JP2005006214A - カメラ付き携帯用電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部メディアの記録内容を簡単に確認できるようにする。
【解決手段】タグ付きメディア23には、メディア本体23aに、メディアIDを記憶した無線タグ26が設けられている。このタグ付きメディア23を使用してデジタルカメラ10で撮影を行うと、デジタルカメラ10は、カメラ本体11内の内部メモリに、メディアIDに関連付けてサムネイル画像データを格納する。デジタルカメラ10の本体外面には、無線タグ26に無線によりアクセスしてメディアIDを読み取る読み取り窓27が設けられている。この読み取り窓27にタグ付きメディア23を近づけると、デジタルカメラ10にメディアIDが取り込まれる。デジタルカメラ10は、このメディアIDと関連付けて記録されたサムネイル画像をLCDパネル19に表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影画像をデジタルデータとして記録するカメラ機能を備えたカメラ付き携帯用電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラに代表されるように、撮影画像をデジタルデータとして記録するカメラ付き携帯用電子機器が知られている。デジタルカメラには、メモリーカードやマイクロドライブなどの外部記憶メディア(以下、外部メディア)を着脱自在に装填するスロットが設けられており、撮影された画像ファイルは、この外部メディアに記録される。外部メディア内の画像ファイルは、デジタルカメラの再生モードを使用して、カメラ本体に設けられたディスプレイに表示することができる(例えば、下記特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−247436号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
外部メディアはいったん記録したデータを消去することにより繰り返し使用することができるが、撮影機会が多いユーザーは、複数の外部メディアを所有している場合も多い。上述したとおり、外部メディアの記録内容は、デジタルカメラの再生モードを利用して確認することができるが、複数の外部メディアの記録内容を確認する場合には、外部メディアの挿抜を繰り返さなければならない。こうした作業は、外部メディアの数が多くなるほど煩わしいものとなる。
【0005】
本発明は、簡単に外部メディアの記録内容を確認することができるカメラ付き携帯用電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明のカメラ付き携帯用電子機器は、被写体を撮像して得られた撮像信号をデジタルな画像データに変換する撮像部と、前記画像データを記憶する外部記憶メディアが着脱自在に装填されるスロットと、前記外部記憶メディア内の画像データを再生表示するディスプレイとを備えたカメラ付き携帯用電子機器において、前記スロットに装填された前記外部記憶メディアに前記画像データを記録する際に、前記画像データを縮小した縮小画像データを生成し、前記外部記憶メディアに付与されたメディアIDと、前記縮小画像データとを関連付けて格納するための縮小画像格納用メモリと、前記外部記憶メディアを前記スロットに装填することなく、前記外部記憶メディアに接近させることで、前記メディアIDを読み取り可能なメディアID読み取り手段とを備えていることを特徴とする。
【0007】
前記メディアIDは、前記外部記憶メディアに設けられた無線タグに記憶されており、前記メディアID読み取り手段は、前記無線タグにアクセスして前記メディアIDを読み取る無線タグリーダであることが好ましい。
【0008】
前記メディアID読み取り手段によって前記外部記憶メディアからメディアIDが読み取られ、このメディアIDと関連付けて格納された縮小画像が、前記縮小画像格納用メモリから読み出されてディスプレイに表示される。これにより、スロットに外部記憶メディアを装填することなく、外部記憶メディアの記録内容を簡単に確認することができる。
【0009】
