JP4419883B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録用紙を所定の一方向へ駆動手段の駆動力で搬送しながら、前記一方向と直交する方向に沿って記録素子が配列された記録ヘッドによって、画像を記録する画像記録装置に関するものである。
従来、画像記録装置、例えば、インクジェットプリンタにおいては、装填した記録用紙(記録用紙)を搬送ローラの駆動力で所定の一方向へ定速搬送する。
この搬送方向には、前記一方向と直交する方向に記録素子が配列された記録ヘッドが配設されている。
記録用紙が記録ヘッドが配設された位置に到達すると、これを用紙検出センサで検出し、この用紙検出センサによる先端検出をトリガとして、記録ヘッドによる記録が開始されるようになっている。
記録ヘッドによる記録では、搬送ローラに設けられたエンコーダからの信号を基準信号として用いている。例えば、エンコーダのパルス信号の立ち上がりを1ライン毎の記録タイミング(画像データの出力タイミング)としている。
すなわち、記録用紙の搬送速度と記録ヘッドの記録タイミングとに同期がとられており、解像度の変更により記録用紙の搬送速度が変化しても、記録ヘッドによる記録タイミングはこれに追従し、適正な画像記録が可能となる。
ところで、上記のような記録用紙の先端を検出する検出信号と、エンコーダからの基準信号と、は非同期である。
このため、例えば、検出信号が出力された時点の直前にエンコーダからの基準信号の立ち上がりがあると、次の立ち上がりまで(1周期未満)記録タイミングが遅延する。
一方、検出信号が出力された時点の直後にエンコーダからの基準信号の立ち上がりがあると、遅滞なく記録タイミングとなる。
このため、用紙検出センサによる先端検出(先端検出信号の出力)に時期により、最大1ライン未満分のずれが生じることになる。
このような、ずれは、複数部数の記録を行った場合には、各記録用紙毎に位置がずれることになり、仕上がり品質を低下させる。特に、マルチパスでカラー画像(フルカラー画像を含む)を印字する場合には、複数の色を重ねて記録することになるが、記録位置のずれが、直接色ずれにつながり、画質の低下を招く。
これを解消するため、用紙検出センサからの先端検出信号の出力後における、基準クロック(例えば、エンコーダからの基準信号をN倍して生成した基準クロック)の最初の立ち上がりを検出し、この検出した基準クロックに基づいて、エンコーダからの基準信号と、前記検出信号とを同期化することで、基準信号の周期の1/Nに誤差を軽減することが提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−150656公報
しかしながら、上記特許文献1では、エンコーダからの基準信号から、新たに記録タイミング信号を生成しているため、忠実に記録用紙の搬送速度に同期するとは言えず、記録開始タイミングの誤差を軽減することができる反面、記録用紙を搬送する駆動手段の駆動誤差があった場合における記録中の記録用紙の搬送状態が考慮されないことになる。
言い換えれば、特許文献1の技術は、記録開始位置の誤差が軽減される反面、記録中の記録タイミングについては、記録用紙が定速度搬送されているものと仮定した上での技術であり、実質的に画質が低下するという最も重要な課題について何ら考慮されていない。
本発明は上記事実を考慮し、記録用紙への画像の書き出し位置を確実に一致させることができ、かつ駆動手段の駆動力による記録用紙の搬送むらに対しても追従して、各ライン毎の画像データの出力タイミング信号を生成することができる画像記録装置を得ることが目的である。
本発明は、記録素子を備えた記録ヘッドを備え、この記録ヘッドを、駆動手段の駆動力で一方向へ搬送される記録媒体の搬送路に対して対峙させ、前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させることで、前記記録媒体上に画像を形成する画像記録装置であって、前記記録用紙を搬送する前記駆動手段の駆動状態を検出し、周期性を持った駆動波形を出力する駆動状態検出手段と、前記記録用紙の画像記録領域が前記記録ヘッドに到達する前に、前記記録用紙の搬送方向先端部を検出する用紙検出センサと、システムクロックによって決まる処理