JP2008053228A - 入力装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力装置は、入力される情報が複数割り当てられている入力キー30を備える。入力キー30は、中央部及び隅部において押下操作が行われるキートップ32と、中央ドームスイッチと各周辺ドームスイッチとの間にそれぞれ配設された突起部材と、周辺ドームスイッチと周辺ドームスイッチとの間に配設された突起部材と、周辺ドームスイッチと周辺ドームスイッチ48Dとの間に配設された突起部材とを有する。そのため、各突起部材によってキートップ32の降下量が規制されている。その結果、押下操作されたドームスイッチのみが押下されるようになり、所望の文字等の情報を正確に入力することが可能となる。
【選択図】図6
Description
Kd1:中央突起と第1中央突起部との平面視における直線距離
Kd2:第1中央突起部と第1周辺突起との平面視における直線距離
Pc:中央突起の長さ
Ps:第1及び第2周辺突起の長さ
Rc:第1及び第2中央突起部の長さ
Dc:中央スイッチ部の高さ
Ds:第1及び第2周辺スイッチ部の高さ
Grc:中央突起の先端が中央スイッチ部に当接すると共に第1周辺突起の先端が第1周辺スイッチ部に当接するまでキートップの中央部と第1周辺部との中間位置を押下した時の、第1中央突起部の先端と基板との直線距離
θ2:中央突起の先端が中央スイッチ部に当接すると共に第1周辺突起の先端が第1周辺スイッチ部に当接するまでキートップの中央部と第1周辺部との中間位置を押下した時の、中央突起及び第1周辺突起を通る直線での横断面における、保持シートの下面と基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MC−a)及び(MC−b)にて求められるGrcが下記式(MC1)を満たすことが好ましい。
Grc≦0・・・(MC1)
Grc=Dc+Pccosθ2−Kd1sinθ2−Rccosθ2・・・(MC−a)
Grc=Ds+Pscosθ2+Kd2sinθ2−Rccosθ2・・・(MC−b)
[ただし、上記式(MC−a)及び(MC−b)中、θ2は下記式(MC−c)にて求められる。
Dc+Pccosθ2=Ds+Pscosθ2+(Kd1+Kd2)sinθ2・・・(MC−c)]
Tc:押圧された中央スイッチ部が座屈を開始する時の、中央スイッチ部の頂点と基板との直線距離
Ts:押圧された第1及び第2周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、第1及び第2周辺スイッチ部の頂点と基板との直線距離
とそれぞれ定義したときに、Grcが、上記式(MC1)の代わりに、下記式(MC1.1)及び(MC1.2)を満たすようにしてもよい。
Grc≦β×(Ds−Ts)・・・(MC1.1)
Grc≦β×(Dc−Tc)・・・(MC1.2)
(ここで、βは、0≦β<1を満たす定数である。)
Tc:押圧された中央スイッチ部が座屈を開始する時の、中央スイッチ部の頂点と基板との直線距離
Lc:第1及び第2中央突起部が基板に当接するまでキートップの中央部を押下した時の、中央スイッチ部の頂点と基板との直線距離、すなわち、第1及び第2中央突起部の長さ(Rc)と中央突起の長さ(Pc)との差(Rc−Pc)
Gps:第1及び第2中央突起部が基板に当接するまでキートップの中央部を押下した時の、第1及び第2周辺突起の先端と基板との直線距離、すなわち、第1及び第2中央突起部の長さ(Rc)と第1及び第2周辺突起の長さ(Ps)との差(Rc−Ps)
とそれぞれ定義したときに、下記式(C1)及び(C2)にて表される関係が満たされていることが好ましい。
Tc−Lc≧αc×(Dc−Tc)・・・(C1)
(ここで、αcは、0<αc≦Tc/(Dc−Tc)を満たす定数である。)
Gps≧Ds・・・(C2)
Ts:押圧された第1及び第2周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、第1及び第2周辺スイッチ部の頂点と基板との直線距離
と定義したときに、Gpsが、上記式(C2)の代わりに、下記式(C2.1)を満たすようにしてもよい。
Gps>Ts・・・(C2.1)
Kv2:第1中央突起部の第1周辺突起部に近い側における端部から中央突起及び第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と中央突起及び第1周辺突起部を通る直線との交点と、第1周辺突起部との平面視における直線距離
Kd3:中央突起及び第1周辺突起を通る直線において、第1周辺突起とキートップの第1周辺突起に近い側における縁との平面視における直線距離
Kd4:中央突起及び第1周辺突起を通る直線において、中央突起とキートップの第1周辺突起と遠い側における縁との平面視における直線距離
Rs:第1及び第2周辺突起部の長さ
Ts:押圧された第1及び第2周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、第1及び第2周辺スイッチ部の頂点と基板との直線距離
Fb:フレームの下面と基板との直線距離
Ss:保持シートの厚さ
Ls:キートップの第1周辺部を押下した時の、第1周辺突起の先端と基板との直線距離
Gpc:第1周辺突起の先端と基板との直線距離がLsとなるまでキートップの第1周辺部を押下した時の、中央突起の先端と基板との直線距離
Grs:第1周辺突起の先端と基板との直線距離がLsとなるまでキートップの第1周辺部を押下した時の、第1周辺突起部の先端と基板との直線距離
Gf:第1周辺突起の先端と基板との直線距離がLsとなるまでキートップの第1周辺部を押下した時の、フレームの高さと、保持シートの上面のうち最も上方に位置する部分の高さとの差
Gs:第1周辺突起の先端と基板との直線距離がLsとなるまでキートップの第1周辺部を押下した時の、保持シートの下面のうち最も下方に位置する部分と、基板との直線距離
θ:平面視における、中央突起及び第1周辺突起を通る直線と、中央突起及び第2周辺突起を通る直線とがなす角を2で割った値
θ1:第1周辺突起の先端と基板との直線距離がLsとなるまでキートップの第1周辺部を押下した時の、中央突起及び第1周辺突起を通る直線での横断面における、保持シートの下面と基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(S1)にて表される関係が満たされていると共に、下記式(S−a)にて求められるGpcが下記式(S2)を満たし、下記式(S−b)にて求められるGrsが下記式(S3)を満たし、下記式(S−c)にて求められるGsが下記式(S4.1)を満たし、且つ、下記式(S−d)にて求められるGfが下記式(S4.2)を満たすことが好ましい。
Ts−Ls≧αs×(Ds−Ts)・・・(S1)
(ここで、αsは、0<αs≦Ts/(Ds−Ts)を満たす定数である。)
Gpc≧Ds・・・(S2)
Grs≧0・・・(S3)
Gs≧0・・・(S4.1)
Gf≧0・・・(S4.2)
Gpc=Rccosθ1+Kd1sinθ1−Pccosθ1・・・(S−a)
Grs=Rccosθ1−Kv2cosθsinθ1−Rscosθ1・・・(S−b)
Gs=Rccosθ1−(Kd2+Kd3)sinθ1・・・(S−c)
Gf=Fb−Rccosθ1−(Kd1+Kd4)sinθ1−Ss・・・(S−d)
[ただし、上記式(S−a)〜(S−d)中、θ1は下記式(S−e)にて求められる。
Rccosθ1=Kd2sinθ1+Pscosθ1+Ls・・・(S−e)]
Tc:押圧された中央スイッチ部が座屈を開始する時の、中央スイッチ部の頂点と基板との直線距離
と定義したときに、Gpcが、上記式(S2)の代わりに、下記式(S2.1)を満たすようにしてもよい。
Gpc>Tc・・・(S2.1)
Kv1:中央突起と、第1中央突起部の第1周辺突起部に近い側における端部から中央突起及び第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と中央突起及び第1周辺突起部を通る直線との交点との平面視における直線距離
Kv2:第1中央突起部の第1周辺突起部に近い側における端部から中央突起及び第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と中央突起及び第1周辺突起部を通る直線との交点と、第1周辺突起部との平面視における直線距離
Rs:第1及び第2周辺突起部の長さ
Gpss:第1及び第2中央突起部の一部が基板に当接すると共に第1周辺突起部が基板に当接するまでキートップの第1周辺部と第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、第1及び第2周辺突起の先端と基板との直線距離
Gpcs:第1及び第2中央突起部の一部が基板に当接すると共に第1周辺突起部が基板に当接するまでキートップの第1周辺部と第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、中央突起の先端と基板との直線距離
θ3:第1及び第2中央突起部の一部が基板に当接すると共に第1周辺突起部が基板に当接するまでキートップの第1周辺部と第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、中央突起及び第1周辺突起部を通る直線での横断面における、保持シートの下面と基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MS−a)にて求められるGpssが下記式(MS1)を満たし、且つ、下記式(MS−b)にて求められるGpcsが下記式(MS2)を満たすことが好ましい。
Gpss≧Ds・・・(MS1)
Gpcs≧Dc・・・(MS2)
Gpss=Rscosθ3−Pscosθ3・・・(MS−a)
Gpcs=Rccosθ3+Kv1sinθ3−Pccosθ3・・・(MS−b)
[ただし、上記式(MS−a)及び(MS−b)中、θ3は下記式(MS−c)にて求められる。
Rccosθ3=Kv2sinθ3+Rscosθ3・・・(MS−c)]
Ds−Gpss≦γ×(Ds−Ts)・・・(MS1.1)
(ここで、γは、0≦γ<1を満たす定数である。)
Tc:押圧された中央スイッチ部が座屈を開始する時の、中央スイッチ部の頂点と基板との直線距離
と定義したときに、Gpcsが、上記式(MS2)の代わりに、下記式(MS2.1)を満たすようにしてもよい。
Dc−Gpcs≦δ×(Dc−Tc)・・・(MS2.1)
(ここで、δは、0≦δ<1を満たす定数である。)
