JP2008071244A - Icカード及びicカードの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナシートやアンテナを利用するICカードにおいて、その表面にアンテナ部分が浮き出るように見え難いように形成されたICカードを提供する。
【解決手段】ICカードのカード基材500は、アンテナが形成されるインレット40と、インレット40の両側に積層される樹脂基材であるコア基材31、32、中間基材21、22、外装基材11、12とを有し、両側に積層される樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面が所定の粗さにマット加工されて形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、クレジットカード、キャッシュカード、IDカード、又はカード型の各種証明書(会員、ライセンス、等)に関わり、特には、アンテナとICチップを備えているカードであって、カード内の非接触式対応のICチップが外部装置と非接触式で通信を行うアンテナを備えた非接触ICカード、ICチップが1個で非接触式での通信と外部端子を用いた接触式での通信のどちらにも対応できる(通称)デュアル方式ICカード、又は非接触式対応のICチップと、接触式対応のICチップの両方を備えた(通称)ハイブリッド方式ICカード等、及びその製造方法に関する。
従来、特許文献1に示すようにクレジットカードやキャッシュカード等には、磁気バーコードが利用されており、当該磁気バーコードからの情報の読み出しや、書き換えを行うことが行われていた。
近年では、磁気バーコードの利用に加えて、アンテナやIC(Integrated Circuit)チップを利用したICカードなどのクレジットカードやキャッシュカード等などが普及してきている。このようなICカードでは、リーダライタと呼ばれる装置から送信されるRF(Radio Frequency)信号をアンテナコイルにて受信することによりICチップ内部の情報の読み出しや書き換えが行われる。
上記のICカードは、エッチングにより形成されたアンテナシートやエナメル線により形成されたアンテナを樹脂基材で挟みこんで熱成形を行うことにより形成される。
特開平6−227186号公報
しかしながら、上記のICカードの熱成形時の加熱及び冷却工程においてアンテナと樹脂基材の熱収縮の違がある為、もし何も配慮を行わなければ、熱成形後のカード表面においてアンテナの形成された部分とアンテナが形成されていない部分とで凹凸が生じることになる。これは一般に品質上の不良(外観不良)になるので、各社各様にこの凹凸の発生そのものを低減させる為の工夫を従来から施している。しかし、ICカードは形成される際にその表面が、従来から通常的にグロス加工、すなわち鏡面に加工されることから、前記の凹凸に光が反射するとアンテナの形成された部分が浮き出たようによく視認できてしまい易いので、顕著な場合にはやはり外観的な品質、すなわち商品価値を損ねてしまうという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、アンテナシートやアンテナを利用するICカードにおいて、その表面にアンテナ部分が浮き出るように見え難いように形成されたICカード及びそのICカードのICカード製造方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、アンテナと、前記アンテナの両側に積層される樹脂基材と、を有し、前記両側に積層される樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面が所定の粗さにマット加工されて形成されることを特徴とするICカードである。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記アンテナは、導電体がエッチング又は印刷によってパターニングされているか、あるいは導電体が絶縁被覆された導線をループ状に又はコイル状に巻いた状態で形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記所定の粗さは、算術平均粗さが0.2μm以上、最大高さが1.5μm以上であることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記インレットを含むカード総厚が0.68〜0.84mmとなるように前記樹脂基材が積層されることを特徴とする。
また、本発明は、アンテナが設けてあるインレットの両側に樹脂基材を積層する積層工程と、前記積層されたカードの樹脂基材のうち両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工するマット加工工程と、前記マット加工された樹脂基材からICカードを形成する形成工程と、を含むことを特徴とするICカードの製造方法である。