前記縮小画像格納用メモリ内に格納されたメディアIDを検索対象メディアIDとして指定する指定手段と、この指定手段によって指定された検索対象メディアIDと前記メディアID読み取り手段によって読み取られたメディアIDとを照合する照合手段と、この照合手段による照合結果を報知する報知手段とを備える。こうすれば、縮小画像格納用メモリ内の縮小画像に対応する本画像が記録された記録先メディアを簡単に検索することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に示すデジタルカメラ10は、カメラ本体11の前面に、撮影レンズが組み込まれたレンズ鏡胴12が設けられており、上面には、電源ボタン13及びレリーズボタン14が設けられている。また、カメラ本体11の背面には、ズームボタン16,4つのボタンが十字配列された汎用キー17,モード選択レバー18、LCD(Liquid Crystal Display)パネル19が設けられている。
【0011】
モード選択レバー18は、撮影を行う撮影モード,撮影画像をLCDパネル19に再生表示する再生モード,簡易確認モード,各種の設定を行うセットアップモードの各動作モードを切り替える。デジタルカメラ10には、無線タグと交信して無線タグ内の情報を読み取る無線タグリーダ(図3の符号51参照)が設けられている。簡易確認モードでは、この無線タグリーダ51が作動して、無線タグ付き外部メディア23(以下、タグ付きメディアという)からメディアIDを読み取ることで、前記タグ付きメディア23の記録内容を簡単に確認できるようにしている。LCDパネル19は、再生された画像や、各種の設定を行うセットアップ画面を表示するとともに、撮影モードにおいては、フレーミング用のスルー画を表示する電子ビューファインダとしても機能する。汎用キー17は、各種設定操作に使用される。
【0012】
カメラ本体11の側面には、無線タグ26が設けられていない通常の外部メディア(以下、ノーマルメディアという)22及びタグ付きメディア23を着脱自在に装填するスロット24が設けられている。撮影された画像ファイルは、ノーマルメディア22やタグ付きメディア23に記録される。ノーマルメディア22とタグ付きメディア23とは、同じメディア本体を有しており、タグ付きメディア23は、そのメディア本体23aにメディア識別情報(メディアID)を記憶した無線タグ26を設けたものである。この無線タグ26は、メディア本体23aの外面に貼付してもよいし、メディア本体23a内に埋め込んでもよい。
【0013】
メディアIDは、予め製造時にメディア本体に記録されており、各外部メディアが有する固有のIDである。このメディアIDには、ノーマルメディア22かタグ付きメディア23かを識別するためのメディア種類識別情報(以下、種類情報という)も含まれている。タグ付きメディア23には、メディアIDが、メディア本体23aとは別に、無線タグ26にも書き込まれる。デジタルカメラ10は、この種類情報を読み取ることで、デジタルカメラ10が、スロット24に装填された外部メディアの種類を識別する。
【0014】
無線タグ26は、周知のように、電磁波を媒体にして交信可能な小型の非接触型ICメモリであり、図2(A)に示すように、情報を記憶するICメモリチップ26aと、このICメモリチップ26aに外部から無線によりアクセスできるように電磁波を送受信するアンテナ部26とから構成される。無線タグは、無線により各種の認証を行うRFID(Radio Frequency Identification)システムの構成要素として広く普及しつつあり、RFIDタグや電子荷札などとも呼ばれる。無線タグのサイズは、数mm四方程度の大きさで、厚みはコンマ数mm程度である。
【0015】
通信方式としては、マイクロ波型、電磁誘導型など各種の方式がある。無線タグの交信可能距離は、通信方式や電磁波の強弱によって異なるが、おおよそ数mm程度〜数十センチ程度の範囲である。ICメモリチップ26aとしては、記憶保持動作に給電が不要な不揮発性メモリが使用される。ICメモリチップ26aに書き込まれた情報を読み取る場合など、無線タグ26を動作させるための電力は、読み取り装置側から送信される電磁波をキャリアとして供給される。このため、無線タグ26には電源が不要である。
【0016】
タグ付きメディア23をスロット24に装填して、撮影を実行した場合には、デジタルカメラ10は、本画像のデータをメディア本体23a内に記録するとともに、その本画像を縮小処理して生成された縮小画像(サムネイル画像)のデータを、カメラ本体11内に設けられたサムネイル格納用メモリ(図3の符号48参照)に記録する。サムネイル画像のデータは、スロット24に装填されたタグ付きメディア23のメディアIDに関連付けて記録される。
