JP2008065674A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子メールの本文を作成する際などに、複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データをスムーズに生成することができる携帯電話機を提供することを目的とする。
【解決手段】 電子メールの本文などの文章データを作成する際、ユーザ操作に基づいて、サムネイル履歴表示制御部14がユーザ画像選択履歴記憶部331に記憶されている履歴情報に対応するサムネイル画像データをサムネイル画像記憶部32から読み出し、サムネイル画像を一覧表示させる。ユーザは、一覧表示の中から任意のサムネイル画像を選択し、そのサムネイル画像に対応するユーザ画像データをユーザ画像記憶部41から読み出すことができる。既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像の中から任意のサムネイル画像を選択することにより、頻繁に使用するユーザ画像データについては短時間で選択し、読み出すことができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、携帯電話機に係り、さらに詳しくは、複数種類の文字を任意に選択して電子メール等に使用するための文章データを生成することができる携帯電話機に関する。
携帯電話機を用いて電子メールの本文を作成する際などには、複数種類の文字の中からユーザが任意の文字を順次に選択することにより、所望の文字列を生成することができる。このような携帯電話機の中には、文字の代わりに特定の意味を表す画像からなる絵文字を選択することができるようになっているものがある(例えば、特許文献1)。この種の携帯電話機では、任意の文字列に絵文字を挿入することによって、ユーザの感情を分かりやすく表したユニークなメール本文を作成することができる。
また、最近では、本体に備えられているカメラを用いて撮像した画像データや、通信回線を介して受信した画像データなど、ユーザが任意の画像データ(以下、「ユーザ画像データ」と呼ぶ。)をメモリに記憶させ、それらのユーザ画像データと文字コードを組み合わせてメール本文を作成することができるようになっている携帯電話機もある。このように、予め定められた絵文字だけでなく、ユーザがメモリに任意に記憶させたユーザ画像データを用いてメール本文を作成することができるような構成とすることにより、さらにユニークなメール本文を作成することが可能である。
このような携帯電話機では、メール本文の作成時にユーザがメモリからユーザ画像データを読み出す場合に、複数のユーザ画像が予め定められた順序で整列されて一覧表示されるようになっている。ユーザは、一覧表示された複数のユーザ画像のいずれかを選択することにより、そのユーザ画像をメール本文に挿入することができる。ユーザ画像は、例えば、メモリにユーザ画像データが記憶された順序に従って整列された状態で一覧表示される。
特開2006−211294号公報
しかしながら、上記のような従来の携帯電話機では、メモリに記憶されているユーザ画像データの数が多い場合に、ユーザ画像を一覧表示するのに時間がかかる場合がある。また、メール本文に頻繁に挿入するユーザ画像がある場合に、そのユーザ画像を一覧表示された複数のユーザ画像の中から毎回選択する作業は煩雑である。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、電子メールの本文を作成する際などに、複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データをスムーズに生成することができる携帯電話機を提供することを目的とする。
第1の本発明による携帯電話機は、複数種類の文字にそれぞれ対応付けられた文字コードを記憶している文字記憶手段と、ユーザが任意のユーザ画像データを記憶させることができるユーザ画像記憶手段と、上記ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データに基づいて、一定サイズ又はそれ以下のサムネイル画像データを生成するサムネイル画像生成手段と、上記サムネイル画像生成手段により生成されたサムネイル画像データを記憶するサムネイル画像記憶手段と、ユーザ操作に基づいて、上記文字記憶手段に記憶されている文字コード又は上記ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データを選択する選択手段と、上記選択手段により選択された複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データを生成する文章データ生成手段と、上記選択手段により選択されたユーザ画像データの履歴情報を記憶するユーザ画像選択履歴記憶手段と、上記ユーザ画像選択履歴記憶手段に記憶されている履歴情報に対応するサムネイル画像データを上記サムネイル画像記憶手段から読み出して、サムネイル画像を一覧表示させるサムネイル履歴表示手段とを備え、上記選択手段が、上記サムネイル履歴表示手段により一覧表示されているサムネイル画像の中から、ユーザ操作により指定されたサムネイル画像に対応するユーザ画像データを上記ユーザ画像記憶手段から選択するように構成される。
このような構成によれば、ユーザ画像記憶手段に記憶されている複数のユーザ画像データのうち、既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像のみを一覧表示させることができる。ユーザは、一覧表示の中から任意のサムネイル画像を選択することにより、そのサムネイル画像に対応するユーザ画像データをユーザ画像記憶手段から読み出して、複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データを生成することができる。
このように、既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像の中から任意のサムネイル画像を選択するような構成とすることにより、頻繁に使用するユーザ画像データについては短時間で選択し、読み出すことができる。このとき、ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データに対応するサムネイル画像が表示されるので、ユーザにとってユーザ画像データの選択が容易であり、より短時間でユーザ画像データを選択することができる。また、一定サイズ又はそれ以下のサムネイル画像データを読み出してサムネイル画像を一覧表示させるので、画像の表示に要する時間を短縮できる。したがって、複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データをスムーズに生成することができる。上記サムネイル画像生成手段は、ユーザ画像データが上記一定サイズよりも大きい場合には、そのユーザ画像データよりもデータサイズが小さい上記一定サイズのサムネイル画像データを生成し、ユーザ画像データが上記一定サイズと同一又は小さい場合には、そのユーザ画像データがそのままサムネイル画像データとしてサムネイル画像記憶手段に記憶されるようになっていてもよい。
第2の本発明による携帯電話機は、上記構成に加えて、複数種類の絵文字として予め定められている画像にそれぞれ対応付けられ、上記選択手段により選択可能な文字コードを記憶している絵文字記憶手段と、上記選択手段により選択された絵文字に対応する文字コードの履歴情報を記憶する絵文字選択履歴記憶手段と、上記絵文字選択履歴記憶手段に記憶されている履歴情報に対応する文字コードを上記絵文字記憶手段から読み出して、絵文字を一覧表示させる絵文字履歴表示手段と、ユーザの選択操作に基づいて、上記サムネイル履歴表示手段及び上記絵文字履歴表示手段のいずれかを指定して表示を行わせる表示指定手段とを備えて構成される。
このような構成によれば、サムネイル履歴表示手段及び絵文字履歴表示手段のいずれかを指定して表示を行わせ、その表示に基づいてサムネイル画像又は絵文字を選択することができる。これにより、既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像の中からユーザが任意のサムネイル画像を選択するための表示と、既に選択されたことのある絵文字の中からユーザが任意の絵文字を選択するための表示とを並列的に切り替えることができるので、ユーザにとって使い勝手がよい。
第3の本発明による携帯電話機は、上記構成に加えて、上記サムネイル履歴表示手段により一覧表示されるサムネイル画像が、上記文字記憶手段に記憶されている文字コードに基づいて表示される文字と縦幅又は横幅が一致するように構成される。
このような構成によれば、サムネイル履歴表示手段により表示されるサムネイル画像と、文字記憶手段に記憶されている文字コードに基づいて表示される文字とが、ほぼ同じサイズで表示されるので、これらの表示がユーザにとって見やすく、より使い勝手がよい。