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記アンテナは、導電体がエッチング又は印刷によってパターニングされているか、あるいは導電体が絶縁被覆された導線をループ状に又はコイル状に巻いた状態で形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記マット加工工程は、前記所定の粗さにマット加工されたプレス面を用いて、前記インレットの両側への樹脂基材の積層を加熱プレスすることにより、前記両側に積層する樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工することを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記マット加工工程は、前記樹脂基材と前記成形板との間に前記所定の粗さにマット加工された媒体を配置して加熱プレスことにより、前記両側に積層する樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工することを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記マット加工工程は、前記所定の粗さにマット加工されたローラ面を有する加熱ローラにて前記両側に積層する樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工することを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記マット加工工程は、前記所定の粗さにマット加工された媒体を配置して加熱ローラにて前記両側に積層する樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工することを特徴とする。
この発明によれば、ICカードは、アンテナが形成されるインレットと、インレットの両側に積層される樹脂基材と、を有し、両側に積層される樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面が所定の粗さにマット加工されて形成されるようにした。これにより、表面に所定の粗さにマット目を形成することができ、この結果、カード表面で光が散乱されてカード表面が光らず(艶が減り)、アンテナ部分に相当する凹凸形状がもし存在してもその線が目視下で目立たなくなる為に、もはやその凹凸形状に係る線が浮き出たように見え難いICカードを形成することが可能となり、外観的な品質、すなわち商品価値を高めることが可能となる。
また、本発明によれば、ICカード製造方法は、アンテナが設けてあるインレットの両側に樹脂基材を積層する積層工程と、前記積層されたカードの樹脂基材のうち両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工するマット加工工程と、マット加工された樹脂基材からICカードを形成する形成工程と、を含むこととした。これにより、表面に所定の粗さにマット目を形成することができ、この結果、カード表面で光が散乱されてカード表面が光らず(艶が減り)、アンテナ部分に相当する凹凸形状がもし存在してもその線が目視下で目立たなくなる為に、もはやその凹凸形状に係る線が浮き出たように見え難いICカードを製造することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態によるICカード1を示す概略ブロック図である。
ここで、第1実施形態に係るICカードについて説明する。第1実施形態に係るICカードは、非接触型ICカードと呼ばれるICカードであり、内部に備えられるアンテナでRF信号を送受信することで、カード内のICチップが外部装置と非接触式で通信を行うことを可能とするものである。ICチップは、アンテナとともに樹脂基材により挟み込まれることにより外部に露出しないようにして備えられる。また、非接触型ICカードにおいて、接触型ICカードの機能も備える場合には、ICチップは、以下のハイブリッド方式あるいはデュアル方式により備えられる。ハイブリッド方式とは、アンテナに接続される非接触型用のICチップと、接触型用のICチップとの両方を備える方式である。デュアル方式とは、1つのICチップで非接触型用の機能と接触型用の機能を提供する方式である。なお、ハイブリッド方式の接触型用のICチップとデュアル方式のICチップは、ICカードの所定の位置に凹部を形成し、当該凹部に埋設して外部から接触が可能な状態にて形成される。
一例として図1に示すように、ICカード1は、カード基材500から所定の大きさに切り出されることにより形成される。また、カード基材500は、図2に示すように、インレット40の両側にコア基材31、32と、中間基材21、22と、外装基材11、12とを積層することにより形成され、外装基材11、12のICカード1の表面となる主面は、後述する所定の粗さにマット加工されて形成される。
なお、このような6層の構成に他にも、目的によって適宜、4層や8層等の構成で設計してもよい。層の数に厳しい制限はない。但し、例えば、カードの反り防止対策の観点から、偶数の方が帰趨よりも一般的に好ましい。
コア基材31、32と、中間基材21、22と、外装基材11、12は、PETG(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート)、PETG−PC(グリコール変性ポリエチレンテレフタレートとポリカーボネートの共重合体)、延伸PET(ポリエチレンテレフタレート)、PVC(ポリ塩化ビニル)、又は、ABSなどの樹脂を材料とする基材である。図3は、1つのICカード1に含められるインレット40の構成の一例を示した図であり、インレット40は、シート42と、シート42の上に設けられた導電体の層がエッチングによって適宜パターニングされることで形成されたアンテナ41と、アンテナ41に接続されるICチップ43とにより構成される。図3において、アンテナ41は、銅やアルミニウムが材料とされ、シート42は、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PET−G、ポリイミド、又は、ABSなどが材料とされる。なお、ICチップ43は、上述したデュアル方式の場合、シート42の上にICチップ43は構成されず、ICカード1の所定の位置に凹部を形成し、当該凹部に埋設されるICチップとアンテナ41とが接続されることになる。
非接触ICカードの場合に関するインレット40の構成の他の一例としては、導電体が絶縁被覆された導線をシート42上にループ状に又はコイル状に巻いた状態に取り付けたものをアンテナとし、ICチップをこのアンテナの端子に接続させたものが挙げられる。
