けた切り欠き部に下方から接しており、エアシリンダ30の出力軸30aの上下動によりアーム42を上下に移動させる機能をもつ。つまり、アーム42は微小な力で自在に上下運動することが可能であって自重によって下方へ移動する構造とされているが、ピン31aによってアーム42を下方から支持することにより、ピン31aの上下動、すなわちエアシリンダ30の出力軸30aの上下動に従ってアーム42を上下動させることができる。
基板2と容器11との間には、遮蔽板54が設けられる。遮蔽板54によって、容器11から修正液22の漏れ落ちが仮にあっても、漏れ落ちた修正液22によって基板2が汚染されることを防止することができる。
以下、容器11の交換作業に伴う、液体材料塗布ユニット10への容器11の取付けについて説明する。容器11を液体材料塗布ユニット10に取付ける場合、支持台29の下方から上方に向けて、修正液22を注入した容器11を接近させる。そして、塗布針12の先端部を容器11の蓋23に形成された第2の孔24に挿入する。塗布針12が第2の孔24に挿入されれば、容器11の姿勢は塗布針12と第2の孔24とにより拘束され、容器11の姿勢が決まり、その姿勢を保持することができる。そして、ピン32を磁石33に吸着させれば、容器11の取付けは完了する。その後、試しに塗布針12を上下動させて第1の孔21から突出させ、容器11の位置をなじませるようにしてもよい。
このようにして、工具を使用することなく、また、容器11の固定位置を気にすることなく簡単に容器11の着脱ができる。なお、容器11が取り外された状態で塗布針固定板25をアーム42から着脱させることで、塗布針12の交換作業は容易に可能である。
容器11の底に形成された第1の孔21の周壁と塗布針12とが接触しないため、摩耗によるダストの発生を防止することができ、修正液22中へのダストの侵入を抑制することができる。また容器11は、磁石33と容器11に固着したピン32との吸引力で1面支持されているだけであり、塗布針12と第2の孔24とが接触しても、容器11の固定方法には調心性があるため、塗布針12に与える影響は少ない。ピン32と磁石33とが接する面はほぼ平らで、それらはたとえば3mm前後の直径である。なお、第1の孔21の中心と第2の孔24との中心を結ぶ基準線が、塗布針12の中心線とほぼ一致するように、ピン32と磁石33の接触面が設定される。
このとき、図2に示すように、先端部側の細い軸と、塗布針固定板25に固着される側の上記細い軸よりも径の大きい太い軸とからなる段付形状に、塗布針12を成形することができる。上記細い軸は容器11の底に形成された第1の孔21内を上下に進退し、また、上記太い軸は蓋23に形成された第2の孔24内を上下に進退する。第1の孔21の径と塗布針12の細い軸の径との差の半分(片側隙間)Δdは、第2の孔24の径と、塗布針12の太い軸の径との差の半分(片側隙間)Δuよりも大きく設定されている。すなわち、Δd>Δuの関係になるように各孔の径は設定される。たとえば、Δd=200μm、Δu=100μmに設定することができる。
段付の塗布針12にすると、蓋23を固定した容器11を液体材料塗布ユニット10に取付ける作業が容易になる。つまり、塗布針12の細い軸の径よりも第2の孔24の径が十分大きいので、塗布針12を第2の孔24に挿入する際、容易に挿入できる。また、塗布針12の太い軸が第2の孔24の内周面に接触しても、Δd>Δuの関係にあるため、塗布針12の細い軸が第1の孔21の内周面に接触することを抑制できる。なお、塗布針12と塗布針固定板25とは一体成形されていてもよい。
また、容器11の内部底が第1の孔21に近づくに従って断面積が小さくなるテーパ形状を有するように容器11を成形すれば、塗布針12の先端部を修正液22に浸漬するために必要な修正液22の量を低減できるので経済的である。たとえば、容器11に保持される修正液22の量を20μl(マイクロリットル)とすることができる。修正液22は日持ちしないものもあり、容器11は定期的に交換する。使用済みの容器11を洗浄後、再利用することも可能である。容器11の着脱を簡単にするため、手でつかみ易い構造にすれば、使い勝手がより向上する。