能力の下で動作し、入力画像データに対して所定の出力タイミングに基づいて、前記記録ヘッドの記録素子による画像記録を制御する画像記録制御手段と、少なくとも前記駆動波形の周期よりも短い周期のカウント信号を用いて、前記駆動状態検出手段で出力される駆動波形の1/2周期毎にリセットするように繰り返しカウントするカウント手段と、前記用紙検出センサによる記録用紙の搬送方向先端部の検出時における、前記カウント手段によるカウント値を登録するカウント値登録手段と、前記用紙検出センサによる記録用紙の搬送方向先端部の検出直後の前記カウント信号の反転時期に一致する時期を立ち上がり又は立ち下がりの起点とし、カウント値登録手段で登録したカウント値分、前記駆動波形に対して位相がずれた、周期的な画像データ出力タイミング信号を生成するタイミング生成手段と、を有している。
上記発明において、前記記録ヘッドが、前記記録用紙の搬送方向と直交する方向全域に亘り複数の記録素子が配列され、前記と直交する方向に移動することで記録媒体の画像記録面を走査する、FWA(Full Width Array)型の記録ヘッドであることを特徴としている。
また、このFWA型の記録ヘッドが適用された画像記録装置において、前記記録媒体を複数回に亘って前記記録ヘッドによる画像記録面の走査を繰り返すように周回させ、各周回で分割して画像記録を実行するパルチパス機構を、さらに有している。
さらに、本発明において、前記記録ヘッドが、前記記録用紙の搬送方向と直交する方向、並びに前記一方向の双方に移動することで記録媒体の画像記録面を走査する、PWA(Partial Width Array)型の記録ヘッドであることを特徴としている。
本発明によれば、FWA型の記録ヘッドを例にとり説明すると、まず、駆動状態検出手段により検出される駆動波形の周期は、機械的動作の周期であるため、一般的に、周波数で18KHz程度であり、これに対して、制御系に使用される所謂システムクロックは、周波数で40MHz程度であることは、周知の技術である。
そこで、駆動波形を、より短い周期のシステムクロック換算することで、駆動波形の1周期の分解能を高めることができる。
まず、カウント手段では、駆動状態検出手段で出力される駆動波形の1/2周期毎にリセットするように繰り返しカウントする。
この状態で、用紙検出センサによって記録用紙の搬送方向先端部を検出すると、その直後のカウント分解能(1カウント単位の区切り)を、画像データの出力タイミング信号の立上がりの起点とする。
これにより、駆動波形と用紙検出センサの検出信号との間に同期がとられていなくても、誤差は1システムクロック以内であるため、画像記録時の位置ずれには支障がない。
次に、この出力タイミング信号と駆動波形との画像記録中の同期であるが、前記用紙検出センサによって記録用紙の搬送方向先端部を検出した時点での前記駆動波形の1/2周期毎にカウントしているカウント値をカウント値登録手段に登録する。
この登録したカウント値を基に、駆動波形に対して出力タイミング信号の反転時期を遅延させることで、連続した出力タイミング信号を生成することができる。
ここで、本発明の画像記録装置として、マルチパス機構が備えられている場合、各周回の画像記録間での記録ヘッドと記録用紙との相対的移動方向の記録位置のずれがなくなり、画質の低下を招くことが防止できる。
上記作用及び効果は、PWA型の記録ヘッドであっても同様である。
本発明において、前記駆動状態検出手段で出力される駆動波形が2値反転信号であり、この駆動波形がハイレベル信号のときに前記用紙検出センサによる記録用紙の搬送方向先端部検出があった場合に、その直後の前記システムクロックに同期した時期を前記出力タイミング信号の立上がりとし、その後、駆動波形がローレベル又はハイレベルに反転する時期を起点として前記カウント値登録手段で登録したカウント値分遅延させ、前記出力タイミング信号を反転することを特徴としている。
駆動波形は、2値の反転信号であるため、記録用紙の先端が、この駆動波形がハイレベルのときに検出される場合がある。
この場合、先端部検出があった場合に、その直後の前記システムクロックに同期した時期を前記出力タイミング信号の立上がりとし、その後、駆動波形がローレベル又はハイレベルに反転する時期を起点として前記カウント値登録手段で登録したカウント値分遅延させ、前記出力タイミング信号を反転すればよい。
