JP2008080750A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】並走する複数の記録ヘッドを備えた印刷装置において、媒体保持部の移動範囲を最適化して、媒体保持部の移動時間を短縮して印刷時間を短縮すること。
【解決手段】印刷データが白インクの印刷データの場合には(S12:YES)、プラテン5を第一インクジェットヘッド21の印刷開始位置に移動し白インクでの印刷を開始し(S14)、カラーの印刷データ(CMYK)がある場合に(S15:YES)、プラテン5が第二インクジェットヘッド22の印刷開始位置まで移動して来た場合に(S16:YES)、第二インクジェットヘッド22からインクの吐出を開始してCMYKインクでの印刷を開始する(S17)。白インクの印刷が完了し(S18:YES、S19)、カラーインクの印刷データによる印刷が完了すると(S20:YES、S21)。その後、プラテン5を本体カバー10から退出して着脱位置へ移動し(S22)、処理を終了する。
【選択図】図15

Description

本発明は、印刷装置に関するものであり、詳細には、複数の記録ヘッドを備えた印刷装置の媒体保持部の移動制御に関するものである。
従来、被記録媒体に複数色のインク(白または黒インクを含む)を記録ヘッドから吐出する印刷装置では、当該複数のインクを各々吐出する記録ヘッドを横一列に並べて、当該記録ヘッドを主走査方向に移動して印刷を行うようにしていた。この印刷装置では、記録ヘッドに対して、制御基板からヘッド駆動信号を与えることにより、記録ヘッドを個別に駆動してインクを吐出していた。このため、例えば、濃色地に白インクでまずマスクをし、その後カラーインクで画像を形成する場合、媒体保持部に被記録媒体をセットした後、媒体保持部を印刷開始位置まで移動させ、すべての記録ヘッドを走査させながら白インク用の記録ヘッドから白インクだけを吐出し、その後、媒体保持部を再度印刷開始位置まで移動させて、今度はカラーインクを吐出するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
また、インクジェット記録装置で、被記録媒体の搬送方向(副走査方向)おいて、被記録媒体の搬送方向上流側に第一のインクジェット記録ヘッドを備えた第一キャリッジを設け、下流側に第二のインクジェット記録ヘッドを備えた第二キャリッジを設けたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。このインクジェット記録装置は、第一キャリッジと第二キャリッジとの間に、温風ダクトを設けて、第一のインクジェット記録ヘッドで吐出されたインクを乾燥させてから2のインクジェット記録ヘッドで印刷を行うようにしている。
特開2005−161583号公報 特許第3029516号公報
しかしながら、特許文献1に記載の印刷装置では、1つのキャリッジに白インクのインクジェット記録ヘッドと、他の色のインクジェット記録ヘッドを搭載しているので、一旦、白インクで印刷してから、その上に再度、他の色のインクで印刷すると、印刷時間はほぼ2倍以上かかり、白インクの乾燥を待ってから印刷すると、さらに時間が長くなるという問題点があった。また、駆動しない記録ヘッドを走査させるため、駆動しない記録ヘッドの表面の乾燥や異物の付着という問題点もあった。
また、特許文献2に記載のインクジェット記録装置では、被記録媒体は、給布部に巻き付けられており、そこから供給されて、第一及び第二のインクジェット記録ヘッドの前を通過して、巻き取り部に巻き取られるようになっているので、第一のインクジェット記録ヘッドと第二のインクジェット記録ヘッドと間隔以上の大きさの図柄は印刷できないと言う問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、並走する複数の記録ヘッドを備えた印刷装置において、媒体保持部の移動範囲を最適化して、媒体保持部の移動時間を短縮して印刷時間を短縮することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の印刷装置では、被記録媒体を保持する保持面を有する媒体保持部と、印刷データに応じてインクを吐出する第一記録ヘッドと、印刷データに応じてインクを吐出する第二記録ヘッドと、前記第一記録ヘッド及び第二記録ヘッドを制御する記録ヘッド制御手段と、前記第一記録ヘッドを前記媒体保持手段に対し、主走査方向に相対移動させる第一ヘッド搬送手段と、前記第二記録ヘッドを、前記第一ヘッド搬送手段の主走査方向と平行に、前記媒体保持手段に対し主走査方向に相対移動させる第二ヘッド搬送手段と、前記第一ヘッド搬送手段及び前記第二ヘッド搬送手段を制御するヘッド搬送制御手段と、前記媒体保持部を搬送する媒体保持部搬送手段と、当該媒体保持部搬送手段を制御する媒体搬送制御手段とを備え、前記媒体搬送制御手段は、前記第一記録ヘッド及び前記第二記録ヘッドから前記被記録媒体にインクを吐出する場合に、前記主走査方向と直交する副走査方向において、前記媒体保持部を前記第一ヘッド搬送手段及び前記第二ヘッド搬送手段に対して相対移動させる範囲である第一の媒体保持部移動範囲だけ相対移動させ、前記第一記録ヘッドのみから前記被記録媒体にインクを吐出する場合に、前記副走査方向において、前記媒体保持部を前記第一ヘッド搬送手段に対して相対移動させる範囲である第二の媒体保持部移動範囲だけ相対移動させ、前記第二記録ヘッドのみから前記被記録媒体にインクを吐出する場合に、前記副走査方向において、前記媒体保持部を前記第二ヘッド搬送手段に対して相対移動させる範囲である第三の媒体保持部移動範囲だけ相対移動させ、第一の媒体保持部移動範囲乃至第三の媒体保持部移動範囲は、各々異なるように媒体保持部搬送手段を制御することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の印刷装置では、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記ヘッド搬送制御手段は、前記被記録媒体に前記第一記録ヘッドのみからインクを吐出する場合には、前記第一ヘッド搬送手段を駆動し、且つ、前記第二ヘッド搬送手段は駆動しないことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の印刷装置では、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記ヘッド搬送制御手段は、前記被記録