JP2008053426A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 n型窒化物半導体層上に形成した電極とn型窒化物半導体層との間の接触抵抗を低下させた、窒化物半導体層を有する半導体装置を提供し、高電圧、高周波で動作する高電子移動度電界効果トランジスタ等の半導体装置を提供する。
【解決手段】 n型窒化物半導体層と、前記n型窒化物半導体層に接する側から順に、第一の金属層と、第二の金属層とを備え、n型窒化物半導体層の不純物は1×1019cm−3以上であり、第二の金属層の仕事関数が4.2eV以下であるものとする。
【選択図】 図1
【解決手段】 n型窒化物半導体層と、前記n型窒化物半導体層に接する側から順に、第一の金属層と、第二の金属層とを備え、n型窒化物半導体層の不純物は1×1019cm−3以上であり、第二の金属層の仕事関数が4.2eV以下であるものとする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、窒化物半導体を用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタ(高電子移動度トランジスタ:HEMT)、窒化物半導体を用いた半導体レーザーダイオードなどの半導体装置に関するものであり、特にn型窒化物半導体層への接触抵抗の低い電極の形成に関する。
窒化物半導体を用いたHEMTを高出力、高周波で動作させるための重要な課題の一つは、ソース・ドレイン電極の接触抵抗を十分に低下させることである。接触抵抗が大きいと寄生抵抗が増大し、その結果トランスコンダクタンスが低くなり、出力電圧と動作周波数が低下するという問題が生ずる。したがって、窒化物半導体を用いたHEMTのソース・ドレイン電極においては、窒化物半導体層と電極との間の接触抵抗は低いほどよい。
n型窒化物半導体層と電極の接触抵抗を低下させるものとしては、Siをイオン注入により1×1018cm−3以上の濃度でドープしたn型GazAl1−zN(0≦z≦1)層上に、たとえばTiとAlとの積層膜、Ti、Al、Pt、Auの積層膜を電極として設けたものがある。接触抵抗は窒化物半導体層にドープするSiの量が多いほど低下することが示されており、n型窒化物半導体層と電極との接触抵抗値としては1×10−5Ωcm2程度のものが得られている(特許文献1参照)。
n型窒化物半導体層と電極の接触抵抗を低下させるものとしては、Siをイオン注入により1×1018cm−3以上の濃度でドープしたn型GazAl1−zN(0≦z≦1)層上に、たとえばTiとAlとの積層膜、Ti、Al、Pt、Auの積層膜を電極として設けたものがある。接触抵抗は窒化物半導体層にドープするSiの量が多いほど低下することが示されており、n型窒化物半導体層と電極との接触抵抗値としては1×10−5Ωcm2程度のものが得られている(特許文献1参照)。
窒化物半導体層と電極との間の接触抵抗は低いほどよく、窒化物半導体層にドープするSiの量が多いほど接触抵抗が低下するが、電極材料となる金属材料に関してはどのような材料にすれば接触抵抗を低下させることができるか系統だって説明されていなかった。
本発明は、このような課題認識に基づいてなされたもので、n型窒化物半導体層に形成する電極の接触抵抗値を決定する要因を主に金属の仕事関数との関係から明らかにすることにより接触抵抗の低い電極を形成する方法を提供し、この低抵抗電極を用いて高電圧、高周波で動作するHEMT等の半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、n型窒化物半導体層と、前記n型窒化物半導体層に接する側から順に、第一の金属層と、第二の金属層とを備え、前記n型窒化物半導体層は1×1019cm−3以上の濃度の不純物を有し、前記第二の金属層の仕事関数が4.2eV以下であるものである。
この発明によれば、n型窒化物半導体層上に接触抵抗値の低い電極を形成でき、高いパフォーマンスを示すHEMT等の半導体装置を得ることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1に係る半導体装置の電極構造を示す断面模式図である。図1において、半導体層10上に半導体層10に接する側から順に、第一の金属層20、第二の金属層30が設けられ、第一の金属層20および第二の金属層30により電極40が構成されている。
続いて、本実施の形態の半導体装置の製造方法を順を追って説明する。最初に、SiC基板(図示しない)上に有機金属気相成長(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:MOCVD)法によりエピタキシャル成長された半導体層10であるAlxGa1−xN(0≦x≦1)層(以下AlGaN層)を形成する。次に、半導体層10にSiイオンを1×1015cm−2の注入濃度50KeVの加速エネルギーで注入する。その後、Siイオンを注入した半導体層10を1100〜1200℃の温度で短時間の急速加熱(Rapid Thermal Annealing:RTA)処理を行なう。