第4の本発明による携帯電話機は、上記構成に加えて、複数種類の絵文字として予め定められている画像にそれぞれ対応付けられ、上記選択手段により選択可能な文字コードを記憶している絵文字記憶手段と、上記選択手段により選択された絵文字に対応する文字コードの履歴情報を記憶する絵文字選択履歴記憶手段と、上記絵文字選択履歴記憶手段に記憶されている履歴情報に対応する文字コードを上記絵文字記憶手段から読み出して絵文字を一覧表示させる絵文字履歴表示手段とを備え、上記絵文字履歴表示手段により一覧表示される絵文字が、上記文字記憶手段に記憶されている文字コードに基づいて表示される文字と縦幅又は横幅が一致し、上記サムネイル履歴表示手段及び上記絵文字履歴表示手段が、同一の表示領域内に同時に表示を行うように構成される。
このような構成によれば、既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像と、既に選択されたことのある絵文字とが、同一の表示領域内に同時に表示される。これにより、ユーザがユーザ画像を絵文字と同様の感覚で取り扱うことができるので、さらに使い勝手がよい。特に、サムネイル画像履歴表示手段により表示されるサムネイル画像と、絵文字履歴表示手段により表示される絵文字とが、ほぼ同じサイズで表示されるので、これらの表示をユーザにとってさらに見やすくすることができる。
第5の本発明による携帯電話機は、上記構成に加えて、ユーザ操作に基づいて上記ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データが消去された場合に、そのユーザ画像データに対応するサムネイル画像データを上記サムネイル画像記憶手段から消去させるとともに、そのサムネイル画像データに対応する履歴情報を上記ユーザ画像選択履歴記憶手段から消去させる第1消去手段を備えて構成される。
このような構成によれば、ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データが消去されたときに、そのユーザ画像データに対応するサムネイル画像データ及び履歴情報も消去させることができる。したがって、ユーザ画像記憶手段に記憶されていないユーザ画像データに対応するサムネイル画像がサムネイル履歴表示手段により表示されるのを防止できる。
第6の本発明による携帯電話機は、上記構成に加えて、表示画面が形成された本体と、上記ユーザ画像記憶手段を構成し、上記本体に対して着脱可能なメモリと、上記メモリの装着状態を検出するメモリ検出手段と、上記メモリが装着されていない状態を上記メモリ検出手段が検出した場合に、上記サムネイル画像記憶手段に記憶されているサムネイル画像データを消去させるとともに、そのサムネイル画像データに対応する履歴情報を上記ユーザ画像選択履歴記憶手段から消去させる第2消去手段とを備えて構成される。
このような構成によれば、メモリが本体から取り外されたときに、サムネイル画像データ及び履歴情報を消去させることができる。したがって、メモリが本体に装着されておらず、ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データを読み出すことができないときに、ユーザ画像データに対応するサムネイル画像がサムネイル履歴表示手段により表示されるのを防止できる。
第7の本発明による携帯電話機は、上記構成に加えて、表示画面が形成された本体と、上記ユーザ画像記憶手段を構成し、上記本体に対して着脱可能なメモリと、上記メモリの装着状態を検出するメモリ検出手段と、上記サムネイル履歴表示手段による表示を行うか否かを表すフラグを記憶しているサムネイル表示フラグ記憶手段と、上記メモリが装着されていない状態を上記メモリ検出手段が検出した場合に、上記サムネイル履歴表示手段による表示を行わない旨のフラグを上記サムネイル表示フラグ記憶手段に記憶させ、上記メモリが装着されている状態を上記メモリ検出手段が検出した場合に、上記サムネイル履歴表示手段による表示を行う旨のフラグを上記サムネイル表示フラグ記憶手段に記憶させるフラグ制御手段とを備えて構成される。
このような構成によれば、メモリが本体に装着され、ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データを読み出すことができるときには、ユーザ画像データに対応するサムネイル画像をサムネイル履歴表示手段により表示させることができる。一方、メモリが本体に装着されておらず、ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データを読み出すことができないときには、ユーザ画像データに対応するサムネイル画像がサムネイル履歴表示手段により表示されるのを防止できる。
第8の本発明による携帯電話機は、上記構成に加えて、上記サムネイル履歴表示手段により一覧表示されているサムネイル画像の中から、ユーザ操作により指定されたサムネイル画像に対応するユーザ画像データが上記ユーザ画像記憶手段に記憶されていない場合に、そのサムネイル画像データを上記サムネイル画像記憶手段から消去させるとともに、当該サムネイル画像データに対応する履歴情報を上記ユーザ画像選択履歴記憶手段から消去させる第3消去手段を備えて構成される。
このような構成によれば、選択されたサムネイル画像に対応するユーザ画像データがユーザ画像記憶手段に記憶されていない場合に、そのユーザ画像データに対応するサムネイル画像データ及び履歴情報を消去させることができる。これにより、ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データを既にユーザが消去させている場合や、ユーザ画像記憶手段を構成しているメモリが携帯電話機から取り外されている場合などに、ユーザが選択したサムネイル画像データ及び対応する履歴情報を自動的に消去させることができるので、利便性が向上する。
第9の本発明による携帯電話機は、上記構成に加えて、上記文字記憶手段に記憶されている文字コード及び上記サムネイル画像記憶手段に記憶されているサムネイル画像データに対応付けて読み仮名を記憶する読み仮名記憶手段と、ユーザによる仮名入力操作に基づいて、その読み仮名に対応する文字コード及びサムネイル画像データを読み出して、文字及びサムネイル画像を一覧表示させる変換候補表示手段とを備え、上記変換候補表示手段がサムネイル画像データに基づいて表示するサムネイル画像が、文字コードに基づいて表示する文字と縦幅又は横幅が一致し、上記選択手段が、上記変換候補表示手段により一覧表示されている文字及びサムネイル画像の中から、ユーザ操作により指定されたサムネイル画像に対応するユーザ画像データを上記ユーザ画像記憶手段から選択するように構成される。
このような構成によれば、ユーザが仮名入力操作を行うことにより、その読み仮名に対応する文字及びサムネイル画像を一覧表示させることができる。ユーザは、一覧表示の中から任意の文字又はサムネイル画像を選択することにより、複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データを生成することができる。特に、変換候補表示手段により表示される文字とサムネイル画像とが、ほぼ同じサイズで表示されるので、これらの表示がユーザにとって見やすく、より使い勝手がよい。
本発明によれば、既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像の中から任意のサムネイル画像を選択するような構成とすることにより、頻繁に使用するユーザ画像データについては短時間で選択し、読み出すことができる。また、ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データに対応するサムネイル画像が表示されるので、ユーザにとってユーザ画像データの選択が容易であり、より短時間でユーザ画像データを選択することができる。また、一定サイズ又はそれ以下のサムネイル画像データを読み出してサムネイル画像を一覧表示させるので、画像の表示に要する時間を短縮できる。したがって、電子メールの本文を作成する際などに、複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データをスムーズに生成することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による携帯電話機1の一例を示した外観図であり、(a)は筐体を展開した状態、(b)は筐体を閉じた状態を示している。この携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機であり、それぞれ長方形状に形成された表示筐体100及び操作筐体200がヒンジ部300を介して連結され、表示筐体100及び操作筐体200の筐体面を対向させた状態で折り畳むことができるようになっている。表示筐体100、操作筐体200及びヒンジ部300は、当該携帯電話機1の本体を構成している。
表示筐体100には、折り畳んだ状態で操作筐体200に対向する内面にメイン表示部101及び受話用レシーバ103が形成され、上記内面と反対側の外面にサブ表示部102及びカメラ104が形成されている。メイン表示部101及びサブ表示部102は、それぞれ液晶表示器の表示画面により形成されている。受話用レシーバ103は、表示筐体100におけるヒンジ部300と反対側の端部に配置され、通話時に相手方電話機からの音声を出力する。カメラ104は、被写体を撮像するための撮像手段である。