媒体に前記第二記録ヘッドのみからインクを吐出する場合には、前記第二ヘッド搬送手段を駆動し、且つ、前記第一ヘッド搬送手段は駆動しないことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の印刷装置では、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記ヘッド搬送制御手段は、前記媒体保持部が前記第一の媒体保持部移動範囲を相対移動する際に、前記媒体保持部が所定の位置を通過した後に、前記第二ヘッド搬送手段の駆動を開始することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の印刷装置では、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記ヘッド搬送制御手段は、前記媒体保持部が前記第一の媒体保持部移範囲を相対移動する際に、第一記録ヘッドが前記印刷データに応じたインクの吐出が完了した時点で、前記第一ヘッド搬送手段の駆動を終了することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の印刷装置では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記第一記録ヘッドから吐出されるインクは、白インクであることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明の印刷装置では、請求項6に記載の発明の構成に加えて、前記第二記録ヘッドから吐出されるインクは、前記白インク以外の色のインクであることを特徴とする。
請求項1に係る発明の印刷装置では、第一記録ヘッド及び第二記録ヘッドから被記録媒体にインクを吐出する場合に、媒体保持搬送制御手段が、第一記録ヘッド及び第二記録ヘッドの主走査方向と直交する副走査方向において、媒体保持部を第一ヘッド搬送手段及び第二ヘッド搬送手段に対して相対移動させる範囲である第一の媒体保持部移動範囲だけ相対移動させ、第一記録ヘッドのみから前記被記録媒体にインクを吐出する場合に、副走査方向において、媒体保持部を第一ヘッド搬送手段に対して相対移動させる範囲である第二の媒体保持部移動範囲だけ相対移動させ、第二記録ヘッドのみから被記録媒体にインクを吐出する場合に、副走査方向において、媒体保持部を第二ヘッド搬送手段に対して相対移動させる範囲である第三の媒体保持部移動範囲だけ相対移動させ、第一の媒体保持部移動範囲乃至第三の媒体保持部移動範囲は、各々異なるように媒体保持部搬送手段を制御するので、駆動される記録ヘッドに対応して、媒体保持手段の移動範囲が最適化されるので、媒体保持手段の移動時間が短縮でき、ひいては、印刷時間を短縮できる。
また、請求項2に係る発明の印刷装置では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ヘッド搬送制御手段は、被記録媒体に第一記録ヘッドのみからインクを吐出する場合には、第一ヘッド搬送手段を駆動し、且つ、前記第二ヘッド搬送手段は駆動しないので、副走査方向において、媒体保持部を第一ヘッド搬送手段に対して相対移動させる範囲である第二の媒体保持部移動範囲だけ相対移動させて、媒体保持部の移動範囲が最適化されるので、媒体保持部の移動時間が短縮でき、ひいては、印刷時間を短縮できる。
また、請求項3に係る発明の印刷装置では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ヘッド搬送制御手段は、被記録媒体に第二記録ヘッドのみからインクを吐出する場合には、第二ヘッド搬送手段を駆動し、且つ、第一ヘッド搬送手段は駆動しないので、媒体保持部の移動範囲が最適化され、印刷時間を短縮できる。
また、請求項4に係る発明の印刷装置では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ヘッド搬送制御手段は、第一ヘッド搬送手段の駆動により媒体保持部が第一の媒体保持部移動範囲を相対移動する際に、媒体保持部が所定の位置を通過した後に、前記第二ヘッド搬送手段の駆動を開始するので、媒体保持部の移動範囲が最適化されるので、媒体保持部の移動時間が短縮でき、ひいては、印刷時間を短縮できる。
また、請求項5に係る発明の印刷装置では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ヘッド搬送制御手段は、媒体保持部が第一の媒体保持部移動範囲を相対移動する際に、第一記録ヘッドが印刷データに応じたインクの吐出が完了した時点で、第一ヘッド搬送手段は駆動を終了するので、第一記録ヘッドの無駄な移動を防止し、印刷時間を短縮できる。
また、請求項6に係る発明の印刷装置では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の効果に加えて、第一記録ヘッドから吐出されるインクは、白インクであるので、第一記録ヘッドから先に白インクを吐出して印刷して、下地の印刷を行うことができる。
また、請求項7に係る発明の印刷装置では、請求項6に記載の発明の効果に加えて、第二記録ヘッドから吐出されるインクは、白インク以外の色のインクであるので、先に下地として印刷された白インクの上に白インク以外の色のインクで印刷を行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。まず、図1乃至図3を参照して、本実施の形態のインクジェットプリンタ1(「印刷装置」に相当する)について説明する。図1は、インクジェットプリンタ1の平面図であり、図2は、インクジェットプリンタ1の正面図であり、図3は、インクジェットプリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、インクジェットプリンタ1は、インクを噴射するノズル面を具備する第一インクジェットヘッド21及び第二インクジェットヘッド22にインクを供給して、被記録媒体へ印刷を行う周知のインクジェットプリンタであり、被記録媒体としてTシャツ等の布帛を扱い、入力された画像情報等に基づいてTシャツ等の布帛への印刷を行うためのインクジェットプリンタである。図1及び図2に示すように、インクジェットプリンタ1は平面板状のベース2を下面に備え、また、装置全体を覆う本体カバー10が設けられている。