Kd1:中央突起と第1中央突起部との平面視における直線距離
Kd2:第1中央突起部と第1周辺突起との平面視における直線距離
Pc:中央突起の長さ
Ps:第1及び第2周辺突起の長さ
Rc:第1及び第2中央突起部の長さ
Dc:中央スイッチ部の高さ
Ds:第1及び第2周辺スイッチ部の高さ
Grc’:中央突起の先端が中央スイッチ部に当接すると共に第1周辺突起の先端が第1周辺スイッチ部に当接するまでキートップの中央部と第1周辺部との中間位置を押下した時の、第1中央突起部の先端とキートップの下面及び保持シートの下面のうち近い方との鉛直方向における離間距離
θ2:中央突起の先端が中央スイッチ部に当接すると共に第1周辺突起の先端が第1周辺スイッチ部に当接するまでキートップの中央部と第1周辺部との中間位置を押下した時の、中央突起及び第1周辺突起を通る直線での横断面における、保持シートの下面と基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MC−a’)及び(MC−b’)にて求められるGrc’が下記式(MC1’)を満たすことが好ましい。
Grc’≦0・・・(MC1’)
Grc’=Dc+Pccosθ2−Kd1sinθ2−Rc・・・(MC−a’)
Grc’=Ds+Pscosθ2+Kd2sinθ2−Rc・・・(MC−b’)
[ただし、上記式(MC−a’)及び(MC−b’)中、θ2は下記式(MC−c)にて求められる。
Dc+Pccosθ2=Ds+Pscosθ2+(Kd1+Kd2)sinθ2・・・(MC−c)]
Kd1:中央突起と第1中央突起部との平面視における直線距離
Kd2:第1中央突起部と第1周辺突起との平面視における直線距離
Pc:中央突起の長さ
Ps:第1〜第4周辺突起の長さ
Rc:第1〜第4中央突起部の長さ
Dc:中央スイッチ部の高さ
Ds:第1〜第4周辺スイッチ部の高さ
Grc:中央突起の先端が中央スイッチ部に当接すると共に第1周辺突起の先端が第1周辺スイッチ部に当接するまでキートップの中央部と第1周辺部との中間位置を押下した時の、第1中央突起部の先端と基板との直線距離
θ2:中央突起の先端が中央スイッチ部に当接すると共に第1周辺突起の先端が第1周辺スイッチ部に当接するまでキートップの中央部と第1周辺部との中間位置を押下した時の、中央突起及び第1周辺突起を通る直線での横断面における、保持シートの下面と基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MC−a)及び(MC−b)にて求められるGrcが下記式(MC1)を満たすことが好ましい。
Grc≦0・・・(MC1)
Grc=Dc+Pccosθ2−Kd1sinθ2−Rccosθ2・・・(MC−a)
Grc=Ds+Pscosθ2+Kd2sinθ2−Rccosθ2・・・(MC−b)
[ただし、上記式(MC−a)及び(MC−b)中、θ2は下記式(MC−c)にて求められる。
Dc+Pccosθ2=Ds+Pscosθ2+(Kd1+Kd2)sinθ2・・・(MC−c)]
Tc:押圧された中央スイッチ部が座屈を開始する時の、中央スイッチ部の頂点と基板との直線距離
Ts:押圧された第1〜第4周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、第1〜第4周辺スイッチ部の頂点と基板との直線距離
とそれぞれ定義したときに、Grcが、上記式(MC1)の代わりに、下記式(MC1.1)及び(MC1.2)を満たすようにしてもよい。
Grc≦β×(Ds−Ts)・・・(MC1.1)
Grc≦β×(Dc−Tc)・・・(MC1.2)
(ここで、βは、0≦β<1を満たす定数である。)
Tc:押圧された中央スイッチ部が座屈を開始する時の、中央スイッチ部の頂点と基板との直線距離
Lc:第1〜第4中央突起部が基板に当接するまでキートップの中央部を押下した時の、中央スイッチ部の頂点と基板との直線距離、すなわち、第1〜第4中央突起部の長さ(Rc)と中央突起の長さ(Pc)との差(Rc−Pc)
Gps:第1〜第4中央突起部が基板に当接するまでキートップの中央部を押下した時の、第1〜第4周辺突起の先端と基板との直線距離、すなわち、第1〜第4中央突起部の長さ(Rc)と第1〜第4周辺突起の長さ(Ps)との差(Rc−Ps)
とそれぞれ定義したときに、下記式(C1)及び(C2)にて表される関係が満たされていることが好ましい。
Tc−Lc≧αc×(Dc−Tc)・・・(C1)
(ここで、αcは、0<αc≦Tc/(Dc−Tc)を満たす定数である。)
Gps≧Ds・・・(C2)
Ts:押圧された第1〜第4周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、前記第1〜第4周辺スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
と定義したときに、Gpsが、上記式(C2)の代わりに、下記式(C2.1)を満たすようにしてもよい。
Gps>Ts・・・(C2.1)
Kv2:第1中央突起部の第1周辺突起部に近い側における端部から中央突起及び第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と中央突起及び第1周辺突起部を通る直線との交点と、第1周辺突起部との平面視における直線距離
Kd3:中央突起及び第1周辺突起を通る直線において、第1周辺突起とキートップの第1周辺突起に近い側における縁との平面視における直線距離
Kd4:中央突起及び第1周辺突起を通る直線において、中央突起とキートップの第1周辺突起と遠い側における縁との平面視における直線距離
Rs:第1及び第2周辺突起部の長さ
Ts:押圧された第1〜第4周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、第1〜第4周辺スイッチ部の頂点と基板との直線距離
Fb:フレームの下面と基板との直線距離
Ss:保持シートの厚さ
Ls:キートップの第1周辺部を押下した時の、第1周辺突起の先端と基板との直線距離
Gpc:第1周辺突起の先端と基板との直線距離がLsとなるまでキートップの第1周辺部を押下した時の、中央突起の先端と基板との直線距離
Grs:第1周辺突起の先端と基板との直線距離がLsとなるまでキートップの第1周辺部を押下した時の、第1周辺突起部の先端と基板との直線距離
Gf:第1周辺突起の先端と基板との直線距離がLsとなるまでキートップの第1周辺部を押下した時の、フレームの高さと、保持シートの上面のうち最も上方に位置する部分の高さとの差
Gs:第1周辺突起の先端と基板との直線距離がLsとなるまでキートップの第1周辺部を押下した時の、保持シートの下面のうち最も下方に位置する部分と、基板との直線距離
θ:平面視における、中央突起及び第1周辺突起を通る直線と、中央突起及び第2周辺突起を通る直線とがなす角を2で割った値
θ1:第1周辺突起の先端と基板との直線距離がLsとなるまでキートップの第1周辺部を押下した時の、中央突起及び第1周辺突起を通る直線での横断面における、保持シートの下面と基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(S1)にて表される関係が満たされていると共に、下記式(S−a)にて求められるGpcが下記式(S2)を満たし、下記式(S−b)にて求められるGrsが下記式(S3)を満たし、下記式(S−c)にて求められるGsが下記式(S4.1)を満たし、且つ、下記式(S−d)にて求められるGfが下記式(S4.2)を満たすことが好ましい。
Ts−Ls≧αs×(Ds−Ts)・・・(S1)
(ここで、αsは、0<αs≦Ts/(Ds−Ts)を満たす定数である。)
Gpc≧Ds・・・(S2)
Grs≧0・・・(S3)
Gs≧0・・・(S4.1)
Gf≧0・・・(S4.2)
Gpc=Rccosθ1+Kd1sinθ1−Pccosθ1・・・(S−a)
Grs=Rccosθ1−Kv2cosθsinθ1−Rscosθ1・・・(S−b)
Gs=Rccosθ1−(Kd2+Kd3)sinθ1・・・(S−c)
Gf=Fb−Rccosθ1−(Kd1+Kd4)sinθ1−Ss・・・(S−d)
[ただし、上記式(S−a)〜(S−d)中、θ1は下記式(S−e)にて求められる。
Rccosθ1=Kd2sinθ1+Pscosθ1+Ls・・・(S−e)]
Tc:押圧された中央スイッチ部が座屈を開始する時の、中央スイッチ部の頂点と基板との直線距離
と定義したときに、Gpcが、上記式(S2)の代わりに、下記式(S2.1)を満たすようにしてもよい。
Gpc>Tc・・・(S2.1)
Kv1:中央突起と、第1中央突起部の第1周辺突起部に近い側における端部から中央突起及び第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と中央突起及び第1周辺突起部を通る直線との交点との平面視における直線距離
Kv2:第1中央突起部の第1周辺突起部に近い側における端部から中央突起及び第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と中央突起及び第1周辺突起部を通る直線との交点と、第1周辺突起部との平面視における直線距離
Rs:第1及び第2周辺突起部の長さ
Gpss:第1及び第2中央突起部の一部が基板に当接すると共に第1周辺突起部が基板に当接するまでキートップの第1周辺部と第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、第1及び第2周辺突起の先端と基板との直線距離
Gpcs:第1及び第2中央突起部の一部が基板に当接すると共に第1周辺突起部が基板に当接するまでキートップの第1周辺部と第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、中央突起の先端と基板との直線距離
θ3:第1及び第2中央突起部の一部が基板に当接すると共に第1周辺突起部が基板に当接するまでキートップの第1周辺部と第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、中央突起及び第1周辺突起部を通る直線での横断面における、保持シートの下面と基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MS−a)にて求められるGpssが下記式(MS1)を満たし、且つ、下記式(MS−b)にて求められるGpcsが下記式(MS2)を満たすことが好ましい。
Gpss≧Ds・・・(MS1)
Gpcs≧Dc・・・(MS2)
Gpss=Rscosθ3−Pscosθ3・・・(MS−a)
