JP2000141616A - 印刷物品の製造方法および印刷装置 - Google Patents

印刷物品の製造方法および印刷装置

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JP2000141616A
JP2000141616A JP31498298A JP31498298A JP2000141616A JP 2000141616 A JP2000141616 A JP 2000141616A JP 31498298 A JP31498298 A JP 31498298A JP 31498298 A JP31498298 A JP 31498298A JP 2000141616 A JP2000141616 A JP 2000141616A
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medium
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Nobuaki Matsunaga
信昭 松永
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク吸収性のない媒体に対してもインクジ
ェット法により、耐スクラッチ性の高い印刷を行うこと
のできる印刷物品の製造方法、および印刷装置を提供す
ること。 【解決手段】 印刷装置1において、下地層形成用ヘッ
ド51が媒体Wのインク吸収性のない被印刷面に紫外線
硬化性の樹脂を塗布して下地層を形成した後、下地層が
半硬化状態のうちに、記録ヘッド21が媒体Wの被印刷
面の下地層の上にカラー印刷を行う。そして、紫外線照
射装置40から紫外線を照射して、下地層およびインク
を固化し、定着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被印刷面がインク
吸収性を有しない媒体からの印刷物品の製造方法、およ
びこの製造方法に用いる印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録用紙などいったインク吸収性のある
媒体に対する印刷方法としては、インクジェット法によ
る印刷が多用されている。これに対して、プラスチック
製品、金属製品などといったインク吸収性のない媒体に
対する印刷方法としては、スクリーン印刷などといった
従来からある一般的な印刷方法が多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スクリ
ーン印刷などといった従来の印刷方法では、印刷すべき
パターンの版をおこす必要があるので、大量生産には適
しているが、少量多品種の印刷や個人的な印刷を行うの
には不便である。
【0004】従って、インク吸収性のない媒体に対して
もインクジェット法による印刷が適用できると、少量多
品種の印刷や個人的な印刷を行うのに便利である。しか
しながら、このようなインク吸収性のない媒体にインク
ジェット法で印刷を行うと、インクと下地との密着性の
影響により軽く引っ掻いただけでもインクが剥げてしま
うことがあるなど、耐スクラッチ性が低い。
【0005】そこで、本発明の課題は、インク吸収性の
ない媒体に対してもインクジェット法により、耐スクラ
ッチ性の高い印刷を行うことのできる印刷物品の製造方
法、および印刷装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る印刷物品の製造方法では、媒体のイン
ク吸収性のない被印刷面に対して樹脂からなる下地層を
塗布した後、該下地層が完全硬化する前の半硬化状態の
うちにインクジェット方式の記録ヘッドからインク滴を
吐出して前記下地層の上に印刷を行い、しかる後に、前
記被印刷面に塗布された前記樹脂および前記インクを一
括して硬化させることを特徴とする。
【0007】インク吸収性のない媒体に対してインクジ
ェット法で印刷しただけでは、インクと媒体の被印刷面
(下地)との密着性が影響し、軽く引っ掻いただけで
も、インクが剥げてしまうことがあるが、本発明では、
樹脂からなる下地層を塗布した後、該下地層が完全硬化
する前の半硬化状態のうちに印刷を行い、しかる後に、
樹脂およびインクを一括して硬化させる。このため、イ
ンクは下地層を介して媒体の被印刷面に塗布されるの
で、インクと媒体の被印刷面との密着性が低いのを解消
できる。また、半硬化状態の樹脂とインクとを一括して
硬化させるので、これらの密着性が高い。それ故、樹脂
およびインクの硬化を終えた後の被印刷面では、引っ掻
いてもインクが剥げてしまうことはない。