本体カバー10内の記録機構は、周知のインクジェット式記録機構であり、インクジェットプリンタ1の左右方向(図1における上下方向)に第一インクジェットヘッド21(「第一記録ヘッド」に相当する)を搭載したキャリッジ13(「第一ヘッド搬送手段」に相当する。)の移動を案内するためのガイドレール11が架設されている。このガイドレール11の左端付近(図1における上端部付近)に第一キャリッジモータ24(図3参照)が設けられ、右端付近(図1における下端部付近)にプーリが設けられ、その間にキャリッジベルトが架設されている。このキャリッジベルトはキャリッジ13の背面に固定されており、第一キャリッジモータ24の駆動によって、同じく背面に設けられた係合部に係合されたガイドレール11に沿って、キャリッジが往復移動されるようになっている。尚、ガイドレール11の右又は左の端部の何れかに第一インクジェットヘッド21のメンテナンス行う図示外の第一メンテナンス機構であるキャッピング機構、ワイプ機構及びパージ機構が設けられている。
また、本体カバー10内で、ガイドレール11と平行に第二インクジェットヘッド22(「第二記録ヘッド」に相当する)を搭載したキャリッジ14(「第二ヘッド搬送手段」に相当する。)の移動を案内するためのガイドレール12が架設されている。このガイドレール12の左端付近(図1における上端部付近)に第二キャリッジモータ25(図3参照)が設けられ、右端付近(図1における下端部付近)にプーリが設けられ、その間にキャリッジベルトが架設されている。このキャリッジベルトはキャリッジ14の背面に固定されており、第二キャリッジモータ25の駆動によって、同じく背面に設けられた係合部に係合されたガイドレール12に沿って、キャリッジ14が往復移動されるようになっている。尚、ガイドレール12の右又は左の端部の何れかに第二インクジェットヘッド21のメンテナンス行う図示外の第二メンテナンス機構であるキャッピング機構、ワイプ機構及びパージ機構が設けられている。
なお、本実施の形態では、図1における左側をインクジェットプリンタ1の前側、図1における上側及び図2における左側をインクジェットプリンタ1の左側とし、図1における下側及び図2における右側をインクジェットプリンタ1の右側とする。そして、インクジェットプリンタ1の左右方向(図1における上下方向)が第一インクジェットヘッド21及び第二インクジェットヘッド22の主走査方向となる。尚、ガイドレール11とガイドレール12との間隔は、キャリッジ13とキャリッジ14とが接触して干渉しない距離まで詰めることができる。また、当該間隔は、それよりも広くても良いが、間隔を広げると本体カバー10が大きくなる。
また、ベース2には、インクジェットプリンタ1の前後方向(図1に於ける左右方向)に被記録媒体を保持する媒体保持部としてのプラテン5の移動を案内するための送り機構7が設けられている。この送り機構7は、図2に示すようにガイドレール7A,7Bと、当該ガイドレール7A,7Bの後端部(図1における右側の端部)に設けられたステッピングモータ71等(図3乃至図6参照)から構成されており、ステッピングモータ71の駆動によりプラテン5が、図1に示す5C,5B,5Aのように送り機構7のガイドレール7A,7Bに沿って往復移動する。なお、ステッピングモータ71は、本体カバー10の奥側(図1に於ける右側)に備えられている図示外のモータカバーにより保護されている。
また、プラテン5は、平面視五角形に形成され、詳細には、長方形状の板体の操作者に対向する側の短辺の中央が突出した形状の五角形であり、その上面(「保持面」に相当する)に、例えばTシャツなどの布帛からなる被記録媒体を水平に載置するのに適した形状となっている。尚、このプラテン5には、複数の種類があり被記録媒体であるTシャツ等のサイズにより使用するプラテン5の種類が決定される。
また、プラテン5の下方には、図2に示すように、プラテン5の上面と略平行な底面を有し、平面視、その外周がプラテン5より一回り大きめに構成されたトレー4が備えられている。このトレー4は、利用者がTシャツ等をプラテン5に載置する際に、Tシャツの袖などがベース2へ落ちないように袖などを受けるものである。
また、図2に示すように、本体カバー10の前面の左端部には白色のインクのインクカートリッジを収納したインクカートリッジ収納部32が設けられている。このインクカートリッジ収納部32に収納されたインクカートリッジには、白色のインク供給チューブが設けられており、第一インクジェットヘッド21に接続し、当該第一インクジェットヘッド21へ白色のインクを供給している。また、図1及び図2に示すように、インクジェットプリンタ1の前面の右端部には、インクジェットプリンタ1の操作を行うための操作パネル28が設けられている。この操作パネル28には、印刷を指示する印刷ボタン29及び各種の表示を行うLCDから構成された表示部30が設けられている。さらに、操作パネル28の下方には、CMYKの各色のインクのインクカートリッジを収納したインクカートリッジ収納部31が設けられている。このインクカートリッジ収納部31に収納されたインクカートリッジには、各々インク供給チューブが設けられており、第二インクジェットヘッド22に接続し、第二インクジェットヘッド22へCMYKのインクを供給している。尚、本実施の形態では、第一インクジェットヘッド21は白インク専用のインクジェットヘッドであり、第二インクジェットヘッド22は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)のインクを吐出するインクジェットヘッドである。
次に、図3を参照して、インクジェットプリンタ1の電気的な構成について説明する。図3に示すように、インクジェットプリンタ1の制御部100(「記録ヘッド制御手段」に相当する)には、インクジェットプリンタ1全体の制御を司るCPU110が設けられ、CPU110には、バス115を介して、CPU110が実行する各種の制御プログラム等を記憶したROM120と、データを一時的に記憶するRAM130とが接続されている。また、CPU110には、第一インクジェットヘッド21の各チャンネルに設けられた圧電アクチュエータを駆動させるための第一ヘッド駆動部140、第二インクジェットヘッド22の各チャンネルに設けられた圧電アクチュエータを駆動させるための第二ヘッド駆動部141、第一キャリッジモータ24を駆動させるための第一キャリッジモータドライバ145、第二キャリッジモータ25を駆動させるための第二キャリッジモータドライバ146、ステッピングモータ71を駆動させるためのステッピングモータドライバ147、CPU110の制御のタイミングを計測するためのタイミング発生用クロックカウンタ170及び操作パネル28や図示外のセンサが接続された入力検知部160が、各々、バス115を介して接続されている。尚、CPU110、第一キャリッジモータドライバ145及び第二キャリッジモータドライバ146が、「ヘッド搬送制御手段」に相当し、CPU110及びステッピングモータドライバ147が、「媒体搬送制御手段」に相当する。