操作筐体200には、折り畳んだ状態で表示筐体100に対向する内面に操作部201及び送話用マイクロホン202が形成されている。操作部201には、文字などを入力する際に操作されるテンキー203や、動作状況によって種々の機能が割り当てられるガイドキー204などが含まれる。送話用マイクロホン202は、操作筐体200におけるヒンジ部300と反対側の端部に配置され、通話時にユーザの音声が入力される。
図2は、携帯電話機1の電気的構成の一例を示したブロック図である。この携帯電話機1は、プロセッサからなる制御部10、並びに、この制御部10によりそれぞれ制御可能なメイン表示部101、サブ表示部102、操作部201、送話用マイクロホン202、受話用レシーバ103、カメラ104、セルラー通信部20、内部メモリ30、外部メモリ40及びメモリ検出センサ50を備えている。
セルラー通信部20は、通信用アンテナ21を介して基地局との間で電波を送受信する。相手方電話機との間で通話を行う際には、相手方電話機との間で通信状態が確立された状態で、送話用マイクロホン202から入力されるユーザの音声信号がセルラー通信部20から送信されるとともに、相手方電話機からの音声信号がセルラー通信部20で受信され、その音声信号に基づく音声が受話用レシーバ103から出力される。また、セルラー通信部20は、基地局を介して文章データを送受信することにより、相手方電話機との間で電子メールの送受信を行うことができる。
内部メモリ30は、携帯電話機1の本体内に固定されたRAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)からなる。一方、外部メモリ40は、SD(Secure Digital)カードなどのメモリーカードからなり、携帯電話機1の本体に対して着脱可能に構成されている。ここでは、外部メモリ40は、操作筐体200に対して着脱可能となっており、操作筐体200内に備えられているメモリ検出センサ50により、外部メモリ40の装着状態を検出することができるようになっている。
図3は、制御部10の一構成例を示した機能ブロック図である。図3に示すように、携帯電話機1の本体内に固定されている内部メモリ30には、文字コード記憶部31、サムネイル画像記憶部32及び選択履歴記憶部33が割り当てられている。また、携帯電話機1の本体に対して着脱可能な外部メモリ40には、ユーザ画像記憶部41が割り当てられている。
文字コード記憶部31には、平仮名、片仮名、漢字及び英数字などの文字や、ハートマークなどの特定の意味を表す画像からなる絵文字が、それぞれ文字コードに対応付けて記憶されている。すなわち、文字コード記憶部31は、複数種類の文字にそれぞれ対応付けられた文字コードを記憶している文字記憶手段、及び、複数種類の絵文字として予め定められている画像にそれぞれ対応付けられた文字コードを記憶している絵文字記憶手段として機能する。
ユーザ画像記憶部41には、カメラ104を用いて撮像した画像データや、セルラー通信部20を介して受信した画像データなど、ユーザが任意の画像データ(以下、「ユーザ画像データ」と呼ぶ。)を記憶させることができる。ここでは、GIF(Graphic Interchange Format)形式の画像データがユーザ画像データとしてユーザ画像記憶部41に記憶されるようになっている。ただし、GIF形式の画像データに限らず、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などの他の形式の画像データをユーザ画像データとして記憶することができるようになっていてもよい。サムネイル画像記憶部32には、ユーザ画像記憶部41に記憶されている各ユーザ画像データに対応付けて、一定サイズ又はそれ以下のサムネイル画像データが記憶される。
この携帯電話機1では、文字コード記憶部31に記憶されている文字コード及びユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データを用いて、電子メールの本文のような文章データを生成することができる。選択履歴記憶部33は、電子メールの本文を作成する際など、文字コードを含む文章データを生成する際に、上記文章データに挿入するものとしてユーザにより選択されたユーザ画像データ又は文字コードの履歴情報を記憶する。選択履歴記憶部33には、ユーザ画像データの履歴情報を記憶するユーザ画像選択履歴記憶部331と、絵文字に対応する文字コードの履歴情報を記憶する絵文字選択履歴記憶部332とが含まれる。
制御部10は、ユーザの操作部201に対する操作により選択された文字コード又はユーザ画像データを文字コード記憶部31又はユーザ画像記憶部41から読み出して、電子メールの本文などに使用可能な文章データを生成する。このとき、メイン表示部101には、生成される文章データに基づいて、文字コードに対応する文字や絵文字、ユーザ画像データに対応するユーザ画像などからなる一連の文章が表示される。制御部10は、選択部11、文章データ生成部12、サムネイル画像生成部13、サムネイル履歴表示制御部14、絵文字履歴表示制御部15、表示指定部16及びデータ消去制御部17によって構成され、これらの各機能ブロックは、制御部10が実行するコンピュータプログラムにより実現される。
選択部11は、電子メールの本文を作成する際などに、ユーザにより操作部201が操作され文字コードが指定された場合には、その文字コードを文字コード記憶部31から選択し、ユーザ画像データが指定された場合には、そのユーザ画像データをユーザ画像記憶部41から選択する。選択部11により順次に選択された複数の文字コード及びユーザ画像データは、文章データ生成部12により合成され、文字、絵文字又はユーザ画像などからなる一連の文章を表す文章データが生成される。メイン表示部101には、文章データ生成部12で生成された文章データに基づく文章が表示され、ユーザによる操作部201の操作に基づいて、その文章データを電子メールとしてセルラー通信部20から送信することができる。
選択部11により、文字コード記憶部31に記憶されている文字コード又はユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データが選択された場合には、その履歴情報が選択履歴記憶部33に記憶される。このとき、ユーザ画像選択履歴記憶部331には、選択部11がユーザ画像記憶部41から選択したユーザ画像データを識別する情報がユーザ画像履歴情報として記憶され、絵文字選択履歴記憶部332には、選択部11が文字コード記憶部31から選択した絵文字に対応する文字コードを識別する情報が絵文字履歴情報として記憶される。ユーザ画像選択履歴記憶部331及び絵文字選択履歴記憶部332に記憶される履歴情報には、対応するユーザ画像データ又は文字コードが選択部11により選択された順序に従って、優先順位が対応付けて記憶されるようになっている。
サムネイル画像生成部13は、ユーザ画像記憶部41に記憶されている各ユーザ画像データについて、そのユーザ画像データを構成している複数の画素を均一に間引く処理を行うことにより、当該ユーザ画像データよりもデータサイズが小さい一定サイズのサムネイル画像データを生成する。サムネイル画像生成部13により生成されたサムネイル画像データは、各ユーザ画像データに対応付けてサムネイル画像記憶部32に記憶される。ただし、ユーザ画像データのサイズが上記一定サイズと同一又は小さい場合には、そのユーザ画像データがそのままサムネイル画像データとしてサムネイル画像記憶部32に記憶されるようになっている。これにより、サムネイル画像記憶部13には、一定サイズ又はそれ以下のサムネイル画像データが記憶される。
サムネイル履歴表示制御部14は、ユーザが操作部201を操作することにより、サムネイル画像の履歴を表示させるための操作が行われた場合に、サムネイル画像記憶部32に記憶されている複数のサムネイル画像データを読み出し、それらのサムネイル画像データに基づく複数のサムネイル画像をメイン表示部101に一覧表示させる。このとき、サムネイル履歴表示制御部14は、ユーザ画像選択履歴記憶部331に記憶されている履歴情報に基づいて、既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像データを読み出し、優先順位に従って整列させた状態でサムネイル画像を一覧表示させるようになっている。
絵文字履歴表示制御部15は、ユーザが操作部201を操作することにより、絵文字の履歴を表示させるための操作が行われた場合に、文字コード記憶部31に記憶されている複数の絵文字に対応する文字コードを読み出し、それらの文字コードに基づく複数の絵文字をメイン表示部101に一覧表示させる。このとき、絵文字履歴表示制御部15は、絵文字選択履歴記憶部332に記憶されている履歴情報に基づいて、既に選択されたことのある絵文字に対応する文字コードを読み出し、優先順位に従って整列させた状態で絵文字を一覧表示させるようになっている。
ユーザは、操作部201を操作することにより、サムネイル履歴表示制御部14及び絵文字履歴表示制御部15のいずれかを選択し、サムネイル画像の一覧表示又は絵文字の一覧表示を択一的に行わせることができる。表示指定部16は、ユーザによりサムネイル履歴表示制御部14又は絵文字履歴表示制御部15が選択されたときに、その選択された履歴表示制御部を指定してメイン表示部101に対する表示を行わせる。
