JP3070124U - 目地不要の舗装用複合材 - Google Patents
目地不要の舗装用複合材Info
- Publication number
- JP3070124U JP3070124U JP1999010002U JP1000299U JP3070124U JP 3070124 U JP3070124 U JP 3070124U JP 1999010002 U JP1999010002 U JP 1999010002U JP 1000299 U JP1000299 U JP 1000299U JP 3070124 U JP3070124 U JP 3070124U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower layer
- layer material
- pavement
- upper layer
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 目地不要の透水性舗装用複合材を得る。
【構成】 透水性ゴムチップマットの上層材と、透水性
コンクリートブロックの下層材とでなる舗装用複合材で
あって、下層材が逆四角錐を真横に裁断した形状をな
し、上層材の平面視縦横の長さが下層材接合面の縦横の
長さよりいくぶん長いことを特徴とする。
コンクリートブロックの下層材とでなる舗装用複合材で
あって、下層材が逆四角錐を真横に裁断した形状をな
し、上層材の平面視縦横の長さが下層材接合面の縦横の
長さよりいくぶん長いことを特徴とする。
Description
【０００１】
本考案は、上層材と下層材とでなる舗装用複合材に関するものである。
【０００２】
従来の舗装材は全体がコンクリートでできており、その全体形状は単純な直方 体、すなわちレンガブロック形であり、施工に際しては透水性向上のため各々の 舗装材間に一定の間隙、すなわち目地を設け、目地部には砂等を充填していた。
【０００３】
しかしこうした従来の舗装材にあっては、施工後時間が経つと、雑草が目地部 に成育し見苦しくなるという欠点があった。また、とくに舗装材側面に目地間隔 を取るための虹骨（リブ）が設けらた舗装材にあっては、舗装材どうしが直に接 触するため、施工後の地盤の隆起や沈下によって互いに衝突し破損しやすいとい う欠点もあった。
【０００４】 さらに、全体形状が単純な直方体、すなわちレンガブロック形であるため、製 造時に固化後の脱型が時にスムースに行かないという欠点もあった。本考案はこ うした欠点を一気に解決するためになされたものである。
【０００５】
すなわち本考案による舗装用複合材は、透水性ゴムチップマットの上層材と、 透水性コンクリートブロックの下層材とでなり、下層材が逆四角錐を真横に裁断 した形状をなし、上層材の平面視縦横の長さが下層材接合面の縦横の長さよりい くぶん長いことを特徴とするものである。
【０００６】
以下、その作用及び実施例を図面に沿って説明する。まず図１は透水性ゴムチ ップマットの上層材（１）と、透水性コンクリートブロックの下層材（２）とで なる本考案による舗装用複合材の斜視図であり、下層材（２）は逆四角錐を真横 に裁断した形状、すなわち下すぼみ形状になっている。
【０００７】 上層材（１）の平面視縦横の長さは下層材（２）の接合面の縦横の長さよりい くぶん長く、よって上層材（１）の端が下層材（２）に対して庇のようにいくぶ ん張り出す形になっている。
【０００８】 よって、施工に際しては図２のごとく上層材（１）の側面どうしを互いに突き 合わせて並べてゆくだけでよく、従来のように目地間隔を取る必要はない。従っ て目地部から雑草が成育することもない。また上層材（１）は弾力性のあるゴム チップマットでできているので接触させても互いに緩衝しあい、加えて下層材（ ２）の下すぼみ形状により互いの間に生じる適度な間隙（４）は緩衝間隙となり 、施工後の地盤の隆起や沈下による互いの衝突破損を緩和する。
【０００９】 さらに、本考案による舗装用複合材は、下層材が逆四角錐を真横に裁断した形 状、すなわち下すぼみ形状であるため、製造時の固化後の脱型も従来品に比べ容 易である。また上層材、下層材共に透水性があるため、目地を設けなくても透水 性が阻害されることもない。
【００１０】
以上、本考案による舗装用複合材は、施工時に目地間隔を設ける必要がなく、 上層材の側面どうしを互いに突き合わせて並べて行くだけなので施工が非常に簡 単であり、かつ目地間隔がないので目地部に雑草が成育することもない。また、 上層材、下層材共に透水性があるため、別段目地を設けなくても透水性が阻害さ れることもない。
【００１１】 加えて、上層材の弾力性と下層材の下すぼみ形状が作る適度な間隙は、舗装用 複合材相互の緩衝間隙となり、施工後の地盤の隆起や沈下による互いの衝突破損 を緩和する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案による舗装用複合材の斜視図
【図１】 本考案による舗装用複合材の施工断面図
１ 上層材 ２ 下層材 ３ 施工地盤 ４ 間隙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年２月１４日（２０００．２．１
４）
４）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案による舗装用複合材の斜視図
【図２】 本考案による舗装用複合材の施工断面図