次に、図4乃至図6を参照して、インクジェットプリンタ1のプラテン5の送り機構7について説明する。図4は、プラテン5の送り機構を模式化した平面図であり、図5は、プラテン5の送り機構を模式化した右側面図であり、図6は、インクジェットプリンタ1のステッピングモータ71の制御ブロック図である。尚、図4及び図5における左側がインクジェットプリンタ1の前側であり、右側がインクジェットプリンタ1の奥側である。
図4及び図5に示すように、送り機構7では、ステッピングモータ71の回転に伴い回転するモータプーリ73と大プーリ72とにモータベルト79が架設されており、ステッピングモータ71の回転に伴い、モータプーリ73が回転し、大プーリ72が回転する。そして、大プーリ72の回転軸と同じ軸を回転軸とする第一ベルトプーリ74が設けられており、大プーリ72の回転と同期して第一ベルトプーリ74も回転する。これらのステッピングモータ71、モータプーリ73、大プーリ72、第一ベルトプーリ74は、インクジェットプリンタ1の奥側、本体カバー10の内部の5プラテンの下方に設けられている。そして、第一ベルトプーリ74に対応して、インクジェットプリンタ1の手前側(図1、図4及び図5に於ける左側)に第二ベルトプーリ75が設けられ、第一ベルトプーリ74と第二ベルトプーリ75との間にタイミングベルト78が架設されている。この第二ベルトプーリ75の直径は第一ベルトプーリ74と同じサイズである。
また、タイミングベルト78は、インクジェットプリンタ1の第一インクジェットヘッド21及び第二インクジェットヘッド22の主走査方向(ガイドレール11,12の延設方向)と垂直に架設されるように、第一ベルトプーリ74の中心と第二ベルトプーリ75の中心とを結ぶ直線が第一インクジェットヘッド21及び第二インクジェットヘッド22の主走査方向(ガイドレール11,12の延設方向)と垂直となるように配置されている。さらに、タイミングベルト78にはプラテン5がプラテン取付部51により固定されており、タイミングベルト78の回転に伴い、プラテン5がインクジェットプリンタ1の前後方向(図4及び図5に示す矢印A方向)に移動する。このようにして、ステッピングモータ71の回転運動を、モータプーリ73、モータベルト79、大プーリ72、第一ベルトプーリ74、タイミングベルト78、第二ベルトプーリ75を介してプラテン5の水平運動に換えている。
ここで、ステッピングモータ71について説明する。ステッピングモータ71は、周知の1−2相励磁方式ステッピングモータであり、ローターの周囲に電磁石となる固定子が設けられており、固定子を励磁することにより電磁石(固定子)にローターが引き付けられて、1ステップずつローターが回転する。具体的には、固定子にはA相、逆A相、B相、逆B相の4つの励磁相があり、時計回りにA相、B相、逆A相、逆B相、A相、B相、…の順に並んでいる。そして、A相のみ、A相とB相、B相のみ、B相と逆A相、逆A相のみ、逆A相と逆B相、逆B相のみ、逆B相とA相、A相のみ、…という順で励磁し、励磁されている励磁相がN極を帯びることにより、ローターのS極が引き付けられ、N極が遠ざけられることにより、1ステップずつローターが回転する。
つまり、励磁を連続的に行うことにより、ステッピングモータ71を回転させることができ、プラテン5をインクジェットプリンタ1の前後方向に水平移動させることができる。また、ローターのN極とS極との数により、1回の励磁でローターが回転する角度が決まっており、ステッピングモータ71の回転ステップ数によりプラテン5の移動距離を制御することができる。
ステッピングモータ71における励磁の制御には、図6に示すように、CPU110からステッピングモータドライバ147へ第1位相制御信号が送られている間(パルス信号がhighの状態)、ステッピングモータドライバ147からA相を励磁するためのA相信号がステッピングモータ71へ送られA相が励磁される。また、第2位相制御信号が送られている間(パルス信号がhighの状態)、ステッピングモータドライバ147からB相を励磁するためのB相信号がステッピングモータ71へ送られB相が励磁される。また、第3位相制御信号が送られている間(パルス信号がhighの状態)、ステッピングモータドライバ147から逆A相を励磁するための逆A相信号がステッピングモータ71へ送られ逆A相が励磁される。また、第4位相制御信号が送られている間(パルス信号がhighの状態)、ステッピングモータドライバ147から逆B相を励磁するための逆B相信号がステッピングモータ71へ送られ逆B相が励磁される。
よって、第1〜第4位相制御信号の切り替えの間隔を長くすれば、ステッピングモータ71の回転は遅くなり、切り替えの間隔を短くすれば速くなる。しかしながら、ステッピングモータ71の回転を開始する際には、いきなり短い間隔で位相制御信号の切り替えを行うと、励磁された励磁相へのローターの引き寄せが追い付かず、ローターが回転しないことがある。また、逆にステッピングモータ71の回転を停止させる際には、いきなり励磁を停止させると、慣性の法則によりローターの回転がそのまま回転してしまうことがある。
そこで、ステッピングモータ71の回転の開始、停止、つまり、プラテン5の移動開始、停止を行う際には、いきなり移動速度となるような位相制御信号の切り替えの間隔とするのではなく、位相制御信号の切り替え間隔を徐々に短くして加速し、移動速度まで加速させて、一定周期で切り替えを行うことにより定速度で回転(移動)させ、停止する際には、徐々に切り替え間隔を長くして減速して停止させる。尚、CPU110における位相制御信号の切り替えにはタイミング発生用クロックカウンタ170及び加速テーブル(図示外)が用いられる。RAM130に記憶されている加速テーブルには切り替えのタイミングを示すカウント値が加速時(だんだん短くなる複数のカウント値)、定速度時(一定なので1つのカウント値)、減速時(だんだん長くなる複数のカウント値)に応じて記憶されており、CPU110ではタイミング発生用クロックカウンタ170のカウント値が加速テーブルから読み出されたカウント値となったタイミングで位相制御信号の切り替えの制御が行う。尚、送り機構7が、「媒体保持部搬送手段」に相当する。