また、本発明において、前記駆動状態検出手段で出力される駆動波形が2値反転信号であり、この駆動波形がローレベル信号のときに前記用紙検出センサによる記録用紙の搬送方向先端部検出があった場合に、その直後の前記システムクロックに同期した時期を前記出力タイミング信号の立上がりとし、その後、駆動波形がハイレベル又はローレベルに反転する時期を起点として前記カウント値登録手段で登録したカウント値分遅延させ、前記出力タイミング信号を反転することを特徴としている。
駆動波形は、2値の反転信号であるため、記録用紙の先端が、この駆動波形がローレベルのときに検出される場合がある。
この場合、先端部検出があった場合に、その直後の前記システムクロックに同期した時期を前記出力タイミング信号の立上がりとし、その後、駆動波形がハイレベル又はローレベルに反転する時期を起点として前記カウント値登録手段で登録したカウント値分遅延させ、前記出力タイミング信号を反転すればよい。
また、本発明において、前記記録ヘッドが、前記記録用紙の搬送方向に複数個配設されており、前記用紙検出センサが、それぞれの記録ヘッドに対応して設けられていることを特徴としている。
複数の記録ヘッドは、物理的に位置が異なるが、基本的には、記録媒体の搬送方向の最上流側にのみ用紙検出センサを設けておけばよい。ところが、各記録ヘッドの組み付け誤差等を解消するためには、記録ヘッドのそれぞれに対応して用紙検出センサを設けることが好ましい。
以上説明した如く本発明では、記録用紙への画像の書き出し位置を確実に一致させることができ、かつ駆動手段の駆動力による記録用紙の搬送むらに対しても追従して、各ライン毎の画像データの出力タイミング信号を生成することができるという優れた効果を有する。
(第1の実施の形態)
図1には、第1の実施の形態に係る画像記録装置としてのFWA(Full Width Array)型インクジェットプリンタ10の概略構成図が示されている。
装置中央には、所定の軌跡で周回する搬送ベルト12が複数の(第1の実施の形態では、3個の)ローラ14、16、18に巻き掛けられている。
ローラ14、16、18の一部には、図示しない駆動手段の駆動力を受けて回転する駆動ローラが含まれており、この駆動ローラの駆動力によって、搬送ベルト12は、図1の矢印A方向に周回する。
3個のローラ14,16、18の内の1個(例えば、ローラ18)には、パルスエンコーダ19が取り付けられており、ローラ16の回転に応じたパルス信号(パルスエンコーダ信号)が生成され、記録ヘッドコントローラ100へ送出されるようになっている。
この搬送ベルト12の周回軌跡の上部は略水平面とされ、搬送ベルト12は直線的に搬送されるようになっている。このパルスエンコーダ信号は、所謂印字クロック信号として適用されるものであり、各色の画像記録のタイミングの基準となる。
この直線搬送される搬送ベルト12の上方には、前記記録ヘッドコントローラ100によって駆動が制御される複数の記録ヘッド36で構成されたヘッドユニット37が搬送方向に沿って配設されている。
記録ヘッド36は、搬送方向上流側から順に、反応液吐出用、C色インク吐出用、Y色インク吐出用、M色インク吐出用、K色インク吐出用とされている。
それぞれの記録ヘッド36には、搬送ベルト12の搬送方向と直交する方向(主走査方向)全域に亘り、後述するノズル40(図2参照)が配列されている。
また、搬送ベルト12の図1の左下方には、給紙トレイ20が配設されている。給紙トレイ20には、複数の記録用紙Pが集積されている。
この給紙トレイ20と、搬送ベルト12の最左端のローラ14への巻き掛け位置との間は、給紙搬送路22が設けられている。
給紙トレイ20からは、最上層の記録用紙Pが持ち出されるようになっており、持ち出された記録用紙Pは、給紙搬送路22に案内され、前記最上流側の反応液用の記録ヘッド36の配設位置よりもさらに上流側から、搬送ベルト12上に送り出される。
搬送ベルト12には、記録用紙Pを密着保持する機能が備えられており、この搬送ベルト12に密着された記録用紙Pは、複数の記録ヘッド36から反応液、C色インク、Y色インク、M色インク、K色インクの順に液滴吐出が実行され、フルカラー画像が形成されるようになっている。
