JPH11277725A - 印刷物品の製造方法および印刷装置 - Google Patents

印刷物品の製造方法および印刷装置

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JPH11277725A
JPH11277725A JP10084650A JP8465098A JPH11277725A JP H11277725 A JPH11277725 A JP H11277725A JP 10084650 A JP10084650 A JP 10084650A JP 8465098 A JP8465098 A JP 8465098A JP H11277725 A JPH11277725 A JP H11277725A
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JP10084650A
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Nobuaki Matsunaga
信昭 松永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク吸収性のない媒体に対しても耐スクラ
ッチ性が高くてアルコールなどに対する耐性の良好なイ
ンクジェット法での印刷を行うことのできる印刷物品の
製造方法、および印刷装置を提供すること。 【解決手段】 インク吸収性のない媒体Wの被印刷面W
1に形成した第1および第2の印刷C1、C2のうち、
第1の印刷C1は、紫外線硬化性を有するインクインク
から溶媒を揮発させて紫外線硬化させたもので、耐アル
コール性といった安定性は低いが、インク吸収性のない
被印刷面W1であっても密着性が高い。また、第2の印
刷C2は、インクから溶媒を揮発させずに紫外線硬化さ
せたもので、インク吸収性のない被印刷面W1との密着
性は低いが、耐アルコール性といった安定性が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被印刷面がインク
吸収性を有しない媒体からの印刷物品の製造方法、およ
びこの製造方法に用いる印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録用紙などといったインク吸収性のあ
る媒体に対する印刷方法としては、インクジェット法に
よる印刷が多用されている。これに対して、プラスチッ
ク製品、金属製品などといったインク吸収性のない媒体
に対する印刷方法としては、スクリーン印刷などといっ
た従来からある一般的な印刷方法が多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スクリ
ーン印刷などといった従来の印刷方法では、印刷すべき
パターンの版をおこす必要があるので、大量生産には適
しているが、少量多品種の印刷や個人的な印刷を行うの
には不便である。
【0004】従って、インク吸収性のない媒体に対して
もインクジェット法による印刷が適用できると、少量多
品種の印刷や個人的な印刷を行うのに便利である。しか
しながら、このようなインク吸収性のない媒体にインク
ジェット法で印刷を行うと、インクと下地との密着性が
わるいので、軽く引っ掻いただけでも、インクが剥げて
しまうなど、耐スクラッチ性が低い。
【0005】そこで、本発明の課題は、インク吸収性の
ない媒体に対しても耐スクラッチ性が高くてアルコール
などに対する耐性の良好なインクジェット法での印刷を
行うことのできる印刷物品の製造方法、および印刷装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明者が種々の検討を重ねた結果、各種インク
のうち、紫外線硬化性を有するインクでは、被印刷面上
でインクから溶媒を揮発させてから紫外線照射すると、
耐アルコール性といった安定性は低下するが、インク吸
収性のない被印刷面であっても、にじみが少なく、密着
性が高いという新たな知見を得た。また、本願発明者
は、紫外線硬化性を有するインクでは、インクから溶媒
を揮発させずに紫外線照射すると、インク吸収性のない
被印刷面との密着性は低いが、耐アルコール性といった
安定性が高いという新たな知見を得た。
【0007】このような新たな知見に基づいて、本発明
に係る印刷物品の製造方法では、媒体のインク吸収性の
ない被印刷面を加熱した状態で当該被印刷面にインクジ
ェット方式の記録ヘッドから紫外線硬化性を有するイン
ク滴を吐出して当該被印刷面上に第1の印刷を行った
後、該第1の印刷の上にインクジェット方式の記録ヘッ
