JP4379156B2 - アルミ電解コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は各種電子機器に使用されるアルミ電解コンデンサに関するものである。

従来のアルミ電解コンデンサの構成を図1に示す。同図は部分断面斜視図であり、アルミニウム箔をエッチング処理によって実効表面積を拡大させた表面に化成処理により誘電体酸化皮膜を形成した陽極箔11とアルミニウム箔をエッチング処理した陰極箔12とをセパレータ13を介して巻回することによりコンデンサ素子19が構成されている。このコンデンサ素子19は陽極箔11および陰極箔12にそれぞれ陽極リード15、陰極リード16を接続し、駆動用電解液14を含浸させるとともに、このコンデンサ素子19をアルミニウムケースなどの金属ケース18内に挿入してゴム等の封口板17で封止することにより得ることができる。

前記駆動用電解液14は、液体でイオン伝導性のものが知られており、エチレングリコールやγ−ブチルラクトンなどの有機溶媒と、硼酸もしくは硼酸アンモニウムなどを溶質としたものが用いられている。また、溶質としてアゼライン酸、ブチルオクタン二酸、5,6−デカンジカルボン酸、側鎖を有する二塩基酸等の二塩基酸及びそれらの塩の非水系を用いたものは、駆動用電解液14中の水分を低減できるため、100℃以上の環境下においても水分の内圧上昇によるアルミ電解コンデンサの開弁を抑制することができるとされている。

しかしながら、上記非水系の駆動用電解液14は、高温中でのエステル化反応により電解液の劣化が進みやすいことから、ブチルオクタン二酸、5,6−デカンジカルボン酸、1,7−オクタンジカルボン酸等の側鎖を有する二塩基酸及びそれらの塩がエステル化抑制効果のある電解質として用いられている。

なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開平05−226189号公報 特開2001−313234号公報

近年、高調波対策回路、車両用に用いられるアルミ電解コンデンサには、電導度が高く、高温での火花電圧、長寿命に優れ、かつ電極の誘電体酸化皮膜を破壊しにくく、誘電体酸化皮膜に欠陥が生じたとき、これを修復する皮膜修復能力(以下、化成性と称す)に優れて、高温での化学反応を抑制することができる駆動用電解液14が要望されている。

しかしながら、前記側鎖を有する二塩基酸またはその塩を駆動用電解液14の溶質として用いた場合、これらの側鎖を有する二塩基酸またはその塩だけでは、片方のカルボキシル基の近辺にしか側鎖を有しないため、高温における耐熱性が充分でなく、長時間使用するに従って、溶質のカルボキシル基がエチレングリコール等のアルコールとエステル化反応が進み、高温での電導度低下が大きくなり、著しくアルミ電解コンデンサの性能劣化を引き起こすという問題を有している。

また、前記した化合物は、添加量及び分子量が大きくなるにつれて火花発生電圧を上昇させる効果が大きくなるという長所を有するが、逆に有機溶媒中への溶解性が特に低温時には低くなり析出が発生してしまうので、添加量もしくは分子量の選択には制限される。従ってこれらの化合物の分子量は1000以下で用いる方が低温時の析出性に対しては良好である。しかしながらこの分子量の範囲では火花発生電圧を充分に引き出せず、製品のエージング時においてショートパンクを引き起こす可能性があるという二律背反がある。

また、一般的なアルミ電解コンデンサのセパレータ13に用いられているマニラ紙、クラフト紙、エスパルト紙等は密度が高いので、これらの密度を低くして用いようとすると、耐ショート性および引っ張り強度に課題を有する。

本発明は、前記のような課題を解決するものであり、電導度が高く、また高温での化成性および耐熱性を高くし、かつ高リップル、長寿命の駆動用電解液およびこれを用いたアルミ電解コンデンサを提供することを目的とするものである。

前記目的を達成するために、本発明は陽極箔と陰極箔とをその間に駆動用電解液を含むセパレータを介在させて巻回したアルミ電解コンデンサであって、前記駆動用電解液は、極性溶媒と、無機酸、有機酸、無機酸塩、有機酸塩の1種以上を含む溶質と、末端に水酸基と水素基とを有するポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのランダム共重合体とからなり、前記セパレータは、セルロース系繊維の混抄紙及びセルロース系繊維紙を積層したものとコットンリンターを重ね合わせたものを用いた構成とするものである。