【0017】
なお、JPEGやTIFFなどの画像ファイルの形式によっては、本画像データとともにサムネイル画像データを格納する場合もある。そのような場合には、サムネイル画像データは、サムネイル格納用メモリ48とは別に、メディア本体23aにも記録される。
【0018】
スロット24の上方には、前記無線タグリーダ51の読み取り窓27が設けられている。読み取り窓27の奥には、無線タグ26と通信するためのアンテナが配置されている。簡易確認モードでは、無線タグリーダ51が起動し、アンテナから交信用の電磁波が送出される。これにより、読み取り窓27に無線タグ26を近づけると、前記電磁波を介して無線タグ26内のメディアIDが読み取られる。そして、サムネイル格納用メモリ48内に格納され、読み取られたメディアIDと関連付けて記録されたサムネイル画像TP1〜TP6が、LCDパネル19に一覧表示される。これにより、ユーザーは、タグ付きメディア23をスロット24に装填することなく、その記録内容を簡易的に確認することができる。
【0019】
図2(B)は、デジタルカメラ10の電気構成の概略を示す。撮像部36は、レンズ鏡胴12,CCDイメージセンサ,アナログ信号処理回路,A/Dコンバータなどからなり、CCDイメージセンサが取り込んだ撮像信号をデジタルな画像データに変換して画像処理部37に出力する。画像処理部37は、この画像データに対して、ガンマ補正,ホワイトバランス補正などの画質補正処理,JPEGなどの所定のファイル形式に画像データを変換する変換処理,この画像データに縮小処理を施してサムネイル画像を生成する縮小処理など、各種の画像処理を行う。サムネイル画像は、1枚当たりのデータサイズが、例えば、20KB〜30KB程度に圧縮される。
【0020】
ROM43には、CPU41が実行する動作プログラムが記憶されている。CPU41は、操作部44(レリーズボタン,モード選択レバー,汎用キーなど)からの操作信号に基づいて、動作プログラムに記述された処理ステップを実行することにより、カメラ本体各部を制御する。RAM42は、CPU41が動作プログラムを実行するための作業用メモリである。
【0021】
第1R/W回路46は、画像処理が施された本画像データを、ノーマルメディア22及びタグ付きメディア23に書き込むとともに、それぞれのメディア本体から、本画像データ及びメディアIDを読み出す。第2R/W回路47は、サムネイル格納用メモリ48へのデータの書き込みと読み出しとを行う。サムネイル格納用メモリ48は、スロット24にタグ付きメディア23が装填されている場合に、画像処理部37によって生成されたサムネイル画像が格納される内部メモリである。このサムネイル格納用メモリ48には、不揮発性メモリが使用され、該メモリ48内のサムネイル画像は、電源がオフされても保持される。
【0022】
図4(A)に示すように、サムネイル格納用メモリ48には、画像フォルダが設けられており、各サムネイル画像TP1〜TPxが格納される。これら各サムネイル画像TP1〜TPxは、撮影時にスロット24に装填されているタグ付きメディア23のメディアIDと関連付けて記録される。メディアIDとの関連付けは、サムネイル管理ファイル49によって行われる。図4(B)に示すように、サムネイル管理ファイル49には、メディアIDと各サムネイル画像TP1〜TPxとの対応関係を示すデータが格納される。図の例では、サムネイル画像TP1〜TP6のファイル名が、メディアID=「0001」に関連付けられており、サムネイル画像TP26〜TP30のファイル名が、メディアID=「0002」に関連付けられている。
【0023】
撮影モードでは、スロット24に装填されたタグ付きメディア23のメディアIDと、サムネイル管理ファイル内のメディアIDとの照合が行われる。この照合により、すでにサムネイル管理ファイル49内に該当するメディアIDが存在する場合には、そのメディアIDに関連づけてサムネイル画像が追加され、他方、存在しない場合には、新たにメディアIDが記録され、そのメディアIDに関連付けてサムネイル画像が追加される。
【0024】