Gpcs=Rccosθ3+Kv1sinθ3−Pccosθ3・・・(MS−b)
[ただし、上記式(MS−a)及び(MS−b)中、θ3は下記式(MS−c)にて求められる。
Rccosθ3=Kv2sinθ3+Rscosθ3・・・(MS−c)]
Ds−Gpss≦γ×(Ds−Ts)・・・(MS1.1)
(ここで、γは、0≦γ<1を満たす定数である。)
Tc:押圧された中央スイッチ部が座屈を開始する時の、中央スイッチ部の頂点と基板との直線距離
と定義したときに、Gpcsが、上記式(MS2)の代わりに、下記式(MS2.1)を満たすようにしてもよい。
Dc−Gpcs≦δ×(Dc−Tc)・・・(MS2.1)
(ここで、δは、0≦δ<1を満たす定数である。)
Kd1:中央突起と第1中央突起部との平面視における直線距離
Kd2:第1中央突起部と第1周辺突起との平面視における直線距離
Pc:中央突起の長さ
Ps:第1〜第4周辺突起の長さ
Rc:第1〜第4中央突起部の長さ
Dc:中央スイッチ部の高さ
Ds:第1〜第4周辺スイッチ部の高さ
Grc’:中央突起の先端が中央スイッチ部に当接すると共に第1周辺突起の先端が第1周辺スイッチ部に当接するまでキートップの中央部と第1周辺部との中間位置を押下した時の、第1中央突起部の先端とキートップの下面及び保持シートの下面のうち近い方との鉛直方向における離間距離
θ2:中央突起の先端が中央スイッチ部に当接すると共に第1周辺突起の先端が第1周辺スイッチ部に当接するまでキートップの中央部と第1周辺部との中間位置を押下した時の、中央突起及び第1周辺突起を通る直線での横断面における、保持シートの下面と基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MC−a’)及び(MC−b’)にて求められるGrc’が下記式(MC1’)を満たすことが好ましい。
Grc’≦0・・・(MC1’)
Grc’=Dc+Pccosθ2−Kd1sinθ2−Rc・・・(MC−a’)
Grc’=Ds+Pscosθ2+Kd2sinθ2−Rc・・・(MC−b’)
[ただし、上記式(MC−a’)及び(MC−b’)中、θ2は下記式(MC−c)にて求められる。
Dc+Pccosθ2=Ds+Pscosθ2+(Kd1+Kd2)sinθ2・・・(MC−c)]
図1〜図7を参照して、第1実施形態に係る入力装置10の構成について説明する。図1は、第1〜第6実施形態に係る入力装置を適用した携帯電話の斜視図である。図2は、(a)が第1実施形態に係る入力装置の一部を拡大して示す上面図であり、(b)が第1実施形態に係る入力装置の一部を拡大して示す斜視図である。図3は、第1実施形態に係る入力装置における入力キーの平面図である。図4は、第1〜第6実施形態に係る入力装置におけるキートップの天面側を示す斜視図である。図5は、第1実施形態に係る入力装置におけるキートップの裏面側を示す斜視図である。図6は、第1実施形態に係る入力装置における入力キーの図4のA−A線断面図である。図7は、第1実施形態に係る入力装置における基板の表面を示す斜視図である。
続いて、図1、図2及び図10を参照して、第2実施形態に係る入力装置210の構成について説明する。図10は、第2実施形態に係る入力装置における基板の表面を示す斜視図である。以下では、第1実施形態に係る入力装置10との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
続いて、図1、図2及び図11を参照して、第3実施形態に係る入力装置310の構成について説明する。図11は、第3実施形態に係る入力装置における入力キーの図4のA−A線断面図である。以下では、第1実施形態に係る入力装置10との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
続いて、図1、図2及び図12〜図15を参照して、第4実施形態に係る入力装置410の構成について説明する。図12は、第4実施形態に係る入力装置におけるキートップの裏面側を示す斜視図である。図13は、第4実施形態に係る入力装置における入力キーの図4のA−A線断面図である。図14は、図12のB−B線断面図である。図15は、第4実施形態に係る入力装置における基板の表面を示す斜視図である。以下では、第1実施形態に係る入力装置10との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
続いて、図1、図2及び図20〜図22を参照して、第5実施形態に係る入力装置510の構成について説明する。図20は、第5実施形態に係る入力装置におけるキートップの裏面側を示す斜視図である。図21は、第5実施形態に係る入力装置における入力キーの図4のA−A線断面図である。図22は、第5実施形態に係る入力装置における基板の表面を示す斜視図である。以下では、第1実施形態に係る入力装置10との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
続いて、図1、図2及び図23〜図25を参照して、第6実施形態に係る入力装置610の構成について説明する。図23は、第6実施形態に係る入力装置におけるキートップの裏面側を示す斜視図である。図24は、第6実施形態に係る入力装置における入力キーの図4のA−A線断面図である。図25は、第6実施形態に係る入力装置における基板の表面を示す斜視図である。以下では、第1実施形態に係る入力装置10との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
続いて、図1、図26及び図27を参照して、第7実施形態に係る入力装置710について説明する。図26は、キートップを透視した状態で第7実施形態に係る入力装置における基板を示す上面図である。図27は、キートップの非押下時における、図26のC−C線断面図である。なお、図26のC−C線は、中央突起744A及び対角に位置する周辺突起744B,744Dを通る直線である。また、図26のD−D線は、中央突起744A及び突起部材750e,750fを通る直線である。以下では、第1実施形態に係る入力装置10との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
まず、図26、図27、図29、図30、図35及び図38を参照して、各パラメータを以下のように定義する。
Kv1:中央突起744Aと、突起部材750cの突起部材750fに近い側における端部から中央突起744A及び突起部材750fを通る直線に向けて垂直に延びる直線と中央突起744A及び突起部材750fを通る直線との交点との平面視における直線距離(第7実施形態においては、中央突起744Aと、突起部材750b及び突起部材750cの交差部分との平面視における直線距離)(図26参照)
Kv2:突起部材750cの突起部材750fに近い側における端部から中央突起744A及び突起部材750fを通る直線に向けて垂直に延びる直線と中央突起744A及び突起部材750fを通る直線との交点と、突起部材750fとの平面視における直線距離(第7実施形態においては、突起部材750b及び突起部材750cの交差部分と、突起部材750fとの平面視における直線距離)(図26参照)
Kv3:中央突起744A及び突起部材750e,750fを通る直線(D−D線)において、突起部材750fとキートップ732の縁との平面視における直線距離(図26参照)
Kd1:中央突起744Aと突起部材750cとの平面視における直線距離(図26、図27参照)
Kd2:突起部材750cと周辺突起744Dとの平面視における直線距離(図26、図27参照)
Kd3:中央突起744A及び対角に位置する周辺突起744B,744Dを通る直線(C−C線)において、周辺突起744Dとキートップ732の周辺突起744Dに近い側における縁との平面視における直線距離(図26、図27参照)
Kd4:中央突起744A及び周辺突起744Dを通る直線において、中央突起744Aとキートップ732の周辺突起744Dと遠い側における縁との平面視における直線距離(第7実施形態においては、Kd4=Kd1+Kd2+Kd3)
Kt:キートップ732の非押下時における、キートップ732の上面と基板36との直線距離(図27参照)
Kb:キートップ732の非押下時における、保持シート734の下面と基板36との直線距離(図27参照)
Ps:周辺突起744B〜744Eの長さ(図27参照)
Rc:突起部材750a〜750dの長さ(図27参照)
Rs:突起部材750f,750eの長さ(図27参照)
Dc:中央ドームスイッチ48Aの高さ(図27参照)
Ds:周辺ドームスイッチ48B〜48Eの高さ(図27参照)
Ft:フレーム20の上面と基板36との直線距離(図27参照)
Fb:フレーム20の下面と基板36との直線距離(図27参照)
Ss:保持シート734の厚さ(図27参照)
Ts:押圧された周辺ドームスイッチ48B〜48Eが座屈(反転)を開始する時の、周辺ドームスイッチ48B〜48Eの頂点と基板36との直線距離(図30参照)
Lc:突起部材750a〜750dが基板36に当接するまでキートップ732の中央部732Aを押下した時の、中央ドームスイッチ48Aの頂点と基板36との直線距離、すなわち、突起部材750a〜750dの長さ(Rc)と中央突起744Aの長さ(Pc)との差(Rc−Pc)(図29参照)
Ls:キートップ732の隅部732Dを押下した時の、周辺突起744Dの先端と基板36との直線距離(図30参照)
Gpc:周辺突起744Dの先端と基板36との直線距離がLsとなるまでキートップ732の隅部732Dを押下した時の、中央突起744Aの先端と基板36との直線距離(図30参照)
Grs:周辺突起744Dの先端と基板36との直線距離がLsとなるまでキートップ732の隅部732Dを押下した時の、突起部材750fの先端と基板36との直線距離(図30参照)
Gf:周辺突起744Dの先端と基板36との直線距離がLsとなるまでキートップ732の隅部732Dを押下した時の、フレーム20の下面の高さと、保持シート734の上面のうち最も上方に位置する部分の高さとの差(図30参照)
Gs:周辺突起744Dの先端と基板36との直線距離がLsとなるまでキートップ732の隅部732Dを押下した時の、保持シート734の下面のうち最も下方に位置する部分と、基板36との直線距離(図30参照)
Grc:中央突起744Aの先端が中央ドームスイッチ48Aに当接すると共に周辺突起744Dの先端が周辺ドームスイッチ48Dに当接するまでキートップ732の中央部732Aと隅部732Dとの中間位置を押下した時の、突起部材750cの先端と基板36との直線距離(図35参照)