次に、液体材料塗布ユニットが液体材料を基板に塗布する動作について説明する。図3は、液体材料塗布ユニットの塗布動作を示す断面模式図である。まず図3(a)に示すように、液体材料塗布ユニット10の容器11および塗布針12は、当該容器11と塗布針12とが一体に支持された構成を含むX1テーブル13またはX2テーブル14のいずれか、Yテーブル15、および、Zテーブル16の駆動によって、対物レンズ3と基板2との隙間に挿入される。そして、容器11および塗布針12は、基板2の表面に形成された微細パターンの欠陥部2aが塗布針12の直下に位置するように位置決めされる。このとき、遮蔽板54は移動しないので、容器11の下方に遮蔽板54は無く、液体材料の欠陥部2aへの塗布が可能となる。またこのとき、塗布針12の先端部は修正液22に浸漬された状態にある。
その後、エアシリンダ30の出力軸30aを下方に突出させて、出力軸30aと一体となって移動する駆動板31を下降させる。図3(b)は、出力軸30aが下方に移動する途中過程を示したものであり、図3(c)は出力軸30aが最下端に到達した状態を示している。
エアシリンダ30の出力軸30aが下方に突出すると、出力軸30aに固定された駆動板31、および、駆動板31の先端に固着したピン31aも一緒に下降するので、ピン31aによって支えられたアーム42もそれに合わせて下降する。また、アーム42に固着したピン53に吊り下げられた状態でアーム51もそれに合わせて下方に移動するが、始めの間はアーム42とアーム51との上下方向の相対位置は変化しない。
図3(b)に示すように、アーム51の基端部51cの下端がストッパ28に当接すると、アーム51の下降が停止され、その後は、アーム42のみが下降する。アーム42のみが下降すると、アーム42に固定された塗布針12の先端部は、容器11の底面に設けた第1の孔21から突出を開始し、その突出は、図3(c)に示すように、アーム42の基端部42bの下端がストッパ28に当接することで停止する。この状態では、塗布針12の先端部には修正液22が付着しており、塗布の準備が完了する。容器11は、エアシリンダ30の出力軸30aが下方に突出するのに伴って、遮蔽板54よりも下方に移動するが、塗布時に容器11と遮蔽板54が干渉することはない。
その後、図3(d)に示すように、Zテーブル16の駆動によって、塗布針12の先端を基板2の欠陥部2aに接触させる。塗布針12の先端が基板2の欠陥部2aに接触してから、さらに0.3mmから0.5mm程度下方に移動するが、この際、塗布針12は、直動案内部材26によりアーム42とともに上方に退避するので、塗布針12は常に一定の圧力で基板2に接触する。
塗布後、Zテーブル16を上方に移動させ、エアシリンダ30の出力軸30aを上方に引き込んで元の状態(図3(a))に戻り、1回の塗布が完了する。さらに塗布する場合は同様にして繰り返し塗布が行なわれる。塗布作業が終了すれば、図2に示したように液体材料塗布ユニット10を対物レンズ3の視界から離すように操作すれば、液体材料の基板2への塗布状態を対物レンズ3によって観察することができる。
次に、液体材料塗布ユニットのメンテナンス機構について説明する。図4は、正規位置にある塗布機構を示す模式図である。図5は、メンテナンス位置にある塗布機構を示す模式図である。図6は、塗布機構がメンテナンス位置にある微細パターン欠陥修正装置の要部を示す斜視図である。図7は、塗布機構のメンテナンス作業を示す模式図である。
図4に示すように、塗布機構を回転可能とするために、Yテーブル15のY軸稼動板61上に回転軸60を設ける。ここで塗布機構は、容器11、塗布針12ならびに、X1テーブル13、X2テーブル14およびZテーブル16を含むものとする。Yテーブル15と基板2とは平行に配置される、すなわち、Yテーブル15と基板2とのそれぞれの上部表面が平行になるように配置されている(図1参照)ため、回転軸60は、基板2の表面と垂直な方向に設けられる。つまり、塗布機構は基板2の表面と垂直な回転軸60回りに回転可能とされている。