なお、本例では、メディアIDとサムネイル画像データとの関連付けを、サムネイル管理ファイル49を用いて行っているが、関連付けの方法には、これ以外にも、例えば、サムネイル管理ファイルを用いずに、各サムネイル画像データ内にメディアIDを格納して関連付けをする方法など各種の方法があり、いずれの方法を用いてもよい。
【0025】
無線タグリーダ51は、RF回路52とアンテナ部53とから構成され、スロット24外にあるタグ付きメディア23の無線タグ26からメディアIDを読み取る。アンテナ部53は、無線タグ26との間で交信用の電磁波を送受信する。RF回路52は、アンテナ部53の電磁波の送受信を制御する。無線タグリーダ51が読み取ったメディアIDは、RAM42に一時的に記憶される。簡易確認モードでは、CPU41は、読み取ったメディアIDと、サムネイル管理ファイル49内のメディアIDとを照合して、読み取ったメディアIDと一致するメディアIDがサムネイル管理ファイル49内に有る場合には、そのメディアIDと関連するサムネイル画像を、第2R/W回路47を介してサムネイル格納用メモリ48から読み出し、LCDパネル19に表示する。
【0026】
なお、デジタルカメラ10が撮影時に使用したタグ付きメディア23が、別のデジタルカメラで使用される場合も考えられる。そのような場合には、デジタルカメラ10のサムネイル格納用メモリ内のデータと、タグ付きメディア内のデータとの間に不整合が生じるおそれもある。例えば、デジタルカメラ10によってタグ付きメディア23に1枚の画像データが記録された後、当該タグ付きメディア23が別のデジタルカメラの撮影で使用されると、デジタルカメラ10内のサムネイル格納用メモリ内のデータと、タグ付きメディアの記録内容とが一致しなくなる。そのような場合には、次回、デジタルカメラ10にタグ付きメディアが装填された時に、デジタルカメラ10がタグ付きメディア内の記録内容とサムネイル格納用メモリ内のデータとを照合して、サムネイル格納用メモリ内のデータを更新するようにするとよい。
【0027】
以下、上記構成による作用について、図5及び図6のフローチャートを参照しながら説明する。デジタルカメラ10で撮影を行う場合には、ノーマルメディア22又はタグ付きメディア23をスロット24に装填して、モード選択レバー18を撮影モードにセットする。フレーミング後、レリーズボタン14を押下すると、撮影処理が実行されて、本画像データがノーマルメディア22又はタグ付きメディア23に書き込まれる。
【0028】
CPU41は、第1R/W回路46を通じてメディア本体からメディアIDを読み取り、そのメディアIDに含まれる種類情報を基に、スロット24内の外部メディアがノーマルメディア22かタグ付きメディア23かを判断する。タグ付きメディア23の場合には、本画像データのサムネイル画像を生成し、生成されたサムネイル画像データとメディアIDを関連付けてサムネイル格納用メモリ48に書き込む。このとき、サムネイル管理ファイル49に当該メディアIDがすでに存在する場合には、そのメディアIDに関連付けて、サムネイル画像が追加される。他方、サムネイル管理ファイル49に当該メディアIDが存在しない場合には、当該メディアIDを新たに追加して、その追加されたメディアIDと関連付けてサムネイル画像が追加される。これにより、1回の撮影処理が終了する。
【0029】
スロット24内の外部メディアがノーマルメディア22である場合には、サムネイル格納用メモリ48へのサムネイル画像の書き込みや、サムネイル管理ファイル49の更新は行われずに、1回の撮影処理が終了する。次の撮影を行う場合には、上記手順が繰り返される。動作モードを再生モードに切り替えると、スロット24内の外部メディアから撮影した画像データが読み出されてLCDパネル19に再生表示される。
【0030】
デジタルカメラ10とタグ付きメディア23とを使用して撮影を行った場合には、簡易確認モードを使用して、タグ付きメディア23をスロット24に装填することなく、その記録内容を確認することができる。モード選択レバー18により簡易確認モードが選択されると、無線タグリーダ51が起動して、アンテナ部53から無線タグ26との交信用電波が送出される。この状態で、読み取り窓27にタグ付きメディア23を近づけると、無線タグリーダ51が該メディア23の無線タグ26からメディアIDを読み取る。
【0031】