Gpss:突起部材750b,750cの一部が基板36に当接すると共に突起部材750fが基板36に当接するまでキートップ732の隅部732Cと隅部732Dとの中間位置を鉛直方向に押下した時の、周辺突起744C(744D)の先端と基板36との直線距離(図38参照)
Gpcs:突起部材750b,750cの一部が基板36に当接すると共に突起部材750fが基板36に当接するまでキートップ732の隅部732Cと隅部732Dとの中間位置を鉛直方向に押下した時の、中央突起744Aの先端と基板36との直線距離(図38参照)
θ1:周辺突起744Dの先端と基板36との直線距離がLsとなるまでキートップ732の隅部732Dを押下した時の、中央突起744A及び対角に位置する周辺突起744B,744Dを通る直線(C−C線)での横断面における、保持シート734の下面と基板36の表面とがなす角(図30参照)
θ2:中央突起744Aの先端が中央ドームスイッチ48Aに当接すると共に周辺突起744Dの先端が周辺ドームスイッチ48D当接するまでキートップ732の中央部732Aと隅部732Dとの中間位置を押下した時の、中央突起744A及び対角に位置する周辺突起744B,744Dを通る直線(C−C線)での横断面における、保持シート734の下面と基板36の表面とがなす角(図35参照)
θ3:突起部材750b,750cの一部が基板36に当接すると共に突起部材750fが基板36に当接するまでキートップ732の隅部732Cと隅部732Dとの中間位置を鉛直方向に押下した時の、中央突起744A及び突起部材750e,750fを通る直線(D−D線)での横断面における、保持シート734の下面と基板36の表面とがなす角(図38参照)
続いて、図27及び図28を参照して、キートップ732の非押下時における、ドームスイッチ48A〜48Eの同時押し防止の条件について説明する。キートップ732の非押下時においてドームスイッチ48A〜48Eの同時押しを防止するためには、下記の条件(N1)を満たす必要がある。
条件(N1):キートップ732の非押下時に、中央突起744Aが中央ドームスイッチ48Aを押し下げない長さとなっていること
Kb≧Pc+Dc・・・(N1)
Kb=Pc+Dc−αn・・・(N1.1)
(ここで、αnは、Dc−Tc≫αn>0を満たす定数である。)
続いて、図29を参照して、キートップ732の中央部732Aの押下時におけるドームスイッチ48A〜48Eの同時押し防止の条件について説明する。
条件(C1):キートップ732の中央部732Aの押下時に、中央ドームスイッチ48Aが確実に座屈(反転)すること
条件(C2):キートップ732の中央部732Aの押下時に、周辺ドームスイッチ48B〜48Eが座屈(反転)しないこと
Tc−Lc≧αc×(Dc−Tc)・・・(C1)
(ここで、αcは、0<αc≦Tc/(Dc−Tc)を満たす定数であり、1/3〜1/2以上であると好ましく、大きな値であるほど好ましい。)
Gps≧Ds・・・(C2)
Gps>Ts・・・(C2.1)
続いて、図30〜図34を参照して、キートップ732の各隅部732B〜732Eの押下時におけるドームスイッチ48A〜48Eの同時押し防止の条件について説明する。なお、以下では、キートップ732の隅部732Dの押下時におけるドームスイッチ48A,48Dの同時押し防止の条件について説明するが、他の隅部732B,732C,732Eを押下したときも同様である。
条件(S1):キートップ732の隅部732Dの押下時に、周辺ドームスイッチ48Dが確実に座屈(反転)すること
条件(S2):周辺突起744Dの先端と基板36との直線距離がLsとなるまでキートップ732の隅部732Dを押下した時に、中央ドームスイッチ48Aが座屈(反転)しないこと
条件(S3):突起部材750fによって妨害されることなく、周辺突起744Dの先端と基板36との直線距離がLsとなるまでキートップ732の隅部732Dを押下できること
条件(S4):周辺突起744Dの先端と基板36との直線距離がLsとなるまでキートップ732の隅部732Dを押下した時に、保持シート734がフレーム20に接触せず、且つ、保持シート734が基板36に接触しないこと
Ts−Ls≧αs×(Ds−Ts)・・・(S1)
(ここで、αsは、0<αs≦Ts/(Ds−Ts)を満たす定数であり、1/3〜1/2以上であると好ましく、大きな値であるほど好ましい。)
Gpc≧Ds・・・(S2)
Gpc>Tc・・・(S2.1)
Gpc=Rccosθ1+Kd1sinθ1−Pccosθ1・・・(S−a)
Grs≧0・・・(S3)
Grs=Rccosθ1−Kv2cosθsinθ1−Rscosθ1・・・(S−b)
Gs≧0・・・(S4.1)
Gf≧0・・・(S4.2)
Gs=Rccosθ1−(Kd2+Kd3)sinθ1・・・(S−c)
Gf=Fb−Rccosθ1−(Kd1+Kd4)sinθ1−Ss・・・(S−d)
Rccosθ1=Kd2sinθ1+Pscosθ1+Ls・・・(S−e)
続いて、図36〜図37を参照して、キートップ732の中央部732Aと各隅部732B〜732Eとの中間位置又はその近傍の押下時におけるドームスイッチ48A〜48Eの同時押し防止の条件について説明する。なお、以下では、キートップ732の中央部732Aと隅部732Dとの中間位置又はその近傍の押下時におけるドームスイッチ48A,48Dの同時押し防止の条件について説明するが、中央部732Aと他の隅部732B,732C,732Eとの中間位置又はその近傍を押下したときも同様である。
条件(MC1):中央突起744Aの先端が中央ドームスイッチ48Aに当接すると共に周辺突起744Dの先端が周辺ドームスイッチ48Dに当接した状態から更にキートップ732を押し下げても、どちらのドームスイッチ48A,48Dも座屈(反転)しないこと
Grc≦0・・・(MC1)
Grc≦β×(Ds−Ts)・・・(MC1.1)
Grc≦β×(Dc−Tc)・・・(MC1.2)
(ここで、βは、0≦β<1を満たす定数であり、1/3〜1/2以下であると好ましく、小さな値であるほど好ましい。)
Grc=Dc+Pccosθ2−Kd1sinθ2−Rccosθ2・・・(MC−a)
Grc=Ds+Pscosθ2+Kd2sinθ2−Rccosθ2・・・(MC−b)
Dc+Pccosθ2=Ds+Pscosθ2+(Kd1+Kd2)sinθ2・・・(MC−c)
続いて、図39〜図41を参照して、キートップ732の隣り合う隅部同士の中間位置又はその近傍の押下時におけるドームスイッチ48A〜48Eの同時押し防止の条件について説明する。ここで、第7実施形態においては、キートップ732が矩形状であり、突起部材750a〜750dがそれぞれキートップ732の縁近傍まで延在しているので、突起部材750a,750bによってキートップ732の隣り合う隅部である隅部732Bと隅部732Cとの中間位置又はその近傍を押下した場合でも周辺ドームスイッチ48B,48Cの同時押しが防止されており、突起部材750c,750dによってキートップ732の隣り合う隅部である隅部732Dと隅部732Eとの中間位置又はその近傍を押下した場合でも周辺ドームスイッチ48D,48Eの同時押しが防止されている。そのため、キートップ732の隣り合う隅部である隅部732Bと隅部732C、及び、隅部732Dと隅部732Eとの同時押し防止の条件についての説明は省略する。一方、キートップ732の隣り合う隅部である隅部732Cと隅部732D、及び、隅部732Bと隅部732Eとの中間位置又はその近傍を押下したときの条件は同じであるため、以下では、キートップ732の隅部732Cと隅部732Dと中間位置又はその近傍の押下時におけるドームスイッチ48A,48C,48Dの同時押し防止の条件について説明する。
条件(MS1):突起部材750b,750cの一部が基板36に当接すると共に突起部材750fが基板36に当接するまでキートップ732の隅部732Cと隅部732Dとの中間位置又はその近傍を押下した時に、どちらのドームスイッチ48C,48Dも座屈(反転)しないこと
条件(MS2):突起部材750b,750cの一部が基板36に当接すると共に突起部材750fが基板36に当接するまでキートップ732の隅部732Cと隅部732Dとの中間位置又はその近傍を押下した時に、中央突起744Aによって中央ドームスイッチ48Aが座屈(反転)しないこと
Gpss≧Ds・・・(MS1)
Ds−Gpss≦γ×(Ds−Ts)・・・(MS1.1)
(ここで、γは、0≦γ<1を満たす定数であり、1/3〜1/2以下であると好ましく、小さな値であるほど好ましい。)
Gpss=Rscosθ3−Pscosθ3・・・(MS−a)
Gpcs≧Dc・・・(MS2)
Dc−Gpcs≦δ×(Dc−Tc)・・・(MS2.1)
(ここで、δは、0≦δ<1を満たす定数であり、1/3〜1/2以下であると好ましく、小さな値であるほど好ましい。)
Gpcs=Rccosθ3+Kv1sinθ3−Pccosθ3・・・(MS−b)
Rccosθ3=Kv2sinθ3+Rscosθ3・・・(MS−c)
続いて、上述した条件及び式に基づいて、ドームスイッチ48A〜48Eの同時押しの防止を実現できる入力キー730の設計方法について説明する。
Lc’:突起部材750a〜750dの先端が保持シート734の下面に当接するまでキートップ732の中央部732Aを押下した時の、中央ドームスイッチ48Aの頂点と基板36との直線距離、すなわち、突起部材750a〜750dの長さ(Rc)と中央突起744Aの長さ(Pc)との差(Rc−Pc)
Gps’:保持シート734が突起部材750a〜750dの先端に当接するまでキートップ732の中央部732Aを押下した時の、周辺突起744B〜744Eの先端と基板36との直線距離、すなわち、突起部材750a〜750dの長さ(Rc)と周辺突起744B〜744Eの長さ(Ps)との差(Rc−Ps)
Grs’:周辺突起744Dの先端と基板36との直線距離がLsとなるまでキートップ732の隅部732Dを押下した時の、突起部材750fの先端と保持シート734の下面との鉛直方向における離間距離
Grc’:中央突起744Aの先端が中央ドームスイッチ48Aに当接すると共に周辺突起744Dの先端が周辺ドームスイッチ48Dに当接するまでキートップ732の中央部732Aと隅部732Dとの中間位置を押下した時の、突起部材750cの先端と保持シート734の下面との鉛直方向における離間距離
Gpss’:突起部材750b,750cの先端の一部が保持シート734の下面に当接すると共に突起部材750fの先端が保持シート734の下面に当接するまでキートップ732の隅部732Cと隅部732Dとの中間位置を鉛直方向に押下した時の、周辺突起744C(744D)の先端と基板36との直線距離
