JP2008055740A - キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】確実な密閉力を維持されることは勿論、着脱が容易で携帯性が良好なキャップを提供する。
【解決手段】筆記具本体に取り付けられている筆記部を覆い、前記筆記具本体に着脱自在に取り付けられた有底のキャップ15であって、そのキャップの開口側の外周部に大径筒部18を設けると共に、その大径筒部からキャップの天面に向けて突部13を延設し、その突部をキャップの側面に放射状に設けると共に、その突部の幅の総和を隣り合う突部間に形成される溝部の幅の総和よりも狭くしたキャップ。
【選択図】図1

Description

本発明は、筆記具本体に取り付けられている筆記部を覆い、前記筆記具本体に着脱自在に取り付けられた有底のキャップに関する。
近年、油性マーキングペンにおいて、キャップを軸本体内に配置すると共に、ペン先の没入動作に連動させて前記キャップを開閉する、所謂、キャップレスと称される製品が種々開発されているが、今だ、軸本体に対してキャップを着脱自在となした製品が主流である。例えば、油性のマーキングペンのインキは、水性マーキングペンより揮発性の高い溶剤を使っている。その為、前記キャップレス製品では長期に渡ってペン先を乾燥させないことが非常に困難であり、ややもすると、使用者の手に渡る前に乾燥してしまい、筆記の際の掠れの原因ともなってしまっていた。ちなみに、キャップを着脱自在になした製品も強固なペン先乾燥防止構造が必要であり、一般的には、キャップの軸本体に対する嵌合力を強いものとしていた。その結果、キャップを軸本体から引き抜く力も大きな力が必要となってしまっていた。
そこで、軽い力でキャップを引き抜く発明がなされた。例えば、特開2001−301381に記載されている発明である。軸筒の外周面に二等辺三角形状の山形部を形成すると共に、キャップの内面にその山形部と係脱する二等辺三角形以上の谷部を形成したものである。つまり、キャップと軸筒を相対的に回転させることによって、前記山形部が谷部を乗り越え、この作用によってキャップが軸筒から引き抜けれるものとなっている。しかし、上記の構造は複雑であり、それ故に、その製品を成形するための金型が高価なものとなってしまうばかりでなく、正確な寸法精度まで管理する必要があった。
特開2001−301381号公報。 実開昭61−81986号。
ここで、人間の指は、物を挟む時に、2本、3本、4本、5本と指を選択することができるが、摘み、回しながら引き抜く動作には親指、人差し指、中指という3本の指を使うことが多く、最も力が入る摘み方でもある。両手を使い対象物を左右から均等に摘むこともあるが、片手の親指を含む2本の指では、摘む対象物に対して中心方向の力が均等にかからず力が入らない。また、4本以上の指を使って摘むこともあるが、不自然な摘み方となり、これまた力は入らない。
そこで、キャップの先端部に凹部と凸部を放射状の3箇所に形成することが考えられ、また、それら凹部と凸部をキャップの長手方向の全域に渡って形成することも考えられる。最も力の入る3本の指で摘むことができ、また、円周方向に回転させながら引き抜くことにより、より強固な嵌合力(密閉力)を有するキャップをも容易に外すことができるようになる。
しかし、内部形状を放射状3箇所の凹部と凸部からなる形状にすると、キャップ同様軸も放射状3箇所の凹部と凸部からなる形状にするなどのデザイン的制約を受けたり、嵌合などの機能的形状をより複雑にしてしまい、前記確実な密閉性能を維持することも困難になってしまう。
また、内部を円形にすることも考えられるが、凹部と凸部の肉厚差が顕著となり、引け(凹み)などの成形性上の問題が発生してしまう。また、筆記具の軸本体部の嵌合部は、軸本体部の外径よりもやや小径に形成することが一般的である。しかし、前記嵌合部を小径にし過ぎると、嵌合が不安定になるばかりでなく、密閉作用が失われる危険性があり、また、軸本体のデザイン的制約も発生してしまう。油性マーキングペンは、ボールペンなどに比し軸径が太い。その太い軸径にやや小径なキャップの嵌合部を設け、前記形状の内径のキャップ構造を採ると、必然的にキャップの外径が大きなものとなってしまっていた。その結果、太い軸径に対し、更に大径のキャップとなってしまい、持ち運びや収納が不便なものとなってしまっていた。
