JP2008070366A - クロマトグラフ迅速試験の測定範囲の拡張 - Google Patents

クロマトグラフ迅速試験の測定範囲の拡張 Download PDF

Info

Publication number
JP2008070366A
JP2008070366A JP2007234331A JP2007234331A JP2008070366A JP 2008070366 A JP2008070366 A JP 2008070366A JP 2007234331 A JP2007234331 A JP 2007234331A JP 2007234331 A JP2007234331 A JP 2007234331A JP 2008070366 A JP2008070366 A JP 2008070366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analyte
test
signal
specific substance
reaction time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007234331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008070366A5 (ja
JP4823178B2 (ja
Inventor
Juergen Spinke
スピンケ ユルゲン
Marcel Thiele
ティール マルセル
Juergen Schaeffler
シェーフラー ユルゲン
Andreas Nufer
ヌフラー アンドレアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by F Hoffmann La Roche AG filed Critical F Hoffmann La Roche AG
Publication of JP2008070366A publication Critical patent/JP2008070366A/ja
Publication of JP2008070366A5 publication Critical patent/JP2008070366A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4823178B2 publication Critical patent/JP4823178B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/74Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving hormones or other non-cytokine intercellular protein regulatory factors such as growth factors, including receptors to hormones and growth factors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/5306Improving reaction conditions, e.g. reduction of non-specific binding, promotion of specific binding
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • G01N33/54386Analytical elements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/557Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor using kinetic measurement, i.e. time rate of progress of an antigen-antibody interaction

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

【課題】試料中のアナライトの定量的に測定する方法と装置を提供する。
【解決手段】本発明の方法では、作成した検定グラフはアナライト特異的物質と試料中のアナライトとの反応から生じる測定シグナルが、所望の精度でのアナライトの定量的測定に十分であるかを検査するための基礎として使用される。
【選択図】なし