Gpcs’:突起部材750b,750cの先端の一部が保持シート734の下面に当接すると共に突起部材750fの先端が保持シート734の下面に当接するまでキートップ732の隅部732Cと隅部732Dとの中間位置を鉛直方向に押下した時の、中央突起744Aの先端と基板36との直線距離
θ3’:突起部材750b,750cの先端の一部が保持シート734の下面に当接すると共に突起部材750fの先端が保持シート734の下面に当接するまでキートップ732の隅部732Cと隅部732Dとの中間位置を鉛直方向に押下した時の、中央突起744A及び突起部材750e,750fを通る直線(D−D線)での横断面における、保持シート734の下面と基板36の表面とがなす角(図38参照)
Gps’≧Ds・・・(C2’)
Gps’≧Ts・・・(C2.1’)
Gpc=Rc+Kd1sinθ1−Pccosθ1・・・(S−a’)
Grs’≧0・・・(S3)
Grs’=Rc−Rs・・・(S−b’)
Gs=Rc−(Kd2+Kd3)sinθ1・・・(S−c’)
Gf=Fb−Rc−(Kd1+Kd4)sinθ1−Ss・・・(S−d’)
Rc=Kd2sinθ1+Pscosθ1+Ls・・・(S−e’)
Grc’≦0・・・(MC1’)
Grc’=Dc+Pccosθ2−Kd1sinθ2−Rc・・・(MC−a’)
Grc’=Ds+Pscosθ2+Kd2sinθ2−Rc・・・(MC−b’)
Gpss’≧Ds・・・(MS1’)
Ds−Gpss’≦γ×(Ds−Ts)・・・(MS1.1’)
Gpss’=Rs−Pscosθ3’・・・(MS−a’)
Gpcs’≧Dc・・・(MS2’)
Dc−Gpcs’≦δ×(Dc−Tc)・・・(MS2.1’)
Gpcs’=Rc+Kv1sinθ3’−Pccosθ3’・・・(MS−b’)
Rc=Kv2sinθ3’+Rs・・・(MS−c’)
Claims (36)
- 入力される情報が複数割り当てられている入力キーを1つ以上備え、前記入力キーの割り当てられている部分が押下されることにより基板に形成されているスイッチ部が接触動作を行う入力装置であって、
前記入力キーは、
前記基板と所定間隔を有するように保持され、中央部並びに前記中央部を挟んで対向しない第1及び第2周辺部においてそれぞれ押下操作が行われるキートップと、
前記中央部と前記第1周辺部との間に配設され、押下操作による前記キートップの押下量を規制する第1中央突起部と、
前記中央部と前記第2周辺部との間に配設され、押下操作による前記キートップの押下量を規制する第2中央突起部と、
前記第1周辺部と前記第2周辺部との間に配設され、押下操作による前記キートップの押下量を規制する周辺突起部とを有することを特徴とする入力装置。 - 前記基板には、押下されることにより情報入力を行わせるスイッチ部が、前記中央部、前記第1周辺部、および前記第2周辺部に対応した位置にそれぞれ形成され、
前記キートップには、前記スイッチ部に対して押下作用を行わせる突起がそれぞれ形成されており、
前記中央部に対する突起は、前記第1周辺部および第2周辺部に対する突起より、長く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。 - 前記第1または第2周辺部に対応する突起は、
前記キートップの中央部が押下された場合、前記第1または第2周辺部に対応する突起が当該突起に対応するスイッチ部を押下しない高さに形成されるとともに、
前記キートップの第1または第2の周辺部が押下された場合、前記中央部に対応する突起が当該突起に対応するスイッチ部を押下しない高さに形成されていることを特徴とする請求項2に記載の入力装置。 - 入力される情報が複数割り当てられている入力キーを1つ以上備え、前記入力キーの割り当てられている部分が押下されることにより基板に形成されているスイッチ部が接触動作を行う入力装置であって、
前記入力キーは、
基板と所定間隔を有するように保持され、中央部、前記中央部を挟んで対向しない第1及び第2周辺部並びに前記中央部を挟んで対向しない第3及び第4周辺部においてそれぞれ押下操作が行われるキートップと、
前記中央部と前記第1周辺部との間に配設され、押下操作による前記キートップの押下量を規制する第1中央突起部と、
前記中央部と前記第2周辺部との間に配設され、押下操作による前記キートップの押下量を規制する第2中央突起部と、
前記中央部と前記第3周辺部との間に配設され、押下操作による前記キートップの押下量を規制する第3中央突起部と、
前記中央部と前記第4周辺部との間に配設され、押下操作による前記キートップの押下量を規制する第4中央突起部と、
前記第1周辺部と前記第2周辺部との間に配設され、押下操作による前記キートップの押下量を規制する第1周辺突起部と、
前記第3周辺部と前記第4周辺部との間に配設され、押下操作による前記キートップの押下量を規制する第2周辺突起部とを有することを特徴とする入力装置。 - 前記第1〜第4中央突起部は、所定の幅を有する幅部分によって前記キートップの押下量をそれぞれ規制し、
前記第1中央突起部の幅部分は、前記中央部と前記第1周辺部とを結ぶ直線に対して略垂直に交差するように配置され、
前記第2中央突起部の幅部分は、前記中央部と前記第2周辺部とを結ぶ直線に対して略垂直に交差するように配置され、
前記第3中央突起部の幅部分は、前記中央部と前記第3周辺部とを結ぶ直線に対して略垂直に交差するように配置され、
前記第4中央突起部の幅部分は、前記中央部と前記第4周辺部とを結ぶ直線に対して略垂直に交差するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載された入力装置。 - 前記キートップの裏面又は前記基板の表面の一方に、前記第1〜第4中央突起部が設けられ、
前記キートップの裏面又は前記基板の表面の他方に、前記第1〜第4中央突起部と遊嵌する遊嵌突起部が設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載された入力装置。 - 前記第1〜第4中央突起部と接触する前記遊嵌突起部の接触面が円弧面となっていることを特徴とする請求項6に記載された入力装置。
- 前記第1中央突起部は、前記中央部から前記第1周辺部の方向に向かうにつれて前記基板との距離が小さくなるような傾斜面を有し、
前記第2中央突起部は、前記中央部から前記第2周辺部の方向に向かうにつれて前記基板との距離が小さくなるような傾斜面を有し、
前記第3中央突起部は、前記中央部から前記第3周辺部の方向に向かうにつれて前記基板との距離が小さくなるような傾斜面を有し、
前記第4中央突起部は、前記中央部から前記第4周辺部の方向に向かうにつれて前記基板との距離が小さくなるような傾斜面を有することを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載された入力装置。 - 前記入力キーは、前記キートップを保持する保持シートを更に有し、
前記保持シートは、前記第1〜第4周辺部のうちの一の周辺部が押下操作されたときに、前記第1〜第4中央突起部のうち押下操作された一の周辺部に対応する中央突起部が作用点として機能することによる前記第1〜第4周辺部のうちの他の周辺部の上昇が生じない位置に前記キートップを保持していることを特徴とする請求項1又は4に記載された入力装置。 - 前記キートップは、弾性変形可能な弾性部材によって前記基板上に支持されていることを特徴とする請求項9に記載された入力装置。
- 前記保持シートは、前記第1〜第4周辺部以外の部分において前記キートップを保持していることを特徴とする請求項9又は10に記載された入力装置。
- 前記保持シートは、前記保持シートにおける前記第1〜第4周辺部に対応する部分が前記保持シートにおける前記第1〜第4周辺部以外の部分に対応する部分よりも伸張しやすくなるように、前記キートップを保持していることを特徴とする請求項9又は10に記載された入力装置。
- 前記キートップの側面には突起が形成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載された入力装置。
- 前記キートップに対応する位置に開口が形成され、外部から操作可能となるよう前記キートップが前記開口から露出されるフレームを更に備え、
前記キートップの側面と対向する前記フレームの側面には突起が形成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載された入力装置。 - 前記基板には、押下されることにより情報入力を行わせるスイッチ部が、前記中央部および前記第1〜4周辺部に対応した位置にそれぞれ形成され、
前記キートップには、前記スイッチ部に対して押下作用を行わせる突起がそれぞれ形成されており、
前記中央部に対する突起は、前記第1〜4周辺部に対する突起より、長く形成されていることを特徴とする請求項4に記載の入力装置。 - 前記第1〜第4周辺部に対応する突起は、
前記キートップの中央部が押下された場合、前記第1〜第4周辺部に対応する突起が当該突起に対応するスイッチ部を押下しない高さに形成されるとともに、
前記キートップの第1〜第4周辺部が押下された場合、前記中央部に対応する突起が当該突起に対応するスイッチ部を押下しない高さに形成されていることを特徴とする請求項15に記載の入力装置。 - 前記入力キーは、前記キートップを保持する保持シートを更に有し、
前記第1及び第2中央突起部並びに前記周辺突起部は、前記キートップの下面に突設され、
前記第1及び第2中央突起部は、所定の幅を有する幅部分によって前記キートップの押下量をそれぞれ規制し、
前記第1中央突起部の幅部分は、前記中央部と前記第1周辺部とを結ぶ直線に対して略垂直に交差するように配置され、
前記第2中央突起部の幅部分は、前記中央部と前記第2周辺部とを結ぶ直線に対して略垂直に交差するように配置され、
前記基板には、押下されることにより情報入力を行わせる中央スイッチ部、第1周辺スイッチ部及び第2周辺スイッチ部が、前記中央部、前記第1周辺部及び前記第2周辺部に対応した位置にそれぞれ形成され、
前記キートップには、前記中央スイッチ部、前記第1周辺スイッチ部及び前記第2周辺スイッチ部に対して押下操作を行わせる中央突起、第1周辺突起及び第2周辺突起がそれぞれ形成されており、
パラメータKd1,Kd2,Pc,Ps,Rc,Dc,Ds,Grc,θ2を
Kd1:前記中央突起と前記第1中央突起部との平面視における直線距離
Kd2:前記第1中央突起部と前記第1周辺突起との平面視における直線距離
Pc:前記中央突起の長さ
Ps:前記第1及び第2周辺突起の長さ
