JP2008085738A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファインダー画像表示の品質を維持しながら確実に焦点検出を行う。
【解決手段】光学系による光束を複数の画素により光電変換して蓄積するとともに、蓄積した信号を出力する破壊読み出し型の撮像素子212と、撮像素子212から所定周期で信号を読み出す読み出し手段214aと、読み出し手段214aにより信号が読み出されるたびに、読み出された信号に基づく表示を行う表示手段215、216と、読み出し手段214aにより読み出された信号を読み出しごとに個別に記憶する記憶手段214cと、記憶手段214cに記憶されている信号の内の時系列的な複数の信号を加算する加算手段214dと、加算手段214dによる加算結果に基づいて光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段214dとを備える。
【選択図】図14

Description

本発明は撮像装置に関する。
撮像用画素と焦点検出用画素とを有する撮像素子により被写体像の撮像を行う撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開2002−076317号公報
しかしながら、上述した従来の撮像装置では、撮像用画素の画像信号を表示装置に表示しながら焦点検出用画素の画像信号により焦点検出を行うと、快適な画像表示のための短周期のリフレッシュ動作と、低輝度被写体に対する焦点検出とを両立させるのが困難であるという問題がある。
(1) 請求項1の発明は、光学系による光束を複数の画素により光電変換して蓄積するとともに、蓄積した信号を出力する破壊読み出し型の撮像素子と、撮像素子から所定周期で信号を読み出す読み出し手段と、読み出し手段により信号が読み出されるたびに、読み出された信号に基づく表示を行う表示手段と、読み出し手段により読み出された信号を読み出しごとに個別に記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている信号の内の時系列的な複数の信号を加算する加算手段と、加算手段による加算結果に基づいて光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段とを備える。
(2) 請求項2の撮像装置は、加算手段によって、信号を加算した結果の信号レベルがしきい値を超えるよう、加算する信号の数を可変としたものである。
(3) 請求項3の撮像装置は、記憶手段に記憶する信号は撮像素子の一部の画素から出力された信号である。
(4) 請求項4の撮像素子の一部の画素は他の画素と異なる光電変換部を有する。
(5) 請求項5の撮像装置の一部の画素は他の画素と分光特性が異なる。
(6) 請求項6の撮像装置は、一部の画素が、該画素で得られる信号に基づいて光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出用画素であり、撮像素子は、光学系による画面内に設定される焦点検出エリアに対応して複数の焦点検出用画素が配列され、該焦点検出用画素の配列の周りに他の画素が配置される。
(7) 請求項7の撮像装置は、焦点検出エリアが画面内の複数の位置に設定され、撮像素子は、複数の焦点検出エリアのそれぞれに対応して複数の焦点検出用画素からなる画素列を備え、加算手段によって、焦点検出用画素の画素列ごとに独立して前記信号の加算を行うようにしたものである。
(8) 請求項8の撮像装置は、加算手段によって、焦点検出用画素の画素列の周りの他の画素の信号レベルに応じて焦点検出用画素の画素列の信号の加算数を決定するようにしたものである。
(9) 請求項9の撮像装置は、撮像素子の一部の画素が光学系の射出瞳上の一対の領域を通過する光束を受光する。
(10) 請求項10の撮像装置は、撮像素子のすべての画素を同一の蓄積時間に制御する制御手段を備える。
本発明によれば、高品質なファインダー画像表示を維持しながら確実に焦点検出を行うことができる。
本願発明の一実施の形態による撮像装置をデジタルスチルカメラに適用した例を説明する。図1は一実施の形態の構成を示す。一実施の形態のデジタルスチルカメラ201は交換レンズ202とカメラボディ203から構成され、交換レンズ202はマウント部204によりカメラボディ203に装着される。
交換レンズ202はレンズ駆動制御装置206、ズーミング用レンズ208、レンズ209、フォーカシング用レンズ210、絞り211などを備えている。レンズ駆動制御装置206は、マイクロコンピューターとメモリなどの周辺部品から成り、フォーカシング用レンズ210と絞り211の駆動制御、絞り211、ズーミング用レンズ208およびフォーカシング用レンズ210の状態検出、後述するボディ駆動制御装置214に対するレンズ情報の送信とカメラ情報の受信などを行う。
カメラボディ203は撮像素子212、ボディ駆動制御装置214、液晶表示素子駆動回路215、液晶表示素子216、接眼レンズ217、メモリカード219などを備えている。撮像素子212には後述する画素が二次元状に配列されており、交換レンズ202の予定結像面に配置されて交換レンズ202により結像される被写体像を撮像する。なお、詳細を後述するが撮像素子212の所定の焦点検出位置には焦点検出用画素が配列される。
ボディ駆動制御装置214はマイクロコンピューターとメモリなどの周辺部品から構成され、撮像素子212からの画像信号の読み出し、画像信号の補正、交換レンズ202の焦点調節状態の検出、レンズ駆動制御装置206からのレンズ情報の受信とカメラ情報(デフォーカス量)の送信、ディジタルスチルカメラ全体の動作制御などを行う。ボディ駆動制御装置214とレンズ駆動制御装置206は、マウント部204の電気接点部213を介して通信を行い、各種情報の授受を行う。
液晶表示素子駆動回路215は、液晶ビューファインダー(EVF:電気的ビューファインダー)の液晶表示素子216を駆動する。撮影者は接眼レンズ217を介して液晶表示素子216に表示された像を観察することができる。メモリカード219はカメラボディ203に脱着可能であり、画像信号を格納記憶する可搬記憶媒体である。
交換レンズ202を通過して撮像素子212上に形成された被写体像は、撮像素子212により光電変換され、その出力はボディ駆動制御装置214へ送られる。ボディ駆動制御装置214は、撮像素子212上の焦点検出画素の出力データに基づいて所定の焦点検出位置におけるデフォーカス量を算出し、このデフォーカス量をレンズ駆動制御装置206へ送る。また、ボディ駆動制御装置214は、撮像素子212の出力に基づいて生成した画像信号をメモリカード219に格納するとともに、画像信号を液晶表示素子駆動回路215へ送り、液晶表示素子216に画像を表示させる。
カメラボディ203には不図示の操作部材(シャッターボタン、焦点検出位置の設定部材など)が設けられており、これらの操作部材からの操作状態信号をボディ駆動制御装置214が検出し、検出結果に応じた動作(撮像動作、焦点検出位置の設定動作、画像処理動作)の制御を行う。
