JP2008075404A - 補強金網支持スペーサー - Google Patents

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伊久夫 上田
Isao Ueda
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Abstract

【課題】菱形金網60に適したスペーサーを得る。
【解決手段】菱形金網用スペーサーを、U字状に折り曲げられた金属桿材に成る2本の脚材11・12が平行に向き合い、その2本の脚材が金属材料に成る連結材13に連結され、その各脚材のU字状に折れ曲がった折返箇所14を境として脚材の両端部を構成して向き合う各脚材の各一対の軸部21a、21b、22a、22bに、その各脚材の各一対の軸部が向き合う方向とは逆向きとなる外向きに窪んだ窪み31・32が設けられ、脚材の折返箇所14が接する平面15から各軸部の窪みに到る距離Hが等しく、その各脚材の各一対2本の軸部の中の各一方の軸部の窪みと折返箇所から離れた位置において、それらの一方の軸部21a、22aが連結材13によって連結され、それらの各他方の軸部21b、22bが自由端41・42となる形状に構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、合成スラブその他のコンクリート打設床やコンクリート建築パネル、コンクリート打設基礎、舗道、路肩、法面等を補強するために打ち込むコンクリートや客土内に埋設する金網の金属桿材を、その打ち込まれる地面、割栗石張土間、捨てコンクリート土間、コンクリート形枠材、デッキプレート等(以下、これらを打設下地と言う。)から一定の距離をおいて支持し、その打ち込むコンクリートや客土のかぶりを確保するために使用する補強金網支持スペーサーに関するものである。
従来、打設下地の上に金網を敷設するためのスペーサーとしては、針金、鉄筋、鉄棒等の細長い金属桿材をΩ字状に折り曲げ、その下側から突き出る左右の突出部の先端間の長さを、打設下地の山部の幅に合わせ、それら左右の突出部の先端部分を下側に折り曲げて打設下地の山部に嵌合する形状に折曲加工した2つの脚材のΩ字状に折れ曲がって突き出た頂部に、真っ直ぐになった金属桿材に成る連結材を溶接して構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
汎用の補強金網は、縦筋や横筋、鉄筋、補強筋等の細長い金属桿材を溶接して成る溶接金網であり、金属桿材の交絡箇所が溶接されているので形状(寸法)が安定しており、その交絡箇所と交絡箇所との間隔や、それに取り付けたスペーサーとスペーサーとの取付間隔が格別変化することはない。しかし、金網には、金属桿材を一定の間隔でジグザグに折曲加工し、そのジグザグに曲折した金属桿材51と金属桿材52を、それらの曲折箇所61・62を掛け合わせて形成した”菱形金網”とか”ラス網”と称されるものもある。
特開平7−247633号公報
この菱形金網60は、金属桿材と金属桿材との交絡箇所(61・62)が溶接(剛接)されておらず、金属桿材自体51・52もジグザグに曲折しているので形状が安定せず、隣り合う金属桿材51と金属桿材52の間の寸法(間隔)も一定せず、また、菱形金網60の金属桿材51・52が溶接金網の金属桿材に比して細いこともあって、溶接金網用のスペーサーを菱形金網60に利用することは出来ない。しかし、菱形金網60は客土地面のように起伏のある打設下地70では、その起伏によく馴染むので土木工事用補強金網としての需要が見込まれ、その場合、打設下地70からの湿気によって菱形金網60が腐蝕しないように菱形金網60を打設下地70から所要の高さに支持するスペーサーが必要となる。
そこで本発明は、菱形金網60に適したスペーサーを得ることを目的とする。
本発明に係る補強金網支持スペーサーは、(イ) U字状に折り曲げられた金属桿材に成る2本の脚材11・12が平行に向かい合っており、(ロ) その2本の脚材11・12が金属材料に成る連結材13によって連結されており、(ハ) その各脚材11・12のU字状に折れ曲がった折返箇所14を境として脚材の両端部を構成して向き合う各脚材11・12の各一対の軸部21a、21b、22a、22bに、その各脚材の各一対の軸部21aと21b、22aと22bが向き合う方向とは逆向きとなる外向きに窪んだ窪み31a、31b、32a、32bが設けられており、(ニ) 脚材の折返箇所14が接する平面15から各軸部の窪み31・32に到る距離Hが等しく、(ホ) その各脚材の各一対の2本の軸部21a、21b、22a、22bの中の各一方の軸部21a、22aの窪み31a、32aと折返箇所14・14から離れた位置において、それらの一方の軸部21a、22aが連結材13によって連結されており、(ヘ) それらの各他方の軸部21b、22bが自由端41・42を構成していることを第1の特徴とする。
本発明に係る補強金網支持スペーサーの第2の特徴は、上記第1の特徴に加え、2本の脚材11・12の中の少なくとも何れか一方の脚材12の自由端42が、脚材の折返箇所14が接する平面15に対し、軸部の窪み32から長く突出している点にある。