回転軸60には、2個の軸受62が組み付けられる。軸受62は、内輪と外輪との間に、複数個の転動体が、互いに接触しないように保持器によって一定の間隔を保ちながら配置され、円滑な転がり運動をさせるような構造となっている。軸受62の内輪は回転軸60と、軸受62の外輪はスペーサ63と、それぞれはめ合いされて使用される。また軸受62は、スペーサ63を介して軸受ナット64により締め付けられ、アキシアル方向に荷重が加えられる。すなわち、軸受62には予圧が与えられている。軸受62に予圧を与えることによって、ガタツキの発生が抑制され、軸受62の回転精度および位置決め精度を向上させることができる。
スペーサ63には、回転板65が取付けられている。回転板65上にはモータ取付板68が固定されている。モータ取付板68には、Z軸モータ66と、Z軸モータ66に組み込まれたブレーキ67とが取付けられている。Z軸モータ66の上方には、Zテーブル16のZ軸方向(図1参照)の駆動軸となるボールネジ69が取付けられている。このとき、軸受62の回転中心と、Z軸モータ66のボールネジ69の中心とが一致しており、コンパクトに回転が可能な構造となっている。ボールネジ69の上方には連結板70が取付けられており、連結板70には、X1テーブル13およびX2テーブル14が固定されている。Z軸モータ66の駆動によって、連結板70は上下方向に移動する。この連結板70の移動に伴い、連結板70に固定されたX1テーブル13およびX2テーブル14は、基板2に近接する方向または離れる方向に移動する。すなわち、Z軸モータ66、ブレーキ67、ボールネジ69および連結板70は、Zテーブル16を構成し、Zテーブル16の動作によって、X1テーブル13およびX2テーブル14に搭載された塗布針12は、基板2に近接する方向または離れる方向に移動する。
回転機構としての軸受62により支持された回転板65を、回転軸60回りに回転させることにより、回転板65に搭載されたZテーブル16と、連結板70の延びる方向と90°交差するように連結板70に固定されたX1テーブル13およびX2テーブル14とは、同時に回転する。この回転運動によって、X1テーブル13およびX2テーブル14に搭載された容器11および塗布針12は、正規位置とメンテナンス位置との間を移動することが可能となる。
図4に示すように、正規位置にある塗布機構においては、連結板70の延在方向は図の左側であって、Yテーブル15の延在方向と同じ方向である。このとき、図1に示すように、容器11および塗布針12は対物レンズ3下に挿入され、基板2の表面に液体材料を塗布することが可能となっている。すなわち、塗布機構は、塗布針12によって欠陥部に液体材料を塗布可能である位置にある。一方、回転機構が塗布機構を90°回転させることにより塗布機構はメンテナンス位置に移動し、図5に示すように、メンテナンス位置にある塗布機構においては、連結板70の延在方向は図の下側であって、Yテーブル15の延在方向と90°交差する方向である。このとき、図6に示すように、容器11および塗布針12は、基板2と対物レンズ3との隙間から離れている。すなわち、塗布機構は、作業者が容器11および塗布針12に容易にアクセスすることができ、容器11および塗布針12の交換作業が容易に可能である位置にある。
図7(a)には塗布機構が正規位置にある状態が示されている。この状態では容器11および塗布針12は観察光学系の対物レンズ3側を向いた形になっており、容器11および塗布針12は作業者80から遠い位置にある。一方、図7(b)に示すように、塗布機構をメンテナンス位置に移動させることによって、作業者80が容器11および塗布針12に容易にアクセスすることができ、容器11および塗布針12の交換作業を容易に行なうことができる。