レンズ駆動制御装置206はレンズ情報をフォーカシング状態、ズーミング状態、絞り設定状態、絞り開放F値などに応じて変更する。具体的には、レンズ駆動制御装置206は、レンズ208、210の位置と絞り211の絞り位置をモニターし、モニター情報に応じてレンズ情報を演算したり、あるいは予め用意されたルックアップテーブルからモニター情報に応じたレンズ情報を選択する。レンズ駆動制御装置206は、受信したデフォーカス量に基づいてレンズ駆動量を算出し、このレンズ駆動量に基づいてフォーカシングレンズ210を不図示のモーター等の駆動源により合焦点へと駆動する。
図2は、一実施の形態の撮影画面上の焦点検出位置、すなわち後述する焦点検出画素列が焦点検出の際に撮影画面上で被写体像をサンプリングする領域(焦点検出エリア)を示す。この一実施の形態では、撮影画面100の中央に焦点検出エリア101が配置される。長方形で示す焦点検出エリア101の長手方向に焦点検出画素が直線的に配列される。
図3は撮像素子212の詳細な構成を示す正面図であり、撮像素子212上の上述した焦点検出エリア101近傍を拡大したものである。図において、縦横(画素の行と列)は図2の撮影画面100の縦横に対応している。撮像素子212は撮像用の撮像画素310と焦点検出用の焦点検出画素312、313から構成され、焦点検出エリア101には焦点検出画素312、313が交互に水平方向に配列されている。焦点検出画素312、313は、撮像画素310のBとGが配置されるべき行に直線的に配置されている。
図4に示すように、撮像画素310はマイクロレンズ10、光電変換部11、不図示の色フィルタから構成される。色フィルタは赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類からなり、それぞれの分光感度は図6に示す特性となっている。撮像素子212には、このような各色フィルタを備えた撮像画素310がベイヤー配列されている。
図5は焦点検出画素312、313の構成を示す。図5(b)に示すように、焦点検出画素312はマイクロレンズ10と光電変換部12から構成される。光電変換部12はマイクロレンズ10の垂直2等分線に左辺を略接する長方形状である。また、図5(a)に示すように、焦点検出画素313はマイクロレンズ10と光電変換部13から構成される。光電変換部13はマイクロレンズ10の垂直2等分線に右辺を略接する長方形状である。光電変換部12と13はマイクロレンズ10を重ね合わせて表示した場合、左右水平方向に並んでおり、マイクロレンズ10の垂直2等分線に関して対称な形状をしている。焦点検出画素312と焦点検出画素313は、水平方向すなわち光電変換部12と13の並び方向に交互に配置される。
焦点検出画素312、313には光量をかせぐために色フィルタが配置されておらず、その分光特性は光電変換を行うフォトダイオードの分光感度と、赤外カットフィルタ(不図示)の分光特性とを総合した分光特性(図7参照)、すなわち、図6に示す緑画素、赤画素および青画素の分光特性を加算したような分光特性となり、その感度の光波長領域は緑画素、赤画素および青画素の感度の光波長領域を包括している。
撮像用画素310の光電変換部11は、マイクロレンズ10により最も明るい交換レンズの射出瞳(例えばF1.0)を通過する光束をすべて受光するような形状に設計される。一方、焦点検出画素312、313の光電変換部12、13は、マイクロレンズ10により交換レンズの射出瞳の所定の領域(例えばF2.8)を通過する光束をすべて受光するような形状に設計される。
図8は撮像画素310の断面図である。撮像画素310は、撮像用の光電変換部11の前方にマイクロレンズ10が配置され、マイクロレンズ10により光電変換部11が前方に投影される。光電変換部11は半導体回路基板29上に形成される。なお、色フィルター(不図示)はマイクロレンズ10と光電変換部11の中間に配置される。
図9は焦点検出画素312、313の断面図である。図9(a)は焦点検出画素312の断面を示し、焦点検出画素312は光電変換部12の前方にマイクロレンズ10が配置され、マイクロレンズ10により光電変換部12が前方に投影される。光電変換部12は半導体回路基板29上に形成されるとともに、その上にマイクロレンズ10が半導体イメージセンサーの製造工程により一体的かつ固定的に形成される。光電変換部12はマイクロレンズ10の光軸の片側に配置される。
図9(b)は焦点検出画素313の断面を示し、焦点検出画素313は光電変換部13の前方にマイクロレンズ10が配置され、マイクロレンズ10により光電変換部13が前方に投影される。光電変換部13は半導体回路基板29上に形成されるとともに、その上にマイクロレンズ10が半導体イメージセンサーの製造工程により一体的かつ固定的に形成される。光電変換部13はマイクロレンズ10の光軸の片側で、かつ光電変換部12の反対側に配置される。
図10は、マイクロレンズを用いた瞳分割型位相差検出方式の焦点検出光学系の構成を示す。図において、90は、交換レンズの予定結像面に配置されたマイクロレンズの前方dの距離に設定された射出瞳である。距離dは、マイクロレンズの曲率、屈折率、マイクロレンズと光電変換部の間の距離などに応じて決まる距離であって、以下では測距瞳距離と呼ぶ。91は交換レンズの光軸、10a〜10cはマイクロレンズ、12a、12b、13a、13bは光電変換部、312a、312b、313a、313bは画素、72,73、82,83は光束である。
また、92はマイクロレンズ10a、10cにより投影された光電変換部12a、12bの領域であり、以下では測距瞳と呼ぶ。93はマイクロレンズ10b、10dにより投影された光電変換部13a、13bの領域であり、以下では測距瞳と呼ぶ。なお、図ではわかりやすくするために測距瞳92、93を楕円領域で示しているが、実際は光電変換部の形状が拡大投影された形状となる。
図10では、隣接する4画素(画素312a、312b、313a、313b)を模式的に例示するが、その他の画素においても光電変換部はそれぞれ対応した測距瞳から各マイクロレンズに到来する光束を受光する。なお、焦点検出画素の配列方向は一対の測距瞳の並び方向、すなわち一対の光電変換部の並び方向と一致させる。
マイクロレンズ10a〜10dは交換レンズの予定結像面近傍に配置されており、マイクロレンズ10a〜10dによりその背後に配置された光電変換部12a、12b、13a、13bの形状が、マイクロレンズ10a〜10dから測距瞳距離dだけ離間した射出瞳90上に投影され、その投影形状は測距瞳92,93を形成する。すなわち、投影距離dにある射出瞳90上で各画素の光電変換部の投影形状(測距瞳92,93)が一致するように、各画素における光電変換部の投影方向が決定されている。
光電変換部12aは測距瞳92を通過し、マイクロレンズ10aに向う光束72によりマイクロレンズ10a上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部12bは測距瞳92を通過し、マイクロレンズ10cに向う光束82によりマイクロレンズ10c上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部13aは測距瞳93を通過し、マイクロレンズ10bに向う光束73によりマイクロレンズ10b上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部13bは測距瞳92を通過し、マイクロレンズ10dに向う光束83によりマイクロレンズ10d上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。