図1は、この発明を実施するための実施の形態1に係る半導体装置の電極構造を示す断面模式図である。図1において、半導体層10上に半導体層10に接する側から順に、第一の金属層20、第二の金属層30が設けられ、第一の金属層20および第二の金属層30により電極40が構成されている。
続いて、本実施の形態の半導体装置の製造方法を順を追って説明する。最初に、SiC基板(図示しない)上に有機金属気相成長(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:MOCVD)法によりエピタキシャル成長された半導体層10であるAlxGa1−xN(0≦x≦1)層(以下AlGaN層)を形成する。次に、半導体層10にSiイオンを1×1015cm−2の注入濃度50KeVの加速エネルギーで注入する。その後、Siイオンを注入した半導体層10を1100〜1200℃の温度で短時間の急速加熱(Rapid Thermal Annealing:RTA)処理を行なう。
上記のようにしてSiを添加した半導体層10の上に以下に示すリフトオフ法により電極40を形成する。まず、電極40を形成する場所以外にレジストパターンを形成し、その上に第一の金属層20、第二の金属層30を順に蒸着する。第一の金属層20の厚さは10nm、第二の金属層30の厚さは500nmとする。次にレジストパターンをレジストパターン上の金属ごと除去することにより電極40を形成し、続いて400〜700℃の温度で短時間のRTA処理を行なう。
ここで、図2に加速エネルギーが5〜200KeVで半導体層10に1×1015cm−2の注入濃度のSiイオンを注入した場合の半導体層10中のSi濃度と深さの関係をモンテカルロ計算で求めた図を示す。図2から、50KeVの加速エネルギーで1×1015cm−2の注入濃度のSiイオンを注入した場合の半導体層10表面のSi濃度は1×1019cm−3以上になると推定される。
上記のようにして形成した半導体装置のn型半導体層10と電極40間の接触抵抗値の形成条件依存性を以下に示す。
図3は、第一の金属層20がNi、第二の金属層30がAlである場合の半導体層10と電極40間の接触抵抗値と半導体層10中Si濃度の関係を示した図である。図3において、半導体層10のSi濃度が1×1019cm−3の場合接触抵抗値は1×10−6Ωcm2以下となり、半導体層10のSi濃度が4×1018cm−3と1×1016cm−3である場合と比較して接触抵抗値は4桁以上低い値を示す。なお、半導体層10のSi濃度が4×1018cm−3と1×1016cm−3の場合のSi添加方法はイオン注入法とは別の方法を用いた。
図3に示したように、半導体層10のSi濃度が1×1019cm−3以上にすることにより半導体層10と電極40間の接触抵抗値を十分に低下させることができる。
図3は、第一の金属層20がNi、第二の金属層30がAlである場合の半導体層10と電極40間の接触抵抗値と半導体層10中Si濃度の関係を示した図である。図3において、半導体層10のSi濃度が1×1019cm−3の場合接触抵抗値は1×10−6Ωcm2以下となり、半導体層10のSi濃度が4×1018cm−3と1×1016cm−3である場合と比較して接触抵抗値は4桁以上低い値を示す。なお、半導体層10のSi濃度が4×1018cm−3と1×1016cm−3の場合のSi添加方法はイオン注入法とは別の方法を用いた。
図3に示したように、半導体層10のSi濃度が1×1019cm−3以上にすることにより半導体層10と電極40間の接触抵抗値を十分に低下させることができる。
次に、半導体層10上と電極40間の接触抵抗値と第一の金属層20の仕事関数の関係を示したものを図4に示す。また、半導体層10上と電極40間の接触抵抗値と第二の金属層30の仕事関数の関係を示したものを図5に示す。図4および図5において、第一の金属層20にはTi,Ni,Taを使用し、第二の金属層30にはAl,Mo,Au,Ptを使用している。
図4および図5によれば、半導体層10と電極40間の接触抵抗値は、第一の金属層20の仕事関数とは特別な依存性は見られないが、第二の金属層30の仕事関数に関しては第一の金属層20の金属材料に関わらず接触抵抗値が第二の金属層30の仕事関数の指数関数に比例する関係があり、図5の場合、接触抵抗値ρcと第二の金属層30の仕事関数Wfは
ρc ∝ exp(2.8×Wf)
という関係にある。
図4および図5によれば、半導体層10と電極40間の接触抵抗値は、第一の金属層20の仕事関数とは特別な依存性は見られないが、第二の金属層30の仕事関数に関しては第一の金属層20の金属材料に関わらず接触抵抗値が第二の金属層30の仕事関数の指数関数に比例する関係があり、図5の場合、接触抵抗値ρcと第二の金属層30の仕事関数Wfは
ρc ∝ exp(2.8×Wf)
という関係にある。
図5より、Si濃度が1×1019cm−3以上であるn型AlGaN半導体層10上に第一の金属層20および第二の金属層30で構成される電極40を形成したものの接触抵抗値は、第二の金属層30の仕事関数の指数関数に比例する関係があることが見出された。したがって、第二の金属層30として仕事関数の小さな金属を使用することにより接触抵抗値を十分に低下させることができる。