【0008】本発明において、前記樹脂および前記イン
クとして、たとえば、いずれも紫外線硬化性のものを用
いることにより、前記樹脂および前記インクを紫外線照
射により一括して硬化させることが好ましい。
【0009】本発明において、前記樹脂および前記イン
クとしていずれも熱硬化性のものを用いた場合には、前
記樹脂および前記インクを加熱することにより一括して
硬化させることもできる。
【0010】このような方法を実施するための印刷装置
には、媒体の被印刷面に対して紫外線硬化性の樹脂を吐
出して当該被印刷面上に下地層を形成する下地層形成用
ヘッドと、当該下地層の上に紫外線硬化性のインクを吐
出して印刷を行うインクジェット方式の記録ヘッドと、
前記下地層形成用ヘッドと前記媒体との相対移動および
前記記録ヘッドと前記媒体との相対移動を行わせること
により、前記被印刷面に対する前記下地層の形成、およ
び該下地層上への印刷を可能とする移動機構と、前記樹
脂および前記インクに対して紫外線を照射して当該被印
刷面上の前記樹脂および前記インクを一括して固化する
紫外線照射装置と、該紫外線照射装置にまで前記媒体を
搬送してくる媒体搬送装置とを設ける。
【0011】また、本発明に係る印刷物品の製造には、
媒体の被印刷面に対して熱硬化性の樹脂を吐出して当該
被印刷面上に下地層を形成する下地層形成用ヘッドと、
当該下地層の上に熱硬化性のインクを吐出して印刷を行
うインクジェット方式の記録ヘッドと、前記下地層形成
用ヘッドと前記媒体との相対移動、および前記記録ヘッ
ドと前記媒体との相対移動を行わせることにより、前記
被印刷面に対する前記下地層の形成、および該下地層上
への印刷を可能とする移動機構と、前記樹脂および前記
インクを加熱することにより当該被印刷面上の前記樹脂
および前記インクを一括して固化する加熱装置と、該加
熱装置にまで前記媒体を搬送してくる媒体搬送装置とを
有する印刷装置を用いてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明を適用し
た印刷物品の製造方法を説明する。
【0013】図1は、本形態の印刷装置の概略構成図で
ある。
【0014】図1において、印刷装置1は、概ね、印刷
対象となる媒体Wに対する印刷内容の入力などを行うデ
ータ入力系10と、媒体Wに対してカラー印刷を行う印
刷装置本体20とから構成されている。ここで、媒体W
の被印刷面(上面)は、プラスチック製品や金属製品な
どといったインク吸収性のない材質から構成されてい
る。
【0015】データ入力系10には、利用者が希望する
カラー図案をデータ入力するための入力装置11とし
て、撮像装置111、ディスク駆動装置112、および
スキャナー113が構成されている。これらの入力装置
11からは、ホストコンピュータ12に対してカラー図
案画像データが出力される。
【0016】ホストコンピュータ12は、入力装置11
から入力されたカラー図案画像データに基づくイメージ
画面をモニター13に表示し、このイメージ画面をみた
利用者は、イメージ画面を拡大、縮小、切り貼りするな
どの編集をキーボード14やマウス15を介して指示す
る。また、ホストコンピュータ12は、編集されたカラ
ー図案画像データに対して、必要に応じて階調処理、コ
ントラスト処理、さらには色補正などを行い、また、印
字品質を高めるために物品Wの被印刷面の凹凸に沿った
画像の補正処理を行い、しかる後に出力画像データを印
刷装置本体20の制御手段60に出力する。
【0017】印刷装置本体20では、まず、カラー印刷
用の記録ヘッド21がキャリッジ22を介してガイド軸
23上でその軸線方向(主走査方向/X軸方向)に往復
移動可能な状態にある。記録ヘッド21は、インクの吐
出方向が下向きに設定されている。ここで、インクとし
ては、アクリル系あるいはウレタン系などの紫外線硬化
性のインクを用いる。
【0018】図2は、記録ヘッド21の構成を示す断面
図である。
【0019】図2に示すように、記録ヘッド21では、
ノズルプレート110にノズル開口111が形成され、
流路形成板112には、圧力発生室113を区画する通
孔、圧力発生室113に両側で連通する2つのインク供
給口114を区画する通孔または溝、およびこれらのイ
ンク供給口114にそれぞれ連通する2つの共通のイン
ク室115を区画する通孔が形成されている。振動板1
16は、弾性変形可能な薄板から構成され、ピエゾ素子
などの圧電振動子PZT(圧力発生素子)の先端に当接
し、流路形成板112を挟んでノズルプレート110と
液密に一体に固定され、流路ユニット118を構成して
いる。
【0020】基台119には、圧電振動子PZTを振動