Description

本発明は、試料中のアナライトを定量的に測定するための方法及び装置に関する。
例えば、薬物、妊娠ホルモン、感染症又はCARDIACマーカーなどのアナライトを迅速に測定する一般的な分析方法は、免疫学的テストストリップを利用する。この関連で、単に視覚的に読み出される定性試験(例えばCARDIAC D-ダイマー、Trop Tセンシティブなど)、並びに読出し装置(例えばElecsys(登録商標)proBNP、Roche CARDIAC proBNPなど)を用いて評価される定量試験が広く使用されている。
このような定量的な免疫学的テストストリップは、特に、その取り扱いの簡便さによって特徴付けられる。これらのテストストリップは、通常、テストストリップが試料中のアナライトとの反応によって検出可能なシグナルをもたらす試薬を含むという事実を基礎とする。検出可能なシグナルは、通常、指定の時間後の反射率測定によって測定される。アナライトと試薬とを接触させてからシグナルを測定するまでの時間は可能な限り長く選択される。これにより、試薬とアナライトとの長い反応時間が保証され、その結果、かかるテストストリップの可能な最大の感度が保証される。しかし、反応速度論的理由のために、そのような長い反応時間後、試料中に高濃度で存在するアナライトを定量的に測定することはもはや可能ではない。
したがって、このようなテストストリップは、その性能の点で、慣用の実験分析システム(例えばElecsys (Roche Diagnostics)、IM(Abbott)、Dimension(Dade Behring)など)に比較して、依然としてかなりの欠点を有する。特に測定精度及び動的測定範囲は、テストストリップにおいて、例えば溶液中の反応に比較してかなり損なわれる。このため、高感度並びに可能な限り広い測定範囲を要求するアナライトを測定する際にその使用が制限される。特に患者の救急治療の場合、その高感度に起因して、一方で特定の疾患を高い信頼性で排除することができるが、他方で広範な測定範囲も与えることができる試験又は方法が得られれば、主治医にとって非常に有用であろう。アナライトの広い測定範囲は、重症度分類(risk stratification)及び治療モニタリングに特に望まれる。試験の測定範囲の拡張は、症状の特性であるアナライト又はマーカーの濃度が病態の重篤度に相関する病的症状に特に所望であろう。このような場合に、マーカー濃度(例えばNT-proBNP)の上昇は、患者のリスク状況の増加を示す。
したがって、本発明の1つの目的は、試料中のアナライトの定量的測定範囲を拡張する方法を提供することであった。
この目的は、
(a)アナライトと接触したときに、検出可能なシグナルを生成する反応をすることが可能なアナライト特異的物質を準備し、
(b)少なくとも2つの検定グラフを準備し、但し該検定グラフは、各同一のアナライト特異的物質と、様々な量の各同一の試験アナライトとを、各所定反応時間にわたって反応させることによって作成されたものである、
(c)アナライト特異的物質を、検出されるべきアナライトを含む試料と接触させ、
(d)(b)で準備した第1の検定グラフの第1の所定反応時間でシグナルを測定し、
(e)(d)に従って測定したシグナルが、所望の精度でのアナライトの定量的測定を可能にするかを検査し、
(f)(1)所望の精度に至っている場合には、(d)に従って測定したシグナルに基づいてアナライトを定量的に測定し、或いは(2)(b)で準備した第2の検定グラフの第2の所定反応時間でシグナルを測定し、
(g)(f)(2)に従って測定したシグナルが、所望の精度でのアナライトの定量的測定を可能にするかを検査し、そして
(h)(1')所望の精度に至っている場合には、(f)(2)に従って測定したシグナルに基づいてアナライトを定量的に測定し、或いは(2')少なくとも1つの別の所定反応時間で測定を継続する((f)(2)、(g)、(h)(1')に相当する)、すなわち場合により、
(i)(b)で準備した第3の検定グラフの第3の所定反応時間でシグナルを測定し、
(j)(i)に従って測定したシグナルが、所望の精度でのアナライトの定量的測定を可能にするかを検査し、
(k)(1")所望の精度に至っている場合には、(i)に従って測定したシグナルに基づいてアナライトを定量的に測定し、或いは(2")少なくとも1つの別の所定反応時間で測定を継続する
ことを含む、試料中のアナライトの定量的測定によって達成される。
この方法の工程(f)(2)、(g)及び(h)(1')は、所望なだけ繰り返すことができる。好適な実施形態では、これらの工程は2回又は3回繰り返される、すなわち、2つ又は3つの所定反応時間に対して2つ又は3つの検定グラフが作成又は準備される。
本発明の別の態様は、
(a)アナライトと接触したときに、検出可能なシグナルを生成する反応をすることが可能なアナライト特異的物質を準備し、