本発明のスペーサー10(70)は、U字状に折り曲げられた金属桿材に成る2本の脚材11・12が平行に向かい合っており、その2本の脚材11・12が金属材料に成る連結材13によって連結されており、概して直方体形状を成すが、各桿材11・12の一端(41・42)が軸部21b、22bの軸芯を中心に前後左右に弾性的に変形自在な自由端41・42になっているので、各桿材の一端側の窪み31b・32bを菱形金網の金属桿材51bに嵌め合わせ、その窪み31b・32bと金属桿材51bを回転軸として回転し、折返箇所14を菱形金網の網目隙間50に押し込むときは、その網目隙間50の寸法Lに応じて対を成す他端側の軸部21a、22aが金属桿材52aからの反力を受けて弾性変形しつつ網目隙間50に押し込まれ、その他端側の窪み31a、32bと金属桿材52aが嵌合し、スペーサー10が菱形金網60に装着される。
その装着された状態において、軸部21・22が弾性変形するので、各脚材の一対の窪み31a、32aと窪み31b、32bの間の寸法Wを、網目隙間の内側寸法Lよりも大きくしてもスペーサー10が菱形金網60に弾性的に密着して離れることがなく、各脚材11・12が隣り合う金属桿材51と金属桿材52の間で弾性的に挟持されるので、そのU字状に曲折した形状が保たれる。一方、その挟持する金属桿材51・52には、脚材11・12からの反力が弾性的に絶えず作用し、その反力によって網目隙間50が絶えず弾性的に拡張状態になるので、この網目隙間50の形状が安定する。
そのように脚材11・12が向かい合って網目を縁取る一対の金属桿材51・52に挟持される一方、網目(50)も脚材によって弾性的に拡張されて形状が安定になるので、スペーサー10は菱形金網60に確り保持され、打設下地70への敷き込み過程で菱形金網60からスペーサー10が脱落・離脱することはない。
2本の脚材11・12の中の少なくとも何れか一方の脚材12の自由端42が、脚材の折返箇所14が接する平面15に対し、軸部の窪み32から長く突出しているときは、その自由端42が、客土やコンクリートの積層厚み(かぶり)の目印40にもなるので、客土やコンクリートのレベルを所定のレベル71に揃えることが出来る(図3・図4)。
脚材の自由端41・42を積層厚み(かぶり)の目印40(図4)とする場合、軸部の窪み31・32から目印40までの突出長さは、脚材の折返箇所14が接する平面15から各軸部の窪み31・32に到る距離H以上にするとよい。
網目隙間50に折返箇所14を入れ、網目隙間50を縁取る金属桿材51bを回転軸とし、そこに嵌め合わせた窪み31b、32bを中心にスペーサーを網目隙間50に押し込む場合、連結材13とは反対側の窪み31b、32bを金属桿材51bに嵌め合わせ、連結材13と向き合う他方の金属桿材52aを人差し指と親指の間で挟み、連結材13に接近している窪み31a、32aを、その他方の金属桿材52aに嵌め合わせるとよい。
図4に図示するように、網目隙間の内側の寸法Lよりも、脚材の折返箇所14が接する平面15から各軸部の窪み31・32に到る距離Hが長い長脚スペーサー20では、向き合う窪み31aと窪み31bの間を狭めて網目隙間50に深く差し込み、窪み31の位置が菱形金網60の金属桿材51の位置に達した時点で窪み31aと窪み31bの間を広げ、その一方の窪み31bを金属桿材51bに嵌め合わせ、次いで他方の窪み31aを他の金属桿材52aに嵌め合わせる。
スペーサー10・20は、一対の脚材11・12を別々に成形し、それらの軸部21・22に連結材13を架け渡して溶接してもよい(図2)。又、スペーサー10・20は、連結材13から軸部21・22へと連続するように、1本の金属桿材を折曲加工して一対の脚材11・12を一体成形してもよい(図1・図3)。スペーサー10・20(脚材11・12や連結材13)には鋼材を使用するとよい。長脚スペーサー20では、軸部21・22や折返箇所14・14等に補助連結桿30を溶接し、平行に向き合う一対の脚材11・12を連結することも出来る(図4)。
軸部の窪み31a・31b(32a・32b)から折返箇所14(14)に到る途中の部分は弓形にせず、角張ったジグザグ曲線状にすることも出来る(図2)。
従って、脚材11(12)は、両端の窪み31a(32a)から窪み31b(32b)まで変曲なく綺麗な円弧ないし弓形を描いて折り曲げられてU字状を成すものにする必要はなく、角張ったコ字状やV字状、或いは、Ω字状を成すものであってもよく、又、一対の軸部21a・21b(22a・22b)を左右対称にする必要もない。
このことは、折返箇所14の形状も同様であり、折返箇所14をV字状やU字状(図3)、或いは、直線状(図2・図4)にすることも出来る。
本発明に係る金網に装着されたスペーサーの斜視図である。 本発明に係るスペーサーの斜視図である。 本発明に係るスペーサーの斜視図である。 本発明に係る金網に装着されたスペーサーの側面図である。
符号の説明
10:スペーサー
11・12:脚材
13:連結材
14:折返箇所
15:平面
20:長脚スペーサー
21・22:軸部
30:補助連結材
31・32:窪み
40:目印
41・42:自由端
50:網目隙間
51・52:金属桿材
60:菱形金網
61・62:曲折箇所
70:打設下地
71:レベル