ドから紫外線硬化性を有するインク滴を吐出して当該第
1の印刷に第2の印刷を重ね、しかる後に、前記被印刷
面に紫外線を照射することを特徴とする。
【0008】また、本発明の別の形態では、媒体のイン
ク吸収性のない被印刷面に対してインクジェット方式の
記録ヘッドから紫外線硬化性を有するインク滴を吐出し
て当該被印刷面上に第1の印刷を行った後、加熱し、次
に、当該第1の印刷の上にインクジェット方式の記録ヘ
ッドから紫外線硬化性を有するインク滴を吐出して当該
第1の印刷に第2の印刷を重ね、しかる後に、前記被印
刷面に紫外線を照射することを特徴とする。
【0009】これらいずれの形態においても、インク吸
収性のない被印刷面に接触するのは、被印刷面上でイン
クから溶媒が揮発した後に紫外線照射したインク層(第
1の印刷)であり、このインク層はインク吸収性のない
被印刷面であっても密着性が高い。また、このインク層
(第1の印刷)の表面に形成されているのは、インクか
ら溶媒を揮発させずに紫外線照射したインク層(第2の
印刷)であり、このインク層は、インク吸収性のない被
印刷面との密着性は低いが、耐アルコール性といった安
定性が高い。それ故、本発明によれば、インク吸収性の
ない被印刷面に対しても、被印刷面との密着性が高く
て、かつ、耐アルコール性といった安定性が高い印刷を
インクジェット法で行うことができる。
【0010】本発明において、前記第2の印刷は、前記
第1の印刷の済んだ前記被印刷面を冷却して行うことが
好ましい。このように構成すると、第1の印刷を行った
後の熱を短時間で除去し、第2の印刷を行うことができ
る。また、第2の印刷時にインクから溶媒が揮発するの
をより抑えることができるので、耐アルコール性といっ
た安定性がより高い印刷を行うことができる。
【0011】本発明において、前記第1の印刷を行う際
と前記第2の印刷を行う際には被印刷面上のドット位置
を完全に重ねることが好ましいが、被印刷面上のドット
位置を約半ドット分だけずらせば解像度を高めることが
できる。
【0012】本発明では、前記製造方法をできるだけ少
ない装置数で行うことができるように、印刷装置を以下
のように構成することが好ましい。
【0013】まず、本発明に係る印刷装置には、媒体の
インク吸収性のない被印刷面に対して紫外線硬化性を有
するインク滴を吐出して当該被印刷面上に第1の印刷を
行うインクジェット方式の第1の記録ヘッドと、当該第
1の印刷の上に紫外線硬化性を有するインク滴を吐出し
て当該第1の印刷に第2の印刷を重ねるインクジェット
方式の第2の記録ヘッドと、前記第1の記録ヘッドと媒
体との相対移動および前記第2の記録ヘッドと媒体との
相対移動を行わせることにより前記被印刷面に対する前
記第1の印刷および前記第2の印刷を可能とする移動機
構とを設けることを特徴とする。
【0014】本発明では、前記印刷装置に、さらに、媒
体を加熱する加熱装置と、該加熱装置まで前記媒体を搬
送してくる媒体搬送装置とを設けることが好ましい。
【0015】また、前記印刷装置には、前記第2の印刷
を終えた前記被印刷面に対して紫外線を照射して当該被
印刷面上のインクを固化する紫外線照射装置を設け、前
記媒体搬送装置は、当該紫外線照射装置にまで前記媒体
を搬送してくるように構成されていることが好ましい。
【0016】さらにまた、前記第1の印刷を終えた前記
被印刷面を冷却する冷却装置を設け、前記媒体搬送装置
は、当該冷却装置にまで前記媒体を搬送してくるように
構成されていることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明を適用し
た印刷物品の製造方法を説明する。
【0018】[実施の形態1]図1は、本形態の印刷装
置の概略構成図である。
【0019】図1において、印刷装置1は、概ね、印刷
対象となる媒体Wに対する印刷内容の入力などを行うデ
ータ入力系10と、媒体Wに対する印刷などを行う印刷
装置本体20とから構成されている。ここで、媒体Wの
被印刷面W1(上面)は、プラスチック製品や金属製品
などといったインク吸収性のない材質から構成されてい
る。
【0020】データ入力系10には、利用者が希望する
カラー図案をデータ入力するための入力装置11とし
て、撮像装置111、ディスク駆動装置112、および
スキャナー113が構成されている。これらの入力装置
11からは、ホストコンピュータ12に対してカラー図
案画像データが出力される。
【0021】ホストコンピュータ12は、入力装置11
から入力されたカラー図案画像データに基づくイメージ