可能に収容する収容室120と、流路ユニット118を
支持する開口121とが構成され、圧電振動子PZTの
先端を開口121から露出させた状態で圧電振動子PZ
Tを固定基板122で固定している。また、基台119
は、振動板116のアイランド部116aを圧電振動子
PZTに当接させた状態で、流路ユニット118を開口
121に固定して記録ヘッド16を纏めている。
【0021】このような構成により、圧電振動子PZT
が収縮して圧力発生室113が膨張すると、共通のイン
ク室115のインクがインク供給口114を経由して圧
力発生室113に流れ込む。所定時間の経過後に圧電振
動子PZTが伸長して圧力発生室113が収縮すると、
圧力発生室113のインクが圧縮されてノズル開口11
1からインク滴が吐出する。このようなインク滴の吐出
は、いずれの色のインクを吐出するためのノズル開口1
11でも同様である。
【0022】再び図1において、印刷装置本体20で
は、記録ヘッド21の上流側において、下地形成用の樹
脂を吐出する下地層形成用ヘッド51がキャリッジ52
を介してガイド軸53上でその軸線方向(主走査方向/
X軸方向)に往復移動可能な状態にある。下地層形成用
ヘッド51は、樹脂の吐出方向が下向きに設定されてい
る。ここで、樹脂としては、アクリル系あるいはウレタ
ン系などの紫外線硬化性樹脂を用いる。
【0023】下地層形成用ヘッド51は、後述するよう
に、記録ヘッド21から吐出されたインク滴でカラー印
刷が行われる前の媒体Wの被印刷面の表面に対して、予
め、下地層を形成するための樹脂を吐出するためのもの
である。この下地層形成用ヘッド51としては、下地層
形成用の樹脂を霧状に噴霧するスプレーヘッドなどを使
用できるが、記録ヘッド21と同様な構造(図2参照)
のヘッドを使用してもよい。この場合には、図2に示す
記録ヘッド21において、インクに代えて下地層形成用
の樹脂を供給して、吐出させればよいので、その詳細な
説明を省略する。
【0024】ここで、キャリッジ22、52が支持され
ているガイド軸23、53の両端は、フレーム30によ
って支持され、このフレーム30はY軸方向(副走査方
向)への移動が可能である。このようにして、フレーム
30がY軸方向への移動を行うとともに、各キャリッジ
22、52がガイド軸23、53上でX方向に移動する
ことによって、下地層形成用ヘッド51と媒体Wとの相
対移動、および記録ヘッド21と媒体Wとの相対移動を
行わせる移動機構が構成されている。
【0025】下地層形成用ヘッド51および記録ヘッド
21の下方位置には、媒体WをY軸方向に向けて搬送す
る媒体搬送装置35が構成されている。この媒体搬送装
置35では、物品貯留部(図示せず。)から繰り出され
てくる媒体Wを受けるホルダー(図示せず。)などが構
成されており、このホルダーは、媒体Wをその被印刷面
を上に向けた状態で保持する。
【0026】さらに、媒体搬送装置35の搬送方向にお
ける下流側には、紫外線照射装置40が配置されてい
る。この紫外線照射装置40には、紫外線ランプ41
と、この紫外線ランプ41から放射された光を、その下
方位置まで媒体搬送装置35によって搬送されてくる媒
体Wに向けて反射するリフレクタ42と、保護カバー
(図示せず。)とが構成されている。
【0027】このような構成の印刷装置1は、そのまま
で家庭用あるいは業務用の印刷装置1として使用できる
が、印刷装置1を自動販売機やゲーム機のように店舗や
街頭において不特定多数の者が利用するように構成する
場合には、印刷装置1に対しては、利用者が投入した硬
貨や紙幣を判別する金銭判別機18が搭載される。この
金銭判別機18の判別結果はホストコンピュータ12に
入力され、ホストコンピュータ12は、金銭判別機18
に所定の金銭の投入があったときに印刷装置本体20に
おいて媒体Wへの印刷を行わせる。
【0028】このような動作は、ホストコンピュータ1
2において、ROMなどに予め格納されている動作プロ
グラムに基づいて動作するCPUなどで実現される。
【0029】(印刷装置本体の制御系)図3を参照し
て、印刷装置本体20に構成されている制御系の構成を
説明する。図3において、印刷装置本体20に構成され
ている制御手段60は、まず、媒体Wに対して所定の印
刷を行うために、ホストコンピュータ12からの印刷指
令信号や印刷データを受けて、駆動電圧発生回路31お
よびヘッド選択回路32を備える記録ヘッド駆動回路3
0を制御するとともに、キャリッジ駆動回路33なども
制御して印刷動作を実行させる。すなわち、ヘッド駆動
回路30において、駆動電圧発生回路31は、ノズル開
口111からインク滴を吐出させるのに必要な電圧値の