Rc:前記第1及び第2中央突起部の長さ
Dc:前記中央スイッチ部の高さ
Ds:前記第1及び第2周辺スイッチ部の高さ
Grc:前記中央突起の先端が前記中央スイッチ部に当接すると共に前記第1周辺突起の先端が前記第1周辺スイッチ部に当接するまで前記キートップの前記中央部と前記第1周辺部との中間位置を押下した時の、前記第1中央突起部の先端と前記基板との直線距離
θ2:前記中央突起の先端が前記中央スイッチ部に当接すると共に前記第1周辺突起の先端が前記第1周辺スイッチ部に当接するまで前記キートップの前記中央部と前記第1周辺部との中間位置を押下した時の、前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線での横断面における、前記保持シートの下面と前記基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MC−a)及び(MC−b)にて求められるGrcが下記式(MC1)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
Grc≦0・・・(MC1)
Grc=Dc+Pccosθ2−Kd1sinθ2−Rccosθ2・・・(MC−a)
Grc=Ds+Pscosθ2+Kd2sinθ2−Rccosθ2・・・(MC−b)
[ただし、上記式(MC−a)及び(MC−b)中、θ2は下記式(MC−c)にて求められる。
Dc+Pccosθ2=Ds+Pscosθ2+(Kd1+Kd2)sinθ2・・・(MC−c)] - パラメータTc,Tsを
Tc:押圧された前記中央スイッチ部が座屈を開始する時の、前記中央スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
Ts:押圧された前記第1及び第2周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、前記第1及び第2周辺スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
とそれぞれ定義したときに、Grcが、上記式(MC1)の代わりに、下記式(MC1.1)及び(MC1.2)を満たすことを特徴とする請求項17に記載の入力装置。
Grc≦β×(Ds−Ts)・・・(MC1.1)
Grc≦β×(Dc−Tc)・・・(MC1.2)
(ここで、βは、0≦β<1を満たす定数である。) - パラメータTc,Lc,Gpsを
Tc:押圧された前記中央スイッチ部が座屈を開始する時の、前記中央スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
Lc:前記第1及び第2中央突起部が前記基板に当接するまで前記キートップの前記中央部を押下した時の、前記中央スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離、すなわち、前記第1及び第2中央突起部の長さ(Rc)と前記中央突起の長さ(Pc)との差(Rc−Pc)
Gps:前記第1及び第2中央突起部が前記基板に当接するまで前記キートップの前記中央部を押下した時の、前記第1及び第2周辺突起の先端と前記基板との直線距離、すなわち、前記第1及び第2中央突起部の長さ(Rc)と前記第1及び第2周辺突起の長さ(Ps)との差(Rc−Ps)
とそれぞれ定義したときに、下記式(C1)及び(C2)にて表される関係が満たされていることを特徴とする請求項17又は18に記載の入力装置。
Tc−Lc≧αc×(Dc−Tc)・・・(C1)
(ここで、αcは、0<αc≦Tc/(Dc−Tc)を満たす定数である。)
Gps≧Ds・・・(C2) - パラメータTsを
Ts:押圧された前記第1及び第2周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、前記第1及び第2周辺スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
と定義したときに、Gpsが、上記式(C2)の代わりに、下記式(C2.1)を満たすことを特徴とする請求項19に記載の入力装置。
Gps>Ts・・・(C2.1) - 前記入力キーは、前記入力キーが内側に配置され、外部から操作可能となるように前記キートップが露出される開口が形成されているフレームを更に有し、
パラメータKv2,Kd3,Kd4,Rs,Ts,Gpc,Grs,Gf,Gs,Fb,Ss,Ls,θ,θ1を
Kv2:前記第1中央突起部の前記第1周辺突起部に近い側における端部から前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線との交点と、前記第1周辺突起部との平面視における直線距離
Kd3:前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線において、前記第1周辺突起と前記キートップの前記第1周辺突起に近い側における縁との平面視における直線距離
Kd4:前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線において、前記中央突起と前記キートップの前記第1周辺突起と遠い側における縁との平面視における直線距離
Rs:前記第1及び第2周辺突起部の長さ
Ts:押圧された前記第1及び第2周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、前記第1及び第2周辺スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
Fb:前記フレームの下面と前記基板との直線距離
Ss:前記保持シートの厚さ
Ls:前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離
Gpc:前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離がLsとなるまで前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記中央突起の先端と前記基板との直線距離
Grs:前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離がLsとなるまで前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記第1周辺突起部の先端と前記基板との直線距離
Gf:前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離がLsとなるまで前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記フレームの高さと、前記保持シートの上面のうち最も上方に位置する部分の高さとの差
Gs:前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離がLsとなるまで前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記保持シートの下面のうち最も下方に位置する部分と、前記基板との直線距離
θ:平面視における、前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線と、前記中央突起及び前記第2周辺突起を通る直線とがなす角を2で割った値
θ1:前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離がLsとなるまで前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線での横断面における、前記保持シートの下面と前記基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(S1)にて表される関係が満たされていると共に、下記式(S−a)にて求められるGpcが下記式(S2)を満たし、下記式(S−b)にて求められるGrsが下記式(S3)を満たし、下記式(S−c)にて求められるGsが下記式(S4.1)を満たし、且つ、下記式(S−d)にて求められるGfが下記式(S4.2)を満たすことを特徴とする請求項17〜20のいずれか一項に記載の入力装置。
Ts−Ls≧αs×(Ds−Ts)・・・(S1)
(ここで、αsは、0<αs≦Ts/(Ds−Ts)を満たす定数である。)
Gpc≧Ds・・・(S2)
Grs≧0・・・(S3)
Gs≧0・・・(S4.1)
Gf≧0・・・(S4.2)
Gpc=Rccosθ1+Kd1sinθ1−Pccosθ1・・・(S−a)
Grs=Rccosθ1−Kv2cosθsinθ1−Rscosθ1・・・(S−b)
Gs=Rccosθ1−(Kd2+Kd3)sinθ1・・・(S−c)
Gf=Fb−Rccosθ1−(Kd1+Kd4)sinθ1−Ss・・・(S−d)
[ただし、上記式(S−a)〜(S−d)中、θ1は下記式(S−e)にて求められる。
Rccosθ1=Kd2sinθ1+Pscosθ1+Ls・・・(S−e)] - パラメータTcを
Tc:押圧された前記中央スイッチ部が座屈を開始する時の、前記中央スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
と定義したときに、Gpcが、上記式(S2)の代わりに、下記式(S2.1)を満たすことを特徴とする請求項21に記載の入力装置。
Gpc>Tc・・・(S2.1) - パラメータKv1,Kv2,Rs,Gpss,Gpcs,θ3を
Kv1:前記中央突起と、前記第1中央突起部の前記第1周辺突起部に近い側における端部から前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線との交点との平面視における直線距離
Kv2:前記第1中央突起部の前記第1周辺突起部に近い側における端部から前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線との交点と、前記第1周辺突起部との平面視における直線距離
Rs:前記第1及び第2周辺突起部の長さ
Gpss:前記第1及び第2中央突起部の一部が前記基板に当接すると共に前記第1周辺突起部が前記基板に当接するまで前記キートップの前記第1周辺部と前記第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、前記第1及び第2周辺突起の先端と前記基板との直線距離