なお、反応液とは、CMYKの各色のインクの記録用紙Pの浸透性を促進する働きがあり、全ての印字ドットに対して画像データに関わらず液滴吐出が実行される、所謂前処理という位置付けとなるが、画像形成に際して必須ではない。
各記録ヘッド36には、インクカートリッジ(図示省略)が対応しており、適量のインク又は反応液(以下、必要に応じて「インク等」と総称する)が記録ヘッド36内のインクタンク41(図2参照)へと供給されるようになっている。
各記録ヘッド36は、前記記録ヘッドコントローラ100からの印字開始信号(タイミング信号)に同期して駆動し、画像データに基づいて各色のインク滴が吐出されるようになっている。
また、搬送ベルト12の右端に位置するローラ16に対応してスクレーパ26が設けられており、画像記録が終了した記録用紙Pを搬送ベルト12から剥ぎ取り、排出路28を介して排紙トレイ30へと送り出す構造となっている。
図2に示される如く、記録ヘッド36は、インクタンク41、供給路44、圧力室46、ノズル40、及び圧電素子42を有している。
インクタンク41には、インクカーリッジ(図示省略)からのインク等が蓄えられ、インクタンク41は、供給路44を介して圧力室46と連通し、さらに圧力室46はノズル40を介して外部と連通している。
圧力室の46の一部の壁面(図2の下面)は振動板46Aからなり、該振動板46Aに圧電素子42が取り付けられており、圧電素子42によって振動板46Aを振動させることで、圧力室46内のインクに圧力波が発生する。すなわち、圧電素子42の振動によって発生する圧力波によって、インクタンク41に蓄えられたインク等が供給路44、圧力室46を介してノズル40から吐出されるようになっている。
ところで、第1の実施の形態では、記録用紙Pへの画像記録開始時期を、ヘッドユニット37の最上流側に設けられた用紙検出センサ32による記録用紙Pの先端検出時以降におけるタイミング信号の最初の立ち上がり時期としている。この場合、用紙検出センサ32による記録用紙32の先端検出時期は、記録用紙32の装填状態によってまちまちであり、搬送ローラ18に設けたパルスエンコーダ19からの出力波形に基づいて生成されるタイミング信号とは同期がとれていない。
このため、従来は、用紙検出センサ32によって記録用紙Pの先端を検出した直前にタイミング信号の立ち上がりが存在したときと、直後にタイミング信号の立ち上がりが存在したときとで、最大、1ライン未満分の記録開始位置のずれが生じることがあった。
そこで、第1の実施の形態では、パルスエンコーダ19からの出力波形に基づいて、システムクロックを用いたカウント値を適用することで、用紙検出センサ32による記録用紙Pの先端検出時点以降の一定のタイミングで、タイミング信号の最初の立ち上がり時期がくるようにした。
図3には、記録ヘッドコントローラ100における、画像記録のタイミング信号を生成するための制御を機能的に示すブロック図が示されている。
パルスエンコーダ19及び用紙検出センサ32は、起動判定部102を介してインクリメントカウンタ104に接続されている。また、このインクリメントカウンタ104には、システムクロック(40MHz)に基づいて、第1の実施の形態に適用されるカウント単位となるカウントクロックを生成するクロック生成部106が接続されている。
前記インクリメントカウンタ104では、前記カウントクロックをカウントする機能を有しており、用紙検出センサ32により用紙が検出されていない時期であり、かつ前記パルスエンコーダ19からのパルス信号の反転の度に、カウント値がリセット・スタートするようになっている。
用紙検出センサ32は、カウント値記憶部108とタイミング信号生成部110に接続されている。
カウント値記憶部108では、この用紙有りの信号のエッジ(立上がり又は立下り)をトリガとして、前記インクリメントカウンタ104からそのときのカウント値mを読み取り、記憶する。
このm値は、パルスエンコーダ信号のエッジ(立上がり又は立下り)から記録用紙Pの先端を検出するまでのカウント値となる。
また、用紙検出センサ32による用紙有りの信号のエッジをトリガとする、その直後のカウントの区切りに同期して、タイミング信号生成部110において、タイミング信号の初期立上げを実行する(信号反転)。
