JPH11233380A - 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPH11233380A JPH11233380A JP10054384A JP5438498A JPH11233380A JP H11233380 A JPH11233380 A JP H11233380A JP 10054384 A JP10054384 A JP 10054384A JP 5438498 A JP5438498 A JP 5438498A JP H11233380 A JPH11233380 A JP H11233380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic capacitor
- electrode foil
- electrolytic
- solvent
- electrolyte
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
良好なアルミニウム電解コンデンサを提供する。 【解決手段】 溶媒としてスルホラン、3─メチルスル
ホラン、2,4−ジメチルスルホランの3種から選ばれ
る2種以上と、プロピレンカーボネイト、δ−バレロラ
クトンの2種から選ばれる1種以上との混合溶媒を用い
たため、高温寿命特性が良好で、さらに、低温特性も良
好である。
Description
電解液、特に高温寿命特性の良好な電解コンデンサ用電
解液、およびそれを用いた電解コンデンサに関する。
高純度のアルミニウム等の弁金属の箔に、化学的あるい
は電気化学的にエッチング処理を施して、箔表面を拡大
させるとともに、この箔をホウ酸アンモニウム水溶液等
の化成液中にて化成処理して表面に酸化皮膜層を形成さ
せた陽極電極箔と、エッチング処理のみを施した高純度
の箔からなる陰極電極箔とを、マニラ紙等からなるセパ
レータを介して巻回してコンデンサ素子を形成する。そ
して、このコンデンサ素子は電解コンデンサ駆動用の電
解液を含浸した後、有底筒状の外装ケースに収納する。
外装ケースの開口部には弾性ゴムからなる封口体を装着
し、絞り加工により外装ケースを密封している。
極の電極を外部に引き出すのための電極引出し手段であ
るリード線がステッチ、超音波溶接等の手段により接続
されている。それぞれの電極引出し手段であるリード線
は、丸棒部と、両極電極箔に当接する接続部と、さらに
丸棒部の先端に溶接等の手段で固着された半田付け可能
な金属からなる外部接続部とからなる。
サ駆動用の電解液には、使用される電解コンデンサの性
能によって種々のものがあり、その中で、低圧用の、特
に高温長寿命特性を有する電解液として、エチレングリ
コールにアジピン酸を溶解したものが知られている。
車載分野において、自動車性能の高機能化に伴い、高温
となるエンジンルーム内での電子部品の使用の要求が高
まっているが、前記電解液を用いた電解コンデンサで
も、この高温使用に耐えることができなかった。また、
低温特性も、最低使用温度は−25℃使用が限界であ
り、−40℃使用が要求される車載用途として使用に耐
えることができず、この分野で使用可能な電解コンデン
サ用電解液は実現されていなかった。
る、高沸点の溶媒として、スルホラン(特開平1−12
4210号公報、特開平8−31699号公報)が知ら
れているが、上記の所望の特性を得ることができなかっ
たため、良好な高温特性と、低温特性の両者が要求され
る車載用途に用いることはできなかった。
が良好で、さらに、低温特性も良好な電解コンデンサ、
およびこの電解コンデンサに用いる電解液を提供するこ
とにある。
サ用電解液は、溶媒として、スルホラン、3─メチルス
ルホラン、2,4−ジメチルスルホランの3種から選ば
れる2種以上と、プロピレンカーボネイト、δ−バレロ
ラクトンの2種から選ばれる1種以上との混合溶媒を用
いたことを特徴としている。
ラン、3─メチルスルホラン、2,4−ジメチルスルホ
ランの3種から選ばれる2種以上と、プロピレンカーボ
ネイト、δ−バレロラクトンの2種から選ばれる1種以
上との混合溶媒を溶媒とした電解液を用いることを特徴
としている。
ンサの構造は図1、図2に示すように、従来と同じ構造
をとっている。コンデンサ素子1は陽極電極箔2と陰極
電極箔3をセパレータ11を介して巻回して形成する。
また図2に示すように陽極電極箔2、陰極電極箔3には
陽極引出し用のリード線4、陰極引出し用のリード線5
がそれぞれ接続されている。これらのリード線4、5
は、電極箔に当接する接続部7とこの接続部7と一体に
形成した丸棒部6、および丸棒部6の先端に固着した外
部接続部8からなる。また、接続部7および丸棒部6は
高純度のアルミニウム、外部接続部8ははんだメッキを
施した銅メッキ鉄鋼線からなる。このリード線4、5
は、接続部7においてそれぞれステッチや超音波溶接等
の手段により両極電極箔2、3に電気的に接続されてい
る。
ニウム箔を酸性溶液中で化学的あるいは電気化学的にエ
ッチングして拡面処理した後、ホウ酸アンモニウム、リ
ン酸アンモニウムあるいはアジピン酸アンモニウム等の
水溶液中で化成処理を行い、その表面に陽極酸化皮膜層
を形成したものを用いる。
に、アルミニウム電解コンデンサの駆動用の電解液を含
浸する。
素子1を、有底筒状のアルミニウムよりなる外装ケース
10に収納し、外装ケース10の開口部に封口体9を装
着するとともに、外装ケース10の端部に絞り加工を施
して外装ケース10を密封する。封口体9は例えばブチ
ルゴム等の弾性ゴムからなり、リード線4、5をそれぞ
れ導出する貫通孔を備えている。
てスルホラン、3─メチルスルホラン、2,4−ジメチ
ルスルホランの3種から選ばれる2種以上と、プロピレ
ンカーボネイト、δ−バレロラクトンの2種から選ばれ
る1種以上との混合溶媒を用いる。また、他の溶媒との
混合溶媒としても用いることができる。
極性溶媒として、一価アルコール類(エタノール、プロ
パノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、
シクロブタノール、シクロペンタノール、シクロヘキサ
ノール、ベンジルアルコール等)、多価アルコール類お