(b)少なくとも2つの検定グラフを準備し、但し該検定グラフは、各同一のアナライト特異的物質と、様々な量の各同一の試験アナライトとを、各所定反応時間にわたって反応させることによって作成されたものである、
(c)アナライト特異的物質を、検出されるべきアナライトを含む試料と接触させ、
(d)(b)で準備した第1の検定グラフの第1の所定反応時間で第1のシグナルを測定し、
(e)(b)で準備した第2の検定グラフの第2の所定反応時間で第2のシグナルを測定し、
(f)場合により、更なるシグナルを測定し、
(g)(d)、(e)又は(f)に従って測定したいずれのシグナルがアナライトを定量的に測定するための十分な精度を可能にするかを検査し、そして
(h)適切な精度を可能にするシグナルに基づいてアナライトを定量的に測定する
ことを含む、サンプル中のアナライトを定量的に測定する方法に関する。
第1の測定シグナル又は第2の測定シグナルが、より良い精度でのアナライトの定量的測定を可能にするかを検査するために、好適な実施形態では、準備される少なくとも2つの検定グラフに基づいて経験的な濃度限度が規定される。この限度を超えるアナライトの濃度は、2つの反応時間のうちのより短いものに従って評価されるが、この限度を下回るアナライトの濃度は2つの反応時間うちのより長いものに従って測定される。アナライトの濃度が上記短い反応時間後にこの限度を上回る、すなわち高いアナライト濃度が測定されることがわかった場合、この方法をこの時点で停止することができる。
驚くべきことに、本発明の方法により、測定範囲の上限を公知の先行技術の方法に比較して3倍超増加できることがわかった。したがって、本発明の方法は、主治医の診断能力を向上させる。
本発明による試験の測定範囲の拡張により、しばしば追加の面倒な試験(例えば侵襲性の診断法など)を省略することができる。
下記で詳細に記載されるように、本発明の方法は、先行文献に記載されている方法又は試験よりも迅速な濃度の(特に試料中の高アナライト濃度の)測定を可能にする。例えば、NT-proBNPの血中レベルは心機能異常の程度に相関するため、本発明の方法は緊急事態に患者の心臓特異的状態をより迅速に評価することができる。このため、緊急の心臓事象(例えば急性心筋梗塞など)が起ったとき、患者を現在の診断法によるよりも早急に診断しかつ適切に治療できるという利点が得られる。本発明の方法によって、特に緊急の心臓事象の場合により迅速に診断できることによって、主治医はより迅速に適当な対応策を開始することが可能になり、その結果、他の心合併症及び死亡率を低減することができる。
本発明の好適な実施形態では、好ましくは体液由来の、液体試料を使用する。血液、血漿、血清、唾液又は尿サンプルを使用することが特に好ましい。
定量的に測定されるべきアナライトは、核酸、脂質、炭水化物、タンパク質から、特にDNA、RNA、抗体、抗原、代謝産物、ホルモン、ウイルス、微生物、細胞、心臓特異的マーカー、神経ホルモンマーカー、虚血マーカー及び筋肉特異的マーカーから選択することが好ましい。
脂質の好適な例としては、コレステロール、HDLコレステロール及びトリグリセリドが挙げられる。特に好適な炭水化物アナライトはグルコースである。測定される酵素の例としては、アルカリホスファターゼ及びアミラーゼが挙げられる。尿酸、ビリルビン及びウロビリノーゲンは代謝産物の好適な例である。
神経ホルモンマーカーの例としては、心房性(A型)ナトリウム利尿ペプチド(ANP)、B型ナトリウム利尿ペプチド(BNP)、又は各プロペプチドNT-ProANP及びNT-ProBNPのN末端断片が挙げられる。
虚血マーカーの例としては、虚血変性アルブミン(IMA)、脂肪酸結合タンパク質、遊離脂肪酸、妊娠関連血漿タンパク質A、グリコーゲンホスホリラーゼイソ酵素BB及びスフィンゴシン-1-リン酸が挙げられる。
ミオグロビン及びクレアチンキナーゼMB(CK-MB)は、筋肉特異的マーカーの好適な例である。
CD40は血小板活性化に関するマーカーの好適な例である。
好適な心臓特異的虚血-壊死マーカーはトロポニンT又はトロポニンIである。
特に好適な実施形態では、好ましくはトロポニンT、ミオグロビン、D-ダイマー及びNT-proBNPから選択される少なくとも1種のCARDIACマーカー又は心臓特異的マーカーを測定する。
アナライト特異的物質は、アナライトと結合可能な受容体、抗体、抗原、レクチン、核酸及び核酸類似体から選択することが好ましい。アナライト特異的物質は、アナライトと結合したときに検出可能なシグナルを生成する酵素又は検出試薬とさらに結合されていることが好ましい。好適な実施形態では、アナライトとアナライト特異的物質との結合の結果、直接反応によって、検出可能なシグナルが生じる。別の実施形態では、アナライトがアナライト特異的物質に結合した後に、アナライト又はアナライト特異的物質のいずれかによって変換されて検出可能なシグナルを放出する基質を添加することができる。好適な検出系は、例えばコロイド金属粒子、特に金、蛍光ナノ粒子、例えばラテックス、アップコンバージョン燐光体(up-converting phosphors)、量子ドット又は超常磁性粒子である。
