JP2008085241A - 電解コンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】フッ素原子を含有する電解質を用いて低比抵抗化を図った場合において、駆動用電解液中に水分が多少存在しても十分な信頼性を確保することのできる電解コンデンサを提供する。
【解決手段】陽極箔と陰極箔とがセパレータを介して巻回されたコンデンサ素子に駆動用電解液が含浸された電解コンデンサにおいて、駆動用電解液は、有機溶剤を主溶媒とする溶媒に、フッ素原子を含有するフッ素含有電解質が配合され、かつ五酸化二リンまたはシリカゲルが配合されていることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、電解コンデンサに関するものである。さらに詳しくは、電解コンデンサの駆動用電解液の組成に関するものである。
電解コンデンサの中で、アルミニウム電解コンデンサは、コンデンサ素子に駆動用電解液を含浸した後、金属製の筒状ケースに収納し、開口部を弾性ゴムにより封口した後、封口した部位を絞り加工することにより構成される。ここで、コンデンサ素子は、陽極箔と陰極箔とをセパレータを介して巻回したものであり、陽極箔としては、一般に、高純度のアルミニウム箔を電気化学的にエッチング処理して表面積を拡大させた後、化成処理を行い、エッチング箔表面に酸化皮膜を形成したものである。陰極箔は、アルミニウム箔をエッチング処理したものである。
駆動用電解液は、真の陰極として機能しており、また酸化皮膜が電気的、機械的なストレスにより絶縁破壊を開始した時に、駆動用電解液の化成能力により、酸化皮膜を成長させ、絶縁破壊部分を直ちに補修する機能を担っており、アルミニウム電解コンデンサの特性に大きな影響を与える構成要素である。
従来、高周波数低インピーダンスのアルミニウム電解コンデンサに用いられる駆動用電解液としては、γ−ブチロラクトンを主体とする溶媒に、フタル酸やマレイン酸などカルボン酸のアルキル四級アンモニウム塩を溶質として配合したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、かかる四級アンモニウム塩系電解液は、その塩基成分が陰極封口部分から漏れることがあるため、信頼性が劣るという問題がある。
このような問題を回避可能な駆動用電解液としては、アルキル置換アミジン基を有する化合物の四級化合物のカルボン酸塩を溶質とする、いわゆるアミジン系電解液が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭62−145713号公報 国際公開第95/15572号パンフレット
近年の電子機器の小形化、高性能化に伴って、アルミニウム電解コンデンサには、より低いエネルギー損失やインピーダンス特性を備えていることが求められている。
しかしながら、特許文献2に開示のアミジン系電解液も、電導度に関しては四級アンモニウム塩系電解液と同等であり、上記の要求に対応することができないため、カルボン酸塩に代わる高電導度の溶質が求められている。
一方、リチウム電池や電気二重層キャパシタに用いられている電解液には、テトラフルオロホウ酸アニオン、ヘキサフルオロリン酸アニオン、ビストリフルオロメタンスルホニルイミドアニオン等、高電導度のフッ素系化合物が用いられている。
しかしながら、かかる電解液をそのまま、アルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液として用いると信頼性を確保することができないという問題点がある。すなわち、アルミニウム電解コンデンサでは、電極箔としてアルミニウム箔を用いており、電解液に水分が含まれていると、上記のフッ素化合物がアルミニウム電極箔と反応してしまうからである。しかも、アルミニウム電解コンデンサの製造過程で駆動用電解液中に水分が一切、混入しないようにするのは困難である。
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、フッ素原子を含有する電解質を用いて低比抵抗化を図った場合において、駆動用電解液中に水分が多少存在しても十分な信頼性を確保することのできる電解コンデンサを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、陽極箔と陰極箔とがセパレータを介して巻回されたコンデンサ素子に駆動用電解液が含浸された電解コンデンサにおいて、前記駆動用電解液は、有機溶剤を主溶媒とする溶媒に、フッ素原子を含有するフッ素含有電解質、および五酸化二リンが配合されていることを特徴とする。
また、本発明において、前記五酸化二リンの配合量は、電解液全体に対して0.01〜3.0重量%であることが好ましい。