また、タイミング信号生成部110に用紙検出センサ32からの用紙検出信号(用紙を検出している間、ハイレベル又はローレベルに維持される信号)の入力を条件に、前記パルスエンコーダ19からパルスエンコーダ信号のエッジ(反転時期)を検出すると、カウントダウン開始指示部112に対して、カウントダウンを開始する指示信号を出力する。これにより、カウントダウン開始指示部112は起動する。
このカウントダウン開始指示部112は、カウント値読出部114に接続され、カウントダウン開始指示によって起動すると、カウント値読出部114に対して、カウント値記憶部108に記憶されているカウント値を読み出すように制御する。
読み出されたカウント値は、デクリメントカウンタ116にセットされ、カウントダウンが開始される。なお、このデクリメントカウンタ116にも前記クロック生成部106からのクロックパルスが入力され、インクリメントカウンタ104と同一のカウントタイミング(同一周波数)でカウントダウン(デクリメント)が実行される。
また、インクリメントカウンタ104とデクリメントカウンタ116を別構成としたが、単一のアップダウンカウンタを用いてもよい。
このデクリメントカウンタ116によるカウントダウンで、カウント値が”0”になると、カウントダウン終了信号がタイミング信号生成部110へ送出される。
このカウントダウン終了信号の入力毎に、タイミング信号生成部110では、タイミング信号の反転を実行するようになっている。
また、用紙検出センサ32からの信号(用紙有り信号)が出力されている間は、前記パルスエンコーダ信号の反転信号の度に前記カウントダウンを開始する指示信号を繰り返し、出力する。
上記を繰り返すことで、タイミング信号生成部110では、パルスエンコーダ信号と同一周期であり、所定の位相差(記憶したカウント値分)を持つタイミング信号が生成され、タイミング信号出力部118を介して出力される。
以下に第1の実施の形態の作用を説明する。
印字の指示があると、給紙トレイ20から1枚ずつ給紙された記録用紙Pを搬送ベルト12に密着させ、所定のピッチ或いは連続的に定速度で副走査方向へ搬送し、記録ヘッド36のノズル40から記録用紙Pに対して、画像データに基づいて、選択的にインク滴を吐出する。
インク吐出は、画像データに基づく圧電素子42の駆動信号によって制御される。この駆動信号は、台形波の連続であり、14μsecの周期で出力され、圧電素子を振動させる。この振動は、圧力室の46の振動板46Aへ伝わり、振動板46Aが振動することで、圧力室46内のインクに圧力波が発生する。この圧力波によって、インクタンク41に蓄えられたインクが供給路44、圧力室46を介してノズル40から吐出される。
記録用紙Pに画像データに基づく全体画像の記録が終了すると、記録用紙Pは、搬送ベルト12の右端に位置するローラ16に対応して設けられたスクレーパ26によって、搬送ベルト12から剥ぎ取られ、排出路28を介して排紙トレイ30へと送り出される。
ここで、記録用紙Pへ画像を記録する場合の画像データの出力タイミングに同期をとるため、記録ヘッドコントローラ100では、印字開始のためのタイミング信号を生成している。
以下、図4のタイミングチャートに従い、タイミング信号の生成手順を説明する。
パルスエンコーダ信号は、搬送ベルト12の駆動に応じて、ハイレベル/ローレベルの繰り返し反転信号を出力している。
ここで、インクリメントカウンタ104では、用紙検出センサ32による記録用紙Pの非検出(ハイレベル)状態で、前記パルスエンコーダ信号のエッジ(立上がり、立下り)毎にリセット・スタートしてクロックパルスに基づいてカウントアップしていく。
このとき、用紙検出センサ32によって記録用紙Pを検出すると(ハイレベルからローレベルへの立下りエッジ)、カウント値記憶部108では、現在のカウント値mを読み取り、記憶する。なお、第1の実施の形態では、記録用紙Pの検出時が、パルスエンコーダ19のハイレベルの時期とする。
また、これと同期して(正確には、直後のカウントの区切り)、印字開始のためのタイミング信号をローレベルからハイレベルへ反転させる。