本発明に従って好適に測定されるアナライトであるBNP又はNT-proBNPの検出は、例えばStruthers (Eur. Heart J. 20 (1999), 1374-1375)、Huntら,Clin. Endocrinol. 47 (1997, 287-296)、Talwarら(Eur. Heart J. 20 (1999), 1736-1744)、並びにEP-0 648 228及びWO 00/45176に記載されている。
好適な実施形態では、アナライトとアナライト特異的物質との間の反応は免疫反応である。
本発明の意味において、「検定グラフ」は、規定量の試験アナライトを検出可能なシグナルを記述する規定のパラメーターに割り当てることによって導き出される関数として理解される。このプロセスでは、規定量の試験アナライトは、このプロセスにおける規定シグナルを記述するパラメーターに割り当てられる。複数の好ましくは独立の測定から導き出される平均値も検定グラフを作成するために使用することができる。
検出可能なシグナルを記述するパラメーターは、好ましくは、アナライトとアナライト特異的物質との反応の結果としてある波長の光の吸収又は放出を記述するパラメーターである。シグナルを記述するパラメーターの好適な例は、反射率、発光及び吸光値である。さらに、例えば磁気粒子を用いて、シグナルを記述するパラメーターとして磁場(磁場状態)を考慮することも可能である。
検出可能なシグナルを記述するパラメーターは、各同一のアナライト特異的物質と、様々な量の各同一のアナライトとを、各所定反応時間にわたって反応させることによって測定することが好ましい。このために、個別量の各同一の試験アナライトを、各同一のアナライト特異的物質と反応させ、検出可能なシグナルを所定反応時間後に測定する。これは、各同一のアナライト特異的物質及び各同一の試験アナライトを様々な量で使用して検定グラフを作成することを意味する。5〜50の異なる試験アナライト量(すなわち様々な別個の反応)、より好ましくは10〜40の個別の反応、そして最も好ましくは10〜25の個別の反応を、所定反応時間ごとに、対応数の試験アナライト量をシグナル記述パラメーターに割り当てるために実施して、検定グラフを作成する。
検定グラフを作成する前に、実験的に測定した値を動的評価プロセスに供することもでき、この評価プロセスで決定された値を使用して検定グラフを作成することもできる。
試験アナライトと定量的に検出されるべきアナライトとが同一であることが好ましい。
本発明の方法では、作成した検定グラフはアナライト特異的物質と試料中のアナライトとの反応から生じる測定シグナルが、所望の精度でのアナライトの定量的測定に十分であるかを検査するための基礎として使用される。精度はシグナルの振幅又は精密さを考慮する特別の分野で公知の評価手順を用いて検査することができる。
本発明の好適な実施形態では、所定反応時間後に測定されるアナライトとアナライト特異的物質との間のシグナルを、これに対応する所定反応時間で準備された検定グラフと比較する。測定されるべきアナライトの量に関する所望の精度は、観測された検定グラフが、所定の全検定曲線のうちで、対応する試験アナライトの量について最大の傾きを有する場合に達成される。
検定グラフを決定するための少なくとも2つの所定反応時間は、試料中のより高濃度のアナライトを検出でき、かつ必要な試験感度をも達成するように選択する。必要な試験感度を達成するために、可能な限り長い反応時間とすることが必要である。反応時間が短いほど、アナライト特異的物質とアナライトとの間で形成される複合体、好ましくは免疫複合体が少なくなる。これに対応してより低いシグナル強度が検出される。一方、アナライト濃度が低い場合は、形成される複合体、好ましくは免疫複合体は少なくなり過ぎ、試験の感度が失われる。しかし、濃度が高い場合、実質的により多くの複合体が得られ、その結果、短い反応時間であっても明確なシグナル及び高いシグナル強度を検出することができる。アナライトとアナライト特異的物質との間の反応の定量的測定範囲は、必要な感度を保証する長い反応時間と、より高濃度を検出するために使用する短い反応時間とを組合せることによって著しく増加する。
したがって、アナライトとアナライト特異的物質との反応に関して、アナライトとアナライト特異的物質との反応が飽和領域又は定常状態となる所定反応時間として長い反応時間が選択される。別の所定反応時間を、これより短くなるように選択して、これらの短い所定反応時間ではアナライト特異的物質とアナライトとの反応が飽和領域又は定常状態とならないものとすることが好ましい。長い反応時間のおよそ半分に相当する時間を少なくとも1つの短い反応時間として選択することが好ましい。