また、図4に示すように、モータ取付板68には位置固定用ブロック71が取付けられている。塗布機構を正規位置としたときに、位置固定用ブロック71は、Y軸稼動板61側に固定された正規位置固定ブロック72と、突き当て部73において接触し、正規位置固定ネジ75によって締め付けされる。そのため、正規位置において塗布機構の位置決めを行なった上で、塗布機構を固定し保持することが可能となっている。すなわち、正規位置固定ブロック72と、正規位置固定ネジ75とは、正規位置保持部材を構成する。正規位置保持部材は、塗布機構の位置決めおよび固定を行なえるものであればよく、たとえばステッピングモータやサーボモータによって位置決め制御を行ない、回転軸の回転角度をロータリーエンコーダによって検出する構成としてもよい。
一方、位置固定用ブロック71は、鉄などの金属のような、Y軸稼動板61側に固定されたメンテナンス位置保持用マグネット77に吸着可能な磁性体を含んでおり、図5に示すように、塗布機構をメンテナンス位置としたときに、位置固定用ブロック71はメンテナンス位置保持用マグネット77に吸着される。そのため、メンテナンス位置において、塗布機構を固定し保持することが可能となっている。すなわち、メンテナンス位置保持用マグネット77は、メンテナンス位置保持部材として機能する。メンテナンス位置保持部材は、容器11および塗布針12の交換作業中に塗布機構の位置を固定するためのものである。
さらに、図4に示すように、正規位置固定ブロック72には、正規位置検出センサ74が取付けられている。位置固定用ブロック71には、センサによって検出される対象となる金属片などの不透明物体である、正規位置検出ドグ76が取付けられている。塗布機構が正規位置にあるとき、正規位置検出ドグ76は正規位置検出センサ74に近接している。正規位置検出センサ74は、正規位置検出ドグ76が近傍にあることを検出し、これにより塗布機構が正規位置にあることを検出する。すなわち、正規位置検出センサ74と、正規位置検出ドグ76とは、塗布機構が正規位置にあることを検出するための検出機構を構成する。正規位置検出センサ74としては、たとえば誘導式、静電容量式、超音波式、光電式などの各種の近接スイッチを用いることができる。
以上説明した液体材料塗布ユニット10では、回転機構によって塗布機構が正規位置からメンテナンス位置へ移動可能であり、メンテナンス位置において容器11および塗布針12の交換作業を行なうことによって、容器11および塗布針12の交換作業性を向上させることができる。すなわち、容器11および塗布針12の交換作業が容易に可能であるため、交換作業時間が短縮されるとともに、交換作業時に容器11や塗布針12を誤って落下させる可能性を低減することができる。また、正規位置において塗布機構を固定可能であるため、容器11および塗布針12の交換作業後に塗布機構をメンテナンス位置から正規位置へ戻したとき、塗布機構の位置の再現性がよく、高い精度での塗布機構の位置決めを実現することができる。したがって、容器11および塗布針12の交換作業効率を向上させることができる。
また、メンテナンス位置において塗布機構の位置を固定することができるので、容器11および塗布針12の交換作業中に、塗布機構の位置が固定される。すなわち、容器11および塗布針12の交換作業中に塗布機構が動くことを抑止することができ、容器11および塗布針12の作業効率を一層向上させることができる。さらに、塗布機構が正規位置にあることを検出するための検出機構によって塗布機構が正規位置にあることを確認した上で、液体材料の塗布動作を開始することができる。そのため、塗布機構がメンテナンス位置などの正規位置以外の位置にあるときに、誤って塗布動作を実施して塗布機構を破損させる不具合の発生を防止することができる。
そして、上記の液体材料塗布ユニット10を備える微細パターン欠陥修正装置1では、容器11および塗布針12の作業効率を向上させることができるので、カラーフィルタの欠陥の修正作業効率を向上させることができる。