ここで、搬送ベルト12は駆動を継続しているため、所定の時間t1が経過すると、パルスエンコーダ信号の次のエッジ(第1の実施の形態では、立下り)となる。このパルスエンコーダ信号の反転時期をトリガとして、デクリメントカウンタ116では、前記記憶したカウント値mを最大値として、クロックパルスに同期してカウントダウンしていく。
カウントダウンが終了すると、この時点で、タイミング信号は反転し、次のパルスエンコーダ信号のエッジを待って、再度カウントダウンを開始する。
上記を繰り返すことで、所定の周期を持ったタイミング信号を生成することができる。
このカウントダウンが開始されてから終了する時間t2は、前記所定の時間t1を加算することで、パルスエンコーダ信号の1/2周期となる。言い換えれば、タイミング信号は、パルスエンコーダ信号に対して、インクリメントカウンタ104によりカウントした時間分の位相がずれた同一周期(周波数)の信号となる。
これにより、搬送ベルト12の搬送状態に基づくタイミングで、タイミング信号を生成することができ、かつ、用紙検出センサ32による記録用紙Pの先端検出時期に関わらず、最大でもシステムクロックの1クロック分の誤差しか生じないため、各記録用紙間での画像記録位置ずれが起きることがない。
なお、第1の実施の形態では、用紙検出センサ32による記録用紙Pの先端検出時期が、パルスエンコーダ信号のハイレベルのときとして説明したが、このパルスエンコーダ信号のローレベルのときに記録用紙Pの選択を検出しても、図5に示される如く、当該記録用紙Pの先端検出時の直後のカウントの区切りにタイミング信号を立ち上げるようにすれば、同様の制御でタイミング信号を生成することができる。
以上説明したように第1の実施の形態では、パルスエンコーダ信号と、画像記録のためのタミング信号との同期がとられておらず、記録用紙Pの先端検出時期に起因する、最大パルスエンコーダの1周期未満のずれを、パルスエンコーダ信号の周期に対して極めて周期が短いシステムクロック相当の周期を持つカウント値で記録用紙Pの先端検出時期を認識すると共に、このカウント値を用いて、パルスエンコーダ信号とタイミング信号とを所定の位相差で同期をとることで、各記録用紙P間での画像記録相対位置きめ精度を向上することができる。
なお、第1の実施の形態では、インクジェットプリンタ10を例にとり説明したが、LEDアレイを用いた画像記録装置であっても同様の効果を得ることができる。
特に、スクレーパ26を開放し記録用紙Pを搬送ベルト12に密着保持し続けてマルチパス印字を行う場合、各印字パスで記録位置ずれが生じない。そのため、色ずれによる画質低下を招くことがないので、本発明の効果は大きい。
(第2の実施の形態)
以下に本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
図6に示される如く、第2の実施の形態に係る画像記録装置10Aは、前記第1の実施の形態で示した画像記録装置10に対して、各記録ヘッド36の記録用紙搬送方向上流側近傍にそれぞれ専用の用紙検出センサ32を配置している。
各記録ヘッド36は、各用紙検出センサ32による記録用紙Pの先端検出をトリガとして印字を開始する。
用紙検出センサ32と、それぞれに対応する記録ヘッド36との距離が短いので、記録用紙Pを搬送する駆動手段の駆動誤差が軽減され、より高精度の印字を実現できる。
特に、図1における用紙検出センサ32から離れた場所に配置されている記録ヘッド36(例えば、K色の記録ヘッド)に対する効果が大きい。
(第3の実施の形態)
以下に本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
図7に示される如く、第3の実施の形態に係る画像記録装置10Bは、前記第1の実施の形態で示した画像記録装置10に対して、パルスエンコーダ19を設けた従動ローラ15を記録ヘッド36の近傍に配置している。
パルスエンコーダ19を記録ヘッド36の近傍に配置することで、記録用紙Pを搬送する駆動手段の駆動誤差があった場合にも、記録用紙Pの搬送状態を印字にダイレクトに反映させることができる。これにより、搬送状態に追随した、より精密な印字が可能となる。
(第4の実施の形態)
以下に本発明の第4の実施の形態を、図8及び図9に従い説明する。
図8には、第4の実施の形態に係るPWA方式のインクジェットプリンタ200の概略構成が示されている。