次に、図7乃至図13を用いて、インクジェットプリンタ1におけるプラテン5の移動範囲について説明する。まず、第一実施例として、図7乃至図9を用いて、第一インクジェットヘッド21から白インクを吐出し、第二インクジェットヘッド22からCMYKのインクを吐出して、描画する場合のプラテン5の移動範囲について説明する。
この第一実施例の場合には、図7に示すように、被記録媒体をプラテン5に着脱するときには、プラテン5はインクジェットプリンタ1の本体カバー10から前側(図7に於ける左側)に完全に退出した状態になっている。この状態で、操作者は、Tシャツ等の被記録媒体をプラテン5に着脱を行う。従って、この位置を「着脱位置」という。
次いで、図3に示すCPU110からステッピングモータドライバ147に駆動命令が送られ、ステッピングモータ71が駆動されて、モータプーリ73が回転し、大プーリ72及び第一ベルトプーリ74が回転して、タイミングベルトが駆動されて、プラテン5が、図8に示すように、本体カバー10の最奥部まで移動する。この図8に示すプラテン5の位置が「第一インクジェットヘッド21の印刷開始位置」である。そして、プラテン5上に配置された被記録媒体に第一インクジェットヘッド21から白インクを吐出して印刷が行われ、被記録媒体を搭載したプラテン5が第二インクジェットヘッド22に対向する位置まで移動すると、続いて、第二インクジェットヘッド22からCMYKのインクを吐出して印刷が行われる。印刷の進行状況に応じて、プラテン5は、本体カバー10から退出する方向(副走査方向)に移動される。そして、全ての印刷が終了すると、図9に示すように、プラテン5は、本体カバー10に僅かにその一部を残す位置まで退出する。この位置を「印刷終了位置」という。従って、この第一実施例の場合には、プラテン5の先端部(奥側)が印刷の為に移動する範囲は、図9に示す矢印Bの範囲となり、「第一の媒体保持部移動範囲」に相当し、一番長い移動範囲となる。
次に、第二実施例として、図7、図8及び図10を用いて、第一インクジェットヘッド21のみから白インクを吐出して印刷し、第二インクジェットヘッド22からCMYKのインクを吐出しない場合のプラテン5の移動範囲について説明する。
この第二実施例の場合には、まず、図7に示すように、被記録媒体をプラテン5に着脱するときには、プラテン5はインクジェットプリンタ1の本体カバー10から前側(図7に於ける左側)に完全に退出した状態になっている。この状態で、操作者は、Tシャツ等の被記録媒体をプラテン5に載置する。
次いで、図3に示すCPU110からステッピングモータドライバ147に駆動命令が送られ、ステッピングモータ71が駆動されて、モータプーリ73が回転し、大プーリ72及び第一ベルトプーリ74が回転して、タイミングベルトが駆動されて、プラテン5が、図8に示すように、本体カバー10の最奥部まで移動する。この図8に示すプラテン5の位置が「第一インクジェットヘッド21の印刷開始位置」である。そして、プラテン5上に配置された被記録媒体に第一インクジェットヘッド21から白インクを吐出して印刷が行われる。印刷の進行状況に応じて、プラテン5は、本体カバー10から退出する方向に移動される。そして、全ての印刷が終了すると、図10に示すように、プラテン5は、その先端部(奥側)が、本体カバー10内で、第一インクジェットヘッド21の走査範囲の近傍位置で停止する。この位置を「第一インクジェットヘッド21の印刷終了位置」という。従って、この第二実施例の場合には、プラテン5の先端部(奥側)が印刷の為に移動する範囲は、図10に示す矢印Cの範囲となり、「第二の媒体保持部移動範囲」に相当する。
次に、第三実施例として、図7、図11及び図12を用いて、第二インクジェットヘッド22のみからCMYKのインクを吐出して印刷し、第一インクジェットヘッド21から白色のインクを吐出しない場合のプラテン5の移動範囲について説明する。
この第三実施例の場合には、まず、図7に示すように、被記録媒体をプラテン5に着脱するときには、プラテン5はインクジェットプリンタ1の本体カバー10から前側(図7に於ける左側)に完全に退出した状態になっている。この状態で、操作者は、Tシャツ等の被記録媒体をプラテン5に着脱する。
次いで、図3に示すCPU110からステッピングモータドライバ147に駆動命令が送られ、ステッピングモータ71が駆動されて、モータプーリ73が回転し、大プーリ72及び第一ベルトプーリ74が回転して、タイミングベルトが駆動されて、プラテン5が、図11に示すように、本体カバー10の中間部のやや奥側よりまで移動する。この図11に示すプラテン5の位置が「第二インクジェットヘッド22の印刷開始位置」である。即ち、プラテン5は、第二インクジェットヘッド22の主走査に伴い本体カバー10から退出する方向に移動されるので、プラテン5の手前側(図11に示す左側)から印刷が始まり、プラテン5の奥側(図11に示す右側)で印刷が終了する。従って、第二インクジェットヘッド22の印刷開始位置では、図11に示すように、プラテン5の手前側が、第二インクジェットヘッド22に対向する状態となる。そして、この状態からプラテン5上に配置された被記録媒体に第二インクジェットヘッド22からCMYKのインクを吐出して印刷が行われる。印刷の進行状況に応じて、プラテン5は、本体カバー10から退出する方向に移動される。そして、全ての印刷が終了すると、図12に示すように、プラテン5は、その先端部(奥側)が、本体カバー10内で、第二インクジェットヘッド22の走査範囲の近傍位置で停止する。この位置を「第二インクジェットヘッド22の印刷終了位置」という。従って、この第三実施例の場合には、プラテン5の先端部(奥側)が印刷の為に移動する範囲は、図12に示す矢印Dの範囲となり、「第三の媒体保持部移動範囲」に相当する。
尚、インクジェットプリンタ1では、図13に示すように、本体カバー10の全長を短くして、上記第一実施例及び第二実施例の印刷開始位置で、本体カバー10からはみ出すプラテン5のために、本体カバー10に奥部に、プラテン5の先端部を突出させる開口部(図示外)と、当該開口部からはみ出すプラテン5の先端部をカバーする第二カバー10Aを設けても良い。この場合には、図13に示すように、第一実施例及び第二実施例の印刷開始位置で、プラテン5は、位置5Aに停止し、その後、位置5Bを経て、位置5Cと移動する。