よびオキシアルコール化合物類(エチレングリコール、
プロピレングリコール、グリセリン、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ、メトキシプロピレングリコー
ル、ジメトキシプロパノール等)などが挙げられる。ま
た、非プロトン性の有機極性溶媒としては、アミド系
(N−メチルホルムアミド、N,N─ジメチルホルムア
ミド、N─エチルホルムアミド、N,N─ジエチルホル
ムアミド、N─メチルアセトアミド、N,N─ジメチル
アセトアミド、N─エチルアセトアミド、N,N−ジエ
チルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリックアミド
等)、ラクトン類(γ─ブチロラクトン、γ−バレロラ
クトン等)、環状アミド系(N─メチル─2─ピロリド
ン、エチレンカーボネイト、イソブチレンカーボネイト
等)、ニトリル系(アセトニトリル等)、オキシド系
(ジメチルスルホキシド等)、2−イミダゾリジノン系
〔1,3−ジアルキル−2−イミダゾリジノン(1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジエチル
−2−イミダゾリジノン、1,3−ジ(n−プロピル)
−2−イミダゾリジノン等)、1,3,4−トリアルキ
ル−2−イミダゾリジノン(1,3,4−トリメチル−
2−イミダゾリジノン等)〕などが代表として挙げられ
る。
コンデンサ駆動用電解液に用いられる、酸の共役塩基を
アニオン成分とする、アンモニウム塩、アミン塩、四級
アンモニウム塩および環状アミジン化合物の四級塩が挙
げられる。アミン塩を構成するアミンとしては一級アミ
ン(メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブ
チルアミン、エチレンジアミン等)、二級アミン(ジメ
チルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、メチ
ルエチルアミン、ジフェニルアミン等)、三級アミン
(トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピル
アミン、トリフェニルアミン、1,8─ジアザビシクロ
(5,4,0)─ウンデセン─7等)が挙げられる。第
四級アンモニウム塩を構成する第四級アンモニウムとし
てはテトラアルキルアンモニウム(テトラメチルアンモ
ニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラプロピルア
ンモニウム、テトラブチルアンモニウム、メチルトリエ
チルアンモニウム、ジメチルジエチルアンモニウム
等)、ピリジウム(1─メチルピリジウム、1─エチル
ピリジウム、1,3─ジエチルピリジウム等)が挙げら
れる。また、環状アミジン化合物の四級塩を構成するカ
チオンとしては、以下の化合物を四級化したカチオンが
挙げられる。すなわち、イミダゾール単環化合物(1─
メチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、
1,4─ジメチル─2─エチルイミダゾール、1─フェ
ニルイミダゾール等のイミダゾール同族体、1−メチル
−2−オキシメチルイミダゾール、1−メチル−2−オ
キシエチルイミダゾール等のオキシアルキル誘導体、1
−メチル−4(5)−ニトロイミダゾール、1,2−ジ
メチル−5(4)−アミノイミダゾール等のニトロおよ
びアミノ誘導体)、ベンゾイミダゾール(1−メチルベ
ンゾイミダゾール、1−メチル−2−ベンジルベンゾイ
ミダゾール等)、2−イミダゾリン環を有する化合物
(1─メチルイミダゾリン、1,2−ジメチルイミダゾ
リン、1,2,4−トリメチルイミダゾリン、1,4−
ジメチル−2−エチルイミダゾリン、1−メチル−2−
フェニルイミダゾリン等)、テトラヒドロピリミジン環
を有する化合物(1−メチル−1,4,5,6−テトラ
ヒドロピリミジン、1,2−ジメチル−1,4,5,6
−テトラヒドロピリミジン、1,8−ジアザビシクロ
〔5.4.0〕ウンデセン−7、1,5−ジアザビシク
ロ〔4.3.0〕ノネン−5等)等である。
タル酸、テレフタル酸、マレイン酸、安息香酸、トルイ
ル酸、エナント酸、マロン酸等のカルボン酸、フェノー
ル類、ほう酸、りん酸、炭酸、けい酸等の酸の共役塩基
が例示される。
に、ほう酸系化合物、例えばほう酸、ほう酸と多糖類
(マンニット、ソルビットなど)との錯化合物、ほう酸
と多価アルコール(エチレングリコール、グリセリンな
ど)との錯化合物等、界面活性剤、コロイダルシリカ等
を添加することによって、耐電圧の向上をはかることが
できる。
目的で種々の添加剤を添加することができる。添加剤と
しては、例えば、芳香族ニトロ化合物、(p−ニトロ安
息香酸、p−ニトロフェノールなど)、リン系化合物
(リン酸、亜リン酸、ポリリン酸、酸性リン酸エステル
化合物)、オキシカルボン酸化合物等を挙げることがで
きる。
ミニウム電解コンデンサは、高温寿命特性が良好で、さ
らに、低温特性も良好である。
カーボネイト、δ−バレロラクトンの2種から選ばれる
1種以上の全量の混合溶媒中の含有率が、20%以下の
場合は、高温寿命特性がさらに良好である。
ダゾリニウム又は四級化ピリミジニウムを用いると、低
温特性はより良好となる。
1,3−ジメチルイミダゾリニウム、1,2,3−トリ
メチルイミダゾリニウム、1,2,3,4−テトラメチ
ルイミダゾリニウム、1−エチル−3−メチルイミダゾ
リニウム、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリニ
ウム等が挙げられる。
1,3−ジメチル−4,5,6−トリヒドロピリミジニ
ウム、1,2,3−トリメチル−4,5,6−トリヒド
ロピリミジニウム、1,2,3,4−テトラメチル−
5,6−ジヒドロピリミジニウム、1−エチル−3−メ
チル−4,5,6−トリヒドロピリミジニウム、1−エ
チル−2,3−ジメチル−4,5,6−トリヒドロピリ
ミジニウム等が挙げられる。
又は四級化ピリミジニウム塩等の四級化環状アミジニウ