次に、ICカード1の製造方法について説明する。まず、上述した図2に示すようにコア基材32の上にインレット40を多面付けで配置し、コア基材32と対になるようにコア基材31を被せて配置し、その両側に、中間基材21、22と、外装基材11、12とを配置し、このように配置したものをカード基材500とする。
次に、図4に示すようにカード基材500の両側に成形板101、102を配置し、当該成形板101、102により熱プレスを行ってカード基材500の単層化が行われる。このとき、カード基材500の外装基材11、12の、ICカード1の両主面となる面を所定の粗さにマット加工するため、成形板101、201とカード基材500の間に、マットフィルム201、202と、緩和フィルム301、302とを配置して熱プレスが行われる。マットフィルム201、202としては、例えば、PACOTHANE TECHNOLOGIES社製のパコタンリリースフィルム(#HT-1200(30μ))などが適用される。緩和フィルム301、302は、マット目、すなわち粗面の粗さを調整させるときに用いられ、PP(ポリプロピレンフィルム)、延伸PETなどが適用される。
また、マットフィルム201、202を用いずに、成形板101、102のカード基材500と接する面をマット目としておいてマット加工とすることもでき、その組み合わせとして図5のように示すような組み合わせが想定される。すなわち、パターン1として成形板101、102をマット目とし、マットフィルム201、202を使用しない場合がある。このとき、緩和フィルム301、302は、成形板101、102のマット目の粗さに応じて、使用する場合(有)と使用しない場合(無)の組み合わせが考えられる。なお、マットフィルム201、202を使用しない場合には、延伸PETフィルムやPPフィルムを材料とするグロス目、すなわち鏡面のフィルムが成形板とカード基材500の間に配置されて熱プレスされることになる。
また、パターン2として、パターン1や後述するパターン3よりもさらに、マット目を粗くしたい場合等には、成形板101、102をマット目とし、さらに、マットフィルム201、202を使用する場合がある。このとき、緩和フィルム301、302は、成形板101、102及びマットフィルム201、202により形成されるマット目の粗さに応じて、使用される場合(有)と使用されない場合(無)の組み合わせが考えられる。また、パターン3として、成形板101、102がグロス目のICカードの製造と共有される場合等には、成形板101、102は、グロス目を使用して、マットフィルム201、202を使用する場合がある。このとき、緩和フィルム301、302は、成形板101、102及びマットフィルム201、202により形成されるマット目の粗さに応じて、使用される場合(有)と使用されない場合(無)の組み合わせが考えられる。
成形板101、102により熱プレスされてコア基材31、32と、中間基材21、22と、外装基材11、12がインレット40に積層されることにより形成されたカード基材500は、その総厚が0.68〜0.84mmとして形成される。
図6は、外装基材11、12においてICカード1の主面となる構成を拡大したものであり、このとき、前述した所定の粗さとしては、算術平均粗さ(Ra)は、0.2μm〜1.1μmであり、また最大高さ(Ry)は、1.5μm〜8.0μmとして形成される。なお、当該算術平均粗さ(Ra)とか最大高さ(Ry)は、JIS B 0061の規格を満たすパラメータである。
なお、上記の第1実施形態では、マットフィルム201、202を使用してマット加工する例について記載したが、本発明は当該実施形態には限られず、マットフィルム以外に、マットSUS(ステンレス)板、エンボスロールを用いるようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態において、インレット40ではなく、エナメル線によりアンテナを形成し、形成したアンテナは、コア基材31とコア基材32の間に配置してICカードを形成するようにしてもよい。
(第2実施形態)
第1実施形態では、成形板101、102により熱プレスして熱成形する際にカード基材500をマット加工するようにしていたが、第2実施形態は、成形板101、102がグロス目とされた状態で熱成形されたカード基材500を、加熱したローラに通すことでマット加工する構成である。ローラを使用してマット加工するため、ローラのカード基材500との接触面を予めマット加工しておく製造方法や、ローラはグロス目とし、マット目を有するマットSUS板や、スチールあるいはステンレスのベルトや、マットフィルムを、ローラとカード基材500の間に配置して、カード基材500をマット加工する製造方法がある。
なお、第2実施形態においても、第1実施形態にて示した緩和フィルムを用いて粗さの調整を行うようにしてもよい。
また、第1及び第2実施形態では、カード基材500の両主面をマット加工する構成として記載したが、本発明はこれらの実施形態に限られず、少なくとも一方の主面をマット加工するようにしてもよい。
上記の第1及び第2実施形態の構成により、カード基材500は、総厚が0.68〜0.84mmとして形成され、算術平均粗さ(Ra)が、0.2μm〜1.1μm、最大高さ(Ry)が、1.5μm〜8.0μmとして形成される。肉眼で観察できるアンテナ41に起因するICカード1の表面の凹凸は、0.1〜1.0μmであるため、前記の算術平均粗さ(Ra)及び最大高さ(Ry)で構成することにより、アンテナ41に起因する凹凸を目立たなくさせ、アンテナ41が浮き上がって見えないようにすることが可能となる。また、当該算術平均粗さ(Ra)及び最大高さ(Ry)で構成することにより、一般的に求められる磁気テープの磁気特性や、カード製造の際にカード1枚毎に通常異なる正当な所有者の姓名などの個人情報を(感熱転写リボンを用いた感熱転写記録等で)印字する際の印字適正も満たすことが可能となる。なお、図7は、上述したJIS B 0061の規格を満たす実測データであり、断面曲線L=8mm、区間数=1の場合のRa(算術平均粗さ)、Rz(10点平均粗さ)、Ry(最大高さ)、Sm(凹凸の平均間隔)を示している。