Gpcs:前記第1及び第2中央突起部の一部が前記基板に当接すると共に前記第1周辺突起部が前記基板に当接するまで前記キートップの前記第1周辺部と前記第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、前記中央突起の先端と前記基板との直線距離
θ3:前記第1及び第2中央突起部の一部が前記基板に当接すると共に前記第1周辺突起部が前記基板に当接するまで前記キートップの前記第1周辺部と前記第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線での横断面における、前記保持シートの下面と前記基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MS−a)にて求められるGpssが下記式(MS1)を満たし、且つ、下記式(MS−b)にて求められるGpcsが下記式(MS2)を満たすことを特徴とする請求項17〜22のいずれか一項に記載の入力装置。
Gpss≧Ds・・・(MS1)
Gpcs≧Dc・・・(MS2)
Gpss=Rscosθ3−Pscosθ3・・・(MS−a)
Gpcs=Rccosθ3+Kv1sinθ3−Pccosθ3・・・(MS−b)
[ただし、上記式(MS−a)及び(MS−b)中、θ3は下記式(MS−c)にて求められる。
Rccosθ3=Kv2sinθ3+Rscosθ3・・・(MS−c)] - Gpssが、上記式(MS1)の代わりに、下記式(MS1.1)を満たすことを特徴とする請求項23に記載の入力装置。
Ds−Gpss≦γ×(Ds−Ts)・・・(MS1.1)
(ここで、γは、0≦γ<1を満たす定数である。) - パラメータTcを
Tc:押圧された前記中央スイッチ部が座屈を開始する時の、前記中央スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
と定義したときに、Gpcsが、上記式(MS2)の代わりに、下記式(MS2.1)を満たすことを特徴とする請求項23又は24に記載の入力装置。
Dc−Gpcs≦δ×(Dc−Tc)・・・(MS2.1)
(ここで、δは、0≦δ<1を満たす定数である。) - 前記入力キーは、前記キートップを保持する保持シートを更に有し、
前記第1及び第2中央突起部並びに前記周辺突起部は、前記基板上に突設され、
前記第1及び第2中央突起部は、所定の幅を有する幅部分によって前記キートップの押下量をそれぞれ規制し、
前記第1中央突起部の幅部分は、前記中央部と前記第1周辺部とを結ぶ直線に対して略垂直に交差するように配置され、
前記第2中央突起部の幅部分は、前記中央部と前記第2周辺部とを結ぶ直線に対して略垂直に交差するように配置され、
前記基板には、押下されることにより情報入力を行わせる中央スイッチ部、第1周辺スイッチ部及び第2周辺スイッチ部が、前記中央部、前記第1周辺部及び前記第2周辺部に対応した位置にそれぞれ形成され、
前記キートップには、前記中央スイッチ部、前記第1周辺スイッチ部及び前記第2周辺スイッチ部に対して押下操作を行わせる中央突起、第1周辺突起及び第2周辺突起がそれぞれ形成されており、
パラメータKd1,Kd2,Pc,Ps,Rc,Dc,Ds,Grc’,θ2を
Kd1:前記中央突起と前記第1中央突起部との平面視における直線距離
Kd2:前記第1中央突起部と前記第1周辺突起との平面視における直線距離
Pc:前記中央突起の長さ
Ps:前記第1及び第2周辺突起の長さ
Rc:前記第1及び第2中央突起部の長さ
Dc:前記中央スイッチ部の高さ
Ds:前記第1及び第2周辺スイッチ部の高さ
Grc’:前記中央突起の先端が前記中央スイッチ部に当接すると共に前記第1周辺突起の先端が前記第1周辺スイッチ部に当接するまで前記キートップの前記中央部と前記第1周辺部との中間位置を押下した時の、前記第1中央突起部の先端と前記キートップの下面及び前記保持シートの下面のうち近い方との鉛直方向における離間距離
θ2:前記中央突起の先端が前記中央スイッチ部に当接すると共に前記第1周辺突起の先端が前記第1周辺スイッチ部に当接するまで前記キートップの前記中央部と前記第1周辺部との中間位置を押下した時の、前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線での横断面における、前記保持シートの下面と前記基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MC−a’)及び(MC−b’)にて求められるGrc’が下記式(MC1’)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
Grc’≦0・・・(MC1’)
Grc’=Dc+Pccosθ2−Kd1sinθ2−Rc・・・(MC−a’)
Grc’=Ds+Pscosθ2+Kd2sinθ2−Rc・・・(MC−b’)
[ただし、上記式(MC−a’)及び(MC−b’)中、θ2は下記式(MC−c)にて求められる。
Dc+Pccosθ2=Ds+Pscosθ2+(Kd1+Kd2)sinθ2・・・(MC−c)] - 前記入力キーは、前記キートップを保持する保持シートを更に有し、
前記第1〜第4中央突起部並びに第1及び第2周辺突起部は、前記キートップの下面に突設され、
前記基板には、押下されることにより情報入力を行わせる中央スイッチ部、第1周辺スイッチ部、第2周辺スイッチ部、第3周辺スイッチ部及び第4周辺スイッチ部が、前記中央部、前記第1周辺部、前記第2周辺部、前記第3周辺部及び前記第4周辺部に対応した位置にそれぞれ形成され、
前記キートップには、前記中央スイッチ部、前記第1周辺スイッチ部、前記第2周辺スイッチ部、前記第3周辺スイッチ部及び前記第4周辺スイッチ部に対して押下操作を行わせる中央突起、第1周辺突起、第2周辺突起、第3周辺突起及び第4周辺突起がそれぞれ形成されており、
パラメータKd1,Kd2,Pc,Ps,Rc,Dc,Ds,Grc,θ2を
Kd1:前記中央突起と前記第1中央突起部との平面視における直線距離
Kd2:前記第1中央突起部と前記第1周辺突起との平面視における直線距離
Pc:前記中央突起の長さ
Ps:前記第1〜第4周辺突起の長さ
Rc:前記第1〜第4中央突起部の長さ
Dc:前記中央スイッチ部の高さ
Ds:前記第1〜第4周辺スイッチ部の高さ
Grc:前記中央突起の先端が前記中央スイッチ部に当接すると共に前記第1周辺突起の先端が前記第1周辺スイッチ部に当接するまで前記キートップの前記中央部と前記第1周辺部との中間位置を押下した時の、前記第1中央突起部の先端と前記基板との直線距離
θ2:前記中央突起の先端が前記中央スイッチ部に当接すると共に前記第1周辺突起の先端が前記第1周辺スイッチ部に当接するまで前記キートップの前記中央部と前記第1周辺部との中間位置を押下した時の、前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線での横断面における、前記保持シートの下面と前記基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MC−a)及び(MC−b)にて求められるGrcが下記式(MC1)を満たすことを特徴とする請求項5に記載の入力装置。
Grc≦0・・・(MC1)
Grc=Dc+Pccosθ2−Kd1sinθ2−Rccosθ2・・・(MC−a)
Grc=Ds+Pscosθ2+Kd2sinθ2−Rccosθ2・・・(MC−b)
[ただし、上記式(MC−a)及び(MC−b)中、θ2は下記式(MC−c)にて求められる。
Dc+Pccosθ2=Ds+Pscosθ2+(Kd1+Kd2)sinθ2・・・(MC−c)] - パラメータTc,Tsを
Tc:押圧された前記中央スイッチ部が座屈を開始する時の、前記中央スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
Ts:押圧された前記第1〜第4周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、前記第1〜第4周辺スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
とそれぞれ定義したときに、Grcが、上記式(MC1)の代わりに、下記式(MC1.1)及び(MC1.2)を満たすことを特徴とする請求項27に記載の入力装置。
Grc≦β×(Ds−Ts)・・・(MC1.1)
Grc≦β×(Dc−Tc)・・・(MC1.2)
(ここで、βは、0≦β<1を満たす定数である。) - パラメータTc,Lc,Gpsを
Tc:押圧された前記中央スイッチ部が座屈を開始する時の、前記中央スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
Lc:前記第1〜第4中央突起部が前記基板に当接するまで前記キートップの前記中央部を押下した時の、前記中央スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離、すなわち、前記第1〜第4中央突起部の長さ(Rc)と前記中央突起の長さ(Pc)との差(Rc−Pc)
Gps:前記第1〜第4中央突起部が前記基板に当接するまで前記キートップの前記中央部を押下した時の、前記第1〜第4周辺突起の先端と前記基板との直線距離、すなわち、前記第1〜第4中央突起部の長さ(Rc)と前記第1〜第4周辺突起の長さ(Ps)との差(Rc−Ps)
とそれぞれ定義したときに、下記式(C1)及び(C2)にて表される関係が満たされていることを特徴とする請求項27又は28に記載の入力装置。
Tc−Lc≧αc×(Dc−Tc)・・・(C1)
(ここで、αcは、0<αc≦Tc/(Dc−Tc)を満たす定数である。)
Gps≧Ds・・・(C2) - パラメータTsを
Ts:押圧された前記第1〜第4周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、前記第1〜第4周辺スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
と定義したときに、Gpsが、上記式(C2)の代わりに、下記式(C2.1)を満たすことを特徴とする請求項29に記載の入力装置。
Gps>Ts・・・(C2.1) - 前記入力キーは、前記入力キーが内側に配置され、外部から操作可能となるように前記キートップが露出される開口が形成されているフレームを更に有し、
パラメータKv2,Kd3,Kd4,Rs,Ts,Gpc,Grs,Gf,Gs,Fb,Ss,Ls,θ,θ1を
Kv2:前記第1中央突起部の前記第1周辺突起部に近い側における端部から前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線との交点と、前記第1周辺突起部との平面視における直線距離