ユーザが操作部201を操作して、サムネイル履歴表示制御部14により一覧表示されているサムネイル画像の中からいずれかのサムネイル画像を指定した場合には、選択部11は、そのサムネイル画像に対応するユーザ画像データをユーザ画像記憶部41から選択する。一方、ユーザが操作部201を操作して、絵文字履歴表示制御部15により一覧表示されている絵文字の中からいずれかの絵文字を指定した場合には、選択部11は、その絵文字に対応する文字コードを文字コード記憶部31から選択する。
データ消去制御部17は、サムネイル画像記憶部32に記憶されているサムネイル画像データ及び選択履歴記憶部33に記憶されている履歴情報を消去するための処理を行う。この例では、ユーザが操作部201を操作することにより、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データが消去された場合に、そのユーザ画像データに対応するサムネイル画像データがサムネイル画像記憶部32から消去されるとともに、そのサムネイル画像データに対応する履歴情報がユーザ画像選択履歴記憶部331から消去されるようになっている。
図4は、電子メールの本文を作成する際のメイン表示部101の表示例を示した図である。電子メールの本文を作成する際には、図4(a)に示すような本文編集画面がメイン表示部101に表示される。この本文編集画面には、作成中の電子メールの本文を表示するメール本文表示領域61と、選択されているメール作成に関するモードを表示するためのモード表示領域62と、ガイドキー204に対するキー割り当てを表示するためのキー割り当て表示領域63とが含まれる。
この携帯電話機1では、テキスト形式の電子メールを作成するテキストメール作成モード及びHTML(HyperText Markup Language)形式の電子メールを作成するHTMLメール作成モードのいずれかをユーザが選択して、メール本文を作成することができるようになっている。HTML形式の電子メールでは、テキスト形式の場合とは異なり、文字に対して着色等の装飾を行うことができる。
また、テキストメール作成モードでは、文字コード記憶部31に記憶されている文字コードを読み出して、文字や絵文字をメール本文に挿入することはできるが、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データを読み出して、ユーザ画像をメール本文に挿入することはできない。一方、HTMLメール作成モードでは、文字コード記憶部31に記憶されている文字コードを読み出して、文字や絵文字をメール本文に挿入することもできるし、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データを読み出して、ユーザ画像をメール本文に挿入することもできる。
図4(a)の例では、HTMLメール作成モードが選択されており、その旨を表す「HTML」という文字がモード表示領域62に表示されている。また、この携帯電話機1では、漢字入力モード、英字入力モード及び数字入力モードなどの入力モードを選択することができるようになっている。図4(a)の例では、漢字入力モードが選択されており、その旨を表す「漢」という文字がモード表示領域62に表示されている。
ユーザは、図4(a)に示すような本文編集画面で操作部201を操作することにより、図4(b)に示すようなユーザ画像選択画面をメイン表示部101に表示させることができる。このユーザ画像選択画面では、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データが読み出され、当該ユーザ画像記憶部41に記憶された順序などの予め定められた順序に従って整列された状態で、複数のユーザ画像が一覧表示される。ユーザは、操作部201を操作して、ユーザ画像選択画面に表示されているいずれかのユーザ画像にカーソルを合わせた後、そのユーザ画像を選択するための操作を行うことにより、図4(c)に示すように、所望のユーザ画像をメール本文に挿入することができる。
図4(c)のようにユーザ画像が選択された場合には、HTML形式のメール本文のデータに<img>タグが挿入される。この状態で、ユーザが操作部201を操作することにより、メール本文の1文字を消去するための操作が行われた場合には、<img>タグが消去されることにより、メイン表示部101に表示されているユーザ画像が消去される。一方、メイン表示部101に表示されているユーザ画像を選択し、そのユーザ画像をコピーするための操作が行われた場合には、<img>タグがコピーされる。その後、コピーしたユーザ画像をペーストするための操作が行われた場合には、メール本文のデータにコピーした<img>タグが挿入され、メイン表示部101に対応するユーザ画像が表示される。
このようにしてメール本文を作成した後、メール本文を確定するための操作が行われると、図4(d)に示すように、電子メールの送信先のアドレス及び件名などを入力するためのメール作成画面がメイン表示部101に表示される。このメール作成画面において送信先のアドレス及び件名などを入力した後、電子メールを送信するための操作を行うことにより、文字コード及びユーザ画像データからなるHTML形式の電子メールを送信することができる。
図5及び図6は、メール本文の作成時に文字コード又はユーザ画像データが選択されたときの制御部10による処理の一例を示したフローチャートである。図4(b)に示すようなユーザ画像選択画面において、いずれかのユーザ画像が選択された場合には(ステップS101でYes)、ユーザ画像記憶部41から対応するユーザ画像データが読み出され、図4(c)に示すように、本文編集画面のメール本文表示領域61に選択されたユーザ画像が表示される(ステップS102)。
そして、ユーザ画像記憶部41から読み出されたユーザ画像データに対応する履歴情報がユーザ画像選択履歴記憶部331に記憶されていなければ(ステップS103でNo)、そのユーザ画像データに対応する履歴情報がユーザ画像選択履歴記憶部331に記憶される(ステップS104)。このとき、ユーザ画像選択履歴記憶部331に記憶される履歴情報には、既に記憶されている他のユーザ画像データの履歴情報に対して最上位の優先順位が対応付けて記憶される。
その後、サムネイル画像生成部13により、選択されたユーザ画像データに対応するサムネイル画像データが生成され(ステップS105)、そのサムネイル画像データがサムネイル画像記憶部32に記憶される(ステップS106)。これに対して、ユーザ画像記憶部41から読み出されたユーザ画像データに対応する履歴情報がユーザ画像選択履歴記憶部331に既に記憶されている場合には(ステップS103でYes)、その履歴情報に対応付けて、既に記憶されている他のユーザ画像データの履歴情報に対して最上位の優先順位が記憶されることにより、履歴情報が更新される(ステップS107)。
メール本文の作成時に文字コードが選択された場合には(ステップS101でNo)、その文字コードが絵文字に対応する文字コードであれば(ステップS108でYes)、選択された文字コードが文字コード記憶部31から読み出されることにより、本文編集画面のメール本文表示領域61に選択された絵文字が表示される(ステップS109)。このような絵文字の選択は、複数の絵文字を予め定められた順序でメイン表示部101に一覧表示し、それらの絵文字の中からユーザが所望の絵文字を選択することにより行われる。
文字コード記憶部31から読み出された絵文字に対応する文字コードの履歴情報が絵文字選択履歴記憶部332に記憶されていなければ(ステップS110でNo)、その文字コードに対応する履歴情報が絵文字履歴記憶部332に記憶される(ステップS111)。このとき、絵文字選択履歴記憶部332に記憶される履歴情報には、既に記憶されている他の文字コードの履歴情報に対して最上位の優先順位が対応付けて記憶される。これに対して、文字コード記憶部31から読み出された絵文字に対応する文字コードの履歴情報が絵文字選択履歴記憶部332に既に記憶されている場合には(ステップS110でYes)、その履歴情報に対応付けて、既に記憶されている他の文字コードの履歴情報に対して最上位の優先順位が記憶されることにより、履歴情報が更新される(ステップS112)。
一方、メール本文の作成時に選択された文字コードが絵文字に対応する文字コードではなく(ステップS108でNo)、文字に対応する文字コードである場合には、選択された文字コードが文字コード記憶部31から読み出されることにより、本文編集画面のメール本文表示領域61に選択された文字が表示される(ステップS113)。
図7は、電子メールの本文を作成する際のメイン表示部101の他の表示例を示した図である。図7(a)に示す例では、テキストメール作成モードが選択されており、図4の例に示すような「HTML」という文字はモード表示領域62に表示されていない。この本文編集画面でユーザが操作部201を操作することにより、テンキー203に含まれる「*」キーが選択された場合には、表示指定部16により絵文字履歴表示制御部15が指定され、図7(b)に示すように、絵文字履歴表示制御部15が既に選択されたことのある絵文字をメイン表示部101に一覧表示させる。