上述したような2種類の焦点検出画素を直線状に多数配置し、各画素の光電変換部の出力を測距瞳92および測距瞳93に対応した出力グループにまとめることによって、測距瞳92と測距瞳93を各々通過する焦点検出光束が画素列上に形成する一対の像の強度分布に関する情報が得られる。この情報に対して後述する像ズレ検出演算処理(相関演算処理、位相差検出処理)を施すことによって、いわゆる瞳分割型位相差検出方式で一対の像の像ズレ量が検出される。
さらに、像ズレ量に一対の測距瞳の重心間隔に応じた変換演算を行うことによって、予定結像面に対する現在の結像面(予定結像面上のマイクロレンズアレイの位置に対応した焦点検出位置における結像面)の偏差(デフォーカス量)が算出される。なお、上述した説明では測距瞳は絞り開口によって制限されていない状態として説明を行ったが、実際には測距瞳は絞り開口によって制限された形状と大きさになる。
図11は、瞳分割型位相差検出方式におけるデフォーカスと像ずれの関係を示す図である。図11(a)において、光学系の射出瞳面90において測距瞳92、93に分割され、像を形成する光束は測距瞳92を通過する光束72と、測距瞳93を通過する光束73に分割される。このような構成により、例えば光軸91上にあり図11の紙面に垂直な方向の線パターン(黒地に白線)を光学系により結像させた場合、合焦面P0においては測距瞳92を通過する光束72と測距瞳93を通過する光束73は、図11(c)に示すように光軸91上の同じ位置に高コントラストな線像パターンを形成する。
一方、合焦面P0より前方の面P1においては、測距瞳92を通過する光束72と測距瞳93を通過する光束73は、図11(b)に示すように異なる位置にぼけた線像パターンを形成する。また、合焦面P0より後方の面P2においては、測距瞳92を通過する光束72と測距瞳93を通過する光束73は、図11(d)に示すように図11(b)とは反対方向の異なる位置にぼけた線像パターンを形成する。したがって、測距瞳92を通過する光束72と測距瞳93を通過する光束73とにより形成される2つの像を分離して検出し、2つの像の相対的な位置関係(像ズレ量)を算出することにより、2つの像を検出した面における光学系の焦点調節状態(デフォーカス量)を検出できるわけである。
図12は撮像画素と射出瞳の関係を示す図である。なお、図10に示す要素と同様な要素に対しては同一の符号を付して説明を省略する。70はマイクロレンズ、71は撮像画素の光電変換部、81は撮像光束である。また、94はマイクロレンズ70により投影された光電変換部71の領域である。なお、図12では光軸91上にある撮像画素(マイクロレンズ70と光電変換部71からなる)を模式的に例示したが、その他の撮像画素においても光電変換部はそれぞれ領域94から各マイクロレンズに到来する光束を受光する。
マイクロレンズ70は光学系の予定結像面近傍に配置されており、光軸91上に配置されたマイクロレンズ70によりその背後に配置された光電変換部71の形状がマイクロレンズ70から投影距離dだけ離間した射出瞳90上に投影され、その投影形状は領域94を形成する。
光電変換部71は領域94を通過し、マイクロレンズ70に向う焦点検出光束81によりマイクロレンズ70上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。上述したような撮像画素を二次元状に多数配置し、各画素の光電変換部に基づいて画像情報が得られる。なお、上述した説明では領域94は絞り開口によって制限されていない状態として説明したが、実際には領域94は絞り開口によって制限された形状と大きさになる。
図13は射出瞳面における投影関係を示す正面図である。焦点検出画素から光電変換部をマイクロレンズにより射出瞳面90に投影した測距瞳92,93は、撮像画素から光電変換部をマイクロレンズにより射出瞳面90に投影した領域94の内部に包含される。なお、実際には、撮像画素および焦点検出画素の光電変換部が受光する光束は、領域94および測距瞳92,93を交換レンズの絞り開口で絞り込んだ領域を通過する光束となる。一様輝度の被写体を光学系を介して撮像画素と焦点検出画素の光電変換部で撮像させると、同一露光時間では撮像画素の信号レベルが焦点検出画素の信号レベルより大きくなる。
図14は、図1に示すデジタルスチルカメラ(撮像装置)のボディ内部の詳細な構成を示す図である。図1に示すボディ駆動制御装置214は、撮像素子212の駆動制御を行う撮像素子駆動制御回路214a、撮像素子212が出力する画像信号を画像データにAD変換するAD変換回路214b、画像データを一時的に保持する内部メモリ214c、カメラボディの全体的な動作制御およびレンズ駆動制御装置206との通信および焦点検出演算を行うボディCPU214dから構成される。
撮像素子駆動制御回路214aは、撮像素子212の露光時間の制御、画像信号の読出し制御を行うとともに、画像信号の読出しに同期させてAD変換回路214bを動作させ、内部メモリ214cに画像データを格納させる。また、液晶表示素子駆動回路215を制御して内部メモリ214cに周期的に格納される画像データを液晶表示素子216に表示させ、その表示を周期的にリフレッシュさせる。撮像素子駆動制御回路214aはボディCPU214dに対し、内部メモリ214cに画像データが格納されるタイミング信号および焦点検出画素の画像データの有効または無効を指定する情報を送る。なお、焦点検出画素の画像データの有効または無効の判定は、焦点検出画素において所定の蓄積時間で蓄積した画像データを有効と判定する。
ボディCPU214dは撮像素子駆動制御回路214aに対し、撮像素子212を周期的に動作させるか、単発的に動作させるかなどの動作制御情報、撮像素子212の撮像画素および焦点検出画素の露光時間に関する情報(不図示の測光センサーの出力に応じて決定される)を送る。撮像素子駆動制御回路214aはそれらの情報を受け、撮像素子212の動作形態を変更して画像信号の読出しを行うとともに、撮像画素および焦点検出画素の露光時間および画像信号の増幅度を制御する。
ボディCPU214dは、内部メモリ214cに格納された焦点検出画素の画像データが有効である場合にはこれを読み出し、後述する焦点検出演算を行って焦点検出を行う。また、シャッターレリーズ部材(不図示)が操作されると、撮像素子駆動制御回路214aを制御して撮像素子212に撮像動作を行わせ、画像データを内部メモリ214cに取り込ませるとともに、この画像データに対して補正やフォーマット変換を施してメモリーカード219に格納させる。
撮像素子駆動制御回路214aは、ボディCPU214dの制御にしたがって、シャッターレリーズがなされていない期間は、撮像素子212を周期動作(例えば30画面/秒または60画面/秒)させて電気的にファインダー表示するとともに、撮像時は撮像素子212を単発動作させて撮像動作を行わせる。したがって、非撮像時においてボディCPU214dは内部メモリ214cに有効な焦点検出画素の画像データが格納されるのを待って焦点検出動作を行うとともに、ファインダー表示は周期的にリフレッシュされることになる。