なお、第3の実施の形態においては、記録紙Pの搬送方向を副走査方向(図8の矢印G参照)、当該副走査方向と直交する方向を主走査方向(図8の矢印F参照)とする。
インクジェットプリンタ200は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各インクジェット記録ヘッド36を搭載するキャリッジ210を備えている。
このキャリッジ210の記録紙Pの搬送方向上流側には、一対のブラケット212が突設されており、このブラケット212には円形状の開口部が穿設され、主走査方向に架設されたシャフト214が挿通されている。
主走査方向の両端部には、駆動プーリー216と従動プーリー218とがそれぞれ配設されている。この駆動プーリー216と従動プーリー218には、タイミングベルト220が巻回されており、タイミングベルト220の一部に前記キャリッジ210が固定されている。これにより、キャリッジ210は主走査方向に往復移動可能となる。
インクジェットプリンタ200には、搬送ローラ222及び排出ローラ224からなる副走査機構が設けられている。この副走査機構は、画像印刷(印字)前の記録紙Pを束にして収容する給紙トレイ226から1枚ずつ給紙された記録紙Pを所定のピッチ或いは連続的に定速度で副走査方向へ搬送する。
図9に示される如く、記録ヘッド36の移動方向の図9の右端には、メンテナンスユニット202が配置され、記録ヘッド36のメンテナンスを行うことができるようになっている。
シャフト214の近傍には、コードフィルム204が配置されており、コードフィルム204上のコードをエンコーダ206が検知することで、印字クロック信号を生成している。
また、記録ヘッド36の近傍には用紙検出センサ32が配置されており、記録用紙Pの有無を検知することができるようになっている。
用紙検出センサ32の出力信号及びエンコーダ206の出力信号を用いて印字を行う動作に関しては、前述の第1の実施の形態で詳述した印字動作と同様であるのでその動作説明は省略する。
以上説明したように本発明は、FWA型インクジェットプリンタのみならず、PWA型インクジェットプリンタにも適用可能であり、FWA型インクジェットプリントが同様の効果を得ることができる。
第1の実施の形態に係るFWA型インクジェットプリンタの概略構成図である。 記録ヘッドの内部構造を示す断面図である。 記録ヘッドコントローラにおける、画像記録のタイミング信号を生成するための制御を機能的に示すブロック図である。 パルスエンコーダのハイレベル時に記録用紙の先端を検出したときのタイミング信号生成のためのタイミングチャートである。 パルスエンコーダのローレベル時に記録用紙の先端を検出したときのタイミング信号生成のためのタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像記録装置の概略構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像記録装置の概略構成図である。 本発明の第4の実施の形態に係るPWA型インクジェットプリンタの概略を示す斜視図である。 図8に示したPWAインクジェットプリンタの記録ヘッド及びその周辺の画像記録部分を詳細に示す正面図である。
符号の説明
P 記録用紙
10 FWA型インクジェットプリンタ(画像記録装置)
12 搬送ベルト
14、16、18 ローラ
19 パルスエンコーダ(駆動状態検出手段)
32 用紙検出センサ
36 記録ヘッド
37 ヘッドユニット
40 ノズル
100 記録ヘッドコントローラ(画像記録制御手段)
102 起動判定部
104 インクリメントカウンタ(カウント手段)
106 クロック生成部
108 カウント値記憶部(カウント値登録手段)
110 タイミング信号生成部(タイミング生成手段)
112 カウントダウン開始指示部
114 カウント値読出部
116 デクリメントカウンタ(タイミング生成手段)
118 タイミング信号出力部
200 PWA方式のインクジェットプリンタ
202 メンテナンスユニット
204 コードフィルム
206 エンコーダ
210 キャリッジ
212 ブラケット
214 シャフト
216 駆動プーリー
218 従動プーリー
220 タイミングベルト
222 搬送ローラ222