すなわち、絵文字履歴表示制御部15は、絵文字選択履歴記憶部332に記憶されている履歴情報に基づいて、既に選択されたことのある絵文字に対応する文字コードを読み出し、優先順位に従って整列させた状態で絵文字を一覧表示させる。絵文字履歴表示制御部15により一覧表示される絵文字は、文字コード記憶部31に記憶されている文字コードに基づいて本文編集画面のメール本文表示領域61に表示される文字と縦幅又は横幅が一致している。
図7(b)に示した状態でユーザが操作部201を操作することにより、テンキー203に含まれる「#」キーが選択された場合には、表示指定部16によりサムネイル履歴表示制御部14が指定され、図7(c)に示すように、サムネイル履歴表示制御部14が既に選択されたことのあるサムネイル画像をメイン表示部101に一覧表示させる。すなわち、サムネイル履歴表示制御部14は、ユーザ画像選択履歴記憶部331に記憶されている履歴情報に基づいて、既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像データを読み出し、優先順位に従って整列させた状態でサムネイル画像を一覧表示させる。サムネイル履歴表示制御部14により一覧表示されるサムネイル画像は、文字コード記憶部31に記憶されている文字コードに基づいて本文編集画面のメール本文表示領域61に表示される文字と縦幅又は横幅が一致している。
ユーザは、図7(c)に示すように既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像が一覧表示された状態で、操作部201を操作することによりいずれかのサムネイル画像にカーソルを合わせた後、そのサムネイル画像を選択するための操作を行うことができる。これにより、選択したサムネイル画像に対応するユーザ画像データがユーザ画像記憶部41から読み出され、図7(d)に示すように、所望のユーザ画像をメール本文に挿入することができる。
このように、テキストメール作成モードにおいて、ユーザ画像をメール本文に挿入するための操作が行われた場合には、自動的にHTMLメール作成モードに切り替わり、図7(d)に示すように、HTMLメール作成モードである旨を表す「HTML」という文字がモード表示領域62に表示される。
図8及び図9は、メール本文の作成時にサムネイル履歴表示制御部14又は絵文字履歴表示制御部15が指定されたときの制御部10による処理の一例を示したフローチャートである。電子メールの本文編集画面において、ユーザによる操作部201の操作に基づいて、表示指定部16によりサムネイル履歴表示制御部14が指定された場合には(ステップS201でYes)、ユーザ画像選択履歴記憶部331に記憶されている履歴情報が読み出され(ステップS202)、各履歴情報に対応するサムネイル画像データがサムネイル画像記憶部32から読み出されることにより(ステップS203)、既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像が優先順位に従って一覧表示される(ステップS204)。
一覧表示されたサムネイル画像のいずれかが選択された場合には(ステップS205でYes)、そのサムネイル画像に対応するユーザ画像データがユーザ画像記憶部41から読み出されることにより(ステップS206)、本文編集画面のメール本文表示領域61にユーザ画像が表示される(ステップS207)。このとき、ユーザ画像選択履歴記憶部331に記憶されている当該ユーザ画像データの履歴情報に対応付けて、既に記憶されている他のユーザ画像データの履歴情報に対して最上位の優先順位が記憶されることにより、履歴情報が更新される(ステップS208)。
一方、電子メールの本文編集画面において、ユーザによる操作部201の操作に基づいて、表示指定部16により絵文字履歴表示制御部15が指定された場合には(ステップS209でYes)、絵文字選択履歴記憶部332に記憶されている履歴情報が読み出され(ステップS210)、各履歴情報に対応する絵文字の文字コードが文字コード記憶部31から読み出されることにより(ステップS211)、既に選択されたことのある絵文字が優先順位に従って一覧表示される(ステップS212)。
一覧表示された絵文字のいずれかが選択された場合には(ステップS213でYes)、その絵文字に対応する文字コードが文字コード記憶部31から読み出されることにより(ステップS214)、本文編集画面のメール本文表示領域61に絵文字が表示される(ステップS215)。このとき、絵文字選択履歴記憶部332に記憶されている当該絵文字の履歴情報に対応付けて、既に記憶されている他の絵文字の履歴情報に対して最上位の優先順位が記憶されることにより、履歴情報が更新される(ステップS216)。
本実施の形態では、図7(c)に示すように、ユーザ画像記憶部41に記憶されている複数のユーザ画像データのうち、既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像のみを一覧表示させることができる。ユーザは、一覧表示の中から任意のサムネイル画像を選択することにより、そのサムネイル画像に対応するユーザ画像データをユーザ画像記憶部41から読み出して、複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データを生成することができる。
このように、既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像の中から任意のサムネイル画像を選択するような構成とすることにより、頻繁に使用するユーザ画像データについては短時間で選択し、読み出すことができる。このとき、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データに対応するサムネイル画像が表示されるので、ユーザにとってユーザ画像データの選択が容易であり、より短時間でユーザ画像データを選択することができる。また、一定サイズ又はそれ以下のサムネイル画像データを読み出してサムネイル画像を一覧表示させるので、画像の表示に要する時間を短縮できる。したがって、複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データをスムーズに生成することができる。
また、本実施の形態では、サムネイル履歴表示制御部14及び絵文字履歴表示制御部15のいずれかを指定して表示を行わせ、その表示に基づいてサムネイル画像又は絵文字を選択することができる。これにより、図7(c)に示すような既に選択されたことのあるユーザ画像データに対応するサムネイル画像の中からユーザが任意のサムネイル画像を選択するための表示と、図7(b)に示すような既に選択されたことのある絵文字の中からユーザが任意の絵文字を選択するための表示とを並列的に切り替えることができるので、ユーザにとって使い勝手がよい。
特に、本実施の形態では、サムネイル履歴表示制御部14により表示されるサムネイル画像と、文字コード記憶部31に記憶されている文字コードに基づいて本文編集画面のメール本文表示領域61に表示される文字とが、ほぼ同じサイズで表示されるので、これらの表示がユーザにとって見やすく、より使い勝手がよい。
上記の例では、図7(b)に示すような絵文字履歴表示制御部15による絵文字の一覧表示と、図7(c)に示すようなサムネイル履歴表示制御部14によるサムネイル画像の一覧表示とが、択一的に行われるようになっているが、このような構成に限らず、絵文字履歴表示制御部15により表示される絵文字とサムネイル履歴表示制御部14により表示されるサムネイル画像とが、メイン表示部101における同一の表示領域内に同時に一覧表示されるようになっていてもよい。
この場合、ユーザがユーザ画像を絵文字と同様の感覚で取り扱うことができるので、さらに使い勝手がよい。特に、サムネイル画像履歴表示制御部14により表示されるサムネイル画像と、絵文字履歴表示制御部15により表示される絵文字とを、ほぼ同じサイズで表示すれば、これらの表示をユーザにとってさらに見やすくすることができる。
図10は、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データが消去されたときの制御部10による処理の一例を示したフローチャートである。ユーザは、操作部201を操作することにより、ユーザ画像記憶部41に記憶されている所望のユーザ画像データを選択し、そのユーザ画像データを消去させることができる。ユーザ画像記憶部41に記憶されているいずれかのユーザ画像データが消去された場合には(ステップS301でYes)、データ消去制御部17により、そのユーザ画像データに対応するサムネイル画像データがサムネイル画像記憶部32から消去されるとともに(ステップS302)、そのサムネイル画像データに対応する履歴情報がユーザ画像選択履歴記憶部331から消去される(ステップS303)。
このように、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データが消去されたときに、そのユーザ画像データに対応するサムネイル画像データ及び履歴情報も消去させることにより、ユーザ画像記憶部41に記憶されていないユーザ画像データに対応するサムネイル画像がサムネイル履歴表示制御部14により表示されるのを防止できる。
実施の形態2.