図15は、図1に示すデジタルスチルカメラ(撮像装置)の動作を示すフローチャートである。ボディCPU214dはカメラの電源が投入されるとこの動作を繰り返し実行する。ステップ100で電源がオンされるとステップ110へ進み、撮像素子駆動制御回路214aに対し指令を出し、撮像素子212に周期動作を開始させる。
続くステップ120では、測光センサー(不図示)により測光した被写界輝度に応じて自動的に決定された表示用絞り値、すなわち周期的に画像信号を読み出した場合に画像信号が表示に適したレベルになるような絞り値、あるいは操作部材(不図示)によりユーザーが手動で設定した撮影絞り値に応じた絞り制御情報をレンズ駆動制御装置206へ送り、絞り開口径を撮影絞り値に設定する。また、撮影絞り値、被写界輝度、最新動作時の画像データのレベル(平均値)に応じて撮像画素と焦点検出画素の露光時間および信号増幅度を更新し、更新された情報を撮像素子駆動制御回路214aへ送る。なお、電源オン直後は最新動作時の画像データのレベル(平均値)がないので、予め定められたレベル値を用いる。
ステップ130で、最新の焦点検出画素の画素データが内部メモリ214cに格納された旨の通知が撮像素子駆動制御回路214aから発せされるのを待機する。ステップ140において内部メモリ214cから焦点検出画素の画像データを読み出し、加算処理(詳細後述)を行う。ステップ150で加算された画像データに基づいて後述する像ズレ検出演算処理(相関演算処理)を行い、像ズレ量を演算し、さらにデフォーカス量を算出する。
ステップ160で合焦近傍か否か、すなわち算出されたデフォーカス量の絶対値が所定値以内か否かを調べる。合焦近傍でないと判定された場合はステップ170へ進み、デフォーカス量をレンズ駆動制御装置206へ送信し、交換レンズ202のフォーカシングレンズ210を合焦位置に駆動させる。その後、ステップ120へ戻り、上記動作を繰り返す。なお、焦点検出不能な場合もこのステップに分岐し、レンズ駆動制御装置206へスキャン駆動命令を送信し、交換レンズ202のフォーカシングレンズ210を無限から至近の間でスキャン駆動させ、ステップ120へ戻って上記動作を繰り返す。
一方、合焦近傍であると判定した場合はステップ180へ進み、シャッターボタン(不図示)の操作によりシャッターレリーズがなされたか否かを判定し、なされていないと判定された場合は、ステップ120へ戻って上記動作を繰り返す。シャッターレリーズがなされたと判定された場合はステップ190へ進み、レンズ駆動制御装置206へ絞り制御情報を送信し、交換レンズ202の絞り値を撮影絞り値にする。撮影絞り値、被写界輝度、最新動作時の画像データのレベル(平均値)に応じて、撮像画素と焦点検出画素で同一の露光時間および信号増幅度を決定し、決定された情報を撮像素子駆動制御回路214aへ送る。
ステップ200において、絞り制御が終了した時点で撮像素子212に単発の撮像動作を行わせ、内部メモリ214cから撮像素子212の撮像画素および全ての焦点検出画素から画像データを読み出す。ステップ210では焦点検出画素列の各画素位置の画素データを焦点検出画素のデータおよび周囲の撮像画素のデータに基づいて補間する。ステップ220では撮像画素のデータおよび補間されたデータからなる画像データをメモリーカード219に保存し、ステップ110へ戻って上記動作を繰り返す。
図15のステップ150における焦点検出動作の詳細を説明する。焦点検出画素列から出力される一対のデータ列(α1〜αM、β1〜βM:Mはデータ数)に対し、(1)式に示すような高周波カットフィルタ処理を施し、第1データ列、第2データ列(A1〜AN、B1〜BN)を生成する。これにより、データ列から相関処理に悪影響を及ぼすノイズ成分や高周波成分を除去することができる。なお、演算時間の短縮を図る場合や、すでに大きくデフォーカスしていて高周波成分が少ないことがわかっている場合などは、この処理を省略することもできる。
An=αn+2・αn+1+αn+2、
Bn=βn+2・βn+1+βn+2 ・・・(1)
(1)式において、n=1〜Nである。
データ列An、Bnに対し(2)式に示す相関演算を行い、相関量C(k)を演算する。
C(k)=Σ|An−Bn+k| ・・・(2)
(2)式において、Σ演算はnについて累積される。nのとる範囲はずらし量kに応じてAn、Bn+kのデータが存在する範囲に限定される。ずらし量kは整数であり、データ列のデータ間隔を単位とした相対的シフト量である。
(2)式の演算結果は、図16(a)に示すように、一対のデータの相関が高いシフト量(図16(a)ではk=kj=2)において相関量C(k)が極小(小さいほど相関度が高い)になる。(3)〜(6)式による3点内挿の手法を用い、連続的な相関量に対する極小値C(x)を与えるシフト量xを求める。
x=kj+D/SLOP ・・・(3)
C(x)= C(kj)−|D| ・・・(4)
D={C(kj-1)−C(kj+1)}/2 ・・・(5)
SLOP=MAX{C(kj+1)−C(kj),C(kj-1)−C(kj)} ・・・(6)
(3)式で算出されたずらし量xの信頼性があるかどうかは、次のようにして判定される。図16(b)に示すように、一対のデータの相関度が低い場合は、内挿された相関量の極小値C(x)の値が大きくなる。したがって、C(x)が所定のしきい値以上の場合は算出されたずらし量の信頼性が低いと判定し、算出されたずらし量xをキャンセルする。あるいは、C(x)をデータのコントラストで規格化するために、コントラストに比例した値となるSLOPでC(x)を除した値が所定値以上の場合は、算出されたずらし量の信頼性が低いと判定し、算出されたずらし量xをキャンセルする。あるいはまた、コントラストに比例した値となるSLOPが所定値以下の場合は、被写体が低コントラストであり、算出されたずらし量の信頼性が低いと判定し、算出されたずらし量xをキャンセルする。
図16(c)に示すように、一対のデータの相関度が低く、シフト範囲kmin〜kmaxの間で相関量C(k)の落ち込みがない場合は、極小値C(x)を求めることができず、このような場合は焦点検出不能と判定する。
(2)式の相関演算の代わりに次式に示す相関演算式を行い、相関量C(k)を演算してもよい。
C(k)=Σ|An・Bn+1+k−An+1・Bn+k| ・・・(7)
(7)式において、Σ演算はnについて累積される。nのとる範囲はずらし量kに応じてAn、An+1、Bn+k、Bn+1+kのデータが存在する範囲に限定される。
算出されたずらし量xの信頼性があると判定された場合は、被写体像面の予定結像面に対するデフォーカス量DEFを(8)式で求めることができる。
DEF=KX・PY・x ・・・(8)