本発明のアルミ電解コンデンサは、陽極箔と陰極箔とをその間に駆動用電解液を含むセパレータを介在させて巻回したアルミ電解コンデンサであって、前記駆動用電解液は、極性溶媒と、無機酸、有機酸、無機酸塩、有機酸塩の1種以上を含む溶質と、末端に水酸基と水素基とを有するポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのランダム共重合体とからなり、前記セパレータは、セルロース系繊維の混抄紙及びセルロース系繊維紙を積層したものとコットンリンターを重ね合わせたものを用いた構成とすることにより、末端に水酸基と水素基とを有するポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのランダム共重合体は、結晶性が高いという欠点を有するポリオキシエチレンと有機溶媒への溶解性は低いが結晶化度が低いポリオキシプロピレンとを共重合させているため、互いの欠点を補完しあうことになり、これにより、低温時の析出性の課題を解決することができ、このことにより使用可能な添加量および分子量の選択の範囲が広範囲となって火花発生電圧の向上と化成皮膜の化成性が向上できる。

また、前記ランダム共重合体は、モノマーの配列をランダムにすることにより、気液界面において分子の配向がブロック共重合体より相対的に疎となって表面張力を上昇させ、コンデンサ素子への含浸時の発泡性を抑えることができるので、コンデンサ素子への含浸効率を高めることができる。

さらには、コットンリンターはフィブリルの網状構造を有し、やや太いものの短い繊維であることから、微細繊維が無数の点接着で構成されるので、抄紙してセパレータとしたときの表面積が他のセパレータよりも大きく、電解質の保持量が多くなるので、前記ポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのランダム共重合体の作用効果を充分に発揮させることができ、コンデンサとしての抵抗損失も小さくすることができるので、耐ショート性、高耐圧性、高耐熱性、高リップル、長寿命、安全性に優れたアルミ電解コンデンサを得ることができる。

本発明の一実施の形態におけるアルミ電解コンデンサは前記従来のアルミ電解コンデンサと同じ構成を有する。すなわち、図1においてアルミニウム箔をエッチング処理により実効表面積を拡大した表面に陽極酸化により誘電体酸化皮膜を形成して引出し用の陽極リード15を接続した陽極箔11と、アルミニウム箔をエッチング処理して引出し用の陰極リード16を接続した陰極箔12とをセパレータ13を介して巻回することによりコンデンサ素子19を構成し、このコンデンサ素子19に駆動用電解液14を含浸させて後、アルミニウムの金属ケース18内に挿入して金属ケース18の開口部を封口板17で封止されている。

前記駆動用電解液14は、極性溶媒と、無機酸、有機酸、無機酸塩、有機酸塩の1種以上を含む溶質と、末端に水酸基と水素基とを有するポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのランダム共重合体とからなる。

前記極性溶媒としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、グリセリン、ポリオキシアルキレンポリオール(分子量200以下のポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリオキシエチレン・オキシプロピレングリコールならびに、これら2種以上の併用)等、アミド溶媒(N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N−メチルピロジリノン等)、アルコール溶媒(メタノール、エタノール等)、エーテル溶媒(メチラール、1,2−ジメトキシエタン、1−エトキシ−2−メトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン等)、ニトリル溶媒(アセトニトリル、3−メトキシプロピオニトリル等)、フラン溶媒(2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン等)、スルホラン溶媒(スルホラン、3−メチルスルホラン、2,4−ジメチルスルホラン等)、カーボネート溶媒(プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、スチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、またはメチルエチルカーボネート等)、ラクトン溶媒(γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトン、3−メチル−1,3−オキサジリジン−2−オン、3−エチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン等)、イミダゾリジノン溶媒(1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等)、ピロリドン溶媒の単独あるいは2種以上の併用が挙げられる。このうちではエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、水、ラクトン溶媒、アルコール溶媒、カーボネート溶媒、エーテル溶媒、ニトリル溶媒およびフラン溶媒が好ましい。

前記溶質は無機酸、有機酸、無機酸塩、有機酸塩の1種以上を含むものであるが、その中で好ましいものとしては、硼酸、リン酸、アゼライン酸、アジピン酸、グルタル酸、フタル酸、マレイン酸、安息香酸、5,6−デカンジカルボン酸、1,7−オクタンジカルボン酸、1,6−デカンジカルボン酸等の二塩基酸またはその塩が挙げられる。また、前記の塩としては、アンモニウム塩、アミン塩、四級アンモニウム塩、アミジン系塩等が使用できる。

なお、アンモニウム塩としては無機酸もしくは有機酸のアンモニウム塩などが挙げられ、アミン塩を構成するアミンとして1級アミン(メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、エチレンジアミン等)、2級アミン(ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、メチルエチルアミン、ジフェニルアミン、ジエタノールアミン等)、3級アミン(トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリフェニルアミン、トリエタノールアミン等)が挙げられ、アミジン塩として、アルキル置換アミジン基を有する化合物およびアルキル置換アミジン基を有する化合物の4級化物が、炭素数1〜11のアルキル基またはアリールアルキル基で4級化されたイミダゾール化合物、ベンゾイミダゾール化合物、脂環式アミジン化合物から選ばれる化合物が挙げられる。