アナライト特異的物質は、支持体、好ましくはテストストリップ又は迅速テストストリップ(試薬担体又はデバイスとも称する)上に準備されることが好ましい。また、言うまでもなくアナライトは液体試験で測定することもできる。しかし、アナライト特異的物質又はアナライトを測定するために使用される試薬が1以上の乾燥域に配置され、サンプルとの接触後に可溶化し、検出可能なシグナルが、検出域、好ましくは検出域とは別個の領域で検出される、試験デバイス(試験担体、特にテストストリップ)上での測定が好ましい。特に所定の規定時間後にアナライトを定量的に測定するのに適当な市販の全てのテストストリップを本発明の方法に使用することができる。
使用するテストストリップの測定範囲の限度は、本発明の方法によって2〜5倍、好ましくは3倍超拡張することができる。
本発明の別の態様では、定量的に測定されるべきアナライトに加えて、別のアナライトを同一の支持体上で定性的に及び/又は定量的に測定する。そのとき、これに対応して、より多くのアナライト特異的物質が支持体上に存在する。この場合、アナライト特異的物質と結合した検出試薬を用い、単一試験形式(例えば酵素試験、電気化学発光試験、蛍光又は吸光試験、或いは濁度試験)により全アナライトの定性的又は定量的測定を可能にすることがさらに好都合である。言うまでもなく、異なるアナライト特異的物質用の異なる検出試薬が単一のテストストリップ上に存在していてもよい。
特に好適な実施形態では、Roche-CARDIAC-proBNPテストストリップを使用する。
このように、60〜3000pg/mlの範囲であるRoche-CARDIAC-proBNPテストストリップの測定範囲は、本発明の方法によって60〜10000pg/mlまで拡張することができる。したがって、本発明の好適な実施形態は、好ましくはトロポニンT、ミオグロビン、D-ダイマー及びNT-proBNPから選択されるアナライトの濃度の定量的測定に関する。NT-proBNPの場合、測定は、例えばアナライト特異的物質とアナライトとの3〜9分、好ましくは8分の短い反応時間により、3000〜10000pg/mlの範囲で実施される。60〜3000pg/mlの濃度範囲でのNT-proBNPの測定は、好ましくは10〜15分、好ましくは12分の長い反応時間により実施する。
アナライトとアナライト特異的物質との間の反応から生じる検出可能なシグナルは、光学的方法によって、特に反射光度又は蛍光検出、或いは電気化学発光によって定量的に測定することが好ましい。他の好適な定量的測定方法としては、誘電率の変化、伝導度測定値、磁場の変化又は偏光の旋光度の変化、の測定が挙げられる。
本発明の別の好適な実施形態では、この方法は自動的形態、好ましくは自動分析器で実施される。
本発明の別の態様は、本発明の方法を実施するための装置に関する。この装置は、所与のアナライトについて一度作成した検定グラフを保存した記憶素子を備える。記憶素子の例としては、共通の全データ担体(ROMキー、ハード・ドライブ、CD、ディスク、DVD、USBスティックなど)がある。この場合、保存した検定グラフを複数のアナライト試料の連続的な定量的測定のために備えることができる。
本発明の方法は、特に急性冠症候群に罹患した患者を同定するために、特に急性の冠動脈事象の早期検出を向上させるために、例えば急性心筋梗塞の早期検出を向上させるために使用することができる。
本発明を以下の実施例でさらに説明する。
実施例:
6、8及び12分の反応時間後の検定グラフをCARDIAC-proBNPテストストリップを用いて作成した。proBNPの各量は、Elecsys-proBNP参照法(図1)によって測定した。検定グラフは、傾きが反応時間の減少とともに減少することを示す。結果として、シグナル振幅及び、その結果、3000pg/mlより高い濃度で感度が増大する。
本発明の方法に従って使用したCARDIAC-proBNP試験と、Elecsys-proBNP試験との間の方法比較(図2)は、12分後に60〜2800pg/mlの濃度範囲、及び8分後に2800pg/ml超の濃度(これは経験的に決定した又は規定の反射率の値に相当する)を評価することによって得られる。
Elecsys-proBNP参照法による測定値の比較は、2つの異なる反応時間を用い、本発明に従って実施したCARDIAC-proBNP試験が、60〜約10000pg/mlの定量的測定範囲を有することを示した。12分後に3000pg/mlの測定範囲の上限を有する従来の評価に比較して、測定範囲の上限はこのように3倍超増加した。
図1は6分、8分及び12分後のCARDIAC-proBNPの反射率の動力学を示す。反射率(%)を、Elecsys-proBNP参照試験によって測定したproBNPの濃度(pg/ml)に対してプロットする。 図2は、CARDIAC-proBNPテストストリップを用いた本発明の方法とElecsys-proBNP試験との間の方法比較を示す。