ム塩を溶質とした電解液においては、溶媒としてγ─ブ
チロラクトンを用いていたが、この電解液では、負荷、
無負荷、双方の寿命試験中に封口体9とリード線の丸棒
部6の間から電解液が漏れるという問題があったが、本
発明の溶媒においては、この漏液も防止できる。
圧が印加された場合にも、漏液は発生しない。すなわ
ち、逆電圧が印加されると、陽極側にカソード電流が流
れることになるが、陽極箔の分極抵抗は陰極箔に比べて
極めて大きいので、陽極側のカソード電流の大部分は陽
極タブに流れることになる。したがって、従来の電解コ
ンデンサでは、逆電圧試験の初期に漏液が発生すること
があった。しかしながら、本発明の電解コンデンサにお
いては、この逆電圧試験においても、漏液状態が抑制さ
れる。以上のように、本発明の漏液防止効果は極めて強
いものである。
窒化ジルコニウム、窒化タンタル、窒化ニオブから選ば
れた金属窒化物、又は、チタン、ジルコニウム、タンタ
ル、ニオブから選ばれた金属を蒸着法、メッキ法、塗布
など従来より知られている方法により被覆した陰極電極
箔を用いることができる。ここで、被覆する部分は陰極
電極箔の全面に被覆してもよいし、必要に応じて陰極電
極箔の一部、例えば陰極電極箔の一面のみに金属窒化物
又は金属を被覆してもよい。このことによって、漏液防
止効果はさらに向上する。
部6の表面には、ホウ酸アンモニウム水溶液、リン酸ア
ンモニウム水溶液あるいはアジピン酸アンモニウム水溶
液等による陽極酸化処理によって形成した酸化アルミニ
ウム層を形成したり、Al2O3 、SiO2 、ZrO2
などからなるセラミックスコーティング層等の絶縁層を
形成することができる。このことによって、漏液防止効
果はさらに向上する。
の電解コンデンサ用電解液の組成、及び30℃と−40
℃の比抵抗を示したものである。
0部に、p−ニトロ安息香酸、1部、りん酸、0.3部
添加したものの比抵抗を測定したところ、30℃で29
1Ω−cm、−40℃では15kΩ−cmであった。ま
た、実施例20として、実施例14、100部に、p−
ニトロ安息香酸、1部、りん酸、0.3部添加したもの
の比抵抗を測定したところ、30℃で312Ω−cm、
−40℃では15kΩ−cmであった。また、実施例3
0として、実施例24、100部に、p−ニトロ安息香
酸、1部、りん酸、0.3部添加したものの比抵抗を測
定したところ、30℃で269Ω−cm、−40℃では
12kΩ−cmであった。
重量%に、アジピン酸アンモニウム、13重量%を溶解
したものの比抵抗を測定したところ、30℃で320Ω
−cm、−40℃では凝固した。
本発明の実施例1〜30の30℃及び−40℃の比抵抗
は、良好である。特に、−40℃においても低比抵抗を
保っており、−40℃使用が可能であることがわかる。
これに対して、従来例においては、−40℃では凝固し
ており、−40℃で使用することはできない。ここで、
従来例の−25℃の比抵抗は、9kΩ−cmであった。
2,3−ジメチルイミダゾリニウムを用いた実施例4、
14、24は、それぞれフタル酸テトラメチルアンモニ
ウムを用いた実施例9、19、29より、30℃、−4
0℃ともに、比抵抗は低く保たれている。
施例2、4、8、12、14、18の電解液、従来例の
電解液を用いてアルミニウム電解コンデンサを作成し
た。ここで使用したアルミニウム電解コンデンサの定格
は、16V−47μF、ケースサイズはφ6.3mm×
5mmである。そして、これらの電解コンデンサの、各
試料25個に125℃の下で定格電圧を印加し、200
0時間、4000時間経過後の静電容量の変化率(Δ
C)、損失角の正接(tanδ)の測定を行った。結果
を(表4)に示す。
4、8、12、14、18の電解コンデンサの高温寿命
特性は、従来例よりも、良好であり、初期のtanδも
低く保たれており、125℃、4000時間保証が可能
となっている。特に、δ−バレロラクトンが20%以下
である実施例2、4、12、14は、4000時間後も
良好な特性を維持している。
例4、14、24の電解液を用いた電解コンデンサ及
び、比較例としてγ─ブチロラクトン75%、フタル酸
1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリニウム25%
の電解液を用いた電解コンデンサについて、各試料25
個に125°Cの下で定格電圧を印加し、500時間、
1000時間、及び2000時間経過後の漏液の有無に
ついて目視での観察を行った。その結果を(表5)に示
す。また、同じ電解コンデンサを用いて、各試料25個
に85℃、85%RHの下で−1.5Vの逆電圧を印加
し、250時間、500時間、及び1000時間経過後
の漏液の有無について目視での観察を行った。その結果
を(表6)に示す。
ラクトンを溶媒として用いた比較例では、1000時間
後に漏液が発生しているが、本発明の実施例4、14、
24の電解液を用いた電解コンデンサは2000時間後
にも漏液はなく、良好な結果を得ている。また、(表
6)から明らかなように、逆電圧試験においても、比較
例では250時間で漏液が発生しているが、本発明の実
施例においては1000時間においても漏液は発生せ
ず、漏液防止効果は極めて強いことがわかる。
サ用電解液は、溶媒として、スルホラン、3─メチルス
ルホラン、2,4−ジメチルスルホランの3種から選ば
れる2種以上と、プロピレンカーボネイト、δ−バレロ
ラクトンの2種から選ばれる1種以上との混合溶媒を用
いたものである。
温寿命特性が良好で、さらに、低温特性も良好である。
プロピレンカーボネイト、δ−バレロラクトンの2種か
ら選ばれる1種以上の全量を溶媒全体の20重量%以下
とすることによって、さらに、良好な高温寿命特性を得
ることができる。
ウム又は四級化ピリミジニウムを用いると、低温特性は
より向上する。
い。
断面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 溶媒として、スルホラン、3─メチルス
ルホラン、2,4−ジメチルスルホランの3種から選ば
れる2種以上と、プロピレンカーボネイト、δ−バレロ
ラクトンの2種から選ばれる1種以上との混合溶媒を用