画面をモニター13に表示し、このイメージ画面をみた
利用者は、イメージ画面を拡大、縮小、切り貼りするな
どの編集をキーボード14やマウス15を介して指示す
る。また、ホストコンピュータ12は、編集されたカラ
ー図案画像データに対して、必要に応じて階調処理、コ
ントラスト処理、さらには色補正などを行い、また、印
字品質を高めるために物品Wの被印刷面W1の凹凸に沿
った画像の補正処理を行い、しかる後に出力画像データ
を印刷装置本体20の制御手段60に出力する。このよ
うな動作は、ホストコンピュータ12において、ROM
などに予め格納されている動作プログラムに基づいて動
作するCPUなどで実現される。
【0022】印刷装置本体20では、まず、第1の印刷
を行う第1の記録ヘッド21がキャリッジ22を介して
ガイド軸23上でその軸線方向(主走査方向/X軸方
向)に往復移動可能な状態にある。第1の記録ヘッド2
1は、インクの吐出方向が下向きに設定されている。こ
の第1の記録ヘッド21では、インクとしては紫外線硬
化性のものを用いる。このようなインクは、たとえば、
水、アルコール、トルエン、メチルアルコール、メチル
エチルケトン等の溶媒に、紫外線硬化樹脂、染料または
顔料、エチレングリコール等の界面活性剤などを溶解ま
たは分散させることにより調製できる。
【0023】図2は、第1の記録ヘッド21の構成を示
す断面図である。
【0024】図2に示すように、第1の記録ヘッド21
では、ノズルプレート110にノズル開口111が形成
され、流路形成板112には、圧力発生室113を区画
する通孔、圧力発生室113に両側で連通する2つのイ
ンク供給口114を区画する通孔または溝、およびこれ
らのインク供給口114にそれぞれ連通する2つの共通
のインク室115を区画する通孔が形成されている。振
動板116は、弾性変形可能な薄板から構成され、ピエ
ゾ素子などの圧電振動子PZT(圧力発生素子)の先端
に当接し、流路形成板112を挟んでノズルプレート1
10と液密に一体に固定され、流路ユニット118を構
成している。
【0025】基台119には、圧電振動子PZTを振動
可能に収容する収容室120と、流路ユニット118を
支持する開口121とが構成され、圧電振動子PZTの
先端を開口121から露出させた状態で圧電振動子PZ
Tを固定基板122で固定している。また、基台119
は、振動板116のアイランド部116aを圧電振動子
PZTに当接させた状態で、流路ユニット118を開口
121に固定して記録ヘッド16を纏めている。
【0026】このような構成により、圧電振動子PZT
が収縮して圧力発生室113が膨張すると、共通のイン
ク室115のインクがインク供給口114を経由して圧
力発生室113に流れ込む。所定時間の経過後に圧電振
動子PZTが伸長して圧力発生室113が収縮すると、
圧力発生室113のインクが圧縮されてノズル開口11
1からインク滴が吐出する。
【0027】再び図1において、印刷装置本体20で
は、第2の印刷を行う第2の記録ヘッド25がキャリッ
ジ26を介してガイド軸27上でその軸線方向(主走査
方向/X軸方向)に往復移動可能な状態にある。第2の
記録ヘッド25も、インク滴の吐出方向が下向きに設定
されている。この第2の記録ヘッド25でも、インクと
しては紫外線硬化性のものを用いる。このインクは第1
の記録ヘッド21で使用するものと等しい組成のもの、
あるいは多少組成を変えたもののいずれであってもよ
い。なお、第2の記録ヘッド25も、第1の記録ヘッド
21と同様、図2を参照して説明した構造を有するの
で、その説明を省略する。
【0028】ここで、キャリッジ22、26が支持され
ているガイド軸23、27の両端は、フレーム30によ
って支持され、このフレーム30はY軸方向(副走査方
向)への移動が可能である。このようにして、フレーム
30がY軸方向への移動を行うとともに、各キャリッジ
22、26がガイド軸23、27上でX方向に移動する
ことによって、第1の記録ヘッド21と媒体Wとの相対
移動および第2の記録ヘッド25と媒体Wとの相対移動
を行わせる移動機構が構成されている。
【0029】第1の記録ヘッド21および第2の記録ヘ
ッド25の下方位置には、媒体WをY軸方向に向けて搬
送する媒体搬送装置35が構成されている。この媒体搬
送装置35では、物品貯留部(図示せず。)から繰り出
されてくる媒体Wを受けるホルダー(図示せず。)など
が構成されており、このホルダーは、媒体Wをその被印
刷面W1を上に向けた状態で保持する。
【0030】また、媒体搬送装置35の搬送方向におけ
るキャリッジ23より上流側には、赤外線照射装置50