台形波を発生させるように構成されている。また、ヘッ
ド選択回路32は、トランジスタTを制御することによ
り、印刷データに対応する圧電振動子PZTに駆動電圧
発生回路31の駆動電圧を選択的に印加する。
【0030】また、図1に示した下地層形成用ヘッド5
1として、図2を参照して説明した記録ヘッド21と同
様な構造のものを用いた場合には、制御手段60は、下
地層形成用の駆動電圧発生回路31′およびヘッド選択
回路32′を備える下地層形成用のヘッド駆動回路3
0′も制御する。この下地層形成用のヘッド駆動回路3
0′において、駆動電圧発生回路31′は、下地層形成
用ヘッド51のノズル開口から下地層形成用の樹脂を吐
出させるのに必要な電圧値の台形波を発生させるように
構成されている。また、ヘッド選択回路32′は、トラ
ンジスタT′を制御することにより、指定された下地層
形成領域に対応する圧電振動子PZT′に駆動電圧を選
択的に印加する。このように構成すると、スプレーノズ
ルを用いた場合と違って、下地層形成用の樹脂を媒体W
の被印刷面全体にベタで塗布することができることは勿
論、下地層形成用の樹脂の塗布領域を所望の範囲に設定
できるという利点がある。
【0031】また、本形態では、制御手段60は、図1
を参照した媒体搬送装置35において、媒体搬送装置駆
動回路35を介して媒体搬送装置35を駆動するモータ
M1を制御し、媒体WのY軸方向への搬送を制御する。
また、制御手段60は、Y軸駆動回路36を介してフレ
ーム30をY軸方向に駆動するモータM2を制御し、媒
体Wとキャリッジ22、52(記録ヘッド21および下
地層形成用ヘッド51)とのY軸方向における位置関係
を制御する。さらに、制御手段60は、X軸駆動回路3
7を介して、ガイド軸23、53上のキャリッジ22、
52を駆動するモータM3を制御し、媒体Wとキャリッ
ジ22、52(記録ヘッド21および下地層形成用ヘッ
ド51)とのX軸方向における位置関係を制御する。従
って、本形態では、ガイド軸23、53上でのキャリッ
ジ22、52の移動は同時に行われ、別々の媒体Wに対
してではあるが、下地層形成用の樹脂の吐出、およびイ
ンク滴の吐出は同時に行われることになる。なお、ガイ
ド軸23、53上でのキャリッジ22、52をそれぞれ
別に駆動しても良いことは勿論である。このような動作
も、印刷装置本体20において、ROMなどに予め格納
されている動作プログラムに基づいて動作するCPUな
どで実現される。
【0032】(印刷方法/印刷物品の製造方法)このよ
うな印刷装置1の動作を、図4および図5を参照して説
明する。なお、ここで説明する印刷装置1は、店頭など
に設置され、利用者が硬貨や紙幣を投入して印刷を行う
ように構成した例である。
【0033】図4は、印刷装置1の動作を示すフローチ
ャートであり、図5は、媒体Wの被印刷面に印刷を施し
ていく過程を示す断面図である。
【0034】図4において、待機状態(ステップST
1)から、利用者が所定の金額の硬貨を投入したと金銭
判別機18が判別すると(ステップST2)、印刷装置
1は画像データが入力されるまで待機する。ここで、利
用者が撮像装置111によって写した自分の顔をカラー
図案と決定すると(ステップST3)、それに対応する
カラー図案画像データが撮像装置111から画像処理装
置12に対して出力され、編集処理が行なわれる(ステ
ップST4)。また、物品Wの印刷面の凹凸形状が斜面
とか球面であるなど定まった凹凸形状を有する場合に
は、それに沿って画像の補正処理を行なうこともある
(ステップST5)。
【0035】この編集の際には、カラー図案画像データ
に基づくイメージ画面がモニター13に表示されるの
で、このイメージ画面をみた利用者は、イメージ画面を
拡大、縮小、切り貼りするなどの編集をキーボード14
やマウス15を介して指示する。そして、編集を終えた
後、利用者がキー操作を行い、そのまま印刷するかある
いは中止するかを指示する(ステップST6)。ここ
で、利用者が中止する旨のキー操作を行なったときに
は、硬貨を返却し(ステップST7)、待機状態に戻る
(ステップST1)。
【0036】これに対して、利用者が印刷実行のキー操
作を行なったときには、物品貯留部から媒体が繰り出さ
れ、それを媒体搬送装置35が受け取る(ステップST
8)。
【0037】次に、媒体搬送装置35は、今回、受け取
った媒体Wをキャリッジ52(下地層形成用ヘッド5
1)の真下位置に搬送する(ステップST9)。
【0038】この状態において、ホストコンピュータ1
2は、少なくとも、後でカラー印刷を行う領域に下地層
を形成するようとの指令を印刷装置本体20に出力し、