【符号の説明】 １ 上層材 ２ 下層材 ３ 施工地盤 ４ 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 沖瀬 正輝 長崎県大村市今富町860番地１ 株式会社 ディスカバリー内
Claims (1)
- 【請求項１】 透水性ゴムチップマットの上層材と、透
水性コンクリートブロックの下層材とでなる舗装用複合
材であって、下層材が逆四角錐を真横に裁断した形状を
なし、上層材の平面視縦横の長さが下層材接合面の縦横
の長さよりいくぶん長いことを特徴とする目地不要の舗
装用複合材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999010002U JP3070124U (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 目地不要の舗装用複合材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999010002U JP3070124U (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 目地不要の舗装用複合材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3070124U true JP3070124U (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=43203538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1999010002U Expired - Lifetime JP3070124U (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 目地不要の舗装用複合材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3070124U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9587310B2 (en) | 2001-03-02 | 2017-03-07 | Applied Materials, Inc. | Lid assembly for a processing system to facilitate sequential deposition techniques |
-
1999
- 1999-11-26 JP JP1999010002U patent/JP3070124U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9587310B2 (en) | 2001-03-02 | 2017-03-07 | Applied Materials, Inc. | Lid assembly for a processing system to facilitate sequential deposition techniques |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2019529754A (ja) | アスファルトで覆われたコンクリート系補強道路構造体 | |
| JP3070124U (ja) | 目地不要の舗装用複合材 | |
| JP6137394B1 (ja) | 低層建築物及び基礎工事用アンカーホルダー | |
| CN102061653A (zh) | 接缝排水型水泥混凝土路面结构及其施工方法 | |
| MX2007009074A (es) | Rejilla flexible y placa de hormigon predominantemente que emplea la misma. | |
| JP5933184B2 (ja) | 笠木施工用部材 | |
| JPH0247140Y2 (ja) | ||
| JP2002339371A (ja) | 法面用ブロック | |
| EP0249376A2 (en) | Paviors | |
| JP2004353323A (ja) | Ｗ字型植生用ブロック | |
| JP3032859U (ja) | インターロッキングブロック | |
| JP3051228U (ja) | 芒葺き板 | |
| JPH0530610Y2 (ja) | ||
| JP2538923Y2 (ja) | 生態系を保全する自然石結合コンクリートブロック | |
| JPH0428729Y2 (ja) | ||
| JP3371555B2 (ja) | 防水層の保護構造、保護材、保護材用材料及び保護方法 | |
| JP3049054U (ja) | 人工石連結ブロック | |
| JP3072316U (ja) | 改良型防水セラミックタイル | |
| JP5483235B2 (ja) | 基礎隙間防止用保持具、基礎隙間防止具セット、建築物の基礎構造、及び、建築物の基礎の施工方法 | |
| JP3038205U (ja) | 生態系保全用の自然石と木製底型枠を一体化した土木構造物 | |
| JP3980773B2 (ja) | 煉瓦 | |
| JP3043603U (ja) | 化粧壁面構築用ユニットブロック | |
| JP2001200521A (ja) | 積みブロックとその製造方法 | |
| JP2004011352A (ja) | 透水性ブロック舗装方法および透水性ブロック舗装用強化板 | |
| KR200348425Y1 (ko) | 하상 옹벽용 식생옹벽블록 |