なお、この発明の液体材料塗布ユニット10は、カラーフィルタの着色層に発生する欠陥部にインクを塗布し修正する用途に限られない。たとえばフラットパネルディスプレイの製造工程において発生する電極のオープン欠陥や、プラズマディスプレイパネルの背面板に発生するリブ(隔壁)欠損に、ペーストを塗布し修正する用途などに、用いることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の微細パターン欠陥修正装置の全体を示す模式図である。 液体材料塗布ユニットの要部の構成を示す断面図である。 液体材料塗布ユニットの塗布動作を示す断面模式図である。 正規位置にある塗布機構を示す模式図である。 メンテナンス位置にある塗布機構を示す模式図である。 塗布機構がメンテナンス位置にある微細パターン欠陥修正装置の要部を示す斜視図である。 塗布機構のメンテナンス作業を示す模式図である。 欠陥が発生したカラーフィルタを示す平面図である。
符号の説明
1 微細パターン欠陥修正装置、2 基板、2a 欠陥部、3 対物レンズ、4 光学鏡筒、6 モニタ、7 画像処理部、8 ホストコンピュータ、9 制御用コンピュータ、10 液体材料塗布ユニット、11 容器、12 塗布針、12a 基端部、13 X1テーブル、14 X2テーブル、15 Yテーブル、16 Zテーブル、21 第1の孔、22 修正液、23 蓋、24 第2の孔、25 塗布針固定板、26 直動案内部材、27,28 ストッパ、29 支持台、30 エアシリンダ、30a 出力軸、31 駆動板、31a,32 ピン、33 磁石、42 アーム、42a 先端部、42b 基端部、43,44 磁石、51 アーム、51a 先端部、51b 切り欠き孔、51c 基端部、52 直動案内部材、53 ピン、54 遮蔽板、60 回転軸、61 Y軸稼動板、62 軸受、63 スペーサ、64 軸受ナット、65 回転板、66 Z軸モータ、67 ブレーキ、68 モータ取付板、69 ボールネジ、70 連結板、71 位置固定用ブロック、72 正規位置固定ブロック、73 突き当て部、74 正規位置検出センサ、75 正規位置固定ネジ、76 正規位置検出ドグ、77 メンテナンス位置保持用マグネット、80 作業者、100 カラーフィルタ、101 R画素、102 G画素、103 B画素、104 白欠陥、105 黒欠陥、106 異物欠陥。

Claims (5)

  1. 基板上に形成された微細パターンの欠陥部に液体材料を塗布する液体材料塗布ユニットであって、
    前記欠陥部を修正するための前記液体材料が注入された容器と、
    前記欠陥部に前記液体材料を塗布するための塗布針と、
    前記塗布針を前記基板に対して相対的に移動可能とする駆動機構と、
    前記容器、前記塗布針および前記駆動機構を含む塗布機構を、前記基板の表面と垂直な回転軸回りに回転可能とする、回転機構と、
    前記回転機構が前記塗布機構を回転移動させることにより、前記塗布機構を、前記塗布針によって前記欠陥部に前記液体材料を塗布可能である正規位置としたときに、前記塗布機構の位置を固定する、正規位置保持部材とを備える、液体材料塗布ユニット。
  2. 前記回転軸は、当該液体材料塗布ユニットが設置される装置に対して軸受によって支持されている、請求項1に記載の液体材料塗布ユニット。
  3. 前記回転機構が前記塗布機構を回転移動させることにより、前記塗布機構を、前記容器および前記塗布針の交換作業が可能であるメンテナンス位置としたときに、前記塗布機構の位置を固定する、メンテナンス位置保持部材をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の液体材料塗布ユニット。
  4. 前記塗布機構が前記正規位置にあることを検出するための検出機構をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれかに記載の液体材料塗布ユニット。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の液体材料塗布ユニットを備える、微細パターン欠陥修正装置。
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