(8)式において、PYは検出ピッチ(焦点検出画素のピッチ)であり、KXは一対の測距瞳を通過する光束の重心の開き角の大きさによって決まる変換係数である。一対の測距瞳を通過する光束の重心の開き角の大きさは交換レンズの絞り開口の大きさ(絞り値)に応じて変化するので、レンズ情報に応じて決定される。また、一対のデータ系列がぴったり合致した場合(X=0)は、実際にはデータ列が検出ピッチの半分だけずれた状態となるので、(3)式で求めたシフト量xはデータピッチの半分だけオフセットされて像ズレ量Xに換算されて(8)式に適用される。
次に、一実施の形態の撮像素子の構成および動作について詳細に説明する。図17は撮像素子212の動作フロー概念図である。簡単のため撮像素子212は4画素×4画素(4行4列)とし、焦点検出画素は2画素が3行目の2列目と3列目に配置されるものとして説明する。図は周期動作時の動作フローである。撮像素子212はCMOSイメージセンサーで、撮像画素からの画像信号の読出しはローリングシャッター方式で行われる。各行において、撮像画素の光電変換部の電荷蓄積(露光)とそれに続く読出しがシーケンシャルに交互に行われる。撮像画素の画像信号の読出しは1行目、2行目、3行目、4行目の順で行われ、この読出し動作が所定の周期で繰り返し行われる。
読み出された撮像画素の画像データはEVF表示に利用される。また、読み出された焦点検出画素の画像データは内部メモリ214cに過去複数回の読出し分記憶され、加算後の画像データのレベルが焦点検出演算に適したレベルとなるように、最新の所定回数分の画像データが加算され、加算された画像データに基づいて焦点検出演算が行われる。
このような動作シーケンスを行うことにより、EVFのリフレッシュ周期を一定に保ちながら、確実に焦点検出を行うことが可能になる。なお、撮像画素については、低輝度時の電荷蓄積時間は読出し周期が維持できるまでの時間で制限し、不足分は画像信号の増幅度を調整することによりカバーする。
図18は撮像素子212の回路構成を示す図である。図17に示す動作フローに対応した4画素×4画素の撮像素子の回路構成であり、2個の焦点検出画素312、313が3行目の2列目と3列目に配置され、その他は撮像画素310である。信号保持部502は1行分の画素の画像信号を一時的保持するバッファであり、垂直信号線501に出力されている画像信号を垂直走査回路503が発する制御信号ΦHにしたがってラッチする。
撮像画素310および焦点検出画素312、313の電荷蓄積は、蓄積制御回路504が発する制御信号(ΦR1〜ΦR4)により行ごとに独立に制御される。撮像画素310および焦点検出画素312、313からの画像信号の出力は、垂直走査回路503が発する制御信号(ΦS1〜ΦS4)により行ごとに独立に制御される。制御信号により選択された画素の画像信号は、垂直信号線501に出力される。信号保持部502に保持された画像信号は、水平走査回路505が発する制御信号(ΦV1〜ΦV4)により順次出力回路506へ転送され、出力回路506で設定された増幅度で増幅されて外部に出力される。
図19は、図18に示す撮像画素および焦点検出画素の詳細な回路図である。光電変換部はフォトダイオード(PD)で構成される。PDに蓄積された電荷は、浮遊拡散層(フローティングディフュージョン:FD)に蓄積される。FDは増幅MOSトランジスタ(AMP)のゲートに接続されており、AMPはFDに蓄積された電荷の量に応じた信号を発生する。FD部はリセットMOSトランジスタ510を介して電源電圧Vddに接続されており、制御信号ΦRn(ΦR1〜ΦR4、ΦRa)によりリセットMOSトランジスタ510がオンすると、FDおよびPDに溜まった電荷がクリアされリセット状態になる。
AMPの出力は行選択MOSトランジスタ512を介して垂直出力線501に接続されており、制御信号ΦSn(ΦS1〜ΦS4)により行選択MOSトランジスタ512がオンすると、AMPの出力が垂直出力線501に出力される。なお、図19に示す回路構成においては、画像信号の読み出しにより画像信号が破壊される破壊読み出しとなっている。
図20は、図18に示す撮像素子212の動作タイミングチャートである。1行目の撮像画素310は垂直走査回路503が発する制御信号ΦS1により選択され、選択された撮像画素310の画像信号は垂直信号線501に出力される。制御信号ΦS1と同期して発せられる制御信号ΦHにより垂直信号線501に出力された1行目の画像信号は、信号保持部502に一時的に保持される。信号保持部502に保持された1行目の撮像画素310の画像信号は、水平走査回路505から順次発せられる制御信号ΦV1〜ΦV4にしたがって出力回路506へ転送され、出力回路506で設定された増幅度で増幅された外部に出力される。
1行目の撮像画素310の画像信号の信号保持部502への転送が終了した時点で、蓄積制御回路504より発せられる制御信号ΦR1により1行目の撮像画素310がリセットされ、1行目の撮像画素310の次の電荷蓄積が開始される。1行目の撮像画素310の画像信号の出力回路506からの出力が終了した時点で、2行目の撮像画素310は垂直走査回路503が発する制御信号ΦS2により選択され、選択された撮像画素310の画像信号は垂直信号線501に出力される。以下、同様にして2行目の撮像画素310の画像信号の保持および撮像画素310のリセット、画像信号の出力が行われる。
続いて3行目の撮像画素310と焦点検出画素312、313の画像信号の保持および撮像画素のリセット、撮像画素310と焦点検出画素312、313の画像信号の出力が行われる。続いて4行目の撮像画素310の画像信号の保持および撮像画素のリセット、撮像画素310の画像信号の出力が行われる。その後再び1行目に戻り、上記動作が繰り返される。
1行目の撮像画素310の画像信号の電荷保持タイミングから、次回の1行目の撮像画素310の画像信号の電荷保持タイミングまでの周期Tsは、一定に制御される。撮像画素310および焦点検出画素312、313の電荷蓄積時間Ti(露光時間)は、画素のリセットタイミングから画像信号の保持タイミングまでの時間となる。制御信号ΦR1〜ΦR4のパルス幅を変更することによって、撮像画素310および焦点検出画素312、313の電荷蓄積時間Ti(露光時間)を調整することが可能である。
図21により画像データの加算処理を説明する。図21において、上部に画像信号の読出しの時間経過を示す。画像信号の読出しは所定周期Tsで繰り返し行われ、読み出された最新の画像データにより表示がリフレッシュされる。nは最新の読出しサイクルを表し、n−1は前回の読出しサイクル、n−2は前々回の読出しサイクルを表す。各回に読み出された画像信号は内部メモリ214c(図14参照)にスタックして記憶される。画像信号の読出しn回目に読み出された焦点検出画素の画像信号は、焦点検出画素信号nとして記憶される。焦点検出画素信号nが内部メモリ214cに格納された時点において、加算処理が起動する。
図22を参照して加算処理の様子を説明する。(1)まず、最新の焦点検出画素信号nの最大値Pをしきい値Pthと比較し、これを超えている場合は焦点検出画素信号nをそのまま加算画素信号nとして採用する。(2)超えていない場合は、前回の焦点検出画素信号n−1と加算し、加算した画素信号の最大値Pをしきい値Pthと比較し、これを超えている場合は加算画素信号を加算画素信号nとして採用する。(3)超えていない場合はさらに前々回の焦点検出画素信号n−2と加算し、加算した画素信号の最大値Pをしきい値Pthと比較し、これを超えている場合は加算画素信号を加算画素信号nとして採用する。(4)上記加算処理を、加算した画素信号の最大値Pがしきい値Pthを越えるまで繰り返す。なお、所定回数加算しても加算した画素信号の最大値がしきい値Pthを越えない場合は加算処理を打ち切り、加算画素信号を加算画素信号nとして採用する。