ここで、本実施の形態における各種金属の仕事関数値を記した図を図6に示す。仕事関数が4.28eVであるAlは一般的によく電極材料として使用されている金属であるが、Alより仕事関数の小さい金属としては図6に示されるようにAg,Pb,Ta,Cd,Ga,In,Mn,Zr,Hf,Sc,La,Y,Li,Ba,Sr,Rb,Csがある。これらの金属を第二の金属層30として使用することにより接触抵抗値は低下し、図5に示される関係によると仕事関数を1eV低下させることにより接触抵抗値は一桁以上低下する。
また、電極40の表面にAlが存在する場合には、大気と接触することにより表面が酸化されやすいAlの性質により電極40表面のAlとその上部に形成される配線との接触抵抗が増大する可能性があり、さらに、Alの酸に腐食されやすい性質からAlが最表面に存在する状態では洗浄や加工の方法に制約が生じる。このような理由からも、第二の金属30としてAlではなくAlより仕事関数の小さな金属を選択することが望ましい。
また、電極40の表面にAlが存在する場合には、大気と接触することにより表面が酸化されやすいAlの性質により電極40表面のAlとその上部に形成される配線との接触抵抗が増大する可能性があり、さらに、Alの酸に腐食されやすい性質からAlが最表面に存在する状態では洗浄や加工の方法に制約が生じる。このような理由からも、第二の金属30としてAlではなくAlより仕事関数の小さな金属を選択することが望ましい。
本実施の形態によれば、Si濃度が1×1019cm−3以上であるn型AlGaN半導体層10上に第一の金属層20および第二の金属層30で構成される電極40を形成し、第二の金属層30の仕事関数をAlの仕事関数より小さくすることにより接触抵抗値を低下させることができ、たとえば第二の金属層30として仕事関数が3.7eV以下のものを選択した場合接触抵抗値を10−7Ωcm2以下に低下させることができる。
実施の形態2.
本実施の形態においては、第二の金属層30をAl、第一の金属層20をNiとし、第一の金属層20の膜厚を10,25,100nmとしたこと以外は実施の形態1と同様とした。図7に、本実施の形態の半導体装置の電極構造における半導体層10と電極40間の接触抵抗値と第一の金属層20の膜厚の関係を示す。
図7において、半導体層10と電極40間の接触抵抗値は第一の金属層20の膜厚が10nmのものと25nmのものではほとんど差が無く低い値を示すが、第一の金属層20の膜厚が100nmの場合は第一の金属層20の膜厚が10nmおよび25nmの場合より接触抵抗値が1桁以上増加する。
図7に示すように、半導体層10と電極40間の接触抵抗値が低い値を示し、また、実施の形態1に示したように第二の金属層30の仕事関数の指数関数に比例する関係を示すためには、第一の金属層20の厚さは第二の金属層30の影響がn型窒化物半導体層に達する程度に小さいことが必要である。
本実施の形態においては、第二の金属層30をAl、第一の金属層20をNiとし、第一の金属層20の膜厚を10,25,100nmとしたこと以外は実施の形態1と同様とした。図7に、本実施の形態の半導体装置の電極構造における半導体層10と電極40間の接触抵抗値と第一の金属層20の膜厚の関係を示す。
図7において、半導体層10と電極40間の接触抵抗値は第一の金属層20の膜厚が10nmのものと25nmのものではほとんど差が無く低い値を示すが、第一の金属層20の膜厚が100nmの場合は第一の金属層20の膜厚が10nmおよび25nmの場合より接触抵抗値が1桁以上増加する。
図7に示すように、半導体層10と電極40間の接触抵抗値が低い値を示し、また、実施の形態1に示したように第二の金属層30の仕事関数の指数関数に比例する関係を示すためには、第一の金属層20の厚さは第二の金属層30の影響がn型窒化物半導体層に達する程度に小さいことが必要である。
本実施の形態において、第一の金属層20の膜厚を25nm以下にすることにより、半導体層10と電極40間の接触抵抗値を第二の金属層30の仕事関数に支配させることができ、第二の金属層30として仕事関数の小さい金属を使用することにより半導体層10と電極40間の接触抵抗値を低下できる。
なお、上記実施の形態1および実施の形態2においては、窒化物半導体層10としてn型AlxGa1−xN(0<x<1)層の例を示したが、窒化物半導体層10としては、これに限らず、例えばAlyInzGa1−y−zN(0≦y≦1,0≦z≦1,0≦y+z≦1)であっても良い。窒化物半導体層10の形成方法としては、MOCVD法の例を示したが、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法等の他のエピタキシャル成長法であっても良い。
また、第二の金属30の厚さは500nmとしたが、この厚さは500nmに限られるものではなく50〜1000nmであってもよい。
さらに、基板についてはSiC基板の例を示したが、基板はGaN基板、AlN基板、Si基板、サファイア基板であっても同様の効果を奏する。
また、第二の金属30の厚さは500nmとしたが、この厚さは500nmに限られるものではなく50〜1000nmであってもよい。
さらに、基板についてはSiC基板の例を示したが、基板はGaN基板、AlN基板、Si基板、サファイア基板であっても同様の効果を奏する。
実施の形態3.