さらに、本発明の別の形態では、陽極箔と陰極箔とがセパレータを介して巻回されたコンデンサ素子に駆動用電解液が含浸された電解コンデンサにおいて、
前記駆動用電解液が、有機溶剤を主溶媒とする溶媒に、フッ素原子を含有するフッ素含有電解質およびシリカゲルが配合されてなることを特徴とする。
この場合、前記シリカゲルの配合量は、電解液全体に対して0.01〜5.0重量%であることが好ましい。
本発明においては、前記フッ素含有電解質のアニオン成分としては、テトラフルオロホウ酸、ヘキサフルオロリン酸、ビストリフルオロメタンスルホニルイミド、およびビストリフルオロエタンスルホニルイミドのうちの少なくとも1つが配合されている構成を採用することができる。
また、フッ素含有電解質のカチオン成分としては、第四級オニウムイオンでは、1−メチルイミダゾリウム、1−メチルイミダゾリニウム、1−エチルイミダゾリウム、1−エチルイミダゾリニウム、1−n−プロピルイミダゾリウム、1−n−プロピルイミダゾリニウム、1,3−ジメチルイミダゾリウム、1,3−ジメチルイミダゾリニウム、1,2,3−トリメチルイミダゾリウム、1,2,3−トリメチルイミダゾリニウム、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム、1−エチル−3−メチルイミダゾリニウム、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリニウム、1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリウム、1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウム、1,3−ジエチルイミダゾリウム、1,3−ジエチルイミダゾリニウム、1−メチル−3−n−プロピルイミダゾリウム、1−メチル−3−n−プロピルイミダゾリニウム、2−エチル−1,3−ジメチルイミダゾリウム、2−エチル−1,3−ジメチルイミダゾリニウム、1,3−ジメチル−n−プロピルイミダゾリウム、1,3−ジメチル−n−プロピルイミダゾリニウム、1,3,4−トリメチルイミダゾリウム、1,3,4−トリメチルイミダゾリニウム、2−エチル−1,3,4−トリメチルイミダゾリウム、2−エチル−1,3,4−トリメチルイミダゾリニウム等を挙げることができる。
また、アミン類としては、メチルアミン、エチルアミン、t−ブチルアミン等の一級アミン塩、ジメチルアミン、エチルメチルアミン、ジエチルアミン等の二級アミン塩、トリメチルアミン、ジエチルメチルアミン、エチルジメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジメチル−N−(2−メトキシエチル)アミン等の三級アミン塩等を挙げることができる。
本発明の電解液において、溶媒は、例えば、γ−ブチロラクトン(有機溶剤)を主溶媒とするが、アルコール類、エーテル類、アミド類、オキサゾリジノン類、γ−ブチロラクトン以外のラクトン類、ニトリル類、カーボネート類、スルホン類等の有機溶剤と併用することもできる。
かかるアルコール類として、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチルアルコール、ジアセトンアルコール、ベンジルアルコール、アミルアルコール、フルフリルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ヘキシトール等が挙げられる。
エーテル類として、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル等が挙げられる。
また、高分子量体としてポリエチレングリコールやポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコールおよびその共重合体(以下、ポリアルキレングリコール)等が挙げられる。
アミド類として、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−エチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−エチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリックアミド等が挙げられる。
オキサゾリジノン類として、N−メチル−2−オキサゾリジノン、3,5−ジメチル−2−オキサゾリジノン等が挙げられる。
γ−ブチロラクトン以外のラクトン類として、α−アセチル−γ−ブチロラクトン、β−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトン等が挙げられる。