Claims (2)

  1. (イ) U字状に折り曲げられた金属桿材に成る2本の脚材(11,12)が平行に向かい合っており、
    (ロ) その2本の脚材(11,12)が金属材料に成る連結材(13)によって連結されており、
    (ハ) その各脚材(11,12)のU字状に折れ曲がった折返箇所(14)を境として脚材の両端部を構成して向き合う各脚材(11,12)の各一対の軸部(21a,21b,22a,22b)に、その各脚材の各一対の軸部(21aと21b,22aと22b)が向き合う方向とは逆向きとなる外向きに窪んだ窪み(31a,31b,32a,32b)が設けられており、
    (ニ) 脚材の折返箇所(14)が接する平面(15)から各軸部の窪み(31,32)に到る距離(H)が等しく、
    (ホ) その各脚材の各一対の2本の軸部(21a,21b,22a,22b)の中の各一方の軸部(21a,22a)の窪み(31a,32a)と折返箇所(14,14)から離れた位置において、それらの一方の軸部(21a,22a)が連結材(13)によって連結されており、
    (ヘ) それらの各他方の軸部(21b,22b)が自由端(41,42)を構成している補強金網支持スペーサー。
  2. 2本の脚材(11,12)の中の少なくとも何れか一方の脚材(12)の自由端(42)が、脚材の折返箇所(14)が接する平面(15)に対し、軸部の窪み(32)から長く突出している前掲請求項1に記載の補強金網支持スペーサー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010281078A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Green Ace:Kk 金網用スペーサ
CN104809353A (zh) * 2015-05-12 2015-07-29 重庆科技学院 山地掉层钢筋混凝土框架结构剪力计算方法
JP2018109313A (ja) * 2017-01-05 2018-07-12 鹿島建設株式会社 プレハブ構造の架設方法、プレハブ構造
JP2019027269A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 ライズバレー株式会社 スペーサ

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