《一実施の形態の変形例》
図23は変形例の撮像画素および焦点検出画素の詳細な回路図である。図19に示す撮像画素および焦点検出画素の回路構成では、PDがFDに直結しているため、電荷蓄積の終了タイミングが制御信号ΦSnによって規定されるが、図23に示すように、PDとFDの間にスイッチ513を設けることによって、電荷蓄積の終了タイミングを制御信号ΦSnと独立に制御することができる。なお、他の基本構成は図19に示す回路と同様である。図23に示す撮像画素および焦点検出画素では、PDとFDの間に転送MOSトランジスタ513が配置されており、制御信号ΦTnにより転送MOSトランジスタ513がオンすると、PDの蓄積電荷がFDへ転送される。
図24は変形例の撮像素子212Aの詳細な構成を示す正面図である。図3に示す撮像素子212では、焦点検出画素が図5(a)、(b)に示す一対の焦点検出画素312、313から構成されていた。これに対し図24に示す撮像素子212Aでは、焦点検出画素が1つのマイクロレンズのもとに一対の光電変換部を備えた画素構造を有する。図24は撮像素子212A上のひとつの焦点検出エリア近傍を拡大した図であり、縦横は図2に示す撮像画面の縦横と対応している。この変形例の撮像素子212Aは、撮像用の撮像画素310と焦点検出用の焦点検出画素311から構成される。
図25に焦点検出画素311の構成を示す。焦点検出画素311はマイクロレンズ10、一対の光電変換部12,13から構成される。光電変換部12、13は、マイクロレンズ10により交換レンズの射出瞳の所定の領域(たとえばF2.8)を通過する光束をすべて受光するような形状に設計される。また、図26に焦点検出画素311の断面形状を示す。焦点検出用画素311では、焦点検出用の光電変換部12、13の前方にマイクロレンズ10が配置され、マイクロレンズ10により光電変換部12、13が前方に投影される。光電変換部12、13は半導体回路基板29上に形成される。
図27は、図25、図26に示す焦点検出画素311を用いた瞳分割方式の焦点検出方法を説明する図である。なお、基本原理は図10に示す一対の焦点検出画素312、313を用いた瞳分割方式の焦点検出方法と同様である。また、図27では、光軸91上にある焦点検出画素(マイクロレンズ50と一対の光電変換部52、53からなる)と、隣接する焦点検出画素(マイクロレンズ60と一対の光電変換部62、63からなる)とを模式的に例示するが、その他の焦点検出画素においても一対の光電変換部はそれぞれ一対の測距瞳から各マイクロレンズに到来する光束を受光する。焦点検出画素の配列方向は一対の測距瞳92,93の並び方向、すなわち一対の光電変換部の並び方向と一致させる。
マイクロレンズ50、60は光学系の予定結像面近傍に配置されており、光軸91上に配置されたマイクロレンズ50によりその背後に配置された一対の光電変換部52、53の形状が、マイクロレンズ50、60から投影距離dだけ離間した射出瞳90上に投影され、その投影形状は測距瞳92,93を形成する。光軸91から離間して配置されたマイクロレンズ60によりその背後に配置された一対の光電変換部62、63の形状が、投影距離dだけ離間した射出瞳90上に投影され、その投影形状は測距瞳92,93を形成する。すなわち、投影距離dにある射出瞳90上で各焦点検出画素の光電変換部の投影形状(測距瞳92,93)が一致するように各画素の投影方向が決定されている。
光電変換部52は測距瞳92を通過し、マイクロレンズ50に向う焦点検出光束72によってマイクロレンズ50上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部53は測距瞳93を通過し、マイクロレンズ50に向う焦点検出光束73によってマイクロレンズ50上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部62は測距瞳92を通過し、マイクロレンズ60に向う焦点検出光束82によってマイクロレンズ60上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部63は測距瞳93を通過し、マイクロレンズ60に向う焦点検出光束83によってマイクロレンズ60上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。
上記のような焦点検出画素311を直線状に多数配置し、各画素の一対の光電変換部12、13の出力を測距瞳92および測距瞳93に対応した出力グループにまとめることによって、測距瞳92と測距瞳93を各々通過する焦点検出光束が焦点検出画素列上に形成する一対の像の強度分布に関する情報が得られる。
図28は、偏光フィルタを用いた瞳分割方式の焦点検出方法を説明する図である。上述した一実施の形態とその変形例では、瞳分割方式としてマイクロレンズを用いた例を説明したが、偏光フィルタを用いて瞳分割方式の焦点検出を行うことができる。図28では隣接する4画素を模式的に例示している。図28において、690は偏光フィルタ保持枠であり、偏光フィルタ以外の部分は遮光されている。この偏光フィルタ保持枠690は交換レンズの絞り近傍に配置される。692は偏光フィルタであり、この偏光フィルタ692の位置および形状により測距瞳を構成する。693も偏光フィルタであり、この変更フィルタ693の位置および形状により測距瞳を構成する。偏光フィルタ693は偏光フィルタ692と偏光方向が直交するように構成される。91は交換レンズの光軸である。621は偏光フィルタであり、偏光方向が偏光フィルタ692と一致している。622も偏光フィルタであり、偏光方向が偏光フィルタ693と一致している。611、612は光電変換部、631、632は画素、672,673、682,683は光束である。
画素631において、光電変換部611は、偏光フィルタ621の作用により、偏光フィルタ692によって形成された測距瞳を通過する光束を受光し、光束672または682によりに形成される像の強度に対応した信号を出力する。また、画素632において、光電変換部612は、偏光フィルタ622の作用により、偏光フィルタ693によって形成された測距瞳を通過する光束を受光し、光束673または683によりに形成される像の強度に対応した信号を出力する。
上記のような偏光フィルタを用いた画素631,632を2次元状に配置し、各画素の光電変換部の出力を測距瞳に対応した出力グループにまとめることによって、各測距瞳を各々通過する焦点検出光束が画素列上に形成する一対の像の強度分布に関する情報を得ることができる。この情報に対して後述する像ズレ検出演算処理(相関演算処理、位相差検出処理)を施すことにより、いわゆる瞳分割型位相差検出方式で一対の像の像ズレ量が検出される。
図29は撮像画面上における焦点検出エリアの他の配置例を示した図である。焦点検出エリアの数および位置は図2に示す配置に限定されない。図29は焦点検出画素列が焦点検出の際に、撮像画面上で像をサンプリングする領域、焦点検出エリアと焦点検出位置の例を示している。撮像画面100上の5カ所に焦点検出エリア102〜106が配置される。長方形で示した焦点検出エリアの長手方向に焦点検出画素が直線的に配列される。ユーザーが操作部材(不図示)により複数の焦点検出エリアから構図に応じて1つの焦点検出エリアをマニュアルで選択したり、すべての焦点検出エリアを同時に選択し、得られる複数の焦点検出結果より最適なものを自動的に選択する。
すべての焦点検出エリアを同時に動作させる場合は、周期的に画像データを撮像素子から読み出すとともに、EVFに画面を周期的にリフレッシュして表示させながら、各焦点検出エリアに属する焦点検出画素の画像データを焦点検出エリアごとにスタック記憶していく。最新の画像データが格納されるたびに、焦点検出エリアごとに独立に図21で説明した加算処理を適用することによって、焦点検出エリアごとに焦点検出演算に適した加算画像データを生成し、各加算画像データに対して焦点検出演算処理を行い、各焦点検出エリアのデフォーカス量を算出する。得られた複数のデフォーカス量に基づいて所望のアルゴリズム(平均、最至近など)で最終的なデフォーカス量を決定する。このようにすれば、各焦点検出エリアの輝度に大きな相違があっても、表示用に所定の周期で画像信号を破壊読出ししながら、各焦点検出エリアの焦点検出に用いる画像データのレベルを適切なレベルに維持することができ、すべての焦点検出エリアにおいて確実に焦点検出を行うことができる。
図30は変形例の撮像素子212Bの詳細な構成を示す正面図である。なお、図30は撮像素子212Bの一部の領域を拡大して示し、縦横は図2に示す撮像画面の縦横に対応している。図3に示す撮像素子212では、焦点検出画素312、313に色フィルタが設けられず、撮像画素310の配列の中の一部に撮像画素310の代わりに配置されている。これに対し図30に示す撮像素子212Bでは、撮像素子212Bを構成する画素はすべて色フィルタを備えた焦点検出画素から構成される。
撮像素子212Bは、緑色の色フィルタを備えた一対の焦点検出画素322、323と、青色の色フィルタを備えた一対の焦点検出画素332、333と、赤色の色フィルタを備えた一対の焦点検出画素342、343とが図のように配列されて構成される。色フィルタのみ注目するとベイヤー配列となっており、焦点検出画素の画像信号を表示用に直接用いることができる。同色の色フィルタを備えた一対の画像信号に基づいて、色ごとに焦点検出を行うことが可能になる。上記構成においては、焦点検出エリアの位置、数を自由に設定することが可能になる。
図31は撮像素子の変形例の回路構成を示す概念図である。図18に示す撮像素子の回路構成概念図ではCMOSの回路構成例を示し、画像信号はローリングシャッター方式で読み出されている。これに対し図31に示す撮像素子の回路構成概念図では、CCDの回路構成例を示し、画像信号は全画素同時露光方式で読み出される。図31において、撮像素子は4画素×4画素のレイアウトになっており、焦点検出画素312、313は2画素が3行目の2列目と3列目に配置され、その他は撮像画素310である。撮像画素310と焦点検出画素312、313は制御回路551の制御のもとに全画素同一タイミングで電荷蓄積され、蓄積された電荷は全画素同時に垂直レジスタ552に転送される。
垂直レジスタ552に転送された電荷は1行ごとに水平レジスタ553に転送される。水平レジスタ553に転送された1行分の画像信号は水平レジスタ553により出力回路554に転送され、外部出力される。1行分の水平レジスタ553の転送が終了すると、垂直レジスタ552が水平レジスタ方向に1行分転送され、水平レジスタ553は転送された1行分の画像信号を外部出力する。以上の動作を繰り返して4行分の画像信号を外部へ出力する。
図32は、図31に示す撮像素子の周期動作時の動作フローである。全画素において、電荷蓄積と垂直レジスタ552への転送は同時に行われる。いったん蓄積された電荷を垂直レジスタ552へ転送すると次回の電荷蓄積が可能になる。画像信号の読出し(外部出力)は4行目、3行目、2行目、1行目の順で行われ、この読出し動作が所定の周期で繰り返し行われる。読み出された撮像画素310の画像データは、EVFの表示に利用される。また、焦点検出画素312、313の画像データは、過去複数回の読出し分とともに内部メモリに記憶され、加算後の画像データのレベルが焦点検出演算に適したレベルとなるように、最新の所定回数分の画像データが加算され、加算された画像データに基づいて焦点検出演算が行われる。
図33は変形例の撮像装置の構成を示す。図1に示す撮像装置では、撮像素子211を焦点検出用と撮像用に兼用した例を示したが、この変形例の撮像装置では、図33に示すように撮像専用の撮像素子212を設け、本発明に係わる撮像素子211は焦点検出と電子ビューファインダー表示用に用いる。図33において、カメラボディ203には撮影光束を分離するハーフミラー221が配置され、透過側に撮像専用の撮像素子212が配置され、反射側に焦点検出兼電子ビューファインダー表示用の撮像素子211が配置される。撮影前は撮像素子211の出力に応じて、焦点検出および電子ビューファインダー表示が行われる。レリーズ時は撮像専用の撮像素子212の出力に応じた画像データが生成される。
なお、ハーフミラー221を全反射ミラーとし、撮影時は撮影光路から退避するようにしてもよい。このような構成においては、本発明に係わる画像処理は電子ビューファインダーの表示用のみに使用される。なお、撮像素子211と撮像素子212の配置を逆にして、反射側に撮像専用の撮像素子212を配置し、透過側に焦点検出兼電子ビューファインダー表示用の撮像素子211を配置してもよい。
撮像素子をCMOSイメージセンサで構成した場合には、ローリングシャッタ読出し方式に起因した焦点検出画素の電荷蓄積タイミングの誤差によって、移動被写体に対する焦点検出や手ぶれ時の焦点検出の際に誤差が生ずる可能性があったが、撮像素子をCCDイメージセンサで構成した場合には、焦点検出画素の電荷蓄積の同時性が保証されるので、CMOSイメージセンサで生じていたような焦点検出誤差をなくすことができる。
図3および図24に示す撮像素子では、焦点検出エリアに焦点検出画素を隙間なく配列した例を示したが、数画素おきに焦点検出画素を配置してもよい。焦点検出画素のピッチが大きくなることによって、焦点検出精度は多少低下するが、焦点検出画素の密度が低くなるので、画像補間後の画像品質が向上する。
図3および図24の撮像素子では、撮像画素がベイヤー配列の色フィルタを備えた例を示したが、色フィルタの構成や配列はこれに限定されることはなく、補色フィルタ(緑:G、イエロー:Ye、マゼンタ:Mg,シアン:Cy)を採用してもよい。この場合には、焦点検出画素をシアンとマゼンタ(出力誤差が比較的目立たない青成分を含む)が配置されるべき画素位置に配置する。
図3および図24に示す撮像素子では、焦点検出画素に色フィルタを設置しない例を示したが、撮像画素と同色の色フィルタの内、ひとつのフィルタ(たとえば緑フィルタ)を備えるようにした場合でも本発明を適用することができる。