次に、図14に示すフローチャートを参照して、インクジェットプリンタ1で印刷される印刷データの作成について説明する。この図14に示すフローチャートの処理は、インクジェットプリンタ1に接続され、操作者が使用する図示外のパーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)で行われる。
まず、PC上では、インクジェットプリンタ1で印刷される画像データの編集処理が行われる(S1)。画像データが編集され、次いで、印刷が命令されると(S2)、入力プロファイルが参照される(S3)、次いで、白データが作成される(S4)。この白データが作成は、操作者がPC上のアプリケーションで、スポットカラー版等のデータを作成するとの同様の方法で生成される。その後、カラーデータの作成(RGBデータをCMYKに変換)が行われる(S5)。
次いで、作成されたデータの疑似階調処理及び2値化処理を行い(S6)、インクジェットプリンタ1へ、印刷データを送信する(S7)。その後、印刷データの作成処理を終了する。尚、S2の判断処理で、NOの場合には、直ちに、印刷データの作成処理を終了する。
次に、図15に示すフローチャートを参照して、インクジェットプリンタ1での印刷処理について説明する。図15に示すフローチャートのプログラムは、インクジェットプリンタ1の制御部100に設けられたROM120に記憶され、CPU110により実行される。まず、印刷ボタン29が押下されたときに(S10:YES)、既に、PCからUSBケーブル等を通じて印刷データを受信して、図3に示すRAM130に印刷データが記憶されている場合には(S11:YES)、その印刷データに第一インクジェットヘッド21により白インクを吐出して印刷を行う白インクの印刷データが有るか否かを判断する(S12)。また、印刷ボタン29が押下されたときに(S10:YES)、図3に示すRAM130に記憶している印刷データが無い場合(S11:NO)にはS10に戻り、印刷ボタン29が押下されないうちは(S10:NO)、印刷ボタン29の押下を待つ(S10)。
PCから受信してRAM130に記憶されている印刷データが白インクの印刷データの場合には(S12:YES)、プラテン5を本体カバー10の一番奥の第一インクジェットヘッド21の印刷開始位置(図8参照)に移動する(S13)。尚、PCから受信してRAM130に記憶されている印刷データが白インクの印刷データでなく(S12:NO)、CMYKのカラーインクの場合には(S23:YES)、プラテン5を 本体カバー10の中央少し奥の第二インクジェットヘッド22の印刷開始位置(図11参照)に移動する(S24)。
そして、プラテン5を第一インクジェットヘッド21の印刷開始位置(図8参照)に移動した場合には(S13)、次に、第一インクジェットヘッド21を清掃する第一メンテナンス機構(図示外)及び第一ヘッド駆動部140を始動して、第一インクジェットヘッド21のアンキャッピング等の必要な記録ヘッドのメンテナンスを行い、第一インクジェットヘッド21からインクの吐出を開始して白インクでの印刷を開始する(S14)。そして、第一インクジェットヘッド21が主走査方向へ一行分走査して、一行分の白インクが吐出されると、プラテン5が退出方向へ移動して、次の行の吐出位置に移動する。この動作を繰り返して、白インクによる印刷を行う。
次に、PCから受信してRAM130に記憶されている印刷データに、白インクの印刷データ以外にカラーの印刷データ(CMYK)もある場合に(S15:YES)、プラテン5が第二インクジェットヘッド22の印刷開始位置(図11参照)まで移動して来た場合に(S16:YES)、次に、第二インクジェットヘッド22を清掃する第二メンテナンス機構(図示外)及び第二ヘッド駆動部141を始動して、第二インクジェットヘッド22のアンキャッピング等の必要な記録ヘッドのメンテナンスを行い、第二インクジェットヘッド22からインクの吐出を開始してCMYKインクでの印刷を開始する(S17)。そして、第二インクジェットヘッド22が主走査方向へ一行分走査して、一行分のCMYKインクが吐出されると、プラテン5が退出方向へ移動して、次の行の吐出位置に移動する。この動作を繰り返して、CMYKのインクによる印刷を行う。尚、この状態では、プラテン5は、第一インクジェットヘッド21及び第二インクジェットヘッド22の何れにも対向する位置にあるので、第一インクジェットヘッド21及び第二インクジェットヘッド22の両方からのインクの吐出が行われる。
次いで、白インクの印刷データによる印刷が完了すると(S18:YES)、第一インクジェットヘッド21からの白インクの吐出を終了し、第一ヘッド駆動部140及び第一メンテナンス機構の作動を完了する(S19)。従って、キャリッジ13に搭載された第一インクジェットヘッド21は、第一メンテナンス機構の位置に移動し、第一インクジェットヘッド21のノズル面のワイプ、キャッピング等の必要な記録ヘッドのメンテナンスが行われ、第一インクジェットヘッド21は、待機状態になる。
次いで、カラーインクの印刷データによる印刷が完了すると(S20:YES)、第二インクジェットヘッド22からのカラーインクの吐出を終了し、第二ヘッド駆動部141及び第二メンテナンス機構の作動を完了する(S21)。従って、キャリッジ14に搭載された第二インクジェットヘッド22は、第二メンテナンス機構の位置に移動し、第二インクジェットヘッド22のノズル面のワイプ、キャッピング等の必要な記録ヘッドのメンテナンスが行われ、第二インクジェットヘッド22は、待機状態になる。
その後、プラテン5を本体カバー10から退出して着脱位置(図7参照)へ移動し(S22)、処理を終了する。
また、S15の判断で、PCから受信してRAM130に記憶されている印刷データにカラー(CMYK)の印刷データが無い場合、即ち、白インクの印刷データのみの場合に(S15:YES)、白インクの印刷データによる印刷が完了すると(S29:YES)、第一インクジェットヘッド21からの白インクの吐出を終了し、第一ヘッド駆動部140及び第一メンテナンス機構の作動を完了する(S30)。従って、キャリッジ13に搭載された第一インクジェットヘッド21は、第一メンテナンス機構の位置に移動し、第一インクジェットヘッド21のノズル面のワイプ、キャッピング等の必要な記録ヘッドのメンテナンスが行われ、第一インクジェットヘッド21は、待機状態になる。その後、プラテン5を本体カバー10から退出して着脱位置(図7参照)へ移動し(S31)、処理を終了する。