実施の形態1では、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データが消去されたときに、データ消去制御部17が、そのユーザ画像データに対応するサムネイル画像データ及び履歴情報を消去させるような構成について説明した。これに対して、実施の形態2では、メモリ検出センサ50からの検出信号に基づいて、データ消去制御部17がサムネイル画像データ及び履歴情報を消去させるような構成となっている。
図11は、本発明の実施の形態2による携帯電話機1の制御部10の一構成例を示した機能ブロック図である。また、図12は、メモリ検出センサ50からの検出信号に基づいて制御部10が行う処理の一例を示したフローチャートである。図11に示すように、実施の形態2では、メモリ検出センサ50からの検出信号がデータ消去制御部17に入力されるようになっている点以外は、図3に示した実施の形態1の場合と同様であるので、同様の構成については図に同一符号を付して説明を省略することとする。
外部メモリ40が携帯電話機1から取り外されることにより、外部メモリ40が装着されていない状態をメモリ検出センサ50が検出した場合には(ステップS401でYes)、データ消去制御部17により、サムネイル画像記憶部32に記憶されている全てのサムネイル画像データが消去されるとともに(ステップS402)、そのサムネイル画像データに対応する履歴情報がユーザ画像選択履歴記憶部331から消去される(ステップS403)。
本実施の形態では、ユーザ画像記憶部41を構成している外部メモリ40が携帯電話機1から取り外されたときに、サムネイル画像データ及び履歴情報を消去させることができる。したがって、外部メモリ40が携帯電話機1に装着されておらず、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データを読み出すことができないときに、ユーザ画像データに対応するサムネイル画像がサムネイル履歴表示制御部14により表示されるのを防止できる。
実施の形態3.
実施の形態2では、メモリ検出センサ50からの検出信号に基づいて、データ消去制御部17がサムネイル画像データ及び履歴情報を消去させるような構成について説明した。これに対して、実施の形態3では、メモリ検出センサ50からの検出信号に基づいて、サムネイル履歴表示制御部14による表示が制限されるような構成となっている。
図13は、本発明の実施の形態3による携帯電話機1の制御部10の一構成例を示した機能ブロック図である。また、図14は、メモリ検出センサ50からの検出信号に基づいて制御部10が行う処理の一例を示したフローチャートである。図13に示すように、実施の形態3の携帯電話機1には、実施の形態1及び2のようなデータ消去制御部17は備えられておらず、内部メモリ30に割り当てられたサムネイル表示フラグ記憶部34と、このサムネイル表示フラグ記憶部34に記憶させるフラグを制御するフラグ制御部18とが備えられている。これらの点以外は、図3に示した実施の形態1の場合と同様であるので、同様の構成については図に同一符号を付して説明を省略することとする。
外部メモリ40が携帯電話機1から取り外されることにより、外部メモリ40が装着されていない状態をメモリ検出センサ50が検出した場合には(ステップS501でYes)、フラグ制御部18が、サムネイル履歴表示制御部14による表示を行わない旨のフラグをサムネイル表示フラグ記憶部34に記憶させることにより、フラグがオフされる(ステップS502)。
一方、外部メモリ40が携帯電話機1に取り付けられることにより、外部メモリ40が装着されている状態をメモリ検出センサ50が検出した場合には(ステップS501でNo)、フラグ制御部18が、サムネイル履歴表示制御部14による表示を行う旨のフラグをサムネイル表示フラグ記憶部34に記憶させることにより、フラグがオンされる(ステップS503)。
本実施の形態では、ユーザ画像記憶部41を構成している外部メモリ40が携帯電話機1に装着され、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データを読み出すことができるときには、ユーザ画像データに対応するサムネイル画像をサムネイル履歴表示制御部14により表示させることができる。一方、外部メモリ40が携帯電話機1に装着されておらず、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データを読み出すことができないときには、ユーザ画像データに対応するサムネイル画像がサムネイル履歴表示制御部14により表示されるのを防止できる。
実施の形態4.
実施の形態1では、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データが消去されたときに、データ消去制御部17が、そのユーザ画像データに対応するサムネイル画像データ及び履歴情報を消去させるような構成について説明した。これに対して、実施の形態4では、サムネイル履歴表示制御部14により一覧表示されるサムネイル画像の中からユーザがいずれかのサムネイル画像を選択したときに、そのサムネイル画像に対応するユーザ画像データがユーザ画像記憶部41に記憶されていなければ、そのサムネイル画像データ及び対応する履歴情報が消去されるような構成となっている。
図15は、本発明の実施の形態4による携帯電話機1の制御部10がサムネイル画像選択時に行う処理の一例を示したフローチャートである。電子メールの本文作成時に、サムネイル履歴表示制御部14により一覧表示されるサムネイル画像の中からユーザがいずれかのサムネイル画像を選択したとき、そのサムネイル画像に対応するユーザ画像データがユーザ画像記憶部41に記憶されている場合には(ステップS601でYes)、そのユーザ画像データが読み出され(ステップS602)、本文編集画面のメール本文表示領域61にユーザ画像が表示される(ステップS603)。このとき、ユーザ画像選択履歴記憶部331に記憶されている当該ユーザ画像データの履歴情報に対応付けて、既に記憶されている他のユーザ画像データの履歴情報に対して最上位の優先順位が記憶されることにより、履歴情報が更新される(ステップS604)。
一方、ユーザが選択したサムネイル画像に対応するユーザ画像データがユーザ画像記憶部41に記憶されていない場合には(ステップS601でNo)、そのサムネイル画像データがサムネイル画像記憶部32から消去されるとともに(ステップS605)、当該サムネイル画像データに対応する履歴情報がユーザ画像選択履歴記憶部331から消去される(ステップS606)。これにより、ユーザ画像記憶部41に記憶されているユーザ画像データを既にユーザが消去させている場合や、ユーザ画像記憶部41を構成している外部メモリ40が携帯電話機1から取り外されている場合などに、ユーザが選択したサムネイル画像データ及び対応する履歴情報を自動的に消去させることができるので、利便性が向上する。
実施の形態5.