Kd3:前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線において、前記第1周辺突起と前記キートップの前記第1周辺突起に近い側における縁との平面視における直線距離
Kd4:前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線において、前記中央突起と前記キートップの前記第1周辺突起と遠い側における縁との平面視における直線距離
Rs:前記第1及び第2周辺突起部の長さ
Ts:押圧された前記第1〜第4周辺スイッチ部が座屈を開始する時の、前記第1〜第4周辺スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
Fb:前記フレームの下面と前記基板との直線距離
Ss:前記保持シートの厚さ
Ls:前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離
Gpc:前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離がLsとなるまで前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記中央突起の先端と前記基板との直線距離
Grs:前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離がLsとなるまで前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記第1周辺突起部の先端と前記基板との直線距離
Gf:前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離がLsとなるまで前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記フレームの高さと、前記保持シートの上面のうち最も上方に位置する部分の高さとの差
Gs:前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離がLsとなるまで前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記保持シートの下面のうち最も下方に位置する部分と、前記基板との直線距離
θ:平面視における、前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線と、前記中央突起及び前記第2周辺突起を通る直線とがなす角を2で割った値
θ1:前記第1周辺突起の先端と前記基板との直線距離がLsとなるまで前記キートップの前記第1周辺部を押下した時の、前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線での横断面における、前記保持シートの下面と前記基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(S1)にて表される関係が満たされていると共に、下記式(S−a)にて求められるGpcが下記式(S2)を満たし、下記式(S−b)にて求められるGrsが下記式(S3)を満たし、下記式(S−c)にて求められるGsが下記式(S4.1)を満たし、且つ、下記式(S−d)にて求められるGfが下記式(S4.2)を満たすことを特徴とする請求項27〜30のいずれか一項に記載の入力装置。
Ts−Ls≧αs×(Ds−Ts)・・・(S1)
(ここで、αsは、0<αs≦Ts/(Ds−Ts)を満たす定数である。)
Gpc≧Ds・・・(S2)
Grs≧0・・・(S3)
Gs≧0・・・(S4.1)
Gf≧0・・・(S4.2)
Gpc=Rccosθ1+Kd1sinθ1−Pccosθ1・・・(S−a)
Grs=Rccosθ1−Kv2cosθsinθ1−Rscosθ1・・・(S−b)
Gs=Rccosθ1−(Kd2+Kd3)sinθ1・・・(S−c)
Gf=Fb−Rccosθ1−(Kd1+Kd4)sinθ1−Ss・・・(S−d)
[ただし、上記式(S−a)〜(S−d)中、θ1は下記式(S−e)にて求められる。
Rccosθ1=Kd2sinθ1+Pscosθ1+Ls・・・(S−e)] - パラメータTcを
Tc:押圧された前記中央スイッチ部が座屈を開始する時の、前記中央スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
と定義したときに、Gpcが、上記式(S2)の代わりに、下記式(S2.1)を満たすことを特徴とする請求項31に記載の入力装置。
Gpc>Tc・・・(S2.1) - パラメータKv1,Kv2,Rs,Gpss,Gpcs,θ3を
Kv1:前記中央突起と、前記第1中央突起部の前記第1周辺突起部に近い側における端部から前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線との交点との平面視における直線距離
Kv2:前記第1中央突起部の前記第1周辺突起部に近い側における端部から前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線に向けて垂直に延びる直線と前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線との交点と、前記第1周辺突起部との平面視における直線距離
Rs:前記第1及び第2周辺突起部の長さ
Gpss:前記第1及び第2中央突起部の一部が前記基板に当接すると共に前記第1周辺突起部が前記基板に当接するまで前記キートップの前記第1周辺部と前記第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、前記第1及び第2周辺突起の先端と前記基板との直線距離
Gpcs:前記第1及び第2中央突起部の一部が前記基板に当接すると共に前記第1周辺突起部が前記基板に当接するまで前記キートップの前記第1周辺部と前記第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、前記中央突起の先端と前記基板との直線距離
θ3:前記第1及び第2中央突起部の一部が前記基板に当接すると共に前記第1周辺突起部が前記基板に当接するまで前記キートップの前記第1周辺部と前記第2周辺部との中間位置を鉛直方向に押下した時の、前記中央突起及び前記第1周辺突起部を通る直線での横断面における、前記保持シートの下面と前記基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MS−a)にて求められるGpssが下記式(MS1)を満たし、且つ、下記式(MS−b)にて求められるGpcsが下記式(MS2)を満たすことを特徴とする請求項27〜32のいずれか一項に記載の入力装置。
Gpss≧Ds・・・(MS1)
Gpcs≧Dc・・・(MS2)
Gpss=Rscosθ3−Pscosθ3・・・(MS−a)
Gpcs=Rccosθ3+Kv1sinθ3−Pccosθ3・・・(MS−b)
[ただし、上記式(MS−a)及び(MS−b)中、θ3は下記式(MS−c)にて求められる。
Rccosθ3=Kv2sinθ3+Rscosθ3・・・(MS−c)] - Gpssが、上記式(MS1)の代わりに、下記式(MS1.1)を満たすことを特徴とする請求項33に記載の入力装置。
Ds−Gpss≦γ×(Ds−Ts)・・・(MS1.1)
(ここで、γは、0≦γ<1を満たす定数である。) - パラメータTcを
Tc:押圧された前記中央スイッチ部が座屈を開始する時の、前記中央スイッチ部の頂点と前記基板との直線距離
と定義したときに、Gpcsが、上記式(MS2)の代わりに、下記式(MS2.1)を満たすことを特徴とする請求項33又は34に記載の入力装置。
Dc−Gpcs≦δ×(Dc−Tc)・・・(MS2.1)
(ここで、δは、0≦δ<1を満たす定数である。) - 前記入力キーは、前記キートップを保持する保持シートを更に有し、
前記第1〜第4中央突起部並びに前記第1及び第2周辺突起部は、前記基板上に突設され、
前記基板には、押下されることにより情報入力を行わせる中央スイッチ部、第1周辺スイッチ部、第2周辺スイッチ部、第3周辺スイッチ部及び第4周辺スイッチ部が、前記中央部、前記第1周辺部、前記第2周辺部、前記第3周辺部及び前記第4周辺部に対応した位置にそれぞれ形成され、
前記キートップには、前記中央スイッチ部、前記第1周辺スイッチ部、前記第2周辺スイッチ部、前記第3周辺スイッチ部及び前記第4周辺スイッチ部に対して押下操作を行わせる中央突起、第1周辺突起、第2周辺突起、第3周辺突起及び第4周辺突起がそれぞれ形成されており、
パラメータKd1,Kd2,Pc,Ps,Rc,Dc,Ds,Grc’,θ2を
Kd1:前記中央突起と前記第1中央突起部との平面視における直線距離
Kd2:前記第1中央突起部と前記第1周辺突起との平面視における直線距離
Pc:前記中央突起の長さ
Ps:前記第1〜第4周辺突起の長さ
Rc:前記第1〜第4中央突起部の長さ
Dc:前記中央スイッチ部の高さ
Ds:前記第1〜第4周辺スイッチ部の高さ
Grc’:前記中央突起の先端が前記中央スイッチ部に当接すると共に前記第1周辺突起の先端が前記第1周辺スイッチ部に当接するまで前記キートップの前記中央部と前記第1周辺部との中間位置を押下した時の、前記第1中央突起部の先端と前記キートップの下面及び前記保持シートの下面のうち近い方との鉛直方向における離間距離
θ2:前記中央突起の先端が前記中央スイッチ部に当接すると共に前記第1周辺突起の先端が前記第1周辺スイッチ部に当接するまで前記キートップの前記中央部と前記第1周辺部との中間位置を押下した時の、前記中央突起及び前記第1周辺突起を通る直線での横断面における、前記保持シートの下面と前記基板の表面とがなす角
とそれぞれ定義したときに、下記式(MC−a’)及び(MC−b’)にて求められるGrc’が下記式(MC1’)を満たすことを特徴とする請求項5に記載の入力装置。
Grc’≦0・・・(MC1’)
Grc’=Dc+Pccosθ2−Kd1sinθ2−Rc・・・(MC−a’)
Grc’=Ds+Pscosθ2+Kd2sinθ2−Rc・・・(MC−b’)
[ただし、上記式(MC−a’)及び(MC−b’)中、θ2は下記式(MC−c)にて求められる。
Dc+Pccosθ2=Ds+Pscosθ2+(Kd1+Kd2)sinθ2・・・(MC−c)]
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