また、S12の判断処理で、PCから受信してRAM130に記憶されている印刷データに白インクの印刷データが無く(S12:NO)、カラー(CMYK)の印刷データのみの場合に(S23:YES)、プラテン5を 本体カバー10の中央少し奥の第二インクジェットヘッド22の印刷開始位置(図11参照)に移動する(S24)。
次に、第二インクジェットヘッド22を清掃する第二メンテナンス機構(図示外)及び第二ヘッド駆動部141を始動して、第二インクジェットヘッド22のアンキャッピング等の必要な記録ヘッドのメンテナンスを行い、第二インクジェットヘッド22からインクの吐出を開始してCMYKインクでの印刷を開始する(S25)。そして、第二インクジェットヘッド22が主走査方向へ一行分走査して、一行分のCMYKインクが吐出されると、プラテン5が退出方向へ移動して、次の行の吐出位置に移動する。
次いで、カラーインクの印刷データによる印刷が完了すると(S26:YES)、第二インクジェットヘッド22からのカラーインクの吐出を終了し、第二ヘッド駆動部141及び第二メンテナンス機構の作動を完了する(S27)。従って、キャリッジ14に搭載された第二インクジェットヘッド22は、第二メンテナンス機構の位置に移動し、第二インクジェットヘッド22のノズル面のワイプ、キャッピング等の必要な記録ヘッドのメンテナンスが行われ、第二インクジェットヘッド22は、待機状態になる。その後、プラテン5を本体カバー10から退出して着脱位置(図7参照)へ移動し(S28)、処理を終了する。
従って、インクジェットプリンタ1では、白インクの印刷データだけの場合は、白インクの印刷データをすべて印刷し終わった後、一気にプラテン5を着脱位置(操作者に対して一番手前)に移動しつつ、第一インクジェットヘッド21を第一メンテナンス機構の位置に移動し、ノズル面のワイプ、キャッピング等の必要な記録ヘッドのメンテナンスを行い、待機状態にする。また、同様に、白インクのデータがなく、カラーインク(CMYK)のみの場合、印刷データをすべて印刷し終わった後、プラテン5を脱着位置へ移動しつつ、第二インクジェットヘッド22を第二メンテナンス機構の位置に移動し、ノズル面のワイプ、キャッピング等の必要な記録ヘッドのメンテナンスを行い、待機状態にする。
また、白インクならびにカラーインクの印刷データ両方がある場合、まず、白インクだけの時と同様、第一メンテナンス機構及びに第一ヘッド駆動部140が駆動され、アンキャッピング等の必要なヘッドのメンテナンスを行い、第一インクジェットヘッド21から白インクが吐出される。その後、第二メンテナンス機構及びに第二ヘッド駆動部141が駆動されて、アンキャッピング等の必要なヘッドのメンテナンスを行い、カラーの印刷データに従って、第二インクジェットヘッド22からカラーインクの吐出を開始する。第一インクジェットヘッド21から白インクが吐出された後の第二インクジェットヘッド22からカラーインクの吐出タイミングは、例えば、第一インクジェットヘッド21の解像度、駆動電圧等の条件により、適宜決定する。そして、白インクの印刷データ、カラーインクの印刷データに従い、各々、第一ヘッド駆動部140、第二ヘッド駆動部141が駆動して第一インクジェットヘッド21及び第二インクジェットヘッド22から必要なインクが吐出される。そして、印刷データがなくなった時点で、各インクジェットヘッドは吐出をやめ、第一インクジェットヘッド21及び第二インクジェットヘッド22は各々それぞれ第一メンテナンス機構及び第二メンテナンス機構の位置に移動し、乾燥・異物付着を避けるためのキャッピングが行われ、常に使用しないヘッドの表面は適切に保護され、次の印刷に備えて待機状態になる。
以上説明したように、インクジェットプリンタ1では、 並走する2つのインクジェットヘッドを有するので、例えば、濃色地の被記録媒体に白インクを吐出し、その後にカラーインクを吐出する場合であっても、白色・淡色地の被記録媒体にカラーインクを吐出する場合であっても、使用するインクジェットヘッドの組み合わせに限らず、被記録媒体を印刷開始位置まで移動(load)させる回数と印刷終了位置から脱着位置まで移動(unload)させるのは一度で済むため、印刷時間を短縮できる。更に、用いるインク色によっては、移動距離が最適化されるため、更なる時間の短縮が可能である。また、乾燥・異物付着を避けるためのキャッピングが行われ、常に使用しないヘッドの表面は適切に保護される。
また、並走する2つのインクジェットヘッドでそれぞれ印刷データの量が大きく異なる場合に、印刷に必要な方のインクジェットヘッドのみを駆動するので、例えば、白、C、M、Y、Kと複数のヘッドを全て横一列に並べた場合と比べ、それぞれのインクジェットヘッドを搭載したキャリッジの駆動時間が最適化され、更なる印刷時間の短縮が可能となる。例えば、第一インクジェットヘッド21に比べて第二インクジェットヘッド22の印刷データが小さい場合や、カラーインクの吐出が少ない場合、第一インクジェットヘッド21の印刷終了とほぼ同時あるいは先に第二インクジェットヘッド22も駆動が完了し、白インクとカラーインクの吐出時間を最適化できる。
また、逆に第一インクジェットヘッド21に比べて第二インクジェットヘッド22の印刷データが大きい場合や、白インクの吐出が少ない場合、第二インクジェットヘッド22が第一インクジェットヘッド21よりも先にインクの吐出を開始する場合もある。この場合も、第一インクジェットヘッド21及び第二インクジェットヘッド22の駆動は最適化され、その結果、白インクとカラーインクの吐出時間が最適化される。
本発明は、上記実施の形態に限られず、各種の変形が可能である。例えば、プラテンが筐体(本体カバー10)に含まれる必要はないので、筐体移動に楽なように、背面を取り外し可能な別体として、第一インクジェットヘッド21を用いた場合にのみ、筐体から飛び出すような構造にして筐体全体の奥行きを短くすることも可能である。また、白インクの印刷データとカラーインクの印刷データが大きく異なる場合、それぞれのインクジェットヘッドのアンキャッピングをぎりぎりまで遅らせてインクジェットヘッドを保護することも可能である。例えば、第二インクジェットヘッドのアンキャッピングを先に行い、その後、第一インクジェットヘッドのアンキャッピングを行うことも印刷データ(画像データ)によっては可能であり、更なる所要印刷時間の短縮を行うことができる。
さらに、白インクの印刷データの開始位置が、カラーインクの印刷データの開始位置よりも手前にある場合、プラテン5は第一インクジェットヘッドの印刷開始位置まで移動する必要はなく、第二インクジェットヘッドの印刷位置までの移動だけにすることにより、更なる所要印刷時間の短縮を行うことが出来る。