本発明は、筆記具本体に取り付けられている筆記部を覆い、前記筆記具本体に着脱自在に取り付けられた有底のキャップであって、そのキャップの開口側の外周部に大径筒部を設けると共に、その大径筒部からキャップの天面に向けて突部を延設し、その突部をキャップの側面に放射状に設けると共に、その突部の幅の総和を隣り合う突部間に形成される溝部の幅の総和よりも狭くしたことを要旨とする。
本発明は、筆記具本体に取り付けられている筆記部を覆い、前記筆記具本体に着脱自在に取り付けられた有底のキャップであって、そのキャップの開口側の外周部に大径筒部を設けると共に、その大径筒部からキャップの天面に向けて突部を延設し、その突部をキャップの側面に放射状に設けると共に、その突部の幅の総和を隣り合う突部間に形成される溝部の幅の総和よりも狭くしたので、確実な密閉力を維持されることは勿論、着脱が容易で携帯性が良好なキャップを提供することができる。
本発明を油性マーキングペンに適応させた例を示し説明する。アルミやステンレス材からなる金属製のインキ収容管1の内部には、インキが含浸されたインキ吸蔵体2が配置されているが、前記インキ収容管1をポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンなどの樹脂材質で成形してもよい。そのインキ収容管1の前方(以下、図中、上方を前方と言う。)には、前軸3が装着されているが、その前軸3はインキ収容管1の前方中間部と前端部をプレス加工(中間カシメ部4、前端折り曲げ部5)することによって装着されている。その前軸3には、繊維束からなるペン先6が挿着されているが、そのペン先6は前軸3の内面の前後の方向に向かって形成された複数のリブ7によって保持されている。その隣合うリブ7間が、消費したインキと同量の空気が前記インキ収容管1に入り込む、空気通路となっている。尚、前記ペン先6の前方部が前軸3の先端開口部8から突出していることは勿論であるが、ペン先6の後方部は前記インキ吸蔵体2の前方部に差し込まれている。
前記前軸3の後方部は、インキ収容管1との装着部9となっており、また、その装着部9における外径はインキ収容管1の外径とほぼ同径をなしている。そして、その装着部9の前方には、縮径部10が形成されており、次いで前方に向かい先細りとなる先部11が連続して形成されている。また、その先部11の後方には、後述するキャップを着脱自在となす円周状の嵌合リブ12が形成されており、その嵌合リブ12の前方には、キャップの内部を密閉する突部13が円周状に形成されている。尚、前記装着部9の内側には、中空部14が形成されている。前軸3を射出成形などの手段によって成形した際における、装着部9の厚さによる外周部の凹部(一般的には、「引け」と称されている。)の発生を防止しているのである。
次に、本発明のキャップについて説明する。前記前軸3の前方には、キャップ15が着脱自在に配置されている。そのキャップ15の内面には、前記前軸3の嵌合リブ12を乗り越え、キャップ15とインキ収容管1とを連結・嵌合させる嵌合突起16が等間隔な位置の4箇所に形成されており、その上方には前記前軸3の突部13と摺接する内面突部17が円周状に形成されている。
前記キャップ15の開口部側である後方外周部には、大径筒部18が形成されており、その大径筒18の外周面部は平面部となっている。また、大径筒部18とキャップ15は、大径筒部18の前端部において連結されているものの、後方部においては中空部20が形成されている。前記前軸3と同様に、キャップ15を射出成形などの手段によって成形した際における、大径筒部18の厚さによる外周部の凹部(一般的には、「引け」と称されている。)の発生を防止しているのである。また、その中空部20によって形成される内面筒部21の内面には、前記嵌合突起16、並びに、内面突部17が形成されている。即ち、密閉部を得る最も重要な部分に中空部20を形成することによって、前記嵌合突起16、並びに、内面突部17が正確に得られるのである。