実施の形態1では、サムネイル履歴表示制御部14及び絵文字履歴表示制御部15により、既に選択されているサムネイル画像又は絵文字を一覧表示させるような構成について説明した。これに対して、実施の形態5では、文字、絵文字及びサムネイル画像にそれぞれ読み仮名を対応付けて記憶し、ユーザによる仮名入力操作に基づいて、その読み仮名に対応する文字、絵文字及びサムネイル画像を変換候補として一覧表示することができるようになっている。
図16は、本発明の実施の形態5による携帯電話機1の制御部10の一構成例を示した機能ブロック図である。本実施の形態では、実施の形態1の場合と同様に、内部メモリ30に文字コード記憶部31及びサムネイル画像記憶部32が割り当てられ、外部メモリ40にユーザ画像記憶部41が割り当てられている。ただし、実施の形態1の場合とは異なり、文字コード記憶部31には、文字及び絵文字の各文字コードに対応付けて読み仮名を記憶することができ、サムネイル画像記憶部32には、各サムネイル画像データに対応付けて読み仮名を記憶することができるようになっている。これらの読み仮名は、ユーザが操作部201を操作することにより文字、絵文字又はサムネイル画像を指定した後、仮名入力操作を行うことにより、文字コード記憶部31又はサムネイル画像記憶部32に記憶させることができる。
制御部10は、実施の形態1の場合と同様に、選択部11、文章データ生成部12及びサムネイル画像生成部13として機能する他、変換候補表示制御部19としても機能するようになっている。変換候補表示制御部19は、ユーザが操作部201を操作することにより仮名入力を行った後、その仮名を変換するための操作が行われた場合に、その読み仮名に対応する文字コード及びサムネイル画像データを文字コード記憶部31及びサムネイル画像記憶部32から読み出して、文字、絵文字及びサムネイル画像をメイン表示部101に一覧表示させる。選択部11、文章データ生成部12及びサムネイル画像生成部13が行う処理は、実施の形態1の場合と同様であるので、ここでは説明を省略することとする。
図17は、電子メールの本文を作成する際のメイン表示部101の表示例を示した図である。図17(a)に示す例では、テキストメール作成モードが選択されており、モード表示領域62には「HTML」という文字が表示されていない。図17(a)に示すように、本文編集画面でユーザが操作部201を操作することにより「かお」という読み仮名を入力した後、その仮名を変換するための操作が行われた場合には、入力された読み仮名に対応付けて文字コード記憶部31又はサムネイル画像記憶部32に記憶されている文字コード又はサムネイル画像データが読み出され、図17(b)に示すように、同一の表示領域内に文字、絵文字又はユーザ画像が一覧表示される。
図17(b)の例は、サムネイル画像記憶部32に「かお」という読み仮名に対応付けてサムネイル画像データが記憶されている場合を示しており、当該読み仮名に対応付けて文字コード記憶部31に記憶されている「顔」や「顔なじみ」などの文字に加えて、サムネイル画像がメイン表示部101に一覧表示されている。変換候補表示制御部19がメイン表示部101に一覧表示させる文字、絵文字及びサムネイル画像は、それぞれ縦幅又は横幅が一致している。
このように、テキストメール作成モードにおいて、変換候補表示制御部19がメイン表示部101に変換候補としてサムネイル画像を一覧表示させた場合には、自動的にHTMLメール作成モードに切り替わり、図17(b)に示すように、HTMLメール作成モードである旨を表す「HTML」という文字がモード表示領域62に表示される。
図17(b)に示した状態でユーザが操作部201を操作し、変換候補表示制御部19によりメイン表示部101に一覧表示されている文字、絵文字又はサムネイル画像の中から、文字又は絵文字が指定された場合には、選択部11が、その指定された文字又は絵文字に対応する文字コードを文字コード記憶部31から選択することにより、文字又は絵文字が本文編集画面のメール本文表示領域61に表示される。
一方、一覧表示の中からサムネイル画像が指定された場合には、選択部11が、その指定されたサムネイル画像に対応するユーザ画像データをユーザ画像記憶部41から選択することにより、図17(c)に示すように、ユーザ画像が本文編集画面のメール本文表示領域61に表示される。
本実施の形態では、ユーザが仮名入力操作を行うことにより、その読み仮名に対応する文字、絵文字及びサムネイル画像を一覧表示させることができる。ユーザは、一覧表示の中から任意の文字、絵文字又はサムネイル画像を選択することにより、複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データを生成することができる。特に、変換候補表示制御部19により表示される文字、絵文字及びサムネイル画像が、ほぼ同じサイズで表示されるので、これらの表示がユーザにとって見やすく、より使い勝手がよい。
以上の実施の形態では、本発明の一実施形態として、文章データの一例である電子メールの本文を作成する場合について説明したが、このような構成に限らず、本発明は、電子メールの本文以外の文章データ、例えばメモとしてメモリに記憶しておくための文章データを作成する場合などにも適用可能である。
ユーザ画像記憶部41に記憶されるユーザ画像データは、連続する複数の画像データからなる動画データであってもよい。この場合、複数の画像データのうち最初の画像データに基づいてサムネイル画像生成部13がサムネイル画像データを生成し、そのサムネイル画像データがサムネイル画像記憶部32に記憶されるようになっていてもよい。
文字コード記憶部31に記憶されている文字コードに基づいてメイン表示部101に表示させる文字のサイズは、1種類だけでなく、複数種類のサイズの中からユーザが選択できるようになっていてもよい。この場合、サムネイル履歴表示制御部14により表示されるサムネイル画像及び絵文字履歴表示制御部15により表示される絵文字は、ユーザにより選択されているサイズの文字と縦幅又は横幅が一致するようになっていてもよい。
また、サムネイル履歴表示制御部14により表示されるサムネイル画像及び絵文字履歴表示制御部15により表示される絵文字は、履歴情報に基づいて使用された順序で一覧表示されるような構成に限らず、使用頻度の多い順に一覧表示されるような構成であってもよい。
サムネイル画像記憶部32及びユーザ画像選択履歴記憶部331は、内部メモリ30に割り当てられるような構成に限らず、ユーザ画像記憶部41とともに外部メモリ40に割り当てられていてもよい。
以上の実施の形態では、折り畳み式の携帯電話機1を例にとって説明したが、本発明は、折り畳み式の携帯電話機に限らず、操作筐体に対して表示筐体がスライド可能に取り付けられた携帯電話機や、1つの筐体に表示部及び操作部が形成された携帯電話機などにも適用可能である。
本発明の実施の形態1による携帯電話機の一例を示した外観図であり、(a)は筐体を展開した状態、(b)は筐体を閉じた状態を示している。 携帯電話機の電気的構成の一例を示したブロック図である。 制御部の一構成例を示した機能ブロック図である。 電子メールの本文を作成する際のメイン表示部の表示例を示した図である。 メール本文の作成時にユーザ画像データが選択されたときの制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 メール本文の作成時に文字コードが選択されたときの制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 電子メールの本文を作成する際のメイン表示部の他の表示例を示した図である。 メール本文の作成時にサムネイル履歴表示制御部が指定されたときの制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 メール本文の作成時に絵文字履歴表示制御部が指定されたときの制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 ユーザ画像記憶部に記憶されているユーザ画像データが消去されたときの制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態2による携帯電話機の制御部の一構成例を示した機能ブロック図である。 メモリ検出センサからの検出信号に基づいて制御部が行う処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態3による携帯電話機の制御部の一構成例を示した機能ブロック図である。 メモリ検出センサからの検出信号に基づいて制御部が行う処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態4による携帯電話機の制御部がサムネイル画像選択時に行う処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態5による携帯電話機の制御部の一構成例を示した機能ブロック図である。 電子メールの本文を作成する際のメイン表示部の表示例を示した図である。