CPU41は、第2R/W回路47を介してサムネイル格納用メモリ48からサムネイル管理ファイル49を読み出して、サムネイル管理ファイル49内に読み取ったメディアIDが有るかどうかを調べる。当該メディアIDが有る場合には、そのメディアIDに関連付けて格納されたサムネイル画像データを、サムネイル格納用メモリ48から読み出して、それをLCDパネル19に表示する。別のタグ付きメディア23の記録内容を確認する場合には、そのタグ付きメディア23を読み取り窓27に近づける。すると、上記手順が実行されて、読み取ったメディアIDに対応するサムネイル画像がLCDパネル19に表示される。
【0032】
上記実施形態では、メディアの種類(通常の外部メディアかタグ付きメディアか)を、メディアIDに含まれる種類情報に基づいて判定するようにしているが、スロットにセットされた外部メディアに無線タグが設けられているか否かを調べることで、メディアの種類を判定するようにしてもよい。この場合には、スロットに装填された外部メディアの無線タグの有無を、無線タグリーダを使用して判断する。この無線タグリーダとしては、スロット外にあるタグ付きメディアからメディアIDを読み取る上述の無線タグリーダ(外部用リーダ)を使用してもよいし、スロット内のタグ付きメディアからメディアIDを読み取る専用の無線タグリーダ(内部用リーダ)を設けてもよい。外部用リーダを使用する場合には、スロット内のタグ付きメディアと交信できるように、交信範囲を広げる必要がある。
【0033】
また、上記実施形態では、メディアIDとして、外部メディアに製造時に付与されるメディアIDを使用した例で説明しているが、製造時に付与されるメディアIDの代わりに、例えば、デジタルカメラが、そのスロットに装填された外部メディアに対してメディアIDを付与するようにし、そのメディアIDを使用するようにしてもよい。この場合には、デジタルカメラは、それが付与したメディアIDをメディア本体に書き込むとともに、それと同じメディアIDをタグ付きメディアの無線タグに書き込む必要がある。このため、デジタルカメラ本体内には、無線タグライターを設ける必要がある。
【0034】
上記実施形態では、カメラ本体外にあるタグ付きメディアのメディアIDを読み取り、そのメディアIDに対応するサムネイル画像がサムネイル格納用メモリにある場合には、そのサムネイル画像をLCDパネルに表示して、タグ付きメディアの記録内容を簡易的に確認する例で説明している。この簡易確認機能以外にも、例えば、図7に示すように、サムネイル格納用メモリから読み出されてLCDパネル19に表示されたサムネイル画像TP1〜TPxの中から、所望のサムネイル画像を指定し、そのサムネイル画像の本画像データが、複数のタグ付きメディア23のどれに記録されているかを調べるという記録先メディアの簡易検索ができるようにしてもよい。
【0035】
この場合には、デジタルカメラ10に動作モードとして簡易検索モードを設ける。図8のフローチャートに示すように、まず、簡易検索モードが選択されると、デジタルカメラ10は、サムネイル格納用メモリ48内のサムネイル画像をLCDパネル19に表示する。
【0036】
ユーザーは、表示されたサムネイル画像の中から、例えば、サムネイル画像TP5を検索対象コマとして指定する。この指定操作は、汎用キー17を使用して、カーソル56を所望のコマに合わせることにより行われる。検索対象コマが確定されると、デジタルカメラ10は、検索対象コマのメディアIDを検索対象メディアIDとして設定し、無線タグリーダを起動する。ユーザーが、読み取り窓27に、複数のタグ付きメディア23を1枚ずつ接近させると、無線タグリーダ51によって無線タグ26内のメディアIDが読み取られる。
【0037】
CPU41は、読み取ったメディアIDと検索対象メディアIDとを照合して、図8に示すように、一致した場合には「一致しました」、一致しない場合には「一致しません」などといった照合結果をLCDパネル19に表示する。これにより、ユーザーに照合結果が報知されて、所望のサムネイル画像に対応する本画像データの記録先メディアの検索を簡単に行うことができる。なお、本例では、LCDパネル19に照合結果を表示するようにしているが、警告音等により照合結果を報知してもよい。
【0038】