また、前記キャップ15の側面であって、大径筒部18から天面側である前方部に向けては突部21が形成されているが、その突部21は等間隔な位置の3箇所に形成されているが、4箇所であっても良く、或いは、不等間隔な位置に形成しても良いが、等間隔な位置に形成するのが好ましい。また、その突部21の頂部を結ぶ仮想の外接円径は、大径部の仮想の外接円径よりも若干小径なものとなっているが、同径となしても良い。また、前記3個の突部21の幅の総和(3X)は、隣り合う突部21間によって形成される3個の溝部22の幅の総和(3Y)よりも狭くなっている。そして、溝部22の深さ(溝部22の底から大径部の縦リブ19の頂部までの長さ)が、前方に向かい徐々に深いものとなっているが、キャップ15の開口部側においては、その深さH1が前記縦リブ19の高さの3倍程度となっており、一方、天面部側においてはその深さH2が縦リブ19の高さの4倍程度となっている。即ち、溝部22の幅を広くすることにより、又、溝部22の高さを多く採ることにより、キャップ15を指で摘んだ際、その指の腹部が溝部22に十分に入り込み、これによって、縦リブ19への指の引っ掛かりが大きくなり、その結果、キャップ15をインキ収納管1に対して軽い力で容易に回転させることができ、もって、容易に引き抜くことができるようになる。
第2例を図6〜図8に示し説明する。前例と同様な構成に付いては、その説明を省略する。キャップ15の側面に形成されている突部21の長手方向の中心部分には、V字状の溝部23が形成されている。V字状の溝部23は、万が一、キャップ15を飲み込んでしまった場合における空気の流通路となっている。勿論、前記溝部22によっても空気の流通がなされるが、より多くの空気の流通が可能なものとなっている。また、その溝部22の長手方向の中心部分には、凸部24が形成されており、その凸部24の両側には凹部25が形成されている。指の腹がこれら凸部24と凹部24に食い込むことによって、キャップ15を回転させる際に発生する滑り作用が防止され、より容易にキャップ15をインキ収納管1から引き抜くことができるようになる。
また、キャップ15の大径筒部18の外周面には、前後の方向に向かって縦リブ19が放射状の位置に形成されている。その縦リブ19は、前記キャップ15の側面に形成されている突部21の位置においては同一な位置に形成されている。即ち、互いの溝部が連接されるように形成されており、これによって、空気の流通が妨げられない様になっているのである。
本発明の第1例を示す縦半断面図。 図1の要部拡大図。 キャップの縦半断面図。 図3の上面図。 図3の外観斜視図。 第2例を示す縦半断面図。 図6の上面図。 図6の底面図。
符号の説明
1 インキ収容管
2 インキ吸蔵体
3 前軸
4 中間カシメ部
5 前端折り曲げ部
6 ペン先
7 リブ
8 先端開口部
9 装着部
10 縮径部
11 先部
12 嵌合リブ
13 突部
14 中空部
15 キャップ
16 嵌合突起
17 内面突部
18 大径筒部
19 縦リブ
20 中空部
21 突部
22 溝部
23 溝部
24 凸部

Claims (3)

  1. 筆記具本体に取り付けられている筆記部を覆い、前記筆記具本体に着脱自在に取り付けられた有底のキャップであって、そのキャップの開口側の外周部に大径筒部を設けると共に、その大径筒部からキャップの天面に向けて突部を延設し、その突部をキャップの側面に放射状に設けると共に、その突部の幅の総和を隣り合う突部間に形成される溝部の幅の総和よりも狭くしたことを特徴とするキャップ。
  2. 前記突部の仮想の外接円径を大径筒部の仮想の外接円径と同径としたことを特徴とする請求項1記載のキャップ。
  3. 前記大径筒部が位置するキャップの内面に、前記筆記具本体との嵌合部を位置させたことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載のキャップ。
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