図8は、この発明を実施するための実施の形態3に係る半導体装置の断面模式図であり、半導体装置の一例としてのHEMTの例を示したものである。図8において、基板100上に、バッファ層120、チャネル層140、バリア層160を順に形成し、その上からソース・ドレイン領域となる場所にのみ実施の形態1と同様にSiイオンを1×1015cm−2の注入濃度、50KeVの加速エネルギーで注入しSi高濃度領域180を形成する。Siイオン注入後、1100〜1200℃の温度で短時間のRTA処理を行なう。
次に、ソース・ドレイン電極40として、Si高濃度領域180上に第一の金属層20および第二の金属層30を順に形成する。この場合、第一の金属層20は厚さ10nmのNi、第二の金属層30は厚さ500nmのHfとする。この際、電極40のパターニングは、実施の形態1と同様にあらかじめ電極40を形成しない場所にレジストパターンを形成しておくリフトオフ法を用いる。また、バリア層160上にリフトオフ法によりゲート電極50を形成する。続いて、400〜700℃の温度で短時間のRTA処理を行なう。
図8は、この発明を実施するための実施の形態3に係る半導体装置の断面模式図であり、半導体装置の一例としてのHEMTの例を示したものである。図8において、基板100上に、バッファ層120、チャネル層140、バリア層160を順に形成し、その上からソース・ドレイン領域となる場所にのみ実施の形態1と同様にSiイオンを1×1015cm−2の注入濃度、50KeVの加速エネルギーで注入しSi高濃度領域180を形成する。Siイオン注入後、1100〜1200℃の温度で短時間のRTA処理を行なう。
次に、ソース・ドレイン電極40として、Si高濃度領域180上に第一の金属層20および第二の金属層30を順に形成する。この場合、第一の金属層20は厚さ10nmのNi、第二の金属層30は厚さ500nmのHfとする。この際、電極40のパターニングは、実施の形態1と同様にあらかじめ電極40を形成しない場所にレジストパターンを形成しておくリフトオフ法を用いる。また、バリア層160上にリフトオフ法によりゲート電極50を形成する。続いて、400〜700℃の温度で短時間のRTA処理を行なう。
上記のようにして作製したHEMTは、第二の金属層30の仕事関数をAlの仕事関数より小さくすることによりソース・ドレイン電極40とSi高濃度領域180との接触抵抗値を低下させることができるため、高電圧、高周波で動作させることができる。
10 n型半導体層、20 第一の金属層、30 第二の金属層、40 電極、50 ゲート電極、100基板、120 バッファ層、140 チャネル層、160 バリア層、180 Si高濃度領域
Claims (5)
- n型窒化物半導体層と、前記n型窒化物半導体層に接する側から順に、第一の金属層と、第二の金属層とを備え、前記n型窒化物半導体層は1×1019cm−3以上の濃度の不純物を有し、前記第二の金属層の仕事関数が4.2eV以下であることを特徴とする半導体装置。
- 第一の金属層の厚さが25nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 第一の金属層はTa、Ni、Tiのいずれか一種を主成分とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
- n型窒化物半導体層がAlxInyGa1−x−yN(0≦x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の半導体装置。
- 窒化物半導体層を形成する工程と、前記窒化物半導体層表面のSi濃度が1×1019cm−3以上となるように前記窒化物半導体層にSiイオンを注入する工程と、前記窒化物半導体層上に第一の金属層を形成する工程と、前記第一の金属層上に第二の金属層を形成する工程と、加熱工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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