符号の説明
1 携帯電話機
10 制御部
11 選択部
12 文章データ生成部
13 サムネイル画像生成部
14 サムネイル履歴表示制御部
15 絵文字履歴表示制御部
16 表示指定部
17 データ消去制御部
18 フラグ制御部
19 変換候補表示制御部
30 内部メモリ
31 文字コード記憶部
32 サムネイル画像記憶部
33 選択履歴記憶部
34 サムネイル表示フラグ記憶部
40 外部メモリ
41 ユーザ画像記憶部
50 メモリ検出センサ
101 メイン表示部
201 操作部

Claims (9)

  1. 複数種類の文字にそれぞれ対応付けられた文字コードを記憶している文字記憶手段と、
    ユーザが任意のユーザ画像データを記憶させることができるユーザ画像記憶手段と、
    上記ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データに基づいて、一定サイズ又はそれ以下のサムネイル画像データを生成するサムネイル画像生成手段と、
    上記サムネイル画像生成手段により生成されたサムネイル画像データを記憶するサムネイル画像記憶手段と、
    ユーザ操作に基づいて、上記文字記憶手段に記憶されている文字コード又は上記ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データを選択する選択手段と、
    上記選択手段により選択された複数の文字コード及びユーザ画像データからなる文章データを生成する文章データ生成手段と、
    上記選択手段により選択されたユーザ画像データの履歴情報を記憶するユーザ画像選択履歴記憶手段と、
    上記ユーザ画像選択履歴記憶手段に記憶されている履歴情報に対応するサムネイル画像データを上記サムネイル画像記憶手段から読み出して、サムネイル画像を一覧表示させるサムネイル履歴表示手段とを備え、
    上記選択手段は、上記サムネイル履歴表示手段により一覧表示されているサムネイル画像の中から、ユーザ操作により指定されたサムネイル画像に対応するユーザ画像データを上記ユーザ画像記憶手段から選択することを特徴とする携帯電話機。
  2. 複数種類の絵文字として予め定められている画像にそれぞれ対応付けられ、上記選択手段により選択可能な文字コードを記憶している絵文字記憶手段と、
    上記選択手段により選択された絵文字に対応する文字コードの履歴情報を記憶する絵文字選択履歴記憶手段と、
    上記絵文字選択履歴記憶手段に記憶されている履歴情報に対応する文字コードを上記絵文字記憶手段から読み出して、絵文字を一覧表示させる絵文字履歴表示手段と、
    ユーザの選択操作に基づいて、上記サムネイル履歴表示手段及び上記絵文字履歴表示手段のいずれかを指定して表示を行わせる表示指定手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 上記サムネイル履歴表示手段により一覧表示されるサムネイル画像は、上記文字記憶手段に記憶されている文字コードに基づいて表示される文字と縦幅又は横幅が一致することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  4. 複数種類の絵文字として予め定められている画像にそれぞれ対応付けられ、上記選択手段により選択可能な文字コードを記憶している絵文字記憶手段と、
    上記選択手段により選択された絵文字に対応する文字コードの履歴情報を記憶する絵文字選択履歴記憶手段と、
    上記絵文字選択履歴記憶手段に記憶されている履歴情報に対応する文字コードを上記絵文字記憶手段から読み出して絵文字を一覧表示させる絵文字履歴表示手段とを備え、
    上記絵文字履歴表示手段により一覧表示される絵文字は、上記文字記憶手段に記憶されている文字コードに基づいて表示される文字と縦幅又は横幅が一致し、
    上記サムネイル履歴表示手段及び上記絵文字履歴表示手段は、同一の表示領域内に同時に表示を行うことを特徴とする請求項3に記載の携帯電話機。
  5. ユーザ操作に基づいて上記ユーザ画像記憶手段に記憶されているユーザ画像データが消去された場合に、そのユーザ画像データに対応するサムネイル画像データを上記サムネイル画像記憶手段から消去させるとともに、そのサムネイル画像データに対応する履歴情報を上記ユーザ画像選択履歴記憶手段から消去させる第1消去手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  6. 表示画面が形成された本体と、
    上記ユーザ画像記憶手段を構成し、上記本体に対して着脱可能なメモリと、
    上記メモリの装着状態を検出するメモリ検出手段と、
    上記メモリが装着されていない状態を上記メモリ検出手段が検出した場合に、上記サムネイル画像記憶手段に記憶されているサムネイル画像データを消去させるとともに、そのサムネイル画像データに対応する履歴情報を上記ユーザ画像選択履歴記憶手段から消去させる第2消去手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  7. 表示画面が形成された本体と、
    上記ユーザ画像記憶手段を構成し、上記本体に対して着脱可能なメモリと、
    上記メモリの装着状態を検出するメモリ検出手段と、
    上記サムネイル履歴表示手段による表示を行うか否かを表すフラグを記憶しているサムネイル表示フラグ記憶手段と、
    上記メモリが装着されていない状態を上記メモリ検出手段が検出した場合に、上記サムネイル履歴表示手段による表示を行わない旨のフラグを上記サムネイル表示フラグ記憶手段に記憶させ、上記メモリが装着されている状態を上記メモリ検出手段が検出した場合に、上記サムネイル履歴表示手段による表示を行う旨のフラグを上記サムネイル表示フラグ記憶手段に記憶させるフラグ制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  8. 上記サムネイル履歴表示手段により一覧表示されているサムネイル画像の中から、ユーザ操作により指定されたサムネイル画像に対応するユーザ画像データが上記ユーザ画像記憶手段に記憶されていない場合に、そのサムネイル画像データを上記サムネイル画像記憶手段から消去させるとともに、当該サムネイル画像データに対応する履歴情報を上記ユーザ画像選択履歴記憶手段から消去させる第3消去手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  9. 上記文字記憶手段に記憶されている文字コード及び上記サムネイル画像記憶手段に記憶されているサムネイル画像データに対応付けて読み仮名を記憶する読み仮名記憶手段と、
    ユーザによる仮名入力操作に基づいて、その読み仮名に対応する文字コード及びサムネイル画像データを読み出して、文字及びサムネイル画像を一覧表示させる変換候補表示手段とを備え、
    上記変換候補表示手段がサムネイル画像データに基づいて表示するサムネイル画像は、文字コードに基づいて表示する文字と縦幅又は横幅が一致し、
    上記選択手段は、上記変換候補表示手段により一覧表示されている文字及びサムネイル画像の中から、ユーザ操作により指定されたサムネイル画像に対応するユーザ画像データを上記ユーザ画像記憶手段から選択することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
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