が配置されている。この赤外線照射器置50は、赤外線
ランプ51と、この赤外線ランプ51から放射された光
を、その下方位置まで媒体搬送装置35によって搬送さ
れてくる媒体Wに向けて反射するリフレクタ52と、保
護カバー(図示せず。)とが構成されている。
【0031】さらに、媒体搬送装置35の搬送方向にお
けるキャリッジ23、27に挟まれた位置には、冷却空
気を噴出する冷却用のノズル70が配置され、この冷却
用のノズル70に形成された多数の孔から、媒体Wに向
けて冷却空気が吹き出るように構成されている。
【0032】さらにまた、媒体搬送装置35の搬送方向
における下流側には、紫外線照射装置40が配置されて
いる。この紫外線照射装置40には、紫外線ランプ41
と、この紫外線ランプ41から放射された光を、その下
方位置まで媒体搬送装置35によって搬送されてくる媒
体Wに向けて反射するリフレクタ42と、保護カバー
(図示せず。)とが構成されている。
【0033】(印刷装置本体の制御系)図3を参照し
て、印刷装置本体20に構成されている制御系の構成を
説明する。図3において、印刷装置本体20に構成され
ている制御手段60は、まず、第1の記録ヘッド21に
印刷を行わせるために、ホストコンピュータ12からの
印刷指令信号や印刷データを受けて、駆動電圧発生回路
31およびヘッド選択回路32を備える記録ヘッド駆動
回路30を制御するとともに、キャリッジ駆動回路33
なども制御して印刷動作を実行させる。すなわち、ヘッ
ド駆動回路30において、駆動電圧発生回路31は、ノ
ズル開口111からインク滴を吐出させるのに必要な電
圧値の台形波を発生させるように構成されている。ま
た、ヘッド選択回路32は、トランジスタTを制御する
ことにより、印刷データに対応する圧電振動子PZTに
駆動電圧発生回路31の駆動電圧を選択的に印加する。
【0034】また、第2の記録ヘッド25に対して印刷
を行わせるためにも、各種回路が構成される。ここで、
第2の記録ヘッド25は、第1の記録ヘッド21と同じ
タイプであるので、駆動電圧発生回路3などを共有する
ことができる。但し、制御手段60が、コーティング用
の駆動電圧発生回路31′およびヘッド選択回路32′
を備えるコーティング用のヘッド駆動回路30′も制御
するようにして、第2の記録ヘッド25の駆動条件と第
1の記録ヘッド21の駆動条件との間で波形などを変え
てもよい。この場合も、ヘッド駆動回路30′におい
て、駆動電圧発生回路31′は、第2の記録ヘッド25
のノズル開口からコーティング剤を吐出させるのに必要
な電圧値の台形波を発生させる。また、ヘッド選択回路
32′は、トランジスタT′を制御することにより、指
定されたコーティング領域に対応する圧電振動子PZ
T′に駆動電圧を選択的に印加する。
【0035】また、本形態では、制御手段60は、図1
を参照した媒体搬送装置35において、媒体搬送装置駆
動回路35を介して媒体搬送装置35を駆動するモータ
M1を制御し、媒体WのY軸方向への搬送を制御する。
また、制御手段60は、Y軸駆動回路36を介してフレ
ーム30をY軸方向に駆動するモータM2を制御し、媒
体Wとキャリッジ22、26(第1の記録ヘッド21お
よび第2の記録ヘッド25)とのY軸方向における位置
関係を制御する。さらに、制御手段60は、X軸駆動回
路37を介して、ガイド軸23、27上のキャリッジ2
2、26を駆動するモータM3を制御し、媒体Wとキャ
リッジ22、26(第1の記録ヘッド21および第2の
記録ヘッド25)とのX軸方向における位置関係を制御
する。従って、本形態では、ガイド軸23、27上での
キャリッジ22、26の移動は同時に行われ、別々の媒
体Wに対してではあるが、第1の記録ヘッド21からの
印刷と第2の記録ヘッド25からの印刷は同時、並行し
て行われることになる。なお、ガイド軸23、27上で
のキャリッジ22、26をそれぞれ別に駆動しても良い
ことは勿論である。このような動作も、印刷装置本体2
0において、ROMなどに予め格納されている動作プロ
グラムに基づいて動作するCPUなどで実現される。
【0036】(印刷方法/印刷物品の製造方法)このよ
うな印刷装置1の動作を、図1および図4を参照して説
明する。
【0037】図4は、本形態の印刷装置1を用いて印刷
物品を製造していく方法を示す工程断面図である。
【0038】まず、図1において、利用者がスキャナー
113などをからカラー図案を入力すると、それに対応
するカラー図案画像データが撮像装置111から画像処
理装置12に対して出力され、編集処理が行なわれる。