224 排出ローラ
226 給紙トレイ

Claims (7)

  1. 記録素子を備えた記録ヘッドを備え、この記録ヘッドを、駆動手段の駆動力で一方向へ搬送される記録媒体の搬送路に対して対峙させ、前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させることで、前記記録媒体上に画像を形成する画像記録装置であって、
    前記記録用紙を搬送する前記駆動手段の駆動状態を検出し、周期性を持った駆動波形を出力する駆動状態検出手段と、
    前記記録用紙の画像記録領域が前記記録ヘッドに到達する前に、前記記録用紙の搬送方向先端部を検出する用紙検出センサと、
    システムクロックによって決まる処理能力の下で動作し、入力画像データに対して所定の出力タイミングに基づいて、前記記録ヘッドの記録素子による画像記録を制御する画像記録制御手段と、
    少なくとも前記駆動波形の周期よりも短い周期のカウント信号を用いて、前記駆動状態検出手段で出力される駆動波形の1/2周期毎にリセットするように繰り返しカウントするカウント手段と、
    前記用紙検出センサによる記録用紙の搬送方向先端部の検出時における、前記カウント手段によるカウント値を登録するカウント値登録手段と、
    前記用紙検出センサによる記録用紙の搬送方向先端部の検出直後の前記カウント信号の反転時期に一致する時期を立ち上がり又は立ち下がりの起点とし、カウント値登録手段で登録したカウント値分、前記駆動波形に対して位相がずれた、周期的な画像データ出力タイミング信号を生成するタイミング生成手段と、
    を有する画像記録装置。
  2. 前記記録ヘッドが、前記記録用紙の搬送方向と直交する方向の前記記録用紙の幅以上の長さに亘り複数の記録素子が配列されているFWA(Full Width Array)型の記録ヘッドであることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記記録媒体を複数回に亘って前記記録ヘッドによる画像記録面の走査を繰り返すように周回させ、各周回で分割して画像記録を実行するパルチパス機構を、さらに有する請求項2記載の画像記録装置。
  4. 前記記録ヘッドが、前記記録用紙に対して相対的に、前記記録用紙の搬送方向と直交する方向、並びに前記一方向の双方に移動することで記録媒体の画像記録面を走査する、PWA(Partial Width Array)型の記録ヘッドであることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  5. 前記駆動状態検出手段で出力される駆動波形が2値反転信号であり、この駆動波形がハイレベル信号のときに前記用紙検出センサによる記録用紙の搬送方向先端部検出があった場合に、その直後の前記システムクロックに同期した時期を前記出力タイミング信号の立上がりとし、その後、駆動波形がローレベル又はハイレベルに反転する時期を起点として前記カウント値登録手段で登録したカウント値分遅延させ、前記出力タイミング信号を反転することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の画像記録装置。
  6. 前記駆動状態検出手段で出力される駆動波形が2値反転信号であり、この駆動波形がローレベル信号のときに前記用紙検出センサによる記録用紙の搬送方向先端部検出があった場合に、その直後の前記システムクロックに同期した時期を前記出力タイミング信号の立上がりとし、その後、駆動波形がハイレベル又はローレベルに反転する時期を起点として前記カウント値登録手段で登録したカウント値分遅延させ、前記出力タイミング信号を反転することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の画像記録装置。
  7. 前記記録ヘッドが、前記記録用紙の搬送方向に複数個配設されており、前記用紙検出センサが、それぞれの記録ヘッドに対応して設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の画像記録装置。
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