Claims (15)

  1. 試料中のアナライトを定量的に測定する方法であって、
    (a)アナライトと接触したときに、検出可能なシグナルを生成する反応をすることが可能なアナライト特異的物質を準備し、
    (b)各同一のアナライト特異的物質と、様々な量の各同一の試験アナライトとを、各所定反応時間にわたって反応させることによって作成された少なくとも2つの検定グラフを準備し、
    (c)アナライト特異的物質を、検出されるべきアナライトを含む試料と接触させ、
    (d)(b)で準備した第1の検定グラフの第1の所定反応時間でシグナルを測定し、
    (e)(d)に従って測定したシグナルが、所望の精度でのアナライトの定量的測定を可能にするかを検査し、
    (f)(i)所望の精度に至っている場合には、(d)に従って測定したシグナルに基づいてアナライトを定量的に測定し、或いは(ii)(b)で準備した第2の検定グラフの第2の所定反応時間でシグナルを測定し、
    (g)(f)(ii)に従って測定したシグナルが、所望の精度でのアナライトの定量的測定を可能にするかを検査し、そして
    (h)(i)所望の精度に至っている場合には、(f)(ii)に従って測定したシグナルに基づいてアナライトを定量的に測定し、或いは(ii)少なくとも1つの別の所定反応時間で測定を継続する((f)(ii)、(g)、(h)(i)に相当する)
    ことを含む、上記方法。
  2. 試料中のアナライトを定量的に測定する方法であって、
    (a)アナライトと接触したときに、検出可能なシグナルを生成する反応をすることが可能なアナライト特異的物質を準備し、
    (b)各同一のアナライト特異的物質と、様々な量の各同一の試験アナライトとを、各所定反応時間にわたって反応させることによって作成された少なくとも2つの検定グラフを準備し、
    (c)アナライト特異的物質を、検出されるべきアナライトを含む試料と接触させ、
    (d)(b)で準備した第1の検定グラフの第1の所定反応時間で第1のシグナルを測定し、
    (e)(b)で準備した第2の検定グラフの第2の所定反応時間で第2のシグナルを測定し、
    (f)場合により、更なるシグナルを測定し、
    (g)(d)、(e)又は(f)に従って測定したいずれのシグナルがアナライトを定量的に測定するための十分な精度を可能にするかを検査し、そして
    (h)適切な精度を可能にするシグナルに基づいてアナライトを定量的に測定する
    ことを含む、上記方法。
  3. アナライトの定量的測定の精度を検定グラフの傾きを用いて検査することを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 試験アナライトと定量的に測定されるべきアナライトとが同一であることを特徴とする請求項1又は3に記載の方法。
  5. 2つ又は3つの検定グラフを準備することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 支持体、好ましくはテストストリップを使用してアナライト特異的物質を準備することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 測定されるべきアナライトの測定範囲の限度が、2〜5倍、好ましくは3倍超拡張されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 体液、好ましくは血液、血漿、血清、唾液又は尿試料由来の試料を用いることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 定量的に測定されるべきアナライトと同時に、追加のアナライトを定性的に及び/又は定量的に測定することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. アナライトを核酸、脂質、炭水化物、タンパク質、特にDNA、RNA、抗体、抗原、代謝産物、ホルモン、ウイルス、微生物、細胞、心臓特異的マーカー、神経ホルモンマーカー、虚血マーカー及び筋肉特異的マーカーから選択することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. トロポニンT、ミオグロビン、D-ダイマー及びNT-proBNPから選択される少なくとも1つの心臓特異的マーカーを測定することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. アナライト特異的物質を、アナライトと結合可能な抗体、受容体、抗原、レクチン、核酸及び核酸類似体から選択し、ここでアナライト特異的物質が好ましくは検出試薬に結合されていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. アナライトとアナライト特異的物質との反応が好ましくは免疫反応であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 定量的測定を光学的方法、特に反射光度又は蛍光検出、或いは電気化学発光によって実施することを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記方法を自動的様式で進めることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
JP2007234331A 2006-09-11 2007-09-10 クロマトグラフ迅速試験の測定範囲の拡張 Active JP4823178B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP06019008A EP1909206A1 (de) 2006-09-11 2006-09-11 Messbereichserweiterung chromatografischer Schnellteste
EP06019008.9 2006-09-11