また、物品Wの印刷面の凹凸形状が斜面とか球面である
など定まった凹凸形状を有する場合には、それに沿って
画像の補正処理を行なうこともある。
【0039】この編集の際には、カラー図案画像データ
に基づくイメージ画面がモニター13に表示されるの
で、このイメージ画面をみた利用者は、イメージ画面を
拡大、縮小、切り貼りするなどの編集をキーボード14
やマウス15を介して指示する。そして、編集を終えた
後、利用者がキー操作を行い、そのまま印刷するように
との操作があれば、物品貯留部から媒体が繰り出され、
それを媒体搬送装置35が受け取る。
【0040】次に、媒体搬送装置35は、今回、受け取
った媒体Wを赤外線照射装置50の真下位置に搬送し
て、図4(A)に示すように、媒体Wを加熱する。
【0041】次に、媒体搬送装置35は、加熱された媒
体Wをキャリッジ22(第1の記録ヘッド21)の真下
位置に搬送する。この状態において、ホストコンピュー
タ12は、編集後のカラー図案画像データに対して、階
調処理、コントラスト処理、さらには色補正などを行な
った後の出力画像データを印刷装置本体20に出力し、
印刷装置本体20の第1の記録ヘッド21は、キャリッ
ジ22がガイド軸23上を移動していく間に、利用者の
指示どおりの内容を、図4(B)に示すように、媒体W
の被印刷面W1に第1の印刷C1を行なう。このような
一列分の印刷が終了すると、フレーム30が1ステップ
分移動し、改めて、上記の印刷動作を繰り返すことによ
り、媒体Wの被印刷面W1全体にカラー印刷が行われ
る。この際には、媒体Wがまだ熱いので、インクからは
溶媒が揮発する。
【0042】次に、媒体搬送装置35は、第1の印刷C
1を終えた媒体Wを冷却用のノズル70の真下位置に搬
送し、図4(C)に示すように、ノズル70から吹き出
される冷却空気によって媒体Wを冷却する。
【0043】次に、媒体搬送装置35は、冷却された印
刷済の媒体Wをキャリッジ27(第2の記録ヘッド2
5)の真下位置に搬送する。この状態において、ホスト
コンピュータ12は、図4(D)に示すように、第1の
記録ヘッド21で行った第1の印刷C1と同一のパター
ンで媒体Wの被印刷面に第2の印刷C2を行わせる。そ
の結果、第2の印刷C2は、第1の印刷C1に完全に重
なることになる。
【0044】このようにして第2の印刷C2を終えた
後、媒体搬送装置35は、媒体Wを紫外線照射装置40
の真下位置に搬送する。
【0045】次に、紫外線照射装置40は、図4(E)
に示すように、媒体Wの被印刷面W1に紫外線を照射し
て、第1および第2の印刷C1、C2を構成するインク
を固化し、定着させる。従って、第2の印刷C2(イン
ク層)は、溶媒が揮発しないうちに紫外線照射されるこ
とになる。
【0046】しかる後に、媒体搬送装置35は媒体Wを
排出し、印刷装置1は待機状態に戻る。
【0047】このように、本形態では、媒体Wのインク
吸収性のない被印刷面W1であってもインクジェット方
式の第1の記録ヘッド21および第2の記録ヘッド25
からインク滴を吐出して印刷を行う。従って、印刷すべ
きパターンの版をおこす必要がないので、少量多品種の
印刷や個人的な印刷を行うのに適している。但し、イン
ク吸収性のない媒体Wに対して従来のインクジェット法
で印刷したままでは、インクと下地との密着性がわるい
ので、軽く引っ掻いただけでも、インクが剥げてしま
う。しかるに、本形態では、紫外線硬化性を有するイン
クでは、被印刷面W1上でインクから溶媒を揮発させて
紫外線照射した場合には耐アルコール性といった安定性
は低下するが、インク吸収性のない被印刷面W1であっ
ても密着性が高く、インクから溶媒を揮発させずに紫外
線硬化させると、インク吸収性のない被印刷面W1との
密着性は低いが、耐アルコール性といった安定性が高い
という新たな知見に基づいて、インク吸収性のない被印
刷面W1に接触するのは、被印刷面W1上でインクが溶
媒が十分に揮発した後に紫外線照射した第1の印刷C1
(インク層)であり、この第1の印刷の表面には、イン
ク吸収性のない被印刷面W1との密着性は低いが、耐ア
ルコール性といった安定性が高い第2の印刷C2(イン
ク層)を形成してある。それ故、本形態によれば、イン
ク吸収性のない被印刷面W1に対しても、被印刷面W1
との密着性が高くて、かつ、耐アルコール性といった安
定性が高い印刷を行うことができる。
【0048】また、第1の印刷C1を行った後に冷却す
るので、第1の印刷C1を終えた時点での熱を短時間で
除去できるので、第2の印刷C2を連続して行うことが
できる。また、第2の印刷C2を行った時にインクから