また、並走されるインクジェットヘッドは、2組に限られず、3組、4組等でも良い。また、記録ヘッドとしては、インクジェットヘッドに限られず、プラテンに搭載された被記録媒体に対向して、主走査方向に移動されるシリアル駆動されるヘッドであれば良い。
本発明の印刷装置は、並走される複数の記録ヘッドを備え、且つ、被記録媒体が載置されたプラテンが搬送されつつ記録が実行される印刷装置に適用可能である。
インクジェットプリンタ1の平面図である。 インクジェットプリンタ1の正面図である。 インクジェットプリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。 プラテン5の送り機構を模式化した平面図である。 プラテン5の送り機構を模式化した左側面図である。 インクジェットプリンタ1のステッピングモータ71の制御ブロック図である。 プラテン5の着脱位置を示すインクジェットプリンタ1の平面図である。 プラテン5の印刷開始位置を示すインクジェットプリンタ1の平面図である。 プラテン5の印刷終了位置を示すインクジェットプリンタ1の平面図である。 プラテン5の印刷終了位置を示すインクジェットプリンタ1の平面図である。 プラテン5の印刷開始を示すインクジェットプリンタ1の平面図である。 プラテン5の印刷終了位置を示すインクジェットプリンタ1の平面図である。 本体カバーの変形例を示すインクジェットプリンタ1の平面図である。 インクジェットプリンタ1で印刷される印刷データの作成のフローチャートである。 インクジェットプリンタ1での印刷処理のフローチャートである。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
2 ベース
4 トレー
5 プラテン
7 送り機構
7A,7B ガイドレール
10 本体カバー
10A 第二カバー
11 ガイドレール
12 ガイドレール
13 キャリッジ
14 キャリッジ
21 第一インクジェットヘッド
22 第二インクジェットヘッド
24 第一キャリッジモータ
25 第二キャリッジモータ
28 操作パネル
29 印刷ボタン
30 表示部
31 インクカートリッジ収納部
32 インクカートリッジ収納部
51 プラテン取付部
71 ステッピングモータ
72 大プーリ
73 モータプーリ
74 第一ベルトプーリ
75 第二ベルトプーリ
78 タイミングベルト
79 モータベルト
100 制御部
110 CPU
115 バス
120 ROM
130 RAM
140 第一ヘッド駆動部
141 第二ヘッド駆動部
145 第一キャリッジモータドライバ
146 第二キャリッジモータドライバ
147 ステッピングモータドライバ
160 入力検知部

Claims (7)

  1. 被記録媒体を保持する保持面を有する媒体保持部と、
    印刷データに応じてインクを吐出する第一記録ヘッドと、
    印刷データに応じてインクを吐出する第二記録ヘッドと、
    前記第一記録ヘッド及び第二記録ヘッドを制御する記録ヘッド制御手段と、
    前記第一記録ヘッドを前記媒体保持手段に対し、主走査方向に相対移動させる第一ヘッド搬送手段と、
    前記第二記録ヘッドを、前記第一ヘッド搬送手段の主走査方向と平行に、前記媒体保持手段に対し主走査方向に相対移動させる第二ヘッド搬送手段と、
    前記第一ヘッド搬送手段及び前記第二ヘッド搬送手段を制御するヘッド搬送制御手段と、
    前記媒体保持部を搬送する媒体保持部搬送手段と、
    当該媒体保持部搬送手段を制御する媒体搬送制御手段と
    を備え、
    前記媒体搬送制御手段は、
    前記第一記録ヘッド及び前記第二記録ヘッドから前記被記録媒体にインクを吐出する場合に、前記主走査方向と直交する副走査方向において、前記媒体保持部を前記第一ヘッド搬送手段及び前記第二ヘッド搬送手段に対して相対移動させる範囲である第一の媒体保持部移動範囲だけ相対移動させ、
    前記第一記録ヘッドのみから前記被記録媒体にインクを吐出する場合に、前記副走査方向において、前記媒体保持部を前記第一ヘッド搬送手段に対して相対移動させる範囲である第二の媒体保持部移動範囲だけ相対移動させ、
    前記第二記録ヘッドのみから前記被記録媒体にインクを吐出する場合に、前記副走査方向において、前記媒体保持部を前記第二ヘッド搬送手段に対して相対移動させる範囲である第三の媒体保持部移動範囲だけ相対移動させ、
    第一の媒体保持部移動範囲乃至第三の媒体保持部移動範囲は、各々異なるように媒体保持部搬送手段を制御することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記ヘッド搬送制御手段は、前記被記録媒体に前記第一記録ヘッドのみからインクを吐出する場合には、前記第一ヘッド搬送手段を駆動し、且つ、前記第二ヘッド搬送手段は駆動しないことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記ヘッド搬送制御手段は、前記被記録媒体に前記第二記録ヘッドのみからインクを吐出する場合には、前記第二ヘッド搬送手段を駆動し、且つ、前記第一ヘッド搬送手段は駆動しないことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記ヘッド搬送制御手段は、前記媒体保持部が前記第一の媒体保持部移動範囲を相対移動する際に、前記媒体保持部が所定の位置を通過した後に、前記第二ヘッド搬送手段の駆動を開始することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 前記ヘッド搬送制御手段は、前記媒体保持部が前記第一の媒体保持部移範囲を相対移動する際に、第一記録ヘッドが前記印刷データに応じたインクの吐出が完了した時点で、前記第一ヘッド搬送手段の駆動を終了することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  6. 前記第一記録ヘッドから吐出されるインクは、白インクであることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の印刷装置。
  7. 前記第二記録ヘッドから吐出されるインクは、前記白インク以外の色のインクであることを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
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