具体的には、アルキル置換アミジン基を有する化合物の4級化物が1−メチル−1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7、1−メチル−1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノネン−5、1,2,3−トリメチルイミダゾリニウム、1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウム、1,2−ジメチル−3−エチル−イミダゾリニウム、1,3,4−トリメチル−2−エチルイミダゾリニウム、1,3−ジメチル−2−ヘプチルイミダゾリニウム、1,3−ジメチル−2−(−3’ヘプチル)イミダゾリニウム、1,3−ジメチル−2−ドデシルイミダゾリニウム、1,2,3−トリメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピリミジウム、1,3−ジメチルイミダゾリニウム、1−メチル−3−エチル−イミダゾリニウム、1,3−ジメチルベンゾイミダゾリニウムが挙げられる。

また、末端に水酸基と水素基とを有するポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのランダム共重合体は、下記一般式(化1)に示すような構造からなるものである。

また、前記セパレータ13はセルロース系繊維の混抄紙及びセルロース系繊維紙を積層したものとコットンリンターを重ね合わせたものであり、セルロース系繊維紙としてはマニラ麻、クラフト、ヘンプ、エスパルトの少なくとも1種を含むものである。

これらは、繊維間隔が見掛け上緻密になり、かつ微細の貫通孔を多数有しているので、電解質の電導度を低下させることがないので、コンデンサとして抵抗損失を小さくすることができ、また、耐ショート性の向上を図ることができる。

前記セパレータの秤量は1〜60g/m2の範囲のものを用いる。従来の電解液では、秤量の低いセパレータを用いた場合、ショートを引き起こし安定な特性を保つことができないのに対し、本発明の駆動用電解液を用いた場合、コンデンサの電極間の極間距離を物理的に保つことができるので、耐圧の安定性が向上し、従来では適用できなかった中高圧のコンデンサにも秤量の低いセパレータの使用を可能にし、良好なコンデンサ特性を得ることができる。特に、前記セパレータを用いることにより、電解コンデンサ内のセパレータの占める抵抗分を大きく下げることが可能となるため、低ESR化、低インピーダンス化に大きな効果を有するものである。

なお、セパレータ秤量が1g/m2未満では、耐ショート性を向上させることができず、60g/m2を超えると、耐ショート性は向上するが、コンデンサ特性の向上を図ることができない。最適な範囲は10〜40g/m2である。

ここで、秤量というのは、密度と厚みの積である。

なお、前記セパレータ13は、セパレータ13の引っ張り強度を向上させる目的で紙力増強加工を施してもよい。この紙力増強加工を施すことにより、引っ張り強度が向上し、耐ショート性をさらに向上させることができる。

前記紙力増強加工は、セパレータ13に澱粉、植物性ガム、カルボキシアルキルセルロース、ポリオキシエチレンフタレートなどの水溶液を塗布もしくは含浸処理することにより行うことができる。

以下、本実施の形態について実施例を用いて詳細に説明する。

(実施例1)
直流エッチング処理により表面から垂直にトンネル状ピットを形成して粗面化した後に陽極酸化処理により誘電体酸化皮膜(化成電圧520V)を形成したアルミニウム箔からなる陽極箔とアルミニウム箔を交流エッチング処理した陰極箔とをクラフトの混抄紙とエスパルトの二重紙とコットンリンターを重ね合わせたセパレータ(厚さ50μm、秤量25g/m2)を介在させて巻回することによりコンデンサ素子を得た。

次に、(表1)に示した駆動用電解液の構成材料の電解液Aを用いて、前記コンデンサ素子に電解液Aを含浸させた。なお、駆動用電解液中の夫々の共重合体の組成は、末端に水酸基と水素基とを有するポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのランダム共重合体とからなり、そのポリエチレングリコールとポリプロピレングリコールの重量比を(表2)に示す。