溶媒が揮発するのをより抑えることができるので、耐ア
ルコール性といった安定性がより高い印刷を行うことが
できる。
【0049】[実施の形態2]図5は、本形態の印刷装
置の概略構成図である。なお、本形態の印刷装置は、基
本的な構成が実施の形態1と同様なので、共通する部分
には同一の符号を付してそれらの詳細な説明を省略す
る。
【0050】図5からわかるように、本形態の印刷装置
1も、概ね、印刷対象となる媒体Wに対する印刷内容の
入力などを行うデータ入力系10と、媒体Wに対する印
刷などを行う印刷装置本体20とから構成されている。
ここで、媒体Wの被印刷面W1(上面)は、プラスチッ
ク製品や金属製品などといったインク吸収性のない材質
から構成されている。データ入力系10には、利用者が
希望するカラー図案をデータ入力するための入力装置1
1として、撮像装置111、ディスク駆動装置112、
およびスキャナー113が構成されている。これらの入
力装置11からは、ホストコンピュータ12に対してカ
ラー図案画像データが出力される。
【0051】ホストコンピュータ12は、入力装置11
から入力されたカラー図案画像データに基づくイメージ
画面をモニター13に表示し、このイメージ画面をみた
利用者は、イメージ画面を拡大、縮小、切り貼りするな
どの編集をキーボード14やマウス15を介して指示す
る。また、ホストコンピュータ12は、編集されたカラ
ー図案画像データに対して、必要に応じて階調処理など
を行った後に、出力画像データを印刷装置本体20の制
御手段60に出力する。
【0052】印刷装置本体20でも、まず、第1の印刷
を行う第1の記録ヘッド21がキャリッジ22を介して
ガイド軸23上でその軸線方向(主走査方向/X軸方
向)に往復移動可能な状態にある。第1の記録ヘッド2
1は、インクの吐出方向が下向きに設定されている。こ
の第1の記録ヘッド21では、インクとしては紫外線硬
化性のものを用いる。また、印刷装置本体20では、第
2の印刷を行う第2の記録ヘッド25がキャリッジ26
を介してガイド軸27上でその軸線方向(主走査方向/
X軸方向)に往復移動可能な状態にある。第2の記録ヘ
ッド25も、インク滴の吐出方向が下向きに設定されて
いる。この第2の記録ヘッド25でも、インクとしては
紫外線硬化性のものを用いる。本形態でも、キャリッジ
22、26が支持されているガイド軸23、27の両端
は、フレーム30によって支持され、このフレーム30
はY軸方向(副走査方向)への移動が可能である。この
ようにして、フレーム30がY軸方向への移動を行うと
ともに、各キャリッジ22、26がガイド軸23、27
上でX方向に移動することによって、第1の記録ヘッド
21と媒体Wとの相対移動および第2の記録ヘッド25
と媒体Wとの相対移動を行わせる移動機構が構成されて
いる。さらに、第1の記録ヘッド21および第2の記録
ヘッド25の下方位置には、媒体WをY軸方向に向けて
搬送する媒体搬送装置35が構成されている。
【0053】また、媒体搬送装置35の搬送方向におけ
るキャリッジ23、27に挟まれた領域には、その上流
側に赤外線照射装置50が配置されている。この赤外線
照射器置50は、赤外線ランプ51と、この赤外線ラン
プ51から放射された光を、その下方位置まで媒体搬送
装置35によって搬送されてくる媒体Wに向けて反射す
るリフレクタ52と、保護カバー(図示せず。)とが構
成されている。
【0054】さらに、キャリッジ23、27に挟まれた
領域においては、赤外線照射装置50の下流側には、冷
却空気を噴出する冷却用のノズル70が配置され、この
冷却用のノズル70に形成された多数の孔から、媒体W
に向けて冷却空気が吹き出るように構成されている。
【0055】さらにまた、媒体搬送装置35の搬送方向
における下流側には、紫外線照射装置40が配置されて
いる。この紫外線照射装置40には、紫外線ランプ41
と、この紫外線ランプ41から放射された光を、その下
方位置まで媒体搬送装置35によって搬送されてくる媒
体Wに向けて反射するリフレクタ42と、保護カバー
(図示せず。)とが構成されている。
【0056】(印刷方法/印刷物品の製造方法)このよ
うな印刷装置1の動作を、図5および図6を参照して説
明する。
【0057】図6は、本形態の印刷装置1を用いて印刷
物品を製造していく方法を示す工程断面図である。
【0058】まず、図6(A)において、媒体搬送装置
35は、加熱された媒体Wをキャリッジ22(第1の記
録ヘッド21)の真下位置に搬送し、第1の記録ヘッド
21から媒体Wの被印刷面W1に第1の印刷C1を行な
う。
【0059】次に、媒体搬送装置35は、第1の印刷C