いた、電解コンデンサ用電解液。 - 【請求項2】 溶媒として、スルホラン、3─メチルス
ルホラン、2,4−ジメチルスルホランの3種から選ば
れる2種以上と、プロピレンカーボネイト、δ−バレロ
ラクトンの2種から選ばれる1種以上との混合溶媒を用
いてなる、電解コンデンサ用電解液を用いた電解コンデ
ンサ。 - 【請求項3】 プロピレンカーボネイト、δ−バレロラ
クトンの2種から選ばれる1種以上の含有率が、溶媒中
の20重量%以下である請求項1記載の電解コンデンサ
用電解液。 - 【請求項4】 プロピレンカーボネイト、δ−バレロラ
クトンの2種から選ばれる1種以上の含有率が、溶媒中
の20重量%以下である請求項2記載の電解コンデン
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05438498A JP4780811B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05438498A JP4780811B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11233380A true JPH11233380A (ja) | 1999-08-27 |
JP4780811B2 JP4780811B2 (ja) | 2011-09-28 |
Family
ID=12969201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05438498A Expired - Fee Related JP4780811B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4780811B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006012983A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Nippon Chemicon Corp | 電解コンデンサ |
KR101112022B1 (ko) * | 2002-11-08 | 2012-02-24 | 미쯔비시 가가꾸 가부시끼가이샤 | 전해 콘덴서용 전해액 및 그것을 이용한 전해 콘덴서 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6182415A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-26 | 日本ケミコン株式会社 | 電解コンデンサ用電解液 |
JPS62272512A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-26 | 三菱化学株式会社 | 電解コンデンサ用電解液 |
JPH01124210A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
JPH03210351A (ja) * | 1990-01-11 | 1991-09-13 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | イオン伝導性フレキシブル固体状電解質 |
JPH06203874A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | イオン伝導性高分子電解質 |
JPH0774061A (ja) * | 1994-06-15 | 1995-03-17 | Asahi Glass Co Ltd | 電気二重層キャパシタ |
JPH0831699A (ja) * | 1994-07-11 | 1996-02-02 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 電解液溶媒及びそれを用いた電解コンデンサ用電解液 |
JPH0845789A (ja) * | 1994-05-23 | 1996-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | イオン伝導性高分子電解質および電解コンデンサ |
JPH08321440A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電解液およびそれを用いた電気化学素子 |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP05438498A patent/JP4780811B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6182415A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-26 | 日本ケミコン株式会社 | 電解コンデンサ用電解液 |
JPS62272512A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-26 | 三菱化学株式会社 | 電解コンデンサ用電解液 |
JPH01124210A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
JPH03210351A (ja) * | 1990-01-11 | 1991-09-13 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | イオン伝導性フレキシブル固体状電解質 |
JPH06203874A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | イオン伝導性高分子電解質 |
JPH0845789A (ja) * | 1994-05-23 | 1996-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | イオン伝導性高分子電解質および電解コンデンサ |
JPH0774061A (ja) * | 1994-06-15 | 1995-03-17 | Asahi Glass Co Ltd | 電気二重層キャパシタ |