次に、前記コンデンサ素子を有底筒状のアルミニウムの金属ケースに挿入後、この金属ケースの開口部を、樹脂加硫ブチルゴム封止部材(ブチルゴムポリマー30部、カーボン20部、無機充填剤50部から構成、封止部材硬度:70IRHD[国際ゴム硬さ単位])でカーリング処理により封止したアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例2)
前記実施例1において、セパレータとしてマニラ麻の混抄紙とヘンプの二重紙とコットンリンターを重ね合わせたセパレータ(厚さ50μm、秤量25g/m2)を用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例3)
前記実施例1において、セパレータとしてヘンプの混抄紙とクラフトの二重紙とコットンリンターを重ね合わせたセパレータ(厚さ50μm、秤量25g/m2)を用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例4)
前記実施例1において、セパレータとしてヘンプの混抄紙とクラフトの二重紙とコットンリンターを重ね合わせたセパレータ(厚さ50μm、秤量1g/m2)を用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例5)
前記実施例1において、セパレータとしてヘンプの混抄紙とクラフトの二重紙とコットンリンターを重ね合わせたセパレータ(厚さ50μm、秤量10g/m2)を用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例6)
前記実施例1において、セパレータとしてヘンプの混抄紙とクラフトの二重紙とコットンリンターを重ね合わせたセパレータ(厚さ50μm、秤量40g/m2)を用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例7)
前記実施例1において、セパレータとしてヘンプの混抄紙とクラフトの二重紙とコットンリンターを重ね合わせたセパレータ(厚さ50μm、秤量60g/m2)を用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例8)
前記実施例1において、セパレータとしてヘンプの混抄紙とクラフトの二重紙とコットンリンターを重ね合わせたセパレータ(厚さ50μm、秤量80g/m2)を用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例9)
前記実施例1において、セパレータとしてヘンプの混抄紙とクラフトの二重紙とコットンリンターを重ね合わせたセパレータ(厚さ50μm、秤量25g/m2)に、カルボキシアルキルセルロースの水溶液を含浸処理することにより紙力増強加工を行ったものを用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例10)
前記実施例1において、駆動用電解液の構成材料として電解液Bを用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例11)
前記実施例1において、駆動用電解液の構成材料として電解液Cを用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例12)
前記実施例1において、駆動用電解液の構成材料として電解液Dを用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例13)
前記実施例1において、駆動用電解液の構成材料として電解液Eを用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(実施例14)
前記実施例1において、駆動用電解液の構成材料として電解液Fを用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

(比較例1)
前記実施例1において、セパレータとしてマニラ麻とクラフトの混抄紙(厚さ50μm、秤量25g/m2)を用いた以外は前記実施例1と同様にしてアルミ電解コンデンサを作製した。

以上の実施例1〜14と比較例1のアルミ電解コンデンサを各20個作製し、その寿命試験を行った結果を(表3)に示す。なお、アルミ電解コンデンサの定格はいずれも400V47μFで、試験温度は105℃中でリップル負荷試験を行った。

前記(表1)から、駆動用電解液の構成材料に末端に水酸基と水素基とを有するポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのランダム共重合体の添加した駆動用電解液(A〜E)は、前記ランダム共重合体を添加しない駆動用電解液Fよりも電導度及び火花発生電圧を高くすることができる。

また、(表3)の結果から、駆動用電解液の構成材料に末端に水酸基と水素基とを有するポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのランダム共重合体の添加と、セパレータにセルロース系繊維の混抄紙とセルロース系繊維紙を積層したものとコットンリンターを重ね合わせたものを用いた構成にすることにより、実施例14のランダム共重合体を用いないもの及び比較例1のセパレータにコットンリンターを用いないものに対してリップル負荷試験後の容量変化率(ΔC)、tanδ、LC(漏れ電流)、ESR(等価直列抵抗)の特性を向上させることができる。

なお、実施例4〜8に示すように、セパレータの秤量が増えるとtanδ、LC、ESRの値が大きくなるので、好ましくは10〜40g/m2の範囲である。

本発明は、高耐圧、高耐熱、高リップル、長寿命と耐振動性などの信頼性および安全性に優れた電解コンデンサであり、高調波対策回路や車両用に用いることができる電解コンデンサを提供することができる。

アルミ電解コンデンサの構成を示す部分断面斜視図

符号の説明

11 陽極箔
12 陰極箔
13 セパレータ
14 駆動用電解液
15 陽極リード
16 陰極リード
17 封口板
18 金属ケース
19 コンデンサ素子

Claims (5)

  1. 陽極箔と陰極箔とをその間に駆動用電解液を含むセパレータを介在させて巻回したアルミ電解コンデンサであって、前記駆動用電解液は、極性溶媒と、無機酸、有機酸、無機酸塩、有機酸塩の1種以上を含む溶質と、末端に水酸基と水素基とを有するポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのランダム共重合体とからなり、前記セパレータは、セルロース系繊維の混抄紙及びセルロース系繊維紙を積層したものとコットンリンターを重ね合わせたものを用いたアルミ電解コンデンサ。
  2. セルロース系繊維がマニラ麻、クラフト、ヘンプ、エスパルトの少なくとも1種を含むものである請求項1に記載のアルミ電解コンデンサ。
  3. セパレータの秤量が1〜60g/m2の範囲である請求項1または2に記載のアルミ電解コンデンサ。
  4. セパレータが紙力増強加工を施したものである請求項1に記載のアルミ電解コンデンサ。
  5. 陽極箔が表面から深さ方向に伸びたトンネル状ピット形状を有するものである請求項1に記載のアルミ電解コンデンサ。
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