ニトリル類として、アセトニトリル、アクリロニトリル、アジポニトリル、3−メトキシプロピオニトリル等が挙げられる。
カーボネート類として、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等が挙げられる。
スルホン類として、ジメチルスルホン、エチルメチルスルホン、ジエチルスルホン、スルホラン、3−メチルスルホラン、2,4−ジメチルスルホラン等が挙げられる。
その他の溶媒として、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホオキシド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、トルエン、キシレン、パラフィン類等が挙げられる。
本発明に係る電解コンデンサにおいて、駆動用電解液は、γ−ブチロラクトンなどを主溶媒とする溶媒に、フッ素含有電解質が溶質として配合され、かつ、五酸化二リンまたはシリカゲルを含有しているため、駆動用電解液が水分を含んでいる場合でも、フッ素含有電解質と電極箔との反応を抑えることができる。それ故、フッ素原子を含有する電解質を用いて低比抵抗化を図った場合においても、十分な信頼性を確保することができる。
本発明が適用される電解コンデンサの基本的な構造についての詳細な説明は省略するが、電解コンデンサでは、エッチング処理および酸化皮膜形成処理を施した陽極箔と、エッチング処理を施した陰極箔とを、マニラ麻系の電解紙等からなるセパレータを介して巻回したコンデンサ素子が用いられている。陽極箔、陰極箔の粗面化処理は、エッチング処理に替えて、蒸着、塗布等公知の方法を用いてもよい。
エッチング処理では、アルミニウム箔に対して、酸性溶液中での化学的エッチングや電気化学的エッチングを行い、電極箔の表面を拡大する。また、酸化皮膜形成処理では、リン酸アンモニウム水溶液中やアジピン酸アンモニウム水溶液中での陽極酸化を行う。なお、陰極箔の表面には、気中酸化皮膜や薄い陽極酸化皮膜が形成されていることもある。
かかるコンデンサ素子は、駆動用電解液が含浸された後、有底筒状の外装ケースに収納される。その際、コンデンサ素子から突出する陽極引き出しリードおよび陰極引き出しリードについては、ゴム等の弾性を備えた弾性封口体の貫通孔に挿入して外部に引き出しておき、外装ケースの開口部に対して絞り加工を施して、外装ケースの開口部を弾性封口体より密封する。
このような電解コンデンサを作製するにあたって、本形態では、駆動用電解液として、γ−ブチロラクトンなどの有機溶剤を主溶媒とする溶媒に、フッ素原子を含有する高電導度電解質(フッ素含有電解質)が溶質として配合され、かつ、五酸化二リンが添加された電解液を用いる。ここで、五酸化二リンの配合量は、電解液全体に対して、0.01〜3.0重量%であることが好ましい。
また、本発明の別の形態では、駆動用電解液として、γ−ブチロラクトンなどの有機溶剤を主溶媒とする溶媒に、フッ素原子を含有する高電導度電解質(フッ素含有電解質)が溶質として配合され、かつ、シリカゲルが添加された電解液を用いる。ここで、シリカゲルの配合量は、電解液全体に対して、0.01〜5.0重量%であることが好ましい。
このように構成した電解コンデンサにおいて、駆動用電解液は、γ−ブチロラクトンなどを主溶媒とする溶媒に、フッ素原子を含有する高電導度電解質が溶質として配合され、かつ、五酸化二リンを含有しているため、駆動用電解液が水分を含んでいる場合でも、高電導度電解質と電極箔との反応を抑えることができる。それ故、フッ素原子を含有する電解質を用いて低比抵抗化を図った場合においても、十分な信頼性を確保することができる。
また、電解コンデンサにおいて、駆動用電解液は、γ−ブチロラクトンを主溶媒とする溶媒に、フッ素原子を含有する高電導度電解質が溶質として配合され、かつ、シリカゲルを含有しているため、駆動用電解液が水分を含んでいる場合でも、高電導度電解質と電極箔との反応を抑えることができる。それ故、フッ素原子を含有する電解質を用いて低比抵抗化を図った場合においても、十分な信頼性を確保することができる。
実施例に基づき、本発明をさらに具体的に説明する。
本発明に係る電解コンデンサを評価するにあたって、駆動用電解液として表1、表2に示す組成の電解液を用いた。
表1、表2には、駆動用電解液の比抵抗値、およびそれを用いた電解コンデンサの100kHzにおけるインピーダンス値の測定結果も示してある。電解コンデンサを量産時、駆動用電解液には水分を配合しないが、水分を含有している場合の信頼性を評価することを目的に各電解液には2.0重量%の水分を添加してある。なお、作製した電解コンデンサは、定格電圧が6.3V、静電容量が1000μF、ケースサイズがφ10×12.5mmLである。