1の済んだ媒体Wを赤外線照射装置50の真下位置に搬
送して、図6(B)に示すように、媒体Wを加熱する。
その結果、第1の印刷C1を構成するインクからは溶媒
が飛散する。
【0060】次に、媒体搬送装置35は、第1の印刷C
1を終えた媒体Wを冷却用のノズル70の真下位置に搬
送し、図6(C)に示すように、ノズル70から吹き出
される冷却空気によって媒体Wを冷却する。
【0061】次に、媒体搬送装置35は、冷却された印
刷済の媒体Wをキャリッジ27(第2の記録ヘッド2
5)の真下位置に搬送し、第1の記録ヘッド21で行っ
た第1の印刷C1と同一のパターンで媒体Wの被印刷面
に対して第2の記録ヘッド25から第2の印刷C2を行
う。その結果、第2の印刷C2は第1の印刷C1に完全
に重なることになる。
【0062】このようにして第2の印刷C2を終えた
後、媒体搬送装置35は、媒体Wを紫外線照射装置40
の真下位置に搬送する。
【0063】次に、紫外線照射装置40は、図6(E)
に示すように、媒体Wの被印刷面W1に紫外線を照射し
て、第1および第2の印刷C1、C2を構成するインク
を固化し、定着させる。従って、第2の印刷C2(イン
ク層)は、溶媒が揮発しないうちに紫外線照射されるこ
とになる。
【0064】しかる後に、媒体搬送装置35は媒体Wを
排出し、印刷装置1は待機状態に戻る。
【0065】このように、本形態でも、媒体Wのインク
吸収性のない被印刷面W1であってもインクジェット方
式の第1の記録ヘッド21および第2の記録ヘッド25
からインク滴を吐出して印刷を行う。従って、印刷すべ
きパターンの版をおこす必要がないので、少量多品種の
印刷や個人的な印刷を行うのに適している。また、本形
態でも、インク吸収性のない被印刷面W1に接触するの
は、被印刷面W1上でインクが溶媒が十分に揮発した後
に紫外線硬化させた第1の印刷C1(インク層)であ
り、この第1の印刷の表面には、インク吸収性のない被
印刷面W1との密着性は低いが、耐アルコール性といっ
た安定性が高い第2の印刷C2(インク層)を形成して
ある。それ故、本形態によれば、インク吸収性のない被
印刷面W1に対しても、被印刷面W1との密着性が高く
て、かつ、耐アルコール性といった安定性が高い印刷を
行うことができるなど、実施の形態1と同様な効果を奏
する。
【0066】[その他の実施の形態]上記の実施の形態
1、2では、第1の印刷C1のドットD1の位置と、第
2の印刷C2のドットD2の位置とを完全に重ねたが、
図7に示すように、第1の印刷C1を行った際のドット
D1と、第2の印刷C2を行った際のドットD2とをそ
れぞれを走査方向(X方向)および副走査方向(Y方
向)に約半ドット分だけずらして、解像度を向上させて
もよい。この場合でも、第1の印刷C1と第2の印刷C
2とが重なっているので、第2の印刷C1と媒体Wの被
印刷面W1との密着性、および第1の印刷C1の耐アル
コール性などは実用上、問題点にならない。
【0067】また、上記の形態1、2では、媒体Wとし
て偏平なものに印刷を施す例を説明したが、ヘッドと被
印刷面W1とが離れているので、多少、凹凸のある媒体
Wへの印刷も可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、イン
ク吸収性のない被印刷面に接触するのは、被印刷面上で
インクから溶媒が揮発した後に紫外線照射したインク層
(第1の印刷)であり、このインク層はインク吸収性の
ない被印刷面であっても密着性が高い。また、このイン
ク層(第1の印刷)の表面に形成されているのは、イン
クから溶媒を揮発させずに紫外線照射したため、インク
吸収性のない被印刷面との密着性は低いが、耐アルコー
ル性といった安定性が高いインク層(第2の印刷)であ
る。それ故、本発明によれば、インク吸収性のない被印
刷面に対しても、被印刷面との密着性が高くて、かつ、
耐アルコール性といった安定性が高い印刷をインクジェ
ット法で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る印刷装置の概略構
成図である。
【図2】図1に示す印刷装置において用いられる記録ヘ
ッドの断面図である。
【図3】図1に示す印刷装置の印刷装置本体における制
御系のブロック図である。
【図4】(A)〜(E)はいずれも、図1に示す印刷装
置で行われる印刷方法を示す工程断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る印刷装置の概略構
成図である。
【図6】(A)〜(E)はいずれも、図5に示す印刷装