また、ICカード1の主面をマット目とすることで光が乱反射するため、主面にキズがあったとしても目立ち難くすることが可能となる。例えば、ICカード1に磁気テープが備えられている場合磁気ヘッドによる擦れキズ等を目立ち難くさせることが可能となる。
また、ICカード1の主面における多面付けされ単層化されるシートがマット加工されることにより、重ね合わせた場合の摩擦が小さくなるため捌きがよくなり、ICカードの生産性を高めることが可能となる。
また、ICカード1の主面をマット目としたことから、ICカード1の主面の全面に対して筆記特性、すなわち鉛筆やボールペンで字を記載することが可能となる。
また、ICカードの主面がグロス目の場合には、オーバレイすると、オーバレイするシートと主面との境目が、光の反射により目立つことになるが、ICカードの主面がマット目の場合には、オーバレイしたとしても、その境目を目立ち難くさせることが可能となる。
ここで、オーバレイとは、外装基材より厚さがかなり薄く且つ目視では透明な保護層そのもののこと、又は、その保護層を転写で設ける加工のことを指す。
第1実施形態によるICカード及びカード基材を示した図である。 同実施形態におけるカード基材の構成を示した図である。 同実施形態におけるインレットの構成を示した図である。 同実施形態におけるカード基材の熱プレスによる加工時の構成を示した図である。 同実施形態におけるカード基材の熱プレスによる加工時の成形板、マットフィルム、緩和フィルムの組み合わせを示した図である。 同実施形態におけるICカードの主面のマット目の形状を示した図である。 同実施形態におけるICカードの主面のマット目の実測データを示した図である。
符号の説明
11 外装基材
12 外装基材
21 中間基材
22 中間基材
31 外装基材
32 外装基材
40 インレット
500 カード基材

Claims (10)

  1. アンテナと、
    前記アンテナの両側に積層される樹脂基材と、を有し、
    前記両側に積層される樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面が所定の粗さにマット加工されて形成される
    ことを特徴とするICカード。
  2. 前記アンテナは、
    導電体がエッチング又は印刷によってパターニングされているか、あるいは導電体が絶縁被覆された導線をループ状に又はコイル状に巻いた状態で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のICカード。
  3. 前記所定の粗さは、
    算術平均粗さが0.2μm以上、最大高さが1.5μm以上である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のICカード。
  4. 前記インレットを含むカード総厚が0.68〜0.84mmとなるように前記樹脂基材が積層される
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のICカード。
  5. アンテナが設けてあるインレットの両側に樹脂基材を積層する積層工程と、
    前記積層されたカードの樹脂基材のうち両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工するマット加工工程と、
    前記マット加工された樹脂基材からICカードを形成する形成工程と、
    を含むことを特徴とするICカードの製造方法。
  6. 前記アンテナは、
    導電体がエッチング又は印刷によってパターニングされているか、あるいは導電体が絶縁被覆された導線をループ状に又はコイル状に巻いた状態で形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のICカードの製造方法。
  7. 前記マット加工工程は、
    前記所定の粗さにマット加工されたプレス面を用いて、前記インレットの両側への樹脂基材の積層を加熱プレスすることにより、前記両側に積層する樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のICカードの製造方法。
  8. 前記マット加工工程は、
    前記樹脂基材と前記成形板との間に前記所定の粗さにマット加工された媒体を配置して加熱プレスことにより、前記両側に積層する樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のICカードの製造方法。
  9. 前記マット加工工程は、
    前記所定の粗さにマット加工されたローラ面を有する加熱ローラにて前記両側に積層する樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のICカードの製造方法。
  10. 前記マット加工工程は、
    前記所定の粗さにマット加工された媒体を配置して加熱ローラにて前記両側に積層する樹脂基材のうちカードの両主面となる少なくとも一方の樹脂基材の面を所定の粗さにマット加工する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のICカードの製造方法。
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