また、電解コンデンサについては、初期に120Hzにおける静電容量、tanδを測定した後、10個ずつ、高温印加試験(105℃、1000時間、DC6.3V印加)および高温高湿印加試験(85℃、相対湿度85%、1000時間、DC6.3V印加)を行った。初期、高温印加試験後、高温高湿印加試験後の各々の特性を表3、表4に示す。
Figure 2008085241
Figure 2008085241
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表1および表3から明らかなように、本発明の実施例1〜4に係る駆動用電解液は、比較例2と比較して、比抵抗値、インピーダンス値およびtanδが低い。
また、表2および表4から明らかなように、本発明の実施例5〜8に係る駆動用電解液は、比較例2と比較して、比抵抗値、インピーダンス値およびtanδが低い。
また、表3から明らかなように、本発明の実施例1〜4に係る駆動用電解液を用いた電解コンデンサは、五酸化二リンを含有していない比較例1と比較して、ケースに形成した圧力弁の作動という外観変化が発生しないため、コンデンサ内でガス発生による内圧上昇が発生していないことがわかる。
特に、本発明の実施例1〜4のうち、本発明の実施例1、2は、五酸化二リンの含有量が電解液全体に対して0.005重量%の実施例3と比較して、105℃での高温印加試験、および85℃85%RHでの高温高湿印加試験での静電容量変化、tanδ変化が小さく、優れた電気特性を示している。
また、本発明の実施例1、2は五酸化二リンの含有量が電解液全体に対して3.5重量%の実施例4と比較して、105℃での高温印加試験、および85℃85%RHでの高温高湿印加試験でのtanδ変化が小さく、優れた電気特性を示している。
従って、五酸化二リンの含有量は、電解液全体に対して0.01〜3.0重量%が最適である。
また、表4から明らかなように、本発明の実施例5〜8に係る駆動用電解液を用いた電解コンデンサは、シリカゲルを含有していない比較例1と違って、ケースに形成した圧力弁の作動といった外観変化が発生しないため、コンデンサ内でガス発生による内圧上昇が発生していないことがわかる。
特に、本発明の実施例5〜8のうち、本発明の実施例5、6は、シリカゲルの含有量が電解液全体に対して0.005重量%の実施例7と比較して、105℃での高温印加試験、および85℃85%RHでの高温高湿印加試験での静電容量変化、tanδ変化が小さく、優れた電気特性を示している。
また、本発明の実施例5、6はシリカゲルの含有量が電解液全体に対して5.5重量%の実施例8と比較して、105℃での高温印加試験、および85℃85%RHでの高温高湿印加試験でのtanδ変化が小さく、優れた電気特性を示している。
従って、シリカゲルの含有量は、電解液全体に対して0.01〜5.0重量%が最適である。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、各種フッ素含有電解質を単独または複数溶解させた電解液を用いて、いずれの構造の電解コンデンサにおいても作製することができる。

Claims (5)

  1. 陽極箔と陰極箔とがセパレータを介して巻回されたコンデンサ素子に駆動用電解液が含浸された電解コンデンサにおいて、
    前記駆動用電解液は、有機溶剤を主溶媒とする溶媒に、フッ素原子を含有するフッ素含有電解質、および五酸化二リンが配合されていることを特徴とする電解コンデンサ。
  2. 請求項1において、
    前記五酸化二リンの配合量が、電解液全体に対して0.01〜3.0重量%であることを特徴とする電解コンデンサ。
  3. 陽極箔と陰極箔とがセパレータを介して巻回されたコンデンサ素子に駆動用電解液が含浸された電解コンデンサにおいて、
    前記駆動用電解液が、有機溶剤を主溶媒とする溶媒に、フッ素原子を含有するフッ素含有電解質、およびシリカゲルが配合されてなることを特徴とする電解コンデンサ。
  4. 請求項3において、
    前記シリカゲルの配合量が、電解液全体に対して0.01〜5.0重量%であることを特徴とする電解コンデンサ。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、
    前記フッ素含有電解質として、テトラフルオロホウ酸、ヘキサフルオロリン酸、ビストリフルオロメタンスルホニルイミド、およびビストリフルオロエタンスルホニルイミドのうちの少なくとも1つが配合されていることを特徴とする電解コンデンサ。
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