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008070366A true JP2008070366A (ja) 2008-03-27
JP2008070366A5 JP2008070366A5 (ja) 2008-05-08
JP4823178B2 JP4823178B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=37696091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007234331A Active JP4823178B2 (ja) 2006-09-11 2007-09-10 クロマトグラフ迅速試験の測定範囲の拡張

Country Status (7)

Country Link
US (2) US20080070234A1 (ja)
EP (1) EP1909206A1 (ja)
JP (1) JP4823178B2 (ja)
CN (1) CN101144810B (ja)
CA (1) CA2600221C (ja)
ES (1) ES2533467T3 (ja)
HK (1) HK1118608A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016505840A (ja) * 2012-12-20 2016-02-25 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft 医学的測定曲線の評価方法
JP2016506513A (ja) * 2012-12-20 2016-03-03 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト 体液試料を分析する方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011530705A (ja) * 2008-08-13 2011-12-22 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー 肺塞栓症のためのDダイマー、トロポニン、NT−proBNP
CN104714025B (zh) * 2014-11-28 2017-05-17 威海纽普生物技术有限公司 NT‑proBNP检测试剂盒及检测方法
CN107505299A (zh) * 2017-09-04 2017-12-22 中国人民解放军第三军医大学 一种从尿液中检测骨骼肌微损伤标志物肌红蛋白的方法
KR20190076624A (ko) * 2017-12-22 2019-07-02 삼성전자주식회사 검사 장치 및 그 제어방법

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510953A (ja) * 1991-06-30 1993-01-19 Shimadzu Corp 抗原抗体反応におけるプロゾーン判定方法及び分析方法
JPH0875740A (ja) * 1994-08-31 1996-03-22 Shimadzu Corp 免疫比濁分析方法
WO1996024062A1 (en) * 1995-02-01 1996-08-08 Cornell Research Foundation, Inc. Liposome-enhanced immunoaggregation assay and test device
WO2002052265A1 (fr) * 2000-12-26 2002-07-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede d'analyse de liaison specifique et dispositif d'analyse de liaison specifique correspondant
WO2003014740A1 (fr) * 2001-08-09 2003-02-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Biocapteurs et procede de mesure
JP2003508724A (ja) * 1999-01-29 2003-03-04 ロシュ ダイアグノスティックス ゲーエムベーハー N末端proBNPの同定方法
WO2003029822A1 (fr) * 2001-09-28 2003-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif d'analyse de liaison specifique et methode d'analyse de liaison specifique
JP2006119044A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Sysmex Corp 生体試料分析装置および方法
WO2006096697A2 (en) * 2005-03-08 2006-09-14 Tanox, Inc. Methods for determining the bivalency of protein and antibody therapeutics
JP2006526140A (ja) * 2002-12-24 2006-11-16 バイオサイト インコーポレイテッド 鑑別診断のためのマーカーおよびその使用方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2693213B1 (fr) 1992-07-03 1994-08-05 Kaysersberg Sa Procede destine a diminuer l'interaction entre fibres dans un tissue et mise en óoeuvre de ce procede, notamment pour fabriquer des tissues multi-strates.
JPH0696697A (ja) 1992-09-11 1994-04-08 Hitachi Ltd カラー陰極線管
US6830731B1 (en) * 1998-01-05 2004-12-14 Biosite, Inc. Immunoassay fluorometer
CN100410650C (zh) * 2001-12-27 2008-08-13 爱科来株式会社 浓度测定方法
DE60308259T2 (de) * 2002-05-22 2007-04-05 Sysmex Corp. Immunologische Verfahren, Vorrichtungen und Reagenzien
US20050250141A1 (en) * 2004-03-30 2005-11-10 Lambert James L Diagnostic assays including multiplexed lateral flow immunoassays with quantum dots
DE102004023402A1 (de) * 2004-05-12 2005-12-08 Roche Diagnostics Gmbh Verfahren zur Erhöhung des dynamischen Messbereichs von auf spezifischen Bindereaktionen basierenden, insbesondere immunologischen Testelementen