印刷装置本体20の下地層形成用ヘッド51は、キャリ
ッジ52がガイド軸53上を移動していく間に、図5
(A)に示すように、媒体Wの被印刷面W1に紫外線硬
化性の透明、白色あるいは有色の樹脂を塗布し、下地層
C0を形成する。このような一列分の下地層C0の形成
が終了すると、フレーム30が1ステップ分移動し、改
めて、上記の下地層形成動作を繰り返すことにより、媒
体Wの被印刷面W1の所定領域に下地層C0を形成する
(ステップST10)。
【0039】次に、媒体搬送装置35は、下地層C0を
形成し終えた媒体Wを、この下地層C0が完全硬化しな
い半硬化状態のうちに、キャリッジ22(記録ヘッド2
1)の真下位置に搬送する(ステップST11)。
【0040】この状態において、ホストコンピュータ1
2は、編集後のカラー図案画像データに対して、階調処
理、コントラスト処理、さらには色補正などを行なった
後の出力画像データを印刷装置本体20に出力し、印刷
装置本体20の記録ヘッド21は、キャリッジ22がガ
イド軸23上を移動していく間に、利用者の指示どおり
の内容を、図5(B)に示すように、媒体Wの被印刷面
W1の下地層C0の上に紫外線硬化性のインクによって
カラー印刷C1を行なう。このような一列分の印刷が終
了すると、フレーム30が1ステップ分移動し、改め
て、上記の印刷動作を繰り返すことにより、媒体Wの被
印刷面W1全体にカラー印刷が行われる(ステップST
12)。
【0041】このようにしてカラー印刷が終了すると、
媒体搬送装置35は、媒体Wを紫外線照射装置40の真
下位置に搬送する(ステップST13)。
【0042】次に、紫外線照射装置40は、図5(C)
に示すように、媒体Wの被印刷面W1に紫外線を照射し
て、紫外線硬化性のインクを固化し、定着させる。同時
に、下地層C0として塗布した紫外線硬化性の樹脂を固
化し、定着させる(ステップST14)。
【0043】しかる後に、媒体搬送装置35は媒体Wを
排出し(ステップST15)、印刷装置1は待機状態に
戻る(ステップST1)。
【0044】このように、本形態では、インク吸収性の
ない媒体Wの被印刷面であってもインクジェット方式の
記録ヘッド21からインク滴を吐出して印刷を行う。従
って、印刷すべきパターンの版をおこす必要がないの
で、少量多品種の印刷や個人的な印刷を行うのに適して
いる。但し、インク吸収性のない媒体Wに対してもイン
クジェット法で印刷しただけでは、インクと下地との密
着性の影響により、軽く引っ掻いただけでも、インクが
剥げてしまうことがある。しかるに、本形態では、樹脂
からなる下地層C0を形成した後、この下地層C0が完
全硬化する前の半硬化状態のうちにカラー印刷C1を行
い、しかる後に、樹脂およびインクを一括して硬化さ
る。このため、カラー印刷C1は下地層C0を介して媒
体Wの被印刷面W1に塗布されるので、カラー印刷C1
を行ったインクと下地層C0との密着性がわるいのを解
消できる。また、下地層形成用の樹脂および印刷用のイ
ンクとしていずれも紫外線硬化性のものを用いることに
より、半硬化状態の樹脂(下地層C0)とインク(カラ
ー印刷C1)とを一括して硬化させるので、これらの密
着性が高い。それ故、カラー印刷を終えた後の被印刷面
W1では、引っ掻いてもインクが剥げてしまうことはな
い。
【0045】[その他の実施の形態]なお、上記の形態
では、媒体Wとして偏平なものに印刷を施す例を説明し
たが、ヘッドと被印刷面とが離れているので、多少、凹
凸のある媒体Wへの印刷も可能である。
【0046】また、印刷装置1として、利用者が硬貨や
紙幣を投入して印刷を行うものを説明したが、金銭判別
機18などを省いて業務用として用いれば、他にはない
独自の装飾を施した物品が欲しいという顧客の要求に短
納期で応えることができる。
【0047】さらに、上記実施形態では紫外線硬化性の
下地層形成用の樹脂、およびインクを用いたので、図1
に示す印刷装置では紫外線照射装置40を設置したが、
熱硬化性の下地層形成用の樹脂、およびインクを用いた
場合には、図1に示す印刷装置には、紫外線照射装置4
0に代えて、熱風や赤外線を供給する加熱装置を用いれ
ばよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、イン
ク吸収性のない媒体に対して樹脂からなる下地層を塗布
した後、該下地層が完全硬化する前の半硬化状態のうち
に印刷を行い、しかる後に、樹脂およびインクを一括し
て硬化させる。このため、インクは下地層を介して媒体
の被印刷面に塗布されるので、インクと媒体の被印刷面
との密着性がわるいのを解消できる。また、半硬化状態
の樹脂とインクとを一括して硬化させるので、これらの