また、上記実施形態では、いずれも、メディアIDを記憶した無線タグ付きメディアを使用して、無線タグからメディアIDを読み取ることで、簡易確認や簡易検索を行う例で説明しているが、外部メディアのメディアIDを非接触式に読み取る方法であれば、無線タグを用いなくてもよい。無線タグ以外の非接触読み取り方式としては、例えば、光学的に読み取り可能なバーコードが考えられる。この場合には、外部メディアの外面にバーコードでメディアIDを記録するとともに、カメラ本体には無線タグリーダの代わりにバーコードリーダが設けられる。
【0039】
また、上記実施形態では、デジタルカメラを例に説明したが、本発明はデジタルカメラに限らず、カメラ付き携帯電話やカメラ付きPDA(Personal Digital Assistant) など、デジタルカメラ以外のカメラ付き携帯用電子機器に適用することも可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のカメラ付き携帯用電子機器は、機器本体のスロットに装填された外部記憶メディアに画像データを記録する際に、その画像データを縮小した縮小画像データを生成し、前記外部記憶メディアに付与されたメディアIDと、前記縮小画像データとを関連付けて格納するための縮小画像格納用メモリと、前記外部記憶メディアを前記スロットに装填することなく、前記外部記憶メディアに接近させることで、前記メディアIDを読み取り可能なメディアID読み取り手段とを備えたから、外部記憶メディア内の記録内容の確認や、前記縮小画像用格納用メモリ内の縮小画像の本画像の記録先メディアの検索を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの外観図である。
【図2】タグ付きメディアの説明図である。
【図3】デジタルカメラの電気構成を示すブロック図である。
【図4】サムネイル格納用メモリとサムネイル管理ファイルのデータ構成を示す説明図である。
【図5】撮影手順を示すフローチャートである。
【図6】簡易確認手順を示すフローチャートである。
【図7】簡易検索動作を説明する説明図である。
【図8】簡易検索手順を示すフローチャートである。
【図9】照合結果の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
19 LCDパネル
23 タグ付きメディア
26 無線タグ
48 サムネイル格納用メモリ
49 サムネイル管理ファイル
51 無線タグリーダ

Claims (4)

  1. 被写体を撮像して得られた撮像信号をデジタルな画像データに変換する撮像部と、前記画像データを記憶する外部記憶メディアが着脱自在に装填されるスロットと、前記外部記憶メディア内の画像データを再生表示するディスプレイとを備えたカメラ付き携帯用電子機器において、
    前記スロットに装填された前記外部記憶メディアに前記画像データを記録する際に、前記画像データを縮小した縮小画像データを生成し、前記外部記憶メディアに付与されたメディアIDと、前記縮小画像データとを関連付けて格納するための縮小画像格納用メモリと、
    前記外部記憶メディアを前記スロットに装填することなく、前記外部記憶メディアに接近させることで、前記メディアIDを読み取り可能なメディアID読み取り手段とを備えていることを特徴とするカメラ付き携帯用電子機器。
  2. 前記メディアIDは、前記外部記憶メディアに設けられた無線タグに記憶されており、前記メディアID読み取り手段は、前記無線タグにアクセスして前記メディアIDを読み取る無線タグリーダであることを特徴とする請求項1記載のカメラ付き携帯用電子機器。
  3. 前記メディアID読み取り手段によって前記外部記憶メディアからメディアIDを読み取り、このメディアIDと関連付けて格納された縮小画像を、前記縮小画像格納用メモリから読み出してディスプレイに表示することを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ付き携帯用電子機器。
  4. 前記縮小画像格納用メモリ内に格納されたメディアIDを検索対象メディアIDとして指定する指定手段と、この指定手段によって指定された検索対象メディアIDと前記メディアID読み取り手段によって読み取られたメディアIDとを照合する照合手段と、この照合手段による照合結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のカメラ付き携帯用電子機器。
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