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510953A (ja) * 1991-06-30 1993-01-19 Shimadzu Corp 抗原抗体反応におけるプロゾーン判定方法及び分析方法
JPH0875740A (ja) * 1994-08-31 1996-03-22 Shimadzu Corp 免疫比濁分析方法
WO1996024062A1 (en) * 1995-02-01 1996-08-08 Cornell Research Foundation, Inc. Liposome-enhanced immunoaggregation assay and test device
JP2003508724A (ja) * 1999-01-29 2003-03-04 ロシュ ダイアグノスティックス ゲーエムベーハー N末端proBNPの同定方法
WO2002052265A1 (fr) * 2000-12-26 2002-07-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede d'analyse de liaison specifique et dispositif d'analyse de liaison specifique correspondant
WO2003014740A1 (fr) * 2001-08-09 2003-02-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Biocapteurs et procede de mesure
WO2003029822A1 (fr) * 2001-09-28 2003-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif d'analyse de liaison specifique et methode d'analyse de liaison specifique
JP2006526140A (ja) * 2002-12-24 2006-11-16 バイオサイト インコーポレイテッド 鑑別診断のためのマーカーおよびその使用方法
JP2006119044A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Sysmex Corp 生体試料分析装置および方法
WO2006096697A2 (en) * 2005-03-08 2006-09-14 Tanox, Inc. Methods for determining the bivalency of protein and antibody therapeutics

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ARCH PHARMACAL RES, vol. Vol.25 No.4 Page.505-510, JPN6010068165, 2002, ISSN: 0002001261 *
CLIN CHEM, vol. Vol.50, No.3, Page.603-611, JPN6010068166, 2004, ISSN: 0002001262 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016505840A (ja) * 2012-12-20 2016-02-25 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft 医学的測定曲線の評価方法
JP2016506513A (ja) * 2012-12-20 2016-03-03 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト 体液試料を分析する方法
US11060978B2 (en) 2012-12-20 2021-07-13 Roche Diabetes Care, Inc. Methods of determining an analyte concentration in a body fluid sample having disturbance variables, as well as computer programs and devices therefor

Also Published As

Publication number Publication date
US20140322703A1 (en) 2014-10-30
HK1118608A1 (en) 2009-02-13
EP1909206A1 (de) 2008-04-09
CA2600221A1 (en) 2008-03-11
US9285376B2 (en) 2016-03-15
US20080070234A1 (en) 2008-03-20
CN101144810A (zh) 2008-03-19
CN101144810B (zh) 2012-12-05
CA2600221C (en) 2017-05-30
JP4823178B2 (ja) 2011-11-24
ES2533467T3 (es) 2015-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9285376B2 (en) Measuring range extension of chromatographic rapid tests
JP6396857B2 (ja) 少量の体液試料中のマーカーを判定する方法
Negahdary et al. An aptamer-based biosensor for troponin I detection in diagnosis of myocardial infarction
JP2021185371A (ja) 心不全におけるスタチン治療階層化のためのマーカー
JP3424831B2 (ja) 結合アッセイ
Zhang et al. Development of colorimetric lateral flow assays with gold nanostructures for cystatin C detection
JP2008070366A5 (ja)
US11747328B2 (en) Method for measuring the plasma concentration of an analyte directly on a whole blood sample
JP2018522219A (ja) 電磁放射線を使用した分析物の検出方法
Nechaeva et al. Rapid Automatic Determination of Four Cardiomarkers in the Blood Plasma of Patients with Cardiopathologies
JP5307141B2 (ja) 心筋梗塞の早期予測因子としてのミオグロビン
Stefan-van Staden et al. Fast screening of whole blood samples for early detection and monitoring of thyroid diseases
JP2010528306A (ja) 心筋梗塞の早期予測因子としてのh−fabp
RU2480772C1 (ru) Способ одновременного детектирования тиротропина и общего тироксина в сухих пятнах крови
KR101594379B1 (ko) 면역크로마토그래피를 이용한 히스티딘-태그를 가진 단백질 검출방법
EP4086633A2 (en) Prognostic method
JP6282436B2 (ja) 虚血性心疾患の評価方法、評価用キット及び評価装置
JP2011038858A (ja) 血栓症の早期診断のための検査方法と検査試薬およびキット
Swaanenburg et al. Analytical aspects of the automated CKMB1, 2 and CKMM1, 2, 3 isoform determination and its relation to other biochemical markers
EP1909207B1 (de) Messbereichserweiterung chromatografischer Schnellteste
JP4606643B2 (ja) 分析対象物を定量する方法
Swaanenburg The biochemical and clinical assessment of cardiac markers for the detection of various forms of myocardial tissue damage
WO2009055927A1 (en) Soluble fas in acute coronary syndromes diagnosis

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110830

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4823178

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250