密着性が高い。それ故、樹脂およびインクの硬化を終え
た後の被印刷面では、引っ掻いてもインクが剥げてしま
うことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷装置の概略構成図である。
【図2】図1に示す印刷装置において用いられる記録ヘ
ッドの断面図である。
【図3】図1に示す印刷装置の印刷装置本体における制
御系のブロック図である。
【図4】図1に示す印刷装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】(A)、(B)、(C)はいずれも、図1に示
す印刷装置で行われる印刷方法を示す工程断面図であ
る。
【符号の説明】
1 印刷装置 11 入力装置 12 ホストコンピュータ 20 印刷装置本体 21 記録ヘッド 22、52 キャリッジ 23、53 ガイド軸 35 媒体搬送装置 40 紫外線照射装置 51 下地層形成用ヘッド W 媒体 W1 媒体の被印刷面 C0 下地層 C1 カラー印刷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA11 EA13 EC04 EC79 EE03 FA04 FA10 FB01 FB04 FB08 FB09 FB10 FD20 HA37 HA42 HA44 HA46 HA47 2C057 AF91 AF99 AG48 AH20 AJ04 AJ10 AM28 AN01 AR08 BA03 BA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体のインク吸収性のない被印刷面に対
    して樹脂からなる下地層を塗布した後、該下地層が完全
    硬化する前の半硬化状態のうちにインクジェット方式の
    記録ヘッドからインク滴を吐出して前記下地層の上に印
    刷を行い、しかる後に、前記被印刷面に塗布された前記
    樹脂および前記インクを一括して硬化させることを特徴
    とする印刷物品の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記樹脂および前記
    インクとしていずれも紫外線硬化性のものを用いること
    により、前記樹脂および前記インクを紫外線照射により
    一括して硬化させることを特徴とする印刷物品の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記樹脂および前記
    インクとしていずれも熱硬化性のものを用いることによ
    り、前記樹脂および前記インクを加熱することにより一
    括して硬化させることを特徴とする印刷物品の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 媒体の被印刷面に対して紫外線硬化性の
    樹脂を吐出して当該被印刷面上に下地層を形成する下地
    層形成用ヘッドと、当該下地層の上に紫外線硬化性のイ
    ンクを吐出して印刷を行うインクジェット方式の記録ヘ
    ッドと、前記下地層形成用ヘッドと前記媒体との相対移
    動、および前記記録ヘッドと前記媒体との相対移動を行
    わせることにより、前記被印刷面に対する前記下地層の
    形成、および該下地層上への印刷を可能とする移動機構
    と、前記樹脂および前記インクに対して紫外線を照射し
    て当該被印刷面上の前記樹脂および前記インクを一括し
    て固化する紫外線照射装置と、該紫外線照射装置にまで
    前記媒体を搬送してくる媒体搬送装置とを有することを
    特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 媒体の被印刷面に対して熱硬化性の樹脂
    を吐出して当該被印刷面上に下地層を形成する下地層形
    成用ヘッドと、当該下地層の上に熱硬化性のインクを吐
    出して印刷を行うインクジェット方式の記録ヘッドと、
    前記下地層形成用ヘッドと前記媒体との相対移動、およ
    び前記記録ヘッドと前記媒体との相対移動を行わせるこ
    とにより、前記被印刷面に対する前記下地層の形成、お
    よび該下地層上への印刷を可能とする移動機構と、前記
    樹脂および前記インクを加熱して当該被印刷面上の前記
    樹脂および前記インクを一括して固化する加熱装置と、
    該加熱装置にまで前記媒体を搬送してくる媒体搬送装置
    とを有することを特徴とする印刷装置。
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