図15に示すフローチャートでは、補正した画像データをメモリーカード219に保存する例を示したが、補正した画像データを電子ビューファインダーやボディの背面に設けられた不図示の背面モニター画面に表示するようにしてもよい。
上述した一実施の形態とその変形例では、EVF表示中は撮像素子の撮像画素の画像信号を周期的に全画素読出する例を示したが、EFF表示中は撮像画素の一部を間引き読出しし、撮像時のみ全画素読出しするようにしてもよい。
本願発明は、カメラボディに交換レンズを装着するデジタルスチルカメラやフィルムスチルカメラに限定されず、レンズ一体型のデジタルスチルカメラやフィルムスチルカメラやビデオカメラにも適用できる。また、携帯電話などに内蔵される小型カメラモジュールや監視カメラなどにも適用できる。さらに、カメラ以外の焦点検出装置や測距装置やステレオ測距装置にも適用できる。
焦点検出画素の画像信号の加算方法は図22に示す加算方法に限定されない。同一輝度に対する撮像画素の画像信号レベルと焦点検出画素の画像信号レベルの比は絞り値に応じた一定の値となるので、所定周期で読み出した焦点検出画素の周囲にある撮像画素の画像信号のレベルと絞り値に応じて焦点検出画素の画像信号の加算回数を決定することができる。
以上説明したように、一実施の形態によれば、高品質なファインダー画像表示を維持しながら確実に焦点検出を行うことができる。また、焦点検出エリアごとに被写体輝度が異なる場合でも、すべての焦点検出エリアにおいて高品質なファインダー画像表示を維持しながら確実に焦点検出を行うことができる。
一実施の形態の構成を示す図 一実施の形態の撮影画面上の焦点検出位置を示す図 撮像素子の詳細な構成を示す正面図 撮像画素の構成を示す図 焦点検出画素の構成を示す図 緑画素、赤画素および青画素の分光特性を示す図 焦点検出画素の分光特性を示す図 撮像画素の断面図 焦点検出画素の断面図 マイクロレンズを用いた瞳分割型位相差検出方式の焦点検出光学系の構成を示す図 瞳分割型位相差検出方式におけるデフォーカスと像ずれの関係を示す図 撮像画素と射出瞳の関係を示す図 射出瞳面における投影関係を示す正面図 図1に示すデジタルスチルカメラ(撮像装置)のボディ内部の詳細な構成を示す図 図1に示すデジタルスチルカメラ(撮像装置)の動作を示すフローチャート 焦点検出演算方法を説明する図 撮像素子の動作フロー概念図 撮像素子の回路構成を示す図 図18に示す撮像画素および焦点検出画素の詳細な回路図 図18に示す撮像素子212の動作タイミングチャート 画像データの加算処理を説明する図 画像データの加算処理の様子を説明する図 変形例の撮像画素および焦点検出画素の詳細な回路図 変形例の撮像素子の詳細な構成を示す正面図 図24に示す撮像素子に用いる焦点検出画素の構成を示す図 図24に示す撮像素子に用いる焦点検出画素の断面形状を示す図 図25、図26に示す焦点検出画素を用いた瞳分割方式の焦点検出方法を説明する図 偏光フィルタを用いた瞳分割方式の焦点検出方法を説明する図 撮像画面上における焦点検出エリアの他の配置例を示した図 変形例の撮像素子の詳細な構成を示す正面図 撮像素子の変形例の回路構成を示す概念図 図31に示す撮像素子の周期動作時の動作フロー 変形例の撮像装置の構成を示す図
符号の説明
202 交換レンズ
212 撮像素子
214 ボディ駆動制御回路
214a 撮像素子駆動制御回路
214d ボディCPU
214c 内部メモリ
215 液晶表示素子駆動回路
216 液晶表示素子

Claims (10)

  1. 光学系による光束を複数の画素により光電変換して蓄積するとともに、該蓄積した信号を出力する破壊読み出し型の撮像素子と、
    前記撮像素子から所定周期で前記信号を読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段により前記信号が読み出されるたびに、読み出された前記信号に基づく表示を行う表示手段と、
    前記読み出し手段により読み出された前記信号を、読み出しごとに個別に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記信号の内の時系列的な複数の信号を加算する加算手段と、
    前記加算手段による加算結果に基づいて前記光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記加算手段は、前記信号を加算した結果の信号レベルがしきい値を超えるよう、加算する前記信号の数を可変とすることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
    前記記憶手段に記憶する前記信号は、前記撮像素子の一部の画素から出力された信号であることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像素子において、
    前記一部の画素は他の画素と異なる光電変換部を有することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の撮像装置において、
    前記一部の画素は他の画素と分光特性が異なることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の撮像装置において、
    前記一部の画素は、該画素で得られる信号に基づいて前記光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出用画素であり、
    前記撮像素子は、前記光学系による画面内に設定される焦点検出エリアに対応して複数の前記焦点検出用画素が配列され、該焦点検出用画素の配列の周りに前記他の画素が配置されることを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項6に記載の撮像装置において、
    前記焦点検出エリアは前記画面内の複数の位置に設定され、
    前記撮像素子は、複数の前記焦点検出エリアのそれぞれに対応して複数の前記焦点検出用画素からなる画素列を備え、
    前記加算手段は、前記焦点検出用画素の画素列ごとに独立して前記信号の加算を行うことを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の撮像装置において、
    前記加算手段は、前記焦点検出用画素の画素列の周りの前記他の画素の信号レベルに応じて前記焦点検出用画素の画素列の信号の加算数を決定することを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項3〜8のいずれか1項に記載の撮像装置において、
    前記撮像素子の前記一部の画素は、前記光学系の射出瞳上の一対の領域を通過する光束を受光することを特徴とする撮像装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の撮像装置において、
    前記撮像素子のすべての画素を同一の蓄積時間に制御する制御手段を備えることを特徴とする撮像装置。
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