置で行われる印刷方法を示す工程断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態における第1の印刷時
のドットと第2の印刷時のドットとを位置関係を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 印刷装置 11 入力装置 12 ホストコンピュータ 20 印刷装置本体 21 第1の記録ヘッド 22、26 キャリッジ 23、27 ガイド軸 25 第2の記録ヘッド 35 媒体搬送装置 40 紫外線照射装置 50 赤外線照射装置 70 冷却用のノズル W 媒体 W1 媒体の被印刷面W1 C1 第1の印刷 C2 第2の印刷 D1 第1の印刷時のドット D2 第2の印刷時のドット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体のインク吸収性のない被印刷面を加
    熱した状態で当該被印刷面にインクジェット方式の記録
    ヘッドから紫外線硬化性を有するインク滴を吐出して当
    該被印刷面上に第1の印刷を行った後、 該第1の印刷の上にインクジェット方式の記録ヘッドか
    ら紫外線硬化性を有するインク滴を吐出して当該第1の
    印刷に第2の印刷を重ね、 しかる後に、前記被印刷面に紫外線を照射することを特
    徴とする印刷物品の製造方法。
  2. 【請求項2】 媒体のインク吸収性のない被印刷面に対
    してインクジェット方式の記録ヘッドから紫外線硬化性
    を有するインク滴を吐出して当該被印刷面上に第1の印
    刷を行った後、加熱し、 次に、当該第1の印刷の上にインクジェット方式の記録
    ヘッドから紫外線硬化性を有するインク滴を吐出して当
    該第1の印刷に第2の印刷を重ね、 しかる後に、前記被印刷面に紫外線を照射することを特
    徴とする印刷物品の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記第2の
    印刷は、前記第1の印刷の済んだ前記被印刷面を冷却し
    て行うことを特徴とする印刷物品の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記第1の印刷を行う際と前記第2の印刷を行う際に
    は、被印刷面上のドット位置を完全に重なることを特徴
    とする印刷物品の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記第1の印刷を行う際と前記第2の印刷を行う際に
    は、被印刷面上のドット位置を約半ドット分だけずらす
    ことを特徴とする印刷物品の製造方法。
  6. 【請求項6】 媒体のインク吸収性のない被印刷面に対
    して紫外線硬化性を有するインク滴を吐出して当該被印
    刷面上に第1の印刷を行うインクジェット方式の第1の
    記録ヘッドと、当該第1の印刷の上に紫外線硬化性を有
    するインク滴を吐出して当該第1の印刷に第2の印刷を
    重ねるインクジェット方式の第2の記録ヘッドと、前記
    第1の記録ヘッドと媒体との相対移動および前記第2の
    記録ヘッドと媒体との相対移動を行わせることにより前
    記被印刷面に対する前記第1の印刷および前記第2の印
    刷を可能とする移動機構とを有することを特徴とする印
    刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記媒体を加熱する
    加熱装置と、該加熱装置まで前記媒体を搬送してくる媒
    体搬送装置とを有することを特徴とする印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記第2の印刷を終
    えた前記被印刷面に対して紫外線を照射して当該被印刷
    面上のインクを固化する紫外線照射装置を有し、前記媒
    体搬送装置は、当該紫外線照射装置にまで前記媒体を搬
    送してくるように構成されていることを特徴とする印刷
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項6または7において、前記第1の
    印刷を終えた前記被印刷面を冷却する冷却装置を有し、
    前記媒体搬送装置は、当該冷却装置にまで前記媒体を搬
    送してくるように構成されていることを特徴とする印刷
    装置。
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