JPH0831699A (ja) * | 1994-07-11 | 1996-02-02 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 電解液溶媒及びそれを用いた電解コンデンサ用電解液 |
JPH08321440A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電解液およびそれを用いた電気化学素子 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101112022B1 (ko) * | 2002-11-08 | 2012-02-24 | 미쯔비시 가가꾸 가부시끼가이샤 | 전해 콘덴서용 전해액 및 그것을 이용한 전해 콘덴서 |
JP2006012983A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Nippon Chemicon Corp | 電解コンデンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4780811B2 (ja) | 2011-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100608466B1 (ko) | 전해캐패시터용전해질및이를포함하는전해캐패시터 | |
JP4900456B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ | |
JP6403006B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液及び電解コンデンサ | |
JP4780812B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ | |
JP4548553B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ | |
JP2004165203A (ja) | 電解コンデンサ | |
JP4780811B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP4745470B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP4745471B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP4849701B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP4458209B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JPH11219865A (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP4834207B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP4458208B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JPH11233378A (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JPH11219863A (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP2001307960A (ja) | アルミニウム電解コンデンサ | |
JP4548563B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ | |
JP5067100B2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JP2004165262A (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP2008103752A (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP4632271B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いてなる電解コンデンサ | |
JP2004165263A (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP2004165261A (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ | |
JP2000269088A (ja) | 電解コンデンサ用電解液およびそれを用いた電解コンデンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071024 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080611 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080811 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081003 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20081008 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20081212 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110607 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110705 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |